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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『黄金の日日』の創作と疑問点 3

先日投稿の『黄金の日日』、第36回「伴天連追放」に関して。今回は、創作にも触れてはいるものの、メインは登場人物それぞれの思惑についてです。

まず船の中での秀吉と美緒のやり取りですが、「堺衆の意地」で、美緒が秀吉を拒絶するシーンはなかなかよかったです。その意味でこの大河は、戦国から桃山時代の史実云々よりも、こういったシーンを盛り込んだフィクションドラマとすればよかったかも知れません。一方で秀吉に取っては、その堺衆の意地こそが、自らの権力を拡大して行くうえで、目の上のたんこぶでもあり、彼らを服従させる方法として、堀を埋め立てるという荒業に出ます。

埋め立てが始まり、人々が大騒ぎしている中、お仙はこの工事を中止させようとしますが、逆に堀の中に投げ込まれます。しかしこの時、実にタイミングよく五右衛門一行が登場してひと暴れします。彼の秀吉への反発が窺えるワンシーンでもありましたが、結果的に堀は埋められてしまい、それゆえ何か空しさをも感じさせるものでした。黄金の茶室の件もそうでしたが、この秀吉への反発と報われなさを、その後も彼は引きずって行くことになります。

そして放火の件、やはりこれは、三成が堀の埋め立てを正当化するためのものとして利用されたようです。宗薫は実に面白くなさそうな顔をしています。ちなみに三成を演じた近藤正臣さんと、宗薫を演じた林隆三さんは、『国盗り物語』でも共演していましたね。

そして例の助左衛門と小西行長のやり取り。既に面従腹背を決め、ロザリオを表向きは外すことにした行長にしてみれば、武士でもないお主がと思ったのみならず、キリシタンでもないお前がなぜそのようなことを言うと、かなり不満にも感じたことでしょう。実際この時の助左衛門は、行長やキリシタンのためを思ってというよりは、自分の交易に支障が出ることへの懸念の方が強かったように思われ、だからこその秀吉への反発と思われます。また秀吉は、布教による植民地支配の影を感じ取ってもいたのも事実でしょう。ところでこの大河では、行長の母のマグダレナは出てこないようですね。

この『黄金の日日』、商人が主人公であるという点で、今年の『青天を衝け』と似たものがありますが、この時代はまだ武士が事実上の権力者であり、商人は必ず武士との関係を持つ必要がありました。その意味で、秀吉を恐れるなというのは、行長のやり方をいわば否定しかねない言葉でもあり、また助左衛門に取っても、最大の顧客を失いかねないセリフでもあったと思われます。また恐れることは尊敬することとも言っていますが、これはどうでしょうか。「恐れ」と「畏れ」が意図的に混同されてやしないでしょうか。

また助左衛門は行長に、堺衆の意地(というかプライド)を持つように言います。確かに助左衛門とか美緒、さらには千利休などは未だに堺の人物であるといえるでしょうが、行長は既に豊臣家の家臣です。寧ろ豊臣家に仕える道を選んで生きているだけに、堺衆といわれても、今はその立場にない、寧ろ彼らを敵に回さざるをえない立場であるというのが本当のところでしょう。これもまた、なぜ行長に言わせなかったのかと思うほどです。

ところで伴天連、パーデレ(パードレ)ですが、メジャーリーグにサンディエゴ・パドレスというチームがあります。かのダルビッシュ有選手がプレイしているチームですが、ここのマスコットが”swinging friar”で、直訳すれば「調子のいい修道士」となります。流石「パードレたちのチーム」ではあります。

飲み物-ワインと暖炉の火
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[ 2021/12/09 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

プレイバック大河ドラマ

さてもう11月です。『どうする家康』のキャストがそろそろ発表のはず、なのですが、NHKのサイトを見る限りまだ予告らしきものはなく、SNSアカウントもまだのようです。そうこうするうちに、2024年の大河の制作がもう発表されるのではないでしょうか。

ところで『青天を衝け』完結編のガイドブックで、プレイバック大河ドラマと題して『花神』が紹介されています。少し前に、この『花神』を唯一の長州大河である、『花燃ゆ』は長州大河とは呼べないところがあると書いていますが、元々戦国に比べて作品数が少ない幕末大河の中でも、長州大河というのは、薩摩や土佐のそれと比べて少ないなと思います。ちなみにこの時は長州ベースでありながら、長岡藩家老である河井継之助が出てきたりして、長州が中心ではあったものの、幕末維新の群像劇となっており、これは大野靖子氏の脚本の特徴といえます。

この『花神』を含め、司馬氏の作品は過去6回大河化されています。順を追ってリストアップして行くと
竜馬がゆく(1968)
国盗り物語(1973)
花神(1977)
翔ぶが如く(1990)
徳川慶喜(1998)
功名が辻(2006)
となります。
こうして見ると幕末物と戦国物が、半々であることがわかります。正に王道といえるでしょう。無論司馬氏の主張が必ずしも正しいわけではなく、小説ゆえにアレンジもされていたとは思いますが、ただ作品を読む人が多いため、それだけ大河化もしやすかったのでしょう。

このプレイバックは、昨年の『麒麟がくる』から始まっています。とはいえこれも途中から観なくなっており、後編も完結編も買わなかったため、辛うじて前編で『国盗り物語』が紹介されていたことのみ知っています。元々私は『真田丸』以来ニッコームック派で、完走できそうな大河の場合のみ、NHKの完結編を購入しています-ただし『いだてん』はオリンピック関係の著作権の問題もあり、NHK出版の物を購入しましたが、これも前編のみでしたね。それにしても『青天を衝け』、ニッコームックは結局後編を出しませんでした。

プレイバックなるものを載せる目的の一つとして、当該作品と似たような時代背景、あるいは似たような主人公の作品を紹介するという狙いがあるのでしょうが、どうも
「大河はこれだけ続いて来たんだぞ」
とドヤ顔をされているようでもあり、ここまでやるべきなのかとも思います。見方を変えれば、如何に今まで同じような作品を、受信料で何度も作って来たかということでもあるのですが。


飲み物-ビールと夜景






[ 2021/11/05 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『黄金の日日』に対する疑問点

先日「アンコール放送されている『黄金の日日』も、面白い部分とそうでない部分がある」と書いています。要は昔の、脚本がよかったと言われる大河であっても、やはり面白いと感じられない部分もあるわけで、つまるところドラマとは、あるいはその他の番組でも、この繰り返しなのではないかと思います。
無論昔の方が面白かったと感じるのには、過去美化バイアス的なものも含まれるでしょう。尚、この面白い面白くないというのは、あくまでも私見であることをお断りしておきます。

『黄金の日日』の主人公助左(助左衛門)は、一般には呂宋との貿易によって富を築き、秀吉の保護下で商いをした人物として知られており、その後、秀吉の怒りを買って呂宋へ脱出したとも言われています。人物の詳細があまり知られていないため、かなり創作が入ったキャラとなっています。

このような設定であるため、主人公を色々動かせるのはメリットであると言えるでしょう。しかしその反面創作部分が多くなり、この時代にありえないようなことまで描かれてしまう嫌いもあります。本能寺の変後今井宗久の船が難破していますが、実際はこの人はその後10年程生きながらえており、これはあくまでも助左を今井から解放するための脚色でしょう。また美緒を呂宋に連れて行ったりするのも、ちょっとありえない話ではあります。
この辺りが2000年代以降の、とりわけ女性主人公の大河にどことなく通じるものがあります-無論、一部の女性主人公大河ほどひどくはありませんが。

あとオリキャラ(この場合は特に美緒、梢、桔梗と言った女性キャラ)の比重もまた大きくなっています。もちろんこれも、『麒麟がくる』のオリキャラほどには悪目立ちしてはいないのですが、創作とオリキャラの登場回数が多いということは、三英傑のような、歴史上の著名な人物もそれに合わせてアレンジされることになり、それがどこか奇妙に映ることもあります。

70年代ごろまでの大河は、創作である小説がベースとなっていたわけで、史実と全く同じである必要はなかったし、無論今でも必ずしもその必要はありません。ただし主人公が武士の場合、やはり武家社会の中で生きるがゆえの制約、他者とのしがらみなども描かれており、それが彼らの人生に於いての苦悩、迷いあるいは決断と結びついていて、それなりに1つの物語を紡ぎ出していたとは思います。
たとえば『国盗り物語』の明智光秀の行動などは、恐らく史実とは異なるものですが、そこまで違和感はありませんでした。また私が観たのは総集編であったため、その分話がテンポよく進むということも関係しているでしょう。

ただ助左の場合は商人であり、武士よりも自由度が高く、前出のように詳細がよくわからないという側面もあるため、ともすれば話の展開がうまく行き過ぎるきらいもあります。主人公である以上、いくらか補正が入るのはやむを得ないのですが、時と場合によっては飛躍しかねず、それが面白そうでいて、かえって面白味を削ぐ結果にもなり兼ねないかとも思われます。

飲み物-スコッチウイスキー
[ 2021/11/03 01:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『黄金の日日』「大坂築城」その他

『黄金の日日』、第30回「大坂築城」。

いよいよ石山本願寺の跡に大坂城が築かれることになります。信長の安土城よりも壮麗な城をというのが秀吉の目論見で、これからも秀吉は、信長を超える存在になりたがっているのではないか、そういった姿勢が窺えます。その秀吉は、やはり堺の商人である山上宗二や兼久からは疎まれており、兼久は徳川に賭けようとしていました。

そして助左は呂宋から戻り、美緒も今井家に足を踏み入れて、兼久と梢の遺児である小太郎を、自分で育てる決意をします。また、かつてあれだけの繁栄を誇った安土の城下は寂れ、高山右近はセミナリオを高槻へ移すことにします-ついでながらこのセミナリオのセット、『軍師官兵衛』のそれと似ているような気がしますが、同じものでしょうか。

そして秀吉は堺の商人たちを、大坂城下に呼び寄せることにしますが、彼らが動くということは、その金品を狙う盗賊もまた動くということでした。かつて助左の友人だった五右衛門は、今は盗賊の頭となり、商人たちを襲っては財宝をせしめていました。そのような中、助左は堺に自分の店を出すも客が来ず、美緒が初めての客としてそこを訪れ、助左を励まします。

その後天正11年の秋、助左は秀吉から呼び出されて大坂へ向かい、その列を五右衛門たちが見つけるものの、かつての仲間の列であることを認めた五右衛門は、流石に手を出すのをためらいます。

これらの出来事はフロイスによってしたためられ、『日本史』となります。この点『信長 KING OF ZIPANGU』とちょっと似ています。

大坂城の普請にどれだけ金が必要かが描かれる一方で、どうも肝心の助左の方は、あまりぱっとしないようです。それから今井兼久、秀吉に仕えたともされていますが、徳川への肩入れはこの頃から始まっていたのでしょうか。『独眼竜政宗』にも登場していましたが、この時は明らかに徳川寄りの人物として描かれていました。しかし美緒がやけに助左を援護しているようですが、昔の大河の時代とされる70年代も、やはりオリキャラの力を借りてはいますね。

ちなみに70年代の大河で一番好きな作品と言えば、
国盗り物語
花神
この2作品です。両方とも司馬遼太郎原作、大野靖子脚本ですが、大野氏の群像劇仕立てがかなり功を奏していたと思います。どちらも総集編しかないのがもどかしいにはもどかしいです。『花神』なんて、唯一の幕末長州を舞台とした作品でしょう。『花燃ゆ』は、あれは長州大河とは呼べない部分がありますので。

飲み物-ショートカクテル

[ 2021/10/25 01:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『黄金の日日』「安土炎上」その他

『黄金の日日』の「安土炎上」、一応この回では中国大返しの後半、そして山崎の合戦に至るまでも描かれています。しかしやはりどちらかと言えば、商い関連に尺が割かれてはいます。これは仕方ないでしょう。さらに、細川や筒井順慶も明智に味方するなどと話していますが、ご存知のようにこの両者は味方していません。細川忠興は髻を落とした姿で、妻のたまの前に現れ、彼女を味土野へ遣ってしまいます。『功名が辻』なら、ここで山内康豊と出会うことになるのですけどね。

ともかく明智光秀。山崎の合戦で敗北し、落ち延びて行く途中で農民の竹槍に突かれ、落命する点では『国盗り物語』と同じです。また信長を革命家のように描いた点でも、この両者は似ています。当時の歴史考証が、そもそもそうであったとも言えます。無論『黄金の日日』では、信長が、最初から天下統一を目論む人物として登場しているため、干し柿を盗んだりするシーンや、「悪ガキ」としての描写はありません。

その後安土も明智軍が押し寄せますが、ここで助左がかつての主、今井宗久から貰った銃を突きつけます。何やら助左無双といった感じであると同時に、この大河も結局は創作が多く、その結果、こういう形で主人公の出番を作ることになるのだなと改めて感じます。それはさておき、安土城が崩れ、信長の時代が終わった後その宗久は呂宋へ向かいますが、その船が目的地に着くことはありませんでした。

ところでこの『黄金の日日』でも、商人である主人公と権力者が登場します。ある意味W主人公なのですが、『青天を衝け』でも似たような構造になっています。しかし主人公とそれに準ずる存在2人を出すのは、『青天を衝け』関連でも書いていますが、主軸とする人物から見たその時代のそれぞれの光景が、当然ながら異なってくるためです。逆に主人公たちの在り方が似ている『翔ぶが如く』や、『龍馬伝』ではそこまでの違いは観られません。

もちろん例外もあります。例えば父から子へ主人公が変わるパターン、つまり前半の主人公から、後半の主人公へのバトンタッチが行われる作品です。前出『国盗り物語』と言い、『花神』の吉田松陰から、高杉晋作をはじめとする、松下村塾生と言い、司馬遼太郎作品をベースにした、大野靖子氏脚本の大河では、この手の描写が見られます。勿論他の作品でも似たようなケースはありますが、『いだてん』の場合は時代も行き来するため、余計複雑化してしまいましたね。

飲み物-ワインのデキャンタとグラス

[ 2021/10/15 01:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『黄金の日日』に於ける本能寺の変

10月3日放送の『黄金の日日』第27回、サブタイトルは「信長死す」でした。本能寺関係がどのくらい描かれるかと思っていたら、途中で助左の船が、密書を毛利方に送るための船と接触したこともあり、結構描かれていました。

ひょんなことから密書を渡すことになった助左たち、内容を確認したところ、明智光秀が信長父子を「誅した」と書かれています。これは一大事です。しかしこの中での本能寺の変は、信長が明智方を相手にしているところで、既に背後が炎上しており、雰囲気としては回想シーンというか、助左の頭の中で再現された本能寺の変といったイメージです。

またこのことを知らされた秀吉が号泣します。これは『国盗り物語』を思わせるものがあります。しかしこの時、官兵衛と二人きりならまだしも、石田左吉(三成)と小西行長がやって来ます。他言無用と秀吉は言っているのですが、あまり多くの人数に知らせると、どこからか洩れてしまうのではないでしょうか。秀吉も、信長のこと、特に金ケ崎の退き口のことを回想しますが、寧ろこの時は、この次の段取りを考えている方がふさわしいのではないかと。

そして伊賀越え。今までの大河での伊賀越えで、一番奇妙だったのは『江~姫たちの戦国~』であり、一番笑えたのは『真田丸』です。あの『真田丸』の家康と本多忠勝は、実際何とも言えない雰囲気がありました。服部半蔵も何だかいい加減でしたし、ああいうところが三谷さん的ではあるのですが、私としてはこのシーンは割と好きでした。ところでこの『黄金の日日』では、家康の許に忍びの梢が知らせを持って到着し、その後梢と夫の今井兼久は家康と別れるものの、梢はその直後に落命することになります。

結局この当時の習いとして、書状を渡した者はすべて処分され、例の書状を渡した助左の仲間の文次も、恐らく同じ運命を辿ったのでしょうが、三成は「敵方の鉄砲が当たった」と言いつくろったようです。しかし最後の方で、陸上と船と、姫路まで駆け比べなどと助左が三成に言いますが、いや、中国大返しなんてそんな生易しいものではないと思うのですが。しかしこの時三成を演じているのが近藤正臣さんなので、どう見ても『国盗り物語』の明智光秀が、そのまま出て来ているように見えてしまいますね。

飲み物-ワインとワイングラス

[ 2021/10/04 00:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『黄金の日日』と吉川経家

12日放送の『黄金の日日』、助左は因幡(鳥取県東部)で米の買い占めに精を出していましたが、これは秀吉の戦略の一環でした。三木合戦で成功した兵糧攻めを、この鳥取でもやろうとしたわけです。

この鳥取城は元々山名氏の物であったのが、その後山名氏は毛利氏と通じるようになり、何度か城主が変わった後、この天正9(1581)年の3月の時点では、吉川経家が城主となっていました。しかし、秀吉に取って幸いなことにと言うべきか、元々の城主である山名氏の家臣とは、うまく行くはずもありませんでした。

秀吉は因幡の米を高値で買い占めるという作戦に出て、鳥取城を守る山名の家臣たちも、金銀欲しさに城に備蓄してあった米を売り飛ばしてしまいます。本当はこの時点で、既にまずいと気づくべきだったでしょう。案の定経家が入城した際には、米の備えはわずかになっており、これでは籠城は難しいと思った経家は、自ら米を買いに走ることになります。

経家は港に停泊していた助左の船に乗り込み、米を売れと半ば脅すように言います。米を買うための金子は、父に無心せざるを得ませんでした。しかし米を手に入れたのも束の間、火船が近づいて来たために皆慌てふためいて逃げ出し、さらに敵と思われる兵たちが銃を放ちます。この時の経家の米への執念は凄まじいものがありますが、しかし流石に米どころではなくなり、銃弾弾を浴びて負傷した助左を、経家は鳥取城に連れて行きます。

秀吉の思惑に乗せられた形の経家と鳥取城は、その後過酷な兵糧攻めに遭うことになります。尚史実では、経家は自決するに至ります。尚この経家を演じたのは浜畑賢吉さんですが、『国盗り物語』でも朝倉義景の役で、自決する人物を演じていましたね。それにしても、期せずして鳥取城内に入ってしまった助左、今後どうなるのでしょう。

それから火船と言えば、『ホーンブロワー 海の勇者』で、火船が兵糧の補給船に体当たりし、そのため食料を調達することになりますが、その調達先でペストが流行していたため、実際に調達したホレイショと一部の乗組員は、3週間の隔離を強いられることになります。未だ海尉試験の勉強中である見習い中のホレイショですが、ここで初めて艦長を務めることになります。

飲み物-パブのビール2
[ 2021/09/17 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『黄金の日日』の村重謀反

『黄金の日日』8月29日の放送分、「摂津動乱」なるサブタイを見て、恐らく荒木村重の謀反だろうと思っていたら、案の定でした。しかしこの場合、村重は突如として信長に盾突きます。その後黒田官兵衛が捕らえられたため、余命いくばくもない竹中半兵衛が、松寿丸を逃がすことになります。尚半兵衛が病気であるというのは、ナレーションで説明されています。

あとこちらも『国盗り物語』同様、明智光秀が交渉に赴きますが、村重ではなく、高山右近と話をするシーンが登場します。さらに助左も堺へ戻る途中、織田と毛利水軍との戦に巻き込まれる設定になっています。

無論助左が主人公であるから、それはそれでいいのですが、やはり『軍師官兵衛』を観てしまうと、あまりにも村重の謀反の描かれ方があっさりし過ぎに見えます。しかも竹中半兵衛は「ナレ死」ですし…。官兵衛の村重は、まだ牢人で出世を目論んでいた頃に官兵衛一行と会い、その後城主にまで上り詰めるものの、小寺の殿にそそのかされるという展開でしたね。

あの田中哲司さんが演じていた村重はよかったです。後に城を捨てた後道糞と名乗り、伊武雅刀さんが演じる千利休と再び登場するところが、『軍師官兵衛』の面白さであったとも言えます。

ところでこの当時の大河は、主にスタジオ内のセットで収録されており、恐らくは照明のせいもあってか、不自然に明るい印象があります。時代が時代であるため仕方ないとは思いますが、もう少し屋外での収録が多ければ、この大河の雰囲気ももう少し違ったものになったでしょう。それがちょっと残念です。

飲み物-冷えたビール2杯
[ 2021/09/01 01:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『黄金の日日』に思うこと その2

8月1日放送分、助左が秀吉の覚えがめでたくなり、舟を使って商いを始める一方で、五右衛門はモニカを連れて失踪します。また権力者である信長の行動は、あまり目立つ描き方ではなく、こういうところは、やはり堺の人々中心の視点となっています。その後助左は京へ行く途中、琵琶湖である若者を舟に乗せることになります。その若者の名は石田左吉、後の石田三成です。

京へ行く目的は、要は、南蛮寺の普請の様子を見に行きたいというもので、舟に積み込んだ米一俵を寄進する目的もありました。この当時南蛮寺は、寺や民家を見下ろすようではまかりならぬという理由で、3階建てを2階にするようにと反発が出ていました。京へ着いた2人は、南蛮寺の普請の責任者である高山右近と会い、パーデレであるフロイスは3人に、信長の安土の城の話をします。

その城は和洋の様々な建築の集合体のようなもので、まるで悪魔の住処のようだとフロイスは言います。実際このシーンでは信長の悪魔的な、闇の部分が描き出されますが、魔王信長といえばやはり『おんな城主 直虎』でしょうね。さてこの時、オルガンの調べが流れて来て、然る後に、そのオルガンを演奏していたと思しき若い女性がフロイスに挨拶をし、迎えの輿を待つと外に出ます。その女性は由緒ある家の姫だが、身分は教えられないとフロイス。

しかしこの輿がなかなか来ず、彼女は助左に頼み込んで、荷車で送って貰うことになります。左吉も2人に同行します。目的地の坂本が近くなる頃には、辺りが暗くなっており、なおかつ3人の目前に飛び込んで来たのは、この姫の家の輿と、その家の家来の死体でした。

さてこの回で思ったことですが、堺の人々目線の描写はいいでしょう。その代わり信長の行いの一部は端折らざるを得なくなっています。また長篠の戦いの時期ということで、鉄砲がかなりの頻度で登場し、当の戦も鉄砲を使った織田軍の勝利となっていますが、この見方には今は異論も出ています。

あと
とある家の姫がオルガンを習っている
彼女の家の者の輿が来ないので、初対面の音2人に家まで送って貰う
というのは、ちょっと創作し過ぎではないでしょうか。ここだけ女性主人公大河のようにも見えます。そもそも日本におけるオルガンは、1581年に高山右近が作った高槻の天主堂のものが初めてと言われていますので、この時期はまだなかったかと思われます。

この石田三成と姫=細川たま、後のガラシャの出会いは、後の関ヶ原前夜の伏線とも取れますが、どこか無理があります。明智家の息女が、その日出会ったばかりの男2人と、暗くなった道を陸路坂本まで行くのも如何なものでしょうか。また坂本までと言っているのなら、恐らくどの家の娘であるか見当はつくでしょう。

それから石田左吉を演じているのは近藤正臣さんですが、どうしても『国盗り物語』の明智光秀を思い出しますね。

飲み物-カクテルブルー
[ 2021/08/08 01:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

NHKプレミアムでグラナダ版ホームズが放送されます

既にご存知の方もいるかと思いますが、8月11日よりあのグラナダ版ホームズ、『シャーロック・ホームズの冒険』の放送がNHKBSプレミアムで始まります。ホームズ関連作品の中で、私が一番好きなシリーズでもあります。

ホームズを演じるジェレミー・ブレットの吹き替えは露口茂さんですが、このお蔭で先年『国盗り物語』のDVDを観ていた時、葛籠重蔵を演じる露口さんのセリフに、ついついホームズを連想してしまったものです。

シャーロック・ホームズの冒険
世界でもっとも有名な探偵 伝説のドラマを再び!<全41回>

また4日には、特別番組『シャーロック・ホームズ探究 ~そして名探偵は伝説になった~』が放送予定です。

ホームズを愛するクリエイターたちが語りつくす! 8/4(水)夜9時 『シャーロック・ホームズ探究~そして名探偵は伝説になった~』

記事はいずれもNHK ONLINEより。

ちなみに特番の方の記事で紹介されている、ロンドン・シャーロック・ホームズ協会ですが、この協会はパペットホームズの番組紹介でも登場していましたね。

飲み物-ウイスキーストレート

[ 2021/08/04 01:15 ] シャーロック・ホームズ | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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