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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『鎌倉殿の13人』新キャストと音楽担当発表

『鎌倉殿の13人』の新キャスト発表です。(敬称略)

2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」新たな出演者決定!
(NHK ONLINE)

木曽義仲-青木崇高
巴御前-秋元才加
牧宗親-山崎一
千葉常胤-岡本信人

青木さん、『西郷どん』の国父様こと島津久光役での出演以来です。秋元さんは『黒井戸殺し』に出演していました。山崎さん、『古畑任三郎』シリーズの出演経験もありますが、『相棒』の初期のシリーズで、おでんの屋台をやっていた元警官と言った方がわかる方も多いでしょうか。あと今年の『青天を衝け』にも出ていますね。そして岡本さん、大河出演が結構多く、直近では『平清盛』に出演しています。

それから音楽担当も決まりました。エバン・コール氏で、アニメの作品も多く手がけています。今回は、服部さんではありませんでしたね。

これ以外のスタッフ、たとえば題字とか、ナレーションなどはまだのようです。題字は今回は毛筆書体ではなく、既に決まっているあの「ロゴ」で行く可能性が高そうですね。

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[ 2021/07/08 23:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』新キャスト発表

『青天を衝け』新キャストの発表です。しかし最近新キャスト発表とあると、今年なのか来年なのかしばし迷います。ちょど今から秋ごろまでの間は、両者がダブりますからね。

物語の舞台は、海を越えた華の都・パリへ!
一方、日本では倒幕の機運がます諦ます高まり…
(NHK ONLINE)

新キャストは以下の通りです。(敬称略)

杉浦愛蔵(譲)-志尊淳
栗本鋤雲-池内万作
田辺太一-山中聡
向山一履-岡森諦
福地源一郎-犬養貴丈
高松凌雲-細田善彦
黒川嘉兵衛-みのすけ
原市之進-尾上寛之
松平容保-小日向星一
松平定敬-小日向春平
井上聞多(馨)-福士誠治

今回は男性ばかりのキャストです。登場人物も俳優さんも、良く知っている人、あまり知らない人様々というかたも多いでしょう。岡森さんは『八重の桜』以来とコメントしていますが、私としては『風林火山』の矢崎十吾郎を思い出します。細田さんは『真田丸』以来ですね。『相棒』のシーズン18に、ヒロコママの彼の役でも出演していました。2人の小日向さんは兄弟で、小日向文世さんの息子さんたちです。兄弟が兄弟を演じるのですね。あと志尊さんに福士さん、大河はこれが初めてというのがちょっと意外でした。

しかし、一部ツイートで言われていますが、今回は小松帯刀は登場しないのでしょうか。『篤姫』以来、『龍馬伝』と『西郷どん』でも登場していますし、薩摩関連の人物が出るなら、当然出してしかるべきかと思われます。地元薩摩の豚肉を、「豚一様」慶喜に献上してもいたりして、その意味で慶喜とも交流があった人物なのですが。


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[ 2021/05/11 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

気づいたことあれこれ 22

まず、『きのう何食べた?』の英語版を取り寄せて、日本語版と比較しつつ読んでいます。史朗が調理をするシーンで、その過程を説明して行くわけですが、なるほどこうなるのかと思ったり、賢二のセリフを見ながら、向こうのオネエ言葉はこうなのだなと感じ取りつつ読み進めています。
あと日本料理に主に使う食材、たとえば三つ葉などはやはりmitsubaですし、「いただきます」は””Thanks for the meal”となっています。

それから先日ご紹介していますが、26日放送予定の『桶狭間 OKEHAZAMA〜織田信長 覇王の誕生〜』に、竹中直人さんが出演しますが、堀田道空の役ということです。この人物、詳細はよくわかっていないのですが、斎藤道三の家臣です。しかし、「水戸のご老公」とどうもダブってしまいそうです。ちなみに道三役は佐藤浩市さんです。

元々これは、海老蔵さんの市川團十郎白猿襲名記念の企画でしたが、昨今の事情から襲名公演が遅れ、このドラマのみ先行して放送されることになっています。海老蔵さんが信長を演じるのは、かの『おんな城主 直虎』の「魔王」信長以来2度目ですが、ナレーションを務めた昨年の『麒麟がくる』でも、染谷将太さんでなく、海老蔵さんが信長を演じればいいという声もあったようです。


そして『相棒』。もうシーズン19も終わりましたが、ねとらぼでレギュラー登場人物の人気投票が行われていたので、その結果をurlのみ貼っておきます。


https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/147643/4


やはり登場回数が多く、しかも特命に近い人物のランキングが上になっていますが、既に退場してかなりの年数が経っているにもかかわらず、小野田官房長の人気はかなりのものですね。中の人が『無用庵隠居修行』でも共演というのもあるのかもしれませんが、回転寿司で皿を戻したり、殺人事件で第一発見者になったりと色々なエピソードがあり、しかも飄々とした雰囲気は私も好きです。あと、神戸君も気に入っています。当初はかなり冷めた目で、ある意味スパイとしてで杉下右京を見ていたにもかかわらず、徐々に互いを認め合うコンビになって行く様がよかったです。


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[ 2021/03/24 01:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』のコメントに突っ込んでみます その3

『どうする家康』への突っ込みその3です-毎日似たような内容ですみません。それから、先日投稿分のタイトルで、「コメントへの突っ込み」の「コメント」の部分が落ちていました。失礼いたしました。

今回は脚本担当の古沢良太氏に関してです。この人は『リーガル・ハイ』や『相棒』シリーズ、そして松本潤さん主演の『花より男子』など数多くの作品を手がけています。ですから、脚本家としてのキャリアはそこそこであるはずなのですが、今回のコメントに関しては、やはりこれはどうかと首をかしげたくなる点もあるので、該当部分をいくつかご紹介しておきます。

1. 今さら大河ドラマでやるのがちょっと恥ずかしいくらいの超ベタな偉人。なのに信長や秀吉に比べてなぜか人気がないような。ずるがしこく立ち回ったあげく棚ぼたで天下が転がり込んできたイメージだから?

「大河ドラマでやるのがちょっと恥ずかしいくらい」なら、もうやらない方がいいのではないかと思います。無論NHKの意向としては、先日も書いたように
「新時代を切り開いた人物だからやりたい」
ということなのでしょうが。
また、「というイメージだから?」と一言断っているとはいえ、
「ずるがしこく立ち回ったあげく棚ぼたで天下が転がり込んできた」
とは如何なものかと思います。この人は秀吉没後、大名たちを自分の側に引き付けるのにかなり苦労しているでしょうし、関ヶ原で勝ちはしたものの、その後がまた大変だったはずです。家康という人物への敬意があまり感じられませんね。

2. カリスマでも天才でもなく、天下取りのロマンあふれる野心家でもない、ひとりの弱く繊細な若者が、ただ大名の子に生まれついた宿命ゆえに、いやが応にも心に鎧よろいをまとわされ、必死に悩み、もがき(中略)命からがら乱世を生き延びてゆく。それこそ誰もが共感しうる現代的なヒーローなのではないか。

まず気になるのは、
「カリスマでも天才でもなく」
「天下取りのロマンあふれる野心家でもない」
などと、のっけから過去の家康像の否定に入っていることです。
無論家康という人物に対しては、人それぞれの考えがあり、古沢氏にも古沢氏なりの発想があるでしょう。しかし家康は、本当にカリスマでも天才でもないのでしょうか。戦国時代のサバイバルから天下取り、さらには徳川体制のおおもとを作り上げるに至っては、ある程度の才能と、運をチャンスに変える力がないとできないのではないかと思いますし、カリスマであるか、天才であるかは別としても(信長は天才肌だと思いますが)、無能で凡庸な人間であるのなら、江戸幕府を築くなどはっきり言って無理でしょう。
また
「天下取りのロマンあふれる野心家でもない」
と言うよりは、家康も最初から天下を取ろうと思っていたかどうか疑問ですし、『真田丸』の時の三谷氏(すみません、また引き合いに出させていただきます)によれば、「『天下取り』とは実は後付け理論で、武将たちは参日を必死に生きていた」などとも言われているのです。
それから「誰もが共感しうる現代的なヒーロー」などとありますが、乱世を生き延びるのは「現代的な」ヒーローなのでしょうかね…無理やり現代にリンクさせている印象をぬぐい切れません。

3. 主演の松本 潤さんは、華やかさと親しみやすさを持ち合わせ、私の描きたい主人公像「ナイーブで頼りないプリンス」にまさにピッタリ。

この箇所を見ていると、あの『花燃ゆ』の
「幕末男子の育て方」ならぬ、
「戦国男子の育て方」というフレーズが頭に浮かんできます。
何かこう、お花畑な大河になりはしないか、それが気になりますね。
私としては、そのナイーブで頼りない家康に、オリキャラの女性があれこれ絡む、そのような展開をつい思い描いてしまいますし、同時に『麒麟がくる』で母親の許へ戻りたがっていた、ピンクの水干を着た竹千代を思い出します。あの竹千代は子供というのを差し引いても、農民である菊丸と農民に扮した光秀に気軽に口を利いたり、あまりそれらしくない雰囲気でした。
この大河、まだどちらも始まっていないのにこう書くのも何ですが、何か『青天を衝け』と相通じる物があるように見えますし、一方で戦国という時代背景が共通するせいもあってか、『麒麟がくる』ともどこか似ているようです。

飲み物-ホットカフェオレ
[ 2021/01/26 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

過去と現在

以前から、昔のドラマを機会があれば観てみたいと書いていますが、ここに来て、それが可能かどうか不安になっています。前に書いたように、私は過去にドラマをあまり多く観ておらず、そのため昔の作品への愛着があまりないことに加え、一話を「ちょっと観てみる」のであればともかく、昔の、最低でも2クールはあるドラマシリーズを、途中で投げ出さずに完走できるのか、あまり自信がないためです。

現に、10月に再放送された70年代のドラマを録画して観ましたが、今のところ途切れている状態です。年末で他にするべきことがあるのも一因ですが、この調子で最終回までだと、少々きついなとも思い始めています。いずれまたぼつぼつ観ることにはなるとは思いますが、当時のホームドラマの、主に女性が中心となった人間ドラマ路線への、入り込みにくさを感じ始めています。

なぜこういう世界に入り込みにくいのか、恐らくは個人的に時代劇とか刑事(推理)ドラマといった、男性好み(と言うべきでしょうか)のドラマが好きなせいもあるでしょう。また前出のように、過去に夢中になって観たシリーズがあまりなく、その意味で当時の作品に郷愁を感じにくいせいもあります。あくまでもその当時の社会や世相を見るためのドラマ視聴というのは、そのドラマに入り込めない場合、不完全燃焼になりがちで、その作品にネガティブな印象を残してしまうことになるかも知れません。

それとこう言うのは何ですが、実際に過去の物を観て気づいたことは、
「今の番組の方がやはり面白い」
ということです。私はそうTVを観ないし、極端な話、明日TVがなくなったとしてもそう困りません。そのため、今の番組と一口に言っても、かなり限られています。一部のドラマと一部のバラエティ程度です。

それでもやはり現在進行中の方が、同じ時代をシェアしていることもあってやはり楽しめます。無論番組にもよりますし、過去の作品をすべて否定するものではありませんが、少なくとも
「過去の物だから面白い、今のは面白くない」
とはならないでしょう。今より昔の方がよく感じられるというのは、今までも書いて来ましたが、実際バラ色の回顧などという用語もあるようです。過去美化バイアスとも言います。

TVに戻りますが、今年の秋は『相棒』よりも『記憶捜査』を優先させました。最初のシリーズを観逃がしたこともあり、これは絶対に観たかったのです。あと『きのう何食べた?』の新春スペシャルを、遅まきながらやっと観ました。これも観逃がし分です。それと『みをつくし料理帖』のNHK版をまた観返しています。これは映画も観ましたが、正直言ってヒロインのイメージが違いすぎでした。私に取っての澪は、やはり黒木華さんに止めを刺します。森山未來さんも『いだてん』よりこっちの方が好きでした。料理関連といえば、『孤独のグルメ』が今年も大晦日に紅白の裏(22時から23時30分)で放送予定ですね。

飲み物-コーヒーとチョコレート
[ 2020/12/14 23:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

70年代ホームドラマと2000年代以降のドラマそれぞれの男女関係

数日前に投降した、1970年代のドラマ『ありがとう』シリーズ関連の記事についてです。ここでご紹介している関連サイトでは、主人公とその恋人は「身分の違い」云々とあり、さらにその恋人のことなのでしょう、「星の王子さま」なる表現が使われていますが、「白馬の王子」のことと思われます。それ以外にも「玉の輿」ともあり、実際この言葉は今も使われますが、個人的には寧ろ「シンデレラ・ストーリー」ではないかと思います。

ちなみに以前、医療ドラマと医療関連シーンについてのあれやこれやという投稿で、男女(あるいは男性もしくは女性同士)のどちらかが病気になって、一方が看病をしていることで距離が縮まり、仲が深まって行くといったことを書いています。実は先日、このシリーズの再放送分をアップされている方のブログを偶然見つけたのですが、それによるとやはり似たような場面が登場します。この主人公は看病のプロである看護師で、またかなり献身的であるようです。無論この当時は、それはそう珍しくないことではあったのでしょうが、今だとミソジニー的だと批判されそうな雰囲気でもあります。実際シンデレラというキャラそのものが、今ではジェンダー論で取り上げられることも多いです。

その同じ投稿の終わりの方で、私は

しかしやはり私としては、2000年代以降の『JIN-仁-』や『相棒』、『ガリレオ』、前出『半沢直樹』などから受けるメッセージの方が、時代が近い分インパクトが大きく感じられます。その当時は存在しえなかったゲイカップルのドラマ、『きのう何食べた?』もまた然りでしょう。

とも書いています。
この中で『相棒』の杉下右京はバツイチで今は妻子はおらず、『半沢直樹』の主人公は既婚で、2013年シリーズはかなり家族の存在が大きかったものの、2020年シリーズではそこまでではなく、寧ろ東京セントラル証券の部下だった森山が「女房役」的な部分があります。

その一方で『ガリレオ』と『JIN-仁-』ですが、両作品とも主人公である男女が、ひょんなことから出会うことにはなるのですが、一緒になるということはありません。かつてのホームドラマにありがちな、結婚して家庭を築くという展開にはならず、本当は互いに思ってはいるものの、自分自身でそれを打ち消してみせたり、様々な理由で両者の恋が実らないという形で結末を迎えます。そのため、なぜ彼らは自分の気持ちを否定し、夫婦として添い遂げられなかったのか、それらのメッセージに色々考えさせられる部分があります。

『きのう何食べた?』も、男性同士のカップルである以上、男女が結婚して家庭を持つ展開とは明らかに異なり、それどころか筧史朗の方は、ゲイであることのカミングアウトすら戸惑う始末です。こういった事情を考えると、今の時代はドラマの舞台や設定が複雑化しており、社会の様々な在り方がクローズアップされているという点が、恐らくは大きなインパクトを与えているのでしょう。無論、半世紀ほど前のドラマはよく知らないけれど、ここ10年ちょっとなら実際に観ていることもあり、そういった時間的な近さや実際の視聴経験が、ドラマが与えるメッセージを知るうえでの手掛かりになっているとも言えます。

ところで、上記の投稿のその次に書いていた『プライド』、これの第1巻を観たところ、この中にも「病気の男を看病する女」のシーンがあります。キムタク演じる里村ハルが、雨に濡れて風邪を引き、所属アイスホッケーチームの親会社のOLで、友人の夏川の彼女である村瀬亜樹(竹内結子さんが演じています)の部屋へ転がり込みます。実は亜樹は彼に腹を立ててはいたものの、薬を飲ませた後にホットレモネードを作ったり、リンゴをすりおろして食べさせたり、最終的には泊めてあげたりもするわけです。このハルは恋愛には極めてクールなのですが、彼女が自分の求める「古き良き時代の女」ではないかと思い、徐々に恋愛に対する姿勢が変わってくるわけで、これはまた機会があれば書くことにしましょう。

飲み物-ホットウイスキー
[ 2020/11/01 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

70年代ホームドラマ考察に関して思ったこと

少し前に、70年代のホームドラマについて書いたことがありましたが、今回全く別の検索をしていて、昭和のホームドラマについてのサイト(https://shiseiweb.com/
%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%8C%E3%81%A8%E3%81%86、リンクは貼りません)の『ありがとう』シリーズ関連記事を見つけたので、少し引用させてもらいます。文章は意味を変えない程度に省略しており、また少々批判的であることをお断りしておきます。

このサイトには、「第一部では母親が娘を直接教育し、第二部では母親が優位だが、遠くから見守っている。そして第三部では母親のほうが娘に依存し、母親は再婚し、家業の鮮魚店を娘に任せる。つまり娘がついに第三部で一本立ちしたのである。人間も社会も自然も、決して止まったままではない。10年一日の世界のようでいて、実はしっかり時が移ろいでいる。ホームドラマを舞台とした大河ドラマといった趣だ」
とありますが、恐らくは同じキャストで何シリーズか作ることが決まっており、制作サイドがいつも同じパターンではあれだから、いくらか設定を変えてみたということではないかと思われます。それと最後の言葉ですが、同じ登場人物で同じ設定なら大河と比べるのもありですが、この場合はやはり違うでしょう。ただホームドラマを観ていた人というのは、年齢からして大河も熱心に見ていたのだろうなと思われます。

さらに第二部(看護師編)だけ趣向が違うとして、「医院の跡取り候補である医師と、片や母子家庭の住み込み看護婦という、「 身分の違い 」がわかりやすく描かれていた」とあります。今時こういう表現はちょっと微妙に思えますが、要は勤務先のオーナー社長の息子と結婚する女性のパターンですね。さらに
「それでもまだ、戦前同様、「どんな男性と結婚できるか」が、女性の人生には最重要項目だった。こうしたドラマは、女性はもちろん男性の側から見ても、家や名誉のための政略結婚ではなく、愛情で相手を選んだという心地よさを感じさせ、女性に希望をもたせ、男性の“度量”を見せることで、お茶の間の庶民に夢と希望と感動を与えれば、それは人気番組になるだろう」とあります。
このシリーズ自体きちんと観ていない-だから一度どういうものか観てみたい-ので何とも言えませんが、これも当時はそうだったのだろうと考える他はありません(無論今もそうかも知れませんが)。しかしホームドラマの中で、主人公とその恋人的存在を結婚させるのはいわばお約束ですし、ドラマという虚構の中の出来事と、現実とはまた違うものでしょう。そのため「夢と希望と感動」という表現には今一つ共感できません。

ところでこの場合の人気番組云々というのは、視聴率56パーセントというのも関係しているのでしょうが、どうもこの数字に必要以上に引きずられているようにも思います。何度か書いていますが、その当時と今の視聴形態を比較すれば、ビデオが普及していない、TV以外の動画配信やSNSなどが存在しないといった理由から、数字は伸びるのではないでしょうか。(『半沢直樹』第1シリーズの40パーセント越えの方が、寧ろ画期的かとも思います)何よりも第一部で観て、そのまま観続けた人もいるでしょうし、同調現象という言い方は何ですが、皆が観ているから自分も、新聞に載っていたから自分もということもあるでしょう。

確かに時代のニーズに沿ったものではあったかもしれません。しかしそれは即ち、同じような設定を仮に2020年の今に持って来ても、当然ながらそこまで数字は伸びないということです。今現在の時点で一番時代のニーズに応えているのは、10日間で100億円の興行収入を得た『鬼滅の刃』でしょう。無論この数字には、コロナ禍の最中の娯楽であること、事前にアニメがあったことなども、少なからず関係してはいると思います。

それとこのシリーズ第二部の、何かのメディアの番宣記事と思われる画像がアップされています。(https://middle-edge.jp/articles/4Russ、こちらもリンクは貼っていません)しかし失礼ながら、どうも出演者のコスプレのように見えてしまいます。個人的にはこれよりも、以前投稿したことのある『37歳で医者になった僕』の、名刺を持っている草彅さんの方が医師らしく感じられます。閑話休題。確かに前出の記述のように、シリーズによって異なる母と娘の在り方、当時の人々の結婚観など、このシリーズから受け取るメッセージもあったでしょうし、私も現在、録画しておいた70年代のドラマを観ているため、その当時の価値観や考えに触れることはあります。しかしやはり私としては、2000年代以降の『JIN-仁-』や『相棒』、『ガリレオ』、前出『半沢直樹』などから受けるメッセージの方が、時代が近い分インパクトが大きく感じられます。その当時は存在しえなかったゲイカップルのドラマ、『きのう何食べた?』もまた然りでしょう。

それと、この後にこういったコメントが紹介されています。

>近ごろホッコリ系のホームドラマ無くなったね 2000年代に入ってから 連ドラ面白いのないし 殺伐してたり ドロドロ←イジメ 虐待など取り上げたり 殺伐としてて 見る気になれない?? ほんと 昭和のホームドラマ毒がなくて ホッコリとして 安心して見れたね
>暴力や、殺人事件の謎解きがエンタメント化してるサスペンスドラマはもうたくさん!
>なつかしいですね。もう一度じっくり見直してみたいです。 

要するに「この当時はよかった、なのに近頃は」というありがちなパターンなのですが、今は高度成長期ではもちろんありません。その後のオイルショックがあり、バブルがあり、デフレを経た時代であり、また犯罪も猟奇的なものが増え、社会現象も大きく変化している以上、ドラマの内容も変わって当然です。逆にこういうホームドラマがいつまでも続くわけもありません。最後の「なつかしいですね」はわかりますが、「殺人事件の謎解きがエンタメント(ママ、恐らくエンターテインメント)化」するのはそこまで悪いことでしょうか。それを言うなら、刑事ドラマもホームズ物もすべてアウトでしょう。

最初に取り上げた記事の冒頭では、かつての『ありがとう』シリーズのキャストの、この記事が書かれた時点での近影が紹介されています。無論若い頃とは違い、それぞれ顔にしわが刻まれる年齢となっていて、年月の移り変わりを物語っています。ならば年月が移り行く間に何が変わり、なぜホームドラマが廃れたのか、最近のドラマはその当時と比べてどう変わったのか、その辺りも考察されていいかと思いますが、「昭和映画・テレビドラマ懐古房」とある以上そういうのはやっていないのでしょうか。昭和はよかっただけでは単なる思考停止のように見えるのですが。上記コメのドラマが殺伐としている云々も、とどのつまり社会情勢の変化が大きく影響していますし。

ところでその昭和の終わり、ドラマではなく映画の方ではドライな感覚の物が登場するようになっています。これについてはまた後日。

飲み物-ミルクティ2
[ 2020/10/28 23:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

大河ドラマ雑考-38

まず『八重の桜』や『相棒』に出演した芦名星さんが亡くなられました。そして、かつて日テレ系の『西遊記』で、沙悟浄を演じた岸部シローさんが、8月末に亡くなられていたことが報道されています。お二人のご冥福をお祈りします。

それと先日から書いている『元禄太平記』総集編でもう一つ、最後の方に政権批判の落首が登場します。これが皆同じような筆跡であるというのもちょっと妙なものです。これなら『真田丸』の聚楽第の落書の方が、リアリティがあったと思います。

しかしこうして見ると、昔の大河にも多少はおかしな点があり、その当時の大人の視聴者は、いくらか違和感を覚えながらも観ていたとも言えるでしょう。無論『江~姫たちの戦国~』で、江が明智光秀に説教するとか、『花燃ゆ』で、杉文(楫取美和子)がおにぎりばかり作っているといった描写に比べれば、それでもかなりまともではあるのですが。

大河は一度リセットしてはどうかと、少し前に書きましたが、大河にせよ昔のドラマにせよ、言うなればTVしかない時代の産物ではあると思います。この当時視聴者は、地上波の番組を観るしかありませんでした-と言うか、「しかありませんでした」という表現は、この場合ちょっと正しくはないかも知れません。その当時はそれが当然であったからです。

何事もそうですが、今までなかった物が新たに登場することにより、それ以前の時代には最早戻れなくなるわけですが、TVも同様のことが言えます。視聴者が地上波以外のコンテンツを選べる時代になると、かつてのTVのシステムというのは、ある程度勢いを失わざるを得なくなります。その中で生き残ったいくつかの地上波コンテンツが、その後も継続して視聴されて行くわけで、TVそのものよりも、地上波が徐々に衰退しつつあるというのが正しいのかも知れません。

実際私もスカパー!に加入して初めて、チャンネルにお金を払うとはこのようなことかと実感したわけで、専門チャンネルを持たないNHKでは味わえない満足感がありました。NHKもBSを1局にしようとしていますが、当然その分コンテンツ数は減ります。それなら経費のかかる大河をしばらく見合わせるという方法もありますし、そもそも、公共放送に本当に1年間の連続ドラマが必要なのか、考えてみる必要はあるでしょう。

いっそのこと『半沢直樹』を時代劇化して、スペシャルとして放送してはどうかと思います。元々時代劇的で、今回は歌舞伎の要素も多分にあるドラマなので、下手な大河より面白い物が作れそうです。時代劇も最近は専門チャンネルやBSのコンテンツとなっていますが、そのような状況中で、地上波で1年間放送できる大河は実に贅沢なものです。民放の場合、スポンサーがついてこそのドラマ制作ですが、NHKはそれを考えずとも済むというのもその一因でしょう。

しかしスポンサーの存在を考慮に入れなくていいというのは、その反面、緊張感を欠いたものとなりがちです。NHK大河がどこか自己満足的または独善的に見えるのには、こういうNHKならではの理由が挙げられるわけですが、正直金食い虫のそしりも免れないのではないでしょうか。大河というのは別に神聖不可侵なものでもなく、なのに視聴者のコンセンサスを得ているかどうかも定かではない作品もある以上、廃止するか、あるいは休止するか否かの議論は、もっと柔軟に行われてしかるべきかとは思います。

飲み物-アイスコーヒー
[ 2020/09/18 00:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

70年代のドラマとBS12トゥエルビ

今後の『麒麟がくる』視聴及び「月曜スター劇場」という投稿で、1970年代に日テレ系列で放送された、「月曜スター劇場」なる、池内淳子さん主演のひまわり3部作、及びそれ以外のドラマについて触れています。この放送枠のドラマはほぼ2クールでしたが、中には1年物もありました。その1年物というのが、TBS系列で放送された『ありがとう』のシリーズです。確かその当時、視聴率50パーセント超えという記録を打ち立てたシリーズでもあります。

この番組はBS12トゥエルビで再放送されたこともあり、その時のリンク(第1シリーズ)を貼っておきます。
(BS12トゥエルビ公式サイト)
最初が婦人警官編でこれのみ30回、その後は第4編まですべて1年物という、大河ドラマ並みのシリーズです。無論ジャンルとしてはホームドラマなので、日常で起こるささやかな出来事が、やがて人々を結び付けて行くという展開になっているのでしょう。ただ上記のリンクにあるように、麻薬の売人が保育園を乗っ取るなどという、警察絡みシリーズとはいえ、およそホームドラマらしからぬエピもあるようです。また所謂プロダクトプレイスメント、つまりスポンサーの商品をドラマの中で使用したり、セットの中に置いたりすることでも話題になったようです(『相棒』の花の里の黄桜、日曜劇場のプレモルなどはその一例)。自分とこの商品の宣伝にもなり、視聴率も高いとあれば、スポンサーも悪い気はしなかったでしょう。

これに対抗して作られたのが、テレビ朝日(当時はNET)の『だいこんの花』です。こちらは第1部の10回(ほぼ1クール)を除いてすべて2クールです。ちなみに他のドラマシリーズはDVDが発売されていないようですが、この『だいこんの花』のみ、第1部と第2部のDVDが出ているとの由。

前出『ありがとう』の前のシリーズは、京塚昌子さん主演の『肝っ玉かあさん』という、そば屋を舞台にしたシリーズでした。尚こちらも、またやはり70年代に放送された『時間ですよ』も、BS12トゥエルビで再放送されています。この番組、平成元年バージョンがあったのを覚えていますが、流石に令和バージョンはなかったようです。ともかく結構レアな番組をここは放送しているようなので、今後ウォッチする必要もありかも知れません。とにかくこの時代は、あまりDVDが発売されていないせいもあり、再放送に頼らざるを得ない部分があるので。尚スカパー!のTBSチャンネルでは、昔の日曜劇場が放送されています。

ちなみに今このチャンネルでは、『ムー一族』が放送されています。実はこのチャンネルのサイトを見て初めて知ったのですが、この作品の舞台はうさぎ屋という老舗の足袋屋となっています。どうも『陸王』を思い出してしまいます。

飲み物-パブのビール2
[ 2020/08/13 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『国盗り物語』に見る織田信長 4

美濃稲葉山城を陥落させ、その地の名を岐阜と改めた信長ですが、地侍の抗戦はなおも続いていました。これを固めるのが彼の当座の仕事でもあり、上洛はその先になりそうでした。この間軍を、小牧城をはじめ尾張と美濃のいくつかの城に分散させ、自身は外交に力を入れます。まず京へ向かうに当たって外せない近江の浅井氏には、妹のお市を嫁がせます。そして難敵と思われる武田信玄が控えています。この武田の兵は、織田の兵とは格段の差がありました。

織田の兵も信秀の鍛錬、そして信長の軍事における能力があって初めて動き始めたわけで、それまで尾張の兵は東海一の弱さと言われており、とても武田の兵に真っ向勝負を挑めるものではありませんでした。しかも武田信玄自身が戦上手であり、さらに悪いことには、信玄自身も上洛を夢見ていたことです。ただ信玄に取っての弱点は、北方に上杉謙信が控えていることでした。さもなくば、織田など捻り潰されていてもおかしくはなかったのです。

この点信長はラッキーでしたが、しかしいつ謙信が戦をやめるかもしれず、そのためにも信玄を手なずけておく必要がありました。そのために信長はこう考えています。
「猫でゆく」
つまり猫のように信玄にじゃれて行くということですが、猫からすれば人間に手なずけられたとは思っておらず、寧ろ自分では人間を手なずけたと思っているかも知れず、そもそも手なずけられるのも手なずけるのも、危険を回避するという意味では同じでした。

さて、猫のようにじゃれることを決意した信長は、信玄に贈り物を始め、甲斐大僧正(信玄)ほど慕わしいお人はいないとまで言い始めます。これには武田の間者も乗せられ。信玄自身信長を妙な小僧だと思いつつ、その「小僧」に興味を抱くようになります。さらに甲斐は尾張の隣国ではなく、そのため信玄もそこまで神経をとがらせることはありませんでした。その信玄がある時、信長からの贈り物を箱ごと持ってくるよう側近に命じます。

信玄はその箱の一部を小柄で削り取ります。その削りあとを覗いた信玄は、その箱が七度塗りであることに感動し、信長は誠実な男であるという印象を抱きます。ここに来て、信長の策略の第一段階がまず成功したことになります。さらに信長は、今度は武田家と姻戚関係を結びたいと申し入れ、遠山家の娘である雪姫を嫁がせます。雪姫は亡き小見の方の妹の娘で、美しさでは定評があり、信玄の子勝頼に輿入れさせることになります。

この勝頼と雪姫の間に生まれたのが信勝です。しかし雪姫は、信勝を出産した直後に亡くなっており、信長はさらに姻戚関係を結ぶ必要がありました。今度は信玄の娘菊姫に、長男の信忠を目合わせるというものです。無論この当時、嫁入りということは人質ということであり、格下の織田家からそれを言い出しても、断られる公算が強かったのです。しかし信玄はそれを承諾し、また上洛の際、織田家を先鋒に立てるという利用価値も見出していました。

無論信長もぬかりなく、先鋒に立つことを信玄に伝えていました。心の内では信玄も意外に甘いと思っていた信長ですが、表向きは大喜びで、婚約の礼として虎や豹の皮、緞子などを贈り、信玄からは返礼として熊の皮や蝋燭、漆、馬などが贈られて来ました。信長にはさほど珍しくもない品でしたが、これも喜んで見せ、さらに武田家使者である秋山伯耆守晴近に鵜飼を見せたりもしています。このような中、信長は次なる段階に備えて人材を召し抱えていました。

明智光秀という名前が、信長に知られるようになったのはその頃です。織田家に仕えるようになった猪子兵助からその名を聞いたわけですが、兵助はそれ以前に光秀から文を貰っていました。その文には、推挙してくれという言葉はなく、ただ朝倉家の客分に飽き飽きしており、いずれ公方様のお指図によって、実力を発揮できる地に行くつもりだと書かれています。この「公方様」という言葉を散りばめることで自分を安く見せないとという、光秀なりの配慮でしたが、信長は、明智が光り秀でているといったその名に関心を持ち、こうつぶやいています。
「めいち・こうしゅう、か」

岐阜を安定させ、上洛の準備をする一方で、信長は武田氏と姻戚関係を結ぶ計画を立てます。最初に濃姫つながりで雪姫を嫁がせ、信勝が生まれます。尚この信勝は、信長の甲州征伐の際に、父勝頼と共に天目山で自害することになります。しかし雪姫が亡くなり、今度は自身の息子である信忠と、信玄の娘である菊姫を目合わせることになります。この人物は実は婚約するものの、その後の両国の関係から解消となり、正室とはなりませんでした。

しかし相手にすり寄るというのは、信長もなかなかやるものです。それで、いわばあの信玄を骨抜きにしてしまうわけですから、この策は一時的に成功したといえるでしょう。尤もこの後、三方ヶ原の戦いで徳川家康と敵対し、家康に信長が援軍を送ったため関係は悪化してしまいます。そんな中、信長にめぼしい人材として、明智光秀が紹介されます。信長がまず関心を持ったのは、その名前の字面のよさでした。

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[ 2020/08/09 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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