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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  新・三銃士

『はたらく細胞フレンド』番外編その2

このシリーズの第2巻、キラーT細胞の班長は相変わらず仕事に忙殺される一方で、他の細胞を探しに行かされたり、白血球との待遇の違いに憤ったり、赤血球とのコミュニケーションがうまく行かなかったりで、色々(本当はやらなくてもいい)苦労をしたり、ストレスを感じたりはめになります。尤もこれは、彼自身が過去を封印しようとしたり、相手の誤解を指摘しなかったがための、その当然の結末とも言えそうです。

そんな中で「夏祭り」などは、比較的班長自身の苦労が報われた?回とも言えますし、「0kcal」も顔面でボールを受けたとは言え、本人が好きなことができた回と言えそうです。しかし暇な時におかずの作り置きをしたり、『きのう何食べた?』のシロさんみたいなことやっていますね。この中の男性キャラでは一番まめな人物のようです。

それから「海」で、腎臓の近くの水がきれいと赤血球が言いますが、腎臓という臓器の働きを考えると理解できます。あと「モチベ」と「お片づけ」で、班長が自己攻撃をしようとして、しかも前者は制御性T細胞に止められたものの、後者は止められなかった(当の制御性T細胞が、掃除中に読む漫画は面白いと言って読みふけっていた)ことを考えると、あれはやはり、炎症が起きてステロイドが届けられ、ヘルパーT司令のオフィスがぶっ飛ぶのを期待していたのでしょうか。

それにしてもヘルパーT細胞、この制御性T細胞のことを「お母さん」などと間違って呼び、マイクをオフにしていなかったため、その声が外に流れてしまうのですが、この2人はどういう関係なのかとちょっと疑ってしまいます。

それと第2回その2にも書いた緑膿菌、モブ的にあちこち出て来ますが、ちょっとピクサーアニメの某キャラをも思わせる風貌です。ピクサーと言えば、『インサイド・ヘッド』という作品、これは人間の頭の中の感情が出て来ますが、こちらも「これはあなたの物語」というキャッチコピーがついていました。人間の体内が舞台だと、やはりこうなるのでしょう。

閑話休題。その緑膿菌は抵抗力が弱ると、感染症を引き起こします。そもそもこの菌自体毒性は少なく、所謂日和見菌の一種ですが、もしこの菌が原因で感染症を起こした場合は、抗生物質の投与が行われます。この場合効果的なのは、かの『JINー仁ー』に出て来たホスミシンです。あの中では、タイムスリップした地点に落ちていた注射液でしたが、他に錠剤やドライシロップもあります。

ところで『はたらく細胞』のスピンオフシリーズで、『はたらく細胞BLACK』がありますが、これと本編を一緒に、比較しつつ読むのも面白いです。寧ろこれは、本編と同格に位置づけられるかと思います。やはりBLACKは大人版ということで、それゆえにかなりリアリティもあります。

主人公の赤血球からして仲間を胃で失っていますし、全体を覆う屈折したイメージは、本編では味わえないものです。この辺はやはり少年漫画のシリウスと、青年漫画のモーニングの違いでもあります。ところで前出『きのう何食べた?』もモーニング連載作品ですね。

他にも『はたらく細胞BABY』、『はたらく細胞LADY』、『はたらかない細胞』、『はたらく細菌』と様々なスピンオフがありますが、私としては『はたらく細胞WHITE』がちょっと面白いかなと思います。若い白血球(好中球)である桿状核球が、先輩たちのチームに配属されて、様々な経験を積んだり、ナイーブT細胞と出会ったりするわけですが、雰囲気がどことなく、あの『三銃士』を思わせます。

より正確に言えば、『新・三銃士』で、この桿状君がダルタニアンのような存在と言うべきでしょうか。見習生が先輩の中に飛び込んで行く、一種の成長物語ですね。そう言えばこの人形劇は「連続人形活劇」という触れ込みでしたが、『はたらく細胞』舞台版は「体内活劇」を謳っていましたね。

それにしてもこのキラーT細胞の班長、マッチョな雰囲気の見かけとは裏腹に、結構優しくて臆病で繊細な印象を与える人物です。その理由として、
  • 出動命令を受けて、部下を率いるリーダーとして駆け付けなければならない
  • 本来は一般細胞であるウイルス感染細胞の撃退を主に請け負う
  • 若い頃は、寧ろ弱々しくて鬼教官にしごかれていて、ヘルパーT細胞と対立していた
こういう点が、彼の人間像を形作っていると言えそうですが、これについてはまた追々書いて行きます。しかし、このキャラ本当に好きですね。あと樹状細胞の二面性も面白い。


飲み物-ティーカップと紅茶

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[ 2021/05/12 01:30 ] 漫画・アニメ | TB(-) | CM(0)

三谷大河の問題点その5

またも三谷大河についてです。

前回の「その4」で、

誰が権力者になるのか、いわばどういう形で決着をつけるのかがあった方が、ドラマとしてはわかりやすい
敗者の美学は、滅亡と再生とは異なる

といった点に触れています。

これは『鎌倉殿の13人』まであと1年を切り、どのような描き方をするのかと思うようになった挙句、とみにそう感じることが多くなったせいもあります。

無論、決着はつけない、敗者の美学(必ずしも再生を意味しない)を描くというのは、三谷幸喜氏の理想ではあるでしょう。ただどうも過去の2作品に於いて、大河そのものに自分の理想、描きたいことを織り込むと言うよりは、理想の方に大河を寄せているように見えます。

もちろんこれは三谷大河ではなく、その他の作品でも見られました。しかし三谷さんの作品というのは、とかく何らかの形で注目される傾向があり、そのため「理想」の部分が、殊更に悪目立ちしてしまうように感じられます。三谷大河が王道でないと思われる一因でしょう。

誰が権力者になるかというより、その時代の人々はその日その日を懸命に生きていた、これは事実でしょうが、大河という枠にはめる以上、やはり何らかの形で決着をつけなければならないし、でないとどうしても終わりの部分が、今一つ締まらなくなってしまいがちです。寧ろ、決着をきちんと描いてこそ敗者の美学は成り立つのではないかと思います。

特に来年は、
「平家を滅亡させ、時代が新しくなる」
大河である以上、今までのように劣勢に立たされる、あるいは散って行く存在を描くのとは違うわけで、その変化をどのように表現するのかと思います。あるいは源氏は単なる操り人形で、実は北条が時代を変えた的な描写になるのでしょうか。

それと先日の第二次キャスト発表関連ですが、後白河法皇役の西田敏行さん、この人は、『新・三銃士』のベルトラン(ダルタニアンの養父)を演じていました。「突くべし、突くべし、払うべし」を教え込んだ人ですね。

飲み物-ロックグラスカクテル
[ 2021/04/19 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『草燃える』の義経と人物描写 3

『草燃える』総集編第5編に行く前に、先日のラグビー関連投稿で「ブリストルの奇跡」などと書いておりましたが、もちろん「ブライトンの奇跡」です。失礼いたしました、訂正しています。

では第5編ですが、既に頼朝や頼家、大姫も退場しており、実朝が将軍を継承しています。そして政子や義時の父時政は、この実朝の暗殺未遂の疑いをかけられて鎌倉を追われ、二代目(初代は時政)執権となった義時は和田義盛を滅ぼし、子供のいない実朝の継承者選びに乗り出します。その頃鎌倉を僧形の伊東祐之が訪れ、養女の小夜菊を自分の側女にほしいと義時が申し出ます。この小夜菊は遊女ながら、かつての義時の妻で、壇ノ浦に沈んだ茜と瓜二つでした。

しかし祐之は義時との確執から両目をつぶされてしまい、小夜菊と鎌倉を去ることになります。しかも出家して京で修行を積み、鎌倉に戻って来た頼家の子公暁は鶴岡八幡宮寺の別当を任されるも、本来ならば将軍職を継いでもおかしくない身であるため、それが面白くありません。そして三浦義村が公暁を焚き付け、実朝暗殺を計画させます。建保7(1219)年1月27日、大雪の中を参拝に向かった実朝は公暁に暗殺されますが、これを事前に察知していた義時は仮病を使ってその場を離れていました。しかしその公暁も三浦に裏切られ、殺されます。

源氏三代の将軍が途絶えた後、頼朝の遠戚に当たる藤原頼経を将軍として迎え入れるものの、実質は執権政治が行われることになり、これによって朝廷との軋轢が生じて承久の乱が起こります。この時政子は初めて尼将軍として御家人の前に立ち、檄を入れます。これは鎌倉方の勝利に終わりますが、政子は改めて失ったものの大きさに呆然とします。その後鎌倉を、琵琶法師となった祐之が訪ねて来ますが、政子は会おうとはせず、義時の前で祐之は琵琶法師であると繰り返すのみで、自分の素性を明かそうとはしませんでした。

大体こういった内容ですが、個人的にはこの第5編=最終回が一番大河らしく感じられました。無論、それ以外が全く大河らしくないとは言いませんが、武家政権の樹立、土台固めに付き物の血なまぐささ、武士たちの処世術が一番描かれていたのではないかと思われます。

いずれにしても、この大河は北条政子という女性の視点から描かれており、そのため婚礼をすっぽかして頼朝の許に走ったこと、夫婦関係と子供たち、特に大姫のことや、義経の愛人静への視線などに尺をかなり取っていますが、この回では大部分が武士同士の駆け引きが中心となっています。元々頼朝の頃から、こういう駆け引きはあったわけですし、人質の義高を討たせるのもその一環なのですが、そういった部分の女性視線の描写が、私としては、やはりどこか情に訴えているように見えました。

また政子が実朝の暗殺計画を、参拝に向かった後に初めて知るという設定になています。要は彼女は、実朝にどのようなことが起こっているかは、何も知らされていなかったわけです。

そもそも政治にも関与していないため、知らないところで意外な出来事が次々と起こり、政子はそれ故にむなしさが募る設定になっています。この大河の方向性がそうである以上仕方ないのですが、ただ最後の最後で尼将軍として出てくるのですから、何が起こっているかを多少は知りつつも、敢えて目をつぶっていたという設定でもよかったでしょう。

あと伊東祐之、この人はオリキャラですが、実在の人物との絡ませ方は『元禄太平記』の柳沢兵庫よりはいいと思います。と言うか、あの大河ももう少し総集編の回数を増やしていれば、それなりに納得の行く展開にはなったのかも知れません。それと現代語のセリフには、やはりどこかもやっとしたものを感じます。そのせいもあるのでしょうか、この後近現代を舞台にした大河以外は、すべての登場人物が現代語を使う設定にはなっていません。

さて三谷幸喜氏の『鎌倉殿の13人』まで、あと1年3か月となりました。その前の『青天を衝け』はクランクイン済みですし、NHKの公式サイトにも「ただいま制作中」となっていることから、脚本のための取材、リサーチは進んでいるのでしょう。しかし三谷さんといえば遅筆でも有名ですが、今回はどうなることやら。それと今までこの人は『新選組!』、『真田丸』と2つの大河を手がけていますが、本物の大河よりも、実は『新・三銃士』の方が大河らしいのではないかと思っています。実際これは、人形劇の大河などと言われてもいたようですし。

飲み物-ロックグラスカクテル
[ 2020/09/22 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

NHKに関して色々と+『池松壮亮×金田一耕助2』

NHKが経営をスリム化するようです。「NHK 経営」などで検索するとかなり記事がヒットするので、そちらの方をご覧ください。ラジオやBSのチャンネルを削減するということで、実際必要なのかと思われる番組もあるため、それはそれでいいでしょう。チャンネルをよりどりみどり選ぶのであれば、それはスカパー!の方がずっといいですから。尚BSと別々の受信料も一本化かつ割安にする予定のようです。

しかしここで言いたいのは、なぜ今でも可能な受信料の値下げをやらないのかということです。今までも折に触れて書いていますが、公共放送の部分を賄うのであれば、500円もあれば十分でしょう。ドラマなり娯楽番組なりは、別途課金制なりスポンサーをつけるなりしてやればいい話です。大河に受信料から何十億というのは、やはり考え直してしかるべきでしょう。

ところで『麒麟がくる』の公式サイトで、またぞろ出演者の衣裳が紹介されています。今回は細川藤孝の直垂で、「イメージカラーは、将軍家の華やかさの中にも乾いた砂漠を想像させるセピア色です」となっていますが、なんか無理やり感があるのですが…詳しくは公式サイトをどうぞ(リンクは貼りません)。そもそもあの鮮やかなオレンジ色はセピアなのでしょうか、本来は茶褐色から暗めのオレンジ位の色合いのはずなのですが。そのせいか、将軍家にみやびな華やかさがあるので暗くなり過ぎないようになどとフォローされています。だったら普通にオレンジ色とか、柑子色と呼ぶべきでは。第一なぜ砂漠なのでしょうね、彼はアラビアのロレンスか(笑)。

と前置きが長くなったところで本題です。8月8日に池松壮亮さん主演の『池松壮亮×金田一耕助2』がBSプレミアムで放送されます。
2とあるように、以前もBSで放送されており、その時のダイジェスト版的な『犬神家の一族』が印象的でした。池松さんといえば、『新・三銃士』のダルタニアンであり、『シャーロック ホームズ』のステイプルトンも演じていて、人形劇のイメージも強いわけですが、この金田一もまた見ごたえがあります。そもそも2016年にスタートした「池松金田一」ですが、これを特定のジャンル化するという方法もあるでしょう。大河にやたらお金をかけるより、こういうことにある程度の予算をつけた方がいいのではないかと思います。大河ももう1年の内40回程度でいいと思っていますし。

金田一耕助といえば、様々な形で映画またはドラマ化され、その都度色々な俳優さんが演じています。かの渥美清さんも、映画『八つ墓村』で金田一を演じていました。個人的には、TVの『金田一耕助シリーズ』で古谷一行さんが演じた金田一がそれらしい雰囲気でした。このシリーズはDVDがありますので、未見の方は一度観てみることをお勧めします。

ところで前出ステイプルトン、パペットホームズの中でもひときわ不気味な印象のキャラですが、あの雰囲気はよかったですね。密かに思っているメアリー・モースタンを他の男子生徒に取られたくなくて、あれこれ嫌がらせを画策するわけですが、最終的に底なし沼に沈みかけたところをワトソンに救出されます。ダルタニアンの純粋なイメージとは違った印象がまた魅力的ではありました。しかしモンスター・バナナには笑いました、あれは三谷さんならではの発想でしょう。

飲み物-アイスココア
[ 2020/08/05 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『麒麟がくる』ここまでの感想3(キャスティング)

ここまでの感想その3です。このキャスティングですが、これは俳優さんの好み、キャラ設定の好みもあり、これまでにも増して主観が入るかと思います。

まず光秀役の長谷川博己さん、細身で長身という設定は悪いとは思いません。しかし、やはりどこか武将にしては細すぎる印象があります。長谷川さんが『まんぷく』に出た時は、その線の細さが逆にストイックで、研究熱心な印象を与え、意外とダネイホンの扮装も似合っていました。『八重の桜』の川崎尚之助も、学者タイプだったからこそあれでよかったのだと思います。この人はスーツを着て、現代ドラマに出ているのが向いているのではないかと思わなくもありません。明智光秀というのは、もう少し中肉中背で、そつのない印象の人物でいいかとは思います。長谷川さん自身はちょっとエキセントリックで個性があるので、役によってはうまく嵌りそうなのですが。

それと染谷将太さんの信長、前に書きましたが、今までの信長と内面的にも外見の上でも違うため、やはりどこか違和感があります。染谷さんは『江~姫たちの戦国~』で森蘭丸の弟の坊丸(長隆)を演じており、『清須会議』では蘭丸を演じているため、そちらの方のイメージが強いせいもあります。ちょっと話が飛びますが、元々信長にはかの『新・三銃士』の、ルイ13世のイメージがいくらかだぶります。このルイ13世、ガイドブックの操演の佐久間おさむさんによれば
「一見アホに見えるけれど、ふと見せる孤独感。能天気で無邪気に遊んでいるかと思うと、急にまともに。(中略)ルイの心の振り幅をどうやって表現していくかというのは、楽しい作業です(後略)」
とあります。要はうつけと言われながら見せる孤独感、型破りのことをしているかと思うと急にまともに、このように言えばいいでしょうか。だからこそ、如何にも怖いもの知らずな外見とのギャップがあっていいかとは思うのですが…。

そして本木さんの斎藤道三。やはり「きれいすぎる」ところがあります。本木さんが一生懸命演じているのは伝わってくるのですが、それがどうも馴染まない。どこか力が入った感じで、それがもどかしい印象がありました。尚先日の投稿で、まつが家康に茶を出すシーンに触れています。無論『利家とまつ』では、展開上毒を入れるという設定にはならないでしょうが、道三が土岐頼純を殺すのも、毒入りの茶でなくてよかったかと思います。あれは、如何にも道三が謀略にかけますといったイメージで、いくらか仰々しさを感じさせます。

道三は別の俳優さんで、本木さんは明智光安、そして西村まさ彦さんが平手政秀でよかったのではないかと思います。西村さんだと、暴走しがちな信長にどうやって手綱をつけるか悩む、そういう政秀をうまく演じられたのではないかと思います。ただこの大河は、信長もメインの人物ではあるのに、平手政秀、今川義元ともあまり出て来ず、それが残念です。尚政秀役の上杉祥三さんは、三好長慶でよかったかと思います。その場合山路さんの配役をどうするかにもなりますが。

それと、女性キャラの二枚看板である帰蝶と駒。帰蝶に関しては、急に川口さんに決まったわけですから、確かにいくらか役のイメージに沿わないところがありますが、これは仕方ないかと思います。ただ沢尻さんが演じたにしても、どうもこの帰蝶=濃姫の描かれ方は私としてはあまり好きではありません。それと駒、自由に動かせるキャラではあり、恐らくは『太平記』の藤夜叉のような天涯孤独の存在ではあるのですが、やはり藤夜叉のような宿命を負っているイメージがあまり感じられません。門脇さんがどうこうと言うより、演出のせいであるように見えます。

一方で吉田鋼太郎さんの松永久秀、谷原章介さんの三淵藤英はいいと思います。眞島秀和さんの細川藤孝に関して言えば、この人はどうも『軍師官兵衛』の顕如のイメージがあります。同じ意味で、風間俊介さんも松平元康より『西郷どん』の橋本左内のイメージが未だ強いです。眞島さんは『JIN-仁-』で大久保利通を演じていましたね。そういえば及川光博さんも大久保を演じていたことがありますが、大久保は濃いめの顔なのに、お2人ともすっきり系の顔立ちなのがちょっと意外でした。あと向井理さん、足利将軍というよりも江戸時代の殿様の雰囲気があります。

尚、どう見てもこれは適役という人物が、一名ながらいます。言わずもがなではありますが、岡村隆史さんの菊丸です。

飲み物-ビール2種類
[ 2020/07/01 00:00 ] 大河ドラマ 麒麟がくる | TB(-) | CM(0)

人形劇と原作と大河ドラマ

『新・三銃士』をまた観てみたいなと思っていますーしかしその前に、『平清盛』と『太平記』関連のアップが延び延びになっていますので、それを済ませてからということになりそうです。この『新・三銃士』、人形劇の大河ドラマを意識した(シャーロックホームズ冒険ファンブック、P60)ということですが、寧ろこのホームズの方が、同じ三谷幸喜氏の大河『真田丸』に限って言えば、親和性が高かったのではないかと思っています。これに関しては「真田丸とホームズ」のタグでまとめています。

確かにこの『新・三銃士』、大河的な雰囲気は感じられました。やはり『三銃士』ベースの連続物で、合戦ありでしたし、三銃士+ダルタニアンの行動をメインに描かれていました。尤もキャラクターの造型とか、登場人物を動物にしてしまうといった部分に始まり、ミレディーが死罪にならない、ボナシューがやけに活躍する、ダルタニアンの父親は実は違っていたなどなど、如何にも三谷さんらしい改変も見られました。

この人形劇に関しては、平井堅さんのエンディングテーマ、『一人じゃない』の印象もかなり強かったと言っておきます。無論、冒頭のスパニッシュ・コネクションの音楽とタイトルバックもよかったのですが、あの「勇気を出して♪」のイメージが、この人形劇、とりわけダルタニアンの雰囲気によく似合っていたかと思います。尚5年ほど前に、BBCの『ザ・マスケティアーズ』をも観たのですが、私はこの人形劇の方が、正直言って好きであったとここに書いておきます。

『新・三銃士』の放送から5年後、今度は『シャーロックホームズ』(以下、パペットホームズ)が放送されます。それで行くと、そろそろまた人形劇が始まってもいいのではないでしょうか。もちろんパペットホームズ第2弾で。このパペットホームズはもちろん人形劇版大河ではなく、学園ドラマである分軽やかさが持ち味でもあり、それがセットの構成にも表れていました。建物などががっちりした構造ではなくドールハウス的で、誰がどの部屋にいて、誰が階段を上って来ているのかがわかる仕組みになっていました。

ところでパペットホームズ放送前に、三谷さんが
「この作品を楽しめないシャーロッキアンはシャーロッキアンじゃない」
と発言したことがあります。これは少し前に、『真田丸』とは何であったのかでもご紹介しています。ちょっと物議を醸しそうな発言ですが、つまりホームズがいくら改変されても、シャーロッキアンという、ホームズファンを自認する人々であれば、それを受け止める懐の深さを持ってほしいという意味だったのです。

この投稿では、『真田丸』のよくなかったと思われる部分にも触れています。そしてここからは私の推測ですが、同じ原作を様々な形で改変する方が、出来上がりの是非はともかく、視聴者や観客に取っては納得が行くのではないかということです。無論ホームズに限った話ではありません。たとえば横溝正史の『犬神家の一族』なども、何度も映像化され、かなり改変されまくっていることはありますが、根っこの部分は同じです。むしろ原作や他作品と照合することで、どこがどう改変されているのかを楽しむゆとりが生まれてくるということです。

その点大河ドラマというのは、同じ原作を何度も改変しているのではありません。時と場合によって原作があったりなかったりで、仮にあったにせよ違う作者であり、つまり同じ時代や同じ人物を扱っているにしても、根本となる物が違っているわけです。そのため違った作品同士を比較するのには無理があります-無論部分的になら比較は可能ですが。大河というTVシリーズの一番のネックは、やはりこの部分にあるのではないかと思う所以です。人形劇から随分話が飛びましたが、詳しくはまた後日書きたいと思います。

飲み物-ワインのデキャンタとグラス 
[ 2019/02/04 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『プリンプリン物語』BSでオンエア決定

かつてNHKで放送された人形劇『プリンプリン物語』が、BSプレミアムで再放送されることになりました。7月5日からBSプレミアムで、毎週水曜日23時から23時30分の放送予定です。そして、6月28日にはやはりBSプレミアムで、スペシャル番組が放送されます。

実はこれはNHKPRや、声優さんたち(神谷明さん、山寺宏一さん)のツイートで知ったのですが、いよいよ正式に放送日が決まったわけです。子供の頃これを観ていたファンの方たちに取っては、正に必見でしょう。

再放送決定!!『プリンプリン物語』
(NHKアーカイブス番組発掘プロジェクト)

これを機にかつての人形劇、たとえば『新八犬伝』や『真田十勇士』、『三国志』や『新・三銃士』(3年前に放送されていて、舞踏会の回で中断)なども、再放送してもらえないかと思います。無論パペットホームズも。
実は昨年、『真田丸』に合わせて、『真田十勇士』が放送されるのではと思ってはいたのですが、流石にそれはありませんでしたか。

パペットホームズは、首都圏のローカル局やひかりTVで再放送されています。第2シリーズが待たれます。それにしても、南房総市のパぺットホームズ絡みの展覧会は、今年の夏は行われるのでしょうか。

[ 2017/06/02 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

真田丸に見るシャーロックホームズ 45

これも今回でおしまいかと思っていたのですが、まだサントラの聴き比べをやっていませんでした。『おんな城主 直虎』が始まるまでにはアップ予定です。

さて今回は共通点というよりは、人形劇の最終回との比較になります。前回の「真田丸に見るシャーロックホームズ」で、『新・三銃士』と比較してこのように書いていました。

そしてこのシリーズの最終回、死罪になるはずのミレディーは馬で逃げ、最後は皿に書かれた"fin"(終わり)の文字が映し出されます。あるいは『真田丸』も、こんな感じで終わるのでしょうか。

こういう感じで終わってほしかったなとも思います。また『シャーロックホームズ』では、ビートン校乗っ取りを目論むモリアーティ教頭が、オルムシュタイン校長追い落としを企るために、校長がイザドラに宛てたラブレターを利用します。
そして、その事件に絡んだマイクロフト・ホームズとウィルスン・ケンプも退学させようとしますが、マイクロフトは、事件の解決に絡んで、しかも謹慎を破った弟のシャーロックを代わりに退学させる、つまり教頭に弟を売るような真似をしたわけです。無論、マイクロフトも弟に迷惑かけられっぱなしではあったのですが。

他にも生活委員が絡むシーン、それからアドラー先生に結局会えなかったシーン、ミルヴァートン先生からアドバイスを貰うシーンなどなど、結構わくわく物の展開でした。どうせ創作するのなら、大坂の陣をこれくらいサスペンスタッチでという手もあったと思うのですが、映画やスペシャルドラマはまだしも、流石にそれだと大河でやる意味がなくなりますね。ならばやはり、もう少し正統派で展開した方がよかったかも。

しかし信繁(幸村)と茶々の関係は、このパペットホームズの、ホームズとアドラー先生的な関係を想像していたのですが、あまりそうではなかったようです。ちょっと残念。

ところで『おんな城主 直虎』ではどうするべきかと考えています。恐らく『JIN-仁-』と共通する部分があったら、その都度アップして行くかもしれません。
それから大河の脚本家といえば、『相棒』の年内最後の放送の脚本担当が、『花燃ゆ』の宮村優子さんでした。彼女も今後経験を積んで行ってほしいです。宮村・大島コンビの脚本は、『花燃ゆ』の脚本ではまだよかった方だと思いますので。

飲み物-シャンパン
[ 2016/12/25 01:00 ] 大河ドラマ 真田丸 | TB(-) | CM(0)

真田丸に見るシャーロックホームズ 44

まず、いよいよ最終回の『真田丸』の関連記事2本です。

「真田丸」三谷幸喜を直撃 構想変えたのは“あの人”
(Smartザテレビジョン Yahoo!ニュース)

【真田丸】内野聖陽「家康は幸村に恋していたんだと思う」
(ORICON STYLE)

三谷さん関連でコント大河と思われる云々とありますが、この方は割とくすぐりが入ることが多いので、そう見られがちなところはあるかと思われます。そして内野さんですが、私は上杉のお屋形様がそれに該当するかとは思っていたのですが、それぞれの感情を考えると、家康の方があるいはしっくり来るかもしれません。お屋形様の心理についてはまた後ほど。

さて、『真田丸』第49回とパペットホームズに共通するもの、今回はまず『新・三銃士』から行きます。前にも、大坂の陣と『新・三銃士』がダブると書いたことがありました。特に第30話から第40話(最終回)は殆どがラ・ロシェルの反乱軍との戦いになっていて、あるいは大坂入城から最終回まで正味10話という設定は、この『新・三銃士』がベースになっている感もあります。
この中では、まずダルタニアンが反乱軍に捕らえられ、自分たちの仲間になってくれと頼まれます。当然ダルタニアンは断りますが、これは徳川に下れという信繁(幸村)が重なります。また、砦の中にバッキンガム公がいることを知ったルイ13世が総攻めを言い出し、持久戦に持ち込むべきというリシュリュー枢機卿と対立しますが、この辺も徳川家康と秀忠のやり取りを思わせます。そしてこのシリーズの最終回、死罪になるはずのミレディーは馬で逃げ、最後は皿に書かれた"fin"(終わり)の文字が映し出されます。あるいは『真田丸』も、こんな感じで終わるのでしょうか。

そしてパペットホームズ関連。裏切ってばかりいる平野長泰に、ウィルスン・ケンプがだぶります。このケンプは、悪いことを悪いと思わず、ビートン校で唯一「心を病む」生徒で、マイクロフトの腰巾着的存在でもあります。平野長泰の場合、結局ああしないと世渡りできなかったのでしょう。しかし彼が「抜け作」呼ばわりする片桐さんの方が、愚直ながら一本筋を通した感はあります。
そして、そのケンプを利用してホームズを退学させようとしたモリアーティ教頭が、家康-正信コンビに重なりますが、これはどうして後者の方がしぶといです。古狸と古狐といったイメージがあります。あと、変にねちっこく突っかかってくるかと思ったら、一方で結構いいやつでもあったベインズと、伊達政宗の印象もどことなく似通っています。

それから今回は、これもどことなく重なります。最後の信繁ときりのシーン。

きり「遅い」
信繫「すまぬ」
きり「せめて10年前に。あのころが私、一番きれいだったんですから」

こちらはパペットホームズ「愉快な四人組の冒険」後編で、約束の時間に遅れたワトソンとメアリー・モースタンにホームズが一言。

ホームズ「遅い」
メアリー「ごめんなさい」
ワトソン「女性は、支度に時間がかかるんだよ」

しかしきりの「あのころが一番きれいだった」は、九度山の頃ですね。監視付とはいえ、世事に煩わされずにのんびり暮らしていて、春がいたとはいえ、毎日信繁の顔を見られた頃と考えれば納得です。メアリーの方は、寄宿学校の2年生であることを思えば、そこまでの「支度」は必要なさそうなのですが…。

飲み物-マティーニ2
[ 2016/12/18 01:45 ] 大河ドラマ 真田丸 | TB(-) | CM(0)

真田丸に見るシャーロックホームズ 41

第46回「砲撃」とパペットホームズの共通点、今回はやはりこれ
犬の鳴きまね
でしょう。
「名刺男」塙団衛門役の小手伸也さん、犬の声も結構様になっています。そして犬のみならず、動物の鳴き声とくれば山寺宏一さん。『新・三銃士』で猿のプランシェを含む複数のキャラ、そしてパペットホームズでは、ホームズ兄弟に加えて、
  • 犬(トビイとソフィ)
  • シャーマンの小屋の鶏と亀
  • 沼に来た白鳥
  • ネズミ(ベイカー寮遊撃隊)
  • 猿(ジョナサン・スモールのペットのトンガ)
以上の声をすべて担当でした。正に芸域の広い方です。

そして、妹の常高院が「本心を言う人ではない」と信繁(幸村)に伝えたように、本心がどこにあるのか読めない茶々。パペットホームズでは「嘘をつく必要のある方が嘘をついている」というセリフが出て来ますが、どうも彼女もその例に漏れないかと思われます。ただし秀頼が可愛いというのは、ある程度事実ではあるようですが。それと彼女が頻繁にカルタを、しかも相手なしのいわばソリテールでやっている件ですが、これも何やら意味ありげです。

その茶々に働きかけて、秀頼の和睦を阻止しようとする信繁-自分で、秀頼に断を下せと言ったはずなのですが。無論秀頼も有楽斎と大蔵卿局に押し切られた感はありますが、これはやり過ぎかと。これと前後して、牢人たちが夜討ちを掛けるわけで、信繫の言葉は、豊臣のためより牢人のためといった感もあります。
ストーリーそのものは異なりますが、やり過ぎという点で思い出すのが、イザドラ・クラインがワトソンにラブレターを贈ったのを揶揄するホームズです。イザドラが問題児であること、そしてワトソンに手紙を贈ったのは事実ですが、俺は正義だといわんばかりに、イザドラを窮地に陥れようとするホームズをワトソンは怒鳴りつけ、イザドラに謝ります。これもホームズは正義のためというより、何かと自分と対立するイザドラに仕返しをしようとして、いささか子供じみた行動を取った印象があります。

飲み物-カクテル
[ 2016/11/27 01:30 ] 大河ドラマ 真田丸 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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