fc2ブログ

ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  ちむどんどん

『舞いあがれ!』第3週「がんばれ!お父ちゃん」第2話

第3週第2話(第12回)です。

浩太の工場ではネジの選別が行われていた。そこへ舞が帰って来て中をのぞくと、浩太は昨日来た高秀産業の納期が早まったことを従業員に伝える。若い方の結城が急ぎ過ぎだと言うが、よそに仕事を回されると、工場は立ち行かなくなるのだった。しかしこのため生駒に行けなくなってしまい、今度また連れて行ってやると浩太は言う。

舞は生駒に行けなくなったことを残念に思いつつ、国友一貫斎の本を手に取る。それに紹介されている翼を参考に、ばらもん凧に目をやる舞。そして舞は、五島の祥子に手紙を出していた。その手紙には、ばらもん凧に翼をつけたと書かれており、きっと鳥みたいに高く飛ぶと思いますとあった。祥子と一緒に手紙を読んでいた一太は、その発想に驚く。

しかし翼をつけたばらもん凧は、あっさり地面に落ちてしまった。翼も取れ、しかも一部が汚れてしまって舞はがっかりする。舞は凧が飛ばなかったと話し、残念だったなあと浩太は言って、写真を見せる。それは子供の頃の浩太が、模型飛行機を持って写っている写真で、浩太は舞に模型飛行機を作ってみることを勧める。

作り方を教えてやると言った浩太だが仕事が忙しく、その暇がなかった。ある晩舞は起き出して、めぐみに、お父ちゃんに飛行機の作り方を訊きたいと言い出し、さらに飛行機を作る会社にいたこと、しかし作る前に辞めたと言っていたことを話す。

めぐみは、浩太の父が亡くなったため、この工場を浩太が継いだと言う。舞は、なぜ父が飛行機を作れなかったのかを理解する。さらにめぐみは浩太が諦めておらず、いつか飛行機の部品を作るつもりみたいだと舞に言う。めぐみ自身、結婚前に、浩太が工場を継ぐつもりだと言いつつも、諦めたわけやない、いつか飛行機の部品を作りたいと話していたことを思い出していた。

めぐみは舞が飛行機を好きだと知り、お父ちゃんの時間のある時に教えて貰いなさいと言う。しかし浩太は仕事に追われ、時間を作れないことを気にしていた。

舞は貴司と2人で「デラシネ」という古本屋に行く。店主の八木は本の扱いにうるさく、客が本を開いたままにして、別の本を立ち読みしていようものなら、その客には本を売らなかった。そこへ舞と貴司がやって来て、舞は飛行機の作り方の本があるか尋ねる。矢木は3冊の本を持って来てくれた。一方貴司は立ち読みをしていた。

その本は詩集で、貴司の心の琴線に触れるものがあった。貴司はそれを買おうとするが、売り物ではなく、八木自身が書いて出版した物で2冊しかなかったのである。その代わり店の奥の部屋で読んでいいと八木は言う。そして舞は、買うべき一冊を決めたようだった。

浩太にクレームの電話が来る。不良品のネジがあったとのことだが、それまではそのレベルでも大丈夫だった。しかし相手は時代は変わった、ネジには傷ひとつない美しさが求められると言い、しかも浩太が謝罪しているにも関わらず、よそに発注したと言う。海外と競争しなければならない時に、品質が悪く値下げもできないでは、仕事は回せないと相手は押し切る。

舞は本を持って事務所へ行くが、浩太は詫びの電話を入れているところだった。その様子を見た舞は自室へ戻り、飛行機作りに何が必要か書き出したうえで、材料を自分で調達しようと思い、貯金箱の中の硬貨を改める。自分で飛行機を作ることで、父を元気づけたいと思っていたのである。


ばらもん凧に翼をつけてもうまく行かなかったため、舞は飛行機を作ろうとします。浩太が仕事に追われており、時間が取れず先延ばし状態でした。生駒行き同様、浩太は舞といる時間を作れずにいたのです。しかも時代的にデフレの時期に入っており、小さな町工場の経営者である浩太は手が回らない状態でした。

浩太が勤務先で飛行機作りを諦めたのは、工場を継がなければならなくなったからでした。しかし完全に諦めたわけではなく、いつか部品を作るという夢を持っていました。もちろんめぐみもそのことを知っていました。この時の2人の上方や服装が、如何にも80年代といった感じですが、それはさておき、めぐみは浩太の気持ちが痛いほど分かっていたでしょう。

結局舞は古本屋で模型飛行機の作り方の本を買います。そして貴司は詩集を読んでいます。ここの主人の八木が、恐らくは自費で出版したのでしょう。その中の詩がすっかり気に入った貴司は、中に入って読んでいいと言われます。このシーンを見ると、前作の中原中也は何だったのだろうかとちょっと思ってしまいます。

そして舞は得意先に謝る父を見て、模型飛行機を作ろうとも言えなくなり、自分だけで飛行機作りをしようとします。この辺りは、以前と同様、繊細で人の思いに敏感な舞です。自分のお金で材料を買いそろえようとしていますが、さて、うまく行くでしょうか。

ところで五島への手紙のシーン、一太が来て一緒に手紙を読んでいますが、一太もまるで祥子の孫のようですね。こういう集落の人間関係がよく描かれていますし、やはりこの朝ドラは、こういうところや日常生活の描写が丁寧だなと思います。相変わらずキュウリを齧っていますね一太君。あと東大阪のマスコットの「トライくん」も登場しています。


飲み物-アイリッシュコーヒー
[ 2022/10/19 01:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『舞いあがれ!』17日放送分のざっとしたあらすじ

『舞いあがれ!』17日分の詳しいあらすじですが、この次に回します。

一応ざっと書いておきますが、東大阪に戻って来た舞は、体育の時間も休まなくなりました。しかし不在中にウサギのスミちゃんが死んでしまい、そのことで久留美がよく思われていないようです。

しかしウサギは自分が弱っていることを飼い主に知らせないようで、スミちゃんが死んだのは久留美のせいではないと舞は思い、そのことを学校で伝えようとします。しかし翌日彼女は休みで、家に行ったところ、久留美は舞を中に入れたがりません。中にはお父さんがいるようです。お父さんは元々ラグビーの選手だったようなのですが…。

それと浩太と悠人が、カレーライスを準備して2人を待っていたところ、ご飯を炊いたのは悠人というところ、さらに、舞が自分から、食器を戸棚から出すところなど、家族の成長または変化が窺えます。舞のこの行動は、五島で身につけたものでしょうね。

そして、お隣の「うめづ」の貴司君も相変わらずです。一太とはまた違ったタイプの子ではありますが。

あと先日書いた小檜山氏のnote記事関連です。これに関しても少し前にコメントを頂いていましたが、『ちむどんどん』で実際の放送回と記事のナンバリングがずれているのみならず、前の方でも記事の順序が前後しているようです。プロとしてこれはやはりどうかと思います。


飲み物-ドリップコーヒー
[ 2022/10/18 01:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

朝ドラと小檜山氏note記事 続き

先日の続きです。小檜山青氏の『舞いあがれ!』関連のnote記事への疑問点です。

https://note.com/54seikobi85/n/ne7b1a7215c75
『舞いあがれ』第9回 凧をあげて、心もあげて
舞が一太の家にジャムを届けにいくと、莉子が産気づいてしまいます。一生懸命走って祥子とともに助け、無事出産にこぎつけたのでした。

「一生懸命走って祥子とともに助け」とありますが、舞はまず、一生懸命走って祥子を呼びに行き、しかる後にまた海まで走って、莉子の家族(信吾、一太、凜)を呼びに行ったのですね。

https://note.com/54seikobi85/n/n75712e6a9c5b
『舞いあがれ』第10回 ばらもん凧をあげて、五島に別れを告げる
今回は朝ドラ名物動機付けよ。
ヒロインが目指すものへの動機付けを得る――そういう流れです。五島が綺麗だし、伝統を入れ込んでいるし、役者も演出も衣装小道具も手抜きがない……そつがないのですが、ちと脚本に不安はあります。
要するに、何もかもが舞がパイロットになる動機付けになる舞台装置になってしまっている。それは朝ドラのお約束といえばそうなんですけれども、そのやり口がちょっとわざとらしいと思えます。

何となく記事の雰囲気が変わりつつあります。しかし思うのですが、ここまで観て来ても、これがはっきりした動機づけになっているようには見えないのです。確かに舞は、折に触れて五島で飛行機を目にしており、それもあって、帰りは飛行機に乗りたいとめぐみに頼んだのでしょう。そして念願の飛行機に乗れて大喜びだったわけですが、これが彼女の将来を決めるまでにはまだ至っていないかと思うのですが。ここで舞が急に「パイロットになる」とでも言ったのならまた別ですが。

舞はまだ子役だし、主人公補正もあるし、序盤だし、それにNHK大阪制作だからよいものの。こういうペースでいくとあまりに特別なヒロイン扱いされすぎてよくないんじゃないかと今から若干の不安があります。

「NHK大阪制作だからよいものの」
どういう意味なのでしょうね。小檜山氏はあまり大阪制作のをほめていないのですが。それと「特別なヒロイン扱い」とありますが、私としては前作のヒロインの方が、そういう扱いだったのではと思います。

凧揚げ、舞が主役みたいな扱いなののだけれども。本来、別の家の出産祝いですからね。

これは先日も書きましたが、本来一太が主導して揚げるはずだったにも関わらず、大切な凧だからこそ舞に委ねたという描写になっています。

帰りに飛行機にするのも、そこで予約とかなんとかちょっと気になるところですし。

特に週末とか連休などでなければ、取れたのではないでしょうか。博多(多分)-大阪間は新幹線でも行けますし、めぐみも、当初はそのつもりだったのでしょうから。

ところで大阪空港からだと、バスで近鉄の大阪上本町駅まで行って、それから電車で帰宅となるのでしょうか。岩倉家が、東大阪のどの辺りなのかはっきりとはわかりませんが。ちなみにラグビー場最寄りの駅は東花園です。

あと気になったのが、飛行機内で舞が結構大きな声で思ったことを全部喋っちゃってる。そこを静かにしろとたしなめないものかなと。
『ちむどんどん』なら絶対叩かれている。

ここでなぜか『ちむどんどん』。しかしあちらは、登場人物が大人になっても大きな声で騒いだりしていたから、疑問の声も上がったのではないでしょうか。小檜山氏は『舞いあがれ!』だと叩かれないから面白くないのでしょうか。しかしご本人がその前にも書いているように、まだ子供で初めて飛行機に乗ったこと、そしてここが大事なのですが、めぐみが前の席のお客に、お騒がせしてすみませんといった感じで、頭を下げていますね。あれがあるのとないのとでは大分違います。

あと、舞の性格も。いくら五島で一皮剥けたとはいえ、極端にブレすぎていてちょっとどうなんですかね。表情も大仰すぎると言いますか。こういう子だったっけ? 本質まで変わってしまったような。

祥子からもめぐみからも励まされて、凧揚げの大いに乗り気になったわけですから、それまでの舞とは違って見えるのも当然でしょう。ただ貝殻を拾っていて一太と出会った時には、元のちょっとおとなしい感じの舞に戻っています。

では前作では、主人公の動機づけがどのように書かれていたかというと、このように書かれています。

https://note.com/54seikobi85/n/n3c87cd5548b0
『ちむどんどん』第20回 東京でコックになるさー
そして暢子は?
やんばるナポリタンを思いついて逆転。この過程で自分のしたいことを見出し、就職も決まるという素晴らしい流れに。このやんばるナポリタンがなかなかおいしそうなところも重要です。
料理部の対決は割と昭和の学園もの定番。高飛車なライバルも、健闘を讃えあう流れに。このドラマはちょっとベタなくらい既視感のある展開をしますが、それが狙いだし、それはそれで悪くないと思えます。

私はこの回を観ていないのですが、助っ人として入って逆転勝利で、内定が決まっていたのに東京で料理人になると言い出したのですね。それもちょっとどうかと思うし、しかも私は調理師学校に通うのかなと思っていたのですが、それもせずにいきなり料理人は、やはり厳しいかと思います―もたまたま三郎に会ったから、フォンターナを紹介して貰えたわけですが。

しかしここまで書くのであれば、『舞いあがれ!』も、この年齢にして、早くも進路を決めた舞は素晴らしいなどと書いてもおかしくないはずなのですが、そうなっておらず、わざとらしいとか、あまりに特別なヒロイン扱いなど、批判的表現が目につきます。今後の朝ドラ記事、どう変わって行くのでしょうか。


飲み物-華やかなティーカップと紅茶
[ 2022/10/17 00:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

朝ドラと小檜山氏note記事

まず、先日の小檜山氏のnote記事に関する補足です。

「五島転地療法も一ヶ月とちょっとで終わるわけですが、あくまで祥子とめぐみの判断であって、原因や医学的根拠がないのですね」

どちらかと言えば、常に五島での舞の生活を見て来た祥子の判断でしょうね。めぐみはもう大丈夫だと聞かされて迎えに行くわけですし、やはり親子をあまり離しておくのはよくないと、祥子が実体験を踏まえて考えたせいもあるでしょう。

ところでこの転地療養の件ですが、
「原因や医学的根拠がない」とありますが、これは舞を東大阪に帰すことに関して、医学的根拠がないと言うことでしょうか。私は個人的に舞をなぜ五島に行かせたか、その医学的根拠だと思って先日医師の言葉を引用しておりました。勘違いだったようです、失礼いたしました。しかしこの五島への転地療養、結構大事だと思うのですが、小檜山氏はあまりきちんと書いていないようです。それについては後述します。

で、この『舞いあがれ』、12週間分10話まで放送されましたが、これに関してのnote記事に関して、疑問と思われる部分を見て行くことにします。

https://note.com/54seikobi85/n/n75e669a0db94
『舞いあがれ』第1回 舞は走ることもできない
とりあえず時系列として、近鉄バファローズがなくなること。のみならず震災前夜であること。そこも注目したい。

近鉄バファローズがなくなるのは2005年で、2000年前後には、いてまえ打線などで話題をさらったりもしていたのですが…。

https://note.com/54seikobi85/n/nc729f1347d6e
『舞いあがれ』第2回 妻として、母としての限界 
舞は入院することになりました。浩太は可哀想で見てられないのだと。ここで医者が環境を変えることを提案します。

ここで「環境を変える」が出て来るのですが、かなりあっさりしています。それとあの時の舞は「入院」していたのでしょうか。具合が悪いから病院のベッドに寝ていたと思われますし、あの後浩太とめぐみが家に連れて帰って、自室で休ませたはずなのですが。

https://note.com/54seikobi85/n/nbbf1e4c057d8
『舞いあがれ』第4回 舞はどうしたい?
そこへ一太が土産にガアッパと呼んでいるひょうたんを持ってきます。この間の「ガアッパ」にみつかるという遊びは、ひょうたんを使った鬼ごっこですかね。

ガアッパは河童だと一太が言っていましたね。そしてひょうたんは河童除けですね。

https://note.com/54seikobi85/n/n275c377a6daa
『舞いあがれ』第5回 五島で、自分の心と向き合う
オコゼって踏むと足切断だの、死亡だのあるんだな……。
だから長靴を履かねばならないと。舞は怯えてしまいます。人一倍繊細だから、怖くなっちゃうのね。

舞が長靴をはいたのは、先生がそう注意したからでしょう。実際彼女は先生の言葉を聞いて慌てて長靴をはいたものの、つまずいて転んでしまいます。

https://note.com/54seikobi85/n/nb350addd5d52
『舞いあがれ』第6回 自分のことは自分でやりなさい

これだけすべて有料になっています。なぜでしょうね。

https://note.com/54seikobi85/n/n6b01bb0158e6
『舞いあがれ』第7回 失敗を恐れないで
舞はびわを取るのもおっかびっくり。『ちむどんどん』の暢子のようにいきなりジャンプしたりはしない。性格の違いです。でも、ばんばに支えてもらって取ります。

ビワの木はものにもよりますが、場合によっては10メートルくらいの高さになりますし、ドラマ中の木も割と大きめですから、小学3年生の舞がジャンプして取るのは難しいでしょう。そしてビワは小さな実がまとまってつくので、一瞬でもぎ取ることもできません。だから脚立を使って、ばんばに脚立を支えて貰って少しずつもいでいるのですね。

それとこの当時、手作りジャムを販売する許可は各自治体にまかされていました。全国的に届け出または許可が必要になったのは、意外と最近で、令和3年6月からです。

舞はあまり器用でも要領がよいわけでもないようです。

まだ小学3年生で、どちらかと言えば引っ込み思案な子ですから、失敗もするしうまくできないこともあるでしょう。それと「器用でない」のなら、言っては何ですか前作のヒロインは、料理人でありながら包丁さばきが危なっかしく、お世辞にも器用とは言えませんでした。

舞は帰り道で一太の家族にあい、教会のミサについて行きます。ここで祥子の方を振り返って「行ってみんね」と言われるところがいいですね。

「帰り道で一太の家族にあい」
ではなく、家に戻って来て車から降りたところで、一太とその家族に会ったのですね。

https://note.com/54seikobi85/n/nb3a1bdb63a77
『舞いあがれ』第8回 ばんばでも失敗する
舞は気付きます。船の名前は「めぐみ丸」。長女の名前をつけると縁起がいいってさ。
これも不思議な話で、「丸」って男児につけるもの。それが転用されているもの。なので「長女」に「丸」っておかしいんですね。でも、これがいいのかもしれない。 

船の名前には丸をつけることは慣習化しています。元々は男子の幼名に親愛の情を込めてつけていたのですが、その後船の愛称となります。

でその後シスターフッド、女系継承がどうこうとあり(前作でもそう言っていました)、

でも、ばらもん凧にしたってそうなんです。これは鬼に侍が立ち向かう絵柄だと説明されます。男児向けですよね。男児は強いお侍を目指せというのが日本の伝統。そういう男児向けの風習をさらっと女児が継承しています。

ばらもん凧と言うのは男児(この場合は慶太)の誕生を祝い、初節句に揚げたため、こういう勇壮な意匠になるのも無理からぬことです。そして本当は一太が揚げるはずでしたが、一太は大事な凧だからこそ舞にまかせたいと言ったのですね。

このあと、舞は学校で貝殻の飾り、ウインドチャイムを作ります。舞は一年から三年まで勉強する環境がいいかもしれない。年下の子と学ぶことで、自分の成長がわかるから。

一年から三年まででなく、一年と三年ですね。それとウィンドチャイムと小檜山氏は書いていますが、公式の表現では「貝殻風鈴」となっており、私も風鈴と書いています。

この続きは改めて。
あと第3回と第4回でめぐみが「ひとみ」となっており、直されていないようです。

それと小檜山氏のツイートですが、

https://twitter.com/Sei_Kobeee/status/1580812236779491330
歴史ドラマ、陰謀なんかしているもので思ったこと全部喋るとすごくアホくさいのでちょっと…今年の三浦義村くらいわけわかんないのがいいのよ。

以前武将ジャパンのコラムで
「これはあくまで私見ですが、義村は本作随一のわかりやすい思考回路で、こいつならこうするだろうとピンと来る。
もし自分が同じ立場ならというときの思考が一致していて、すんなり合点がゆく」
とあるのですが…矛盾していますね。

https://twitter.com/Sei_Kobeee/status/1580008234760667136
大丈夫。舞が成長してアンチが増えたら「お約束を無視して」といいだす。しまいにはちむどんを褒め出すかもしれない。誰が、とはいわんけど。

結局小檜山氏は、舞にアンチが増えることを望んでいるのでしょうかね。今後の朝ドラ記事の内容がかなり変化しそうです。

https://twitter.com/Sei_Kobeee/status/1579626031539163136
メソジストにワイン飲ませた花子とアンさぁ…。

以前も書いたことがありますが、『花子とアン』の花子はメソジストの東洋英和で学んでいましたが、彼女自身はあのドラマでは受洗しておらず、従ってワインで酔っぱらっても問題はないでしょう。とは言え洗礼を受けていてもお酒を飲む人はいますが。


飲み物-ミルクが注がれる紅茶




[ 2022/10/16 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『舞いあがれ!』第2週「ばらもん凧、あがれ!」第5話

第2週第5話(第10回)です。


舞は一太の家を訪れ、出て来た一太にこう叫ぶ。
「私もばらもん凧あげたか!」

豪と信吾が、慶太のために作られたばらもん凧を軽トラの荷台に乗せて、皆が待つ場所へやって来る。その大きさに驚嘆する子供たち。まず記念撮影をしようと豪が言い出し、さくらが終わった後でもいいと言うが、信吾はさくらにこう答える。
「うんにゃ。落ちて壊れたら撮れんごとなるけん」
父の言葉に、不吉なことば言うなよと一太。

凧を真ん中にしての撮影が終わり、一太が凧を揚げようとする。信吾は、一太が走り出したら糸を掴んで一太を助けるようにと、凜、耕平、さくらそして舞に指示する。しかし一太は、舞に凧を揚げさせることにする。舞から何かをやろうと言って来たのは、今回が初めてだったのである。舞は迷うが、大丈夫たい、すぐに助けてやるけんとの一太の言葉に、自分が凧を揚げる決心をする。

向かい風を受ける舞を一太たちが助け、凧は大空に見事に舞った。莉子は慶太を抱っこしながら、慶太の凧だと声をかける。舞は祥子に向かって叫ぶ。
「ばんば、凧、私があげた!」
その翌日祥子はめぐみに電話をし、舞が1人で走って凧を揚げたことを知らせる。

舞は熱も出していなかった。祥子はめぐみに舞はもう大丈夫だ、大阪に帰らせると言い、めぐみもすぐ迎えに行くことにする。そして舞は海で貝を拾っていた。一太が鮮やかなオレンジ色の貝がらをくれたため、舞も自分のを渡そうとするが、一太は急に後ろを向き、大坂に帰るのかと訊く。うんと答える舞に、この島は冬は雪が降るから蕗合戦をやろうと言い、島にいるようにと説得する一太。しかし舞は大阪の家族に会いたいと言う。一太は寂しそうな表情を見せる。

荷造りをする舞に祥子は、舞と悠人のばらもん凧を持って帰るように言う。そして凧を揚げた時のことを覚えてるかと尋ねる。風が引っ張って来たけど負けないように揚げたと言う舞に、祥子は、ばらもん凧のように、どんな向かい風にも負けずにたくましく生きるように言い、舞は祥子に今までの礼を言う。そして舞は帰る日、見送りに来てくれた島の人々に貝の風鈴をプレゼントする。おいのこと忘れんなよと一太、舞も一緒におったらいつも楽しかったと言う、

祥子が操るめぐみ丸の船上で、舞はまた飛行機を目にする。港にはめぐみが待っていた。舞はめぐみに抱きつき、めぐみは祥子に礼を述べる。これからはうちがちゃんとやるとめぐみは言い、頑張りすぎんごとせんとと祥子は言う。やがてフェリーが岸を離れ、ばんば、また来るなと言いながら、舞は祥子に手を振る。そして舞はめぐみにあることをねだる。大阪まで飛行機で帰りたいと言うのである。

念願の飛行機に乗ることができた舞は嬉しそうで、機内ではしゃぐ。めぐみは前の座席の客に頭を下げ、舞の言うことに耳を傾ける。飛行機すごいなあと舞。そして東大阪では、浩太と悠人が家の前で待っていた。そこへめぐみと一緒に舞が帰ってくる。浩太は舞によう頑張ったなと声をかけ、めぐみをねぎらう。


舞がついに凧を揚げる決心をします。今までとは違い、何かひどく嬉しそうで五島の言葉を喋るようになっています。そして当日大きなばらもん凧を一太からまかされ、舞は一生懸命に凧を飛ばします。仲間の助けも借りながらの凧揚げは、ひどく充実したものがあったようで、その日は遅くまで興奮していたようです。祥子はそろそろいいだろうと、めぐみに電話をして、大阪に帰そうと思っていることを伝えます。しかし舞が帰ることに、一太は寂しい思いをしていました。

あの、どこかひょうきんそうな一太が落ち込むのだから、よほど寂しかったのでしょう。浜辺で出会った時の舞は、いつもの舞に戻っていました。大阪に戻る前、祥子は舞に、凧のように向かい風に負けずに生きるよう彼女を励まします。舞は貝殻の風鈴を友達や世話になった人に渡し、フェリーポートに向かいます。久々に会う母に、頑張り過ぎるなと言う祖母。祥子の頑張り過ぎるなは舞だけでなく、めぐみに対してのものでもありました。

ところで舞は帰りに飛行機に乗りたいと言い出します。五島で何度か見た飛行機、そして空に舞うばらもん凧に魅せられていたのでしょうか。恐らくフェリーで博多港まで行き、その後新幹線に乗る予定だったのでしょうが、めぐみは飛行機の2人分の席を確保できたようです。初めて乗る飛行機に舞はひどく嬉しそうです。この経験もまた、彼女の将来へとつながって行くのでしょう。

それから、小檜山青氏のnote記事(無料部分)で、取りあえずこの箇所をご紹介しておきます。この朝ドラ、『ちむどんどん』と比較されることが多く、私が見る限りその大部分は、『舞いあがれ!』の方が面白いと言う内容なのですが、小檜山氏はこう考えているようです。

https://note.com/54seikobi85
五島転地療法も一ヶ月とちょっとで終わるわけですが、あくまで祥子とめぐみの判断であって、原因や医学的根拠がないのですね。
精神的なもので、失敗を恐れるあまりそれが発熱につながっているのだとは思います。
それはわかるけど、『ちむどんどん』の歌子が色々言われているとなると、どうしたってこちらも説明不足に思えるんですよね。

なぜ五島に行かせるか、それは第2回に登場します。この中でぼんちおさむさんが演じる病院の先生がこう言っています。

「前にな、奥さんにも言いましたんやけど」
「環境変えた方がええのとちゃいますか?」
「子供は敏感やよってな。親がいっぱいいっぱいなると、まあいろいろとな」

そして実際めぐみは「いっぱいいっぱい」になってしまい、台所で洗い物をしていて泣きだし、浩太はこう言います。

「舞を連れて、しばらく五島に行ってめぇへんか?」
「お医者さんに言われたやろ。環境変えた方がええて」

つまりお医者さんのアドバイスがあって、そのうえで浩太が導き出した答えが五島行きであったわけで、全く根拠がないわけではありません。また失敗を恐れることより、失敗によるストレスが発熱の原因になっているのでしょう。ストレスによる発熱は交感神経の亢進による、褐色脂肪細胞(脂肪を燃焼して熱を作り出す細胞)の熱産生のためと言われています。

それにこのドラマは、前にも書いていますが医事考証が入っていますから、そう根拠のない病気は出てこないかと思います。まあこれは前作もそうだったようですし、小檜山氏はこう書いてはいますが、私はやはり歌子の健康状態が今一つわからないところもありました。

それと五島転地療法は、一ケ月ちょっとではなく、めぐみが五島の祥子に連絡を入れた時のカレンダーが4月、舞が五島の小学校に初めて登校したのが4月26日です。この転校の様子は、第4回に登場します。そしてお盆の念仏踊りの後で凧揚げ、これが8月ですから4か月はいたことになりますね。



飲み物-ローズヒップティー
[ 2022/10/15 01:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『舞いあがれ!』第2週「ばらもん凧、あがれ!」第3話

すみません、今回はごくざっとしたあらすじになります。「ばらもん凧、あがれ!」第3話(第8回)、舞は瀬渡しの釣り客を乗せて、船を操る祖母祥子がとても輝いて見えます。その後潮のが流れが速いから、早めに迎えに来ますと言って元の港(というか船着き場?)に戻り、早めの昼食を摂ります。炊き込みご飯のお握りと漬物、そして五島巻と呼ばれるかまぼこが入っていました。

舞はめぐみ丸というその船の名を見て、昔の祖母と母の関係について訊きたがり、なぜ会わなかったのか、喧嘩でもしたのかと尋ねます。祥子は嫌いなわけがなか、待っとったよと言います。何だかんだ言いつつ、祥子はめぐみのことを心配し、孫の悠人と舞にも会いたがっていたようです。それはめぐみも同じで、舞に関して心配と同時に安堵の気持ちもある、最近よく14年前のことを思い出すと浩太に言います。あの時は母を見返すことを考えていたが、今は肩の力が抜けたと言うめぐみ。浩太は、舞を預かってくれたのは、めぐみを楽にするためかも知れないと言います。

そしてあることを思い出し、家へ向かいます。そこには悠人のためにつくったばらもん凧、そして舞のための制作途中のものがありました。舞はその凧を仕上げようとし、祥子との共同製作に入ります。しかしこれが、後でトラブルのもととなってしまうのですが…。ばらもん凧に絵を描き込み、ようやく舞の分も完成します。そこへ一太がやって来て、一緒に凧を揚げようと誘いますが、舞はこの前の失敗がまだ気になっていました。

その時一太のお腹が鳴ります。おやつの時間だと一太、そして祥子は我に返ります。釣り客を迎えに行く時間に1時間も遅刻していたのです、案の定釣り客の1人はひどく不機嫌ですが、もう1人が民宿も準備してくれたし、飛行機代も出してくれると窘めます。失敗したと言う祥子に舞は、
「おばあちゃん、失敗は悪いことやないんやろ?」
と言います。その前の週に舞は祥子から同じことを言われていました。

学校で舞は貝殻の風鈴を作り、みんなから褒められます。その風鈴を持って帰った舞は、それを祥子にプレゼントします。そこへ一太が誘いにやって来て、舞は元気に出かけて行き、祥子は
「もう少したいね…」
と一人つぶやきます。舞が以前のような引っ込み思案な子ではなく、元気な女の子となりつつあるその様子が、祥子には嬉しかったようです。

ことあるごとに前作と比較するのも何ですが、こういう心の機微の描写は、やはりこちらの作品の方が描かれているなと思います。あと失敗するシーン、そしてヒロインが徐々に変わって行くシーンなども。

飲み物-コーヒーとケーキ
[ 2022/10/13 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』に関しての武将ジャパンの記事について思うこと 76その3

『武将ジャパン』大河ドラマコラム、退場者関連記述への疑問点その3です。

鎌倉殿の13人「全退場者」まとめました~残酷な粛清や謀殺ほぼ毎回 - BUSHOO!JAPAN
(武将ジャパン)
https://bushoojapan.com/taiga/kamakura13/2022/10/09/171294


第19回「果たせぬ凱旋」
死亡者:源行家
死因:逃走、捕縛、斬首
義円や義経を死に追いやった死神。ここで死んでも誰もロスにならない、惜しまれぬ人物でした。
いい味は出してましたね。

惜しまれぬ人物であったかも知れませんが、この人がいたおかげで、あの時期に令旨が鎌倉に持ち込まれたことにはなります。

第20回「帰ってきた義経」
死亡者:藤原頼衡
死因:善児による殺害
ハッキリとした死因・死亡状況が史料になければ、善児が殺して問題ナシ――そんなシステムが活きましたね。

この頼衡は実在そのものが疑われてもいますね。無論「善児が殺して問題ナシ」はこの大河のみですし、自害したはずの伊東祐親も彼に殺されていますね。

死亡者:義経と静御前の間に生まれた男児
死因:殺害
源義経の子を身ごもった静御前。
生まれて来る子が女児ならば助命、男児ならば殺害とされていました。
結果は果たして男児。由比ヶ浜で殺されたそうです。
我が子を連れ去られ泣き叫ぶ静御前で、このあまりにも惨い死を表現しました。

先日分の投稿でも書いていますが、登場人物の子であると言うだけで、その存在すらはっきりと描かれていない人物も退場者にカウントされるのでしょうか(千鶴丸は例外)。個人的に退場者と言うのは、何回か出場した後で死ぬなり、居場所を失って去るなりした人物であると思うのですが。

死亡者:里(郷御前)、義経と里の娘
死因:義経による殺害
義経の妻はおとなしく夫に従って殺害される描き方が多いのですが、本作では夫を挑発し、刺し殺される描き方でした。
義経は感情のコントロールがままならないのでしょう。

この時のあらすじと感想で書いてはいますが、感情のコントロール云々もさることながら、京で刺客を呼び込んだのが彼女であると気づいたせいもあるでしょう。

死亡者:義経、弁慶
死因:敗死
義経の死というと、大河ドラマ『義経』で御堂が爆発した珍場面が、昭和の歴史ファンには御馴染みですね。
弁慶の立ち往生はあまりにも有名。
しかし本作ではこの主従の死を直接的には描きません。
最期まで楽しそうに笑いながら戦っている姿が、義経目線で描かれました。
意図的に湿っぽくしない、そんな三谷さんたちの思いゆえにこうなったそうです。

義経と弁慶は一緒にするべきかなとは思いますが…。尚義経自身の終焉を見せなかった大河としては『炎立つ』があります。これは義経生存説(どこかへ落ち延びた説)を裏付けるかのような描き方でしたが、武者さんは観ているでしょうか。
それと『義経』のシーンが昭和の歴史ファンにはお馴染みなどとありますが、『義経』は平成17(2005)年の大河ドラマです。

第21回「仏の眼差し」
死亡者:奥州藤原一族
死因:一族滅亡
義経を討ち取ったついでに、難癖をつけるようにして【奥州合戦】へ。
この合戦を契機に鎌倉と朝廷のパワーバランスが変わります。
一族を滅ぼしつつ、これからの武士について考える頼朝の姿にえげつなさがありましたね。

元々頼朝はこの奥州藤原氏を滅ぼしたかったと思いますし、この場合は全国の武士を動員できるだけの力を持ったと言うべきでしょうか。それでも大河兼任の乱のように、鎌倉への抵抗もまだあったようです。尚この当時は、後白河法皇はまだ存命です。
ところで
「一族を滅ぼしつつ、これからの武士について考える頼朝の姿にえげつなさがありましたね」
一族とは藤原氏のことでしょうか。えげつないも何も、自分達が東国政権を作るのだから当然でしょう。

死亡者:河田次郎
死因:斬首刑
いいか、これからは主人を差し出す武士は殺すぞ!
そんなデモンストレーションのために斬首に。

所謂「八虐」に値すると頼朝は見たようですし、今後の鎌倉幕府に於いて、謀反を企んだ人物がどのようになるのかの見せしめとも言えます。義時も、この時の頼朝の行為に影響されるものがあったかと思えます。

死亡者:八重
死因:溺死
川に取り残された鶴丸を救おうとし、八重は流されてしまいます。
我が子・千鶴丸と名前が似ている子を救えた八重は、ある意味救われたのかもしれません。
義時は全く救われませんが……。

八重もいつ亡くなったかは不明な人物ですので、この辺りでとなったのでしょうか。しかしその場に義村がいるというのがこのドラマらしくはありました。結局義時もその後比奈、そしてのえと妻を2人娶っていますね。

第22回「義時の生きる道」
死亡者:後白河院
死因:自然死
誰もロスにならないとネットニュースになっていたその死。まぁ、穏やかでしたね。
「楽しまれよ」と、孫の後鳥羽天皇に言葉を残して逝きました。

その前に後白河法皇は、頼朝を牽制するようなことも言っていますね。朝廷の権威を守ること、そして「楽しまれよ」と、梁塵秘抄の編者らしい言葉を遺すこと、どちらもこの人物を象徴していたと思います。

第23回「狩りと獲物」
死亡者:工藤祐経
死因:源頼朝の影武者になっていたところを、誤認されて斬首
(中略)
頼朝は、亀の時といい、今回といい、スケベ根性で命拾いをしているのです。
天に選ばれるって、こういうことですか?
ここで頼朝殺害の誤報を受け取った範頼が不幸でした。
兄に代わって鎌倉を守ろうとした結果、鎌倉殿になり代わるつもりか?と疑われてしまう。

「頼朝は、亀の時といい、今回といい、スケベ根性で命拾いをしているのです。
天に選ばれるって、こういうことですか?」
武者さんらしい表現ですが、あまり品のいい表現とは思えません。嫌いな大河、たとえば、昨年の『青天を衝け』に対する物言いのようです。
そしてこの当時のコミュニケーションのずれ、三善康信の行動、すべて範頼にマイナスに働きましたね。頼朝は自分の跡目を狙おうとした人物に懐疑的であったとも取れますが、実朝亡き後は、源氏の血を引く者が命を絶たれてしまうことになります。北条の企みと言われてはいますが。

死亡者:曽我兄弟
死因:兄・十郎は襲撃の際に討ち取られ、弟・五郎は斬首刑
本当は頼朝を殺すつもりだったのに、誤認して工藤祐経を殺してしまった!
そのうえ頼朝暗殺ではなく、親の仇討ちにされて斬首。
あまりに酷い死に様でした。
日本人におなじみの曽我兄弟の仇討ちが、史料をふまえて悲惨なことに。鎌倉はおそろしいところです……。

このようにしておかないと、頼朝に取っては都合が悪いわけですし、新しい体制とはこういう犠牲を伴いがちであると言えます。それにしてもこの「五郎」が、『ちむどんどん』でいきなりフォンターナに入って来て、清恵の名前を呼んだのには驚きでした。

第24回「変わらぬ人」
死亡者:大姫
死因:病死
源義高のあと、スピリチュアルにのめり込んだりして、何かと情緒不安定だった大姫。
後鳥羽天皇入内工作の過程でさらに心理的打撃を受け、ついには自ら選んだように、花が枯れるように散りました。

「源義高のあと」とありますが、「義高斬首のあと」でしょうね。
それにこの当時、スピリチュアルと言うか、呪術的なものはまだ社会に広く存在しており、その意味でこの大姫のキャラ設定は、私としてはちょっと疑問に思えました。義高の蝉の抜け殻を見ていないはずなのに、万寿の蝉の抜け殻を見て涙するところしかりです。
しかし入内そのものには前向きであったわけですから、要は都の、特に朝廷の習慣に馴染むには無理があったと言えます。それと病を得てそのまま死ぬのではなく、それから2年後というのもやや不自然に思えました。

死亡者:源範頼
死因:善児による殺害
大姫の死は誰かの呪詛ではないか?
やけになった頼朝がそう言い出し、大江広元が範頼のせいだと言い出す最悪の展開へ。
頼朝により修善寺に流されていたところ、善児が来て殺されてしまいました。
史実では自害とされています。

範頼も伊東祐親同様自害なのですが、ここでは善児がやったことになっていますね。

死亡者:トウの両親
死因:善児による殺害
範頼の殺害現場には夫妻と幼い娘がいました。
夫妻を軽々と殺した善児は、娘が鎌を構えた姿を見て、どういう気まぐれか、あるいは資質を見抜いたのか、その娘を弟子とするのでした。

一応あの少女がトウではあると思われますが、確固たる裏付けはありません。この場合、修善寺で、範頼の身の回りの世話をしていた百姓の夫婦と言った方がよさそうな気がします。


飲み物-グラスに入った黒ビール
[ 2022/10/13 00:30 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)

『舞いあがれ!』のざっとした感想と有働由美子さんのコメント

『舞いあがれ!』今回はあらすじはお休みです。しかし舞、祥子の手伝いをしてビワのジャムを作ったり、一太の家族に連れられて教会(聖堂)へ行ったり、さくらから彼氏を待っていることを聞かされたり、五島での生活に溶け込んで行くようになり、熱も出さなくなっているようです。ちなみに長崎のビワは美味しいです。東大阪では浩太が、めぐみに何もかもまかせるのはよくないと、祥子のように「自分のことは自分で」と言い出します。

この舞は後にパイロットを目指すようになるのですが、飛行機を見たり、祥子が船を操縦していたり、また一太に連れられてミサに行った時の、『マリアさまのこころ』の「あおぞら」という歌詞、こう言うのも彼女の、空を飛ぶ夢に関係してくるのでしょう。ところでやはり一太の家は、第3話と第4話の感想で書いていますが、カトリックのようですね。月曜日のOPのクレジットに「カトリック長崎大司教区」があることから、何らかの形でキリスト教や教会が登場するのだろうと思ってはいましたが。

ところでこれは『ちむどんどん』関連ですが、有働由美子さんが反省会タグのツイに批判的なコメントをしたこと、ヒロインは視聴者が育てるものであるとも言ったことを、当の反省会タグのツイで知りました。ツイートに批判的なコメントをするのは各人の自由ですが、有働さんの場合元NHKアナであり、朝ドラが作られる現場、そして今までの朝ドラに関しても一般視聴者よりは知っているはずです。この朝ドラを観て、あまりに途中経過が描かれないこと、犯罪関係の描写が朝ドラにしては多い作品であることを、どのように捉えていたのかなとは思います。

それと「ヒロインは視聴者が育てる」ですが、これもかつてはそのようであったのかも知れません。しかし私としては、ヒロインを育てるのは制作サイドであり、視聴者はそれを見守る存在であると思います。ですからヒロインが成長しない、学ばないようなシーンが出て来ると、これはおかしいとなっても不思議ではないでしょう。

しかし前作は、かつて『真田丸』を手がけたスタッフもいたのですが、なぜこのようになってしまったのかとも思います。それと『舞いあがれ!』では五島に関する豆知識的なナレが時々登場し、大河の「紀行」を思わせます。しかし『ちむどんどん』では、あまりその手の情報がなかったのが残念です。


飲み物-注がれる紅茶
[ 2022/10/12 01:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

原因不明の発熱に関してのそれぞれの朝ドラの描き方

既にツイッターでも指摘されていることですが、『舞いあがれ!』の舞の原因不明の発熱と、『ちむどんどん』の歌子のそれに関して改めて。しかし桑原亮子氏が脚本を手掛け始めた頃、ここまで原因不明の熱についてあれこれ言われるとは、思っていなかったでしょうね。

舞の発熱については、まず「走ったら熱が出る」、しかし原因不明であると言われていました。その後五島へ行き、祖母の祥子が、母のめぐみが無意識のうちに、舞の気持ちを無視する行動に出てしまい、それがもとで発熱してしまいます。後者はどうもストレス性のように見えます。今後この2つがどのように関係するのか、明らかになって行くのかも知れません。2週目も舞は発熱してしまうようですから。

一方歌子です。私は『ちむどんどん』の最初の方を観ていませんが、少なくとも10代後半の歌子はすぐ発熱し、そのためアイドルのオーディションを棒に振ってもいます。その後就職しても熱を出したりしたことから、これもストレス性なのかなと思ってしまいますし、実際『ちむどんどん』関連投稿で、歌子はストレス性高体温なのかと書いてもいます。

そしてこれも多くの人が指摘していますが、舞の場合両親がそれを気にかけ、そのためにめぐみは、疎遠になっていた母を頼って五島まで行くことになります。しかし『ちむどんどん』の場合は、家族がそれを気に掛けるシーンが意外にありません。これに関しても少し前に書いていますが、沖縄は復帰から1年して皆保険となり、名護には病院もありました。

もし優子がそのために借金をして、歌子を病院に連れて行くシーンがあれば、まだしも納得できたでしょう。しかし実際は東京の病院で検査を受け、それも原因不明となっています。恐らくストレスが原因であることも関係あるのかも知れませんし、名護の病院に行っても同じことを言われた可能性もありますが、それはそれで、病状改善を模索する様子がもう少し描かれてよかったかと思います。

ただ歌子の場合、主人公でないせいもあり、どのような条件下で発熱するのかがややわかりづらいところもあります。しかも杉並のちむどんどんを手伝っている時は元気なのに、発熱して迷惑をかけたからやんばるに帰ったことになっていますが、この時何が原因であったかはわかっていません。

しかも最終回では、歌子はまた倒れてしまいます。この時は徹夜でそば作りをし、その後配膳もし、さらに民謡を歌うと言う、健康な人でも具合が悪くなるような状況でした。ただ彼女の婚家は豆腐店でその仕事を手伝っており、豆腐作りも結構重労働のはずなのに、そちらの方では大丈夫なのかという疑問もわきます。

ならばストレス性なのかとも思いますが、ストレス性であそこまで重篤な症状になるものでしょうか。何か脚本の都合で、あのような症状になってしまったと考えざるを得ないのです。それとこの時、御嶽(ウタキ)で賢秀、良子そして暢子が叫ぶ描写がありますが、ああいう場所であんな大きな声を出せるのか、やはりこれも疑問に思いました。

それからこの『ちむどんどん』最終回に関して、NHKの会長が「どういう結末になるのか心配だったが、ある意味非常にハッピーで、沖縄のきれいな風景がずっと映っていて、非常にいいドラマだったと思う」とコメントしたそうですが、最終回ならもう少しストーリーに言及してほしいものです。とは言え、歌子の病気と御嶽のシーン、その後いきなり40年近く経ち、皆が年取って終わってしまった感はありましたが。

私は朝ドラは、所謂BK(NHK大阪制作)の方を多く観ますが、今回の『舞いあがれ!』は現時点では面白いし、『あなたのブツが、ここに』もNHK大阪であったことを思うと、ドラマの半分ほどはもう大阪局にまかせてはどうかと思ってしまいます。東京は大河とバラエティ中心でもいいのではないでしょうか。

飲み物-エスプレッソ2
[ 2022/10/10 01:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『舞いあがれ!』「お母ちゃんとわたし」第5話

「お母ちゃんとわたし」第5話です。このサブタイ、めぐみと舞だけではなく、祥子とめぐみの関係をも示唆しているようです。舞は元気いっぱいで校外学習へ出かけるのですが…。


舞たちのクラスは校外学習で磯に来ていた。舞も興味津々で網で生き物をつかまえる。その頃祥子とめぐみは、ジャムの瓶の蓋にラベルを貼る作業をしていたが、そろそろ舞たちの昼食の時間であり、めぐみはそれが気になる。こちらの昼食は、このジャムを運び終わってからになると祥子。

舞は凜とおかずを交換したりして、昼食を楽しんでいた。しかしめぐみは舞のことが気になって仕方ないようだった。祥子は、ついて回るわけにはいかんやろ、一人だとどうしようもないから来たのではないかと言い、島のみんなが見てくれとると諭すが、めぐみはうちの子だからうちが何とかすると言い張る。

やがて2人はジャムを車に乗せ、卸先を目指す。そして磯では、午後になっても校外学習が続いていた。一太は水中眼鏡で海の中をのぞいていた。そして舞は、耕平がはだしで歩くのを見て驚く。他の子供たちも耕平に促されて長靴を脱ぎ、はだしの感触を楽しむが、耕平があやまってオコゼを踏んでしまう。

一太が大声でそのことを伝え、先生たちは子供たちに長靴をはかせて上がるように言う。舞も長靴をはいて陸上へ上がろうとすぐが、バランスを崩して転び、服を濡らしてしまう。舞の脳裏に、かつてリレーを走っていて転んだ記憶がよみがえる。

一方祥子の車では、めぐみがなぜジャムを作り始めたかを祥子に尋ねていた。若者が島から出て行き、果物がなっても食べきれないため、もったいないからとジャムを作り始めたのである。そして車の前方に、子供たちが校外学習をやっている磯が見えて来た。めぐみは舞が先生に抱きかかえられているのを見つけ、車を止めて貰って駆け寄る。

舞は転んだときにかすり傷を負っていた。先生が手当てをしているにも関わらず、服が濡れているのが気になるのか、夢中になって、舞の世話を焼くめぐみを見つめる祥子。

その夜夕食を食べながら、祥子は舞に心配しなくていい、耕平は大丈夫だと話しかける。しかしめぐみは尚も、舞を磯に行かせたことを後悔するかのようだった。そんな大げさなことではないと祥子は言うが。めぐみは少しずつやらないとしんどくなると、舞の同意を求めるかのような口ぶりだった。

そこで祥子は、めぐみに東大阪に帰るように切り出す。舞は自分が預かると言う。不満そうなめぐみに、舞のことを心配し過ぎていること、舞はここに来てから、めぐみの顔色ばかり窺っている、舞はお前に遠慮しているから、しばらく舞から離れた方がいいとぴしりと言う。めぐみはその夜ひとりで祥子の言葉、そして自分に対する舞の反応を噛みしめていた。

めぐみは舞に、いっぺん東大阪に帰ることを打ち明ける。私はと尋ねる舞に、もう少し五島にいた方がいい、舞のペースでゆっくりやったら元気になるとめぐみ。その夜舞は、隣に寝ているめぐみに抱きつき、めぐみも舞の手を握り返す。その前夜、あまり気分がよさそうでなかった舞も、翌朝には元気になっていた。

めぐみは祥子に舞のことを頼み、フェリーに乗り込む。ここで初めて涙を流す舞に、祥子はよう頑張ったなと声をかける。
「私と一緒にいてたら、お母ちゃんしんどそうやから」
さらに舞は、めぐみが自分にここに残ってほしいと思っている、だから帰れないとまた涙を流す。そんな舞に祥子は、ちゃんと自分の気持ち言えたばいと言い、少しずつでよかと励ます。

戻って来た祥子と舞。舞は空に浮かぶ凧を見て、あれは何かと祖母に尋ねる。祥子は言う。
「ばらもん凧たい」
そしてばらもんは元気者という意味だと教える。舞に取ってよく知らない島で、よく知らない祖母との暮らしが始まろうとしていた。


楽しそうに海中の生物をつかまえ、観察する子供たちですが、耕平がオコゼを踏んでしまい、先生たちは長靴をはいて上がるように呼びかけます。しかし舞は陸に上がる際に転んでしまい、かすり傷を負います。ジャムを卸先に運ぶ途中で、舞の姿を見ためぐみは車を止めて貰い、舞に何があったのか引率の先生に尋ねます。その様子を眺める祥子。どうもめぐみは、舞のことが気になって仕方ないようです。

そしてついに祥子は夕食時に、めぐみに東大阪に帰ることを勧めます。このままだと、やはり舞がめぐみの顔色を窺い続けることになる、母子の間で距離を置くのがいいと祥子が判断したためでした。めぐみも決心したようで、単身東大阪に戻ることにします。舞はやはり寂しそうですが、めぐみがフェリーに乗り込むまでは我慢していました。

しかしめぐみの姿が見えなくなると涙を流し、お母ちゃんがしんどそうだったこと、自分にここに残ってほしいから、まだ自分は帰れないと言い出します。舞が初めて、自分の言葉で自分の感情を表したわけで、祥子はちゃんと自分の気持ちを言えた、少しずつでいいからと舞を励まして島に戻ります。

島の空を凧が泳いでいました。舞が初めて見るばらもん凧でした。そしてこの島で、舞に取って初めての、そしてまだよく知らないおばあちゃんとの暮らしが始まろうとしていました。

ところで耕平が海に入っていた時、頭に何やら巻いていましたが、『ちむどんどん』の賢秀ニーニーのスーパーバンドをちょっと思い出しました。

あと舞のお弁当、めぐみが作ってくれたのですね。めぐみの愛情が伝わってくるお弁当ですが、その愛情が時に、舞に取ってはマイナスになってしまってもいるようです。


飲み物-ココアと生クリーム
[ 2022/10/08 01:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

TopNTagCloud