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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『黄金の日日』「起死回生」と疑問点少々

『黄金の日日』第29回「起死回生」です。信長亡き後の山崎の合戦で明智光秀は敗退、そして農民から竹槍で刺殺されます。その後の天下を誰が統べるのかで、清須会議が開かれるという、これまたお約束の展開です。もちろん三谷さんの『清須会議』とは違いますので、皆が走ったりするようなことはありません。ただこの大河らしく、やはりここでも助左の出番があり、南蛮の珍しい物を持参するようにと言われた助左は、
オルゴール
ビスケット
金平糖
を携えて、石田左吉の許を訪れます。これで信長の孫、三法師をいわば手なずけた秀吉は、三法師を擁して自分が後見人となるものの、最早誰の目にも、秀吉が次の天下人であることは明らかでした。

結局柴田勝家との間で、賤ケ岳の戦いとなり、その一方で助左は再び呂宋へ向かいます。この辺りは武将が主人公でない分、かなりシンプルに描かれています。そんな助左に秀吉は、もう宗久はいない、自分に仕えないかと言うのですが…この時期、秀吉を取るか呂宋へ向かうかで迷いつつ、助左は旅立って、呂宋に残して来た美緒と会います。美緒さん、すっかり呂宋の女性のようになっています。そして自分が不在の間の様々なことを聞かされ、堺へ戻ることを決意します。

しかし堺が近づいた時海がしけ、助左は自分の体を帆柱に括りつけます。その目には宗久の姿が映ります。恐らく、呂宋へ向かう途中に船の難破か何かで亡くなったであろう宗久が、しきりに助左を呼ぶのですが、美緒は行ってはならぬと、助左に縋り付きます。このシーンといい、また呂宋での生活といい、どう見ても助左と美緒が夫婦のように見えてしまいます。

一方で雪深い味土野にいるたまの許を訪れた武士がいます。その人物は表から上がろうとせず、庭に片膝をつき、しかもキリシタン関連の書物をたまに届けていました。訝るたまに、その武士は笠を取り、かつて近江で出会った若武者であったことを告げます。思わぬ再会ですが、いくら何でも創作でしょうね。しかし『功名が辻』のたまと侍女は、もっとつましい暮らしをしていたはずなのですが、この中のたまと左吉はまるで、『風林火山』の由布姫と勘助のようです。あと、この侍女を演じていたのが塩沢ときさんとは驚きでした。

ところで前出オルゴールですが、あの当時まだああいう形のオルゴールはなかったとされています。そもそもまだ、その原型も出て来ていなかったかも知れません。それからビスケットですが、これも元々は平戸に伝えられたのが最初と言われています。それにしてもあのキリシタン関連書物、どうやって手に入れたのでしょうか。また三法師の後見人的存在の秀吉を、執権となった北条義時のようだと柴田勝家が口にしますが、何やら来年の大河を連想させます。


飲み物-ボトルとコルクとワイン


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[ 2021/10/21 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『ピノキオの冒険』と『白雪姫』~学ばない主人公たち1

このブログでは何度か、パペットホームズに描かれた思春期に絡みで『ピノキオの冒険』(以下、ピノキオ)についても書いています。少年が大人になるための試練、あるいは成長物語としてのホームズそしてピノキオなどがそうですが、これはホームズの鼻の形とも関係しています。

しかしこの『ピノキオ』ですが、正直言って登場人物がかなりひどいです。これに関して、周囲の大人たちがひどい、またピノキオを助けた妖精(仙女)も慈悲深くはあるが、いつも優しくないといった点にも触れています。この主人公のピノキオも何とも悪ガキで、学校は平気でさぼる、何か美味しそうな話にはほいほいついて行くといった、どうしようもない子供でもあるわけです。無論本人にしてみれば、親というべきジェペット爺さんを助けたいのかも知れませんが、そう考える割には善悪の判断がついておらず、どうも無謀すぎます。

元々は、ピノキオが狐と猫に騙され、殺されてしまうところで物語は終わっていたらしいのですが、作者のカルロ・コッロディが続編を書くことになり、一度死んだはずの妖精(青い髪の少女)を生き返らせ、ピノキオを助けさせるわけですから、ここでまず矛盾が生じています。しかもピノキオは懲りもせず、その後家に戻ろうとする途中で、またも狐と猫の詐欺まがいの話を真に受け、金貨を全部巻き上げられてしまいます。しかも裁判で妙な判決を受けたり、番犬にされてしまったり、そして妖精は死んでしまい、ここで再び物語は終わる予定でした。

しかしその後再び続編が書かれ、またも妖精はよみがえって、大人の女性の姿になってピノキオの前に現れます。今度はいい子になるようにと言われ、その一歩手前まで行くのですが、悪友の誘いに乗って遊び回った挙句ロバになり、さらにその海に投げ込まれた後、今度は鯨に飲まれて、自分を探しに来ていたジェペット爺さんと出会います。この辺も偶然過ぎではありますが、ともかくお爺さんを助けたピノキオは改心し、勉強の傍ら仕事をし、貯めたお金を妖精のために使ったところ、その翌日人間の子として目覚め、お爺さんも若返っている。ごく大ざっぱに言えばこういう筋立てになっています。

人間の子供になりたがるピノキオですが、それにはいわばいい子でなければならず、それを実現するまでの道のりがきわめて長くなっています。そもそも当初の計画ではいい子にはならず、自分が悪いことをした報いによって、物語を終わらせることになっていたわけですから、当然と言えば当然です。この物語としての長さ、複雑さもあってか、子供向けの絵本などはかなり端折っているし、またディズニーの映画でも、相当改変されてもいます。

実際私自身、この『ピノキオ』が好きでない時期がありました-今でも完全に好きとは言えません。この物語が書かれた19世紀イタリア(トスカーナ)なりの事情はあったにせよ、何かぐだぐだした印象だし、ピノキオという主人公も、正直どうかと思うところがあります-流石に子供向けの本では、そこまで悪くは描かれてはいませんが。以前関連投稿で、この本はある程度の年齢になってから、ダイジェストでない物語を読んだ方がいいと書いていますが、実際そういう読み方の方が、まだ面白く感じられるかと思います。

ところでこれと似た話として、『白雪姫』があります。これも白雪姫が王子と巡り会うまで、場合によってはその後結婚し、毒リンゴを食べさせた継母を殺すまでの筋立てとなっています。そのせいかこちらも物語としては長めで、やはり子供向けの本では、所々省かれているようです。また、主人公が自分の失敗から学ばないという点でも、この両者はよく似ています。

女の子なら『白雪姫』に憧憬を抱くことがあっても不思議ではないのでしょうが、私の場合どうもそういう気持ちにはなれませんでした。かと言って、他のディズニー・プリンセスのモデルとなったお姫様たちが好きかというと、どうもそうとも言えません。ただ『ピノキオ』と同じイタリアの作家、エドマンド・アミーチスの『クオレ』は割と好きであると言っておきます。『母を訪ねて三千里』が収められた作品で、主人公や家族がノートに書きつけたことが、物語として進行して行くのは、『あしながおじさん』を思わせます。
(この項続く)


飲み物-エスプレッソ2

[ 2021/10/20 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

声優と特撮

以前テレビスターとインターネットとトヨタ自動車その2という投稿で、今後声優が俳優や女優を兼任したとしても、おかしくないと書いています。実際今は声優であってもドラマや舞台、映画に出演する人もいて、その辺りの境界線が曖昧になりつつあります。

かつてTVでは、NHK民放を問わず、毎日のように洋画劇場や海外ドラマ枠が設けられていました。この洋画、あるいは海外ドラマにより、声優として名を挙げた人も多かっただろうと思います。またその当時は、俳優さんが吹き替えを行うということもしばしばあったようです。

例えば『刑事コロンボ』の小池朝雄さんは、元々は俳優でしたが、コロンボの声が大当たりとなり、声優としても名を馳せるようになっています。またアニメの吹き替えもやっています。その他にも、有名俳優が吹き替えを行う例もかつては多く、露口茂さんのグラナダ版ホームズの吹き替えは有名です。あれを観て以来、他のドラマ、たとえば大河などで露口さんを観ても、ジェレミー・ブレットのホームズの顔がちらつくようになっています。またドラマでなく、海外物の吹き替えで、初めて名前を知った俳優さんもいるほどです。

この声優も、元々はラジオドラマの出演者であり、その後前出の洋画や海外ドラマでの需要が高まるにつれて出番が増え、その後アニメやゲームが普及するに及んで、子供たちの憧れの職業となって行きます。実際お笑いをやりつつ声優活動を行っている人もいて、声優と言う職業の多様性を感じさせます。

声を使う仕事である以上、ナレーションも任せられるし、また声の通りのよさが、演技に幅を与えることもあるでしょう。今後アニメ、ゲームの伸びしろがある以上、声優という職業はまだまだ子供たちのなりたい職業の、上位を占め続けると言えそうです。無論人形劇、あるいは着ぐるみの声などでも声優の出番は多く、メディアミックスや舞台などでの活躍も期待できます。実際小池さんは元々は舞台俳優でした。

ところで声優とはまた違いますが、今『仮面ライダー』と『ウルトラセブン』をTVでやっています。実はこれはフォロワーさんのツイで知ったのですが、藤岡弘、さんが演じた『仮面ライダー』の初代ヒーローを覚えているのは、所謂アラカン世代、60代の入り口にいるような世代ではないでしょうか。私自身は特に観ないのですが、この『仮面ライダー』そのものは評価しています。このシリーズは時代に合わせてアップデートされており、そのためノスタルジアにとどまらないこと、また、若い男性俳優の登竜門ともなっていることなどが理由として挙げられます。

飲み物-アイスココア2

[ 2021/10/10 23:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

今後の大河関連投稿予定

まず地震ですが、被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。余震も来ると思われますし、水道管が破裂している地域もありますので、どうぞご用心ください。

それから今後の大河関係の投稿についてですが、以下のようにしたいと思います。
  • アンコール放送の『黄金の日日』メインにする
  • 『青天を衝け』は、最終回までは一応録画で観る予定なので、面白く感じた回や気づいた点などを時々投稿する

それにしても、やはり令和に入ってから大河完走ができていません。元々大河は放送回によって、観たり観なかったりということも多く、0話切りした年もありましたが、『八重の桜』辺りから、何だかんだ言いつつもすべてリアルタイムで観ていたのですが…特にここ数年のは、やはり演出に疑問を感じるせいもあるかと思います。

ところで『ぐるナイ』スペシャルのゴチバトルに、鈴木亮平さんと岡田准一さんが出演していました。映画『燃えよ剣』のPRのためですが、そう言えばこちらも新選組でした。コロナ禍で延期になって、やっと今月15日に公開となったようです。しかし土方歳三は、『青天を衝け』の町田啓太さんと言い、最近はイケメンが演じることになっているのでしょうかー確かに土方本人も、顔立ちは悪くはありませんが。

それはともかく、鈴木さんが鰻が好きだとコメントしていましたが、それじゃまんま『西郷どん』ではないかと思ってしまったものです。それと増田貴久さんのオーダーだったと思いますが、鶏にトリュフを挟んでローストし、ソースをかけた「ドゥミ・ドゥイユ」(半喪服)、あれはリヨンの名物料理のようです。あそこもブレス鶏でしたか、我が国の比内地鶏のようなブランド鶏がいるのですね。

余談ながらドゥミ(半分)というのは、フランスのラグビー用語でも使われていて、たとえばスクラムハーフはドゥミ・ドゥ・メレと呼ばれています(メレはスクラムのこと)。


飲み物-注がれる紅茶


[ 2021/10/08 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

テレビスターとインターネットとトヨタ自動車

俳優の千葉真一さんが、新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなられました。ご冥福をお祈りします。ワクチン接種、しておられなかったのですね。様々なアクション物や時代劇に出演していた方ですが、私としては、『風林火山』の板垣信方の印象が強いです。

ところでテレビスターなる言葉があります。この千葉さんもその一人なのでしょうが、今はあまり使われなくなっているようです。恐らくはTVの普及に合わせて、映画スターに対抗する意味合いで使われたのでしょう。そう言えばこの「スター」なる言葉も、最近はそう使われなくなっていますね。セレブとかアイドルといった言葉の方をよく目にするせいかも。

それはともかくとして、映画とTVとではやはり違いがあると思います。映画は非日常、TVは日常と言えばいいでしょうか。「スター」という、ある意味日常の世界を抜け出した華やかさを連想させる言葉は、非日常の世界にこそふさわしいと言えるかも知れません。一方TVは、以前(または今も)は毎日のように観られたこともあり、この場合の「スター」はよりアイドル的な、映画とは違った意味合いに取れます。

ところで、TVと親和性の高いメディアとして週刊誌があります。どちらも昭和30年代頃に普及し始め、共に仲良く?歳を取って行っているようです。そのせいか、どちらも高齢者向けメディアと化している感もあります。かつてTVに登場するタレントは、出演番組のみならず、週刊誌やそれに類する雑誌メディアの援護射撃を受けて知名度を上げ、ファンを増やして行きました。

その後、若い層がネットの方に関心を向けるようになったため、ネット向け広告が幅を利かせるようになって行きます。これによってCMが減り、番組のための資金が減少するという現象が起きるようになります。ネットの場合はTVに比べるとやや不安定ですが、今後の可能性があり、またTVは視聴者は減少しつつも安定性があるということで、どちらにCMを打つと考える企業も少なくないと思われます。

こう書いていて思い出すのは、トヨタ自動車が、オリンピック向けCMのTV放送を見送った件です。ご存知の方もいるでしょうが、実はトヨタは他にも、商用車の電動化技術開発を手掛ける会社を立ち上げ、いすゞや日野自動車、ダイハツやスズキなどと提携しています。こういう姿勢は如何にも示唆的かつ画期的であり、何やらTVからネットへの流れとだぶるものがあります。
(この項続く)

飲み物-ジョッキのビール

[ 2021/08/21 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

幕末大河に求められる人物とは-2

幕末大河では、それまで埋もれた存在、あまり描かれなかった存在であったであろう人物が掘り起こされ、脚光を浴びるようになって行くというのは、今までにも書いたことがあります。『篤姫』の小松帯刀、『龍馬伝』の岩崎弥太郎、『花燃ゆ』の小田村伊之助、『西郷どん』の愛加那と小松帯刀(『篤姫』とは違った意味で)、そして今回の平岡円四郎など。

大河に存在意義があるとしたら、こういう人物を紹介して行くことではないかと思います。戦国や他の時代も含めた最近の大河には、新説の発表会的なものもあります。元々TVの重要コンテンツであった時代劇が、時の移り変わりと共に姿を消しているため、大河が生き残るには、こういう形を取らざるを得なくなっているとも考えられます。

最近のではなく昭和50年代の幕末大河にも、それまではあまり登場しなかったであろう人物が描かれています。河井継之助です。この人物は『花神』に登場していて、総集編のDVDで観ることができます。演じているのは高橋英樹さんです。元々この人を扱った『峠』が原作の一つで、『国盗り物語』同様、乱世を舞台にした群像劇となっています。この『峠』とは三国峠のことですね。ちなみにこの作品、映画化されて7月から公開される予定です。こちらは役所広司さんが河井継之助を演じています。

飲み物-アイスコーヒー
[ 2021/06/15 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

気づいたことあれこれ 24 イギリス海軍作品その続き

先日投稿した分の続きです。久々に『マスター・アンド・コマンダー』と、『ホーンブロワー 海の勇者』について書いたのでもう少し。前者はラッセル・クロウ主演の映画ですが、このマスター・アンド・コマンダーというのは、イギリス海軍の階級の1つで、映画自体はナポレオン戦争が舞台となっています。

この作品で描かれる軍艦での日常-海戦とそれによる犠牲者、私掠戦の拿捕と、それを行うための船の偽装、軍医マチュリンがガラパゴス諸島で、様々な動植物を採集したり、また自分の負傷を自ら手術するシーンなどなど、如何にもこの当時らしさが窺えます。あとこのマチュリン先生はアイルランド系でカトリックであり、戦死者を水葬する時の、聖公会及びプロテスタント諸派の「主の祈り」を唱えないなどのシーンも出て来ます。この辺は如何にもイギリスというか、当時の大英帝国らしさを感じさせます。

一方『ホーンブロワー』ですが、こちらも時代的にはほぼ同じです。全8話のドラマであるため、その時々でテーマが異なります。私が特に好きなのは、この前の投稿の第2話そして第5話です。ちなみにこの第5話と第6話は、軍法会議をテーマに一続きになっています。

第5話では、ホレイショが配属された艦の艦長が疑心暗鬼にかられ、おかしな行動を取るため、彼を始め海尉たちがそれを止めようとして、その結果艦長が負傷してしまいます。軍律違反ということで、結局その後軍法会議が開かれるのですが、この時は罰せられそうになったホレイショに代わって、重症のため余命いくばくもない親友アーチ―が、自ら罪をかぶります。

他にも第1話で所謂矯正徴募が出て来たり(尤も、いたずらに誰もかれもを連れて行ったわけではなさそうです)、ホレイショが制服をあつらえるものの、予算オーバーで靴の飾りを銀でなく銀メッキにしたり、戦争が終わって宿屋暮らしを続けていた時に、お金に困って剣を質入れしたりと、その当時の海軍士官の様々な面が出て来ます。無論これ以外にも海軍関係は色々な作品があり、観終わり次第こちらで紹介できたらと思います。


飲み物-お洒落なランプとウイスキーグラス



[ 2021/05/25 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

気づいたことあれこれ 23 英語スラングと海外ドラマとイギリス海軍作品

ネット上の英語、さらに海外ドラマや映画について、とりとめもなく書いて行きたいと思います(既出の話題も含みます)。まずbitchという単語があります。元々は雌犬とか、他にもイヌ科の動物の雌の意味ですが、最近はあまりこういう意味では使われないようです。今は主に「性悪女」、「不愉快な状況」、また女性同士で「みんな」という呼びかけで使われたりもします。その他にも「不平を言う」、さらには「女、彼女」という意味で使われることもあるようですが、あまり乱用するのはちょっと抵抗を覚えます。

以前BBCの“SHERLOCK”で、SHERLOCKEDとかCUMBERBITCHなどという言葉が、特にファンの間で使われたりしましたが、後者に関しては、私としてはやはりちょっと抵抗がありました。この言葉、もちろん主演のベネディクト・カンバーバッチに引っ掛けた表現です。

ついでにもう一つ。ネット上で女性から見た恋人、彼氏や男性アイドルのことをdaddyと呼ぶ風潮があります。似たような表現として、元々sugar daddyなる言葉が存在します。若い女性に貢いで言い寄る中年男性のことで、所謂援助交際に近いものがあります。またゲイのスラングで、中年層のゲイ(若者からおじさん呼ばわりされる)を指す言葉としても使われます。仮にそれとはまた別であっても、男性が女性を支配している意味などとも言われていて、これもちょっと抵抗を覚える表現ではあります。

さて前出のベネディクト・カンバーバッチが出演した『パレーズ・エンド』(BBC)というドラマがあります。第一次大戦を通じて、貴族の没落と女性の参政権獲得、社会進出を描いた作品ですが、かの『ダウントン・アビー』も、この時代を描いた作品でした。ちなみに『ダウントン・アビー』は、第一次大戦後のシーズン3辺りまでは観ていました。ところでカンバーバッチがやはり出演した『僕が星になる前に』の中で、主人公の男性4人組の前に奇妙なおじさんが現れるシーンがありますが、そのおじさんの中の人が、『ダウントン・アビー』のグランサム伯爵の中の人ですね。

それからイギリス海軍を描いた作品として、以前『ホーンブロワー 海の勇者』について書いたことがあります。海尉心得(士官候補生)のホレイショ・ホーンブロワーが、一人前の士官として成長する姿を描いた作品です。このシリーズの第2話でペストが流行し、ペストが発生した陸地に降り立ったホレイショと船員たちが、隔離されることになったり、また裏切り者の船員が脱走しようとして、ホレイショが初めてピストルを彼に向けて撃ったり、海尉試験で火船が艦に接近し、艦長でもある試験官たちが慌てふためき、ホレイショが身の危険を冒して火船を引き離して、晴れて海尉となってハッピーエンドを迎えます。

ところでやはりこの第2話の中で、海尉試験に向けて勉強中であるにも関わらず、船員たちが騒いで勉強できず、彼は一人デッキに出て本を読みます。その時ページが一枚はがれ、それを掌帆長が拾ってくれるのですが、その人はホレイショに、彼らもまた(ペストが)不安なのだと言い聞かせるところがあります。ちょっといいシーンです。

他にも映画『マスター・アンド・コマンダー』で、海戦が始まると被弾を避けるために帆を巻き上げ、血で滑らないように床に砂を巻き、手術道具(と言っても手足を切断するもの中心)を揃えて行く様が描かれています。この中で若い海尉心得の1人が、腕を切断することになり、ラッセル・クロウ演じるオーブリー艦長が、彼自身が敬愛するネルソン提督の本を彼にプレゼントします-ちなみにネルソン提督は、隻眼隻腕でした。隻眼といえば、先日『はたらく細胞』とBLACKの白血球について書いていますが、彼らのキャラデザインと何か関係あるのでしょうか。

手術といえば、『炎の英雄シャープ』の手術風景も凄まじいものです。弾丸を浴びて倒れた主人公のシャープ(平民出身将校で、貴族階級の将校と折り合いが悪い)を、教会の戦死者の安置所で見つけた仲間たちは、彼の弾丸をまず取り出そうとしますが、これが麻酔なし、しかも焼け火箸のようなもので弾丸を取り出し、その後ひどい熱を出した彼を水風呂で冷やすという荒業に出ます。その当時の医療としてはそんなものだったのでしょう。幸い彼は一命を取り留め、次なる戦線へと向かうことになります。

飲み物-ポーターとクルミ

[ 2021/05/23 01:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『はたらく細胞フレンド』番外編その2

このシリーズの第2巻、キラーT細胞の班長は相変わらず仕事に忙殺される一方で、他の細胞を探しに行かされたり、白血球との待遇の違いに憤ったり、赤血球とのコミュニケーションがうまく行かなかったりで、色々(本当はやらなくてもいい)苦労をしたり、ストレスを感じたりはめになります。尤もこれは、彼自身が過去を封印しようとしたり、相手の誤解を指摘しなかったがための、その当然の結末とも言えそうです。

そんな中で「夏祭り」などは、比較的班長自身の苦労が報われた?回とも言えますし、「0kcal」も顔面でボールを受けたとは言え、本人が好きなことができた回と言えそうです。しかし暇な時におかずの作り置きをしたり、『きのう何食べた?』のシロさんみたいなことやっていますね。この中の男性キャラでは一番まめな人物のようです。

それから「海」で、腎臓の近くの水がきれいと赤血球が言いますが、腎臓という臓器の働きを考えると理解できます。あと「モチベ」と「お片づけ」で、班長が自己攻撃をしようとして、しかも前者は制御性T細胞に止められたものの、後者は止められなかった(当の制御性T細胞が、掃除中に読む漫画は面白いと言って読みふけっていた)ことを考えると、あれはやはり、炎症が起きてステロイドが届けられ、ヘルパーT司令のオフィスがぶっ飛ぶのを期待していたのでしょうか。

それにしてもヘルパーT細胞、この制御性T細胞のことを「お母さん」などと間違って呼び、マイクをオフにしていなかったため、その声が外に流れてしまうのですが、この2人はどういう関係なのかとちょっと疑ってしまいます。

それと第2回その2にも書いた緑膿菌、モブ的にあちこち出て来ますが、ちょっとピクサーアニメの某キャラをも思わせる風貌です。ピクサーと言えば、『インサイド・ヘッド』という作品、これは人間の頭の中の感情が出て来ますが、こちらも「これはあなたの物語」というキャッチコピーがついていました。人間の体内が舞台だと、やはりこうなるのでしょう。

閑話休題。その緑膿菌は抵抗力が弱ると、感染症を引き起こします。そもそもこの菌自体毒性は少なく、所謂日和見菌の一種ですが、もしこの菌が原因で感染症を起こした場合は、抗生物質の投与が行われます。この場合効果的なのは、かの『JINー仁ー』に出て来たホスミシンです。あの中では、タイムスリップした地点に落ちていた注射液でしたが、他に錠剤やドライシロップもあります。

ところで『はたらく細胞』のスピンオフシリーズで、『はたらく細胞BLACK』がありますが、これと本編を一緒に、比較しつつ読むのも面白いです。寧ろこれは、本編と同格に位置づけられるかと思います。やはりBLACKは大人版ということで、それゆえにかなりリアリティもあります。

主人公の赤血球からして仲間を胃で失っていますし、全体を覆う屈折したイメージは、本編では味わえないものです。この辺はやはり少年漫画のシリウスと、青年漫画のモーニングの違いでもあります。ところで前出『きのう何食べた?』もモーニング連載作品ですね。

他にも『はたらく細胞BABY』、『はたらく細胞LADY』、『はたらかない細胞』、『はたらく細菌』と様々なスピンオフがありますが、私としては『はたらく細胞WHITE』がちょっと面白いかなと思います。若い白血球(好中球)である桿状核球が、先輩たちのチームに配属されて、様々な経験を積んだり、ナイーブT細胞と出会ったりするわけですが、雰囲気がどことなく、あの『三銃士』を思わせます。

より正確に言えば、『新・三銃士』で、この桿状君がダルタニアンのような存在と言うべきでしょうか。見習生が先輩の中に飛び込んで行く、一種の成長物語ですね。そう言えばこの人形劇は「連続人形活劇」という触れ込みでしたが、『はたらく細胞』舞台版は「体内活劇」を謳っていましたね。

それにしてもこのキラーT細胞の班長、マッチョな雰囲気の見かけとは裏腹に、結構優しくて臆病で繊細な印象を与える人物です。その理由として、
  • 出動命令を受けて、部下を率いるリーダーとして駆け付けなければならない
  • 本来は一般細胞であるウイルス感染細胞の撃退を主に請け負う
  • 若い頃は、寧ろ弱々しくて鬼教官にしごかれていて、ヘルパーT細胞と対立していた
こういう点が、彼の人間像を形作っていると言えそうですが、これについてはまた追々書いて行きます。しかし、このキャラ本当に好きですね。あと樹状細胞の二面性も面白い。


飲み物-ティーカップと紅茶

[ 2021/05/12 01:30 ] 漫画・アニメ | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』第二次キャストの発表

第二次キャストが発表されました。
以下の3名です。(敬称略)

八重(義時の初恋の相手、頼朝の最初の妻)-新垣結衣
上総広常-佐藤浩市
後白河法皇-西田敏行

2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
第二次出演者発表!
(NHK ONLINE)

ガッキーこと新垣結衣さん、大河初出演です。三谷作品も初登場ですね。それから佐藤さんは、『新選組!』以来の大河出演とのこと。佐藤さんと言えば、『炎立つ』の源義家も印象に残っています。コメントの
「特に今回は三谷さんが書かれているので、上総についても一筋縄ではいかない人物を書いてくれるはずです」
確かに。

この上総広常は元々平氏なのですが、清盛との折り合いが悪く源氏につき、石橋山の戦いで敗れた頼朝を支援しています。その後も富士川の戦いなどに参戦するものの、謀反の疑いで暗殺されるのですが、これはどうも濡れ衣だったようです。ただ『吾妻鏡』によると、かなり尊大に構えた人物とされています。この辺りは、『新選組!』の芹沢鴨とやはりダブりますね。

しかし佐藤さんと、頼朝役の大泉洋さん、『騙し絵の牙』でも共演でした。もし松岡茉優さんが出演すれば、この映画の主演トリオの揃い踏みとなるのですが。

そして、『新・平家物語』で北条義時を演じている西田敏行さん。リンク先にもありますが、大河出演14回です。無論脇役などで出演が多い俳優さんもいますが、主役・準主役レベルでこの回数は、最多記録ではないでしょうか。
西田さんも
「三谷さん流のアイデアと独特のユーモアセンス、歴史観、人生観が相まった脚本になってくると思います」
とのことで。どんな脚本になるのやら。
尚私としては、この人は今も
「西郷どん、チェスト、気張れぃ」
のイメージではありますが…。

あとは後鳥羽上皇と源実朝に加えて、後白河法皇の寵姫丹後局も登場と思われます。これは夏頃の発表になるのでしょう。と言うか、今年の大河もまだキャスト未発表分がありますので。
(2021年4月17日一部修正)


飲み物-ランプと水とウイスキー
[ 2021/04/17 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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