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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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221の日に思うホームズ関連作品と映画とハリネズミ

2月21日は221ということで、ツイッター上で「#221Bの日」というタグを何度か目にしました。今までのホームズシリーズで、一番好きなのはグラナダ版というのを前にも書いていますが、所謂変人で面倒くさいホームズを描いたのは、これが最初であると言われています。この傾向はその後も、映画やTVシリーズに受け継がれています。
但し『エレメンタリー』の場合、少々扱いづらいホームズではありますが、やはりアメリカの刑事ドラマの乗りです。またパペットホームズの主人公も、朝大慌てで宿題をやっているワトソンにあれこれ言う一方で、自分は宿題をやっていないにも関わらず、

宿題をやる苦痛を10とすると、
叱られる苦痛は6だ。
僕は軽い苦痛の方を選ぶ。

などと言ってしまうわけで、ま、こちらも面倒くさい子ではあります。

BBC版は第3シーズンまでは観て、それから観なくなりました。私としては、ミステリーとしての面白さからはちょっと外れたかなと思っているせいですが、無論このコンビが好きな人は観続けているでしょう。
ベネディクト・カンバーバッチを有名にしたシリーズでもありますが、この人は本国の第1シーズン放送とほぼ同じ時期に、『僕が星になる前に』という映画に出演しています。この映画は所謂ロードムービーで、癌で余命いくばくもない主人公が、仲間3人と連れ立って旅行に出る話です。ラストシーンが如何にもというか、イギリス的であると書いておきます。

なぜこの映画のことを書いたかと言うと、『Supernova』という映画が日本でも公開される予定だからです。この映画は20年来のパートナー同士であるゲイカップルの話で、一方が認知症を発症し、2人で家族やかつての友人を訪ねる旅に出るのですが、将来のことを巡って対立することにもなります。旅を通してそれぞれの生き方が描かれるという点では、この映画もまた然りです。
コリン・ファースとスタンリー・トゥッチが主演ですが、コリン・ファースもこういう年代を演じるようになったのだとしみじみ思います。一応URLだけ置いておきます。
https://theriver.jp/supernova-us-trailer/ (THE RIVER)


ゲイカップルといえば、『きのう何食べた?』の2020正月スペシャルのあらすじをざっと書いているので、またちょっと掘り下げてみようかと思っています。
そう言えば前出BBC版、シャーロックの相棒のジョン・ワトソンを演じたマーティン・フリーマンが「ハリネズミ」と渾名されていたことがありましたが(髪の色からでしょうか)、最近ハリネズミというと、この『きのう何食べた?』のジルベールこと井上航を連想するようになっています。例の「針ネズミ」Tシャツ以外にも、彼の部屋は動物関連グッズだらけで、本物のハリネズミ関連のももちろんあります。何せ履いているスリッパもハリネズミですからね。

飲み物-スノーアンドテル
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[ 2021/02/22 00:45 ] シャーロック・ホームズ | TB(-) | CM(0)

『チコちゃんに叱られる』のシバリングに関するよしなしごと

過日たまたま『チコちゃんに叱られる』を観ていたら、筋肉の震えと、それによる体温の上昇(シバリング)の実験をやっていました。被験者のあばれる君が、パンツ一丁で氷点下の倉庫(だったと思います)に入った後体温が若干下がり、しかる後に筋肉が震え出して、体温が37度台にまで上昇したのですが、それ以上は流石に倉庫内が寒すぎて、実験続行は無理だったようです。人間の体は体温が下がると、筋肉を動かすことで熱を発生させ、体温を正常なポイントまで引き上げようとします。

ちなみにこれに類することを、フィクションの中の非現実その3で書いています。こちらでは風邪のウイルスが体内に侵入した場合、ウイルスをやっつけるために、体温が上がるという現象について触れています。風邪の時に震えがくるのは、この現象のためです。尚風邪の場合、震えがある時は熱がまだピークに達していない状態なので、もちろん冷やすのはNGで、逆に体を温めておく必要があります。またこのシバリング、手術後に起こることもあります。

ところで、この「フィクションの中の非現実3」の続きで、『きのう何食べた?』の史朗と賢二の関係について書いていますが、史朗が風邪を引いた時の賢二は実にまめで可愛いものです。個人的に、たとえばBLなどはそれほど好きなほうではないのですが、このドラマは妙にほのぼのとするものがあります。やはり料理中心のせいでしょう。先日の投稿分では主人公たち、特に史朗の女性の好み(というかアイドルの好み)についても書いていますが、この人は本当にゲイらしくないと、小日向と航も呆れる場面が原作に登場します。

医療関連ついでに、面白い医療ドラマを観てみたいなと思います-と言っても、こちらが探し出せていないだけなのですが。無論普通のドラマで病人が出るような設定ではなく、医療機関が舞台で、その中の人間模様が医療を通じて描かれる、そのような形のドラマです。かなり前『ER』を観ていたことがあるのですが、途中であまりにもキャストが変わってしまったため、途中で挫折してしまいました。同じことが『ザ・ホワイトハウス』についても言えます。しかしあれもNHKが気合入れて放送していたのに、韓流に枠を奪われてしまいましたね。

ともあれ、普段『チコちゃん』を観ない私ではありますが、この時はたまたまとは言え、観ていてなかなか楽しめました。とはいえ、やはり個人的には『カネオくん』の方が好きですが…カネオくんの可愛らしげなキャラクター(がま口の中の顔はなかなかえぐいです)と、声のミスマッチが好きなので。他には『ブラタモリ』はすべて観ていますし、『ガッテン』なども時間があれば観ています。ああいった番組こそ、NHKの本領発揮と言えるでしょう。

今回は何やらとりとめのない内容になってしまいました。

飲み物-ビール2種類
[ 2020/12/28 00:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『武将ジャパン』と『麒麟がくる』の終盤に思うことその3

先日投稿分での武者震之助さんですが、ご本人のコラムがアップされている『武将ジャパン』で検索していたところ、この人物についてのまとめサイトを見つけたのでご紹介しておきます。

まず上の方です。こちらは某掲示板の、武者さん関連スレのテンプレと思しきものもありますし、記事の魚拓も紹介されています。そのため、過去記事も閲覧できるようです。また2番目の「小檜山」とあるのは、『武将ジャパン』のライターである小檜山青氏という人物で、このまとめサイトによれば、武者さんと同一人物ではないかとされています。この小檜山氏の記事も読んだことがありますが、実際武者さんと似たような論調です。ただ如何せん分量が多いので、読まれる際はブックマークすることをお勧めします。

武将ジャパンの武者震之助データ
https://seesaawiki.jp/w/amamasa/
d/%C9%F0%BE%AD%A5%B8%A5%E3%A5%D1%A5%F3%A4%CE%C9%
F0%BC%D4%BF%CC%C7%B7%BD%F5%A5%C7%A1%BC%A5%BF


『武者震之助用語辞典』with 小檜山
https://seesaawiki.jp/w/amamasa/
d/%A1%D8%C9%F0%BC%D4%BF%CC%C7%B7%BD%F5%CD%D1%B8%
EC%BC%AD%C5%B5%A1%D9with%20%BE%AE%DB%D8%BB%B3

この小檜山氏によれば、2010年代大河はおかしいということで、それは同意できます。ただ何も2010年代に入ってから急におかしくなったのではなく、それ以前、恐らく90年代頃にはその萌芽があったのではないかと思われます。この頃から放送フォーマットが変わったり、『信長 KING OF ZIPANGU』など、それまでの大河とは違った方向性の作品も作られたりするようになっています。若者向け路線にシフトし始めたと言うべきでしょうか。またこれは他のドラマにも言えますが、必ずしも昔がよくて今が悪いとは一概に言えません。今の大河でも十分に鑑賞に耐えうる物はありますし、昔のでも面白くないのもあります。従って、2010年代大河のすべてを云々するより、創作が過剰ともいえる女性主人公大河、あるいは『いだてん』の制作面での特徴(2つの時代の行き来や落語の存在)が視聴者に与えた影響について指摘するべきではないかと思います。

しかしこの場合、小檜山氏であれ武者さんであれ、
花燃ゆ
西郷どん
いだてん
がおかしいと断定しています。『いだてん』に関しては、私は途中までしか観ていない(あまりにも演出が受け入れられなくてギブアップした)ので、コメントはできません。『花燃ゆ』は正直言ってあまり面白いとは感じませんでしたが、その中でも見るべきところはありました。『おんな城主 直虎』よりも観られる部分もあったほどです-この場合ヒロインよりも、それ以外の人物が関わっているシーンがメインであると言っておきます。『西郷どん』は好きな大河の1つで、前にも何度か書いていますが、スーパーヒーローでない西郷隆盛を描いたのは評価できます。どうもこの『武将ジャパン』の特徴として、作品を客観的に見るよりも、最初から批判すべき作品を決め、ネガティブな方向へ誘導する傾向があると思われます。無論その逆もありますが、大河コラムとしてはさて如何なものでしょうか。

また前出小檜山氏によれば、大河をシーズン制にしてはどうかと言うことです。さらにそのシーズン制に関して、これまたこのサイトの特徴として、『ゲーム・オブ・スローンズ』が引き合いに出されています。なぜドラマという点以外に共通項がない作品を持ち出すのか不明ですが、よほどこの作品がお気に入りなのでしょう。尤も私のアメリカ人の友人は、これは好きではないと言ってはいましたが。あと武者さんの場合10年ルールといって、10年以上前に制作された作品の議論はしないということですが、大河について書こうと思うのであれば、せめてDVDが出ている作品を、総集編でもいいから観ておいた方がいいかとは思います。

ところで武将ジャパンについて書いてまいりましたが、もう一つ書きたいこととして、『麒麟がくる』の最終パートがあります。そもそも明智光秀を主人公にしている以上、当然ですが本能寺の変は避けられません。そしてその後秀吉に追討され、山崎の合戦後に落命することになります。大河の主人公の多くは、所謂主人公補正もあるのでしょうが、その最期の迎え方はそれなりに絵になるものとして描かれています。ところが光秀の場合はそれがありません。光秀の最期を劇的なものとするには、結局信長をどのようにして敵視するようになるのかが重視されます。今まで光秀を主人公にした作品がなかったのは、こういう主人公の最期の描き方の難しさも関係していたのでしょうか。

飲み物-ホットウイスキー
[ 2020/12/20 00:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『国盗り物語』に見る明智光秀番外編と摂津晴門と海外ドラマ

『国盗り物語』では足利義昭が将軍宣下を受けます。これも光秀や藤孝が奔走し、さらに信長が上洛を受け入れたおかげでもあります。しかし当の義昭は、自分は将軍になったのだから万能であると思い込んでいるようです。光秀は信長の家臣でもある以上、信長が何を考えているかは察しがついていましたが、義昭にはそこの部分がぴんと来ません。そのためまず副将軍になってくれと言い、信長が断ると今度は管領になれと言います。

無論信長は、そういう役職も地位もほしくありません。自分が天下を取るために、義昭の血統がほしかった、それだけのことでこの人物を担いだのだから当然です。しかし義昭は、自分の庇護者とも言うべき信長に何かをしてやりたいのでしょう。次は領地を与えると言いますが、この時代、領地を与えると言っても将軍の直轄領などはなく、義昭の世間知らずが図らずも表面化してしまっていました。

結局信長は代官を置くことだけを願い出ますが、それが欲の少なさであると義昭には映り、いよいよ上機嫌になります。そして祝宴を開いた後、信長のために十三番の能を興行するとまで言いますが、信長はまだ三好党がどう出るかもわからず、五番の能で結構と言い、鼓を打ってくれと義昭が所望するも、出来ないとはねつけます。どうもこの場合、信長が異色であると言うよりは、義昭が脳天気と言った方が正しいようです。そして信長は、留守部隊を残して岐阜を後にしますが、果たして三好党が仮御所の本圀寺を包囲するに至ります。

ところで『麒麟がくる』では、摂津晴門が登場するようです-と言うか、サブタイトルにこの人物の名があるので、観ていなくてもわかります。元々伊勢氏に代わって、室町幕府の政所執事を務めていた人なのですが、足利義栄が伊勢氏を起用したことで京を離れ、義昭に仕えていたとされています。ただその後義昭の反感を買い、失脚することになりますが、この場合どのような形でストーリーに絡むことになるのでしょうか。

あと竹中半兵衛とか黒田官兵衛は、この大河には出て来るのでしょうか。秀吉が出て来る以上出さないわけには行かないでしょう。ところで竹中半兵衛と言えば、思い出すのが『ホーンブロワー 海の勇者』です、何の関係があるのかと思われるでしょう。ご存知のように竹中半兵衛は、自分の余命がいくばくもないことを知っていたため、信長が殺せと命じた官兵衛の子松寿丸(長政)を引き取り、自分の責任で匿います。

『ホーンブロワー』の場合、主人公ホレイショや僚友のアーチ―ら海尉が、精神異常をきたした艦長に危機感を募らせますが、その艦長が館内で負傷し、職務続行不可能のため拘束されます。これが軍律違反であるとして、海尉たちは軍法会議に掛けられます。最終的に海戦で重傷を負い、恐らくそう長くないであろうことを覚悟したアーチ―が、自分がやったと証言したのでした。その後アーチ―は亡くなり、ホレイショは昇進します。

飲み物-ランプと水とウイスキー
[ 2020/11/01 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『アンという名の少女』と『赤毛のアン』

『アンという名の少女』というドラマをNHKでやっています。と言いつつまだ観たことがないのですが、NHKの前はNetflixで配信されていたようです。タイトルにあるように、かの『赤毛のアン』をドラマ化したものです。

以前、赤毛のアンに見る英文学へのオマージュという投稿の中で、松本侑子さん訳の『赤毛のアン』について触れていますが、この作品にはかなりの英文学からの引用がなされており、著名な作家だけではなく、マザーグースからの引用もあります。ちなみにマザーグースといえば、ヴァン・ダインの『僧正殺人事件』に、『コック・ロビンの死と葬い』(誰が殺したコック・ロビン)や『ハンプティ・ダンプティ』、『マフェット嬢ちゃん』などが引用されています。『ハンプティ・ダンプティ』といえパペットホームズのショルトー兄弟を思い出しますし、『マフェット嬢ちゃん』はあまり知られてはいないのですが、昔のイギリスの風俗を知るうえで興味深いです。尚横溝正史の『悪魔の手毬唄』はこの小説の影響を受けています。

閑話休題。その松本さんが自身のツイートで、この『アンという名の少女』には、宗教色がないと指摘しています。非キリスト教徒への配慮であるという指摘もありますが、同時に、本来の『赤毛のアン』にあるものは、紛れもなく隣人愛をテーマとするキリスト教的作品であるとも言及しています。孤児であるアンへの愛(アガペー)により、マシューとマリラもまた救われるということで、この場合の教派は、カルヴィニズムの一派である長老教会です。

無論この『赤毛のアン』のみならず、欧米、キリスト教圏の物語というのは、大抵が宗教的な意味合いを含んでいます。日本でこういう作品がたとえばアニメ化される場合、宗教色をそこまで感じることはありませんが、原作を読んでみるとかなりキリスト教的色彩が強いです。また各教派の違い(これは『赤毛のアン』にも登場)が描かれている作品もあり、時にそれが作品中で、軋轢を生むもととなったりもしています。

また前出の投稿とは別に、花子とアンと赤毛のアンという投稿で私は、村岡花子さんの訳について書いています。村岡さんが翻訳を手掛けた当時は、キルトのベッドカバーと言ってもなじみがなく、刺し子の布団枠と言い換えたりしているわけで、その当時の翻訳者の苦労が窺えます。これまた余談ながら、北米の人たちは実際キルトが好きで、バースデープレゼントがキルトということもあります。またしても閑話休題。『赤毛のアン』が世に出た同じ頃の、他の翻訳者の作品もまた、タータンチェックという言葉が一般的でなかったため、弁慶縞などと訳されてもいたらしい。実は今ある翻訳小説、それも昭和40年代頃の訳のを読んでいますが、これもまた翻訳者の苦労が所々偲ばれる作品となっています。機会があったら書きたいです。

飲み物-アイスココア
[ 2020/09/30 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

70年代のドラマとBS12トゥエルビ その2

まず、俳優の渡哲也さんが10日に亡くなられました。ご冥福をお祈りします。石原軍団のイメージが強い方ですが、個人的には、『坂の上の雲』の東郷平八郎提督が印象的です。

それと、『麒麟がくる』の新キャストが発表されたようですが、
既に『青天を衝け』のキャストも発表され、今年はもうリアルタイムで観ないことにしたので、正直ああそうなのかといった程度です。陣内さん、鶴太郎さんはあるいは出演するかと思っていましたが、玉三郎さんと小朝さんは意外でした。小藪さんはどうも『陸王』の「もぎくーん」のイメージです。それ以外の俳優さんはさほど、あるいはほぼ全く知らないし、そもそも「伏魔殿」という言葉が、言っては何ですがラノベやアニメを彷彿させます。コロナによる中断で、路線が幾分変更されたのでしょうか。

それから先日、「大河ドラマの中の人間関係」で、中井貴一さんが平忠盛を演じたことを書き落していました。修正しています。

で本題です。「70年代のドラマとBS12トゥエルビ」という投稿に関してですが、『時間ですよ』は1971年1973年の放送分は、DVDが出ていたことがわかりました。今度レンタルする予定です。あるいは他の2作品、『ありがとう』と『肝っ玉かあさん』もソフト化されている可能性がありますが、今のところそれまで調べていません。もしレンタル可能ならば、こちらも観てみようと思います。

結局昔の番組はタイムカプセルのようなものですから、その当時の日常生活や世相などが、そのまま反映されているのには興味を覚えます。しかし、先日も書いたこの『ありがとう』、一番最初の婦人警官シリーズなどで、主人公がパトロールの最中にバラバラ死体が入ったスーツケースを見つけ、しかもそれもLSDの密輸と関係があるなどという設定はいささかベタですね。今時『相棒』でもこういうことはやらないかと思われますが、その当時ホームドラマでこういう描写がなされているのですね。尚このLSD(リゼルグ酸ジエチルアミド)、元々は精神疾患治療薬だったのが、1960年代にヒッピー・ムーブメントによって幻覚剤として広まったとされています。

それからこれも前出『時間ですよ』、ウィキによると、最初橋田壽賀子さんが脚本を書いていたにも関わらず、久世光彦プロデューサーが脚本アドリブを入れたりするため、降板したとされています。橋田さんはアドリブを許さないことで有名らしいのですが、そもそも橋田さんの作風というのは、この『時間ですよ』のコンセプトとは多少違うように思えます。なお海外ドラマですが、かの『ダウントン・アビー』の描写には、橋田さんのそれと似た物がありました。

この時代のホームドラマ、探せばまだ色々出て来るかもしれません。特にTBSはこの手のドラマが多いようなので、往年の日曜劇場やホームドラマから、『半沢直樹』までをDVDにまとめてドラマ集大成として発売する方法もありかと思います。

しかし2クールを超えるドラマは、当然ですがエピ数も多いです。それだけこの手のドラマが求められていたのでしょう。この当時のTVは、ホームドラマと時代劇と、そしておそらくは洋画劇場などが主要コンテンツだったと思われます。

飲み物-バーのラテフロート
[ 2020/08/15 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

ホームズ関連3題

ご存知の方もいるかと思いますが、桐丸ゆいさんの江戸時代版ホームズ、『江戸探偵写楽』のご紹介です。江戸時代を舞台に写楽法務(しゃらく のりちか)と、相棒で医師の和田尊が繰り広げる推理コミックで、現在BOOTHで発売中です。実は私も、既刊の5冊は読んでいますし、これ以外にも、江戸の食べ物に関する書物などもありますので、今度はそちらもと考えています。

これがお江戸のシャーロック・ホームズ 写楽が立ちどころに事件を解決する同人誌マンガ『江戸探偵写楽 まだらの組紐』
(ねとらぼ)

それから『ミス・シャーロック』が、6月5日に金曜ロードショーで放送されます。第1話と第2話を続けて放送です。あまり詳しく書くとネタバレになるので伏せておきますが、平たく言ってしまえば、爆発物の話と絵画の額縁の話ですね。

竹内結子&貫地谷しほりが女性同士の和製シャーロック&ワトソンに…!?
国内外を驚かせたHuluの名作ドラマの1話&2話を特別に放送!
(金曜ロードシネマクラブ)

あとGYAO!で『シャーロック・ホームズの冒険』を放送中です。所謂グラナダ版ホームズですが、こちらは字幕になります。露口茂さんの吹き替えを聞きたい方に取っては残念ですが、その代わりジェレミー・ブレットの生の声を楽しめます。

(GYAO! シャーロック・ホームズの冒険|ドラマ|無料)

飲み物-パブのビール1
[ 2020/05/18 00:45 ] シャーロック・ホームズ | TB(-) | CM(0)

国盗り物語-5

征夷大将軍となった義昭は、信長に不信の目を向けるようになります。既に義昭は石山本願寺やそれを後押しする毛利などの、信長包囲網を当てにしており、さらに越前、甲斐、越後なども信長を敵視していました。また葛籠重蔵と、下柘植次郎左衛門の娘木さるも信長の敵である一方、雑賀宗の指導者である孫市は、信長に鉄砲演武を披露し、信長は改めて鉄砲の重要性を悟ることになります。その信長は、朝倉義景との金ヶ崎の戦いの陣中で、義弟浅井長政の裏切りを知り、徹底抗戦を唱える家臣たちを尻目に退却を図ります。

この退却のしんがりは、木下藤吉郎が務めることになりました。朝倉軍を鉄砲で撃破する孫市、そしてこの当時藤吉郎に仕えていた山内一豊も、深手を負いながらなんとか戦列を離れます。また退却を始めていた光秀、そして徳川家康は、木下や雑賀に味方し、朝倉の進撃を食い止めました。満身創痍で帰った一豊は、妻千代に励まされ、さらなる夢を抱きます。しかしその頃石山本願寺が立ち上がり、信長は家臣を連れて上洛します。この本願寺の動きの裏には、どうやら義昭が絡んでいるようです。

信長は義昭の臣でもある光秀から、いざとなれば義昭は足利の旗を立てて織田に加勢すると明言したことを聞き、明朝の摂津への出陣に間に合わせるように命じます。無論幕府方の宮部中務少輔はこれを拒否し、将軍の出陣は有職故実を調べてからとその場しのぎを試みますが、光秀はいきなり脇差を抜いて中務に襲い掛かります。しかしそれは竹光でした。流石に義昭は、竹べらでは死罪にできぬと言い、出陣を決めます。この本願寺との戦では、信長の妹を妻にと所望した挙句、偽の女性をめとることになった孫市が、反織田同盟の侍大将として参加していました。

朝倉・浅井勢は比叡山延暦寺と同盟します。そして信長は久々に美濃に戻って、雪見酒を楽しんでいました。久々の夫の帰館を喜ぶ濃姫に、信長は自分が京を手中に収めたら、いつか京に連れて行ってやると言います。しかしその前に、落とさねばならぬ城が近江にあるとも信長は言います。小谷城かと問う濃姫に、その城は多くの国に権力を伸ばし、守るは僧形の無頼と信長は答えます。つまり延暦寺のことでした。これに関しては、延暦寺のすべてを破壊すると主張する信長と、よからぬ僧を追い出すのみでことを済ませたいとする光秀の間で意見が対立します。

結局延暦寺は焼かれ、僧は皆殺しにされました。その後信長は光秀を近江坂本の城主とし、築城を命じます。光秀に取っても、これは心躍るものがありました。城の設計を従弟の光春に説明しているところへ、妻のお槇が娘のお静とお玉を伴って現れます。一方で義昭は、武田晴信が上洛することを知り、信長を叩きのめせると大喜びです。無論信長も家康に兵を与え、武田と戦わせる手筈を整えますが、それを屋根裏から重蔵がのぞいていました。家康は三方ヶ原の戦いで敗退しますが、これで自分は臆病者と言われなくなったと家臣に伝えます。

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足利義昭が徐々に色気を出し始めます。実際この時期、信長包囲網が着々と敷かれており、朝倉と浅井の連合軍を始め、石山本願寺や毛利などもそれに加担していました。浅井が裏切ったことに気づいた信長は、戦を捨てるような格好で単身帰国します。金ヶ崎の退き口とも呼ばれる戦いです。これで山内一豊が重傷を負い、味方に担がれる格好で帰るところは『功名が辻』でももちろん描かれています。また紀州の雑賀孫市が鉄砲演武を披露します。扇を次々と射落として行く鉄砲の威力は、この新兵器への信頼をいやが上にも高めて行きます。

信長もまた、義昭への不信感を募らせるようになります。本願寺立つの陰に義昭の存在を疑う信長は、光秀に、義昭への出陣要請を命じ、これに中務という幕臣が難色を示します。この中務は幕臣であることを如何にも笠に着たような、小物臭のする人物なのですが、光秀はわざと竹べらの脇差を抜いて彼を脅し、しかも真剣でないため罪にはならないといううまい方法を採ります。しかしその反面、信長の妹を妻に欲しがった孫市は、偽の姫をあてがわれ、反織田同盟に走ることになります。この孫市は元々、藤吉郎と交流があったようです。

そして信長の正に野望とも言うべき、延暦寺の焼き討ちが登場します。この件に関しては、信長と光秀という、異なる見解を持つ者同士の考えが衝突し、信長は光秀を泥の中に転がすまでに至ります。ただし焼き討ちそのものに関しては、近年の研究から、すべての建築物が焼かれたわけではないという説が出ており、しかも光秀も攻撃の準備を進めていたことが明らかになっています。そしてまた光秀も、焼き討ち後はこの地域を支配することになり、城を建てるという夢をかなえます。

ところで、この中で終盤に向けての伏線と思われるシーンがいくつか登場します。
  • 信長が、自分が京を手中に収めれば、濃姫を京に連れて行くと言っているが、原作を読む限り、濃姫を京に連れて行ったのは、本能寺の変の前が最初で最後
  • 光秀が城の様子を光春に説明しているが、そこへ娘、お静とお玉が出て来る。このお静は荒木村次(村重の嫡男)の正室であったが離縁され、光春の妻となって、本能寺の変後夫と共にこの坂本城で亡くなっている。お玉は細川家に嫁ぎ、本能寺の変後は一旦離縁されている
  • 光秀の「竹べら」は、後年彼が槍で暗殺される小栗栖の竹林を意識したものか

またお槇が立ち聞きをしていますが、大河(朝ドラも)にはよくあることです。

葛籠重蔵を演じる露口茂さん、グラナダ版ホームズを演じたジェレミー・ブレットの声を担当していただけあって、あのシリーズの様々なシーンがだぶってしまいます。そして近藤正臣さん、この後も大河に何本か出演していますが、老獪さを漂わせるようになったのは『太平記』からでしょうか。『真田丸』の本多正信もそうですが、『龍馬伝』の容堂公も忘れられません。ちなみに『功名が辻』では細川幽斎役でしたね。松坂慶子さんも大河出演が多いのですが、『まんぷく』の「武士の娘」もまだ記憶に新しいです。そういえば、『龍馬伝』と『まんぷく』の脚本は同じ福田靖氏でした。あと寺尾聡さん、これが「最初の」家康としての出演です。(2度目は『軍師官兵衛』)

飲み物-ショートカクテル

[ 2020/04/20 00:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『シャーロック・ホームズ語辞典』

ホームズ関連です。昨年暮れに出版された『シャーロック・ホームズ語辞典』(誠文堂新光社)という本があります。著者は北原尚彦氏で、絵の担当はえのころ工房(ミステリー関係のイラストで有名)さんです。辞典というと、ちょっととっつき難そうな印象がありますが、ソフトカバーで値段も1600円+消費税と、かなりお手頃な辞典です。どちらかといえば、今までのホームズ関連作品や映像、登場人物に関する豆知識と言った方がいいでしょう。

無論ホームズ関連といえば、日暮雅通氏の翻訳書『シャーロック・ホームズ大百科事典』なども有名です。ただこういった本は翻訳書であるため、日本国内のホームズ関連作品を知るうえでは不便でした。その点この本であれば、今までホームズを基にした作品をものした作家や、パペットホームズや『名探偵コナン』のように、日本で制作されたホームズ関連作品、さらには、海外のホームズ関連TVシリーズの、主演俳優の声を当てた俳優さんについても触れられています。

映像作品の場合は、そのワンシーンがイラストで紹介され、概要、主演俳優などがわかりやすく紹介されています。尚主演俳優の項もあり、こちらも本人のイラストつきです。その上で、例えばグラナダ版やBBC版でそれぞれ主役の声を当てた、露口茂さんや三上哲さんについても紹介されていますし、パペットホームズの場合は、三谷幸喜氏と山寺宏一さんについての紹介があります。『ミス・シャーロック』及び竹内結子さんについても書かれています。

シャーロック・ホームズ語辞典
(amazonより)

また146-147ページは、ホームズ関連本らしく、ベイカー街221Bの居間を俯瞰した様子も描かれています。さらに各国のホームズ本の画像があったり、巻末には「ホームズが歩いた時代のロンドン」と「ホームズ事件すごろく」もありますし、とにかくイラストが豊富でそれだけでも楽しめます-ただ、ゴドフリー・ストーントン(スリー・クォーターの失踪)と、ロバート・ファーガスン(サセックスの吸血鬼)が着ているラグビージャージーが、もう少し19世紀的だったらなとは思います。無論、今時のジャージーに比べると十分クラシックではあるのですが。

ホームズの名言も出て来ます。その中の1つ、
「一滴の水を見ることによって、自分の見たことも聞いたこともない大西洋やナイアガラの滝の存在を推理できる」
これは、パペットホームズのOPの最初に登場します。その他登場人物は言うに及ばずですが、特にホームズに頻繁に登場するメアリーという女性(コナン・ドイルの母親がメアリーという名前だったことにちなむ)、そのキャラごとに描き分けられたイラストがついています。これは、ホームズ初心者にはかなり親切と言っていいでしょう。

もちろんシャーロキアンに取っても、かなり楽しめる本でもあります。最近なかなか外に出られないから、ホームズ関連で何か読みたいという人に、お勧めの一冊です。

飲み物ウイスキー
[ 2020/04/19 00:30 ] シャーロック・ホームズ | TB(-) | CM(0)

ITV『ホーンブロワー 海の勇者』について

先日BBCの話題からITVになり、さらに『ホーンブロワー 海の勇者』シリーズについて触れています。このシリーズについては、まず海洋冒険小説についてで書き、その後『風林火山』関連の投稿でも書いたことがあります。なぜ『風林火山』なのか。実はこの大河で、関東管領上杉憲政の家臣である妻鹿田新介を演じているのが、故・田中実さんだからです。なおこの妻鹿田というのは、憲政が越後に逃げた後で、その息子竜若丸を敵方の北条に、いわば売り飛ばしてしまうためあまりいい人物とは言えません。ともあれ田中さんは主人公ホレイショ・ホーンブロワーの吹き替えを担当しており、そのため妻鹿田の声とホレイショの声がダブったものです。『風林火山』には辻萬長さんも出演していますが、こちらはホレイショの上官であるペリュー艦長の吹き替えを担当しています。

先日の投稿では「ジブラルタルの奇襲」と軍法会議物が好きだと書いていますが、この軍法会議物、正確には「反乱」と「軍法会議」です。この時は艦長がちょっと常軌を逸した人物で、将校たちにあらぬ疑いをかけ、これではたまらないとホレイショたち海尉が解任を試みるものもうまく行かず、そんな中で艦長が転落し、軍法会議が開かれるという筋立てです。しかも悪いことに、この時はスペイン軍との戦争が始まろうとしており、艦長が無理に命令を下して艦が座礁し、さらに親友のアーチ―・ケネディを失ったりもします。あと「ジブラルタルの奇襲」、海尉試験のはずがペスト(黒死病)騒ぎとなり、食糧運搬艦が火船で焼き討ちされたため、その不足分の補充を迫られる一方で、軍規を破って食糧を盗もうとした船員が罰せられ、鞭打ちの刑に遭います。この刑を映像で見たのはこれが初めてなのですが、実に痛そうです。

他にも食糧は調達できたものの、ペストに感染している疑いがあることから、調達に赴いたホレイショや乗組員は3週間の隔離を余儀なくされ、ホレイショはまだ半人前の海尉心得(ミジップマン)でありながら、艦の指揮を執るはめになります。日常的な任務に加え、同じ艦に乗っていた太った外交官が、あてがわれた部屋に文句を言ったりで、海尉試験の勉強もままなりません。その一方でせっかく積み込んだ牛(この当時動物は生きたまま積み込んでいました)を、他の艦の艦長に盗まれたり、その牛のための水を汲もうとした時に、例の食糧泥棒の船員が裏切ろうとし、逆に本人が命を落としたりと、ホレイショを試すような事件が次々起きます。

最終的にホレイショは海尉試験に間に合いますが、そこでもまた試練が待ち構えていました。口頭試問にうまく答えられず頭をしぼっていたところへ、火船がやって来たという知らせが届きます。試験官は皆艦長で、自分の艦を守ろうと必死になります。そのような中でホレイショは、何とか火船を港から遠ざけようと、わが身をかえりみず火船の向きを変えようとします。このシーン、なかなか凄まじいものがあります。結局これが功を奏したのか、ホレイショは海尉に昇進し、ペリュー艦長からもほめられますが、隔離期間が終わる頃、牛1頭を捌いて皆に振舞ったことについては、贅沢だぞと戒めます。

あまり若いうちから、このようなことをさせたくないという艦長の「親心」でもあったかもしれません。しかしホレイショも未熟ながら、指揮官らしいことをしたくはあったでしょうし、久々にステーキを口にして、皆の士気が上がったのも事実だったかもしれません。色々なエピソードが詰め込まれていて飽きさせず、また第2回ということで、その前よりも艦に馴染み、艦の上官や船員たちとの距離も縮まって行きます。特にマシューズという古参の船員とは親しくなり、色々忠告を貰っていますし、船員たちを如何に使うかなど、彼が隔離された時に学んだものも大きかったでしょう。しかしもし試験の時火船が来なければ、ホレイショは海尉に昇進できていたのでしょうか。

飲み物-お洒落なランプとウイスキーグラス
[ 2020/03/16 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、BSで再放送中の『太平記』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも再来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出しました。これを機に、今後さらに上を目指してほしいものです。そのためにも、国内のラグビーの変化に期待したいと思います。

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