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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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221の日に思うホームズ関連作品と映画とハリネズミ

2月21日は221ということで、ツイッター上で「#221Bの日」というタグを何度か目にしました。今までのホームズシリーズで、一番好きなのはグラナダ版というのを前にも書いていますが、所謂変人で面倒くさいホームズを描いたのは、これが最初であると言われています。この傾向はその後も、映画やTVシリーズに受け継がれています。
但し『エレメンタリー』の場合、少々扱いづらいホームズではありますが、やはりアメリカの刑事ドラマの乗りです。またパペットホームズの主人公も、朝大慌てで宿題をやっているワトソンにあれこれ言う一方で、自分は宿題をやっていないにも関わらず、

宿題をやる苦痛を10とすると、
叱られる苦痛は6だ。
僕は軽い苦痛の方を選ぶ。

などと言ってしまうわけで、ま、こちらも面倒くさい子ではあります。

BBC版は第3シーズンまでは観て、それから観なくなりました。私としては、ミステリーとしての面白さからはちょっと外れたかなと思っているせいですが、無論このコンビが好きな人は観続けているでしょう。
ベネディクト・カンバーバッチを有名にしたシリーズでもありますが、この人は本国の第1シーズン放送とほぼ同じ時期に、『僕が星になる前に』という映画に出演しています。この映画は所謂ロードムービーで、癌で余命いくばくもない主人公が、仲間3人と連れ立って旅行に出る話です。ラストシーンが如何にもというか、イギリス的であると書いておきます。

なぜこの映画のことを書いたかと言うと、『Supernova』という映画が日本でも公開される予定だからです。この映画は20年来のパートナー同士であるゲイカップルの話で、一方が認知症を発症し、2人で家族やかつての友人を訪ねる旅に出るのですが、将来のことを巡って対立することにもなります。旅を通してそれぞれの生き方が描かれるという点では、この映画もまた然りです。
コリン・ファースとスタンリー・トゥッチが主演ですが、コリン・ファースもこういう年代を演じるようになったのだとしみじみ思います。一応URLだけ置いておきます。
https://theriver.jp/supernova-us-trailer/ (THE RIVER)


ゲイカップルといえば、『きのう何食べた?』の2020正月スペシャルのあらすじをざっと書いているので、またちょっと掘り下げてみようかと思っています。
そう言えば前出BBC版、シャーロックの相棒のジョン・ワトソンを演じたマーティン・フリーマンが「ハリネズミ」と渾名されていたことがありましたが(髪の色からでしょうか)、最近ハリネズミというと、この『きのう何食べた?』のジルベールこと井上航を連想するようになっています。例の「針ネズミ」Tシャツ以外にも、彼の部屋は動物関連グッズだらけで、本物のハリネズミ関連のももちろんあります。何せ履いているスリッパもハリネズミですからね。

飲み物-スノーアンドテル
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[ 2021/02/22 00:45 ] シャーロック・ホームズ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』新キャストの2人が決定

『青天を衝け』の出演者情報、北大路欣也さんに続いて、ディーン・フジオカさんと町田啓太さんの出演が決定しました。

栄一の人生に影響を与える、二人の盟友が決定!
(NHK ONLINE)

まず『あさが来た』の五代様こと五代友厚、再びディーン・フジオカさんが演じることになりました。しかし五代というと、最近観た『天外者』の、三浦春馬さんのイメージがまだ強いです。
この『あさが来た』では、『新選組!』で土方歳三を演じた山本耕史さんが、再び土方を演じたので話題になりましたが、今回はこの時の五代様が、再び五代様として大河に登場です。そして『西郷どん』で小松帯刀を演じた町田さんが、こちらでは土方を演じることになります。そういえば『西郷どん』主役の鈴木亮平さんも、今年10月公開が決定した『燃えよ剣』で、近藤勇の役を演じていますね。
小松帯刀といえば、この大河には登場しないのでしょうか、幕末の薩摩には最早不可欠な人物と言ってもいいのですが。

それから第1回はTVerでも配信されます。
(青天を衝け公式サイト)

ぶっちゃけた話、
もう第1回といわず全話TVerでもいいかと思います。
NHKプラスでもやりますなどともありますが、今後はTVerやどーがレージなどで、見逃し配信をやれば済むのではないでしょうか。もう再放送もやめて、こういったところから徐々に変化させて行けばいいのです。大河の視聴層には高齢者も多く、ネットを日常的に使わない人もいるでしょうから、おいそれとは行かないかも知れませんが、若い層を取り込みたいのなら、こういう発想こそが求められてしかるべきでしょう。

ついでに、1つ前の投稿でも触れていますが、大河もスポンサー付きでよし。
最近NHKについての投稿では、二言目には受信料がどうこうと書いておりますが、実際視聴者の懐を当てにし過ぎるのは止めるべきでしょう。無論この場合、大河=1年の発想は捨てざるを得なくなるかも知れません。

飲み物ーホットワイン
[ 2021/02/11 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

大河はオリジナルにするべきか?+『新解釈・三國志』

まず先日のクリスマス関連投稿で、「冬至」が「当時」となっていましたので修正しています。他にも文章の何か所かを直しています。

この話ばかりするのも何ですが、先日のビデオリサーチのサイトでは、『麒麟がくる』の総合視聴率は17パーセント台でした。かつて『おんな城主 直虎』や『西郷どん』でも、17パーセント台というのはありましたが、やはり男性主人公の戦国大河としては低いかなと思います。『真田丸』の放送当時は、総合視聴率はまだ発表されておらず、従って録画視聴率がどの位なのかはわかりませんが、リアルタイムとBS視聴率を合わせた数字だけで、多くの場合18パーセントから20パーセントほど行っていましたし、リアルタイムだけで17パーセント超えというのも半分近くありました。

ところで昨年の『いだてん』は、史実を基にしたフィクションであると断っていましたが、どうも大河は「史実ベースのフィクション」さえも通り越して、「オリジナル」となりつつあるのではないかと思われます。そもそも昔から小説という「フィクション」をベースにしている以上、何らかの形でオリジナルにならざるを得ないわけですし、『竜馬がゆく』などは、原作はかなり司馬氏が創作したと思われる部分もあります。

最近は幕末史の研究も進み、薩長同盟の場に龍馬はいなかったとも言われていてます。一方で、それまで目立たなかった人物にスポットライトを当てるようになっています。賛否両論あるかとは思いますが、最近の幕末大河は、以下のような点では評価できます。
篤姫-小松帯刀の業績の描写(ただ篤姫との初恋設定は不要)
龍馬伝-岩崎弥太郎の業績の描写
八重の桜-山本覚馬の業績の描写
花燃ゆ-楫取素彦(小田村伊之助)の描写(ただ文=美和と殊更に絡ませたのはマイナス)
西郷どん-薩長同盟の締結が御花畑屋敷で行われたことの描写

ところで先日、『新解釈 三國志』を観て参りました。この映画に関してですが、実際に観た方はおわかりでしょうが、結構緩めで適当な、いわば
なんちゃって三國志
です。無論制作側も、それを売り物にしていますし、実際この作品のチラシを見ると、『新解釈・三國志』とは、
「超有名歴史エンターテインメント『三國志』を
"福田雄一流の新たな解釈"で描く、完全オリジナル映画でございます」
と明言されています。尚「完全オリジナル映画」の箇所は、チラシでも強調フォントになっています。これから考えるに、大河も
「プロデューサーの新たな解釈で描く、完全オリジナル作品」とした方がいいのかも知れません。無論赤壁の戦いなどは描かれているので、全くの史実無視というわけではありません。

ところでこの映画、主役はもちろん大泉洋さん演じる劉備と、小栗旬さんの曹操です。この2人、どこかで見たことがあると思ったら、『鎌倉殿の13人』の源頼朝と北条義時ですね。比企能員役の佐藤二朗さんも董卓の役で出演していますし、他にはムロツヨシさんや賀来賢人さん、磯村勇斗さんといった俳優さんたちも出演しています。あるいはこの中からあと何人か、大河出演となるかもしれません…あくまでも希望ではありますが。それから作品の最後の方で曹操の兵が病気になり、撤退を余儀なくされるのですが、このシーンはコロナ禍をいくらか連想させます。

飲み物-冬のティータイム
[ 2020/12/26 13:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

過去と現在

以前から、昔のドラマを機会があれば観てみたいと書いていますが、ここに来て、それが可能かどうか不安になっています。前に書いたように、私は過去にドラマをあまり多く観ておらず、そのため昔の作品への愛着があまりないことに加え、一話を「ちょっと観てみる」のであればともかく、昔の、最低でも2クールはあるドラマシリーズを、途中で投げ出さずに完走できるのか、あまり自信がないためです。

現に、10月に再放送された70年代のドラマを録画して観ましたが、今のところ途切れている状態です。年末で他にするべきことがあるのも一因ですが、この調子で最終回までだと、少々きついなとも思い始めています。いずれまたぼつぼつ観ることにはなるとは思いますが、当時のホームドラマの、主に女性が中心となった人間ドラマ路線への、入り込みにくさを感じ始めています。

なぜこういう世界に入り込みにくいのか、恐らくは個人的に時代劇とか刑事(推理)ドラマといった、男性好み(と言うべきでしょうか)のドラマが好きなせいもあるでしょう。また前出のように、過去に夢中になって観たシリーズがあまりなく、その意味で当時の作品に郷愁を感じにくいせいもあります。あくまでもその当時の社会や世相を見るためのドラマ視聴というのは、そのドラマに入り込めない場合、不完全燃焼になりがちで、その作品にネガティブな印象を残してしまうことになるかも知れません。

それとこう言うのは何ですが、実際に過去の物を観て気づいたことは、
「今の番組の方がやはり面白い」
ということです。私はそうTVを観ないし、極端な話、明日TVがなくなったとしてもそう困りません。そのため、今の番組と一口に言っても、かなり限られています。一部のドラマと一部のバラエティ程度です。

それでもやはり現在進行中の方が、同じ時代をシェアしていることもあってやはり楽しめます。無論番組にもよりますし、過去の作品をすべて否定するものではありませんが、少なくとも
「過去の物だから面白い、今のは面白くない」
とはならないでしょう。今より昔の方がよく感じられるというのは、今までも書いて来ましたが、実際バラ色の回顧などという用語もあるようです。過去美化バイアスとも言います。

TVに戻りますが、今年の秋は『相棒』よりも『記憶捜査』を優先させました。最初のシリーズを観逃がしたこともあり、これは絶対に観たかったのです。あと『きのう何食べた?』の新春スペシャルを、遅まきながらやっと観ました。これも観逃がし分です。それと『みをつくし料理帖』のNHK版をまた観返しています。これは映画も観ましたが、正直言ってヒロインのイメージが違いすぎでした。私に取っての澪は、やはり黒木華さんに止めを刺します。森山未來さんも『いだてん』よりこっちの方が好きでした。料理関連といえば、『孤独のグルメ』が今年も大晦日に紅白の裏(22時から23時30分)で放送予定ですね。

飲み物-コーヒーとチョコレート
[ 2020/12/14 23:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

バレエ漫画と『そして父になる』

今回もまず、飛鳥幸子さんのツイートで紹介される、谷ゆきこさんのバレエ漫画の投稿についてです。この谷さんの「超展開」バレエ漫画ですが、先日もご紹介した『さよなら星』では、主人公の家族がすべて亡くなり、主人公も最終回で死んでしまうという悲劇的な内容となっているそうです。その他の作品でも、母親との生き別れとか出生の謎、赤ちゃんの取り違えなどといった要素が絡んでいます。さらに後の方になると、オカルトやホラーまでもが組み込まれてくるようです。その意味で、バレエ漫画でありながら、明らかに異なる次元の出来事や事物を組み入れた、新ジャンルと呼ぶこともできそうです。尚、以下のサイトに谷さんのバレエ漫画について詳しいので、サイト名を挙げておきます。

Cafe Tsumire 
「かあさん星」やバレエ漫画などなど 谷ゆき子の世界

ところで赤ちゃんの取り違えで思い出すのが、『そして父になる』という映画です。主役の野々宮良多を演じるのは福山雅治さんで、自分の息子が私立小学校を受けて合格するものの、その時受けた血液検査で、両親との
「生物学的な親子関係がない」
つまり実の親子ではないと言われます。この息子、慶多の本当の両親は、群馬県で電機店を営む斎木夫妻で3人の子持ちで、そのうちの1人、琉晴が野々宮夫妻の実の子供でした。良多は病院相手に訴訟を起こし、斎木家の家計が苦しいことから、自分の家で慶多と琉晴の面倒を見たいというものの、反対されます。

裁判が始まりますが、実は取り違えではなく、看護師がわざとやったのでした。おまけに裁判は公訴時効になっており、双方の両親は悩みます。そして良多はミッションと称して、それぞれの子を、それぞれの本当の親の許へ短期滞在させるようにします。しかし子供たちも見知らぬ環境で戸惑い、良多も妻のみどりも、そして斎木夫妻も子供を交換するべきかで戸惑うようになります。みどりは出産後、子供を産めない体になっていたため迷うものの、結局良多はミッションは終わりだと言い、慶多を自分たちの許に戻すことにします。

この作品でも良多が、自分たちの頃なら赤ちゃんの取り違えというのはあっただろうが、今のこの時代にありえないと言うシーンが出て来ます。とはいえ以前も、故意に取り違えられたこともあったようですが、今ほど医学が発達していない時代、過失による取り違えも無論多かったのでしょう。

尚前出の赤ちゃん取り替えの作品は、『白鳥の星』という作品なのですが、別の方のブログによると、主人公は豪邸に住みながら母親(あまり似ていない)から冷たくあしらわれ、その後ケガをして色覚が失われ、脚も傷めるという展開になるようです。しかし湖に浮かぶ白鳥を見て色覚が元に戻り(これも超展開といえます)、バレリーナへの道も開けるというハッピーエンド展開なのですが、別の雑誌では同じ作品ながら、何やら違った展開になっているようです。

飲み物-コーヒーカクテル
[ 2020/12/14 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

12月14日と赤穂大河

今年も12月14日を迎えるに当たり、赤穂事件をメインにした大河について。これに関しては「赤穂事件」というタグで、『元禄太平記』と『峠の群像』関連の投稿をまとめています。さらに私としては、幕府と討ち入りの、どちらかを中心に持って来た方が面白く感じられること、その意味で、『峠の群像』の赤穂視線の描き方は評価できるとも当該記事に書いています。

今世紀に入って赤穂事件関連大河がないのは、マンネリ感があるのも事実かと思われますが、ならばマンネリを打破すればいいのです。つまりいつもいつも討ち入りを入れる必要はないのです。幕末大河で必ずしも桜田門外の変が重視されないようなものです(『花燃ゆ』での描写はどうかと思いましたが)。どうしても討ち入りとその後の切腹を入れたいのであれば、赤穂藩の視点で描けばすむ話です。幕府中心なら、牢人たちの処遇を巡っての幕府の政策、さらに吉良や上杉の関係を中心にして、討ち入りはモブとまでは行かずとも、そのような事件があったといった感じで描けばいいし、そういう大河があっても最早おかしくはないでしょう。

赤穂事件に限らず、源平大河でも同じことが言えます。源平だと必ず壇ノ浦の合戦が登場します。しかし再来年の『鎌倉殿の13人』のような場合は、あくまでも義時が主役で、源氏の直系を滅亡させ、御家人を粛清するのが目的であるわけです。ならばどこまで壇ノ浦を描く必要があるのか。そもそも鎌倉幕府の基盤となる大倉御所はその前に設置されているわけで、壇ノ浦を機に鎌倉幕府ができたという描かれ方は最早ないのではないでしょうか。真田家に関係のない関ヶ原はほんのわずかしか描かなかった三谷さんのことです。壇ノ浦が似たような描かれ方になってもおかしくありません。無論その後の義経の処遇を巡ってひと悶着起こるわけですから、まるっきり無視ということにはならないでしょうが…。

ところで最近、『十三人の刺客』や『上意討ち』、『三津屋清左衛門残日録』に加えて『無用庵隠居修行』などなどを観ているため、すっかりチャンバラに嵌っている感があります。今現在の事情からチャンバラシーンも難しくはあるでしょうが、やはり時代劇であれば見たいものです。それから公開が延期されていた映画『燃えよ剣』、来年10月の公開が決まったようです。

映画と言えば『新解釈・三國志』、実はこれも観てみたいと思っています。こちらは『鎌倉殿』で頼朝を演じる大泉洋さんが劉備を演じています。

飲み物-ウイスキーストレート
[ 2020/12/13 23:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

フィクションの中の非現実 番外編(漫画に期待される超展開と実写化について)

まず先日の投稿のうち、「『国盗り物語』に見る明智光秀」の投稿で、恥ずかしながら「京」を「今日」と変換していたので直しています。また飛鳥幸子さんのバレエ漫画関連ツイに関しても、多少わかりづらい所があったので修正しています。

ところでそのバレエ漫画の超展開ですが、そもそも漫画やアニメとは、何らかの形で超展開が見られるものですし、寧ろ読者はそれを期待されていると言ってもいいでしょう。そのため「非現実」と呼ぶのは適切でないかも知れず、従って番外としています。実写版だと違和感を覚える描写でも、漫画やアニメだとごく自然に受け入れられるということもあります。最近は漫画を原作とした実写版も多く、それに関しては特に異は唱えません。

ただ如何せん、漫画の超展開は実写版に落とし込みづらいことも多く、それがしばしば評価の分かれ道となることがあります。私もそこまで漫画ベースの実写版を観ているわけではありませんが、この場合漫画は漫画、実写版は実写版と割り切って観ることも可能でしょう。無論、しばしば引き合いに出していますが、『きのう何食べた?』のように現実世界に沿った形の漫画もあり、こういうのは比較的実写化しやすいとも言えます。あと『JIN-仁-』も結構好きでしたが、『陽だまりの樹』は少々端折った感はありました。

漫画が今のような形で、いわば市民権を得る前は、小説よりは一段低い物としてみなされていました。漫画は最初から絵がセットになっており、自分で行間を読んで情景を思い浮かべるような構造になっておらず、それゆえに子供向きとされる傾向は強かったと思います。しかし漫画は漫画で、小説にない魅力があるもの事実ですし、いずれかに偏らず、両方を一緒に読むのが私としてはお勧めです。

無論小説と漫画の相違だけではなく、漫画とアニメにもまた違いがあります。漫画はコマ割りの中からストーリーを想定しつつ読んでいくことになるわけで、登場人物が実際に動き回って、ストーリー展開を見せてくれるアニメとはまた異なっています。しかし『鬼滅の刃』を観てから、原作を買うために書店にお客が押し寄せた由、昔実写版映画を観て、原作を買い求める人がいたのと非常に似通っていると言えますし、最早この両者は同じ次元と捉えるべきかも知れません。

個人的には、大河ドラマの原作を一度実験的に-あくまでも実験的にですが-漫画にしてはどうかとも考えていますが、これはやはり難しいでしょうか。

飲み物-シナモン珈琲
[ 2020/12/11 23:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』のキャストから連想する『茄子 アンダルシアの夏』

まず、先日行われた『鎌倉殿の13人』のキャスト発表によると、
源頼朝-大泉洋
北条政子-小池栄子(いずれも敬称略)
となっています。
このコンビ、何か既視感があると思っていたら、黒田硫黄氏の原作をアニメ化した、『茄子 アンダルシアの夏』のキャストが正にこの2人でした。この作品は、ブエルタ・ア・エスパーニャ(スペイン一周ロードレース、通称ブエルタ)をテーマに、ロードレーサーのペペ、その兄のアンヘル、そしてアンヘルの恋人で妻となるカルメンを中心に展開して行きます。

このペペの声を担当していたのが大泉さん、カルメンの声が小池栄子さんでした。尚アンヘルの声は筧利夫さんです。なぜ大泉さんにペペのオファーが来たのかと言うと、ジブリのスタッフの間で『水曜どうでしょう』が人気だったからと言われています。しかし作品そのものはジブリが担当したのではなく、マッドハウスなのですが、監督が宮崎駿氏の弟子と言うべき存在の高坂希太郎氏であり、ジブリ関連の企業が関わっていたことから、ジブリ関係とみなされることも多いようです。

アンヘルとカルメンの結婚式の日、ペペが所属するチーム・パオパオビールが、彼らの住む町を通ることになります。このためアンヘルやカルメンも応援に行くことになります。しかし普段着に着替えてから行こうとしたカルメンは、服が見当たらず、ウェディングドレスのまま出かけてしまいます。実はカルメンは元々ペペの恋人でしたが、ペペが兵役に就いている間、アンヘルの恋人となっていました。またペペは、子供の頃叔父から貰ったロードバイクを、毎朝登校時に兄と奪い合っていました。

その後ペペはプロのロードレーサーとなりますが、実はスポンサーの覚えはあまりめでたくありませんでした。ともあれレース中、ペペはエースであるギルモアを勝たせようとしますが、その後アクシデントが発生、ペペは監督の指示に従い、そのまま逃げ切ることを決めます。この辺り、劇画タッチで見ごたえがあります。尚この茄子とは、茄子のアサディジョ漬けとされています。正確には、アンダルシアにはこのような食品はありませんが、作品の最後の部分で、ペペがこの茄子を口にするシーンが登場します。

それからこのパオパオビール、無論架空のビールですが、公開時期限定で、某コンビニでパオパオビールが発売されたことがあります。また通常このブエルタは8月から9月にかけて行われますが、今年はコロナウイルス禍もあり、11月に行われています。

飲み物-ビールと夜景
[ 2020/12/04 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

70年代ホームドラマ考察に関して思ったこと 続き

先日投稿分のホームドラマ関連の続きです。

所謂ホームドラマも、舞台となる病院や警察署を前面に押し出し、医療ドラマなり刑事ドラマなりにリメイクして放送するという方法もあります。ただ本来の作品とは、かなり趣が異なったものとなるでしょう。その前に、地上波TVのドラマというのがこの先どの位続くのかの懸念もあるにはあります。しかし、今に比べると昔の番組はよかったという人々も、半世紀ほど前はその当時の高齢者、明治生まれの人たちに同じようなことを言われていたのでしょう。この手の発想は、古今東西を問わないようです。

私の場合、90年代はそこまで連続ドラマを観ず(『お江戸でござる』は観ていました)、2000年代以降からちょいちょい観るようになりました。昨日のでは触れていませんが、『僕シリーズ』とか『プライド』なども観ていた記憶があります。『プライド』はキムタク主演なのになぜか観ていたのですが、スポーツドラマだったことも関係していたのかも知れません。この時初めてアイスホッケー雑誌を買った記憶があります。また当時NHLをJSPORTSが放送していて、ラグビー実況で有名な土居壮氏がこちらの実況をしていたこともあり、時々ですが観ておりました。当時はなぜかNYアイランダーズがお気に入りでした。土居氏はアイスホッケーの実況でも、しばしばラグビーを入れて来ていましたね。

ところで昭和の終わり頃に登場したドライな雰囲気の映画ですが、ずばり
「マルサの女」
です。舞台が国税局査察部という、当時の映画としてはきわめて画期的なもので、しかも脱税とその調査がメインのストーリーは、一般的なドラマとは一線を画しており、その意味で面白い作品です。後年『半沢直樹』をすんなり受け入れられたのも、これを観た経験があるせいでしょう。ちなみに公開されたのは1987年ですが、その翌年の日本アカデミー賞の主要部門を総なめにしています。元々監督の伊丹十三氏が、先行作品での収益の多くを税金として持って行かれたことが、これを製作する動機となったらしいのですが、ストーリーといいキャスティングといい、なかなか意表を突く作品です。

無論これは映画で、しかも『半沢』よりも四半世紀ほど前の作品ですし、顔芸も歌舞伎調のセリフもありませんが、それまでとは違った分野に足を踏み入れたことが、特に最初の作品が受けた一因でしょう。映画やドラマというのは、恐らくはこういうのをきっかけとして、少しずつ変化して行くものかとも思います。また『半沢』の顔芸その他に関して言えば、映画と違い、ドラマというのが理由として挙げられそうです。次回も視聴者に観て貰うためには、何かしらインパクトを与えておく必要があるのではないでしょうか。あと『半沢』のスピンオフをもし作るのなら、大和田が主人公でもいいのですが、黒崎をメインにして国税庁視線というのもありそうです。

ところでその『半沢』の中野渡頭取、つまり北大路欣也さんが出演している、テレ東系列『記憶捜査2』が現在放送中です。こちらは昨年放送分のパート2です。テレ東はネットワークが限られてるのが残念ですが、ケーブルTVなどで視聴可能かと思います。ちなみにその前日の同局のバラエティで、新潟県山古志村の錦鯉の値段の話から、北大路さん自身がかつてイランでの映画のロケの際、ペルシャ絨毯を購入したいきさつについて語っていました。この映画は多分『燃える秋』です。と言っても私もよく知らないのですが、何でも三越絡みだったことで、1982年の三越事件の煽りを受けてお蔵入りとなった、ちょっと気の毒な映画でもあります。

飲み物-ローズヒップティー
[ 2020/10/29 23:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

70年代ホームドラマ考察に関して思ったこと

少し前に、70年代のホームドラマについて書いたことがありましたが、今回全く別の検索をしていて、昭和のホームドラマについてのサイト(https://shiseiweb.com/
%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%8C%E3%81%A8%E3%81%86、リンクは貼りません)の『ありがとう』シリーズ関連記事を見つけたので、少し引用させてもらいます。文章は意味を変えない程度に省略しており、また少々批判的であることをお断りしておきます。

このサイトには、「第一部では母親が娘を直接教育し、第二部では母親が優位だが、遠くから見守っている。そして第三部では母親のほうが娘に依存し、母親は再婚し、家業の鮮魚店を娘に任せる。つまり娘がついに第三部で一本立ちしたのである。人間も社会も自然も、決して止まったままではない。10年一日の世界のようでいて、実はしっかり時が移ろいでいる。ホームドラマを舞台とした大河ドラマといった趣だ」
とありますが、恐らくは同じキャストで何シリーズか作ることが決まっており、制作サイドがいつも同じパターンではあれだから、いくらか設定を変えてみたということではないかと思われます。それと最後の言葉ですが、同じ登場人物で同じ設定なら大河と比べるのもありですが、この場合はやはり違うでしょう。ただホームドラマを観ていた人というのは、年齢からして大河も熱心に見ていたのだろうなと思われます。

さらに第二部(看護師編)だけ趣向が違うとして、「医院の跡取り候補である医師と、片や母子家庭の住み込み看護婦という、「 身分の違い 」がわかりやすく描かれていた」とあります。今時こういう表現はちょっと微妙に思えますが、要は勤務先のオーナー社長の息子と結婚する女性のパターンですね。さらに
「それでもまだ、戦前同様、「どんな男性と結婚できるか」が、女性の人生には最重要項目だった。こうしたドラマは、女性はもちろん男性の側から見ても、家や名誉のための政略結婚ではなく、愛情で相手を選んだという心地よさを感じさせ、女性に希望をもたせ、男性の“度量”を見せることで、お茶の間の庶民に夢と希望と感動を与えれば、それは人気番組になるだろう」とあります。
このシリーズ自体きちんと観ていない-だから一度どういうものか観てみたい-ので何とも言えませんが、これも当時はそうだったのだろうと考える他はありません(無論今もそうかも知れませんが)。しかしホームドラマの中で、主人公とその恋人的存在を結婚させるのはいわばお約束ですし、ドラマという虚構の中の出来事と、現実とはまた違うものでしょう。そのため「夢と希望と感動」という表現には今一つ共感できません。

ところでこの場合の人気番組云々というのは、視聴率56パーセントというのも関係しているのでしょうが、どうもこの数字に必要以上に引きずられているようにも思います。何度か書いていますが、その当時と今の視聴形態を比較すれば、ビデオが普及していない、TV以外の動画配信やSNSなどが存在しないといった理由から、数字は伸びるのではないでしょうか。(『半沢直樹』第1シリーズの40パーセント越えの方が、寧ろ画期的かとも思います)何よりも第一部で観て、そのまま観続けた人もいるでしょうし、同調現象という言い方は何ですが、皆が観ているから自分も、新聞に載っていたから自分もということもあるでしょう。

確かに時代のニーズに沿ったものではあったかもしれません。しかしそれは即ち、同じような設定を仮に2020年の今に持って来ても、当然ながらそこまで数字は伸びないということです。今現在の時点で一番時代のニーズに応えているのは、10日間で100億円の興行収入を得た『鬼滅の刃』でしょう。無論この数字には、コロナ禍の最中の娯楽であること、事前にアニメがあったことなども、少なからず関係してはいると思います。

それとこのシリーズ第二部の、何かのメディアの番宣記事と思われる画像がアップされています。(https://middle-edge.jp/articles/4Russ、こちらもリンクは貼っていません)しかし失礼ながら、どうも出演者のコスプレのように見えてしまいます。個人的にはこれよりも、以前投稿したことのある『37歳で医者になった僕』の、名刺を持っている草彅さんの方が医師らしく感じられます。閑話休題。確かに前出の記述のように、シリーズによって異なる母と娘の在り方、当時の人々の結婚観など、このシリーズから受け取るメッセージもあったでしょうし、私も現在、録画しておいた70年代のドラマを観ているため、その当時の価値観や考えに触れることはあります。しかしやはり私としては、2000年代以降の『JIN-仁-』や『相棒』、『ガリレオ』、前出『半沢直樹』などから受けるメッセージの方が、時代が近い分インパクトが大きく感じられます。その当時は存在しえなかったゲイカップルのドラマ、『きのう何食べた?』もまた然りでしょう。

それと、この後にこういったコメントが紹介されています。

>近ごろホッコリ系のホームドラマ無くなったね 2000年代に入ってから 連ドラ面白いのないし 殺伐してたり ドロドロ←イジメ 虐待など取り上げたり 殺伐としてて 見る気になれない?? ほんと 昭和のホームドラマ毒がなくて ホッコリとして 安心して見れたね
>暴力や、殺人事件の謎解きがエンタメント化してるサスペンスドラマはもうたくさん!
>なつかしいですね。もう一度じっくり見直してみたいです。 

要するに「この当時はよかった、なのに近頃は」というありがちなパターンなのですが、今は高度成長期ではもちろんありません。その後のオイルショックがあり、バブルがあり、デフレを経た時代であり、また犯罪も猟奇的なものが増え、社会現象も大きく変化している以上、ドラマの内容も変わって当然です。逆にこういうホームドラマがいつまでも続くわけもありません。最後の「なつかしいですね」はわかりますが、「殺人事件の謎解きがエンタメント(ママ、恐らくエンターテインメント)化」するのはそこまで悪いことでしょうか。それを言うなら、刑事ドラマもホームズ物もすべてアウトでしょう。

最初に取り上げた記事の冒頭では、かつての『ありがとう』シリーズのキャストの、この記事が書かれた時点での近影が紹介されています。無論若い頃とは違い、それぞれ顔にしわが刻まれる年齢となっていて、年月の移り変わりを物語っています。ならば年月が移り行く間に何が変わり、なぜホームドラマが廃れたのか、最近のドラマはその当時と比べてどう変わったのか、その辺りも考察されていいかと思いますが、「昭和映画・テレビドラマ懐古房」とある以上そういうのはやっていないのでしょうか。昭和はよかっただけでは単なる思考停止のように見えるのですが。上記コメのドラマが殺伐としている云々も、とどのつまり社会情勢の変化が大きく影響していますし。

ところでその昭和の終わり、ドラマではなく映画の方ではドライな感覚の物が登場するようになっています。これについてはまた後日。

飲み物-ミルクティ2
[ 2020/10/28 23:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、BSで再放送中の『太平記』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも再来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出しました。これを機に、今後さらに上を目指してほしいものです。そのためにも、国内のラグビーの変化に期待したいと思います。

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