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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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大河ドラマ雑考-56 時代の移り変わりと大河

冬季オリンピック北京大会は20日で閉幕です。その20日は大河ドラマの放送日でもありますが、『鎌倉殿の13人』の公式サイトには、このようなお断りがあります。

しかし思うのですが、「放送時間変更の可能性あり」なら、20日は放送休止という方法もあったはずです。無論今現在、コロナ禍がなおも続いているだけに、いつ放送できなくなるかわからない、放送できる内にしておこうということなのでしょうか。

鎌倉殿放送時間


それにしても再来年の大河が発表されませんね。もう2月もそろそろ下旬です。1月発表を2年連続でやっておいて、その後はまた3月か4月頃となるのでしょうか。あまりころころ変えるのではなく、たとえば2年前の4月から5月に発表と決め、遅れそうな時には、その旨をお知らせすれば済む話です。大体クランクインの1年ほど前がいいかとは思います。

あまり発表されないと、そろそろ大河も終わりかと思ってしまうものです。この終わりが完全な終焉を意味するのか、放送形態そのものが変わるのかどうかはともかく、一度仕切り直しをしてもいいかとは思います。それが如何に面白いものであっても、続き過ぎると段々精彩を欠くようにはなります。私が『相棒』を観なくなり、代わりに『刑事7人』を観るようになったのも一つはそのためです。『相棒』は今振り返れば、杉下-神戸編が一番面白かったです。

あるいは本命の俳優さんに、主役のオファーをなかなか受けて貰えないのかも知れません。しかしそれならそれで、1年間拘束することのリスクをもまた考えてしかるべきでしょう。以前大河関連で
「家庭で日常的に映像を観る手段がTVしかなかった、初期の頃の大河の路線を、今なお引きずっていると思われるところにNHKの誤算があるとは思われます」
と書いています。

TVドラマというのが軌道に乗り始めた当時、やはり週一回の、それも民放の時代劇(が、昔はあったのですね)とは違うドラマを観たいと思った人も多かったでしょう。しかしDVDであれサブスクであれ、リアルタイムでない時間帯に、個別に映像が観られるようになった今、どのように競合して行くかのノウハウが、大河制作現場にもっとあっていいかとは思います。

DVDといえば、レンタルビデオも姿を消しつつあります。ある程度年配の人が観る番組などは、今もDVDがあるにはあります。しかしそれよりもネットの動画配信の方が、TVの放送時間に縛られないのはもちろん、繰り返して観ることもできるわけです。またDVDをレンタルしていて、返却し忘れたということもありません。こういうのも時代の必然ですね。

飲み物-カクテルとオイルランプ
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[ 2022/02/20 01:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』ガイドブックを見て感じたこと その2(+正月時代劇)

まず、先日投稿した分で、三谷幸喜氏のインタビューからの引用部分を泡めのブルー系にしていたのですが、色が薄く見づらいため、やや濃い目の色に変更しています。それから弁慶を演じる佳久創さんの敬称を落としていました。いやはや大変失礼。

今回はその続きになります。三谷さんが言う「史料どおり」と、「史料に沿っていない部分」なのですが、どうもこの両者の差がかなり大きく、それが批判、あるいは否定的な意見のもとにもなっていますし、また三谷さんが本当に書きたいのは、本当は後者の方ではないかとも思ってしまいます。以前『真田丸』の時の実況ツイを見て思ったのですが、少なくとも私が目にした中では、史料そのものの指摘よりも、三谷さん特有の小ネタやキャラ設定に言及したものが多いように感じられました。

大河だから史料を重視したいという気持ちはわかります。ただこう言っては何ですが、視聴者が重視するのは史料通りにきちんと描かれているか否かより、ドラマとしての面白さだと思われます。そして三谷大河の面白さは、小ネタの多さやキャラ設定の意外性などであると思われてもいるわけです。

確かに『吾妻鏡』は、異論もあるものの、鎌倉期の史料として有名です。今回の大河の場合は、吾妻鏡そのものをベースにしているのはわかりましたが、やはり、必ずしもその通りに描くべきなのかという点には、やや疑問があります。無論ドラマとして面白ければそれで問題はないのですが、そして今回に限らずですが、大河とは本来どのようにあるべきか、これが抜け落ちている感があります。

そもそも史実は盛り込むべきなのか、フィクションで行くべきなのか、本来看板番組である大河にも関わらず、こういった点がNHKトップの総意ではなく、脚本家、あるいはプロデューサーの裁量にまかされてしまっているという点は、如何なものでしょうか。そのため作品によって、史実の盛り込み方にかなり差が出てしまってもいます。

『おんな城主 直虎』の脚本を担当した森下佳子さんは、大河は史実に縛られ過ぎ、史料だってどこまで本当だかわからないとコメントしていたこともあります。無論井伊直虎自身、あまり史料がないということもありましたが、ならば史料のない人物を、なぜ主人公にするのかという疑問にもつながります。ある作品では史料重視、別の作品では史料が殆どなくフィクションが多いというのは、どこかポリシー不在の、出たとこ勝負的な印象を受けてしまいます。

あと最近のNHK出版のガイドブックは、必ず過去の同時代の大河を紹介しています。今発売中の前編では、『草燃える』が紹介されていて、北条政子を演じた岩下志麻さんのコメントがあります。実際これは、北条政子が実質的な主人公であり、またこの作品で義時を演じたのが、今回平清盛を演じる松平健さんでした。恐らく今後は『義経』や『平清盛』なども出て来るかと思います。

過去の大河を持ち出すのはいいのですが、そして繰り返すようですが、それらの作品は受信料で作られています。ならば、大河60年は視聴者の皆様のおかげですと、これまたNHKトップ自らが、もっと口にしてよさそうなものなのですが。

その受信料に関することでひとつ。NHK出版のガイドブックは、毎号の裏表紙がもみじ饅頭のにしき堂の広告になっています。これは最早長年の提携関係にあるといってもいいでしょう。その一方で、今回のニッコームックの裏表紙は、主演の小栗さんが出ているプレモルの広告です。

この2つを比較すると、どちらが出演者を強力にアピールしているかは一目瞭然です。無論NHKとしては、色々やりたくてもできないという事情があるでしょう。しかし私としては、ここはやはり主演の小栗さんの、文字通り「旬」の広告を使っている方が、惹きつけられるものがあります。

以前、大河を作るのであれば、主演俳優の出演CMの企業に、スポンサーとなっていくらか出資して貰ってはどうかと書いたことがありますが、今回両方の裏表紙を見て、改めてそれを思い出しました。サントリーからいくらかお金を出して貰えれば、受信料を何十億も使わずに済ませることもできるはずなのですが。尤もサントリーも、リーグワンで出費が多少はあるかとは思います。

三谷大河のみならず、大河についての疑問点は多々ありますが、年が改まって来年の放送が始まる前に、ガイドブック関連でもう一度投稿できたらと思います。年を跨ぐ格好になりますね。

それと正月時代劇『幕末相棒伝』ですが、今は正月時代劇のサイトはもう作られていないようです。かろうじて掲示板はあるようなので、この掲示板、そして紹介ページのURLだけを一応貼っておきます。

https://www.nhk.or.jp/drama/bbs/(掲示板)
https://www.nhk.jp/p/ts/3K4QPLPQRV/(紹介ページ)

しかし杉本哲太さんと浅利陽介さんが出ているのは、タイトルに「相棒」が入っているからでしょうか。


飲み物-ホットウイスキー
[ 2021/12/31 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

NHKの遅疑逡巡

先日も書きましたが、再来年の大河のキャスト発表に関して、まだ公式サイトで関連情報は見つかりません。昨年が11月だったから今年もそろそろ…とはならないようですね。

で、この大河も朝ドラも今まで散々書いて来ましたが、改善策のひとつとして、放送期間とか放送時間を少しずつ変えて行けばいいのです。一気に変えるとどこかにしわ寄せがくるし、NHKとしてもそれが嫌なのだろうとは思いますが、但し、今のNHKは放送時間を思い切って変更して、多少ダメージを受けるくらいの方が、組織自体の改善にもつながるのではないかと思います。

これはNHKのみならず、あるいは大河朝ドラのみならず、すべての局の番組にいえるかと思います。いくら人気があっても数字を取れても、長期間続くことによるデメリット、あるいはどこかマンネリ化するというのは、最近は『相棒』関連でも書いていますが、いくらそれが面白くて数字が取れても、また多少はキャストの変更があっても、似たような顔ぶれがあまりにも多いとなると、視聴者からの批判も出て来るかと思われます。やはり新陳代謝は必要ですし、マイナーチェンジが難しいなら、いっそのことリセットする方法もあるでしょう。

無論民放の場合、仮にマンネリであろうとも、長年観ていた視聴者が離れることで、数字が下がる、スポンサー離れにつながるというデメリットも考えられます。それを考えると、やはりなかなか思い切れないという事情もあるでしょう。片やNHKはスポンサーがないし、もっと言えば視聴者がスポンサーであり、その視聴者からNHKの変化を望む声も多い(たとえばスクランブル化など)以上、思い切って変えてもおかしくはないはずです-無論、方向性を誤るとまた批判となってしまいますし、高齢の視聴者からは反対されるのでしょうが。

しかし動画やツイッターでキャスト発表というのは、なかなか面白いやり方であり、だからこそ今年も期待したのですが…こういう方法を採ること自体、前例がないということで、局内で問題となったのでしょうか。仮にそうだとしたら、NHKはやはり今後も変われないし、先日も書いたように、攻めた番組がバラエティなど、ごく一部に限られるわけだなと思ってしまいます。本当は予算がかかる番組にこそ、メスを入れてしかるべきなのでしょうけどね。


飲み物-ラテアート

[ 2021/11/10 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

目玉番組の「やめ時」とは

先日、テレ朝系『科捜研の女』が打ち切りかという記事を目にしました。公式は特に言及していないようで、恐らくは現行のドラマシリーズで最長寿であることも、このような記事が書かれた一因かと思います。

私は特にこのシリーズを観ていないし、内容もあまりよく知らないので、仮にそうなったとしても、正直言って残念という気持ちはありませんでした。ただテレ朝としても、看板番組の1つではあるだけに、この後何を持ってくるかを考えておく必要はありそうです。

しかし1999年からの放送ですから、長いと言えば長いです。私としては、10シーズンをめどにその後のことを決めていいかと思います。また『相棒』-今シーズンはグラナダホームズと被ること、またちょっとマンネリ化している、SPが馴染めないなどの理由から観ていませんが-も既に20年目に入っています。

国内ドラマの場合、長寿番組はやはりマンネリ化していると受け取られることが多いようです。ならば、不定期で1シーズンに2,3回ほどやるといった方法もあるのですが、どうも刑事ドラマの場合は特に継続性、安定性を求めることになるのでしょうか。

あと『科捜研の女』は、京都府警が舞台となっており、経費がかさむという点もあるかも知れません。しかし私の場合、京都府警ものは割と好きです。こちらは日テレ系列ですが、2016年と2019年に、京都を舞台にして『臨床犯罪学者 火村英生の推理』が放送されています。実際すべてを警視庁と東京に限定する必要もないと思いますし、数回程度で、地方の警察署を舞台にした作品を作るという方法もありそうです。

海外ドラマでも、かなり長寿番組はあります。そして、それに伴うデメリットもあるようです。私もかつて『ER』と『ザ・ホワイトハウス』を観ていましたが、途中でギブアップしています。この場合はキャストがくるくる変わり、それによって構成が変わって来るため、どことなく面白く感じられなくなりました。それぞれ事情は異なりますが、続けば続くだけ、あれこれデメリットも出て来るものです。

そう言えば大河ドラマも60年だ何だと言ってはいますが
  • 受信料で作られている割に、制作費がかかる
  • 基本的に時代劇が中心
  • 1年物という長期であり、内容によっては途中で視聴を止める人も多い
などなど、前出の民放の現代ドラマとは明らかに違うドラマシリーズであり、こういう独自性が、逆に視聴者の不満となっているとも考えられます。これが『日曜劇場』並みに1クールで、作品がそれぞれ違ったコンセプトで、何と言っても受信料なしで観られるのであれば、まだ納得はできるのですが…。

それから朝ドラも来週から新しくなるようですが、こちらも何となくネタ切れの感はあります。朝ドラをやめて夜に持って来て、たとえば45分間1クールで放送してもいいでしょう。またドラマはすべてスクランブルを掛けて、課金してほしいですね。
(2021年10月30日一部修正)


飲み物-コーヒーとチョコレート

[ 2021/10/30 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

気づいたことあれこれ 30

先日NHKの受信料について、『ブラタモリ』と衆院選絡みでちょっと書きましたが、NHKの訪問があまりしつこい時には、警察を呼ぶという方法もあるようです。そもそも訪問で勝手に入って来たり、ドアの前から立ち去らないといったこと自体、違法行為となるわけですが…。
それに支払いは実は義務ではないし、また放送法そのものに罰則規定がないので、仮に払わなかった場合でも、何らお咎めはないはずです。ただ訪問に来るのが鬱陶しいだけです。そんなに受信料がほしいのなら、もうスクランブル化するのが一番いいのではないでしょうか。どこかこの方法、合理性を欠いているのですね。

それから先日「ハロー効果」について書いています。要は自分のアイドル的存在のすべてを肯定し、ポジティブに捉えることです。それに加えて同一視というのもあり、これもまた自分が好きな対象に共感することですが、この場合はそうすることによって、自己評価を高めたり、安定感を得たりしようという目的があります。
この心理関連はまた時間がある時に書きたいと思いますが、アイドルや自分が好きな対象への共感と言うのは、度が過ぎると盲信ともなりかねず、それはそれで厄介です。

あと、こちらも前には書いていましたが、今シーズンの『相棒』は観ないことにしました。やはり近年のスペシャルにいくらか違和感があるのと、どこかマンネリ化して来た印象は否定できません。今回は和製ホームズの杉下右京ではなく、同じ水曜21時に本物のホームズをやっているので、そちら優先です。あと『刑事7人』をはじめから見ています。
私としては杉下-神戸の頃が好きだったので、視聴しない理由はそれかと思っていたのですが、その他に鑑識官の米沢守の退場なども関係しているかと思います-実際、米沢さんがいた頃は観ていたという人もいます。あと小野田官房長や当時の捜一トリオも好きで、その影響も恐らくはあるでしょう。長年続くということは、それはそれで大変ではあるようですね。


飲み物-ティーカップと紅茶
[ 2021/10/18 00:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』キャスト予想2そして『風林火山』

『どうする家康』、未だ松本潤さん以外の出演者が決まっていないため、色々な人が様々な出演者を予想しているようです。ともあれ、この大河の家康はどこか弱々しいところがあるようなので、その主人公を盛り立てて行くような強い脇役が求められてくるでしょう。

ちなみに、脚本の古沢氏のTVドラマをざっと挙げてみると

相棒(特に杉下-亀山時代)
鈴木先生
リーガル・ハイ
デート~恋とはどんなものかしら~
コンフィデンスマンJP
ゴンゾウ 伝説の刑事

このようになります。

これから考えると、『リーガル・ハイ』で主演した堺雅人さんが、こちらの方にに出演する可能性がないとは言い切れません。同じ作品に出演している生瀬勝久さん、里見浩太朗さんなどもあるいは候補になるでしょうか。『相棒』絡みでは寺脇康文さんの出演もありえます。その他に『鈴木先生』『デート~恋とはどんなものかしら~』の長谷川博己さん、『麒麟がくる』から3年で再び大河復帰となりますかどうか。また後者で共演した杏さんも、3度目の大河出演が望めるかも知れません。

あと『ゴンゾウ 伝説の刑事』だと、久々に内野聖陽さん、高橋一生さんの出演も考えられるでしょうし、『コンフィデンスマンJP』だと長澤まさみさん、小日向文世さんが出ていますので、長澤さんがヒロインの線もあるでしょう。皮肉というか、『真田丸』に出た人たちの一部が、来年ではなくこちらの方で再び出演となる可能性もあります。無論これには制作統括の意向、出演者サイドのスケジュールの問題も関わってくるとは思いますが。

この大河が、所謂王道大河になるかどうかは無論わかりませんし、脚本の古沢良太氏も、大河はおろか時代劇の経験もない人ですが、出演者によっては意外と「骨太な」戦国大河になる可能性も捨てきれません。と言うより、2000年代に入ってから、私が考える骨太、あるいは男くさいイメージの戦国大河というのが
葵 徳川三代
風林火山
軍師官兵衛
この3作品くらいしかありませんので、そろそろまた、オーソドックスな男性主人公大河を観たいと思います。

しかし、やはり『風林火山』はよかったなと改めて思います。クライマックスが川中島の大河でありながら、武田と上杉のどちらも主人公でなく、山本勘助を持って来たことで、主人公を自由に動かせ、策略に長けた軍師として描けたのは大きかったでしょう。今後も大河が続くのなら、こういう第三者から見た大名たちの争いという構成もまたあるかと思います。と言うかもう、大名たちの合戦メインで描く時代ではなくなって来ているかと。

『風林火山』は、Gacktさん演じるエキセントリックな謙信が、琵琶を弾いていたのも見どころではありました。あのシーンは、流石ミュージシャンと思ったものです。琵琶と言えば、『ゲゲゲの鬼太郎』第6期、2年目の地獄の四将編の最初のEDで、鬼太郎がギターのイントロに被せるように琵琶を弾くシーンがありましたね。

琵琶というのは元々宗教的な側面が強く、その意味であの謙信にも、また鬼太郎の地獄のイメージにも似合っていました。無論琵琶も徐々に俗化して行き、芸能の一部門となって行きます。大河の琵琶では、『西郷どん』で国父様こと島津久光が口ずさんでいた『迷悟もどき』も印象に残っています。

飲み物-ロックグラスカクテル
[ 2021/09/24 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

三谷大河はなぜ批判されるのか-2

先日の投稿の続きです。あれやこれやと書いていますが、あくまでも私の視点で捉えているものであり、無論三谷さんの脚本をどうとらえるかはその人次第です。見方を変えれば、結局のところ映像作品と言うのは、誰が脚本を書くのか、出ている俳優さんは誰なのか、どのようなテーマなのかといった諸々のことを始め、主観が大きく影響するものです。ですから人によって面白い面白くないかの評価の違いは当然あるわけで、高評価を得た作品であっても、すべての人がそれに賛同しているわけではありません。

ところで1つ前の投稿では

「個人的な趣味嗜好」が反映される部分は大きいでしょう。ちょっとばかりこだわり過ぎかなと思われるところもありますが、それと物足りなさとがうまく補完し合うというわけでもなさそうです。

と書いています。『鎌倉殿の13人』で、大河好きがニヤリとするキャスティングもあるといったコメントが紹介されています。無論これがどのような形のキャスティングになるのか、こちらは勝手に予想するしかないのですが、かつて『『新選組!』で、『新選組血風録』(1965年の時代劇)及び『燃えよ剣』(岡田准一さん主演の映画ではなく、1970年制作の時代劇)で、土方と沖田を演じた栗塚旭さん、島田順司さんをそれぞれ、別の役でゲスト的に出演させていたのを思い起こさせたりもします。

こういうのは確かにこだわりを感じさせるのですが、妙にマニアックで、何もそこまでやらなくてもいい、何か空回りしているといった一面もあります。そう言えば『真田丸』のラストシーンも、クランクアップ時はまだ未公開ですなどと言われていて、これも一種のこだわりとも取れますが、今となっては、やはりあれは未公開でいた方がよかったかと思っています。安居神社の信繁終焉のシーンがよくなかったので。

逆にこういうのにこだわるよりも、残された人々のその後の生活を描いてもよかったのではないかと思うのですが、やはり三谷さんの大河にそれは望めないでしょうか。

それと主人公の描き方について。確かに新選組や真田信繁に対し、新しい見方で描きました、史実も再考証をしましたというのはいいでしょう。ただそれにこだわりすぎるあまり、人物の描写が、どこかおちゃらけた感じになってしまってもいるわけです。細かい部分にこだわるのはともかく、その当時の人々にしては、妙に現代劇的な設定になりがちで、こうなるとやはり時代劇としての旨味は失われ、この点が、三谷さんの脚本が小劇場的だと批判される一因ともなってはいるでしょう。

私も『真田丸』の放送前まではかなり期待もしたのですが、実際あの大河の終盤は如何にも物足りなさを覚えました。大坂の陣もですが、小野お通の描き方も、あれはないだろうとは思いましたね。そもそも信之がお通のところに通うのに、奥さんがついて来たりはまずしないでしょうし。ただパペットホームズとの共通点がかなり見られたのは、面白かったと言えます。これに関しての投稿は「真田丸とホームズ」でまとめています。

上記三谷大河もそうかも知れませんが、平成の頃は面白いともてはやされたものが、そろそろ節目を迎えている感もあります。『鎌倉殿』も最初の一月二月は観るかも知れません。しかし観ていてあまり面白くないと、視聴を止める可能性もあるでしょう。始まる前からこう言うのも何ですが、最近大河の視聴と言うのにそこまで情熱を傾けられなくなっているせいもあります。現時点で、すべてを完走したのは『西郷どん』が最後ですから。意外と『どうする家康』が面白くなるかも知れません、断言はできませんが。

それと余談になりますが、今年は水曜の21時にグラナダ版ホームズが放送されていることもあり、『相棒』の視聴はお休みしようかと思っています。数年前からいくらかその傾向はあったのですが、スペシャルに多少違和感を覚えるようになりましたので。このシリーズもやはり、平成に隆盛を極めた作品ですね。一方で、『刑事7人』が割と面白く感じられたので、こちらを最初から観てみようと思います。刑事ものでは、京都府警が舞台の作品も結構好きです。


飲み物-ブロンドのエール


[ 2021/09/13 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

今後のNHK時代劇情報

まず来年の正月時代劇は『幕末相棒伝』です。坂本龍馬と土方歳三のバディ物という、ちょっと変わった時代劇ですが、「相棒」を殊更に目立たせている辺り、あのドラマを意識していないとも言えず。ただ最近私としては、『相棒』より『刑事7人』とか、『IP〜サイバー捜査班』の方を面白く感じるようになっています。

あと『遺留捜査』も好きですし、あまり観ていませんが、少し前に『刑事ゼロ』などというのもありましたね。『刑事ゼロ』の音楽担当の1人が、来年大河の音楽担当のエバン・コール氏です。

しかし『青天を衝け』が終わって1週間も経たないうちに、また違った土方の登場ですか。その土方を演じる永山瑛太さんですが、今年の『ライジング若冲』にも出ていたし、正月時代劇の常連といった感もあります。何よりこの顔ぶれは、大久保利通と足利義輝の共演といった雰囲気もありますね。(以下リンク先はいずれもNHK ONLINE)

正月時代劇『幕末相棒伝』制作開始!坂本龍馬:永山瑛太×土方歳三:向井理

その少し前、今年の12月にはこちらが放送されます。

主演・中村勘九郎 ドラマ「忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段」12月放送!

年末恒例の忠臣蔵ですが、最早赤穂だ吉良だと言うよりも、こういう見せ方の方が面白いかも知れません。しかし勘九郎さん、NHKはあの『いだてん』以来なのですね。

それから9月11日に『大江戸もののけ物語』放送開始です。

大江戸もののけ物語 人間と妖怪のバディが事件を解決!人情時代劇×妖怪ファンタジー

旗本の次男坊が妖怪たちと謎解きをする展開なでですが、どうにもこうにも『ゲゲゲの鬼太郎』実写版的な雰囲気が漂うドラマです。森川葵さんは猫又でなく猫娘を演じてほしいですね。平尾菜々花さんのお雛は、第6期の犬山まなを思わせます。

しかし思うのですが、NHKは大河を前面にどどんと出すよりも、こういう様々なパターンの時代劇を、色々と繰り出した方がいいのではないでしょうか。これだと史実がどうこうと言われることもありませんし、今時、時代劇を作れる唯一の局なのですから、そのあたりをもう少し工夫してほしいところです。

飲み物-ビールと夜景
[ 2021/09/02 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』新キャストと音楽担当発表

『鎌倉殿の13人』の新キャスト発表です。(敬称略)

2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」新たな出演者決定!
(NHK ONLINE)

木曽義仲-青木崇高
巴御前-秋元才加
牧宗親-山崎一
千葉常胤-岡本信人

青木さん、『西郷どん』の国父様こと島津久光役での出演以来です。秋元さんは『黒井戸殺し』に出演していました。山崎さん、『古畑任三郎』シリーズの出演経験もありますが、『相棒』の初期のシリーズで、おでんの屋台をやっていた元警官と言った方がわかる方も多いでしょうか。あと今年の『青天を衝け』にも出ていますね。そして岡本さん、大河出演が結構多く、直近では『平清盛』に出演しています。

それから音楽担当も決まりました。エバン・コール氏で、アニメの作品も多く手がけています。今回は、服部さんではありませんでしたね。

これ以外のスタッフ、たとえば題字とか、ナレーションなどはまだのようです。題字は今回は毛筆書体ではなく、既に決まっているあの「ロゴ」で行く可能性が高そうですね。

飲み物-アイスココア

[ 2021/07/08 23:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』新キャスト発表

『青天を衝け』新キャストの発表です。しかし最近新キャスト発表とあると、今年なのか来年なのかしばし迷います。ちょど今から秋ごろまでの間は、両者がダブりますからね。

物語の舞台は、海を越えた華の都・パリへ!
一方、日本では倒幕の機運がます諦ます高まり…
(NHK ONLINE)

新キャストは以下の通りです。(敬称略)

杉浦愛蔵(譲)-志尊淳
栗本鋤雲-池内万作
田辺太一-山中聡
向山一履-岡森諦
福地源一郎-犬養貴丈
高松凌雲-細田善彦
黒川嘉兵衛-みのすけ
原市之進-尾上寛之
松平容保-小日向星一
松平定敬-小日向春平
井上聞多(馨)-福士誠治

今回は男性ばかりのキャストです。登場人物も俳優さんも、良く知っている人、あまり知らない人様々というかたも多いでしょう。岡森さんは『八重の桜』以来とコメントしていますが、私としては『風林火山』の矢崎十吾郎を思い出します。細田さんは『真田丸』以来ですね。『相棒』のシーズン18に、ヒロコママの彼の役でも出演していました。2人の小日向さんは兄弟で、小日向文世さんの息子さんたちです。兄弟が兄弟を演じるのですね。あと志尊さんに福士さん、大河はこれが初めてというのがちょっと意外でした。

しかし、一部ツイートで言われていますが、今回は小松帯刀は登場しないのでしょうか。『篤姫』以来、『龍馬伝』と『西郷どん』でも登場していますし、薩摩関連の人物が出るなら、当然出してしかるべきかと思われます。地元薩摩の豚肉を、「豚一様」慶喜に献上してもいたりして、その意味で慶喜とも交流があった人物なのですが。


飲み物-エスプレッソ2
[ 2021/05/11 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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