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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  シャーロック・ホームズ

ノートン先生とアドラー先生とホームズ

パペットホームズ関連で、この人物だけはそう詳しく書いていませんでした。ということで今更感もありますが、一応書いてみます。この美術のノートン先生、言うまでもなく『ボヘミアの醜聞』のゴドフリー・ノートンをモデルにしていますが、ビートン校の先生たちの中では、比較的ホームズとは馴染みが薄い先生です。そもそも、彼女である保険教諭のアイリーン・アドラー先生が、このホームズと親しげにしていること、ホームズ自身のいわば探偵ごっこが気に入らないことが、理由として挙げられます。ノートン先生は正にその『ボヘミアの醜聞』が原作の、「困った校長先生の冒険」でホームズと出会いますが、実際にホームズの捜査に関わるのは、「赤毛クラブの冒険」(赤毛クラブの部長であるはずのダンカン・ロスが、実は美術クラブの部員であるため)と「青いシロクマの冒険」ですが、どちらもサブタイに色がついているところが、美術教師絡みの事件であることを思わせます。

Godfrey Norton
(『シャーロック ホームズ』冒険ファンブックより)

しかし後者の「青いシロクマの冒険」、これはノートン先生自身が事件に関わっていました。順を追って行くと、

アーチャー寮の生徒で女番長のイザドラ・クラインが、ホームズたちの部屋、即ちベイカー寮221Bの前にぬいぐるみを置く
それをノートン先生が目撃し、声をかけるがイザドラは逃げて行ってしまう
ノートン先生は、アドラー先生の誕生日にそのぬいぐるみをプレゼントするが、突き返され、その後学校のバザーに出してしまう
アーチャー寮のインド人留学生アブドラがそれを手に入れるが、彼の目的はそのぬいぐるみをヨガ用のクッションに使うことだった
しかしアブドラが寮の屋根でヨガをしていた時に、そのぬいぐるみが落ちてしまい、「赤毛クラブの冒険」にも出て来たジェイベズ・ウィルソンがそれを拾うが、イザドラの手下のガルシアとヘンダーソンに追いかけられ、ホームズたちに助けを求める

ということで、ホームズがそれを逆に辿って行った結果、イザドラがワトソンへのラブレターを忍ばせたぬいぐるみだと言うことがわかります。そのラブレターを読まれては大変と、イザドラが必死になって探していたわけです。
しかし生徒から没収したのを、彼女の誕生日のプレゼントにしたり、バザーに出したりというのもどうかとは思いますが…尚ノートン先生は、ホームズが学校を去る日にはアドラー先生共々不在でした。そのような中、ホームズ自身は去り際にアドラー先生の幻を見ます。しかし当然というか、ノートン先生のことは頭の中にはなかったようです。

このホームズとアドラー先生の関係について、少年が大人になるための試練という投稿で書いています。最早幼くもなく、かと言って大人でもない(これはホームズがシリーズの最初に「(自分は)子供じゃない」と言い、最終回で「子供だ」と言う辺りによく表れています)少年と、『ピノキオの冒険』などに見られる、母を模した、しかし必ずしも優しいだけではない女性の存在についてのものです(尚その時々の投稿で、『ピノキオの冒険』の妖精の解釈がいくらか違うことを、ここでお断りしておきます)。ともあれ、このアドラー先生の幻というのはかなり暗示的です。この時一度退学したホームズは、やはり退校処分で社会人となったジェファーソン・ホープに迎えられて、大人の世界へ旅立ちますが、もう一度アドラー先生のいる世界に戻ることはあるのでしょうか。それは三谷氏次第となるのかもしれませんが、どのような心理状態で戻るのかを描いてほしいなとは思います。

[ 2020/05/06 00:45 ] パペットホームズ | TB(-) | CM(0)

国盗り物語-5

征夷大将軍となった義昭は、信長に不信の目を向けるようになります。既に義昭は石山本願寺やそれを後押しする毛利などの、信長包囲網を当てにしており、さらに越前、甲斐、越後なども信長を敵視していました。また葛籠重蔵と、下柘植次郎左衛門の娘木さるも信長の敵である一方、雑賀宗の指導者である孫市は、信長に鉄砲演武を披露し、信長は改めて鉄砲の重要性を悟ることになります。その信長は、朝倉義景との金ヶ崎の戦いの陣中で、義弟浅井長政の裏切りを知り、徹底抗戦を唱える家臣たちを尻目に退却を図ります。

この退却のしんがりは、木下藤吉郎が務めることになりました。朝倉軍を鉄砲で撃破する孫市、そしてこの当時藤吉郎に仕えていた山内一豊も、深手を負いながらなんとか戦列を離れます。また退却を始めていた光秀、そして徳川家康は、木下や雑賀に味方し、朝倉の進撃を食い止めました。満身創痍で帰った一豊は、妻千代に励まされ、さらなる夢を抱きます。しかしその頃石山本願寺が立ち上がり、信長は家臣を連れて上洛します。この本願寺の動きの裏には、どうやら義昭が絡んでいるようです。

信長は義昭の臣でもある光秀から、いざとなれば義昭は足利の旗を立てて織田に加勢すると明言したことを聞き、明朝の摂津への出陣に間に合わせるように命じます。無論幕府方の宮部中務少輔はこれを拒否し、将軍の出陣は有職故実を調べてからとその場しのぎを試みますが、光秀はいきなり脇差を抜いて中務に襲い掛かります。しかしそれは竹光でした。流石に義昭は、竹べらでは死罪にできぬと言い、出陣を決めます。この本願寺との戦では、信長の妹を妻にと所望した挙句、偽の女性をめとることになった孫市が、反織田同盟の侍大将として参加していました。

朝倉・浅井勢は比叡山延暦寺と同盟します。そして信長は久々に美濃に戻って、雪見酒を楽しんでいました。久々の夫の帰館を喜ぶ濃姫に、信長は自分が京を手中に収めたら、いつか京に連れて行ってやると言います。しかしその前に、落とさねばならぬ城が近江にあるとも信長は言います。小谷城かと問う濃姫に、その城は多くの国に権力を伸ばし、守るは僧形の無頼と信長は答えます。つまり延暦寺のことでした。これに関しては、延暦寺のすべてを破壊すると主張する信長と、よからぬ僧を追い出すのみでことを済ませたいとする光秀の間で意見が対立します。

結局延暦寺は焼かれ、僧は皆殺しにされました。その後信長は光秀を近江坂本の城主とし、築城を命じます。光秀に取っても、これは心躍るものがありました。城の設計を従弟の光春に説明しているところへ、妻のお槇が娘のお静とお玉を伴って現れます。一方で義昭は、武田晴信が上洛することを知り、信長を叩きのめせると大喜びです。無論信長も家康に兵を与え、武田と戦わせる手筈を整えますが、それを屋根裏から重蔵がのぞいていました。家康は三方ヶ原の戦いで敗退しますが、これで自分は臆病者と言われなくなったと家臣に伝えます。

***********************

足利義昭が徐々に色気を出し始めます。実際この時期、信長包囲網が着々と敷かれており、朝倉と浅井の連合軍を始め、石山本願寺や毛利などもそれに加担していました。浅井が裏切ったことに気づいた信長は、戦を捨てるような格好で単身帰国します。金ヶ崎の退き口とも呼ばれる戦いです。これで山内一豊が重傷を負い、味方に担がれる格好で帰るところは『功名が辻』でももちろん描かれています。また紀州の雑賀孫市が鉄砲演武を披露します。扇を次々と射落として行く鉄砲の威力は、この新兵器への信頼をいやが上にも高めて行きます。

信長もまた、義昭への不信感を募らせるようになります。本願寺立つの陰に義昭の存在を疑う信長は、光秀に、義昭への出陣要請を命じ、これに中務という幕臣が難色を示します。この中務は幕臣であることを如何にも笠に着たような、小物臭のする人物なのですが、光秀はわざと竹べらの脇差を抜いて彼を脅し、しかも真剣でないため罪にはならないといううまい方法を採ります。しかしその反面、信長の妹を妻に欲しがった孫市は、偽の姫をあてがわれ、反織田同盟に走ることになります。この孫市は元々、藤吉郎と交流があったようです。

そして信長の正に野望とも言うべき、延暦寺の焼き討ちが登場します。この件に関しては、信長と光秀という、異なる見解を持つ者同士の考えが衝突し、信長は光秀を泥の中に転がすまでに至ります。ただし焼き討ちそのものに関しては、近年の研究から、すべての建築物が焼かれたわけではないという説が出ており、しかも光秀も攻撃の準備を進めていたことが明らかになっています。そしてまた光秀も、焼き討ち後はこの地域を支配することになり、城を建てるという夢をかなえます。

ところで、この中で終盤に向けての伏線と思われるシーンがいくつか登場します。
  • 信長が、自分が京を手中に収めれば、濃姫を京に連れて行くと言っているが、原作を読む限り、濃姫を京に連れて行ったのは、本能寺の変の前が最初で最後
  • 光秀が城の様子を光春に説明しているが、そこへ娘、お静とお玉が出て来る。このお静は荒木村次(村重の嫡男)の正室であったが離縁され、光春の妻となって、本能寺の変後夫と共にこの坂本城で亡くなっている。お玉は細川家に嫁ぎ、本能寺の変後は一旦離縁されている
  • 光秀の「竹べら」は、後年彼が槍で暗殺される小栗栖の竹林を意識したものか

またお槇が立ち聞きをしていますが、大河(朝ドラも)にはよくあることです。

葛籠重蔵を演じる露口茂さん、グラナダ版ホームズを演じたジェレミー・ブレットの声を担当していただけあって、あのシリーズの様々なシーンがだぶってしまいます。そして近藤正臣さん、この後も大河に何本か出演していますが、老獪さを漂わせるようになったのは『太平記』からでしょうか。『真田丸』の本多正信もそうですが、『龍馬伝』の容堂公も忘れられません。ちなみに『功名が辻』では細川幽斎役でしたね。松坂慶子さんも大河出演が多いのですが、『まんぷく』の「武士の娘」もまだ記憶に新しいです。そういえば、『龍馬伝』と『まんぷく』の脚本は同じ福田靖氏でした。あと寺尾聡さん、これが「最初の」家康としての出演です。(2度目は『軍師官兵衛』)

飲み物-ショートカクテル

[ 2020/04/20 00:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

杉下右京の花の里そしてホームズのパイプ

『相棒』シーズン18の最終回。杉下右京がスランプで、推理力減退症候群と言われてしまいます。これには「花の里」の不在が絡んでおり、甲斐峯秋が新しい店を紹介してくれて、最後はその店の女将と杉下、冠城の揃い踏みで幕を閉じます。

このシーズン18は特に、花の里に代わる存在と風間楓子にいくらか注目していましたが、前者の方は最終回になって解決されたようです。その前から、陣川公平が杉下と冠城を連れて行った「青びょうたん」だの、久々登場のヒロコママの店だのが登場していたこともあり、そろそろ出て来る頃かなと思っていたところです。ちなみに甲斐峯秋は、花の里は杉下右京に取って、ホームズのパイプのような物だと言います。

ところでそのホームズのパイプ、これはその名もずばりホームズのパイプ/Holmes' pipesという投稿で書いていますが、所謂ディアストーカーにインバネスで、大きなパイプをくわえるホームズのイメージが定着したのは、かなり後になってからです。この大きなパイプはキャラバッシュと呼ばれ、ホームズが活躍した当時はまだ存在せず、代わりにブライアーという、灌木でできたパイプが主流でした。キャラバッシュを使うようになったのは、後年ホームズのシリーズが舞台化された時に、パイプを目立たせる狙いがあったからといわれています。

Calabash-pipe.jpg


尚パペットホームズでは「ピロピロ笛」、つまり吹き戻しがパイプの代わりです。ホームズが落ち着いて考え事をしたい時に、この吹き戻しを吹く設定になっています。

『相棒』に戻りますが、杉下右京は、花の里の初代女将である宮部たまきが店を閉めた後も、今回のようなスランプ状態に陥っています。ちょうと神戸尊とコンビを組んでいた頃です。その後月本幸子がこの店を紹介され、二代目女将としてシーズン17まで登場しました。しかし私としては、彼に取ってのこの店の存在は、ホームズに取ってのパイプというよりは、「ハドソン夫人の料理」のような物だというイメージを抱いていたのですが。

それからスカイラインの冠城亘バージョン60秒完全版が、期間限定で配信中です。

飲み物-ホットウイスキー
[ 2020/03/20 00:30 ] ドラマ 相棒 | TB(-) | CM(0)

気づいたことあれこれ16

それからここのところお休みしていた、気づいたことあれこれ。まずラグビーです。最初は残念なニュース、日野レッドドルフィンズのジョエル・エバーソン選手がコカイン所持で逮捕です。

トップリーグ日野エバーソン、コカイン陽性で逮捕
(日刊スポーツ)

日野はトップリーグが再開された場合でも、活動を無期限停止とするとのことです。もしここが新リーグ加入を考えていた場合、ハードルが高くなりそうです。
一方でコロナウイルス対策のため、プロ野球とJリーグがタッグを組むことになり、ラグビーもオブザーバーとして参加しています。

プロ野球、3・20開幕延期検討…Jリーグ&ラグビーと共闘 無観客開幕も選択肢
(サンケイスポーツ)

そしてCMのお知らせ。パナソニックのCMに、これは当然というべきか、ワイルドナイツの堀江、稲垣、福岡そして松田の4選手が出演です。

ラグビー稲垣選手ら、新CMで宅配ボックスを叩くONE TEAMパフォーマンス披露!
(AdverTimes)

他にも幕末薩摩藩関連で、小松帯刀の琵琶や御花畑屋敷について書こうと思いつつ、先送りになっているので、何とかしたいところです。尚小松帯刀については、以前こういう投稿をしています。

西郷どんの歴史的背景25-小松帯刀が愛した薩摩琵琶

また『西郷どん』公式アカウントのこういうツイートもあります。
西郷どん薩摩琵琶ツイート

この琵琶に関しては、こちらにも解説があります。
(文化デジタルライブラリー)
これに加えて、坂本龍馬薩摩藩士説も最近出ていますので、それについてももう少し調べたいところです。

それからホームズ関連で書きたいこともあるのですが、これも最近やけに大河に力を入れていたため、延び延びになっています。調整しようと考えています。『ミス・シャーロック』も未投稿分がありますので。

飲み物-ブラウンエール
[ 2020/03/06 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『相棒』に見るシャーロック・ホームズ

先日放送された『相棒』の、「善悪の彼岸」関連エピ(2週連続放送)で、マリア・モースタンという女性が登場します。しかも彼女は、自分の国(イギリス)では、マリアでなくメアリーだと言っており、どう考えてもホームズ正典の『四つの署名』に登場する、メアリー・モースタンにちなんだものです。そもそもこのエピ自体、かのスコットランド・ヤードの元警部である南井十(みない つなし)が登場しており、ロンドンでの殺人事件を模倣した部分もあることから、ホームズ色が強く、ストーリー自体は『緋色の研究』も踏まえているようです。

元々これは、前々シーズンの「倫敦からの客人」、前シーズンの「倫敦からの刺客」の続きで、南井十の集大成ともいえるもので、前の2作で起こった殺人事件の実態が明らかになって行きます。また南井はこの中で、加齢による脳の障害を患っており、そのため感情の抑制が不可能になったり、記憶が失われたりして行きます。これらの障害も、ジェファーソン・ホープの大動脈瘤を模したものと考えられなくもありません。さらにロイロットという男性が登場しますが、これも『まだらの紐』のグリムズビー・ロイロットからのものでしょう。

『緋色の研究』関連では、2015年元旦に放送された「ストレイシープ」もまた然りです。これも「善悪の彼岸」同様、紅茶に毒を入れるシーンが出て来ます。この場合のホープ的存在は「犯罪の神様」と呼ばれる飛城雄一で、練炭自殺の希望者を募り、富士の樹海でやはり自殺のために訪れた、新井亮一に動脈瘤のことを打ち明けます。この新井と、杉下右京と面識があった西田悟己とが、結局練炭を焚いていたテントから逃れ出て、後に新井は悟己を、その悟己は杉下を愛するようになるのですが、これに関しては別に投稿しています

飲み物-シャンパン2
[ 2020/02/09 23:30 ] ドラマ 相棒 | TB(-) | CM(0)

清盛とホームズ

まず大河『平清盛』に関して。私はリアルタイムで観ていないため、後でDVDで観たのですが、この作品には確かに従来とは異なった演出方法がありました。それもまた観る観ないで二分された一因かと思います。ただ合戦の描写などはそこそこ納得できるものでした-平治の乱が、『花燃ゆ』の大田絵堂の戦い同様、冬でなく夏になっていましたが。

あと後白河法皇を演じた松田翔太さんが当時20代後半で、老けメイクを施しても、今一つ50代の法皇の雰囲気ではなかったのは惜しいところでした。さらにこの作品は、和歌が出て来るシーンが何度かありましたが、それが如何にも和歌風なフォントで、しかもカラー文字で登場したのには、やや違和感を覚えもしました。

同時期に放送されていたBBC『SHERLOCK』でも、メールの本文(日本語版)を字幕で出す場合に、確か似たような手法が使われていましたが、個人的には、こういうやり方にはあまり同意できませんでした。尚この『SHERLOCK』も第2シーズンまでは楽しめましたが、その後本来の謎解きがやや薄れた感があるのに加え、メディアがやたらに取り上げたことへの反発もあって、結局最終シーズンは観ないままでした。

今でも好きなのはグラナダ版、あるいは三谷幸喜氏の人形劇(パペットホームズ)や映画『ミスター・ホームズ』であったりするので、どちらかといえば「シャーロック」より「ホームズ」を重視しているのかもしれません。ただ『ミス・シャーロック』は好きでした。日本人女性のバディ物と言う、ホームズ関連では異色の存在というせいもあるでしょう。

フジ系の『シャーロック』に関しても、関連投稿で書いているように、BBC版同様どこか原作を意識させられている部分はありましたし、ちょっと凝り過ぎではないかと思われるところもありました。これも前に書いてはいますが、以前日テレ系列で放送されていて、リアルタイムで何度か観た『臨床犯罪学者・火村英生の推理』の方が、私としては受け入れられるようにな気がしました。

有体を言ってしまえば、この主人公2人(火村とアリス)も結構ホムワト的な存在ではあるのですが、原作はもちろんホムワトではなく、あくまでも有栖川有栖氏の作品となっています。まあ広い意味で言えば、『ガリレオ』も『相棒』も、人物設定はいくらかホムワト的ではあるのですが、ストーリーを多少それらしき物にとどめるのか、あるいはホムワトのパスティーシュ的な物として制作するのか、また後者の場合、時代背景その他をどう動かすかで、受け止める物に多少の違いは出て来るでしょう。

何やら無理やり『平清盛』からホームズ関連にシフトさせた感が無きにしも非ずです。敢えて共通点を探すとすれば、『平清盛』で重盛を演じた窪田正孝さんが、『火村英生の推理』ではアリスこと有栖川有栖を演じていたという点でしょうか。

飲み物-ホットココア
[ 2020/01/23 01:00 ] ドラマ | TB(-) | CM(0)

書きたいことあれこれ

まず今年の大河についてですが、実は録画はしているものの、都合でまだ観ていません。従ってあらすじや感想なども、どのようにするかはまだ決まっていません。これは観続けられそうだと思ったら、あらすじそして感想を例年(昨年を除く)のようにアップするつもりですが、取りあえず3回ほどは様子見といった感じになりそうです。いくらか慎重になっているかも知れませんが、昨年の例があるので、最初から本格的にやるべきなのかどうかは、ちょっと考えてしまいます。無論、昨年とはコンセプトも時代設定も異なる大河ではありますが。

ところで今年の大河は、オリンピックそしてパラリンピックによる中断があるため、45回に満たないのではと読んだことがあります。始まるのが既に2週間遅れですからね。こういうのを見るにつけ、やはり大河は半年単位でいいのではと思うこともあります。そもそも『いだてん』のようなオリンピックがテーマのドラマは、今年の1月から6月まで放送して、オリンピックを盛り上げるという手もあったはずなのですが(無論時代が飛ぶとか、落語が入るとかいうのはなしで)。大体において日曜日のゴールデンタイムというのは、裏番組も視聴率を狙って来るわけですから、1年間同じテーマで持ってくるというより、その時々で融通が利く番組も検討されてしかるべきでしょう。その意味でも1年間の大河と言うのは、NHKが裏番組を気にせずに済んだ、いわば民放に対して優勢を誇っていた時代の名残りなのだなとも思えます。

それから今年に入って、『相棒』のあらすじが滞っています。これは後程書ければと思います。新春スペシャルは地下駐車場でテロが起こるわけですが、これはその後の事件のいわば前振りでした。それから2013年公開の『相棒シリーズ X DAY』、これはイタミン+岩月彬という、如何にも噛み合わなさそうな雰囲気の2人が主役のスピンオフです。この岩月を演じているのが田中圭さんというわけですね。そして、何といってもかの青木年男の受難もあります。

『相棒』ではありませんが、ホームズ関係がパペットホームズを含め、ちょっとご無沙汰になっていますので、そろそろまたアップしようと考えています。ホームズ関連は色々と本も出ていますので、それぞれの情報を紹介するという形で書ければと考えています。特に最近は、舞台を江戸時代に置き換えた物もありますし、私は観ていませんが『歌舞伎町シャーロック』などもあります。そのホームズを連想させる『応天の門』、これもまたしかりです。

それから今まで、大河関係を月曜日または火曜日に投稿していましたが、今後は月曜日がラグビー、週の半ばが大河という形になるかも知れません。今年はスーパーラグビー最後の年でもあり、新リーグの話題も出て来ていて、しかもホームユニオン勢と当たることもあって、あれこれ書きたいことが出て来そうです。全体的にラグビーの比重が高くなりそうですが、しかしトップリーグであれスーパーラグビーであれ、なかなか全試合観られないのが残念ではあります。

飲み物-コーヒーカクテル
[ 2020/01/20 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『臨床犯罪学者 火村英生の推理』

『シャーロック』、そして『相棒』関連投稿でも書いていますが、『臨床犯罪学者 火村英生の推理』に関して。以前日テレ系列で放送されたシリーズで、現在このDVDを観返しています。こちらはホームズのアレンジ作品とはまた違いますが、全体的にそれらしさを漂わせるものがあります。主人公の火村英生は、京都のとある大学で犯罪社会学を研究しており、研究のために殺人現場に首を突っ込みます。

彼の相棒的存在は推理作家の有栖川有栖で、この辺りはホームズ&ワトソンコンビを彷彿とさせますし、実際ドラマの中でそのように語っているシーンもあります。『シャーロック』も、こういう設定の方がよかったのではないかと思うのですが…。無論この有栖川は原作者の名前ではありますが、作者とはキャラが随分違うとのことです。なおこの有栖川は大阪育ちということもあり、火村と違って普段は関西弁で喋ります。他に関西弁を使うのは鍋島警部と、火村の下宿の主人である篠宮時枝です。

原作そのものは作家アリスシリーズ(他に学生アリスシリーズもあり)で、もちろんドラマに合わせて改変されている部分もあります。たとえば原作では大阪が舞台ですが、ドラマでは京都になっているし、ドラマで火村が口にする「この犯罪は美しくない」は原作には登場しません。あとドラマでは、「シャングリラ十字軍」がかなり関与しているという設定になっています。

第9回で嵯峨信人といった売れない作家が、このシャングリラ十字軍に潜入しますが、この役を演じているのが野間口徹さんです。野間口さんというと、どうも『相棒』の北一幸を思い出します。それはともかく、このシリーズ以外にもアナザーストーリーあり、2019年制作版ありなのですが、DVDは出ていません。確かHuluでやっていて、その後日テレでも放送されています。

実はこれ、視聴者からの続編制作希望の声が相次いだため、3年を経て復活したようです。尚最初のシーズンの最終回で、火村はホームズよろしく、シャングリラ十字軍のリーダー、諸星沙奈江と滝に飛び込んで行方不明になっています。

飲み物-お洒落なランプとウイスキーグラス
[ 2019/12/30 01:00 ] ドラマ | TB(-) | CM(0)

TVについて思うことあれこれ 2

まず先日の『相棒』関連の記述、一部修正しています。

『シャーロック』のスペシャルが今日放送されていたようですが、生憎観ていません。無料配信で観る可能性もありますが、ちょっと観ていて疲れるようになりました。無論それまでと違った趣向の捕物関連ドラマとして、過去には『古畑任三郎』がありましたし、『相棒』もたとえば捜査一課を主人公としないという点で、異色なドラマであったといえます。しかしこれらのドラマは、一応刑事ドラマにジャンル分けされる物であり、筋立ては様々ではあるものの、主人公が事件解決に向けて動くという点は同じで、もちろん彼らが警察関係の人物という点でも同じでした。

『ガリレオ』は『シャーロック』同様、主人公は警察関係者ではなく科学者で大学教授ですが、刑事である内海薫や岸谷美砂と同行する機会が多く、この2名に草薙俊平が絡む格好になっていました。こういう点から考えると、『シャーロック』は何度か書いたように原作探しの部分が大きな意味を持っており、その分純粋な捕物ドラマではないため、その部分に違和感を覚えるのでしょう。無論古畑でも相棒でもホームズ、あるいはコロンボ的な要素が下敷きになっているところはありますが、『シャーロック』の場合常に原作を意識させられているような印象があり、その部分がどこか負担に思われるのかもしれません。個人的には『ミス・シャーロック』の方がもう少しさらりと原作を混ぜていて、観易かったような気もします。

それとグラナダ版が好きな私としては、BBC版であれフジテレビの作品であれ、現代に舞台を移し替えた場合、どこかラフな雰囲気で、最初から変人臭さがあるのもちょっと気になります。本来ヴィクトリア朝の人物であるホームズは、家では仮によれよれの格好であっても、外に出る時や来客がある時は隙のない服装をしており、その姿とエキセントリックな言動のアンバランスさがまた魅力だったはずです。現代を舞台に置き換えることで、今時のITツールを使ったスピード感のあるホームズになったことは認めます。ただその一方で、原作やグラナダ版にあった何かが失われたのもまた事実かもしれません。『臨床犯罪学者 火村英生の推理』もどこか特徴のある主人公で、こちらは研究のために捜査に首を突っ込む人物でしたが、彼の相棒的人物が即ち作家ということで、かなりホームズ的な部分もありました。こちらは「TOKYOを、解け」ならぬ「KYOTOを、解け」ですが。

ところで先日の『相棒』、冠城亘+スカイラインのCMが流れていましたね。わざわざ「これはCMです」とお断りがありましたが…『相棒』そのものの知名度のなせる技でもあるのでしょう。

そして大河ドラマ関係ですが、『いだてん』の脚本担当の宮藤官九郎氏が視聴率に言及していたとのことです。しかし宮藤氏の脚本は、少なくともリアルタイムではそこまで視聴率はよくないと言われています。「視聴率では負けたくなかった」と語ったとのことですが、やはり視聴率は意識していたのでしょうか。ならば構成を変えるべきだったかなと思います。結局宮藤氏の今までとは違ったドラマ進行の在り方が、それまでの視聴者が離脱していった一因にはなっているでしょう。尚制作統括の訓覇圭氏は「ぶれることなく『いだてん』の世界を守り通せた」とのことですが、確かにぶれてはいません。しかしそのぶれなさもまた、大河の固定ファンが離れて行った一因ではあるのですが、その点をどう考えているのでしょうか。

大河ドラマというのは元々、それぞれの作品に接点がありません。全くないわけでもありませんが、基本的に1年放送すればそれでおしまいで、放送枠が日曜夜8時と決められているだけです。かつての民放の捕物帳や『鬼平犯科帳』のように、同じキャストで物語が何シリーズか続くわけではないのです。これは朝ドラにも同じことがいえますが、何だか勿体ない話だなと思えて仕方ありません。大河ファンというのは過去いくつもの作品を継続して観ているわけですから、そこに接点を作ることでまた違った価値が生まれるのではないでしょうか。

それからNHK総局長の木田幸紀氏が、来年の大河『麒麟がくる』について、「『いだてん』とはまったく内容の異なる、正攻法の戦国時代の大河ドラマ。多くの人に楽しんでもらえれば」と述べています。この「『いだてんとはまったく異なる』」「多くの人に楽しんでもらえれば」という言葉から、やっとというか、元々の大河ファンが何を求めているのかを理解したと受け取るべきでしょうか。しかし今までも、女性主人公の大河などが振るわなかったことを考えれば、大河は正攻法でいいのではないかということ位、察してしかるべきだったと思うのですが。

飲み物ーホットワインとくるみ
[ 2019/12/24 00:45 ] ドラマ | TB(-) | CM(0)

シャーロックそして相棒11

『シャーロック』最終回。元捜査二課の職員、市川利枝子をはじめとする4人の被告が拘置所から脱走します。看守も関与しているようで、内部に協力者がいると誉獅子雄は睨みます。そこへ獅子雄と若宮純一が住むベイカーハイツの大家が家賃の取り立てにやって来て、同居は禁止だと警告しますが、獅子雄は自分は友人だと言います。純一は数日中に払うと言いますが、獅子雄はもし払えなかったら自分のバイオリンを渡すと言い、さらに純一を友人と呼んで本人を嬉しがらせます。

その時拘置所からの脱走犯の氏名が判明します、その中に守谷壬三がいることがわかります。一方で江藤礼二は、何としてでも捕まえろと部下に命じますが、獅子雄は自分がいた方が早期解決できるのにと訝しげです。そして逃走中の看守月岡は警官から脚に銃弾を受け、病院に搬送されます。威嚇射撃をしなかったのか不思議に思った獅子雄は、純一に白衣を着せて、彼が入院している十益(トーマス)中央病院に潜入させます。どうやらこの件には守谷が絡んでいそうです。

その後脱走犯の1人である春日瞳が、宅配業者を装って元都知事の鵜飼の事務所に爆発物を届けます。これにより江藤は、犯人を殺しても構わないとさらに強硬な態度に出ます。グレこと小暮クミコも江藤にどこか違和感を覚えていました。また獅子雄と純一は鵜飼に会いますが、鵜飼は今まで作り上げて来たものが、一人の手によって失くされてしまうと言い、さらに獅子雄の兄万亀雄は、敢えて危険を冒そうとする弟に忠告を与えます。また月岡は病室で自殺しました。月岡は市川らを脱走させたことにより、娘の手術の費用を工面できていたのです。

その後レオが守谷の目撃情報を教え、2人は逃走犯の1人田中摩周を発見します。しかし田中は守谷の居場所に関しては口をつぐみます。しかしこの田中は殺され、その犯人も自殺してしまいます。やがて江藤はことの次第を獅子雄に伝えようとしますが、その時万亀雄が人質になったと画像付きのメールが届き、2人はバイクで現場に向かいます。江藤は獅子雄に「囮になってもらう」ことを決めて、車の中で小暮と張り込みます。その現場には利枝子がいて食事の用意をしていました。

利枝子は自分と手を組まないかと獅子雄に言います。しかしそこに警察が乗り込み、利枝子は再逮捕となりました。ところが今度は刑務所から服役囚2人と看守が1人脱走します。獅子雄は利枝子が与えたヒントにより、守谷がいる場所へと向かいますが、江藤とクミコから犯人隠避で逮捕すると言われ、実際純一は逮捕されます。しかしこれは純一を守るためでもありました。そして獅子雄はやっと守谷に会うことになります。

守谷は世界への復讐を言明し、勝負に出ようと言います。その後を追って来た純一が現場に到着した時は、最早2人の姿は見えず、海に飛び込んでいました。警察が捜索しても2人は見つからず遺体も上がらずのままで、純一はまた1人の生活に戻ります。

実は今回録画をし忘れていて、無料配信を観たうえでのざっとしたあらすじです。一口で言うならば、守谷が獅子雄をおびき寄せるために、随分手の込んだ仕掛けを考えたものだということです。しかもその仕掛けがやけに長いせいもあり、いよいよ守谷が出て来るシーンもどこか今一つといった印象がありました。何よりも思うのが、そもそも本物の守谷が、こういう形で顔出しするかどうか疑問であるということです。

では『相棒』です。冠城亘は、杉下右京の机の上にスーパーのチラシを見つけます。その日杉下は早めに帰宅しており、不審に思った冠城が後をつけたところ、女性と息子と思しき少年と一緒にスーパーから出て来て、夕食を作るという意外な光景を目にします。その少年は、杉下をパパと呼んでいました。翌日杉下は冠城の尾行に気づいており、これには理由があると言います。そこへ組対5課課長の角田六郎が入って来て、TVをつけます。ニュースで、組対四課が追っている密輸グループの物であろう、3億円相当の60キロの金塊が雑木林から発見されていたのです。

この金塊は足がつくのを恐れてか、指紋がついておらずシリアルナンバーもなしでした。そして角田は鑑識に忍び込んでいた青木年男を含め、杉下と冠城にも密輸について説明します。普通に輸入すると消費税がかかる金塊を運び屋に密輸させ、実行部隊が息のかかった貴金属店に持ち込み、その後転売して輸出することで消費税が還付される仕組みになっていたのです。この密輸グループのリーダーは目黒真也といいましたが、10日前を最後に行方不明になっていました。

一方杉下はパパと呼ばれている理由を冠城に説明します。杉下は、例の女性である桜井里美めがけて、ブロックが落ちて来たところに行き会います。里美はこれは別れた夫坂口の仕業だと言います。かつて里美は静岡で、再婚相手の坂口からDVを受けていました。元々執行猶予中だった坂口はこの件で逮捕され、里美と裕太は東京に引っ越すものの、その後坂口と思しき人物からメールや手紙が来るようになります。2人はDV等支援対象者となっており、個人情報が洩れることはないはずなのにこういう目に遭っており、そのため杉下が行動を共にするようになっていました。

さらに里美の息子裕太は、自分で作った秘密基地に遊びに行った時、殺人を目撃します。裕太は交番でその殺人の様子を、ダークネスデーモンが呪いの槍で人を殺すようだったと言い、実際にデーモンのカードを見せます。里美はそれを聞き入れず、悪い冗談を言っているのだと杉下に説明します。さらに母子が襲われた現場には防犯カメラもなく、敢えてそういう場所を選んでおり、しかも複数の犯人が絡んでいるように見えました。殺人が行われたのは園芸店の倉庫でしたが、鑑識が調べたところその痕跡は見つからず、ガセではないかと言われます。しかし一方で杉下は、裏山から腐葉土を見つけます。

冠城も小学2年生の裕太が証言するのは無理ではないかと考えていました。その時角田が現れ、東南アジアのフカヒレに金塊が隠されていると、ガセネタをつかまされたことを打ち明けます。さらにその後、目黒の死体が発見されます。腹部を均等に4か所刺された後、ブルーシートにくるまれて海に捨てられていました。また裕太が誘拐されそうになり、裕太を取り戻そうとした里美が頭を打って脳震盪を起こします。その場にいなかったことを悔やむ町田ですが、杉下は一計を案じて、下校時に学校の外で待つ町田に、裕太が早く帰ってカードを探しに行った、自分は行けないのでよろしくと頼みます。

その倉庫に刃物を持った怪しい人影が入って行きました。しかしそこにいたのは裕太ではなく冠城で、杉下もやって来ます。その男は禁輸グループの実行グループメンバー、篠原零士でした。裕太が殺人を目撃した時に落とした、ホーリ―エンジェルのカードを冠城は見せ、これで血液反応が出たら終わりだなと言います。裕太の言う呪いの槍とは4本爪フォークのことで、フード付きパーカを着た篠原は正にデーモンのようでした。しかも殺害はブルーシートの上で行われたので、痕跡が残らなかったのです。その後篠原の携帯から町田の携帯に電話を掛けた冠城は、町田の反応から、彼が篠原に情報を流したことを突き止めます。里美に一目惚れした町田は、里美を振り向かせようとストーカー行為をしていたのでした。

その行為を篠原に見られた町田は、里美と裕太母子の情報を流せと迫られ、しかも狙われていたのは里美でなく、殺人を目撃した裕太でした。杉下は、全国の警察官の信用を失ったと町田を叱責した後、この事件の元締の所へ冠城と向かいます。その元締とは、園芸店を営む高村修三でした。ここの倉庫の門のカギが壊れており、そのため裕太が忍び込んで秘密基地を作っていたのです。高村の店の腐葉土に目をつけた冠城は、問答無用で袋を切り裂き、中から金塊を取り出します。

この腐葉土は杉下が倉庫の裏で目にしたのと同じで、押収された金塊にも付着していました。例の3億円相当の金塊は、目黒が横取りしようとしたので、高村が篠原に殺害を命じたのでした。またその現場を見られた裕太も殺そうとします。殺した目黒、殺そうとした裕太のことをいずれも雑草と呼ぶ高村ですが、杉下はあなたは雑草につく害虫だ、本当なら今すぐ駆除してやりたいと怒りを露わにします。

事件解決後杉下は里美に、坂口は出所後真面目に働いていることを伝えます。また本当のパパにはなれないから、これからは君がママを守るようにと裕太に言い、参考のため借りていたダークネスデーモンと、新しいホーリーエンジェルのカードを渡し、母子と別れます。その後冠城は、意外と父親ぶりが似合っていたから再婚したらどうかと杉下に言いますが、杉下は、君こそそろそろ落ち着くようにとやり返します。

小学生の裕太が、金塊密輸グループの内輪もめによる殺人をたまたま目撃したことから、母の里美共々が危険な目に遭います。杉下右京が「パパ」になっていたのには、このようないきさつがありました。それに町田のストーキングが拍車をかけることになります。裕太が篠原をダークネスデーモンだと言ったのは、倉庫の中でライトを足元に置いての犯行だったため、あたかも怪物のように見えたことからですが、結構言い得て妙ではあります。しかしこの裕太君、2人の父親がDV癖があったせいか、小学2年生ながらママを守れないと嘆く殊勝な子です。

ところでこの両者の共通項として
  • 『シャーロック』で獅子雄が銃口を向ける江藤に「お前はそんなことはできない」と言いますが、1つ前の『相棒』で、冠城がテロを企む桝本に同じことを言っています
  • 同じく『シャーロック』で若宮純一を守るための逮捕が出て来ますが、『相棒』の1つ前の回で、准教の佳奈恵が教授を守るために、わざと保釈させないシーンがあります
  • いずれも最新回で、『シャーロック』ではTVニュースで守谷が脱走したことを獅子雄が知り、『相棒』では雑木林から金塊が見つかったことを角田が知ることになります
こういうところでしょうか。『シャーロック』の方は『最後の事件』絡み、『グロリア・スコット号』絡みであったのは確かなようです。

飲み物-ホットウイスキー
[ 2019/12/23 00:45 ] ドラマ | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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