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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『青天を衝け』第14回に関して

前回お休みだった家康公、今回は朝議参与に関しての説明です。

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栄一と喜作は、平岡円四郎から一橋家に仕えるように打診されるが、一旦返事を保留する。そんな二人に円四郎は本物のバカだと思うものの、あの小さいほう(栄一)は見所があると思ってもいた。彼らは旅籠へ戻り、栄一は世の中の役に立たないうちに一生を終えたくない、生きてさえいれば何とかなるし、一橋家に奉公すれば幕府からの嫌疑も消え、長七郎を助けられるかも知れないと、前向きに仕官を考えるようになっていた。栄一はこの時の状況を、円四郎の言葉を借りて「おかしれえ」と表現する。その後二人はまたも円四郎に会いに行き、建白書を渡す。

本当は慶喜に直に意見を具申したいのだが、この当時の慶喜は、雄藩の藩主たちである朝議と、江戸からやって来た老中たちとの板挟みで多忙だった。この頃の一大問題は横浜鎖港であり、薩摩から攘夷、ひいては鎖港もやめるようにともちかけられる。このような事態を幕閣は憂えていた。薩摩の国父久光は慶喜を、朝廷に気に入られることのみを考えているとみなし、慶喜は攘夷を早々にひっこめた久光に対して、反感を募らせる。

円四郎は、二人の拝謁の前に、松ヶ崎での馬駆けがあるから、その時に現れて名乗りを上げるようにと言う。当日栄一と喜作は、やってくる慶喜とその側近に対して。徳川の命は尽きている、もし天下に何か起こった場合は、自分を取り立ててくれと馬を追いかけ、声を限りに訴える。慶喜は側近の一人である円四郎に目をやり、彼の仕業だと見抜く。そし2人は若州屋敷に赴いて目通りを許され、栄一は乗り切るためにも、天下の志士を集めるべし、国の手綱が緩むと、天下を乱す者が現れると訴える。

さらに栄一は、天下の志士が集まると一橋家が活気づくと言い、結果として幕府が倒れようとも、衰えた日本を盛りあげるきっかけになると拳を振り上げ、その後
「…と、こういう私どもの建白を深慮っていただきたいのです」
と口にする。水戸烈公の子である一橋様に何とぞと訴えるその姿に、慶喜は初めて出会った頃の、給仕の仕方が如何にも無作法だった円四郎を重ね合わせていた。

その後慶喜は、一橋家の番頭である猪飼勝三郎と二条城に戻り、円四郎は栄一と喜作に、孝明天皇が再び政をゆだねるつもりでおり、また横浜鎖港談判使節団を送ったことなどを教える。円四郎は
「幕府の直参なめんなよ」
と言い、慶喜は立場の異なる者たちを相手に一歩も引かない剛情者で、それゆえに力を持ちすぎるとみなされ、動きが取れない状態なのだと教え、2人を武士として待遇するために刀を渡す。

こうやって一橋家の者となった栄一と喜作だが、あてがわれたのは狭い長屋で、しかも無一文であるため、猪飼から借金をして食料や鍋を買い、初めて炊いた飯は粥になってしまっていた。また慣れない仕事にも戸惑っていた。同じ頃血洗島では、惇忠が板橋宿で囚われている長七郎について役人と掛け合うもうまく行かず、栄一たちから文も来ず困惑していた。

参与会議の諸侯らは、政ができないことにしびれを切らし、薩摩国父の島津久光は中川宮朝彦親王に、横浜の鎖港を撤回するよう取り入っていた。また松平春嶽も、諸侯を老中の上に置くべきと考えていた。その後、諸侯らが政に参加することが決まり、京に滞在中の家茂が彼らをもてなしていることで、慶喜は危機感を覚え、中川宮に直談判して薩摩の奸計を知り、朝廷は薩摩の言いなりかと語気を強め、久光、春嶽、宇和島藩の伊達宗城を天下の大愚物とまで断罪する。そして中川宮を自分の側に引っ張り込む。

さらに慶喜は、政権の返上などありえないと言い、参与会議は事実上幕を閉じて、政は幕府のものとなる、慶喜は家臣たちに酒を振舞い、長屋の栄一たちにも酒が許された。一方久光は煙草をふかしながら、面白くなさそうな表情だった。

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所謂参与会議の顛末が描かれますが、この大河、政治関係になるとやはりどこかダイジェスト的になるようです。円四郎は慶喜を「剛情」だと言いますが、これは中の人が「剛」さんだからでしょうか。それはともかく、栄一たちが如何にも粗末な格好で目通りし、このままでいけないとあれこれ話すうちに、あるいはその前に松ヶ崎で出会う時に(ロケの最初はこのシーンだったようです)幕府は終わるといったことを盛んに口にしていますが、あれはあの当時としては、どこか微妙な感じでもあります。しかも若州屋敷では、タメ口になってしまっていますね。

その栄一たち、一橋家に仕えるに当たって、草履取りに言及していますが、この辺り豊臣秀吉をイメージしているのでしょうか。草履取りといえば『おんな城主 直虎』ですが、あれは正しくは草履投げでした。それと栄一は、元々血洗島にいた時は、武士との身分の違いを少なからず実感しているはずです。自分たちが武士になると決めた時、それを回想するシーンがあってもよさそうなものですが…それはなかったようです。

そして血洗島では、尾高惇忠が長七郎に会うこともかなわず、また栄一たちも音沙汰なしということで、かなり不安を募らせます。その栄一たちはと言えば、一橋家の使用人となって、狭くて汚い長屋で、肩寄せ合って暮らしているのですが、そういうこととは夢にも思ってはいないでしょう。しかも2人は、血洗島では厨房になど入ったことがないでしょうし、ご飯がお粥になってしまうのも当然ではあります。

しかし思うのですが、この『青天を衝け』、血洗島メインで朝ドラにしてもよかったのではないでしょうか。千代を主人公にして、夫不在の家を切り盛りした様子を描くと、それはそれで説得力があるかと思います。と言うか、文久3年までの長州が描かれない状態で、幕末の京を描くのもいささか無理があるようですし、久光に従っている大久保も、本来であれば(何度も言いますが)小松帯刀でしょう。

しかも大久保もあまり存在感がなく、『花燃ゆ』の幕末期の桂小五郎とどこか似たものを感じます。『西郷どん』を補完的に観ることになる所以です。土方歳三を演じている町田啓太さん、小松と一人二役で出て貰えないものでしょうか。

ちょっと尾篭な話ですが、この頃慶喜はストレスと飲酒のせいで、便秘がちであったとも言われています。『胡蝶の夢』の中で、松本良順がその慶喜のために、アヘンを処方して熟睡させる場面が登場します。この時代まだアヘンは薬として使われており、今でも鎮痛や鎮静、あるいは咳を鎮めるための薬として使われ、日本薬局方では「アヘン散」となっています。

しかしストレスも大酒を飲むのも、あまり体にいいことではありません。『はたらく細胞BLACK』の世界です。そもそもストレスが多いと消化機能が抑えられますし、飲酒は消化器の水分を奪うので、お通じが悪くなるのも無理からぬ話ですね。


飲み物-白いカップの紅茶
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[ 2021/05/21 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

大河に関するよしなしごとをあれこれと

まず繰り言めいて申し訳ないのですが、『青天を衝け』の小松帯刀の不在、やはりいて然るべき人物がいないのには違和感を覚えます。そもそもこの場合、

小松-西郷、大久保

という指揮系統があるわけで、制作側がどのような意図でこうしたのかはわかりませんが、これはやはりミスではないかと思います。元々血洗島の描写に比べて、幕府やその周辺の描き方にやや物足りなさを感じていましたが、それがここで表面化した感もあります。

それから大河関連の余談をひとつふたつ。かつては大河収録時には、主役を演じる俳優さんはCMに出られなかったと聞いたことがあります。しかし今のこの時代、このような条件を持ち出せば、大河よりCM出演を選ぶ俳優さんも多いのではないでしょうか。

寧ろ大河主演でなおかつCMにも出れば、その俳優さんの知名度に加え、出演作である大河そのものも、知名度が上がるのではないでしょうか。私の場合、味の素やプレモルのCMの小栗旬さんに、早くも「北条義時」をだぶらせてしまいますし、また別のビールのCMに出演中の堤真一さんは、円四郎さんだなと思っています。そもそも大河の収録中だからCMに出るななどというのは、NHKの一方的な押し付けとも取れますし、見方を変えれば、NHKの権威がまだまだ通用する「よき時代」でもあったのでしょう。

それと少し前に、大河の原作を漫画にしてはどうかと書いたことがあります。これも賛否両論ありそうですが、実験的にやってみる価値はあるかも知れません。無論その場合1年ではなく、1クール程度にせざるを得ないでしょうが、しかしよく考えてみれば、海外ドラマの歴史劇などはその位の本数というのも珍しくありません。韓国ドラマは本数が多いと言われていますが、寧ろこちらの方が特殊なのではないかと思います。

またさらに一歩進めて、大河そのものをアニメにしてしまうという方法もあります。無論この場合はさらに反発が予想されますし、これだけで1年間放送というのもまた厳しくはあるでしょう。ならば今NHKで放送している時代劇、そのどちらかをアニメにするという手もあります。こうすれば超展開も、サブカル的要素も入れられますし、声優陣の人選によっては、「推し」が出ているという理由で視聴する人の増加も期待できます。

アニメの場合、経費そのものは実写に比べてさほど安くはないようですが、ならばこういう部分から徐々にスポンサーを導入するという方法もあるでしょう。


飲み物-カフェラテ2

[ 2021/05/19 01:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

NHKの番組編成基準とメールフォームに関する疑問

少し前になりますが、『青天を衝け』の総集編が深夜に放送されていました(観ませんでしたが)。そう言えば昨年の『麒麟がくる』でも、似たような方法で、中途半端な時期に総集編が放送されていたかと思いますが、そもそも総集編と言うのは、本放送が終わった時点でオンエアされるべきものです。

なぜまだ放送中、それもちょうど前半の折り返し地点などでもないのに、わざわざ総集編を放送するのか何とも不思議です。その時間帯に放送が予定されていた番組、たとえばスポーツ中継などが中止にでもなって、その埋め合わせだったのでしょうか。しかし大河とは、どう考えてもそのような目的で流す番組ではないと思われます。それでなくても、現在本放送は

BS4K
BSプレミアム
地上波

この3つのチャンネルで時間帯をずらして放送されており、しかも土曜日には再放送があります。1週間で4回の放送というのは多すぎやしないかと思います。BSはどちらか1チャンネルのみにして再放送を止め、見逃し配信をTVerなどを使って、民放と同じやり方で配信すればいいのです。

NHKとしては、今後ドラマのリストラとか、BSの一本化なども考えているらしいのですが、その前に受信料のあり方そのものを見直すべきですし、あと土曜時代ドラマとBS時代劇も、どちらかにしていいかと思います。大河+それ以外の時代劇を週1回で十分ではないでしょうか。

それから番組編成ではありませんが、公式サイトのメールフォームが大幅にリニューアルされています。文字が大きくなっているのは、高齢者の使い勝手を考えてとも取れますが、実は肝心なことが抜け落ちています。メールと言うのは、どのような目的で発信するのか、苦情なのか質問なのか、あるいは番組への好意的な意見なのか、その点を考えてしかるべきなのですが、せっかくメールフォームを新しくしておきながら、こういう区分が全くありません。

以前BBCを見習って、この点をどうにかしてくれと頼んだのですが、結局梨のつぶて状態です。BBCがすべていいとは言いませんが、メール発信の際何が目的であるかを選べること、受信したくない人は、電波を止めることができる点などは、NHKはもっと参考にするべきでしょう。

また、以前BBCにメールを送って返信が来ると、対応が適切だったか否かを問うアンケートが送られてきて、これもNHKに参考にするように言ってはいるのですが、いっかな実行されたようには見えません。こういうところもまた、視聴者軽視のように感じられて仕方ないのです。

飲み物-ビールと夜景

[ 2021/05/17 00:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』の登場人物について思ったこと 続き

先日の『青天を衝け』第13回関連投稿、及びその前の「『青天を衝け』の登場人物について思ったこと」に関連しますが、私としては、五代友厚(才助)と土方歳三が同じ回で登場することに、やはりどこか疑問を感じました。無論この大河の時代背景や主人公を考えれば、どちらも出て来ておかしくはない人物なのですが、新天地を目指す主人公が初めて目にする人物の中で、この2人が特に優先されたような印象を受けるのは、やはり『あさが来た』で登場したから、この2人を幕末のアイコン的存在として出したという印象を拭えずにいます。

特に土方歳三なのですが、彼が副長を務める新選組は、京の治安を取り戻すのが目的でした。つまり朝廷内の急進派が勢いを増し、攘夷浪士が天誅と称して暴れまくった結果、治安が乱れた京の存在が前提になっているはずなのですが、この『青天を衝け』では、急進派公家や長州藩が追放された八月十八日の政変は、ナレで済まされてしまっています。新選組を出す以上は、せめてそれらしきシーンを事前に入れて然るべきでした。あと大久保利通も、前回はどうも見せ場が少なかったなと思います。無論今後また出て来るとは思いますが。

もちろんかの土佐勤王党も、この攘夷活動に関与してはいました。ただ別にそこまで描かなくてもいいので、せめて長州藩と三条実美らの急進派公家の追放、京都守護職に松平容保が任ぜられるところなどは、あってもよかったかと思います。血洗島の人々の暮らしや、「おかしれえ」の平岡円四郎の描き方は確かにいいのですが、幕府高官や諸大名など、実際に政治に関わった人々の描写が、やはりちょっとおざなりになっていないでしょうか。あと藤田小四郎ですが、この人も京で桂小五郎のみならず、久坂玄瑞とも確か会っていたかと思います。


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[ 2021/05/16 00:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』の登場人物について思ったこと

『青天を衝け』(先日放送分についてはこの次に投稿予定です)では、栄一の上洛に伴って五代友厚が登場します。この五代友厚、そして土方歳三や大久保利通などは、やはり大森美香さんが脚本を担当した、『あさが来た』でもお馴染みの顔ぶれです。その一方で、小松帯刀が登場していないことは少し前にも触れています。この人物は薩摩藩でも特に重要な位置を占めるので、その意味ではやや物足りなく感じられます。あるいは大政奉還時のみ、サプライズで登場ということになるのかも知れませんが。

恐らく大森さんとしては、あるいは制作統括としては、過去のこの朝ドラのイメージを継承したかったのかも知れません。しかし、やはり朝ドラと大河とは違うものです。この大河は面白い部分もありますし、さらに現時点ではまだ幕末であることから、やはり今までの幕末大河を踏まえたうえで、制作してほしいなと思います。どう考えても、薩摩は幕末の京には不可欠な存在ではあり、小松も西郷、大久保同様外せない存在です。昨年の『麒麟がくる』の信長に関して、過去の作品の信長のイメージを踏まえてほしいなと思ったことがありますが、ちょっとそれに似ているかも知れません。


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[ 2021/05/14 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

朝ドラ出演者と翌年の大河

たまたまNHKをつけていたところ、『おかえりモネ』の番宣が流れたのを見て、そう言えば来週からの放送であったことを思い出しました。この朝ドラはキャストに関心があるため、録画になるとは思いますが、一応観てみようかと考えています。朝ドラを観ることなどめったにない、観ても途中からというケースもある私にとって、これは珍しいことです。

ところで朝ドラの出演者が、その後大河ドラマに出るというのはありがちな話です。そういうわけで、前回の三谷大河だった『真田丸』と、その1年前、2015年の春夏に放送された朝ドラ『まれ』の出演者を、ここで比較したいと思います。

『まれ』と『真田丸』両方の出演者
(敬称略、なお高畑さんは不祥事により大河を途中降板)
大泉洋
草笛光子
小日向文世
高畑裕太
橋本マナミ
峯村リエ

こうして見ると、大泉さんや草笛さん、小日向さんは『真田丸』でも重要な役を演じています。また現時点で大泉さんと草笛さんは、『鎌倉殿の13人』の出演も決定しています。

一方『おかえりモネ』と『鎌倉殿の13人』の比較ですが、生憎今現在はっきりしているのは、鈴木京香さんのみです。無論前年の朝ドラに出演したからと言って、翌年の大河出演が約束されるわけでもなく、それぞれの俳優さんのスケジュールの都合もあるでしょうが、この朝ドラからあと何人か大河に出てほしいとは思います。

ところで大河と朝ドラ、それぞれを経験している人は多いのですが、両方で主役を務めた人となると、これはかなり少なくなります。今までのところ、はっきり主役と位置付けられているのは、『おひさま』と『花燃ゆ』で主演した井上真央さんのみです。無論どちらかの準主役、メインキャストレベルであれば、そこそこ有名な俳優さんが他にも何人かいますが、両方の主役というのは狭き門なのでしょうね。

飲み物-アイリッシュコーヒー
[ 2021/05/13 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

海外市場で明暗を分けるアニメとドラマ 3(今回は特にNHKについて)

今回は、今までの2回と直接関係はないのですが、NHKについてもちょっと触れておきます。NHKは無論広告ビジネスではありませんが、その代わり受信料ビジネスです。そしてスポンサーがいないため、番組編成を自由に変更することができます-無論実質的な「スポンサー」は、受信料を払っている視聴者であり、その意味でNHKは視聴者の方を向いて番組制作をしてしかるべきなのですが、なぜかそうなっているとは言い難いようです。

例のITmediaビジネスの記事を見る限り、TVコンテンツがいつまでもTV局の支配下にある、「自由化」されないと読み取れますが、NHKはそれにも増して、視聴者という他人のお金で作った番組を独占したがる傾向があります。

そもそも視聴者のお金で作っている以上、NHKこそ番組の映像、画像を広く公共に還元してしかるべきなのですが、実際はその逆と言っていいほどです。実は先日、『ブラタモリ』の再放送が5月以降は行われず、その代わりセレクションが放送されると知って、NHKにメールを送ったことがあります。再放送が行われないのであれば、それなりの理由があってしかるべきですが、なぜかそれが明確にされていません。

恐らくはロケに出られないこともあり、今までの放送を編集したセレクションのリクエストが多かったのかも知れませんが、ならばそれはそれできちんと書くべきでしょう。それとも何か都合の悪いことでもあるのでしょうか。

しかも見逃し放送を観たいのなら、NHKプラスで観ろということらしいのです。『ブラタモリ』そのものは好きなのですけどね、なぜパラビ辺りでやりませんかね。こういう自己保身的な姿勢が大々的な決断を鈍らせ、本来既にピリオドを打っていてもおかしくない大河、そして朝ドラにも大ナタを振るえていないわけなのですが…。
公共放送、民放共々(テレ東の一部を除く)、リスクを恐れて内向きになりがちな姿勢を崩さないのであれば、まだまだ海外市場でのアニメの優位は当分続くことになるでしょう。そもそもTV局自体が多すぎではあるのですが、こういうのを当事者はどのように考えているのでしょう。
(この項終わり)


飲み物-カクテルブルー

[ 2021/05/09 01:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

海外市場で明暗を分けるアニメとドラマ 2

先日の続きです。再びリンクを貼っておきます。

日本のアニメは海外で大人気なのに、なぜ邦画やドラマはパッとしないのか
(ITmediaビジネスONLINE)

この記事では漫画についても言及されています。記事の始めの部分と最後の方ですが、いずれも漫画に対しても好意的です。日本の漫画の外国語訳がどれだけ海外で売れているか、ちょっと定かではないのですが、一応英訳本を持っている『きのう何食べた?』と『はたらく細胞』の場合、海外のコメントを見たところ、結構評価されてもいるようです。両方ともコンテンツが個性的なのも、売れる一因ではあるでしょう。

『きのう何食べた?』は料理に加えて、日本のゲイカップルの生活が描かれており、また『はたらく細胞』も、体内の細胞の擬人化が売りになっています。(ちなみに『はたらく細胞』は、英日対訳本が確か出るようです)また『きのう何食べた?』の実写版は、香港と台湾では放送されています。無論通常の漫画でも質的に高くはありますが、如何せん違う文化圏に出すわけですから、物によってはどこまで相手国の事情に合わせるかという問題も生じては来ます-ただ漫画やアニメの知名度が高い分、ドラマよりも有利かとは思いますが。

ところでこの記事のコメント欄の一部で、漫画の実写化をやめろという意見もありますが、別にそれはそれで構わないのではないでしょうか。特に一定の年齢層以上の人々は、その傾向があるかとは思いますが、漫画や漫画を原作とした作品を、すべて批判するのも考えものです。寧ろ私は、実験的に大河を漫画ベースで作ってはどうかと思ってもいるほどです。『新九郎、奔る!』などを読んでいると、そのように考えたくもなります。

またコメント欄で今のTV番組への批判の声、韓国ドラマの方がいいと言った意見も見られます。しかし私は韓国ドラマは観ないし、今のドラマの中で面白く観ている物もあるため、一概に否定しようとは思いません。また以前、今のTVはバラエティを楽しむものだと書いたことがありますが、実際バラエティの中にも楽しめるものはそこそこあるので、それも否定はしません。あくまでも問題にするべきは、TV局中心のコンテンツ制作であり、また、だから今のドラマは通用しないとしたがる傾向であるかと思います。寧ろその傾向は、今だけではなくかなり前から少なからず存在し、海外でのアニメ人気が急騰するにつれて、表面化したのではないでしょうか。

それから、個人の能力不足に話を持っていく人についても書かれていますが、これも結局は昔はよかった、それに比べて今はの過去美化バイアスになりかねません。またWOWOWやネットフリックスを例に出し、意欲作を作っているとあります。私自身はこの2社のドラマには、そこまで興味がないので何とも言えません。ただ以前時代劇専門チャンネルが『御宿かわせみ』の明治版を制作し、NHKBSでも放送したのは試みとしてはよかったと思います。ここはそれ以外にも、『三津屋清左衛門残日録』などの時代劇を手がけています。あと民放局ではありますが、テレ東のドラマはやはり独自路線で楽しめます。

それとこの記事で個人的に気になるのが、韓国ドラマを引き合いに出しながらも、その韓国ドラマがヒットを飛ばしたなどという記述に関しての具体的な説明がない点です。私が韓国ドラマに関心がない(皆同じようなイメージ)こともありますが、ならば韓国ドラマと日本のアニメの共通点を明確にして、この両者を論じても面白かったかと思います。
(この項続く)

飲み物-アイスコーヒーブラック

[ 2021/05/08 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

大河ドラマの制度疲労

しかし繰り返すようですが、大河ドラマそのものは昭和のビジネスモデルだなと思います。「ビジネスとしての『昭和』」でもちょっと触れましたが、今の地上波TV自体にそういう部分があり、それがTVすなわち、高齢者の娯楽もしくは情報源と化していると言っていいでしょう。

最近、有名な俳優さんと脚本家の方が相次いで亡くなられました。無論ご本人たちの努力もあったとは思いますが、少なくともお二人が脚光を浴びたのは、青年期から壮年期にTVの黄金時代を迎えたのも一因ではないでしょうか。現時点ではその黄金期の価値をまだ引きずっていると思いますが、今後もこのままでは、特に地上波は衰退すると思います。地上波でなくても、ドラマとか昔の番組メインの局は、何らかの形で方針を変えざるを得なくなるでしょう。

何度も引き合いに出すようで恐縮ですが、三谷幸喜氏が大河をアピールする際、家族で観てくれといったことを口にしていたと思いますが、これにも似たような印象を受けます。恐らくご自分の子供時代を重ね合わせているのでしょうが、今の時代それはどうかなと思わずにもいられません。ある意味高齢者に向けたメッセージなのかも知れませんが、何かあの『サザエさん』と似た物を感じます。

仮に民放が大河をやっていたとしたら、とうに消えてしまっているでしょう。無論これはNHKが素晴らしいと言うのではなく、受信料を徴収しているからできることであり、仮に視聴者の半分が受信料を払わなくなった場合は、大河をやめざるをえなくなる可能性があります。以前から大河が面白くない、打ち切りにしろという声がネット中心に見られましたが、NHKが本当に今後のことを考えているのなら、実験的にやめるか、あるいは編成を変えるかしたのではないでしょうか。それがないということは、何だかんだ言われつつも、「打ち切り」などというのはマスコミが半ば脅かしに使うフレーズであり、当のNHKはそのようなことは、微塵も考えていないと言っていいかと思います。

ところでひところ、大河ドラマの主役同士のバトンタッチというのがありました。最初は『風林火山』の山本勘助役の内野聖陽さんと、『篤姫』の主役の宮崎あおいさんだったかと思います。その後2010年代に入り、女性主人公の大河が隔年で作られていた時期は、この手のバトンタッチが行われ、それぞれの舞台となった地域の名物などを交換していたようです。ただ『西郷どん』の鈴木亮平さんと、『いだてん』の中村勘九郎さん&阿部サダヲさんのみ男性同士でしたが、その後このセレモニーもなくなりました。

元々これは朝ドラのヒロイン同士が行っていたものです。こちらのほうは女性同士ということもあり、和気藹々とした雰囲気は、確かにしっくり来ました。しかし大河は朝ドラとは違います。結局男女の主人公同士が顔を合わせなくなって以来、自然消滅してしまったようです。

それと、大河は別に特別ではないと先日書きましたが、実際殊更に意味を持たせる必要もないと思います。別に教養番組でもないし、歴史の勉強になるわけでもありません。それならドキュメンタリーの方がまだいいでしょう。それと本編の後の「紀行」、あれももう見直していいのではないでしょうか。戦国と幕末のヘビロテのせいもあるのでしょうが、似たような名所旧跡の紹介が多すぎです。こういうのは、今まであまり紹介されていないスポットを、特番などでやった方が興味をかき立てられるのですが。巡回展とかイベントなども、もっとビジネスライクにやる方法があると思われますが、NHKはやはり「ビジネス」に関心がないのだなと考えざるを得ません。あと大河ドラマ館もしかりです。

飲み物-アイリッシュコーヒー
[ 2021/04/21 01:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

コナンとホームズとアニメ作品

『名探偵コナン』の劇場版が16日金曜日に公開ですね。タイトルは『緋色の弾丸』で、オリンピックを目前に控えた東京で、次々と企業のトップの拉致事件が起こるという異常事態となり、過去にアメリカで起きた事件との関連性があるようです。ちなみに「オリンピック」という名称は使えまないため、大会名はWSG(ワールド・スポーツ・ゲームズ)となっています。以前『相棒』の劇場版で、オリンピックのメダリストのパレードが行われるという設定のがありましたが、この時ももちろんオリンピックではなく、「世界スポーツ大会」となっていました。

しかし何かしらホームズと関連する作品で「緋色」というと、やはりあの『緋色の研究』を思い出します。それと同時に、結局制作されなかった、グラナダ版ホームズの『緋色の研究』を思い出してしまいます。あのシリーズに物足りない点があるとすれば、この作品が映像化されなかったことでしょう。尚BBC版では「ピンク色」となっています。また『相棒』の「ストレイシープ」(2015年正月スペシャル)に登場する飛城雄一が、このなかのジェファーソン・ホープのように、動脈瘤であることを新井亮一に告げ、彼が練炭自殺した後は、新井が飛城を名乗っていました。

あと『エレメンタリー』を全巻観ようと思いつつ、まだ一部しか観ていません。そもそもこの作品は、ホームズが薬物依存でアメリカに行かされてしまい、元心臓外科医で「付添人」であるジョーン・ワトソンと同居することになります。ジョーンという名からわかるように女性で中国系であり、それまでのホームズ路線といささか趣を異にしています。そういえば、ホームズ、ワトソン、レストレードの3名がすべて女性という作品もありましたね。彼女も最終的には探偵となり、さらにイギリスに住むようになります。

しかし『エレメンタリー』は、あくまでもアメリカのドラマではあります。かの国の刑事ドラマシリーズに見られる独特の雰囲気、展開をこの作品も持ち合わせていると言っていいでしょう。たとえば『ミス・シャーロック』が基本的に日本のドラマであるように。こちらは主役の2人が女性で、それが新鮮ではありました。この作品も、パペットホームズ同様続編があればと思うのですが、何せ主演の竹内結子さんが亡くなられたこともあり、キャスティングのやり直しが難しいのかも知れません。

実は私はコナンをあまり観ている方ではないので、この作品についての詳しいことは、さほど知らないと言っていいでしょう。今からでもDVDを観ようかなとも考えています。尚少し前に書いた『はたらく細胞』ですが、こちらは本編とBLACKは、あらかた原作は読み終わって、本編のDVDも観てしまっています。BLACKのDVDをそろそろ観ようかと思いますが、ただもう本編第2期のも出ているのですよね。どうしようかと考えつつ、目下キラーT細胞の班長が主人公の『はたらく細胞フレンド』を読んでいます。しかしあの班長も、見た目と中身のギャップが大きい人物の様です。


飲み物-注がれる紅茶
[ 2021/04/11 12:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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