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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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ハロウィンあれやこれや

早いものでと申しましょうか、ハロウィンまであと10日ちょっとです。尚このブログでは、一部ハロウィーン表記もあります。所謂表記ゆれというやつなので、見つけ次第修正しておこうと思います。

この時期になると、ほぼ毎年のように書いているテーマですが、このハロウィンは元々ケルトの祭りで、この翌日から新年が始まると同時に、妖怪や魔物の類が人間の世界にやって来て、跳梁跋扈すると言われています。今のハロウィン関連コスプレで、お化けや魔女のコスプレが多いのも、元々はこの祭りのこういう性格が関係しています。この頃からクリスマスの時期辺りが、欧米では怪談の多い時期でもあります。

日本ではなぜか欧米の祭り=キリスト教徒の祭りと考えられちですが、ハロウィンはキリスト教が普及する前に、ケルト民族の間で行われていた祭りです。従ってクリスマスや復活祭とは異なり、キリスト教とは何の関係もなく、寧ろ邪教の祭りとして忌み嫌う教派もあります。尚この翌日は死者の日(万霊節)で、こちらはキリスト教の祭日です。

無論このハロウィンに関する怪談、都市伝説などもあります。例えばお化け提灯、ジャック・オー・ランタンのモデルになった人物は、生きている時に悪さばかりして、あまつさえ悪魔を騙してしまい、死んだ後天国にも行けず、地獄からも締め出しを食らったことから、ランタンに火を入れて、夜道をさまよい続けることになったと言われています。

もちろん『ピーナツ』で、カボチャ大王の存在を信じるライナスが、自らカボチャ畑に行くのもこのハロウィンです。一度チャーリー・ブラウンの妹サリーを連れて行った時、結局カボチャ大王が現れなかったことから、「トリック・オア・トリート」ができなかったと言って、サリーがひどく怒ってしまいます。

『ゲゲゲの鬼太郎』のEDテーマ『あるわけないのその奥に』では、お化け屋敷に迷い込む子供たちが登場しますが、何となくこのハロウィンを思わせる雰囲気があるので、その内リンクを貼ろうかと考えています。ただ鬼太郎のEDでは、枠内にまとめる意味もあり、タイトルの「あるわけないのその奥に」ではなく、その前の「そこのけのけもののけが通る」の部分が、終盤に来ています。しかしこのフレーズも、和製ハロウィンと呼ぶべき百鬼夜行の雰囲気がありますね。


飲み物-アイリッシュコーヒー

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[ 2021/10/20 01:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

怪魚と半魚人と『ゲゲゲの鬼太郎』

9月3日は「怪魚の日」でした。怪魚と言えば、どうしても思い出すのは人魚とか、半魚人といった妖怪変化の類です。実際キリスト教圏では、堕落した聖職者が魚となってしまうという言い伝えもあります。また、少なくとも西洋の場合は、人魚は上半身が人間、下半身が魚というのが人魚の定義となっており、半魚人の方が寧ろグロテスクなイメージがあるのですが、他の地域では半魚人的な人魚もいるようです。かのアマビエも人魚の一種とされています。

ところで半魚人と言えば、『ゲゲゲの鬼太郎』にも登場します。原作のみならず、今までのアニメシリーズにも何度か登場しており、鬼太郎がこの半魚人から、カマボコにされてしまったりもします。これに関しては、第6期のを観たことがありますが、半魚人がペットのダイオウイカに魚を獲って来させ、カマボコを作って高値で売りつけるも、誤って船を遭難させてしまったことから、事情を聞き出そうとする鬼太郎をネズミ男が(例によって)売ってしまいます。鬼太郎はダイオウイカと一体化して大量の魚を獲らされ、最終的にはイカもろともカマボコに加工されます。

この「鬼太郎かまぼこ」をECサイトで見た猫娘が驚き、砂かけばばあの貯金でカマボコはすべて購入され、元に戻った鬼太郎は、美少女メイドに化けて半魚人に近づき、欲に目のくらんだ半魚人を人間にしてしまうと言う筋書きです。人間になった半魚人は、メイドの正体が鬼太郎であることを知って騙されたと気づきます。しかし既に妖怪としての力もない上に、ネズミ男から、工場のカマボコに悪戯をしているバイトテロ画像をネット上にばらまかれ、地位も資産も失った元・半魚人は自殺まで考えたものの踏み切れず、海辺で一人釣り糸を垂れていた時に、ネズミ男と再会します。

このエピソード、結構面白くて笑える割には、最後の方はちょっとブラックです。何と言っても鬼太郎カマボコが買い戻され、板から切り離されるや否や、しゃべり始めるというのはちょっと不気味なものも感じさせます。しかしカマボコの購入資金100万円のみならず、鬼太郎を元に戻すためのお金まで用立てする砂かけばばあの財力は侮れません。ちなみに鬼太郎を元に戻した妖怪病院の医師は、半魚人を人間にする手術も手掛けることになります。

しかし半魚人自体は、あまり日本では馴染みがないものです。やはり人魚とか海坊主、あるいは船幽霊などが、日本の海の妖怪の主流のせいでしょうか。

飲み物-ランプと水とウイスキー
[ 2021/09/05 01:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

雛祭りと踊る人形

雛祭りですね。

人形を飾るようになったのは、江戸時代ごろからと言われています。
元々は所謂流し雛で、穢れを人形に託して、流してしまうという意味合いがありました。それが後になって、人形を飾る女の子の祭りへと変化します。
尚かの桜田門外の変は、安政7年のこの日、江戸城へ雛祭りの祝賀に向かう井伊大老が襲撃された事件です。この日は今の暦では3月の下旬ですが、江戸は時ならぬ大雪に見舞われていました。
それはともかく、この雛人形は端午の節句の武者人形とは違った華やかさが感じられ、七段飾りにもなると、最早日本版ドールハウスといった感もあります。

ところでシャーロック・ホームズのシリーズに、『踊る人形』(The Dancing Men)というのがあります。
この人形とは本物の人形ではなく、様々な動きをしている棒人間で表現された暗号で、特定の動きを特定のアルファベットに当てはめて解読して行く話です。
パペットホームズでは、べインズがホームズをおちょくる内容になっていましたね。


おひなさま
[ 2021/03/03 11:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

聖燭祭とクレープ

今年は2月2日が節分ですね。3日が節分で4日が立春というのに慣れていますから、今年のように1日ずれるというのは、ちょっと不思議な気分です。あと、大河ドラマがバレンタインデーに始まるのも。

ところでこの2月2日はキャンドルマス(聖燭祭)でもあることは、前にキリスト教の祭と日本の祭、そして聖燭祭と告解火曜日とフットボールという投稿で書いています。後者の方では、フランスでクレープを焼くこと、さらにアイルランドでもインボルクという立春の祭りがあり、こちらもやはりクレープを食べることについて触れています。インボルクの場合のクレープは、丸い太陽の形をイメージしてのものですが、聖燭祭のクレープにも、同じように太陽をかたどったという説もあり、元々は聖燭祭も立春の祭りであったとも言われています。洋の東西を問わず、この時期には何らかの言い伝えがあるようです。

さてそのクレープに関して。ここのところ頻繁に投稿している『きのう何食べた?』の第10回にもクレープが登場します。原作だと第3巻に登場する「おかずクレープとおやつクレープ」です。原作では夏休み(盆休み)の初日であること、ドラマでは、賢二の勤務先の美容院が改装工事で、しばらく臨時休業となって、史朗と同じ週末に休めることから、史朗が張り切ってクレープのブランチの準備をします。その間賢二は部屋の掃除をするのですが、史朗の部屋からポスターと思しきものが見つかり、わざわざそれを本人に見せに来ます。このポスターは、史朗が大好きなかのアイドルの若い頃の物なのですが、それに関しては上記↑の投稿をどうぞ。

飲み物-エスプレッソ2
[ 2021/02/02 23:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

気づいたことあれこれ16

それからここのところお休みしていた、気づいたことあれこれ。まずラグビーです。最初は残念なニュース、日野レッドドルフィンズのジョエル・エバーソン選手がコカイン所持で逮捕です。

トップリーグ日野エバーソン、コカイン陽性で逮捕
(日刊スポーツ)

日野はトップリーグが再開された場合でも、活動を無期限停止とするとのことです。もしここが新リーグ加入を考えていた場合、ハードルが高くなりそうです。
一方でコロナウイルス対策のため、プロ野球とJリーグがタッグを組むことになり、ラグビーもオブザーバーとして参加しています。

プロ野球、3・20開幕延期検討…Jリーグ&ラグビーと共闘 無観客開幕も選択肢
(サンケイスポーツ)

そしてCMのお知らせ。パナソニックのCMに、これは当然というべきか、ワイルドナイツの堀江、稲垣、福岡そして松田の4選手が出演です。

ラグビー稲垣選手ら、新CMで宅配ボックスを叩くONE TEAMパフォーマンス披露!
(AdverTimes)

他にも幕末薩摩藩関連で、小松帯刀の琵琶や御花畑屋敷について書こうと思いつつ、先送りになっているので、何とかしたいところです。尚小松帯刀については、以前こういう投稿をしています。

西郷どんの歴史的背景25-小松帯刀が愛した薩摩琵琶

また『西郷どん』公式アカウントのこういうツイートもあります。
西郷どん薩摩琵琶ツイート

この琵琶に関しては、こちらにも解説があります。
(文化デジタルライブラリー)
これに加えて、坂本龍馬薩摩藩士説も最近出ていますので、それについてももう少し調べたいところです。

それからホームズ関連で書きたいこともあるのですが、これも最近やけに大河に力を入れていたため、延び延びになっています。調整しようと考えています。『ミス・シャーロック』も未投稿分がありますので。

飲み物-ブラウンエール
[ 2020/03/06 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『敦盛』について

先日の視聴率関連の投稿に関して。『麒麟がくる』のタイムシフト及び総合視聴率で、この時点で明らかになっているのは第5回までの物なので、他作品の数字も、それぞれ第5回時点での物に改めています。

それと第6回で上演されていた能ですが、『敦盛』ですね。世阿弥による演目で、一の谷の戦いで熊谷次郎直実が、平敦盛の首を取った故事がもとになっています。これに出て来る蓮生とは直実の出家後の名で、敦盛の霊が、出家したあなたは最早敵ではないことに気づき、極楽浄土で同じ蓮の上に生まれようと言って姿を消します。このことから足利義輝は、もう細川晴元を敵とは思っていないという意味にも取れます。ところがどっこい、その晴元は三好長慶暗殺を企てていたわけなのですが…。

ところで『敦盛』といえば、織田信長の「人間五十年」を思い出す人もいるでしょう。しかしあれは幸若舞の方であり、能ではありません。一の谷の合戦を題材にしている点では同じですが、こちらは作者は不明とされています。

飲み物-ショートカクテル
[ 2020/03/01 00:45 ] 大河ドラマ 麒麟がくる | TB(-) | CM(0)

麒麟がくる第6回「三好長慶襲撃計画」

第6回のあらすじと感想です。

**********************

三好長慶は、主君細川晴元を既に出し抜こうとしていた。その長慶は、万里小路邸で開かれる連歌の会に出席することになっていた。晴元は、長慶が摂津で挙兵するのではと疑念を抱いており、長慶の家臣松永久秀は、晴元もその会に呼んでみてはどうかと冗談めかして言う。しかし長慶が出席する目的は、連歌の師宗養が出席するためで、その後摂津越水城に戻る予定だった。

その頃伊平次は鉄砲の解体を進め、光秀を感心させていた。しかし伊平次は、妓楼に入り浸っていた時に、偶然に隣室の話を聞いていた。それは、長慶と久秀を密かに討つという計画で、光秀はそれを知らせるべく、三淵藤英の許へ向かう。その頃三淵の館では能が行われ、将軍義輝も密かに訪ねて来ていた。話を聞いた藤英は、その計画が晴元の差し金であることに気づいており、見て見ぬふりをしようとする。

しかし弟の細川藤孝は、晴元が義輝の前で鼻をかむなど無礼な振る舞いをしており、すぐさま万里小路邸へ向かおうとするが、それが義輝の意であると取られるとまずいと藤英は慎重だった。光秀は将軍は武家の棟梁であり鑑であり、静観を決め込むのはよくないと反論する。実は義輝自身もそれを立ち聞きしており、飛び出した光秀の後を追うように藤孝に命じる。だがその頃、既に刺客たちが万里小路邸へと向かっていた。

万里小路邸に侵入した刺客たちは、居眠りをしていた久秀や近習たちと斬り合いになる。久秀は長慶を逃がし、そこへ武装した光秀や藤孝が入って来た。彼らは刺客に睨みを利かせ、その隙に長慶や久秀は邸を後にした。晴元は、自分の計画が頓挫したことに無念の表情を浮かべる。一方光秀も左肩を負傷し、東庵の許へ行こうとして、藤英の家臣に同行してもらう。しかし光秀は東庵の家の前まで来て意識を失う。

そんな光秀を駒が支えて中に入れ、甲斐甲斐しく看病する。2日後気づいた光秀は、駒が今様を歌っているのを耳にする、子供の頃、旅芸人から教わったというのだ。やがて光秀は順調に回復し、藤孝が見舞いに水飴を持って訪れる。しかしその頃、大柿城で戦火が上がる。これで道三は信秀と交戦し、城は道三の手に落ちた。光秀も美濃へ戻るが、駒が一緒について来ることになる、夜、荒れ寺で火を焚きながら、2人は同じ筵にくるまって肩を寄せ合い、駒は今様を歌い続けていた。

**********************

まずちゃんばらが出て来るので、楽しみにしていた人も多かったのではないでしょうか。しかしやけにスローモーションを使ったり、どう見ても光秀が刀で触ったようにしか見えないのに、斬ったことになっているのには疑問でした。風急を告げる事態と、久秀の対応はそこそこ見ごたえがあっただけに残念です。そもそも鉄砲を背負ったままで、斬り合いをするのもどうかとは思います。あとこの紅葉のシーン、これは以前からそうですが、如何にも作り物のもみじが、散っているのではなく置いてあるようにしか見えません。

それとやはり着物の色。庶民の男女の着物が黄色と赤とか、とにかく蛍光色と原色が多いですね。それと妓楼のシーン、ここでも伊平次が隣の会話に耳をそばだてているだけでいいはずなのに、隣に遊女が寝ているのをわざわざ入れています。色に加えてこういう露骨な描写も、どこかこの大河が大河らしくない一因かと思われます。尚その伊平次の着物ですが、この大河の中で、一番当時の庶民の物らしく見えます。将軍の側近の直垂と小袖のコーディネーションの方は、ちょっと抵抗あり。

それと
伊平次がたまたま隣室の会話を耳にした
義輝が藤英と光秀の会話を立ち聞きしていた
こういうストーリー展開、どうにかならないかと思います。伊平次の方はまあいいでしょう。しかし将軍がわざわざ立ち聞きするものでしょうか、確かに大河に立ち聞きはつきものではありますが。それとしきりに「義輝様」と言っていますが、せめて公方様くらい言ってほしいものです。

連歌の会、この連歌は当時の公家や武家の嗜みでした。ちなみに光秀自身も、本能寺の変の前に連歌の会(愛宕百韻)を催しており、例の「時は今 雨が下しる 五月哉」が発句となっています。この会には里村紹巴も名を連ねています。

そして肩の傷。光秀がこれに気づいた途端に、血が噴き出しているように見えるのは気のせいでしょうか。そして数日間意識不明の後気が付くというのも、割とありがちな設定ですね。ところで駒が、光秀の看病が何やら楽しいと言っていますが、所謂ナイチンゲール症候群なのでしょうか。何はともあれ、光秀を独占できるわけですから、嬉しいには嬉しいでしょう。しかしその後、美濃までついて来て荒れ寺で一晩過ごすというのは、要らなかったような気もします。ところであの荒れ寺と第4回の橋ですが、『鳴門秘帖』にも確か出て来ていました。

この2人が一緒にいるというのは、『軍師官兵衛』の官兵衛とおたつを連想させますが、ただその割には、この駒と光秀の関係があまり艶事めいていないなと思います。何というか、駒の思い出話に終始してしまっています。しかも旅芸人の一座がどうこう、これ『太平記』の藤夜叉と似たような設定です。池端氏が昔使ったネタを再び出して来ましたね。それから京の町の物乞い、実はスパイらしき人物は『西郷どん』の桂小五郎を思わせます。

飲み物-キルシュビア
[ 2020/02/26 00:36 ] 大河ドラマ 麒麟がくる | TB(-) | CM(0)

『麒麟がくる』雑考1

先日『麒麟がくる』第3回のあらすじ関連で、人間の男とキツネの娘が結婚する話が登場しています。所謂異類婚姻譚ですが、『今昔物語集』にも似たような話があり、また『御伽草子』にも「木幡狐」という、キツネの姫が人間と結婚する物語があります。この話の舞台が美濃であるのなら、恐らくは『日本霊異記』に出て来る物と考えられます。ここで人間の男がキツネの娘に「来つ寝」と言ったことが、キツネの語源になったともいわれています。

ところでこの駒の、自分を助けてくれた武士の話や、光秀が「麒麟がくる」と説明したりつぶやいたりするシーンが、毎回のように出て来る気がします。こういうのは、何回かに1度の方が寧ろ効果的であるように思います。そもそも大河のタイトルというのは、主人公の名前をそのまま用いたものが多く、また中には原作となった作品のもの(太平記など)もありますが、これらのタイトルのわかりやすさに比べると、「麒麟がくる」はタイトルとしては抽象的であり、実体をつかみにくいものです。たとえば光秀が後年信長に出会い、信長のやることを目の当たりにして「麒麟が来たのか」などと言うのであれば、それは納得できます。しかしまだ具体的な現象を伴わないうちから、頻繁に「麒麟が」と言うのは、ちょっとくどくならないでしょうか。

あと脚本の池端俊策氏が、ニッコームックのインタビューで「光秀は戦国時代の裏街道を歩いた人の典型」と語っていますが、この言葉にも引っ掛かります。裏街道という言葉の第一義は、まっとうでない生き方ということで、博徒とか渡世人のような人々を連想してしまいがちです。無論恵まれない生き方という意味もありますが、ならば光秀という人は本当に「恵まれない」人だったのでしょうか。この大河が従来とは違う光秀を描くということであれば、そういう恵まれない、常に信長の後塵を拝するという光秀像を、打ち破るイメージもまたあったはずなのですが。

また同じインタビューの、「信長や道三を通して見える光秀像」という小見出しの部分で池端氏は、信長は弟信勝(信行)を殺した異端児だが、実は母の土田御前が信勝を可愛がっていたと文献にあり、そのため信長は母の気を引こうとしたとも語っています。母に溺愛される弟とその兄の対立という、戦国大河に多いパターンではあるわけですが、これは既に40年以上前に大河化された、司馬遼太郎氏の『国盗り物語』の原作でも似たようなくだりがあり、そのせいかちょっと今更感もあります。そもそもここで池端氏が口にしていることは、大半が『国盗り物語』後編そのままのように感じられます。無論光秀の人となりを見て行く過程で自然とそうなるとは思われますし、同じ文献をベースにしているせいもあるかとは思います。

それと長谷川博己さんが、線が細くて地味な印象があるせいか、武将というイメージが未だ今一つ湧いて来ません。山本耕史さん辺りが演じていたら、また違ったのかもしれません-この場合、もうちょっと才に走る感じの光秀になりそうですが。また池端氏といえば『太平記』の脚本担当で、あちらは最初から高氏が獰猛な闘犬に引っ張り回されたり、家を出て京に行く途中で、打倒鎌倉幕府を掲げる日野俊基と出会ったりと見せ場が多かったのですが、今回はまだ、それほどまでの山場は出て来ていないのがちょっと残念です。(2020年2月7日一部修正)

飲み物-温かいカフェオレ
[ 2020/02/07 00:45 ] 大河ドラマ 麒麟がくる | TB(-) | CM(0)

下鴨神社とラグビーそして朝ドラ

まずお断りです。『葵 徳川三代』に関しては事情により1日延長します。

1月4日は下鴨神社の「蹴鞠はじめ」なのだそうです。実はこの下鴨神社は、蹴鞠ならぬラグビーとも深い関係があります。この神社にある糺(ただす)の森で、慶應義塾の学生が旧制三高の生徒にラグビーを教えたのが関西ラグビーの始まりで、その後同志社にもラグビーが伝わりました。このため、下鴨神社にはラグビーボール型の賽銭箱が奉納されています。

【動画あり】関西ラグビー発祥地の京都・下鴨神社にボール型賽銭箱
(産経ニュース)

尚この下鴨神社では、2017年5月に、2019年ワールドカップの予選プール組みわけが行われています。

ラグビーワールドカップ2019抽選と2017スーパーラグビー第11節と第12節、そしてARC

ところで『麒麟がくる』スタートまでやっとあと2週間となりました。長谷川さんといえば、昨年の今頃は『まんぷく』が放送されていたのですね。かの武者さんがかなりこれを批判していて、それは違うのではないかと思うことがしばしばありましたし、それもこのブログで何度か取り上げています。批判するのはいいのですが、的を得た批判をしてほしいなと思いましたし。萬平ラーメン教なる言葉に至っては、ラグビーウォッチャー中尾氏の「コウベ真理教」を思い出しました。中尾氏も神戸製鋼を批判しまくっていましたね。

話が戻ります。個人的にきちんと朝ドラを観たのは、『マッサン』以来でしたが、なかなか面白かったし、無論ドラマゆえの創作もあるものの、こんな苦労もあったのかと往時をしのばせる描写もありました。最初は製塩をやったり、ダネイホンを作ったりしていましたね。立花家の人々や友人のキャラ設定もよかったし、何かにつけて「武士の娘」を強調したがる福子の母親、鈴の存在もユニークでした。

とはいえ、『まんぷく』後はまた朝ドラを観なくなっています。『なつぞら』は最初の方しか観ていないし、『スカーレット』は全く観ていません。一方で『いだてん』の再放送を年末にやっていたようです。無論私は観ていませんが、ツイッターのトレンドで時々いだてん関連を見かけました。特にこの大河は視聴率が低く、それがかなり取り沙汰されたこともあってか、数字が悪くてもツイートは多いと意見する人もいたようです。無論このドラマが楽しみで、毎週関連ツイートを流したいという人も一定数はいたとは思います。ただツイ―トが多いから、視聴率を無視していいとはやはりならないでしょう。この2つは本質的にかなり異なると思われるからです。

飲み物-ビールと夜景
[ 2020/01/05 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

代表ジャージーとその歴史

ラグビー日本代表のジャージーの意匠は、兜をモチーフにしているといわれています。また地模様にも青海波とか矢絣のような、伝統的な和柄を使っています。さらにポジションによって生地を変えるなど、結構こだわりが感じられます。詳しいことは下記サイトをご覧ください。

RWC2019 JAPAN JERSEY
(カンタベリー公式サイト)

そういえば青海波というのは、源義経の愛馬の名前でもありますね。

ジャージーの歴史も様々です。昔は文字通りジャージーや綿ジャージーの素材でしたが、最近は化繊が多くなっています。その後相手からのタックルを防ぐため、ジャージーは体の線に沿ったシルエットとなり、2003年のワールドカップでは、ジャージーとパンツの区別がなく、体にぴったりしたつなぎスタイルの物も登場します。当時フランスや南アがこれを採用していて、フランスとの試合後にジャージー交換をした選手が試着してみたところ、実際にぴちぴちだったらしいです。しかしその後、シルエットは再び緩やかになって行きます。

日本の場合、この2003年大会に一度モデルチェンジをしています。赤白段柄ではなく、赤と黒を中心にしたデザインに変えたのですが、その後また戻しています。かつてはラガーシャツでは段柄が当たり前でしたが、ワールドカップの常連で今も段柄のジャージーを着ているのは、日本とアルゼンチン位ではないでしょうか。海外でもジャージーのマイナーチェンジをする国は多く、かのオールブラックスも当初は白い襟がついていましたが、ここ20年ほどは黒ずくめとなっています。

ところで北米勢と6か国勢の試合が行われましたが、どうも北米勢が歯が立たないようです。今は億米でもプロリーグがありますが、できて日が浅いということもあるでしょう。また北米の選手は所謂ガタイのいい人が多いのですが、それだけではラグビーは難しいようです。先日のニュージーランドと南アの試合を観て思ったことですが、こういうチームはラグビーに対する嗅覚のようなものが、やはり他の国に比べて優れているといえます。それが常に優勝候補とされる一因となっているのでしょう。

飲み物-アイスコーヒー
[ 2019/09/27 01:00 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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