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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『舞いあがれ!』第8週「いざ、航空学校へ!」第1話

第8週第1話(第36回)です。


4月、舞は航空学校の受験勉強の真っ最中だった。しかし制限時間中に問題が解けない。そして5月、航空学校受験には単位も取らないといけないため、舞は大学にも通い続けるが、遅刻しそうになったため朝食を抜いて出て行ったり、その一方でバッグを忘れたりもしていた。6月。ちょっとでも学費を稼ごうとして、ノーサイドでバイトをしていた舞は、疲れもあってふらつき気味になっており、コーヒーを運ぼうとしてよろけてしまう。

一次試験受験当日。出がけに舞は両親から神社のお守りを貰う。500人以上が3回の試験に臨み、合格するのは72人という難関の試験が始まる。二次試験では身体検査や心理テストなどもあり、それをクリアすると、宮崎本校での面接が待っていた。舞は面接で一緒になった男子の受験生に、緊張しますねと声をかけるものの、相手は君の緊張は俺に何の関係もない、黙っててくれと如何にも素っ気なかった。

面接で舞は得意なことを聞かれ、子供の頃工作が得意で飛行機を作ったことを話すが、好きなことではないと面接官からs注意される、一方で柏木と呼ばれた男子受験生は、馬術の話を始め、面接官たちを驚かせる。

最後のパイロットを目指した理由を聞かれて、舞は人力飛行機のパイロットをやった時の一人一人の思い、飛んだ時の喜びを話し、沢山の人の思いを載せて空を飛ぶパイロットになりたいと締めくくる。一方柏木はそつなく、多くのお客様の命を預かって、世界中の空を飛ぶパイロットに憧れて来たことを話す。

やがて面接が終わり、緊張したと独り言を言う舞に、柏木はあんな回答がよく出て来るな、人力飛行機とプロのパイロットは違うと言い、さらに
「夢だの思いだの、頭の中お花畑か」
とまで言い、もう君と会うことはないだろうと言い捨てて去って行った。

そして舞は合格通知を受け取る、うめづで祝賀会が開かれ、いつもの3人が顔を揃える。実は舞は試験には自信がなく、面接も焦って変な空気になり、ギリギリの合格ちゃうかなと話す。そして一緒に面接を受けた柏木が、難しいことを言っていたと話し、雪乃からその人イケメンかと突っ込まれる。雪乃曰く、パイロットはハイスペック男子の集まりなのである。

背は高かったけど感じが悪かったと舞。舞がそのようなことを話すのは珍しいと貴司。そして舞は、面接の後「もう君と会うことはないだろう」と言われたと話し、腹立ったと打ち明ける。そして久留美も実習先の病院で、嫌味を言われたことを話す。

そして舞は貴司に、腹が立ったことはないかと尋ねるが、既に会社を辞めている貴司はあんまりないと言い、この前3週間島根に行っていたこと、短歌を作っていることを話す。自分の中の何かが少しずつ広がっていると貴司。その後勝が、合格祝いだと「バファローの雄叫びスペシャル」をご馳走してくれた。

そして舞は1年入学待機をし、12月に宮崎に向けて発つことになった。荷造りを終えて両親に礼を言う舞。浩太はこれからやでと、やりたいことを貫くのはホンマに大変だと言い、夢をかなえるには一歩一歩諦めんと、進んで行くしかあれへんねんと娘を励ます。しんどなった時は、いつでも電話して来てええんやでとめぐみ。

空を飛ぶのを楽しみにしていると浩太から言われた舞は、翌日宮崎に降り立った。制服を身に着けて、校内へと入って行く舞はそこである人物を目にする。相手も舞を観て一瞬驚いた顔をした、それは、あの面接で一緒だった柏木だったのである。


21日放送分から、脚本が嶋田うれ葉さんになり、航空学校編に入ります。舞は学科試験と適性検査に合格し、宮崎本校での面接に臨みますが、その時一緒になったのが、あの刈谷先輩を連想させる柏木という人物でした。『ガリレオ』の湯川先生を彷彿とさせる、何となくとっつきにくく理屈っぽい雰囲気を持つ彼は、面接の舞の言葉に批判的で、もう会うこともないなどとまで言うのですが、それとは裏腹に、この面接がこの両名の出会いであったとも言えます。

しかし62単位を取得するわけですから、大学の方も頑張らなければならず、しかもバイトもと来れば、いくら若くてもかなり疲れてはいるでしょう。現にノーサイドで舞はよろめき、コーヒーをこぼしそうになります。このシーンが『ちむどんどん』を連想させると言う意見もあるようですが、

前作の場合、主人公がそこまで疲れるほど一心に料理に打ち込んだようには見えないし、それ以前にも食材をぶちまけたり焦がしたりするシーンがあった。あの料理を落とすシーンは、恋愛に心を囚われたのが原因だった
舞の場合、大学と受験勉強の両方に打ち込む様子が描かれており、あれでは足元がよろけるのも納得できる

といった違いはあげられるかと思います。

それと面接官を演じている阿南健治さん、『鎌倉殿の13人』の土肥実平、『芋たこなんきん』の白垣村の中川と、今年はNHKで3度お目にかかっています。

そして小檜山青氏のツイに、『ちむどんどん』のニーニーのまっすぐな熱さがいいと書かれたものがありました。ニーニーはどちらかと言えばお金絡みの話に弱く、そちらの方に一直線に走ってしまう。すぐ感情をぶちまけるという意味で、まっすぐで熱いというのとはまた違うと思います。鎌倉殿の和田義盛をそう言うのであれば、まだわかりますが。

あと紅白歌合戦に、横山裕さん、山下美月さん、目黒蓮さんが、いずれも所属グループのメンバーとして出場しますね。しかしback numberがサプライズで、『ラブレター』を歌わないものでしょうか。

『第73回NHK紅白歌合戦』に、横山裕さん、山下美月さん、目黒蓮さんが出場決定!
(NHK ONLINE)


飲み物-コーヒーとチョコレート
[ 2022/11/22 01:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

スピンオフに思うこと

まず『どうする家康』番組ロゴ関連記事です。

大河ドラマ「どうする家康」番組ロゴには、なにやら仕掛けが…
(NHK ONLINE)

スマートフォンからWEBカメラを起動して番組ロゴを読み取ると、特別コンテンツが画面に表示されるようです。生憎私はまだやっていませんが。

ところで先日、『ちむどんどん』のスピンオフ(観てはいませんが)関連でちょっと書いています。それで思うのですが、スピンオフと言うのは本当に必要なものなのでしょうか。無論今までも朝ドラはスピンオフがありましたが、すべてではないことを考えると、制作側が最初からスピンオフ制作を打ち出していたのか、あるいは視聴者の要望が強かったのか、そのどちらかと考えられます。仮に前者の場合、その基準がどうなっているのかがちょっとわからないのですが。

それとこれは朝ドラには馴染みにくいかと思いますが、スペシャルなり劇場版なりを作って、それをスピンオフのように仕立てることも可能でしょう。尚私としては、『まんぷく』のスピンオフは観てみたかったと思いますし、今放送中の『舞いあがれ!』も、先日ご紹介したように、なにわバードマン関連のスピンオフが観たいという声が出たりもしています。私としてはなにわバードマンもさることながら、五島の人々メインのを観てみたいです。

さて朝ドラとくればやはり大河です。かつて『真田丸』が放送された時、上杉景勝と直江兼続視点のスピンオフがあればと思ったことはあります。無論スピンオフに限らず、彼らが主人公になるような、戦国期の東北を舞台にした大河でもいいかなと思ってはいました。この時代の東北と九州は大河で観たいものです。ただ東北の場合、『独眼竜政宗』と比較されるとは思いますが、

その大河でのスピンオフですが、『新選組!』放送終了から1年経って、土方歳三が主人公のスピンオフが作られたことはあります。ただ大河のスピンオフと言うのは制作費もかかるし、放送日時もかなり先になり、その辺りが朝ドラと違う点であり、同時に俳優さんのスケジュール調整もまた絡んでくるでしょう。

『真田丸』のスピンオフも、かなりあれこれ意見が出た記憶があります。ただこちらも三谷さんの脚本であり、三谷大河だけスピンオフが作られることに対して、よく思わない人もまたいたかと思われます。実際そういう記事を目にしたこともあります。大河が今後も続き、その時々でスピンオフ的な物が求められた場合は、朝ドラとはまた別の方法を模索することになるのかも知れません。

飲み物-注がれるコーヒー
[ 2022/11/21 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

朝ドラと小檜山氏note記事7

小檜山氏の『舞いあがれ!』関連記事への疑問点です。第7週は途中までご紹介していますので、今回は第35回分について。第34回分はすべて有料記事のようですが、無料部分、つまり誰にでも読める部分がないというのは、一体どのようなことが書かれているのでしょうか。

すげーな、大学中退が美談扱いか。金のことはもう言うもの嫌だけど(これが前作暢子なら許されるまい)、もろもろの学費をドブに捨ててまで中退を美談扱いか。
舞がパイロットの進路には邪魔になるキャリアを選んでいるならわかります。画家目指して美大行っているうちに、飛行機の絵を描いていてパイロットに開眼した。そういうことならまあ、わかる。
でも航空学とパイロットって、その進路はむしろプラスです。

大学中退で航空大学校(ドラマ中では航空学校)を受けた方が、まだ若いうちにパイロットの勉強ができて、より多くの年数のキャリアを積めるからなのですが。それに航空関係の科目であれば、航空大学校での履修科目にもありますし、何よりパイロットを目指したいという目的があれば、それに特化した勉強ができるので、その意味でも学ぶ価値はあるでしょう。何と言っても、やはりここはパイロットとしての就職率も高いと言われていますし。

ちなみに学科関連ですが、
学科教官室
https://www.kouku-dai.ac.jp/cgi-bin/04_s_teacher/view.cgi?print=20&sort=down4%20down5%20down6&keys2=1&word=0&tid=default
そして実技関連、
実技教官室
https://www.kouku-dai.ac.jp/04_practical/index.html
(いずれも航空大学校公式サイトより)

そして
「金のことはもう言うもの嫌だけど(これが前作暢子なら許されるまい)」
前作のお金関係の描写は犯罪絡みだとか、あるいはネズミ講のアジトによく考えもせず開店資金の200万円を渡し、たまたま同じ200万円を姉夫婦がくれると言う、主人公に取って都合のよすぎる展開があったりしたために、叩かれたのですけどね。
自分が好きな『ちむどんどん』を批判するのは許さない、そういう小檜山氏の思いが見て取れます。無論好きな作品を嫌いと言われるのは気持ちいいものではありませんが、だからと言って、それを有料記事であれこれ書くものではないでしょう。

で、「孟母断機」な。中途半端はあかん! そう孟子の母は戒めたということな。これだ。こういうのが足りない。馬鹿にへらへら迎合することを美談扱いする。

ここでまた漢籍ですね。孟母断機についてはご存知の方も多いでしょうが、孟子が学問を途中でやめて帰った来た際に、その母が織っていた糸を断ち切り、お前が学業をやめるということは、これと同じものだと諭したという故事です。

しかし朝ドラの場合、多くの場合は主人公は色々試行錯誤しながら、夢を追って行く設定になっています。途中でその夢を諦める、変更することもあるわけで、その意味でこの故事が必ずしも当てはまるかどうかはわかりません。何よりもそれを言うのであれば、イタリアンレストランで修業していたのに、急に沖縄料理店を開きたいと言い出した『ちむどんどん』の暢子も似たようなものだと思います。

舞って性格腐りきってるよな。さんざん指摘したけど、パイロットやりたいなら先輩の後釜狙いはできる。なのにしない。背の低い先輩にマウントとるためにパイロット目指しているようにも見える。

パイロットやりたいなら後釜狙いできるとありますが、舞の場合はあれをきっかけに飛ぶことに目覚めたうえに、吉良が引退した後のパイロットに自分が選ばれるかもわからないし、もっとプロとして空を飛びたいと思ったのが、航空学校に行こうとした最大の理由でしょう。吉良先輩も応援すると言ってくれていましたね。
なのに
「背の低い先輩にマウントとるためにパイロット目指しているようにも見える」
どこをどう観たらこのように見えるのでしょうね。これが好きな作品だったら、舞は素晴らしいと小檜山氏は手放しでほめているのでしょう。

小檜山氏にしてみれば、既に「流し見」するなどと書いている以上、ドラマでどのように描かれているかよりも、自分の好き嫌いに合っていないのが嫌なのだろうとは思います。以前この人の記事に関して、セルフエコーチェンバーと書いたことがあります。通常エコーチェンバーは、コミュニティの中で発生することが多いと思われますが、小檜山氏(武者さんも)の場合、自分自身の基準に基づいて好き嫌いが決定し、それぞれの評価が両極端となって全面肯定か否定かのどちらかになり、今回のように嫌いなタイプの主人公は、何をしても気に入らないとなってしまうのでしょう。あまり決めつけるのは何ですが、たとえばパーソナリティ障害のように、感性や物事の考えが特定の方向に偏っている印象もあります。

しかし来週もつまらなそうだな。乙女ゲー広告に出てきそうなクール作りすぎの男は何? ああいうのはスマホゲーだけでいいのに。受信料使ってテレビジャックしてそれがうれしくてSNSに書き込みまくりの人もいるだろうけど、そういうのってノイジーマイノリティだと思いますよ。

「来週もつまらなそうだな」
だったら観なければいいと思うのですが。その代わりこの記事もなしということになります。
「受信料使ってテレビジャックして」
前作にそれを感じている人も、未だ多いのではないでしょうか。スピンオフが放送されたりしましたし。

あと、なぜ舞が好かれるかという理由として、

暢子みたいに口答えしないし。
モネみたいに学歴ないくせに気象予報士の資格取るような生意気なことしないし。
転がすにはええ、ちょうどいいアホさ、かわいらしさ、素直さがあるからやろなぁ。

舞は自分がやりたいことをきちんと説明できる、ありがとうとごめんなさいが言える、自己主張はするがでしゃばらないと言った点が好感を持たれるのでしょう。
確か暢子も、ありがとうとごめんなさいが言えると言われていましたが、生憎彼女の場合はこの2つよりも、「ちむどんどんする」を連発していたのが記憶に残っています。『おかえりモネ』も全部は観ていませんが、こちらの方が『ちむどんどん』よりもう少しましだったかも。
しかし「暢子が口答えする」と言うのは、小檜山氏は認めているのですね。

飲み物-湯気の立つ紅茶
[ 2022/11/20 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『舞いあがれ!』第7週「パイロットになりたい!」第5話

第7週第5話(第35回)です。

舞がパイロットになるため、大学を中退して航空学校に通うことに、浩太もめぐみもOKを出す。その頃久留美は母親の久子と会い、今までくれたバースデーカードを見せて礼を言う。大事に持っててくれたんやねと久子。

久留美は、なぜ久子が父佳晴と自分を置いて出て行ったのかを尋ねる。久子は置いて行ったのではなく、佳晴がラグビーを引退して会社を辞めた時、立ち直るまで面倒を見ようと看護師に復職したのである。

しかし佳晴は立ち直ろうとせず、このままでは駄目になると、久子は実家へ帰ることを決める。しかし佳晴はこう言ったのである。
「せえせえするわ。お前と一緒になれへんかったら、俺もっとマシな人間やったって」
しかも久子が出て行こうとした時久留美は、自分から父といると言ったのである。

久留美は自分が行かなかったら、久子は戻ってくると思っていた。ホンマは戻って来てほしかったと久留美。久子は何度も帰ろうと思いつつ、1人で生きる道を選んだのである、薄情な母親でごめんなと久子は言う。久留美は、お母ちゃんの気持ち、ちょっとわかる気ぃすると言い、父が変わっていないこと、仕事も続かないこと、自分で努力しないことを打ち明け、だから自分は頑張っていると言う。

久留美はお父ちゃんとおると言ってしまった以上、頑張らざるを得なかった。久子は久留美の横に座り、その背中を撫でる。久留美はたまにしんどいねん、ずっとこのままなんかなって思たら、私、幸せになれるんかなあと涙を流す。久子は娘に、こんな思いさしてしもてごめんと謝り、ホンマによう頑張ってんねんなあと励ます。久留美は母と同じ看護師を目指し、看護学校に通っていることを伝える。

大阪では、貴司がうめづに戻って来た。雪乃は駆け寄り、どれだけ心配した思てんねやと貴司を小突く。こんなことになる前に、何で言うてこうへんかったんと言う雪乃を勝が、無事に帰って来てくれたんやと止め、まだしんどいんかと尋ねる。貴司はどないして生きて行くか考えたいと口を開く。雪乃は普通に幸せになってもらったらいいと言うものの、貴司にはその「普通」が難しかった。

そんなこと今まで言っていないと言う雪乃に、我慢していたと貴司。しかしもうそれはやめたい、旅しながらその土地で働いて居場所を探したいと言う。分れへんと雪乃、勝も分からなかったが、お前がそう言うんやったらやったらええ、ほんで答え見つかったら教えてくれと貴司に言う。さらに勝はこうも言う。
「お父ちゃんもお母ちゃんもな、お前のこと分かりたいねん」
雪乃も結局うなずく。

貴司は勝と雪乃に礼を言う。こっからおらんようなってもな、お前とバファローズはいつまでも俺の希望の星やでと勝。何かっこつけてんねんな、しょうもないこと言うやろ父ちゃんと言う雪乃に、貴司もいくらか気持ちがほぐれた。そして五島のさくらのみじょカフェに、舞と一太の父信吾が来ていた。大阪へ帰る舞に、もう帰るのか、どうしてみんなすぐ行ってしまうのかとさくら。

さくらの彼のむっちゃんも、やっと一緒になれたと思ったら、新しい仕事で海外に行くことになったのである。若い子が島から出て行くと信吾。役場の職員である信吾に、どうかしてくれとさくらは言うが、よか知恵出てこんとさあと信吾。舞は一太の将来について信吾に尋ねるが、一太は豪の造船所で仕事をしたがっているようだった。舞はその一太を訪ね、一太は貴司を舞の婚約者と勘違いしていたことを知る。

さっきまでかなり落ち込んでた、舞ちゃんのことば好きやったもんなと豪。その一太は舞に何になりたいかと訊き、舞はhジェット機のパイロットだと答える。その頃才津家では浩太が仏壇に線香を上げていた。そして浩太はめぐみを勝手に大阪に連れて行ったことを詫び、今までやってこられたのはめぐみのおかげであること、めぐみを幸せにするつもりが、幸せにしてもろてたと言う。

その分お義母さんには、さみしい思いをさせて申し訳ないと頭を下げる浩太。祥子はめぐみはすぐ帰って来ると思ったら、蹴って来なかった、それがさみしくてうれしかった、あん子も頑張ったとやろと言い、浩太にめぐみを幸せにしてくれてありがとうと、やはり頭を下げる。そのやり取りをめぐみが聞いていた。

浩太とめぐみ、そして舞は祥子のめぐみ丸で福江島を目指す。途中祥子は操縦席から、飛行機が飛んでいることを舞に教える。舞はそれを見ながら、きっと飛んだるでと心に決める。


舞のパイロットの問題は一応決着しましたが、久留美、貴司そしてめぐみと祥子の親子のいきさつが描かれて行きます。久留美は自分が東大阪に残れば、母の久子は帰ってくるだろうと思ってはいましたが、結局そうはなりませんでした。久留美のこの、出て行った家族を待つ気持ちは、祥子がめぐみが帰って来るだろうと考えていた、その気持ちとどこかダブります。

そして自分がここに残ると言い出した以上、頑張らざるを得なかったと言うのは、貴司が両親に本心を打ち明けらなかったことと、どこか共通するものがあります。難を言えば、最初久留美はなせ父と自分を置いて行ったのかと尋ね、その後で自分が残ったら、お母ちゃんは戻ってくると思ったと言っています。当該シーンを見ても、久留美は久子から置いて行かれたのではなく、自分で残る選択をしています。

この辺りがちょっとわかりづらいように思います。「お父ちゃんと私」でなく、「お父ちゃん」を置いて出て行ったのはなぜだったのか、そういう風に持って行った方が、わかりやすくはあったでしょう。

そして貴司です。舞が人力飛行機のパイロットを務め、それがきっかけになって旅客機のパイロットを目指し、久留美が母と同じ看護師を目指したのに比べると、貴司にはそういう動機付けはなく、それもまた彼が悩んだ一因ではあるでしょう。一方で一太の夢は、子供の頃から世話になった豪への恩返しでしょうか。

しかしバファローズ解散が、このような形で描かれるのですね。スポーツというのは、たとえチームがなくなっても、そこの人々に与えたものはかなり大きいです。また佳晴さん、いくら自分が無気力で心折れた状態であっても、奥さんにああ言うのはよくありません。それとカードの電話番号、多分久留美もこの番号にかけたのでしょうが、市内局番が二桁になっています。もちろん福岡市の市内局番は三桁ですが、既存の番号とのダブりを避けたのかも知れません。


飲み物-コーヒーとマドレーヌ
[ 2022/11/19 07:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『舞いあがれ!』第7週「パイロットになりたい!」第4話

ジャムの出荷の準備をしていた祥子は、電話が鳴っているのに気づく。一方舞は洗濯物を干しながら、めぐみの、大学は卒業してほしいという言葉を思い出していた。そこへ祥子が来て、めぐみから電話があったことを伝える。舞を迎えに、浩太とここに来るらしい。祥子はさくらのカフェにジャムを持って行き、舞が来ていることを話す。何で来ないのかというさくらに、考えたいことがあるごたぁと祥子。ここで考えればよかとさくら。

舞が留守番をしていると、木戸豪がお祝いだと鯛を持ってやってくる。一太から、舞が婚約者を連れて来ていると聞いたらしいが、舞は友達だと言う。まだ学生やしと言う舞に、めぐみちゃんだって、学生ん時に婚約者ば連れて来たと豪。それは浩太のことだった。しかし祥子に反対され、2人で大阪に行ったのである。

豪は舞に、おいが知っちょっとは、祥子さんがず~っとめぐみちゃんのことば、心配しとったっちゅうことだけたいと言い、ジャム作りも、はじめはこの島にめぐみが帰って来た時のことを考えて、彼女に収入を確保させるためだったのである。

祥子は舞より先に食事を済ませ、鯛をさばこうとしていた。舞は祥子に、お母ちゃんが結婚する時反対したんと尋ねる。祥子は豪さんに聞いたかと言い、めぐみはまだ20歳で世間知らずの子供っち思っちょったと話し始める。1981年、浩太は祥子に、めぐみと結婚させてくれと頼むが、この子ができるわけがない、苦労するに決まっちょると反対する。さらに祥子は、学校の先生になりたかっち言うけんが、大学まで行かせたっぞと言うが、めぐみは本当の夢ば見つけたと言う。

浩太を支えて一緒に工場をやって行きたいとめぐみは考えていたが、世の中はそんなに甘くなかと祥子。浩太はめぐみに悲しい思いはさせないと言うが、祥子はまだめぐみは20歳で、教師になるという夢もある、めぐみのことば本当に考えるんやたら諦めるようにと突っぱね、めぐみには大学に戻るように言う。しかしめぐみは浩太と大阪で生きて行くつもりで、二度と帰ってこんでよかとの祥子の言葉に、そうすると言って出て行き、浩太も一礼して出て行く。

いっときの気持ちで、これまで頑張ってきたことば放り出すのは、間違っちょるち思ってなと祥子。さらに祥子は、苦労するのが分かっとったけん、黙って送り出すことやできんかったとさとも言う。

めぐみと浩太が、祥子のめぐみ丸に乗って才津家を訪れ、2人は舞に会って話をする。パイロットになりたい気持ちは変われへんと舞。飛行機を作りたい気持ちはなくしたのかと言う浩太に、もっとやりたいことが見つかった、今はパイロットになることだけを考えて頑張りたいと答える。しかしめぐみは、舞がパイロットに向いてるとは思えないと言う。なぜかと尋ねる舞に、お母ちゃんの言うことも聞くようにと浩太。

めぐみは言う。パイロットは人の命を預かって、きちんと目的地まで届ける責任ある仕事や、けど誰にでもできる仕事やない。女性のパイロットは殆どいない。そして舞は、男社会で道を切り開いて行くタイプに思えない、苦労するのが目に見えてる。せやから挑戦したいと舞。台所にいた祥子も舞の方を見る。

人力飛行機のみんなと会って、ホンマに変わろうと思ってパイロットに挑戦した、みんなの期待背負って飛ばなあかん、失敗したら自分のせい、けど飛んで楽しかったと舞は言う。祥子もそれに耳を傾けていた。舞は旅客機のパイロットは大変かも知れへんが、飛行機にはいろんな人が乗る、その人たちの思いが乗っている、責任が重い厳しい仕事やという。

しかしそういう重いもんをしっかり背負って飛べる人になりたい、せやから旅客機のパイロットになりたいと舞は話し、またこうも言った。小さい頃、お父ちゃんとお母ちゃん見てて仕事て大変やなて思った。けどお父ちゃんには夢があって、お母ちゃんがそれ支えてるて知ってから、しんどそうに見えたことはない。

私も大変な思いして働くんやったら、自分がホンマに好きなことをやりたいと言った舞は、椅子から立ち上がって、航空学校に行かせてくれと頼む。浩太はうなずき、めぐみは何かを考えていたが、分かった、舞がそこまで考えてねやったらやってみと口を開く。舞は目に涙を浮かべながらめぐみに礼を言う。

めぐみは夕食の準備をしている祥子を手伝う。
「舞や、自分の気持ちばしっかり言えるごとなったったいね」
いつの間にかねとめぐみ。祥子はあん時、めぐみの話ばちゃんと聞いてやればよかったと言い、すまんかったねと謝ってさらにこうも言う。
「めぐみは大阪で、ちゃんと幸せになったったいね」
めぐみは涙を流しながら、祥子に礼を言うのだった。


めぐみと浩太が五島にやって来ます。その前に舞は、祥子がめぐみの結婚に反対したことを、祥子自身から聞いていました。浩太との結婚を認めない祥子、苦労するに決まっちょると言うのは、皮肉にも、大学を卒業して飛行機を作るのではなく、大学を中退して航空学校に入り、パイロットになることを目指す舞に、めぐみがかける言葉そっくりだったのです。親である以上、めぐみも浩太も心配ではあったでしょうが、舞が自分の気持ちをきちんと述べ、決意が固いことを知ってOKを出します。

舞がきちんと自分の気持ちを言えるようになったことに、祥子は感心します。そして自分も、めぐみが浩太を連れて来た時に、もっときちんと話を聞いてやればよかったと言います。めぐみはそれを聞いて涙を流します。恐らく町工場を継ぐことが急に決まり、ゆっくり話をするだけの時間もなかったのでしょう。

20年余りの時を経て、やっと分かり合えた母と娘ですが、それを考えると、めぐみが10年前の五島行きをためらったのもわかります。1981年に20歳あるいは21歳ということは、めぐみは昭和30年代生まれで、長崎の大学に通っていたと思われます。

ところで一太は、豪に舞が婚約者を連れて来ていると言ったようです。あの時貴司が出て来たのを見て、早合点をしたのでしょう。さくらのカフェはお客さんが入っていますね。ところで祥子の家のカレンダー、「ハナマル印刷所」というロゴがありますが、どうも『あさイチ』のMCを連想してしまいます。印刷所とあるのは、ジャムのラベルをここに発注していると思われます。

今回は小檜山氏の『舞いあがれ!』関連記事はお休みです。それと、『ちむどんどん』のスピンオフが先週末放送されたようです。ただし私は観ていません。また年明け早々に、この朝ドラの総集編が放送されるようです。

スピンオフと言えば、「なにわバードマン」を主人公にしたスピンオフをという声もあるようです、一応URLだけ置いておきます。

【舞いあがれ!】なにわバードマン「スピンオフ化」をファン熱望「すでにロス状態」「期待してます」
https://www.oricon.co.jp/news/2256808/full/
(オリコン)

実際この個性派揃いのチームはやはり魅力的です。3年前の『ノーサイド・ゲーム』のアストロズのメンバーが、何となく彼らにダブります。


飲み物-エスプレッソブラック
[ 2022/11/18 01:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『舞いあがれ!』第7週「パイロットになりたい!」第3話

まず第7週第3話(第33回)です。その前に第2話の分で、貴司の両親の勝と雪乃に関して書き洩らしていた部分があったので付け加えています。それから大瀬崎灯台と書いていましたが、大瀬「埼」灯台が正しいので、こちらも第2話の分を訂正しています。


貴司はわざわざ来てくれんかってもよかったのに、僕は元気やでと言う。仕事で行き詰まった貴司は、この灯台に来たら変われるかと思ったのである。入社1年経っても営業成績は最下位、他の社員にできていることがなぜできないと言われ、他の人間であれば聞き流せても、貴司にはその言葉が突き刺さって、痛くて仕方がなかった。

それでも貴司は、デラシネの店主八木には本心を話せていた。会社で凍った心を、デラシネという温かい場所で解かしていたのだが、デラシネも閉店し、会社にも行けなくなって焦っているうちに、なぜかこの灯台の絵葉書を思い出したのである。貴司は言う、周りに溶け込んでうまいことやろうとして空っぽになってしもた、自分には何もない。そんな貴司に、優しすぎると舞は言う。

貴司は人とぶつかるのが怖く、本心をしまい込んで人に合わせた結果、何がやりたいのかが見えなくなっていた。しんどかったんやなと舞、そして久留美はここで何をしていたのかと尋ねる。貴司は3日間ここにいて、最初は波を身て、次に海の色が変わって行くのを目にしていた。さらに海の果てを観ていたら空が始まっていた、無限の青やでと貴司。

暗くなったら浮き上がるように星が見え、暗闇と思っていた空に多くの星がまたたくのを見て、今まで狭い世界しか見えてなかった、来てよかったと貴司は言う。そして3人は祥子のめぐみ丸で才津家へと向かう。ここが舞が暮らしていた島か、いっぺん来てみたかってんと貴司。おばあちゃんかっこええなと久留美。祥子の家に着いた舞は、貴司のことを雪乃に伝える。気持ちの整理がついたら帰ると言っていたと舞。

雪乃ははよ帰っといでと伝えてくれと言い、さらに久留美ちゃんにもよろしゅう言うといてなと言う。そこへ誰かが魚を届けに現れる。舞はその顔に見覚えがあった、同じ小学校に通っていた一太だったのである。一太は祥子ばんばの家に急なお客だから、持って行くようにと母親から言われていたのである。

2人が話していたところへ、風呂上がりで浴衣姿の貴司が現れる。舞は一太に貴司を紹介し、祥子に一太が魚を持って来てくれたことを知らせる。祥子は一太に帰っとったとね、一緒に食べて帰らんねと言うが、おいはよかと一太は慌てたように出て行く。

夕食時。祥子は貴司の話を聞きながら、そっで逃げてきたとかと言い、舞がその言い方はと注意するも、事実やろうが、ちゃんと認めた方がよかぞと祥子。貴司も認めたら楽になった、凍った心が解けた気がすると言う。海の色、空の色の美しさを思い、違う自分になりたかったのに、今のままでええんやと思えたと貴司。空にこんなに星があったことも知らんかったくせに、世の中のことはもう全部分かった、もうええと思うようになっていた。

祥子は舞に面白か幼なじみだと言う。難しいことは分からないが、ここに来てよかったみたいだと言う祥子に、舞は貴司は文学青年なのだと教える。祥子は変わりもんたいねと言い、舞はまた慌てるが、久留美は面白そうに笑い、そして祥子は言う。
「舞、そがん腫れもんごた扱わんでよか」
そして祥子は貴司に周りに合わせんでよか、自分のことば知っちょる人間が一番強かけん、変わりもんで堂々と生きたらよかと励ます。

翌日3人は浜辺にいた。舞は貴司にこれからどうするかと訊き、ホンマの自分のまま生きて行ける場所が、どっかにあるかも知れへん、世界はこんなに広いんやからその場所を探したいと言う。もしかしかしたらその場所はないかも知れへんが、いろんな場所に行ってみたい、そんで歌を詠むと貴司。貴司は短歌を八木に勧められており、星を見つめていたら自然と出てきたと、こんな歌をノートに書きつけていた。

「星たちの 光あつめて 見えてきた この道をいく 明日の僕は」

何やかっこええなあと久留美。まずはおかんとおとん説得せなと貴司。久留美も、福岡に住んでいる母親に合おうと決意する。そして舞も、パイロットを諦めないという気持ちを新たにする。その頃東大阪では、めぐみが舞の部屋で、子供の頃に作った飛行機を眺めていた。そこへ浩太が来て、舞は色々考えたいから五島に残るというメールを送って来たと言う。めぐみも舞のことをどうするかはよくわからずにいた。そんなめぐみに浩太は、舞ともう一遍話し合うたらいい、五島へ迎えに行こうと提案する。


舞が思った通り、貴司は大瀬埼灯台にいました。最早デラシネという、貴司が本来の自分に戻れる場所もなくなり、仕事で行き詰まった挙句の決断でした。そして貴司は海の色、空の色、さらには満天の星を目にしながら、今までの自分は狭い世界しか見えていなかった、変わりたいと思って来たけれど、変わらなくてもよかったと言い、何か吹っ切れたような印象を与えています。

しかしこう言っては何ですが、貴司は五島に来て3日間あそこにいたのでしょうか。食事なんかどうしていたのでしょうね。あと貴司の言葉、空や海の表現などから見るに、やはりこの人は営業で飛び回って、何件も契約を取り付けるタイプの人にはちょっと見えませんね。本当はデラシネの店主のようなことをしたいのかも知れません。

そして舞が連絡を取ったのでしょう。3人はめぐみ丸に乗せて貰ってばんばの家に行きます。貴司も数日ぶりにお風呂に入り、祥子の亡くなった夫、つまりめぐみの父で舞の祖父の物でしょう、浴衣を着ています。そこへ魚を届けにあの一太がやって来ます。一太は舞に貴司を紹介され、ちょっと気おくれがしたのかそのまま帰ってしまいます。しかし一太、子供の頃からあまり変わっていませんね。

そして4人で夕食となります。急なことでもあり、いつも食べているような食事を、少し多めに作ったといった感じです。魚や具だくさんの味噌汁は昔と変わりませんね。そしてばんば、祥子は貴司に、逃げて来た、変わりもんやなとずばずばと言い、舞はそこまで言わなくてもと言いたげですが、ある意味核心を突いた言い方です。そして舞に、そう特別扱いをするな、変わりもんは変わりもんでいいと、ばんばらしいアドバイスを与えます。

その後貴司は、自分の居場所を見つけようとしており、またデラシネの八木に言われたように、短歌を作るようになっていました。また久留美も、五島まで来ていることもあり、福岡に住む母親に会おうとします。それぞれがそれぞれの形で自分の道を模索する中で、舞のパイロット志願はゆるぎないものとなり、しばらく五島にいて考えたいと、浩太にメールを送ります。そして浩太とめぐみは五島で舞に会うことにします。

ところで今回は、小檜山氏の記事のこの部分だけをご紹介しておきます。

https://note.com/54seikobi85/n/n2855c3c8be16
幼少期からして島民の家族行事を奪い取って自分探ししていた舞だもんな。そこは徹底してる。

これについては何度か書いています。慶太のために凧を揚げるシーン、一太が舞を誘って一度は断るも、結局舞も加わることになり、本番で凧を揚げる役目である一太自身が、いざとなってその役を舞に譲ったのです。
このシーンが登場するのは第10回ですが、ここで一太は
「舞、先に飛ばしてみんね」
「舞からやろうって言ってきたとは初めてやけん。ほら舞からやらんね」
と言っており、一太が舞に飛ばすように勧めていますね。
そしてこの回のアバンで、舞は
「私もばらもん凧あげたか!」
と言っていますが、あくまでもこれは一太のサポートに回るという意味で、実際当初はそうだったのです。

そしてその前の第9回関連の記事はこうなっています。

https://note.com/54seikobi85/n/ne7b1a7215c75
そして迎えた8月。五島は楽しい夏になりました。
 一太は慶太のために作ったばらもん凧揚げに舞を誘います。しかし、舞はどういうわけか断ってしまう。一太は怒って「もうよか」と告げてしまうのでした。

この時は、少なくとも舞が一旦断ったことはちゃんと書かれています。しかし祥子に諭され、めぐみも電話でやった方がいいと言ってくれて、舞が決心するのですね。この次の回の記事から叩くようになって行くのを見ると、ここで多少無理やりにでも、舞に非があるという形に持って行きたかったのでしょうか、小檜山氏は。


飲み物-注がれる紅茶
[ 2022/11/17 15:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『舞いあがれ!』第7週「パイロットになりたい!」第2話

第7週第2話(第32回)です。

雪乃に続いて勝も岩倉家にやって来た。貴司がいなくなったと言うのである。雪乃は打ちひしがれており、最近帰っていないので会社に電話したら、3日前に退職届を出してそれきりだった。携帯もつながらず、舞は自分の携帯で連絡を取ってみるが結果は同じだった。貴司の携帯は、海の近くの岩の上に置きっぱなしになっているようだった。

舞はデラシネに行ってみるが既に閉店していた。そこへやって来た久留美に、知ってたと訊かれた舞は知らんかった、私何も知らんかったと答え、とにかく貴司が行きそうな所を探すことにする。浩太とめぐみも手掛かりがつかめなかった。店で待つ勝は雪乃について訊く2人に、会社に詳しい話を聞きに行ったと答える。そして雪乃も戻って来る。前日まで普通に働いていたのに、急に退職届を出したらしかった。

警察に行くと言う雪乃を大ごとになると勝は止めるが、3日も行方分からへんねやで、十分大ごとやんかと雪乃。会社辞めてしもて、俺らと顔合わせんのがつらいかも分かれへん、もうちょっと待とうと言うが、どこまで能天気やねんなと雪乃は声を荒げ、最近貴司が元気がないと言っていたのに、取り合ってくれなかった勝を責める。その頃貴司は、海の近くで携帯の着信履歴を見ていた。

貴司はどこにもおらず、舞は久留美とノーサイドに行き、いつか貴司が座っていたテーブルに目をやる。最近の貴司は会社のノルマについて話していたり、会社から何度も呼び出されてしていた。舞は言う、何も知らんかったんやない、貴司君何か変やなって心のどっかで気ぃ付いてたと。しかし自分のことで、頭がいっぱいだったのである。

舞は商店街を久留美と歩いていて、携帯が鳴るのに気づく。それは貴司からで今五島にいると言い、ちゃんと生きてるから心配せんといてと、おかんに言うてくれと頼む。舞は自分で言うように促すが、貴司は今は話できへん、もう限界なんよと言い、せやから舞ちゃんから伝えてほしいと頼むのだった。また貴司はみたかった景色があんねんと言う。

それはかつて舞が五島から送った絵葉書の灯台だった。貴司は電池がないから切ると言い、通話が途絶える。舞と久留美はうめづで、貴司が五島にいることを知らせ、舞は貴司から言われたことを伝える。なぜ電話に出ないのかと雪乃はしょげるが、貴司君は一人で考える時間が欲しいんとちゃうかな、せやから知らん人ばかりの五島に行ったんかなと言う舞。

舞は五島に行って、貴司が元気なのを確かめてくると言い出す。自分が行くと雪乃は言うが、貴司が電話したん舞ちゃんや、俺らでなくてなと勝は言い、舞に任せてくれた。久留美も一瞬ためらうが、同行することにした。その夜舞は準備をし、勝と雪乃は階下で浩太とめぐみに会っていた。

大学に行かなくても文学の勉強はできると言った貴司は、親の反対を押し切って決めた仕事なだけに、弱音を吐けなかったのだった。気ぃ付いたったらよかったんやけどと雪乃。そして翌朝、家を出た舞はうめづに挨拶をする。雪乃は舞に2人分の弁当を渡し、帰ってくんの待ってるて伝えてくれと舞に頼む。舞と久留美は飛行機で五島に降り立ち、タクシーに乗ってまず貴司と連絡を取ろうとするが、やはり電話は通じなかった。

舞は貴司に送った絵葉書が、大瀬埼灯台の物であることを覚えていた。空と海が夕焼けに染まったきれいな写真の絵葉書で、正にその夕焼けの中を、舞と久留美は灯台目指して階段を登って行った。貴司君、きれいな空とか好きやもんなと久留美。それから考えると、貴司が観たかった景色は大瀬埼灯台の夕焼けだろうと舞は言う。

2人は階段を登り切り、そしてそこに貴司がいるのを見つける。


貴司がいなくなります。もう少し待とうと言う父の勝に、貴司が元気がないのに、取り合ってくれなかったと食ってかかる雪乃。そして貴司が、本当は文学の勉強をしたかったことを、雪乃は浩太とめぐみに打ち明けます。しかし貴司は大学での勉強を断り、自分で就職を決めただけに、弱音を吐けなかったようで、結局退職届を出した後、ひとり行方を暗ませてしまったようです。

両親にも電話を入れなかった貴司は、舞には電話を入れます。そこで五島にいることがわかります。それを知った雪乃は自分が行きたがりますが、勝は舞に電話をしたのだから、舞が五島に行くべきと言ってくれます。そして舞は飛行機で久留美と五島に行き、子供の頃五島から出した絵葉書にあった大瀬埼灯台に行ってみます。案の定、そこには貴司がいました。

しかし貴司は、少なくともその前日から五島にいたと思われますが、あの灯台の所にずっといたのでしょうか。それと海を見ながらもう限界などと言うのを見て、早まるなと思ってしまいます。それは流石にないとは思いますが。

それと貴司が思い詰めていたのに、気づいてあげられなかったと言う勝と雪乃の話を聞いて、浩太とめぐみも何か思うことがあったでしょう。

そしてこの朝ドラに思うことですが、時間の経過がきちんと描かれています。舞と久留美が朝大阪を発っても、五島の福江空港(ドラマの福中空港も多分ここが舞台)まで3時間ほどはかかります。空港までの時間、そして空港からの時間を考えると、灯台にたどり着くのは夕方近くでもおかしくありません。五島は日本の最西端にあり、日没時間は遅いのですが、それでも貴司の携帯の着信履歴を見る限り3月末で、春分をやっと過ぎた辺りですから、たとえば夏よりも日の入りは早いでしょう。

ところで先日もご紹介しましたが、小檜山氏のnote記事から。

https://note.com/54seikobi85/n/ne09f338785d2
このドラマのご都合主義を考えたい。
講義のことも考えずに、思いつきで五島に行くと言い出す。講義の場面も寝てばかりだったし、この人は中退したいのではなく、ただ単に単位が取れないだけという気がしてきましたね。
それで留年、退学よりも、自発的に「夢があるから中退しまぁす!」って言った方が通りはいいもんな。

「講義のことも考えずに」
この時は3月末で、大学は休みのはずです。久留美の看護学校もそうだったのではないでしょうか。そもそもこの27日は日曜日ですし、だから舞だけでなく、浩太とめぐみも在宅していました。そして講義で居眠りしそうになったのはトレーニング中の時期ですね。
「思いつきで五島に行くと言い出す」
上記↑のような理由もありますし、またこれは、勝が信頼して任せてくれたというのもあるでしょう。
「この人は中退したいのではなく、ただ単に単位が取れないだけという気がしてきましたね」
どこをどう観たらそうなるのでしょうか。単位取得のためちゃんと授業にも出ているし、何よりも単位が取れないと航空学校にも入れないのですが。

嫌な朝ドラは、問題解決手段がバカみたいなやつなんだよな。
・感情的
・うるさい
・解決手段が遠回り
・情報収集よりも騒ぐことが前にでる
 テレビドラマでこういうことをするのは楽なんでしょうね。演出でわーっ、ぎゃーっと盛り上げた方がそれぽく見える。菅波とモネみたいに無愛想にテキパキこなす方が労力は節約できて効率的だけど、それだと盛り上がらないからやらんのです。

自分が気に入らないと「バカ」呼ばわりですね。で言っては何ですが、この問題解決手段4点は、一つ前の朝ドラであれば当てはまる点もありました。しかし今回は経緯がはっきりしているため、特に感情的ともうるさいとも、騒いでいるとも思えません。第32回の放送でも、うるさいと思うシーンはありませんでした。

雪乃は確かに感情的になっていますが、元気がないと心配していた貴司がいなくなって、ちょっとパニック状態になったと思われます。寧ろ舞は、いない→探す→電話が来る→五島にいるとわかる→行ってみよう、こういう手順をきちんと踏んでいます。

今回のことは、五島にいると判明した時点で現地にいるばんばなり、知人に連絡すればよいのです。観光協会に出入りしている人やカフェ経営者ならば、部外者の噂話はキャッチしているはず。
久留美の旅費。たかしの進学は金銭の都合ではないと後付け。いちいち金銭感覚がおかしい。『ちむどんどん』よりよほどおかしいから。ロードバイクで数十万注ぎ込んだ舞も、バイトだってどうせ五島行きで休むのだろうし。
本好きなら文学部という安直な発想もさ。どこの国の文学よ? どんなジャンルよ?

五島と言っても多くの島があります。大瀬埼灯台のある島が、祥子ばんばがいる島とは現時点では言えません。それに貴司と五島の人々は面識があるわけでもなく、だから貴司も五島を選んだわけですし、元々が五島とは関係がない貴司の自己都合ということもあり、舞(と久留美)、せめて東大阪の誰かが行くのが正しいと思われます。

それと旅費ですが、航空券が往復で4万5千円程度ですから、久留美にも出せない金額ではありませんね。そして
「たかしの進学は金銭の都合ではないと後付け」
とありますが、貴司が大学で勉強せずに就職したという会話の中で、金銭問題などは出て来ません。

それと
「『ちむどんどん』よりよほどおかしいから」
とありますが、私は自分の店を開くための200万円を、明らかにどこか胡散臭くて、しかもその当時違法になっていたネズミ講のアジトにぽんと渡してしまうこと、その後姉夫婦が貯めていた、たまたま同じ額の200万円を貰うことの方が、あまりにも都合がいいと思います。

そう言えば小檜山氏の朝ドラ関連のツイートに、
「ちむどんどんなら叩かれている」
とあるのを時折目にしますが、どうも『舞いあがれ!』の主人公が、本当は彼女なりに悩みもしていて、その過程をきちんと描けて(つまり、視聴者にわからせて)いるのに、小檜山氏には舞が、すべて彼女に取って都合のいい展開で動いていて、暢子より様々な意味でえこひいきされているように見えるのでしょうね。

「本好きなら文学部という安直な発想もさ。どこの国の文学よ? どんなジャンルよ?」
文学部とは言っておらず、文学の勉強とだけ言っていますね。どこの国だどんなジャンルだと言うのも、今までの貴司の行動を見ていれば、大体想像がつくのではないでしょうか。
(2022年11月17日一部修正)


飲み物-ホットカフェオレ
[ 2022/11/16 01:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『舞いあがれ!』第7週「パイロットになりたい!」第1話

第7週第1話(第31回)です。

舞はパイロットになりたいと両親に打ち明ける。「飛行機作りたいから、航空工学科に行ったんと違うの?」とめぐみ。しかし舞はもっとやりたいことが見つかったと言い、航空学校でライセンス取って、航空会社に就職したいと思っていた。さらに舞は小さい頃から強い人になりたかった、だから人力飛行機のパイロットに挑戦したのである。

そしていざ飛んでみたら、プレッシャーなんか忘れるくらい楽しかった、このために生まれて来たかと思うくらいだと言って、航空学校に行かせてくれと両親に頭を下げる。そして舞は既に勉強を始めていること、夏に受験をして合格したら、大学を中退して通いたいと、航空学校の入学案内を見せる。

しかしめぐみは大学はちゃんと卒業してほしい、お父ちゃんも、作った部品を舞がつくる飛行機に載せるんやって楽しみにしてると言う。親の勝手な期待かも分かれへんけど、舞は子供の頃から手先が器用で工作が得意なため、飛行機を作りたいと言う夢は舞に向いている。だから大学は卒業してほしい、それまでに考えたらええやんと言うめぐみ。

まためぐみはこう言う。
「1回人力飛行機で飛んだだけやろ」
しかし舞はこう答えた。
「お母ちゃんだって、お父ちゃんと出会って大学中退したんやろ。その気持ちに間違いなかったんやないの」

お母ちゃんが反対なんはわかった。けど、諦めることはでけへんと舞は家を出て行く。行った先はノーサイドで、言ったが結局わかってもらえなかった、大学はちゃんと卒業してほしいと言われたとこぼす舞に、親御さんは普通そう言うと道子。

そんな舞に久留美は、お母ちゃんが心配してくれるからいい、うちはお父ちゃんがこっちに心配かけるばっかりやと言うが、道子はその久留美にこう言う。
「子供が思てるより、親は心配してるもんなんやで」
そして久留美に、お父ちゃんかてそうやしお母ちゃんもきっとそうやと言う。

お母ちゃんと聞いて戸惑う久留美だが、今の久留美見たら嬉しいと思うでと舞。自分のことはいい、舞のお母ちゃん心配してくれてはるんやから家帰りと久留美は言うが、道子にあんたもやでと言われる。昨日の晩父の佳晴からノーサイドに電話がかかって来て、その時道子が、舞ちゃんとこ行ってんちゃうかと言ってくれたのである。

舞は家の前まで来て、携帯が鳴っているのに気づく。兄の悠人からだった。「無謀な夢」を言うたんかと言われ、反対されたと答える舞は、お母ちゃんに嫌なこと言うてしもうたと言う。めぐみの大学中退に関する例の言葉だった。お前がそんなん言うの珍しいなあと悠人。さらにびっくりしたやろなあ、舞がそんなことを主張するん初めてやろとも言う。そしてこうも言った。
「遅れて来た反抗期。どこまで続くか見ものやな」

一方久留美も家に戻る。家に入った彼女が見たものは、求人情報誌を開いて電話をかけている佳晴の姿だった。帰ってきたんかと佳晴は言い、昨日のことを謝る久留美にええよと言う。久留美はもう一度、母からのバースデーカードを取り出して見る。うたた寝をしている父佳晴に、久留美は毛布をかけてあげるが、佳晴はお母ちゃんに会いに行ったってええんやぞ、お父ちゃんに気ぃ使うことあれへんと言う。

お好み焼きうめづの店主勝は、近鉄バファローズの解散をを報じた記事を見ていた。しかし勝の妻雪乃は、息子貴司が帰ってこないのを案じていた。忙しくて帰ってこられずとも連絡は来ていたのに、今度はそれもなく、配になった雪乃は会社に電話しようとするが、勝は彼女の家におるかも知れんと言う。彼女いてへんと言う雪乃に、あいつの全部分かっとるわけちゃうやろと勝。

岩倉家ではめぐみが、舞があれだけ強く言い返したことに驚いていた。航空学校のパンフレットを見ながら、男の子ばっかしと言うめぐみに浩太は、パイロットは男社会であり、旅客機の女性機長はまだ日本にいないとも言う。めぐみは、舞はまだ人のいてへん道を、がむちゃらに切り開いて行くタイプやあらへん、パイロットになれても、その後しんどい思いをするのではないかと言い、浩太も同意する。

すると玄関のチャイムが鳴り、雪乃が飛び込んで来た。貴司が、貴司がと言う雪乃の声に、舞も2階から降りてくる。


岩倉家、望月家そして梅津家それぞれの親子関係が登場します。舞は案の定パイロットへの夢を反対されるものの。その足でノーサイドへ行き、道子からそれは親は反対すると忠告されます。一方久留美は久留美で、父佳晴に不安を感じており、また母から年に1度だけくるバースデーカードにも、後ろ髪を引かれる思いでいました。そして舞は兄悠人からこの決意について
「遅れて来た反抗期」
と指摘されます。

また久留美は道子から、佳晴が心配していたと言われ、その佳晴からは
「お母ちゃんに会いに行ったってええんやぞ」
と言われます。それぞれがそれぞれの悩みを抱え、舞は両親にどう向き合うか、久留美は母親に会うべきかを迫られることになります。

しかし貴司の場合はまた違っていました。何の連絡もなく、会社に電話しようとする雪乃。勝はそれを止め、彼女の家にいるかも知れないと言います。彼女はいないと反論する雪乃に勝は、貴司の全部を分かっているわけではないと言います。普段はテンションの高いおじさんですが、既に社会人となっている以上、自分達の知らないこともあると、かなりこの点は冷静です。


ところでこの第31回について、小檜山氏のnote記事より。

https://note.com/54seikobi85/n/n3a20b40f7fc2
舞の触覚ヘアー。悠人の韓国マッシュカット。
これ、今の流行であって当時の流行ではありませんよね。当時なら綾波レイあたりにも反映されたレイヤーシャギーあたりじゃないんですか。そのへん私も詳しくないけど。
こういう時代考証ミスを堂々とされてもな。そんな昔でもないのに。演出がいちいち臭くて古い。

「今の流行であって」と書きながら、「演出がいちいち臭くて古い」とあるのも何か矛盾しています。韓国マッシュカットはともかく(韓流を観ないので)、触覚ヘアーというのはもみあげよりも前の部分の髪を伸ばして、顔に少しかかるスタイルのことですね。

その当時そういう名前こそなかったかも知れませんが、それに近い髪型の人がいてもおかしくはないでしょう。それとシャギーは90年代が主流かと思われます。

そんなことよりも、一番ひどいのは舞の根性ですね。大学中退したのはお母さんもじゃない! これはいけませんわ。どんだけ卑劣なんだ。
一応悠人の電話でごまかしたつもりかもしれないけど、カッコつけ兄貴より母親本人に言え。

大学中退したのはお母ちゃんもと言うのは、舞はめぐみにちゃんと言っていますね。どこが「卑劣」なのかわかりません。そしてお兄ちゃんには、お母ちゃんに嫌なこと言ってしもたと言って、この件について話しているわけです。お兄ちゃんも舞がそんなことを言うのかと、ちょっと驚いていましたね。

そもそも大学中退する必要がない。
航空力学、飛行機作りの技術はパイロットの経歴にマイナスどころかむしろプラス。パイロットとフライトアテンダントを混同しているとか?
大学で学んだあと専門技術を学ぶことはできるわけで。
(中略)
 進路変更ありきのヒロインなんて、ここ数年でも多いというのに。その進路変更すらメソメソペソペソ浅慮丸だし。何がしたいのか。舞と似た層の共感を集めてそれをどうするというのか。
 舞がネチョネチョしているのは、ただ単に今まで叱られたことがなかったからでしょう。はあ〜、いい子だね。

まずパイロットになるための航空大学校(ドラマでは航空学校)では、航空力学は学びます。どちらかと言えば、飛行機を操縦する上で必要とされる科目が中心にはなりますが。それと航空大学校の場合、大学中退者も受け入れていますが、そのためには2年以上在学で、62単位を取得していなかればなりません。だから舞は夏に受験し、次の年の春までは大学に残って単位を取るのでしょうね。

それと
「その進路変更すらメソメソペソペソ浅慮丸」
ちゃんと自分で考えて決めていますよね。無論それに関して悩みもしていますし、寧ろいきなり自分の進路変更を言い出して、周囲がすべて賛成と言う方がありえないでしょう。親は心配すると、ノーサイドの道子も言っていますし。

あと
「ただ単に今まで叱られたことがなかったから」
それは寧ろ前作の主人公ではないのでしょうか?


飲み物-クリームとココア
[ 2022/11/15 14:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』第43回「資格と死角」あらすじと感想-1

第43回前半部分です。

今日から頼家の子公暁(こうぎょう)が戻って来た。乳母夫の三浦義村は、鎌倉殿の跡を継ぐのは若君(公暁)しかいないと義村は言い、公暁もそのつもりだった。その願いをかなえてご覧に入れますと義村。そして公暁に同行して御所にやって来た義村は、若君は頭脳ばかりでなく剣の腕もいいと義時に話す。修行の合間の剣の稽古とは悪僧だなと公暁は笑い、政子に挨拶に向かう。

義時は物おじせぬ様子は頼家似、鼻筋の通った辺りは頼朝似だと言うが、義村は頼家よりも賢く、僧だから女子の問題もないと言う。源氏のいいとこ取りかと義時。義村は実朝に子ができないことから、公暁が跡取りで決まりではないかと言うが、その義村に義時は養子の件を話す。公暁の父頼家が鎌倉の安寧を脅かしたため、実朝が跡を継がせないと義時は言うものの、自分でもそれに違和感があった。いずれ鎌倉は西のやつらに乗っ取られるぞと義村。

政子に会った公暁は出家できたことの礼を述べ、いずれは亡き祖父と父の願いに沿い、立派な鎌倉殿になると明言する。政子はこのことを義時と義村に伝え、なぜ養子の件を説明しないのかと問いただすが、話すいわれはありませぬと義時。しかし義村は、そこまで覚悟を決めておられると義時に反論する。公暁は実朝とも会っていた。実朝が養子の件を話さないか懸念する政子だが、そんな軽はずみなことはないと義時は諭す。しかし実朝はそのことを話してしまい、自分は大御所、公暁は鶴岡別当になって、新しい鎌倉殿の話し相手になって貰うつもりだった。

この話は未定だと実衣は実朝を窘めるが、泰時は実朝が話すことで、周りが後に引けないようにしていると言う。その後公暁は義村に話が違うと不満をぶつけ、義村は鎌倉殿が勝手に言っているだけだと答えて、とりあえず千日の参篭に入るように促し、その間に自分が実朝を説得するつもりだった。参篭は外界との交流もなく、堂に籠って神仏に祈ることで、その間堂に出入りできるのは、身の回りの世話をする稚児のみだった。

やがて京から、新しい鎌倉殿のことで文が届く。一方で実衣は、都の出だからと言って出自も定かでない、貧乏貴族の小せがれをあてがわれてはたまったものではないと不満そうだった。これが帝の御子なら俺も納得すると義村は言い、実衣も同意する。義時もこの養子には反対するつもりで、2人に協力を求める。義村は公暁はもうやる気になっている、それを忘れるなと念を押し、実衣も公暁か自分の息子(時元)だと言うが、血筋では公暁の方が上だった。血筋など不吉もいいとこだと言う実衣に、似たようなもんだろと義村。

一方これでよかったのかと言う政子に大江広元は、尼御台は今後も、ご自分の思った道を突き進むべきと答え、さらに今まで自分が仕えて来たのは尼御台、最早その姿を両眼で見ることは叶わぬまでも、ありありと焼き付いていると口にする。政子にはそれが重すぎたが、鎌倉殿が養子を取れば、御家人同士の無駄ないさかいはなくなると言い、広元もそれにうなずく。そして実朝が声をかけた者たちが集まった。腰を痛めた三善康信は杖をつき、実朝の前に現れる。

その場で義時は、かのお方が頼朝様の跡を継がれた時、13人の宿老が並んだことを思い出すと話し始める。今は12で1人たりないと時房。しかしその場に公暁が現れる。義村は立ち上がり、一同に公暁を紹介する。先代に似ておられると康信。公暁は参篭を百日目で抜け、翌日から出直すつもりで、鎌倉の今後を決めるこの話し合いに加わろうとしていた。勝手に八幡宮を出たことに難色を示す義村だが、自分は別当であると公暁。時房がこのことを知らせに行き、1名足りなくなるものの実朝は話を切り出す。

しかし義時はそれを遮って、一部で決めたら御家人たちが騒ぎかねないと言い、実朝は大事なことだから自分で決めたいと言い返す。義時は、ご先代の頃から大事なことは評議で決めるのが鎌倉の習わし、しかし評議で決まったことはないと康信。実朝は頼家をご先代呼ばわりすることに意義を唱えるが、義時は時をかけて宿老が話し合うべきと言い、そして実衣は、鎌倉殿にお子がいなくても、公暁も時元もいると口にし、時元も悔しいと述べる。そりゃそうよと実衣。

既に話は進んでいると源仲章は言い、これはもう決めたことなのだと実朝は言う。そして後鳥羽上皇の子、親王たちの誰かを遣わしてもよいと返事をよこしたのである。これ以上のことはあるまいと実朝。しかもその1人頼仁親王は千世とも縁続きだった。これならば反対する御家人はいないと実朝は言い、義時は実現すればこれに勝る喜びはないと、また義村も御家人たちも皆喜ぶとそつなく返す。実朝は話を早く進めたがり、上洛したいと言い出すが、義時はそう簡単には行かないと反対する。

広元も京の方々に侮られないためと実朝を諭すが、実朝は早く話を進めたがっているため、政子が、ならば自分が熊野詣のついでとして行くと名乗りを上げる。広元も賛成し、そうすれば向こうからは藤原兼子が出て来る、女子同士話が弾むのではと言い出す。しかし義村はこのままでは、公暁が一生鎌倉殿になれないと言い、胤義も上皇の御子となれば諦めるしかないと言うが、三浦が這い上がる最後の好機であるため、義村は公暁の鎌倉殿就任を諦めるわけには行かなかった。

政子は時房を伴って上洛する。その時房は、坂東に対して上から目線という理由で都嫌いだった。そして政子は思い出したように時房が蹴鞠をやっていたことを口にして、披露する機会があればいいけどと言う。一方慈円は兼子に、征夷大将軍の母親とは言え、元は伊豆の田舎娘、侮られてはならないと言われ、鼻をへし折ってやると答える。鼻をへし折った上で話に乗ってやるのが、談判をうまく運ぶコツであると慈円。

そしてやはり同行していた広元は、兼子は頼仁親王の乳母でもあり、鎌倉殿になるのは願ってもない事、そこをうまくくすぐると政子に忠告する。そこへ兼子が現れたため、政子は実朝のことで礼を言い、持っていた箱の中身を見せる、中身は干しだこで、兼子は一瞬驚く。お口汚しと言う政子に、坂東の習わしでは、口が汚れるものを差し出されるかと兼子。


何やら混沌としてくると同時に、実朝暗殺、ひいては源氏の崩壊への序曲のようにもなっています。公暁が鎌倉殿になりたがっていたのは、政子に取っては計算違いと言えますが、義時と義村が、利害関係の一致で糸を引いていたとすればうなずけます。この当時、乳母の存在は武士の社会にも影響を持っていました。しかも公暁は剣の方も優れているというのも、近い未来を伺わせて穏やかならぬ空気です。

一方実朝ですが、朝廷から養子を取ることを公暁に喋ってしまいます。どうもこの辺り、天然キャラと言っては何ですが、いささか脇が甘いところがあるようです。しかも自分の養子の案が皆に理解されたと思ったのでしょう。京に行って交渉したいと言い始めますが、鎌倉殿の上洛などそう簡単にできることではありませんし、義時と義村の本心を読めてなさそうです。結局母政子が代理で行くことになりますが、政子も息子可愛さゆえだったのか、別の理由があったのか。

また実衣ですが、何もかもあけすけに話す彼女の性格もあるのでしょうが、実朝の話が未定と言うのはまだしも、時元の不満にあの場で同意を示す辺り、ちょっと立場をわきまえていないように見えます。しかし鎌倉殿の決意表明の場と言うより、家督を巡っての論争の場といった感じです。

そして目の具合がよくなかった大江広元は、失明してしまうのですが、それと同時に思い切ったことを喋り始めます。寧ろこうなることで、心の内をさらけ出せたとも取れますし、あるいは政子の信頼をいいことに、何か別のことを企てているようにも見えます。一方で三善康信も杖を持つようになり、鎌倉幕府第一世代は老境に入りつつありました。

義時。ここでにわかに評議という言葉を持ち出しても、それがどこまで機能したのか疑問ですが、実朝がそれを嫌って逃げ出した=親政をやろうとしたために、敢えてこの言葉、ひいては頼家のことを持ち出したとも取れます。ともあれ義時に取っては、実朝が朝廷に接近したこともあり、また船の失敗もあって、彼は最早使える駒ではなくなっていたとも言えるでしょう。

ところでタコを見ると、なにわバードマンのたこ焼きを思い出してしまいます。それと源仲章役の生田斗真さん、最近とあるコンビニで、サンタスーツ姿でケーキを手にしているポスターをちょいちょい見かけます。

飲み物-ホーセズネック


[ 2022/11/14 07:00 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)

朝ドラと小檜山氏note記事 6

まず11日深夜のことですが、一時的に投稿のテキスト部分が消えていました。実はフォントの大きさが不揃いなのを修正しようとしていて、テキストをうっかり消したものと思われます。幸い下書きがあったので事なきを得ましたが、その時間にアクセスされた方は驚かれたと思います。失礼いたしました。

では小檜山氏のnote記事から疑問というか、突っ込みたくなる部分をいくつか。尚一部前作と比較しています。

第26回
https://note.com/54seikobi85/n/n387fd7f31dd6
が、本作はそもそも達成できるかどうかは二の次。これは子役時代からそう。飼育係になったあとウサギのすみちゃんが死んじゃっただのなんだの言っていたけれども、そのあとどうなったかわからないまま五島に行きました。

スミちゃんですが、舞が五島に行った後、夏休みに久留美が家に連れて帰った時に死んでいます。五島に行く前はまだ元気でした。舞は東大阪に帰って来てからそのことを知りましたね。

そうして曖昧なままにしておいて、勝手に他人の家の誕生祝いを乗っ取るようにばらもん凧揚げをする。そのあとお父ちゃんを励ますことも曖昧なまま。倒産の危機だった工場もいつの間にかどうにかなっている。

「誕生祝いを乗っ取る」のではなく、一太が舞にあの凧を揚げさせたかったから、結果的に舞が揚げる格好になりました。お父ちゃんは、手作り飛行機を飛ばすのを見に来てくれましたね。工場は「いつの間にかどうなっている」のではなく、特殊ネジを仲間の協力を得て作り、それが軌道に乗ったから会社を大きくできたわけです。

第27回
https://note.com/54seikobi85/n/n03783a53eb9c
このドラマのダイエット描写は根本的に何か間違っている気がします。何かのスコア値と違う。気を抜けばすぐ増減する。女性ならそりゃ生理前後のこともありますよね。
そこがおかしいので頭に入ってこない。

「何かのスコア値」て何のことでしょうか。それとダイエットではなくて減量ですね。筋肉をつける一方で体重を減らすわけです。そこがおかしいから頭に入らないとありますが、小檜山氏はそもそもこの減量の意味を理解できていますか?

ゆえ先輩、でしたっけ。あの人が松葉杖とれたとびっくりしていましたが、むしろ不自然なまでに遅いと思いました。足の骨折で入院が長いし。医療考証? 知らない概念なのでしょうね……。

ゆえでなく由良ですね。骨折での入院は1か月ほどで、8月にはもう松葉杖をついて部室に来ていました。それと「あの人」て、誰のことですか。この文章どこか要領を得ませんね。

だいたいこのパイロット人選からしておかしい。筋力を考慮すれば、小柄な男子が一番いいでしょう。150センチ代しか乗れないのはハイリスクなので、170センチ、55キロまでを上限にするあたりが落とし所ではないですか?

由良の前のパイロットの鶴田は、正にその小柄な男子なのですが。

第28回
https://note.com/54seikobi85/n/nf5c6f24ca4de
むしろ舞はなんというか、法悦顔というか。飛ばしただけで満足しちゃったサークルの連中もそうだけど。こういう目標達成か否か、そこを極端に無視して快感ばかりを強調するのって、ペテンや詐欺の手口です。

この第28回に関しては先日も書いていますのでこの部分だけ。
「こういう目標達成か否か、そこを極端に無視して快感ばかりを強調するのって、ペテンや詐欺の手口です」
どこをどう観たらこういう発想になるのかよくわかりません。そう言えば前作でペテンや詐欺に引っ掛かっては、家族に迷惑をかけっぱなしのお兄さんがいましたね。

第29回
https://note.com/54seikobi85/n/n358f006554e2
このドラマの本質は見えてきました。今日は機嫌が悪いので荒れてます。きついことしか書いてないで。

何も機嫌が悪い時に無理に書く必要はないと思います。心が平穏になってから書いてください。

エンジニアよりパイロットになりたい! そう大学の途中で気づいたら焦りや困惑もありそうなのに、そんなものは一切ない。これも舞が親ガチャ当たりというのもあるんでしょうね。

舞は友達やなにわバードマンの部員、兄の悠人には打ち明けたものの、両親にはなかなか切り出せなくて、かなり迷っているはずですが。それでは前作の「料理人になります!」の主人公は小檜山氏的にはどうなのでしょう。

恩人である先輩が、パイロットになるには身長僅差で足りないというとき、タッチで自分は大丈夫だと思う、そのあとアリバイじみた罪悪感を薄っぺらく付け加える。感情の動きというより、SNSで叩かれないようにアリバイでやっているんじゃないかと。

「そのあとアリバイじみた罪悪感を薄っぺらく付け加える」
この罪悪感とは何のことでしょうね、そう言うシーンはないのですが。舞がパイロットになるのを、両親に言い出せないシーンならありますが。
それと
「感情の動きというより、SNSで叩かれないようにアリバイでやっているんじゃないかと」
SNSということは、舞の中の人に対してこう書いているのでしょうか。ちょっとそれはないでしょう。

第30回
https://note.com/54seikobi85/n/n7dd169477277
パイロットできるからサークル入ってたけど、裏方とかやってられないんでやめます♪
不義理にもほどがある。
そこで堂々と、理路整然と理由を語るならまだしも、モニョモニョと不明瞭な鼻声でパイロットになりたい云々言い出す。勉強するとか。バイトするとか。そんな状況は何も以前と変わってませんよね。高いロードバイク買ったせいでバイト代はそこに注ぎ込まなければいけなかったわけだし。

「裏方とかやってられないんでやめます」
航空学校に入るために勉強し、学費も稼がなければならないから休部すると言っていますね。
「理路整然と理由を語るならまだしも」
ちゃんと理由は言っていますが。
「勉強するとか。バイトするとか。そんな状況は何も以前と変わってませんよね」
変わってますよ。上記のように↑航空学校という新しい目的ができたから、サークル活動のための時間を、他に回さざるを得なくなったのですね。

このドラマはジェンダーに切り込んだのは序盤だけ。舞ならフライトアテンダントにして嫁にいけとは誰も言わない。優しい世界。サークルの先輩も流石にちょっとは文句言うけど、すぐ引っ込めましたもんね。

「ジェンダーに切り込んだのは序盤だけ」
序盤と言うと舞が子供の頃だと思いますが…。ドラマの序盤でなくこの回の冒頭のシーン、女性パイロットが少ないと言うシーンのことでしょうか。ならばそう書けばいいのにと思います。それと
「舞ならフライトアテンダントにして嫁にいけ」
舞はパイロットになりたいと言っており、他の部員もなにわバードマンからパイロットは出ていない、なれたら面白いと言っていて、フライトアテンダントなどというセリフが出て来るような状況ではないのですが。

たかしくんだっけ。あれもよくわからない。書店主が半紙にセール告知書きましたけど、あの人は書道しているわけですか? その割に下手くそですが。ああいうのは年代的に印刷。紙にペンで書く。毛筆使うにせよ半紙には書かないでしょう。変人演出と昭和レトロ狙いが滑っていて、みていてただただ痛々しい。

別にペンで書こうと筆で書こうと、半紙を使おうと八木さんの勝手だと思います。あの店の貼り紙は、恐らく毛筆で書かれているのではないでしょうか。何かもう、どうでもいいことまで叩いていませんか。

たかしの詩への欲求も、前作『ちむどんどん』の中原中也と比べたらなあ。浪速大学のなにわバードマンのスワン号。こういうネーミングセンスでよく詩を扱う気になりましたよね。チャレンジ精神はえらいわ。
挑めばいいってもんじゃないけどね。

貴司は、自分で詩を書こうとしているわけです。しかも本人は仕事で落ち込んでおり、なかなか言葉が出てこないという苦しい状況なのですが、それとひとの作品を朗読することとの違いがおわかりでしょうか。そしてスワン号の何がよくないのでしょうね。この次のアイビス号も鳥の名前ですし、スワンは「堺・風車の会」によれば、白鳳と飛鳥、この2つの飛行機から1字ずつ取って白鳥=スワンとなったようです。
この点も、協力してくれた堺・風車の会に失礼だなと思います。

舞のぶりっこしていて、周りが気遣う前提で生きている舐め腐った根性が嫌いです。

それは前作の暢子に言って貰いたいです。彼女こそ、周りに気遣って貰っているシーンが多くなかったでしょうか。それと嫌いと明言しているなら、別に無理して書く必要もないのでは。

飲み物-ローズヒップティー
[ 2022/11/13 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(2)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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