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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『青天を衝け』に足りない部分とは

先日の『青天を衝け』徒然の投稿関連で。主人公がどのような人物であるかによって、描き方が大きく異なるのは事実なのですが、しかしやはり歴史上の大きな事件などは、ドラマの中に盛り込んでしかるべきかと思います。それと連動させずに、主人公のビジネス関連の描写、人間関係ばかりが続くと、ちょっとこれは面白くないなと感じられてしまうものです。

この大河の場合、先日の分に書いたように、平岡円四郎が出て来るところなどは面白く感じられました。今後どのような展開になるか、それが期待されたためです。しかし禁門の変は、正直言ってちょっとおざなりな感がありましたし、大政奉還も、慶喜が誰に向かって話をしているのかがわからずじまいでした。幕末でしかも京が舞台であれば、もう少し描きようがあっただろうというのが偽らざる気持ちです。こういう部分が、どこか手抜きに感じられます。

かてて加えて、こういう歴史関係をドラマに盛り込まずツイッターで説明するのであれば、大河「ドラマ」を作る必要が果たしてあるのか、疑問に感じられます。脚本家がこういう事件、事変をドラマとして描けないのであれば、その人には今後大河を依頼するべきではないと思います。もし制作統括がそのようにさせているのであれば、それも大いに疑問です。

正直言ってこの大河の禁門の変なら、『花燃ゆ』の禁門の変の方が、多少おかしな部分はあったものの、よほど面白く感じられました-無論『花燃ゆ』の場合、主人公の夫の久坂玄瑞が、他の仲間といわば暴走してあの事件に走ったわけですから、ドラマの中に登場するのは当たり前ではありますが、この政変が、どのような経緯で進んで行ったかは一応理解できました。

また栄一の「いい人設定」、主人公は大体そのようになっているものですが、たとえば『西郷どん』の主人公の吉之助(隆盛)などは、民に寄り添う人物という点が重視されながらも、戊辰戦争では戦の鬼と化し、弟の信吾(従道)から非難されるところもあったのです。栄一の場合はそのような人物設定になっておらず、その意味で深みに欠ける嫌いがあります。

ところで先日の放送では、視聴率が14パーセントだったそうですが、これは以前にも書いたように、関東が舞台である以上当然だと思います。それでもやや低いかとは思われますが。いつも思うこととして、大河の主人公は出身地や活躍した場所が様々であるにも関わらず、すべて東京の視聴率しか発表されないのはなぜでしょうか。せめて関東と関西それぞれの数字、また主人公ゆかりの地の数字などを公表してしかるべきでしょう。

たとえば前出『西郷どん』は鹿児島では30パーセント、『軍師官兵衛』は福岡では25パーセント近い平均視聴率があったのですが、なぜそういう数字を公表しないのか甚だ疑問です。東京では数字が低めの幕末維新大河の場合でも、福島県に於ける『八重の桜』、高知県に於ける『龍馬伝』、山口県に於ける『花燃ゆ』の数字などは公表すべきだったのではないでしょうか。無論その一方で、東京が舞台でありながら、平均視聴率が一桁だった『いだてん』もあります。しかし、これはやはり特殊な例でしょう。

それから最近、投稿したもののどこか意味が通じず、後になって付け足しをしたり、書き直している部分もあります。悪しからずご了承ください。

飲み物-エールと暖炉の火

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[ 2021/11/14 00:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『黄金の日日』「安土炎上」その他

『黄金の日日』の「安土炎上」、一応この回では中国大返しの後半、そして山崎の合戦に至るまでも描かれています。しかしやはりどちらかと言えば、商い関連に尺が割かれてはいます。これは仕方ないでしょう。さらに、細川や筒井順慶も明智に味方するなどと話していますが、ご存知のようにこの両者は味方していません。細川忠興は髻を落とした姿で、妻のたまの前に現れ、彼女を味土野へ遣ってしまいます。『功名が辻』なら、ここで山内康豊と出会うことになるのですけどね。

ともかく明智光秀。山崎の合戦で敗北し、落ち延びて行く途中で農民の竹槍に突かれ、落命する点では『国盗り物語』と同じです。また信長を革命家のように描いた点でも、この両者は似ています。当時の歴史考証が、そもそもそうであったとも言えます。無論『黄金の日日』では、信長が、最初から天下統一を目論む人物として登場しているため、干し柿を盗んだりするシーンや、「悪ガキ」としての描写はありません。

その後安土も明智軍が押し寄せますが、ここで助左がかつての主、今井宗久から貰った銃を突きつけます。何やら助左無双といった感じであると同時に、この大河も結局は創作が多く、その結果、こういう形で主人公の出番を作ることになるのだなと改めて感じます。それはさておき、安土城が崩れ、信長の時代が終わった後その宗久は呂宋へ向かいますが、その船が目的地に着くことはありませんでした。

ところでこの『黄金の日日』でも、商人である主人公と権力者が登場します。ある意味W主人公なのですが、『青天を衝け』でも似たような構造になっています。しかし主人公とそれに準ずる存在2人を出すのは、『青天を衝け』関連でも書いていますが、主軸とする人物から見たその時代のそれぞれの光景が、当然ながら異なってくるためです。逆に主人公たちの在り方が似ている『翔ぶが如く』や、『龍馬伝』ではそこまでの違いは観られません。

もちろん例外もあります。例えば父から子へ主人公が変わるパターン、つまり前半の主人公から、後半の主人公へのバトンタッチが行われる作品です。前出『国盗り物語』と言い、『花神』の吉田松陰から、高杉晋作をはじめとする、松下村塾生と言い、司馬遼太郎作品をベースにした、大野靖子氏脚本の大河では、この手の描写が見られます。勿論他の作品でも似たようなケースはありますが、『いだてん』の場合は時代も行き来するため、余計複雑化してしまいましたね。

飲み物-ワインのデキャンタとグラス

[ 2021/10/15 01:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

演技力の基準と『ステラ』休刊

先日の『どうする家康』予想キャスト関連で、キムタクは誰を演じてもキムタクと書いています。ファンの方には悪いのですが-ちなみに私の場合、木村拓哉さんは好きでも嫌いでもありませんー、イメージを損ねないためなのか、私が今まで観た限りでは、あまりにもイメージが変わってしまうような役があまりなく、いつも本人のイメージそのままのような役が多い、そのため本人と役とのギャップがさほどに感じられないためです。

地で演技をする傾向がある人と、役になりきれる人の違いというのは何だろうなと思います。無論今までも、それまでと違う役に挑戦した、殻を破ったと言われた人もいるでしょうが、たとえば香川照之さんが『龍馬伝』で見せた岩崎弥太郎のような役は、誰でもができるわけではありません。『半沢直樹』の大和田暁もそうでしょう。

また内野聖陽さんの『風林火山』の山本勘助、『真田丸』の徳川家康、さらに『きのう何食べた?』の矢吹賢二なども、それぞれ異なった役を演じ分けています。カメレオン役者などという言葉もありますが、私に取って俳優さんの演技力というのは、やはりどのように「化ける」ことができるかが基準となっています。

ところでNHKの『ステラ』が、2022年3月末を以て休刊することになりました。つまり2021年度を以て終わりを迎えるわけです。

NHKウィークリー『ステラ』休刊のお知らせ

やはりこの時が来たかと思います。私としては、もう少し早くてもよかったかと思いますが、定期購読者もいたようですし、なかなか踏み切れなかったのでしょう。やはり紙媒体を購入する人の減少、そして受信料収入の減少なども関係しているのかも知れません。

それにしても「インターネットを利用したきめ細かな情報発信」とありますが、それとは別にツイッターアカウントが多すぎると思われるので、それを整理してしかるべきでしょう。それから大河や朝ドラを看板番組ととらえているのなら、公式サイトをすぐに削除するのはやめた方がいいと思います。大河の場合1年物であることから情報量が多く、それがサーバ負担となり、そのため翌年の1月末の削除を余儀なくされているのでしょうが、ならば1年間の放送そのものを考えてしかるべきではないでしょうか。

それと以前、『ステラ』のページの多くが広告であると書いたかと思いますが、現在手持ちの分を見る限り、そこまで多くの広告は見られなかったので、あるいは他のメディアと勘違いしたのかも知れません。この点はお詫びいたします。ただ広告に所謂レディースアデランスがあったりするのを見ると、やはり年配層向けであり、若者はあまり購入しないのでしょう。ステラのネット版を作るようですが、それと共に内容も再検討し、TVを観ない若年層向けに発想を変えて行く必要がありそうです。

飲み物-スミスウィックのスタウト
[ 2021/09/23 01:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

今後の大河の舞台予想と主演俳優の出演CM

ここのところ『鎌倉殿の13人』関連でいくつか投稿をして来ましたが、その翌年放送予定の『どうする家康』も、そろそろメインキャストが決まるのではないかと思います。しかし年明けと同時に2年後の作品を発表するというのは、この後も続くのでしょうか。私としては、その前年の年明けか、2年前の秋頃で十分かと思うのですが。

『青天を衝け』と『鎌倉殿の13人』が関東、そして『どうする家康』は東海メインになると考えられますので、2024年以降は、そろそろまた西日本か東北が舞台となるのではないでしょうか。それこそ南北朝なんて、近畿地方が主な舞台となるわけですし。また個人的に、東北か九州が舞台のを観てみたいものです。東北だと『八重の桜』以来、九州だと『軍師官兵衛』以来です。

ところで吉沢亮さんが、ロッテガーナのCMに出ているのはご存知でしょう。また来年の主演の小栗旬さんが味の素、再来年の主演の松本潤さんが、キッコーマンのCMにそれぞれ出演しているというのは、前にお知らせしていますが、チョコレートに関して言えば、松本さんも明治のCMに出演していますね。こうなると、吉沢さんか松本さんが、小栗さんのプレモルに対抗する形で、ビールのCMに出ても不思議ではありません。

と言うより、『龍馬伝』後に限れば、男性主人公の大河の主役を演じた俳優さんで、ビールのCMに出演した人は結構います。岡田准一さんと堺雅人さんは発泡酒ですが、あとは福山雅治さんも鈴木亮平さんも、そして長谷川博己さんも、出演中または出演後の違いこそあれ、ビールのCMに出ています。しかし吉沢さんとか松本さんの場合、あまりビールの印象ではないのですよね-松本さんは以前、嵐のメンバーとして出演したことはありましたが。

しかしこうなればなおさらのこと、受信料を使うのではなく、彼らが出演中のCMの企業に頭を下げて、スポンサー付きで大河を作るべきかとも思ってしまいます。問題は、人に頭を下げられるだけの腰の低さと交渉力とを、NHKが持ち合わせているか否かですが-難しいでしょうかね。


飲み物ーアイスカフェオレ


[ 2021/09/11 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『江』に見る大河のバランス感覚の欠如

以前から、大河が面白くなくなり始めたことについて何度か書いています。無論大河初期の頃から、作品にもよりますが、視聴者からのクレームもついたりしたとは思います。そもそも昔の大河(70年代以降)でも面白くない作品はありますし。そして1990年代頃からは、何がしかの路線変更も見られ、それもまた大河そのものの変化のきっかけにはなったでしょう。

しかし実際に観て、何かこれは違うと思うようになったのは、2000年代からです。それまで内容への関心のあるなしは別として、何とか歴史ドラマとして体裁を繕っていた、それなりの形を保とうとしていた大河が、あからさまに現代ドラマ化して行ったと言うべきでしょうか。

最初は『天地人』だったかと思います。大人になってからの兼続が、未だに前髪をつけているのに始まり、演出がそれまでに比べて、何となく安っぽくなった印象がありました。あれはどう考えても、武将である男性主人公の大河ではなく、武将でとその妻をメインにした夫婦大河でした。

しかも同じ夫婦大河にしても、『利家とまつ』や『功名が辻』といった、同じ2000年代に放送された夫婦大河とはまた違った印象でした。その反動か、『龍馬伝』は『天地人』に比べると、いくらか突っ込みどころはあったにせよ、そこまで不自然な演出はありませんでした。

これが再び蘇るのが『江~姫たちの戦国~』です。実は私はこれと翌年の『平清盛』はリアルタイムで観ていないので、後でDVDで観ています-正確に言えば、『平清盛』は途中で1,2回観ているので、全く観ていないという訳ではありません。しかし『江』の場合、事前の予告などを観てあまり食指を動かされず、大河としては2度目(最初は『武蔵 MUSASHI』の0話切りとなりました。

最終的には面白くなかった大河であっても、最初の方は面白く感じられるものです。『花燃ゆ』しかり、『おんな城主 直虎』しかりです。『麒麟がくる』も第1回時点で、衣装に違和感ありでしたが、戦国で男性主人公(実質的に駒も主人公)であったため、何とか折り返しの回までは観たわけです。

しかし『江』の場合、最初から引いてしまうシーンが続出で、リアルタイムで観ていても途中で切っただろうなと思います。最初から違和感を覚えたのは、これと『いだてん』位でしょう。ここで以前投稿した分に書いた、DVD第一巻でのおかしな部分をいくつか挙げておきます。この他でも、長政に隠し事をするなとお市が詰め寄ったりしますし、何と言っても例の伊賀越えも後で出て来るし、不自然なシーンが多すぎです。

  • お市と長政が婚礼前なのに2人きりで話している
  • 信長が小谷城に来た時、お市が意見しまくる
  • 物見櫓にお市が灯りを持って上って来る
  • 足利義昭が小谷城にいるという設定だが、あまりにもお馬鹿すぎ
  • お市がお腹の子(実はそれが江)を流そうとしているのを茶々が知っている。しかもそのための薬を飲もうとしている時に、茶々が初や侍女たちと部屋に入って来てそれを制し、さらに赤ん坊を流すのなら、自分も初も死ぬと言って妹の首に刀を押し当てる
  • 江が生まれた時点で、父の長政が江を抱いて物見櫓に上る。その時織田と浅井の両軍に赤ん坊の声が聞こえ、自然に休戦状態になる
  • 第2話で、幼い江が秀吉に突っかかるシーンが出て来る。しかし童女ならともかく、既に大人の女優が演じているため、痴話喧嘩に見えてしまう
  • いくら戦国時代、しかも織田信長の城といえども、信長が畳にいきなり刀を突き刺したり、また突然槍が突き刺さったりする

よくこういうのを作ったなと思います。この頃からどこかバランスが狂って行った感もありますが、2010年代には比較的まともな大河もあったわけですから、NHK内部に何らかの思惑があり、それがこのような形で露呈されたしまったようにも見えます。

しかしこのようなやり方は、看板番組であるはずの大河から、みすみす視聴者を遠ざけているとも言えるのですが、内部の人はどう思っているのでしょうね。ちなみに、この大河の平均視聴率は17.7パーセントで、それまで低いとされていた『風林火山』を、さらに下回りました。

飲み物-ビールと夜景
[ 2021/08/14 00:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』新キャスト発表続き

まず『鎌倉殿の13人』の新キャスト、続きです。(敬称略)

2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」新たな出演者決定!

文覚-市川猿之助
伊藤祐清-竹財輝之助
工藤祐経-坪倉由幸
山内首藤経俊-山口馬木也
大庭景親-國村隼

猿之助さん、実は以前後鳥羽上皇役で登場かと書いたことがありましたが、文覚役ですか。こうなるとカマキリ先生こと香川照之さんにも出てほしいものです-実際お2人は『龍馬伝』で共演しています。國村さんは『平清盛』に出演していますね。

そして坪倉さん、お笑い芸人としてはティモンディの高岸さんに続いて2人目です。

それからあくまでも私個人の考えですが、この大河はあるいはナレーションなしでしょうか。『新選組!』もナレーションはありませんでしたので。


飲み物-チューリップグラスのビール
[ 2021/07/11 00:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』今後の視聴予定

まず、「『はたらく細胞』本編とBLACKの比較3」という投稿で、「面白くないのとそうでないのが」などと書いていましたが、もちろん「面白いのとそうでないのが」の誤りです。失礼いたしました。訂正しています。

その『はたらく細胞』の本編ですが、最初はそこそこ面白いと思ったけど、読み進めるにつれて、楽しめる、楽しめないがはっきりして来て、またキャラの描き方がちょっと通り一遍だなと感じるようになっています。実は大河ドラマ『青天を衝け』にも似たようなものを感じています。

血洗島の藍農家で生まれ、藍を作って商う内に商売の根本的なものを覚え、その後攘夷運動にも走り、さらに平岡円四郎のつてで一橋家に奉公するまでは、主人公の描き方は面白く感じられました。その他円四郎を含む市井の人々も、よく描けていました。元々、朝ドラ『あさが来た』を手がけた大森美香氏が脚本担当であるため、良くも悪くも、朝ドラ的なまとまり方をしていると言ってもいいでしょう。またこの間も書いていますが、この大河は『あさが来た』の延長線上にあるようにも見えますし、その意味では、大森氏は恵まれていると言えそうです。

ただこの先、一橋家からパリに行き、日本に戻ると明治維新だったという展開になるわけですが、こうなるとやや事情が違ってくるかとは思います。まず主演の吉沢亮さんは、若い頃の栄一→篤太夫は似合っています。しかしそれから先は、ある程度大人になり、顔にしわが刻まれてくるまでを演じることになります。先日も書いた老けメイクをすることになるのでしょうが、元々のこの人の雰囲気としては、あまり背が高くないということもあり、実年齢に近い10代から20代辺りであると思います。

そもそも女性的というか柔らかい雰囲気がある人なので、武士でない若者を演じるにはぴったりでした。栄一のいくつまでを描くのかはわかりませんが、30代位でもそこそこのおじさんを演じられる人もいますので、そういう人が主演でもよかったかと思ってもいます。もし老けさせるのであれば、『篤姫』のように、最後のほんの何分かだけ、年取った姿を見せるというのもありそうですね。

それから「武士でない」という点に関して。ここ15年程の男性主人公の幕末大河、『龍馬伝』や『西郷どん』は、幕府や身分制度に疑問を持ってはいたものの、曲がりなりにも武士であり、完結編ではその人生のクライマックスを描くという展開になっていました。

しかし今回の主人公は、それとはまた異なっています。明治後は実業家としての道を歩くことになりますが、その人物の最期を描くにしても、暗殺とか戦とは違った描かれ方になります。そのため中盤から終盤で受けるイメージも、また大きく異なったものとなるでしょう。

幕末から明治にかけての、あの何が起こるかわからない、それ故に観ていて引き込まれて行く雰囲気とは、恐らく一線を画することになるだろうなとは思います。そのため、今後観続けるべきか否かについてちょっと考えています。一応後編のガイドブックは購入していますので、それに記載されている分までは観る予定ではありますが。

脚本は可もなく不可もなしといった感じで、実際主人公の描かれ方はいいのです。昨年の『麒麟がくる』は、オリキャラや衣装の色合いなどもさることながら、主人公の描かれ方にも疑問があって、その結果桶狭間までしかリアルタイムでは観なくなったわけですから。ただやはり、終盤にかけてどう描かれるのが今一つ掴みにくいし、あと幕府関係者や幕末史関連の描かれ方に疑問があるので、それも今後に向けて、何かしら引っ掛かる一因となっています。

あとキャストに関して少し。第20回で主人公の篤太夫が、町田啓太さん演じる土方歳三と行動を共にするシーンがありました。正直言って、ちょっとBLぽい絵面かなと思いましたが、それはさておき。私としては土方の役は、町田さんよりも寧ろ高良健吾さんの方が似合うような気がします。高良さんの場合、所謂侍の役がかなり板についたところがあります。町田さんは、今後戦国大河をやる時に、明智光秀を演じてほしいです。その場合『どうする家康』になるのでしょうか。

飲み物-アイスティーとグリーン

[ 2021/07/05 23:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

第二次長州征伐について少しばかり

『青天を衝け』でも第二次長州征討(長州再征)の時期を迎えています。幕末が舞台の大河では、規模の差こそあれ、基本的に避けては通れないものであり、それだけ長きにわたる幕府の支配に、かなりの影響を与えた事件であるとも言えます。特に四境戦争とも言われるこの戦い、大島口の戦いに始まり、石州口、芸州口及び小倉口それぞれで戦闘が行われ、最終的には小倉城が陥落して、他の地での戦いも停戦となります。

この時豊前小倉藩は優勢だったはずなのですが、長州勢が関門海峡を渡って侵攻し、総督小笠原長行は、家茂薨去後は第一線を退くことになります。また『花神』の主人公である、大村益次郎が指揮した石州口では、濱田藩領へ押し入って浜田城が陥落します。ここの藩主松平武聰は、一橋慶喜の異母弟でした。尚『龍馬伝』で高杉晋作が田野浦に上陸しますが、これは小倉城陥落の一月半ほど前のことです。

そして『西郷どん』では、薩摩がこの長州再征に参加しない理由として、大義のない勅命であるからとしており、大久保一蔵は、老中板倉勝静に対してその旨を伝えます。慶喜がこれを聞かされた時は、大坂で倒れた家茂を見舞っていたのですが、必ず長州を討つ、次は薩摩だと言いつつ去って行きます。またこの時は薩摩以外にも、佐賀、あるいは広島といった藩が出兵を見合わせています。

飲み物-グラスビール
[ 2021/06/28 00:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

幕末大河に求められる人物とは-2

幕末大河では、それまで埋もれた存在、あまり描かれなかった存在であったであろう人物が掘り起こされ、脚光を浴びるようになって行くというのは、今までにも書いたことがあります。『篤姫』の小松帯刀、『龍馬伝』の岩崎弥太郎、『花燃ゆ』の小田村伊之助、『西郷どん』の愛加那と小松帯刀(『篤姫』とは違った意味で)、そして今回の平岡円四郎など。

大河に存在意義があるとしたら、こういう人物を紹介して行くことではないかと思います。戦国や他の時代も含めた最近の大河には、新説の発表会的なものもあります。元々TVの重要コンテンツであった時代劇が、時の移り変わりと共に姿を消しているため、大河が生き残るには、こういう形を取らざるを得なくなっているとも考えられます。

最近のではなく昭和50年代の幕末大河にも、それまではあまり登場しなかったであろう人物が描かれています。河井継之助です。この人物は『花神』に登場していて、総集編のDVDで観ることができます。演じているのは高橋英樹さんです。元々この人を扱った『峠』が原作の一つで、『国盗り物語』同様、乱世を舞台にした群像劇となっています。この『峠』とは三国峠のことですね。ちなみにこの作品、映画化されて7月から公開される予定です。こちらは役所広司さんが河井継之助を演じています。

飲み物-アイスコーヒー
[ 2021/06/15 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

幕末大河に求められる人物とは

最近の幕末大河は、それまで埋もれていた感のある人にスポットライトを当てているところがあります。かてて加えて、従来とは描かれ方が違って来た人物もいるというのは、前にも書いていますが、ここでちょっとおさらいをしておきます。

前者に該当する人物は、主に次のような人たちです。

篤姫-小松帯刀
龍馬伝-岩崎弥太郎
八重の桜-山本覚馬
花燃ゆ-小田村伊之助(楫取素彦)
西郷どん-小松帯刀(特に御花畑屋敷での薩長同盟関連)、愛加那
青天を衝け-平岡円四郎、尾高惇忠

小松帯刀は『篤姫』で存在感を示し、『西郷どん』で、ヒロインの初恋の人ではない人物として描かれることで、重みをより増したように見えます。だからこそ、今回も出て来てほしかったのですけどね…。

無論それぞれの人物や出来事に関する資料が見つかったとか、その作品の中で、その人物が重要視されたなどにより、特に注目されることもあります。その一方で、従来の、特に90年代ごろまでは当たり前とされていた人物が、描かれなくなることもあります。

その代表格が、何度か書いていますが坂本龍馬でしょう。この人物は『西郷どん』では、かなり薩摩との距離が近くなっています。今回はまだ登場もしていないし、登場するかどうかも不明(キャストが発表されていない)ですが、そもそも渋沢栄一(篤太夫)視点で見た場合、薩長同盟は描かれるかどうかわかりませんし、また薩長同盟の場に龍馬本人がいたかどうかもわからないため、恐らくは出て来ないのではないでしょうか。

今後の幕末、あるいは幕末が時代背景の一部となる大河は、西国雄藩関係者でいえば
桂小五郎
小松帯刀
西郷隆盛
大久保利通
この4人は外せないと思います。
それに加えて
岩倉具視
三条実美
島津久光
伊藤博文(俊輔)
中岡慎太郎
坂本龍馬
といった人たちになるのでしょう。

中岡慎太郎は西郷とのやり取りもあり、その意味で「龍馬の友人」だけで済ませず、彼自身をもう少し前に出していいかと思います。

飲み物-アイスコーヒーブラック








[ 2021/06/03 00:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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