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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『どうする家康』第5回「瀬名奪還計画」あらすじと感想-2

第5回後半部分です。


氏次と氏長の勝負の後、氏真は長照を呼び、松平との戦にはそなたの存在が肝要と告げる。長照の息子たちも早く戦場に出て、手柄を挙げたがっていた。そして長照の妹、田鶴は氏真の「お役目」に取り掛かっていた。一方瀬名たちは今川の監視のもとに置かれ、関口氏純は最早重臣扱いもされていなかった。その瀬名や巴、子供たちに田鶴が菓子を差し入れる。菓子など久しぶりに食べたと巴。

田鶴は関口家に同情し、氏真と兄の長照がきっと松平を討って関口家への仕打ちは終わる、困ったことがあれば何でも申し付けてくれと言う。そして伊賀者の大鼠は駿府に干物売りに変装して忍び込み、関口家の侍女、たねの小袖の袂に密書を入れる。戻って来たたねは、厨房にいた瀬名に密書を握らせ、瀬名は見張りに悟られないように密書に目を通す。

今川領の大崩海岸には半蔵と正信、そして服部党の伊賀者たちがいた。伊賀者たちは酒を飲んで騒いでおり、ケダモノのようじゃなと正信。その正信はことの成り行きを気にしていた。半蔵に呼ばれた伊賀者大鼠は、栄えた街はよそ者が入り込んでも、誰も気にしないのでやりやすいと答え、また穴熊によれば、関口家の守りは大したものではなかった。外敵に備えたものではないと言う大鼠。しかも馬を3頭も飼っており、あれを奪えばたやすいと穴熊は言う。

ではやれるんだなと正信が言ったところで、伊賀者たちの喧嘩が始まる。わしもこいつら嫌いじゃと正信は言い、半蔵は「だろ?」と返す。そして駿府では、夜更けに瀬名が氏純と巴に密書を見せる。氏純は小さな字が読みづらそうで、瀬名は、私と子供たちを忍びが助けに来ると書いてあると教える。しかもそれは翌日の丑の刻となっており、急すぎると巴は言い、岡崎へ行くつもりの瀬名を思いとどまらせようとする。

しかし瀬名は両親にも同行を進め、ここにいても関口家に先はないとまで言う。また氏純は瀬名の言う通りかも知れぬ、このままでは瀬名と竹たちはいつまでも政略の道具にされると口にする。今川様を見限ると申されるのかと尋ねる巴に、わしらが今川様に見限られておるのじゃと答え、今川家がかつてのように立ち直ることはもうないと思うておると言う。元康に仕え、見知らぬ土地で暮らす瀬名と孫たちを助けようと言う氏純に、三河のみそは好きじゃと巴。

密書は灰にされ、返書が半蔵に届くが、関口家もろとも三河に逃れるとあったため、当初の計画より5人増えることになった。正信は今川の一門衆である関口家をお連れすれば、殿の褒美も弾むと言い、多すぎると顔をしかめる半蔵を、武士である関口様とご家来衆が、味方に加わったと考えればよいと諭す。半蔵は大鼠と穴熊にできるかと問いかけ、大鼠はできるかできないかは考えない、やれと言われたことをやるだけと答え、穴熊は銭さえ貰えればと言う。

穴熊は近くの木に棒手裏剣を打ち込み、半蔵もやってみせるがうまく行かなかった。服部党がばらばらになっている間、彼らはどうやって食っていたと正信は尋ねる。戦場となった城や村に入り込み、どさくさまぎれに物を奪っていたのだろうと半蔵。ひでえやつらだと正信は言い、そして悲しきやつらだと半蔵は付け加える。駿府では思いつめた表情の瀬名に、田鶴が憂い事でもおありかと尋ねる。誰かに打ち明ければ軽くなる、田鶴はお瀬名のお味方と言う田鶴に、歯が痛くてたまらぬと瀬名は嘘をつく。

元康は文書を作らせている最中、何か食ってくると外に出る。囲炉裏端で親吉と元忠が、食物を口にしながら正信の悪口を言っているのを目にした元康は、わしはやつらにかけたんじゃ、やつらなら必ずやり遂げる、命がけで働いておる者を笑うなと叱る。その正信はなおも海岸にいて、伊賀者たちと関口家の人々を待っており、かたや氏純、巴そして瀬名は逃げる準備をして忍びたちを待っていた。外では見張りが交代するのを見計らって、伊賀者たちが関口屋敷に近づく。

しかしその時今川の兵が彼方から矢を放ち、逃げ出そうとした彼らの前に、武装した長照が現れる。伊賀者たちは総崩れとなり、穴熊は長照から殺される。大鼠は何本もの矢を受けており、ここを死に場所と定めるが、自分も戦うと言う半蔵を説得し、自分の子や孫が服部党を継ぐから、銭をたんとやって下せえと言って敵の前へと出て行く。半蔵は海岸に戻り、船を出すように言う。

駿府では関口屋敷での捜索が続いていた。長照は曲者どもは退治したと言い、そこへ走り込んで来た田鶴は、開口一番、打ち明けてくださって本当によかったと叫ぶ。実は巴が田鶴には別れを言いたいと思って、駿府を去ることを話していたのである。長照は皆様は松平にたぶらかされただけ、これでよかったのでござると言うが、巴は声を上げて泣き、瀬名はふさぎ込んでいた。そして半蔵も、今後のことを定めかねているように見えた。

氏真は長照と田鶴の働きをねぎらう。そして長照には上ノ郷へ戻り、松平との戦に備えよと言いわたす。田鶴は、関口家はひとときの気の迷いゆえの過ちと言い、寛大な処分を求めるが、氏真は家臣や国衆たちへの示しと言うものがあると、関口家の人々を死罪とすることに決める。

元康は頭を抱える。正信は如何なる責めも負うと言い、数正は腹を切らせるべきと元康に進言する。しかし正信はその前に今一度働きたいと言い、未練がましいと数正に言われつつも、策があると主張する。じきに始まる上ノ郷城攻めに加えてほしいと言うのである。服部党は皆殺しにされたのではないかと訊かれ、まだおりますと答える半蔵。そして策とは、戦のどさくさにまぎれて上ノ郷城に忍び入り、長照と息子たちを生け捕りにすることだった。


関口一家を服部党が「盗み」、岡崎に連れて行く手はずだったにもかかわらず、巴がうっかり田鶴に別れを告げたことから、長照の知るところとなってしまいます。しかしこの野間口徹さん演じるポーカーフェースの長照、私情を表さずに氏真の手足となる人物にふさわしいです。しかし巴はなぜ田鶴に別れなど告げたものやら。瀬名でさえ自分の気持ちを気取られまいと、歯が痛むと嘘をついていたのですが…。ただ巴は赤みそは好きなようですね。

その服部党。こういう時は頼りになる面々でしょうが、普段は酒を飲んでは喧嘩するといった具合で、正信もこいつらは嫌いじゃなどと言います。そしてその首領の半蔵も、彼らを束ねるには一筋縄で行かないことは分かっているようです。ただ服部党が活動しておらず、恐らく彼らが盗みなどで生計を立てている間は、手裏剣を投げるなどということもやっていなかったのでしょう。かなり腕が鈍っているようです。

さて正信。やはり松平家での評価は芳しくないようですが、元康は親吉や元忠が彼を悪く言っているのを聞き、血相を変えて彼らを戒めようとします。正信が誹謗中傷されるということは、その正信を起用した彼自身もまた、誹謗中傷されているに等しいと考えたせいかも知れませんが、意外にこの人物を買っているようです。忠義物で頑固な三河侍とはまた違った、妙に頭の回転がよさそうなところが新鮮に映るのでしょうか。

そしていよいよ上ノ郷城攻めが始まろうとしています。実際この時長照と氏長、氏次の兄弟は捕らえられ、人質交換ということで、やっと瀬名たちが釈放されるに至ります。ところでこの大河で氏次を演じている石田星空さん、『真田丸』で豊臣秀頼の少年時代を演じていたかと思います。

あと氏真の
「家臣や国衆たちへの示しと言うものがある」
だから死罪にすると言うシーン、昨年の大河でも似たようなシーンがありました。武士の世の中、しかも乱世という時代には、将来に禍根を残さないためにもこうなりがちではありますが、その意味でも長照と子供たちが捕らわれたことは、氏真の誤算だったと言えるでしょう。


飲み物ーホットワイン
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[ 2023/02/07 01:45 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』第5回「瀬名奪還計画」あらすじと感想-1

第5回前半部分です。


於大は今の夫久松長家と共に、子供たちを岡崎に連れて来ていた。つまり元康の異父弟妹たちである。大きなお城だとはしゃぐ子供たちは、兄に挨拶をする。兄上は父上より偉いのかと訊かれ、長家はそうじゃな、元康殿にお仕えするのだと言う。於大は思う存分今川領を切り取りなされとはっぱをかけ、長家もやる気満々だった。

まず攻めるべきは鵜殿長照の上ノ郷城からと、於大はすっかりそのつもりで、信長様もお喜びになると言う。しかし元康は瀬名や子供たちが気になっていた。妻子などまた持てると於大。元康はどうすべきか迷っていたが、家臣の誰ひとりとして妙案を出せずにいた。鳥居忠吉はそれを嘆くが、息子元忠はなれば父上がと促す。

隠居の身を頼るなと忠吉。本多忠次は氏真が談判に応じず手の打ちようがないと言い、忠勝は駿府に攻め入って力ずくで助ける案を出すが、そのためには今川方の武将たちの城を攻め落とす必要があり、それは瀬名の身が危険が及ぶことを意味していた。しかも戦を始めるには田植え前でなければならなかった。自分のわがままに付き合わせてすまぬと元康。しかし平岩親吉は、皆思いは殿と同じと言う。

すると大久保忠世が何かを思いついたようだった。ひとり、人が考えぬような気策を思いつくやつがいて、かつて盗賊をだまし討ちにして一網打尽にしたたことがあると言う。その名を本多正信と言った。しかし家臣たちは色めき立ち、あれはなりませぬ、言語道断などと言う。忠真や平八郎忠勝の縁者でもなさそうで、彼らも正信にいい印象を持っていなかった。しかも大高の兵糧入れの際には骨折で参戦しなかったが、それは嘘だった。

今は役目を解かれ、鶏の世話をしているその正信を忠世が呼びに行く。正信は元康の前であろうがかしこまる様子もなく、鶏臭いと言われ、忠吉にはひとの言葉を忘れたかと言われる始末だった。正信がお助けできると言っても、皆ほらを吹き始めたと本気にせず、元手の銭が多く要ると言うと、本性を現したと言われ、しかも何をするのかは、元康と2人きりでないと申し上げられないとまで言い始める。

正信は平然と
「今川に通じておられるお方がおられぬとも限らん!」
と言い放ち、ここにおられるは殿の信用厚き面々と言われても、その信用厚き家臣に先代も先々代も裏切られたとまで言う。なおも正信を中傷する家臣たちだが、正信は素知らぬ顔でこううそぶく。
「皆様方は何の策も思いつかぬゆえ、某が呼ばれたのでござろう」

己は策がないくせに、策を考えたる者を、騙りじゃうゆすりじゃとあ~みっともないと、節に乗せて歌うように話す正信。しかももし自分が銭を持ち逃げしても、それが何だ、それだけのことだと開き直るように言う一方で、その銭でお方様とお子様方を、取り返して参るやもしれませんと、元康の方を向いて話す。元康はついに家臣たちを下がらせ、正信の話を聞く。正信は「盗みまする」と話し始める。

服部の一党を使って瀬名と子供たちを盗み出すと言うのだが、彼らは銭でしか動かなかった。しかし忠次によれば、服部党はもういなかった。祖父清康が抱えていたのは事実だが、しかしその清康と父広忠が家臣に暗殺されたため、服部党を束ねる半三は責めを負って役目を解かれ、既に亡くなっていた。息子がその跡を継ぐも今や百姓同然で、配下の伊賀者たちも散り散りになったと数正。

イカサマ師にまんまとぶったくられたのではないかと数正は言うが、正信はその息子である半蔵を訪ね、伊賀者を集めてくれと頼むが、半蔵は武士ゆえ忍び働きはやらぬ、忍びは義も忠もねえ、銭のためなら何でもやる卑しき連中じゃと断る。これで手柄を立てれば、武士としての誉も得られると正信は言うが、あばら家で貧しい生活をしているにもかかわらず、武士である誇りを曲げたくない半蔵はその気にならず、正信は仕方なく帰りかけてわざと銭を落とす。

しかも正信はなおも銭をまき散らし、仕方なく銭を拾って渡した半蔵の懐に、頼んだぞとその銭を逆に押し込んでしまう。そして正信は押しの一手で半蔵に忍び働きを認めさせ、その半蔵は球を炭入れの中の穴に転がして反響版にぶつける。それがきっかけで穴熊という伊賀者が遠吠えを始め、それを合図に他の者たちも集まってくる。服部党28名が揃った。

正信は元康に向かって彼らの腕は衰えていない、お方様を救い出すくらいわけはないと断言する。しかも正信は夜陰に紛れて駿河から舟にお乗せすればこちらのもの、水野殿から師崎辺りの港をお借りしてお迎えすればよろしいかと言い、壺を持って来て中の物を勝手に食べ始める。半蔵殿頼んだぞと正信、しかし数正は壺を取り上げ、そなたも行けと命じる。某は忍びではないと断る正信だが、忠次はお方様とお子様方のお命が懸っている、しくじりは許されぬと言い、元康からもそうせいと言われてしまう。

その頃駿府では鵜殿長照立ち合いのもと、氏真がたんぽ槍を使って槍の稽古をしていた。長照の子、氏次と氏長も、氏真の前で稽古を行う。


於大は長家と子供たちを岡崎に連れて来て、こちらも早くことを起こすようにと元康にはっぱをかけます。駿府に残して囚われの身となっている瀬名、そして子供たちを救うための策が講じられますが、家臣たちもこれはと言った策を出せず、ついに皆がよく思っていない、本多正信なる人物が連れてこられます。

正信はいささか人を食ったところがあり、策を出すにも元康と2人きりで、誰が今川に通じているかわからないと言ってみたり、正信を悪く言う彼らに、皆様は何の策も思いつかぬゆえ自分が呼ばれたと豪語したり、勝手に上座に座って城の食物を食べたり、何とも戦国時代らしい人物であるとも言えます。

正信は忍びである服部党を使うことにします。しかし今やその頭領である半蔵は百姓同然であり、なのに武士の誇りがあるから、金目当ての忍びの働きはしないなどと言い出します。しかしそこは正信。わざと銭を落として拾わせ、銭がないと困るだろうと強制的に相手に渡してしまい、半蔵も抵抗できないと思ったか、配下の者を呼び集めます。

しかし何と言うか、随分変わった招集の仕方のようです。無論忍びの間ではあれが普通なのでしょう。やがて服部党28人が集まり、正信は彼らの腕は衰えていないと元康に言いますが、さてどうでしょうか。

一方駿府では、氏真が戦に備えて槍の稽古に余念がありません。そして鵜殿長照、忠勝が瀬名を救うための強行突破を提案した時、名前が挙がった今川の武将の1人です。そして於大も、この人物の上ノ郷城を攻めるように言っていますね。松平に取っての鵜殿がどいういう存在であったか見当がつきます。


飲み物-グラスビールと泡
[ 2023/02/06 01:45 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

元康は本当に「手のひら返し」をしたのでしょうか

まず、ここ最近の投稿で変換ミスをはじめ、いくつかおかしな点があったので直しています。

それから、このプレジデントの記事に関してです。先日もこのメディアのをご紹介していますが、今回は『どうする家康』関係です。

NHK大河ドラマでは完全にスルーされたが…今川家の武将・徳川家康が織田家に寝返った本当の理由
(プレジデントオンライン)

この記事の大部分は納得が行くものです。しかしここでちょっと疑問なのが
「NHK大河ドラマでは完全にスルーされたが」
です。

この記事がアップされたのは1月25日で、既に第3回が放送された後でした。あの回を観るとおわかりのように、元康はあっさり手のひら返しをしたわけではありません。あの回では氏真からの文が来て、三河を平定せよとあり、それに従うつもりでした。ただ今の武力だけでは心もとない。すると鳥居忠吉が例の洞窟へ元康をはじめ、他の家臣たちを案内し、銭だの武器だのを見せ、家臣たちは喜んで海老すくいを踊るわけですね。

しかし元康は刈谷城攻めで失敗、今川は援軍を送るというものの未だ来ず、今川方の吉良義昭に援軍を頼むものの、またも失敗。侍大将たちが織田につくかどうかで大喧嘩。本多忠次の勧めで、義元と交流があった武田信玄に書状を送るものの、無礼者呼ばわりされるに至ります。

その一方伯父水野信元、母於大は今川を切るようににプレッシャーをかけ、忠次と数正からも、松平のために今川を捨てるように言われ、元康は悩んだ末に織田に付くことを決意します。つまりこの回の大部分では、元康はまだ今川の家臣であるという自覚を持って動いています。

2ページ目から3ページ目の、北条が上杉謙信の侵攻を受け、同盟関係にあった今川も兵を出さざるを得ず、そのため三河の守りが不十分になった点は、この回ではカットされていますが、元康がなおも今川の家臣であることを貫こうとする意味では、そこそこ描かれていると思います。
とは言え『武将ジャパン』のコラムよりは、はるかにまともな記事ではありますが。

飲み物-アイリッシュコーヒー
[ 2023/02/03 01:45 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

今後の『武将ジャパン』関連コラムの投稿について

2回にわたって『武将ジャパン』の大河コラムを見て来ましたが、やはり
「毎回見るのはしんどい」
そう思われます。
理由としては、

特に今年はあらすじがきちんと書かれていない
毎年のことですが自身の好き嫌い基準で、他作品のPRばかりしたがる
ドラマの内容を把握していないと思われる記述がある
さらに漢籍を引っ張って来ているが、解釈が必ずしも正しいとは言えない
ファンダムに批判的である

あらすじに関しては、どこか茶化したような書き方であるのが今年の特徴と言えます。で、例年のようにあらすじに自分の感想(これも相当偏っていると思われます)を交えるという記述ではないため、最初から叩きまくり、不満もしくは非難のオンパレード化している感もあります。

その一方で他作品、たとえば過去の好きな大河とかNHKで放送されている他のドラマ、華流時代劇などは賞賛しているのですから、これらの作品のPRに対して報酬を受け取っているのではないか、そう邪推したくもなります。あるいは、今年の大河を叩くこともまた、報酬の対象なのでしょうか。武者さん(小檜山青氏)が好きな『ちむどんどん』に出ていた大森南朋さん、山田裕貴さんも出演しているのですが。

そしてドラマの内容に関する記述。これもおかしな点があります。ただしこのコラムの場合、好きな大河であればきちんと把握していると言うわけでもなさそうです。昨年の『鎌倉殿の13人』は1年間追いかけましたが、その中でも本編をきちんと観ていないと思われる点、特に人名の間違いやセリフの見落としなどは結構ありました。

一方嫌いな『どうする家康』、つい先日指摘していますが、信長が火縄銃なのに再装填をしていないとも書かれていました。無論これは家来たちが数丁の銃を準備し、撃ち終わった時点で次々に装填していたためです。あまりひどいと、あるいは一杯やりながら書いているのか、または寝落ちしそうになりながら書いているのかとさえ思いたくなります。

漢籍の問題。以前このブログのコメント欄でも指摘されていました。解釈が間違っていると思われる、あるいは意味の捉え方がかなり大雑把であるという点もいくつか見受けられました。加えて、昨年の大河で大庭景親が、「蟷螂の斧」をもじったセリフを口にしていたのに、その点に触れないなど、ちょっと腑に落ちないことも多いです。

ファンダムに批判的な点ですが、これはどうしようもないのではないでしょうか。自分の意見は変えられても、ひとの意見を変えることはできないし、ならば見ないようにするしかないと思います。ツイッターにはブロックせずとも、ミュート機能もあれば、このツイに興味がないを選択することも可能です。

何よりネット上に数多いるファンが、すべて武者さんの意見と同じわけではないし、寧ろ違う方が多いのではないでしょうか。なのにこういうのをあげつらって、「危険な兆候」呼ばわりしたがるのですね。

あと比較対象がおかしいのもこのコラムの特徴です。ここまで違う同士を、なぜ比較するのか不可解にすら思えることもあります。先日、於大の方と大江広元を比較したのには、ちょっとわが目を疑いました。

1月に2回見ており、また時々見ると書いている以上、大体月に1回から2回のペースに留めようと思っています。投稿する際には、今まで通し番号をつけていましたが、1つのコラム関連の投稿が多いので、当該コラムで扱われている放送回に、枝番号をつけるような形にしたいと考えています。


飲み物-ブランデー2
[ 2023/02/01 01:30 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』第4回「清須でどうする!」あらすじと感想-2

第4回後半部分です。


元康は信長と酒を酌み交わすが、信長は両家の結びつきを確かなものとするために、お市を娶れと元康に言う。自分には妻子がいると言う元康だが、駿府に捨てて来たのであろう、お市は今川の何もできぬ姫よりも頼りになると平然と言い放ち、祝言を挙げてしまえと言う。戸惑う元康に、俺はもたもたするのが嫌いじゃ、やれと命じる信長。

元康は信長に向かって臣下の礼を取りに来たわけでも、織田の軍門に下るわけでもない。寧ろ桶狭間では、丸根砦を落として大高城を守り通した。信長殿は今川本陣への奇襲が成功したが、あの大高城の戦で勝ったのは自分だと主張する。物の見方とは色々じゃと言う信長に、見方も何も事実はひとつと譲らない元康。そこへ藤吉郎が、こういう見方はいかがきゃと割って入る。

藤吉郎はそこにあった鼎や皿を使って、大高城と周囲の砦を再現し、殿は最初から大高常を攻めずにじわじわじわじわと苦しめよと言われた、大高は今川義元をおびき出すための餌だてと説明する。ところが義元はなかなか腰を上げず、大高城は落ちる寸前だったが、そこへ元康が兵糧を運び込んだため、織田はわざと元康たちを通し、落ちるのを免れさせたため、義元が罠に嵌りに来てくれたのだと藤吉郎。

嘘じゃ、ありえぬ、そんな芸当ができるのは戦神(いくさがみ)くらいのものじゃと元康。それを聞いていた信長は一言
「神か…」
藤吉郎は、まあ、物の見方という話でごぜーますと言って含み笑いをする。一方駿府では瀬名を氏真の妻にという話が持ち上がっていた。それでお咎めなしならこの上ないよい話、三河の不忠者などより氏真様の方がご立派と喜ぶ巴だが、要は夜伽相手だった。今川本家の血を引く巴は不満そうだったが、瀬名は奉公の道を選ぶ。

瀬名は幼い頃より氏真様を慕っていた。どのような形であれ、そばにいられるのはこの上ない喜びだと言って、両親に竹千代と亀姫のことを頼む。やがて瀬名は氏真の寝所に侍り、氏真は彼女を抱きすくめて床の上に倒す。その時瀬名の左手の守袋が目に入る。瀬名は氏真の武運長久のためのお守りと言うが、入っていたのはかつての元信が作った木彫りの兎だった。

清須では市が鳥に餌を与え、それを元康が見ていた。藤吉郎はその様子を嬉しそうに元康の家臣たちに見せるが、彼らだけでなく織田の家来たちも2人を見ており、そして柴田勝家もいまいましげに見ていた。あのお方も昔からお市様にぞっこんと、勝家の方を向いてからかうかのように言う藤吉郎を、勝家がにらむ。こやつを蹴りたくなる気持ちが分かってきたと忠勝。

元康は市の本心を知りたがる。しかし市は、兄が相撲を取ったのは10年ぶりで、よほど元康殿を気に入っていたのでしょう、兄には逆らえないと答え、元康殿をお助けし、兄をもしのぐほどの強い強い大将にいたしますると断言したため、元康は面食らう。その頃大久保忠世が、清須城へ向けて馬を走らせていた。一方で市は祝言の元康の衣装を選び、元康殿の寸法を見てくると言って外へ出る。しかしその元康は、忠世が持参した氏真からの手紙を受け取っていた。

今川に戻らなければ関口家は皆殺しとあり、しかも血で
「たすけて せな」
と書かれた手紙が同封されていた。氏真が瀬名の手を傷つけ、無理やり書かせたのである。そして氏真が2つに割った兎も添えられていた。床を激しく拳で叩く元康。そこへ市が入ってくるが、ただならぬ元康の様子に話しかけるのをためらう。藤吉郎も湯の支度ができたとやって来るが、何か異様な気配を感じ取る。

市の存在に気づいた元康はひざまずき、心苦しいことですがと言いかける。そして市は、兄の言いつけとは言え、元康殿のようなかよわき男の妻となるのは、やはり嫌だと彼女の方からこの話を断る。藤吉郎が大げさにそれを止るが、市は自分の気持ちは変わらぬと言い、元康の前にひざまずいて竹殿と呼び、この世は力だと申したはず、欲しい物は力で奪い取るのですと手をつかむ。

信長は、織田との盟約を取りやめて今川に戻りたいと申すかと尋ねるが、元康は信長を兄のように思っており、兄上と結びし約定をしっかりと果たすまでと言う。そして信長が自分の顔すれすれに当てた刀の刃を握りしめ、血が流れるのも構わず元康は言う。
「元康、今川領をことごとく切り取り、今川を滅ぼしまする!
そして我が妻と子を、この手で取り返しまする!」
元康は清須を去る。

初めて男にそっぽを向かれてどんな気持じゃ、しかも恋焦がれた男にと尋ねる信長。市はあることを思い出す。子供の頃鎧(腹巻)をつけて飛び込んで浮かび上がれなくなり、竹千代が溺れかけた自分を助けてくれたのである。市は口外しないでくれと頼み、竹千代は約束したうえに、こっそり水練をなさりたい時は自分を呼ぶように、お市様のことはお助けしますと言う。

望むのであればやつを殺してやってもいいと信長。しかしそれは武田や北条と相対することを意味していた。厄介事は白兎殿に押し付けなさるがよろしい、そして大切になされませ、兄上が心から信を置けるお方はあの方お一人かも知れませぬからと市。その一方で、信長-元康と今川の戦が始まろうとしていた。裏切った者どもに、死をもって償わせよと声を張り上げる氏真。


松平と織田の盟約が結ばれます。しかもこの時、信長によって元康と市との祝言が決められてしまったのみならず、大高城で勝ったように見えたのは、実は信長が義元に対して仕掛けた罠だったと藤吉郎が言い出します。元康にしてみれば意外なことだらけです。結局祝言をあげることになりますが、その前日忠世が持って来た氏真の手紙で、状況が一変します。

これには市も、祝言を諦めざるを得ませんでした。あなたのようなかよわい男は嫌いと言うのは、やむにやまれずついた嘘でしょう。無論元康も祝言どころではありませんでした。しかし氏真が、わざわざ瀬名を夜伽に呼びつけ、ああいう手紙を書かせたということは、元康への敵愾心と取るべきでしょうか。

ともあれ、元康は清須を去ることになります。そして市には、元康、かつての竹千代に助けてもらった経験がありました。そのため、この人物は特別な存在であったとも言えます。その元康と盟約を結んだ兄に、厄介事は押し付けなさるがよい、でも大切にと、この人も戦国期の女性らしい言い方をします。

ところで藤吉郎、この頃はまだ足軽の身分のはずですが、かなり信長に気に入られているようで、桶狭間のこともあっさり種明かしをしてしまいます。そういう藤吉郎が、織田家譜代の家臣である勝家には気に入らないようですが、どうもかなり勝家をおちょくってもいるようで、やっと尻を蹴り上げたその理由が忠勝にも理解できたようです。

さて今川と実質松平の戦、実は『おんな城主 直虎』でやるのかと思っていたら、あまり登場しなかったこともあり、今度は時間をかけて描いてほしいと思います。あと松本潤さんと、『鎌倉殿の13人』の義時役、小栗旬さんの対談が拡大されて放送との由。それぞれの衣装、黒の直垂と水色の素襖に時代の違いが感じ取れます。

小栗旬×松本潤
今だからこそ、大河について話そう

飲み物-ワインと暖炉の火
[ 2023/01/31 01:45 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』第4回「清須でどうする!」あらすじと感想-1

第4回前半部分です。

元康は伯父水野信元から誘われ、織田との盟約を結ぶべく清須城に乗り込むことになる。交渉時の心得を鳥居忠吉に手ほどきされ、信長の面をつけた平岩親吉を相手に予行演習をおこなうが、内心清須に行けば殺されると思っていた。かつての自分を子兎に見立てた信長が、食ってやろうかと迫ってくるのが脳裏によみがえっていた。

しかし行くしかござらぬと本多忠次。不穏な動きがあれば一戦交える覚悟と石川数正。鳥居元忠に至っては、信長の首を取り清須を奪い取ってしまえばようござると、面を付けた親吉に手をかけ、その親吉もそうじゃ、信長など桶狭間でたまたま勝っただけと言い出す。しかも忠吉まで大高城では我らが勝っていたなどと言い、元康は悩みを抱えたまま清須城に赴く。

元康一行は清須城の大きさに驚く。織田の家来はひざますき、信元は安心せい、俺と信長様は兄弟のようなもんだ、うまく取り持ってやると大口を叩く。先に頭を下げても名乗ってもいけないと、忠吉から言われたことを元康に繰り返し言う数正。信元は怖気づいたのか一行の後ろに隠れており、声をかけられて、織田家の家臣柴田勝家のそばに立つ。やがて簾が巻き上げられ、元康は信長の前の廊下に座る。

勝家にもそっと近くへと促され、部屋の中へ足を踏み入れた元康は、忠吉や数正の忠告も空しく、頭を下げて自己紹介をしてしまい、信長も名を名乗る。その後信元は先に帰り、元康と家来たちには宿が与えられる。一方信長は、妹の市にあることを命じていた。元康たちを宿に連れて来た勝家は、この男が身の回りのお世話をすると言って、「猿」と呼ばれている変わった男を紹介する。

「猿」の本名は木下藤吉郎と言い、早速一行にみかんを配って回る。そして勝家は去り際に藤吉郎の尻を蹴飛ばし、藤吉郎はそれに礼を言う。元康たちは驚くが、蹴飛ばしたい時に蹴飛ばしていただくのも、猿めの喜びでごぜ~ますと平気で言う藤吉郎は、おめえ様方もよければと尻を向ける。ここはどうかしていると本多忠勝。

元康はみかんが妻子の好物であることを思い出す。家臣たちは駿府の様子を探らせており、瀬名も子供たちも無事らしい。そこへ藤吉郎が烏帽子をつけて、扇を持って現れる。信長が元康と相撲を取ろうとしており、藤吉郎は行司を務めるのである。しかし信長の相撲は、何でもありの格闘技のようなものだった。しかも土俵ではなく、織田家の家臣たちが格子の柵で垣を作り、その中で相撲を取るのである。

元康も信長を投げたりと奮戦するが、最終的には信長に抑え込まれてしまう。それでよいと信長。しかしこれで終わりではなく、元康はまた別の相手と対戦することになる。その相手は蓬髪に面をつけており、薙刀を持って入って来た。元康はたんぽ槍で応戦する。相手はなかなか手ごわく、それなのに元康のたんぽ槍を伝って頭上を踏み、向こうに飛び降りると言う身軽さを持ち合わせていた。

元康は何とか相手を垣に押さえつけるが、その相手がせき込み、面が外れる。その相手は女だった。信長は
「いつも俺の後をくっつき回っておった、俺の妹市じゃ」
と紹介する。市はお久しゅうございます、竹殿と挨拶をする。清須を案内しろと兄に言われた市は、元康と山の方へ馬を走らせ、元忠と忠勝が同行した。市は清須城下が一望できる場所へ元康を連れて行く。

信長がこの数年で城下を作り変えており、特に桶狭間後は、人も富も勝手に集まって来ていた。小牧山城から美濃を攻め、その後は西へ向かうと言う市は、乱世とはまことに愉快な世であることよと口にする。乱世が愉快ですとと訊き返す元康に、市は、力さえあれば何でも手に入る、どんなに大きな夢も描ける、愉快この飢えないと言いつつ、ただし男であればなとつぶやく。

そしてつい童のような物言いに戻ってしまったことを詫びるが、元康は15年前のことを思い出していた。元康、当時の竹千代は信長とその家臣の相撲の相手にされていた。まだ少女だった市は仲間に入りたがったが、女が相撲を取るものではないと兄に言われてしまう。次は水練で、尚も市はついて行こうとするが信長は無視し、竹千代に鎧を与える。甲冑を着たまま泳ぐ訓練だった。

女であってもお主よりは強うございますと言う市は、鎧をつけたまま飛び込むことができず、戦で敵は待ってくれんぞと言われながらも逃げ出そうとする竹千代を見て、情なやとつぶやく。一方駿府では、瀬名は父氏純と共に今川氏真の前に引き出されていた。父の恩を忘れ妻も子も捨て、仇敵に尻尾を振るお前の夫は、犬より劣ると氏真。関口の縁者は1人残らず打ち首と言わねばならぬところだがと氏真は言うものの、瀬名に近寄り、幼なじみだから余が情をかけてやろうと言い出す。

同じ頃清須城では、織田と松平の間の盟約が取り交わされようとしていた。織田と松平、何があってもどちらかがもう一方を助けることになるが、国境をはっきりさせておく必要があった。国境は元康が言う通り境川で決まったが、問題は今川への処し方だった。今川は未だ大国、滅ぼすより和議を結んで共に利を得るが上策と言う元康に、信長は平手打ちを食わせ、情で自らを滅ぼすか、未だ白兎かと尋ね、不敵な笑みを漏らしたあと今川は滅ぼせと言う。


元康は尾張へ向かいますが、実際のところまだ決めかねているふしもあるようです。この場合伯父信元の顔を立ててと言う方が正しいかも知れません。その尾張の清須城でまた信長と相撲を取らされ、しかも信長の妹市まで相手にすることになります。この市は子供の頃、相撲を取りたいと兄にくっついて回り、竹千代にお主より強いと言った少女でもありました。

実際今もそれは変わらないようです。市は清須城下を元康に見せ、乱世は力がものを言うから面白いと言いつつ、男であればなとも言います。その市と柴田勝家、そして木下藤吉郎が今回登場しますが、この3人が後年賤ケ岳の戦いに絡むことになるとは、無論誰も思っていなかったでしょう。しかしこの藤吉郎もなかなか不思議な人物ですが、あの信長とは馬が合いそうです。

それから元康の回想ですが、もうあれから15年経つのですね。確かこの清須城行きは1562年、永禄5年だから確かにそうなのですが。あとこの当時のみかんは、橘でしょうか。

一方で駿府。確かに瀬名も子供たちも、瀬名の両親も一応無事でしたが、氏真は元康の裏切りにより、関口一族を処刑しようとします。しかし氏真は、どことなく瀬名にご執心のようです。かつては側室にほしいと思ったこともあり、元康がいない今、自分のものにしようと思っているのでしょう。

それにしても水野信元、威勢のいいことを言いながらどうも信長が怖いように見えますね。しかしここまで来れば、もう今川に刃を向ける一方で、如何に瀬名たちを助け出すかを模索するしかなさそうです。信長は今川絶対殺すマンと言っていいわけですから。

飲み物-テーブルのホットワイン
[ 2023/01/30 01:45 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』に関しての武将ジャパンの記事について その10

検証その2です。

まずここの文章ですが、一応文章としての意味は成しています。

『麒麟がくる』でも、織田信長は遺体損壊をしていました。
生首を箱に詰めていた場面は衝撃的。
あの場面では信長の両親が驚き、怒り、嫌悪感を見せていたものです。
遺体損壊が悪いのではなく、それをクールだと演出して喜んでいることが悪辣なのです。

ただ改めてこのシーンを観たところ、
「遺体損壊(相手の首を取ること)が悪いのではなく、クールだと演出していることが悪辣」
なのではありません。

この時信長は松平広忠、つまり元康の父の首を取って父へのいわば贈り物にしています。しかしそのようなことをしては、今度は今川が竹千代を取り返しに来ることになり、織田が危なくなってしまうわけで、その辺の考えの浅さを信秀は怒っていたのです。

しかも土田御前のセリフでは「箱」となっていますが、どう見ても首桶ですね。あるいは首桶を箱と呼ぶ習慣があったのでしょうか。

麒麟がくる土田御前

麒麟がくる首桶

そしてこの記述ですが、

今週は最後にとってつけたような残虐描写がありましたが、どうせ作り物だと何の衝撃もありませんでした。

「今週」とあるからには第3回と思われますが、これに該当するのは、三河衆の妻たちが今川の兵に斬られるシーンです。しかし、どこが「作り物」なのでしょうか。

確かに当時の日本は火縄銃の普及が急速に進みました。国衆クラスで持っていてもおかしくないかもしれません。
とはいえ、物流、資産、そして才能もそこには加味されます。
雑魚っぽい国衆が火縄銃をバンバン撃っていたら、なにやら引っかかる視聴者がいても不思議ではないでしょう。

先日も書きましたが、
「とはいえ、物流、資産、そして才能もそこには加味されます」
が何か取って付けた感があります。というかこの文章、ひいてはその前後の記述の、何か否定的な意味合いに違和感を覚えるわけです。この場合恐らくは松平昌久と思われますが(武者さんははっきり書いていませんが、多分そうでしょう)、雑魚か否かはともかく、火縄銃がそこそこ揃っていて、ちゃんと相手を狙えているわけですよね。
国衆の鉄砲について述べたいのであれば、こういう書き方をせず、
火縄銃を買うお金
それを本拠地まで持って来られる流通経路
才能と言うか、撃ち方を学んで、それをちゃんと戦場で実践できる能力
この3つが揃っていれば、国衆といえども鉄砲を持っていておかしくはないし、事実そういう時代に入りつつあったとでも書いた方がよかったのではないでしょうか。

そして今回――織田信長が水野信元を脅すために火縄銃を撃ちました。
しかも再装填の手間など無かったかのような連射。
現代の銃器とは扱いが異なりますし、そうだとしてもあんなふうに安っぽく銃器は使うものではありません。

なぜ信長の連射が可能であるのか。それは、こうして信長のそばに3人家来がいて、新しい銃に弾を装填し、火縄に火をつけて待機しているからなのですね。

どうする家康信長の家来

『麒麟がくる』では、足利義輝殺害に怒った明智光秀が、松永久秀に火縄銃を向ける場面がありました。
あのシーンを思い出すと、本作はなんという薄っぺらさなのか。

麒麟がくる久秀と光秀

「あのシーンを思い出すと、本作はなんという薄っぺらさなのか」
何やら意味がわかりませんね。この↑シーンのことでしょうが、時代は同じであるものの、主人公も設定もまるで違う2つの大河を単純比較できないでしょう。両方に似たようなシーン(たとえば同じ合戦を描いているなど)があって、その描かれ方の違いを比較するのであればまだ納得できますが。そして本作のどういう部分が薄っぺらなのでしょうか。
と言うかこの回、義輝暗殺シーンとか、光秀の一乗寺への瞬間移動的なシーンはやはり疑問でした。

歴史系ライターだ大河コラムだと言うのであれば、たとえばこの『麒麟がくる』の菊丸の、三河人ならではの苦労、

麒麟がくる菊丸の本音

そして『どうする家康』のこの、三河の百姓たちが今川の支配から抜け出せたと思っているシーン、

どうする家康三河衆の本音

この2つを比較して、天文年間と永禄年間の違い、農民と武士の違いなどを論じるのであればまだ納得が行くのですが。

ところでこれも以前書いていますが、武者さんは特に今年は、あらすじをきちんと書いていません。今までも主観入りまくりなところはかなりありましたが、一応あらすじらしきものは書かれていました。特に第3回の、水野信元が話を持ってくるとか、於大が家族など捨てろと言うシーンなどは、好きな大河だったらほめているでしょう。しかし、自分が嫌いな大河にそういう描写が出て来るのは、やはり面白くないのでしょうか。無論第2回もきちんとしたあらすじらしきものはなく、どころか大樹寺のシーンは「悟りを開いた」のみ、岡崎城入りに至っては無視と言ってもいいものでした。
(画像はそれぞれの作品の録画映像より)

飲み物-ワインと暖炉
[ 2023/01/30 01:30 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』に関しての武将ジャパンの記事について その9

では残りのページに行きます。
しかし無駄に(と言っていい)文章が多いですね。2ページで十分過ぎると思います。そのためファンダム関連とか、クィア・ベイティング(同性愛を売り物にすること)関連など、武者さんのいつもの主張と思われる部分は、一々挙げていません。

ではまずこれからですが、文章の構成、そしてドラマ本編の捉え方に関して疑問があるので、敢えてすべてを引用しています。

本作は、遺体の扱いも無茶苦茶です。
◆「どうする家康」義元の首を槍投げ 重量なんの一発決め!演出も感動 ネット反響“岡田信長”初登場の裏側(→link)
『麒麟がくる』でも、織田信長は遺体損壊をしていました。
生首を箱に詰めていた場面は衝撃的。
あの場面では信長の両親が驚き、怒り、嫌悪感を見せていたものです。
遺体損壊が悪いのではなく、それをクールだと演出して喜んでいることが悪辣なのです。
一体何を考えているのでしょうか。
こういうことをするから合戦にはリアリティが無い。
今週は最後にとってつけたような残虐描写がありましたが、どうせ作り物だと何の衝撃もありませんでした。
生きるか死ぬか、そんな状況を笑いにするセンスも決定的に痛い。
そりゃネットで笑う人はいるでしょう。
しかし、だから何ですか?

何やら意味がわかりづらいのですが。
まず『麒麟がくる』の、
「遺体損壊が悪いのではなく、それをクールだと演出して喜んでいることが悪辣なのです」
ここまではわかります。ただどう見てもあれは箱でなくて首桶だと思いますが、なぜかセリフは箱となっていました。それにしてもこの遺体損壊、要は討ち倒した相手の首を取ることですが、昨年も使っていましたね。
そしてその後、こちらは『どうする家康』関連なのでしょうが、
「こういうことをするから合戦にはリアリティが無い。
今週は最後にとってつけたような残虐描写がありましたが、どうせ作り物だと何の衝撃もありませんでした」
こういうこととは、リンク記事にあるように信長が首を投げ捨てたことでしょうか。しかしなぜそれが
「合戦にはリアリティがない」
となるのでしょう。それと「残虐描写」は、女たちが殺されるシーンでしょうか?具体的に何と書かれていないから、全然意味がつかめないのですけど。
そして最後の3行、これもどういうシーンを笑いたがっているのか不明。

それから信長が火縄銃を連射するシーンですが、

本作は、火縄銃の扱いにおいても「時代考証が雑じゃないか?」と突っ込まれています。
確かに当時の日本は火縄銃の普及が急速に進みました。国衆クラスで持っていてもおかしくないかもしれません。
とはいえ、物流、資産、そして才能もそこには加味されます。
雑魚っぽい国衆が火縄銃をバンバン撃っていたら、なにやら引っかかる視聴者がいても不思議ではないでしょう。

この「雑魚っぽい国衆」とは誰のことでしょうか?織田家は既に大名であったと思いますが、松平昌久のことでしょうか。この人はドラマ本編でも言っていたように「大草」、つまり大草松平家の当主なので、少なくともある程度の鉄砲を持つだけの資力はあったのではないでしょうか。
何だかこの
「とはいえ、物流、資産、そして才能もそこには加味されます」
とうのがどうも説得力不足で、取って付けた印象があるのですが。尚これについては後述します。

『麒麟がくる』でもは初回冒頭で火縄銃が出てきました。
たしかに、山賊ですら火縄銃を持っていた。しかし、実際にはまだまだ珍しいからこそ、斎藤道三が明智光秀に現地調達を依頼する。

ドラマ本編では「山賊」ではなく「野盗」となっていますね。あの鉄砲は恐らく倭寇ルートか何かで手に入れたものと思われます。

とにかく火縄銃の普及にしてもゲームのように簡単には回らないということ。
にもかかわらず本作のように国衆同士の小競り合いでバンバン撃ちまくるとなると、そりゃあ違和感を覚える視聴者が出てきても不思議はないでしょう。
そして今回――織田信長が水野信元を脅すために火縄銃を撃ちました。
しかも再装填の手間など無かったかのような連射。
現代の銃器とは扱いが異なりますし、そうだとしてもあんなふうに安っぽく銃器は使うものではありません。

だから国衆レベルの小競り合いで撃ちまくるとは、どのシーンのことでしょうか。前出のように、第2回の松平昌久の襲撃しか思い浮かばないのですが、それをちゃんと書かないところが武者さんらしいですね。
そして天文年間に於いて野盗が持っていること、その後堺を始め近江や根来で鉄砲が量産されたことを考えると、桶狭間の時点で国衆が持っていてもおかしくはないでしょう。大草松平家の当主ですし。しかし
「国衆クラスで持っていてもおかしくないかもしれません」と言ってみたり、
「国衆同士の小競り合いでバンバン撃ちまくるとなると、違和感を覚える視聴者が出てきても不思議はない」と言ってみたり、何だか一貫性がありませんね。

「とにかく火縄銃の普及にしてもゲームのように簡単には回らないということ」
この前に『麒麟がくる』で、三渕と細川の兄弟が鉄砲について意見が対立したことに触れ、だから鉄砲が普及するには時間がかかると言いたいのでしょうが、その一方で各地の大名や国衆が鉄砲をこぞって持ちたがっていたわけです。その矛盾について触れてほしいものです。

第一『麒麟がくる』の天文年間の鉄砲普及率で、『どうする家康』の永禄年間のそれを判断していること自体が、おかしくないでしょうか。
そして信長の連射、本編をきちんと観ていた人はおわかりでしょう。家来衆が何人か待機していて数丁の銃が準備され、信長が撃ち終わる度に、装填済みの銃を次々と渡していました。だからこそ連射が可能で、それによって信元を脅すことも可能だったわけです。

『麒麟がくる』では、足利義輝殺害に怒った明智光秀が、松永久秀に火縄銃を向ける場面がありました。
あのシーンを思い出すと、本作はなんという薄っぺらさなのか。

また「キリンガクルデハー」
多分あのシーンなのだろうと思いますが、私としては、洋画か何かをパクったのかなと思ってしまいました。
その後かなり文章が少ないパラグラフがわざわざ作られており、

今川義元が生きているとか。
瀬名と我が子と再会するとか。
そんなしょうもないドリームを入れるほど余裕はあるのですか?
(中略)
【大坂の陣】など、寺島しのぶさんのナレーションだけでクリアするかもしれません。予算にもやる気にも限界はありますからね。

元康がまだ駿府に未練があり、後ろ髪を引かれるような思いだからこそ、義元や瀬名が夢に出て来たわけでしょう。
恐らく、武者さんが真剣に観ていないであろうことは察しがつきますが、それ以前に、こんな「しょうもない」パラグラフを作る意味があるのか、と考えてしまいたくなるのですが。スペースを埋めるためでしょうか。

さらに引用記事(日刊ゲンダイ)が紹介されており、
「その一方で、動画配信サービス「NHKプラス」の視聴数は歴代1位だということにも触れています」
とあります。

確かに素晴らしい数字でした。
今後の基準としても有用であり、問題は今後も続くかどうか、でしょう。
初回は好条件が揃い過ぎていた。
・昨年で動画配信サービスNHKプラスの視聴数が劇的に伸びた
・徳川家康の知名度
今後も『鎌倉殿13人』のように数字を保てるかどうか、注視したいと思います。

今後も『鎌倉殿の13人』のように数字を保てるかとありますが、これはNHKプラスの再生回数のことでしょうか。とは言っても、この再生回数は視聴率のように視聴者の目に触れるわけでもないし、数字を保てるかどうかな注視したいなどと書くより、今後もそうあってほしい程度にとどめた方がいいのでは?

それとここで言及されている日刊ゲンダイの記事ですが、武者さんらしく?基本的に叩き記事ですので、再生回数についてだけを知りたいのなら、こちらの方をお勧めします。この日刊ゲンダイに加え、サ〇ゾーの叩き記事もありますが、武者さん、このコラムのために日ごろからそういうメディアによく目を通しているのでしょう。

「どうする家康」初回は配信も好調!NHKプラス視聴数 歴代全ドラマ初回1位を記録 前作「鎌倉殿」超え
https://news.yahoo.co.jp/
articles/675b9b838b1e9b342fa632f26c73373aed7e4e26(yahoo!ジャパンニュース)
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/
2023/01/16/kiji/20230116s00041000382000c.html(スポニチ、元記事)

そしてその後はポリアンナ症候群がどうのこうの。

ものごとの微細な良い面だけを見て、悪い面から目を逸らすポリアンナ症候群の観察にはうってつけと言いましょうか。

と言うより、武者さん自身がポリアンナ症候群のように見えて仕方ありません。
認知的不協和(自分の考えと矛盾する発想によるストレスのこと、それを解消するために自己正当化を行う)、確証バイアス(自説補強の情報ばかりを認める)が特徴的な心理状態を指すこの用語は、正に、武者さんのためにあるようなものと言ってもいいかと思います。

そして

このドラマは『青天を衝け』に似ている――とは、大手メディアでもそれを認めるような記述があって勇気づけられた思いです。

武者さんとは逆の意味で、私も勇気づけられた思いです。
『青天を衝け』はすべてがそうでないにせよ、面白いところもありましたから、この大河もそうなってほしいと期待が持てます。

で例によって慶喜批判、そして曹操の詩が引用されていますが。

月明らかに星稀(まれ)に 烏鵲(うじゃく)南に飛ぶ
樹を繞(めぐ)ること 三匝(さんそう) 何(いず)れの枝にか依(よ)るべき
月が輝くと星の光は見えなくなる 鳥は南へ飛んでゆく
木の周りを三度めぐって どの枝に宿るべきかわからない
曹操『短歌行』です。

「月明らかに星稀(まれ)に」は、月が明るいので星があまり見えない夜という意味ではないでしょうか。そして鳥じゃなくて烏鵲、つまりカササギなのですけど。そのカササギが木の周りを3回巡って、どの枝に止まろうかとしている、そういう意味です。

『どうする家康』は、クオリティやスタンスでは『青天を衝け』と一致しながら、初動ミスのため戦略で大ゴケして今後どうなるか?
さあどうするメディア?
ワタシみたいにぃ、サバサバしとくぅ?
『ワタシってサバサバしてるから』の3週目、『大奥』3回目に期待しています。

だったらもう大河コラムなどおやめなさい。
このコラムだってまともなあらすじなし、歴史面での突っ込みなし、これではまるで羊頭狗肉または看板倒れに等しいかと思います。
それと、自分の主張に取って都合のいい情報だけ集めて初動ミスも何もあったものでもないでしょう。これは武者さんだけでなく、コラムを書かせている武将ジャパンにも責任ありと思われます。

(2023年1月29日加筆修正)

飲み物-暖炉の前のウイスキー
[ 2023/01/29 01:45 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』に関しての武将ジャパンの記事について その8

今回は検証第1弾です。まあ検証と言うのは大げさですが、今回のコラムで武者さんが、同じ戦国大河の『麒麟がくる』を引き合いに出して指摘していた点、また『どうする家康』の放送で批判していた点について、一応録画を観たうえで、その通りか否かを確認してみようというものです。

しかしその前に。未だにそうなのですが、この『麒麟がくる』の衣装の色にはやはり馴染めません。特にピンク、ブルーそしてグリーンがやけに目立つ気がします。

たとえば光秀のこの甲冑とか

麒麟がくる衣装1

女性達のこの小袖

麒麟がくる衣装2

そして竹千代(真ん中)のこの水干など

麒麟がくる衣装3

(『麒麟がくる』の録画映像より)

では本題です。

瀬名と我が子を思ってビエビエ大騒ぎする元康。
この方たちは公私混同が甚だしく指揮官としていかがなものでしょう。
『麒麟がくる』では、桶狭間の戦いにおいて、於大の方経由で寝返りを進める工作が描かれました。
あのときの元康は、母の書状と菊丸の報告に感動はしますが、それはそれ、これはこれとキッパリ断った。

その6で書いてもいるように、元康は「ビエビエ大騒ぎ」すると言うよりは、駿府に残して来た妻子を思い出して涙しているわけです。そして『麒麟がくる』の元康も、今川は裏切れないと言っています。ただここで考えるべきは、両者の立ち位置の違いです。
『麒麟がくる』では元康は脇役、『どうする家康』では主役です。従って主人公である家康の思いを、今回はより詳しく描く必要があるでしょう。また『麒麟がくる』では今川を裏切るようにと春次(菊丸)が言い、母の気持ちもそなたの申すこともよくわかると言いつつも、それはできないと元康は言っています。ただ「感動した」かどうかはちょっと微妙です。しかもこれは桶狭間の戦いの前の話です。
そして『どうする家康』の場合、家康が悩むのは桶狭間後、岡崎城に入ってからのことです。自分は岡崎に入り、妻子は駿府にいる。氏真は自分が裏切るとは思っていないが、織田信長の配下にある伯父水野信元から、織田に付くように言われ、タイトル通りにここでどうするべきか悩んでいるわけであり、その違いをも考える必要があります。

それでも気合の入った合戦シーンがあれば良い。同じ戦国ものでも、『麒麟がくる』は序盤から期待を裏切らなかった。今年はどうする?

この序盤の合戦シーンなるもの、どうも第2回の加納口(井ノ口)の戦いのようです。これは大名同士の争いであり、その分お金もかけているなと思われるし、尺も取っています。しかしこれについて、リアルタイムで観た時の私はこう書いています。

それと思うのですが、殺陣がどうも今一つです。そもそも雑兵の着物はまだしも、甲冑もやけに華々しいイメージがあるのですが、光秀や伝吾、さらにはその雑兵たちがいとも軽々と刀や槍を振り回していたり(そこまで軽いものではないと思いますが)、斬るというよりは刀を当ててみる感じだったり、一斉に矢を放ったところで相手にすべて当たったりと、ちょっとありえないような描かれ方になっています。何やら刀や槍を使ったアトラクション、あるいは掛り太鼓のBGVのようにも見えてしまいます。掛り太鼓や退き鉦などが出て来るのはいいのですが、そういう部分と、この戦闘シーンのいわば軽さとが、どうも噛み合っていない感もあります。ああいうのも、受信料でやっているのですけどね。

このシーンを観返してみたのですが、やはり同じような印象を受けました。殺傷シーンは今はあまり描かないためやむを得ない部分もあるにせよ、これだけの規模の合戦なら、もう少しそれらしい雰囲気があってよかったでしょう。尚「懸り太鼓」と書いていましたが、「掛り」が正しいので訂正しています。

かてて加えてこの回では、斎藤道三が、第1回で放送された光秀の京への旅の路銀を、半分返却するように命じます。返せない時は、侍大将の首を2つ以上取れと言われ、光秀が侍大将を必死に探すシーンが登場するわけですが、それがやけに目立つように感じられました。一番戦らしさを感じさせたのは、織田信秀がほうほうのていで退却するシーンであったと言えます。この信秀を演じていたのは高橋克典さんですが、今となっては、舞のお父さんの岩倉浩太のイメージですね。

そして『どうする家康』の戦闘シーン関連で

背中がガラ空きのまま、槍で相手を押していく本多忠勝って、ゲームじゃないんですよ。あんな背中を見せていくなんて、強さが全くわからない。殺陣もおかしい。

なのだそうですが、忠勝(真ん中)は背後からの敵(向かって右)に例の長槍で応戦していますね。

どうする家康戦闘

こういうのはちゃんと本編を観てから書いてほしいし、それぞれの立ち位置も、誰が主人公であるかもお構いなく単純比較するのも無理があります。それと、戦死者の名を確認するシーンですが

当時は戦死者をあれほどすんなり把握できません。

だから行方不明者も記載していますね。この中の行方不知申がそれに当たります。尚上記の戦闘シーン、そしてこちらの画像に関しては、人物、または記載された文字をはっきりさせるため、多少サイズを大きくしています。

どうする家康戦死者と行方不明者

(『どうする家康』録画映像より)

あと武者さんはそんなにヤンキーがお好きなのかと私が書いたこの部分ですが

家臣団の喧嘩も、高校を舞台にしたヤンキー漫画のようで何が何やら。どうせ誰一人として死なないでしょ?と落ち着いて見ていられる安心仕様ですね。

あの喧嘩は斬り合いではなく殴り合いです。無論殴り合いで死傷者が出ないとは言えませんが、斬り合いよりはその可能性は低いと言えるでしょう。

次回は残りのページの記述に関してです、さらにその検証ができればと思っています。


飲み物-暖炉とウイスキー
[ 2023/01/28 01:30 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』に関しての武将ジャパンの記事について その7

先日の続きです。

『どうする家康』感想あらすじレビュー第3回「三河平定戦」 - BUSHOO!JAPAN
(武将ジャパン)
https://bushoojapan.com/taiga/ieyasu/2023/01/23/173019

まず
「雑な馬についての擁護はうんざり」
とあり、
「「天候に左右されて、1日に取れる時間もすごく短かったり、制限ができるなかでどうしたら持続可能な時代劇の撮影方法を開発できるのかと取り組んでいるのが、バーチャルプロダクション」と解説した」
という記事が紹介されており、その後にこうあります。

これはわかっています。『鎌倉殿の13人』でも多用していましたね。でも、概ね許容範囲でした。
それが今年はもうコースギリギリどころか完全にアウト! 大暴投です。

て、どこが「コースギリギリ」で「完全にアウト」で「大暴投」なのでしょうね。
結局、鎌倉殿はいいの!許容範囲なの!でも私が嫌いな『どうする家康』はダメなの!
こう言いたいだけじゃないんですか。
で、VFXの話が続くのかと思ったら、なぜか別の話題。ま、武者さんらしいと言えばそうですが。

於大の方が出ていく場面のわざとらしさは何ですか?
これが今生の別れと理解したようにギャーギャー泣く赤ん坊。
キョトンとしていてもおかしくないでしょうに。

急に話題を変えて来ますね。自分が気に入らないところ、無理やりにでも突っ込みたいと思われるところばかりピックアップするから、こんな筋の通らないレビューもどきになるのかなと考えたくもなります-あと、好きな作品と嫌いなのと同じようなシーンがあって、そこに触れられると困るというのも少なからずあると思われ、そういう部分を避けようとして、ちょっと辻褄が合わなくなっているのも、過去にいくつも見て来ました。

で、この赤ちゃんですが、母親が去って行くこともあるでしょうし、それでなくても周囲の物々しい雰囲気、これをかなり感じ取ってもいるのではないでしょうか。武者さん、嫌いな大河のコラム本文だから、昨年のとはうって変わってかなりの喧嘩腰ですね。
そしてそれを言うのであれば、昨年の三寅君はお公家さんのお子さんの割に、かなり動き回っているなという印象はありました。そう言えばこちらは生まれたのが寅年、寅月、寅の刻ですね。

そして

それでも気合の入った合戦シーンがあれば良い。同じ戦国ものでも、『麒麟がくる』は序盤から期待を裏切らなかった。今年はどうする?

また「キリンガクルデハー」ですか。ならばその『麒麟がくる』の、期待を裏切らなかったシーンとやらがいつの放送であるか、明記してほしいものですね。あとで録画見て検証したいのですけど。

で何がおかしいかとあって、

兵士の走り方が変。統制が無茶苦茶。弱い軍隊だと見せたいから、わざとそうしている?
敗戦時の死屍累々の場面が不自然全員綺麗に死んでますが、リアリティを出したいなら、武具が剥がれているとか、あるいは呻き声をあげている瀕死の者がいるとか、それにとどめを指す敵がいるとか、表現方法はいくらでもある
そういうディテールが甘いのでやっつけ感ばかり
背中がガラ空きのまま、槍で相手を押していく本多忠勝って、ゲームじゃないんですよ。あんな背中を見せていくなんて、強さが全くわからない。殺陣もおかしい

まずここまで。どの戦いか明記されていないのですが、刈谷城攻めでしょうか。兵士の走り方がおかしいですか?平原を走っているわけじゃないし、ああいうものだと思いますが。あと戦死者のシーンは引いて撮っているわけで、これがアップであればそういうリアリティも必要でしょうが、そこまですることもないのでは?どちらかと言えば、戦死者と思われた忠勝が、生きているというのを見せたかったわけですから。
VFXなのがいくらか物足りない気もしますが、ディテールがそこまで甘いとは思いません。武者さんが甘いと思いたがっているからそう書くのだろうとは思います。あと忠勝は、背後の敵とも戦っているのですけどね。ちゃんと本編観ましたか?

殺陣といえば、動ける岡田准一さんであるにも関わらず、ちゃんと当時の剣術の動きをしないせいで台無しになっています
岡田信長の動きは江戸、そして明治以降、剣劇として映える動きです。けれども実戦的ではない。『麒麟がくる』ではちゃんとできていたのに……
家臣団の喧嘩も、高校を舞台にしたヤンキー漫画のようで何が何やら。どうせ誰一人として死なないでしょ?と落ち着いて見ていられる安心仕様ですね

「当時の剣術の動き」て、具体的にどんな剣術なのか、書いて貰えないでしょうか。そして実戦的でないなどとありますが、この回では戦で剣を使っていませんけどね。あと
「『麒麟がくる』ではちゃんとできていたのに……」
て、岡田さんあの大河には出ていませんが。『軍師官兵衛』の間違いでしょうか?それとも『関ヶ原』か何かと混同しているのでしょうか。それと喧嘩のシーン、武者さん前回の信長もヤンキーがどうこうと書いていますが、よほどヤンキーがお好きなのでしょう。

戦死者の名前をいちいちカウントして、「こんなに死んだ」と演出する
実に現代人が考えた戦争演出ですね。アニメかゲームじゃないんだから、当時は戦死者をあれほどすんなり把握できません。去年あんなにできてた生首描写はどうしましたか?

戦死者の名前を書き出すのは、他の大河でもやっていたと思います。当時は農民も戦に参加していたことも関係しているでしょう。そして戦死者のみならず、行方不明者もきちんと書かれていますが、その辺ちゃんと観てますか?そう言えば武者さんが好きな『おんな城主 直虎』では、取った首の数のカウント方法として、エクセルまがいのやり方を持ち出していましたが、ああいうのこそありえないでしょう。
それと昨年とはスタッフも違うし、何も同じように生首を出してくることもないでしょう。首桶の頭の部分は見えていましたから。

次回は武者さんが書いている『麒麟がくる』のシーンの検証を入れたいと思います。

飲み物-ホットラム
[ 2023/01/27 01:45 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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