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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  青天を衝け

『青天を衝け』に北大路欣也さんが出演

『青天を衝け』の新キャスト発表です。
北大路欣也さんが徳川家康役で出演することになりました。

【新たな出演者発表】
北大路欣也さん演じる「徳川家康」が登場します!
(NHK ONLINE)

こうして見ると、流石にベテランの、しかも時代劇俳優としての貫禄が漂います。
最近は『半沢直樹』の中野渡頭取や、『三津屋清左衛門残日録』の主人公清左衛門の役のイメージが強い北大路さん、『花燃ゆ』の毛利敬親以来6年ぶりの大河出演ですね。松本白鷗さんが、かつて『黄金の日日』で呂宋助左衛門を演じ、同じ役で今度は『真田丸』に登場したのを思い出します。
ちなみに『三津屋清左衛門残日録』は、第5作の制作が発表されています。

しかし、なぜ「幕末大河」のはずの『青天を衝け』に、家康が登場するのでしょう。
ご本人のコメントにある、「僕にとってまったく経験したことのない挑戦」とは何なのでしょうか。
まさかのタイムスリップ展開なのか、あるいは、いずれかの将軍(恐らく慶喜)の夢枕に立つとか、そのような設定なのか。
詳しくは観てからのお楽しみということでしょう。

ところで今回も衣装は黒澤さんですが、この人はやはり江戸時代に限定していただきたい。流石にこの時代、特に幕末だと、真っ赤とかショッキングピンクの衣装を目にせずに済みそうです。

あと10日で『青天を衝け』スタートです。

飲み物-冬のティータイム
[ 2021/02/03 23:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

大河ドラマ雑考-43(『青天を衝け』ガイドブックを見て思ったこととは)

まず、先日の『どうする家康』関係投稿で、徳川家康の嫡男の信康を、信勝としていました。失礼いたしました。訂正しています。

まだ放送にはもう少し間がありますが、「今年の」大河ドラマ『青天を衝け』のガイドブックが書店の店頭に並んでいます。構成としては、まあ従来通りではあります。それとこの大河、やはり過去の幕末大河の出演者が結構多いですね。
ところで『麒麟がくる』もそうでしたが、NHK出版のガイドブックには「大河プレイバック」なるページがあります。『麒麟がくる』のNHK出版の分は、『国盗り物語』が紹介されていました(ちなみにNHK出版の分は前編しか購入していないので、後の2つは生憎見ておりません)。
この大河プレイバック、要するに、その年の大河と同じ時代背景の作品を紹介しているわけで、この前編の分は『獅子の時代』が紹介されています。この他にも大河ドラマ年表などもあり、つまるところプレイバック共々、大河はこれだけ歴史があるのですよと言いたいのかも知れません。

しかし見方を変えれば、大河は一部の作品を除けば、かなりの作品が同じような時代に集中しており、同じ時代の同じような人物を何度もなぞって来た経緯があります。戦乱や歴史上の大きな出来事がドラマの中心になるためです。これは一巡目か二巡目まではいいのですが、それ以上になるといくら手法を変えてみても、どことなく似た印象になりがちです。また前の同時代の作品との比較もされるようになります-無論、前の作品の方がいいとは必ずしも言えないでしょうが。それを意識してのことなのか、近現代物を入れたり、放送フォーマットを変えたりという試みもなされましたが、あまりうまく行きませんでした。
そもそも過去を振り返るということ自体、方向性としてあまり前向きとはいえません。逆にこのような企画を始めたということは、やはり大河も、あと何作かで終わらせるのかと思われても不思議ではないでしょう。その場合、今まで描いてない人物や時代を中心にやることも考えられます。

しかしその「歴史のある」大河、その制作を支えてきたのは、言うまでもなく視聴者の受信料です。これも先日の『どうする家康』絡みの投稿で触れましたが、制作統括や脚本がこうしたい、ああしたいと言っていても、とどのつまり、何十億もの受信料があるからこそそれが実現可能なのです。にもかかわらず、NHKの制作サイドは、視聴者の受信料のおかげで大河が作れていますなどと、しおらしいことを言ってくれたためしがありません。
元々公共放送の目的は、一般人を利するための報道であり放送であって、ドラマ制作ではないというのは前にも書きました。今NHKのスリム化、受信料の値下げが叫ばれていますが、公共放送としてやって行くのであれば、1世帯500円程度でいいのではないでしょうか。2020年の日本の世帯数は約5700万ですが、仮に受信料を500円としても285億円は確保できるのです。ニュース、気象と災害のみであればそれで十分でしょうし、それより安くする(職員を減らす)こともできるでしょう。
ドラマはスポンサーを付けて作ればいいだけの話です。もちろんNHKの職員が、スポンサーに頭を下げてお金を出してもらうことになりますし、数字が悪ければ打ち切りの可能性もあります。

数字と言えば、これも以前書いたことではありますが、『独眼竜政宗』と『武田信玄』は双璧です。一方で『独眼竜政宗』、『武田信玄』の舞台は出羽と甲斐という「東国」であり、それも数字に大きく影響しています。一般に公表される視聴率は関東の数字だからです。寧ろこの場合、関西はどの位だったのかを知りたいとも思います。無論『麒麟がくる』も、東海地方であればもう少し高くはあるでしょう。そもそも地元、あるいはそれに近い地域では高く出るからです。
このようなことから、せめて大河は東西の数字を公表するべきではないかと思われます。しかしそうなると、今年の大河は関東ですから、それなりに高い数字が出てしかるべきとはなるわけですが。

飲み物-ワインと暖炉
[ 2021/01/31 00:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』第3次キャスト発表

今回は『どうする家康』コメントへの突っ込みはお休みです-あまり連日突っ込むのもどうかと思いますので。その代わりと言っては何ですが、26日に発表された、『青天を衝け』の第3次キャストをご紹介したいと思います。

様々な俳優さん、タレントさんが紹介されています。
生憎、私もすべての人をよく知っているわけではありませんので、取りあえず知っている人を中心にざざっと。
板垣李光人さんや石丸幹二さんは、『花燃ゆ』にも出演していますね。石丸さんの周布政之助は好きでした。そして博多華丸さん(あさイチ枠?)が「西郷どん」ですか。
私に取っての西郷といえば、やはり鈴木亮平さんです。華丸さんの場合、現存の肖像画(本人であるという確証はない)をベースにした、ちょっとベタな西郷さんのイメージです。
『西郷どん』といえば、あの中では山田為久役で、殿の写真を取っていた徳井優さん、今度も同じ薩摩藩士ではありますが、こちらは兵学専門の折田要蔵の役ですね。

しかしこの中で一番目を引いたのは、トップに登場する磯村勇斗さんです。
あの「ジルベール」が、徳川家茂?
残念だなあ…「大ちゃん」は『鎌倉殿の13人』の三浦義村なのですよね。
こうなったら磯村さん、2作品連続して出演してほしいです。
無論内野聖陽さん、西島秀俊さんも「鎌倉殿」に出演してもらえたらなおよし。

あとこちらも『きのう何食べた?』にゲスト出演していた菅原大吉さん、『おんな城主 直虎』に井伊谷三人衆の一人で登場していました。この三人衆がそれほど描かれなかったのが残念でしたが、今回は伊達宗城公ですか。確か蒸気船を作った殿様ですね。
しかし考えてみると、『きのう何食べた?』はテレ東の深夜30分ドラマとはいえ、キャストは大河レベル、かなり豪華だったのだなと改めて思います。
それと言っては何ですが、あの渡辺徹さんが出演とはかなり意外でした。

飲み物-クリームとココア
[ 2021/01/27 00:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』のコメントに突っ込んでみます その3

『どうする家康』への突っ込みその3です-毎日似たような内容ですみません。それから、先日投稿分のタイトルで、「コメントへの突っ込み」の「コメント」の部分が落ちていました。失礼いたしました。

今回は脚本担当の古沢良太氏に関してです。この人は『リーガル・ハイ』や『相棒』シリーズ、そして松本潤さん主演の『花より男子』など数多くの作品を手がけています。ですから、脚本家としてのキャリアはそこそこであるはずなのですが、今回のコメントに関しては、やはりこれはどうかと首をかしげたくなる点もあるので、該当部分をいくつかご紹介しておきます。

1. 今さら大河ドラマでやるのがちょっと恥ずかしいくらいの超ベタな偉人。なのに信長や秀吉に比べてなぜか人気がないような。ずるがしこく立ち回ったあげく棚ぼたで天下が転がり込んできたイメージだから?

「大河ドラマでやるのがちょっと恥ずかしいくらい」なら、もうやらない方がいいのではないかと思います。無論NHKの意向としては、先日も書いたように
「新時代を切り開いた人物だからやりたい」
ということなのでしょうが。
また、「というイメージだから?」と一言断っているとはいえ、
「ずるがしこく立ち回ったあげく棚ぼたで天下が転がり込んできた」
とは如何なものかと思います。この人は秀吉没後、大名たちを自分の側に引き付けるのにかなり苦労しているでしょうし、関ヶ原で勝ちはしたものの、その後がまた大変だったはずです。家康という人物への敬意があまり感じられませんね。

2. カリスマでも天才でもなく、天下取りのロマンあふれる野心家でもない、ひとりの弱く繊細な若者が、ただ大名の子に生まれついた宿命ゆえに、いやが応にも心に鎧よろいをまとわされ、必死に悩み、もがき(中略)命からがら乱世を生き延びてゆく。それこそ誰もが共感しうる現代的なヒーローなのではないか。

まず気になるのは、
「カリスマでも天才でもなく」
「天下取りのロマンあふれる野心家でもない」
などと、のっけから過去の家康像の否定に入っていることです。
無論家康という人物に対しては、人それぞれの考えがあり、古沢氏にも古沢氏なりの発想があるでしょう。しかし家康は、本当にカリスマでも天才でもないのでしょうか。戦国時代のサバイバルから天下取り、さらには徳川体制のおおもとを作り上げるに至っては、ある程度の才能と、運をチャンスに変える力がないとできないのではないかと思いますし、カリスマであるか、天才であるかは別としても(信長は天才肌だと思いますが)、無能で凡庸な人間であるのなら、江戸幕府を築くなどはっきり言って無理でしょう。
また
「天下取りのロマンあふれる野心家でもない」
と言うよりは、家康も最初から天下を取ろうと思っていたかどうか疑問ですし、『真田丸』の時の三谷氏(すみません、また引き合いに出させていただきます)によれば、「『天下取り』とは実は後付け理論で、武将たちは参日を必死に生きていた」などとも言われているのです。
それから「誰もが共感しうる現代的なヒーロー」などとありますが、乱世を生き延びるのは「現代的な」ヒーローなのでしょうかね…無理やり現代にリンクさせている印象をぬぐい切れません。

3. 主演の松本 潤さんは、華やかさと親しみやすさを持ち合わせ、私の描きたい主人公像「ナイーブで頼りないプリンス」にまさにピッタリ。

この箇所を見ていると、あの『花燃ゆ』の
「幕末男子の育て方」ならぬ、
「戦国男子の育て方」というフレーズが頭に浮かんできます。
何かこう、お花畑な大河になりはしないか、それが気になりますね。
私としては、そのナイーブで頼りない家康に、オリキャラの女性があれこれ絡む、そのような展開をつい思い描いてしまいますし、同時に『麒麟がくる』で母親の許へ戻りたがっていた、ピンクの水干を着た竹千代を思い出します。あの竹千代は子供というのを差し引いても、農民である菊丸と農民に扮した光秀に気軽に口を利いたり、あまりそれらしくない雰囲気でした。
この大河、まだどちらも始まっていないのにこう書くのも何ですが、何か『青天を衝け』と相通じる物があるように見えますし、一方で戦国という時代背景が共通するせいもあってか、『麒麟がくる』ともどこか似ているようです。

飲み物-ホットカフェオレ
[ 2021/01/26 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』のコメントに突っ込んでみます その1

先日ご紹介した『どうする家康』に関して、少々突っ込ませていただきます。まず制作統括の磯智明氏のコメントから。(いずれもNHK ONLINEより)

1.  令和版へアップデートした、新たな家康像になると思います。

2.  それは暗いニュースが多い中、久しぶりに聞いたワクワクドキドキするお話でした。そこには、教科書にある鎮座するような家康ではなく、ピンチピンチの連続、ものすごい強敵たちの登場、すでに「どうする家康」のドラマがありました。

3.  そんなどん底でもセンターとしてチームをまとめた家康は、負けても大胆に笑みを浮かべている、逆境に負けない明るい人物なのかもしれません。松本さんならきっと乱世を終わらせ、東京の基礎をつくった、エネルギッシュな家康を演じていただけると確信しています。

まず1ですが、
「令和版へアップデートした」
歴史上の人物というのは、そう簡単にアップデートできるものなのでしょうか。要は、今の大河を観ていない層にアピールすべく、今までにない家康像を模索したいということなのでしょうが、ならばそう言えばよさそうなものです。大河ファンがこのように話しているのであれば、まだしも納得できるのですが、制作統括という責任ある立場であり、視聴者になぜこの主人公であるかを詳しく説明すべきはずの人物のコメントとしては、どうも安直な印象を免れません。

そして2。
「暗いニュースが多い中」
『麒麟がくる』、『青天を衝け』の制作統括と似たようなコメントが、ここでも繰り返されています。しかも
「ワクワクドキドキするお話」
「ピンチピンチの連続」
「ものすごい強敵たちの登場」
というのは、具体的にどのようなものであり、またどのような人物なのでしょうか。何とも能天気な印象を受けてしまいます。以前、『おんな城主 直虎』の脚本担当の森下洋子さんが、ガイドブックのコメントで似たような表現をしていましたが、どうもその時のイメージがダブるのですね。
そもそも「教科書通り」の家康像など、今までの大河でどの位描かれたかは不明ですが、要はこの人物も最初から盤石であったわけではなく、寧ろ人質としての幼少期、信長との同盟、三方ヶ原の戦いでの敗戦、本能寺の変での伊賀越え、秀吉との確執など様々なエピソードがあるわけで、これもまた、こういうエピソードをふんだんに盛り込みたいと思います位に言っておけば済む話です。
しかも上記のような、いわば人間臭い家康像は、伊賀越え以降であれば『真田丸』でかなり目にしており、そのためこの期に及んでこういう家康像を描きますと言われても、さほど目新しい印象を受けないのです。逆に、『真田丸』の焼き直しのようになるのではないかとさえ思えて来ます。

それから3。
「負けても大胆に笑みを浮かべている、逆境に負けない明るい人物なのかもしれません。松本さんならきっと乱世を終わらせ、東京の基礎をつくった、エネルギッシュな家康を演じていただけると確信しています」
大胆に笑みを浮かべていたかどうかは不明ですが、それによって心身共に鍛えられたとは言えるかも知れません。しかしそのエネルギッシュな家康像を、なぜ
「松本さんなら」
演じられるのかどうか、その辺りがどうつながるのかこれも不明。こういった点をきちんと説明せず、イメージ重視で行っている感が強いため、これも如何かと思われます。
それと東京の基礎(『江戸の基礎』の方がより正しいかとは思いますが)を作った云々と言うのなら、まずススキの生い茂る武蔵国に行かされ、そこで基礎固めから始めたこともはっきりさせた方がいいのではないでしょうか。

それにしても、最近の大河の制作統括のコメントに見られる違和感を、昨年の『鎌倉殿の13人』には殆ど感じなかっただけに、この磯プロデューサーのコメントにはちょっとがっかりです。これがこの作品への印象につながりかねないだけに、制作トップには慎重に言葉選びをしてほしいなと思います。

いずれにしてもこういう形で持ってくるということは、恐らく所謂王道大河ではないと思われます。しかし前年の三谷さんも、王道大河の人ではないだけに、似たような路線が2年続くというのも如何なものでしょうね。無論三谷さんと古沢さんはまた違うかとは思いますが。

(この項続く)

飲み物-カクテルとオイルランプ
[ 2021/01/24 00:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』のスタッフのコメントの曖昧さ

次の大河まであと4週間となりました。しかしどうも、大河は新春に始まり年末に終わるのが習慣になっているため、やむを得ないこととはいえ、1月も後半のこの時期に、このようなことを書くのも妙な気分ではあります。ともあれ、『青天を衝け』の収録も進んではいるようですが、今回の緊急事態宣言が、どのように影響しないとも限りません。今現在ツイッターでは、キャストの紹介が行われていますが、『西郷どん』に出演した津田寛治さんと平田満さんが、こちらにも出ていますね。

しかし思うのですが、2019年9月の制作発表時に企画意図として
「少子高齢化が進み、人口減少に拍車がかかる日本。
右肩上がりの成長が期待できない時代に、私たちはどう歩むべきなのか……。
逆境の中でこそ力を発揮した渋沢栄一の人生を見つめることで、私たちの生きるヒントがきっと見つかるはずです」
などとありますが、『麒麟がくる』でも似たようなことが書かれていたと思います。何というか、今はとにかくよくない時代だから、大河の主人公をお手本にしなさいという意味で、毎度毎度似たような表現を引っ張って来ているように見えるのですが…これは如何なものでしょうね。

あとこちらも「大河新時代第2弾」とかで、「4Kフル撮影による」などとあります。新時代などと大見得を切るからには、内容とか時代設定とか、もう少し工夫されてもいいかと思うのですが、結局は4K映像だけなのでしょうか。肩透かしを食わされた気分です。

さらに昨年の第一次キャスト発表では、制作統括の菓子浩プロデューサーが
「新型コロナウイルスの出現で、社会のあり方も大きく変わろうとしています。私たちは今、歴史的な転換点に生きているのかもしれません。未来が見通せない現代に、逆境の中でこそ力を尽くし未来を切り開いた渋沢栄一は、どんなメッセージを投げかけるでしょうか?」
などとコメントしています。しかしコロナによって社会のあり方がどのように大きく変わろうとし、どのように未来が見通せないのか等々、今一つ具体性を欠く表現でもあります。そもそも制作統括であるのなら、「投げかけるでしょうか」などと言わず、主人公を通じて、このようなメッセージをお送りしたい位コメントしてはどうかと言いたくもなります。

これに比べると、やはり三谷幸喜氏の「面白い大河を作ります」の方が、よほど素直に受け入れられます。三谷氏の脚本その他には必ずしも全面的に同意はしないものの、説教じみたことを言わないだけよほどましと言えるでしょう。

飲み物-ショートカクテル
[ 2021/01/17 23:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

佐怒賀氏のコラムに関して

先日触れた『グラフNHK』の佐怒賀氏のコラムについて、ちょっと突っ込んでみます。
(引用部分太字、『グラフNHK』昭和48年1月1日号より)

土曜の午後から始まった解放感が、ずっと続いて、それもようやく終わりに近づこうとしている。さあ!あすからまた仕事だ!と日常性への予備運動を開始するのが、日曜日の夜の一般家庭の姿だろう。いうならば解放感と緊張感の谷間に於けるもっとも充足した生活時間といえる。

「日常性への予備運動」というのは、いささかわかりづらい表現です。再び始まる日常に向けて、心の準備をするとでも言うべきでしょうか。土曜日の午後からというのが、土日が休みでなかったこの当時らしいです。しかしかなりポジティブな書き方ですね。この当時は「サザエさん症候群」やブルーマンデー的概念はなかったのでしょう-尚少し前には、そのものずばりの大河ドラマ症候群なる言葉も存在したようです。

NHKという公共放送が、その良識のシンボルとして、自信を持って全国の日曜日夜の家庭に送りとどける、いわば倫理復活の「国民ドラマ」なのである。

「国民ドラマ」とはちょっと大げさな気がしますが、この時代のことですからわからなくもありません。しかし大河は「倫理復活」なのでしょうか。江戸時代ならともかく、戦国大河などの場合、その当時の倫理と昭和のそれとはかなり違っていたかと思います。それともその当時は、乱取りだの撫で斬りだのはドラマに登場しなかったのでしょうか。

(前略)<花の生涯>から<新・平家物語>にいたる十年間の展開の過程は、そのまま日本のテレビドラマの技術史、発達史になっている。

技術史、発達史とありますが、技術開発などは受信料ですべて賄われていると思われます。なぜかそれに言及されていません。このコラム全体に感じることですが、視聴者が受信料を払って観ていることにもう少し触れてもよさそうなものです。

テレビドラマなんて、チャチなものさ、という印象の普遍的な中にあって、周到に準備され、綿密に選び抜かれた脚本と人材とにより、一回一回、精魂込めて作られていった作品は、テレビそのものの評価の流れを大きく変える。

チャチという表現はあれですが、それに近いテレビドラマは恐らく今も存在します。また大河そのものも、それに似たような作品が多く、大河化そのものに疑問符が付く作品もありました。それに大河が「テレビそのものの評価の流れを大きく変える」というのも、何やら上から目線に感じますが、この当時はこうだったのでしょうか。そもそもこの文章自体、NHK関連メディアというせいもあって、ちょっと盛り過ぎてやしないでしょうか。

それはこのシリーズの開始直前、つまり昭和三十七年後半から急速に伸びるテレビセット台数にも、ピタリと照準が合って、大量の視聴者動員をかけることになる。

大河によって、TV視聴者が増えたのは事実かも知れません。しかしこのように書くと、大河と家電メーカーはタイアップしていたのかと、邪推したくもなります。また「急速に伸びる」などと書くのなら、それを裏付けるデータがほしいところです。

また、これで絶対に見逃せないのは、各作品のすべてが、正月開始、年末完了の暦年構成をとっていることである。それはちょうど、正月の「道」の儀式で始まり、再び暮の「道」の儀式に終わるという、日本人的倫理観に根差した生活サイクルと符合する。

「各作品のすべてが正月開始」は正しくありません。第一作『花の生涯』は、昭和38(1963)年の4月スタートです。またこのコラムが書かれたかなり後ですが、『炎立つ』は7月はじまりの翌年4月終わり、『花の乱』は4月に始まっています。『麒麟がくる』はコロナ禍の影響で、終わりが2月までずれ込む結果となり、『青天を衝け』は2月14日スタートです。そして1年物にするのであれば、それにふさわしい主人公を選ぶことが前提ですが、今時は1年どころか2クールで終わりそうな主人公もいるのですが…放送期間、見直してほしいものです。

ところで「再来年」の大河は、いつ頃発表になるのでしょう。

飲み物-ホットウイスキー
[ 2021/01/12 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

大河ドラマと放送日程そしてネットの意見

次期大河ドラマ『青天を衝け』のガイドブックが、1月29日に発売となるそうです。今までもそうでしたが、大体放送開始日から、半月ほど前と考えておくといいでしょう。ところで気の早い話ではありますが、来年の『鎌倉殿の13人』、1月1日が日曜日だから、8日の放送開始となるのでしょうね。

しかしかつては、1月1日から放送を始めた作品もあります。1967年の『三姉妹』と、1989年の『春日局』です。そこまで早々と放送する必要があったのかと思いますが、1967年当時であれば52回放送、つまり1年をフルに使っての放送であったため、元旦から放送を開始したとしても納得できます。

『春日局』に関しては、放送開始の6日後に昭和天皇崩御で、翌日まで通常の番組の放送がなかったため1回放送休止となり、結果的にはこの日程でうまく収まったようです。ただその11年前の『黄金の日日』や、5年前の『山河燃ゆ』は、1月1日の日曜日を避けて、8日からの放送になっています。

ところで先日、昔の(ネットのない時代の)大河も、それなりにクレームは来ていたのではないかと書いています。無論この場合はNHKに手紙(または葉書)を出すか、電話する、あるいは新聞に投書する位しか方法はなかったと思われるため、様々な意見を一度に目にする機会はなかったと言っていいでしょう。

それに比べると、今の時代は大河への賛否両論をネット上の様々な場所で目にできるわけです。無論賛同または批判のエコーチェンバーが起こることもあります。また一昨年の『いだてん』で、視聴率の割にツイート数が多かった、いわば「でんでん現象」であったと某スポーツ紙が書いていましたが、このようなことも起こりうるわけです。

ツイートに関して言えば、大河関係が世界のトレンドに入ったなどということもあります。と言うか、総集編が放送される日本の午後の時間帯だと、ヨーロッパは早朝、アメリカは深夜です。それを考えると、ある程度の数であれば世界トレンド入りもありえますし、だからその大河の人気が絶大であるとは、一概に言えないかとも思いますが…。

それはさておき、他人の意見を殆ど目にできなかった、家族や仲間内で評価または批判することしかできなかった時代に比べると、ネット上の声を目の当たりにできるのは、まだしも恵まれていると言えます。こういうのは、NHKの関係者も目を通しているのでしょうか。その人たちに取って批判的意見というのは、どのように映っているのでしょうね。無論、批判的なメールもまたしかりです。

しかし『青天を衝け』のサイトにやはりどうも馴染めません。メールを送っておこうと思いますが、今からの変更というのは恐らくないでしょう。あと『麒麟がくる』のインスタ、やはりというか画像数が少ないです。中止の影響はあったにせよ、楽屋でのシーンなどをアップするという手もあったはずです。いくら何でも放送があと5回の時点で、画像17点というのは何ともしょぼいです。『青天を衝け』のインスタがこうならないことを願っています。

飲み物-冬のティータイム
[ 2021/01/07 18:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

大河ドラマ雑考-41(『青天を衝け』の公式サイト)

『青天を衝け』の公式サイトが出来上がっていますので、リンクを貼っておきます。

(NHK ONLINE)

しかし思ったのですが、大河のサイトらしくないですね。何だか民放のドラマのサイトのようです。寧ろ日曜劇場の公式サイトなどの方が、もう少し工夫されているかも知れません。主人公の顔がサイト上部にやたらに出て来る、フォントが大きくてやけに目立つ、さらにSpecialだMovieだとアルファベット表記であるため、どこか大河のサイトにしてはちぐはぐな印象がある。こういったところが違和感を覚えるもとでしょうか。ちなみに下記リンクは正月時代劇のサイトですが、こちらの方がまだそれらしい雰囲気です。

ライジング若冲(じゃくちゅう)
(NHK ONLINE)

それから『西郷どん』と『麒麟がくる』同様、衣装が黒澤和子氏の担当です。流石に今回は幕末だけあって、男性が赤の着物に黄色の袴などという格好はなさそうです(これは『西郷どん』も同じ)。あとナレが守本奈美アナですが、守本さんといえば、『龍馬伝』の紀行の担当でしたね。ナレはやはりアナウンサーがベストですが、声優を使うという方法もありそうです。

このサイトでは、吉沢亮さんの出演予定番組が紹介されています。うち1つが紅白ですが、今年も審査をやるのでしょうか。無観客なんだし、歌わせてそれで終わりにすればいいのに。こういうところが、NHKの前例踏襲と言うか踏ん切りの悪さを感じさせます。あと審査員も一部なぜこの人?と思う人もいますし、チコちゃんなんて3年連続登場だし、もう勘弁してほしいですね。だったらカネオくんの千鳥ノブさんを出してほしいものです。尚『ブラタモリ×鶴瓶の家族に乾杯 新春スペシャル 2021~ブラつけないタモリと乾杯できない鶴瓶~』の方は面白そうです。

そしてこれもまた、BSPとBS4Kでも放送。どちらかに決めてしまえばいいのに、チャンネルが多すぎですね。しかもこういうのも、受信料で賄っているわけなのですけどね。

飲み物-ホットカフェオレ
[ 2020/12/29 00:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』第2弾キャスト発表

『青天を衝け』のキャスト第2弾が発表されました。しかしついこの間、『鎌倉殿の13人』の一次キャストを脚本家自ら発表したせいもあって、正直どちらがどちらかわからなくなりそうです。

2021年大河ドラマ「青天を衝け」
出演者発表!<第2弾>
(NHK ONLINE)

とはいえ私としては、未だに『西郷どん』の
徳川家定-又吉直樹
井伊直弼-伊武雅刀
橋本左内-風間俊介
(敬称略)
のキャストのイメージが強いです。
特に井伊直弼は、岸谷さんの雰囲気とはちょっと違うような…。それとキャストそれぞれのコメントがないのが残念。

あと、制作統括の菓子浩氏が
「新しい大河ドラマが生まれようとしています」
とコメントしていますが、どういう風に「新しい」のか不明。さらにこれも先日の三谷氏のインパクトが強すぎ、こちらは特に新しいなどと言っていないにかかわらず、何か期待させる雰囲気となってしまっています。

それと篤姫が発表されている割に、島津斉彬や薩摩藩関係者はまだのようですね。上白石さん、『西郷どん』では西郷従道の奥さんでしたね。

それにしても2月14日スタートという時点で、既に例年より5回分は遅れています。それにオリンピックの分を3回分差し引くと、47回-8回で39回、40回に満たないわけで、脚本も変更を余儀なくされたでしょうね。

一方『麒麟がくる』で、堺正章さんと門脇麦さんが視聴率低迷の「戦犯」呼ばわりされていたようですが、一番の「戦犯」は制作サイドではないのでしょうか。

さて2021年は、どのような大河になることやら。

飲み物-ロックグラスカクテル
[ 2020/11/27 23:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、BSで再放送中の『太平記』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも再来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出しました。これを機に、今後さらに上を目指してほしいものです。そのためにも、国内のラグビーの変化に期待したいと思います。

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