fc2ブログ

ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  どうする家康

『鎌倉殿の13人』に関しての武将ジャパンの記事について思うこと 37

『武将ジャパン』大河コラム関連続き(4ページ目)です。今回は武者さんの文章(青文字)に意見を述べるやり方で行きます。

鎌倉殿の13人感想あらすじレビュー第15回「足固めの儀式」 - BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン) - 4ページ
https://bushoojapan.com/taiga/kamakura13/2022/04/18/167740/4

大河で学ぶ人間関係といった記事に関して、

では、なぜ、そういう記事が出るのでしょう。
需要あるところに供給あり――去年は渋沢栄一から『論語』を学び(これまた推奨できません)、来年は家康から学ぶ。そういう需要は毎年あるものです。PVが稼げるなら、何でもアリで記事が作成される。
何かを学べるとすれば、大江広元かもしれません。
彼は際どい事態に何度も巻き込まれ、それでいて断定的なことはなかなか言わず、責任転嫁する達人です。
今回の会話でも「決定したのは頼朝ですよ」と言い切り、うまく責任回避しました。
それでいて頼朝が一から考えた陰謀とも思えない。広元がうまく誘導しているように見える。ともかく只者ではありません。
こういう「王佐の才」(主君を助ける才能)はよいものです。

とあります。
まず昨年の渋沢栄一、のっけから「推奨できない」のだそうです。来年の家康も、これから見る限りあまり期待してなさそうで、最初から叩く可能性もありますね。
それにしても
「PVが稼げるなら、何でもアリで記事が作成される」
この部分ですが、少し前に出てくる
「笑いで誤魔化そうとする文覚は、架空の儀式を持ち上げるなら、もっとディテールにこだわりを入れた方がいいですね。嘘をつくときは、少し真実を混ぜるとよいと言いますし」
これ同様、「PVが稼げるなら何でもアリで記事が作成」も、いつもの武者さんのパターンに見えて仕方ないのですけど。

閑話休題。
個人的に大江広元は、現段階でそこまで切れ者かと言われると、私としてはちょっと何とも言えません。
それに最初に鎌倉へ下ったのは、お兄さんの中原親能の方ではなかったでしょうか。広元は後になって鎌倉へ行き、1184年に公文所の別当になっていたはずです。尤もこの第15回の乱自体創作でしょう。この中で史実は、上総広常が斬られたという点のみではないでしょうか。

でまた「王佐の才」、そして後の方で、広元の行動原理を学ぶには『貞観政要』がいいとか何とか。いや別にこういうの出してもいいのですけどね、武者さんの場合毎度毎度この手のことが出て来て、しかも肝心の大河に関する考察の方が、おろそかになってるなと言わざるを得ません。今度のことにしても、この創作を入れるべきだったのか、もしこれを入れなかった場合、広常暗殺はどのように描かれるとよかったのか、そういうのをもっと書くべきかとも思います。

そして「(景時が)中世の殺人者らしい発想がありました」とあり、以下のような文章が出て来ます。

殺すことがまずありながら、動機づけをしたい。
そこで神の出番です。
神が殺していいと言ったから……という理屈を通す。
これは別に日本特有でもなく、中世のカトリック教国では「おらが村の聖遺物」だの、その日の守護聖人だの、そういう神頼みを理屈にして色々やらかすことはありました。
しかし「そういう迷信って、どうかと思うよね……」という意識の進歩があり、プロテスタントではそういうことはやらなくなる。
そんな中世人らしい神頼みをするところが、景時なのでしょう。

まず景時の「神頼み」なるものですが、これは「賽の目に聞くしかない」のところでしょうか。運を天に任せると似たものがあります。

それはともかくとして、この後の部分、これがどこかおかしいのです。
まず
「中世のカトリック教国では」
とあります。カトリックの国という意味なのでしょうが、中世のヨーロッパでは基本的にカトリックか正教会のどちらかしかなく、西欧はカトリック圏です。宗教改革が行われるのは16世紀、ルネサンスの時代です。

さらに
「おらが村の聖遺物」だの、その日の守護聖人だの、そういう神頼みを理屈にして色々やらかすことはありました」
ここまで書くのなら、その例を挙げて貰えないでしょうか。
また
「『そういう迷信って、どうかと思うよね……』という意識の進歩があり、プロテスタントではそういうことはやらなくなる」
この「迷信」なる表現、こちらの方がどうかと思いますね。武者さんがどう考えようがそれは本人の勝手ですが、こういうコラムで書く以上、もう少し表現に気を付けた方がいいのではと、老婆心ながら思う次第です。以前も聖書をディスるような書き方をしていましたし。

それとプロテスタント諸派の一部は、カトリック的なやり方を払拭するようになりますが、それは礼拝にカトリック色を持ち込まないためでした。それからルーテル派とか聖公会、これらもプロテスタント教会内の諸派とみなされていますが、これらの教派はカトリックに似た部分があり、守護聖人の日を祝ったりもしています。武者さんが言う「プロテスタント」は、『八重の桜』に登場するピューリタニズムのことなのでしょうか。

ついでながら、4月23日はサン・ジョルディ(聖ゲオルキス、聖ジョージ)の日ですね。

さらにその後

というのも「殺したいから殺した!」「殺した方が手っ取り早いからそうした!」とスカッと笑顔で言い切る奴も、ごく少数、人間の中にはいます。
(中略)
答えは源義経です。
権威や神を平気でぶん殴るような相手が隣にいると、景時の神経はもう、やすりで削られ続けるようなものでしょう。

今まで義経が、殺したいから殺したと言ったり、権威や神を平気でぶん殴ったりするようなことをしていたでしょうか。確かに旅の途中で男を殺してウサギを奪ったり、敵将の首を取るから兵をくれなどと言ったりはしていますが、そういう時でさえ、このようなセリフは口にしていないはずですが。亀の前の件では暴れ回ってはいましたが、これも戦に出られないための憂さ晴らしのようにも受け取れます。大体義経がどのように振舞うか察しはつくものの、彼が平家を相手にどのように戦うのかがはっきりしない時点で、こう書くのもどうかと思います。

それから、来週は「木曽義仲討ち死に備えるため、本レビューの公開は遅れます」とのことですが、誰か代理の人に書かせて、武者さんとの違いを見てみたいものです。

飲み物-ワインとワイングラス
[ 2022/04/23 01:45 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』に関しての武将ジャパンの記事について思うこと 36

『武将ジャパン』大河コラム後半部分への疑問点です。それと、レイアウトを少し変えています。

鎌倉殿の13人感想あらすじレビュー第15回「足固めの儀式」 - BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)
https://bushoojapan.com/taiga/kamakura13/2022/04/18/167740

1.義澄と義実への政子の態度。政子は賢く、思いやりがある。彼女が尼将軍として君臨する未来への道が見えてくる。人の上に立つ大きな器量があり、理想的な人物だろう

2.(御家人側と見られることに)景時が「存外でございます」と否定すると、ならば疑いを晴らせと迫る頼朝。かくして景時に、汚い仕事が回ってきた。どちらが賢明なのだろうか。畠山重忠のように潔癖を通すことと。梶原景時のように、暗い仕事に手を染めてでも保身を図ることと……

3.御家人たちは集まって何か話している。話題は御台所のことで、皆感心しきっている。頼朝はなぜ、この寛容さを妻から学べないのか

4.そして頼朝の心を眺めてみると、おそろしいものがある。勝手好き放題をしていた荒くれ者たちが自分に怯えている。参ってしまっている。けれども、この座に安住できるわけではない。引き締め続かねば転落する。これからは常に、どうすれば殺されないのか考えねばならなくなった

5.しかし、頼朝は「あれは謀反人じゃ」と素っ気なく返し、書状を丸めるのだった。これと似た場面が『麒麟がくる』にある(注・松永久秀の平蜘蛛を預けられた光秀が、今後寛容になり、君子にふさわしい心がけをすることを条件に譲ろうとする。しかしならば要らないと信長はそれを無造作に返し、さらに平蜘蛛を売ろうとする)。一生懸命、上総介広常が書いた書状を、一顧だにしない頼朝。それを見ている義時。(中略)義時は頼朝をはかった。誰かの思いが詰まったものをそっけなく扱うこと――そういう姿をジッと見つめている誰かはいる

1ですが、明らかに頼朝と考えも違うわけですし、なのにこうやって御家人たちと会っていいのかどうか、私としては疑問ではあります。後の方で「一方で政子は(実衣と違って)寛容なのです」ともありますが、この場合手綱を引き締めるべきところは引き締めないと困るのでは。

2、その人の立ち位置によるでしょう。そもそも重忠は当初平家方として石橋山で戦っていますが、その時は平家の家人としての参戦であり、それは仲間を裏切ったことになるのでしょうか。

3、「頼朝はなぜ、この寛容さを妻から学べないのか」1に関することで書いていますが、如何せん両名の置かれた立場は異なります。寛容にすればしたで、後々困ることにもなるでしょう。

4、これは頼朝に限らず、日本史上で天下を取った人物なら誰でもそうでしょう。昔は暗殺なども日常茶飯事だったりするし、ならば地盤を安定させるために、どうするべきかを考えるはずです。

5、ここでまた『麒麟がくる』ですか。最近(いい意味で)引き合いに出すのがこれしかないようですね。しかしこの書状と、平蜘蛛はちょっと違うのではないでしょうか。それと義時も、広常が字の稽古をしていることは知っており、自分が読み上げたため内容も把握してはいるでしょうが、実際にこの書状を書くところまでは見ていないわけですし。

6.広常が無邪気で無垢なだけのはずがないのに、そう思えてしまうからすごい。しかも、ああいう場面も、時代考証の先生の意見を取り入れつつ、当時の坂東武者の像を反映させて仕上げている。軽いだの笑えるだの言われてきた本作ですけども、いやいや、本当に恐ろしいドラマである。それにまだ序の口。これからは死屍累々、毎週のように陰謀と惨殺三昧になる。しかも敢えてエグい演出にしている

7.たびたび持ち出す『ゲーム・オブ・スローンズ』では、毎回死んでしまった人物をイラストにして公式サイトに展示するという、おそろしいコーナーがあった

8.上総広常のような人物を表現する言葉が漢籍にはある。飛鳥尽きて良弓蔵る。狡兎死して走狗烹らる。飛ぶ鳥が尽きて弓は片付けられる。素早い兎がいなくなれば、猟犬は煮られてしまう。天下草創のために血と汗を流して走り回ってきたのに、待っていたのは粛清だった――そういう人物の悲運は、こう振り返られる。広常誅殺の状況は不明点が多いけれども、このドラマではまさに走狗が煮込まれるような状況にあわせてきたように思える

9.『「鎌倉殿」源義高、大姫、安徳天皇 気品ある子供たちに「展開がつらい」と嘆く声』こちらの記事を読み、本作が順当に日本版『ゲーム・オブ・スローンズ』になってきたと確信できた。あの作品は、序盤から子どもたちが酷い目に遭い続けるため、その時点で脱落した人もいる

10.大河ドラマで学ぶ人間関係――そんな記事を見かけるが、この時代の人間はメンタリティが違いすぎる。せめて上層への朱子学定着以降、室町後期あたりからの方がよいかと思う。そもそも、平時と乱世では社会のルールが違い過ぎ、現代日本で坂東武者のような世渡り術をやらかしたら、犯罪をやらかすことになりかねない。何をどうすれば、このドラマの人物に共感できるのか?そこは真顔で考えた方がよいかもしれない

6、いや実際コント的要素はかなりあります。たまたまあのシーンは、流石にお笑いを入れるわけにも行かないからああいう演出にしたわけですが、それと「敢えてエグイ演出」。これもそうですが、私は『青天を衝け』の平岡円四郎暗殺の演出にも、それに似たものを感じました。それとまだ「序の口」て、もう15回だからほぼ3分の1近くが終わっているのですが。

7、そしてまた『ゲーム・オブ・スローンズ』。「毎回死んでしまった人物をイラストにして公式サイトに展示するという、おそろしいコーナーがあった」などとありますが、登場人物が死んだシーンを描いたのならいざしらず、この書き方はちょっとないでしょう。ならば『おんな城主 直虎』で死んで行った登場人物の画像が、モノクロ化されて相関図にアップされていたの、あれも武者さんに取ってはかなりおそろしかったのではないでしょうか。

8、そしてまた漢籍です。つまり用がなくなれば処分されるということですが、元々これは獲物となるすばしっこいウサギがいなくなると、猟犬も不要になるということです。この場合の「ウサギ」はどのような存在であるのか、そこまで説明してほしいですね。しかし犬煮らるとは、犬食文化のある中華圏らしいです。

9、これはこちらの記事ですね。
いつかもデイリーの記事がありましたが、割と今年の大河に好意的なのでしょうか。しかしこれも、昨年だったらこたつ記事だ提灯だと言っていたに違いないでしょうね。で、また『ゲーム・オブ・スローンズ』について長々と書かれていますが、どう見ても自己満足にしか見えません。そして「『権力闘争をしたら、勝つか死ぬだけだ!』というのは、今週の頼朝、そして義時の心境にぴったりなセリフと言えるでしょう」などとありますが、それも武者さんがそう思っているだけではないのですか。

10、何だか乱暴な書き方ですね。大河に学ぶ人間関係というのは、恐らくは組織管理のあり方とか部下の育て方のヒントを求めるものであり、当然ながら社会システムも法律も全く異なる今の日本に、鎌倉幕府創設前夜の風俗習慣、果ては世渡り術を、そのまま取り込むことではありません。さらに
「せめて上層への朱子学定着以降、室町後期あたりからの方がよいかと思う」
また『麒麟』ですか。でも来年の大河も、室町後期あたりからですよね。

それからまだもう少し疑問点が残っていますので、この大河コラム関連、もう1度投稿予定です。

飲み物-カクテルとオイルランプ


[ 2022/04/22 01:15 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』新キャスト第2弾発表

『どうする家康』新キャストの発表です。

【第2弾】2023年 大河ドラマ「どうする家康」新たな出演者発表!「チーム家康」──家康とともに“どうする?”と考え、困難を乗り越える!
(NHK ONLINE)

ベテランの俳優さんもいる一方で、家康の比較的若い時メイン(多分)のせいか、若手の俳優さん、大河が初めてという人もいます。今回発表のキャストは以下の通りです。(敬称略)

坂井忠次-大森南朋
本多忠勝-山田裕貴
榊原康政-杉野遥亮
井伊直政-板垣李光人
鳥居元忠-音尾琢真
大久保忠世-小手伸也
平岩親吉-岡部大
鳥居忠吉-イッセー尾形
於愛の方-広瀬アリス
服部半蔵/正成-山田孝之
石川数正-松重豊

井伊直政は「民部公子様」ですね。「女城主直虎によって大切に育てられた」とありますが、直虎はこの大河も登場するのでしょうか。それはいいのですが、もう草履投げのシーンはなくていいです。無論あれはあの大河の創作ですが、あのシーンのせいもあって、直政登場後は録画視聴になってしまったのですから。あと大森さんはやはり『龍馬伝』、松重さんは『八重の桜』のイメージが未だに強いです。松重さんの戦国大河出演は『毛利元就』以来ですね。

ところで若手中心というと、『花燃ゆ』とか『青天を衝け』のイメージがどうもダブります。ただ『青天を衝け』はいざ観てみるとそこそこ面白かったので、現時点では期待しています。こちらは主人公が家康なので、ナビゲーターとして徳川慶喜が登場するというのはありでしょうか。『葵 徳川三代』では、中村梅雀さんが扮する光圀公が狂言回し的な役どころでしたね。

ただあまり若い家康と家臣団メインだと、これは昨年もそうでしたが、老けメイクを工夫することになるでしょう。それと松平→徳川に絡んでくる他の大名家、側室たち、あるいは石田三成などのキャストはどうなるのでしょう。

あとやはり脚本が古沢氏なので、『ゴンゾウ 伝説の刑事』、『コンフィデンスマンJP』の出演者のキャスティングもありかも知れません。小手さんは、後者の方にレギュラーで出ていましたが。

飲み物-ロックグラスカクテル
[ 2022/04/17 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

スクランブル化してほしいNHK+『どうする家康』衣装

先日の投稿分に関して。yahoo!のコメ欄では「早くスクランブル化しろ」「経費の使い方がザル」などといった意見もありました。スクランブル化は私も望んでいるところではあります。少なくとも大河など娯楽関係はそれでいいと思います。生活に最低限必要な情報のみを、受信料で賄えばそれでいいのですから。

逆に今、一部でもスクランブル化を打ち出せば、よくやったと思うのですけどね。一律受信料に頼るのではなく、公共に直接関係ない娯楽系なら、視聴者に観て貰うための努力をしてしかるべきでしょう。視聴者もNHKを甘やかしすぎたのかも知れません。

ところで話が変わりますが、再び来年の大河に関して。これもツイッターからなのですが、衣装合わせの一コマです。この三河とあるのは、三河の人々の衣装のことでしょう。

どうする家康ツイ2(衣装)

「当時の布と染めを再現している」そうで、こういうのもいわば、大河にお金がかかる一因とはなっているのですが、ただ『麒麟がくる』の衣装に比べたら、はるかにまともな気もします。そもそも『麒麟がくる』の視聴を途中で止めたのは、あの衣装の色遣いも理由の一つですし、ああいう衣装が受信料で作られているのも何だか嫌でした。

それにしても、今日辺りで再来年の大河発表かと思ったのですが、まだのようです。主演との出演交渉がうまく行かないのか、あるいは脚本の折り合いがつかないのか、ここまでまだ何もないところを見ると、ついついそのようなことも考えてしまいます。

飲み物-ローズヒップティー
[ 2022/04/12 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』「許されざる嘘」あらすじと感想-2

『鎌倉殿の13人』関連投稿ですが、まずは『どうする家康』SPについて。

どうする松本潤?徳川家康の大冒険
(NHK ONLINE)

早くも来年の大河関連番組ですが、しかし再来年は一体…?

そしてあらすじと感想第二弾です。
まず先日も書きましたが

平家の出番が少なすぎる

鹿ケ谷の陰謀も描かれずに、後白河法皇の幽閉、そして頼朝や北条氏と平家方の敵対が出て来ても、いささか説得力を欠くのではと正直思います。そのせいか、南都焼討の描写も簡単でしたね。その反面八重の出番は多い。今のところ『八重の桜』ならぬ『八重の鎌倉』といった感じがしなくもありません。別に八重が出て来るのはいいのですが。あそこまで義時や政子を、彼女と絡めて描くべきなのでしょうか。

そして鎌倉。御所も出来上がって政子が移って来ます。この時袿の下には袴をつけず、小袖の着流しのままですね。りくはその姿を褒めるものの、頼朝が夫時政よりも広常や景時を重んじる姿勢、また政子が産むべき後継者への期待などで、今一つ面白くありません。既にこの時の彼女の怒りもまた、後の時政追放へとつながって行きそうです。

面白くない人物がもう1人います。言わずと知れた義経です。そもそも平家との戦があるから馳せ参じたにも関わらず、飢饉で兵を出せない上に、同母兄の義円が孫子の知識や和歌を披露したりするため、余計に自分の存在が霞むように見えたのでしょう。そこへ運よくというか、叔父に当たる新宮十郎行家がやって来て京へ上れと頼朝をせかします。戦ができる状況でもなく、しかも束の間の政子との時間を大事にしたい頼朝は、多忙を理由にこの叔父に会おうとしません。

そのため行家は、頼朝の弟たちを誘いますが。蒲冠者範頼から逆に誘われ、頼朝の家人になど毛頭なる気はない行家を怒らせます。しかし義円がこれを後悔したため、義経はこの兄をけしかけ、行家に従うように言いくるめます。あまつさえ、頼朝宛てにこのことをしたためた手紙を預かった義経は、その手紙を破ってしまいます。やはりこの人物は、思考回路は常人とは違うと見るべきでしょう。しかし破り捨てるのであれば、人目につかない所でやるべきでした。この辺は脇が甘いといえます。

ちなみに、この破った手紙を元通りにするというのに、かの『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のドクへの手紙を連想してしまうのですが、似たようなシーンが三谷さんの人形劇にも登場します。パペットホームズの踊る人形が出て来る回で、べインズから渡された、人形文字の解読の仕方が記された紙をホームズは破ってしまいます。しかしこの回のラストシーンで、それが元通りにつなぎ合わされていることから、あるいはこれをヒントにしたとも考えられます。

結局この手紙の件で頼朝に叱られるものの、未だ男児がおらず、しかも、義経の武人としての才能を見込んでいた頼朝は語調を和らげ、お前を後継者にとも考えているとも言います。無論頼家が後に誕生するため、これは実現しませんでしたが、これに似た例として、豊臣秀次と秀頼の関係があります。関白となったものの、思いがけず秀頼が生まれたため、秀次は関白の座を追われ、叔父である秀吉は疑心暗鬼にかられます。

無論義経は秀次と立場が違いますが、こう言われて悪い気はしません。しかしその後、男児が生まれるための祈祷を全成が行っているのを見て、複雑な表情をします。つまり彼の場合、実の兄のうち1人の存在が面白くなく、行家に同行させてしまうのですが、もう1人の実兄である全成は、自分が異母兄の後継者となる道を、いわば遠ざけることをしているわけで、どうにも複雑な心境にならざるを得ないでしょう。ちなみにこの義円は、『吾妻鏡』では鎌倉入りはしていません。

その後政子が懐妊し、男児を望む頼朝は、全成の意見を容れて徳を積むべく、伊東祐親・祐清父子の恩赦を行います。しかし赦されるはずだったこの父子は、かの善児によって落命します。清盛退場回は、祐親退場回でもあったわけです。

それにしてもオリキャラとはいえ、実に絶妙なタイミングで現れるこの善児ですが、祐親はこの男を使って、頼朝や北条時政を殺めようとは考えなかったのでしょうか。尚『吾妻鏡』では、祐親はこの助命をよしとせず、自刃したことになっています。祐清はその後で亡くなったとされています。

しかし、直に千鶴丸を手に掛けたこの善児がまだ生きているため、生まれる子は命が短いと全成。景時の家人になった善児ですが、さて、今後の彼の運命や如何に。何せこの人の運命が、次の鎌倉殿の運命にも関わっているのですから。

ところで今回の『武将ジャパン』関連コラム、ざっと見たところ、範頼が義経の「半兄」となっています。父親が違う兄のことを競走馬ではこういいますが、この場合だと母親が違うわけだから「半兄」とはなりませんね。そもそもこの言葉、人間の場合も使うのでしょうか-せめて「異母兄」「腹違いの兄」ではないかと思うのですが。
(2022年3月23日一部修正)

飲み物-トディ
[ 2022/03/23 01:15 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)

大河ドラマ雑考-57 今後採るべき道とは

『鎌倉殿の13人』公式サイトの下の方に、『どうする家康』のバナーがありました。もう公式サイトがあるのかと思ったら、大河ドラマ関連の番組紹介ページへのリンクでした。

この『どうする家康』も、家康の重臣とか西郷局、生母於大の方などのキャストが、そろろ決まっていいかとは思います。『鎌倉殿』の場合、西田敏行さん、佐藤浩市さんそして新垣結衣さんの出演が発表されたのは昨年4月でしたが、その前に主なキャストの大部分が動画で発表されてはいました。しかし『家康』の場合、まだ5人しか発表されていませんからね。

しかし今後大河を作るのなら

1.過去のリメイク中心にする
2.近代中心にする
3.今まで採り上げられていない人を主人公にする

この3つに絞られるかと思いますが、いずれも一長一短です。

まず過去のリメイクは、必ずおおもとの作品と比較されます。これは今までも目にして来ました。当然過去の作品を基にする、あるいは基にするつもりはなくても、同じ時代で同じような人物が登場する以上、結果的にそう見られてしまいがちです。

無論過去の作品は、その当時の社会情勢を意識した点もあり、またその当時の視聴者に向けられたものであるため、必ずしも同じ路線を辿るわけではありません。しかしかつての作品を知る人たちには、それが「劣化」とか「改悪」に映ってしまうこともあるようです。私も過去の作品への評価は、その時代に応じたものであること、また所謂過去美化バイアスもあるということを、考慮に入れておくべきかと思います。

それから近代中心、これはリスクが大きそうです。実際1980年代、近代物中心にしたところうまく行かず、結局時代劇に戻したように、これだけで行くというのは無理があります。しかも近代は、朝ドラでも採り上げられる時代であるため、大河の朝ドラ化という見方をされやすくなります。

結局この中では、今まで採り上げられていない主人公で大河を作る、これが一番新鮮味があるでしょう。ただしその中には知名度があまり高くない人、1年物の主役としてはあまり記録や史料がない人もいるでしょうし、これはこれで、話題性や視聴率の点で厳しくはあるだろうと思います。今のところ候補としては、以前にも書いた通り
最上義光
島津義弘
長宗我部元親
を挙げておきますが、いずれも戦国に偏ってしまいますね。

やはり、2クールで2年ないしは3年のシーズン制を検討する、その必要はあるのかも知れません。これなら別の2クールで、違った時代を描くこともできるのです。

飲み物-ワインのデキャンタとグラス

[ 2022/03/13 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(2)

『鎌倉殿の13人』今後の義経

『武将ジャパン』大河関連コラムですが、次に読むとしたら壇ノ浦関連の回の後でしょうか。しかし、毎度同じような書き方だなと思います。この文は個人ブログ向きでしょう。以前ある大河関連ブログで、作品がかなり客観的に紹介されていたのを見て、寧ろこのブログ主さんに書いてほしいと思ったことさえあります。

ところで壇ノ浦ですが、この大河ではどのように描かれるのでしょうか。今のところ、平家方の人物もかなり限られていますし、源氏方が都落ちして行く平家を追いかけるというよりは、同じ頃の坂東をメインに描きそうな気がします。一方で、木曽義仲と朝廷との確執などに尺を取るのではないかとも思います。

それから義経ですが、今の時点では戦上手とか、兄に追われる悲劇のヒーローといった印象はあまりなく、好き放題やらかして物議を醸す、どうもそのような人物に描かれる気がします-無論、この後キャラ変する可能性もありますが。

ところで日本アカデミー賞の授賞式を観ていたのですが、義経役で、『花束みたいな恋をした』にも出演した菅田将暉さんが話題賞受賞でした。それはいいのですが、プレゼンターが小栗旬さんで、しかも『ミステリと言う勿れ』の久能整のスタイルで登場していたのは、ちょっとしたサプライズでした。

それとNHK出版の大河ドラマのガイドブック、『麒麟がくる』からこっち、同じ時代背景の大河を紹介するようになっています。前編は『草燃える』でしたが、後編は何になるのでしょう。『義経』か『平清盛』か、あるいは『炎立つ』の可能性もあります。しかし源平大河は本数が少ないですね、今回の分を入れて7本です。そのため、戦国物や幕末大河ほど競争率は高くはないかと思われます。

それにしても3月に入ったというのに、まだ再来年の大河が発表されていません。昨年一昨年と1月に発表したのは、何のためだったのかとさえ思ってしまいます。あと『どうする家康』の新キャストもまだですが、これは『となりのチカラ』の放送が終わって、松本潤さんのスケジュールが大河メインになってからでしょうか。


飲み物-ビールと夜景
[ 2022/03/12 00:45 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)

『黄金の日日』「助左衛門追放」

第47回「助左衛門追放」です。


助左衛門は奉行所へと連行されるが、そこで石田三成から菓子を振舞われる。その日は嘉祥の日(6月16日)であり、秀吉の側近たちが伏見城に上がって、菓子を拝領していた。秀吉は、助左衛門に食べさせよと手づかみでその菓子を三成に渡したが、助左衛門は過去の秀吉との諍いと極刑の宣告、そして三成により難を逃れたことを思い出し、死んだ者が菓子を食えぬと助左衛門は言う。しかし三成は秀吉に事実を打ち明けており、しかも秀吉は助左衛門に会いたがっていた。

秀吉は助左衛門と和解をしたがっているらしいが、助左衛門は乗り気ではなかった。五右衛門の遺恨かと三成は問うが、助左衛門は、堺の自治と自由な交易のために、多くの堺衆が命を捨てていたため、今後秀吉が堺を自由にしない限り、伏見城行きは無理だった。すると三成は立ち上がって障子を閉め、助左衛門にあることを話す。それは来年の春には朱印船と海賊船禁止令は廃止、堺の堀にも水が戻ってくるから、それまではうかつに動くなと三成。実は秀吉の余命はあといくばくもなかった。

秀吉は家臣の前で涙を流し、子の秀吉が15になるまで生きていたい、諸大名を謁見する姿を見たいと言っていた。三成は言う。
「天が殿下を裁く。余人の手出しは無用だ」
そして秀吉も死期は悟っており、懐かしさから会いたいのであろう、お前も恨みは色々あるだろうが、最早長くはないお人だ、恩讐を越えて暇乞いをする気持ちにはなれぬかと、三成は助左衛門に語りかける。不思議なことに助左衛門は、久々に秀吉に懐かしさを覚えていた。

助左衛門は懐紙を取り出し、菓子をそれにしまうと涙を浮かべ、伏見行きを決めた。城内の寝所の襖が開き、秀吉が半身を起こして座っていた。侍女が布団の間に卓を差し入れ、秀吉は小刻みに震える手で筆を取り、紙に何やらしたためていた。やがて印を押し、助左衛門に渡したその紙には、このようなことが書かれていた。
「追放 命ず 太閤」
三成は驚きの表情を見せる。慶長3(1598)年7月、助左衛門は公儀への不届きな行為により、家財没収のうえ追放されたのである。

助左衛門は奉行船に乗せられた。しかしその後船上に出され、望遠鏡を渡される。彼が見たその先にあったのは、今井の船団だった。三成の計らいで、助左衛門の家財道具を積み荷にして、今井の船に積み込んでいたのである。船には小太郎と弥次郎が乗っていた。美緒は三成に礼を述べ、家財があって配流先が呂宋であれば、路頭に迷うことはないと美緒は言う。三成は、これが両者に取って永遠の別れとなるかも知れぬと口にするが、美緒は、堺を守る志は一つである、堺で生まれ育った男女の結びつきは決して消えぬと自分に言い聞かせて来ていた。

その頃伏見城に於いて、五大老と五奉行の制度が制定される。秀頼の将来を案じてのものであった。そして五大老の1人となった徳川家康は、堺の今井宗薫の許を訪れる。堺の鉄砲と弾薬は、今井がすべて抑えていた。家康は宗薫に、いずれ江戸に移って来ぬかともちかける。当初は潮入りの葦原ばかりの土地であった江戸も、町としての体裁を整えつつあり、田畑も増え、あとは人を増やしたいというのが家康の思いだった。宗薫は家康に、江戸へ人を送るには、大坂を潰してしまうようにと提案する。家康もしばらくは伏見に留まり、堺のことは宗薫に任せ、「急ぐまいぞ」と警告する。

秀吉は病床で涙を浮かべ、鼻水をたらしながら、くどいほどに秀頼の将来を案じ、書状を作っていた。最早それは、五大老五奉行への哀願とでも言うべきものだった。秀吉に死が訪れるのは、その13日後の8月18日だった。その8月18日、呂宋では助左衛門が、かつて日本人町があったマニラ郊外のディラオに滞在し、小太郎に、日本人を呼び戻したいと話していた。助左衛門は、呂宋版の堺を作りたかったのである。そして、美緒と高山右近が仕立てた船で、日本を脱出したキリシタンたちも加え、昔の堺のような活気のある町の建設を夢見ていた。

遥明台を作ってお仙を呼ぼうと助左衛門。小太郎は母美緒も呼びたいと言うが、助左衛門は、美緒は、キリシタンの逃亡船を送り出すために、堺に残るだろうと思っていた。その時原田喜右衛門の船がマニラに入港しているという情報が入る。喜右衛門は、助左衛門の首に銀5貫を懸けており、さらに助左衛門の船に盗賊が襲い掛かってくる。そのうちの1人が船内に入り込み、小太郎が取り押さえるが、その相手は女だった。日本語がわかるようで、自分はフィリピン人だと言う。喜右衛門の手の者ではなく、逆に喜右衛門に奴隷にされた仲間を救いに、鉄砲を盗みに入ったのだった。

助左衛門は、原田がまだ人買いをやっているのに驚く。その女の兄も原田船に売られたのだった。その喜右衛門は、逃亡したあるタガログ人を弄ぶように、銃で狙いを定めていた。そのタガログ人の男は「ツル」と叫ぶ。妹の名だと言うが、その男はどう見てもタガログ人だった。喜右衛門は日本人かタガログ人かと問うが、その男はフィリピン人だと答える。日本人だと答えれば助けてやると喜右衛門は言うが、その男は頑なにフィリピン人を主張する。

業を煮やした喜右衛門はその男を殺し、フィリピン人などという得体のしれない者を生かしておけるかと不敵に笑う。そして助左衛門の船では、ツルという例の女が素性を打ち明けていた。タガログ人の父と日本人の母を持つ彼女は、自分たちはフィリピン人だと名乗っていた。今までのどの国の人間とも異なる、新しい人々だった。助左衛門も、これから原田船を襲い、フィリピン人を救出すると言って立ち上がり、小舟で喜右衛門の船へ向かう。

同じ夜、伏見城では秀吉が喀血し、宿直の者を呼ぼうとするも鈴に手が届かず、布団を血に染めながら立ち上がり、何かを掴もうとするようにしてこときれた。辞世の句は
「つゆとをち つゆときへにし わかみかな なにわのことも ゆめのまたゆめ」
である。


桔梗の思いを抱いて日本に戻って来た助左衛門ですが、帰国した彼に突き付けられたのは追放命令でした。元々は奉行所に連行されたものの、そこで三成から菓子を振舞われ、秀吉に会わないかと言われたのが発端です。助左衛門は目通りを渋りますが、秀吉は最早長くないと三成から聞かされ、助左衛門もわだかまりが解けたようで、伏見城に伺候することになります。しかしそこで目にしたのが、病で弱った秀吉が、何とか筆を握ってひらがなでしたためた「追放命令」でした。これには三成も唖然とします。

秀吉の人たらしは、この期に及んでも変わらなかったようです。ともあれ助左衛門は、家財を没収され、奉行船で配流先の呂宋に向かいます。しかしこれは表向きで、実は三成が密かに手を回し、今井の船団に彼の荷物を積み込んで、呂宋に送る手筈を整えていました。これは美緒の思いも託されていましたが、しかしここまでうまく行くものでしょうか…ともあれこの大河では三成が、助左衛門の協力者でもあるわけですから、それもまた可能というわけですが。

しかし呂宋に着いたら着いたで、助左衛門は思いがけないことに出くわします。原田喜右衛門の船がマニラにいて、しかも銀とタガログ人奴隷を交換していたのです。そのため仲間を救おうと、フィリピン人を名乗る者たちが船に入り込み、鉄砲を盗んで喜右衛門と戦おうとします。元々ここに、かつての堺のような町を作り、日本を脱出したキリシタンたちも呼ぼうと考えていた助左衛門は、フィリピン人という言葉の響きに、今後自分がなすべきことを見出したようです。無論助左衛門も小太郎も、喜右衛門と戦うのにやぶさかではありませんでした。

ところで今回、2つの別れが出て来ます。1つは三成のセリフに登場する、助左衛門と美緒の永遠の別れです。しかし美緒は既に覚悟を決めていたようです。無論小太郎が母を呂宋に呼びたいと言った時も、助左衛門は美緒が呂宋に来ることはあく、堺に残るだろうと思っていたわけですが。そして彼女の夫の宗薫ですが、こちらは江戸行きを勧められています。

もう1つはツルの、兄ともう会えないというセリフです。助左衛門と美緒に比べると、こちらの方はより切羽詰まっています。そして残念ながら、ツルが生きている兄と再び会うことはありませんでした。ところでこのツルを演じている安奈淳さん、この年(1978年)宝塚を退団しています。

そして、2つの町作りが登場します。1つはもちろん助左衛門の、呂宋版堺ですが、もう1つは家康の江戸です。この江戸建設に関しては、来年の『どうする家康』でも描かれることになるのでしょう。ちなみにこちらの大河の脚本は、現在第7話まで準備稿が仕上がっている由。
(2023年 大河ドラマ「どうする家康」)
閑話休題。宗薫は堺の鉄砲をすべて押さえており、しかも自分の信頼が置ける存在であることから、家康も声をかけたと見えます。しかし、久々の家康登場回でした。


飲み物-アイリッシュコーヒー
[ 2022/03/08 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

来年度の大河アンコール放送と上田市でのスペシャルトークショー

それから現在『黄金の日日』が、日曜早朝にアンコール放送されていますが、この次のアンコール放送は『おんな太閤記』と決まりました。

再放送情報「おんな太閤記」
(NHKドラマ)

やはりアンコールは戦国中心ですね-唯一の例外が『太平記』だったわけですが。ところでなぜ『おんな太閤記』なのか。

脚本の橋田寿賀子さんが昨年亡くなったから
メインキャストの西田敏行さんが『鎌倉殿の13人』に出演しているから
来年の『どうする家康』が同じ時代を扱っているから

ざっと考える限り、こういったところでしょうか。
しかし橋田寿賀子さんの作品は、どうも独特の雰囲気があります。それが好きな人も無論いるでしょうが、私はそこまで好きな方ではありません。そしてやはり、同じ俳優さんが出演することが多いですね。まあこの独自のカラー、そして常連の俳優というのは、三谷さんにも当てはまりますが。

無論これは、その後の戦国大河に影響を与え、女性たちの存在感を際立たせたともいえます。特に『利家とまつ』、『功名が辻』などにも影響を与えたともいえそうです。『おんな城主 直虎』はこれとはまた違いますが、「おんな」を入れたのは、この作品にあやかる意味もあったのでしょうか。

同時にこれは、西田さんの俳優としての大きな転機ともなっています。この時以来、ほぼ3年から5年のペースで大河の、主人公を含め主だったキャストに抜擢され、今や押しも押されぬ大河俳優となっています。しかし頼朝の脳内の後白河法皇という設定は、いつまで続くのでしょうか。

それから同じドラマ関連でこういうのもあります。

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」スペシャルトークショー in 信州上田 ~木曽義仲挙兵の地 丸子~ 観覧募集のお知らせ

木曽義仲ゆかりの地ということですが、しかし上田といえばやはり『真田丸』ですし、青木さんと迫田さんといえば、どうも『西郷どん』を連想してしまいます。

飲み物-トディ2
[ 2022/02/19 01:15 ] 大河ドラマ | TB(0) | CM(-)

『黄金の日日』の創作と疑問点 7(+『武将ジャパン』関連)

先日投稿の『黄金の日日』についてもう少し。

この中で助左衛門は、呂宋からイスパニアを追い出すのは、呂宋の人々だといったことを口にしていますが、一方でフロイスの存在は認めているようです。

この時代、布教と植民地化は密接な関係にあるわけで、もちろん助左衛門は若い頃からこのフロイスの存在を知っており、彼と親交を持つことにより得たものもあったでしょう。実際この第43回でも、フロイスが使節として喜右衛門を送ったことのマイナス面を指摘していますが、ただこの関係、やはり何となく微妙でもあります。

イスパニアを追放するということは、キリスト教の追放をも意味しており、助左衛門がそれをすべて理解したうえで、フロイスや同じ堺衆の小西行長に迷惑がかからないよう配慮したのならまだしも、どうもそのようには見えません。秀吉への反発が、このような態度を取らせているのでしょうが、商人である以上限度があるのも事実かと。そういえば小西行長に対しても、秀吉が伴天連追放を命じたからといって、従うことはないと反論したことがありますが、あれもやはり行長の立場を理解しているのか否か疑問でした。

それと、秀吉の朝鮮侵攻を阻止する一因として、例の偽国使の件が暴露してはいけないということもあるようですが、一方で国書を携えた呂宋の使節の船は沈めてしまっているのですね。これも表沙汰にならなかったからよかったものの、もし襲撃した側の正体がばれていたら、明らかに日本と呂宋(というか、秀吉とマイニラ総督)の仲は一層険悪になったかと思います。

そして『鎌倉殿の13人』(第5回関連は明日以降投稿予定です)ですが、相変わらず武者さんのコラムはかなり突っ込みたくなります。これに言及するのは一応今回までにしておきますが、結局のところこの人は坂東武者の粗野かつ無学なところが好きではないようです。しかしそもそもこの時代にそれを求める方が無理でしょう。だからやたらと『麒麟がくる』を引き合いに出しているわけですが。

この大河は、坂東武者たちが頼朝を担いで武家政権を樹立し、その後の武家支配を打ち立てた過程を楽しむもののはずです。それが嫌なら、無理して観ることもないかと思います。いっそ徹底的に『麒麟がくる』を引き合いに出し、批判するという方法もありますし、中途半端に肯定するよりは、寧ろその方がいいのではないかとさえ思っています。無論『麒麟がくる』の戦国的基準は、この大河には当てはまりませんが。

あとある方のツイートで見たのですが、朝ドラコラムで、時政は語彙力がないから首チョンパでもいい、しかし渋沢栄一は聡明とされているのに、若い頃から使っている武州弁、ムベムベとかぐるぐるというのを、大人になっても使っているのはおかしいと書いているようです。しかしいざという時に口をついて出るのは、子供の頃から慣れ親しんだ言葉でしょう。武者さんはこれを「異常」と書いていますが、そう決めつける方が異常ではないでしょうか。この栄一の言葉のみならず、平岡円四郎のべらんめいも批判していましたね。

ちなみに、先日放送された『日本人のお名前』を観た方ならご存知でしょうが、畠山重忠の領地は元々深谷です。こうなれば重忠を演じる中川大志さんに、「ぐるぐるすらい」と言っていただきたいものです。武者さんがどう反応するでしょうか。

さてバレンタインももうすぐです。今年は特に、昨年の大河の主人公のロッテ、来年の主人公の明治が、高級ブランドに混じって自己主張をしているように見えます。尤も今年の主人公はプレモルですが。

それから『青天を衝け』の公式サイトを見られるのは、そのバレンタインデー当日の2月14日までです。画像のスクショその他を考えている方はお早めに。

飲み物-クリームとココア
[ 2022/02/08 01:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

TopNTagCloud