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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『ちむどんどん』第115回に改めて思うこと

『ちむどんどん』も後2週間となりました。個人的には、次作『舞いあがれ!』の方に関心が移っていますし、そちら関係もぼつぼつ書いて行こうかと思いますが、それはともかく。

9月16日放送の第115回、私は「何だかどうでもいいといいう印象をぬぐえない」と書いていますが、実際描いてほしい部分を描かず、このシーンそこまで必要か?と思われる部分に尺を取っている、やはりそう思えてしまうのです。改めていくつかのシーンを挙げてみます。

暢子が破水しているのに料理をしているとか、その暢子の出産シーン、お客が喜ぶシーンなどに尺を取るのなら、賢秀ニーニーがなぜ養豚をしようと決意したのか、それをじっくり描いてほしいところです。あと良子、歌子、和彦と智が、ニーニーに席を外せと言われ、話を盗み聞きしているシーンも、いい年の大人が何をやっているんだと言いたくなりますし、優子の「心が健やか」と言う言葉と、和彦の「心が健やか」がどうもダブります。健彦がニーニーのようになるのではと思ってしまいます。それとやはり優子の「心のきれいなまっすぐな子」、要は「単純で騙されやすくておっちょこちょい」ということですね。

しかし和彦、ここ何週間かですっかり「暢子の夫」だけの存在になっていますね。それと先日も書いていますが、「勉強も運動もできなくていい」というセリフはなくていいです。本当に、どうしてこうもネガティブな表現を挟むのだろうと思います。

あと矢作が暢子に「ありがとう」と「ごめんなさい」を言うシーンですが、彼の場合暢子は雇用主でもあるわけですから、あのように言わざるを得ないこともあるでしょう。但しこれは本当は逆で、暢子がまず矢作をねぎらい、矢作がそれに答える形であるべきでしょうね。

ところで暢子が、スプーンでしかも鍋の上で味見していたシーン、オカズデザインからそういう指示があったらしいのですが、他人に、しかもお金を貰って提供するような料理を、ああいう風に作っているのならやはり疑問です。やはり小皿に取るべきでしょう。あと入院当日に、病院で食べられないからと弁当作りにいそしみ、入りきれないからとお握りを持って食べたりしているところ、どう見ても制作サイドの意図をはかりかねます。『鎌倉殿の13人』で、三浦義村が、握り飯を食べながら縫物はしないと言うシーンがありましたが、入院準備をしながら握り飯を食べる女性は存在するようです。

それと先日の投稿で、小檜山青氏のツイートに関して、反省会タグに具体的な指摘はあると言ったことを書いていますが、ツイートでは「記事」となっていますので、多少修正しています。尤も批判記事の中には、反省タグツイで指摘されているようなことが書かれていたり、あるいは反省会そのものを取り上げていたりするものいくつか見受けられますが。

ところでこの小檜山氏の、朝ドラ関連note記事にこうあります。

https://note.com/54seikobi85/n/n7a8903932640
そして賢秀は猛烈に探し回り、リリーとしてお客を送り出している清恵を後ろからガバッと抱きしめます。
この絵面のごちゃっとした猥雑さよ。(中略) そして演技力。ぎこちねえ。ロマンチックというより不自然。
でも、こういうのがいい。思えばこういう泥臭い恋愛は忌避されてきて、このあとはもっと洗練されたトレンディドラマが受けるようになったんですよね。でもそれでよかったっけ? こういう泥臭い恋愛もよいのでは?
(中略)
このドラマって、『にっぽん縦断 こころ旅』で火野正平さんが読み上げる、読者の手紙みたいな世界観を感じるんですね。ささやかなエピソードだけど、その人は一生忘れない。泥臭いけどそれは紛れもないときめき。そういう日本の、普通の泥臭さを感じます。
いや、賢秀級のやらかし野郎はそんなに多くなかったかもしれないけど。

まずニーニーの清恵に対するバックハグ関連。こういう泥臭い恋愛がどうこうとありますが、そもそもニーニーと清恵の間に「恋愛」と呼べる感情はあったでしょうか。三郎からヒントを与えられただけなのでは。
そして「このあとはもっと洗練されたトレンディドラマが受けるようになったんですよね」などとありますが、「このあと」が不明。恐らく昭和50年代の恋愛とはこういうもので、その後のトレンディドラマでは、こういうのは姿を消すと言いたいのかも知れません。しかし何度も言うけれど比較対象がおかしいです。『ちむどんどん』が実際に昭和50年代に放送されたドラマで、その中の恋愛の描写と、その後のトレンディドラマの恋愛描写を比較するのでなければ、この場合意味が通らないでしょう。

それと火野正平さんの『にっぽん縦断 こころ旅』を、引き合いに出すのはやめていただきたいです、こちらはもっと心が和む番組です。ちなみに火野さんは、『芋たこなんきん』で健次郎の兄の昭一を演じていますが、それと何か関係があるのでしょうか。

飲み物-アイスコーヒーとストロー
[ 2022/09/18 01:15 ] 朝ドラ | TB(-) | CM(0)

『ちむどんどん』第23週感想-5と小檜山氏ツイ

第115回の気になった点です。それと先日分を第113回としていましたので、第114回に直しています。

  • 三郎、多江そして房子のちむどんどんでの会食
  • お礼とごめんなさいを言える矢作
  • 暢子「矢作さんがいなかったら、ここまでやってこられなかったと思います」
  • 優子はともかくなぜ教師の良子がそうたびたび来られるの?
  • なぜかいそいそと弁当の準備をする暢子、いや入院準備はもっと優先するものがあるでしょ
  • そしてなぜかそこにやって来て、清恵を紹介して、プロポーズまでするも指輪ケースが空の賢秀
  • 「だけどいつかダイヤモンドの指輪を買ってやる」
  • 賢秀のどこが「心のきれいなまっすぐな子」「心が健やか」?
  • 破水しているのににんじんしりしりーを作ろうとする暢子
  • 病院にいるのに騒がしすぎませんか
  • 突っ込まれていた分娩シーンがやはり疑問
  • そして何でお客さんが皆拍手してるの?
  • 赤ちゃんはコットに寝かせていないの?
  • 和彦「勉強や運動ができなくても、お金持ちになれなくてもいい」

結婚とか出産などで盛り上げようとした回なのかも知れません。しかし正直言って、何だかどうでもいいという印象をぬぐえませんでした。何度も引き合いに出すようですが、これが『芋たこなんきん』の慶事や誕生会なら、観ていてとても楽しめるのですが。

年末。三郎と多江、房子の会食ですが、どうしても暢子は、と言うか制作サイドとしてはこれを出したかったのでしょう。しかし1人の男性と今の奥さんと、かつて愛していた女性が3人でテーブルを囲むというのに、そこまでこだわるべきかとも思ってしまいます。それもこれが何かのきっかけになって、また新しい関係が構築されるというのであればまた別ですが。三郎が寝てしまったのは、久々にお酒を飲んだと言うよりは、自分は関与したくないから狸寝入りを決め込んだようにも見えます。

そして矢作が、暢子にあって自分になかったものが何であるか話し、暢子にお礼を言って謝罪します。このセリフ、次の暢子の
「矢作さんがいなかったら、ここまでやってこられなかったと思います」
を引き出すためのものでしょうか。実際暢子だけだと鍋は火にかけたまま、40万円は置き忘れるで、矢作がいなかったらどうなっていたかわかりません。そのためにも、まず2か月分の給料をきちんと払ってあげましょうね。

そして出産間近となり、優子と良子がやって来ます。しかし優子はまだしも、教師という職を持っていて、夫も娘もいる良子が、なぜそう簡単に来られるのでしょうか。2人分の飛行機代はどうやって工面したのでしょうか。しかも事前に入院するということは、帝王切開か何かを考えていたのでしょうか。そして暢子、入院当日なのに準備をきちんとやっているようにも見えず、病院で食べられないからと弁当作りにいそしんでいますが、優先順位が違うのではないでしょうか。

しかもそこへ賢秀ニーニーがやって来て、清恵を紹介するまではいいのですが、いきなりその場でプロポーズをします。しかもこれがまた大げさなのですね。で、「空の」指輪ケースを見せ、
「だけどいつかダイヤモンドの指輪を買ってやる」
などと息巻いていますが、また変なビジネスに手を染めることにならないでしょうか。しかも優子、ニーニーを
「心のきれいなまっすぐな子」「心が健やか」
と言っていますが、そういう子が詐欺をしたり、ネズミ講に首を突っ込んだりしたのはなぜでしょうか。

そして暢子が清恵のために、にんじんしりしりーを振舞おうと厨房に戻りますが、破水しているのがわかります。もう病院へ行くべきなのですが、尚も暢子は料理にこだわります。何だかなあ…制作サイドがどう考えているのか知りませんが、こういう形で料理に熱心なヒロインを表現しようとしているのでしょうか。ちょっと違うと思います。

それと家族が全員病院に行って、清恵が臨時で手伝いをしているのも、如何なものでしょうか。せめて歌子は店に残るべきだし、双方の親と夫(和彦)がいればいいのではないでしょうか。しかも病院でかなり騒いでいたようですが、どうもこのシーン、暢子が悪阻(の割には、お腹の下を押さえていましたが)で病院に行って、妊娠したとわかって和彦と喜ぶシーン、あれをちょっと連想しました。しかも病院だけならまだしも、なぜちむどんどんに来ていたお客さんが、一斉に拍手するのでしょうね。

そして分娩シーン、あんなにあっさり生まれるわけがない、しかも初産なのにとかなり突っ込みがあり、しかもトレンドにまで入っていたようです。その後男の子が生まれ、暢子は赤ちゃんと一緒に横になっていますが、赤ちゃんはコットに寝かせなくていいのでしょうか。そして和彦が「健彦」という名前はどうだと言います。それはまだしも、その後で
「勉強や運動ができなくても、お金持ちになれなくてもいい」
と言います。

「勉強や運動ができなくても」何か違和感があります。この後の「お金持ちになれなくてもいい」もそうですが、先日の「知らないお客さん」同様に否定から入っているところがあり、その意味で子供が生まれた喜びがあまり感じられないのです。そして「お金持ち云々」でもうひとつ、このドラマはお金関係のトラブルが多いのは事実ですが、何もこういうシーンにまでお金を絡ませる必要もないでしょう。

あと子供たちが、お正月ということもあって凧を持って走って行きますが、これはもう次作と絡めているのでしょうか。

それと小檜山青氏のツイでこういうのがありました。

https://twitter.com/Sei_Kobeee/status/1570738679584542722
ちむどんアンチ記事。複数みたけど具体的な理由がなくすっとばして、
「ね?わかるでしょ?あいつら感じわるいよねwいじめていいよねwでもうちら悪くないじゃんw」
といじめ集団心理を形成して叩いて楽しんでる感が全開でキツい。本当にゾワゾワする。

まず批判記事ですが、私が目を通した限り、このドラマの描写に足りない部分や、不自然な設定の部分が具体的に指摘されていて、至極まともだと思います。小檜山氏は、一体どのような記事を見ていたのでしょうか、あるいは単に自分の推しを批判されるのに抵抗を感じるのでしょうか。それと反省会タグのツイを取り上げている記事もありますが、このタグ付きのツイートもまたしかりで、具体的な理由、どこかどうだからおかしいという指摘がかなり見られます。(2022年9月18日一部修正)


飲み物-アイスラテとエスプレッソキューブ
[ 2022/09/17 01:00 ] 朝ドラ | TB(-) | CM(0)

『ちむどんどん』第23週感想-3

第113回の気になった部分です。

  • 賢秀「伝わったか?」「お前を迎えに来た」
  • 「迷惑かけた分」て、賢秀の方が家族他人に迷惑かけているのでは
  • 清恵「赤の他人じゃん!」賢秀「大切な人を見放したらいけない。これは間違いないわけ」
  • 清恵「ウソつきの最低女だって!」
  • 賢秀「黙って俺の胸に飛び込んで来い」「今一緒に帰るって言わないと、二度と猪野養豚の敷居はまたがさない」
  • 急に戻ってくる清恵
  • 寛大「お前たちが決めろ」
  • ナレで済まされる賢秀の養豚場勤務
  • 結局そばに足りないのは出汁だったの?豚だったの?今までの豚はそこまでおいしくなかったの?
  • 暢子「ニーニーのおかげさ!」いやそれは清恵のおかげでは

賢秀ニーニーと清恵の、千葉の養豚場に帰る帰らないで、かなりの尺を取った回でした。本来であれば感動するべきところなのでしょうが、どうも今一つに見えて仕方ないのです。

当然ですが、猪野養豚場は清恵の実家です。なのにニーニーが出て行けと言ったり(最初は清恵はここはあたしんちと言っていました)、探しに来たら探しに来たで、今度は
「お前を迎えに来た」
「今一緒に帰るって言わないと、二度と猪野養豚の敷居はまたがさない」
と言っていますが、この人はあくまでも養豚場の従業員です。本当ならば、清恵がこういうことを言われる筋合いはないでしょう。亭主気取りと言うか、あるいはモラハラと言うべきか。

それとこれは先日も書きましたが、清恵がやけにウソをついたとか、自分は最低の女とか言うのもどうかと思います。離婚したのは事実ですが、何せ涌井はあのような男だし、清恵が若気のいたりで結婚したものの続かず、逃げ出したと考えるべきではないでしょうか。ならばニーニーも、よくああいう男の所で耐えたなの一言くらい口にしてもいいでしょう。

そもそもが、付き合ってもいない相手に、自分の離婚歴を話さないと言うことはウソになるのでしょうか。何か清恵がこのことで自分を責めているようでもあり、ニーニーと一緒になっても、それを引きずるのではないかと思えて来ます。ニーニーも、もう過去のことは考えるなくらい言ってこそ、初めて清恵を「大切な人」と認めたことになるのではないでしょうか。

あと寛大も、傷心を抱えて帰って来た娘に対して、お前たちで考えろと、既に2人が夫婦であるかのように言うのはどうかと思います。そしてニーニーも、これは今更ではありますが、
「黙って俺の胸に飛び込んで来い」
とか、一々格好つけたがりますね。しかも後ろからハグして「伝わったか」とか、スタッフは男女が体を接触させるのがよほど好きなのでしょうか。

それとこの朝ドラに限らないとは思いますが、限られたコミュニティの中で、顔見知り同士が親戚になってしまうというのが、何か昔のドラマのように見えます。今回だって、商店街の人たちはモブ扱いですし、何かある度にフォンターナだあまゆだに行く設定だから、いつもの人物しか出て来ませんし。

そして猪野養豚場の豚肉を使った沖縄そばが、ちむどんどんの看板メニューとなります。しかしそばの決め手の味は、結局出汁ではなくて豚肉だったということなのでしょうか。それも清恵がたまたま店に立ち寄って、置いて行ってくれた肉がきっかけだったわけだし、暢子はもう少し自分の足で探してはどうかと思ってしまいます。店を立ち上げるということは、とりもなおさずそういうことも含まれているわけだし、食材に関してのネットワークくらい作っておいてしかるべきでしょう。

それと、豚肉と清恵のことがここ数日中心ではありましたが、暢子もああいう誕生会などをするのなら、その分矢作にひと月分でも給料を渡せばいいかと思います。矢作が面白くなさそうだったのはそれも一因でしょう。

しかしこの朝ドラ、人と人とがじっくり話し合いをして、物事を進めて行くというシーンが本当に限られているなと思います。ニーニーと清恵のことにしてもそうですが、2人でじっくり話し合うというシーンがどのくらいあったでしょうか。

14日再放送の『芋たこなんきん』で、健次郎が肺がんだとわかり、町子は一度は詳しく説明するのを避けますが、秘書の純子から、先生たちはいつも隠し事なく話し合って来たのではと諭され、事実を打ち明けるシーンが登場します。あれと全く同じとは言わなくても、もう少しじっくり話して解決するところを観たいですね。
その『芋たこなんきん』関連で、こういう記事がありました。

「ちむどんどん」♯反省会に「芋たこなんきん」が大きな影響 16年前と評価が一変
https://news.yahoo.co.jp/articles
/0e83577af0e7920640f1a3a65e04304285690c61

視聴率が低かったとありますが、これは東京の数字でしょうか。しかしこの朝ドラはNHK大阪制作で、大阪の人々の生活を描いている以上、大阪の視聴率も公表してしかるべきだったかと思います。

飲み物―アイスコーヒー5
[ 2022/09/15 01:15 ] 朝ドラ | TB(-) | CM(0)

来年の大河のタイトルロゴ、小檜山氏ツイと『ちむどんどん』関連色々

まず大河関連ですが、『どうする家康』のタイトルロゴが決定しました。大河としてはかなり異色なロゴではあります。

2023年 大河ドラマ「どうする家康」ロゴ発表!

それとこちらは昨年の大河関連と言うべきでしょう、小檜山氏のツイにこういうのがありました。

https://twitter.com/Sei_Kobeee/status/1566589595021520897
そこは慎重なのに、なぜ天狗党処刑を命じたのは慶喜じゃないとか、そういう雑なことをするんだろう…といつもの脱線を。

慶喜は天狗党の処刑には関わっていないはずなのですが…。しかし、なぜここまで昨年のを引っ張るのでしょうか。

さて『ちむどんどん』、あと3週間となりました。しかし現時点で主人公の暢子は20代半ばであり、ネタバレになりますが、恐らく金曜日(16日)に出産です。1人の50年を描くと脚本の羽原氏は言っていたのですが、本当に50年を描くのであれば、あとはかなり急ピッチでストーリーを進めないと、尺が足りなくなりそうなのですが。

それとこのドラマ、こちらも多くの方から、料理がメインのドラマなのに、料理がおいしそうに見えないと指摘されています。照明とか盛り付けの仕方などで、如何にもおいしそうに見せることは可能でしょう。あとこれは前に書いていますが、食事の残りや食べかけをアップで撮影したり、料理を落としたり、また腐った料理を、特に必要ないと思われるのにわざわざ見せるような点も批判されています。言うまいと思えど、『芋たこなんきん』の鯛のアラ炊きはおいしそうなのに…。

ちなみに料理監修の「オカズデザイン」ですが、ここは元々グラフィックデザインのユニットで、その後料理も手掛けるようになったらしいのです。あるいは、そういう事情も関係しているのでしょうか。それから沖縄独自の事物の中には、視聴者の中にはなじみのない人もいますし、そういうのを番組中、あるいは公式サイトやツイなどでもっと詳しく説明していいかとも思います。

例えばこれは料理ではないのですが、スイジガイがちむどんどんの入り口につるされているシーンがあります。こういうのもなぜなのか、説明してしかるべきでしょう。元々これは沖縄や南西諸島で、火事をはじめとする厄をよけるためのものです。

スイジガイと言えば、『西郷どん』の吉之助が奄美に流される回で、愛加那(とぅま)の家にこれがあったのを思い出します。その時は公式ツイートでちゃんと説明されていました。

あと、こちらも黒島さん関係になりますが、マスクで顔の見分けがつかないからと、手書きでそれぞれの名札を作ったとのこと。それはいいのですが、やはりもう少し包丁さばきをマスターしてほしかったなと、私としては思います。

それと暢子の相手は矢作の方がふさわしいということ、これも書いてはいますが、この方も同じことを考えているようです。

https://twitter.com/shinyamada2022/status/1568240699560308737

尚この画像は、公式サイトのあらすじのページにあります。


飲み物-アイスココア2
[ 2022/09/12 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『ちむどんどん』第22週感想-5

第110回の気になった点です。

  • ちょうど連休で晴海が飛行機に乗ってみたいと言った
  • 良子はそんなに簡単に休みを取れるの?
  • 重箱に入れた弁当を飛行機に乗って持って来る優子
  • お店はうまく行ってないんだね
  • 歌子「暢ネーネーにはうちがついてるから」
  • 優子「歌子がそばにいてくれるなら暢子は大丈夫」
  • 食べかけの弁当あそこまで映さなくても
  • 新メニューの試食の会も同じような顔ぶれ?
  • 暢子「沖縄料理のもともとの魅力を忘れていたんです」
  • そばの残りもアップ
  • 豚肉の問題を歌子が指摘した時にタイミングよく現れる清恵

結局矢作がちむどんどんに残り、沖縄そばの試作をしているところへ、優子と良子がアポなしでやって来ます。上京したのは連休だったからということですが、この年は文化の日が土曜で日曜と連休ではあるものの、23日は金曜日、その当時小学校は土曜休みではありません。3日と4日の場合、2日間の日程では、都内の見物は正直厳しいのではないでしょうか。

土曜も休みにしている可能性もありますが、教師の良子はその前年も休んで東京に来ています。そう都合よく休みが取れたのでしょうか、冬休みに来たという設定でよかったのでは。それと晴海は、披露宴の時に飛行機に乗っていますよね。

そして優子が手作りの弁当を持って来ます。その前は重子、今度は優子と、義母と実母がかわるがわる重箱詰めの弁当を持って来訪です。しかしかなりの長時間を経て、しかも白和えのようなおかずもあるのですが、これ大丈夫なのでしょうか。しかし流石優子、店がうまく行っていないのを見破ったようですが、歌子が
「暢ネーネーにはうちがついてるから」
と言い、それに対して
「歌子がそばにいてくれるなら暢子は大丈夫」
と言っています。家族だからと言うことでしょうが、少なくともビジネスの点から見れば、寧ろ
「矢作がいるから大丈夫」
と言うべきでしょう。

で、この弁当から暢子は何か閃いたようです。そして試作と試食を重ね、また試食会を行います。前回と似たような顔ぶれですが、他に厳しくアドバイスしてくれる人はいないのかと思います。田良島さんまた来てるけど、仕事は?

そして暢子は、フォンターナで得たことは弱点でもあったなどと言っていますが、それを二ツ橋の前で言うでしょうか。ヒントが優子の弁当にあったのなら、フォンターナの7年間は何だったのと言うことにもなりかねないのですが…。あとベビーサークルがかなり立派ですね。

そして沖縄そばも試作と試食を行います。しかし何かが足りません。歌子は豚肉でないかと言い出し、しかもそれを見計らうかのように、今は水商売をしている清恵が姿を現します。手には豚のイラストが描かれた袋を下げているのですが、肉を持って来たのでしょうか。ちょっとタイミングがよすぎだと思いますが。

その清恵を賢秀が探していました。それらしき店がある場所を写真を持って、この人を知らないかと声をかけているわけですが、知らないとすげなく言われてしまいます。しかしある店のママは、実は清恵を雇っており、探しているみたいだから気を付けろと一声かけます。それにしても猪野養豚場の出産間近の豚、気になりますね。

余談ながら、このニーニーが清恵を探すところ、『芋たこなんきん』だったらもう少し味わいのある描写になったかも知れないと、ちょっと思ってしまいました。あの中にもスナックとかバーが出て来ますし。それと食べかけの弁当とかそばを、あそこまでアップにする必要はあるのでしょうか。

それと9日の『あさイチ』に黒島結菜さん、宮沢氷魚さんそして三浦大和さんが出演したとのことです。実はこれ、一部分だけちらりと見たのですが、後は実際に観た方のツイから情報を得ています。何でも宮沢さんは役と自分を分けて考えて、和彦の言動に突っ込んだりもしていたようです。黒島さんは何となく重めの雰囲気で、なかなか突っ込めなかった由。実際制作陣に責任があるようですが、ただ黒島さんも料理人を演じるのであれば、もう少し包丁の使い方などを習得する必要があると書いていた人もいて、私もそれには同意です。


飲み物-コーヒーフロート
[ 2022/09/11 01:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『ちむどんどん』第22週感想-1

第106回の気になった点(あるいは同意できる矢作のセリフ)です。

  • 矢作「むちゃだったかもな。身重の体で独立は」
  • 智「店が困っているのにひと事ですか」
  • 智「矢作さんにも問題あるんじゃないですか」
  • 矢作「一生懸命は誰でもできる。客商売は結果が全てだろ。早めに閉店した方が、傷は浅くて済むんじゃねえか」
  • 暢子「うちは矢作さんとは違います!」
  • 給料をきちんと貰えなかったら即辞める
  • 歌子「謝った方がいいと思う」
  • 暢子の階段の降り方
  • 婿と間違われる賢秀
  • 商談の場に現れる涌井
  • ここで手切れ金の要求
  • 結婚していた清恵
  • 「あちこちに手は打ってあった」
  • 「完全に縁が切れた」
  • 結局二ツ橋のアドバイス

今回、ちむどんどんがうまく行かなくなって、なぜか智が矢作に食ってかかるシーンがまず登場します。しかし矢作はあくまでも雇用されている側であり、どうするべきかは経営者である暢子が考えるべきものでした。この意味で矢作は至極まっとうです。しかも、自分が店を潰した経験があるからこそ、少々きつい表現であっても、暢子に色々言っているわけですが、暢子が
「うちは矢作さんとは違います!」
と言うのもどうかと思います。

流石にこれは歌子に注意され、矢作に謝るものの、普通であればこう言ったことは、後々まで影響するものではないでしょうか(このドラマではわかりませんが)。あと暢子ですが、あれだけお腹が大きくなっているのなら、階段を降りる時、一歩一歩踏みしめるようにして降りないでしょうか。

そして猪野養豚場。ホテルとの取引が決まり、商談が始まるところへ、狙ったように涌井が現れ、金を請求します。しかし思うのですが、毎週のように反社勢力は登場しているように見えます。それも主人公とかその家族への恨みがあり、常に追い回しているのならまだしも、単なる話題作りのために出して来ている感があり、その辺りがどうも安っぽく感じられます。結局涌井は追い返したようですが、どうも寛大の
「あちこちに手は打ってあった」
「完全に縁が切れた」
の意味するものが気になります。しかし清恵は結婚していたのですね。これも何だか後付けだなと思います。

そして暢子は結局二ツ橋のアドバイスを貰うことになります。しかしこれも、二ツ橋が単に自分の経験のみで語っているようになり、具体案に今一つ乏しいように感じられます。「水商売」の意味の部分は、本当に必要だったのでしょうか。

あと和彦。自分の奥さんの問題でもあるのに、何らアクションを起こすようにも見えないのがどうも気になります。だったら、仕事をしていた方がいいのではないでしょうか。

それから5日放送の『芋たこなんきん』、こちらは奄美の話題がメインでしたね。鶏飯が美味しそうでした。

飲み物ーアイスカフェオレ2
[ 2022/09/06 01:45 ] 朝ドラ | TB(-) | CM(0)

『ちむどんどん』第21週感想-4と『芋たこなんきん』

まず『ちむどんどん』第104回、今回もざっとです。

  • 三郎の格好、あれは一体何でしょうか
  • 沖縄そばの試作シーンに『まんぷく』を思い出します
  • 「接客、予約の受け方の確認を…」暢子はフォンターナの癖が抜けてない?
  • 「人はよ、何回でも人生をやり直せる」だからニーニーが更生できないのか
  • 和彦はイナムドゥチ作るよりちゃんと家事を分担した方がいいのでは
  • お腹の子が蹴るにしては、暢子のお腹が目立たないのですが
  • 田良島は新聞社からわざわざここに来たの?
  • 来店するのがお馴染みの顔ばかりですね

何だか智のケガの件、伝言ゲームと化していまずね。しかし智もお見舞いなのか、バナナを食べているのはいいのですが、皮をテーブルにべたっと置いているのが汚く見えます。
それとこれも突っ込まれていましたが、三郎の黒の着物に数珠は一体何でしょうか。あれで笑わせるつもりなのかも知れませんが、病院に黒い着物で数珠なんて、洒落にならないと言うか不謹慎では。

沖縄そばの試作。何だか既視感があると思ったら、『まんぷく』のラーメン試食のシーンにちょっと似ているような気がします。しかしそれはともかく、什器の問題とか消防への届け出はもう終わったのでしょうか。
そして料理しかやらないと言っている矢作に「接客、予約の受け方の確認を…」て、フォンターナで料理人が何でもかんでもやっていた、あの乗りなのだろうなと思ってしまいます。無論矢作は料理しかしないと言い切っていますが。

そして東京での営業が終わった賢秀と清恵。清恵が話していたのは自分自身でしょうが、ニーニーがそれに気づいているかどうかは疑問です。そして
「人はよ、何回でも人生をやり直せる」
ニーニーがいつまでもまともな社会人になれない所以でしょうか。
あと、如何にも堅気でなさそうな男が、なぜか高級レストランのはずのフォンターナに入って来ます。清恵のことを知っているようですが、どうも彼女を騙した男のようです。ところでこの役を演じていた田邊和也さん、『鎌倉殿の13人』の曾我十郎ですね。

また和彦がイナムドゥチ(沖縄風豚汁)を作るのはいいのですが、それよりも家事を分担した方が、よほど暢子のためになりそうなのですが…。それとコラム執筆はもう終わったのでしょうか。それから暢子が、お腹の子が蹴ったと言っていますが、胎動は妊娠後期です。その割にお腹が目立たないのですが、暢子は今何か月なのでしょうか。

で、無事開店となったのはいいのですが、来店する人たちはお馴染みの人たちばかりですね。開店して数時間は暇そうで、お昼過ぎから夕方にかけて、ぼつぼつ人が入るような設定の方が、現実味があるような気がするのですが…。

そして今回は、同じ9月1日放送、そしてその前後の『芋たこなんきん』にも触れておきます。健次郎が脳出血で病院へ搬送され、子供たち、町子、そして晴子が集まって来ます。この中で気づいたと言うか、印象に残った部分をいくつか。

  • 町子「この手を離さへん」
  • イシ「おかず炊いてるよって」
  • 母親の死がまだ理解できない隆
  • カレーを作る晴子、だけど味が今一つ
  • 次の日曜日が登の誕生日であることに気づく健次郎
  • 台所に、澄子が買っていた登へのプレゼントを見つける健次郎

町子も講演先の長崎から病院へ急行します。手術は成功したものの、危険な状態が続くためICUに入れられた健次郎。町子は「この手を離さへん」と、その手を取ります。

健次郎の脳裏をかすめているのでしょうか、昭和38年の12月に、健次郎の最初の妻澄子が亡くなるシーンが登場します。葬儀が行われますが、末っ子の亜紀はまだ赤ちゃんで、そのすぐ上の隆も、まだこの状況をよく飲み込めていないようです。そして夕食がまだかと祖母のイシに尋ね、イシは「おかず炊いてるよって」と言いますが、隆はお母ちゃんはカレーだと言っていたと言い、母親をなおも探し回ります。

ところでこの「炊いてる」、普通は「ご飯を炊く」意味で使われますが、大阪のみならず西日本では、煮ることもこのように言います。関東煮(かんとだき)などはその一例でしょう。筑前煮も元々は「ちくぜんだき」のようですし。この『芋たこなんきん』放送時の少し前、民放の読売テレビの報道局の方のサイトで、それに言及されています。ちなみに1582の記事です。
https://www.ytv.co.jp/announce/kotoba/back/1501-1600/1581.html
(道浦俊彦/とっておきの話)

その後健次郎の妹晴子が、カレーを作ってあげるのですが、味が今一つらしく、皆調味料でそれぞれ味を自分好みにして食べる始末です。その他にも、澄子がいなくなったため、子供たちの服がどこにあるのかわからない、体操服がなくなった、朝子供たちがなかなか起きて来ないなど、ちょっとした騒動になります。しかも次男の登の誕生日が近いのですが、健次郎はそのことを忘れかけていました。

その健次郎は夜中に台所で、見慣れない紙袋を見つけます。それは澄子が、登の誕生日のために買っていたプレゼントでした。

そして話は1991年、平成3年に戻ります。町子が健次郎の手を握りしめていたその時、健次郎の目から、涙が一筋こぼれます。

ところでこの町子が健次郎の手を離さないシーン、『ちむどんどん』で嘉手刈さんが、結果的に話してしまったものの、戦争中に女の子の手をしっかり握っていようとたという話をどこか思わせます。

しかし設定が違うものの、同じ病院のシーンでこうも違うのかと思わされます。あと家族のために純子が作った弁当、その前の出前の寿司、どちらも美味しそうでした。


飲み物-ローズヒップティー
[ 2022/09/02 00:45 ] 朝ドラ | TB(-) | CM(0)

『ちむどんどん』第21週感想-3と大河三谷さん関連

『ちむどんどん』、今回は気になった点をごくざっと書いておきます。

  • 歌子の歓迎会で鶴見から杉並に駆け付けるあまゆの常連
  • 主役のはずの歌子が買い物をさせられる
  • あまゆの主人順次が酔って「智は暢子のおさがり、お古」と言っているのが、戻って来た歌子に聞こえてしまう
  • 良子と博夫の会話になぜか、2000年代になって登場する「食育」という言葉が出て来る
  • 矢作「(暢子は)フォンターナの厨房でも、一つのことに集中すると周りのことが見えなくなっていた」
  • なぜか智が、恐らく「ちむどんどん」からそう離れていない場所で、交通事故に遭ったのを知っている三郎
  • 電話口での「瀕死の重体」

まず、あまゆの皆さんも三郎・多江夫妻も、開店前の「ちむどんどん」に、歌子の歓迎会で来ているわけですが、つい先日も試食会でも来ていましたよね、確か…。それと田良島さんは先日『鎌倉殿』で、後鳥羽上皇に拝謁していたのを思い出します。

その歓迎会、酒が足りなくなり、なぜか歌子が智と買いに行かされます。そして戻って来たところ、中で順次が「智は暢子のおさがり」などと言うのを聞いた歌子は、愕然とします。これにはネット上でかなり突っ込みが入っていました。当然でしょうね。第一智は暢子と付き合っていませんし、それに「おさがり」だの「お古」だのという表現も、正直言ってどうかと思いますね。この朝ドラ、それでなくても犯罪とか暴力がよく出て来ますが、今回のこれは「母親の不幸は息子と結婚できない」に匹敵します。

また「食育」ですが、2000年代に入って農林水産省が提案しています。当然この1979年の時点では存在しない言葉です。それでも、ストーリー自体が面白ければ、その当時なかったとしてもまだ許せますが(『芋たこなんきん』ツチノコの週のリセットのように)、こちらはストーリーがあまり楽しめないので余計に気になります。

矢作の暢子に関する指摘は当を得ています。と言うよりもこの場合、
「何か一つのことに集中すると、他のことができなくなる」
も含まれるかと。愛と玉ねぎの皮をむいているシーン、喋ると手が止まっていましたし。

そして三郎から智の交通事故のことを聞かされる暢子ですが、鶴見にいるはずの三郎が、なぜそれを知っていたのでしょう。鶴見の住人のことは、まず三郎に行くのでしょうか。それと「瀕死の重体」、これも突っ込まれていたようです。この場合「瀕死の重傷」かと思われます。

あとあのセット、何度か使い回されていますね。賢秀が我那覇と再会したのもあのセットでした。しかし「瀕死の重体」になるほどの大型車が、ああいう道を走るでしょうか。これは『あさイチ』の朝ドラ受けでも言われていたようです。

それから大河ですが、三谷さんがやっと脱稿したと、先週末の『情報7daysニュースキャスター』でコメントしたとのことですが、やはりガイドブックの発売の遅れは、これと関係しているようです。

個人的に思うのですが、三谷さんはもう大河を書かない方がいいのではないでしょうか。『真田丸』もそうだったかと思いますが、1年間の長丁場ですから、その中でやはり遅れは出るようですし、またコント的シーンも入るし、その一方で歴史の部分にはこだわっていて、それがアンバランスに映る人もいるでしょう。以前三谷大河は、やはり三谷さんのファンに向けられていると書いたことがあります。一言でいえばクセが強めなわけです。それを受け入れられるか受け入れられないかが、評価の分かれ目になるのでしょう。

これは宮藤官九郎氏も似たようなものです。しかし舞台とTVでは観ている層が異なります。書く側としては、日頃書き慣れている舞台の乗りが、どうしても入ってしまうのは無理からぬ話です。とは言え、それにやはり違和感を覚える人は出て来ます。ちなみに、鎌倉殿に批判的な方の文章を見たことがありますが、落としどころが下世話過ぎと評されていました。


飲み物-アイスコーヒー2

[ 2022/09/01 01:45 ] 朝ドラ | TB(-) | CM(0)

『ちむどんどん』第21週感想-2

第102回の気になった(または矢作のセリフで同意できる)部分です。

  • アバンのペンダントのシーン、あそこまで必要でしょうか
  • オープンまで1週間なのに食材が決まらないちむどんどん
  • 保健所と消防の許可も遅れている模様
  • 計量カップと秤も買ってない暢子
  • 智「少しは手伝ってくれてもいい」いやそれおかしいから
  • すぐ相手の胸倉をつかむ智の態度もよくない
  • 矢作「バイト雇えばこんな揉め事にならない」
  • なぜか急に現れ、働かせてくれと言う歌子
  • 優子「先に言ったら、気を使って断るかもしれないって良子が言うから」
  • 「疲れたらちゃんと休むように言ってあるから」
  • 歌子「ウソつき」
  • 子供たちに不評の「うまんちゅ給食」
  • そもそも給食は完食させるものでは?
  • 暢子が何かやりかけて手伝い始める和彦
  • 月刊誌のコラムで徹夜するてどんな記事書いてるの?

まずアバンのペンダントのシーン、あれだけ尺を取るからには、かなり意味があるのかと思っていたら、智は暢子には贈っていなかった(意中の歌子にだけ贈っていた)ということでしたか。他に描き方があるような気もします。それと、優子と良子が歌子を東京へやること、2人の話し合いは登場しないのですね。大事なところだと思うのですが。

そして歌子が急にやってくるのも妙な感じです。オープンまで気ぜわしい(しかも暢子がやるべきことをやっていない)上に、新婚なのに和彦の同意も得ていないというのは、ある意味迷惑な話ではないでしょうか。

この歌子の東京行きで、優子が
「先に言ったら、気を使って断るかもしれないって良子が言うから」
などと電話で話していますが、こういうのは先に言って相手の了解を取っておくべきでしょう。そして
「疲れたらちゃんと休むように言ってあるから」
飲食店の手伝いでそれは難しいかと思います。

そして歌子の「ウソつき」ですが、歌子も嘘をついて智を東京まで連れて行っているのですが。しかしあのペンダント、どのくらいの値段だったかはさておき、デザインがどうかなとは思います。ところで彼女の三つ編み、かなり手が込んでいますが、普通に後ろで束ねるくらいでもいいのでは。

その智、山原ではいい青年だと思うのですが、「ちむどんどん」に食材を卸す際に、矢作につかみかかるのは如何なものでしょうか。仕事で来ているわけですよね。確かに矢作も「八百鶴君」などと言ったり、3か月後に店がつぶれてなければいいのにななどと言ったりしますが、ビジネスである以上そこは受け流すべきでしょう。胸倉をつかんで殴りたいのであれば、今後「ちむどんどん」に食材を卸せないと覚悟するべきでしょうね。

そして「(暢子を)手伝ってくれてもいい」それは違うでしょう。この店の経営者は暢子であり、妊娠中なのに、しかも房子が延期するよう注意してくれたのに、自分がやりたいからと店を開くわけですから。暢子が本当は自分でコントロールするべきだし、難しいなら矢作が言うようにバイトを雇って、負担を軽くするべきでしょう。

しかし矢作がここで働くようになって以来、どう考えても矢作の言い分の方が、筋が通っているように思えて仕方ありません。と言うより今日のシーンを観る限りでは、矢作の店で暢子が働かせて貰っている感じです。フォンターナにいた時はわからなかった(周囲が気を配っていてくれた)のでしょうが、期限までにやるべきことをすると言うのが、彼女は苦手な性分なのでしょうか。かと言って、料理に打ち込むタイプでもなさそうです。

あと良子の「うまんちゅ給食」、野菜にこだわり過ぎているように見えます。子供たちが好きな料理も入れながら、あのうちの一品だけに地元野菜を使うとか、そういう方法もあるでしょう。そして子供たちがやたらに残しているようですが、給食とは完食させるものではなかったのでしょうか。もったいない話ですし、良子が「自分の考えた最強の給食」を主張した挙句の、当然の帰結のようにも思えます。

それから暢子が洗濯物を畳んだり、掃除をしたりすると、和彦が手伝おうなと言いますが、これなら役割分担を決めて、どれとどれを和彦が担当するとした方がいいのではないでしょうか。男女の役割分担にノーを突き付けていたのですから。しかし月刊誌のコラムで徹夜とは、どのような記事を書いているのでしょうか。何か長編小説を書いているかのようです。

小説と言えば『芋たこなんきん』の町子は、何本もの原稿を締め切りに追われつつ書いて、しかも家事をこなしていましたね。立場が違うと言えばそうですが、和彦も今は主夫の仕事を原稿書きと両立するべきかと思います。


飲み物-アイスココア2

[ 2022/08/31 00:30 ] 朝ドラ | TB(-) | CM(0)

『ちむどんどん』第20週感想-2

『ちむどんどん』第96回と97回の気になった点です。

第96回
  • 産婦人科でハグして大喜び
  • なぜかこのことを実家に知らせていない暢子
  • 母親の職場にあまゆから電話を入れ、しかも妊娠したなら独立開店は許さないと房子が言ったと、事実とかけ離れたことを言う暢子
  • 優子「何があってもうちは暢子の味方だからね」
  • なぜか三郎と多江に子供がいる
  • 三郎「だからって危ない、万が一ばかりで、妊娠したら何もすんなっつうのもなあ」
  • 結局また熱を出している歌子
  • 歌子と智が思わず触れ合うシーン
  • 良子「(野菜の検品と担任の仕事)ちゃんと両立させます」「仕入れ先はうちが探します」
  • 良子が、山原以外の野菜はよくないと言っているように聞こえるのだが、それは如何なものか
  • 再び青柳家にサーターアンダギー、それを嬉しそうに受け取る波子

第97回
  • いや和彦、辞めたらちゃんと言わないと
  • 重子「何が大丈夫なの、暢子さんのお店が軌道に乗るまで、これから2人でどうやって生活していくの?」
  • 銀行とか広告代理店、商事会社に勤めている親戚がいる割に、その人たちは披露宴に出席していないのはなぜ?
  • 「いとこ」と重子が言っているが、そういう時は名前を呼ぶ方が自然かと
  • 重子「やりがいや喜びで、夫婦2人が生活していけるとでも?」
  • 暢子「うちもお店を開きますし、お金のことは大丈夫かと」
  • 「名前は?」「ちむどんどん」
  • 「今諦めれば、やんばるの姉が出してくれたお金も、無駄になってしまうんです」(出したのではなく貸したのでは?)
  • 「どうしてそこまで反対するんですか?」
  • 房子にもう1人、流産した妹がいた
  • 房子のアドバイスはいいが、本当は暢子が自分で考えて、房子に意見を聞くものでは
  • 「闇市の味」に続いて、今度は「孫」に囚われる重子
  • 結局田良島に売り込みを手伝って貰う和彦
  • 絶妙のタイミングで、しかもなぜか鶴見で食い逃げする矢作

第96回に関しては先日も書いていますが、房子がせっかく体に負担をかけないように勧めてくれた仕事なのに、あたかも房子が一方的に反対しているように言う暢子は、ちょっとどうかと思います。しかもあまゆでなく、これこそ公衆電話からかけるべきでしょう。あまゆの電話代は、暢子が来てからかなり上がっているように思えます。一方優子は、もう一度房子と話しなさいと言うのですが
「何があってもうちは暢子の味方だからね」
は如何なものかと、まるで房子が悪人のようです。

そしてあまゆ。三郎が
「だからって危ない、万が一ばかりで、妊娠したら何もすんなっつうのもなあ」
と言っていますが、2人の間に子供がいる以上、妊娠している女性の辛さをもう少し理解してもいいのでは。とはいえ、多江の妊娠中は戦地に行っていたから、あまり実感として伴わないのかも知れませんが。
しかし子供がいるという設定、多江を演じる長野里美さんも驚いていたようで、自身のツイッターでそのことに触れています。ならばその子供の年齢なり、今どこに住んでいるかなりをはっきりさせるべきでしょうね。

あと山原ですが、良子が、子供たちが残しがちな野菜を食べさせようとして、給食のおばさんたちと対立しそうになります。晴海の食べ残し、そして母の優子と一緒に作った野菜は食べるという経験から、こういう提案を持ち出したのでしょうが、あれでは山原の野菜はいい、他のは悪いという印象を与えかねないのですが。それとやはり仕入れ先の業者は、教師が自分で探すものではないでしょう。この場合入札でしょうか。
そして歌子、智と体が接触しそうになりますが、賢秀と清恵の件と言い、この朝ドラはこう言うシーンと犯罪がやけに目につきますね。

第97回。青柳家に妊娠の報告をしに行く和彦と暢子ですが、重子はいきなり例の週刊誌の記事を見せます。しかし和彦も、辞めたのであればそれを伝えるべきでしょう。何か緊急の用があって、会社にかけたら退職しましたでは、家の人たちも戸惑うと思うのですが。
そして和彦も、やりがいとか喜びとか言う以前に、子供も生まれることだし、目の前の現実に向き合うことこそ必要でしょう。この点では重子が正しいと言わざるを得ないのです。それと色々な所に務めている親戚がいるようですが、なぜか皆さん披露宴に来ていませんでしたね。

すると暢子が、うちがお店を開くからお金は大丈夫などと言い出します。飲食店を開いても、軌道に乗るかどうかは何とも言えないわけですし、その根拠のない自信はどこから来るのかと思ってしまいます。あと「和彦君」と言っていますが、この場合「和彦さん」の方がいいのでは…。
そして名前はと訊かれ、店の名だと思った暢子は「ちむどんどん」だと言い、重子が驚くシーンがあります。この辺をコントのようにしているのでしょうが、何だか今一つな感じがします。
ここは
重子「そんな名前なの?変わってるわね」
暢子「あ、これはうちの店の名前です。子供はまだ考えていません」
だけでよかったのではないでしょうか。

しかしこの重子も、孫ができるということに囚われ、自分で名前を考え始めます。例の闇市風の食事と言い、ちょっと目先を変えるとか、自分に取って未知のできごとを経験すると、あっさり折れてしまうところがあるようです。一方暢子、再度フォンターナを訪れて房子と話をします。ここで房子は、身重だった妹を戦争中に屋台で手伝わせて、その妹が流産したと話すのですが、
房子が屋台をやっていたのは戦前
妹は1人だけで学生であり、空襲で亡くなった
はずなのですが…もう1人妹がいたのでしょうか。しかも途中から生き別れた姉(賢三の母親)が出てくるし、最終回までに今度は兄か弟が出て来そうです。

暢子はどうしても店をやりたいようです。このへん、仕入先探しと担任を両立させると言う良子を思わせますが、何だか理想論に見えてしまいます。無論この朝ドラでは、その理想論が現実となる確率が高いのですが。
しかしそれでも、房子に
「どうしてそこまで反対するんですか」
などと言うのは失礼でしょう。また「自分の命と新しい命とどちらも大切にします」とも言いますが、だからこそ房子は、経理の仕事を任せようとしたのですが。あと「諦めたくない」も、彼女の場合はどうもごり押しと同義に聞こえてしまうし、結局房子がアドバイスをして、それを守るように言います。しかしこういうのも、本当は暢子が自分で考えて、こうしたいのですがと房子に助言して貰うものではないのでしょうか。

そして和彦、結局売り込みを田良島に手伝って貰っています-どうも田良島デスクに、『鎌倉殿の13人』の平賀朝雅がダブってしまいます。その和彦ですが、退職後フリーの記者がどうこうと言いながら、何か資料を調べて原稿を書いたり、文章を練り直したりするところを見たことがないのです。同じことが暢子の料理にもいえます。
ここでまた引き合いに出しますが、『芋たこなんきん』の町子は入院しても原稿用紙を持って来ていたし、あの朝ドラはあくまでも彼女の、作家としての生活がメインでした。ならば『ちむどんどん』も、料理がメインであってしかるべきなのですが、なぜかそうなっていません。寧ろ料理以外の恋愛だの、犯罪だのに尺が割かれています。

さて、房子のアドバイスに従って信頼できる料理人を探す暢子ですが、なかなかめぼしい人材が見つかりません。そしてあまゆにいたところ、食い逃げだという声が聞こえ、外に出てみると1人の男が取り押さえられています。それは、あの矢作でした。しかし、なぜわざわざ鶴見まで来たのでしょうね。

飲み物-アイスティーバック白2
[ 2022/08/24 00:45 ] 朝ドラ | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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