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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『鎌倉殿の13人』公式サイト

12月に入ったこともあり、『鎌倉殿の13人』の公式サイトが開設されています。

(NHK ONLINE)

しかし「kamakura13」などとあると、アイドルユニットを連想してしまうのは私だけでしょうか。あとやはり英語のサブタイトルというのも気になりますが、ま、それはともかく。

まず、如何にも三谷大河らしい意表の突き方、見方によっては癖が強めのサイトではあります。この作品が集大成ということもあり、思い切ってこうしました的な感が少なからず見受けられます。本来、東国に誕生した武家政権であるだけに、もう少し質実剛健なイメージかなと思ってはいたのですが、そこはやはり三谷さんのことですから。

しかし、このトップページの小栗さんの画像ですが、『麒麟がくる』などもこういうアピールの仕方でよかったのではないでしょうか。あの大河は衣装こそ派手というか、ちょっとどぎつい雰囲気がありましたが、公式サイトはどちらかといえば無難な感じでした。

そして、今回もマップはシブサワ・コウ氏です。それはいいのですが、『真田丸』の大坂の陣の一部が、実戦シーンが流れず、このマップ上で戦闘終了になっていました。あれはこの大河ではやめていただきたいものです、どうも手抜きに見えてしまいます。

それからナレーションは今回はお休みかと思っていたら、さにあらず。長澤まさみさんがナレ担当と決まりました。きりがストーリーテラーとなるわけですね。あとメインビジュアルといい、イラストといい、これでもかこれでもかと攻めた感じが漂います。それはいいのですが、やたらに変化球を投げられている感もあり。

またキャストの内、扮装姿なのは小栗さんの義時をはじめ6名だけというのは、ちょっと寂しいです。せめて頼朝とか三浦義村などは、最初から扮装姿でもよかったかと思います。

ところで、このサイトの下にかなり目立つ形で
「大河ドラマ『鎌倉殿の13人』はみなさまの受信料でささえられています」
とあります。ということは、内容が面白くない、数字が取れないという場合は、当然視聴者である「みなさま」からクレームが来てもおかしくないのですが、NHKのコールセンターのオペレーターや、メール担当者は、この手のクレームに対しては、なぜか具体的な回答をせず、それが気になるところではあります。

最後は受信料関係で、少々ぼやきになってしまいました。悪しからず。


飲み物-冬のティータイム

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[ 2021/12/07 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

大河ドラマ雑考-54 続き

先日投稿の「大河ドラマ雑考」で、三谷さんの大河にまたしても触れています。この人の大河は、確かにいくつか疑問に思う点がある一方で、特に『真田丸』などでは、あたかも発表会の如く新説が登場し、恐らくは考証にも時間をかけていたと思われます。これは、来年の『鎌倉殿の13人』でも同じでしょう。

しかしながら、その時々の最新の説を盛り込むのと、ドラマとしての面白さはまた別のものではないでしょうか。戦国らしさを盛り込むという意味では、『おんな城主 直虎』の逃散などもそうでしたし、昨年の『麒麟がくる』の、たとえば女性の座り方などもそうであったといえるでしょう。しかしぞれにも関わらず、この2つはやはりドラマとして馴染めないものもあったし、『真田丸』は、昌幸登場回は面白かったものの、時折窺える最新の説に、時に違和感を覚えることもあるにはありました。

これがなぜかというと、最新の説、あるいは今まで登場しなかったものを盛り込んでいるにもかかわらず、「時代劇」としての面白さがやはり感じられなかったこともあります。逆の見方をすれば、時代劇、少なくとも特定の過去の時代を舞台にした映像作品というのは、ただそれまでの路線を変えるとか、あるいは最新の説を取り入れれば、それでいいというものではないということでしょう。

私自身、2000年以降の戦国大河の総合的な面白さは、『真田丸』よりも『風林火山』の方が上だと思っています。人の心の機微の描写に関しては、こちらの方が優っていると思えるからです。無論これも元は小説で、それにかなり手を加えて脚本ができ上っていますし、特に最初の10回分は全くのオリジナルであるものの、軍師山本勘助の原点ともいえる状況が描かれていて、後々の伏線になっています。

時代劇は史実の裏付けももちろん必要ですが、ストーリー性も負けず劣らずでしょう。前出の直虎、そして麒麟がくるの場合は、ストーリーの部分にいくらか物足りなさを覚えたため、馴染めなかったともいえます。ストーリー自体がありきたり、あるいはその当時ちょっとありえない設定で、なのに大河ということを意識してか、取りあえず戦国的な要素を付け足したような格好になってしまう。『真田丸』は昌幸の登場回は面白かったのですが、それは戦国の世を生き抜くための知恵を身に着けた男が、移りゆく時代のなかで、どのように身を処して来たかの面白さがあったからと思います。

来年がどうなるかは未だ不明ですが、そしてこう言うのは何ですが、新説がやけに目立つ舞台劇のようにならないことを期待しています。

飲み物-白いカップの紅茶

[ 2021/12/02 01:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

今年の大河の終盤に当たって考えたこと

先日の投稿、ラグビーを観ながら書いておりましたので、いささか内容がとりとめもなくなってしまってすみません。

それにしても、今年の大河も残すところあと4回となりました。コロナ禍のため『麒麟がくる』の収録が休止となり、結局年を跨いで2月に最終回となったため、その後インターバルもなく次の作品の放送が始まるという、かなり異例の放送スケジュールでした。

無論70年代後半頃までは、年末のかなりぎりぎりまで放送が行われ、年の瀬も押し詰まって総集編、そして年明け早々に次の作品の第1回と、今となってはかなり慌ただしい放送日程が組まれてもいました。今年から来年にかけての日程はそれに似たものを感じさせますが、ただし『鎌倉殿の13人』は流石に1月3日は休みで、放送開始は10日からととなっています。

しかし吉沢亮さん、娘を嫁にやる父親の役を演じているわけですが、かなり老けメークをしているとはいえ、どうも若さが出てしまっている感じです。あれではお父さんというよりお兄さんでしょう。同じものを、『平清盛』で後白河法皇を演じた松田翔太さんにも感じました。尤も来年の後白河法皇はそれとは反対に、ちょっとえぐい感じになりそうです。

主演を決める時は、特にその人の生涯の大部分を描く場合は、やはりある程度老け役ができる人をキャスティングしておくべきかと思われます。松本潤さんも、70過ぎの家康を演じられるのかなとは思いますし。特に今年の家康を見ていると、余計そう思いたくもなります。制作発表時に言われていましたが、主演が佐藤健さんだとまた違ったかも知れません。

それと過去2年間の例に則れば、あとひと月ほどで、2024年放送の大河が発表されるわけです。実際、NHK内部ではスタッフや主演もほぼ固まっているのではないでしょうか。しかし時代設定はいつになるのでしょう。
尚2019年以降の大河の場合、
近代から現代
戦国
幕末から近代
平安から鎌倉
戦国
となっています。

これに近い例としては、2000年代初頭の大河があります。近現代物は流石にありませんが、2003年の『武蔵 MUSAHI』から、2006年までを見ると
武蔵 MUSAHI(戦国~江戸初期)
新選組!(幕末)
義経(平安末期)
功名が辻(戦国~江戸初期)
で、かなり似通っています。

ただこの頃は、2002年と2003年、そして2006年と2007年に、戦国大河が2年連続で放送されています。無論時代背景もいくらか異なりますし、主人公の立ち位置、男性か女性かなどなどかなりの違いがあるにはありますが、それだけ戦国物が求められたということなのでしょうか。無論、今それが受け入れられるかどうかは何とも言えません。


飲み物-ホットウイスキー

[ 2021/11/29 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

NHKと大河とSNSアカウント

『青天を衝け』もいよいよ終盤に突入です。しかしその一方で、『どうする家康』は言うに及ばずですが、『鎌倉殿の13人』も何か更新が止まったような雰囲気があります。

後者の方は既に収録も始まり、主なキャストの大部分は発表したわけですから、そうなるのをやむを得ないのですが、前者の方はこれから盛り上げて行くべきなのに、これは如何なものでしょうか。そもそも、まだSNSのアカウントさえありません。

『鎌倉殿の13人』の方は、昨年の今頃はツイッターアカウントがあり、キャスト発表も動画とツイッターとで行われたのですが、それを考えると、再来年は何やらスローペースだなと思えます。発表からSNS開設まで、ちょっと時間がかかり過ぎではないでしょうか。

今時の若い視聴者(あるいは若くなくても)は、SNSを通じて情報を得るということを考えれば、早々にアカウントを立ち上げて、積極的に情報発信をしてしかるべきでしょう。情報がないというのであれば、制作発表をもっと遅らせるなり、色々手段は採れるはずです。

大河はNHKの看板番組となってはいますが、こういう点、さらには、終了後一月で公式サイトを削除する点などを考えるにつけ、本当に看板番組なのかと疑いたくもなります。それができないのであれば、大河の在り方をもまた考え直した方がいいでしょう。

その公式サイト、『鎌倉殿の13人』の場合は、今年の8月頃には立ち上げてしかるべきでした。『麒麟がくる』以来、公式サイトの立ち上げはかなり遅くなっていますが、予算がないのかと勘ぐってしまいたくもなります。もしそれが事実であるならば、なおさら大河の再検討が必要と思われます。

こういうところが、あまり視聴者のことが考えられていないといえます。まして受信料に至っては、何をかいわんやです。元々受信料は「受信機設置」による契約で、「NHKを視聴する」ことに関する契約ではなかったはずなのですが…。しかも受信料の支払いは義務ではないのです。

ならばNHKの視聴に関する契約を行い、支払いを義務付けるべきでしょう。組織改革のためには、大河も朝ドラも見直しを図り、上記のように視聴への支払いを義務付けた上で、NHKを観ない、あるいは支払いが滞っている視聴者には電波の送信を止めるなどして、断行によるスリム化を図ればいいのですが、どうもそのようには見えないのです。

一方で、NHKのツイッターアカウントの数は多いです。番組別のアカウントが多いせいもありますが、各都道府県のNHK支局のアカウントが個別にあるためです。あるいは『どうする家康』のアカウントも、『青天を衝け』が終わらないと作れないとか、そのような制約があるのでしょうか。

何はともあれ多いのはいいのですが、その割にアカウントが見つけにくいです。トップページをスクロールダウンして、「NHKの提供するWEBコンテンツ」のデジタル・プラットフォームをクリックし、さらにツイッターをクリックして、お目当てのアカウントを探す仕組みなのですが、もう少しわかりやすくしてほしいものです。

しかし今年の『青天を衝け』で、歴史上の出来事をドラマで描くのではなく、ツイッターで説明するというのはやはりどうかと思います、ある意味邪道です。NHKのツイッター好きはこれでわかりましたが、仮に来年こういうことがあれば、その後の視聴を考えるべきかと思ってしまいます。
(2021年11月10日一部加筆修正)
飲み物-コーヒーとチョコレート
[ 2021/11/09 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

プレイバック大河ドラマ

さてもう11月です。『どうする家康』のキャストがそろそろ発表のはず、なのですが、NHKのサイトを見る限りまだ予告らしきものはなく、SNSアカウントもまだのようです。そうこうするうちに、2024年の大河の制作がもう発表されるのではないでしょうか。

ところで『青天を衝け』完結編のガイドブックで、プレイバック大河ドラマと題して『花神』が紹介されています。少し前に、この『花神』を唯一の長州大河である、『花燃ゆ』は長州大河とは呼べないところがあると書いていますが、元々戦国に比べて作品数が少ない幕末大河の中でも、長州大河というのは、薩摩や土佐のそれと比べて少ないなと思います。ちなみにこの時は長州ベースでありながら、長岡藩家老である河井継之助が出てきたりして、長州が中心ではあったものの、幕末維新の群像劇となっており、これは大野靖子氏の脚本の特徴といえます。

この『花神』を含め、司馬氏の作品は過去6回大河化されています。順を追ってリストアップして行くと
竜馬がゆく(1968)
国盗り物語(1973)
花神(1977)
翔ぶが如く(1990)
徳川慶喜(1998)
功名が辻(2006)
となります。
こうして見ると幕末物と戦国物が、半々であることがわかります。正に王道といえるでしょう。無論司馬氏の主張が必ずしも正しいわけではなく、小説ゆえにアレンジもされていたとは思いますが、ただ作品を読む人が多いため、それだけ大河化もしやすかったのでしょう。

このプレイバックは、昨年の『麒麟がくる』から始まっています。とはいえこれも途中から観なくなっており、後編も完結編も買わなかったため、辛うじて前編で『国盗り物語』が紹介されていたことのみ知っています。元々私は『真田丸』以来ニッコームック派で、完走できそうな大河の場合のみ、NHKの完結編を購入しています-ただし『いだてん』はオリンピック関係の著作権の問題もあり、NHK出版の物を購入しましたが、これも前編のみでしたね。それにしても『青天を衝け』、ニッコームックは結局後編を出しませんでした。

プレイバックなるものを載せる目的の一つとして、当該作品と似たような時代背景、あるいは似たような主人公の作品を紹介するという狙いがあるのでしょうが、どうも
「大河はこれだけ続いて来たんだぞ」
とドヤ顔をされているようでもあり、ここまでやるべきなのかとも思います。見方を変えれば、如何に今まで同じような作品を、受信料で何度も作って来たかということでもあるのですが。


飲み物-ビールと夜景






[ 2021/11/05 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『黄金の日日』に対する疑問点

先日「アンコール放送されている『黄金の日日』も、面白い部分とそうでない部分がある」と書いています。要は昔の、脚本がよかったと言われる大河であっても、やはり面白いと感じられない部分もあるわけで、つまるところドラマとは、あるいはその他の番組でも、この繰り返しなのではないかと思います。
無論昔の方が面白かったと感じるのには、過去美化バイアス的なものも含まれるでしょう。尚、この面白い面白くないというのは、あくまでも私見であることをお断りしておきます。

『黄金の日日』の主人公助左(助左衛門)は、一般には呂宋との貿易によって富を築き、秀吉の保護下で商いをした人物として知られており、その後、秀吉の怒りを買って呂宋へ脱出したとも言われています。人物の詳細があまり知られていないため、かなり創作が入ったキャラとなっています。

このような設定であるため、主人公を色々動かせるのはメリットであると言えるでしょう。しかしその反面創作部分が多くなり、この時代にありえないようなことまで描かれてしまう嫌いもあります。本能寺の変後今井宗久の船が難破していますが、実際はこの人はその後10年程生きながらえており、これはあくまでも助左を今井から解放するための脚色でしょう。また美緒を呂宋に連れて行ったりするのも、ちょっとありえない話ではあります。
この辺りが2000年代以降の、とりわけ女性主人公の大河にどことなく通じるものがあります-無論、一部の女性主人公大河ほどひどくはありませんが。

あとオリキャラ(この場合は特に美緒、梢、桔梗と言った女性キャラ)の比重もまた大きくなっています。もちろんこれも、『麒麟がくる』のオリキャラほどには悪目立ちしてはいないのですが、創作とオリキャラの登場回数が多いということは、三英傑のような、歴史上の著名な人物もそれに合わせてアレンジされることになり、それがどこか奇妙に映ることもあります。

70年代ごろまでの大河は、創作である小説がベースとなっていたわけで、史実と全く同じである必要はなかったし、無論今でも必ずしもその必要はありません。ただし主人公が武士の場合、やはり武家社会の中で生きるがゆえの制約、他者とのしがらみなども描かれており、それが彼らの人生に於いての苦悩、迷いあるいは決断と結びついていて、それなりに1つの物語を紡ぎ出していたとは思います。
たとえば『国盗り物語』の明智光秀の行動などは、恐らく史実とは異なるものですが、そこまで違和感はありませんでした。また私が観たのは総集編であったため、その分話がテンポよく進むということも関係しているでしょう。

ただ助左の場合は商人であり、武士よりも自由度が高く、前出のように詳細がよくわからないという側面もあるため、ともすれば話の展開がうまく行き過ぎるきらいもあります。主人公である以上、いくらか補正が入るのはやむを得ないのですが、時と場合によっては飛躍しかねず、それが面白そうでいて、かえって面白味を削ぐ結果にもなり兼ねないかとも思われます。

飲み物-スコッチウイスキー
[ 2021/11/03 01:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

気づいたことあれこれ 29

先日声優について書いていますが、先週土曜日から『ルパン三世』の新しいシリーズが始まっています。この中の次元は、最初は小林清志さん、その後は大塚明夫さんが演じています。ルパンの声優もこれですべて変わったわけですが、この人は『ゲゲゲの鬼太郎』第6期のぬらりひょんの声も担当していますね。
実は大塚さんのお父様の周夫さんも『ぬらりひょんの孫』というアニメ及びVOMICで、このぬらりひょんを演じていますし、初期の鬼太郎ではねずみ男も演じています。周夫さんは脇役ながらドラマ出演も多かったようですが、息子さんの方はそうでもなさそうです。ただ『麒麟がくる』の第1回に登場していましたね。

少し前になりますが、作曲家のすぎやまこういち氏が亡くなられました。ご冥福をお祈りします。保守系の論客(主張には賛同できない部分もありましたが)でもあり、歌謡曲の作曲でも有名な方ですが、何と言っても『ドラゴンクエスト』の音楽担当として知っているという人も多いでしょう。今年、1年遅れで開催された東京オリンピックの選手入場の音楽でもありました。

そのすぎやま氏とほぼ同年代である眞鍋叔郎氏の、ノーベル賞受賞が決まりました。現在プリンストン大学で研究を続けているこの眞鍋氏ですが、プリンストン大学と聞くと、大学生の頃、母校でここのグリークラブが公演をしたような記憶があります-うろ覚えですみません。
それから『あしながおじさん』で、主人公のジルーシャ(ジュディ)の友人であるサリー・マクブライドのお兄さんが、ここの学生という設定になっていました。このサリーは、マクブライドという苗字からもわかるように、スコットランドにルーツを持っていますが、プリンストン大学もプロテスタント諸派の長老派(スコットランドの国教)であり、それを考えると納得が行きます。
あと、これは少々お堅い話ですが、ノーベル賞関連になると、日本の研究者の待遇を云々する声がネットでも湧き起こります。そんな中JST(科学技術振興機構)サイトに、次世代研究者挑戦的研究プロジェクト(A日程)の採択プログラムがアップされていたので、興味のある方はどうぞ。流石に国立大が多いのですが、もちろん公立や私立も何校か入っています。


飲み物-アイスコーヒーとストロー


[ 2021/10/12 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『黄金の日日』美緒の外科手術とその後の蘭方医学

『黄金の日日』関連です。

前回は本能寺の変に関するシーンが中心でしたが、その前の「プエルト・デル・ハポン」では、助左が美緒を連れて呂宋に行きます。助左に取っては5年ぶり、そして美緒に取っては初めての呂宋でした。しかしこの地では、現地の人々がイスパニア軍と戦っており、美緒は負傷者の治療をすることになります。この辺はいくら何でも創作と思われますが、ともかくキリシタンである彼女は、宣教師から習ったと言って、傷口から弾丸を取り出す手術を行います。

無論この当時麻酔はなく、消毒(という概念が、そもそもなかったかと思いますが)も焼酎のみでした。戦国物だからこそ可能な創作であり、流石に同じ商人を描いた『青天を衝け』では、こういう描写は無理でしょう。この辺りが戦国物と近代物の、そもそもの構成の違いとも言えます。しかしこの手術、『炎の英雄シャープ』で、弾丸を受けて重傷となったシャープの手術を思わせるものがあります。

さらにオリキャラの女性がこういう手術をする辺り、『麒麟がくる』の駒(と東庵)を思わせます。無論描写としては、『黄金の日日』の方が優れているとは思います。駒ちゃんの場合は医者の弟子とは言え、あまりに無双過ぎでしょう。昨年放送された、薬剤師が主人公の『アンサング・シンデレラ』がちょっとダブります。また宣教師直伝ということですが、実際その後日本の外科手術は、蘭方のカスパル流が基本となって行きます。

江戸時代、外科と眼科は蘭方の領域とされていましたが、後年蘭方が禁じられた時期でさえも、この2つは蘭方によって続けられていました。無論その他、たとえば内科などは漢方のみとされており、当時のこういう状況は、『陽だまりの樹』の中に描かれています。この時主人公の手塚良仙は、遊女の十三奴(とみやっこ)が虫垂炎で発熱したのを見るに見かね、薬を処方するのですが、このことが漢方医をひどく怒らせてしまいます。

閑話休題。無論5年の間には変化もありました。かつて杉谷善住坊に思いを寄せ、結婚したがっていたノーラは、善住坊、彼女の言う「ゼンジ」が亡くなったことを聞かされて悲しみます。また助左は、その後美緒を呂宋に残して日本に戻りますが、戻ったのがちょうど本能寺の変の頃であり、彼もまた、この歴史上の大事件と関わりを持つに至るわけです。

飲み物-ランプと水とウイスキー
[ 2021/10/09 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』キャスト予想2そして『風林火山』

『どうする家康』、未だ松本潤さん以外の出演者が決まっていないため、色々な人が様々な出演者を予想しているようです。ともあれ、この大河の家康はどこか弱々しいところがあるようなので、その主人公を盛り立てて行くような強い脇役が求められてくるでしょう。

ちなみに、脚本の古沢氏のTVドラマをざっと挙げてみると

相棒(特に杉下-亀山時代)
鈴木先生
リーガル・ハイ
デート~恋とはどんなものかしら~
コンフィデンスマンJP
ゴンゾウ 伝説の刑事

このようになります。

これから考えると、『リーガル・ハイ』で主演した堺雅人さんが、こちらの方にに出演する可能性がないとは言い切れません。同じ作品に出演している生瀬勝久さん、里見浩太朗さんなどもあるいは候補になるでしょうか。『相棒』絡みでは寺脇康文さんの出演もありえます。その他に『鈴木先生』『デート~恋とはどんなものかしら~』の長谷川博己さん、『麒麟がくる』から3年で再び大河復帰となりますかどうか。また後者で共演した杏さんも、3度目の大河出演が望めるかも知れません。

あと『ゴンゾウ 伝説の刑事』だと、久々に内野聖陽さん、高橋一生さんの出演も考えられるでしょうし、『コンフィデンスマンJP』だと長澤まさみさん、小日向文世さんが出ていますので、長澤さんがヒロインの線もあるでしょう。皮肉というか、『真田丸』に出た人たちの一部が、来年ではなくこちらの方で再び出演となる可能性もあります。無論これには制作統括の意向、出演者サイドのスケジュールの問題も関わってくるとは思いますが。

この大河が、所謂王道大河になるかどうかは無論わかりませんし、脚本の古沢良太氏も、大河はおろか時代劇の経験もない人ですが、出演者によっては意外と「骨太な」戦国大河になる可能性も捨てきれません。と言うより、2000年代に入ってから、私が考える骨太、あるいは男くさいイメージの戦国大河というのが
葵 徳川三代
風林火山
軍師官兵衛
この3作品くらいしかありませんので、そろそろまた、オーソドックスな男性主人公大河を観たいと思います。

しかし、やはり『風林火山』はよかったなと改めて思います。クライマックスが川中島の大河でありながら、武田と上杉のどちらも主人公でなく、山本勘助を持って来たことで、主人公を自由に動かせ、策略に長けた軍師として描けたのは大きかったでしょう。今後も大河が続くのなら、こういう第三者から見た大名たちの争いという構成もまたあるかと思います。と言うかもう、大名たちの合戦メインで描く時代ではなくなって来ているかと。

『風林火山』は、Gacktさん演じるエキセントリックな謙信が、琵琶を弾いていたのも見どころではありました。あのシーンは、流石ミュージシャンと思ったものです。琵琶と言えば、『ゲゲゲの鬼太郎』第6期、2年目の地獄の四将編の最初のEDで、鬼太郎がギターのイントロに被せるように琵琶を弾くシーンがありましたね。

琵琶というのは元々宗教的な側面が強く、その意味であの謙信にも、また鬼太郎の地獄のイメージにも似合っていました。無論琵琶も徐々に俗化して行き、芸能の一部門となって行きます。大河の琵琶では、『西郷どん』で国父様こと島津久光が口ずさんでいた『迷悟もどき』も印象に残っています。

飲み物-ロックグラスカクテル
[ 2021/09/24 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

気づいたことあれこれ 28

前回の続きのようになりますが、『黄金の日日』に限らず、本能寺の変が登場する戦国大河の場合、備中高松城攻めもかなりの確率で登場します。(無論『真田丸』のように例外もあります)秀吉が本能寺の変の知らせを受け取ったのが、この高松城攻めの陣中とされているため、この2つがセットとなり、しかる後に山崎の合戦、清須会議、賤ケ岳の戦いという流れになることが多くなっています。そのせいもあって、『麒麟がくる』のラストシーンは、新鮮と言うよりはどこか不完全燃焼ではありました。

備中高松城といえば、最近の大河ではやはり『軍師官兵衛』を思い出します。実際どのように堤防を巡らすのか、陣中でジオラマを作ってましたが、小寺の殿の趣味の箱庭共々、官兵衛と言えばジオラマをついつい連想しがちです。この時の秀吉と官兵衛のタッグの凄さは、本能寺の件を悟られず、しかも如何に姫路に戻るかを第一目標とした点でしょう。

無論その後秀吉は、摂津方面の武将を味方につける必要もあったものの、ライバルの柴田勝家も滝川一益もおいそれとは駆け付けることができず、これ以上はありえないほど有利な状況下で、秀吉は山崎で光秀を追い詰め、光秀は近江に逃れる途中で落ち武者狩りに遭います。

それにしても織豊政権大河がなぜ多いのか、それは信長の上洛に始まり、室町幕府再興と朝倉・浅井攻め、将軍義昭の追放、石山本願寺との戦い、甲州征伐に加えて本能寺の変に毛利攻めと、戦闘シーンが多く飽きさせないという点が挙げられるかと思います。また秀吉の家臣たちをそれぞれ主人公、あるいは準主人公とすることで、多くの作品を作れるというメリットはあります。

しかしその反面、飽きられやすいというか、ワンパターンになりがちなのも確かでしょう。ならば同じ時代の東北や九州を描いた方が、馴染みはなくても新境地を切り開けるはずなのですが、どうもひところの夫婦大河同様、無難だけれど皆が知っている時代背景、人物の方が、リスクを冒すよりもいいとNHKが考えているふしもあります。

『独眼竜政宗』の時のような、ある意味殻を破った作品というのは、今後出て来るのでしょうか。実は『いだてん』の後の『麒麟がくる』が、そうなるかと思ってはいたのですが。

それから先日の『青天を衝け』、篤太夫=栄一が実家がある血洗島へ戻ります。実家のシーンは、この大河の評価すべき部分でしょう。家族が出て来るからとも言えますが、ただ私の場合、所謂ホームドラマ的、あるいは少女漫画のプロット的な要素は好きではありません。女性主人公の大河や朝ドラでは、一部例外もあるにせよ、この手の要素が多いようですが、私としては、こういうのは予定調和的で面白く感じられないのです。血洗島のシーンが好きなのは、実家を描くことで、様々な意味での主人公の原点が見えて来るためです。

あと、父の市郎右衛門を演じる小林薫さんが割と好きなせいもあるかと思います。最近マクドナルドのCMにも出演していますね。

飲み物-グラスに入ったビール
[ 2021/09/18 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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