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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『国盗り物語』に見る明智光秀 41

結局元亀元(1570)年8月30日、義昭は出陣します。織田軍の要塞である中ノ島城に翻る、足利の二ツ引両の白旗を見て、織田軍の士気は上がり、光秀は感無量でした。尚この時光秀は、既に織田軍の一手の大将となっていました。信長も、光秀を気に入っているとは言えなくとも、その能力、とりわけ鉄砲の扱いのうまさを高く買っていました。実際この摂津の戦場で光秀は奮戦しましたが、後年、光秀の娘婿である細川忠興が語ったところによれば、この人物は
「多少身をかばう傾向がある」
つまり、他の織田家家臣に見られる猪突猛進さが見られませんでした。

そのうち北の方で、再び浅井・朝倉の動きが活発になります。一度は壊滅しかけたものの、再び兵を動かせるまでになり、南下して信長に脅威を与えるようです。しかも情報が曖昧で、信長は光秀に偵察させることにします。実際この時、諜報活動ができるのは光秀か秀吉のどちらかでした。しかもこの偵察は、光秀に一軍を率いさせて強行侵入させるもので、いわば威力偵察と言うべきものでした。翌日光秀は京に入り、先発していた偵察員たちの報告を聞きますが、どうやら人々は信長への信用を失い、さらには義昭も信長を見限っているという噂も流れていました。

実は義昭は、摂津から既に京へ戻っていました。義昭の出陣が功を奏したと見て、信長が引き下がらせたのでした。光秀は、この噂の出どころは義昭自身かも知れぬと思いつつ、近江へ馬を走らせます。そこで敗軍の兵たちに出会いますが、彼らは皆織田軍が近江守備のために置いた兵で、織田の占領地を崩し、宇佐山城を落としていました。その守備隊長だった信長の実弟、信治そして森可は戦死したと聞き、光秀はあらぬ噂を避けるべく彼らを自軍に加えて、織田の拠点の多くが占領、または攻撃されているのを知ります。

光秀は急ぎ近江を出て、信長にこのことを知らせます。信長は
「デアルカ」
と言い、兵を集めて近江への戦闘行動を開始します。しかし浅井・朝倉側は、今度は比叡山に本営を構えます。さらに小規模な攻撃を繰り返すのみで、大規模な戦闘は望めそうにありませんでした。信長は叡山を包囲して、拠点を宇佐山城に移します。しかしこのままでは織田軍は叡山に釘付けであるため、その間に武田や三好党が軍事行動に出る可能性は十分にありました。

しかも信長の同盟者といえば、三河の徳川家康のみでした。家康の篤実さは織田家中でも広く知られており、この期に及んで裏切ることもなく、恐らく織田家とは、一蓮托生の運命を辿るのだろうと光秀も思っていました。その光秀は、3日に1度信長の本陣に行き、下知を貰うのですが、信長は泰然自若とはしておらず、寧ろ気ぜわしく動き回っていました。敵に対して陣地攻撃を仕掛けるもうまく行かず、しかし考えられる限りの芸を試み、挑戦状を送りつけたりもしたものの、敵方の嘲笑を買ったのみに終わります。

ところで信長が試みた芸の一つに、叡山延暦寺への直接交渉がありました。これにより、浅井・朝倉と手を切るように申し入れ、追い出しに協力すれば、多少の寺領を寄進するが、協力しなければ三千の堂塔僧房を悉く焼くとまで詰め寄ります。しかし寺にしてみれば、浅井・朝倉は檀家であり、その申し入れは受け入れがたいとはねつけます。尚延暦寺は山法師(僧兵)で有名で、しばしば地上の権力と対立しており、俗化も指摘されていました。戦国時代に入って多少はその勢いも衰えますが、しかしそれでもなお多くの僧を抱え、堂々たるものでした。

将軍の親征も功を奏し、摂津での戦いが収まったと思ったら、今度は北の方で浅井・朝倉軍が動き出します。信長にしてみれば全方位から攻撃を仕掛けられているようなもので、実際義昭がけしかけて、周辺の大名たちを動かした以上、当然ともいえるものでした。光秀は信長の命で偵察を行いますが、近江で朝倉や浅井が織田の拠点を占領かつ攻撃し、織田の守備隊の兵たちが敗走してくるのを目にします。これを聞いた信長は近江へと進軍しますが、今度は敵軍が本営を叡山に移します。

信長は陣地攻撃をはじめ、最早空しいと思える作戦を次々に試しますが、その中に延暦寺との直接交渉がありました。要は浅井と朝倉の追放への協力で、無論信長の方は、協力すれば寺に寄進を行うが、断れば山を焼くと脅しをかけていました、しかし寺の方は、浅井と朝倉は檀家であるからと断ります。尚この延暦寺は、昔から山法師が権力と対立したことでも有名で、山もかなり俗化していたとされています。戦国期に入ってからやや衰えはしても、その勢力は絶大だったのです。

飲み物-ポーターとクルミ
[ 2021/02/13 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』新キャストの2人が決定

『青天を衝け』の出演者情報、北大路欣也さんに続いて、ディーン・フジオカさんと町田啓太さんの出演が決定しました。

栄一の人生に影響を与える、二人の盟友が決定!
(NHK ONLINE)

まず『あさが来た』の五代様こと五代友厚、再びディーン・フジオカさんが演じることになりました。しかし五代というと、最近観た『天外者』の、三浦春馬さんのイメージがまだ強いです。
この『あさが来た』では、『新選組!』で土方歳三を演じた山本耕史さんが、再び土方を演じたので話題になりましたが、今回はこの時の五代様が、再び五代様として大河に登場です。そして『西郷どん』で小松帯刀を演じた町田さんが、こちらでは土方を演じることになります。そういえば『西郷どん』主役の鈴木亮平さんも、今年10月公開が決定した『燃えよ剣』で、近藤勇の役を演じていますね。
小松帯刀といえば、この大河には登場しないのでしょうか、幕末の薩摩には最早不可欠な人物と言ってもいいのですが。

それから第1回はTVerでも配信されます。
(青天を衝け公式サイト)

ぶっちゃけた話、
もう第1回といわず全話TVerでもいいかと思います。
NHKプラスでもやりますなどともありますが、今後はTVerやどーがレージなどで、見逃し配信をやれば済むのではないでしょうか。もう再放送もやめて、こういったところから徐々に変化させて行けばいいのです。大河の視聴層には高齢者も多く、ネットを日常的に使わない人もいるでしょうから、おいそれとは行かないかも知れませんが、若い層を取り込みたいのなら、こういう発想こそが求められてしかるべきでしょう。

ついでに、1つ前の投稿でも触れていますが、大河もスポンサー付きでよし。
最近NHKについての投稿では、二言目には受信料がどうこうと書いておりますが、実際視聴者の懐を当てにし過ぎるのは止めるべきでしょう。無論この場合、大河=1年の発想は捨てざるを得なくなるかも知れません。

飲み物ーホットワイン
[ 2021/02/11 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『麒麟がくる』が終わって-3

すみません、先日の投稿分に「この項続く」を入れ忘れておりました。一応今回が最後となります。

この大河の時代背景や登場人物は、『国盗り物語』のそれと共通するものがあり、いくつかのシーンを比較したこともありますが、やはり違うなと思いました。無論作られた時代も違えば、スタッフもキャストも違うのですから当然ですし、向こうは斎藤道三と織田信長が主役であるのに対して、こちらは明智光秀が主役です。
ですから必ずしも同じ設定である必要はないのですが、どう見ても主人公が、誰かの使い走りといった印象が少なからずありました。光秀が主役であるのなら、彼自身をもっと押し出してほしかったです。あとやはり演出が奇を衒い過ぎで、観ていて不自然さを感じることが多々ありました。

また個人的な感想として、信長や秀吉のイメージも今一つな感がありました。特に信長は過去の信長像と違い過ぎでした。染谷さんは演技はうまいと思いますが、第一印象があまりにも他の大河の信長と異なるのは、デメリットと言えるでしょう。斬新さを出すのであれば、過去のイメージを踏まえつつ、それまでとは違った印象で持って来てもよかったのではないでしょうか-たとえば、『真田丸』の家康のように。

それと、長谷川さんはやはり武将の雰囲気ではなかったと思います。『八重の桜』の川崎尚之助、『まんぷく』の立花萬平で見せた長谷川さんならではの、ストイックで学者肌的なイメージを活かせる役の方がよかったでしょう。
何よりも多くの人がそう感じていると思いますが、オリキャラが出過ぎで、肝心の実在人物が彼らのせいで割を食ったようにも見えます。池端氏は庶民の目線ということでオリキャラを入れたようですが、それなら光秀が主役でなく、彼らを主人公にしたドラマを土曜時代ドラマで作るという方法もあったでしょう。
あと沢尻エリカさんの降板で、白羽の矢が立った川口春奈さん、一生懸命やっていたとは思います。しかし彼女も、それから駒役の門脇麦さんも、やはり今時の若い女性という印象は拭えませんでした。

それと本能寺後を描かなかったことで、光秀がこの「大事業」を成し遂げたことへの満足感、それに伴うやり場のなさといったものが感じられず、如何にも勿体なく感じられました。あの時の光秀自身、そして大名たちの心情はきちんと描かれてしかるべきでした。

そもそも『炎立つ』以外の源平大河では、義経はすべて平泉で討死しているし、幕末大河でも西郷隆盛は西南戦争で散っています。『炎立つ』では義経は行方をくらませていますが、それでも彼がジンギスカンになったのを仄めかす描写はなく、また幕末大河で西郷がロシアに渡ったなどという設定にももちろんなっていません。
なのにここで「光秀=天海」説とも取れるような展開にしたのは、どうかと思います。敢えて山崎の合戦を描かなかったというよりは、ちょっと最期が投げやりになったような印象を受けます。

そしてもう1つ、衣装や風景の色彩が鮮やかすぎて、時に毒々しく感じられたのは、やはりマイナス要因だったと思います。黒澤和子さんのデザインは、『西郷どん』や『青天を衝け』などではかなりまともなのですが、戦国時代を担当させるとああなってしまうようですね。恐らくクレームもかなり来たのではないでしょうか。

それからこれはちょっと目にしたツイートなのですが、恐らく大河を観ている人なのでしょう。NHKは解体してもドラマ部門は残してほしいといった意味のツイがありました。しかしNHKは公共放送であり、公共放送としてまず残すべきは報道、気象そして災害情報です。その意味でこの意見は、失礼ながら本末転倒です。
恐らくこの人は、報道は偏っているから潰してほしい、でもドラマはいいと言いたかったのかも知れません。確かに私も、NHKは偏っているとは思うし、NHKのみならず多くのマスコミ、さらには海外のマスコミも何かしら偏っていると思います。しかしそれでも、公共放送として残しておくべきは報道関係なのです。どうしても大河のような時代劇が観たいのであれば、それとは別にチャンネルを作り、スポンサー付きで制作するべきでしょう。
(この項終わり)

飲み物-ウイスキーストレート
[ 2021/02/11 00:00 ] 大河ドラマ 麒麟がくる | TB(-) | CM(0)

『麒麟がくる』が終わって-2

先日の続きです。

まず『麒麟がくる』の最終回、最後の方だけちらりと観たのですが、案の定というか、本能寺の変の後がすべて省略されていました。本来光秀を主人公にするのであれば、本能寺の変の後にもうひとつのドラマがあるわけです。言うまでもなく山崎の戦いです。ただ戦いのみならずそれに至るまでの過程、中国大返しに始まり、細川や筒井順慶の裏切りなどを如何に描くかが脚本家の腕の見せ所でもあるわけですが、その部分が思い切り端折られていましたね。

ならばそのまま終わったかと言うと、さにあらず。これも予想しえたことですが、オリキャラの3人をやはり入れて来ましたか。どうにもこうにもこの大河は、この3人を見せるためのものだったのではないかと、そう邪推したくもなりますし、これが、如何にもファンタジー的に映るわけです。同じ脚本家の『太平記』では、ここまでオリキャラが出て来ることはまずなかったのですが…。『麒麟がくる』が、『太平記』の劣化コピーのようにも感じられる所以です。

あと、これも初めの方から感じてはいたことですが、やはり戦闘場面が取ってつけた感じがあります。これに関しては第2回の『道三の罠』の感想で、こう書いています。

それと思うのですが、殺陣がどうも今一つです。そもそも雑兵の着物はまだしも、甲冑もやけに華々しいイメージがあるのですが、光秀や伝吾、さらにはその雑兵たちがいとも軽々と刀や槍を振り回していたり(そこまで軽いものではないと思いますが)、斬るというよりは刀を当ててみる感じだったり、一斉に矢を放ったところで相手にすべて当たったりと、ちょっとありえないような描かれ方になっています。何やら刀や槍を使ったアトラクション、あるいは懸り太鼓のBGVのようにも見えてしまいます。懸り太鼓や退き鉦などが出て来るのはいいのですが、そういう部分と、この戦闘シーンのいわば軽さとが、どうも噛み合っていない感もあります。ああいうのも、受信料でやっているのですけどね。

この最終回に関しては賞賛の声もありましたが、もちろん批判的な声も見られました。
本能寺後のシーンのカットの是非、内容が薄っぺらい、さらにはプロデューサーと脚本家の自己満足で終わった大河という声もあり、私もこれらの意見に同意です。誰でも今一つ馴染めなかった、好きになれなかった大河の場合は、制作陣の自己満足に終わったという印象を抱きがちですが、この作品はそれに加えて、戦国らしさがあまり感じられませんでした。

尚先日、視聴率についても書いています。
2000年代と比べてみると、戦国大河は5パーセントほど下がっています。余談になりますが、2000年代でもあまり数字を取れていない作品はあり、『風林火山』などはその一例です。私としては、この作品は登場人物のキャラが立っていてかなり面白く、その数字の低さはちょっと意外でしたが、こういう戦国らしさを生々しく感じさせる作品より、多少無難な感じの夫婦大河の方が、やはり数字を取れるのでしょうか。

それとやはり先日ですが、録画がない時代の大河についてこう書いています。

かなり前のは映像そのものが殆どない、またビデオが普及していないなどで、同じ大河をリピートして観ることができず、それも評価に影響しているのではないでしょうか。

要は映像を繰り返し観ていると、素人でもドラマの掘り下げ方がかなり理解できるようになるのですが、録画やVHS、DVDが存在しない時代は、そういう観方は不可能です。その当時を知る人の話によると、その頃は観方ももう少し緩かったようで、史実に関してもそううるさくなかったようです。
無論歴史に詳しい人はその当時もいたと思われますが、恐らく多くの視聴者は、原作となっている小説と照らし合わせていたのでしょう。本来フィクションであるはずの小説、そしてそれをベースにした大河を、ある程度は事実と受け止めていた人もいたのかもしれません。
ちなみに、ガイドブックが登場したのは1970年代後半のようで、その頃から徐々にビデオデッキも普及するようになり、大河を様々な視点から、多角的に捉えるようになったと言えそうです。

それから『青天を衝け』ですが、
『あさが来た』の五代様
『西郷どん』の小松様
この両名の出演が決まりました。
詳しくは明日アップする予定です。
(この項続く)

飲み物-ホットカフェオレ
[ 2021/02/10 00:00 ] 大河ドラマ 麒麟がくる | TB(-) | CM(0)

『麒麟がくる』が終わって-1

ここのところ『きのう何食べた?』関連投稿がメインになっていますが、今回は『麒麟がくる』が終わったばかりということで、大河関連です。

まず数字の話になりますが、この『麒麟がくる』、最終回はリアルタイム視聴率が18.4パーセントでしたが、年間平均視聴率は14.35パーセントとなっています。
これまでは『軍師官兵衛』が男性主人公の戦国大河のワーストでしたが、それを1パーセント以上下回り、戦国大河ワースト2位、男性が主人公の戦国大河ではワースト記録となりました。

歴代大河視聴率ワースト10、()内は放送年と関東地方の平均視聴率。
視聴率は小数点以下0切り捨て、2000年以前の作品は小数点一桁まで。

  1. いだてん(2019、8.17)
  2. 花燃ゆ(2015、12.00)
  3. 平清盛(2012、12.01)
  4. 西郷どん(2018、12.72)
  5. おんな城主 直虎(2017、12.8)
  6. 花の乱(1994、14.1)
  7. 麒麟がくる(2020-21、14.35)
  8. 竜馬がゆく(1968、14.5)
  9. 八重の桜(2013、14.58)
  10. 軍師官兵衛(2014、15.84)

放送開始が遅れたこと、コロナ禍で放送が休止の時期があったことも災いしたのでしょうが、それだけとは言えない事情もあります。何よりも、近年とみにリアルタイム視聴率は下がっています。これには以下のような理由がありそうです。

まずBSで先行放送されるようになったため、そちらを先に観て、本放送時には民放を観たり、TV視聴以外のことをしていたりするというケースが挙げられます。
元々BS放送は本放送後だったのですが、『江~姫たちの戦国~』が放送された2011年の4月からBS放送先行となり、2010年代からリアルタイム視聴率が下がった一因となったと思われます。固定ファンがつきそうな、三谷幸喜氏の『真田丸』のみ何とか数字を取れましたが、それでも『江』よりも低かったのです。NHKも視聴率を考えるのであれば、みすみすリアルタイムの数字を下げるような先行放送はやめるべきでしょう。また視聴率がいい時は嬉しそうにする一方で、悪い時は公共放送だからと言ってみたり、これではダブスタもいいところです。

それから、やはり大河を昔から観ている、TVを観ているという人々が減って来ており、それが数字に響いているのは否定できません。
尚内容に関してですが、今の方が一概に悪いとも言えないかと思います。昔も今もいい作品もあれば、そうでない作品もあったと取るべきですが、昔はネットがないため、評価を可視化できる手段が少なく、そのため大河はすべてよかったとされていた感がなきにしもあらずです。
またかなり前のは映像そのものが殆どない、またビデオが普及していないなどで、同じ大河をリピートして観ることができず、それも評価に影響しているのではないでしょうか。

尚制作統括の落合プロデューサーですが、
「全ての回を制作・放送することができて感無量の思いです」
とコメントしています。しかしながら、このコメントには肝心な点が抜け落ちています。今回はコロナ禍により、例外的に休止期間を挟んで、2年間にわたっての放送となりました。
ならば、休止後に再開された後も観続けた視聴者に対して、何か一言あってしかるべきだったのではないでしょうか。くどいようですが、大河はその視聴者の受信料で作られているのです。このコメントは、単に制作サイドとしての意見でしかありません。

あとメディアによっては「『いだてん』から好転」とありますが、いくら何でも男性主人公の戦国大河と『いだてん』を同列に論じるのは噴飯物です。

しかし先日の放送分、最後のところだけ観たのですが、あれではまるでファンタジーです。内容に関してはまた改めて。
(この項続く)

飲み物-エールと暖炉の火
[ 2021/02/09 00:00 ] 大河ドラマ 麒麟がくる | TB(-) | CM(0)

『国盗り物語』に見る明智光秀 40

まず。『麒麟がくる』は7日が最終回ですが、この「『国盗り物語』に見る明智光秀」はまだ続きますので、司馬氏が描く光秀に興味のある方は、もう少しお付き合いください。

将軍義昭が信長と浅井・朝倉を和睦させたいと言い出したことに、光秀は当惑します。最早この両者は敵同士で、浅井と朝倉を存続させるということは、信長を滅ぼすことを意味していました。さらに光秀は、将軍に伝えるべき重大な命令を、信長から受け取っていたのです。それは、いずれ別の合戦が起こるであろうことから、その際には将軍の親征を仰ぎたいというものでした。当然義昭は驚きます。仮にその敵が浅井や朝倉の場合、自分が考えている和睦案は反故にされかねないのです。

「そちは正気で申しているのか」
義昭は尋ねます。光秀は正気であると言い、苦い薬を飲むつもりで信長の要請を受けてくれるように頼みます。また光秀は、信長が、義昭と浅井・朝倉の密通のこと、三好党をひそかに呼んだことなどもすべて知っていると述べ、
「さればこそ彼等を討つ織田軍の上に、上様を戴いてゆこうというわけでござりまする」
義昭はこれを呑まざるを得ず、ならば今度浅井や朝倉を討つ時は、足利家の白旗を陣頭に進めようと口にします。これ以上ないほどの変わり身の早さですが、この人物に取っては我が身が一番大事でした。

さらに光秀は、無心にその時までお待ちあそばすようにと告げて去って行きますが、正直なところ
「この人の下では、正気には働けぬな」
と感じていました。
一方信長はその多忙な生涯の中でも、特に忙しい時期を迎えていました。今度は摂津の石山本願寺が、自分に対して反旗を翻します。
「坊主まで―――か」
急報を聞いた信長は京へ急ぎ、光秀と村井貞勝、朝井日乗といった京の政を取り仕切る3人を呼びます。

信長は3人に尋ねます。
「室町の小蕪(こかぶら)殿にかわったことはないか」
この小蕪殿というのは、将軍義昭の容姿から信長がつけた渾名でした。信長は3人に、義昭の悪口をもっと言えと言います。浅井・朝倉の動向が怪しいかと思えば、今度は三好党が上陸し、さらに本願寺が行動を起こし、さらには東国の武田信玄までもが、奇妙な動きを見せ始めます。あまりにも偶然過ぎるこの動き方を、信長は不審に思っていました。

日常と村井から義昭の行状について聞かされた信長は、光秀に、明朝摂津へ出陣するから、共々に出陣なさるようにと義昭に伝えるよう命じられます。光秀は、義昭の側女、お慶の父で将軍の側近である上野清信に会い、すぐさまの出陣を依頼します。しかし上野は、儀容を整えねばならぬとなかなか応じません。ついに光秀は将軍館内で脇差を抜き、清信を威嚇します。
「十兵衛光秀、ら、乱心しおったか、ここをどこと心得るぞ。殿中であるぞ」
慌てふためく清信に、光秀は脇差をへし折ってみせます。これは実は竹べらに銀箔を推したものであり、当然ながら光秀は罰されず、寧ろ光秀がそのような態度を見せることに驚き、義昭は急いで出陣支度をさせます。

将軍義昭が光秀を茶室に読んだのは、信長と浅井・朝倉を和睦させるための密談でした。当然浅井や朝倉をけしかけたのも、この義昭でした。しかし光秀の対応は、全く義昭の予想を裏切るもの、信長は次なる合戦に将軍の御親征を仰いでいるというのです。信長を追放したがっている義昭は迷いますが、結局は我が身可愛さのこともあり、それに応じます。光秀は、この人物の変節の早さにうんざりしていました。しかもその時、摂津の石山本願寺が信長に対して行動を起こします。

信長は、様々な相手が次から次へと自分に刃向かっていることを、怪しいと思っていました。恐らくは、義昭の差し金であることにも気づいていました。そこで信長は岐阜を発って京へ入り、京の政を預かる3人の内、朝日日乗と村井貞勝から義昭の行状を聞き出し、光秀に、即座に出陣するよう義昭に要請させます。将軍館では、上野清信がくどくどとまくしたてて要請を受け入れようとぜず、光秀は脇差を抜いて上野に迫ります。もちろんこれは竹べらであるため咎めはなく、温厚な光秀がこのような行動を取ることに恐れをなした義昭は、出陣を決めます。

飲み物-スノーアンドテル
[ 2021/02/07 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『国盗り物語』に見る明智光秀 39

この戦いは、光秀に取って初めての大規模な会戦であり、弥平次には生涯の功名の日ぞと言い聞かせて、織田軍の部隊に加わります。前方の部隊を指揮していた光秀は、文官としてではなく、軍の指揮官としての自分を評価される機会を望んでいました。6月28日の早朝、その機会となるべき戦いが始まります。敵味方が、琵琶湖に注ぐ姉川を挟んで向かい合い、銃撃戦が開始されました。その強さで知られる浅井の兵の前に、徳川の軍が押され始めます。これを見た光秀は、弥平次に命じて兵を旗のもとに集めます。

明智と浅井の兵は激突し、混戦となります。信長本陣を狙う浅井の兵たちを相手に、光秀は少人数で彼らの後方を遮断し、敵の背後から攻めていきます。信長はこの光秀の戦いぶりを見ながら、光秀は戦を知っていると感心します。しかし浅井に比べると織田軍は如何にも弱く、部隊を任された将の中では、柴田勝家だけが何とか持ちこたえていました。それでも信長は落ち着いており、勝利を確信していました。敵方が持てる数をすべて投入しているのにひきかえ、信長軍は予備隊の多寡がものを言うと考えていたのです。

それでも浅井軍は攻め入り、織田軍は後退させられる一方です。信長は最早敗戦かと思いますが、このような状態にあっては、総大将が敗けたと思った瞬間に敗北が決定するということを、彼は知っており、そのためにも、敗けるのではないかという考えは禁物でした。そしてこの時、家康が奇跡を呼び寄せます。この家康は朝倉の兵を相手にしており、かなり攻め込まれていましたが、その中で家臣の榊原康政を呼んでこの策を授け、康政は姉川を渡って断崖を登り、塀をまとめて敵の右を突きます。

朝倉の兵に動揺が走ります。さらに家康が抵抗したことで、朝倉軍は潰走し始めます。この様子を見ていた信長は、横山城備えの兵に、浅井軍の左を突かせます。さらに家康の加勢をしていた稲葉良通も浅井軍の右翼を突き、これで浅井軍は崩れて敗走し始めます。信長本軍の一部がさらにこの浅井の兵を追い、また織田方の兵も勢いを取り戻して、追撃に参加しました。有利であったはずの浅井軍は追われる立場となり、ついに小谷城に逃げ込みます。

このまま包囲することも考えられましたが、それをすると逆にこちらが包囲されかねず、しかも一度京へ上る必要がありました。京は京で三好党が上陸し、信長が抑えたはずの地を荒らしまわっていたのです。それよりも姉川で勝利したという評判のみを持って、急いで京へと戻る方が、信長に取っては京での地盤を失わずに済みます。無論発つ前にまず横山城を開城させ、秀吉を残留させたのみならず、浅井の第三の城というべき澤山常には砦を築いて丹羽長秀を置きました。また方々に守備隊を残し、7月4日に上洛して、義昭に拝謁します。

義昭は信長の運の強さを憎んでいました。そして信長が岐阜に発った4日後、光秀は義昭の茶室に招かれます。もちろん密談をするためでした。幕臣であり、禄は織田家から貰っているという複雑な立場の光秀は、この勝利は上様の御叱咤あればこそと述べますが、義昭は本当にそう思うかと言い、真顔になります。義昭がこの表情をする時は、必ず陰謀を企てていました。そして義昭は、驚くべきことを口にします。朝倉と浅井は、将軍家存立のために忠義を尽くしてきており、そのため信長と和睦させたいと言い出したのです。

姉川の戦いで、織田軍は当初劣勢に立たされます。実際浅井の兵は強さで知られており、織田の諸部隊はどんどん崩されて行きます。信長もその様子を本陣から見ていましたが、大将が敗けたと思ってはおしまいであると、極力そのことを考えないようにしていました。そして、徳川家康が奇跡を呼び込みます。この人物は家臣の榊原康政に、当面の敵である朝倉の軍に対し、人数的に苦しい状況ながら、敵の右を突くように命じます。これに朝倉の兵がひるみ、信長が予備隊を出したため、浅井軍は敗走し始めます。

まずは浅井に勝利したものの、敵は小谷城に逃げ込みました。しかもこの城を包囲するには危険が多く、信長軍は浅井領のあちこちに守備隊を残し、三好党が荒らしまわっているという京へ戻ります。将軍義昭は信長の勝ちを褒めますが、内心この男の運の強さが気に入らないようです。そのため光秀を呼び寄せ、浅井と朝倉が将軍家のために尽くしてくれたことから、信長と和睦させてはどうかと言い出します。

飲み物-ロックグラスカクテル
[ 2021/02/04 23:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』に北大路欣也さんが出演

『青天を衝け』の新キャスト発表です。
北大路欣也さんが徳川家康役で出演することになりました。

【新たな出演者発表】
北大路欣也さん演じる「徳川家康」が登場します!
(NHK ONLINE)

こうして見ると、流石にベテランの、しかも時代劇俳優としての貫禄が漂います。
最近は『半沢直樹』の中野渡頭取や、『三津屋清左衛門残日録』の主人公清左衛門の役のイメージが強い北大路さん、『花燃ゆ』の毛利敬親以来6年ぶりの大河出演ですね。松本白鷗さんが、かつて『黄金の日日』で呂宋助左衛門を演じ、同じ役で今度は『真田丸』に登場したのを思い出します。
ちなみに『三津屋清左衛門残日録』は、第5作の制作が発表されています。

しかし、なぜ「幕末大河」のはずの『青天を衝け』に、家康が登場するのでしょう。
ご本人のコメントにある、「僕にとってまったく経験したことのない挑戦」とは何なのでしょうか。
まさかのタイムスリップ展開なのか、あるいは、いずれかの将軍(恐らく慶喜)の夢枕に立つとか、そのような設定なのか。
詳しくは観てからのお楽しみということでしょう。

ところで今回も衣装は黒澤さんですが、この人はやはり江戸時代に限定していただきたい。流石にこの時代、特に幕末だと、真っ赤とかショッキングピンクの衣装を目にせずに済みそうです。

あと10日で『青天を衝け』スタートです。

飲み物-冬のティータイム
[ 2021/02/03 23:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『国盗り物語』に見る明智光秀 38

元亀元(1570)年6月19日、3万の兵を率いて信長は岐阜を発ちます。その日は寝物語の里で宿営を張り、やがて浅井領に入りますが、敵は、朝倉の援軍が到着するまでは何ら行動を起こさないという方針のもと、微動だにしませんでした。そのため織田方は兵を使って敵領視察を行い、浅井の第二の城というべき横山城の山麓を偵察した後に抑えの部隊を残して、主城の小谷城へ向かいます。信長は、ものはためしと麓を焼いてみるように命じますが、それでも誰一人として出て来る気配はありませんでした。

信長は小谷城の斜め向かいにある、虎御前山に布陣していました。この山は、かつて光秀が浅井領の偵察を行った際、布陣に最適の場であると言った場所で、ただし小谷城は急攻するべきではないと念を押してもいました。信長は軍議を開き、どのようにすべきかを議論します。その中で織田家譜代であり、したがってこの信長のような人物にも、比較的物が言いやすい立場である佐久間信盛が、朝倉軍が来る前に一度撤退し、敵の様子を見るように進言します。信長もこの意見には同意であり、ただちに軍議を終わらせて国境近くの弥高村まで退きます。

この様子を見ていた浅井の若い将校たちは色めき立ち、出陣すべしと騒ぎます。背を向けて退却して行く相手には、討ち得の追撃戦になる確率は高かったのです。しかし浅井の老臣たちは自重説を曲げようとせず、しかも当主の長政を信用してもいませんでした。すべて経験主義で決定に時間がかかり、しかもひらめきのある発想もなく、業を煮やした若手たちは、ついに自分たちで織田家のしんがりである梁田、中条、そして柴田の部隊を追い、一次は混乱するものの、何とか強靭な浅井の兵をかわして織田軍に合流することができました。

撤退の翌日の23日、信長の軍は横山城を取り囲みますが敵は動かず、どうもこの横山城は的の囮で、信長軍をここに張り付かせ、浅井店朝倉の連合軍で、その背後を大きく包囲するのではないかと考えられます。光秀は秀吉にそのことを話し、秀吉は如何にもその通りだとうなずきます。光秀は秀吉の、こういう利口ぶった態度があまり気に入りませんでしたが、秀吉に取ってはそれは至極当然のことであり、信長もそれを理解しているはずだと思っていました。そして27日夜半、織田軍の背後にかなりの数の松明が現れます。

信長自身それを目にし、斥候たちもそれを報告しに来ます。人数は1万から5万までさまざまでしたが、いずれにしても作戦を変更する必要があります。信長は彼らが、翌日姉川を渡って襲ってくると考え、逆にこちらから攻撃を仕掛けるべく母衣武者を集めて、将校たちの陣替えを触れさせますが、これはかなり難しい仕事でした。信長は横山城抑えの兵を5000人残し、他の軍勢を6隊に分けて、それぞれの将に3000から5000の兵を与え、残りは信長の直営隊とします。尚光秀はそれぞれの将ではなく、それよりも下級の指揮官でした。

ところでこの日、徳川家康が5000の兵を連れてやって来ます。既に部隊を再編成し終わった後であり、予備軍となることを命じますが、家康はそれをよしとしません。信長は、予備軍を命じれば家康が却って奮い立つことを見抜いており、ならばと朝倉に当たるように命じます。家康は、稲葉良通とその部隊1000人を所望します。その人数の少なさに信長も驚きますが、自分は小国の者であるがゆえ、大人数は使いこなせないと家康は言い、常に信長に対しへりくだった態度を見せました。また三河兵が強いこともプラス要因でした。

いよいよ姉川の戦いです。この時浅井勢は、援軍の朝倉の兵が来るまで動こうとせず、それが幸いして、織田の軍は浅井領内の視察を行います。まず浅井氏の第二の城である横山城近くに抑えの兵を残し、その後主城である小谷城の近くの虎御前山に陣を張った信長ですが、光秀がここを偵察した際の、小谷城は急攻すると損害が大きいと言ったのを思い出していました。そして譜代の臣である佐久間信盛の、一度退却すべしという意見に信長も同意し、国境近くまで退きますが、これに浅井の若い将校たちは我慢できません。

また浅井家は当主の長政よりも老臣が力を持っており、軍議は老臣が仕切っていましたが、すべて経験則によるもので決断に時間がかかり、しかも意表を突くような発想もありませんでした。このため一部の将校は織田のしんがり軍に追い付き、一戦交えることになります。そして朝倉の援軍が駆け付け、横山城を包囲していた織田軍は、この援軍に包囲される可能性も出て来ました。これにより信長はそれまでとは一転し、こちらから攻撃を仕掛けることに決め、軍を再編成してそれぞれの将を決めますが、その中に光秀の名はありませんでした。

飲み物-ホットワイン2
[ 2021/02/02 00:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

大河ドラマ雑考-43(『青天を衝け』ガイドブックを見て思ったこととは)

まず、先日の『どうする家康』関係投稿で、徳川家康の嫡男の信康を、信勝としていました。失礼いたしました。訂正しています。

まだ放送にはもう少し間がありますが、「今年の」大河ドラマ『青天を衝け』のガイドブックが書店の店頭に並んでいます。構成としては、まあ従来通りではあります。それとこの大河、やはり過去の幕末大河の出演者が結構多いですね。
ところで『麒麟がくる』もそうでしたが、NHK出版のガイドブックには「大河プレイバック」なるページがあります。『麒麟がくる』のNHK出版の分は、『国盗り物語』が紹介されていました(ちなみにNHK出版の分は前編しか購入していないので、後の2つは生憎見ておりません)。
この大河プレイバック、要するに、その年の大河と同じ時代背景の作品を紹介しているわけで、この前編の分は『獅子の時代』が紹介されています。この他にも大河ドラマ年表などもあり、つまるところプレイバック共々、大河はこれだけ歴史があるのですよと言いたいのかも知れません。

しかし見方を変えれば、大河は一部の作品を除けば、かなりの作品が同じような時代に集中しており、同じ時代の同じような人物を何度もなぞって来た経緯があります。戦乱や歴史上の大きな出来事がドラマの中心になるためです。これは一巡目か二巡目まではいいのですが、それ以上になるといくら手法を変えてみても、どことなく似た印象になりがちです。また前の同時代の作品との比較もされるようになります-無論、前の作品の方がいいとは必ずしも言えないでしょうが。それを意識してのことなのか、近現代物を入れたり、放送フォーマットを変えたりという試みもなされましたが、あまりうまく行きませんでした。
そもそも過去を振り返るということ自体、方向性としてあまり前向きとはいえません。逆にこのような企画を始めたということは、やはり大河も、あと何作かで終わらせるのかと思われても不思議ではないでしょう。その場合、今まで描いてない人物や時代を中心にやることも考えられます。

しかしその「歴史のある」大河、その制作を支えてきたのは、言うまでもなく視聴者の受信料です。これも先日の『どうする家康』絡みの投稿で触れましたが、制作統括や脚本がこうしたい、ああしたいと言っていても、とどのつまり、何十億もの受信料があるからこそそれが実現可能なのです。にもかかわらず、NHKの制作サイドは、視聴者の受信料のおかげで大河が作れていますなどと、しおらしいことを言ってくれたためしがありません。
元々公共放送の目的は、一般人を利するための報道であり放送であって、ドラマ制作ではないというのは前にも書きました。今NHKのスリム化、受信料の値下げが叫ばれていますが、公共放送としてやって行くのであれば、1世帯500円程度でいいのではないでしょうか。2020年の日本の世帯数は約5700万ですが、仮に受信料を500円としても285億円は確保できるのです。ニュース、気象と災害のみであればそれで十分でしょうし、それより安くする(職員を減らす)こともできるでしょう。
ドラマはスポンサーを付けて作ればいいだけの話です。もちろんNHKの職員が、スポンサーに頭を下げてお金を出してもらうことになりますし、数字が悪ければ打ち切りの可能性もあります。

数字と言えば、これも以前書いたことではありますが、『独眼竜政宗』と『武田信玄』は双璧です。一方で『独眼竜政宗』、『武田信玄』の舞台は出羽と甲斐という「東国」であり、それも数字に大きく影響しています。一般に公表される視聴率は関東の数字だからです。寧ろこの場合、関西はどの位だったのかを知りたいとも思います。無論『麒麟がくる』も、東海地方であればもう少し高くはあるでしょう。そもそも地元、あるいはそれに近い地域では高く出るからです。
このようなことから、せめて大河は東西の数字を公表するべきではないかと思われます。しかしそうなると、今年の大河は関東ですから、それなりに高い数字が出てしかるべきとはなるわけですが。

飲み物-ワインと暖炉
[ 2021/01/31 00:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、BSで再放送中の『太平記』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも再来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出しました。これを機に、今後さらに上を目指してほしいものです。そのためにも、国内のラグビーの変化に期待したいと思います。

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