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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  ラグビーワールドカップ

2021年ラグビートップリーグが開幕

ラグビー関連情報です。いよいよ20日からトップリーグ開幕です。
新リーグ発足前の最後のトップリーグであると同時に、プレ新リーグとしての位置づけもあり、全試合がJSPORTSで放送予定です。
尚20日と21日に行われる第1節の試合は以下の通りです。

レッドカンファレンス
NTTコム - Honda
クボタ - 宗像サニックス
トヨタ自動車 - 東芝
三菱重工 - サントリー

ホワイトカンファレンス
パナソニック - リコー
神戸製鋼 - NEC
キヤノン - NTTドコモ
日野 - ヤマハ発動機

それぞれのカンファレンスで第7試合までを戦った後、プレイオフトーナメント(4月17日開幕)となります。トーナメントは5月23日に決勝が行われる予定です。ちなみにサントリー所属で、ワールドカップのNZ代表(オールブラックス)メンバーでもあるボーデン・バレット選手は先発出場します。

何せ「久々の」トップリーグです。かなり楽しみではありますが、第1節各チームの結果は如何に。

飲み物-ギネススタウト
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[ 2021/02/20 00:15 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

1月17日と神戸製鋼

1月17日、阪神淡路大震災からもう26年になります。1995年のこの日は、ラグビーの日本選手権で神戸製鋼(現・コベルコスティーラーズ)が優勝を飾ってから2日後のことであり、東京から帰神した人もいれば、まだ東京に留まっていた人もいました。17日の未明のこの地震で、幸いラグビー部員はさほどの被害を受けずに済み、積極的にボランティアにも関わっていたようです。尚、この時スクラムハーフだった堀越正巳氏の夫人が、家から選手たちによって助け出され、着のみ着のまま実家のある東京へ戻ったと言われています。

しかしこれによってクラブハウスも灘浜グラウンドも壊滅、元に戻るには年月を要しました。そして新日鉄釜石(現・釜石シーウェーブス)とタイの、日本選手権V7を成し遂げた神戸製鋼も翌シーズンは敗退、しばらく東芝府中(現・東芝ブレイブルーパス)の時代が続くようになります。またこの震災に遭った人々を勇気づけるはずだった、南アでの第3回ワールドカップも、終わってみれば3戦3敗で、しかもオールブラックスに145失点するなど、日本代表に取っても苦難の時代であり、決定打をなかなか見いだせない時期が続きました。

無論この震災で思い起こされるのは、ラグビーだけではないでしょう。ただ私としては、神戸製鋼V7直後と、その年のワールドカップをやはりまず思い出します、さらにこの苦しい時代を乗り越えて、ワールドカップで勝てるチームとなったものの、今はコロナ禍によるトップリーグ延期と、別の形での試練を受けている日本ラグビーに、エールを送りたい気持ちでいます。

飲み物-冬のティータイム
[ 2021/01/17 23:45 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

2020年12月ラグビー情報その2

気温が下がって来て、大学やトップリーグのチームでもコロナウイルス感染者が出ています。全国大会を控えた高校チームも気になります。一方で、ボーデン・バレット選手がサントリーサンゴリアスに合流です。

バレット選手プロフィール
(サントリーサンゴリアス公式サイト)

それから14日に、2023年ワールドカップの組み分けが発表され、日本はプールDに入ることになりました。このプールで現在出場が決まっているのは、日本の他にイングランドとアルゼンチンです。他の2チームは予選の結果を待ってからになりますが、記事中にもあるように、サモアかトンガ、そしてカナダかウルグアイとなりそうです。尚日本に取って、ワールドカップでイングランド、そしてアルゼンチンと当たるのは、いずれも2度目となります。記事はnikkei.com(一部ワールドラグビー公式サイト)より。

日本、強豪イングランド・アルゼンチンと同組 ラグビーW杯

ジョセフHC「大きな挑戦」 ラグビーW杯抽選から一夜明け
https://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK20117_V11C20A2000000

このコメントに関しては、上記日経の記事よりも、もう少し詳しい記事が「ワールドラグビー」の日本語サイトにありますので、こちらも置いておきます。

日本代表ジョセフHC、RWC 2大会連続8強入りへ「大きなチャレンジになる」

記事中のジョセフ氏の言葉が、一つ一つ頼もしいです。そしてリーチ選手。

リーチ「優勝するつもりで」 ラグビー23年W杯へ意気込み

特にイングランドは、かつて日本代表HCを務めたエディー・ジョーンズ氏が率いていることから、何かと話題になるかも知れません。本番に備え、まずは来年のブリティッシュ・ライオンズ戦で自分たちのプレイをアピールしてほしいものです。

一方リーチ選手、アジアラグビーの発展のために、モンゴルの高校生の日本留学を支援しています。モンゴルと言えば相撲が定番でしたが、今後ラグビー留学生が増える可能性もありそうです。

日本代表リーチ選手がモンゴル人高校生の日本留学を支援、アジアラグビー発展へ新たな試み
(ワールドラグビー日本語公式サイト)

飲み物-バーのビール
[ 2020/12/16 23:45 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

2020年11月ラグビー情報その2

まず、元フランス代表のクリストフ・ドミニシ氏が亡くなられました。転落死だったようで、48歳でした。99年ワールドカップのNZ戦でのトライは今も覚えていますが、この時オールブラックスで同じ11番をつけていたジョナ・ロムー氏も、既に鬼籍に入ってしまいました。
それからサッカーのレジェンドである、ディエゴ・マラドーナ氏も亡くなられました。こちらは持病を抱えていたようです。例の「神の手」に代表される天才的プレイヤーで、反面スキャンダルも多い人でした。先月60歳を迎えたばかりでした。お二方のご冥福をお祈りします。

それとスポーツついでで、日本シリーズはソフトバンクが巨人を4タテで優勝しました。しかし巨人の得点力がなさすぎるように思います。

そしてラグビー関連ニュースをいくつか。(記事はnikkei.comより)

故・マラドーナ氏の母国アルゼンチンのラグビー代表、ロス・プマスがオールブラックスを下しました。

アルゼンチンがNZに初勝利 ラグビー南半球4カ国対抗

プマスはこの後豪州とも対戦しましたが、こちらは引き分けに終わりました。それから来年の女子代表のワールドカップで、アジア代表はアメリカ、カナダ、ヨーロッパ予選の勝利チームと同じ組です。アジア代表と書くのは、コロナのせいで予選が延期されており、日本がまだ代表の座をつかんでいないせいです。

ラグビー女子W杯、アジア代表は米国と同組 1次L組み合わせ

あと『ラグビーマガジン』1月号(25日発売)が、アマゾンで売り切れの由。なぜかというと、今年の2月号同様、トップリーグ開幕が特集されているためです。今後トップリーグ開幕に合わせた号は、多少の増刷をするか、あるいは増刊号的な物を作るべきかと思われます。要は、如何に皆がトップリーグを待ちかねているかということでしょう。

飲み物-注がれるビール
[ 2020/11/26 23:45 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

11月2日に思うこと

2019年11月2日、ラグビーワールドカップはフィナーレを迎えました。ということで、World Rugbyの動画を貼っておきます。



南アのシヤ・コリシ主将が、秋篠宮皇嗣殿下から受け取ったエリスカップを、高々と掲げるところです。向かって左側のほうに、かのデクラーク選手もいます。この決勝は、南アとイングランドがかなり競り合うかと思われたのですが、意外に点差がついた結果となりました。そのせいかどうか、イングランドの選手は銀メダルを早々に外してポケットにしまい込んだりしていましたが、これには批判もかなりありましたね。

その南ア、今年は日本と同じく国際試合のない1年となりました。というか、このワールドカップが半年遅ければ、あるいはコロナウイルスの蔓延が半年早ければ、開催できていたかどうかはわかりません。台風による一部試合の中止もあったにせよ、この大会が実現したのはラッキーだったと言えるでしょう。一方で既に海外でのプレイ経験もあり、この大会で頭角を現して渡仏した松島選手、先日の試合もチームの勝利に貢献しましたが、これは次のラグビー関連の投稿で。

飲み物-ビール2種類
[ 2020/11/03 00:45 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

10月20日に思うこと

2019年10月20日、ラグビー日本代表は初の決勝トーナメントに臨みました。それまで何度も何度も目標に掲げながら進めなかった、あの南アを破った2015年大会でさえ行けなかった決勝トーナメントです。自国開催とは言え、この代表として初の快挙にメディアは騒ぎ、会場には有名人の姿もありました。そして迎えた南ア戦、日本は1トライも取れずに敗れました。この時私は心情的には日本、しかし現実的には南アの勝利と書きましたが、やはりと言うかその通りの結果でした。

結局この南アが決勝で勝ち、優勝を決めるのですが、優勝した南アに負けたから日本は2位だなどという意見もSNSでは見られました。いやいや、それはやはり違うでしょう。オールブラックスもウェールズも無視しての、そのようなランキングなどありえません。残念ではあるけれど、このベスト8が日本に取っての終着点であり、同時にスタートラインとなりました。この結果を受けて、強豪勢との国際試合が今年予定されていましたが、残念ながらコロナ禍により中止となっています。

そしてあと3か月足らずで、最後のトップリーグまたはプレ新国内リーグ(早く名前を決めてほしいです)がスタートです。また、今年は結局行われなかった国際試合も、これ以上の延期はできないでしょう。そして日本協会としては、今後のスーパーラグビーにどのような形で参戦するのかといった課題もあります。いずれにせよ、1年前に残したこの戦績と皆の関心、無駄にすることなく、ラグビー界の財産として今後有効活用されますように。

飲み物-パブのビール2
[ 2020/10/21 00:45 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

10月13日に思うこと

「思うこと」と書きつつ、その実すっかりワールドカップ回想録となっています。2019年10月13日、ワールドカップの予選リーグはいよいよ大詰めでした。その頃日本に次々と台風が訪れて、いくつかの試合は中止を余儀なくされ、カナダ代表のボランティアも話題になりました。そして日本がいるプールAは、ホスト国日本とスコットランド、アイルランドのいずれもが、決勝トーナメントに進んでおかしくない状態となっていました。

しかしここで台風による試合中止となると、既にアイルランドに負けているスコットランドの分が悪くなります。そのためスコットランド側は、試合をしないと法に訴えるとまでコメントしましたが、無論そのようなことは不可能です。このワールドカップは日本の気候が考慮されており、台風で試合中止となることも想定されていたためです。そしてその当日、台風が通過しなかった大阪と熊本での試合は行われましたが、釜石の試合は中止となりました。

問題はその日の夜、この予選リーグを締めくくる日本とスコットランドの試合です。会場となっている横浜スタジアムに関係者が集まり、芝の状態を試合ができるコンディションにまで整えて、何とか日本-スコットランド戦にこぎつけました。この試合、前半は日本が好調でした。福岡堅樹選手もさることながら、「笑わない男」、稲垣啓太選手のトライは大きくスタンドを湧かせたのです。しかしその後スコットランドも追い上げます。いささかひやりともしましたが、日本が最終的に逃げ切って決勝トーナメント入りを決めました。

アイルランドはその前日、福岡でサモアを下していて、これで日本とアイルランドが決勝トーナメントに進むことが決まりました。ちなみにその日のツイッターのトレンド(世界)のベスト5は、この試合関連で埋め尽くされていました。

日本の場合、2011年大会までは決勝トーナメントどころか、複数の勝利さえおぼつかない状態でした。2015年のイングランド大会で、やっと3勝、しかもそのうちの1勝は対南アの大金星という結果で、これ以来「勝つのが当たり前」という空気が醸成されるようになり、代表の責任はかなり重くなって行きましたが、それが自国での大会に向けて追い風になったとも言えます。尚この大会は、海外からの記者たちが、コンビニのサンドイッチが美味いとツイートしまくった、その意味でもユニークな大会であったとも言えるでしょう。

飲み物-エールビール
[ 2020/10/13 00:30 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

10月5日に思うこと

まず、デザイナーの高田賢三氏が、コロナウイルスによる感染症で亡くなられました。KENZOの創設者で、独自の色遣いで一世を風靡した人物でもあり、以前ご紹介したフランスラグビーのプロ14所属チーム、スタッド・フランセのジャージーのデザインも手掛けていました。ご冥福をお祈りします。

ラグビーと言えば、昨年の10月5日は、ラグビーワールドカップで日本がサモアに勝利を収めた日です。この試合、日本はアイルランド戦で封印したキックを多用し、サモアの選手を走らせて体力を奪う作戦に出ました。この白星によって、決勝トーナメントがかなり見えて来はしましたが、予選リーグ通過できるか否かは、最終戦のスコットランド戦に持ち越されることになります。

ラグビーワールドカップ関連でもう一つ。今年の12月に、2023年ワールドカップフランス大会の予選リーグの組み分けが決定します。尚ラグビーの場合、プール3位までであれば無条件で次回の出場が決まります。今年1月の世界ランキングを基に5つのバンド(グループ)に分けて抽選を行い、4つのプールに振り分けます。現時点では以下のようになっており、日本のバンド2は今回が初めてです(前回はバンド3)。ちなみにこのバンドが上位になるほど、組み分けで有利になります。

バンド1 南ア、NZ、イングランド、ウェールズ
バンド2 アイルランド、豪州、フランス、日本
バンド3 スコットランド、アルゼンチン、フィジー、イタリア
バンド4 オセアニア1位、ヨーロッパ1位、南北アメリカ1位、アジア太平洋1位
バンド5 アフリカ1位、ヨーロッパ2位、南北アメリカ2位、最終予選勝利チーム

オセアニアはサモアとトンガが有力、南北アメリカはアメリカとカナダ、ウルグアイの三つ巴状態で、ヨーロッパはルーマニア、ロシア、グルジアが挑むことになりそうですが、無論どのような結果となるかは未定です。

尚今現在出場が決まっている中で、日本が過去の大会で唯一当たっていないチームがあります。イタリアです。少し前までは日本と互角の相手でもあり、そろそろ当たるのではないでしょうか。

『三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち』を観に行こうかと考えています。まる3週間の上映なので、早めに行った方がいいでしょうね。市川猿之助さん、片岡愛之助さんに加え、語りが尾上松也さんと『半沢』トリオの揃い踏みです。

それと『峠の群像』の総集編第1巻について、そろそろあらすじと感想を投稿しようと考えています。

飲み物-カフェラテ2
[ 2020/10/05 23:45 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

9月28日に思うこと

まず、女優の竹内結子さんが先日亡くなられました。ご冥福をお祈りします。『ミス・シャーロック』の続編、制作されないかと思っていたのですが…残念です。少し前にも、俳優の斉藤洋介さん(『功名が辻』の黒田官兵衛が忘れられません)や、藤木孝さんが亡くなられており、お二方のご冥福もお祈りしたいと思います。しかし最近竹内さんのように、今後まだ活躍が期待される俳優さんが何名か亡くなられているのは寂しいものです。

ところで1年前の9月28日に、ラグビーワールドカップの日本-アイルランド戦が行われ、日本が勝利を収めています。所謂「シズオカ・ショック」で、実況の「これはもう奇跡ではありません」も有名になりました。個人的には、その後のスコットランド戦の方がドラマチックだったかなとも思いますが、ともあれこの試合をクリアしたことで、決勝トーナメント行きがかなり現実味を帯びて来たわけです。この試合ではキックの得意なチーム相手ということで、キックを封印したのが功を奏しました。ラグビーと言えば、2021年1月からのトップリーグのスケジュールが発表されましたが、これはラグビー関連投稿でご紹介する予定です。

それから、27日の『麒麟がくる』のリアルタイム視聴率(関東)が13パーセントを切ったとの由。私も再開後は録画はするものの観ていない状態ですが、比較的有名な男性主人公の、しかも戦国大河でこの数字はやはり低いといえるでしょう。同列で比較することはできませんが、同じ日の『半沢直樹』最終回は、30パーセントの大台に乗せており、それ以外の回でも20パーセントを超えていたことを思うと、やはり視聴者を惹きつけるにはどうするべきか、いささか考えさせられもします。

『麒麟がくる』の場合、悪い時に当たったともいえます。しかし出演者の違法薬物所持でつまずいたのは、NHKに責任があると言っていいでしょう。そしてコロナウイルス感染拡大阻止による休止は、他局、他番組も条件は同じですから、大河のみが不利益を被ったわけでもないのです。既に来年の大河の収録も始まっています。今後軌道修正がなされるのかも知れませんが、今年中に放送を終わらせるのであれば、今後2回分を1日で放送する可能性もあります。しかし義輝役の向井さん、結局あの鎧直垂のような衣装着て出演したようですね。あの辺りの考証はどうにもよくわかりません。NHKに訊いても返事を貰えませんし。

この大河に関してNHKは、結局延期となったものの、2020年がオリンピックイヤーという節目の年であることから、大河新時代と銘打っていました。戦国ビギニング大河(これも意味不明、戦国時代の始まりはもっと前です)とも言われていました。しかし新時代などと言われてもどこが新しいのかよくわからず、結局これは4K放送のことであるとしか思えません。『青天を衝け』の方にも「大河新時代第二弾」などとありますが、こういうのがやはり、NHKの自己満足に見えて仕方ないのですね。

飲み物-コーヒーと砂糖とミルク
[ 2020/09/29 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『草燃える』の義経と人物描写 3

『草燃える』総集編第5編に行く前に、先日のラグビー関連投稿で「ブリストルの奇跡」などと書いておりましたが、もちろん「ブライトンの奇跡」です。失礼いたしました、訂正しています。

では第5編ですが、既に頼朝や頼家、大姫も退場しており、実朝が将軍を継承しています。そして政子や義時の父時政は、この実朝の暗殺未遂の疑いをかけられて鎌倉を追われ、二代目(初代は時政)執権となった義時は和田義盛を滅ぼし、子供のいない実朝の継承者選びに乗り出します。その頃鎌倉を僧形の伊東祐之が訪れ、養女の小夜菊を自分の側女にほしいと義時が申し出ます。この小夜菊は遊女ながら、かつての義時の妻で、壇ノ浦に沈んだ茜と瓜二つでした。

しかし祐之は義時との確執から両目をつぶされてしまい、小夜菊と鎌倉を去ることになります。しかも出家して京で修行を積み、鎌倉に戻って来た頼家の子公暁は鶴岡八幡宮寺の別当を任されるも、本来ならば将軍職を継いでもおかしくない身であるため、それが面白くありません。そして三浦義村が公暁を焚き付け、実朝暗殺を計画させます。建保7(1219)年1月27日、大雪の中を参拝に向かった実朝は公暁に暗殺されますが、これを事前に察知していた義時は仮病を使ってその場を離れていました。しかしその公暁も三浦に裏切られ、殺されます。

源氏三代の将軍が途絶えた後、頼朝の遠戚に当たる藤原頼経を将軍として迎え入れるものの、実質は執権政治が行われることになり、これによって朝廷との軋轢が生じて承久の乱が起こります。この時政子は初めて尼将軍として御家人の前に立ち、檄を入れます。これは鎌倉方の勝利に終わりますが、政子は改めて失ったものの大きさに呆然とします。その後鎌倉を、琵琶法師となった祐之が訪ねて来ますが、政子は会おうとはせず、義時の前で祐之は琵琶法師であると繰り返すのみで、自分の素性を明かそうとはしませんでした。

大体こういった内容ですが、個人的にはこの第5編=最終回が一番大河らしく感じられました。無論、それ以外が全く大河らしくないとは言いませんが、武家政権の樹立、土台固めに付き物の血なまぐささ、武士たちの処世術が一番描かれていたのではないかと思われます。

いずれにしても、この大河は北条政子という女性の視点から描かれており、そのため婚礼をすっぽかして頼朝の許に走ったこと、夫婦関係と子供たち、特に大姫のことや、義経の愛人静への視線などに尺をかなり取っていますが、この回では大部分が武士同士の駆け引きが中心となっています。元々頼朝の頃から、こういう駆け引きはあったわけですし、人質の義高を討たせるのもその一環なのですが、そういった部分の女性視線の描写が、私としては、やはりどこか情に訴えているように見えました。

また政子が実朝の暗殺計画を、参拝に向かった後に初めて知るという設定になています。要は彼女は、実朝にどのようなことが起こっているかは、何も知らされていなかったわけです。

そもそも政治にも関与していないため、知らないところで意外な出来事が次々と起こり、政子はそれ故にむなしさが募る設定になっています。この大河の方向性がそうである以上仕方ないのですが、ただ最後の最後で尼将軍として出てくるのですから、何が起こっているかを多少は知りつつも、敢えて目をつぶっていたという設定でもよかったでしょう。

あと伊東祐之、この人はオリキャラですが、実在の人物との絡ませ方は『元禄太平記』の柳沢兵庫よりはいいと思います。と言うか、あの大河ももう少し総集編の回数を増やしていれば、それなりに納得の行く展開にはなったのかも知れません。それと現代語のセリフには、やはりどこかもやっとしたものを感じます。そのせいもあるのでしょうか、この後近現代を舞台にした大河以外は、すべての登場人物が現代語を使う設定にはなっていません。

さて三谷幸喜氏の『鎌倉殿の13人』まで、あと1年3か月となりました。その前の『青天を衝け』はクランクイン済みですし、NHKの公式サイトにも「ただいま制作中」となっていることから、脚本のための取材、リサーチは進んでいるのでしょう。しかし三谷さんといえば遅筆でも有名ですが、今回はどうなることやら。それと今までこの人は『新選組!』、『真田丸』と2つの大河を手がけていますが、本物の大河よりも、実は『新・三銃士』の方が大河らしいのではないかと思っています。実際これは、人形劇の大河などと言われてもいたようですし。

飲み物-ロックグラスカクテル
[ 2020/09/22 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、BSで再放送中の『太平記』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも再来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出しました。これを機に、今後さらに上を目指してほしいものです。そのためにも、国内のラグビーの変化に期待したいと思います。

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