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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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第45回の『どうする家康』武将ジャパンコラムに関するnote記事

では今週も、taketak39460607さんのnote記事からいくつかご紹介です。
その前にまず、今後ツイッター(X)のアカウント名に沿って、たけたけさんと表記することにします。

大河コラムについて思ふ事~『どうする家康』第45回~

それと今回ご紹介する件数は、いつもより少なめになりますが、メインの2つに重点を置きたいと思います。まずこれから。いつも通り、武者さんコラムからの引用部分はダークブルーです。

北半球なのに南に虹が出るとか

第1回で、武田信玄が虹を南に見るシーンです。
これに関しては
「27回コラムでも書きましたが、信玄公のいる場所が要害山城(山梨県甲府市上積翠寺町)ならば、方角的に富士山は南向きです」
とあります。もちろん元のコラムにあるように、日本では南側には出ません。
ただこれはたけたけさんの文章にあるように、武田信玄が要害山城にいるのであれば、富士山は南側にあります。そしてここでは「不吉なもの」と信玄は言っており、それは『運気の書』で、陰陽五行をもとに気象を占ったと指摘されています。

気学風水の道具(2)武田信玄「運気の書」 | 遊行楽紀行 ~風のささやき 水の行く末~ (ameblo.jp)
---気学風水の道具(2)---
~武田信玄「運気の書」~ 

その他にも駒井高白斎著の『高白斎記(甲陽日記)』で、砥石崩れの際の雲の色について言及された記述があるとも書かれています。

・長窪の陣所の上、辰巳の方に黒雲の中に赤雲立つ。西の雲先なびく気にて。
・酉刻、西の方に赤黄の雲、五尺ばかり立ちて紅ひの如くにして消える。
『高白斎記(甲陽日記)』
参照:武田年譜(2)『高白斎日記』『甲陽日記』 | 山梨県歴史文学館 山口素堂とともに - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)

この場合は運気を気性に準えた可能性も捨てきれないこと、南の今川家が不吉(実際この時桶狭間の戦いが起こり、その後の遠州忩(惣)劇撃を経て、大名家の名跡を失う)と言いたかったのではないかともあります。

この駒井高白斎の雲の色関連の記述、『風林火山』に出て来ていましたね。
さらに追記としてこうあります。

※追記
・太陽の周りに現れる、虹のような光の輪のことをハロ・日暈(ひがさ)といい、低気圧や前線が接近して天気が崩れる前触れなのだそうです。
・高層の雲の氷の結晶がプリズムの役割をして、太陽の光が屈折し太陽を中心として虹色が見える事を『アーク』といいます。(環天頂アーク、環水平アークなど)
・太陽の横で、薄雲の中に現われる虹色に輝く現象を『幻日』といいます。

私は南に出る虹は水平環、環水平アークではないか、またスピリチュアル的なものもあるかと書いています。スピリチュアルとは言えずとも、「不吉なもの」、「五行思想」なとで捉えた場合、単に気象学だけでは捉えられないものもまたあるでしょう。

次に清須城です。

思い返せば、今年の仮想背景は本当に酷かった。
序盤では清洲城が紫禁城ではないかと指摘されていました。
本物の紫禁城はあんなものより遥かに壮麗であり、せいぜい紫禁城の隅にある鶏小屋だと思ったものです。

これに対してもまず、紫禁城ではないかと指摘した人に反論したり、実際はどうだったか解説するのでもない。なのに、紫禁城を意図してあの清須城を作ったわけでもない公式を叩くのは、お門違いであると反論されています。そして、恐らくは尾張国守護職であった、斯波義重公の守護館の復元図を基に作られたものだと思うと書かれています。
(当時はその後の清州城の天守はなく、信長入場の際には平屋の入母屋造りであることも説明されています)

そしてこの復元図ですが、これはキャプさせていただきました。信長が城主になった頃の清須城はこういう感じであったということです。

清須城守護館キャプチャ
信秀・信長父子の本拠<清洲城>
(http://geo.d51498.com/)

模擬天守で賛否両論の清洲城は意外と面白かったw
(城彩 jyo-sai.com)

実はこの清須城に関してですが、以前ご紹介した平原学氏の、『どうする家康』関連note記事でも言及されています。

【どうする家康】清須城が紫禁城に?むしろ史実通りじゃボケェ!CGをバカにするほど制作側の思うツボな罠。第4回「清須でどうする!」深掘り

とあり、
「で、実際に信長が建てた当時のものってどんな城?ってものを見てもらうには、「清須城守護館」で画像検索してもらうと、当時の再現イラストが出てきたりなんかしますけど。」
と書かれていて、「城彩」のサイトが紹介されていたりします。
この平原氏、設楽原の戦い辺りまで記事がアップされていたのですが、その後更新されなくなって残念です。

その他には、如何にも武者さんらしいと言うべき記述について。

千姫の焼き芋みたいな色の衣装も見ていられません。
スイカバーの妖精・大久保忠世が終わったかと思ったら、今度は焼き芋の妖精です。

これに関してたけたけさんの文章にはこうあります。
「スイカバーの次は焼き芋ですか。
アイスクリームフレーバーと言い、和の装束についての知識がこれですか。
来年はどんな妖精を出すつもりでしょうか」

そして千姫の装束に関して。絞り染めのような柄がある山吹色の小袖に、打掛は臙脂色とあります。装束自体の色合いは、幼い時と変わらないとも書かれており、あるいは彼女のテーマカラーはこれなのでしょうか。私は打掛は紫などと書いていましたが、シーンによって紫ぽくもあり、茶色みを帯びているようにも見えます。

しかし嫌いな作品ということもあるにせよ、武者さんは日頃日本の伝統色がどうのこうのと言っているのですから、こういう時くらいきちんとした名称を使ってはどうでしょう。

伝統色のいろは

二条城の会見――これを「二人のプリンス」ってどういうことでしょうか?
英語のプリンスを踏まえると、両者ともに一致しない。
秀頼を見る家康の目の陰険さだけは、妙にリアリティがあるからどうしたものか。
歴史的な文脈を無視して、若いイケメンに嫉妬する、もはや若くはないイケメンという構図は、ある意味斬新かもしれません。
女性同士はしばしばそんなしょうもない描かれ方をされてきましたから。
そもそも「二人」とは「秀頼と家康」なのか「秀頼と秀忠」なのか、ワケがわからなくなりそう。
ともかく侮蔑的な描写としか思えず、白雪姫と継母を連想しました。

これにはまず「貴方の言っていることが一番訳が分かりません」とあり、なぜ「プリンス」という言葉を額面通りに取るのか、日本では特定の分野、主に芸術・スポーツなど他人の目を惹きやすいものの中で、技能が優秀であること、若くて容姿や言動の面で特に魅力的であることをこのように呼ぶことがあると、説明というか解説されています。またこの場合のプリンスは秀頼と秀忠、氏真(宗誾)と家康であるとも書かれています。

武者さん、以前もこのように書いていたことがあります。そして英語だとそうじゃない、ああだとありますが、英語でもその道の第一人者とか、アメリカ口語で素敵な男性という意味はありますね。そして私も書いていますが、この場合の「二人のプリンス」は、権力者の子に生まれた秀頼と秀忠であり、また義元の薫陶を受けた「兄」氏真(宗誾)と「弟」家康でもあるでしょう。

そして結構すさまじいことが書かれているこの箇所。

いったい誰がこのドラマを褒めているのか。
男の価値観はモテでしかない。
強く、イケメンで、女にキャーキャー言われる。モテる。
エッチなことができる。
取り巻きはワーワーと殿はさすがと持ち上げてくれる。
女はヨシヨシしてくれる。
そうかと思えばめんどくさい汚れ仕事を引き受ける「男勝り」。
エロいことも積極的にしてくる。
あとはモブ。

これに対しては一言。
「貴方の頭の中には他人にモテて承認欲求が満たされる事、エロい事、気に入らない女性を性的対象として貶める事しかないのですか」

私もこれには「女性を貶めている」と書いていますが、仮に貶めるにしても、もう少し方法があると思うのですけどね。

それから最後になりましたが、少し前の投稿で、家康にフェリペ3世から贈られた時計について、リーフデ号救助の礼と書いていましたが、もちろんサン・フランシスコ号の誤りです。また平和台関連投稿、県道202号線と書いていましたが、国道202号線ですのでどちらも訂正しています。(県道202号線もありますが、福岡市内を走ってはいません)
あとわかりにくいと思われる所などを少し直しています。


飲み物-暖炉の前のコニャック
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[ 2023/12/03 05:00 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』第44回に関しての武将ジャパンの記事について-4

第44回に関する『武将ジャパン』大河コラムについてその4です。なお先日投稿分の、衣装に関する五行思想関連を少し手直ししています。


この大河ドラマは、そもそも人間とは何か?ということすら全く考えてないようです。
前回、重傷を負ったはずの井伊直政が目をキラキラさせて、ガバッと起き上がるなり、戦況を完璧に知ったように「天下取りだね!」宣言をしました。

第43回のこれに該当するシーンですが、

直政「ほんのかすり傷、どうってこと…あ…」
(うまく起き上がれず、肩で息をする)
家康「おとなしくしておれ」

直政「ついに…ついにやりましたな、天下を取りましたな!」

まず最初の方、直政はかなりしんどそうに、起き上がるのもやっとという状態です。
そして後の方、この時直政は既に勝利を知っており、その後島津の軍がこちらに向かっていると聞いて、本陣の前を行かせないようにと井伊の軍勢を走らせたわけです。従って、
「戦況を完璧に知っている」
のは当たり前なのです。

で、今回は、年老いたはずの家臣二名が、情けないオープニングテーマを背景に、槍をブンブン振り回している。
年を取ったら体力は低下する――なんて書いていて、あまりにバカバカしいことすらわかってないかのような振る舞いが画面の中で横行しています。

体力が低下するすなわち何もできなくなるとは、一概には言えません。
体力のみならず筋力などの衰えはありますが。
そしてこの中では、老いなど認めんと言い切る本多忠勝が、榊原康政相手に槍試合を挑んでいるわけですね。昔取った杵柄ではありますが、流石に老いは隠せない、それを表現しているわけですが。

本多忠勝と榊原康政が槍を振るい合う場面。
視聴者の涙を誘いたいのか。やけに冗長で、二人が叫び声をあげるたびに寿命間近な人物には見えない……と思いましたが、背景もまた当時の状況には見えませんでした。

寿命間近とありますが、榊原康政逝去はこのさらに翌年、さらに忠勝が亡くなるのは5年後のことですが。

戦国時代は戦乱で建造物も焼ける。攻城戦のための兵器もいる。
そのため森林伐採が激しく、日本中は禿山だらけになりました。田の改良もまだ時間がかかるものです。
にも関わらず、やけに青々としている。
あの風景は、江戸幕府が森林回復政策をした結果のものではありませんか?

まず、忠勝は桑名藩の初代藩主です。そしてこの時代の桑名藩は、港町と交易の町であり、江戸時代の地図を見てもあまり森林が多い地帯ではなさぞうです。
一応個人の方のブログなので、URLだけ置いておきます。

旧東海道 桑名宿(くわなしゅく)(知立から四日市)-4
http://yamakazeoto.jugem.jp/?eid=184
(山の風音)

そしてここでもまた、こういう人物を出さない、センスがないなどと書かれています。

日本の原風景を作り出した偉人として、それこそ伊奈忠次や大久保長安も出せたでしょう。
本多正純を出しながら大久保長安を出さないあたり、つくづくセンスがないドラマです。

伊奈忠次は登場しています、なだぎ武さんが演じていますね。

成長後の秀頼が出てきます。
衣装は貧乏臭いわ。茶々も着回しだわ。どんだけ貧乏なのか。

「衣装は貧乏臭いわ。茶々も着回しだわ」
ぱっと見黄金の地に紫の鳳凰の水干ですね。緑の地に柄を織り出した袴も、お金がかかっているのではないでしょうか。そして茶々は先日も書いていますが、黒と金を基調にした打掛を何着も持っていて、その時々で違うのを着ていますね。

しかも、この秀頼、宴のことしか口にしない。
本作は、宴の規模でしか権力が表現できないかのようです。貝塚の規模で集落の状況を確認していた時代じゃないんですよ。
それなのに「時は満ちた」とか、陳腐な決めゼリフを吐く家康。
タップすればイベントが展開するスマホゲーの世界です。

この宴、時は満ちた、そして最後に「西ににらみを利かせる」忠勝の肖像画。
これらは何を意味するのでしょうか。普通の宴ではなさそうですが。

今回は肖像画が入りましたが、やはり力尽きていると思いました。
まぁ、そうなりますよね。『大奥』チームがあんなに生き生きして、薩摩切子や懐紙入れを用意しているのに、こちらはニコライ・バーグマンをパクれと言われたらそうなりますよね。
やはり小道具チームは被害者なのかどうか……。

「小道具班、力尽きたまま」
とかでまた4行程度で1パラグラフ。これどうにかなりませんか?
加えてまた『大奥』を叩き棒。
というか、小道具はあるけど武者さんが認めていないだけでは。

その後

なぜ伊達政宗はセリフ処理だけなのか?
個人的にはディーン・フジオカさんが演じるところを見たい人物です。
伊達とゆかりの深い福島県出身であり、かつとてもお洒落。
政宗といえば漢詩も詠みました。独眼竜として唐の名将・李克用を意識しておりましたし、彼にピッタリではないでしょうか。

なる記述から始まって伊達政宗関連が延々と続きますので、悪いけどこの後の関連記述は省略します。殆ど武者さんの自己満足と行っていい文章が続いていますので。

で、猪苗代湖に続いて福島県がどうこう。まあ会津愛が多分にあるのでしょうし、福島県そのものが悪いわけではないのですが、こういう武者さんの自説補強に使われるのが鬱陶しいです。
それに武者さん、ディーンさんが『あさが来た』と『青天を衝け』で演じた五代友厚は嫌いなのですよね。
それは、俳優としてのディーン・フジオカさんを認めていないことになりませんか。
どちらも朝ドラと大河での出演なのですけど。

個人的に政宗の漢詩と言えば「馬上少年過ぐ」を思い出します。

三成の非情さも描くなら、秀次事件をセリフ処理はまずいんじゃないですかね。
三成があの惨劇を冷徹な顔で見守る場面があれば、説得力があったと思いますよ。ま、干し柿すらない今年の大河には期待していませんけどね。
『天地人』ですら秀次事件があったのに、今年はない。なんだったんですかねえ。

逆に、なぜそこまで秀次事件にこだわるのかとなります。
今回の主役は石田三成や西軍諸将ではありません。これらのうち誰かが主人公であれば、もう少し描かれた可能性は高いでしょう、これは『天地人』しかりです。家康もこの事件を受けて上洛して伏見城に滞在していますが(第39回21分辺り)、そこまで重きは置かれていません。

しかし、よほど「柿は痰の毒」と言う三成を見たかったのでしょうか。

で、この後
「ま、私だって大河以外に活路を見出したい。何も期待していませんので」
とありますが、それなら無理して期待していない大河のコラムを書く必要もないでしょう。
何度か書いていますが、これが個人サイトやブログであれば別にその人の勝手です(それでも問題なしとは言えませんが)。しかし報酬付きのコラムで、ドラマはちゃんと観ているかどうか疑問、さらに他の作品を叩き棒にするという姿勢が解せないのです。

この大河は誰かから怒られるのでは?
そう思う理由のひとつに、作り手の性癖暴露があります。
◆「どうする家康」北川景子と松本若菜が一触即発…《笑顔のバトルが恐ろしすぎる》と話題(→link)
海外からすると、日本のコンテンツの痛いお約束があります。
女同士のバチバチ描写です。

以前『篤姫』の篤姫と和宮関連で似たような記事があったのを思い出しました。
しかしこれは「作り手の性癖暴露」なのでしょうか。
その次にこうあります。

そりゃあ、妃と寵姫が競うような作品ならば海外でもその手の描写はあります。
しかし、日本のコンテンツはどんな状況でもぶち込んできて、それをニヤニヤしながら見ているのが「ミソジニー」とみなされてしまいます。

では今までの大河の女性同士の対決を、ここでリストアップして貰えないものでしょうか。ここまで書くのであれば、恐らく武者さんはすべて把握しているのでしょうから。

あと「妃と寵姫が競うような作品」とあります。
一例として、以前武者さんは『風林火山』をほめていたことがあります。ただあの中では妃と寵姫ならぬ、正室と側室の関係がかなり描かれていましたが、武者さんに取ってあれはミソジニーにはならないのでしょうか。

今、トレンドは「シスターフッド」です。
女性同士が協力する姿であり『大奥』の徳川家定と阿部正弘がその典型例。
それが支持される時代に、いまだに「女のバトルw」と盛り上がっている時点で、うっすらと恥ずかしいことは認識すべきではないでしょうか。

トレンドがシスターフッド(女性同士の連帯)とありますが、『どうする家康』の制作スタッフは、シスターフッドを念頭に置いて作ったわけでもないでしょう。そもそも主人公も、その家臣も男性です。
そして一方では、武者さんが何かにつけてカルトの教祖呼ばわりする瀬名が、於愛を家康の側室に指名するシーン、あるいはその瀬名がお万を許すシーン、そういうのは無視されてしまっているのでしょうか。あと、徳川の女性と旭姫の交流もあったかと思いますが。

『麒麟がくる』の駒のことも思い出します。
「女のくせに将軍のそばにいるなんてありえない、おかしい!」と言われていました。それを言うなら、とっくに大坂を脱出した阿茶がうろつく方があり得ないでしょう。

武者さん、先日分でピーキー、つまり
「限られたワードや事象に対して、過剰に反応し、テンションが高くなる」
ことについて書いていましたが、駒という固有名詞に対しては、似たような反応を示していませんか?

そして
「とっくに大坂を脱出した阿茶がうろつく方があり得ないでしょう」
これはまた異なことを。
第43回をもう一度観直してくださいね。来客を伝えに来た家臣が
「北政所様のお使いで」
と、はっきり言っていますよ。

◆松本潤「どうする家康」に再評価の声…歴代大河ワースト2位でもNHK思惑通りでホッ?(→link)
日刊ゲンダイは、これまで本作を散々貶してきたのに、この手のミソジニー描写があると一気に甘くなる。
メディアの支持者が圧倒的に中高年男性だからですかね。
ワースト2位で“思惑通り”とは、そんなワケないでしょ。

「この手のミソジニー描写」
ミソジニーと言うより、茶々と阿茶の駆け引きというべきでしょうね。「嫌いな作品」で、女性同士が何か対立しているとすぐミソジニー呼ばわりするのも、武者さんの悪い癖だと思います。
そしてこれ、ミソジニーが原因だからじゃないんです。記事中にありますが、

「要するに録画して見る視聴者が多いだけ。“史実重視派”の大河ファンがネット上にあれこれ書き込むほど支持されていない、というわけでもなさそうです」
「新たに若い視聴者を取り込もうという実験的な大河と考えれば、NHKの狙いは当たった、そこそこ成功したとも言えそうです(中略)古沢良太さんの“らしい脚本”も泣いて笑える。つまらないドラマとは思えませんけどね」

ということのようです。
こういうのをちゃんと読まず、中高年男性が支持しているとか、ワースト2位で思惑通りのわけがないなどと書くのは、武者さんの決めつけにほかならないと思います。見方を変えれば、武者さんがこの大河が再評価されているという記事を、わざわざ教えてくれたとも取れますが。

それと「ワースト2位」、歴代大河視聴率のことでしょうが、昨年貴方が『鎌倉殿の13人』コラムで書いていたことを、もう一度コピペさせてください。

ネット配信が普及した現在は、記録も容易なことから、特にその傾向が強く、海外ドラマの宣伝を見ていると「驚異的な視聴回数を記録!」といったコピーがついています。
ではなぜ日本では、未だ古めかしい基準に頼っているのか?
メディアや読者の感覚がアップデートされてないというのが大きな理由の一つ。
もう一つ、視聴者数と視聴回数が公表されていないことも確かですが、例えば大河についてNHK側が把握していないわけがありません。
例えばNHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』は、視聴率は低いものの、NHKプラスの視聴回数がかなり高かったため、NHKとしては成功とされているようです。
『鎌倉殿の13人』も、視聴回数は公開されておりませんが、かなり高いとか。


飲み物ー暖炉とお酒
[ 2023/11/25 03:00 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』第42回に関しての武将ジャパンの記事について-2

第42回に関する『武将ジャパン』大河コラムについてその2です。
(事情により投稿が変則的になっています)


オープニングが終わって小山評定へ。
制作陣はどういう思いで、主役・家康の見どころに取り組んだのか。
還暦間近の総大将が、堂々と突っ立ったまま演説ぶっている。仕草がほとんどない。ずーっと立ったまま、やっとのことで暗記したかのように、くさいセリフを精一杯読み上げるだけ。

「やっとのことで暗記したかのように、くさいセリフを精一杯読み上げるだけ」
これだけでも随分失礼ですね。
出演者叩きが多い今年の大河ですが、こういう主観に基づくバッシングがかなりエスカレートしているように見えます。このコラムに求められているのは、一体何なのでしょう。

そして
「堂々と突っ立ったまま演説ぶっている。仕草がほとんどない。ずーっと立ったまま」
皆に語りかけている大将が、座ったり、ボディランゲージ的なしぐさ(のことでしょう、多分)をしたりするものでしょうか。ならば武者さんはそのような場合、大将はどのようにあるべきと考えているのか、それを書いてほしいものです。
でないと単なる難癖です。

三成の人質政策も批判していましたが、それは秀吉時代からの話でしょう。
そしてその大名の妻子を人質にとる政策は、江戸幕府も踏襲するわけです。
他に言いようがあるはずなのに、なぜ家康にそんなことを言わせるのか。

「三成の人質政策はそれは秀吉時代からの話」
この場合、豊臣恩顧の大名が家康につくのを防ぐために、妻子を人質として大坂城に入れる強硬手段を意味しているのですが、武者さんは、伏見城下に妻子を住まわせるのと同一視していませんか。

「大名の妻子を人質にとる政策は、江戸幕府も踏襲するわけです」
さらにこの後
「堂々とセリフにしてしまうということは、後に家康が築き上げる江戸時代を全く意識していないか、あるいは、そんなこと知ったこっちゃねーわ、ということなのか」
などと書いていますが、どうもその違いが理解されていないようです。
江戸幕府がやったことは、ご存知のように参勤交代という、中央政府である徳川幕府が全国の大名たちを統制するうえの政策であって、この三成のやったこととはまた異なります。第一三成は天下人でもないわけですが。

「他に言いようがあるはずなのに」
ではどのような言い方なのか書いてください。

仕事のできるスタッフは全員『大奥』に移動してしまったかのようです。
そして思い出したようにマザーセナ直伝【泰平の教え!】を語り出す。『大奥』とは、史実の読み込みの深さがまるで違って唖然としてしまいます。

また「マザーセナ」。武者さんがこんなこと書くから、反発を招くことになっているのだと思いますけどね。

次に
「仕事のできるスタッフは全員『大奥』に移動してしまったかのようです」
『どうする家康』の制作発表は2021年1月、2022年5月から収録が行われていますが、その時点で「できるスタッフ」は『大奥』に移動したのですか。『大奥』の制作発表が2022年の8月で、『どうする家康』のクランクインの少し後のようです。そう簡単に移動できるのでしょうか。

そして
「史実の読み込みの深さがまるで違って唖然としてしまいます」
では唖然とするだけではなく、その読み込みの深さの違いとやらを、一般人にわかるように説明してください。

『大奥』では、春日局の非道の背景に、泰平の世をめざす思いがあったと描かれました。
国土荒廃の時代が何年も続いていたのに、そんな簡単に平和は成し遂げられない。
時に誰かに無理強いしてでも、とにかく乱世には戻したくない――そんな悲痛な思いが滲んでいたわけですが、本作では「はい、江戸時代は平和、来ますよー!」で終了。
要は、未来人思考で作られた家康の演説なんですね。

「未来人思考」も「幼稚な」同様、最近多いですね。
そしてここで
「はい、江戸時代は平和、来ますよー!」
なんて誰も言っていませんが、武者さんには一般の視聴者に見えないものが見え、聞こえないものが聞こえているのでしょうか。
で、家康はどう言っているかと言えば、

信長や秀吉によって鎮められた世の中を乱そうとする者がおる。聞いての通り石田三成が挙兵した。(会津征伐で大坂を留守にしたため)このようなことになってすまない。ここにいる者の多くは大坂に妻子を捕らわれていよう、従えぬ者は出て行ってもよい。しかしこのような狼藉を働く者に天下を任せられようか。手をこまねいていても乱世に逆戻りである。よってわしは孤立無援となろうともこれと戦う。すべては戦無き世を作るため。安寧な世をなせるかは我らの手にかかっておる。

で、ここで福島正則が立ち上がり、一同に決起を呼びかけ、これに山内一豊、黒田長政、藤堂高虎をはじめ他の武将も同調するわけです。上記のように、家康は自分たちが戦わないと、乱世に戻ると覚悟を促しているのですが、どこから「江戸時代は平和、来ますよー!」などと出て来るのやら。

そして春日局の非道云々ですが、その乱世に戻せない思考の先鞭をつけたのが家康であり、江戸幕府の開府であったと思われます。
(この一連の流れを大河で観るのなら、『葵 徳川三代』をお勧めします)

しかし毎度のことながら、叩き棒にされる『大奥』も迷惑な話ですね。

やたらと喧嘩っ早い、当時の日本人の精神性を変えるわけですから、「はい、平和な時代にしましょう!」「オッケー、りょw ピースピースw 泰平ww!」とはなりません。

「やたらと喧嘩っ早い、当時の日本人の精神性」
喧嘩っ早いかどうかはともかく、この少し前までは戦って勝たなければ生き残れない時代でした。当然平和な世の人々の考えとはかなりのギャップがあります。そして信長が頭角を現す前の世代と、その後の世代とでは、いくらかジェネレーション・ギャップがあるのも、少し前の回で描かれた通りです。

「『はい、平和な時代にしましょう!』『オッケー、りょw ピースピースw 泰平ww!』とはなりません」
これも1つ前の家康のセリフにありますが、
信長と秀吉が泰平の世を作り上げた
しかしそれを乱そうとする者(三成)がいる
よって成敗しなければならない、でないと、また乱世に逆戻り
となるわけで、急に平和な時代を作るのではなく、先達によって収まりかけた乱世がまた息を吹き返すのを懸念していると、家康は言っているわけですね。

そもそも関ヶ原の戦いが1日で終わったことすら想定外の事態だったはず。
関ヶ原は当時の世界史的にみても、屈指の規模となった大会戦です。
それがあんなにあっさりと決着がつき、結果的に徳川幕府の治世が来たというのは、開戦前の人々に想定できるわけないでしょ。

だから1日で平和な時代を作ろうとは、家康は言っていませんが。

江戸と会津がやたらと近い地図。
この地図には猪苗代湖がありません。日本で4番目に広い湖ですが、必ずしも必要ではないかもしれませんね。

前にも書きましたが、その間に「下野・小山」が入っていますけどね。
そして地図の性格上、いくつかに分かれた徳川軍が、それぞれの経路をたどるのをわからせるのが目的だから、江戸城、会津若松城と上田城しかありませんね。

しかし、先週の会津の風景を思い出すとなんとも合わせ技でマヌケでして。
それというのも、猪苗代湖からみた磐梯山を映していました。
磐梯山は噴火して山体が変わっているから、出す場合は要注意です。しかし磐梯山どころじゃなかったんですね。
猪苗代湖の水の色がおかしいし、波が強い。
確かに冬ならば「磐梯おろし」で猪苗代湖は荒れます。しかし、あの猪苗代湖は雪が降っておらず、嵐でもきていたのでしょうか。空は青々としていましたが。

まず磐梯山について。
明治の噴火で磐梯山は、それまであった小磐梯が消失して形が変わりました。
これに関しては個人の方のブログですが、このような記事があります。URLだけ置いておきます。記事中のリンク先は、今はファイルが削除されているようですが、画像があるので一応の目安にはなります。

大河ドラマ 八重の桜における磐梯山の見え方について 追記!
https://ameblo.jp/seti-tera/entry-11443751508.html
(SETIのブログ)

『八重の桜』でも磐梯山があまり映らなかったようですが、ただロケなどでその当時の風景として見せるのでない限り、これはもう映していいのではと思います。でなければ噴火前の形にCG加工するか、またはVFXで再現するかでしょう。

それから、猪苗代湖の波が強いということですが、これは武者さんも書いているように、季節が冬でなくても、風が強いとかなり波が立つようです。
こちらのサイトの画像をご覧ください。公共性が高いサイトのようなので、リンクを貼っておきます。

〔00/09〕猪苗代湖・長浜・湖岸と波
(かすみがうら*ネット)

でその後、猪苗代湖を見下ろす位置に「天鏡閣」(国指定重要文化財)があり、名の由来は猪苗代湖がまるで鏡のようだからという意味とあります。

それはともかくとして、その次に
「そういう鏡のような猪苗代湖ならばまだしも、どうしてあれほど無理を感じる水の色と荒れ方にしたのか」
と書かれています。しかし武者さん、上の方で
「確かに冬ならば『磐梯おろし』で猪苗代湖は荒れます」
などと書いているわけで、季節や気候条件下では必ずしも鏡のような水面とはならないことを意味しています。これは上でご紹介したサイトしかりです。

と言うか、ここで急に天鏡閣を持ってくるのは無理がありませんか。武者さんとしては持って来たいのかも知れませんが、ならば会津若松城と猪苗代湖をテーマにした記事でも書いて、そちらで紹介してください。

ただ単に何も考えていないんですかね。『八重の桜』から10年でどうしてこうなってしまったのでしょう。

『八重の桜』と『どうする家康』は違う大河ですし、必ずしも『八重の桜』の描き方が踏襲されるとは限りません。
それよりも、このシーンで「本田正信」となっていたのは無視ですか。こちらはNHKも修正すると言っていたようですが。

茶々の意向によって三成が挙兵しているような描き方です。
秀頼を戦に出すとまで言っています。
これも無茶苦茶では?
秀頼の年齢もありますし、それを茶々一人の思いつきでできるとも思えない。大坂の陣のことを踏まえれば、どうせ嘘だとわかります。

茶々は秀頼の生母であり、三成は秀頼の家臣です。
私はあらすじと感想で、プレッシャーをかけていると書いていますが、家康を敵と見る茶々から、三成に求められるものはかなり重いものだったでしょう。それでも、数の力でどうにかなると踏んではいたようですが。

それから
「秀頼を戦に出すとまで言っています。これも無茶苦茶では?」
秀頼がまだ幼いからでしょうか。しかし武田晴信は、かつて高遠頼継を撃退する際に、諏訪頼重の遺児寅王丸(後の長岌)を擁して戦っています(高白斎記)。『風林火山』でも登場します。

これは諏訪氏をひとつにする狙いがあったとされていますが、まだ元服前で戦えなくても、幼君を担ぎ出すことはできたのです。茶々も、秀頼を出せば豊臣の諸将は寝返ると思ったのでしょう。

あと
「大坂の陣のことを踏まえれば、どうせ嘘だとわかります」
これこそ武者さんが言う「未来人思考」に他なりません。
この当時江戸幕府もですが、大坂の陣のことなど恐らく誰も知るよしもないでしょう。

また、『大奥』の仲間由紀恵さんを見たら、本作の茶々など恥ずかしくて語れなくなりますよなどとありますが、北川さんにも、叩き棒にされる仲間さんにも失礼かと。

伏見城に向けて、いきなり火縄銃を撃つってどうなのでしょう。
射程も何もあったものではなく、本作はとにかく火器の使い方がおかしい。
またもや火縄銃を連射しているように見えました。装填動作もなく、連射。
制作陣が『八重の桜』を超えてやる!とでも妄想しているなら、本当にいたたまれない。

まず火縄銃を撃つのは威嚇射撃のためでしょうね。
武者さん、引間城のシーンでも似たようなことを言っていたと思います。
そして
「本作はとにかく○○がおかしい」
これをやたら目にしますね。テンプレでしょうか。

さらに
「またもや火縄銃を連射しているように見えました」
撃手は交替していますよ、特に伏見城内部のシーン(19分ごろ)はそれがはっきりわかります。千代も装填済みの銃を受け取って敵を狙っています。
武者さんの目には何が見えているのでしょうか?

小早川秀秋、参上いたしました
ニコニコ笑いながら「参上いたしました」と語る秀秋の軽薄さよ。
主演が所作指導をされていないならば、他の役者にするわけにはいかないのかもしれませんね。
それにしたって、作り手はこんなものを撮影していて、恥ずかしさは感じないものでしょうか。
とにかく放送日に間に合えばいい! さっさと終えて次の仕事だ! とか思っていたら、なんとも哀しいものです。

貴方また「所作指導がされていない」ですか。
気に入らないシーンなら、何でもかんでも「所作指導がダメ」の一点張りですね。

その割に、秀秋が名島城主(秀吉が小早川隆景に筑前を与えている)であること、兵力がかなり大きい(寝返った徳川方に有利)ことなどについては書かれていませんね。
あと、島左近が松の丸の守りが弱いと言ったことについてもまるで触れず。
とどのつまり、この小早川秀秋はよくない、スタッフが悪いだけなのですか。何とも内容のないパラグラフですね。

それから山内一豊のシーンで、
「掛川城をお使いください」
の一言がなかったと言われていますが、恐らく一豊自身の描写、あるいは秀吉が家康を江戸に封じ込めるために、東海道沿いに豊臣恩顧の大名を置いたという描写がないため、省かれたのかと思います。
『功名が辻』だともちろん登場しますけどね。


飲み物-グラスに入った黒ビール
[ 2023/11/09 15:00 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

『軍師官兵衛』を観ていて気付いたこと

最近『おんな城主 直虎』のDVDレンタルができず、代わりと言っては何ですが『軍師官兵衛』を観ています。元々信長の小姓の万見仙千代登場回を観るつもりで、何度目かの視聴を始めたのですが、『どうする家康』の時代と重複しているせいもあってやはり親近感があります。無論、両方に出ている俳優さんもいます。

ではここで、『どうする家康』にも出演している俳優さんを挙げておきます(敬称略、出演予定含む)

      軍師官兵衛     どうする家康
岡田准一  黒田官兵衛     織田信長
飯田基祐  井手友氏      松平広忠
酒向芳   生駒親正      明智光秀
忍成修吾  小西行長      大谷吉継
阿部進之介 加藤清正      黒田長政

岡田さんは言うに及ばずですが、今年の明智光秀を演じた酒向芳さん、実はこの大河に出演しているのですね。

戦国大河に限って言えば、他にも柴田勝家を演じた近藤芳正さんが『真田丸』と『風林火山』に出演していたり、竹中半兵衛を演じた谷原章介さんが『風林火山』に出ていたり、井上九郎右衛門を演じた高橋一生さんが、やはり『風林火山』と『おんな城主 直虎』に出ていたりと、戦国大河に重複して出演している人は多いです。

何と言っても竹中直人さんが、『秀吉』とこれとで同じ秀吉役です。同じ役と言えば、『真田丸』と家康とで福島正則を演じる深水三章さんもしかりでしょう。

あと熊之助を演じた今井悠貴さんですが、この人は『西郷どん』で隆盛と愛加那の息子、菊次郎を演じています。この両者は
  • 影響力の大きな父を持ち
  • 糸という女性との接点があり
  • 戦に出ることなく亡くなる、または戦で大変な目に遭う
という共通点があります。

父親に限っては言うまでもありませんが、糸という女性、熊之助の場合は兄嫁(長政の妻)が糸で、この人が熊之介が家出同然に朝鮮半島まで行くのを見過ごし、後に息子を産むことができなかったこともあって、自分を責めるようになります。また菊次郎の場合は隆盛の妻、つまり母親が糸でした。ちなみに『西郷どん』で、菊次郎の実の母、愛加那を演じた二階堂ふみさんは、『軍師官兵衛』で茶々を演じています。
また熊之助は、朝鮮へ行く船が沈没して亡くなり、菊次郎は右脚を失います。またこの時菊次郎の叔父、隆盛の末弟である小兵衛が戦死しています。

ところで『どうする家康』、10日の放送はラグビーワールドカップの放送でお休みですが、次回予告は
「あらすじ、相関図、略年譜をご紹介します」
との由。
完結編の登場人物の扮装写真が、そろそろアップされるのかも知れません。

それから先日、この『軍師官兵衛』の「太閤の野望」を第41回としていましたが、第42回ですので訂正しています。


飲み物-アイスコーヒーブラック
[ 2023/09/07 05:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『秀吉』の登場人物とキャスト

まずお断りです。『武将ジャパン』は都合で今日はお休みです。その代わりと言うのも何ですが、今回は先日の『秀吉』の続きです。それと先日投稿分で説明不足、改行なしの部分などがありましたので加筆または訂正しています。

さて『秀吉』も当然備中高松城の水攻めがあり、中国大返しがあって山崎の合戦となります。この時の光秀は自刃したということになっています。また光秀の謀反は家康が関与していること、石川五右衛門が秀吉の幼馴染であることなどもこの大河の特徴で、また足利義昭は、如何にも無能そうな感じに描かれています。

さらに竹中半兵衛が光秀の母親、美を思っているという設定ですが、これは美を逃がすための策でした。あと北政所の名は「おね」となっています。
その他にも、織田信勝と信孝が、それぞれ養子となった先の北畠、神戸を名乗っています。そして前出光秀の母のみならず、秀吉の父が登場したりしています。

また主演は竹中直人さんですが、準主役的キャストは、『太平記』に出演した俳優さんが多いです。おね、秀長、石田三成はそれぞれ沢口靖子さん、高嶋政伸さんそして真田広之さんです。尚幼少時の三成、佐吉を演じたのが小栗旬さんです。

あと信長が渡哲也さん、家康が西村雅彦(現・まさ彦)さん、秀吉の母なかが市原悦子さんとなっています。また『真田丸』で滝川一益を演じた段田安則さんが、この時も一益を演じています。

それ以外のキャストで別の戦国大河に出演した人も、当然というかかなりいます。明智光秀を演じた村上弘明さんは『武田信玄』にも出演していますし、浅井長政を演じた宅麻伸さんは、『どうする家康』の前田利家です。また小西行長を演じた小西博之さんは、『軍師官兵衛』に今井宗久の役で出ています。このキャスティング、「小西」つながりでしょうか。

尚、この『秀吉』で黒田(小寺)官兵衛を演じているのは伊武雅刀さんですが、この人は『軍師官兵衛』では千利休でしたね。しかしこの官兵衛は片脚が不自由なうえに、隻眼で眼帯をしているため、山本勘助のように見えます。

今川義元役の米倉斉加年さんは『国盗り物語』で竹中半兵衛役、そして千宗易(利休)は仲代達矢さんですが、こちらは『風林火山』の武田信虎役です。あと戦国大河ではありませんが、『鎌倉殿の13人』の善児役、梶原善さんがこの大河で、蜂須賀家の家臣の稲田植元を演じています。


飲み物-グラスのアイスティー
[ 2023/08/25 01:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』第28回に関しての武将ジャパンの記事について-4

では『武将ジャパン』大河コラム関連その4です。このページは武者さんの持論展開と化している部分が多いので、その中でいくつかピックアップしておきます。


磯Pの妄想じみたBLは、それこそ二次創作で繰り広げていただきたい。
よりにもよってこのご時世にやることそのものがふざけていて、各種ニュースを見ていても何も感じないのでしょうか?

とあり、ジャニーズ関連のニュースリンクがいくつも貼られていて、しかも

何を忖度しているのか計りかねますし、NHKとジャニーズの関係なんて心底どうでもよい。
今年の前半に出ていたこうした記事が真実だとすれば、度し難いとしか言いようがありませんが。

などとあり、さらに

私が認識できているのは、この状態になってもなお庇うことがどれほど恥ずかしいことであるか。
視聴者の気持ちすらわからない、公共放送と化しています。
(中略)
本当に、今年の大河は「日本の恥」になるのではないか。そう問われている気がします。
「民放ならまだしも、公共放送でこんなものを流す気がしれない」という海外の投稿も目にしました。
まさしく国の恥、大河どころか汚泥が流れているのが、2023年日曜の夜です。

まず
「磯Pの妄想じみたBLは二次創作で」
はっきり言って、「妄想じみた」と武者さんに言ってほしくないと思います。そして
「こうした記事が真実だとすれば」
と言いつつ、タブロイドとかゴシップ系記事が多いように見えます。無論そういうメディアの記事が、すべて嘘であるとは言えないかも知れませんが。
そして「庇う」、何だか如何にも悪いことをしたように取れますが、このドラマの主演の松本さんも、準主演の岡田さんもその事務所に所属しているだけであり、所属しているだけで連座しろと言わんばかりの書き方は、それこそ武者さんが嫌いな昭和、あるいはそれ以前の時代の発想です。

そしてその海外の投稿というのは、いつ、誰が投稿したのか明記してください。

日本史ファンと名乗る方が、この性犯罪の擁護をしている様も見かけました。
若衆だの、男色を持ち出し、伝統だのなんだの、トリビア混じりで語っているのです。
私は日本史上の男色にしても、歪で当時苦痛を訴えることができなかっただけだと思います。調べれば調べるほど、暗い気持ちになります。
(中略)
そういう苦痛を緩和するための積み重ねの果てに、私たちは生きているのだと思いたい。
ゆえに、ここで性犯罪を見逃すということは、未来に苦痛を丸投げすることでしょう。未来の人々から軽蔑されるということでしょう。

なぜ男色が性犯罪になるのでしょうか。
これはその当時としては一種の恋愛形態でした。
そして
「歪で当時苦痛を訴えることができなかっただけだと思います」
の根拠は?調べれば調べるほどとありますが、どのような史料をどう調べたのでしょうか。
それによる考察もないまま、性犯罪と同一視するのも無謀に思えますが。

一方で以下の記事ですが、

◆なぜNHK大河ドラマは史実とかけ離れているのか…ドラマ好きライターが「どうする家康」を見て感じること 令和の感覚で作られた大河だからこそ描けることがある(→link)
令和になってこのドラマを庇うって、どういう倫理観なのやら。
私はドラマ以上に正義を好むので、こんな気持ちにはなれません。

だそうですが、私は割とこの記事にはうなずけるものがありました。
そしてこの期に及んで「ドラマ以上に正義を好む」などと言われても、ここはドラマのコラムです。ならば他の寄稿先を探して貰えないでしょうか。そして大河ドラマはその時々の価値観や社会のあり方も反映しており、その意味で今年のは令和の感覚が反映されていると言っていいでしょう。

ドラマの総大将であるプロデューサー・磯氏の敗因を探ってみたいと思います。
彼を知り己を知れば百戦殆(あや)うからず。『孫子』謀攻篇
『どうする家康』が嫌い、貶め、嘲笑していた『麒麟がくる』序盤に出てきた引用箇所ですね。意味は有名なので省略。

ここで勝ったも負けたもないものだと思います。武者さんが1人でそう決めつけているに過ぎません。あと
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」
「有名なので省略」とはまた適当な、ちゃんと意味を書いてください。敵についても味方についても、その情勢をしっかり把握しているのであれば、何度戦っても敗れないという意味ですね。
そして今度は『なつぞら』関連で、このドラマの成功は制作の磯氏ではなく、大森寿美男氏の脚本にあったとの由。そして大森氏の『風林火山』執筆経験にも言及しています。

しかしこの『風林火山』、ガイドブックで大森氏は、
「何しろ殺戮も略奪も認められていた時代なわけで、彼らのしたことを今の価値観で判断すると、限界が出てくるのは当然です(中略)たとえば残虐な行為に対してでも、『実は内面では葛藤もあったし優しかったのだ』といったドラマ上のフォローをあえてしない」
このように語っています。武者さん、先ほど男色は性犯罪であるように書いていましたが、その時代の価値観を今の価値観だけで見るのは少し無理がありませんか。尚男色自体についての考えは先ほど書いています。その当時は恋愛の一つではあったと思われます。

そして今度は古沢氏です。特に以下のように欠点を並べ立て、

・騙そうとして、後からネタを無理に繋ぐ。ネタのためにネタを仕込む、雑な伏線回収
・強引なプロット。それが通じるなら何とでもできる
・しかも騙したトリックにおいて、説得力が欠如している
・話の語り口が退屈で、冗長、しつこく、面白くない
いやいやどうして『どうする家康』の欠点と同じではありませんか。

この出典が何であるのかがわかりませんが、さらにこう書いています。

磯氏からは、大河ファンや歴史ファンへの憎しみすら感じます。過去の大河ドラマや歴史そのものを小馬鹿にするようなことをして、その一要素に挙げられるのが衣装です。

何を持って磯氏が「大河ファンや歴史ファンに憎しみ」と断定するのか、それが不明です。
そしてあの衣装、過去の大河や歴史を小馬鹿にしていますか?元々ある染色法をお手本に染め上げているはずですが。それとこう言っては何ですが、私としては『麒麟がくる』の衣装より、よほど今年の方が受け入れられると書いておきます。

この組み合わせは『平清盛』でもそうでした。あのドラマの衣装には大変ガッカリしたことを思い出します。
私は平安時代の襲の色が好きで、実物でいつか見てみたいと楽しみにしていました。
しかし『平清盛』ではそうした襲や様式を一切無視していると、語っていました。皇室や朝服はそうでもなかったようですが。

これもどの部分が「無視して」いるのか説明なし。
あと「皇室や朝服」とありますが、このように表記するなら「皇族の装束や朝服」とでも書いて貰えませんか。結局は清盛も今年のも磯氏だから変なのだと言いたいのでしょうが、そこまで変なら観なければいいだけの話ですし、自分の大河への向き合い方は棚に上げて、あれがおかしいこれが間違っているが多すぎだと思いますね。

こういう歴史好きの心を逆撫ですることは、本人にとっては憂さ晴らしであり、知的な騙し合い程度のつもりかもしれません。
しかし、大河ドラマという枠は一人のものではありません。そのリスクを考慮して欲しいのです。

「大河ドラマという枠は一人のものではありません」
何だかブーメランに見えてしまいます。
武者さんが嫌いだおかしいと言う一方で、このドラマを面白いと思っている人たちもいるわけで、こういうことを書くのは、「その人たちの心を逆撫で」しているのではないでしょうか。
前にも書きましたが、この大河は武者さんだけのものではもちろんないし、また、武者さんが描いてほしいことが、必ずしも描かれているわけではありません。

主は怒りを以て師を興(おこ)す可(べ)からず。『孫子』「火攻篇」
怒りの感情に任せて戦争を始めてはいけない。
「怒りに任せてはいけない……」
そう自分を戒めなければならないほど、今回は色々考えさせられました。

「怒りの感情にまかせて」と言うか、「一時の怒りにまかせて」が正しいでしょうか。
そして「そう自分を戒めなければならないほど、今回は色々考えさせられた」とありますが、武者さんいつも一時の感情に任せて文章を書いていないでしょうか。
そしてお決まりの提灯記事とSNS批判。提灯と言っても、好きな大河なら嬉々として紹介しそうなものばかりです。

私なりにこうした論調に反論しておきますと、ドラマとして純粋につまらない、歴史抜きにしてくだらない、歴史への敬愛にも欠ける――それに尽きます。

何度も書くようですが、男色を性犯罪と同一視することも、歴史への敬愛というか理解がないと考えられます。

誰かを小馬鹿にしたくて歴史を扱う作品を見るなんて、そんなことをしてどうなるのか?
別に『麒麟がくる』を持ち出さなくとも、私には明智光秀への思い入れがあります。
司馬遼太郎『国盗り物語』を読み終えた後、数日間は呆然として、思い出しては涙ぐんでしまったこともあります。
そういう感動した気持ちごと、今年はバカにされている気分です。
寿司店主が客に向かって「酢飯の上に生魚載せて食う奴なんて気がしれないよねw」とは言いませんよね。そういう非常識さを感じます。
だからこそ不愉快。歴史的に正確であるか、そういうことではない。歴史が好きだという気持ちそのものまで、今年は踏みにじられる思いがあるのです。

今年のがいつ「誰かを小馬鹿にし」ましたか?
今年の明智光秀がなぜああいう描かれ方をしているのか、それを理解するのが歴史好きではないかと思いますが、そういう考えには至らないのでしょうか。
つまるところ
「私が描いてほしい明智光秀を描かない。だから、この作品は駄目なんだ」
そう言っているに等しいのではありませんか。しかしそれは独りよがりであり、我儘でしょう。ならば、武者さんが自分で大河を作りますか?

繰り返しますが、これが民放のバカ時代劇なら、ここまでショックは受けません。

「バカ時代劇」と言うのもどうかと思いますね。

そしてまたファンダムがどうのこうの、漢籍関連で語り合えるのなら参加したい、さらに日本の戦国時代への忌避感が高まってしまった。いや忌避感が高まったなら高まったでいいから、もうこれ以上この大河について書かないでください。
そして昨年のはよかったのに今年は違う云々。叩き棒にされる側も何とも気の毒です。

しかし今年はそれが全くない……。
むしろ苦々しい気分になる。これではまずい。歴史の素晴らしさを思い出したくなり、武者絵や博物館の図録を見返してしまいました。
やっぱりこういう模様はいい。

武者絵というのは江戸時代に描かれたものも多く、心の慰めにはなっても、その時代を知る手掛かりにはならないと言っておきます。

そう往年時代劇の舞台衣装を見ていて、同時に気分が猛烈に悪くなってくる。
脳内にマザーセナのどピンク衣装だの、アイスクリームの精霊となった三河武士団の衣装(スイカバーや抹茶カラーの連中がいるでしょ?)が浮かんできて、怒りと失望がどっと吹き出し、悪化してしまったのです。
本作を好きだという方にとやかく申し上げることはありません。
好きな作品を全力で愛せばいい。
しかし私は、肝心の脚本家から歴史への愛は感じられません。プロデューサーからは嫌悪や嘲笑すら感じます。

また「どピンク」だの「アイスクリーム」だの言っていますね。
「嫌悪や嘲笑すら感じる」ならこんなところであれこれ愚痴るのではなく、このコラムもおしまいにして、自分の好きな道を模索してほしいものです。私としても、武者さんが『どうする家康』をレビューするのは無理があるような気がします。

同様の意見をお持ちの皆さまはNHKへ直接ご意見をお届けください。
批判記事が一本世に出るより、はるかに有用であることでしょう。
◆NHK みなさまの声(→link)

せっかく武者さんがリンクを貼ってくれているので、まずラグビー中継枠をもう少し広げることと、それから伊賀越えが楽しみであることを送っておきます。

飲み物-海とビール
[ 2023/07/30 00:45 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』第26回に関しての武将ジャパンの記事について-1

では『武将ジャパン』大河コラム関連その1です。今回は主に目に留まった部分を拾うようにしていますが、それでも突っ込みたくなる部分が多いですね。
ますは出だしから。

頭部の毛を剃り、家康が月代にしています。
磯氏がチーフプロデューサーの大河ドラマは、なぜ服飾に過剰な意味を持たせるのでしょう。
覚悟を決めたように剃った。そう思えて、月代の在り方に誤解が生じませんかね?
さっさと髷を結えばいいのに、なぜか垂らしたままで話す家康もマナー違反に感じられてなりません。
おまけにヘアメイクをしているとはっきりわかるのは、現場の士気が低いからでは?とも勘繰りたくなります。

実際この時は築山事件も終わり、信長の家臣になるということで、一同恭順の意味もあって、ある意味覚悟を決めて月代にしたと思われます。これは先日の投稿でも書いていますが、この回で様々な変化が起きているわけです。
そして「垂らしたまま」というのは、後ろで束ねている髪型(たぶさ髪)と思われますが、あの当時はああいう髪型も存在しており、そのことすなわちマナー違反となるのでしょうか。

それと
「おまけにヘアメイクをしているとはっきりわかるのは、現場の士気が低いからでは?とも勘繰りたくなります」
「ヘアメイクをしているのがわかる」も何も、ドラマならそれは当然でしょう。何かにつけて、現場の士気が低いと言いたくてたまらないように見えます。

◆“松本潤×有村架純”の神回は紀行までも秀逸(→link)
理解できないのは、私のような邪教徒クソレビュアーってことですね。

素直に観ていれば、あの回であの紀行を持って来たのは大いに納得が行くと思います。

余談ですが、現在、炎上中である以下の記事を読みながら、
◆【ガチゆえに】タリーズの店員さんに「自腹で飲むくらいオススメのドリンク」を聞いたらスタバと対応が違い過ぎて心が折れた(→link)
『どうする家康』のことを思い出してしまいました。
80年代で止まったサブカルセンスで作っているという共通点がありませんか?
ナウなヤングにバカウケ!

これツイッターでもありましたが、この記事を企画したロケットニュースの記者が謝罪し、当該記事を削除しています。恐らくこのコラムがアップされた時点では、まだそうではなかったのでしょうが、要は「事前許可取り無しのガチ企画」を謳っていたわけですね。
しかしこれと『どうする家康』がどう結びつくのでしょうか、
「80年代で止まったサブカルセンスで作っているという共通点がありませんか」
単に武者さんがそう思っているだけかと。と言うか、目につく物何でもかんでも、家康叩きのネタに利用していないでしょうか?

地図があまりに雑すぎます。
わじゃわじゃした図面が生理的に気持ち悪い。
進軍というより害虫が這いずり回っている様にも見えてしまう。
こんなところで奇をてらう必要など全くないでしょうよ。コーエーテクモゲームスさん並のクオリティでなくても、せめて普通に見られる地図にして欲しい。

「生理的に気持ち悪い」
ならば観なければいいのでは?
「害虫が這いずり回っている」
害虫と一口に言っても様々ですが、ああいう二等辺三角形の害虫ていますか?
「普通に見られる地図にしてほしい」
十分普通に見られています。

今川氏真の時も思ったのですが、本作は、敗走時の将兵が、紛れるとか隠れるとか、そういう発想が一切ない。
あんな真っ赤な陣羽織を着ている武田勝頼では愚かにしか思えません。
そして勝頼のセリフがおかしい。
自分で「信玄が全てを注ぎ込んだ至高の逸材」とか言いますか?

勝頼は既に覚悟を決めているからこそ、紛れも隠れもせず、堂々と敵に立ち向かったのではないでしょうか。何よりも、穴山信君改め梅雪が、諏訪大明神のご加護をと言っているわけで、彼が少ない手勢を連れて、決死の覚悟で臨んだことがわからないでしょうか。
それと
「信玄が全てを注ぎ込んだ至高の逸材」
と言うのは、
「そなたは、わしの全てを注ぎ込んだ至高の逸材じゃ」
と、第19回で信玄自身が言っているわけで、その父の思いを無にしたくなかったというのは、十分考えられます。

今回で退場となる眞栄田郷敦さんについては、磯氏が起用理由を熱く語っておりました。
◆「どうする家康」“新・勝頼像”に眞栄田郷敦「運命的」CP語る起用理由「風林火山」千葉真一さんとの縁も(→link)
(中略)
私は、眞栄田郷敦さんの父である千葉真一さんの大ファンです。彼の逸話を見ていて、興味深いと思えたことは確かでした。
しかし、それを『どうする家康』に露骨なまでに落とし込んでいるのがわかって、思わず眉間に皺が寄ってしまいました。
インタビューで磯氏は勝頼に関する新説だのなんだの、持ち出しています。
確かに勝頼暗愚説は否定されています。
ただし、その際に触れられる要素としては、勝頼には信玄の残した負の遺産がのしかかっていたことがあげられます。
そういう要素は全く触れず、義信の名前すら出さず、信玄が最初から勝頼を寵愛していたように描いたのが『どうする家康』です。

信玄の負の遺産、長篠の戦いの回でも、勝頼は父信玄が勝ち目のない戦はしなかったこと、だから天下を取れなかったと口にしていますし、そもそもなぜここで出し抜けに武田義信が出て来るのですか?
そして最後に諏訪大明神と梅雪が口にしたことから、本来は諏訪家の人間であることが察せられそうなものですが。あと嫡男扱いでもありませんし(当初字幕で嫡男と紹介されていたものの、後に削除)。

で、その後眞栄田さんと父千葉真一さんに重ね合わせているとか、視聴者が演者とドラマを重ね合わせるように意識しているとか、海外ではそういうことはやらないとか。そういうのはこのコラム以外でやって貰えませんか。それよりもここでなぜ「諏訪」について書かないのか、その方がよほど不思議です。

それに案の定こういう記事では、世間の勝頼ファンが今回の大河に感じている不快感は無視しますよね。

武者さんは案の定世間の勝頼ファンの意向を無視していると書いていますが、では世間の勝頼ファンが感じている不快感とは何か、具体的に説明して貰えますか?

おまけに瀬名の馬鹿げたカルト慈愛の国抗争をぶち壊したせいで、卑劣で、戦うことしか知らない愚か者のようにされた。
なぜ、これほど武田勝頼を下げて描いたのか。
そのくせ『真田丸』とは違って斬新だのなんだのネットニュースが騒ぐのですから、頭を抱えたくなるばかりです。
『真田丸』の勝頼は暗愚ではありません。
少なくとも今回の下劣な勝頼よりずっと気品に溢れていて、勝頼役の平岳大さんも二世俳優ですが、前面に出すことはありませんでした。

あの時なぜ勝頼が「おなごのままごとに付き合っていられない」と口にしたのか、やはり理解していないように見えます。そして『真田丸』とは違う描き方なのは当然ですから、何も頭を抱える必要もないはずです。
また磯CPが眞栄田さんの父、千葉真一さんのことを持ち出したのは、『風林火山』での縁があったというのを記事の中で語っているだけで、二世であることを、この大河ではそこまで前面に出していないと思いますが。

尚眞栄田さんといえば、『ノーサイド・ゲーム』のアストロズのゴールキックの名手、七尾選手を思い出します。

結局『どうする家康』って、適材適所というより、話題性だけでキャステイングしていませんか。
その点、眞栄田郷敦さんも被害者。
役者の親の死を、あんな風に扱われて、あまりにも心無い作り方です。
もしも民放がこういう暴走時代劇を作ったら、笑い者になって終わるだけだったのに、よりによって大河で……。

妄想じみているなと考えざるを得ませんが、武者さんがそう思いたいならそう思っていればいいでしょう。私は共感しませんし、何よりもこういうレビューの場でそれを書くかとは思いますが。


どうする家康第26回大久保忠世

大久保忠世の桃色がどうにも受け付けない。
『麒麟がくる』の朝倉義景が紅梅を思わせる色合いなら、こちらはスイカバー。
いかつい男(自称・色男)にピンクを着せてウケ狙いをしているんですよね?

そしてわざわざスイカバーの画像までアップしていますが、スイカバーの色は赤と緑、そして色男殿の服装は柘植伊佐夫氏によればインド茜で染めているとの由。.
帯にかなり濃い色を持って来ていますね。

さらに、井伊万千代の赤と黒の横縞甲冑はなんでしょう。
こちらは殺虫剤あたりのパッケージを連想させますが……はて、なんだったかな。画像の引用は避けておきましょう。

万千代の場合、まだ井伊の赤備えの時代ではありませんから、ああいうのを着けていても別に不自然ではありません。

本作は、イメージ像を描くのが本当に稚拙だと思います。
『鎌倉殿の13人』の作画担当者が歌川国芳と、月岡芳年ら国芳一門の弟子一同ならば、『どうする家康』は何と言うか……“いらすとや”とワードアートを用いたチラシのようなセンスと申しましょうか。
イマジナリー信玄にしても全くダメ。それでも家康より信玄のほうがマシに見えるのはどうしたものか。

一体全体何を基準にして駄目だ駄目だと書くのか全くわからないのですが。
自分の思い込みだけで書いているから、説得力がかなり乏しくなっているようにしか思えませんけどね、イメージを描くのが稚拙云々より、このドラマに合った人物像を作り出しているわけだから、それはそれでいいと思いますし、それでも嫌だと言うのであれば、この大河の「レビュー」をやめた方がいいのではないかと思います。

生憎武者さんにそういう潔さは感じられないし、このコラムの最後の方でも、大河が好きだからなどと書いていますが、本当に好きな人ならこういう叩き方はしないでしょうね。

このドラマは、遺体損壊が好きですよね。
明智光秀に、勝頼の首をいたぶるようなゲス発言をさせて、家康を持ち上げる。
そんなことをしないと家康の魅力を引き出せないということでしょうか?
光秀って、残された逸話から察するに、そういうことをしない人だったはずで、要は『麒麟がくる』の逆張りをしたいだけですよね。

来ましたか、「遺体損壊」
首を取るという意味であれば、武者さんが好きな大河でもそれは同じだったはずです。
そして
「光秀って、残された逸話から察するに、そういうことをしない人だったはずで、要は『麒麟がくる』の逆張りをしたいだけですよね」
そういうことをしない人だったはずであっても、完全にそういうことをしなかったかどうかは言い切れないかとは思います。結局のところ「遺体損壊」がどうこうと言うより、光秀にそういうことをさせるのが嫌なのでしょう。

このドラマを批判する側は、想像力不足で「史実」にうるさい連中だというニュースが出ています。
◆「史実からかけ離れたファンタジー」なのか?繰り返される大河ドラマの史実問題…それでも『どうする家康』が“ナシ”とは言い切れない理由(→link)
記事タイトルに二度も「史実」という言葉を入れ、まるでそれだけに固執しているかのような印象。

何かと思ったら「現代ビジネス」でしたか。それはともかく、この記事中にあるように「要所の辻褄は合っているわけ」ですから、そこまであれこれ言う必要もないと思いますけどね。

史実にこだわる頭の固い連中が喚き散らすだけで、実は面白いドラマなんだよ、とでも誘導されていますよね。
違います。とにかくドラマとして陳腐な上に、配慮に欠けるシーンが多いから、心底受け入れられないのです。

その「配慮に欠ける」とは具体的にどういうことですか?生首を見せるなということですか?しかし見せなかったら見せなかったで、また武者さんあれこれ言うのではないでしょうか。

第一このコラムそのものが、キャストやスタッフを叩きまくっているのに、そういう人に「配慮に欠ける」と言われても、今一つ実感がわきません。そして若者や女性には受けているという誘導が好きだ、しかしその若者像は平成で止まっているのなんだの。何を持ってそう言い切れるのか全く不明です。

あと第25回でなぜ寺島しのぶさんのナレがなかったか、これも残念ながら武者さんは分かっていないようです。

飲み物-パブのビール2

[ 2023/07/12 01:30 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』新キャスト発表その1

さて新キャスト発表ですが、実はこれは第1弾で、6月16日の正午に第2弾が発表されるらしいです。第2弾も楽しみな方は、ツイッターの公式アカウントのチェックをお忘れなく。

そして15日発表のキャストですが、「チーム秀吉」ということです。
(敬称略)

豊臣(羽柴)秀長-佐藤隆太
寧々(北政所)-和久井映見
仲(大政所)-高畑淳子
旭-山田真歩
加藤清正-淵上泰史
福島正則-深水元基
石田三成-中村七之助

『風林火山』の矢崎平蔵、『青天を衝け』のゑい、そして『舞いあがれ!』の祥子ばんばですね。山田真歩さんはフジテレビの『シャーロック』に出演していました。あと深水さん、どこかで見たことがあると思ったら、『真田丸』の福島正則がこの人でした。大河の場合、同じ俳優さんが何年か後に、同じ役を演じることもあるようですが、正にそのパターンではあるわけです。淵上さんは『燃えよ剣』に出演していましたし、七之助さんは松本潤さんと高校の同学年ですね。『ライジング若冲』に出演していましたね、そう言えば。

ところで、この七之助さんの叔父様に当たる中村芝翫さんが、中村橋之助時代に『功名が辻』でやはり三成を演じていたことがあります。

さて16日はどのような登場人物が発表され、誰が演じることになるのでしょう。


飲み物-ブロンドのエール
[ 2023/06/16 01:00 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』新キャストのお知らせと長篠の戦い関連あれやこれや

まずお知らせです。6月15日正午に新キャスト発表とのことです。「ポスト本能寺」の時代の『どうする家康』、どのような人物が登場し、誰が出演することになるのでしょうか。実は最近は新キャスト発表がなかったのですが、この大河は主人公周辺以外は、最低限必要な人物だけでドラマを作っているせいか、あまり頻繁に行う必要もなかったのでしょう。

そして長篠の戦い関連で少々。

  • 御旗楯無と勝頼が述べるのが如何にも武田氏。『風林火山』にも登場していましたね
  • 既にご存知の方も多いでしょうが、武田信玄の「戦は勝ってからするもの」は孫子の言葉です。それを考えると、この言葉に忠実だったのは信玄の子の勝頼ではなく、文字通り勝ってから戦を始めた、明らかに自分たちに有利な状況で戦を始めた信長の方であったかと
  • 寧ろ勝頼は、あれだけ強かったのに天下を取れなかった父を超えたいと、敢えて別方向に舵を切りましたね
  • それとどなたかのツイートにもありましたが、あれだけの鉄砲を持ち込むには、当然それだけの財力と運搬経路がなければ不可能です。これは最初の方で、松平昌久が鉄砲をあれだけ準備していたのにも言えるかと思います
  • 酒井忠次が鳶ヶ巣山の砦に行く前に「海老すくい」を踊るのは、史料に記載されています
  • 山県昌景を演じた橋本さとしさん、少し前に『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の劇場版を観ましたが、あちらでは危機管理対策室長として冷静な判断を任される役でした。あれには、大久保忠世役の小手伸也さんも出演しています

ちなみにその橋本さん、山県昌景を演じてこのようなコメントをしています。

『どうする家康』山県昌景役の橋本さとし、最期を語る「天を仰ぎ見た先に信玄公を」
(マイナビニュース)

それと武田軍が騎馬でいわば「特攻」するシーン、それを見ているのが、かつて『永遠の0』で宮部久蔵を演じた、岡田准一さん演じる織田信長なのですね。

あと秀吉のセリフがひとつひとつ言い得て妙です。そしてその秀吉もまた、信長同様に家康に一目置いてもいるようです。家康を信長が恐れるのは、その能力がまだ未知数であるがゆえでしょう。信長は既に、自分はこうだと手の内をさらけ出しているところもありますが、家康にはそれがなく、だからこそ五徳にこの家の者を見張れと命じたわけです。

信康が段々と精神面でのバランスを失いかけているように見えます。この1つ前の投稿で、『麒麟がくる』の光秀が戦続きであること、しかも旧知の松永久秀が敵に回ることに難色を示すところを紹介していますが、この信康もまた、戦の悲惨さを見せつけていると言えるかも知れません。


飲み物-パブのビール2
[ 2023/06/15 01:30 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

野田城の戦い

武田信玄最後の戦いとして、野田城攻めがあります。三河東部に於ける徳川の拠点で、ここを守っていたのは菅沼定盈でした。定盈は武田の大軍を相手に、500人ほどの少人数で城に立てこもります。そしてこの時信玄は、金堀人夫を使って、井戸に向かって坑道を掘らせ、水をそちらの方に流し込んで、井戸を涸れさせる作戦に出ます。

しかしこの時家康の方も、武田方の勢力を捕らえており、捕虜交換によって定盈は野田城へ戻ります。元々信玄はこの野田城攻めをすることで、浜松城を孤立させる狙いがあったと言われています。しかし力攻めを行ったわけではなく、その理由として、信玄の病状悪化があったともされています。

実際三方ヶ原の戦いの後、信玄は浜松の刑部城に入って年を越し、その後この野田城攻めに及んだようです。実はこの野田城は、かの三河一向一揆の本證寺同様、愛知県新城市に存在していました。

またこの城攻めの時信玄が狙撃され、それがもとで亡くなったという説もあります。この後ほどなくして他界していることもあり、こういう説が唱えられたとも考えられます。しかし一般には、信玄は病死とみなされています。そしてこの信玄の病気に、徳川方はいわば助けられたと言ってもいいでしょう。

ところで先日、信玄が輿に乗せられていると書いていますが、どうもあれは方形の棺のようにも見えます。但しこの場合、影武者の信玄はいるわけですから、信玄以外の誰かが亡くなったという体を装って、甲斐まで戻っているように見えます。

そういえば井戸を涸れさせる作戦、『風林火山』の「奇襲!海ノ口」で、武田軍が水脈を断とうとしていたのに勘助が気づくシーンがありました。あと火矢を防ぐために、城に泥を塗ったりもしていましたね。


飲み物-注がれるワイン
[ 2023/05/20 01:45 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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