新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりましたが、昨今のこのウイルス関連の報道、特にネットなどの記事でサイトカインという言葉を目にした方もいるでしょう。このサイトカインというのは、いわば免疫物質のことです。ざっと言えば、体内にウイルスが侵入する場合、この免疫物質がそのウイルスを死滅させるための手段を取るわけですが、時によっては暴走し、サイトカインストームという現象を引き起こすことがあります。これによって全身症状が悪化したり、血栓ができて心筋梗塞が起こったりというデメリットもあります。
風邪の場合もサイトカインが働きます。まずウイルスが体内に侵入すると咳やくしゃみ、鼻水が出て、さらにはウイルスを殺すための体温の上昇が起こります。体温の上昇中は寒気を感じますが、これは筋肉が震えることで熱を作り出し、体温を上げているためです。以前『チコちゃんに叱られる』関連でシバリングについて書いたことがありますが、このシバリングは体温を上げるための、所謂悪寒戦慄のことです。そのため風邪の引き始めは暖かくした方がいいと言われるのです。他にもこの免疫物質は、倦怠感や食欲不振を起こします。
風邪の時のあの不快感、熱でだるくて何も食べたくない、横になりたいというのは免疫物質のなせるわざなのですね。ある程度熱が上がると打ち止めとなり、汗が出て眠くなるので、首筋やわきの下を冷やし、薄着をして水分補給をするという流れになります。睡眠は回復には効果があるとされているため、風邪だからと言って無闇に薬を飲まず、数日安静にして、消化のいい物を食べるのが最善の方法と言えるでしょう。無論これもケースバイケースで、会社や学校を休めないとか、熱は下がったけど咳が出るような場合は、その時々に応じて症状に合った薬を飲むのがよさそうです。
まず、NHKの職員が16日未明に、酔ってタクシーの運転手に傷害行為に及んだため逮捕との由。
この行為そのものもどうかと思いますが、未明に酔っていたということは、その時間にアルコールを提供する店があったということでしょうか。緊急事態宣言下の折、それもどうかとは思います。
しかも逮捕されたのが、受信料から報酬を得ているNHKの職員の行為となれば、何とも好ましからざる話ではあります。以前もわいせつ行為をしたディレクターがいましたね。これではスクランブルを掛けろという声が出て来ても何ら不思議ではありません。
それから先日の続きの視聴率に関して。やはり視聴率というのは、大河の舞台になっている地域の数字も出すべきでしょう。
それと総合視聴率を発表すればベストです。
逮捕者が出たからというのではありませんが、NHKはどうもその辺りがあまり気が利いているとは言えず、何でもかんでも関東の数字だけで済ませたがります。しかし、舞台になっている地域の数字位把握しているはずですし、場合によっては関東の2倍3倍ということもあるのですが、何か発表できない事情でもあるのでしょうか。
そしてこれも先日触れたエコーチェンバー。ツイッターやフェイスブックの場合、言論人とか、あるいは芸能関係者のような影響力のある人、所謂インフルエンサーに同意する風潮が強く、それが結果的に過激な意見となることもあります。
別に誰をフォローしようが、どのような意見を持とうがそれは個人の自由ですが、その意見が時に暴走してしまうこともあり、一度我が身を振り返ってみることも大事かと思います。
ネットを使う以上、自分の興味がある情報が優先されるのはやむを得ない部分もありますが、それのみに頼っていると、とんでもない方向に行ってしまったり、また、事実ではないけど、そのコミュニティに取って都合のいい情報を掴まされることにもなる可能性もあるので。
詳しくは明日投稿予定ですが、『きのう何食べた?』には富永佳代子という人物が登場します。第2回で史朗がスイカを買おうとして、この佳代子と出会い、買ったスイカを家まで運んで行って、お礼にスイカをご馳走になるのですが、何せ史朗のことですから、
どうすればゲイに見られないか
これで悩むのですね。その態度を佳代子は不気味に思い、そばにあったトレーでバストを隠し、大声で叫びます。史朗はうろたえますが、その時このような言葉が口を突いて出ます。
「私はゲイです」
然る後に財布から名刺を出して、自分は弁護士だと紹介するのですが、史朗はこの時ゲイであることをカミングアウトしたせいで、その後富永家とは自然体で付き合えるようになります。その後佳代子とは、野菜や果物を分け合う仲となり、ある日1つ余ったキャベツでコールスローを作っていた時、佳代子の夫の富(名前不詳)が、クラブの仲間を連れてテニスから戻って来ます。史朗はこの時、富永のテニス仲間の一人である小日向大策を紹介されます。
富永家に桃を分けて貰いに行った件については、先日触れました。この時はテツさんとヨシくんの登場回で、いつまでもゲイであることにこだわっている自分を、史朗は責めることになります。その後玉ねぎを受け取りに行った時は、富永夫妻の娘のミチルが、結婚のことで両親と対立する様子が描かれ、しかもその後はクリスマスのホームパーティーに小日向と航を呼んでいて、その時に賢二を実家の両親に会わせることを史朗は宣言します。
このシリーズ自体、毎回ちょっとした出来事が起きているわけですが、史朗が富永家を訪れた時は誰かに出会ったり、その後一大決心をしたりという傾向があるようです。尚この富永家の人々はあくまでも史朗の知人であり、賢二との接点はありません。
ところでこの富永家で分けて(ちゃんとお金は払っています)貰っている、4種類の野菜または果物ですが
スイカ
キャベツ
桃
玉ねぎ
桃と玉ねぎは共通点があり、どちらも魔除けや吉兆のシンボルとされています。キャベツは恋占いに使われたともいわれ、これが転じてキャベツ畑から赤ちゃんが来るとい伝説も生まれています。
しかし問題はスイカです。喉の渇きをいやす効果は確かにあるのですが(もちろんこれら4種類の野菜果実、すべて薬効はあります)、スイカに関しての伝承といったものに関しては、生憎私はよく知りません。スイカと揚げ物が食べ合わせであるというのは聞きますが。
どうも推理物を読みかつ観ることが多いせいか、この組み合わせは何かを示唆しているのではないかと、ついつい思ってしまいます。実際ドラマを何度も観返したり、原作を繰り返し読み進めていたりすると、それまで気づかなかった発見というのもありそうで、現時点で原作はまだ一巡目である私としては、今後が楽しみです。尚ドラマは録画またはDVDで、既に何度も観ています。
Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、BSで再放送中の『太平記』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも再来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。
他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出しました。これを機に、今後さらに上を目指してほしいものです。そのためにも、国内のラグビーの変化に期待したいと思います。