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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『黄金の日日』「起死回生」と疑問点少々

『黄金の日日』第29回「起死回生」です。信長亡き後の山崎の合戦で明智光秀は敗退、そして農民から竹槍で刺殺されます。その後の天下を誰が統べるのかで、清須会議が開かれるという、これまたお約束の展開です。もちろん三谷さんの『清須会議』とは違いますので、皆が走ったりするようなことはありません。ただこの大河らしく、やはりここでも助左の出番があり、南蛮の珍しい物を持参するようにと言われた助左は、
オルゴール
ビスケット
金平糖
を携えて、石田左吉の許を訪れます。これで信長の孫、三法師をいわば手なずけた秀吉は、三法師を擁して自分が後見人となるものの、最早誰の目にも、秀吉が次の天下人であることは明らかでした。

結局柴田勝家との間で、賤ケ岳の戦いとなり、その一方で助左は再び呂宋へ向かいます。この辺りは武将が主人公でない分、かなりシンプルに描かれています。そんな助左に秀吉は、もう宗久はいない、自分に仕えないかと言うのですが…この時期、秀吉を取るか呂宋へ向かうかで迷いつつ、助左は旅立って、呂宋に残して来た美緒と会います。美緒さん、すっかり呂宋の女性のようになっています。そして自分が不在の間の様々なことを聞かされ、堺へ戻ることを決意します。

しかし堺が近づいた時海がしけ、助左は自分の体を帆柱に括りつけます。その目には宗久の姿が映ります。恐らく、呂宋へ向かう途中に船の難破か何かで亡くなったであろう宗久が、しきりに助左を呼ぶのですが、美緒は行ってはならぬと、助左に縋り付きます。このシーンといい、また呂宋での生活といい、どう見ても助左と美緒が夫婦のように見えてしまいます。

一方で雪深い味土野にいるたまの許を訪れた武士がいます。その人物は表から上がろうとせず、庭に片膝をつき、しかもキリシタン関連の書物をたまに届けていました。訝るたまに、その武士は笠を取り、かつて近江で出会った若武者であったことを告げます。思わぬ再会ですが、いくら何でも創作でしょうね。しかし『功名が辻』のたまと侍女は、もっとつましい暮らしをしていたはずなのですが、この中のたまと左吉はまるで、『風林火山』の由布姫と勘助のようです。あと、この侍女を演じていたのが塩沢ときさんとは驚きでした。

ところで前出オルゴールですが、あの当時まだああいう形のオルゴールはなかったとされています。そもそもまだ、その原型も出て来ていなかったかも知れません。それからビスケットですが、これも元々は平戸に伝えられたのが最初と言われています。それにしてもあのキリシタン関連書物、どうやって手に入れたのでしょうか。また三法師の後見人的存在の秀吉を、執権となった北条義時のようだと柴田勝家が口にしますが、何やら来年の大河を連想させます。


飲み物-ボトルとコルクとワイン


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[ 2021/10/21 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』新キャスト発表と来年大河の弁慶その他

『青天を衝け』の新キャスト(恐らくこれが最後)発表です。

渋沢栄一、最後の変身!
(NHK ONLINE)

正直言ってあまり知らない俳優さんもいますし、名前は知っていても、出演作を観たことがない人もいます。ただ泉澤祐希さんと忍成修吾さんは、『西郷どん』に出演していましたね。あと菅野莉央さんも、『風林火山』の海ノ口城主の娘で、後に小山田信有の側室となる美瑠姫の少女時代を演じています。
それにしても「最後の変身」とは何ぞや。まるで特撮物のようです-確かに、吉沢亮さんは『仮面ライダーフォーゼ』に出演していましたが。

それから先日、緒形拳さんと大河について書いていますが、この方は『源義経』と『新・平家物語』の、2つの源平物にも出演しています。特に『源義経』では武蔵坊弁慶という、準主役的な役どころで2年連続での大河出演でした。

ところで弁慶と言えば、未だに来年の『鎌倉殿の13人』の弁慶役が発表されていないようですが、弁慶抜きで行くのでしょうか。過去にも『草燃える』などは、確か弁慶は出ていませんでしたが、出さないのであれば
奥州藤原氏の登場するシーン、特に衣川の戦いが描かれない
義経主従が藤原氏を訪ねて落ち延びるシーンがない
といった、明らかに弁慶が出て来てしかるべきシーンを出さないのが前提になります。

三谷さんのことですから、色々それなりにひねっては来るのでしょう。しかし今までの大河は、幕末や戦国といった、多くの視聴者がいくらか予備知識のある時代が舞台でした。今回はそこまで時代背景や人物、とりわけ坂東武者たちが多くの人々に周知されているかと言えば、必ずしもそうではありません。

まして、弁慶が出てこないのは何故だと思う人も少なくないでしょう。その疑問に十分答えられますかどうか。

10月ももう半ばです。前出の『鎌倉殿の13人』のキャスト発表は11月16日から行われましたが、『どうする家康』の出演者のオファー、そしてキャスト発表の準備は、着々と進んでいるのでしょうか。

飲み物-グラスに入ったビール

[ 2021/10/18 23:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

緒形拳さんと大河ドラマ

それからこれも少し前、『風林火山』関連で投稿した時に、Gacktさんの謙信がビジュアル系と紹介されたことに触れていますが、実際反発もあったようです。しかし宇佐美定満役の緒形拳さんが、演技について色々指導してくれ、それがGacktさんが今なお役者を続けている所以ともなっているようです。しかもこの時緒形さんは、既に体調を崩していたのですが。

ところで大河俳優と言えば、人によって思い浮かべる俳優さんは様々でしょうが、私の場合真っ先に頭に浮かぶのは、西田敏行さんとこの緒形拳さんです。主役も脇役もできて―生憎、緒形さん主演の『太閤記』は観たことがありませんが―、その役に難なく溶け込んでいる、役になりきれているという点では、どちらも共通していると言っていいでしょう。

緒形さんの場合、特に印象深いのは『峠の群像』、『太平記』、『毛利元就』そして『風林火山』の4作品です(今アンコール放送中の『黄金の日日』も含めていいかとは思います)。赤穂関連大河で一番面白かった『峠の群像』の、中間管理職的な大石内蔵助が悩むシーンは、それらしき味わいがありましたし、また『太平記』の足利尊氏の父親の貞氏の、ちょっと人を食ったところ、『毛利元就』の尼子経久の老練さ、『風林火山』の宇佐美定満の、これまた曲者ぽい、あの勘助でさえたじろがせるようなオーラなどなど、この方以外ではちょっと考えられないものでした。あと5年はまだ現役を続けてほしかったです。

それから「一番搾り」のCM、これも覚えています。猫がサンマに近づいて来るやつが好きでしたが、その他にも、日常生活の中にありがちな何気ない光景を背景に、ビールと肴を如何にも美味しそうに口にする姿は印象的でした。主に中年より上の男性が対象であったと思われますが、その層に正にアピールできたのではないでしょうか。

それと、緒形さんが亡くなる年に、実写映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年の呪い』で、ぬらりひょんを演じています。実写版は実はどれも観ていないのですが、どのような雰囲気だったのか観てみたいと思います。ぬらりひょんと言えば、何と言ってもあの頭が独特ですね。

飲み物-スノーアンドテル

[ 2021/10/18 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』徒然その14

『青天を衝け』、第29回と30回を観て感じたことをざっと書いてみます。この両方で印象に残ったのは、やはりと言うか血洗島の両親、そして尾高惇忠でした。この大河の原点はやはりここなのだなと、改めて思った次第です。父市郎右衛門が、篤太夫から栄一に戻った息子の家を訪れるも、分不相応なことはしたくないと、絹の夜具を使うわずに帰るシーン、また惇忠が、富岡製糸場での養蚕指導に当初は難色を示しつつも、最終的には受け入れるシーンなどは、やはり心に響くものがありました。

その市郎右衛門も、その後血洗島で生涯を閉じます。この父親なくして、後の渋沢栄一はなかっただろうと思われるほど、この人の影響は大きかったと思われます(少なくとも、この作品ではそう描かれています)。それだけに、栄一に取って心に穴が空いたように感じられもしたでしょう。やはりこの家は農家であり、家族総出で仕事に励むことに加えて、それぞれの家の結びつきの固さなどもあり、特に家族との接点の描写は、ドラマの中で大きな意味を持っているし、それが視聴を止めずに続けている一因でもあります。

一方で、新政府の土台作りに栄一たち、かつての幕臣たちがあくせくするシーン。この辺りが何やらお定まりといったイメージで、ある程度予想はしていましたが、どこかスペシャルドラマ的でます。元々、近代以降というのはそういったところがあるのですが、特にこの大河は政治より商い、実務の部分が表に出て来ているせいか、よけいにスペシャルドラマといった印象を与えている感があります。内容も設定もかなり違いますが、同じ明治後の近代を描いた『獅子の時代』、これはオリキャラが主人公でしたが、時代の変遷という点では、こちらの方が力強いものを感じました。

それから薩長方の描写にも多少難ありです。薩長と旧幕臣の対立、あるいは薩長と土肥の間の対立にしても、無論理由があってのことですが、それがあまり描かれておらず、ひたすらそれぞれの対立構図が目につくような気がします。それと西郷隆盛の描き方も、ちょっと単純ではないでしょうか。またあの軍服、これは華丸さんも一生懸命演じているので、あまりこう言うのも何ですが、やはり増量した鈴木亮平さんの方が恰幅がよく、あの服も似合っていたかと思います。

そして家康公、2週続けて登場です。2週目にはタブレット?を持っての登場で、この部分がこの大河の中で一番攻めたシーンと言えますし、どうせなら、この部分をもう少し長くしてほしいとさえ思います。それと、新政府がなかなか前に進まないというセリフに関しては、戦国→安土桃山→江戸への意向とはまるで事情が違うのだから、致し方ありませんね。江戸時代の幕藩体制も、新政府の足かせの一つになってはいるわけですし。

ところで『鎌倉殿の13人』で、弁慶のキャストがなかなか決まらないと何度か書いていますが、その弁慶の主人の義経に関して。元々小柄で優男といったイメージに描かれることが多いのですが、一度義経を女性という設定にしてはどうかと思います。無論これは大河より土曜時代ドラマ的発想ではありますが。なお『新・平家物語』の原作では、この義経、正確には牛若丸が鞍馬を脱出した後、しばらく身を隠すために女装して、その時静と知り合うということになっています。何やら、漫画の題材になりそうです。

飲み物-ビールと夜景

[ 2021/10/16 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『黄金の日日』「安土炎上」その他

『黄金の日日』の「安土炎上」、一応この回では中国大返しの後半、そして山崎の合戦に至るまでも描かれています。しかしやはりどちらかと言えば、商い関連に尺が割かれてはいます。これは仕方ないでしょう。さらに、細川や筒井順慶も明智に味方するなどと話していますが、ご存知のようにこの両者は味方していません。細川忠興は髻を落とした姿で、妻のたまの前に現れ、彼女を味土野へ遣ってしまいます。『功名が辻』なら、ここで山内康豊と出会うことになるのですけどね。

ともかく明智光秀。山崎の合戦で敗北し、落ち延びて行く途中で農民の竹槍に突かれ、落命する点では『国盗り物語』と同じです。また信長を革命家のように描いた点でも、この両者は似ています。当時の歴史考証が、そもそもそうであったとも言えます。無論『黄金の日日』では、信長が、最初から天下統一を目論む人物として登場しているため、干し柿を盗んだりするシーンや、「悪ガキ」としての描写はありません。

その後安土も明智軍が押し寄せますが、ここで助左がかつての主、今井宗久から貰った銃を突きつけます。何やら助左無双といった感じであると同時に、この大河も結局は創作が多く、その結果、こういう形で主人公の出番を作ることになるのだなと改めて感じます。それはさておき、安土城が崩れ、信長の時代が終わった後その宗久は呂宋へ向かいますが、その船が目的地に着くことはありませんでした。

ところでこの『黄金の日日』でも、商人である主人公と権力者が登場します。ある意味W主人公なのですが、『青天を衝け』でも似たような構造になっています。しかし主人公とそれに準ずる存在2人を出すのは、『青天を衝け』関連でも書いていますが、主軸とする人物から見たその時代のそれぞれの光景が、当然ながら異なってくるためです。逆に主人公たちの在り方が似ている『翔ぶが如く』や、『龍馬伝』ではそこまでの違いは観られません。

もちろん例外もあります。例えば父から子へ主人公が変わるパターン、つまり前半の主人公から、後半の主人公へのバトンタッチが行われる作品です。前出『国盗り物語』と言い、『花神』の吉田松陰から、高杉晋作をはじめとする、松下村塾生と言い、司馬遼太郎作品をベースにした、大野靖子氏脚本の大河では、この手の描写が見られます。勿論他の作品でも似たようなケースはありますが、『いだてん』の場合は時代も行き来するため、余計複雑化してしまいましたね。

飲み物-ワインのデキャンタとグラス

[ 2021/10/15 01:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

大河ガイドブックに対する疑問

大河ドラマのガイドブックは、通常
放送開始前(前編)
5月から6月にかけて(後編)
の年2回、NHK出版から発行の場合は、さらに
9月頃(完結編)
の年3回発売されています。

しかしながら前にお伝えした通り、今年の『青天を衝け』は2月放送開始ということもあり、まず前編が1月末に発売されています。そして6月頃後編発売なのですが、この後編はNHK出版のみとなっています。つまり、他にガイドブックを発売していた産経新聞出版や、東京ニュース通信社は、後編を発売しなかったわけです。

これに関しては、直接両社に問い合わせてみたのですが、やはりその予定はないということで、結局『いだてん』の時同様、NHK出版のみがすべてのガイドブックを出すことになりました。

全く個人的な考えではありますが、大河のガイドブックというのは、あまり元が取れないということなのでしょうか。実際大手の書店でも、放送終了時点で何冊も残っているのは珍しいことではありません。そのためか、バックナンバーとして別の書棚に並べられているのを見たこともあります。

ちなみにNHK出版の完結編ですが、今月、つまり2021年10月末発売予定のようです。ちょっと遅くないかとも思いますが、最終回である第41回が年末ぎりぎりなので、妥当であると見るべきかも知れません。しかしそれにしても、実際のオンエアの日程とうまく噛み合っておらず、数話分はガイドブックがない状態で視聴せざるを得ないのも、どうにかならないかと思います。ならば『ステラ』のように紙媒体をやめて、ネットのみに特化するという方法もあるのですが。かなりクレームも来ているのではとも思われます。

そうこうするうちに、『どうする家康』のキャストも発表となるのかも知れません。今年の大河放送中とはいえ、来年のもそろそろ話題になり、そして再来年のキャスト発表とは実にカオスな状況ではありますね。


飲み物-ブロンドのエール
[ 2021/10/14 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

大河ドラマに於けるキャラ設定の意外性とその効果

まず、先日の『ルパン三世』についての記述で、次元大介の声を井上真樹夫さんとしていましたが、正しくは小林清志さんです。失礼いたしました、訂正しています。しかしその小林さんも、大塚明夫さんにバトンタッチしましたね。

そして大河関連ですが、『風林火山』のみならず、他の戦国大河でもキャラが立ったと言うか、それまでのイメージを多少覆すような人物は登場しています。『真田丸』の登場人物などもそういう人は多かったですし、『天地人』で小栗旬さんが演じた石田三成もそうでしょう。

ただ『真田丸』の場合、三谷さんの脚本が癖が強めということもありますし、逆に言えば三谷作品だから、これこれこういうキャラにしたのだろうという暗黙の了解が、視聴者の中にもあったかと思います。無論これは、三谷大河の長所でもあり短所でもあります。

それと小栗さんの三成ですが、これが『天地人』でなく、もう少し骨太な感じの大河であれば、あれでよかったのかも知れません。しかし『天地人』自体が夫婦大河的で、しかも女性キャラの描き方がどこか朝ドラ的なところもあり、その中であの雰囲気では、どこか浮わついた印象を免れませんでした。あの髪型は正直ないだろうと思ったものです。兼続が成人しても前髪をつけていたのも妙なものでしたが、それを遥かに上回る奇妙さではありました。

無論制作サイドとしても、いくらか不思議キャラ的な印象を出そうとしたのは事実のようです。実際あの格好で景勝の家臣たちに会った際、彼等から不思議そうな視線を向けられていますが、その意外性がどうもうまく活かされていなかったようにも思われます。

逆の見方をすれば、夫婦大河でなければ出せないキャラと言うのも中にはいるものです。たとえば『功名が辻』、この時の山内一豊は、夫婦大河ならではの愛すべきキャラでした。これがもっと男性的な大河であれば、また描き方も違っていたでしょう。土佐入りしてからは、長宗我部の一領具足たちを追い払うため、キャラが豹変した感はありましたが。

戦国武将が主役のため、もう少し男性的な路線かと思ったのですが、どちらかと言えば千代が主役レベルの大河になっています。『利家とまつ』もしかりですが、この2つは少なくとも『天地人』よりは、夫婦大河としてまとまってはいたかと思います-ただ『功名が辻』の方が、個人的には好きです。武田鉄矢さんが演じた、一豊の家臣である五藤吉兵衛なども、夫婦大河だからこそあれでよかったのだろうと思います。

大河で武田さんが演じる役は、どこか『金八先生』的なイメージがあるのですが、特に『太平記』の楠木正成とこの時の吉兵衛にはそれを強く感じました。祖父江新右衛門の子供への注意などは、生徒に対する先生の口調でしたし。あとこの中で、家でくさっていた一豊に、母親の法秀尼が厳しく詰め寄るところをはじめ、千代とよね(よね亡き後の拾→湘南)や、大政所と秀吉の関係など、母と子の存在も強く打ち出されており、これも夫婦大河ならではと言えるでしょうか。

飲み物-ブランデーグラスのビール

[ 2021/10/13 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

なぜ『風林火山』はビジュアル系謙信でもよかったのか

以前『どうする家康』のキャスト関連で、Gacktさん演じる『風林火山』の上杉謙信の琵琶について、流石ミュージシャンと書いていますが、のみならず実にエキセントリックでもあり、またその姿の斬新さから、この年のお正月の大河関連特番-最近はそういうのもなくなり、バラエティで採り上げられるのみになりました-で、「ビジュアル系」と紹介されていたのを覚えています。しかしなぜ「ビジュアル系」でも収まりがよかったのでしょう。

それはやはり、この『風林火山』が骨太な、寧ろ泥臭いイメージの大河であったこととも関係しています。策略に次ぐ策略、そして戦が根幹をなす大河だったからこそ、あれだけ攻めた謙信像でもよかったわけです。これが夫婦大河とか、あるいは女性主人公大河などであったら、このイメージでは変に甘ったるく見えたことでしょう。

また、主人公である勘助から見た二人の武将の一人である以上、それぞれの特徴を際立たせる必要があったと思います。側室を何人も持つ、如何にもこの時代の武将らしい主君の信玄と、中性的キャラの謙信とではかなり対照的であり、それゆえにかなりのインパクトを視聴者に与えたのではないでしょうか。

飲み物-グラスに注がれたエール
[ 2021/10/12 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『黄金の日日』美緒の外科手術とその後の蘭方医学

『黄金の日日』関連です。

前回は本能寺の変に関するシーンが中心でしたが、その前の「プエルト・デル・ハポン」では、助左が美緒を連れて呂宋に行きます。助左に取っては5年ぶり、そして美緒に取っては初めての呂宋でした。しかしこの地では、現地の人々がイスパニア軍と戦っており、美緒は負傷者の治療をすることになります。この辺はいくら何でも創作と思われますが、ともかくキリシタンである彼女は、宣教師から習ったと言って、傷口から弾丸を取り出す手術を行います。

無論この当時麻酔はなく、消毒(という概念が、そもそもなかったかと思いますが)も焼酎のみでした。戦国物だからこそ可能な創作であり、流石に同じ商人を描いた『青天を衝け』では、こういう描写は無理でしょう。この辺りが戦国物と近代物の、そもそもの構成の違いとも言えます。しかしこの手術、『炎の英雄シャープ』で、弾丸を受けて重傷となったシャープの手術を思わせるものがあります。

さらにオリキャラの女性がこういう手術をする辺り、『麒麟がくる』の駒(と東庵)を思わせます。無論描写としては、『黄金の日日』の方が優れているとは思います。駒ちゃんの場合は医者の弟子とは言え、あまりに無双過ぎでしょう。昨年放送された、薬剤師が主人公の『アンサング・シンデレラ』がちょっとダブります。また宣教師直伝ということですが、実際その後日本の外科手術は、蘭方のカスパル流が基本となって行きます。

江戸時代、外科と眼科は蘭方の領域とされていましたが、後年蘭方が禁じられた時期でさえも、この2つは蘭方によって続けられていました。無論その他、たとえば内科などは漢方のみとされており、当時のこういう状況は、『陽だまりの樹』の中に描かれています。この時主人公の手塚良仙は、遊女の十三奴(とみやっこ)が虫垂炎で発熱したのを見るに見かね、薬を処方するのですが、このことが漢方医をひどく怒らせてしまいます。

閑話休題。無論5年の間には変化もありました。かつて杉谷善住坊に思いを寄せ、結婚したがっていたノーラは、善住坊、彼女の言う「ゼンジ」が亡くなったことを聞かされて悲しみます。また助左は、その後美緒を呂宋に残して日本に戻りますが、戻ったのがちょうど本能寺の変の頃であり、彼もまた、この歴史上の大事件と関わりを持つに至るわけです。

飲み物-ランプと水とウイスキー
[ 2021/10/09 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

今後の大河関連投稿予定

まず地震ですが、被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。余震も来ると思われますし、水道管が破裂している地域もありますので、どうぞご用心ください。

それから今後の大河関係の投稿についてですが、以下のようにしたいと思います。
  • アンコール放送の『黄金の日日』メインにする
  • 『青天を衝け』は、最終回までは一応録画で観る予定なので、面白く感じた回や気づいた点などを時々投稿する

それにしても、やはり令和に入ってから大河完走ができていません。元々大河は放送回によって、観たり観なかったりということも多く、0話切りした年もありましたが、『八重の桜』辺りから、何だかんだ言いつつもすべてリアルタイムで観ていたのですが…特にここ数年のは、やはり演出に疑問を感じるせいもあるかと思います。

ところで『ぐるナイ』スペシャルのゴチバトルに、鈴木亮平さんと岡田准一さんが出演していました。映画『燃えよ剣』のPRのためですが、そう言えばこちらも新選組でした。コロナ禍で延期になって、やっと今月15日に公開となったようです。しかし土方歳三は、『青天を衝け』の町田啓太さんと言い、最近はイケメンが演じることになっているのでしょうかー確かに土方本人も、顔立ちは悪くはありませんが。

それはともかく、鈴木さんが鰻が好きだとコメントしていましたが、それじゃまんま『西郷どん』ではないかと思ってしまったものです。それと増田貴久さんのオーダーだったと思いますが、鶏にトリュフを挟んでローストし、ソースをかけた「ドゥミ・ドゥイユ」(半喪服)、あれはリヨンの名物料理のようです。あそこもブレス鶏でしたか、我が国の比内地鶏のようなブランド鶏がいるのですね。

余談ながらドゥミ(半分)というのは、フランスのラグビー用語でも使われていて、たとえばスクラムハーフはドゥミ・ドゥ・メレと呼ばれています(メレはスクラムのこと)。


飲み物-注がれる紅茶


[ 2021/10/08 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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