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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『北九州音頭』

先日北九州関連の投稿をしていますが、昭和の時代、江利チエミさんという歌手の方がいました。歌手のみならず、女優やタレントとしても活躍し、かの高倉健さんと結婚していたこともありますが、その後離婚し、昭和57(1982)年に45歳の若さで亡くなっています。

その江利チエミさんが、昭和38(1963)年発売の『北九州音頭』という曲を歌っています。この年は北九州市が誕生した年ですが、かつての夫だった高倉さんが、北九州市に隣接する中間市、江利さん自身のお父様が筑豊地方の田川市出身ということも関係しているのでしょうか。またお母様は元女優で、『ブギウギ』の主人公福来スズ子のモデル、笠置シズ子さんと共演したこともある由。

まず動画を探してみたのですが、1つこれはいいと思ったのが、他のサイトでの再生が無効化されているため、そのリンクだけを置いておきます。

何と言うか、如何にも昭和の歌謡らしいノリがあります。
歌詞は下記リンクからどうぞ。

北九州音頭 歌詞
(J-Lyric.net)

1番から4番まであり、1番は北九州全般(時代的に、かつての八幡製鉄所が勢いがあった頃でしょう)、2番が小倉と戸畑、3番が八幡と若松、4番が門司の紹介になっています。
2番には祇園太鼓が登場し、その後「夜宮帰りか提灯やまね」と続きます。これがちょっとわかりにくい人もいるかも知れませんが、恐らく戸畑区にある夜宮(よみや)公園で、8月15日に行われる盆踊りの際の山笠運行のことでしょう。その後の「更けりゃ河童も浮かれ出す」とあるのは、やはりこの戸畑で作られる河童凧のことか、あるいは若松区の高塔山公園の河童祭りと思われます。

夜宮の盆踊りについてはこちらをどうぞ。リンク先にもありますが、神仏習合のひとつの例で、祇園神は元は牛頭天王であると記されています。この牛頭天王は神仏習合的な見方では、素戔嗚尊のことであると言われています。その素戔嗚尊は京都の八坂神社の祭神であり、祇園太鼓の小倉の八坂神社はもちろん、博多祇園山笠の櫛田神社もこの神を祀っています。
(尚『風花帖』に登場する素戔嗚神社は、八坂神社のことと思われます)

戸畑の山笠 その5
(北九州市 時と風の博物館)

この戸畑祇園大山笠は提灯大山笠とも呼ばれ、夜のを実際に見たことがありますが、なかなかきれいで、博多祇園山笠とはまた違った趣があります。この山笠は、昼は幟で装飾されたものが練り歩き、夜は多くの提灯を台座に載せて、人々が担いで行くものとなっています。

戸畑提灯大山笠
戸畑祇園大山笠(Wikimediaより)

さて3番です。
皿倉山、溶鉱炉、若戸大橋などが登場します。皿倉山とは、八幡東区にある標高622メートルの山で、市街地からもよく見えます。そして溶鉱炉、これはかつての八幡製鉄所を意味しているのでしょう。さらに若戸大橋ですが、洞海湾を跨いで戸畑と若松をつなぐ橋で、ちょうどこの曲が出た頃に開通しています。

どうも戸畑区つながりの画像ばかりになってしまい恐縮です。先日リーグワンで、リーグ戦100トライ目を挙げた山田選手が子供の頃、戸畑区の鞘ヶ谷(さやがたに)ラグビースクールでプレイしていたのも、あるいは関係しているのかも知れません。

若戸大橋ライトアップ2
若戸大橋(北九州観光情報サイトぐるリッチ北Q州)

そして4番。「海のトンネル」というのは関門トンネルのことでしょうね。この頃はまだ関門橋がない時代で、鉄道と国道の関門トンネルは、九州と本州をつなぐ重要なルートであったと思われます。もっと言えば、山陽新幹線が九州まで走っていない時代でもありました(と言うか、当時は東海道新幹線がまだ開通していませんでした)。

ところでこの江利チエミさん、『黒田節』も歌っています。ウィキのページを見る限り、他にも『おてもやん』など民謡系の歌唱も多いです。『おてもやん』と言えば、くまモンが踊っていたことがありましたね。
(2024年1月14日一部加筆)

飲み物-トディ2
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[ 2024/01/14 05:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『葵 徳川三代』の関ケ原2(+西洋社会の騎士道と戦い)

金木犀が咲いて木々が色づいて来ました。
さて先日の分、体調があまりよくなかったこともあり、下書きに多少手を加えた形で投稿しておりました。
そのため石田三成のセリフの
「推参(差し出がましい)黒田、不忠者細川」は、正確には
「推参なり、黒田長政
不忠者、細川忠興」
ですね。極端に意味が違うというのではありませんが、正しい方も置いておきます。

その「不忠者」細川忠興公を演じていたのは、佐々木功(現・ささきいさお)さんでした。
ささきさんといえば音楽、特にアニソンのイメージが強いのですが、この大河では忠興公を堂々と演じています。
そのセリフがこちらです。

葵徳川三代細川忠興

他にも各将それぞれのセリフがありまして

葵徳川三代福島正則

これは如何にも福島正則公らしいと言いましょうか。
そして黒田長政公は、

葵徳川三代黒田長政

尚この後に「断じてひけをとるな。構え、前へ」と続きます。
あと藤堂高虎公は、

葵徳川三代藤堂高虎

シンプルですね。
(『葵 徳川三代』録画より)

尚忠興公以外の3名は、関ケ原に布陣する前に合言葉「山に山、麾に麾」を井上正就(徳川秀忠家臣)から伝えられるシーンがあります。この時先頭の福島隊は
井上正就「合言葉は山に山、麾に麾」
福島正則「山に山、麾に麾」

そして黒田隊。
井上正就「合言葉は山に山、麾に麾」
黒田長政「山に山、麾に麾」

しかし藤堂隊はと言えば、
井上正就「合言葉は山に山…」
藤堂高虎「麾に麾」

この高虎さん、ちょっとかっこいいなと思ったものです。

ところで関ケ原の場合はそうでもないのですが、少し前の長篠(設楽原)の戦いなどでは、他国にも類似した戦闘が見られることがあります。イングランドとフランスの間で行われたクレシーの戦いなどは、フランスの多くの兵が犠牲になっています。

そもそもフランス軍が、フィリップ王の考えを無視し、夕方ごろに始まったこの戦いは、まずジェノバ人騎兵隊によって火ぶたが切られたものの、イングランド兵は沈黙したままで、その後弓の射程圏に入った時に、長弓兵たちが矢を雨あられと浴びせかけ、夜半にようやく終わったものの、夜が明けると悲惨な光景が広がっていたということです。騎兵のプライドは傷つき、中世の戦いはここに来て変化せざるを得なかった由(西洋騎士道事典)。

但しこれは弓矢での戦いであり、火器を使う戦いの場合は、1503年のチェリニョーラの戦いが最初になります。

余談ながら上記の『西洋騎士道事典』で非常に面白いと思ったのが、
「ロマンス(騎士道物語)の騎士たちは、ほとんど常に、信じられないほどの美男ぞろいである。歴史上の騎士たちはふつうの男の体型、姿形でまにあうし、ホワイトのラーンスロットのように、また、歴史上のベルトラン・デュ・ゲクランのように醜男でもありえた。騎士たちと美しい容姿とはあまり関係がなかったのだ」
という記述です(P172)。

これも改訂版が出ていると思いますが、手持ちの1995年第4刷ではそうなっています。しかしロマンスとは創作であり、その意味では、美男と言う「萌え(燃え)要素」があっても、あるいはいいのかも知れません。

そう言えばこの第4刷が出たのと同じころ、ラグビーは「中世の騎士の堂々とした戦いを思わせる」とあるのを何かで読んだことがあります。我が国の侍たちの合戦にもそれは当てはまるでしょうか。


飲み物-スノーアンドテル
[ 2023/10/22 05:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

福岡城あれこれ その9(福岡城整備と姉妹都市とブラタモリ)

まず福岡城の東に位置していた裁判所、今は南の六本松へと移転し、その跡地が生まれ変わっています。

福岡城跡に新エリア誕生 
(福岡城・鴻臚館公式サイト)

初代藩主長政公のいわば「仮住まい」があったここは、元々裁判所(高裁、地裁、簡裁)があった場所で、私事ながら、小学校の社会科見学でこの裁判所に行ったことがあります。そして藩主の住まいである本丸御殿が作られた後は、家老屋敷が置かれていた場所でもありました。

この区域、フェンスが巡らされていた時期が長く、何が整備されているのかと思ってはいましたが、かなり大規模な駐車場のようです。しかし先日リンクを貼っていた整備計画関連資料によると「暫定」とは一応なっているようですが…。あとこの虎口構えの画像が、インスタにもありますので、こちらも福岡城アカウントからお借りしています。

ところで先日、元藩校の修猷館がらみで、福岡のラグビーについてちょっと書いたことがあります。実は福岡市はNZのオークランド(Auckland)市と姉妹都市というのも関係していそうです。福岡市植物園に姉妹都市締結を記念して、カウリ(ナギモドキ属)という木があります。実際に見たことがありますが、背の高い木です。マオリの人々の伝説では、この木が世界を作ったとされており、ちょっと北欧神話のユグドラシル(こちらは架空ですが)を思わせます。ちなみに一番大きなカウリは、屋久杉と「姉妹木協定」を結んでいる由。

それから7日の北九州編絡みでしょうか、先日『ブラタモリ』の「博多~博多の誕生は『高低差』にあり」(セレクション 博多)が再放送されていました。この中で福岡と博多の違いが説明されたり、町の下に遺跡があることが紹介されたり(実際今でも埋蔵文化財がかなりあるようです)していますが、最後のタモリさんの「うどんは食べる物ではなく飲み物」は、この地のうどんの柔らかさをずばり言い当てています。ただ2015年の放送ですから、その当時と比べると街の様子がまた少し変わっていますね。

飲み物-ウイスキーストレート
[ 2023/10/07 01:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』第37回「さらば三河家臣団」あらすじと感想-2

第37回後半部分です。


小田原攻めは終わり、家康は秀吉の「お主は江戸」という言葉を思い出していた。そんな家康を石田三成が訪れる。関東への国替えに祝いの言葉を述べる三成だが、家康はその件で、再度秀吉と話し合うつもりでいた。しかし三成は、織田信忠も秀吉から国替えを命じられ、異を唱えたため改易となったことを伝える。どうかご辛抱をと三成。家康は戦無き世をなすために秀吉に従ったが、今の秀吉のやり方に違和感を覚えていた。

三成は殿下は賢明なるお方、一度も間違ったことはない、もし間違ったことをなさったらこの三成がお止めすると言う。さらに戦無き世をなす、私は徳川様と同じ星を見ておりますと、彼方の星を見ながら口にする。さらに共に力を合わせて行きたいと言い置いて去る。星を見上げる家康に正信が言う。
「江戸からも同じ星は見えまする」

夜。家臣たちが家康の許へやって来る。殿より大事なお達しがある、心して聞かれよと正信は一同に言い、家康は本題を切り出す。国替えとなったこと、北条領を賜る代わりに今の領国を秀吉に差し出すこと、三河も手放すことを家康は伝え、正信は、これよりそれぞれの新たな領国へ移ると言い、さらにこう言う。
「天下静謐、日ノ本の安寧のため誉れ高きことである!」

そして家康は、出国の前に伝えなかったのは混乱を避けるためである、異論は認めぬと言うが、忠勝がこう口を挟む。
「関東も、よいところに相違ござらん」
怪訝な顔をする家康。他の家臣たちも覚悟ができている、新しい領国を治めるのもやり甲斐がある、故郷には別れを告げて来たという声が上がる。実は皆、事前に忠世から国替えのことを知らされていたのである。その忠世は、正信から皆に伝えるよう頼まれたのだった。

こんな時ばかり頼られると忠世。無論伝えた当初は皆からの反発があったものの、最終的には反発するのも疲れ果て、貴は済んだかとの忠世の言葉に一同はうなずき、元忠は、忠世兄(に)いに言い聞かされちゃ従うほかねえわと言う。このおかげで皆すがすがしい表情をしていたのである。毎度ながら勝手なことをいたしましてと頭を下げる正信に、例を言うと家康。家康はおもむろに立ち、家臣たちに向かって口を開く。
「皆、本当は悔しかろう、無念であろう」

家康はさらに、このようなことになりすまなかったと、家臣たちに土下座して頭を下げる。その必要はない、乱世を生き抜いただけで十分と家臣たちは口々に言い、忠勝に至っては、今川、武田も滅び、織田も力を失った乱世を、我らは生き延びたんじゃぞとまるで自分が主君であるかのように言う。また元忠は、貧しくてちっぽけだったわしらがなあ、信じられんわと口にし、平岩親吉は、しかもあの弱虫な殿のもとでじゃ、これ以上何を望みましょうかと言う。

忠世は殿のおかげでござる、ありがとうございますると言って頭を下げ、他の者もそれに倣う。家康は、自分について来てくれた皆のおかげじゃと独り言のように言い、涙を流す。その時徳利を置く音がし、正信が豪快に笑うのが聞こえた。〆っぽいのはやめじゃと皆立ち上がり、井伊直政はそれぞれの領国がどこになるのかを、家康に尋ねる。家康は、皆城持ち大名になると告げ、正信に説明させる。

その直政は上野箕輪(現在の高崎市)だった。信濃と越後の抑え、そなたならうまくできようと家康は言い、しかし調子に乗って無茶はするなと諭す。榊原康政は上野館林、本多忠勝は上総万喜(現在のいすみ市)を与えられる。かつてちぎれ具足をまとっていた康政が城持ち大名となり、これからも励めと言う家康。また忠勝には、主君と認めて貰えるとよいのうと、茶目っ気のある言い方をする。

鳥居元忠は下総矢作(現在の香取市)、平岩親吉は上野厩橋(現在の前橋市)を与えられる。家康は元忠には、そなたならきっと領民に慕われようと言い、親吉には、離れ離れになっても泣くでないぞと、かつて岡崎を離れる時に涙を流した様子を思い出しながら言う。泣きませぬと親吉は張り切って答えるが、泣いとるではないかと忠世は指摘する。そして小田原だが、皆が納得するのは一人しかおられぬかと正信は言い、忠世に歩み寄る。

正信は言う。わしが三河を追放されとる間、我が妻子の世話をしてくれたこと、感謝してもし切れんと。そんな昔のことをと照れる忠世だが、家康は、自分が知らぬところでそなたが陰日向となり、この暴れ馬どもをつないでおってくれたと、忠世をねぎらう。隠居間近の老体にはいささか大仕事が過ぎると言いつつ、残りの命を小田原の安寧にすべて捧げる所存と明言し、家康の前にひざまずく。そして忠世は大見得を切る。
「小田原は、相模一の色男にお任せあれ!」

最後に家康は江戸となったことを家臣たちは知らされ、そのような所ではと意外そうな反応を見せる。今はぬかるみだらけだが、かの地を大坂をしのぐ街にして見せると、家康も自分の決意を表す。粗末な城も作り直すぞと言い、次会う時は江戸ぞと忠勝は言い、皆杯を干そうとする。その時服部半蔵が、自分はどこをいただけるのかと尋ねるが、家康はわしと共に江戸へ行こう、どこかやるさと言われる。服部党も武士として取り立てて貰えるかと尋ねる半蔵に、もちろんじゃと家康。

家康はかつて、服部党に助けて貰ったことを忘れていなかった。半蔵は家臣たちに、それぞれの所領、しかと治められませと言い、家康は離れ離れになっても心は一つと音頭を取る。杯を干し、まだまだ隠居できぬわと笑う忠世。その後小田原攻めの結果は秀長に知らされる。屋敷に入って来た福島正則から、天下一統相なったと聞かされ、秀長は床から立ち上がって縁先へと出、とうとうやりなさったな兄様、これ以上の欲は張りなさんなよと囁くように言う。

天正19(1591)年8月5日。僧たちが平癒の祈祷を行う中、秀吉の子鶴松は病で世を去る。寧々は声を上げて泣き、茶々も表情を険しくする中、秀吉は声を上げて笑い、何かをつかむかのように手を伸ばしてこう口にする。
「次は何を手に入れようかのう」
側に控えていた三成は、何も言うことができずにいた。

天正20(1592)年の正月。江戸の家康は、江戸普請奉行伊奈忠次と共に町造りに取り組んでいた。江戸に人を集めるには土地が足りないと言う忠次は、神田山を削って日比谷入り江を埋め立てる提案をする。その様子を正信は、握り飯を頬張りながら見ていた。町を一から作るとは楽しいものと満足そうな家康だが、そこに秀吉からの朱印状が届く。秀吉が唐入りを目論み、新たな戦を始めることになったのである。


国替えにどうも納得できない家康ですが、石田三成から国替えに異を唱えない方がいいこと、織田信雄は異議を申し立てて改易となったことを知らされます。そして家臣団に重い口を開きますが、実は皆忠世から事前にこのことを聞かされており、既に覚悟を決ていて、関東の統治に前向きになってもいました。本多正信が忠世を呼び出したのは、このことを伝えてくれという意味だったのです。その忠世は小田原を与えられます。

それから本多忠勝、やっとこれで主君と呼んでくれるかなと家康は笑います。ところでこの忠勝は、元々大多喜城(現在の夷隅郡)を与えられていましたが、最近、その前にこの万喜城にいたという説が出ています。ただしその後まもなくして、ここは廃城となっています。そして服部半蔵、江戸へ行って江戸城の門、後の半蔵門の警備につくことになるのでしょうか。

そして天下一統が成ったことを、病床の秀長も知らされます。しかしそれは、かつて兄秀吉が自分に話したこと、即ち武士を食わせて民を豊かにするための、唐入りを行うことをも意味していました。最早自分には何もできないと知りつつも、欲を張るなと弱弱しく言う秀長の心中は、察するに余りあります。

そして実際秀吉は、子の鶴松が亡くなり、茶々も、そして寧々も涙を流しているにもかかわらず哄笑し、次は何を手に入れようかとまで言い出します。殿下が間違っている時はお止めすると言った三成ですが、この場で秀吉を止めることは不可能でした。でんでん太鼓の音、『真田丸』の時は子を失った悲しみに暮れる秀吉が鳴らしていましたが、ここでは秀吉がさらなる欲に絡めとられて行く、そのBGMのような不気味さが感じられます。

結局唐入りが決定したようで、江戸の町を作りつつある家康にもその知らせが届きます。戦無き世を目指し、秀吉に仕えた家康は、ほそを噛む思いのようです。

余談ながら、先日目にしたツイートというかX投稿に、今回官兵衛の出番はなかったとありましたが、主人公でない場合、主に秀吉をメインに描いた『秀吉』や『功名が辻』のような作品でないと、官兵衛は登場しません。逆に彼の子長政は、家康がメインの場合に登場することが多く、たとえば『葵 徳川三代』などは長政のみでした。尚この時長政を演じていたのが山下真司さんでしたが、山下さんといえば『スクール☆ウォーズ』を思い出す方も多いでしょう。実際この『葵』絡みで、
「お前ら、関ケ原に行きたくないのか!」
などという書き込みがあるのを、ネット上某所で見かけたことがあります。

飲み物-おしゃれなグラスのビール
[ 2023/10/04 01:15 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

2つのドラマのご紹介

2019年の4月から6月にかけて放送された、『きのう何食べた?』のシーズン2が、10月から放送されます。

【ドラマ24】きのう何食べた?season2
(テレビ東京/BSテレ東公式サイト)

2020年のお正月のスペシャル、そして劇場版に続いていよいよシーズン2です。

今回はある程度年齢を重ねた2人の物語になるようで、賢二と同じ美容室で働く坂東龍汰さん演じるタブチ君、そして朝倉あきさん演じる彼女の千波さんも登場です。そして、やはり小日向さんとジルベールは結婚することになるのでしょうか。

そしてもう1つは、2023年11月11日放送のドラマスペシャル『友情』~平尾誠二と山中伸弥 『最後の一年』~

(テレ朝公式サイト)

2016年10月、53歳の若さで世を去った平尾氏と、山中教授の友情と闘病の物語です。平尾氏を演じるのは本木雅弘さん、そして山中教授を演じるのは滝藤賢一さんです。このお二人に関しては、以前NHK-BS1でも、松嶋菜々子さんと濱田岳さんがナビゲーターで、ドキュメンタリー風の番組が放送されたことがあります。


飲み物-注がれる紅茶
[ 2023/09/22 01:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』第31回に関しての武将ジャパンの記事について-1

第31回の『武将ジャパン』大河コラムについてです。
ところで13日に、このコラムの筆者である武者さんが
「『どうする家康』こんな後半戦は絶対イヤだ!36の悪寒をリストアップ 」
などという記事を書いています。なぜ36もあるのかと思ったら、何のことはない、今までのコラムに登場したネタの使い回しと言っていいものでした。

しかも視聴率が9.4パーセントと一桁になったことに触れ、裏にスポーツ中継もないのになどと書いていますが、この13日の放送で、再び二桁に戻していますね。
こういうのを書くくらいなら、ちゃんと14日付けでコラムを書いてほしいものです(今回のこのコラムは15日にアップ)。それともお盆休みだったのでしょうか。

それとのっけから最後の部分で恐縮ですが、

「失敗した。反省点もある」と表明すると、ファンダムから裏切り者扱いされて叩かれかねない。
ゆえに何があろうと「これは傑作です。あなたならわかりますよね!」と強気で突っ張り続けるしかありません。
そんな方には『真田丸』の真田昌幸の切り替えでも引用しましょう。

朝令暮改の何が悪い!
より良い案が浮かんだのに、己の体面のために前の案に固執するとは愚か者のすることじゃ!

とやけに『真田丸』の真田昌幸を引き合いに出していますが、かつて『いだてん』コラムで、武者さんはこんなことを書いていました。

武将ジャパン『いだてん』真田昌幸関連

『いだてん』に感情移入できないのが、視聴率が取れないことという民放関係者のコメントのようですが、ここで武者さんは

感情移入できないことが最悪、だそうです。
じゃあ逆に聞きますけどね。
例えば『真田丸』の真田昌幸とかに感情移入できましたか?
「昌幸はやっぱり最高だな!ああいうふうに謀略で敵が悔しがると最高!」
って人、周囲にいたら?
逃げたくなるやろ。

何だかんだ言いつつこの時は昌幸を叩き、『いだてん』に好意を持っていたのだなと思います。
今とは逆ですね。今は大河叩きというか、ここではファンダム叩きで昌幸を持って来ています。そう言えば、次回辺りで昌幸が登場しそうですね。

前置きが長くなりましたが、本題に入ります。


家康の「秀吉を倒す!」宣言も、とにかく虚しい。
かつては信長に対してもそう断言していましたし、この後も結局は秀吉の妹・旭姫をマザーセナ以来空白だった正室にしますしね。
マザーセナを教祖として崇めているようでいながら、性的なことは別。
旭姫がその対象となるかどうか不明ですが、カルトとしての生々しさだけはリアリティのあるドラマです。

小牧・長久手の戦いを知っていたら、こういうことは書かないかと思いますね。
信長は寧ろ向こうから討ちに来いと言われて悩んでいますが、謀反寸前で思いとどまっています。しかし今度の家康に迷いはありません。
それと「マザーセナ」呼ばわりもうやめませんか、と言っても、彼女の考えをカルト視していたい武者さんですから、そういう姿勢が如何に痛いと見られていてもやめないのでしょう。
「フルタイムのラグビーウォッチャー」中尾氏が、90年代の神戸製鋼をコウベ真理教呼ばわりしたように。
こういう人たちは何か相通じるものがあります。

あと旭姫を最終的に正室に迎える(と言うか、秀吉が送り込んでくる)件で
「マザーセナを教祖として崇めているようでいながら、性的なことは別」
まるで家康が自分の意志で正室にしたようですね。武者さんこの間も同じようなこと書いていましたが、ネタ不足なのでしょうか。

秀吉に挨拶をするため、順番待ちをする人々。
僧衣やら貴族やら、なんだかそれっぽい人々が並んでいますが、天下人への挨拶を頼む場面としてはあまりにフランクすぎやしませんか。
『麒麟がくる』の場合、高位の人物に会うとなれば結構な手間暇がかかることがわかりました。
駒や東庵は名のある人物とホイホイ会えたではないか、という反論は別の話。
彼らは特殊技能持ちだからこそのルートがありました。

では斎藤道三の家来である無位無官の光秀が、将軍義輝と差しで会えたのはなぜだとお考えでしょうか?
それとこの時秀吉は、正式にはまだ天下人ではなく(ナレでも天下人への階段を駆け上がっておりましたとあり)、柴田勝家に勝利して、織田家の家臣ナンバーワンの位置を確立したと言うべきでしょう。そしてこの場合も、それなりの手間暇はかかっていると思います。
それと特殊技能持ちと言うのは、医学のことと思われますが、当時は高位の人物を診る医師は僧形が基本でしたが(曲直瀬道三などもそう)、東庵は結局僧形にはなりませんでしたね。

そして
「天下人への挨拶を頼む場面としてはあまりにフランクすぎやしませんか」
あの人たちは列を作って待っているだけですが、どこがどうフランクすぎるのですか?そして彼らもまた、順列があってのことでしょう。

髭ヅラ秀長の説明セリフもしんどい。どうしたってビッグモーターのCMイメージが先行してしまい、興が削がれます。
まぁ、こればかりは不運としか言いようがありませんね。ドラマが現実を超えられなかった。

武者さんが勝手にそう思っているだけで、佐藤隆太さんに失礼ですね。
そしてまた「説明セリフ」(苦笑)。
それにあの時は、家康の家臣である数正を並ばせるわけには行かないと言っているだけです。これがしんどく感じられるのなら、観るのをやめた方がいいですよ。

このドラマは差別への意識が薄いことも欠点。
秀吉と秀長、死を目前とした明智光秀がお国言葉になります。
大河でお国言葉を使うことそのものが悪いのではありません。貶める手段として用いることが問題です。
今時この認識なのかと驚きました。
この描写だと、お国言葉を使う人間を貶めているニュアンスがあると思われかねない。
(中略)
しかし、2020年代にもなってこの感覚とは、愕然としてしまいます。脚本家が同じ映画『レジェンド&バタフライ』も同じようなお国言葉の使い方をしていました。

何やら既視感のある文章がまた出て来ましたね。
しかも
「秀吉と秀長、死を目前とした明智光秀がお国言葉になります」
秀吉は最初から尾張言葉です。秀長もそうでしょう。
そして光秀の場合、「死を目前とした」よりは、信長という重しが取れてあのような言葉遣いになったと言うべきでしょうし、それがなぜ
「差別」だの「貶める」だのになるのでしょうか。
それを言うのなら、『真田丸』の寧(北政所)でも、なか(大政所)でも尾張言葉を使っていましたが、あれも差別なのでしょうか。特になかを演じた女優さんは名古屋の方なので、板についていたなと思います。
そしてまた『レジェンド&バタフライ』叩き。

秀吉の下劣さが止まらない。品位が何もない。
役者の問題ではなく、脚本はじめ作り手が権威や身分秩序を理解できていないせいでしょう。
『鎌倉殿の13人』はこの点高度でした。

また『鎌倉殿』を叩き棒。で、これに出ていた歌舞伎の俳優さんはよかった、坂東彌十郎さんは敢えてちょっと崩していた云々。私も彌十郎さんの時政は好きでしたが、今回の場合、
「権威とか身分秩序を理解できていない」
わけではなく、今回の秀吉はこのキャラで行こうと決めたからではないでしょうか。
ムロさん自身「自分の考えがバレないようにピエロになる、アホになる」と動画で言っていますが。
(『どうする家康』公式サイト)

秀吉が書状を書く場面。
今回も筆の持ち方がおかしい。
そもそも秀吉は出世したのだから祐筆を使えばよいのでは?
さすがに大河スタッフが祐筆を知らないとはあり得ないでしょうが、こうした描写があるから、どうしても出世した感じが出てこない。
秀吉が信雄にグイグイ迫るところも、どうにもくだらない。
一喝するなり、睨みつけるなり、できないのでしょうか。

「祐筆を使えばよい」
あの秀吉、文書に花押を書いているように見えますが、それでも祐筆を使えですか。
そして文章でなく花押のみなら、多少斜めにしていても納得です。
そしてこの信雄がグイグイ迫るのは、尾張、伊勢、伊賀の3国のみお治めくだされと秀長に言われ、器不足だと言わんばかりの姿勢を秀吉が見せたこととも、もちろん関係しているでしょう。

こんなに怖くない秀吉は前代未聞です。

図らずも武者さん、この秀吉のキャラの一部だけを言い当てましたね。
実際は「怖くなさそうでいて、実は怖い」のですが。

本作は、豊臣秀次とその妻妾の死も簡単にすっ飛ばしそうですね。いや、若い美女を殺すことは好きなようだから、じっくり描くかもしれません。

この作品の場合、そこまで秀次事件は関係なさそうです。寧ろ江戸の町をどう作るかの方が重要でしょう。
それと
「若い美女を殺すことは好きなようだから、じっくり描くかもしれません」
武者さんは叩きネタにしたいから、じっくり描いて欲しいのですね。

秀吉の下劣さは、どうしようもない衣装にも一因がありそうです。
この作品は全体的にカラーパレットがおかしい。
『中国の伝統色』(→link)という本には、色の説明に歴史劇の衣装で使われていたということがしばしば言及されていました。
あざやかな使い方で素晴らしいといったことが書かれている。
そういう色の意味合いや使われる意味を考える楽しみ方が今年の大河ドラマにはありません。

ここは中国ではなく日本です。

そして色の意味合いを考える楽しみがないのは、武者さんがこの大河の衣装の色合いを理解しようとしていないからではないでしょうか。公式サイトの柘植氏のコラムも恐らく読んでいないようだし、なぜこの色でなぜこのデザインか、最初から知りたくないのではありませんか?そう言いたくもなります。
あと日本の伝統色はちゃんと踏まえていると思いますね。
一応これを置いておきます。

日本人の美の心!日本の色【伝統色のいろは】

それと柘植氏の衣装デザイン関連で。大久保忠世の衣装を紅と私は書いていましたが、茜(インド茜による染色)が正しいので直しておきたいと思います。
(2023年8月16日一部加筆)

飲み物-ビールと夕日2
[ 2023/08/16 01:45 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』本能寺の変関連と福岡城・鴻臚館サイトのご紹介

さて23日の『どうする家康』、サブタイは「本能寺の変」です。ちなみに今年の旧暦の6月2日は7月19日でしたが、天正10(1582)年6月2日は6月21日、つまり夏至の頃で、早く空が白み始めることを考えれば、新月の真っ暗な道を、明智軍が京へ進軍したのもうなずけます。

まず23日の、第28回関連記事のリンクを、2つ貼っておきます。

岡田准一、『どうする家康』信長役で圧倒的な威圧感 猛攻を加え続け“家康”松本潤を激変させる
(マイナビニュース)

どうする家康:信長が“泣いた日” 岡田准一「演じてみたら勝手に涙」 家康への愛は「重め」で「やり過ぎ」反省
(MANTANWEB)

その岡田さん、22日の『土スタ』に出演です。
色々撮影裏話あり、共演の松本潤さん、北川景子さん、酒向芳さんのインタビューあり、今までの武術関連シーンありと様々な内容でしたが、撮影のために注文した、自分の弓を持参していたのには驚きでした。元々岡田さんは古武道と乗馬を習得しており、それが大河や時代劇映画のみならず、現代物でもスタントマンなしで離れ業を演じるなど、演技面で大きく貢献しており、またそういった武術へのこだわりが、こういうところにも出ているのですね。

そして関連番組として、近江八幡市でのトークショーが放送されます。
(関西地方は7月22日にも放送)
7月23日午後1時50分~2時35分(一部地域は別番組) 
<再放送>
7月26日午前1時25分~2時10分

また8月16日の23時から23時44分まで、『明鏡止水』の「武のSEKIGAHARA」が放送されますが、岡田さんと、大鼠を演じている松本まりかさんが、他の武術家と共に出演です。

あとひらパー兄さんでもある岡田さん、中学時代にラグビーをやっていたとのことですが、大阪はラグビー人口も多いので納得です。

ところで今回信長を演じている岡田准一さんが、大河に初出演、それも主演の『軍師官兵衛』、こちらも第28回のサブタイは「本能寺の変」でした。つまり9年前も、7月のほぼ同じ時期に本能寺の変が放送されたことになります。

それから官兵衛絡みで、福岡城・鴻臚館のサイトをご紹介したいと思います。

【公式】福岡城・鴻臚館
https://fukuokajyo.com/

この鴻臚館、ご存知の方もおいででしょうが、古代の迎賓館とも言うべき存在で、この福岡城が建つ地に存在しており、恐らく現時点で国内で唯一、その遺構が見つかっています。

この地はかつては平和台野球場でしたが、ここをホームとしていた福岡ダイエーホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)が福岡ドーム(PayPayドーム)に本拠地を移した後、鴻臚館跡展示館と福岡城むかし探訪館が整備されました。さらにこの福岡城と鴻臚館の歴史は、同じ福岡城内の三の丸スクエアでも紹介されています。

画像と紹介記事が多く、城内の建造物や四季の花々の紹介もあって、見ていて楽しめるサイトです。実際ここは、桜の名所となっています。またインスタグラムもありますが、ツイッターやフェイスブックなどのアカウントは今のところありません。それが少々残念です。

このサイトに関する問い合わせは、福岡市の文化財活用部となります。文化財活用課をはじめいくつかの課がありますが、福岡城や鴻臚館関係なら、史跡整備活用課で大丈夫でしょう。
https://www.city.fukuoka.lg.jp/soshiki/keizaisinkou.html#bunkazai


飲み物-アイスコーヒー2
[ 2023/07/23 01:30 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

「投影」の心理

まずこの投稿についてですが、こちらが誤解していると思われる部分があったため、加筆と訂正をしていることをお断りしておきます。

心理関係で少し。

『武将ジャパン』の大河コラムはダブスタだと何度か書いています。またブーメランであるとも書いています。武者さんは。自分が好きな作品の登場人物であるならば、喜んで捧げるであろう賛辞が、嫌いな大河の登場人物に贈られていた場合は、何かのようにそれを否定する、叩く傾向が顕著です。

そして特に言えるのが、武者さん本人がその大河、その登場人物を嫌いだから否定的な見方になっているにもかかわらず
「大河が悪い、登場人物が悪い」
だから否定的な見方をするのだと言わんばかりです。

特にこの登場人物の場合、その大河の描かれ方を見ていけば、きわめて自然なキャラ設定であるにも関わらず、それを認めようとはしていません。なのに特定のキャラを何度も叩くのであれば、それは一種の「投影」ではないか、そのように思われてしまいます。

要は相手に明確なマイナスの部分がないのに、自分とその登場人物のキャラが似ているから、それゆえに自分の負の部分がその人物を通して視界に入ってくるから、気に入らないと言うことです。この投影、元々は防衛機能と呼ばれ、精神的負担を軽くするためのメカニズムです。

無論好き嫌いというのはあっていいと思います。これは何度か書いていますが、エンタメ作品は賛否両論あるもので、どれが正しい、あるいは間違っているという絶対的な見解はありません。人それぞれの見方によるものです。

ただし武者さんが、仮に特定のキャラに、自分のネガティブな部分を見出すのが原因で嫌っていたとしても、この人は「歴史系ライター」です。そのライターが書く「大河コラム」であれば、あらすじや登場人物にもっと中立的な見方が求められるはずです。

しかしこの大河コラムは、その点においてあまり改善されていないように見受けられます。それを考えると、やはり投影が原因で特定の大河やその登場人物を嫌っているようにも見えますし、あるいは、敢えてネガティブまたはポジティブに書くのが、そもそもの方針なのかとも思えてしまいます。

あとこちらも何度か引き合いに出していますが、中尾亘孝氏の文章も似たものを感じます。こちらも特定の人物やチーム、特に平尾誠二氏や神戸製鋼に対して批判的となっています。しかし中尾氏が批判する平尾氏の言動は、どうも中尾氏自身のそれにいくらかダブると思われます。

1990年代半ば以降の中尾氏の平尾氏叩きは、この両者に、どこか似通ったものがあるからではなかったのかと思う所以でもあります。先に『武将ジャパン』を引き合いに出していますが、こちらの方が寧ろ個人対個人の構図である分、わかりやすいと言えるかも知れません。近い内にその当時の著書から、それに該当する部分をピックアップできればと思います。
(2023年4月9日加筆修正)


飲み物-ウイスキーストレート
[ 2023/04/08 01:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

レントとバラ色の主日と復活祭

東日本大震災からもう12年ですね。これに関しては、いずれラグビー関連で書きたいと思います。

さてキリスト教では、現在レントの真っ最中です。クリスマス前のアドベント同様、復活祭前にはレントという節制の時期が来ることになっています。尚同じくキリスト教で重要な祭日であるペンテコステは、復活祭から50日後です。

ところでこのレントですが、折り返しの日曜日を喜びの主日とかバラ色の主日と呼びます。このバラ色というのは、カトリックなどの司祭がバラ色の祭服を身に着けることにちなんだとされています。今年は3月19日です。尚バラ色の祭服を司祭が身に着けるのは、アドベント期間中の第3日曜日も同じです。

その他にもこの日は、イギリスでは母の日となっています。普通アメリカ、もちろん日本でも母の日は5月の第2日曜日ですが、イギリスは今でもこの日が母の日で、シムネルケーキと呼ばれる、ドライフルーツを入れて焼き、丸めたマジパンでデコレーションを施したケーキを食べる習慣があります。

この後レントの期間は進み、2023年の場合は4月の2日から受難週(聖週間)に入ります。この時期の節制が一番重視されると言われています。

またこの受難週最初の日はパーム・サンデー(棕櫚の主日)ですが、イエス・キリストがエルサレムに入城する際に、棕櫚の葉を敷いたことに由来します。棕櫚の葉を信徒に分け与える教会もあります。

そして4月9日に復活祭、イースター・サンデーを迎えます。復活祭は春分の日の後の、初めての満月の次の日曜と決められています。数日前が満月でしたが、その次にまた満月が上れば、復活祭近しと言うわけです。

復活祭と言えば『ピーナツ』で、スヌーピーがイースター・エッグを隠して回る場面を思い出します。またこの頃、バーバリアンズ(ラグビーの選抜チームの一種、決まったグラウンドとクラブハウスを持たない)のイースターツアーが行われます。『イースター・パレード』などという映画もありますね。

飲み物-キャンドルとワイングラス
[ 2023/03/12 01:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『舞いあがれ!』第23週「飛躍のチャンス」第4話&第5話

第23週第4話(第110回)と第5話(第111回)です。


第110回
瀧本の勤務先のメーカーは海外に販売網があり、しかも地元と密着した商品は売れると言う。ランプ1個を1万円程度で売ると言う瀧本に、それでは利益が出ない、せめて3万円程度にと持ち掛ける純。瀧本はマーケティングの知識を基に値段を設定していると言うが、舞は職人の技術を安売りしたくないと言う。

技術の価値は理解しているから、デザインパンチングは仙波で、他は中国の工場に発注すると言う瀧本。そうすれば安く大量生産ができるのだった。舞は反対するが仙波は悪い話やない、形になったのはこんねくとのお蔭だが、販売は瀧本に任せた方が、自分とこの技術をわかって貰えるのではないかと言う。瀧本は仙波の工場を見学しており、その技術は買っていた。

だからこそ自社の販売ルートに乗せて、多くの人にこの技術を知ってほしいと主張する。その後純は仙波に直談判しようとする。このままではこんねくとも我妻も、ランプの権利を奪われると息巻く純。一方舞は、大手と取り引きできるのだがら仙波に取ってはチャンスだと考える。いわば仙波の技術の知名度が上がるのである。しかし純は最終判断は任せるが、社長なら自分の会社のことを考えて、この1か月の努力が無駄になると言う。

舞と純は我妻に謝る。販売権を譲ってしまうんか、あきれたお人よしやなと我妻は不機嫌だった。自分は試作しただけだが、結局仙波んとこだけが得する話だと不満を洩らす我妻に、舞は町工場の利益になる仕事がしたい、だから仙波のチャンスを潰したくないと釈明するが、我妻は
「それは、あんたらがやろうとしてたことと違うのとちゃうか」
と言い、新しいことをやると言うから付き合うたのに、何も変わらへんわと言って出て行く。

舞はめぐみにランプのことを聞かれ、瀧本が販売と生産を引き受けて譲ったことを打ち明け、自分たちにもっと実績があったら任せて貰えたかもしれないとかこつ。めぐみは信用は簡単に手に入らない、長年の積み重ねが必要と言い、その後舞はノーサイドで純に、我妻にももう一度リクエストを出し、色んな工場にも行ってみると言う。純も次はターゲットを明確にした商品を作って、ちゃんと売ろうと言う。

その時カウンターで、道子が「はあ?」と声を出す。カウンターには佳晴が座っていた。佳晴が回りくどい言い方をするため、道子ははっきり言いやと言い、佳晴はついに思っていたことを口にする。
「結婚せえへんか」
驚く道子に、津田さんみたいにしっかりした人と一緒になったら、久留美も安心で老後も安泰と言う佳晴。しかし道子は佳晴に帰るように告げ、誰があんたの家政婦になんねんと不満げに言う。

その後うめづでしょげていた佳晴に久留美が話しかける。
「お父ちゃん、何やらかしたん」
佳晴はプロポーズしたこと、そして一緒になったら老後も久留美も安心やとか、まあそんな感じのと言い、久留美は呆れたように、そんなん誰でも断るわ、養ってくださいと言うたようなもんと言う。そばには舞もいた。

落ち込まんとき、当たって砕けろがラガーマンやと雪乃は言い、砕けろは余計やろがと勝が窘める。無論佳晴も、道子と一緒にいて楽しいのは事実だった。そんな佳晴に舞は、もう1回ちゃんと話すように勧める。気乗りがしない佳晴。その数日後、舞は我妻の工場を訪ね、こんねくとに戻ってくる。我妻の言うことを、舞は色々メモって来たようだった。そこへ佳晴がやって来る。


第111回
佳晴は道子との件で、舞にアドバイスを求めに来たのだった。恋愛相談所ではないと呆れる純。さらに佳晴は指輪を作ってほしいと言う。道子は金属アレルギーのため、特別な指輪を作って渡し、正直な気持ちをぶつけたいと佳晴は言う。何とかしてみますと言う舞は舞は我妻に、チタンで指輪を作ってほしいとデザインを見せる。チタンは空気に触れると酸化被膜ができるため、汗で金属が溶けることで、アレルギーが出る心配はなかった。

他のアクセサリーの注文も来ていた。これが実現すれば、喜んでくれる人がいっぱいいると思うと舞。あんたらアイデアだけは毎回ええなあと我妻は言い、この前みたいなことにはならへんやろなと念を押す。そして我妻はええとこ目ぇつけたと思うでといい、指輪とアクセサリーの製作を請け負う。しかし指輪の納期は2週間後と聞き、我妻はむちゃ言うなと驚く。

ターゲットに合わせて、応用の利くデザインを模索する舞と純。しかし我妻からはダメ出しをされる。その頃佳晴はプロポーズの言葉を考えていた。そこに入って来た久留美は何か怪しいと思い、隙を突いて佳晴の言葉を読み上げる。それにはこうあった。
「津田さん、見てください。ドーベルマン望月の復活です」

佳晴は現役時代の自分に近づこうと思い、ランニングをしていた。今更無理やてと笑いながら言う久留美に、お父ちゃんの本気証明したるわいと佳晴。そして彼の運命の日が来る。ノーサイドの前で佳晴を待っていた舞と久留美に、我妻が走って来てできあがった指輪を渡す。するとそこへ、現役時代のジャージーと短パンを身につけた佳晴が現れる。
「俺の勝負服や。これしかあらへん」

舞は指輪が入った紙袋を、佳晴に手渡す。あんたか、頑張りやと佳晴の肩を叩く我妻。いきなり入って来た佳晴の格好に道子は驚き、閉店時間やでと言うが、佳晴は構わずにプロポーズの文句を読み上げる。ドーベルマン望月の復活ですのくだりで、ブルドッグやんかと道子。しかし文句に一々道子が突っ込むため、佳晴は読み上げるのをやめ、自分の言葉で語り始める。

「何もかもうまく行かんかった時に、ドーベルマン言うてくれたんはあんただけやった。あんたと話してる時は、しんどいこと全部忘れられた」
そして道子が原動力になってくれたと話し、その前のプロポーズのことを謝る。さらにあんたのことが好っきやと言って指輪を差し出す。道子は着けられへんと言うが、あんたでも着けられるんやと佳晴は道子の前にひざまずく。

どうしても今日渡したいと言う佳晴に、今日は何の日かと道子は尋ねる。道子はわざととぼけるが、誕生日やろと佳晴に言われ、手を差し出す。佳晴は道子の左手の薬指に指輪を嵌め、結婚してくださいと言う。道子はそれを受け入れ、そして言う。
「無理にドーベルマンにならんかてええねん、今のあんたが面白い」
佳晴は道子を肩に担ぐ。舞も久留美もそれを見て喜ぶ。

チタンのアクセサリーは好評で、注文のメールがたくさん入っていた。礼を言われて照れるやんと我妻。そして我妻も含め、工場の経営者たちとの飲み会がうめづで開かれる。経営者たちからも舞の熱心さは好評で、また勝も「こんねくと」をアレンジした新作を振舞う。そんなある日、舞はデラシネを訪れる。実は妊娠していたのである。


ここまで観て来て思うのですが、前半部分は舞の試行錯誤と、それを克服する様子が描かれていて面白かったと思います。

しかし後半になると、彼女が工場同士をつなげるという名目(それはそれでいいと思いますが)で、色々なことに首を突っ込んで行き、しかも、自分たちでビジネスを立ち上げることにつきもののシビアさが、予想外に描かれていない印象を受けました。来週は舞の妊娠と出産のようですが、最終回に向けて、ちょっとばたばたとことが進んで行っている感もありますね。

私が思うには、主人公はめぐみでもよかったかと思います。大学を中退して浩太と結婚し、子供が2人生まれて夫と共に工場を支え、娘(舞)を連れて十何年振りかに五島に残して来た母親と再会し、夫浩太に死に別れ、自分と舞とで工場を建て直す姿は、正に朝ドラのヒロインでしょう。

それからめぐみが母祥子を五島に残して東大阪へ行くのは、逆に東大阪に父佳晴を残して長崎へ行こうとする、久留美の姿ともだぶるものがあります。

それから佳晴。あのジャージーだと80年代頃の現役選手ですね。まだ衿がある時代で、ノーサイドの制服のジャージーもそれを受けついでいるようです。

台衿つきは、イングランドとか北半球の国のジャージーに多かった印象があります。一方南半球のカンタベリー、今も日本代表にジャージーを提供していますが、こちらは開襟型のジャージーが特徴です。尤も今は、殆どが衿なしのジャージーとなりました。

舞のランプの件と佳晴のプロポーズの件、失敗と再起という流れで共通点を持たせているのでしょうが、どうも佳晴の方がかなり切実であると言えそうです。

それにしても、ノーサイドの隣は「バー タイガー」だったのですね。
(2023年3月11日加筆修正)


飲み物-コーヒーとケーキと生クリーム
[ 2023/03/11 01:45 ] 朝ドラ | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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