fc2ブログ

ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  NHK

再び小檜山氏の朝ドラnote記事とツイートに思うこと

以前の投稿で書いたことですが、小檜山青氏の朝ドラ関連のnote記事についてです。この記事で、実際の放送回と記事のナンバリングが食い違っている件でしたが、その後再びコメントを頂いています。こちらのコメントによると

小檜山氏は第85回のレビューを書かないまま第86回のレビューをアップしている。しかし第86回のタイトルで第86回のレビューを上げているため、表向きナンバーに齟齬を来たしてはいない。

となっています。しかしながらその一方で、

その後、第86回から第113回までのレビューのナンバーを1つずつ繰り下げている。このため本来は第86回から第113回のレビューであるにも関わらず、記事タイトルとしては第87回から第114回となっている。しかし第114回のレビューはアップされておらず、元々「第114回」となっていた第115回レビューを本来の「第115回」と表記することで対応している。
しかし第86回から第114回までを1つずつ繰り下げたため、当該レビューは実際の放送回との1つずつずれる格好になった。なお、第115回以降のレビューについては、やはり食い違いがあったが、ナンバリングし直している。

つまり第114回(杉並のちむどんどん再開の回)のレビューは元々なく、今ある第114回は第113回の内容であり、第115回から本来の形に戻っているわけです。ちなみに当該記事を2022年9月30日にざっとチェックしましたが、やはり1つずつズレたままのようです。一応有料記事を書いているのであれば、こういう点はどうにかしてほしいです。今からでも飛ばした分のレビューをアップし、もう一度きちんとナンバリングするべきでしょう。

そして小檜山氏または武者震之助さんの記事の多くに言えることですが、レビューと名乗ってはいるものの、その実ドラマの内容にかこつけた自説主張に見えますし、個人的な好き嫌いに偏っているふしがあります。そのため本来書くべきことが書かれていない、あるいはいくらかデフォルメされて書かれているといった事態が散見され、その意味では言葉本来のレビューとはかなり隔たりがあります。

これは前に書いたことがありますが、個人の方のブログで、『八重の桜』について書かれていたのを見たことがあります、正直な話、そちらの方がよほど「レビュー」にふさわしく感じられました。

またこれは、先日の大河コラム関連でも書いていますが、「オンベレブンビンバ」の意味を、放送前に推測していた人が多いことについて、武者さんは

SNSでそういうことを呟き、誰かにハマれば拡散され、自己承認されたようで気持ちがよいでしょう。
しかし、そこが危険な気がするのです。
「オンベレブンビンバ」は、話の中身を理解するうえでさして役に立ちませんよね。
SNSではドラマをネタにしたハッシュタグも多く、画面写真を貼り付けた大喜利状態にもなっています。

と書いていますが、私はこれに対して、皆楽しんでやっているのだから、別にいいのではないかと書いています。

ところが今日の小檜山氏名義のツイにはこうあります。

https://twitter.com/Sei_Kobeee/status/1575700661580156928
ドラマなり趣味が一致しなければ「そっか、あわないんだね」でいいと思う。なんで冷笑しながらリプライして「このよさもわからないんですかぁw」みたいな態度をとられなくてはならんのか。

「そっか、あわないんだね」で済ませられるのなら、小檜山氏=武者さんも、自分が好きでもないことを、わざわざ大河コラムで書くこともないと思うのですが―と言うか、最初からスルーすれば済む話なのですが。どうしても書きたければ、こう言うのを色々推測している人たちもいました程度でいいでしょうし。また自分に関係のないリプなら、放っておくなり、それでも絡んでくるならミュートするなりしてもいいのですが。

note記事やコラムのみならず、小檜山氏名義のツイもまた自説主張、さらには自分と相容れない意見への反発に見えます。何よりも明らかなのは、『青天を衝け』と『カムカムエヴリバディ』が好きでないこと、そして、有名企業の創業に至るまでを描いた朝ドラが気に入らないこと、この2点でしょう。

ただし朝ドラの場合、後者に該当する人物がモデルになるケースは多く、ドラマのレビューを書きたいのであれば、好き嫌いは封印するべきかと思います。別にNHKも、小檜山氏の好き嫌いに合わせて朝ドラや大河を作っているのではないのですからーと言うか、好き嫌いでドラマを判断するのなら、もう有料記事を書くのは止めるべきですね。


飲み物-カクテルとオイルランプ
スポンサーサイト



[ 2022/10/01 01:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『ちむどんどん』最終週の前のあれやこれや

まず先日ご紹介した分の、1日前の小檜山氏の記事です。(大河関連は次回以降になります)

https://note.com/54seikobi85/n/n0157657c7446
『ちむどんどん』第117回 ちむどんどんし続けることが大事

コメントで指摘していただいていますが、実際の放送回と2回分のずれがあり、この回は本当は第119回です。で、この記事なのですが、

暢子は「和彦くん」といまでも夫を呼ぶんだなと改めて思ったり

この点ですが、私としてはプライベートな関係であればまだしも、お姑さんにまで「和彦君が」と言うのは正直ちょっと解しかねます。

あと、

和彦は反省会界隈からありえないほど無能だと罵倒されていますが、無能有能はさておき、特殊な人物ではある。フリーランスだから東京にこだわらなくてもいい。重子と同居しないことを選んだのも、ここにつながってきます。夫としてやんばるに住んでもいいわけよ。

この和彦がやんばるに住むことに関しては、先日の投稿でも触れています。まだネットも一般に普及せず、しかも東京の出版社から原稿を依頼されているにも関わらず、距離のある沖縄、それもやんばるに住もうとし、しかもそのデメリットを考えないという点に、疑問を持つ人は多いのではないでしょうか。場合によっては、和彦は連載を打ち切られてもおかしくないと言えます。

またこの和彦はフリーライターではありますが、仕事をしているシーンがきわめて限られていますし、そういう点もまた、ライターとしての彼に疑問符がつく一因とはなっているでしょう。

しかしこのように書くと言うことは、やはり小檜山氏は、自分と異なる意見が多い反省会の存在を、かなり意識しているようにも見えます。かと言って小檜山氏の意見が絶対的なわけではないのだし、人それぞれでいいとは思いますが。

では本題に行きます。
「ちむどんどんできるか」という小見出しで、このような記述があります。

そんなわけで、やんばるに戻る決断というラストへ向かうわけですが。極めて慎重に、2022年らしくしているわけさ。優子の面倒を見るという親孝行でもない。和彦がやんばるでライフワークを完遂したいからでもない。地方で生まれた女性である暢子が、自分がちむどんどんするか、そこで決めています。

まず
「極めて慎重に、2022年らしくしているわけさ」
などとありますが、この朝ドラの今現在の時代設定は1984年であり、2022年から40年近く前なのですが…。

それからこの少し前の方で
「フリーランスだから東京にこだわらなくてもいい」
「夫としてやんばるに住んでもいいわけよ」
とあるのですが、ここでは
「和彦がやんばるでライフワークを完遂したいからでもない」
となっています。どこか食い違っていますね。

また
「地方で生まれた女性である暢子が、自分がちむどんどんするか、そこで決めています」
「朝ドラもここまで到達しましたね。いや、近年の朝ドラの流れかな。女性が自分の意思で人生を決める。そういう流れがきっちりある」
と言うことなのですが、これもおかしな話です。

まず暢子が、ちむどんどんするかしないかを判断基準としている点ですが、それと「女性が自分の意思で人生を決める」のは違うのではないでしょうか。暢子の場合は極めて感覚的なものであり、周囲のことを顧みず、自分がちむどんどんすればそれでよしとしているわけで、如何にも身勝手で子供じみた基準でしかありません。それと「近年の朝ドラの流れ」と言うのであれば、あれだけ叩いた『カムカムエヴリバディ』も『まんぷく』も、女性が自分の意思で人生を決めたということでいいのですね。

それと「地方で生まれた女性である暢子が、自分がちむどんどんするか、そこで決める」と言うよりは、「沖縄(またはやんばる)で生まれた女性である暢子に取って、ちむどんどんできるかできないか、それもまた重要な決め手であった」とでも書いてほしいです。

そしてこの後も反省会が登場しています。この反省会の存在、または嫌いな朝ドラor大河の存在は、ご本人にはかなり心理的負荷となっていて、このnoteや大河コラムでの反発につながっているように見えますが、そこまで敵視することもないかと思います。何よりも、好き嫌いで価値を決めたがる小檜山氏または武者さんの姿勢もまた問題です。

それと前出の時代設定ですが、この朝ドラは、離婚歴があるもののまだ付き合ってもいない清恵に、なぜそのことを隠していたと賢秀が詰め寄る一方で、和彦が沖縄でも仕事はできると、まるで今の時代のようなことを言ってみたり、設定基準がかなりあいまいであると思われます。清恵が、離婚歴を黙っているのが責められるのが当時の価値観であるのなら、和彦も、沖縄には行きたいが東京から離れている、仕事をどうするか問題だなどと悩むシーンが欲しいところです。

もうひとつ、暢子の出産シーンについて。まず破水、それから病院に行って、かなりあっさりとお産が終わったことになっています。これで思い出すのが『ER』の看護師長、キャロル・ハサウェイが雪の中を出勤する途中で産気づき、何とかもちこたえて病院でお産をするシーンです。あれは、お産に至るまでの様子がかなり詳しく描かれていました。もう一度DVDを観てみようと考えています。少なくとも制作サイドが「一人の女の子の何十年という歳月を濃く描きたい」と言うのであれば、あれくらいの描き方を心掛けてほしいものです。

それにしてもこの「一人の女の子」、「女性」でないのが気になりますね。



食べ物‐コーヒーゼリー
[ 2022/09/26 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『武将ジャパン』大河コラムの視聴率関連記述に関して

『武将ジャパン』大河コラムの視聴率関連の記述です。尚元々の文章は記事のリンクが貼られていますが、引用文には貼りませんのでその点ご了承ください。それと最近の分で、意味が通りにくい箇所を多少直しています。

今年の大河は視聴率が低迷しているとして、こんなニュースがありました。
◆「鎌倉殿の13人」が危険水域! 大泉洋、菅田将暉、ガッキー…前半投入の反動か
ニュースにする以上、何かバリューが必要であり視聴率低下に目をつけたのでしょうが、これは何も今年に限ったことではなく、私は勝手に大河恒例の「夏枯れ現象」と呼んでいます。
中盤となれば主人公の師匠や親にあたる世代が抜ける。
初期キャストは豪華なメンバーが揃うものの、夏ともなればガクッと落ちることは避けられません。

夏枯れと言うよりも中だるみと言うべきでしょうか。要は、放送開始から4月~6月頃までは盛り上がりがあるけれど、その後やや主人公の立ち位置が安定し、あるいは作品によっては創作が多くなり、クライマックスまでの間場つなぎをする必要に迫られるわけです。ただ初期は豪華キャストで、その人たちが抜ける例があるにしても、すべての大河で同じことが起こるわけではありません。

例えば『真田丸』は、寧ろ春以降キャストの顔ぶれが増えて来た感があります。それと今年は頼朝はもういませんが、、主人公の親である時政もまだいますし、主人公に影響を与える人物は比較的多く残っている方だと思います。それと武者さんの場合、「今年に限ったことではない」としつつも、嫌いな大河であればここまで書くだろうかと思います。

そして視聴率低迷の原因を、私なりに考えてみました。
・地上波全体が減衰傾向にある
→あのドラマが低視聴率と煽る記事も増えています。若い世代を中心に、テレビを定時に見る習慣がなくなっているのです。
・時代がそこまで有名でない
→戦国や幕末と違ってなじみがありません。
・毎週鬱展開……
→これですよ。毎週毎週ドンドコドンと人が死ぬ鬱展開。そりゃ好き嫌いは分かれるでしょう。
・難解
→今年は伏線の張り方が複雑です。単純そのものだった昨年と比べると特に顕著です。
時代背景が理解しにくいため、頭に入ってこない。
美味い燻製肉でも、理解できない人からすれば「ただの焦げた肉」になるようなものです。
テレビですから、内容が理解できなければ視聴を止めてしまうのも仕方のない話でしょう。

地上波の視聴率が落ちているのは今に始まりませんが、裏番組が強くなっているのも関係しているのではないでしょうか。あまり有名でない時代なのはその通りです。この場合戦国が一番馴染みがあり、次いで幕末になるかと思います。そして源平を含むその他の時代は、幕末と同じかそれ以下の数字でしょう。あと「鬱展開」はどうかと思います。それを言うのなら、『風林火山』なども似たようなものですが、それが面白いと言う人もまたいるでしょうから。

そして「難解」
つまり今年は複雑だ、分からない人間は観なくなるといった、何やら上から目線と思われる論調になっています。武者さんらしいと言えなくもありません。しかし今回は「難解」と言うよりも、「癖が強い」のだろうと思います。つまり三谷さんの描写が好きでないから、コント的展開の乗りが好きでない人は視聴を止めるでしょうし、逆にそれが好きだと言う人は視聴を続けるのではないでしょうか。

あとこういう時に必ず『青天を衝け』を引き合いに出していますが、止めた方がいいと思いますね―止めない可能性が高いですが。別に昨年のが「単純そのものだった」わけではないし、ならばどこが単純だったのか、ここで例を挙げるべきでしょう。それができない、あるいはやらないのであれば何の説得力もありません。

そしてNHKプラスの再生数を重んじるから、NHKは『鎌倉殿』を失敗としないとありますが、失敗か否かはさておき、NHKプラスの再生数のみで論じるのもさてどうかと思います。本当に観たい人なら、録画して観るという方法もあるのですから。

そして『おかえりモネ』がNHKプラスの再生回数が高いとあり、泰時役の坂口健太郎さんが、『おかえりモネ』に出演した際の「俺たちの菅波」を、今度は「俺たちの泰時」として使っている、だから『おかえりモネ』の高評価は『鎌倉殿』にもいい影響を与えていると言いたいようです。そしてこういうリンクを貼っています。

「おかえりモネ」NHKプラス朝ドラ歴代最高 期間平均16・3% 大台超え一度もなく苦戦もSNS反響

しかし実は、『カムカムエヴリバディ』がそれを上回っているようなのです。

「カムカム」最終話 番組最高の視聴人数で有終の美 109話は「NHKプラス」全ドラマ最多視聴数を記録
(いずれもスポニチより)

NHKプラスの再生回数が高ければ、武者さん的には『カムカム』は当然失敗ではないはずですし、寧ろ高評価と言えるのですが、その割にかなり叩いていますね。

さらにその後、今年は関連書籍も多いとありますが、『青天を衝け』もかなり関連書籍は書店に並んでいました。無論これは近代の人だからとも言えるかとは思います。しかし何かにつけて『鎌倉殿』は凄いと言っている武者さんですが、どうも『青天を衝け』をかなり意識しており、それへの対抗意識で、『鎌倉殿』を肯定しているようにやはり見えてしまいます。もう少し肩の力を抜いてはどうでしょうか。

それからレビューやSNSのハッシュタグを見て、周りに合わせるのはよくないとありますが、それはその人の自由であり、武者さんがあれこれ言う問題でもないでしょう。

なぜ自分の感覚を大切にしないのか?
視聴率という基準そのものが時代遅れですが、それを信じる自分の感覚も見直すべきところに来ているのかもしれません。
言うまでもなく、ネットの声は発言者が精査できません。
確たる根拠を持っているのか。
それともフワッとした感性か。
それでもこんなネットニュースになれば信憑性が高まるから危険です。

お言葉ですが、視聴率が時代遅れと言うのであれば、なぜ視聴率を報じる記事をそこまで気にするのでしょうか。放っておけばいいと思います。時代が戦国でないとか、三谷さんの脚本はやはり癖があるからと、そのように考えておけばいいのではないでしょうか。

自分の感覚を大切にしないのかとありますが、誰でも他人の心まではわからないし、その人にどうこうしろとも言えないわけです。そして
「こんなネットニュースになれば信憑性が高まるから危険」
とありますが、武者さんは嫌いな大河の場合、その手のネットニュースのリンクをコラムに貼っていたのではないでしょうか。そして、

「このドラマ、嫌いなのって、私だけ?」
「このドラマって、もっと評価されてもいいと思うの、私だけ?」
おそらくや共感を得て安心したいのでしょう。
むろん、ドラマの感想だけで済んでいれば問題ありませんが、自身の生活に関連するニュースも同様の姿勢であれば、さすがに危険と言わざるを得ません。

いいか悪いかはともかく、共感を得て安心したい人も中にはいるのではないでしょうか。そして
「自身の生活に関連するニュースも同様の姿勢であれば、さすがに危険と言わざるを得ません」
とありますが、ニュースの見方も人それぞれであり、どれが正解と言うのは恐らくないかと思います。

ハッシュタグなりフォロワーの情報にも、何らかの毒が含まれていないどうか。
自身で見極める時代を私たちは今まさに生きていると思います。

ならば武者さんはそうすればいいでしょう。しかし武者さんの意に反する人がいても、よほど違法行為などをしない限り、それはそれで認められるものであると言っておきます。こう書くのは、『ちむどんどん』の反省会タグの存在もあるいは関係しているのでしょうか。あのタグ付きのツイートはまともなことも書かれていると思いますが。


飲み物-レッドビール
[ 2022/09/11 01:00 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)

『ちむどんどん』第21週感想-5とNHK受信料の在り方

第105回の気になる点です。放送もあと4週間になりましたね。

  • なぜか智や和彦まで駆り出される厨房(和彦はともかく、智は…?)
  • 和彦の記事をろくに見もせずたい焼きを食べる暢子
  • やはり矢作の方が店主みたいだし、寧ろ暢子と矢作が夫婦でやっている店の方がしっくり来そう
  • 紙芝居と人形だけで子供たちが食べるようになるか?
  • 子供の手紙「どろんこになって働くおばあ」
  • ちむどんどんの広告がフリーペーパーの記事みたい
  • ラフテーとラフテー乗せそばの組み合わせ?
  • 弁当のほうがおいしかったと重子に言われ、向きになる暢子

ちむどんどんは開店早々大盛況で、和彦や智まで厨房で働きます。和彦はわからなくもないのですが、智は別に仕事があるのではないでしょうか。それはともかくとしても、雑誌に載った和彦の記事はざっと読んだだけで、たい焼きをほおばる暢子ですが、せっかくの記事なのだからもう少し目を通してあげればいいのに。それとたい焼きは歌子の分はないのでしょうか。歌子はたい焼きが嫌いなの?しかしたい焼きと言えば、どうしても思い出すのが『カムカムエヴリバディ』の回転焼きですね。

相変わらず忙しい厨房で、矢作が休めよと声をかけてくれているのだから、暢子もそこはちょっとお礼を言った方がいいかと思います。配膳までやってくれてるし。そして今回に限ったことではありませんが、どうも矢作の方が店主としてふさわしいし、寧ろ矢作と暢子が夫婦で、沖縄料理店をやっていると言った方がしっくり来そうです。

一方山原です。良子の給食改革に、優子も協力することになります。給食のおばさんの格好をして、紙芝居と腕人形と言うかソックパペットで、地元で採れた野菜を食べることは大事だと子供たちに教え、その日は子供たちは給食を残さなくなりますが、どうも無理があるように思えます。子供たちが大人を気遣ってあげているようにも見えます。

しかもある子供が、ゴーヤが嫌いだったけど、雨の中どろんこになってゴーヤを収穫するおばあを見て、給食のゴーヤを残せなかったと、手紙に書いたのを良子が読むシーンがあります。ただゴーヤとはつる性の植物で、上の方になっているのを採るものです。いくら雨とはいえ、どろんこになるようなことがあるのでしょうか。寧ろこれは、芋の収穫の方ではないかと思うのですが。

そして「ちむどんどん」の広告を見て喜ぶ暢子と歌子ですが、雑誌と言うよりは、何だかフリーペーパーの記事みたいだなと思いました。ちなみに歌子のヘアスタイルですが、ああいう感じでまとめた方がいいですね。

そして重子と波子もやって来ます。しかし重子は、暢子が以前連日持って来ていた弁当の方がおいしかったと言います。暢子は、東京の人向けに味をアレンジしたと向きになります。しかしせっかく味についてアドバイスしてくれているわけだし、暢子もプロなのだから、そこはきちんと聞いておいた方がいいのではないでしょうか。

ところでラフテーとラフテー載せそば。ちょっと重くないでしょうか。20代の男性である和彦であれば食べられるでしょうが、重子と波子に取ってはどうでしょうか。余談になりますが、『きのう何食べた?』で、賢二が風邪を引いた史朗の為に食事を作るのを思い出します。この時も卵入り鶏雑炊と卵焼き(+ほうれん草の白和え)のダブル卵状態でした。しかし食べてみるとそう悪くなく、何よりも賢二が病人でも食べられるように、あまり上手ではないものの、楽しみながらも一生懸命作っていた姿に好感が持てました。

しかしここは商店街なのですが、その関係者の人たちに暢子は挨拶をしたのでしょうか。そういうシーンが描かれないのが気になります。そして2か月後、段々目新しさもなくなり、店は赤字転落となります。暢子のお腹も大きくなりました。あのくらいで胎動ならまだわかりますし、寧ろこの頃になって赤ちゃんが動くのを感じつつ、この子のために頑張らねばと暢子が思う設定にした方がよかったのでは。

それからNHKの会長が、この『ちむどんどん』への批判に関して、ドラマということでご理解をとコメントしています。しかしこの朝ドラは、ドラマとしての構成が第一おかしい(週が変わると設定が変わる)し、受信料で作っているのなら、もう少し真面目にできないかと思う人も多いでしょう。

その受信料ですが、視聴者という言葉を使わず、契約者としてはどうかとツイしている方がいました。イギリスのBBCの場合は、受信料はライセンス・フィーで、ライセンスを持つことでBBCを受信できるわけで、観たくなければ、あるいはお金を払いたくなければ止めることもできますし、さらに受信料廃止も検討されています。

NHKもそのくらいシビアな環境に身を置いてみてはどうでしょうか。国民から受信料を強制徴収して、自分達は高額収入を得、大河も朝ドラも好きなだけ作り続けて来たNHKも、そろそろ正念場ではないでしょうか。

そしてこれもある方のツイですが、『ちむどんどん』への批判で盛り上がっている人を目にしたということです。ツイートという方法を採らなくても(あるいは知らなくても)、批判したい人はいるわけです。かつてはそれしか方法がなかったわけです。

今はネット、特にSNSの出現で意見が共有され、批判の声がより多くの目に触れるようになっていますが、もちろん昔も大河や朝ドラに批判的な人は存在したはずです。ただその声を届ける方法は手紙や電話などで、特に第三者の目に触れる形で意見を述べるのは、恐らく新聞や雑誌の投書欄に限定されていたでしょう。それを思うとやはり今の時代、意見をシェアできるのはありがたいことです。


飲み物-アイスコーヒー5
[ 2022/09/03 01:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『武将ジャパン』補足そしてガイドブック発売日に思うこと

まず『武将ジャパン』大河コラム関連で補足です。

後鳥羽上皇が、頼家の病について
「うまいもんばかり食って不養生していた」
と話していた件について、このコラムでは
「糖尿病になる京都の貴族からの連想ですかね」
と書かれています。

この意味がいささか不明だったのですが、どうもこれは、貴族の食事の炭水化物の多さと運動不足によるものということでしょうか。私は、頼家が食べていた「うまいもん」は獣肉であり、動物性たんぱく質の過剰摂取による、今で言う生活習慣病ではないかと思っていました。炭水化物はともかくとしても、武士が運動不足というのは、あまり聞きませんし。
ただいずれにしても、頼家は糖尿病ではなさそうでしたが。

それから同じコラムで

幕末ならば、主に殉じる忠義こそが武士の華。
近藤勇にせよ、土方歳三にせよ、あの薄情な徳川慶喜のために命を賭して戦った。
戦国時代だって一応そうです。
真田幸村は九度山で生きていく道を捨てて、我が子を巻き込んでまで、大坂城で忠義を燃やす人生を選びました。
そういう忠義のある武士を描いてきて、ついに「んなもん関係ねえ!」という時代まで、三谷幸喜さんは遡ってきました。

とあります。
私はこれに関しても、幕末と戦国とでは事情が違うと書いています。1人の主君への忠義は、江戸時代の儒学導入の影響も大きいでしょう。そして戦国は、主君を何度も変えた武士(藤堂高虎)がいたことについて触れています。『真田丸』でも信繁(幸村と書かれていますが、あの大河では原則信繁です)は大坂方についていますが、この時の牢人の中にも、恩賞目当ての者は多くいました。そして兄の信幸は、やむにやまれぬ理由があったとは言え、徳川の家臣となり、父昌幸の「幸」を捨てて信之と改名しています。

それとNHKの公式サイトの大河関連情報に、一挙再放送とあったので、また再放送するのかと思っていたら、7月に行われた再放送と関連番組の放送についてでした。もう終わっているのなら、関連記事から外していいかと思います。

あとこれも先日ですが、NHKのガイドブックが10月7日発売予定だと書いています。要は1か月ちょっと、ガイドブックなしで視聴することになるわけです。ちょっとブランクが長くないでしょうか。あるいは9月にインターバルがあって、また再放送するとか、特番を流すということになるのでしょうか。
またこれは憶測ではありますが、三谷さんの脚本が遅れているため、ガイドブックの編集にも遅れが生じているのでしょうか。


飲み物-グラスに入った黒ビール
[ 2022/08/27 00:15 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)

『ちむどんどん』第14週第70話感想

『ちむどんどん』、今週は大河がなかったせいもあり、突っ込みどころも多かったため、連日ちょっとずつタイトルを変えながら書いてまいりました。恋愛編の集大成?なのですが、愛がパリに異動となった以外は、やはりどこかすっきりしない展開といえます。
では今回の疑問点です。

  • 賢秀が養豚場で酔っぱらって寝てしまい、寝ぼけているとはいえ、起こしに来たここの娘を押し倒すような格好になる
  • 面白くなさそうな顔で、智から野菜を受け取る暢子と、仕事中は私情をまじえない智
  • 愛に挨拶もしない和彦
  • 式場の下見のことを言いかけた愛の話を遮り、全部なかったことにしてくれと言う和彦
  • なぜか確かめもせず再婚のことを善一に切り出す優子
  • その善一から再婚したいと言われるのにはぐらかす優子
  • その場に突然現れて2人の会話を聞いてしまう歌子
  • 愛との結婚がなくなったと言ったその直後に、暢子が好きだと言う和彦
  • 鶴見を出て行くと言いながら、暢子が智のプロポーズを断ったと聞いて、引っ越ししないと言う和彦
  • 母親の再婚がそこまで緊急事態だろうか
  • 暢子はすぐ帰るなどと言っているが、店のシフトはどうなっているのだろう
  • 和彦にさっきの話タイムなどと言う暢子

まず賢秀にーにー、養豚場で寝ぼけたはずみとは言え、娘の清江を押し倒すと言うか組み伏せるような格好になり、しかも好きだなどと言って清江をうろたえさせます。しかもここの主人、寛大がそれを見て目のやり場に困り、用事を思いついたふりをします。まあにーにーの場合は、相変わらずだなとは思いますし、それ以外の暢子や和彦の言動の方が寧ろどうかと思われますが。ところでこの養豚場はどこにあるのでしょう。比較的鶴見から近いとは思われます。公式サイトでは「東京」となっています。

暢子。昨日は目を泣きはらして帰って来たと、あまゆの店主順次や娘のトミ、三郎や多江が話していますが、この場合泣きたいのは智の方ではないでしょうか。しかもまた、仕事中なのに個人的な感情を持ち込みがちな暢子と、仕事は仕事と割り切って、得意先のフォンターナへの挨拶を忘れない智は対照的ですらあり、どちらが本当に仕事のことを考えているかがわかりますね。

そして和彦。こちらも新聞社で愛に口を利こうとしません。それどころか、愛が式場の下見のことを話そうとしていたのを遮り、愛に「なかったことにしてくれ」と言う始末です。いくら何でもこの言い方はないでしょう。2人だけで会って話していたら、また踏ん切りがつかなくなると思ったのかも知れませんが、それでもここまで付き合って、結婚まで考えていた相手のことを、もう少し考えてあげるべきでしょう。

愛も薄々感づいてはいたのでしょうし、このことで和彦と話しても、会話が成り立たないと思ったのでしょう。手紙を渡して読んでくれと言い、自分は取材へと向かいます。その手紙には、和彦の長所と短所を指摘してはいるものの、和彦に対して恨みがましいことはひとつも書かず、暢子や智も含め、みんながいなかったら今の私には出会えなかったと、かなり前向きなことも書かれていました。しかしこの中の思いやりがあるとか嘘がつけないという指摘、今の和彦は正にその負の部分を発揮しまくっているように見えます。

こういう自分を傷つけず、別れが泥沼化することもなしに関係を終わらせてくれた愛に対し、和彦はもう少し感謝するべきでしょうね。婚約破棄という形になるわけだから、場合によっては慰謝料ものになりますよ。

愛は東洋グラフの記者として、パリに赴任することが決まりました。そしてこの日初めて、彼女は自分が書いた記事を体現するかのように、パンツスーツを身に着けていました。ただ個人的にはあのパンツスーツよりも、田良島デスクと会う時に着ていた、トップスとスカートにカーディガンの方が、色のコーディネーションがよく、彼女に似合っていたとは思います。

それと愛が去って行く時の『翼をください』、あれはどうかなとは思いましたが。

一方やんばるです。優子はなぜか、ご存知でしょうかと前置きすることもなく、いきなり善一に再婚の話を切り出します。結局善一も優子との再婚を考えていたのですが、ここでそれをOKするのではなく、はぐらかしてしまう優子に、何か暢子がだぶってしまいます。

しかもここでわからないのが、優子の職場である売店の近くに突然歌子が登場し、どうしようとつぶやくシーンです。なぜあそこにいたのでしょうか。これが優子が忘れ物をしていて、届けに来た時に偶然話を聞いてしまったなどというのであればわかります。しかしそうでもなさそうですね。

再度和彦。愛との結婚がなくなったと思ったら、暢子が好きだったなどと何やら虫のいいことを言い出し、しかも智と結婚する暢子を見たくないから引っ越しするとか、発想が幼くないでしょうか。せめて、智と結婚するんだろう、おめでとうくらい言えないものでしょうかね。しかも暢子が結婚しないとわかったら、急に引っ越さないなどと言い出す始末です。

そしてやんばるからの電話です。しかし母親が再婚するということだけで、急に帰省しなければならないものでしょうか。たとえば病気とかけがをしたとか、あるいは亡くなったなどであれば無論話は別ですが、暢子は仕事があるし、急に休みが取れるとも思えません。一応シェフ代行ですし。それもこれは歌子がそう言っただけで、優子が自分から娘たちに言ったわけではなさそうです。まず優子から話をきちんと聞いて、それから暢子に連絡してもいいのでは。小学生くらいの子ならともかく、再婚するらしいだけでここまで騒ぐものでしょうか。何か善一と結婚するのが都合が悪いように見えてしまいます。

恐らく、フォンターナに来た西郷父娘の話と引っ掛けているのでしょうが、どう考えてもあのめぐみちゃんの方が、比嘉家の既に成人した姉妹より、よほど大人のように思えます。再婚していいと言ったのが、彼女の本心であるかどうかは何とも言えませんが。

それと和彦に対し、やんばるに帰るからさっきの話タイムなどと言うのもどうかと思います。体のいい引き延ばしですよね。一旦帰るからまた戻ってから改めて話そうとか、そういう言い方もあると思うのですが。と言うか、なぜ暢子はこういうキャラ設定になっているのでしょうか。

あと例の天ぷら弁当ですが、何でも本来の天ぷらは出汁を利かせているけれど、暢子のはそうでないと言う料理監修のコメントがあったらしいです。しかし暢子のセリフで、出汁を利かせているとあったため、このコメントが書き換えられたとの由。この辺り、もうちょっと気を配ってほしいものです。

飲み物-アイスココア2
[ 2022/07/16 01:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』一挙再放送

『鎌倉殿の13人』直近のエピソード(第18~25回)が、16日と17日(15日と16日の深夜)に放送されるのでお知らせしておきます。

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
一挙再放送&関連番組集中編成のお知らせ

あと関連番組ですが、生憎これは少し前の情報なので、放送が終わっています。しかし最後の
「創業者夫婦に学ぶワン・チームの作り方」
て何でしょうね。ラグビーですか(笑)。
ラグビーと言えば、先週末のフランス相手の大接戦について、近い内に投稿します。

それにしても、大河朝ドラ共々、再放送とかその時々での総集編の放送が増えているなと思います。少し前までは、総集編といえば年末と年明けに限られていました。

年末年始のいわばお楽しみでもあったのですが、こうも再放送が増えてくると、いささかありがたみが薄れるなと思います。
それよりも、NHKプラス以外の配信サイトで配信してほしいのですけどね。

それとこのページでは、承久の乱のことでしょう、「日本史上空前の大変革」という言葉が使われていますが、その割に鎌倉時代が今一つ脚光を浴びにくい(少なくとも戦国よりは)ところがあるようです。その原因はそもそもどこにあるのかと思います。単に時代的に古いだけではなさそうです。

飲み物-パブのビール2
[ 2022/07/13 00:15 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)

NHKの大河本に思うこと

先日書店に立ち寄った時、大河ドラマのガイドブックが出ていないかどうか探してみました。生憎少しばかり早かったのですが、その代わりと言うべきか、『プレイバックNHK大河ドラマ』なるムックが数冊ありました。

この本は昨年の11月に発売されたもので、立ち読みでぱらぱらとめくってみた限りでは、高橋英樹さんとさだまさしさんの対談とか、テーマ・時代別の深堀りなどもありますが、正直言ってそこまで新鮮さは感じられず、過去のガイドブックや『ステラ』の記事の焼き直しのように見えました(楽しんで読んでいる方がおられたらすみません)。

無論過去作の主演の俳優さんのインタビューもあります。こちらは2000年代の大河と『いだてん』のみで、あとストーリーと名場面のダイジェストも、『平清盛』以降となっています。そもそもが2011年に出た『NHK大河ドラマ大全 50作品徹底ガイド完全保存版 』の続編といった位置づけのため、こうなっているようです。

個人的には、2000年代の大河を中心に持って来るのは必ずしも悪いとは言いません。寧ろ何十年も前の作品ばかりを持って来られるよりもいいと思います。

ただ、何かしらNHKの自己満足といった印象が感じられます。しかし言うまでもなく、大河というコンテンツは受信料によって支えられています。ならば受信料を払っている視聴者の声も、もう少し反映されていいかと思います。無論人気投票などではなく、舞台となった土地の声とか、視聴者の評価や批判も入れるとか、そういうのはありではないでしょうか。

それからこの本は「教養・文化シリーズ」ムックとなっています。但し私としては、大河というのは教養または文化というよりは、娯楽であると思います。『歴史探偵』とか、もっと言えば『ダーウィンが来た!』の方がよほど教養・文化であるかとも思います。

NHKは大河は教養だと言いたいのかもしれません。しかし基本的にはドラマであり、ドラマだからこそ創作も許されるわけです。大河の立ち位置が今一つあやふやで、史実に沿うかそうでないかという論争が毎年のように引き起こされるのは、NHKのこういう姿勢も一因なのかも知れません。

ちなみに大河のガイドブック後編は、5月27日発売予定(首都圏)ですが、地方だともう少し日数がかかることがあるので、ネット利用の方が、次の放送に間に合うでしょう。


飲み物-アイスコーヒー2
[ 2022/05/22 23:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』に関しての武将ジャパンの記事について思うこと 44

『武将ジャパン』「大河コラム」への疑問点ですが、本題に行く前に。

割と最近ですが、NHKBSプレミアムの『明鏡止水 ~武のKAMIWAZA~ 』という番組が再放送されており、弓術の日置(へき)流が紹介されていました。この日置流は室町時代に確立された弓術で、他に、鎌倉・室町、江戸の将軍家に、弓術や弓馬術、礼法を教授した小笠原流も登場しています。あと居合もありました。一応NHKのサイトに内容がアップされていますので、置いておきます。
「五の巻 弓馬の道・居合」
(NHK ONLINE)

武者さん、以前弓矢は源平合戦をピークに廃れたなどと書いていたことがありましたが、ところがどっこい、その後もちゃんと弓術は発展していたのです。こういうのをきちんと観ているのでしょうか。

では前半部分の疑問点です。

鎌倉殿の13人感想あらすじレビュー第19回「果たせぬ凱旋」 - BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)

1.これまでこの兄弟は、天才義経と、それに嫉妬する兄・頼朝という構図が多かったものです。
本作では、タイプが異なる天才同士の対決になっている。

2.ここで実務役の九条兼実が出てきました。
彼の衣装はフォーマルスーツですね。すごく真面目に仕事をしたい――そんな意思が見える人物ですね。

3.そりゃそうなんですよね。検非違使は京都の治安を守る。伊予守は伊予国を統治する。東京にいなければいけない警視総監が、愛媛県知事を兼任するようなもので、無茶苦茶なのです。

4.当時の貴族は、とにかく先例が大事であり、それを破らぬためにも日記を残しました。
そんな九条兼実からすれば、もう、ブラックな法皇に仕える羽目になって胃痛がたまらない日々なんですよ。

5.しかも、鎌倉には大江広元がいます。かつては兼実の部下であり、優秀だけど下級貴族で、いわば契約社員止まりだったような存在です。

1、これに関しては、前も書いたように昔の大河でも似たような描写のがあります。どちらかといえば、重厚な兄と軽い弟的解釈といった感じですが、ただし『義経』は多少違っています。こういう時に引き合いに出すためにも、DVDが出ている源平大河は観ておいてほしいし、10年ルールからは外すべきでしょうね、そう頻繁に作られるものでもないし。あと言っては何ですが、あまり頼朝に「天才」という印象は受けません。

2、フォーマルスーツとは衣冠のことでしょうか。真面目に仕事をしたいからと言うよりは、この時代のみならず、公卿であれば帝や上皇、法皇の御前ではこの服装なのですが。

3.その少し前に、義経は必ずしも伊予で暮らさなくてもよいと言っており、ならば「愛媛県知事」との比較はできないのではないかと。

4.日記の名前も書いてほしいところです。九条兼実は『玉葉』ですね。本当はこちらもこの大河の原作として使ってほしかったです。あと胃痛がたまらないのは、この人の場合、宮廷政治特有の様々な事情もあったと思われます。

5.下級貴族と契約社員は、ちょっと違うのではないかと思いますが。


6.「ありがたきこと」とかなんとか言う知康。こういうプライドも何もない腹芸を、兼実ならできないでしょう。

7.すかさず義時が法皇の考えであり義経の意志ではない、断りきれないのだとフォローをするものの頼朝は取り付く島もありません。
「それが腹立つ! わしより法皇様を取るということだ。もう帰って来んでいい、顔も見たくないわ!」

8.政子は妻としてわかっています。夫・頼朝は、心の底では義経が愛おしくてたまらないのだと。
それをどうにかできるのは姉上だけだと、実衣はボソッとつぶやく。
政子は、それでも皆が頼みだと訴えます。彼女は周囲の協力を得ることが上手なんですね。きっと【承久の乱】でもこの力を見せることでしょう。

9.兄である源範頼はまだ壇ノ浦で宝剣を探していて、戻りがいつになるかわからない。無秩序な戦いを強行した義経に因果が祟っています。そもそも剣を落とさねばこうはならなかったのです。

10.(注・義朝の供養)それなら法皇もきっと許すと北条家の面々は納得。
しかし大事な点を見過ごしているかもしれません。相手の意表を突くと言う意味で、義経と法皇は似ている。法皇に、そんな人情は通用しないのです。


6.平知康はチーム後白河の一員なのですから、当然こう言うでしょうね。寧ろ
「法皇の側近らしく、抜け目なくありがたきことと言って、義経に有無を言わせない知康」
などと書いてあるのなら、まだ納得できますが。

7.これはあらすじと感想で書くべきだったかも知れませんが、頼朝は先を見据えているように見えながら、法皇が義経を取り込んで自分と対立させようとしているのに、なぜ気づかないのかと思います。本来フォローするのは義時ではなく、大江広元あたりかとも思いますし。

8.この場合周囲は身内なのですから、「周囲の協力を得ることが上手」と言うべきなのでしょうか。また彼女は御台所であり、よほどのことがない限り、周囲も協力してくるでしょう。

9.「剣を落とさねば」ではなく、「平家の女性が、剣と共に海中に身を投じるようなことをしなければ」ではないかと。とはいえ帝と神器を擁した平家を相手にすれば、かなりの確率でこうなったかとは思いますが。あと範頼も、当然ですが命令を受けて剣を探しています。

10.相手の意表を突く云々、以前もこのコラムにこういう文章がありましたが、法皇と義経ではその突き方が違います。法皇の場合は、寧ろ相手を混乱させるとか、圧力をかけるといった感じではないでしょうか。ましてや義経が法皇のもとに取り込まれているのに、そうたやすくことが運ぶわけもありません。


11.広元も苦々しげに「法皇様に抗うのは難しい」と付け加える。

12.中世の女性たちは溜め込まない。女はいつでもそうだったのか?と言うと、そんなわけがありませんよね。
江戸時代や明治時代となると、妾に嫉妬しないことが賢いとされました。
『青天を衝け』では暗い顔のまま、ため息をついて妻妾同居を認めた主人公の妻・千代が「賢婦」の典型。そんなもの、現代で見習わなくてもよいのです。

13.この鞠を腋の下に挟んで脈を止めるテクニックは、推理ものでは古典的で定番です。

14.「本物かどうかわかりまへんて。急に見つかるなんておかしな話やもん」
「それもそうか!」
義経は納得してしまった。この二人はそっくりの気がする。
(中略)
彼女のこういう言い回しは苦手な人もいると思う。もっとしっとりと理解を示し、納得して欲しい。そんな頷き人形みたいなヒロインではないのが静。実に魅力あふれる女性ですね。

11.この広元のセリフ、些細なことではありますが、「法皇様に盾突くのは難しい」ですね。

12.武者さんまたこれを持ち出していますね。しかし中世の自由さ(あるいは原初的な部分)も、まだ近世のような家族というシステムが成立していなかったためで、その分不安定でもあったでしょう。
それにこの『青天を衝け』ですが、お千代は栄一にそれとなく圧をかけていますし、またくにも自分は妾だとわきまえていましたが。どうも武者さん的にはこう解釈しないと気が済まないようです。今後も何かにつけてこれを引き合いに出すのでしょう。

12.私が読んだのは江戸川乱歩の『影男』でした。こちらは毬ではなくゴム玉です。

14.この二人がそっくりと言うよりは、義経が一緒にいて安心できるのがこの静で、その意味で相性がいいのでしょう。里の方は家柄のつり合いはいいものの、ここまで行かないと思います。それと静はこの大河では「ヒロイン」ではないでしょう。寧ろ先日も書いたように彼女はリアリストであり、もっと言えば義経を行かせないための彼女なりの策だとは思いますし、こういう、自分に取って何が当座のメリットであるかを見抜くという点で、前出の知康も似たような部分があると思います。

あとこのシーン、「認知バイアス」を織り込んでいるようにも見えます。自分は行きたいと思っているのに行きたい、しかし静がそう言ったことで、何だそれもそうじゃないかと、自分のいい方、自分の行動を正当化する方向に持って行くわけですね。

飲み物-タンブラーの白ビール
[ 2022/05/19 01:45 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)

小檜山氏のツイと壇ノ浦合戦回

毎度のように小檜山氏、すなわち武者さんのツイートを持ち出してすみません。きりがないのでそろそろ区切りをつけたいと思ってはいます。

で、今回はこちらのツイです。
「そうそう。で、八重松陰が大河主演で、花燃松陰が逮捕と…」
こちらは他の方へのリプで、『八重の桜』の出演者関連でスレッドが形成されています。無論小檜山氏のことですから、好きな作品の登場人物は褒め、嫌いな作品の登場人物はけなしています。

それはともかく、この「大河主演の八重松陰」ですが、八重と主演作品、つまり『鎌倉殿の13人』の間にもうひとつ出演した大河があります。『西郷どん』です。こちらでは坂本龍馬を演じていましたが、小檜山氏は嫌いな作品だからだんまりのようですね。実際あの時の龍馬のイメージが、今の髪を下ろした時の小栗さんにどことなく重なるのですが。

そして何よりも、先日放送された『プロフェッショナル 仕事の流儀』で、小栗さんは主演に関して「断る理由がない」と語ったうえで、大河主演に関してこう述べています。
「(『西郷どん』の)鈴木亮平くんは、とにかく自分の人間力というものが、ものすごく大きくなる参加だと思うという話はしていた」
「背負うものも大きく、常に自分の人間力を試されているような気がする現場だったって話をしていた」
鈴木さんの言葉も、小栗さんが主演のオファーを受けるその一因となったようです。

そして「花燃松陰」が逮捕などとありますが、小檜山氏がほめていた『いだてん』前半部分でも、コカインで逮捕された出演者がいましたし、そして何よりも、『麒麟がくる』で当初帰蝶を演じる予定だった女優さんも、麻薬所持で逮捕されていますね。この辺りはどう考えているのでしょうか。

しかしツイでは、嫌いな作品叩き(特に『青天を衝け』と『カムカムエヴリバディ』)が凄まじいです。それも、叩く理由が正鵠を得ているのならまだしも、とにかく嫌いだから叩きたいといった雰囲気です。そう言えば以前歴史改竄した大河は嫌いだと言っていましたが、恐らく歴史を改変(改竄ではなく)していない大河などまずないでしょう。

ところで『鎌倉殿の13人』、明日は壇ノ浦の戦いです。いよいよ義経が平家を追い詰めて滅亡させるわけですが、これを巡って義経と景時が対立することになるのでしょうか。この両者を「アマデウスとサリエリ」になぞらえた記事がありました。個人的にはホームズとモリアーティ、特に(ちょっと生意気な)パペットホームズのホームズと、モリアーティ教頭のイメージもあります。

しかし平家を追い詰めるのはともかく、なぜ平家がそこまで追い詰められたか、平家の権力によって彼らはどのような不利益を被ったのか、そういった描写がやはり弱いような気がします。先日の投稿で触れた義高の脱出と逃走、さらには上総広常謀殺に先立つ御家人蜂起などに、尺を割くなとまでは言いませんが、やはりその尺の一部で他に描くべきものはあるでしょう。平家に関する様々なこともまたしかりです。

飲み物ーアイスカフェオレ

[ 2022/05/08 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

TopNTagCloud