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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『どうする家康』キャスト予想2そして『風林火山』

『どうする家康』、未だ松本潤さん以外の出演者が決まっていないため、色々な人が様々な出演者を予想しているようです。ともあれ、この大河の家康はどこか弱々しいところがあるようなので、その主人公を盛り立てて行くような強い脇役が求められてくるでしょう。

ちなみに、脚本の古沢氏のTVドラマをざっと挙げてみると

相棒(特に杉下-亀山時代)
鈴木先生
リーガル・ハイ
デート~恋とはどんなものかしら~
コンフィデンスマンJP
ゴンゾウ 伝説の刑事

このようになります。

これから考えると、『リーガル・ハイ』で主演した堺雅人さんが、こちらの方にに出演する可能性がないとは言い切れません。同じ作品に出演している生瀬勝久さん、里見浩太朗さんなどもあるいは候補になるでしょうか。『相棒』絡みでは寺脇康文さんの出演もありえます。その他に『鈴木先生』『デート~恋とはどんなものかしら~』の長谷川博己さん、『麒麟がくる』から3年で再び大河復帰となりますかどうか。また後者で共演した杏さんも、3度目の大河出演が望めるかも知れません。

あと『ゴンゾウ 伝説の刑事』だと、久々に内野聖陽さん、高橋一生さんの出演も考えられるでしょうし、『コンフィデンスマンJP』だと長澤まさみさん、小日向文世さんが出ていますので、長澤さんがヒロインの線もあるでしょう。皮肉というか、『真田丸』に出た人たちの一部が、来年ではなくこちらの方で再び出演となる可能性もあります。無論これには制作統括の意向、出演者サイドのスケジュールの問題も関わってくるとは思いますが。

この大河が、所謂王道大河になるかどうかは無論わかりませんし、脚本の古沢良太氏も、大河はおろか時代劇の経験もない人ですが、出演者によっては意外と「骨太な」戦国大河になる可能性も捨てきれません。と言うより、2000年代に入ってから、私が考える骨太、あるいは男くさいイメージの戦国大河というのが
葵 徳川三代
風林火山
軍師官兵衛
この3作品くらいしかありませんので、そろそろまた、オーソドックスな男性主人公大河を観たいと思います。

しかし、やはり『風林火山』はよかったなと改めて思います。クライマックスが川中島の大河でありながら、武田と上杉のどちらも主人公でなく、山本勘助を持って来たことで、主人公を自由に動かせ、策略に長けた軍師として描けたのは大きかったでしょう。今後も大河が続くのなら、こういう第三者から見た大名たちの争いという構成もまたあるかと思います。と言うかもう、大名たちの合戦メインで描く時代ではなくなって来ているかと。

『風林火山』は、Gacktさん演じるエキセントリックな謙信が、琵琶を弾いていたのも見どころではありました。あのシーンは、流石ミュージシャンと思ったものです。琵琶と言えば、『ゲゲゲの鬼太郎』第6期、2年目の地獄の四将編の最初のEDで、鬼太郎がギターのイントロに被せるように琵琶を弾くシーンがありましたね。

琵琶というのは元々宗教的な側面が強く、その意味であの謙信にも、また鬼太郎の地獄のイメージにも似合っていました。無論琵琶も徐々に俗化して行き、芸能の一部門となって行きます。大河の琵琶では、『西郷どん』で国父様こと島津久光が口ずさんでいた『迷悟もどき』も印象に残っています。

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[ 2021/09/24 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』徒然その11

既にお知らせしていますが、今回から『青天を衝け』関連投稿は、基本的にこの「徒然」のみになります。最終回まで続ける予定ではいますが、場合によっては、途中で終わってしまう可能性もあります。そうならないことを、望んではいるのですけどね。

日本へ戻り、血洗島に帰って来た篤太夫が、久々に家族と顔を合わせます。しかしかなり成長したていが、しかも見かけが変わってしまった父親に、ああやって抱きつくのでしょうか。このおじさん誰?と尻込みしたりはしないのでしょう。それはともかく、正に「国破れて山河あり」で、家族や親戚たちも平九郎の戦死に無念さを覚えていました。これは、逆の立場ではありますが、『西郷どん』で、西郷家の人々が吉二郎の死を悼むところ、さらに吉二郎が倹約して、小銭を貯めていたことを吉之助が知るあのシーンを思い起こさせます。「失ったものの大きさ」と言うべきでしょうか。

そのような中、篤太夫は、尾高惇忠だけでも生き残っていたのが、せめてもの救いでした。そして、夢の中で話を交わした長七郎の墓に手を合わせ、父とも言葉を交わし、100両を返します。先日も書きましたが、この様々なやり取りの中で、篤太夫が自らの原点を見つめ直し、武士の世が終わった今、自分が本当にやりたいのは何であるかを模索することになります。

個人的に血洗島の描写が好きなせいもあり、この回は割と楽しめました。まだ江戸へ出る前、尊王攘夷に走る前の栄一が過ごした血洗島はそこに存在するものの、あの時とは栄一自身も、また時代そのものの大きく変わってしまっていました。そんな中、ヨーロッパの話を皆に聞かせる篤太夫=栄一ですが、実際渋沢家や尾高家の人々にしてみれば、長七郎や平九郎の死で沈んでいた中に、光明が差したような印象を受けたことでしょう。

その後篤太夫は駿河に慶喜を訪ねます。慶喜は過ぎ去ったことをあれこれ言っても詮方ない、弟を無事に帰国させてくれてよかったと篤太夫をねぎらいます。尤もこの慶喜は草彅さんが演じていることもあり、宮廷政治やフランスとの外交で、薩長方を翻弄した策士としての慶喜とはかなり違っているため、その部分はやはり物足りなく感じられます。篤太夫が主人公だから、それでいいと言われればそれまでですが、寧ろ平岡円四郎の方が策士的なところがありました。あと箱館での土方と高松凌雲、敵兵でも手当をするというセリフに『JIN-仁-』を思い出します。

さて家康公。新政府のシステムも整い始め、江戸幕府は過去のものになろうとしていました。新政府が始めた廃藩置県に関しての言及は、流石には野暮であると言います。と言うか、大名たちが新政府に恭順というのは、江戸幕府開府の際も同じことをやっていたわけです。大名がすべて徳川についたせいで、大坂の陣では牢人たちを集めたのですから。

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[ 2021/09/19 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

三谷大河はなぜ批判されるのか-2

先日の投稿の続きです。あれやこれやと書いていますが、あくまでも私の視点で捉えているものであり、無論三谷さんの脚本をどうとらえるかはその人次第です。見方を変えれば、結局のところ映像作品と言うのは、誰が脚本を書くのか、出ている俳優さんは誰なのか、どのようなテーマなのかといった諸々のことを始め、主観が大きく影響するものです。ですから人によって面白い面白くないかの評価の違いは当然あるわけで、高評価を得た作品であっても、すべての人がそれに賛同しているわけではありません。

ところで1つ前の投稿では

「個人的な趣味嗜好」が反映される部分は大きいでしょう。ちょっとばかりこだわり過ぎかなと思われるところもありますが、それと物足りなさとがうまく補完し合うというわけでもなさそうです。

と書いています。『鎌倉殿の13人』で、大河好きがニヤリとするキャスティングもあるといったコメントが紹介されています。無論これがどのような形のキャスティングになるのか、こちらは勝手に予想するしかないのですが、かつて『『新選組!』で、『新選組血風録』(1965年の時代劇)及び『燃えよ剣』(岡田准一さん主演の映画ではなく、1970年制作の時代劇)で、土方と沖田を演じた栗塚旭さん、島田順司さんをそれぞれ、別の役でゲスト的に出演させていたのを思い起こさせたりもします。

こういうのは確かにこだわりを感じさせるのですが、妙にマニアックで、何もそこまでやらなくてもいい、何か空回りしているといった一面もあります。そう言えば『真田丸』のラストシーンも、クランクアップ時はまだ未公開ですなどと言われていて、これも一種のこだわりとも取れますが、今となっては、やはりあれは未公開でいた方がよかったかと思っています。安居神社の信繁終焉のシーンがよくなかったので。

逆にこういうのにこだわるよりも、残された人々のその後の生活を描いてもよかったのではないかと思うのですが、やはり三谷さんの大河にそれは望めないでしょうか。

それと主人公の描き方について。確かに新選組や真田信繁に対し、新しい見方で描きました、史実も再考証をしましたというのはいいでしょう。ただそれにこだわりすぎるあまり、人物の描写が、どこかおちゃらけた感じになってしまってもいるわけです。細かい部分にこだわるのはともかく、その当時の人々にしては、妙に現代劇的な設定になりがちで、こうなるとやはり時代劇としての旨味は失われ、この点が、三谷さんの脚本が小劇場的だと批判される一因ともなってはいるでしょう。

私も『真田丸』の放送前まではかなり期待もしたのですが、実際あの大河の終盤は如何にも物足りなさを覚えました。大坂の陣もですが、小野お通の描き方も、あれはないだろうとは思いましたね。そもそも信之がお通のところに通うのに、奥さんがついて来たりはまずしないでしょうし。ただパペットホームズとの共通点がかなり見られたのは、面白かったと言えます。これに関しての投稿は「真田丸とホームズ」でまとめています。

上記三谷大河もそうかも知れませんが、平成の頃は面白いともてはやされたものが、そろそろ節目を迎えている感もあります。『鎌倉殿』も最初の一月二月は観るかも知れません。しかし観ていてあまり面白くないと、視聴を止める可能性もあるでしょう。始まる前からこう言うのも何ですが、最近大河の視聴と言うのにそこまで情熱を傾けられなくなっているせいもあります。現時点で、すべてを完走したのは『西郷どん』が最後ですから。意外と『どうする家康』が面白くなるかも知れません、断言はできませんが。

それと余談になりますが、今年は水曜の21時にグラナダ版ホームズが放送されていることもあり、『相棒』の視聴はお休みしようかと思っています。数年前からいくらかその傾向はあったのですが、スペシャルに多少違和感を覚えるようになりましたので。このシリーズもやはり、平成に隆盛を極めた作品ですね。一方で、『刑事7人』が割と面白く感じられたので、こちらを最初から観てみようと思います。刑事ものでは、京都府警が舞台の作品も結構好きです。


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[ 2021/09/13 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』展望その1続き-今後のキャスティング

先日分のまた続きとなります。どうも最近、大河は前の投稿分を引きずりがちです。

『鎌倉殿の13人』の「(大河好きが)『ニヤリ』とするような」キャスティングの件ですが、既に半分位はそうなっているのではないでしょうか。何と言っても
西田敏行さん-『新・平家物語』の北条義時
松平健さん-『草燃える』の北条義時
これに加えて
松平健さん-『義経』の弁慶
小栗旬さん-『義経』の梶原景季
小池栄子さん-『義経』の巴
小泉孝太郎さん-『義経』の平資盛
青木崇高さん-『平清盛』の弁慶
山本耕史さん-『平清盛』の藤原頼長
(三谷大河の常連ですが、『平清盛』にも出演しています)
佐藤二朗さん-『平清盛』の藤原家成
岡本信人さん-『平清盛』の藤原邦綱、『草燃える』の藤原定家
さらに
佐藤浩市さん-『炎立つ』の源義家
鈴木京香さん-『炎立つ』の菜香(安倍頼時の娘)
(彼女も三谷大河常連ですが、こちらにも出演しています)
と、かつての源平大河に出演した人々が、これだけ顔を揃えています。

弁慶、源実朝そして後鳥羽上皇のキャスティングに限って言えば、30代から40代位の人たちがメインとなりますから、『義経』あるいは『平清盛』の出演経験者となるのでしょう。意外と阿部サダヲさん(『平清盛』の信西)が後鳥羽上皇とか、岡田将生さん(『平清盛』の源頼朝)が源実朝とか、そういうキャスティングもありでしょうか。

無論三谷さんのことですから、源平大河に限らず、ここ20年ほどの大河で主役を演じた人たちを、何らかの形でキャスティングする可能性もありです。よくいえば遊び心、見方によってはちょっと軽いとも取られるかも知れません。しかし仮にそうだとしたら、香取慎吾さんの出演もありうるでしょう。

あと弁慶に関しては、藤本隆宏さん(『平清盛』の伊藤忠清、『真田丸』の堀田作兵衛)ではないかと思ってはいますが、『西郷どん』でその藤本さんと、体格面では負けず劣らずだった鈴木亮平さんの起用もあるでしょうか。あるいは『平清盛』主役の松山ケンイチさんとか。どっちみち今回は、単に強面で戦が強いだけの弁慶ではなさそうです。

それから『義経』で「みたち」、つまり藤原秀衡を演じた高橋英樹さん、もう一度出演してほしいです。


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[ 2021/09/08 00:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

今後の『青天を衝け』視聴と大河の主人公について思うこと

9月12日から『青天を衝け』放送再開ですが、その前に、今後この大河に関する投稿をどうするか、決めておこうと思います。

1. 今まで通りあらすじと感想、徒然を投稿する
2. あらすじと感想はやめて、徒然のみを投稿する
3. いずれも投稿しない

の3つの選択肢を今考えていますが、恐らく2または3、多分2になりそうです。と言うのも、今後きちんと観続ける保証がないからで、これは前に触れたように、明治後の実業家となってからの主人公に、正直そこまで期待していないためです。観るか観ないかもわかりませんが、部分的に観る、あるいは徳川家康登場シーンなどは観ることになるかも知れません。

ところで大河の主人公は、今までも複数いたこともあれば、もちろん1人のこともありました。それぞれの描き方があるかと思いますが、私としてはやはり1人に絞って、その人物の視点から捉えるべきかと思っています。複数にした場合、それぞれの世界観があり、それに従ってドラマを展開する必要があるため、作り方によってはとりとめのない印象になりがちです。

最近は『いだてん』が主人公2人(スポーツ選手または関係者と落語家)で、さらに時代も明治と昭和の二本立てになったため、構成が複雑になってしまいました。それが、視聴を止めて行く人が増えた一因であると思われます。

またある歴史上の出来事を通じて、主要キャラとなる複数の人物を主人公にすることもあります。『翔ぶが如く』などはその例でしょう。ただこの場合でも、どちらかと言えば西郷=メイン、大久保=サブといった感じもあり、結局のところ、やはり主人公はまず1人に絞り込んだ方がいいのかとも思わされました。これを踏まえてもいたのか、『西郷どん』では主人公は西郷1人で、彼と彼の家族や友人を中心とした描き方となっていました。

『青天を衝け』は、主人公に徳川慶喜を絡ませた描き方になっています。ただこの場合の慶喜は、歴史上の事件の描写がそこまで詳しくないせいか、幕末史の中で策を弄した人物と言うより、篤太夫に取って物わかりのいい、そして不幸な境遇に置かれた主君という雰囲気で、その意味ではやはり主人公を補佐する立ち位置と言うべきでしょう。あと『麒麟がくる』も、「駒が来る」などと揶揄されていたこともあり、オリキャラが主人公のように振舞うシーンも目立ちましたが、これはやはり止めた方がよかったですね。

尚『鎌倉殿の13人』ですが、個人的な意見ながら、北条義時が主人公ということもあり、北条が最終的に政権を取るために源氏を利用した挙句、源氏三代を悉く暗殺したという展開を打ち出すかも知れません。三谷大河であれば、そうであってもおかしくはないでしょう。

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[ 2021/09/06 00:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』関連記事に対する疑問その1

青天を衝け』に関して、このような記事があります。

吉沢亮『青天を衝け』、成功のカギは大河ドラマの「朝ドラ化」にあった

個人的に現代ビジネスというのはあまり読まないのですが、ちょっと突っ込みどころがある記事なので、リンクを貼っておきます。まず、

吉沢亮の起用の成功は大河の朝ドラ化にあった

などとあるのですが、現時点で「成功」していると結論付けるべきなのかどうか不明です。こういうのは最終回の後に持って来るものではないでしょうか。

何よりもまず、大河と朝ドラとは根本的に異なるものです。そもそも「大河の朝ドラ化」というのは、かつての女性大河に対する意見に見られたように、批判でありこそすれ、評価とはなりえませんでした。

ただこの『青天を衝け』に関しては、私も血洗島のシーン関連で、朝ドラにすれば面白いと何度が指摘しています。なぜこのような表現をしたのかと言うと、この血洗島の家族や親戚の描写には、大河より朝ドラに向いていると思われる部分が多く、大森美香氏はやはり朝ドラ向きなのかなと思ったためです。また吉沢さんも、農家の息子で藍を商う内に、色々な可能性に目覚めて行くというキャラは向いていると思われます。

ですから、血洗島のシーンは朝ドラ向きという指摘なら、それはそれでうなずけます。しかしそうではなく、この大河は主人公の成長が見て取れるから、演技が自然になって来たから、正に男性版朝ドラだとあるのは、どうも無理やり感が強いし、筆者の独りよがりであると思います。仮に筆者がそう思っているのであれば、何も大河など作らなくても、朝ドラを男女それぞれの主人公で作ればすむ話です。また演技が自然になって来たというのは、こちらが見慣れたせいもあるのではないでしょうか。

また

これまでは経験も知名度もあるべテラン俳優が、主役を演じるのが既定路線だった

とありますが、「これまでは」がいつまでなのかの説明もなし。そもそもこの記事で指摘されるまでもなく、大河は以前から若手俳優の登竜門といった側面があり、2000年代に入ってからはそれが顕著になっています。吉沢さんのみならずとも、さほどの主演経験がないとか、大河に出る前はあまり知名度が高くなかったという人も多いのです。そのせいか最後の方で

ここ数年は、やはりドラマでの主演経験がなかった『西郷どん』の鈴木亮平や、ブレイク前だった岡田准一、綾瀬はるかなど、大抜擢に近いキャスティングが頻繁に見られるようになっている。

などとありますが、既にこの時点で
「これまでは経験も知名度もあるべテラン俳優が、主役を演じるのが既定路線だった」
との矛盾が生じているように見えるのですが。また綾瀬さんの『八重の桜』、岡田さんの『軍師官兵衛』は「ここ数年」ではちょっと無理がありますね。せめてここ10年程としておくべきでしょう。あと滝沢秀明さんと吉沢亮さんは、それぞれ主演が史上最年少(23歳)及び二番目(27歳)となっているのに、『篤姫』主演当時22歳だった宮崎あおいさんについては、何も触れられていませんね。彼女こそ大河主演の最年少記録保持者なのですが。

そしてこの部分

NHK大河ドラマの主演といえば、かつては上り詰めた者にのみ与えられる称号のような重みがあった。しかし昨今は、ドラマ離れの加速から大河でも高視聴率を獲得することが難しくなっている。そしてその責任は主演俳優一人が背負わされがちなのも、大河特有の現象だ。そのため実績のある俳優ほど、危険を冒して大河の主演という大役を引き受けることを避け始めている。

とありますが、実例が示されていません。実績のある俳優が辞退したのはどのような作品なのか、はっきりさせてほしいものです。

そして視聴率ですが、

折り返し地点を過ぎても序盤と変わらない視聴率を記録し続けている

とあります。ただこの大河は初回が20パーセントで、序盤は10パーセント台半ばから後半はあったはずです。寧ろなぜ、他の幕末大河とほぼ同じレベルまで落ちたのか、それに関する考察も見られません。そもそもこれは以前から書いていますが、関東が舞台である以上、元々関東の数字である視聴率が高めに出たとしても何の不思議もないと思われます。
(この項続く)

飲み物-スノーアンドテル
[ 2021/09/03 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』徒然その12

またもや訂正です、すみません。先日のあらすじと感想で、「加賀屋」と書いていましたが、もちろん「加島屋」の間違いです。『あさが来た』の加野屋のモデルとなった豪商ですね。

さてこの大河、歴史上の出来事の描写については、色々と書いて来ました。こういうのはやはりドラマに盛り込んで然るべきであり、それができないのであれば、脚本家を変えるべきでしょう。ただ今までの放送分を観た限りでは、どうもわざと曖昧にして、後でツイッターで説明するという方法を今回は採っているように見えます。

史実を史実として伝えたいのかも知れません。しかしそれは、ドラマの中の描写から読み取るべきではないかと思うのですが…。NHKのツイッター好きはわかりますが、どうも二度手間に感じられます。

あと天璋院、静寛院宮、そして美賀君と言った高位の女性のキャスティング。これは放送が始まって間もない頃から指摘して来ましたが、そしてその役を演じている俳優さんたちには失礼かと思いますが、どうも地位にふさわしい威厳や気品があまり感じられないのです。彼女たちもそう出番があるわけではないのですが、その数少ない登場シーンを盛り上げるために、それなりのオーラがある人でよかったでしょう。しかし最近、美賀君は出て来なくなりましたね。

そしてやはり思うのが、
「武士が不在の時代を生きる、武士でなかった人物の物語」
を、大河化するべきか否かということです。これなら他のジャンルのドラマでも十分だと思います。確かに栄一が篤太夫となり、幕府の直参となって欧州にまで赴く、それくらいまでは見ごたえがあったのです。

無論今までも『八重の桜』や『花燃ゆ』などは、似たような時代背景でしたが、この2つは女性が主人公でした。しかし今度の主人公は男性で、近代の実業家としての道を歩むため、この2つとは異なった視点、描写が必要とされるのですが、具体的にどのように描くのでしょう。それがつかみにくいのが、この大河の今後にもやっとしたものを感じる一因となっています。『いだてん』の時とちょっと似ています。

あとキャスティング関連ですが、やはり草彅さんは慶喜といったイメージではなさそうです。そして町田啓太さんも、やはり『西郷どん』の小松帯刀のイメージが強いせいか、土方歳三の雰囲気を感じ取りにくいのです。前にも書きましたが、寧ろ高良健吾さんが土方でよかったと思います。町田さんには、多少気の早い話ではありますが、『どうする家康』で井伊直政を演じてほしいです。

それとやはり、ガイドブックの後編を出版しているのはNHK出版だけのようです。後編の予告をしていた産経新聞出版も、東京ニュース通信社も見送った格好になります。完結編が10月発売予定ですが、最早それを待たずして、『鎌倉殿の13人』の関連本が店頭に並ぼうとしていますし。

飲み物-ジョッキのビール
[ 2021/08/28 00:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』第25回に関して

第25回関連です。久々に家康公登場。
「幕府はまだ終わらない、新政府の問題は山積」
と言うか、そもそもそうすぐ終わるわけもなく…廃藩置県も版籍奉還もまだですから。それでも明治政府は、列強と並ぶ必要もあってか、比較的早く政府(かつての幕府を含む)の体裁を整えた方だとは思いますが。

***********************

1868年9月8日、明治と改元された日本。その年の11月3日に篤太夫たちは日本に戻った。昭武は用心のため小舟に乗り換えて品川へ向かった。そして一行は、慶喜が大坂から江戸へ密かに戻ったこと、そして城内の者が初めて敗戦を知ったことを伝えられる。徹底抗戦を唱えた小栗らは罷免され、その後官軍総督府によって上野で斬首され、川地聖謨も自害する。また新政府軍は錦の御旗を掲げており、慶喜が抗戦をためらった一因となった。

その慶喜は天璋院から、切腹を勧められ、さらに天璋院はこの件で、西郷吉之助に文を送っていた。成一郎は江戸へ戻り、その後彰義隊に加わる。平九郎や惇忠もそれに加わった。そして慶喜が蟄居している寛永寺のある上野に本拠地を移すが、慶喜は恭順を貫き、その後水戸で謹慎生活を送ることになる。彰義隊も分裂し、成一郎、平九郎、惇忠そして虎之助(伝蔵)らは振武軍を結成し、飯能へ行くが、新政府軍との戦いで逃走し、平九郎の行方が知れなくなる。

平九郎は足を負傷し、民家で手当てを受ける。この家の当主である山口常左衛門は、この地が一橋の領地でもあることから、幕府に恩義を感じており、平九郎に秩父へ逃げるように勧める。しかし平九郎は血洗島を目指し、越生で新政府軍の兵と出くわして負傷し、自害する。平九郎の首は梟首され、さらにその首を犬が持ち去ったということで、これは篤太夫に少なからぬ衝撃を与えた。

成一郎と惇忠は新政府軍から逃れ、成一郎は箱館にいた。榎本武揚や土方歳三もこの地に上陸し、蝦夷地を徳川の新天地とすべく奮戦した。このため箱館に向かう者も多かった。虎之助も篤太夫に箱館行きを勧めるが、篤太夫は行こうとしなかった。篤太夫は、成一郎との再会を楽しみにしていたもののそれもかなわず、烏合の衆が騒いだところで勝てない、さらに最早生きて会うことはかなわぬと彼に手紙を書き送る。一方慶喜は、家達の統治下の駿河にいた。

篤太夫は今回の欧州訪問の残務を済ませ、血洗島に戻る予定だった。共にいた杉浦愛蔵は駿府に戻るというが、徳川家は六を減らされ、多くの旗本や御家人が禄を失っていた。篤太夫は慶喜の恩に報えなかったことを悔やむ。その後小石川の水戸藩邸に昭武を訪ねた篤太夫だが、新政府から出兵の要請を受けていた昭武はそのことで悩んでいた。これに対し篤太夫は、まず慶喜に会うべく、昭武の書状を携えて、駿府を訪れることにする。

同じ頃血洗島には帰国を知らせる篤太夫の手紙が届き、家族を喜ばせる。しかし尾高家の長七郎は、妹のお千代から励まされるも、何のために自分は生まれて来たのかと自問自答していた。

***********************

久々の日本、しかしその母国の様相は一変していました。無論その前から不穏な動きはあったのですが、それが目に見える形で現れたと言うべきでしょう。一行は正に浦島太郎の如き心境であり、今後は何をするにも、まだ政府としては成り立っていないものの、取りあえず権力は握った薩長主体の新政府の目を、気にしなければならなくなったのです。

ところで血洗島、さらに惇忠や成一郎中心の振武軍、この2つが絡むシーンはまあいいでしょう。しかしそれ以外のシーンが、どうも疑問に感じられてしまいます。取りあえずリストアップすると

  • 慶喜のフランスの軍服姿がやけに多い、まるで普段着である
  • さらにやつれた印象を出すためか、安政の大獄後の蟄居時同様、髪がほつれて髭を伸ばしっぱなしの状態。これが如何にも薄汚く見える
  • 天璋院が久々に登場するが、正直言ってというかやはりと言うべきか、あまり威厳が感じられない
  • また天璋院の文が西郷吉之助に渡っているが、当然ながら無血開城のシーンは描かれていない
  • さらに東北諸藩の決起のシーンも出てこない
  • 上野戦争のシーンもない

こうなるでしょうか。まず軍服姿の慶喜が、あまり威厳が感じられない天璋院と対面するところ、率直に言わせてもらいますが、お笑い番組のコントのように見えてしまいます。あとこの大河のディレクターの好みなのか、慶喜の鬢がほつれて髭が伸びるシーン、多いですね。

そして薩摩が江戸を焼き打ちにしようとしていて、西郷と勝の会談が行われ、無血開城に至ったシーンもありません。主人公に直接関係ないのは事実ですが、幕末史として、仮にセリフでの説明であっても入れてしかるべきでしょう。

それから彰義隊が出て来る割に上野戦争がないのですが、実際はこれで新政府軍に敗れたことが、隊の分裂のきっかけになっています。さらに振武隊を結成した成一郎や惇忠が、永井尚志らと共に突然蝦夷地=北海道に現れますが、これはやはり東北諸藩の決起を描くべきですね。そもそも榎本武揚が幕臣を連れて、仙台まで行ったのが発端なのですから。

それにしても、幕末史のいわば一番注目すべき出来事が、殆どと言って登場していません。歴史の描写に関して、ここまで手抜きの大河というのもちょっと例がないと思います。やはりツイッターでの説明なのでしょうが、だとしたら、何とも横着な印象を受けてしまいます。その一方で加島屋だけはしっかりと出て来ますね(苦笑)。大森さんが一番描きたかったのは、あの太政官札のシーンだったのかも知れませんね。

既に『花燃ゆ』の時から書いていますが、大河とは史実と創作をどうコラボさせるかのものであり、史実関連がここまで端折られるとうま味はなくなります。あと明治編に関しては、前から視聴をどうするかとは書いていますし、結論をそろそろ出そうかと思います-家康公登場のシーンだけは観るかも知れませんが。

しかし『西郷どん』が懐かしいです。

飲み物-クラフトビール
[ 2021/08/27 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

辻さんの訃報と『逃げ上手の若君』

病気で『鎌倉殿の13人』を降板した辻萬長さんが、先日亡くなられました。ご冥福をお祈りします。来年の放送開始まで、生きていていただきたかったですね。

以前『西郷どん』のナレーションが内定していた市原悦子さんも、病気のため降板し、こちらは放送開始の直後に亡くなられました。この市原さんの降板により、西田敏行さんがナレ担当と決まったのですが、西田さんの語り口はよかったと思います。

それから25日放送予定の『英雄たちの選択』で、北条時行が紹介されることは前に書いています。この時、少年ジャンプの『逃げ上手の若君』についても触れていますが、多少この作品に興味を覚えたこともあり、今第1巻を読んでいます。

鎌倉幕府も滅び、父高時をはじめとする一族も悉く亡くなり、行き場を失った時行は諏訪頼重に助けられて、「逃げ」の英雄となります。「逃げ」というと、何だかロードレースの選手を思い出してしまうのですが、それはさておき。

この諏訪頼重が結構メタな発言をする人物で、どうも一筋縄では行かないようです。ちなみにこの人物は、時代が違うから当然ではありますが、『風林火山』に登場する諏訪家の当主の頼重(寅王丸の父)とは別人です。

漫画と言えば、『応天の門』や『はたらく細胞』シリーズ、ここのところお休みしていますので、そろそろ再開しますね。

飲み物-アイスカフェラテ
[ 2021/08/25 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

西郷どん復習編13-禁門の変そして長州征伐

池田屋事件は、長州の過激派に取って火に油を注ぐ格好となりました。そして2000名の長州軍が京へ向かいます。吉之助は、薩摩藩の役目が「禁裏守護」であることから、戦の阻止のために慶喜に会おうとしますが、その時半次郎に出会います。半次郎は桂小五郎を信じており、長州との戦を止めるように吉之助に頼み込みます。そして吉之助は慶喜に会い、戦の阻止を願い出ます。

しかし慶喜は、他ならぬ水戸の浪士たちが平岡を斬ったこともあり、最早誰も信じられなくなっていました。そして慶喜には、長州の布陣を受けて、追討の勅命が下されます。文久4年=元治元(1864)年7月19日、長州軍は御所に向けて発砲し、薩摩郡は9つの門の内、乾門を守ることになります。

西郷どん27禁門の変薩摩軍
禁裏守護の役目につく薩摩軍

しかし長州に会津、桑名の両軍が次第に押されて行き、薩摩軍は蛤門と堺町門に隊を分け、その蛤門で長州軍を率いる来島又兵衛を討ち取ります。ここで長州は敗北を認めるのですが、御所に発砲した者を斬り捨てよと慶喜が命じたため、戦闘が再開され、これによって吉之助は太ももに銃弾を受けてしまいます。

その後幕府方が放った火が、京の町に燃え広がります。薩摩藩は家老の小松帯刀以下、焼け出された人々のために、長州の兵糧米で炊き出しを行い、また京の人々や捕虜となった長州兵は、薩摩藩邸に保護されます。これは吉之助の考えでした。子供たちに菓子を振舞う、慶喜の側女ふきに吉之助は、今回のことは薩摩、長州、幕府そして朝廷すべてに間違いがあったことを伝えます。

西郷どん28吉之助とふき
変の後ふきと出会う吉之助

その後、長州征伐を実行せよとの勅命が下されます。吉之助はケガが治らない脚を引きずりつつ若州屋敷へ向かい、そこで勝海舟と対面します。勝は慶喜と対立していましたが、吉之助に会ったことを喜んでいました。そして慶喜は、長州に今度は英仏欄米の艦隊が砲撃を加えた(下関戦争)ことを話し、これは天罰であると言い、長州を壊滅させる意向を吉之助に伝えます。

しかしその時、ふきが部屋に飛び込んで来て、町が火の海になって民が苦しんでいるのに、慶喜は朝廷の方しか見ていないとなじります。そして吉之助なら、民の気持ちがわかるであろうと言うのですが、吉之助は貴女には関係ないと、ふきを下がらせます。

西郷どん28勝海舟に会う吉之助
大坂で勝海舟(向かって左)と対面する吉之助

そして慶喜は、勝に海軍出動をするよう、説き伏せてくれと頼み、吉之助は大坂に向かいます。勝がいる旅籠を訪ねた吉之助は、坂本龍馬や海軍操練所の者たちといった、勝の護衛役から冷遇されますが、そのような中勝が顔を出し、吉之助は慶喜からの手紙を渡します。

しかし勝はそれを一瞥もせず、長州征伐は非人道的であるときっぱり言います。慶喜に盾突く以上、操練所も終わりになるだろうというのが勝の考えですが、吉之助はそれでは民が困ると思っていました。勝も吉之助が、斉彬の民を救えという考えを守るがあまり、慶喜を裏切れなくなっていることに気づき、吉之助に、自分のことは自分で決めろと諭します。

[ 2021/08/22 23:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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