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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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昭和の大河は本当によかったのか?

少し前にビジネスとしての昭和、及びその続きで2回投稿したことがあります。それと多少似通っているのですが、今回は昭和の大河と平成・令和の大河に関してです。昔の大河を知っている人が、何らかの形で
「今の大河は乗りが軽い」
「出演者や演技に深みがない」
「脚本が悪い」
などと言っているのを、耳にたこができるほど聞かされて来た、そういう人も多いかと思います。

これに関しては、私も「いくらかは」賛同できます。
しかし如何せん、その当時と今とではTVの立ち位置が違います。また平成の初期と後の方とでもいくらかの違いがあるでしょう。無論平成期の女性主人公の大河や、それ以外にも一部大河の描写には疑問がありますが、だからと言って今の大河をすべて否定しようとも思わず、過去の大河をすべて肯定しようとも思いません、少なくとも、DVDの総集編などで観る限り、過去の作品でもおかしな描き方もあるからです。

昔の大河と今の大河とを比較するのであれば、まずその点を考慮に入れる必要があるでしょう。でないと、これも何度も書いていますが、結局のところ過去美化バイアスになってしまいます。その当時はその当時で、恐らくクレームもあったし、面白くないとか中だるみといった声も聞かれたのではないでしょうか。実際私も昭和の大河は一部知っていますが、周囲がそう言っているのを耳にしたこともあります。

また当時と今とでは、社会情勢も異なりますし、TVに出演する所謂芸能人と、一般人との間の垣根がかなり低くなっています。そのため、TVの向こうの世界が特殊なものでなくなり、ネットでTVとは違った世界に触れ、さらには動画で自分自身をアピールすることも可能になっています。こういう映像事情の相違もまた、大河のみならず映像作品全般が、昔と今とでは違って見える一因と言えるのかも知れません。

その件に関して、これも以前書いたことですが、来年の大河『鎌倉殿の13人』と、1979年の大河『草燃える』を、時代背景や登場人物が似ていることもあり、比較したがる人もいます。しかし、この2つは全くの別物と捉えるべきでしょう。要は
『真田太平記』と『真田丸』
『翔ぶが如く』と『西郷どん』
を同一視するようなもので、そもそもの視点が違うと思われます。

昔のがよければ、DVDを観ればすむ話です。当時の作品の記憶を、何十年も後に作られている作品であるにも関わらず、時代背景が同じという理由でそのまま投影してしまうから、どこか違和感を覚えてしまうのではないでしょうか。何よりも『鎌倉殿の13人』はまだ放送されていませんし。

実際三谷幸喜氏には、『草燃える』とは全く異なった作品を期待していますし、実際そのようにするでしょう。おまけに今回は北条義時が主人公であり、義時視点での平家滅亡、鎌倉幕府創設と源氏の断絶が描かれるはずです。PR番組として「鎌倉どうでしょう」を作り、小栗旬さんと大泉洋さんが鎌倉でキャンプするという設定にしてはどうかと思います-その場合『ブラタモリ』の鎌倉編もコラボでお願いしたいです。

閑話休題。『草燃える』総集編の中で、一番面白かったのは最終章です。ここで義時無双といった流れになり、御家人たちを粛清しまくるわけで、時代が北条に引き寄せられることへの非情さを見せつけられたパートでもあります。それまでの章が原作のせいもあるのか、とかく女性視点であっただけに、この章の実質的主人公である義時の、抜け目のなさが顕著になって行きました。和田義盛を捕らえるシーンなどは特にそれを感じましたが、この義盛を演じた伊吹吾郎さん、『麒麟がくる』の太原雪斎を演じていましたね。

あとこれはまた機会があれば書きますが、ツイッターを含むSNSとか、ネット上のコミュニティなどで大河その他の娯楽作品を語るのも、実は多少しんどいものがあります。これもよほど興味があるとか、自分でも関連創作なりイラストなりを手がけているのであればまた別です。

一度ネット上で興味深いコミュニティを見つけたことがありましたが、そのコミュニティの傾向として、自分の好きな作品が否定的に見られたり、好きではないけどいい所もあった作品をも否定されがちで、それが同調現象のように見えたせいもあります。やはり私はこういう場所で、あれこれ好きなことを書いているほうが合っているのでしょう。

飲み物-エールと暖炉の火
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[ 2021/03/22 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『真田丸』とは何であったのか

今更こう書くのも何ですが、『真田丸』とはどういう大河だったのでしょうか。まず言えるのは三谷幸喜氏の脚本であることから、大河というより三谷ドラマであったということです。さらにSNS利用でPRをかなりやったため、多くのネットユーザーの間で情報が共有され、イベントも大々的に行われました。一方で、それに批判的な人もいたようです。そして私自身の感想としては、九度山までは昌幸の存在もあって、結構面白かったけど、大坂の陣でややトーンダウンしました。三谷さんはやはり戦闘シーンは苦手なのかなと思った所以です。

そして『真田丸』には『真田太平記』という先行作品があり、それと比較されがちだったともいえます。無論この両方は、それぞれ別作品ではあります。『真田丸』に三谷色がかなり出たのは、両者の違いをはっきりさせるためとも考えられます。そもそも真田信繁(幸村)という人物に関しては、大坂の陣関連の文献や周囲の人物による伝承、または後年の軍記物に依るところが大きいようです。実際秀吉に仕えていた時の信繁は、馬廻衆であったこと以外、殆どわかっていないともされており、そのため『真田丸』でも独自の描き方をしています。

また『真田丸』の少し前に、やはり三谷さんの脚本でパペットホームズが放送されています。この時三谷さんはこう言っています。

この人形劇は『シャーロック・ホームズ』を知らない方にも楽しんでいただけると思いますし、シャーロッキアンと呼ばれる人たちにも納得いただけるものになっていると思います。
もちろん原作ファンの方が見て、こんなのおかしいっておっしゃる方もいるかもしれないですが、「あ、こういうのもありなんだ」というような広い心で見てくださるんじゃないか(笑い)。僕はそう思っています。
(冒険ファンブックより)

番宣では、「これを楽しめない人はシャーロッキアンではない」となっていたと思います。要するに、どのような描き方でもあるじゃないかということです。ちなみにこのパペットホームズと『真田丸』には、やはりというか共通する点も多々あったので、こちらの真田丸とホームズというタグでまとめています。

しかし真田信繁(幸村)の一番の見せ場である戦闘シーンが物足りなかったこと、茶々とのロマンスといっていい描写に違和感があったこと、そして九度山編が短かったことはやはりマイナスに感じられました。九度山については、昌幸逝去や信之来訪のシーンはよかったのですが、佐助のスケッチとか、蕎麦を振舞うシーン、たかがやって来て真田紐を教えるシーンなどは、良くも悪くもかなり三谷さん的だったなとは思います。それと大坂へ行くかどうか悩むシーンについては、もうひとひねりあってよかったかもしれません。

この大河では、コーエーのマップも目玉の一つでした。しかしながら、そのマップ上で戦をさせるというのは奇妙に感じられました。たとえば名胡桃城襲撃などは、それでもよかったでしょう。しかし大坂の陣の場合は、それらしき描写を一応は出すか、それがどうしても無理なら、ナレで済ますという方法もあったはずです。あのマップはわかりやすかったのですが、あのような使われ方はいささか頂けませんでした。

無論、従来の大河の重さに苦手意識を覚えていたけれど、これなら観ることができたという人もいるでしょう。前年の『花燃ゆ』が今一つだったせいもありますが、私も三谷ドラマとしては楽しむことができ、実際こういう描き方もあるというのも納得できました。ただし、『真田丸』も数ある大河ドラマの一作品であるにも関わらず、これのみが持ち上げられるが如き風潮も感じられたため、それは如何なものかと思ったこともありました。

あと『真田丸』を評価している人で、同じ戦国大河である『軍師官兵衛』を評価しないというケースも目にしました。無論描き方、主人公の設定などの好みは様々なので、一概にどうとはいえませんが、私としては官兵衛も好きでしたし、先日も触れたように、場面によっては官兵衛の描写の方を評価したくなる時もあります。秀吉が何かにつけて「流石官兵衛じゃ」と言うのがやや鬱陶しくはありますが、しかしこれもまた一つの描き方ではあるのです。

しかし、この「一つの描き方」が通用しない例もあります。多くの女性主人公大河はやはりそれに該当します。これは、書き手によって解釈の異なる歴史的事実が少ないのが最大の原因ですが、それについてはまた改めて。

飲み物-カクテルとオイルランプ
[ 2019/01/13 01:00 ] 大河ドラマ 真田丸 | TB(-) | CM(0)

西郷どん第40回感想続きその他

さて、昨日アップしようと思って出来なかった『西郷どん』第40回感想の続きです。この中で大久保利通の妻満寿が、東京行きを勧められるものの、他に夫の世話をする人がいるという理由で、渋るシーンがあります。恐らく龍馬とお龍が薩摩に来た時、京に駐在している人にはいわば「現地妻」がいると話したせいもあり、愛人というか妾の存在に気づいていたと思われます。実際東京の屋敷にはおゆうがいて、2人の間に子供もいますが、先日のスペシャルを観た限りでは、この2人は相まみえるようです。

これで思い出すのが『花燃ゆ』です。この時は久坂玄瑞と結婚して、まだ子供が生まれない文が、夫と別の女性(辰路)との関係を知って、単身彼女に会いに行きます。文自身まだ若いこともあるにせよ、これはいささかやり過ぎではと思いました。この当時の武家で、奥さんの方から出張って行くということは、ありえないのではないでしょうか。仮に愛人の存在に気づいていたにせよ、正妻なのですから堂々と構えていていいでしょう。しかもその文、義兄に当たる小田村伊之助と2人で下関に行くシーンもあり、この辺も如何なものかと思ったことはあります。

女性絡みでもう一つ。第39回で糸が菊次郎を引き取りに来て、愛加那と挨拶を交わすシーンがあります。この時愛加那が、好いた人の命を守るのは当たり前だと言い、糸もそれにうなずきます。この好いた人の命とは、吉之助=隆盛の血を引く子を意味すると思われます。その当時の菊次郎は、この2人の母の気持ちをまだ理解できなかったとありますが、これが伏線のように感じられます。その後成長した菊次郎が、この時の2人の思いを察知する日が来るのかもしれません。しかし登場人物やストーリー展開にもよりますが、女性主人公の大河には、なぜかあまりこういうシーンが出て来ませんね。

それと以前、この大河と『翔ぶが如く』をやたらに比較する人のブログを見たことがあります。その人にしてみれば、あの作品のように描かれていないのは不満なのでしょう。しかし制作意図も製作スタッフも、無論出演者も異なるわけですから、それは当然だと思いますし、特に私はあの作品とこの大河の違いを楽しんでいるわけです。これは『真田太平記』と『真田丸』の比較も似たようなものです-但し真田太平記は忍びの生活が描かれ、樋口角兵衛というキャラもいて、その辺『真田丸』とは違った面白さがありました。
むしろこの2つの薩摩大河は、互いに補完関係にあるようにも思います。昨年末のどなたかのツイートに、他の幕末大河と比較されたり、原作者、脚本家であれこれ言われたりとなりそうだから、要注意といった旨のを見たことがありますが、同じ幕末大河、薩摩大河でもそれぞれ異なりますから、単純に比較はできないでしょう。

まあ私も『花燃ゆ』『おんな城主 直虎』共々、途中から面白いと感じなくなったことは事実です。しかしそれでも、まだ歴史上の出来事が出て来るかもしれないと思いつつ、結局完走(直虎は途中から録画視聴)はしたわけです。実際全く出て来なかったわけではありませんでしたが、どこか物足りなくはありました。
これに関してはそれぞれの関連投稿で書いています。特に昨年の今頃は、あまりやる気のない文章になっているかと思います(苦笑)。女性主人公の場合、男性主人公の大河に比べると、主人公が歴史に直接関わることが少ないためやはり見劣りはします。これらの大河を頭から否定はしませんが、制作に受信料を投入しているわけですし、何とももったいない話ではあります。

それから後になりましたが、もう一つクランクアップ関連で。
日刊スポーツの記事ということで、朝日新聞サイトにも多分同じ記事が掲載されています。この最後の方で鈴木亮平さんが、『麒麟がくる』に出演したい云々といったコメントがあります。
「(前略)20年『麒麟がくる』の次ぐらいで。もしくは『麒麟がくる』で織田信長役を。冗談ですが、また成長して違う年齢、経験を重ねた自分で大河ドラマに戻って来たい」
最近は隔年や2年おきくらいで再び出演というケースもありますので、再来年は今年のキャストが一部出演する確率も高いかと思います。織田信長を従来とは異なったイメージで描くのなら、それもありかもしれません。個人的にその翌年は『太平記』(新元号版)を期待しているので、それで高師直か楠木正成の役などをやってほしくもありますが。
あと瑛太さんには『麒麟がくる』で竹中半兵衛の役をやってほしいと思っていますが、これはNHKに直訴してみますか。先日とその2回前とで、直垂がかなり似合っていましたので、戦国物でも見栄えがするのではないでしょうか。

飲み物-ドリップコーヒー
[ 2018/10/31 18:00 ] 大河ドラマ 西郷どん | TB(-) | CM(0)

大河とどう付き合うべきか 4

以前も同じタイトルで投稿していますが、今回は第9回の桶狭間の戦い関連です。桶狭間と関ヶ原に関しては、既にこの記事を投稿しています。あまり戦闘シーンが描かれなかったことから、昨年の関ヶ原になぞらえる向きもあるようです。しかし当該の記事で書いたように、井伊家に取っての桶狭間は、真田家に取っての本能寺の変と見るべきかと思います。本能寺の変後の天正壬午の変に真田家が巻き込まれたように、桶狭間後の遠州錯乱に、井伊家が巻き込まれることになるわけです。

しかしカリスマ性の高い謀略家の当主を持たず、しかも依然として今川家が主家として存在する井伊家の場合は、生き残るのもままならず、井伊の男たちは、その後も暗殺や戦闘で落命してしまいます。「普通の人々」が寄合い、頭を悩ませつつ対処して行くところ、その中で暫定的に娘を当主に立てるのが、『おんな城主 直虎』の面白さでもあるわけです。当主の謀を楽しむというドラマではなく、むしろあれは真田の方が特殊なのです。

桶狭間の戦闘シーンが少ないのも、今川義元の首を取るシーンがないのも、井伊家を念頭に置いて描かれているのが一因でしょう。しかしその戦闘の名残は、井伊家には大きな爪痕を残します。戦闘そのものが描かれないから、描き方が足りないとはこの場合言えないでしょう。千賀の夫の首を前にしての行動、戦で死ねなかった奥山朝利の鬱憤などなど、戦を感じさせるものはそこかしこにあります。また義元も、回想で出てくる可能性もあります。

どうも『真田丸』のイメージが強すぎるのか、つい、あの描き方を理想として当てはめてしまいがちになるのかもしれません。しかし、この両者は全く違うものであり、今年の大河を観るうえで大事なのは、むしろ
「おんな城主直虎にあって、真田丸にない物」
であると思います。そして恐らくそれは、『真田丸』のフィルターを通していては、見えてこないように思えます。

見方は人それぞれですが、こういう形で『真田丸』が使われること、しかもこの大河のシーンが、民放の番組などであれこれ使われるのを見ていると、ちょっとどうかなという気もします。三谷さん特有の、いささかえぐい部分もありましたが、大坂の陣までは楽しめましたし、大坂の陣関連でも人間ドラマとしては楽しめました。しかしこうなって来ると、段々『真田丸』が色あせて行くように感じられます。実際現時点では、今年の大河の方が面白く感じられるようになってもいます。

追記
無論、それでも『真田丸』の方がいいという人もいるでしょう。その場合は、もうすぐDVDが全巻揃うので、今年の大河をお休みして、『真田丸』を楽しむという方法もあります。その場合、同じテーマの『真田太平記』を一緒に観て、比較するのもまた一興です。『真田太平記』も主人公や設定は多少違いますが、今年の大河よりは比較対象となりえます。なお個人的には、大坂の陣関連は『真田太平記』の方が好きです。

植物-白い椿
[ 2017/03/11 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

山手殿と石田三成

先日も書いた『葵-徳川三代』ですが、この中で江守徹さん演じる石田三成が、子供たちを前に、「おじの真田昌幸様」と口にするシーンがあります。石田三成の子供たちのおじが真田昌幸、つまり石田三成は真田昌幸と義理の兄弟ということになります。なぜそうなるのかといいますと、これは昌幸の妻山手殿(『真田丸』では薫)の出自が関係して来ます。

山手殿の出自には、いくつか説があります。京の公家に連なる血筋の女性という説が有力で、『真田太平記』そして『真田丸』ではこの説が採られているようです。その証拠に、昌幸をはじめ他の家族は麻の着物、あるいは絹であっても地味な物を身に着けているのに、母上の薫だけはいつも艶やかな絹の衣装をまとい、扇子を飾っています。無論これは、昌幸がそうすることを許しているわけですから、結構昌幸も公家に連なる女性を娶ったことを、誇らしく思っているのかもしれません。

しかしそれとは別に、宇多頼忠の娘という説もあります。宇多頼忠も豊臣家の家臣でしたが、兄の改易により自分の領地を返上し、娘皎月院の夫である、石田三成の元に身を寄せたといわれています。この皎月院の姉が、山手殿であるともいわれており、『葵-徳川三代』では、こちらの説が採られているようです。ただしこれも確たる証拠はなさそうです。また、石田三成が直江兼続と懇意であったことや、いわゆる直江状についても異論があるようです。

それから『真田丸』のあらすじは改めて書きたいと思いますが、しかしあそこまでやるか?と思うようなことを次々やってしまうのが何とも意表を突いています。上杉についたことは、上田合戦への布石となっていますね。布石といえば、昌幸は碁石を使った戦略を練ることには長けていますが、囲碁そのものの腕は家臣の高梨内記の方が上に見えます。

それと、梅が信繁の子を宿したと告げ、信繁の側室となります。この先はネタバレですが、実はこれには裏があるようです。結局女の子が生まれるわけですが、この子の存在が、『真田太平記』の昌幸の側室の子と多少だぶります。
飲み物-コーヒーとキャンドル
[ 2016/03/14 01:00 ] 大河ドラマ 真田丸 | TB(-) | CM(0)

真田太平記に描かれた大坂の陣

本題に入る前に、こういうニュースがありますのでご紹介しておきます。

真田丸大河ドラマ館がオープン1カ月で来場者数3万人突破 その人気の秘密は…
(産経ニュース)

では、『真田太平記』に描かれた大坂の陣についてです。こちらは流石に詳しく描かれています。九度山を抜け出した幸村一行が大坂城に入り、冬の陣の準備を整えるため、真田丸を築こうとします。しかし後藤又兵衛がその場所は自分の縄張りだと主張し、最後には折れて建設が始まります。この建設の様子もかなり詳しく描かれています。今回もこのようになるのでしょうか。

この真田丸の仕様は、鉄砲を使うという点に比重が置かれ、かなり攻撃を意識した出城でした。実際冬の陣の「真田丸の戦い」においては、ここからの射撃が効を奏し、さらにその後の攻撃で、装備が十分でなかった幕府軍は退却に追い込まれました。しかし一方で、幕府は大坂方と和議を進めており、外堀が埋め立てられることになります。幸村たちもこれで勝負をつけたかっただけに、この和議は納得しかねるものがあり、しかも幕府はあれこれと細かいことをあげつらい、大坂方にかなりの要求を呑ませました。

明けて元和元年(1615年)、 伏見の真田屋敷に滞在していた真田信之は、小野於通の肝いりで、彼女の屋敷で弟幸村との再会を果たします。屋敷の外では、忍びの者たちが張り込んでいました。久々の兄弟再会を喜ぶも、やはり自分は豊臣方への忠誠を尽くすという幸村は、息子の大助を兄に紹介します。大助だけでも上田によこさないかと言う信之、しかし大助は、父と共にいたいと伯父に答えます。その前に幸村は大助を連れ、密かに近江にいる妻と娘たちを訪ねていました。

信之は、本来は幸村に贈ろうと思っていた太刀を大助に与えます。それは祖父である真田幸隆のものでした。また幸村は、脇差を兄に与えます。互いにこれが、今生の別れになると悟り、2人は於通の屋敷を後にします。この時のお礼として、後に信之は掛け軸を於通に贈っています。

その後大野修理は何者かに城中で腕を斬られ、また冬の陣後くすぶっていた牢人たちが、濠を掘り起こしにかかります。幕府はこの点で大坂方に苦情を申し立て、さらに家康は息子義直の祝言で尾張に滞在した後、大坂へ向かいます。こういったことがきっかけで、大坂夏の陣が始まります。大坂方は籠城戦に持ち込みますが、家康は自分の得意な野戦に持ち込もうとします。しかし大坂方の足並みは揃っていませんでした。

方々で戦いが行われ、いよいよ東西の主力が相見えたのが5月7日です。その前夜、幸村は亡き父である昌幸の後を追う夢を見ていました。そして兄の信之も、違う状況とはいえ、昌幸の背中を追いかける夢を見ていたのです。いよいよ当日、秀頼の馬印を合図に大坂方は動く予定でしたが、淀君が秀頼が城を出ることに猛反対し、結局ばらばらに動き出してしまいます。幸村は家康の首を獲ることを最大の目標に掲げ、おとりの武者をも使って、家康の陣に攻め入り、後一歩のところまで追いつめます。

しかし力を盛り返した徳川方の前に大坂方は崩れ、幸村も負傷して安居神社に潜んでいました。そこへ忍びの向井佐平次がやって来るが、幸村を守ろうとして敵の銃弾に倒れます。この佐平次とは不思議なえにしを感じて来た幸村は、敵方である松平忠直の家臣に自らの名を名乗り、首を獲れといって自刃します。そして大坂城は火が放たれ、糒小屋に隠れていた豊臣家の人々も、千姫の家康への交渉もむなしく徳川方に包囲され、すべて自刃して果てます。

今回は参戦せずに生きながらえろと幸村に諭されたお江は、炎上する大坂城を眺めながら源次郎様と呼びます。その後上田では、兄信之に幸村の戦死が知らされます。雨の中庭に飛び出した信之は「左衛門佐!」と叫び、慟哭します。

飲み物-ドリップコーヒー

[ 2016/03/02 01:15 ] 大河ドラマ 真田丸 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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