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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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「5分でわかる真田丸」の英語字幕に関して 4 (敬称と単語の選び方)

先日、この件でNHKに再度問い合わせをしている旨書いていましたが、実はひと月以上経っても何も来ません。恐らく、先方としてはこれ以上話せないことなのでしょう。しかしNHKは受信料で賄っている公共放送でもあり、毎度書いているようで恐縮ですが、大河ドラマの英訳でもあるわけです。たとえば逐語訳のように見られているのをどう改善すべきかといったことを、もう少し説明してほしかったです。コーポレートガバナンスというか、放送局として、視聴者に対してどれだけ透明性を保てるかの問題とも考えられます。やはり、時間が無いから逐語訳のようになるではちょっと苦しいと思います。

それと敬称の問題に関して書いておきますが、やはりこれははっきり表記が統一されていないようです。つまり時と場合に応じて、lordであったりsirであったり、苗字につけたり名前につけたりとなっているようですが、これも固めるべきでしょう。敬称を変えるのは、たとえば真田昌幸が、徳川の与力から本物の大名になった時に、Sir MasayukiからLord Sanadaになるような変わり方であるべきかと思います。 一応実例としてキャプチャ画像を数点貼っておきます。まず第22回の「裁定」です。ここもsirが苗字につけられています。
キャプチャ13良くない例

少し大きな辞書を引けば、sirは苗字単独ではつけないとあるのですが。ネット辞書にweblioというのがありますが、その説明(出典は新英和中辞典)でもこうなっています。

2 サー…,…卿(きよう) 《英国で準男爵 (baronet) またはナイト爵 (knight) の人の氏名と併用する敬称; cf. dame 2,→lady 2》.
Sir Isaac Newton アイザック ニュートン卿 《★【用法】 日常の呼び掛けとしては Mr. とは逆に Sir Isaac のように first name につけ, Sir Newton のように surname にはつけない》.

無論NHK独自のルールなのかもしれませんが、それならそうと問い合わせの回答で答えるべきでしょう。それでも、本来の用法から大幅に外れているとは思いますが。

それから、単語の選び方に関してですが、第4回「挑戦」で、信繫が父昌幸と共に、信長に会いに法華寺に行くものの、待たされたこともあって部屋を出て行ってしまいます。(しかし信繁はここでも、春日山城でも、大坂城でも「待たされる」設定が多いです。彼の人生を暗示しているようです) そこで徳川家の弓の手入れをほめるのですが、

キャプチャ14

ここがtendedとなっています。しかしtendというのは主に「~しがちである」「~の傾向がある」の意味です。無論世話するという意味もありますが、主に子供や植物の面倒を見るという意味で、しかもその場合もtake care ofの方がよく使われているようです。まして武器の手入れのことであれば、maintainかcareの方がよかったように思えます。 この辺りの単語の選び方、あるいは出来上がった文章のチェックに気を使ってほしいなと思います。しかし、なぜtendを選んだのでしょうね。

それと、真田信幸が本能寺の変のことを、京から帰った薬売りから聞いたと、昌幸に言うシーンが第5回「窮地」に出て来ます。

キャプチャ15

ここでdrug sellerとありますが、drugという単語の字義で最初に出て来るのは、「違法薬物」です。これだとまさに、「薬(ヤク)の売人」みたいになってしまいます。ここはmedicineにされるべきでした。また信幸が「京から戻って来た」と言っている辺り、行商人で、間者として情報収集を行っているとも考えられます-実際この当時、薬売りの多くは行商人でした。ならばmedicine peddlerでもよかったかと思います。

また、都に明智の旗が"filled with"とありますが、この表現は容器を液体で満たすとか、比喩的に心が嬉しさや悲しみで満ち溢れるという意味で使います。しかしこの場合は、旗がそこかしこにあるという意味でしょうから、be crowded withなどの方が適切だったかもしれません。


[ 2016/06/18 01:15 ] 大河ドラマ 真田丸 | TB(-) | CM(0)

翻訳与太話 lordとsirと卿

また翻訳与太話です。洋画や海外ドラマを日本語吹き替え、または字幕で放送する場合、しばしばsirを「卿」と訳していることがあります。しかし、実はsirは卿ではありません。卿ならばlordですね。所謂貴族の場合は、Lord+領地が正式な呼び名です。ウェリントン公爵がLord Wellingtonとなるような感じです。ちょうど徳川家康を、駿河大納言と呼ぶのに似ています。一方sirだけの人は、貴族ではなく平民で領地が無いため、Lordとは呼ばれません。そのため、sirを卿と訳することにはちょっと違和感があります。

恐らくこれは、日本語の「さあ」との混同を防ぐためでもあるのでしょう。「サー・ジェームズ」と「さあ、ジェームズ」とでは意味が違いますので。しかし書き言葉であれば、カタカナで書く限り特に問題はないと思います、話し言葉だと確かに紛らわしくはありますが。それから呼びかけの際にも、公爵にはYour Graceとか、公爵以外にはYour Lordship(女性貴族、あるいは夫人や令嬢はYour Ladyship)とか、伯爵以下や大主教はYour Honourableとか様々です。大臣や大使に用いる閣下はYour Excellencyですね。

ところで先日、久々に『真田丸』の最初の方の回を観ていると、武田勝頼の陪臣である小山田茂誠が、勝頼が岩殿城に入るのを断るというか、入れないようにするシーンが登場しました。この人に取っての主人lordは信茂ですから、この場合どう言うかなと思っていたら、my master Oyamada Nobushigeとなっていました。これもまた他に呼び方が考えられそうです。勝頼にsirを使い、信茂をmy lordと呼ぶとか。あるいは勝頼を呼ぶ時はLord Kai(甲斐国主様)なのかとか。

大河ドラマもLord+領地名の方が、本来の用法に則っていると思います。しかし戦国時代の場合は、領国がしょっちゅう変わることがありますから、それに合わせて変えているとわかりづらいこともあります。上杉景勝の場合は最初はLord Echigo, そしてLord Aizu、最終的にLord Yonezawaとなるわけですし。徳川家康にしても最初はLord Mikawa and Totomi、そしてLord Edoです。これだと混同することもあるので、妥協案としてLord+苗字を推したいと思います。

大河とか時代物の映画を訳する場合は、こういう尊称、敬称をどう使うのかをまずきちんと決めたうえで、それに応じた訳をしてほしいものです。日本の場合、これとは違った形で様々な敬称の使い分け、あるいは身分に伴う言葉遣いの違いがありますので、それをどのようにして当てはめて行くかを検討するようにすれば、かなりそれらしい訳になるはずです。NHKは、海外物の和訳ではそこそこきちんとした表現だと思いますので、海外に発信する方ももっと練られてしかるべきでしょう。

飲み物-ミルクティ
[ 2016/06/03 01:30 ] 大河ドラマ 真田丸 | TB(-) | CM(0)

「5分でわかる真田丸」の英語字幕に関して 3

最近時々書いている、「5分でわかる真田丸」の英語字幕の訳に関してです。一応翻訳会社に依頼しているのだろうと思います-NHKの中の人がやっているのではないと思います-が、やはりちょっと妙な言い回しが目につきます。第20回の「前兆」ですが、信幸が輿入れした稲が寒がっているから、何か羽織るものを持って来てくれというセリフがこうなっています。

My wife is cold.
Bring a blanket.


うーむ…誰それが寒がっているという時にbe coldは使わないと思うのですが。そしてbring a blanketも、たとえばこういう成句があるのなら別ですが、そうでないのなら、敢えてこういう単語を持って来る必要もないのではと思います。そもそもその当時の日本にblanketはないわけですから。(父上の毛皮の胴着はありましたが)
こういう感じでいいのではないでしょうか。

Ina says that she feels cold.
Bring her something to put on her kosode.


実はその時信幸の元に来たのは、離縁したはずのこうでした。彼女は薫の好意で、侍女として置いてもらうことになったのですが、字幕ではこのようになっています。

Thanks to Lady Kaoru’s kindness, I’m staying here.

stayは滞在とか宿泊とかいう意味に使うもので、ここではちょっとニュアンスが違うように思います。それとLadyですが、この称号+名前はかなり身分の高い女性(茶々とか)に使うものであって、薫の場合は夫の昌幸もまだ与力大名ですから、SirとかLadyの本来の使い方に則るのであれば、苗字の前につけてLady Sanadaでしょうね。

Lady Sanada kindly employed me as maid.

敬称ついでになりますが、この回の字幕、「関白殿下」の箇所がすべてYour HighnessかHis Highnessになっています。ただこういう言い方はそう頻繁にせず、Your Highnessを使う相手でも、まず最初にこれを使い、その後はsirまたはmadamでいいはずなのですが。まして、第三者同士で「殿下は…」と言うような場合は、the Kampakuでいいでしょう。しかも石田三成が、Your Highnessと呼ぶ相手に対して、いきなり”Wait”なんて命令形で物を言うのもどうかと思いますし。
目上目下の関係といえば、信繫が目上の存在である三成、吉継に対して、尾藤道休を犯人にしようと持ち出します。でも奴はもう死んでいると言われ、だからこそいいのですよと答える時の字幕が、このようになっていますが、

All the better.

こういうのももうちょっときちんと喋らせてほしいなと思います。

Things go well all the better for it.

あと「ばれなければいい」と言うところで、このようになっていますが、

We’ll make sure that it isn’t exposed.

ちょっとベタな訳のように思われるのでこうしてみました。秘密にしておきさえすればいいですよ、という意味ですね。

We have only to keep it secret.

それから最後の方、石田三成が、これ以上殺生はしてはいけないと関白に抗議するところがありますが、日本語だとこうなっています。
「血迷うたか、佐吉」
「乱心されているのは殿下のほう」
「石田治部少輔、切腹を申し付ける」
実際これは映像を見ていて鬼気迫るものがあるのですが、字幕ではこうです。

Have you gone mad?
It’s you that has gone mad.
Ishida Mitsunari, I order seppuku…


一番最後が字数の関係なのか、ちょっと中途半端な感じです。いずれにしても、このやり取りをもうちょっとそれらしくしたいなと思って、日本語のセリフに沿ってこうしてみました。madは使っていません。

Sakichi, you must be out of your mind to say that.

そしてこういう時こそYour Highnessでしょう。「関白殿下たるあなたこそ狂っておられる」というわけです。

Your Highness, it’s you who becomes insane!

それから秀吉のセリフももう少し補ってみました。

Ishinda Jibu sho, I order you to commit hara-kiri.

最初の「佐吉」から、今度は切腹を申し渡すということで官職名で呼ぶ、その辺りがなかなか細かいです。せっかくの大河ドラマの英訳なのだから、こういう点をも踏まえたうえで訳してほしいものですね。

[ 2016/06/01 00:30 ] 大河ドラマ 真田丸 | TB(-) | CM(0)

翻訳与太話

『真田丸』の字幕絡みで、メディアの翻訳記事関連の話をしたいと思います。よく雑誌に海外メディアとの提携で、翻訳記事が紹介されていることがあります。スポーツ誌でもそういう記事がありますが、以前ある雑誌の記事がかなり読みづらく感じたことがありました。編集部に問い合わせてみたのですが、そのライターが、かなり哲学的な記事を書くからわかりづらいのだと言われました。

しかしライターがメディアに記事を投稿するのに、そこまで小難しい記事を書くとも思えませんでした。その時はそこそこ時間もあったので、まずその記事の日本語を全部原語(英語)に置き換え、改めて辞書を引いて訳してみたところ、実際はかなり具体的でわかりやすい記事でした。哲学的というよりは、辞書をきちんと引いていなくて、慣用句などが訳されておらず、どこかわかりにくい表現になっていたのではないかと思われます。

改めて、翻訳は辞書を活用すべきであることを痛感させられます。これも何かで読んだのですが、こちらはハードカバーで、昆虫に関する本のはずなのに、なぜか本文中に「苔」という言葉がやたら見られたらしい。原書と照らし合わせたら、「苔」(moss)と「蛾」(moth)とを取り違えて訳されていたとのことでした。恐らく翻訳者の頭の中では、「モス=苔」となってしまっていたのでしょうが、前後の文脈から考えておかしくなかったのでしょうか。

それから敬称のサー(sir)に関してですが、これも以前、イギリス通として有名な方の著書で、サーが大河の字幕同様、苗字についていたことがあります。しかもその方のみならず、もう1人イギリスに造詣の深いといわれる方の著書でも、同じような使い方をされていました。どうもミスターのように、苗字につけるものという先入観があるのかもしれませんが、やはりこれは、名前の前につけるものです。それは守るべきでしょうね。

ちょうど同じ頃、イギリス大使館の広報誌である『Quality Britain』(年刊)を毎年読んでいたことがあります。90年代半ば頃、その広報誌に、かつて駐日大使を務めたヒュー・コータッツィ氏の友人の方(名前は失念しました、今手元にそれがないので、見つかり次第補足する予定です)の談話が掲載されていたのですが、こちらは流石に「サー・ヒュー」となっていました。

飲み物-ローズヒップティー
[ 2016/05/19 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

「5分でわかる真田丸」の英語字幕に関して 2

以前に「5分でわかる真田丸」の動画の英語字幕に関して、こちらで書いています。その時の問い合わせに対する回答を先日受け取りました。あまり事細かに書くのは控えますが、どうも逐語訳、日本語をそのまま英語に置き換えたような訳をしているようです。時間短縮のためのようですが、日本語と英語は文法からして違いますから、単に置き換えただけでは、意味が伝わりにくくなってしまいます。逐語訳はあまりしない方がいいと思われます。

たとえば第16回「表裏」で、信繁が馬廻り役に採り立てられます。その場合、(権三がいなくなったため)急に空きができたというセリフが登場しますが、これが”An opening just popped up."となっています。確かにopeningは仕事の空きの意味がありますが、pop upは「突然出現する」の意味です。ちょっと訳としては苦しいような気もします。拙訳ですが、せめて″A vacancy occurred suddenly in the guards.”くらいにしてほしいものです。

確かに制作する側にしてみれば、限られた時間内で字幕を作るわけですが、その中で如何にセリフの意味を伝える字幕を作るのかが、プロの腕の見せ場です。それに、字幕は作る側のみならず、観る側のことも考える必要があります。いくら納期に間に合うように作っても、それが何を言っているのかわからないのであれば、作る意味がありません。

また字幕は字数制限があるので、部分的に省略していると思われる部分もありますが、それだとかえって意味が伝わらなくなります。字数の問題に関していえば、逐語訳をすることによって、かえって文字数が多くなることもあります。ならばいっそ、意味が分かる程度に意訳した方がむしろいいのではないかと思います。

たとえば第12回「人質」、最後の方で、上田合戦に参戦するのを許可してほしいと信繁が上杉景勝に頼むシーンがあります。その時直江兼続が、戦のために人質を帰すなど聞いたことがないと、多少皮肉めかして言います。そのセリフの英訳は"Sending back a hostage to take part in war?"ですが、いっそのこともう少し意訳して、”You are a hostage. Stay out of it.”「人質なのだからここにいろ」とする方法もありでしょう。これだと字数も少なくてすみます。他の回の字幕でも同様のことがいえるかと思います。

他にも残念ながら前置詞が抜けていたり、あるいは時制が間違っていたりという、いっては何ですが中学生並みのミスもあります。こういうのもどうにかするべきでしょう。そして敬称については前にも書きましたが、もう少し工夫してほしいものです。結構直江兼続とか本多忠勝などが、景勝や家康に対して「お屋形様」「殿」と呼びかける時に、My Lordなどというとそれらしい雰囲気が出るのですが、あまり使われていませんね。

今後も大河ドラマを英語で発信するのであれば、やはり逐語訳を改めるべき、そして敬称などに気をつけるべきではないかと思っています。その点についても再度問い合わせをしてみました。どのような形で回答が来るのかわかりませんし、あるいは来ないかもしれませんが、今後重視されるべき問題かと思います。先日何回か前の分を観たところ、明らかにおかしいと思われた部分が修正されていましたので、過去の分は、部分的にはチェックされているのかもしれません。

[ 2016/05/17 23:30 ] 大河ドラマ 真田丸 | TB(-) | CM(0)

「5分でわかる真田丸」の英語字幕に関して

ご存知の方もいるとは思いますが、『真田丸』には英語サイトがあり、英語字幕付きの動画「5分でわかる真田丸」が、英語サイト上のstory、あるいはyoutube上のNHKのチャンネルで公開されています。こういう試みは大いに歓迎したいのですが、残念なこともあります。それは、字幕の英語に一部おかしな点があることです。大まかに言って以下のような点です。
  1. セリフの日本語とかけ離れた訳がされている
  2. 敬称がおかしい
1の場合ですが、第14回「大坂」の冒頭で、真田如きに負けるとはと、家康が鳥居元忠を叱り飛ばす場面があります。これが"Why can't you crush Sanada?"になっていますが、crushの第一義は「押しつぶす」ですから、ここはtriumph over (打ち負かす)くらいがいいと思いますし、それに何よりもSanadaでなくて the Sanadasでしょう。また第15回で、上杉主従に秀吉が会い、家康が真田攻めに行くことを伝えるわけですが、”Tokugawa Ieyasu will soon go on an expedition against the Sanadas.” とあります。これもexpeditionだと探検の意味で、軍事遠征はcampaignですね。こういう部分にもっと気を使ってほしいものです。

それから2ですが、第16回の冒頭でもSir Uesugiなる表現が出て来ます。しかしsirは元々、lordの称号を持たない人の、「名前の前に」つけるものなので、この使われ方は如何なものかと思われます。おまけに石田三成の敬称が、第15回ではSir Mitsunari、第16回ではSir Ishidaとなっていたりで、一体どっちなのかと思ってしまいます。個人的にはSir Mitsunariの方が正しいと思いますが。私としては、本来の使い方に準じて、以下のようにして決めたらいいと思います。

  • 大名はLord+領地名または苗字
  • 大名夫人(正室)はLady+夫のフルネーム
  • 大名でなくて官位を持つ人はSir+名前
  • その人物の夫人(正室)はLady+夫の苗字
  • 官位を持たない男性はMr.

たとえば上杉主従の場合、Kagekatsu, Lord Uesugi、Mr. Naoe Kanetsuguとなるわけです。直江兼続が山城守の官位を賜ると、Sir Kanetsuguです。また徳川家康の場合もIeyasu, Lord Tokugawa 、旭姫はLady Tokugawa Ieyasuです。信繁も左衛門佐の官位を授与されると、 Sir Sanada Nobushige、正室はLady Sanada、こんなところでしょうか。また茶々がLady Chachaとなっていますが、彼女は大名の姫君だから、主に貴族の間で使われるlady+名前でいいかもしれません。

いかんせん、西洋式の爵位や称号、敬称と、日本の官位官職を結びつけるわけですから、どこかに齟齬が生じるとは思いますが、その辺りはうまく調整して、収まりよくしてほしいものです。そういえば「真田安房守」の英訳なのでしょう、Governor of Awaなる表現もありましたが、これだと昌幸が安房を統治しているようです。この場合の安房守は形式的なものですから、そのままAwanokamiでいいのではないでしょうか。

この字幕の訳、業者に依頼しているのか、局内で訳しているのかどうかはわかりません。私もかつて仕事で翻訳をした時期がありますし、納期までに訳するのは大変であるかと思いますが、せっかく海外、特に英語圏にPRするのであれば、もう少し工夫して訳してほしいところです。なおこの件に関しては、NHKに問い合わせ中です。

[ 2016/05/03 23:55 ] 大河ドラマ 真田丸 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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