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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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NHKサイト内の『鎌倉殿の13人』ロケ情報

今回に限ったことではありませんが、FC2への接続の障害がひどいようですね。そんな中でアクセスしてくださっている方たちに感謝です。

ところで先日投稿した『鎌倉殿の13人』の題字とロケ関連の記事、NHK公式サイトにもアップされていました(下記リンク)。このリンクはドラマトピックスのもので、大河関連ページよりも情報が得られるため、公式サイトができるまではこちらを覗いてみることにします。

2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」静岡県内ロケレポート&番組ロゴ決定!
(NHK ONLINE ドラマトピックス)

ところでこの記事によると、ロケは今年の7月上旬から約2週間で、ちょうど熱海の土石流があった頃で、ロケ地も大雨の被害は出ていましたが、ロケそのものは無事に終わって何よりです。

あと、前にご紹介した分では、マイナビニュースの画像付き記事のリンクを貼っていますが、ロケ関連の記事の一番下の武士の扮装をした方、この画像はこちらの記事のみです。日本人はやはりこういう格好が似合います。ヨーロッパの人々が、騎士やルネサンス期の衣装が板につくようなものでしょう。しかしこの方、よく見るとフェイスガードをつけています。これもご時世ですね。

しかしこの夜戦の様子、『真田丸』に出て来た上杉との戦芝居を思い出します。

飲み物-アイスコーヒー5
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[ 2021/07/30 01:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

「大河ドラマとは」の説明文がおかしい件について

それとこれも先日ご紹介した、NHKアーカイブスの「大河60」の「大河ドラマとは」なる冒頭の文章について。

この文章、やはりおかしいので突っ込ませていただきます。特に指摘したい箇所はゴシックにしています。

https://www2.nhk.or.jp/archives/taiga/about/

1963年、その後“大河ドラマ”と呼ばれる大型時代劇の第1作『花の生涯』がはじまりました。4月7日の日曜夜8時45分から45分番組として放送されました。番組が1月開始になるのは第2作『赤穂浪士』からです。放送時間は試行錯誤しましたが、夜8時開始となるのは1970年の『樅ノ木は残った』からでした。

大河ドラマも戦国時代ばかりではと、1984年から『山河燃ゆ』『春の波濤』『いのち』の近代大河路線をとりました。4年ぶりに戻った時代劇が、1987年の『独眼竜政宗』、平均視聴率は、39.7%と歴代最高となりました。

大河ドラマで最初にカラー化されたのは、第7作『天と地と』。ハイビジョン撮影の導入が決まったのは2000年39作の『葵 徳川三代』。高画質に耐えるセットや衣装、メークアップが必要でしたが、もっと大きな変化は画面サイズが「ヨコとタテの比率が4対3から16対9へ」と横長サイズになることでした。そして、2019年58作の『いだてん』からは高精細な4Kでの撮影になりました。

2021年放送の「青天を衝け」で60作目の節目を迎える大河ドラマ。

毎週ごとの1年周期という新しいテレビスタイルのドラマ形式を作りあげ、茶の間に映画に負けないテレビによる娯楽を届け続けています。


まず「大河ドラマも戦国時代ばかりでは」とありますが、1984年より前の大河は
平安時代中期
平安時代末期(源平)
戦国
江戸時代初期
江戸時代中期(赤穂大河)
幕末
と、かなり時代背景がバラエティに富んでいます。どう考えても「戦国時代ばかり」(戦国の比率が高いのは事実でしょう)ではないのですが、なぜこのような表現になるのか不可解です。

それから「4年ぶりに戻った時代劇」、「なぜ」4年ぶりに戻ったかに関して何の説明もなし。恐らくこれは視聴率の低迷に加え、視聴者からの声、さらにはこの時期放送されていた「新大型時代劇」(『宮本武蔵』、『真田太平記』、『武蔵坊弁慶』)の影響もあったかと思われます。こういうのはちゃんと書くべきではないのでしょうかね。

そして
「高画質に耐えるセットや衣装、メークアップが必要でしたが」
ですが、日本語がおかしいです。これ、ハイビジョンになったからこうなったと言いたいわけですから、
「ハイビジョンの高画質に耐えるセットや衣装、メークが必要とされ、大きな転機が訪れました」
と書き、その後でサイズの変化に持って行くべきでしょう。

さらに
「2019年58作の『いだてん』からは高精細な4Kでの撮影になりました」
ですが、4Kは『麒麟がくる』ではなく『いだてん』からだったのですね。第6回でギブアップしたため、その辺はよく覚えていませんでした。

最後に
「毎週ごとの1年周期という新しいテレビスタイルのドラマ形式を作りあげ、茶の間に映画に負けないテレビによる娯楽を届け続けています」
先日も書いていますが、これも日本語がおかしく感覚が古いです。毎週ごとの1年周期というのも何かもどかしい。「毎週日曜放送で1年単位の」とでもすべきでしょうし、「新しいテレビスタイルのドラマ形式を作りあげ」も変。それを言うなら
「新しいドラマの形式を作り出し」
とでもしてはどうかと思います。また
「茶の間に映画に負けないテレビによる娯楽を届け続けています」
映画に負けないとあるのは、その昔、TVは映画と張り合っていたらしいのですが、そのことを言っているのでしょうか。しかしどう考えても、今の感覚ではありませんね。それと茶の間、正確には「お茶の間」でしょうが、これもどこか感覚がずれているように思えます。
「かつて映画と張り合う形で始まった大河ドラマですが、今はテレビならではの娯楽を毎週ご家庭にお届けしています」
とでも書けばいいのに。そのテレビならではの娯楽も、どこか時代と噛み合わなくなっていますが。

大河とは、一応看板番組のはずなのですが、どうにもこうにもこういうところの文章がお粗末だと思います。

あとこの大河関係とか、特に「大河新時代」などという言葉がそうですが、かなり自己満足というか自画自賛的なものを感じずにはいられません。つまるところ、こういうのにも辟易するのですね。

飲み物-グラスに入ったビール

[ 2021/07/28 01:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』徒然その10

徒然その10です。大政奉還後に王政復古、小御所会議となるわけですが、この小御所会議の描写がどうにもこうにも急ぎ過ぎに見えます。『西郷どん』のような薩摩大河ではないため、たとえば西郷と大久保のやり取りなどを特に詳しく描く必要はないのですが、この時の辞官納地のこと、さらにその後、慶喜をはじめとする反倒幕派が有利であったことなどは、やはりドラマに入れるべきなのではないでしょうか。

このドラマは主人公はもちろん渋沢栄一(篤太夫)ですが、慶喜もかなり描かれていることから、慶喜が経験した幕末というのをもう少し入れた方がいいと思われます。この人物を描く場合、もちろん幕府方だけ描けばいいというものでもありません。徳川慶喜を描くということは、即ち薩長土、特に薩摩を描くことでもあるのですが、その辺りがどのくらい考えられていたのでしょうか。どうもバランスが悪く感じられます。

それができないのであれば、主人公の出番をもっと増やし、慶喜を出さないという方法もあります。あと、最後の部分で大坂城の家臣たちが、口々に薩摩討つべしと言うのは、何か『麒麟がくる』の演出を思わせました。それから天璋院、そこそこの年齢になっていると思いますが、若い時とあまり変わらない色柄の打掛を着ているのが気になります。いずれにせよ、この大河では無血開城シーンは出てこないようですが。

飲み物-タンブラーの白ビール

[ 2021/07/26 00:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』関連情報をいくつか

来年の大河『鎌倉殿の13人』関連で、以下のような記事があります。

「鎌倉殿の13人」清水CPが主演の小栗旬に信頼「懐の深さと器の大きさ」
(日刊スポーツ)

この中で制作統括の清水氏曰く
「帝王になる人物のスケールに見合う俳優さん」
とのことですが、義時は「帝王」というより「影の権力者」的な存在ではないでしょうか。三谷さんの脚本では、どのように設定されているのでしょう。

そして上記記事内のロゴ、どうやらこれが正式なロゴのようです。個人的には、前の仮?ロゴでもいいかとは思うのですが…あとサブタイ的に”THE 13 LORDS OF THE SHOGUN”とありますが、何だか『信長 KING OF ZIPANGU』みたいです。それとこの場合、LORDを使うべきなのかなと思います。この言葉には「主君」という意味もありますし、"THE 13 MEN OF THE SHOGUN"などでもよかったのではないかと。

それからこちらはマイナビニュースですが、ロケの画像が何点か紹介されています。

小栗旬、『鎌倉殿の13人』静岡ロケに手ごたえ「タイムスリップしたような気分」

小栗さん、甲冑姿は『天地人』以来だと思いますが、こちらの大鎧もなかなか様になっていますね。戦国ではないせいか、あるいは衣装担当の方が違うのか、あまり派手派手しくないのには一安心です。一方で戦国時代を舞台にした再来年の大河、『どうする家康』の衣装の色遣いが、今から気になります-マツジュンが、真っ赤っかな着物に黄色の袴などで登場しないことを願っています。

飲み物-海とビール
[ 2021/07/25 00:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』徒然その9

先日の『青天を衝け』関連投稿、変換ミスなどいくつかを修正しています。そして今回は、この回の幕末史関連の描写に関して書きたいと思います。徳川慶喜による大政奉還が行われましたが、この大政奉還に関して疑問に思う点がいくつかあります。

1. 大政奉還は在京の藩の重臣を集めて行われているはずだが、その点が明らかにされていない
2. 大政奉還への山内容堂の関与が描かれていない
3. 慶喜のセリフに「意見がある者」とあるが、その「意見がある者」が拝謁する描写がない
4. 岩倉具視が討幕の密勅に関わるシーンが描かれていない
5. 慶喜は最終的に征夷大将軍も辞任する。それには小松帯刀の働きかけがあったが、もちろんそれも出てこない

以上の点ですが、もちろんこのすべてを描く必要はないでしょう。しかし少なくとも1の「在京の藩の重臣を集めた」こと、2の容堂公の関与くらいは盛り込んでほしいものです。大政奉還をしたと言っても、ドラマだけを観る限り、あれでは「誰に対して」なのかがわかりづらいです。また「意見がある者」ですが、これは前出小松帯刀や土佐の後藤象二郎、福岡孝弟などが別途進言したとされています。

慶喜の将軍職辞任は、これから10日余り後の10月24日となっています。但し外交に関しては、その後も引き続き幕府が執り行っていました。

この頃朝廷は、慶喜のいとこに当たる二条斉敬が明治天皇の摂政となっており、また親幕府の中川宮もいて、仮に新政府が開かれるとしても、慶喜に有利になると見られていました。それへの対抗策として、岩倉をはじめとする公家や薩長方は、討幕の密勅を準備していたのですが、慶喜があっさりと大政奉還を受け入れたことからしばらくは様子見となります。

しかし最終的に薩摩藩が武力による倒幕でまとまり、この年の11月末に上洛し、王政復古へと至ることになります。尚この時小松は、病気で京へ上ることができませんでした。『篤姫』にはそのシーンが登場します。

飲み物-アイスコーヒー

[ 2021/07/24 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』第23回に関して

第23回です。今回は大政奉還回ということもあり、家康公も途中での登場でしかも言葉少なです。

**********************

血洗島にパリからの手紙が届く。その手紙には、篤太夫の写真が同封されていた。お千代は、それを誇らしげに娘のうたに見せる。一方借款がちゃらになったことから、篤太夫たち民部公子(徳川昭武)の随行員は金策を練ることになり、田辺太一の提案で、昭武の名で為替を発行して買い取らせることにした。その後昭武は条約を結んだ国を歴訪することになったが、そこへ栗本鋤雲がやって来る。栗本は幕府の名誉回復に努め、借款をやり直す方針だった。そして小栗からの為替を渡し、簡素な旅を続けるようにと命じる。

この年の8月6日、杉浦愛蔵は、幕府の指示を仰ぐため帰国の途に就く。篤太夫はその杉浦に家族や成一郎宛ての手紙を託した。また平九郎のことも気になっていた。杉浦は、今後書記や会計を篤太夫に一任することになると言い、2人はウイスキーで乾杯する。その同じ日の朝、京では本圀寺遊撃隊なる者が原市之進を尋ねて来た。彼らはそのまま上がり込み、問答無用で原を斬ってしまう。原を狙ったのは直参の鈴木豊太郎、依田雄太郎らであった。慶喜は、側近がまたも幕臣に殺されたことに言いようのない複雑さを覚えていた。

血洗島では、見立て養子となった平九郎が正式に渋沢を名乗り、幕臣の身分となっていた。異国と交わることで進んだ技を身に着ければ、国の為にもなると惇忠。義姉として今後のことを言って聞かせるお千代。しかしていはその場を離れ、様子を見に来た平九郎に守袋を渡す。平九郎はそんなていを抱きしめ、栄一が無事に帰ってきたら、夫婦になろうと言うのだった。その頃京では、大久保一蔵が岩倉具視の寓居を訪ねていた。岩倉は錦旗の意匠を考え、早く王政復古すべしと息巻いていた。

その頃西郷吉之助は、伏見の薩摩藩邸で戦支度をしており、天璋院様御守衛という名目で浪士を集めていた。一方慶喜は借款もままならず、軍の整備もおぼつかなく、追いつめられていた。このまま薩摩と戦となれば、長州征討の二の舞になるのは目に見えており、慶喜は政権を朝廷に返上する決意を固める。そうすれば薩摩も振り上げたこぶしを下ろせず、しかも朝廷は長年政権から離れており、幕府を維持するだけの見込みはあった。しかし側近と呼べる者もいない今、慶喜は一人で悩まなければならなかった。

そして慶応3(1867)年10月12日、慶喜は政権を返上する旨を公表する。この後は広く公平な議論を尽くして帝の決断を仰ぎ、同心協力してこの国を守りたい、されば海外万国と同じ位置に立つと言い、さらに天子様の御心を安んじ奉るということは、護身君からの偉業を引き継ぐことであるが、しかし意見のある者は、遠慮なく言上せよとも口にする。

ここで家康、無念の表情で登場。

しかし幕臣たちの気持ちは収まらなかった。大政奉還は幕府の滅亡を急がせると小栗は言い、ともかく政を取り戻すべきと、挙兵して京に向かわせることにする。一方大奥では歌橋が自刃しようとしていた。天璋院は止めようとするが、歌橋は言った。
「慶喜が徳川を殺したのです」
京では松平春嶽が、なぜ大政奉還をしたのか問うが、今ああしなければ京は戦火に見舞われていた、今後は天子様のもと諸侯が力を合わせる手伝いをしたいと言う。謀ではないという慶喜に春嶽は感銘を受けるが、岩倉具視は倒幕の密勅が無駄になったことに腹を立てていた。将軍職も廃止とはならず、面白くなさそうな岩倉に赦免の知らせが届く。これで洛中に戻れると岩倉は喜ぶ。

パリでは栗本が、歴訪が終わった昭武のためにヴィレットと言う教師を連れて来ていた。ヴィレットは一同に、髷を落として洋装するようにと言う。まず篤太夫が髷を落とし、他の者たちも西洋人のような身なりになった。水戸藩士たちは、涙を浮かべつつ歌を詠んで髷を落とした。そして篤太夫は、ヴィレットと話していたエラールと言う人物に、役人かと訊いたところ、銀行家、つまり日本の両替商のようなものだとわかる。ヴィレットは高位の身分であり、その人物と両替商が親しく口を利くなどとは信じられなかった。

ベルギーでも国王が自国の鉄を勧めたりと、まるで商人のような口を利いていたのを篤太夫は思い出していた。鉄道や水道やガスやニュースペイパー同様に、身分などに関わりなく、人々が同じ立場で国のために励むことこそ、日本に持ち込むべきだと篤太夫は上機嫌で話し、エラールを喜ばせる。しかし水戸藩士たちは最早断髪に耐えられぬと言い、向山一履や田辺と共に帰国した。そして同じ年の12月9日、御所を固めていた薩摩藩士は中川宮らを通そうとせず、逆に岩倉は衣冠姿で入り、明治天皇に拝謁する。

その後小御所会議が開かれ、王政復古の宣言がなされる。しかし山内容堂は慶喜がいないと反発、明らかに薩摩に対して当てつけているように見えた。また松平春嶽や、尾張藩主徳川義勝も同意する。西郷はこの件で、戦をするべきかと考えていた。その後江戸城二の丸が放火され、さらに庄内藩の藩士が薩摩討つべしと、薩摩藩邸を焼き払う事態に発展する。しかも次の間に控えていた家臣たちも、次々に薩摩討つべしを連発していた。その頃パリには、大名たちの合議制による新しい政権を知らせる電報が届いたが、篤太夫たちには当然何のことやらわからなかった。

**********************

パリにいて西洋の文明を肌で感じる昭武一行ですが、日本ではいよいよ幕府がその終焉を迎えようとしていました。借款が白紙撤回されたこともあり、また軍備もおぼつかず、薩摩の計略をかわすために、慶喜は大政奉還を決意します。しかしこれが幕府内部に波紋を呼ぶことになります。

しかも薩摩の計略をかわすためであったとは言え、薩摩がこのままで終わるとは到底思えませんでした。さらにこれを受けて、岩倉具視が蟄居生活から解放されることになり、薩摩と結んで、自分で思い描いた通りの王政復古を実行に移して行きます。

そして篤太夫関連。初めて見る写真に驚く渋沢家の人々ですが、その渋沢家では見立て養子となった平九郎が、渋沢姓を名乗ります。その平九郎は栄一(篤太夫)が戻って来たら、晴れてていと夫婦になろうと考えていました-長年互いに思ってはいたようですが、なかなか一緒になれませんでしたからね。

さらに西洋の自由さに篤太夫は驚きます。無論、実際にはそこまできれいなものでもなかったでしょうが、彼らに取って「先進国」の魅力は如何ばかりであったでしょうか。無論鉄道、水道やガスなども日本にもたらされるべきものでしたが、「ニュースペイパー」は最近需要をなくしつつありますね。尤もフランス語だから「ジュルナル(journal)」と言うべきでしょうか。

しかし、これは前回の洋食関連でも書いたことですが、彼らに取って初めての洋服であるにもかかわらず、いとも着慣れているが如きなのがちょっと気になります。また何かと面倒くさい水戸藩士ですが、髷を切る時歌を詠むシーンに、かつて長州から英国に送られた青年たちが、断髪の際に歌を詠んだのがダブります。

そしてこれはまた徒然で書きますが、幕末史の描き方はどうにかならないものでしょうか。今までのどのような幕末大河と比べても、こんな荒っぽい描き方は初めてです(『花燃ゆ』の方がましでした)。恐らくツイッターで補足しているのかも知れませんが、ドラマに盛り込めないのなら、脚本を変えてほしいと、最近は思うようになっています。制作サイドの怠慢とも言ってもいいでしょうか。大政奉還のシーンなどは、幕末史好きの人たちから物足りないの声が上がっていました。実はこの大政奉還、小松帯刀もかなり関与しているのですけどね。


飲み物-ロックグラスカクテル
[ 2021/07/23 01:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

大河で描かれにくい時代

先日の投稿関連で、90年代前半に大河ドラマは放送フォーマットを変え、地方史中心の大河が放送されたと書いています。この時は1993年に『琉球の風』(沖縄)、1993年から94年に『炎立つ』(平安末期東北)という、中央の政治とはまた違った統治組織を持つ地域を描いています。また1994年の『花の乱』は京都で、その当時の足利幕府の拠点ではあるのですが、応仁の乱を描いた、室町時代の大河というのが他作品とはかなり異なっています。

また大河としてはレアな時代の作品もあります。80年代半ばの近現代ものがその代表と言えますが、それ以外にも南北朝が舞台の『太平記』、鎌倉時代後半が舞台の『北条時宗』などがあります。『北条時宗』の場合は元寇が描かれており、その後の鎌倉幕府の弱体化につながって行くことを考えると、この両方は鎌倉後期から南北朝という意味で、一括りにするべきなかも知れません。

実際この時代の大河があと何作か作られたら、そういう区分けになるでしょう。鎌倉時代前期と後期、2つの時代がそれぞれ大河の時代背景となるわけで、江戸時代の前期と幕末の関係に似ていなくもありません。

それにしても思うのが、戦国時代初期の大河が未だにないことです。三英傑や明智光秀、石田三成といったお馴染みの顔が出て来る織豊政権期と違い、あまり知られていない人物が登場するのが一因と言えるでしょう。

また視聴者としては、ある時代の始まりより、時代の終わりと次の時代の幕開けを見たいという人も多いのでしょう。ただ時代としては面白いかと思います。『麒麟がくる』で、戦国の黎明期などと言われたことがありますが、これはどう考えても「鉄砲を使った戦の黎明期」と呼ぶべきであり、真の戦国黎明期は、武田信虎(晴信の父)が生まれた頃、15世紀末の時代であると思われます。

飲み物-冷えたビール2杯
[ 2021/07/22 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

源平大河の前後の作品

実に些細なことではありますが、今まで源平大河には6作品があります。意外と少ないですが、これはストーリーの展開が決まってしまいがちなせいもあります(赤穂浪士大河と同じです)。

この中で、前後にどの時代が来るのかを見てみると、

太閤記(戦国)- 源義経  - 三姉妹(幕末~明治)
春の坂道(戦国~江戸)- 新・平家物語 - 国盗り物語(戦国)
黄金の日日(戦国)- 草燃える - 獅子の時代(幕末~明治)
琉球の風(江戸初期)- 炎立つ - 花の乱(室町)
新選組!(幕末)- 義経  - 功名が辻(戦国)
江~姫たちの戦国~(戦国~江戸)- 平清盛 - 八重の桜(幕末~明治)

となっており、やはりと言うか戦国時代(江戸時代初期を含む)、ついで幕末物が目立ちます。こうして見ると、2010年代ほど極端ではないにせよ、昔から大河は戦国、そして幕末が多めで、その間に別の時代を挟むパターンとなっています。ただ1980年代のように、近現代物メインの3年間のため、『獅子の時代』以外は幕末から明治にかけての大河が作られていない時期もあります。

『炎立つ』の場合は、放送フォーマットを変えるための試みが行われたのに加え、地方の歴史に焦点を当てた時期ですので、前後の作品の時代設定もいくらか異色と言っていいでしょう。ただ、放送フォーマットを変える必要があったかどうかは疑問です。変えるのなら、1年を半年にするといった形に持って行く方がいいでしょう。

ところで来年の『鎌倉殿の13人』は、前に幕末から明治の『青天を衝け』、後に戦国物の『どうする家康』が来ているため、パターンとしては、『義経』と同じです。ただしこの時は、前作の『新選組!』が三谷さんの脚本となっています。


飲み物-緑とグラスビール
[ 2021/07/21 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』キャストの交代

来年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で、伊東祐親を演じる予定だった辻萬長さんが、腎盂がんの治療に専念するため降板となりました。祐親の役は、浅野和之さんが演じることになります。

辻さんといえば、最近は『ノーサイド・ゲーム』にも出演しており、いぶし銀のイメージがある俳優さんで、楽しみにしていたのでちょっと残念です。

辻萬長 来年大河「鎌倉殿の13人」降板 腎盂がん治療専念のため 小栗旬の祖父役 代役は浅野和之
(スポニチアネックス)

一方浅野さんも、三谷幸喜氏の作品には多く出演している人です。大河ドラマには2度出演(太平記、八代将軍吉宗)していますが、三谷さんのは今回が初めてということで、ちょっと意外でもあります。

恐らく浅野さんが演じる祐親は、辻さんのとはまた違ったイメージになると思われます。あるいは脚本の直しもあるのではないでしょうか。簡単に言えば、娘に頼朝の子ができたことから、その子を殺した上に頼朝も殺そうとし、結局は富士川の戦いの後捕らえられて自害する人物です。また家督相続の件で工藤祐経と対立し、息子を殺されたことで、所謂曾我兄弟の仇討ちが起こります。

この浅野さんの出演作品もいくつか観てはいますが、私としては、『古畑中学生』の森脇教頭と、パペットホームズのロイロット先生のイメージが強いです。ロイロット先生、化学の教師であると同時に、生徒にかなり厳しくい先生でもありましたが、生徒であるシャーマンを愛してしまい、教師としてあってはならないと潔く辞職してしまいました。


飲み物-アイスココア

[ 2021/07/19 00:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』徒然その8続き

徒然8の続きです。前の分の投稿からの続きということで、一応このようにしています。この『青天を衝け』の中で、かなり幕末史が端折られているのは、ある意味前代未聞といえます。かの『花燃ゆ』でさえ、制作サイドが盛り込もうとしている史実はドラマの中で描かれていました。

先日も書いたことですが、脚本に盛り込めないのであれば、最初から描かない方がいいかと思います。四侯会議の描かれ方にしても、どうもおざなりな感じがする上に、議題として出て来る長州に関しての描写はわずかで、しかもいくら対抗する側とは言え、島津久光の描かれ方も如何なものかとは思いました。

それと率直に言って、草彅剛さんの徳川(一橋)慶喜に関しては、やはりどこか華がなく、本来この人物が持っていたであろうカリスマ性に乏しい印象があります。主人公に対しての善良な殿様のイメージだけでなく、どこか策士的な一面を持たせてほしかったです。

平岡円四郎をあれだけ個性豊かな人物として描いた割には、他の多くの幕府や徳川関係者の描写が、今一つといった感が少なからずあります。大森氏自身、家族の描写が得意と思われるところもあり、やはり血洗島メインの朝ドラに持って行った方がよかったのではないでしょうか。

どう考えても栄一(篤太夫)と慶喜、それぞれの物語を並行して進めようとすると、慶喜の方に尺を割かざるを得なくなりますが、主人公は栄一なのでそれは不可能です。結果、短い尺に多くの出来事を押し込むことになります。また篤太夫が慶喜に仕えるようになってからも、この両者の主従としての部分が必然的に多くなり、こういった事情から幕末史の描写にしわ寄せがきてしまった、そのように受け止めざるを得ないのです。ただこの端折り方は、如何にもまずいなとも思います。

やはり慶喜を描くのであれば、薩長土とも関係を持たせることになりますし、その場合どうすれば効果的であるのか、それが制作統括の腕の見せ所でもあるはずです。しかし今まで観た限りでは、これら西国雄藩との絡みの描き方が、どうにも不完全燃焼といった感があります。

飲み物-ブロンドのエール
[ 2021/07/17 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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