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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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鵜殿氏と人質交換

『おんな城主 直虎』に、上ノ郷城を元康が落とし、鵜殿長照が自害して果てたというセリフが登場します。この人物は、鵜殿長持と義元の姉妹の間の息子で、寿桂尼の孫に当たります。この長照の子供たちを、元康が人質とし、瀬名や自分の子供たちと交換するために、石川数正を派遣するわけですが、この鵜殿家の子供たちも、今川衰退後は徳川に仕えることになります。
当時の元康は、西三河を着々と勢力下に置いていたわけですが、それにしても織田と対峙すると見せかけて、実は今川に反旗を翻したというのもなかなかのものです。後年の家康の片鱗が既に窺えます。

ところで瀬名(築山殿)の母親の佐名ですが、この人物は井伊直平の娘、南渓の妹という設定です。一方で、瀬名の母親は、今川義元の妹説もあり、1983年放送の『徳川家康』では、そちらの方の設定、つまり瀬名=義元の姪ということになっていました。
しかし南渓も、前回瀬名と子供たちを井伊谷に匿ってほしいという佐名の頼みに、知らん顔を決め込んだことから、一体何の目論見があるのかと思っていたのですが、そのうち今川と手打ちをするだろうと考えていたようです。
無論そうはなりませんでした。これは見込み違いであったと言うべきでしょう。しかし、今川に代わる新勢力になりつつはあったものの、当時の人々は、まさかこの元康が天下人になるとは、思ってもいなかったでしょう。

飲み物-ローズヒップティー
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[ 2017/03/13 00:45 ] 大河ドラマ おんな城主 直虎 | TB(-) | CM(0)

今後の大河ドラマ雑考 8

3月5日放送の『おんな城主 直虎』は、桶狭間がテーマでしたが、あくまでも井伊目線の桶狭間ですので、戦闘シーンは少なめでした-とは言っても、予想したよりは多めでした。昨年の『真田丸』でも触れましたが、関ヶ原の戦いが殆どなかった点についても、真田目線なのだからそれは構わないと思います。
その代わり、大坂の陣で、関ヶ原残党が参加した時に、その有様を語るところがあってもよかったかと思いますし、何よりも、これこそ主人公の見せ場である大坂の陣を、もう少し戦闘中心に描いてほしくもあったのですが。

井伊家の場合は、直政がメインになってから合戦シーンは増えるのではないかと思われます。大河は合戦がなければという声もあります。無論予算の関係もあるでしょうが、かつて三英傑や、武田信玄などの有力大名が主人公だったころは、戦抜きでは語れないので、それなりに合戦シーンも多かったとは思います。無論スタジオ撮影も結構ありました。『徳川家康』の大坂の陣も、多分スタジオだったと思います。
それと小説を脚色していた頃は、小説に合戦シーンが詳しく書かれているため、合戦の比重も比較的大きかったと思われます。しかし三英傑や大名などが主人公でない場合は、戦国時代であっても、合戦の割合は比較的小さくなるでしょう。

特に今年の場合、最初は完全に今川家の支配下にあるわけですから、今川が動かない限り、合戦の機会はそうそうありません。下手に戦支度などしようものなら、謀反の疑いをかけられるのがいいところです。
『真田丸』の場合は、戦闘はないものの甲冑をつけているシーンが結構ありましたが、あれは真田家が主君を持たず、自分であれこれ策を講じて、自領を守らざるを得ない状態だったこともあります。むしろ井伊家は、義元の戦死で今川のタガが緩み、駿河や遠江、三河が混乱状態に陥ってからこそが、策をどう講じるかになって来るわけで、そうなって初めて、これまで描かれて来たものが意味を持ってくるのでしょう。

井伊目線といえば、この『おんな城主 直虎』では、三英傑であっても、井伊と接点がない場合は登場しないか、描かれてもごくわずかということが多いようです。これは『真田丸』も同じですし、過去の大河でも似たような描写はありました。
先日信長役が、市川海老蔵さんであることが発表されましたが、無論今回の桶狭間では、まだ信長は登場しません。恐らく登場は、井伊と徳川のつながりができるようになってからでしょう。徳川(松平)も現時点では、次郎の旧知の瀬名を通して、あるいは新野左馬助や小野政次といった、井伊家の目付を通してのみの描写というのは好感が持てます。

また井伊家が、昨年の豊臣家そっくりと書いたことがありますが、トップが身内で固められてしまい(*)、外部の人間にいい思いを抱かないという点などは、まさにそっくりです。片桐且元が、大蔵卿局や大野治長から目の敵にされたのを思い出します。
今年の場合は、その立場に立たされるのは小野政次となりそうです。ただ、どう見ても政次の方が、片桐さんより切れ者といった印象ではあります。恐らく今後、小野との溝が離れる一方なのではなく、紆余曲折を経ながら、ある時期で分断されてしまうように思います。

(*)奥山、中野といった家は元々井伊とは親類筋といわれています。

飲み物-コーヒーと砂糖とミルク
[ 2017/03/06 01:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

賀正2017そして『徳川家康』

新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

今年も大河をはじめとするドラマ、そして本やラグビー関連で書いて行きたいと思います。パペットホームズ第2シリーズが放送されると嬉しいのですけどね。あと、大河関連の情報などもその時々でアップできればと考えています。

さて「大河ドラマ徳川家康を観て 続き」の、そのまた続きになります。桶狭間の合戦で今川義元は織田信長に討たれ、家康は岡崎城を取り戻した後、義元の弔い合戦を行います。しかし義元の子氏真は、家康の正室、瀬名の父である関口親永を自刃させます。あわや瀬名もというところで人質交換が行われ、彼女は岡崎城の築山御殿に住むことになり、築山殿と呼ばれるものの、その後織田と同盟した家康とは、事実上の別居状態になります。
今川との関係が深い瀬名にしてみれば、家康が桶狭間後織田と同盟を結んだことは面白くありませんでした。そのせいで、長男信康と信長の娘徳姫との結婚にも反対し、夫に楯突く結構面倒臭い女性として描かれていて、後に内通を問われて殺害されるその伏線となっています。
ところで第11回「興亡の城」に井伊万千代、後の直政が登場します。このドラマでは直虎は登場しませんが、万千代が井伊谷の城は元々我らの物だったといい、家康が井伊の状況を察することになります。『おんな城主 直虎』は桶狭間が一つの山ですが、その後の様子はどう描かれるのでしょう。

かがみもち
[ 2017/01/02 20:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

大河ドラマ徳川家康を観て 続き

1983年の大河『徳川家康』に関して、以前書いたことがあります。この時は晩年の家康中心のエピソードでしたが、今回は『おんな城主 直虎』で登場する、徳川家康の前半生をおさらいしようと思って、最初の方のエピソードを観てみました。

松平広忠の子、竹千代は人質として、まず織田家に行き、その後今川に人質交換で送られます。織田家では信長と結構馬が合う部分もあったのですが、今川家では特に義元の息子、氏真から見下され、しかも義元の姪で、この中では年上という設定の瀬名(後の築山殿)から言い寄られる始末です。思春期の少年の生活環境としては、なかなか厳しいわけですが、大原雪斎からの教えを受け、精進するようになります。
その後元服して、元信と名乗るようになった竹千代は、瀬名と結婚しますが、その頃でさえも「三河の宿無し」などと呼ばれます。戦国時代、人質に遣られることは珍しくはありませんでしたが、この人物の後半生を見る限り、この時の人質経験がかなり刻み込まれたのは間違いないでしょう。ちなみに『おんな城主 直虎』でも、「三河のぼんやり」などと呼ばれるようです。

ところで関ヶ原の戦いは、家康の掟破り後、豊臣家家臣が分裂したことで、一気にうねりが大きくなって行くわけですが、この時石田三成が、家康の人となりをもう少し知っていれば、まだ抑えられた可能性もあると考えられます。無論、三成は官僚ではあったけど、政治家としての素質に乏しいと思われる人物ですし、無ければ無かったで、別の形で対立が起こってはいたでしょうが。
特に今度公開される『関ヶ原』の原作では、三成の家康嫌いがかなりはっきりしていて、それに島左近が仲介に入るような描写も見られます。この映画では、2人の関係がどう描かれるでしょうか。ところで前出の『徳川家康』ですが、主人公の家康が善人という設定なので、三成がちょっと嫌な描かれ方をしています。これは『軍師官兵衛』も同じですが。

飲み物-ミルクティ2
[ 2016/12/29 01:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

大河ドラマ徳川家康を観て 続き

前回「大河ドラマ徳川家康を観て」の続きです。大阪の陣関連ですが、冬の陣、夏の陣、そしていよいよ大坂城落城の3回にわたって描かれています。それなりにきちんと描いてはありますが、最後の落城の回などは、かなり展開が慌ただしいように思われます。例の真田幸村(信繁)が、家康の守りが薄くなったところを突いた天王寺・岡山の戦いなどは、 半分以上がナレーションになっています。恐らく会話を挟むと状況説明に時間を取るためであり、止むを得なくもありますし、史実をナレーションのみで済ますのとは無論違っていますが、やはりちょっと残念です。原作の量が膨大なせいもあるのでしょう。

これから考えると、大坂の陣を描くのにはかなりの回数を割くことになると考えられます。今回のように真田プロパーで、幸村(信繁)の九度山脱出、大坂入りから描くのであれば、それ相当の期間が必要になるでしょう。『真田太平記』では、草の者たちの描写が入るせいもありますが、大坂入りから8回かけて大坂の陣の全貌を描いています。またこの『真田太平記』の場合、関ヶ原も犬伏の別れから始まって、6回をかけて描かれています。『徳川家康』では関ヶ原は3回ほどですが、『真田丸』がもし『真田太平記』に準ずるのであれば、やはりそれなりの回数、少なくともそれぞれ一月ほどは取るのではないかと思われます。『八重の桜』の会津戦争のような感じですね。

ところでこの『徳川家康』では、家康が、淀殿と秀頼を救いたくて苦悩するシーンがあります。特にこの作品では、家康は善人キャラとして描かれていますが、私としては、真っ向から対決した方が面白いように思うのですが…。秀頼を生き延びさせるという条件を餌に、淀殿にこちらの要求を呑ませる狸オヤジ的な展開を期待です。

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[ 2016/02/14 01:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

大河ドラマ徳川家康を観て

1983年の大河ドラマ『徳川家康』の大坂冬の陣の回を観てみました。当然といいますか、省略されているとはいえ、ちゃんと「真田丸の戦い」も出て来ます。真田幸村(信繁)を演じているのは若林豪さんですが、この方は『独眼竜政宗』でも幸村を演じています。この若林さんとか、『天地人』の城田優さんなどのワイルド系幸村と比べると、堺雅人さんの信繁はやはり優男系の印象です。

あくまでも徳川方の観点ではありますが、冬の陣での真田丸の戦い、和議の後しばらくは鎮静化した大坂方が、その後ふたたびくすぶり始め、そして和議に不満を持つ幸村が「この戦いに男の意地を掛ける」と言うシーンはなかなかいいです。何にも大河らしいともいえます。その割に秀頼が頼りなさすぎで、淀殿が実際の権力者であるといえそうです。山岡荘八氏が原作ということもあるのでしょうが、このあたりは従来の見方を踏まえているように取れます。欲をいえば史実重視の展開に加えて、もう少しお遊び的要素があってよかったかも。あと話の展開が、やけに速い印象があるのは惜しまれるところです。

ドラマそのもの以外の印象としては次の通りです。
  • OP音楽が冨田勲さんであるため、かなり勇壮ではあるがどことなく地味な印象
  • 徳川家康を演じているのが滝田栄さんなので、いわゆる狸オヤジ風ではなく、むしろその逆を行くような長身痩躯の家康公となっていて、黄門様のように見える
  • また、これも舞台の多い滝田さんゆえか、家康が70代という設定の割に、声に張りがありすぎるように感じる
  • 局アナによるナレーションがやけに早口に聞こえる
  • クレジットの出演者やスタッフの書体が『真田太平記』のそれと多分同じ、もちろん字幕で登場する書体も同じ。これが1983年、そして『真田太平記』が1985年から1986年であることを思えばうなずける。『真田太平記』の方は大河でなく新大型時代劇であったが、NHKがあれを制作放送したのは、この『徳川家康』を大坂方から見たらどうなるのか、そういう意図があったようにも見える
よくも悪くも、これぞ昭和の大河ドラマといった印象が強いです。ところで字幕で思い出しましたが、『天地人』の登場人物の字幕に登場する固有名詞が、ことごとく振り仮名つきなのは如何なものかと思います。
飲み物-本とウイスキー
[ 2016/02/11 19:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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