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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『青天を衝け』第13回に関して

第13回に関してです。

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栄一と喜作は京を目指して旅立つ。途中熊谷宿で、薩摩言葉の浪人が碁を打っているのを見かけるが、この人物こそ五代才助(友厚)だった。その時役人たちがやって来たため、2人は慌ててそっぽを向き、知らぬふりを装う。その後平岡家に向かった2人は、円四郎は不在であると言われる。しかし渋沢という苗字を聞いたやすは、平岡家家臣であるという証文を渡す。夫を守るようにとやすは2人に念を押すが、彼女自身、円四郎から最高の妻であると言われたのを思い出し、思わず笑みがこぼれるのだった。晴れて「武士」となった栄一たちは、身なりをそれらしく整えて京へ向かった。

11月、京に着いた彼らは、その華やかさに驚く。しかし京では新選組が幅を利かせ、副長の土方歳三に率いられた隊士が偵察を行っていた。そこにいた長州藩士が、新選組は元々浪士集団で、一橋慶喜の陰謀であると言う。しかも諸悪の根源は、平岡円四郎とまで言われていた。栄一たちは、自分たちは一橋家の威光にすがったわけではなく、あくまでも円四郎との男の約束で、助けてもらっただけだと自らを説得し、その後若州屋敷へ向かうが、円四郎は多忙で会うことはかなわなかった。そんな中、尾高惇忠は計画の後始末に追われていた。

同じ頃、渋沢宗助とまさは栄一たちの事情を知らないため、働き盛りの2人がお伊勢参りに行ったことに呆れていた。まさはていと、家をしっかり守れる者と縁組みさせようとしていたが、ていは尾高家の末弟である平九郎を密かに思っていた。そして長七郎は、再び江戸に出たいと言う。田舎でくすぶっていることに我慢できない様子だったが、惇忠は、栄一たちの報告を待つように諭す。この頃長七郎は悪夢でうなされたり、キツネが見えたりするなどと言い始めており、尾高家の人々は不安を抱いていた。

栄一たちは京に滞在するが、上等な旅館暮らしを続けており、また遊びもしたため懐が寂しくなっていた。そして年が明けた文久4=元治元(1864)年、慶喜、松平春嶽、松平容保、そして薩摩藩主の父である島津久光が朝議参与となっていた。久光は朝廷の要望である横浜港の鎖港と、長州の処分を検討すべきと主張したものの、なぜ京でも政をしなければならないのか、慶喜や幕府側の人間は不満だった。松平春嶽は、最早江戸だけでは処理できない、今までの考えは捨てて新しい世を作るべき、朝廷がこれからも横浜鎖港などと言ってくるのなら、幕府は政を返上すべきとまで慶喜に進言する。

円四郎は一橋家の用人、黒川嘉兵衛に対し、この参与会議を仕掛けた薩摩は信用できないと言う。薩摩は薩英戦争後、イギリスから武器を買って兵力を増強していた。さらに慶喜の実家である水戸から、原市之進が家臣に加わった。水戸は家中が分裂しており、藤田東湖の子小四郎は徒党を組んで攘夷を全うしようとしていた。同じ京では栄一たちが、借金まみれの生活をしており、すっかり里心がついていた。また攘夷を叫ぶ志士たちは行動しようとせず、栄一は故郷に文を送ることにする。その中には「横浜焼き打ち」や「眠る志士たちの目を覚まし」などという文句もしたためられていた。

この文には、長七郎の上洛を促す記述もあり、この弟の言動を心配していた惇忠は、中村三平と共に上洛させることにした。道中、長七郎は下野国吉田村で、河野顕三の墓参りをし、忠義の血を流せない自らの境遇を嘆く。しかしその頃から、長七郎には錫杖の音が聞こえるようになっていた。その後三平が宿を探している間、長七郎はキツネの嫁入りの幻を見て斬りかかるが、実際に斬ったのは飛脚だった。これがもとで、長七郎と三平は捕縛されて牢に入れられ、惇忠はそのことを栄一と喜作に書き送る。

早飛脚でのこの文を見た2人は唖然とする。長七郎が持っていた栄一たちの手紙、例の、横浜焼き打ちや志士について書いた手紙も没収され、身の危険を感じた2人は戸惑う。そこへ円四郎の部下である川村恵十郎がやって来て、彼らを円四郎の宿へ連れて行った。円四郎は彼等への取り締まりが京まで来ているが、平岡家家来ということで手を出せずにいると説明し、一体何が起こったのかと尋ねる。栄一たちはこの件に関して包み隠さずに話し、さらに、幕府にはもう頼れないので、一刻も早く倒すべきと悲憤慷慨していると打ち明ける。

円四郎は半ば呆れつつも、この両名が人の道理に外れてはいないことから、一橋家に仕えるように勧める。2人は驚くが、円四郎はこう言い聞かせる。
「いたすらに幕府を倒すために命を投げ出したところで、それが本当に国のためになるのかどうか、お前たちはまだ、そこんとこをわかっちゃいねえ」
円四郎は自らの立場はさておき、悪運も強そうな栄一と喜作を気に入っていたのである。

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今回は、栄一が幕府を転覆させるなどと明言したためか、家康公の登場はお休みでした。そして栄一と喜作は、円四郎のはからいで一橋家に仕えるように勧められます。江戸を発つ頃は、まだ武士の格好が如何にもそぐわなかった2人ですが、いよいよ本物の武士になる日がやって来たのです。

ところで栄一が、京で攘夷を叫ぶ武士は幕府への不満しか言わないと不満げですが、この当時はまだそのようなものだったでしょう。また元々武士でなく、雄藩の藩士や脱藩浪人などでない限り、伝手を作るのも難しかったのではないかと思います。

さて元治と改元されるこの文久4年は、この後池田谷事件が起き、長州が暴走して禁門の変が起きたしかる後に、時勢が変化して行くことになります。一方で参与会議。この大河で物足りない点として今までも書いて来ましたが、どうも政治が絡むと、いささか通り一遍な印象があります。松平春嶽の新しい世云々も、もう少し言い方があったのではないかと思うのですが…。あと大久保利通(一蔵)がちょっとしか出て来ないのも残念と言えば残念です。本来この人は、慶喜をつなぎ止める役割もあったはずなので。

それと何かにつけて書いている小松帯刀、本来久光が出て来るからには、この人物も出て来て然るべきかと思います。ところで今回、『西郷どん』で小松を演じた町田啓太さんが、土方副長となって登場していましたが、この人物がクローズアップされたのは『篤姫』からでした。その篤姫の小松は『西郷どん』の大久保、『西郷どん』の小松は前出のように、『青天を衝け』の土方なのですが、では『龍馬伝』の小松はというと、こちらは『麒麟がくる』の足利義昭です。

それと長七郎が何とも奇妙な行動に出ます。元々一本気なところがある人物のようですが、何かに取りつかれてしまったようですね。ただ彼のザンバラな髷が気になるのですが、血洗島を出る時に結い直せなかったのでしょうか。

飲み物-ロックグラスカクテル
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[ 2021/05/15 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』の登場人物について思ったこと

『青天を衝け』(先日放送分についてはこの次に投稿予定です)では、栄一の上洛に伴って五代友厚が登場します。この五代友厚、そして土方歳三や大久保利通などは、やはり大森美香さんが脚本を担当した、『あさが来た』でもお馴染みの顔ぶれです。その一方で、小松帯刀が登場していないことは少し前にも触れています。この人物は薩摩藩でも特に重要な位置を占めるので、その意味ではやや物足りなく感じられます。あるいは大政奉還時のみ、サプライズで登場ということになるのかも知れませんが。

恐らく大森さんとしては、あるいは制作統括としては、過去のこの朝ドラのイメージを継承したかったのかも知れません。しかし、やはり朝ドラと大河とは違うものです。この大河は面白い部分もありますし、さらに現時点ではまだ幕末であることから、やはり今までの幕末大河を踏まえたうえで、制作してほしいなと思います。どう考えても、薩摩は幕末の京には不可欠な存在ではあり、小松も西郷、大久保同様外せない存在です。昨年の『麒麟がくる』の信長に関して、過去の作品の信長のイメージを踏まえてほしいなと思ったことがありますが、ちょっとそれに似ているかも知れません。


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[ 2021/05/14 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『国盗り物語』に見る明智光秀 58

やがて光秀は足を搔き、立ち上がります。光秀の足元には血ぶくれた蚊が転がっていました。光秀はわら草履をはき、近習に松明を持たせて杉木立の中を進み、本堂にまず詣った後、奥ノ院を目指します。この奥ノ院は、最も霊験があらたかとされていました。
光秀はここで経を念じ、偈言をとなえた後みくじ匣から串を1本取り出します。その端には「凶」とありました。光秀はさらに1本引くもこれも凶であり、乱心したように匣を振ったところ、1本がこぼれ出、それは吉でした。しかし何度も振り立てて出た吉に、とても験があるようには思えませんでした。

光秀は串をまとめて折り、坂を下り始めます。足取りは重いものの、その重さに耐えてでも、自分の決意を実行しようという気持ちが息づき始めていました。神仏の加護がなくてもやらねばならぬことであり、その行動の結末がどのようであれ、この身が滅ぶだけだと彼は考えていました。
その翌日、京都側の登り口から連歌師の里村紹巴、昌叱(しょうしつ、里村紹巴の養子)らが登って来ます。光秀が連歌の興行の為に呼んだのですが、この頃織田家では、茶道好きの信長の趣味を反映して、茶道が大いに流行し、一方連歌は廃れ始めていました。連歌を嗜むのは光秀と細川藤孝くらいであり、そのため紹巴も彼らを頼りとしていました。

実は紹巴は信長を苦手としていました。かつて小牧に城を作った際、一句祝えと所望され
「あさ戸あけ 麓は柳桜かな」
と詠んだところ、武門の新城を開けるとは何事ぞと、信長の怒りを買ったことがあったためでした。
紹巴は、なぜこの期に及んで連歌の会なのかと不思議に思いますが、光秀は京の名残りに連歌を催したくなったと言い、さらに、ぜひ頼みたいことがあるとも言います。ちなみにこの紹巴は、親王や公卿、大名などとの交流もあり、打診役を頼まれたり、伝達役を任されたりすることもありました。しかし光秀が何を頼もうとしているのか、それは謎のままでした。

連歌の興行が始まります。紹巴は光秀が、発句を考え出すにしては苦悩している有様を目にして、妙だなと思っていました。やがて光秀は、自作を読み上げます。
「時は今 天が下しる五月哉」
これを聞いた紹巴は、光秀の意図を理解します。
時は今とは光秀の決意を表し、また「土岐は今」をかけているようにも取れます。天が下しるというのも、天下を冶(し)る、つまり統治するという意味が含まれているようです。

(さては、ご謀反か)
紹巴の持つ筆の先が、人目にもわかるほどに震えますが、彼と光秀以外の人物はこの句を文字の通りに解釈し、この句を受けた威徳院行祐の句はこのようなものでした。
「水上(みなかみ)まさる夏の庭山」
五月雨の季節、川の源あたりで水量が増え、庭山の緑があざやかであるという意味です。

紹巴は「おみごと」と声を上げ、自分の句を読み上げます。
「花落つる流れの末をせきとめて」
光秀の反逆の意を阻むという意味ですが、無論光秀以外に、この句の本当の意味を解した者はいませんでした。
最後は大善院宥源で、
「風はかすみを吹き送る暮」
と、ごく平凡に受けます。

光秀の愛宕参篭、そして愛宕百韻へと続いて行きます。この串を引く場面、光秀は最早神仏に判断をゆだねることなく、自分で決意したことを自分でやる、その心構えができたものと思われます。恐らく最初に吉が出ていれば、本人ももう少し心に余裕を持てたのでしょう。
そして愛宕百韻、本能寺前の有名な場面です。この「時は今」に、里村紹巴は光秀の決意、ひいては、光秀が自分に相談したいことが何であるのか、それを悟ったものと思われます。だからこそ諫める意味で、その反逆を翻すように促したのでしょうが、光秀の気持ちは変わらなかったようです。

ところで信長は連歌に興味を示さず、茶道、それも茶器の美術的な要素を愛したようです。これは、斎藤道三の茶好きが濃姫を通じて伝わったとも取れます。
一方で、父信秀が多少は嗜んだ連歌を彼は好みませんでした。京の人々に愛され、しかも中世的なにおいの強い連歌よりも、自分自身の視覚で良し悪しを判断できる茶器の方こそが、彼の好みにふさわしかったようです。
自然織田家の家臣たちも茶を好むようになり、連歌を嗜むのが旧幕臣の光秀と藤孝だけであったというのは、多分に象徴的でもあります。


飲み物-ワインのデキャンタとグラス
[ 2021/05/14 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

朝ドラ出演者と翌年の大河

たまたまNHKをつけていたところ、『おかえりモネ』の番宣が流れたのを見て、そう言えば来週からの放送であったことを思い出しました。この朝ドラはキャストに関心があるため、録画になるとは思いますが、一応観てみようかと考えています。朝ドラを観ることなどめったにない、観ても途中からというケースもある私にとって、これは珍しいことです。

ところで朝ドラの出演者が、その後大河ドラマに出るというのはありがちな話です。そういうわけで、前回の三谷大河だった『真田丸』と、その1年前、2015年の春夏に放送された朝ドラ『まれ』の出演者を、ここで比較したいと思います。

『まれ』と『真田丸』両方の出演者
(敬称略、なお高畑さんは不祥事により大河を途中降板)
大泉洋
草笛光子
小日向文世
高畑裕太
橋本マナミ
峯村リエ

こうして見ると、大泉さんや草笛さん、小日向さんは『真田丸』でも重要な役を演じています。また現時点で大泉さんと草笛さんは、『鎌倉殿の13人』の出演も決定しています。

一方『おかえりモネ』と『鎌倉殿の13人』の比較ですが、生憎今現在はっきりしているのは、鈴木京香さんのみです。無論前年の朝ドラに出演したからと言って、翌年の大河出演が約束されるわけでもなく、それぞれの俳優さんのスケジュールの都合もあるでしょうが、この朝ドラからあと何人か大河に出てほしいとは思います。

ところで大河と朝ドラ、それぞれを経験している人は多いのですが、両方で主役を務めた人となると、これはかなり少なくなります。今までのところ、はっきり主役と位置付けられているのは、『おひさま』と『花燃ゆ』で主演した井上真央さんのみです。無論どちらかの準主役、メインキャストレベルであれば、そこそこ有名な俳優さんが他にも何人かいますが、両方の主役というのは狭き門なのでしょうね。

飲み物-アイリッシュコーヒー
[ 2021/05/13 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『麒麟がくる』情報を2021年に見て感じたこと

先日の大河関連投稿で、新キャスト発表が『青天を衝け』なのか、『鎌倉殿の13人』なのかわからなくなると書いています。実際NHK公式サイトのこのページを見ると、それぞれの新キャストが交互に登場しているようにも見えます。

大河ドラマ|NHK_PR|NHKオンライン
(NHK ONLINE)

しかし、昨年一昨年の大河の情報がまだ残っているというのにはちょっと驚きです。特に『麒麟がくる』の情報は、公式サイトは既に閉鎖されているにも関わらず、まだかなりアップされています。ただし流石に沢尻エリカさんの画像や紹介はありません。かと言って、川口春奈さんが紹介されているわけではないので、帰蝶不在でちょっと奇妙な雰囲気です。

今から1年前、昨年の5月半ばには、桶狭間・越前編の出演者が発表されています。しかし私は越前編の途中から観なくなり、その後2,3のエピに目を通した以外は、未だすべての録画を観終わっていない状態です。

制作発表時の記事を見ると、「やり遂げて1年くらい天下が欲しい」と長谷川博己さんが語っています。しかし実際は沢尻さんの不祥事で放送そのものが遅れ、コロナ禍で収録ができず放送休止となり、しかも色遣いがけばけばしい、オリキャラが出過ぎ、山崎の合戦がないなどの理由で、色々批判もされました。
もちろん発表時は、そのようなことは予想だにしていなかったでしょうし、収録ができないなどの不可抗力もあったとはいえ、構成そのものをもうちょっと考えてほしかったです。

それにしても、この制作発表のページには
「「麒麟がくる」は、大河ドラマの原点に戻り、戦国初期の群雄割拠の戦乱のなか、各地の英傑たちが天下を狙って、命をかけ愛をかけ戦う、戦国のビギニングにして「一大叙事詩」です」
とありますが、どうも「大河ドラマの原点に戻った」とは言い難いところがありました。これなら、『青天を衝け』の血洗島のシーンの方が、もう少し大河らしいと思いますし、前にも書きましたが、この「戦国のビギニング」なる表現にも違和感ありです。「黎明期」とでもすればいいのに-とはいえ天文年間は戦国黎明期ではありませんが。


飲み物-アイスココア
[ 2021/05/12 00:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』新キャスト発表

『青天を衝け』新キャストの発表です。しかし最近新キャスト発表とあると、今年なのか来年なのかしばし迷います。ちょど今から秋ごろまでの間は、両者がダブりますからね。

物語の舞台は、海を越えた華の都・パリへ!
一方、日本では倒幕の機運がます諦ます高まり…
(NHK ONLINE)

新キャストは以下の通りです。(敬称略)

杉浦愛蔵(譲)-志尊淳
栗本鋤雲-池内万作
田辺太一-山中聡
向山一履-岡森諦
福地源一郎-犬養貴丈
高松凌雲-細田善彦
黒川嘉兵衛-みのすけ
原市之進-尾上寛之
松平容保-小日向星一
松平定敬-小日向春平
井上聞多(馨)-福士誠治

今回は男性ばかりのキャストです。登場人物も俳優さんも、良く知っている人、あまり知らない人様々というかたも多いでしょう。岡森さんは『八重の桜』以来とコメントしていますが、私としては『風林火山』の矢崎十吾郎を思い出します。細田さんは『真田丸』以来ですね。『相棒』のシーズン18に、ヒロコママの彼の役でも出演していました。2人の小日向さんは兄弟で、小日向文世さんの息子さんたちです。兄弟が兄弟を演じるのですね。あと志尊さんに福士さん、大河はこれが初めてというのがちょっと意外でした。

しかし、一部ツイートで言われていますが、今回は小松帯刀は登場しないのでしょうか。『篤姫』以来、『龍馬伝』と『西郷どん』でも登場していますし、薩摩関連の人物が出るなら、当然出してしかるべきかと思われます。地元薩摩の豚肉を、「豚一様」慶喜に献上してもいたりして、その意味で慶喜とも交流があった人物なのですが。


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[ 2021/05/11 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『国盗り物語』に見る明智光秀 57

信長が光秀に、毛利の領地である出雲と石見を斬り取りにせよと命じます。しかしその代わりに丹波を召し上げられるため、実質的に無禄で戦うことになり、それはあたかも人間の尻に油火をかけて走らせるが如きものでした。
信長は家臣を道具として使い、なればこそ光秀のような牢人も使われて来たわけですが、そろそろ自分という道具も邪魔になって来たのではないか、かつての追放された織田家臣と同じ運命を辿るのではないか、光秀はそれが気になります。恐らく織田家で生き残るのは、信長の子を養子にした秀吉のみかも知れません。そのようなことを考えつつ光秀は帰城し、お槇には備中へ行くと伝えます。

しかし光秀は、お槇や子供たちが、荒木村重の一族同様の目に遭いはしないか、それが気になっており、同時に彼の決心を鈍らせていました。お槇は心配げにどうなされたのですかと尋ね、光秀は、半ば自分に言い聞かせるように、備中へ行くと再度口にします。しかし本当に備中へ行くのか、それは光秀自身も判断できかねました。
その後光秀は丹波亀山城に移り、愛宕山へ参篭することにします。所領のことで、一人で山に籠りたいというのがその理由ですが、光秀の13人の隊将の中には、あるいはと疑惑を抱く者もいました。既に丹波を召し上げられたことは、彼らの知るところとなっていたのです。

とはいうものの、彼らは主である光秀の気性をも知っており、まさか謀反などあるはずがないと思ってもいました。無論光秀と信長の関係、諍いなども知ってはいたものの、現在の光秀があるのは信長あってこそのものであり、堪えている主を評価する一方で、堪えるべきであるとも考えてもいたのです。
しかし今の光秀は、魔術師信長の「道具」でありながら愛宕参詣をするという、「道具」らしからぬことをしようとしていました。道具である以上、参篭するに当たって祈願するべきものなど、持つべきではなかったのです。

これが秀吉なら、家臣たちももっと気軽に、何をご祈願されるのかと問うこともできたのですが、光秀は家来が付け入る雰囲気を持ち合わせませんでした。無論、秀吉であればまた別の方法を採ったでしょうが。
ともあれ、光秀はわずかな供回りを連れただけで愛宕山へ向かいます。水田の中には百姓がいました。光秀はこの丹波に入って以来、百兆のための政治を行い、彼らの暮らしを改善することに努めて来たのですが、無論百姓たちに、この騎馬の武士が誰であるかわかるはずはありません。
やがて光秀は愛宕山に登りますが、流石に年齢のせいもあり、険しい山中の道を行くのはかなり厳しいものがありました。

途中で休んで弁当を喫した光秀は、急に、自分の若い頃は昼食を摂らなかったと言い出します。ただし美濃にいた頃は三食を摂っており、越前滞在時などは二食で、織田家に仕えるようになってからまた三食に戻っています。こうして三食を摂るようになって、つまり織田家に仕えるようになって、何年が経過したかを光秀は追想したのです。
その後愛宕権現の一院である威徳院に入り、僧たちは大いに驚きますが、光秀は一人でいることを望んでいると伝え、まず入浴をします。しかし入浴中、最早光秀がやっていることは、考えるという能動的なものではなく、既に思考を止めてしまっているに等しいものでした。

体を洗っていた近習の少年には、無論光秀の気持ちはわかりません。やがてこの少年が、体を洗い終わったと声を掛けるまで、光秀は呆然とした状態のままでした。ただ、この近習の少年をも地獄に陥れねばならぬかと、そういう感情に支配されてはいたようです。
その後帷子に着替えた光秀は、本堂、奥ノ院に行かねばならないと思いつつも、気が重くなり、縁に座ったまま辺りを眺めていました。京の信長の守りは手薄で、しかも織田の司令官たちはすべて遠方におり、やるのなら今だという気持ちに囚われ、迷った挙句、この決断を神仏にまかせようとした、それがこの参篭の目的でした。

光秀は、信長の「道具」である自分が追放されるのではないか、あるいは荒木村重のように、妻子が殺されてしまうのではないかと恐れつつ、まず信長の命令通り備中へ向かうことにします。
坂本城に戻った後亀山城に入り、その後愛宕山に参篭することを決めた光秀ですが、この参篭の目的は、恐らく今まで考えてもいなかった大それたことの是非を、神仏に委ねることにありました。
つまり、京滞在中の信長を討つということです。これは思わぬ好機ではありましたが、年月をかけて周到に準備したことではないために、光秀は度を失っていました。

物語は、本能寺直前の光秀の描写へ入って行きます。この『国盗り物語』では、光秀が主人公でないにもかかわらず、信長よりも光秀の描写が細かく綴られている部分があり、それによって光秀の、信長の道具にしか過ぎないという苦悩ぶりが浮き彫りになっています。
『麒麟がくる』では、脚本の池端氏が、本能寺から逆算しないという描き方をするとコメントしていましたが、つまるところ光秀の生涯のクライマックスは本能寺である以上、逆算しないという描写はかなり難しくもあり、また本能寺から山崎の戦いがなかったことで、どこかやはり焦点がぼやけた感はあります。


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[ 2021/05/09 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』第12回に関して

第12回に関して。今回の家康公は、終盤に登場です。

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世直しをしたいと考えた栄一は、自分の勘当を父市郎右衛門に申し出る。市郎右衛門は、自分は百姓としての分を守りとおすが、お前はお前の道を行けと勧める。その市郎右衛門は、かつて武士を夢見たことがあった。しかしゑいの家である中の家(なかんち)には女子しかおらず、婿入りして農業に励み、家を大きくした。ゑいは一度だけ、市郎右衛門に武家にならなくて後悔したかと訊いたところ、武士になっても才覚だけでは出世できず、その点百姓は自分の腕で世を渡っていける利点があった。市郎右衛門が栄一に理解を示したのは、それも一因だった。

千代は、娘のうたを抱いてやってくれと栄一に頼むが、栄一はそのまま布団をかぶって寝てしまう。そして喜作と共に再び江戸を訪れるが、同心たちに捕まりそうになり、居酒屋に逃げ込む。そこにいたのは平岡円四郎だった。なぜ追われているのかを聞かれた栄一は、日本の為にこの世をぶっ潰すと言い、武士でなくても志のある者はいると思いのたけをぶちまける。そこへ喜作も、こちらは一橋家の用人川村恵十郎に連れられてやってくる。

円四郎は二人に武士になるように促し、しかも幕府をつぶしたいのなら、自分の殿は江戸城の中心にいる人物だから、もってこいだと哄笑する。栄一たちはあまりに思いがけないこの申し出を、一旦は断る。その後両者は自己紹介をするが、栄一は円四郎が一橋家の家臣だと知って驚く。円四郎は家に戻り、やすに栄一たちのことを話して、2人が心配だと言うが、折しも来訪していた川路聖謨が円四郎こそ気を付けろと言う。水戸の過激派が、斉昭のような攘夷を慶喜がしないのは、側近の入れ知恵だと考えているのだった。円四郎は一笑に付すが、川路は、攘夷が時と共に流行り病のようになってしまっており、一旦それに罹ると熱がなかなか治まらないと諭す。

冬が訪れる頃、栄一たちは決行の準備に追われていた。そこへ長七郎が戻って来て、栄一や喜作、惇忠たちに向かって、決起を思いとどまらせようとする。京にいた長七郎は、既に薩摩は薩英戦争で攘夷を捨てたこと、また長州藩士や長州派の公家たちが都を追われたこと、さらに大和国で蜂起した天誅組が惨敗に終わったことなどを話して聞かせる。しかも長州勢の都落ちを命じたのは孝明天皇であり、天皇が幕府寄りな姿勢を取ったことで、今までの攘夷とされて来た行動は如何にも報われず、長七郎は空しさを覚えていた。そのような中、真田範之助と長七郎は対立し、長七郎は焼き打ちを実行するなら自分を斬れとまで言う。ここで真田と惇忠たちは袂を分かち、決行のための準備はすべて白紙に戻された。

家へ戻って来た栄一は、千代に、今まで信じて来た道が間違っていたこと、それをなかなか受け入れられなかったことを伝え、今までうたの顔も満足に見られなかった臆病者であると自嘲する。栄一は既に市太郎を失っており、これ以上うたを失うのが怖かったのである。そして自分は父親の役目も放棄しようとしていた、しかしもう命を投げ出すことはないとうたを抱きかかえる。そんな夫に千代は、道はまっすぐではないと言い、孔子の言葉である
「過ちて改めざる、これを過ちという」
を引用する。

その夜、栄一は市郎右衛門に、自分たちがやろうとしていたことを洗いざらい話す。また売上金160両をくすねたこと、その金で武器を買い込んだこと、またそのために、八州廻りに目を付けられていることを打ち明け、さらに自分がここにいるのは迷惑になると言って、京へ行くこと決意を固めていた。市郎右衛門は、自分が信じたことなら何をしてもいいが、人としての道理を踏み外さないようにと言い、支度金として100両を与える。孝行とは子が親にするものだと思っていたが、親が子にするものとはなと笑う市郎右衛門。そして栄一と喜作は、家族に別れを告げて血洗島を後にする。

一方徳川慶喜も、天皇を輔弼するべく京へ上る。この時は蒸気船順道丸での船旅だった。このため円四郎も京へ行くことになる。美賀君は、最早慶喜の子は望めなくなったと言うが、徳信院はそんな彼女に、自分も世継を産めなかったが、一橋家を守るという勤めは変わらないと励ます。

ここで徳川家康が登場し、いよいよ舞台は京へ移り、江戸幕府の終焉が近づいたと語り掛ける。

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今回は血洗島と平岡円四郎がメインだったこともあって楽しめました。相変わらず、円四郎以外の慶喜関係はかなりあっさり目ではありましたが…。ところで平四郎の妻のやす、どうも武家の奥方には今一つ見えないのですが、根っからの武家の奥方でないところが、彼女の魅力でもあります。円四郎は慶喜について京へ行き、恐らくやすとはこれが今生の別れとなったはずです。ちなみに『西郷どん』の第26回で、大久保一蔵が畳まわしをするシーンがありますが、この一蔵の渾身の芸は、円四郎や後藤象二郎、中根雪江をもてなすためのものでした。

それと長七郎が戻って来て、攘夷を止めろと言うのはいいのですが、これまでのことが無駄になったと話すシーンに、もう少し尺を割いてよかったかと思います。河野の死の空しさについても語っているわけですが、実際この中に、あの坂下門外にいた人物はいませんし、栄一も喜作も大橋訥庵の塾にはいたものの、彼が経験した空しさを一同が分かち合うには、ちょっとそれぞれの温度差があるようにも取れます。ここはとにかく攘夷をしても、一文の得にもならないし、天皇や慶喜を敵に回すくらいの言い方でもよかったのではないでしょうか。それにしても「キツネが見える」は、一体何の伏線なのでしょうね。

また川路聖謨が、攘夷とは流行り病のようなもので、一旦罹ると熱が冷めないと言ったことを話していますが、どうやらこれは麻疹に例えているように思えます。麻疹は一度罹ったら二度と罹らないため、特に若い時にする通過儀礼的な経験のことを、麻疹になぞらえたものですが、正に攘夷もそれに似たものがあったようです。しかし、所謂破約攘夷的な攘夷は姿を消しつつありました。この翌年、長州が京での失地回復を図ろうとして、暴走することになります。所謂禁門の変ですが、その前に池田屋事件があり、京での一大クーデターを企てていた一味が、新選組により斬られることになります。そろそろ町田啓太さんの土方歳三も登場のようです。


飲み物-ビールと夜景

[ 2021/05/08 00:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』キャスト一部予想と今後の登場人物

『鎌倉殿の13人』、第3次キャストが発表されましたが、これ以外にもキャストがまだ決定していない役があります。その中でも弁慶と後鳥羽上皇、源実朝が決まっていないというのは前にも書きました。

個人的に弁慶は、『真田丸』で堀田作兵衛を演じた藤本隆宏さんの可能性が高そうです。後鳥羽上皇は、実は市川猿之助さんに演じてほしいのですが、こちらを小日向文世さんが演じることになるのでしょうか。まあいずれにしても、三谷さんの意向が大きく反映されることにはなりそうです。

実朝役は結局誰になるのでしょう。何よりも実朝暗殺の裏に何があり、それをどのように描くかが、この大河の後半の大きな山になりそうです。

あと静御前は登場するのでしょうか。何せ三谷さんのことですから、通り一遍の描き方ではないと思いますが、義経を描く以上、彼女を外すべきではないと思われます。

その他にも恐らく登場するであろう、源平大河ではお馴染みの以下の人物がいます。誰が演じることになるのでしょうね。(順不同)

木曽義仲(頼朝の従兄弟、義高の父)
大庭景親(石橋山の戦いでの平家方武将)
伏見広綱(頼朝の右筆、頼朝の愛妾亀を自邸に匿う)
牧宗親(牧の方の父親)
金売り吉次(義経の奥州行きを手助けしたとされる商人)
平賀朝雅(鎌倉幕府御家人、比企尼縁者)
宇都宮頼綱(北条時政の娘婿)
北条時房(義時の弟)
北条泰時(義時の長男)
藤原頼経(初代藤原将軍)
伊賀光季(鎌倉幕府御家人、京都守護)
藤原泰衡(秀衡の子)


飲み物-ランプと水とウイスキー

[ 2021/05/03 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『国盗り物語』に見る明智光秀 56

信長の折檻に耐えた光秀は、さらに甲信各地で転戦を重ね、この天正10(1582)年の閏3月11日に武田勝頼は自刃します。しかし中には逃げ出した者もあり、その内の何名が武田氏の菩提寺でもある恵林寺に逃げ込みます。
この寺の長老で、勝頼の父信玄とは旧知の仲である快川紹喜は彼らの引き渡しを拒み、ついに信長は寺も僧も焼くことにして、僧たちを楼門の階上に追い上げ、下から火をつけて彼らを炙り殺してしまいます。尚、快川の

安禅かならずしも山水を須(もち)いず
心頭を滅却すれば火自ら涼し

という偈はこの時のものです。

この時の異臭は半里先の光秀の陣にまで流れて来ました。この快川は美濃土岐氏で光秀とは同族であり、密かに香を焚いて経を誦そうとするものの、信長に知られることを恐れ、同時にそういう自分の小心さを自嘲します。そのような気の小ささで、信長を殺せるかと自問したわけで、実際まだこの主君を殺すというのが、光秀には実感として伴いませんでした。
安土に戻った時は既に夏で、信長は甲信地方を手中に収め、次は四国、関東、そして中国地方を平定するつもりでした。関東には滝川一益、四国には織田信孝、そして中国は羽柴秀吉がそれぞれ指揮官となっており。光秀は久々に戦から離れると同時に、徳川家康のもてなしをするように命じられます。

家康は信長との同盟に従い、東の最前線で織田家に背く者たちを討伐して来ましたが、その家康でさえ今回の論功行賞では、今までの領国である三河と遠江に駿河が加わったのみでした。無論信長の心中も複雑でした。
家康の領国を増やすと織田家をしのぎかねず、また今後も天下平定のために、光秀や秀吉をはじめとする諸将のために、大きな領地を与えねばならず、そのためには功のあった家臣をも罪に陥れていく必要もありました。光秀はいずれ、自分も同じ運命を辿るかもしれないと考えており、秀吉に至っては、このことを既に察して立ち回っていたのです。

秀吉は子がいないことから、信長の第四子の於次丸を養子に貰い、元服させて秀勝と名乗らせます。こうすれば、いずれ自分がどれだけの領地を与えられようとも、いずれ信長の子である秀勝が継ぐことになり、また秀吉本人は日本ではなく、朝鮮をほしいとまで言い出します。厳密に言えば、まず中国地方を平定して上様に差し上げ、その後九州を平定して1年間だけ九州を支配し、兵糧を蓄えてから九州を差し上げて朝鮮に渡るというものでした。信長はこれに大いに気を良くします。
一方で家康ですが、駿河一国の加増でありながら信長に使者を差し向け、いそぎ御礼に参上すると述べさせます。これも家康のいわば自己保身でした。このようないきさつもあり、信長は光秀に手抜かりのない接待を期待していました。

接待の構想はすべて信長によるもので、それを一々光秀に指示するというやり方で、安土城下で新しい道を普請し、家康の安土までの道中は、付近の大名を伺候させて接待させるという念の入れようでした。このために一夜だけの御殿を作ったり、能狂言までも披露するに至ります。
しかも丹波猿楽の梅若太夫にの能が、見劣りがしたので家康の眼前で殴りつけたりもしたため、光秀は驚きます。恩賞の少なさを接待で補おうとしているのは光秀にも理解できましたが、しかし光秀は、既に信長をずるい人間であると、悪意を込めてしか見られなくなっていました。またこの時、秀吉から援軍の要請が届きます。

秀吉は本当のところ、毛利方である備中高松城を水攻めにしており、すべての点で有利に立っていたため、自力でも何とかなる状況でした。しかし信長の性格を知り抜いている秀吉としては、自力で勝つのではなく、あくまでも信長の指揮を仰ぐという形を取ります、一指揮官である自分が、毛利を討ち滅ぼしたともなれば、後で織田家での人間関係が悪くなり、信長からも要注意人物視されることは必至でした。
信長はまず光秀に出陣を命じます。光秀も家康の饗応で忙しかったのですが、この時戦場にいないのは彼のみでした。しかしここでまた驚くべきことが起こります。信長は出雲と石見を斬り取るように命じ、しかも今の領地である近江と丹波を召し上げると言うのです。

甲信地方を我が物とした信長は、自分の同盟軍として戦った家康に駿河一国のみを与え、その代わりに、安土城で大々的なもてなしをします。この饗応役に選ばれたのが光秀でした。信長はこのことに対し、異常ともいえるほどに神経をとがらせ、下手な能役者を家康の面前で殴ったため、光秀は驚きます。
また光秀も、加増が少ない分の埋め合わせを接待で補おうとしている信長を、ずるい人であると考えるようになります。こういう、信長に対するネガティブな見方もまた、本能寺の引き金を引く一因になったと思われます。

しかもその最中に、秀吉から指揮の要請が来ます。秀吉はこの時高松城の水攻めを行っており、彼が本気になれば十分勝てるにもかかわらず、信長に出馬を頼んだのでした。この秀吉は、もし自力で自分が毛利氏を倒そうものなら、後々の人間関係、さらに信長の思惑にどう影響するかまでを考えており、敵に止めを刺すべきは信長であると判断したのです。
そして信長は、まず光秀に中国出陣を命じます。出雲と石見を斬り取るのが彼の役目でしたが、あろうことか、今の領地の丹波と近江を召し上げられ、無禄状態のままの出陣を命じられます。


飲み物-ショートカクテル
[ 2021/05/02 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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