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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『どうする家康』第20回に関しての武将ジャパンの記事について-1

久々に『武将ジャパン』の大河コラム関連です。とは言っても実際にアクセスしたのではなく、ある方のツイートにあったスクショを見て、これについて書こうと思った次第です。一応そのツイですが、こちらになります。

https://twitter.com/taketak39460607/status/1663095355918147585

以前から、武者さんのコラムに関して突っ込みを入れている方で、今回も関連ツイがスレッドとなっています。そしてこのスクショにある記述ですが、

女たちが負傷兵の看病をする場面の臭さはどうにかなりませんか。
治療しながら亀がメソメソ泣くあたりは『女の子はこういうとき泣いて欲しいんだよぉ♪』という妄想じみていてどうしようもない。
臭いBGMを背景に、瀬名がわざとらしくキビキビしていて、学級委員長じみた綺麗事をいう。五徳はわかりやすいゲスセリフをいう。本当に、しょうもない青春コメディだ。
負傷兵の取り扱いについては、残された文献や資料からある程度推察できるはず。
そういうリアリティが感じられず、せいぜいが体育祭で転んだ生徒に、マキロン塗りつけて絆創膏を貼る程度。部活動の女子マネですか?

まあ、如何にも嫌いな対象を叩きたがる時の武者さんらしく、ゲスだの青春コメディだのと書いていますね。

でこちらのツイにもありますが、この当時こういう場での救護マニュアルなどあるはずもありません。『TOKYO MER』ではないのです。「瀬名がわざとらしくキビキビして」ではなく、彼女ならその方法をいくらか知っているからでしょう。
しかも「残された文献や資料」とはどのような文献であり、資料であるのでしょうか。具体的な名前が挙げられていないのですが。

あと「五徳のゲスセリフ」。なぜ寿桂尼が出てこないのかと書いていた時もそうでしたが、これがゲスセリフとしか思えないのなら、この大河の「レビュー」を書くのは止めた方がいいのではないかと思います。このやり取りに関しては、この少し前の信康と五徳が口論になるシーン、あれから続いていると考えるべきでしょう。

さらに亀が泣くのは、手当をしようとしていた兵が死んでしまったからでしょうね。特に彼女はこのような場に慣れていないこともありますから。で、瀬名に息のある者を助けよと言われているわけです。

しかし
「せいぜいが体育祭で転んだ生徒に、マキロン塗りつけて絆創膏を貼る程度」
命のやり取りが行われる戦場で、瀕死の重傷を負って戻って来た兵に経験則で治療を施すシーンを、このようにしか見られていないのであれば、尚更この大河について書いてほしくないなとは思います。

そしてもう1つ挙げておきます。同じスレッドの中にあるスクショの一部ですが、

武田の軍勢は、どうして野生動物みたいなノリで、山の中で軍議をするのでしょう。
武田家はキャンプ好き♪とでも言いたいのでしょうか。
信玄もよくわからん場所で野生のノリを披露していましたよね。

武者さん、本気でこういうことを書いているのでしょうか?
ドラマ本編冒頭に出て来た諏訪原城は山城ですし、岡崎城の東の方は山地になっていますが(足助城もこの山地にあります)。

でこちらも当該ツイにあるように、武者さんは戦場や城がすべて平地にあると思っているのかと、言いたくなってしまいます。なおその後に武者さんが、第19回で死体が野晒しになっている様子(恐らく荼毘に付された信玄の遺体)について、武田氏は死体野晒しOKという風に見えて、それを大河でやられて愕然とするなどと書いていますが、これもあくまでも象徴的な意味での描写だと思うのですけどね。その割に信玄が野生のノリなどと、いささかコケにしたような書き方をしていますね。

ちなみにこの人はわけがわからない状態を表現するのに、頭痛がするだの脳が溶けるだのといった言葉を使っていたことがありますが、この「愕然とする」という言葉も好きなようです。尤もわけがわからないと言うより、きちんと観ていないからではないかと思いますが。

飲み物-ビールと夜景
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[ 2023/05/31 01:00 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』第11回に関しての武将ジャパンの記事について-2

先日の続きです。
先日同様、引用部分は少なめにしています。

それにしたって道端でひょっこり……って、なんなんですか?
「信玄はきちんと護衛を付けていた!」というのでしたら、家康サイドのセキュリティがあまりに脆弱だ。

そして『麒麟がくる』の道三だったら、家康も信玄も信長も氏真も毒殺三昧でしょう、戦国大河で求められるのは謀略だなどと書いていますが、この大河は上ノ郷城攻めでも瀬名奪還でも、謀略が出て来ているのですが。そして
「謀略がない戦国大河など意味がない。真面目に作り直して、毒殺謀殺しまくるようにしてください」
だそうです。
真面目に作り直してと要請するのではなく、武者さんが「真面目に観直す」べきだと思います。

と、そういう冗談はさておき、戦国時代って、山道を歩くだけでも命懸けなんですよ。
『麒麟がくる』では道を歩いているだけの光秀が、危険な目に遭う場面が相当ありました。
なのに今年は、遠足に来た小学五年生みたいなノリ。
ものを拾ったり採取して食べるにせよ、有毒か無毒か、その見極めは大事です。そういう危険性を何も考慮してませんよね。

「戦国時代って、山道を歩くだけでも命懸けなんですよ」
とありますが、そのために徳川は兵を連れて来ていますよね。酒井忠次が彼らに気づかれないように合図を送っていますし。それと家康が探しているのは、その辺りに落ちている栗なのですが、これも有毒か無毒か見極めろと言うのでしょうか。しかもそれ、ここで食べるのではなく、瀬名に持って帰ろうとしているのですよね。

信玄が「ズべべべべべ……」ってお茶を飲むシーンが辛すぎました。
阿部寛さんを使ってまで、なぜ、あんな汚らしい茶の飲み方をさせるのか。
『麒麟がくる』の茶道の場面では、出演者の皆さんが相当練習したようで、今井宗久役の陣内孝則さんも苦労したことを語られていました。
あるいは光秀が背筋を伸ばして茶を飲んでいた美しさも印象的でした。

外で如何にもカジュアルな雰囲気のなかで茶を飲んでいる以上、それもありではないかと思います。茶室で飲んでいるのではないのですから。

そして
「当時の茶は、経済的にも、禅宗的にも重要です」
だの、
「『鎌倉殿の13人』では、茶の導入が丁寧に描かれていたのに、今回のような雑な扱いでは、今後の本作では全く期待できませんね」
と、またも鎌倉殿との比較。茶の導入と、こういう己の身分を隠して外で茶を啜るのと、どのような関係があるのでしょうか。思いつきで書いているのかなと思う所以です。

で、茶についてあれこれ書かれていますが、ドラマと直接関係ないのでここでは省きます。

それよりとにかく見ていて頭を抱えたのは、茶碗を片手で持っていることでした。
抹茶用の茶碗は大きいから、両手を添えて飲みます。
それなのにあの信玄はどうしたことか。やはりバーベキューでビールジョッキを持つおじさんのように描きたいと思ったのですかね?
本当にどこが時代劇なのでしょう。

武者さん、また頭を抱えているようです。これやはり何かテンプレでもあるのかと思ってしまいます。すぐおじさんに結び付けるのも、武者さんらしいですね。
しかし片手で茶碗を持つのは他の大河でも見た覚えがありますし、それにあの信玄のような巨漢なら特に、片手持ちもうなずけます。逆に作法通りに両手で茶碗を持っている家康たちがそれを見て、こいつただならぬ者だと気づいたようにも取れます。

そして駿府の武田軍。

・統制が取れていない
→サッカーを応援するフーリガンのように怒鳴り散らす軍勢ってチンピラ集団ですか?

「怒鳴り散らす軍勢」て何ですか?駿府で暴れ回っている兵のことですか?あの当時は乱取りなどもあったから、あのような状況になるのも当然でしょう。逆に怒鳴り散らすことがない戦場など、この当時あるのでしょうか。

・目立ちすぎる信玄
→「俺、信玄! ここにいます!」と堂々と立つということは、狙ってくれとアピールしているようなものです

あの周辺には赤備えの兵がいますし、駿府があらかた落ちたから様子を見に来たのでは?

・甲冑はいつ装着するか?
→甲冑は重い。ゆえに移動する間はつけておらず、戦う前につけます。あんな意味なく高いところに甲冑をつけて立って、何をしたいんですか?
ほんと『47 RONIN』の方がよっぽど本格的時代劇に思えてきましたよ。

戦場では甲冑を着けますよね?あの時の駿府は武田に取って戦場ではないのですか?
それから『47 RONIN』が面白いのなら、大河など観ずにそちらの方を観ていた方がいいのではないのですか?

雪が降っていて寒いはずなのに、開けっぱなしの部屋。
同じく寒いはずなのに、夏場と変わらないペールカラーの服ではしゃいでいる瀬名と田鶴。
雪が降っているのに、太陽光が強すぎて、まるで初夏のように見える駿府の街中。
最低限の季節感すら出さないって、一体どういうことですか?

あの当時廊下には戸がないはずです。確かに寒いですが、それが普通だったようですね。
それとペールカラーて…こういう言葉を使いたがるのが武者さんらしくはあります。ただ今までの大河でも、夏と冬とで同じような色調、あるいは同じ着物を着ている例はかなりあったと言うか、寧ろそちらの方が多いでしょう。『真田丸』のきりも、同じ着物を何年も着ていたかと思いますが。

それと雪が降るシーンは空も曇っています。積雪の白さで明るく見えているとは思いますが。それに季節感は「椿」で十分表現されていないでしょうか。

あと瀬名の着物が、岡崎では恐らく麻を着ていますが、駿府では絹ですね。寧ろこの辺りの違いにこそ、言及してほしいものです。

田鶴たちは、降伏するように告げてきた者たちを本気で撃ちました。
(中略)
当時だって最低限のルールはあり、まっとうな大名家は使者殺しを禁じています。

これ寧ろ威嚇射撃ではないでしょうか。退却した元忠に対して、それ以上銃は向けていません。

でこの後に
「軍事のことを真面目に考え、あえてそうしたのなら、それに至る背景や説明が必要ではありませんか。
結局、ノリだけでそう描かれてるとしか思えず、苦しくなってくるのです」
軍事のことを真面目に考えたから、相手を殺さなかったのではないのですか。そして頭を抱える、苦しくなる、そしてこの前は、脳みそが溶けかけていた。ならばますます、この大河は観ない方がいいでしょう。

このドラマと並行して華流時代劇を見ていると、色彩感覚が目に染みるほど美しく思えます。
伝統を踏まえつつ、現代的にアレンジしているのです。

「ドラマと並行して」比較するために観ているというのがわかりますね。
そして昨年もよかったと言い、それなのに今年は…という例のパターンです。

女性の衣装がペールカラーだらけだし、武田の赤備えはうっすらと汚らしいし。
信玄のふさふさも、穴山梅雪の頭巾も、不潔に見えてしまいます。
信玄の衣装が特におかしい。
肉襦袢のようなものを衣装の下に入れているのが、なんとなくわかってしまうと言いますか。どうして衣装すらまともに作れませんか?

また「ペールカラー」(苦笑)
「淡色」くらい書けないものでしょうかね。

武田の赤備えが汚い、信玄のふさふさ(笑、諏訪法性兜のヤクの毛ですね)、穴山信君(ドラマでは梅雪でなく信君)の頭巾が不潔。こういうのはすべて武者さんの主観だと思いますが、今までこれでやって来ているからか、少しも改まらないどころか、エスカレートしまくりです。あと肉襦袢のようなものではなく、下の着物が地厚なせいでそう見えているのでは?

このドラマは画面写真を見ているだけで気分が落ち込みます。
なぜか?
日本の伝統色彩色パレットを無視しているように思えるからです。

「日本の伝統色彩色パレットを無視」
どのように「無視」しているのでしょうか。瀬名やお田鶴の着物の色などは、日本の伝統色の薄紅色や淡黄色ではないのでしょうか。
それにこんなことで気分が落ち込むなら、ますますもって観ない方がいいですよ。
あれが悪い、これが嫌だ、頭を抱えたくなる、苦しい、気分が落ちこむ。
毎度、このパターンのような気がします。無論共感はしませんが。


飲み物-バーのカクテル
[ 2023/03/24 07:00 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』第10回に関しての武将ジャパンの記事について-5

先日の続きです、
それから前回投稿分の信玄のバーベキューを楽しんだような顔、少し前でネットスラング的になったかと思いますが、バーベキューをして騒ぎまくるような粗野な振舞いのことでしょうか。しかしわざわざこの期に及んで持ち出す必要もないのでは。

そして例によって、同性愛がくだらない、『鎌倉殿の13人』の時とは違ったとあれこれ。違うのは当たり前でしょう。片や鎌倉殿、片や鵜殿家出身とはいえ岡崎城の下女で、家康の側室ですから。

かなり長いので部分的にご紹介します。

源実朝の場合、「自分に原因があって世継ぎはできない」と語り残しているため、男性しか愛せないか、あるいは、そういった欲求のないアセクシャルという解釈ができなくもありません。
実際、劇中ではそこを踏まえて、配慮しながら描かれていると思えました。
一方、本作はどうか。
家康は側室が多い方ですが、まさか全員が今回ぐらいの尺を取れるわけじゃありませんよね?
はっきり言えば、お葉こと西郡局をこうも大きく取り上げる意味がわかりません。
彼女は北条氏直の正室である督姫一人しか産んでいないのです。

まず実朝の同性愛には理由があるとしつつ、お葉の同性愛の理由が考察されたふしがありません。その辺がまずおかしいうえに、
「家康は側室が多い方ですが、まさか全員が今回ぐらいの尺を取れるわけじゃありませんよね?」
「はっきり言えば、お葉こと西郡局をこうも大きく取り上げる意味がわかりません。彼女は北条氏直の正室である督姫一人しか産んでいないのです」
西郡局がどういう人物か、ご存じないのでしょうか。あるいは知らないふりなのかよくわかりませんが、彼女は江戸に下った家康に付き従い、かつて焼き払われた長応寺を江戸に再建した人です。ドラマの中でも、
「陰ながら末永く君をお支えいたしました」
というナレがありますが、無視しているのでしょうか。

それと督姫は和睦の条件として北条氏に嫁ぎ、その後池田輝政に嫁いで7人の子を儲けています。この輝政公は言うまでもなく、姫路城を改築して今のような姿にした人物です。この2つ、そして西郡局が家康の最初の側室であることを関上げると、それなりに尺を取ってもいいのではないでしょうか。
しかし武者さんによれば

「女性の重要性は、産んだ子の活躍によって決まるもの――それが封建制での扱いです。話としても全く面白くありませんし、大きく取り上げる意味もわからない」

西郡局が産んだおふうは、和睦のうえで、そして後に大名の正室となった点で家康に貢献していると思いますが。何よりも、あれだけフェミニズムを他作品の叩き棒にしたがる武者さんが、嫌いな大河だとそれなりの役目を果たした女性たちであるにも関わらず、それと全く反対のことをやっているように見えます。

さらに男女それぞれの同性愛に関して

同性愛といっても、男性同士と女性同士では異なります。
近代以前は、男性同士の同性愛が性的なバリエーションとして認められる一方、女性同士の同性愛はないものとして扱われることもしばしばありました。
今回は、ウケ狙いでちょろっと入れたとしか思えない。ありとあらゆる意味でバカにしている。

「女性同士の同性愛はないものとして扱われることもしばしばありました」
その裏付けがほしいですね。しかし武者さん、こういうことこそ女性を馬鹿にしていると怒らないのでしょうか。
そして「ちょろっと入れた」のではなく、お葉とお美代が互いに助け合おうとしているシーン、またはお葉が猪を仕留めたり、寝所で「教えられた通りに」振舞った結果、家康をさらに怖気づかせることになったり、色々それらしき描写はあるのですが。

そして視聴率。

『鎌倉殿の13人』も、ワールドカップと重なった回は落ち込みましたので、今回もWBCの影響は少なからずあるでしょう。
しかし、問題はそこではないのです。
以降、回復しないこと――。
一回見逃してどうでも良くなり、来週以降もずっとチャンネルを回さなくなる。本作は、そうなる可能性が高いのでは?
視聴率は数字そのものより、推移に注目ですね。

なお数字ですが、

2022年11月27日『鎌倉殿の13人』
世帯視聴率6.2パーセント、個人視聴率3.5パーセント
2023年3月12日『どうする家康』
世帯視聴率7.2パーセント、個人視聴率4.1パーセント
で、『どうする家康』の方がやや上回っています。

「以降、回復しないこと――」
「そうなる可能性が高いのでは?」
希望的観測ですね。
私としては、この三河平定後、信長の浅井・朝倉攻めに加わるようになった家康が登場した時、数字がどのようになるだろうと思ってはいます。

しかし「チャンネルを回さなくなる」て、武者さん意外と年配の方なのでしょうか。

どれだけ駄作に見えるドラマでも、無理に褒めるポイントを探し出してPV(アクセス数)を狙うポリアンナ記事。
甘い論調のメディアはどんなときでもその手の記事を送り出します。

こたつ記事と呼んでいたと思われる記事が、いつの間にかポリアンナ記事などという呼び方に変わっています。しかしこれ、
「無理に褒めるポイントを探し出す」
と言うよりは、「目の前の現実のいい部分だけを見る」ものだと思います。自分が好きな大河の時は、全く逆のことを書く武者さん、次の部分ですが、これはポリアンナ症候群とは言わずとも、ある意味認知バイアスではあるでしょう。

東庵とセットで、未だに駒のことを「たかが町娘がwww」と腐す意見も見かけますが、ドラマの描写を把握していないからこそ。
当時、最先端だった明由来の医学を身につけた、トップクラスの医者でした。東洋医学では医者が政治的な見立てをすることもあります。
そういう知識抜きにして、先入観でバカにしていると、色々見失ってしまう好例でしょう。

駒はトップクラスの医者だった、当時は政治的な見立てもする、だからあの描き方は悪くないということで、彼女が将軍の側女になったり、細川家に出入りしたりするという、いささか不自然に思えることをも肯定してしまう。
先入観でバカにしているのではなく、普通に見てあれはおかしい、越権行為ではないかと思われるのですが。

でその後ですが、好きな大河なら決して出さないであろう「芸能裏話系」の記事まで持ち出しています。『レジェンド&バタフライ』は赤字である、そもそもは古沢氏が低予算で撮れるラブコメを描こうとしたが監督がダメ出しをした、戦国でラブコメを描くセンスがどうだこうだと。いやそれなら、武者さんが好きな戦国大河でもラブコメ的なシーンは過去にあったのですが…。

映画でやるのはご自由ですが、大河にまでよくわからない世界観を持ち込まれると、致命傷になりそうで怖いのです。

×よくわからない
〇武者さんがわかっていない、あるいはわからないふりをしている

飲み物ー暖炉とお酒
[ 2023/03/18 00:45 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』第10回「側室をどうする!」あらすじと感想-2

第10回後半部分です。

於大、瀬名そして登与はお葉を説得し、瀬名はそなたでないと嫌なんじゃと頭を下げる。お葉もついに側室の話を受け入れる、於大や瀬名は喜び、成り行きを見守っていた下女たちからは歓声が上がる。しかしお葉が勝手に側室に決まったことで、家康は当惑し、あのおなごは何とのう不気味で怖いと言い出す。鵜殿の娘ではあるが、殿を恨んでいないと瀬名が伝えるも、家康はわざわざ下働きしたいなどとはおかしい、これは罠かも知れんと疑う。

しかし於大はなるほど、流石鵜殿の娘とはぐらかし、強い子を沢山作るようにと家康の腕を叩いて、瀬名とその場を去る。家康は解体された猪を目にして、お葉に恐ろしさを感じていた。そのお葉は登与から、寝所では袖で顔を隠し、上目遣いで殿を見るようにと自分でやって見せる。さらに瀬名が耳を触ってあげると甘えてくるから、よしよしよしとお腹をなでればもう思うがままと教える。

お葉は皆に礼を言って、雷鳴がとどろく中家康の寝所に向かう。そして教わった通りにやるものの、登与が力み過ぎだでと案じた通り、一つ一つの所作に力と気合が入り過ぎ、相手を追い回す結果となって家康を怯えさせてしまう。その後お葉は井戸端で水を汲むもよろけ、美代が手伝ってくれる。

家康が築山の庭を散策していると、木下藤吉郎の声が聞こえてくる。藤吉郎は尻を載せていた草履を信長に渡し、殿のために温めていたと誤魔化した話をして瀬名を笑わせる。そして藤吉郎は、お市が浅井家に嫁入りしと伝える。清須でのお市を思い出す家康。祝言の時のお市の美しさ、浅井長政の人物像について話す藤吉郎は、西の浅井と東の松平が役目を果たせば、もっともっとどえりゃーことがおできになるそうなと興奮気味に話す。

どえりゃーこととはと尋ねる家康に、おったまげるようなことだと藤吉郎は答え、本当は悔やんでござるやろ、いっぺえぐらいやっときゃよかったと思うてござるわなと、例によってあけすけな物言いをして立ち去る。あいつは嫌いじゃと独り言を口にする家康の背後にいつの間にか瀬名が来ていた。何をやっておけばよかったのですと訊かれ、とぼける家康。

その家康の生活に変化が起きる。何かをしてほしい時にお葉が絶妙のタイミングで現れ。問題を解決してくれるようになったのである。しかしお葉は、自分が殿がお気に召すおなごではないと言い、暇をくれと言い出す。家康はしばし迷い、そして立ち上がって部屋を出て行く。そしてその10か月後。お葉が女児を出産する。

名はおふうと言い、於大は様々な点でお葉に似ているとほめる。於大や家康がおふうに注意を払う中、瀬名はちょっと寂しい思いをしていた。その瀬名に家康はお葉が如何に気が利く女であるか、まことにできるおなごとはああいうものじゃと言い、瀬名はいささか不機嫌そうに、私たちの目に狂いはなかったでございましょうと返す。

今宵もお葉を呼んで構わぬかと伺いを立てる家康に、近頃多くないかと瀬名は言いつつも、嫌ではない、自分がお葉を選んだのだからと言って薬湯を渡す。今では家康も、精がつくからと嫌がらずに薬湯を飲むようになっていた。しかしお葉が突然、側室としての務めをやめたいと言う。好きな相手ができたのである。家康はお葉の言葉に怒りつつ、相手は誰であるかと尋ねる。お葉は口ごもるが、連れて来いと言われてやむなくその相手を連れてくる。

その相手とはお美代だった。お葉は元々男性を受け付けず、働いていれば、殿方のもとへ行かずに済むと思って下働きを望んだことを打ち明ける。そしてお美代を知る内に、自分の真の気持ちがわかるようになり、仕事で助け合うようになった。側室となったからには、自分をだまして励んで来たが、殿に触れられるたびに吐き気がしていた、本当の自分を知ってしまった以上はもう無理だとお葉。お美代はそんなお葉を庇おうとする。

互いに庇い合う彼女たちを見て、すべては自分の胸に納め、お葉の好きにさせることにしたと、瀬名に話す家康。側室を強いたことを後悔する瀬名はしかし、残念でしたなあと家康をからかうように言い、そしてお葉の相手がお美代であることを知る。お美代の小柄で控えめでかよわそうに見えて、実は芯の強いところが好きらしいと言う家康に、瀬名はそれが自分にも当てはまることに気づく。

後に西郡の局と呼ばれるお葉は、おふうを育てながら、陰で家康を支えることになる。一方尾張では、将軍義輝の訃報を聞いた信長が不敵な笑みを洩らし、甲斐では武田信玄が今川攻めを企んでいた。その今川の当主氏真は、飯尾連龍を処罰しようとする。連龍が家康と通じているのを、お田鶴が知らせたのである。連龍に刃が振り下ろされた瞬間、花を活けていたお田鶴の指に血がにじむ。

そして岡崎城では酒井忠次が、信玄が面会したがっている旨を知らせにくる。どうしようと言いつつ腹を押さえる家康。時代が動こうとしていた。


お葉が側室と決まります。しかし顔色も変えず猪をさばいたこともあり、家康はどこか彼女に怯えていました。そしていよいよ家康の寝所へ行く夜、お葉は登与や瀬名に教わったことを、一つ一つ力を入れて実行したため、家康を追い回すような形になり、かえって怖気づかせてしまいます。あの寝所で家康を組み伏せるシーン、『レジェンド&バタフライ』の濃姫を思い出します。

そんなお葉ですが非常に気が利き、その点を家康は評価します。しかし自分は殿がお気に召すおなごではないとまたも言い、出て行こうとします。恐らくその後男女の関係があったのでしょう。やがてお葉は女児を出産し、おふうと名付けられます。後に北条氏に輿入れする督姫です。また「殿がお気に召すおなごではない」とは、彼女自身が男性を受け入れられない、体に触れられるのがいやだということを示唆しているようです。

結局出産後、お葉はお美代との関係を打ち明けます。その後もこの2人は、下女として仕事に励むわけで、お葉に取ってもそちらの方が幸せでしょう。しかし家康もお葉が側室の時は薬湯を進んで飲みますが、お葉を迎える前、そして彼女が去った後では嫌そうに飲んでいますね。そして藤吉郎、相変わらずですね。この人が羽柴秀吉となってどのくらい変わるのでしょうか。

また三河を取り巻く状況は、相変わらず不安定でした。京では将軍義輝が暗殺されます。信長に取っては大きなチャンスでした。また武田信玄は上杉との戦から、西へ攻め入る方向へシフトします。彼の新しい獲物は今川でした。そしてその今川は、家康と通じようとしていた連龍を処刑します。そんな中、かつては家康の手紙さえ読まなかった信玄が、家康に直々に会いたいと言って来ます。

ところでお葉が肩をもんでいた時、家康が『吾妻鏡』を読んでいましたね。どの辺りまで読んでいたのでしょう。


飲み物-トディ
[ 2023/03/14 01:30 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

レントとバラ色の主日と復活祭

東日本大震災からもう12年ですね。これに関しては、いずれラグビー関連で書きたいと思います。

さてキリスト教では、現在レントの真っ最中です。クリスマス前のアドベント同様、復活祭前にはレントという節制の時期が来ることになっています。尚同じくキリスト教で重要な祭日であるペンテコステは、復活祭から50日後です。

ところでこのレントですが、折り返しの日曜日を喜びの主日とかバラ色の主日と呼びます。このバラ色というのは、カトリックなどの司祭がバラ色の祭服を身に着けることにちなんだとされています。今年は3月19日です。尚バラ色の祭服を司祭が身に着けるのは、アドベント期間中の第3日曜日も同じです。

その他にもこの日は、イギリスでは母の日となっています。普通アメリカ、もちろん日本でも母の日は5月の第2日曜日ですが、イギリスは今でもこの日が母の日で、シムネルケーキと呼ばれる、ドライフルーツを入れて焼き、丸めたマジパンでデコレーションを施したケーキを食べる習慣があります。

この後レントの期間は進み、2023年の場合は4月の2日から受難週(聖週間)に入ります。この時期の節制が一番重視されると言われています。

またこの受難週最初の日はパーム・サンデー(棕櫚の主日)ですが、イエス・キリストがエルサレムに入城する際に、棕櫚の葉を敷いたことに由来します。棕櫚の葉を信徒に分け与える教会もあります。

そして4月9日に復活祭、イースター・サンデーを迎えます。復活祭は春分の日の後の、初めての満月の次の日曜と決められています。数日前が満月でしたが、その次にまた満月が上れば、復活祭近しと言うわけです。

復活祭と言えば『ピーナツ』で、スヌーピーがイースター・エッグを隠して回る場面を思い出します。またこの頃、バーバリアンズ(ラグビーの選抜チームの一種、決まったグラウンドとクラブハウスを持たない)のイースターツアーが行われます。『イースター・パレード』などという映画もありますね。

飲み物-キャンドルとワイングラス
[ 2023/03/12 01:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

TV70年に思うNHKの今後の姿勢

3週間前になりますが、TV70周年ということで、『大河ドラマが生まれた日』というのをNHKでやっていました。ざっと観た限りですが、朝ドラのスピンオフにこういうのがありそうだなと思いました。

要はTV黎明期の目玉コンテンツとして、大型時代劇(つまり大河)を企画し、試行錯誤の末に制作するストーリーなのですが、やはりと言うか身内ぼめと言った印象が強いなとは思いました。これならば、大河招致に自治体がどれだけ腐心するかを描いた『大河への道』の方がやはり面白いですね。こちらも中井貴一さんが出ていますし。

またドラマの中で受信契約がどうこう、TVはいいといったセリフが出て来ますが、今は寧ろそのあり方を問うべき時期でしょう。結局TVの放送が開始してそれが一巡し、今は再び映画や舞台、または動画配信や専門チャンネルのよさを見る時期となっているかと思います。また以前、『テレビ・スターの悲劇』(私訳)と『ラジオ・スターの悲劇』/"Internet killed video star" and "Video Killed The Radio Star"という曲に関して投稿しています。

この「テレビスター」、video starの日本語訳として、この曲を紹介したブログなどで使われており、また実際そういう表記を目にしたこともあります。しかし非日常的な印象が強い「映画スター」に比べると、TVの電源をオンにすれば、かなりの頻度で目にすることができるテレビスターとは、意味するものが違うように思えます。

そしてこれも前に書きましたが、NHKがTV70年でやるべきことは、今後の受信料の問題、コンテンツの在り方などを、スクランブルもふくめて、視聴者と双方向で議論することではないかと思います。なのに結局は過去を懐かしむ姿勢に終始している感もあります。制作やキャストの方には悪いのですが、私にはどうもそのように思えました。

あと阿部サダヲさんが『いだてん』の「まーちゃん」に見えてしまいますね。私はあの大河は第6回までしか観ていませんが、最初の方の昭和パートで確か登場していましたので。

TVや受信料に関しては、以前大前研一氏の記事をご紹介していますし、またそれとは別に受信料関連の記事のリンクも貼っていますが、本来これを節目として、NHKは変わりますと宣言してしかるべきだったかと思います。それでもかつては、受信料に関連した特番などもあるにはあったのですが。

ところで冒頭の朝ドラスピンオフ関連で、『舞いあがれ!』を久留美の目線で描いてほしいなと思いますが、今はBKはスピンオフなし、メモリアルブックなしだからこれは難しいでしょうか。『あさが来た』などはスピンオフがあったのですけどね。

飲み物-ワインと暖炉
[ 2023/02/26 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』に関しての武将ジャパンの記事について その7

先日の続きです。

『どうする家康』感想あらすじレビュー第3回「三河平定戦」 - BUSHOO!JAPAN
(武将ジャパン)
https://bushoojapan.com/taiga/ieyasu/2023/01/23/173019

まず
「雑な馬についての擁護はうんざり」
とあり、
「「天候に左右されて、1日に取れる時間もすごく短かったり、制限ができるなかでどうしたら持続可能な時代劇の撮影方法を開発できるのかと取り組んでいるのが、バーチャルプロダクション」と解説した」
という記事が紹介されており、その後にこうあります。

これはわかっています。『鎌倉殿の13人』でも多用していましたね。でも、概ね許容範囲でした。
それが今年はもうコースギリギリどころか完全にアウト! 大暴投です。

て、どこが「コースギリギリ」で「完全にアウト」で「大暴投」なのでしょうね。
結局、鎌倉殿はいいの!許容範囲なの!でも私が嫌いな『どうする家康』はダメなの!
こう言いたいだけじゃないんですか。
で、VFXの話が続くのかと思ったら、なぜか別の話題。ま、武者さんらしいと言えばそうですが。

於大の方が出ていく場面のわざとらしさは何ですか?
これが今生の別れと理解したようにギャーギャー泣く赤ん坊。
キョトンとしていてもおかしくないでしょうに。

急に話題を変えて来ますね。自分が気に入らないところ、無理やりにでも突っ込みたいと思われるところばかりピックアップするから、こんな筋の通らないレビューもどきになるのかなと考えたくもなります-あと、好きな作品と嫌いなのと同じようなシーンがあって、そこに触れられると困るというのも少なからずあると思われ、そういう部分を避けようとして、ちょっと辻褄が合わなくなっているのも、過去にいくつも見て来ました。

で、この赤ちゃんですが、母親が去って行くこともあるでしょうし、それでなくても周囲の物々しい雰囲気、これをかなり感じ取ってもいるのではないでしょうか。武者さん、嫌いな大河のコラム本文だから、昨年のとはうって変わってかなりの喧嘩腰ですね。
そしてそれを言うのであれば、昨年の三寅君はお公家さんのお子さんの割に、かなり動き回っているなという印象はありました。そう言えばこちらは生まれたのが寅年、寅月、寅の刻ですね。

そして

それでも気合の入った合戦シーンがあれば良い。同じ戦国ものでも、『麒麟がくる』は序盤から期待を裏切らなかった。今年はどうする?

また「キリンガクルデハー」ですか。ならばその『麒麟がくる』の、期待を裏切らなかったシーンとやらがいつの放送であるか、明記してほしいものですね。あとで録画見て検証したいのですけど。

で何がおかしいかとあって、

兵士の走り方が変。統制が無茶苦茶。弱い軍隊だと見せたいから、わざとそうしている?
敗戦時の死屍累々の場面が不自然全員綺麗に死んでますが、リアリティを出したいなら、武具が剥がれているとか、あるいは呻き声をあげている瀕死の者がいるとか、それにとどめを指す敵がいるとか、表現方法はいくらでもある
そういうディテールが甘いのでやっつけ感ばかり
背中がガラ空きのまま、槍で相手を押していく本多忠勝って、ゲームじゃないんですよ。あんな背中を見せていくなんて、強さが全くわからない。殺陣もおかしい

まずここまで。どの戦いか明記されていないのですが、刈谷城攻めでしょうか。兵士の走り方がおかしいですか?平原を走っているわけじゃないし、ああいうものだと思いますが。あと戦死者のシーンは引いて撮っているわけで、これがアップであればそういうリアリティも必要でしょうが、そこまですることもないのでは?どちらかと言えば、戦死者と思われた忠勝が、生きているというのを見せたかったわけですから。
VFXなのがいくらか物足りない気もしますが、ディテールがそこまで甘いとは思いません。武者さんが甘いと思いたがっているからそう書くのだろうとは思います。あと忠勝は、背後の敵とも戦っているのですけどね。ちゃんと本編観ましたか?

殺陣といえば、動ける岡田准一さんであるにも関わらず、ちゃんと当時の剣術の動きをしないせいで台無しになっています
岡田信長の動きは江戸、そして明治以降、剣劇として映える動きです。けれども実戦的ではない。『麒麟がくる』ではちゃんとできていたのに……
家臣団の喧嘩も、高校を舞台にしたヤンキー漫画のようで何が何やら。どうせ誰一人として死なないでしょ?と落ち着いて見ていられる安心仕様ですね

「当時の剣術の動き」て、具体的にどんな剣術なのか、書いて貰えないでしょうか。そして実戦的でないなどとありますが、この回では戦で剣を使っていませんけどね。あと
「『麒麟がくる』ではちゃんとできていたのに……」
て、岡田さんあの大河には出ていませんが。『軍師官兵衛』の間違いでしょうか?それとも『関ヶ原』か何かと混同しているのでしょうか。それと喧嘩のシーン、武者さん前回の信長もヤンキーがどうこうと書いていますが、よほどヤンキーがお好きなのでしょう。

戦死者の名前をいちいちカウントして、「こんなに死んだ」と演出する
実に現代人が考えた戦争演出ですね。アニメかゲームじゃないんだから、当時は戦死者をあれほどすんなり把握できません。去年あんなにできてた生首描写はどうしましたか?

戦死者の名前を書き出すのは、他の大河でもやっていたと思います。当時は農民も戦に参加していたことも関係しているでしょう。そして戦死者のみならず、行方不明者もきちんと書かれていますが、その辺ちゃんと観てますか?そう言えば武者さんが好きな『おんな城主 直虎』では、取った首の数のカウント方法として、エクセルまがいのやり方を持ち出していましたが、ああいうのこそありえないでしょう。
それと昨年とはスタッフも違うし、何も同じように生首を出してくることもないでしょう。首桶の頭の部分は見えていましたから。

次回は武者さんが書いている『麒麟がくる』のシーンの検証を入れたいと思います。

飲み物-ホットラム
[ 2023/01/27 01:45 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』新キャスト発表と『ホリデイ~江戸の休日~』

8日から放送予定の『どうする家康』ですが、放送開始を前に早くも次のキャストが発表されています。

第8弾】出演者「乱世が生んだ怪物」を発表!
(NHK ONLINE)

武田勝頼役に眞栄田郷敦さん、足利義昭役に古田新太さんです。

眞栄田さんと言えば『ノーサイド・ゲーム』の七尾選手を思い出します。あの時のアストロズのGMの中の人が、『鎌倉殿の13人』の頼朝の中の人でした。それからNHKの夜ドラにも出演していましたね。

そして古田さん。今回は家康が主人公で、恐らく信長の視点も入るせいか、ちょっと食わせ物的なキャラになりそうです。少なくとも『麒麟がくる』の将軍義昭とはかなり違ったイメージでしょう。

しかし本文に
「江戸幕府を開く家康が、謁見した唯一の将軍・足利義昭」
とありますが、考えてみれば家康は義昭の次の征夷大将軍となるわけです。無論足利家と徳川家の違いはありますが。

それと先日放送されていたこちらの時代劇です。

新春ドラマスペシャル「ホリデイ~江戸の休日~」
(テレビ東京公式サイト)

現代と過去が共存するスタイルの「時代劇」で、記事中でも触れられているように、「江戸の休日」は『ローマの休日』を意識したものと思われます。内容としては若き家光が一心太助に預けられ、庶民の生活の中で修行をするというストーリーです。

実は部分的にしか観ていないので、今度観直そうかと思っているのですが、こういうスタイルのドラマは、大河だとちょっと考えてしまいますが、民放の時代劇、あるいはNHKでも大河以外の時代劇として放送するのなら楽しめます。無論オリキャラの存在も気になりません。

しかし現代との共存というのは、映画『大河への道』を思わせます。あれも大河の誘致に関係する人々を演じる俳優さんたちが、伊能忠敬とその周辺の人物も演じていましたね。

ところでこちらの家康公は、既に孫のいる年齢ということもあり、演じているのは高橋英樹さんです。そして、里見浩太朗さんは『どうする家康』にも、登譽上人の役で登場です。家康に「厭離穢土  欣求浄土」の意味を教えた人物ですね。


飲み物-ワインと暖炉
[ 2023/01/08 01:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』に関しての武将ジャパンの記事について思うこと 68その3

『武将ジャパン』、大河ドラマコラムの気になる点の続きです。

まずMVP、今回は能員と道なのですが、私としては時政と能員でしょうか。それはともかくとして、このように書かれています。

悪いカップルというのはいます。
ボニーとクライドとか。古典だったらマクベスとその夫人とか。
そういう毒々しい二人のようで、本人はそんなつもりはまるでなかったし、そんなものは北条に毒されているだけだと反論されるとは思います。別にそこまで悪くもないような。
むしろ凡人だったと思えます。凡人がいかにして悪に堕ちてゆくか。そこをじっくり体現していた。

まずここに挙げられているカップルですが、それぞれ「悪」の基準が異なります。
ボニーとクライドは、『俺たちに明日はない』のモデルにもなった大恐慌時代の銀行強盗ですが、彼らは義賊的な一面もあったようです。そしてマクベス、これはシェークスピアの作品の登場人物でしょうが、かなりの毒々しさがあります。それに比べて比企能員と道は、権力に妙な色気を出したため、討伐されたと見るべきですし、当時の感覚からすれば謀反人呼ばわりされても仕方のないことでした。

そして

ただ一族の女を使って権力に取り入っただけなのに、自分は偉いのだと思い込んだ。
外戚であることには、謙虚さが大事なのにそうしなかった。
自業自得と言えばそうなのだけれども、チャーミングで生々しくて、今の時代にも通じる巨大な教訓を残したと思える。

などとありますが、どうも何を言いたいのかよくわかりません。
要は
「権力者の外戚となることは、権謀術数と、それを表ざたにしないだけのスキルが必要なのだが、それを持ち合わせていなかった。どちらかといえば田舎のおじさん的な人物で、そこが愛すべき点でもあったが、権力を奪取しようという野望だけが空回りし、ついに足元をすくわれることになった」
こう言いたいのでしょうか。

そして頼朝を見抜いたのは政子だの、梶原景時も見抜く目があっただの、後白河法皇はよくないだの、最早大河コラムと言うよりは、持論というか好き嫌いをすべてぶつけているだけのように見えます。あと君主がどうこうと書いていますが、特にこの時代の君主は天皇であり、将軍は、天皇から武士を束ねる権利を与えられているわけです。

まあ武者さんの時政嫌い、りく嫌いは相当なものですが、そういう見方が、この大河への見方をどこかいびつなものにしているのみならず、武者さんの「レビュアー」としての素質に疑問符をつけざるをえなくなってはいます。これは以前からそうでしたが。ただ今までは好きなら好き、嫌いなら嫌いとはっきりしてはいましたが、この大河で、好きと嫌いが同居するようになっていますね。

時政は確かに頼朝の挙兵について行ったけれども、それは婿だからでした。

時政がついて行ったのではなく、時政が北条の当主として兵を出したのですが。そもそも頼朝自身の兵はこの時はいなかったわけですし。あと頼朝の挙兵には、時政の竹馬の友である三浦義澄も関わっていますね。恐らく今後はというか今後も、この大河には(多少無理があるにせよ)肯定的ながら、時政やりくに対しては、『青天を衝け』並みとまでは行かなくても、かなりバイアスのかかった視点からの批判がぶつけられそうです。

で、またドラマと直接関係ない漢籍の話で、時政がやり玉に挙げられています。要は、こういうのを書きたいからページ数を増やして貰ったのでしょうか、武者さんは。皮肉なことにここのサブタイが「公私混同をしない」ですが、レビュアーとしての立場をわきまえず、公私混同しまくりなのは武者さんではないでしょうか。

さらに苦笑するのがその次に
「こんなことでは麒麟は来ない」
なるタイトルで、
「あの光秀のことを毎週繰り返している気がしますが、ならば何が天意にかなう政なのか?」
などと書かれていることです。
別にこの大河は『麒麟がくる』とは関係ないし、自分が好きでたまらない大河を殴り棒にするのも、いい加減やめた方がいいと思います。

そしてその後には

この時代となると、世界史規模で比較的精密な治世倫理ができているのが南宋でしょうか。
そんな宋で形成された朱子学を吸収したからこそ、光秀みたいな人物は治世のビジョンが明瞭になったのです。
学び模索することで人間は洗練されてゆくものでしょう。

儒教国家のリスクというのを、この人はご存知ないのでしょうか。
ならばなぜ光秀はあのような行為に及んだのでしょうか。
あの大河、以前タイトルが曖昧だと言ったことを書いていますが、武者さんが『麒麟がくる』を好きなのは、登場人物やストーリーだけでなく、このタイトルの「わかったような気持ちになれる」曖昧さも関係しているのかも知れません。

そして総評ですが、やはり視聴率は気になるのでしょう。関連記事のリンクを貼った後で、

視聴率の低下を指摘されていますが、伸び悩むのは自然なことではないでしょうか。
定番である戦国幕末ものでもなく。
近年、特に2019年の大下落が回復できないのか、2020代は大河枠そのものが低迷。
毎週殺し合っているので、見る人を選ぶ。
そんな状況です。

2020代とありますが、2020年代のことでしょうね。あと戦国幕末ものとひとくくりにするのは正しくありません。それぞれの主人公の知名度、あるいは数字が東日本で高いか西日本で高いかも関係して来ます。
しかし武者さんの嫌いな『青天を衝け』は、現時点の『鎌倉殿』と比較すると視聴率は高めに出ています。
それにこの大河、「毎週殺し合って」などいません。全成はあくまでも処刑ですし、その前は景時が討たれた後から始まっています。どのようなシーンを観てこう判断しているのでしょうか。

そしてそのすぐ後に

ただ、NHK側もNHKプラスの視聴回数なども新基準で考えているようであり、視聴率をことさら気にする方がもはや古い。
そんな価値がこのドラマにはあると思います。

そんな価値でどんな価値なのでしょうか。この辺が、このコラムがわかりづらいところですね。

さらに

今年は「こんな血生臭いことに嫌気がさしたから、泰時が頑張ったんだな」ぐらいで良いのでは?
歴史はおもしろい――そこから無理に「歴史人物から学ぶビジネス」なんて呪詛祈祷じみた何かを見出そうとするからおかしなことになる。
単純に面白い、それが原点でしょう。

以前、これと違うことを言っていたような気がしますが、それはさておき。今年の主人公は泰時でなく義時ですし、それを言うのであれば、泰時に安定した時代を作らせるべく、義時が頑張ったと言うべきではないでしょうか。

尚これに関する小檜山氏名義のツイ(https://twitter.com/Sei_Kobeee/status/1559382814746886147)ですが、

今年の大河から、組織編成や掌握を学んでいる経営者は、むしろ危険だと思う… 。

御成敗式目はその後の武家関連法に大いに貢献していますし、武者さんが何かにつけて取り上げる『貞観政要』は、徳川家康も藤原惺窩に講義させたそうですが。

そしてこの後で

そんな童心にまで返すような仕掛けがあって、今年の大河は秀逸と感じます。

時政と能員の会話がしょーもないなどと書いていたのは、どこのどなたでしょうか。ああいうのをちゃんと読み取れないと、大河の「レビュー」は厳しいし、率直に言って好き嫌い基準だと「レビュー」そのものが破綻するでしょう。
こんな感じで↓

今回なんて笑えばいいのか、恐れればいいのか、悲しめばいいのか、怒ればいいのか、わからない。
感情がぐちゃぐちゃに混ざって、終わってみれば、ただただ楽しいもんをみたとわかる。
そういう歴史を学ぶ楽しさ、理屈抜きでおもしろいとなることが実は大事なんじゃねえの?と問いかけてくる今週もまた、素晴らしかった。

小学生の感想文の方が、まだまともに見えてしまいます。

飲み物-ウイスキーロック
[ 2022/08/20 01:45 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』に関しての武将ジャパンの記事について思うこと 67その3

『武将ジャパン』MVPと総評ですが、何でもMVPは全成と実衣だそうですが、例によって出番が多い人々をMVP認定しているように思えます。全成はともかく、私なら比企能員を選びますね。そもそもMVPというのが、ページ数を増やすためだけに存在しているようにも見えます。

で、例によってかなり長々と書かれているので、主な部分だけピックアップしておきます。

しかも(注・全成の呪詛は)この時代ならではのもので、もっと後の仏僧ではこんなことあまりしないと思います。そういう未分化の呪術に意味を持たせる所作をするって、相当大変な努力が必要だと思えます。
そういうことに気を抜かなかったからこそ、豪雨の中で祈り、奇跡を起こすという場面につながったのではないでしょうか。
気を抜いているようで真剣に真面目に呪詛祈祷をしていたからこそ、ああいう凄絶な場面になったと思えます。

「そういうことに気を抜かなかったからこそ」とは、どのようなことに気を抜かなかったからなのでしょうか。また、大変な努力とはどのような努力なのでしょうか。そういうのが書かれていないから、このコラムにありがちな曖昧な雰囲気のままで終わっています。
あのシーンは恐らく、それこそ日蓮の龍の口法難をベースにした創作でしょうし(『吾妻鏡』では知家が処刑したとしかありません)、また全成があのシーンで「気を抜いていた」ようにはとても見えないのですが。

全成はトボけていた。実衣は野心にギラついて嫌われかねない性格の悪いところが出てしまっていた。
これから先、この二人はあの凄絶な最期と、ほのぼのとした夫婦愛を同時に思い出すことになるのでしょう。

というか、全成は三谷さん一流のコントシーンに登場することが多かったですね。実衣は野心にギラつくと言うよりは、北条の娘であり、周囲も身内やその家人であり、さらにあの思ったことをずばりという性格ですから、逆に隙を与えた感もあります。寧ろ野心にギラついているのはりくの方であり、実衣があのくらいの隙のなさであれば、また全成共々違った運命を与えられたでしょう。

またこの二人はとありますが、全成は既に亡く(他に意味があってこう書いているとも取れますが)、実衣がかつての夫の思い出と共に生き、兄義時から聞かされた夫の最期を、折に触れて思い出し、あるいは千幡にそれを伝えるのでしょうか。

死んだ全成も気の毒ですが、叔父の粛清という素晴らしいカードをきちんと切れない頼家も苦しくなってきました。
せっかく全成を殺すのならば、その領土なり地位を分け与え、かつ御家人を引き締めるように持って行けたらよかったかもしれない。

この場合全成に直接手を下したのは八田知家であり、そうするように差し向けたのは、比企能員ではないかと思います。頼家は、この叔父がしたことに対して怒りはしましたが、最初は流罪であり、尚も(能員に命じられたとはいえ)、呪詛を行ったため処刑に及んだわけでしょう。それに全成の領地である阿野荘は、嫡男時元に与えられなかったでしょうか。

中国史ならば前漢・劉邦、明・洪武帝が得意とするところです。
功臣粛清なしで王朝を築けないか?
その答えが泰時愛読書『貞観政要』にあります。

ここでまた中国史。中国史について書かないと、このコラムはOKが出ないのでしょうか。この時代は前漢でも明でもなく、日本の鎌倉時代初期です。

で、某カルト教団について触れた後で、ネット会話の「神」についてどうのこうの。

「この脚本家のあの作品は素晴らしかった! だから今度も神脚本になる!」
これも一種の信仰です。
ドラマの出来がいかに悪くなって、脚本家が名義貸しばかりのような実態でも、見る方がひとたび信じれば、その人にとっては真実になります。
私は三谷さんは好きだけれども、別に信じて崇めているわけではありません。
実際に見て面白ければ納得するけど、そうでなければ突っ込む。
それが“信仰”に依らぬ理性での判断でしょう。
今回の『鎌倉殿の13人』には、そんな人間と信仰の本質も見えるような仕掛けがあって面白い。

「“信仰”に依らぬ理性での判断」
とありますが、このコラムを今まで観て来た限りでも、寧ろこの大河は絶対というか、「この脚本を信じています」といった記述も少なからず見られますし、「信じて崇めているわけではありません」などと強調するところも、どうも疑問に思えてしまいます。
そもそも
「今回の『鎌倉殿の13人』には、そんな人間と信仰の本質も見えるような仕掛けがあって面白い」
とありますが、「人間と信仰の本質も見えるような仕掛け」と言うのは、具体的にどういうことなのでしょうね。そういう仕掛けがあるのなら例を挙げてほしいのですけど。

また義経が登場していた回などは、義経と重忠はイケメンでどうこうと、『花燃ゆ』や『青天を衝け』で批判していた点をここでは評価していてダブスタだなとは思います。あと「ドラマの出来がいかに悪くなって」は、『平清盛』と『カムカム』の脚本家さんのことでしょうか。

そして
「でも、だからこそ「神回」とか「神脚本」という呼び方は好きになれない。
信仰ではない理性で判断することも必要なので」
なのだそうですが、別に神回、神脚本でもいいと思います。ファンによっては、そう呼びたい時もあるでしょうから。寧ろこうい意見に対してあれはいやだ、アンチのは見たくないなどと一々言うのであれば、ドラマのライターなどなさらない方がいいのではないでしょうか。すべてが武者さんの理想通りに進むわけではないのですから。

そしてまた『麒麟がくる』。

『麒麟がくる』の光秀もそうですが、義時も“巻き込まれ型”です。自分が先頭に立ち、かっこいいリーダーシップを発揮するわけでもない。
しかし、結果的に何かしている。
大河の主人公といえば颯爽とした笑顔で、さわやかに活躍するイメージがあるかもしれない。
それが結果として受け身で、どんどん目から光が消えていく……ってのは一体どういうことなんだ。
そんな中で、義時が己の使命に覚醒しましたね。
「ようやく分かったのです。このようなことを二度と起こさぬために何をなすべきか。鎌倉殿の元で悪い根を断ち切る、この私が!」
義時はものすごく我慢している。耐え抜いている。いつもギリギリだ。

これ、あらすじの方では「義時にはビジョンがない」と確か書かれていたと思いますが、ここで「結果的に何かしている」とあります。要は光秀は一旦壊れた体制の再生を夢見ますが、義時の場合は出来上がりつつある体制の死守ということであり、守るということは、妨害する勢力を根こそぎ封じてしまうわけですから、このようなセリフになるわけです。
それと義時も当初はいささか地味ながらさわやかな印象でした。大河の主人公は、大体夏から秋頃にかけて、人生の大きな課題に直面し、年齢も重ねてさわやかさは失われて行きます。何度も書くようですが、武者さんの嫌いな大河の主人公もまたしかりです。

それと
「義時はものすごく我慢している。耐え抜いている。いつもギリギリだ」
何だかこういう部分の表現が、失礼ながら幼稚な感じですね。義時は最早鎌倉幕府にあだなす者に容赦はせず、常に構えるようになったというところでしょうか。

比企一族との対峙については、よりえげつない設定に進みそうな本作。
次週以降、さらに救いがないでしょうから、身構えておきたいところです。

というか、もう大体どのようになるか予想はついています。比企能員の変が次回ですね。でさらに頼家の死、和田義盛の討伐と続いて行くのでしょう。

今年の大河は日本版『ゲーム・オブ・スローンズ』路線であって欲しい。そんな願いが叶いつつあります。
主人公の目から光が消えるという意味で、司馬懿主役の『軍師連盟』にも近い。

別に大河は『ゲーム・オブ・スローンズ』でも中国映画でもないし、またそうある必要もないのですけどね。
他にどのような映像作品を観ようが武者さんの勝手ですが、なぜこういう明らかに違う文化、違う時代設定のものになぞらえたがるのでしょう。

追い詰められたらどんだけ酷いことをするか、義時は証明してくれます。
全成は誰も恨むなと言った。義時は恨むことすら忘れている。
ただ害虫の巣を焼き捨てるような動機と衝動で、これから血塗られた道を歩むのみ。
義時を怒らせた連中が悪いのです。

追い詰めるというより、それぞれ守る領分があって互いに譲れないということでしょう。義時は恨むことすら忘れているのではなく、私怨というのがプラスにならないからではないでしょうか。例えば比企能員は多分に私怨に囚われている感があり、その辺りが能員と義時がかなり異なって見える一因かと思われます。

しかし
「害虫の巣を焼き捨てるような動機と衝動で、これから血塗られた道を歩むのみ」
もうちょっと表現を工夫できないでしょうか。「風雲急を告げる中、彼は今後獅子身中の虫というべき存在と対峙し、やがてもっと大きな存在にも戦いを挑むことになる」と、一応書いておきます。
それと「義時を怒らせた連中が悪い」というのは思考停止に過ぎますね。相手にも道理があるし、逆に義時に嵌められた人もまたいるでしょう。武者さん、最近あまり引用しない『八重の桜』の、「西国諸藩にも義がある」という意味の言葉、時代は違いますがあれにやや近いかと。

飲み物-マグとビール
[ 2022/08/12 01:30 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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