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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『舞いあがれ!』第8週「いざ、航空学校へ!」第2話&第3話

第8週第2話(第37回)と第8週第3話(第38回)です。


第37回
航空学校に入学した舞は女子寮の部屋に行き、同室の矢野倫子(りんこ)に挨拶をする。てきぱきと荷物の整理をする自分を見ている舞に、矢野は怪訝そうな顔をする。男子ばかりと思っていたので安心したと舞は言うが、倫子は意に介してなさそうだった。その矢野の服や私物、本なども、舞が恐らくは初めて目にするものであり、舞はいささか気おくれしながらも自分の荷物の整理をする。そしてベッドと棚の間に持って来たばらもん凧を取り付ける。

授業が始まった。舞と共に学ぶのは18名の学生で、宮崎で510時間の基礎知識の講義を受けることになる。その後は帯広のフライト過程が待っていた。クラスの担当は面接官を務めていた都築英二だった。都築は6人ずつの3つのチームを作る。そして食事もその6人で摂ることになる。6人の中で、真っ先に自己紹介をしたのは舞だった。大阪出身と訊いて、チームの1人水島祐樹が何か面白いこと言ってよとからかい、矢野がそれを窘める。

ついで矢野、眼鏡をかけた中澤真一、吉田大誠と自己紹介を終える。この吉田は声が小さかった。最後は例の柏木弘明が、不愛想に自己紹介をして終わる。舞は皆がどこから来たのかと尋ねるが、それは意味あるのかと柏木。一緒に勉強するから知っていた方がいいと舞は言うが、慣れ合う必要はないと柏木は素っ気ない。

授業中舞はうまく答えられず、柏木がフォローする。舞以外の学生は専門用語や質問の意味をきちんと理解しており、的確な回答をしていた。舞は柏木に礼を述べるも、柏木は例によってポーカーフェースだった。後れを取り戻そうと勉強する舞を尻目に、矢野はどこかへ出かけて行った。しかし矢野は座席位置の調整の手順について、よどみなく回答して舞を驚かせる。

舞は1人部屋で勉強に励むものの、矢野はその後も出て行き、気になった舞は後をつけてみる。倫子は男子寮のある部屋に入る。その後も倫子は、コックピットのやり取りで完璧とも言える英語での会話をこなし、都築はノートに何やらメモっていた。その後も倫子の男子寮行きは続き、舞はドアに耳を付けて何が行われているか知ろうとする。そこへ吉田が現れて不思議そうな顔をし、舞がドアに体をぶつけたため倫子が中から現れ、つけてきたのと問いただす。

倫子は舞を連れて部屋へ戻る。実は倫子は勉強しに男子寮に行っていたと答える。ここでやったらええやないですかと舞は言うが、勉強できない人とやっても成績上がんないでしょと倫子は言い、すぐにその言葉を詫びる。着替えてメークしているのはなぜかと舞は尋ねるが、この方が気合が入る、すっぴんで部屋着だと緊張感でないと倫子。

自分の言葉に素直にうなずく舞に、倫子はこう言う。
「あなた、もっと要領よくやらないとやっていけないわよ」
倫子は舞の素直さに呆れつつも、一緒に行くかと誘う。先輩に聞いたほうが早いとの言葉にうなずく舞。その後食事のカレーを美味しそうに頬張る舞に、分かりやすい顔しているねと矢野は言い、そして自分を呼ぶときは倫子でいいと言う。

そこへ水島と中澤も合流するが、同じ頃都築が食事を済ませて立ち上がる。都築は例のノートをまたも手にしていた。中澤はそれに目をやりつつ、食事中も気が抜けないと言う。都築は学生たちの日常生活をもこまめにチェックし、それを都築ポイントと呼ぶらしかった。

第38回
中澤も実際、この都築ポイントの詳しいことは知らなかった。しかしそのメモが、帯広でのフライト過程に引き継がれるらしいから、要注意だと言う。舞は急に不安になる。その後授業で、日本からアメリカへの飛行経路を巡って、倫子と柏木は意見をぶつけ合うが、その間も都築はメモを取っていた。そして、次回までにグループの意見をまとめておくことになる。

クリスマスも間近で、舞と吉田は談話室でクリスマスツリーを飾っていた。舞は倫子が、柏木の意見は通したくないと言っていたことを話す。吉田は最短距離を取る柏木、遠回りでも安全安心な飛行をしたい倫子、形は違えどどちらも志の高いパイロットを目指していると言い、舞はその言葉に感心する。

しかしどうにかうして意見をまとめなければならず、舞はクリスマスパーティーを提案し、舞は土曜日にパーティーをやろうと決め、まず倫子に話すが、柏木がいると嫌だと倫子はにべもない。中澤は、土曜日は妻子が来ることになっていた。この時舞は中澤が既婚であることを知る。そして水島は合コンを理由に断り、柏木はやはりこの話に乗ろうとしなかった。

柏木が来ないなら行ってもいいと倫子。しかしそれではこのパーティーの意味がないと舞は迷う。食べ物を用意しなければと言う倫子に、自分が作ると舞は言い、お好み焼きを準備する。クリスマスらしく帽子やトナカイの角をつけたAチームのメンバー3人が談話室に集まる。何でお好み焼きと尋ねる吉田に、実家の隣がお好み焼き屋さんだと答える舞。

クリスマスはチキンでしょと言いつつ倫子はお好み焼きを口にし、一言美味しいと言う。吉田も嬉しそうに頬張るが、その時合コンをキャンセルした水島が実家からの差し入れだと言って、ダンボールを持って来る。水島の実家は、北関東のスーパーマーケットチェーンで、中にはスナック菓子やラーメンが入っていた。大阪育ちの舞はミズシマストアについて吉田に尋ね、水島は食料と一緒に入っていた母からの手紙を見る。それにはこう書かれていた。
「気が済んだら帰ってこいとお父さんが言っています」

そこへ都築もやって来てあとの2人はと尋ねる。その頃中澤は妻に電話をし、何やら言い争う。部屋を出た中澤は偶然会った舞からパーティーのことを知り、飲みたい気分だと談話室に向かう。その舞は柏木を呼びに行き、都築が来ていること、協調性があるところを見せないと、何を書かれるかわからないと談話室に彼を連れて行く。また舞は倫子に、柏木が謝っていたと嘘を言い、柏木もばつを合わせる。

お好み焼きを平らげた柏木は、もう一枚焼いてくれと言う。舞が作るお好み焼きを、興味深そうに見つめる柏木は、これがお好み焼き初体験だった。まさか御曹司か、そう言えば特技が乗馬だったという声が飛び交い、水島は彼の父が元パイロット、母が元CAの航空エリートであることを明かす。

道理でいつも自信満々なわけねと倫子は言い、自覚のないところが如何にもエリートと言う。彼女はかつて商社にいて、そういう男たちを見てきた、ここにいる男たちだって、大した苦労もしていないのに自信だけは一人前と言い、場の空気が悪くなりかける。舞はそちらの方に気を取られ、柏木のために焼いていたお好み焼きを焦がしてしまう。


舞が初めて家族や身内から離れ、寮生活を始めます。同室の矢野倫子は5歳年上で、さばけた感じの人物でした。舞にはかつての吉良冬子同様、何か憧れを感じさせる人物でもあるようです。その倫子は毎晩のように出かけて行き、気になった舞は後をつけて、先輩の部屋で勉強していることを知り、倫子ももう少し要領よくしなきゃと舞を誘います。自分でこつこつ努力することに慣れていた舞には、新たな体験でした。

一方で都築教官は、学生たちの日常の行動をメモしているようです。しかも授業中にも、学生の態度をチェックしているようで、都築のいる場所では気を抜けなくなっていました。一方舞が所属するAチームでは、柏木と倫子がそれぞれの主張を巡って対立するようになり、舞は親睦の意味でパーティーを開こうとします。しかし案の定柏木は来ようとせず、倫子は柏木が来ないなら行こうと言い出します。

舞が準備したのはお好み焼きで、あのうめづのメニューも入っていました。倫子も吉田も美味しそうにお好み焼きを食べ、そして都築もやって来ます。舞は都築が来ていることを理由に、柏木を談話室に連れて来ます。その柏木は初めてお好み焼きを食べ、舞におかわりを注文します。彼は元パイロットの父と元CAの母を持つ、いわば航空エリートでした。しかし倫子はかつて商社に勤めており、そういうエリートたちを嫌っていました。

一方水島も、大手スーパーチェーンの経営者の息子で、母は本当は父の跡を継いでほしいようです。中澤も本当は妻と折り合いがよくないようで、チームのメンバーの人となり、家庭環境が明らかになって行きます。そして舞、柏木が謝っていたと倫子に言って取り繕う辺り、彼女も成長しつつあるようです。

ところで先日のコーヒーをこぼしそうになるシーン、そしてお好み焼きを焦がすシーンが、『ちむどんどん』にそっくりだと批判する声もあるようです。見方は様々ですが、私はそうは思いません。確かに両者に共通するシーンはありますが、描かれ方やそれまでのいきさつがかなり異なるからです。

あと倫子を演じる山崎紘菜さん、かつてラグビーのアンバサダーを務めていましたね。


飲み物-冬のティータイム
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[ 2022/11/24 01:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

朝ドラと小檜山氏note記事 6

第37回のあらすじ関係は次回になります、今回は小檜山氏のnote記事に関してです。

と言いつつドラマ本編で少々。舞が同室になった矢野倫子は、吉良先輩をいくらかダブらせているのでしょうか。仲間たちもいくらかなにわバードマンの面影がありますし。あの倫子、25歳という年齢からしても、社会人経験があるのではと思われますし、それが私物とか、平気で男子寮に行って一緒に勉強をする姿勢に現れているように見えますね。彼女に比べると、舞は如何にもおぼこい感じです。

ではnoteの方ですが、どうも連日似たような論調ばかりが目立ちますね。それとやはりドラマ本編をちゃんと観ていないのだろうと思われます。これは第36回の分ですが、航空学校(航空大学校)の試験の様子なども書かれていませんね。

大学の単位を取得しないと説明されて、だったら中退を止めた親が正しかったのではないかと思えましたよ。バイト先でも心配されておりましたが、自分の都合だけで勤務先でも迷惑かけるってどういうことなのか。しかもこのバイトはロードバイク代を返すためのものでもあり、もっと悲壮感があってもよさそうなものですが。

「大学の単位を取得しないと説明されて」
2年以上の在籍、62単位以上の取得は調べればわかることですが、それをご存知なかったのでしょうか。それと中退して行った方が、年齢的に若い時期にライセンスを取れるという点で、キャリアに有利に働くでしょうし。
「勤務先でも迷惑かける」
迷惑かけると言うより、ノーサイドの店主の道子は舞のことを心配しているのですね。
「しかもこのバイトはロードバイク代を返すためのものでもあり、もっと悲壮感があってもよさそうなものですが」
ロードバイク代と学費を自分でどうにかしたいと舞は考えていますね。そのためシフトを多くしていて、それで疲れてもいるのでしょう。それとこの場合、わざわざ悲壮感を入れる必要もないと思うのですが…それがないのが小檜山氏は気に入らないのでしょうか。

舞の無茶苦茶さは、親ガチャ当たりだからできる。こうして勉強するのだってただではできません。(中略)このあたり、『ちむどんどん』の暢子とそもそもの難易度が違うわけです。『おちょやん』や『スカーレット』ともそりゃね。ここ数作朝ドラでは最も甘ったれた環境で、まさに親ガチャあたりといったところ。

甘ったれてなどとありますが、一時は浩太の工場も倒産し兼ねない状況にありました。悠人の中学受験も危ぶまれたほどで、それぞれ事情は違っても、その時々の悩みと言うのはあるものです。そして暢子ですが、資格を持っていない(調理師免許を取ったという描写もない)割に、随分ととんとん拍子に行っていたと思うのですが。しかもオーナーの房子と対決めいたことまでやっていますし。

たかしもそうです。なぜ、俳句を詠むようになったら仕事もせず島根に何週間も旅行に行けるのか。

まず「貴司」と書きましょうよ。その貴司は仕事で行き詰まり、退職後自分の居場所を求めようとしたわけで、これは五島で舞と久留美に話していました。恐らくバイトか何かはやっているのかも知れません。

パイロットになりたいとゆるふわなことを言うわりに、理論は語らない。とってつけたようなお勉強の場面だけでなんとかなっています。

ゆるふわではなく、なぜパイロットになりたいのかを、五島で浩太とめぐみに話していますけどね。そもそもなりたいと言う動機と、パイロットとしての理論は同じものではないでしょう。具体的にどう言ってほしかったのでしょうか。

学校で出会うただの感じ悪いやつはなんなのか。一方でこいつは、いちいち「クールにしゃべるぞ!」と気合を入れて、キメキメにそれっぽく作って話しているのがわかってわけがわからない。しかも悠人とキャラがかぶっている。

柏木君のことでしょうか。感じが悪いと言うより、刈谷先輩同様に理屈っぽくて愛想がないから、ぱっと見あまり好感を持たれるイメージではないのでしょう。

「いちいち『クールにしゃべるぞ!』と気合を入れて、キメキメにそれっぽく作って話しているのがわかってわけがわからない」
「キメキメにそれっぽく作って話しているのがわかってわけがわからない」
わかってわけがわからない、てどういうことでしょうか。「それっぽく作って話しているのがわかって鬱陶しい」とか、そういう形に持って行きたいのでしょうか。私が観た限りでは、「それが俺に何の関係があるのか」と言いたげな、つまり舞から何か愛想めいたことを言われるのが苦手そうな、そういう口調だったとは思います。


飲み物-温かいカフェオレ
[ 2022/11/23 01:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『舞いあがれ!』第8週「いざ、航空学校へ!」第1話

第8週第1話(第36回)です。


4月、舞は航空学校の受験勉強の真っ最中だった。しかし制限時間中に問題が解けない。そして5月、航空学校受験には単位も取らないといけないため、舞は大学にも通い続けるが、遅刻しそうになったため朝食を抜いて出て行ったり、その一方でバッグを忘れたりもしていた。6月。ちょっとでも学費を稼ごうとして、ノーサイドでバイトをしていた舞は、疲れもあってふらつき気味になっており、コーヒーを運ぼうとしてよろけてしまう。

一次試験受験当日。出がけに舞は両親から神社のお守りを貰う。500人以上が3回の試験に臨み、合格するのは72人という難関の試験が始まる。二次試験では身体検査や心理テストなどもあり、それをクリアすると、宮崎本校での面接が待っていた。舞は面接で一緒になった男子の受験生に、緊張しますねと声をかけるものの、相手は君の緊張は俺に何の関係もない、黙っててくれと如何にも素っ気なかった。

面接で舞は得意なことを聞かれ、子供の頃工作が得意で飛行機を作ったことを話すが、好きなことではないと面接官からs注意される、一方で柏木と呼ばれた男子受験生は、馬術の話を始め、面接官たちを驚かせる。

最後のパイロットを目指した理由を聞かれて、舞は人力飛行機のパイロットをやった時の一人一人の思い、飛んだ時の喜びを話し、沢山の人の思いを載せて空を飛ぶパイロットになりたいと締めくくる。一方柏木はそつなく、多くのお客様の命を預かって、世界中の空を飛ぶパイロットに憧れて来たことを話す。

やがて面接が終わり、緊張したと独り言を言う舞に、柏木はあんな回答がよく出て来るな、人力飛行機とプロのパイロットは違うと言い、さらに
「夢だの思いだの、頭の中お花畑か」
とまで言い、もう君と会うことはないだろうと言い捨てて去って行った。

そして舞は合格通知を受け取る、うめづで祝賀会が開かれ、いつもの3人が顔を揃える。実は舞は試験には自信がなく、面接も焦って変な空気になり、ギリギリの合格ちゃうかなと話す。そして一緒に面接を受けた柏木が、難しいことを言っていたと話し、雪乃からその人イケメンかと突っ込まれる。雪乃曰く、パイロットはハイスペック男子の集まりなのである。

背は高かったけど感じが悪かったと舞。舞がそのようなことを話すのは珍しいと貴司。そして舞は、面接の後「もう君と会うことはないだろう」と言われたと話し、腹立ったと打ち明ける。そして久留美も実習先の病院で、嫌味を言われたことを話す。

そして舞は貴司に、腹が立ったことはないかと尋ねるが、既に会社を辞めている貴司はあんまりないと言い、この前3週間島根に行っていたこと、短歌を作っていることを話す。自分の中の何かが少しずつ広がっていると貴司。その後勝が、合格祝いだと「バファローの雄叫びスペシャル」をご馳走してくれた。

そして舞は1年入学待機をし、12月に宮崎に向けて発つことになった。荷造りを終えて両親に礼を言う舞。浩太はこれからやでと、やりたいことを貫くのはホンマに大変だと言い、夢をかなえるには一歩一歩諦めんと、進んで行くしかあれへんねんと娘を励ます。しんどなった時は、いつでも電話して来てええんやでとめぐみ。

空を飛ぶのを楽しみにしていると浩太から言われた舞は、翌日宮崎に降り立った。制服を身に着けて、校内へと入って行く舞はそこである人物を目にする。相手も舞を観て一瞬驚いた顔をした、それは、あの面接で一緒だった柏木だったのである。


21日放送分から、脚本が嶋田うれ葉さんになり、航空学校編に入ります。舞は学科試験と適性検査に合格し、宮崎本校での面接に臨みますが、その時一緒になったのが、あの刈谷先輩を連想させる柏木という人物でした。『ガリレオ』の湯川先生を彷彿とさせる、何となくとっつきにくく理屈っぽい雰囲気を持つ彼は、面接の舞の言葉に批判的で、もう会うこともないなどとまで言うのですが、それとは裏腹に、この面接がこの両名の出会いであったとも言えます。

しかし62単位を取得するわけですから、大学の方も頑張らなければならず、しかもバイトもと来れば、いくら若くてもかなり疲れてはいるでしょう。現にノーサイドで舞はよろめき、コーヒーをこぼしそうになります。このシーンが『ちむどんどん』を連想させると言う意見もあるようですが、

前作の場合、主人公がそこまで疲れるほど一心に料理に打ち込んだようには見えないし、それ以前にも食材をぶちまけたり焦がしたりするシーンがあった。あの料理を落とすシーンは、恋愛に心を囚われたのが原因だった
舞の場合、大学と受験勉強の両方に打ち込む様子が描かれており、あれでは足元がよろけるのも納得できる

といった違いはあげられるかと思います。

それと面接官を演じている阿南健治さん、『鎌倉殿の13人』の土肥実平、『芋たこなんきん』の白垣村の中川と、今年はNHKで3度お目にかかっています。

そして小檜山青氏のツイに、『ちむどんどん』のニーニーのまっすぐな熱さがいいと書かれたものがありました。ニーニーはどちらかと言えばお金絡みの話に弱く、そちらの方に一直線に走ってしまう。すぐ感情をぶちまけるという意味で、まっすぐで熱いというのとはまた違うと思います。鎌倉殿の和田義盛をそう言うのであれば、まだわかりますが。

あと紅白歌合戦に、横山裕さん、山下美月さん、目黒蓮さんが、いずれも所属グループのメンバーとして出場しますね。しかしback numberがサプライズで、『ラブレター』を歌わないものでしょうか。

『第73回NHK紅白歌合戦』に、横山裕さん、山下美月さん、目黒蓮さんが出場決定!
(NHK ONLINE)


飲み物-コーヒーとチョコレート
[ 2022/11/22 01:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

スピンオフに思うこと

まず『どうする家康』番組ロゴ関連記事です。

大河ドラマ「どうする家康」番組ロゴには、なにやら仕掛けが…
(NHK ONLINE)

スマートフォンからWEBカメラを起動して番組ロゴを読み取ると、特別コンテンツが画面に表示されるようです。生憎私はまだやっていませんが。

ところで先日、『ちむどんどん』のスピンオフ(観てはいませんが)関連でちょっと書いています。それで思うのですが、スピンオフと言うのは本当に必要なものなのでしょうか。無論今までも朝ドラはスピンオフがありましたが、すべてではないことを考えると、制作側が最初からスピンオフ制作を打ち出していたのか、あるいは視聴者の要望が強かったのか、そのどちらかと考えられます。仮に前者の場合、その基準がどうなっているのかがちょっとわからないのですが。

それとこれは朝ドラには馴染みにくいかと思いますが、スペシャルなり劇場版なりを作って、それをスピンオフのように仕立てることも可能でしょう。尚私としては、『まんぷく』のスピンオフは観てみたかったと思いますし、今放送中の『舞いあがれ!』も、先日ご紹介したように、なにわバードマン関連のスピンオフが観たいという声が出たりもしています。私としてはなにわバードマンもさることながら、五島の人々メインのを観てみたいです。

さて朝ドラとくればやはり大河です。かつて『真田丸』が放送された時、上杉景勝と直江兼続視点のスピンオフがあればと思ったことはあります。無論スピンオフに限らず、彼らが主人公になるような、戦国期の東北を舞台にした大河でもいいかなと思ってはいました。この時代の東北と九州は大河で観たいものです。ただ東北の場合、『独眼竜政宗』と比較されるとは思いますが、

その大河でのスピンオフですが、『新選組!』放送終了から1年経って、土方歳三が主人公のスピンオフが作られたことはあります。ただ大河のスピンオフと言うのは制作費もかかるし、放送日時もかなり先になり、その辺りが朝ドラと違う点であり、同時に俳優さんのスケジュール調整もまた絡んでくるでしょう。

『真田丸』のスピンオフも、かなりあれこれ意見が出た記憶があります。ただこちらも三谷さんの脚本であり、三谷大河だけスピンオフが作られることに対して、よく思わない人もまたいたかと思われます。実際そういう記事を目にしたこともあります。大河が今後も続き、その時々でスピンオフ的な物が求められた場合は、朝ドラとはまた別の方法を模索することになるのかも知れません。

飲み物-注がれるコーヒー
[ 2022/11/21 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

朝ドラと小檜山氏note記事7

小檜山氏の『舞いあがれ!』関連記事への疑問点です。第7週は途中までご紹介していますので、今回は第35回分について。第34回分はすべて有料記事のようですが、無料部分、つまり誰にでも読める部分がないというのは、一体どのようなことが書かれているのでしょうか。

すげーな、大学中退が美談扱いか。金のことはもう言うもの嫌だけど(これが前作暢子なら許されるまい)、もろもろの学費をドブに捨ててまで中退を美談扱いか。
舞がパイロットの進路には邪魔になるキャリアを選んでいるならわかります。画家目指して美大行っているうちに、飛行機の絵を描いていてパイロットに開眼した。そういうことならまあ、わかる。
でも航空学とパイロットって、その進路はむしろプラスです。

大学中退で航空大学校(ドラマ中では航空学校)を受けた方が、まだ若いうちにパイロットの勉強ができて、より多くの年数のキャリアを積めるからなのですが。それに航空関係の科目であれば、航空大学校での履修科目にもありますし、何よりパイロットを目指したいという目的があれば、それに特化した勉強ができるので、その意味でも学ぶ価値はあるでしょう。何と言っても、やはりここはパイロットとしての就職率も高いと言われていますし。

ちなみに学科関連ですが、
学科教官室
https://www.kouku-dai.ac.jp/cgi-bin/04_s_teacher/view.cgi?print=20&sort=down4%20down5%20down6&keys2=1&word=0&tid=default
そして実技関連、
実技教官室
https://www.kouku-dai.ac.jp/04_practical/index.html
(いずれも航空大学校公式サイトより)

そして
「金のことはもう言うもの嫌だけど(これが前作暢子なら許されるまい)」
前作のお金関係の描写は犯罪絡みだとか、あるいはネズミ講のアジトによく考えもせず開店資金の200万円を渡し、たまたま同じ200万円を姉夫婦がくれると言う、主人公に取って都合のよすぎる展開があったりしたために、叩かれたのですけどね。
自分が好きな『ちむどんどん』を批判するのは許さない、そういう小檜山氏の思いが見て取れます。無論好きな作品を嫌いと言われるのは気持ちいいものではありませんが、だからと言って、それを有料記事であれこれ書くものではないでしょう。

で、「孟母断機」な。中途半端はあかん! そう孟子の母は戒めたということな。これだ。こういうのが足りない。馬鹿にへらへら迎合することを美談扱いする。

ここでまた漢籍ですね。孟母断機についてはご存知の方も多いでしょうが、孟子が学問を途中でやめて帰った来た際に、その母が織っていた糸を断ち切り、お前が学業をやめるということは、これと同じものだと諭したという故事です。

しかし朝ドラの場合、多くの場合は主人公は色々試行錯誤しながら、夢を追って行く設定になっています。途中でその夢を諦める、変更することもあるわけで、その意味でこの故事が必ずしも当てはまるかどうかはわかりません。何よりもそれを言うのであれば、イタリアンレストランで修業していたのに、急に沖縄料理店を開きたいと言い出した『ちむどんどん』の暢子も似たようなものだと思います。

舞って性格腐りきってるよな。さんざん指摘したけど、パイロットやりたいなら先輩の後釜狙いはできる。なのにしない。背の低い先輩にマウントとるためにパイロット目指しているようにも見える。

パイロットやりたいなら後釜狙いできるとありますが、舞の場合はあれをきっかけに飛ぶことに目覚めたうえに、吉良が引退した後のパイロットに自分が選ばれるかもわからないし、もっとプロとして空を飛びたいと思ったのが、航空学校に行こうとした最大の理由でしょう。吉良先輩も応援すると言ってくれていましたね。
なのに
「背の低い先輩にマウントとるためにパイロット目指しているようにも見える」
どこをどう観たらこのように見えるのでしょうね。これが好きな作品だったら、舞は素晴らしいと小檜山氏は手放しでほめているのでしょう。

小檜山氏にしてみれば、既に「流し見」するなどと書いている以上、ドラマでどのように描かれているかよりも、自分の好き嫌いに合っていないのが嫌なのだろうとは思います。以前この人の記事に関して、セルフエコーチェンバーと書いたことがあります。通常エコーチェンバーは、コミュニティの中で発生することが多いと思われますが、小檜山氏(武者さんも)の場合、自分自身の基準に基づいて好き嫌いが決定し、それぞれの評価が両極端となって全面肯定か否定かのどちらかになり、今回のように嫌いなタイプの主人公は、何をしても気に入らないとなってしまうのでしょう。あまり決めつけるのは何ですが、たとえばパーソナリティ障害のように、感性や物事の考えが特定の方向に偏っている印象もあります。

しかし来週もつまらなそうだな。乙女ゲー広告に出てきそうなクール作りすぎの男は何? ああいうのはスマホゲーだけでいいのに。受信料使ってテレビジャックしてそれがうれしくてSNSに書き込みまくりの人もいるだろうけど、そういうのってノイジーマイノリティだと思いますよ。

「来週もつまらなそうだな」
だったら観なければいいと思うのですが。その代わりこの記事もなしということになります。
「受信料使ってテレビジャックして」
前作にそれを感じている人も、未だ多いのではないでしょうか。スピンオフが放送されたりしましたし。

あと、なぜ舞が好かれるかという理由として、

暢子みたいに口答えしないし。
モネみたいに学歴ないくせに気象予報士の資格取るような生意気なことしないし。
転がすにはええ、ちょうどいいアホさ、かわいらしさ、素直さがあるからやろなぁ。

舞は自分がやりたいことをきちんと説明できる、ありがとうとごめんなさいが言える、自己主張はするがでしゃばらないと言った点が好感を持たれるのでしょう。
確か暢子も、ありがとうとごめんなさいが言えると言われていましたが、生憎彼女の場合はこの2つよりも、「ちむどんどんする」を連発していたのが記憶に残っています。『おかえりモネ』も全部は観ていませんが、こちらの方が『ちむどんどん』よりもう少しましだったかも。
しかし「暢子が口答えする」と言うのは、小檜山氏は認めているのですね。

飲み物-湯気の立つ紅茶
[ 2022/11/20 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『舞いあがれ!』第7週「パイロットになりたい!」第1話

第7週第1話(第31回)です。

舞はパイロットになりたいと両親に打ち明ける。「飛行機作りたいから、航空工学科に行ったんと違うの?」とめぐみ。しかし舞はもっとやりたいことが見つかったと言い、航空学校でライセンス取って、航空会社に就職したいと思っていた。さらに舞は小さい頃から強い人になりたかった、だから人力飛行機のパイロットに挑戦したのである。

そしていざ飛んでみたら、プレッシャーなんか忘れるくらい楽しかった、このために生まれて来たかと思うくらいだと言って、航空学校に行かせてくれと両親に頭を下げる。そして舞は既に勉強を始めていること、夏に受験をして合格したら、大学を中退して通いたいと、航空学校の入学案内を見せる。

しかしめぐみは大学はちゃんと卒業してほしい、お父ちゃんも、作った部品を舞がつくる飛行機に載せるんやって楽しみにしてると言う。親の勝手な期待かも分かれへんけど、舞は子供の頃から手先が器用で工作が得意なため、飛行機を作りたいと言う夢は舞に向いている。だから大学は卒業してほしい、それまでに考えたらええやんと言うめぐみ。

まためぐみはこう言う。
「1回人力飛行機で飛んだだけやろ」
しかし舞はこう答えた。
「お母ちゃんだって、お父ちゃんと出会って大学中退したんやろ。その気持ちに間違いなかったんやないの」

お母ちゃんが反対なんはわかった。けど、諦めることはでけへんと舞は家を出て行く。行った先はノーサイドで、言ったが結局わかってもらえなかった、大学はちゃんと卒業してほしいと言われたとこぼす舞に、親御さんは普通そう言うと道子。

そんな舞に久留美は、お母ちゃんが心配してくれるからいい、うちはお父ちゃんがこっちに心配かけるばっかりやと言うが、道子はその久留美にこう言う。
「子供が思てるより、親は心配してるもんなんやで」
そして久留美に、お父ちゃんかてそうやしお母ちゃんもきっとそうやと言う。

お母ちゃんと聞いて戸惑う久留美だが、今の久留美見たら嬉しいと思うでと舞。自分のことはいい、舞のお母ちゃん心配してくれてはるんやから家帰りと久留美は言うが、道子にあんたもやでと言われる。昨日の晩父の佳晴からノーサイドに電話がかかって来て、その時道子が、舞ちゃんとこ行ってんちゃうかと言ってくれたのである。

舞は家の前まで来て、携帯が鳴っているのに気づく。兄の悠人からだった。「無謀な夢」を言うたんかと言われ、反対されたと答える舞は、お母ちゃんに嫌なこと言うてしもうたと言う。めぐみの大学中退に関する例の言葉だった。お前がそんなん言うの珍しいなあと悠人。さらにびっくりしたやろなあ、舞がそんなことを主張するん初めてやろとも言う。そしてこうも言った。
「遅れて来た反抗期。どこまで続くか見ものやな」

一方久留美も家に戻る。家に入った彼女が見たものは、求人情報誌を開いて電話をかけている佳晴の姿だった。帰ってきたんかと佳晴は言い、昨日のことを謝る久留美にええよと言う。久留美はもう一度、母からのバースデーカードを取り出して見る。うたた寝をしている父佳晴に、久留美は毛布をかけてあげるが、佳晴はお母ちゃんに会いに行ったってええんやぞ、お父ちゃんに気ぃ使うことあれへんと言う。

お好み焼きうめづの店主勝は、近鉄バファローズの解散をを報じた記事を見ていた。しかし勝の妻雪乃は、息子貴司が帰ってこないのを案じていた。忙しくて帰ってこられずとも連絡は来ていたのに、今度はそれもなく、配になった雪乃は会社に電話しようとするが、勝は彼女の家におるかも知れんと言う。彼女いてへんと言う雪乃に、あいつの全部分かっとるわけちゃうやろと勝。

岩倉家ではめぐみが、舞があれだけ強く言い返したことに驚いていた。航空学校のパンフレットを見ながら、男の子ばっかしと言うめぐみに浩太は、パイロットは男社会であり、旅客機の女性機長はまだ日本にいないとも言う。めぐみは、舞はまだ人のいてへん道を、がむちゃらに切り開いて行くタイプやあらへん、パイロットになれても、その後しんどい思いをするのではないかと言い、浩太も同意する。

すると玄関のチャイムが鳴り、雪乃が飛び込んで来た。貴司が、貴司がと言う雪乃の声に、舞も2階から降りてくる。


岩倉家、望月家そして梅津家それぞれの親子関係が登場します。舞は案の定パイロットへの夢を反対されるものの。その足でノーサイドへ行き、道子からそれは親は反対すると忠告されます。一方久留美は久留美で、父佳晴に不安を感じており、また母から年に1度だけくるバースデーカードにも、後ろ髪を引かれる思いでいました。そして舞は兄悠人からこの決意について
「遅れて来た反抗期」
と指摘されます。

また久留美は道子から、佳晴が心配していたと言われ、その佳晴からは
「お母ちゃんに会いに行ったってええんやぞ」
と言われます。それぞれがそれぞれの悩みを抱え、舞は両親にどう向き合うか、久留美は母親に会うべきかを迫られることになります。

しかし貴司の場合はまた違っていました。何の連絡もなく、会社に電話しようとする雪乃。勝はそれを止め、彼女の家にいるかも知れないと言います。彼女はいないと反論する雪乃に勝は、貴司の全部を分かっているわけではないと言います。普段はテンションの高いおじさんですが、既に社会人となっている以上、自分達の知らないこともあると、かなりこの点は冷静です。


ところでこの第31回について、小檜山氏のnote記事より。

https://note.com/54seikobi85/n/n3a20b40f7fc2
舞の触覚ヘアー。悠人の韓国マッシュカット。
これ、今の流行であって当時の流行ではありませんよね。当時なら綾波レイあたりにも反映されたレイヤーシャギーあたりじゃないんですか。そのへん私も詳しくないけど。
こういう時代考証ミスを堂々とされてもな。そんな昔でもないのに。演出がいちいち臭くて古い。

「今の流行であって」と書きながら、「演出がいちいち臭くて古い」とあるのも何か矛盾しています。韓国マッシュカットはともかく(韓流を観ないので)、触覚ヘアーというのはもみあげよりも前の部分の髪を伸ばして、顔に少しかかるスタイルのことですね。

その当時そういう名前こそなかったかも知れませんが、それに近い髪型の人がいてもおかしくはないでしょう。それとシャギーは90年代が主流かと思われます。

そんなことよりも、一番ひどいのは舞の根性ですね。大学中退したのはお母さんもじゃない! これはいけませんわ。どんだけ卑劣なんだ。
一応悠人の電話でごまかしたつもりかもしれないけど、カッコつけ兄貴より母親本人に言え。

大学中退したのはお母ちゃんもと言うのは、舞はめぐみにちゃんと言っていますね。どこが「卑劣」なのかわかりません。そしてお兄ちゃんには、お母ちゃんに嫌なこと言ってしもたと言って、この件について話しているわけです。お兄ちゃんも舞がそんなことを言うのかと、ちょっと驚いていましたね。

そもそも大学中退する必要がない。
航空力学、飛行機作りの技術はパイロットの経歴にマイナスどころかむしろプラス。パイロットとフライトアテンダントを混同しているとか?
大学で学んだあと専門技術を学ぶことはできるわけで。
(中略)
 進路変更ありきのヒロインなんて、ここ数年でも多いというのに。その進路変更すらメソメソペソペソ浅慮丸だし。何がしたいのか。舞と似た層の共感を集めてそれをどうするというのか。
 舞がネチョネチョしているのは、ただ単に今まで叱られたことがなかったからでしょう。はあ〜、いい子だね。

まずパイロットになるための航空大学校(ドラマでは航空学校)では、航空力学は学びます。どちらかと言えば、飛行機を操縦する上で必要とされる科目が中心にはなりますが。それと航空大学校の場合、大学中退者も受け入れていますが、そのためには2年以上在学で、62単位を取得していなかればなりません。だから舞は夏に受験し、次の年の春までは大学に残って単位を取るのでしょうね。

それと
「その進路変更すらメソメソペソペソ浅慮丸」
ちゃんと自分で考えて決めていますよね。無論それに関して悩みもしていますし、寧ろいきなり自分の進路変更を言い出して、周囲がすべて賛成と言う方がありえないでしょう。親は心配すると、ノーサイドの道子も言っていますし。

あと
「ただ単に今まで叱られたことがなかったから」
それは寧ろ前作の主人公ではないのでしょうか?


飲み物-クリームとココア
[ 2022/11/15 14:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』新キャスト発表&あと6回となった『鎌倉殿の13人』

まず『どうする家康』新キャストのお知らせです。

【第5弾】2023年 大河ドラマ「どうする家康」“重要な登場人物” を発表!
(NHK ONLINE)

松島菜々子さんが於大の方(家康の母)、登譽上人に里見浩太朗さんです。この登譽上人は「厭離穢土欣求浄土」を家康に教えた人物です。

しかし考えてみれば、今年の大河もあと6回なのですね。働き方改革で1年の放送回が47回となり、さらにその後コロナ禍やオリンピックなどで放送回数が少なくなり、今年は元に戻って全部で48回です。今後はやはりこの47回から48回の路線で行くのでしょうか。

ところで「ちむどんどん反省会」が流行語大賞にノミネートされていますが、そして反省会ツイートでも指摘されていますが、これは流行なのかとちょっと疑問に思うことはあります-現象であるかとは思います。そもそも住みわけのためのタグが有名になってしまった、その結果とも言えます。

ところで、大河からの流行語はないのかというツイを見かけたこともあります。私としては、あまり今年の大河から流行語は出にくいような気がします。たとえば同じ三谷さんの『真田丸』であれば、ノミネートはされませんでしたが、「黙れ小童」など、話題になったセリフはありましたね。

今年も「ブエイ」や「ウリン」はありますが、主人公サイドでないだけにちょっと弱いかとは思います。尤も今時流行語と言うのは、皆の間でポピュラーと言うよりは、メディアがネタにしたい言葉が優先されてやしないかとも思っています。

それから今年の大河は、今までも書いて来ましたが、それまでの三谷大河の「散って行く人物の潔さ」的なものとは異なっています。コントや小ネタは相変わらずだと思います。無論それが好きだと言う一方で、馴染めないと言う人もいるでしょう。ただ前2作よりも重苦しさがあるし、今回の主人公は劣勢ながら挑戦すると言うよりは、自分が作り上げたものを如何に守るかといった部分が強いかとも思われます。

あと、これはかなり前に書いていますが、この大河は平家の登場シーンがかなり限られているとか、女性たちのシーンが多いと言うのが少々気になりはしました。そしてここ最近は、義時がかなり黒くなって行く、周囲の人物からも疎んじられるその過程が、いささかわかりやすすぎかなと思うことはあります。

あくまでも一方では普通の人物で、もう一方でとてつもなく汚いことをしていると言うのであればともかく、ダーティな部分だけが前面に出て来ている印象があります。無論その一方で泰時を伊豆に行かせたりするのは、この人の愛情表現であったとも言えますが。

飲み物-パブのビール2
[ 2022/11/13 01:15 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)

朝ドラと小檜山氏note記事 6

まず11日深夜のことですが、一時的に投稿のテキスト部分が消えていました。実はフォントの大きさが不揃いなのを修正しようとしていて、テキストをうっかり消したものと思われます。幸い下書きがあったので事なきを得ましたが、その時間にアクセスされた方は驚かれたと思います。失礼いたしました。

では小檜山氏のnote記事から疑問というか、突っ込みたくなる部分をいくつか。尚一部前作と比較しています。

第26回
https://note.com/54seikobi85/n/n387fd7f31dd6
が、本作はそもそも達成できるかどうかは二の次。これは子役時代からそう。飼育係になったあとウサギのすみちゃんが死んじゃっただのなんだの言っていたけれども、そのあとどうなったかわからないまま五島に行きました。

スミちゃんですが、舞が五島に行った後、夏休みに久留美が家に連れて帰った時に死んでいます。五島に行く前はまだ元気でした。舞は東大阪に帰って来てからそのことを知りましたね。

そうして曖昧なままにしておいて、勝手に他人の家の誕生祝いを乗っ取るようにばらもん凧揚げをする。そのあとお父ちゃんを励ますことも曖昧なまま。倒産の危機だった工場もいつの間にかどうにかなっている。

「誕生祝いを乗っ取る」のではなく、一太が舞にあの凧を揚げさせたかったから、結果的に舞が揚げる格好になりました。お父ちゃんは、手作り飛行機を飛ばすのを見に来てくれましたね。工場は「いつの間にかどうなっている」のではなく、特殊ネジを仲間の協力を得て作り、それが軌道に乗ったから会社を大きくできたわけです。

第27回
https://note.com/54seikobi85/n/n03783a53eb9c
このドラマのダイエット描写は根本的に何か間違っている気がします。何かのスコア値と違う。気を抜けばすぐ増減する。女性ならそりゃ生理前後のこともありますよね。
そこがおかしいので頭に入ってこない。

「何かのスコア値」て何のことでしょうか。それとダイエットではなくて減量ですね。筋肉をつける一方で体重を減らすわけです。そこがおかしいから頭に入らないとありますが、小檜山氏はそもそもこの減量の意味を理解できていますか?

ゆえ先輩、でしたっけ。あの人が松葉杖とれたとびっくりしていましたが、むしろ不自然なまでに遅いと思いました。足の骨折で入院が長いし。医療考証? 知らない概念なのでしょうね……。

ゆえでなく由良ですね。骨折での入院は1か月ほどで、8月にはもう松葉杖をついて部室に来ていました。それと「あの人」て、誰のことですか。この文章どこか要領を得ませんね。

だいたいこのパイロット人選からしておかしい。筋力を考慮すれば、小柄な男子が一番いいでしょう。150センチ代しか乗れないのはハイリスクなので、170センチ、55キロまでを上限にするあたりが落とし所ではないですか?

由良の前のパイロットの鶴田は、正にその小柄な男子なのですが。

第28回
https://note.com/54seikobi85/n/nf5c6f24ca4de
むしろ舞はなんというか、法悦顔というか。飛ばしただけで満足しちゃったサークルの連中もそうだけど。こういう目標達成か否か、そこを極端に無視して快感ばかりを強調するのって、ペテンや詐欺の手口です。

この第28回に関しては先日も書いていますのでこの部分だけ。
「こういう目標達成か否か、そこを極端に無視して快感ばかりを強調するのって、ペテンや詐欺の手口です」
どこをどう観たらこういう発想になるのかよくわかりません。そう言えば前作でペテンや詐欺に引っ掛かっては、家族に迷惑をかけっぱなしのお兄さんがいましたね。

第29回
https://note.com/54seikobi85/n/n358f006554e2
このドラマの本質は見えてきました。今日は機嫌が悪いので荒れてます。きついことしか書いてないで。

何も機嫌が悪い時に無理に書く必要はないと思います。心が平穏になってから書いてください。

エンジニアよりパイロットになりたい! そう大学の途中で気づいたら焦りや困惑もありそうなのに、そんなものは一切ない。これも舞が親ガチャ当たりというのもあるんでしょうね。

舞は友達やなにわバードマンの部員、兄の悠人には打ち明けたものの、両親にはなかなか切り出せなくて、かなり迷っているはずですが。それでは前作の「料理人になります!」の主人公は小檜山氏的にはどうなのでしょう。

恩人である先輩が、パイロットになるには身長僅差で足りないというとき、タッチで自分は大丈夫だと思う、そのあとアリバイじみた罪悪感を薄っぺらく付け加える。感情の動きというより、SNSで叩かれないようにアリバイでやっているんじゃないかと。

「そのあとアリバイじみた罪悪感を薄っぺらく付け加える」
この罪悪感とは何のことでしょうね、そう言うシーンはないのですが。舞がパイロットになるのを、両親に言い出せないシーンならありますが。
それと
「感情の動きというより、SNSで叩かれないようにアリバイでやっているんじゃないかと」
SNSということは、舞の中の人に対してこう書いているのでしょうか。ちょっとそれはないでしょう。

第30回
https://note.com/54seikobi85/n/n7dd169477277
パイロットできるからサークル入ってたけど、裏方とかやってられないんでやめます♪
不義理にもほどがある。
そこで堂々と、理路整然と理由を語るならまだしも、モニョモニョと不明瞭な鼻声でパイロットになりたい云々言い出す。勉強するとか。バイトするとか。そんな状況は何も以前と変わってませんよね。高いロードバイク買ったせいでバイト代はそこに注ぎ込まなければいけなかったわけだし。

「裏方とかやってられないんでやめます」
航空学校に入るために勉強し、学費も稼がなければならないから休部すると言っていますね。
「理路整然と理由を語るならまだしも」
ちゃんと理由は言っていますが。
「勉強するとか。バイトするとか。そんな状況は何も以前と変わってませんよね」
変わってますよ。上記のように↑航空学校という新しい目的ができたから、サークル活動のための時間を、他に回さざるを得なくなったのですね。

このドラマはジェンダーに切り込んだのは序盤だけ。舞ならフライトアテンダントにして嫁にいけとは誰も言わない。優しい世界。サークルの先輩も流石にちょっとは文句言うけど、すぐ引っ込めましたもんね。

「ジェンダーに切り込んだのは序盤だけ」
序盤と言うと舞が子供の頃だと思いますが…。ドラマの序盤でなくこの回の冒頭のシーン、女性パイロットが少ないと言うシーンのことでしょうか。ならばそう書けばいいのにと思います。それと
「舞ならフライトアテンダントにして嫁にいけ」
舞はパイロットになりたいと言っており、他の部員もなにわバードマンからパイロットは出ていない、なれたら面白いと言っていて、フライトアテンダントなどというセリフが出て来るような状況ではないのですが。

たかしくんだっけ。あれもよくわからない。書店主が半紙にセール告知書きましたけど、あの人は書道しているわけですか? その割に下手くそですが。ああいうのは年代的に印刷。紙にペンで書く。毛筆使うにせよ半紙には書かないでしょう。変人演出と昭和レトロ狙いが滑っていて、みていてただただ痛々しい。

別にペンで書こうと筆で書こうと、半紙を使おうと八木さんの勝手だと思います。あの店の貼り紙は、恐らく毛筆で書かれているのではないでしょうか。何かもう、どうでもいいことまで叩いていませんか。

たかしの詩への欲求も、前作『ちむどんどん』の中原中也と比べたらなあ。浪速大学のなにわバードマンのスワン号。こういうネーミングセンスでよく詩を扱う気になりましたよね。チャレンジ精神はえらいわ。
挑めばいいってもんじゃないけどね。

貴司は、自分で詩を書こうとしているわけです。しかも本人は仕事で落ち込んでおり、なかなか言葉が出てこないという苦しい状況なのですが、それとひとの作品を朗読することとの違いがおわかりでしょうか。そしてスワン号の何がよくないのでしょうね。この次のアイビス号も鳥の名前ですし、スワンは「堺・風車の会」によれば、白鳳と飛鳥、この2つの飛行機から1字ずつ取って白鳥=スワンとなったようです。
この点も、協力してくれた堺・風車の会に失礼だなと思います。

舞のぶりっこしていて、周りが気遣う前提で生きている舐め腐った根性が嫌いです。

それは前作の暢子に言って貰いたいです。彼女こそ、周りに気遣って貰っているシーンが多くなかったでしょうか。それと嫌いと明言しているなら、別に無理して書く必要もないのでは。

飲み物-ローズヒップティー
[ 2022/11/13 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(2)

『鎌倉殿の13人』に関しての武将ジャパンの記事について思うこと 80その2

『武将ジャパン』大河コラム、第42回後半部分関連記述への疑問点です。しかし思った以上に突っ込みたくなる部分があります。

鎌倉殿の13人感想あらすじレビュー第42回「夢のゆくえ」 - BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)
https://bushoojapan.com/taiga/kamakura13/2022/11/07/171931


1.これ以上、朝廷を第一とすれば、いずれ坂東の御家人全てを敵に回すと言い切り、ついには「あのお方のようになって欲しくない」と……。
政子は悟ります。
義時の言うとおりにせねば、いずれ実朝は源頼家のようになると脅迫じみたことを念押ししてきた。
ここのやりとりは日本の歴史を考える上でも重要かもしれません。
つまり、この時点で坂東武者には天皇の威光が及んでいないと。

坂東武者に朝廷の威光が及んでいないと言うより、朝廷の存在は知りつつ、かつ畏れ多いと思いつつも、鎌倉幕府と言う自分たちの政権があり、それを朝廷と並立させることこそが彼らの夢ではあったかと思われます。

2.そしてこの話なのですが、ちょっと変だと思いませんか。
インド生まれのお釈迦様の骨が、どうして中国にあるのか?
(中略)
時代がくだると、水戸の徳川斉昭がこんな考えに至ります。
「仏教って天竺のもので、そもそも日本にそぐわないのではないか?」
そして領内の寺の鐘を鋳潰して、大砲を作ってしまった。そんな水戸から思想の影響を受けた明治政府上層部は、廃仏毀釈を進めて禍根を残しています。

実朝の医王山関連の話ですが、その後で別にここで出さなくてもよさそうな徳川斉昭と明治政府。よほど叩きたくて仕方ないのだなと考えざるを得ませんね。

3.それでも義時は冷静に、何が一番大切か鎌倉殿に考えて欲しいと言うのですが……義時にも少しおかしなところがあります。
義時は何かにつけ頼朝を持ち出します。
その頼朝は最晩年、宋との貿易をしてみたいと言っていましたが、それを忘れてしまったのか。あるいはフリをしているだけなのか。
彼の理屈は分裂しています。
あるときは頼朝のやり方を持ち出す。そうかと思えば亡くなった兄・北条宗時の言葉を持ち出し、坂東は坂東武者のものだと言い出す。
意図的に嘘をついて使い分けているのか。それともそんな天命が聞こえているのか。

まず
「その頼朝は最晩年、宋との貿易をしてみたいと言っていましたが、それを忘れてしまったのか。あるいはフリをしているだけなのか」
宋との貿易に、朝廷が何らかの形で関わることがまずいのではないでしょうか。
「あるときは頼朝のやり方を持ち出す。そうかと思えば亡くなった兄・北条宗時の言葉を持ち出し、坂東は坂東武者のものだと言い出す」
義時の方向性を定めているのは、本来は宗時が言い残したこの言葉です。ただし鎌倉幕府の礎を築いたのは頼朝であり、こと政に関しては、頼朝のやり方を踏襲するべきと考えているわけでしょう。別に分裂などしていないと思いますが。

4.北条政子も、義時だけではなく大江広元に意見を求め、こんなアドバイスを受けています。
確かに頼朝は朝廷の干渉を拒んだけれども、時代は変わった。いま頼朝が生きていればどうなのか。
広元は、一方で義時の言うこともわかる、と立場を重んじながら結論を出します。
「あとは尼御台のお気持ちひとつ……」
広元の声が完全に心酔していますね。京都から来た彼は、鎌倉の坂東武者と違い、冷静で理知的な判断を常としてきました。しかし、政子に近づくとカッと酔ったように燃え上がる。
(中略)
漢籍に詳しい広元のことなので、
「尼御台が武則天なら、私は狄仁傑!(てきじんけつ・武則天の忠臣、小説および映画ディー判事シリーズも有名)」
とでも思っていそうなところです。

このシーン、そうも見えませんが…2人の間に信頼関係はあるかとは思いますし、だからこそ広元も「お気持ちひとつ」「逃げてはならない」と言ったわけでしょう。
武者さん(小檜山氏も)はジェンダー論を云々する割には、やけに男女関係でものを見たがるところがありますね。
そして
「『尼御台が武則天なら、私は狄仁傑!(てきじんけつ・武則天の忠臣、小説および映画ディー判事シリーズも有名)』
とでも思っていそうなところです」
政子はこの時点で将軍でも執権でもないのに、女帝である武則天と比べるのは如何なものでしょうか。

さらに

大江広元は、政子に対する忠臣であることに酔いしれるとセクシー。
知家の場合、チャレンジすること、奮起して頑張るところがセクシー。

こういうのは有料でない、個人のサイトかブログで書いて貰えないでしょうか。主観でしかないでしょう。

5.知家は時代の変わり目に生きた。自分の親世代はやらなかったようなことをどんどんやる羽目になる。
それを嫌がるのではなくて、前向きに取り組んでいくところが若さになり、セクシーさになったと思えてきます。
宋の技術者から学ぶなんて、もう俺も歳だと諦めていたらできない。そこで、新たに学び、チャレンジしていく姿勢が素敵なんですね。

まず
「知家は時代の変わり目に生きた。自分の親世代はやらなかったようなことをどんどんやる羽目になる」
とありますが、あまりにも発想が現代的過ぎでしょう。そもそも「自分の親世代はやらなかったことをやる羽目になる」とは具体的にどういうことですか。日本に来た宋人はそれより前の時代にもいましたが。
それと
「宋の技術者から学ぶ」
とありますが、知家はこの仕事を最後に引退すると言っており、陳和卿から得たものを、何らかの形で活かすということにはならないようです。確かに彼我の違いに驚き、あるいは感心したかも知れませんが。

6.実朝の独りよがりに終わってしまった……と虚しさが心に広がりますが、しかし、無駄になっただけではないとも思いたい。
船に名を刻み、共に引っ張った御家人の心には何かが残った。
そしてこの後、日宋貿易が実現したとき、彼らは実朝の正しさを実感するでしょう。
食卓に並ぶ磁器。猫。香木。仏典。書籍。
海を越えてやってきた物に囲まれつつ彼らがこの船を思い出すのならば、意味がなかったわけでもないのです。

まあこれは実朝の個人的な夢ではありましたし、朝廷に取ってもいくらか誤算だったかも知れません。
「船に名を刻み、共に引っ張った御家人の心には何かが残った」
というのも、その御家人がこの回ではモブ同然(知家を除く)で、何かが残ったような描写もないのですが。むしろこの船作りのための御家人たちの貢献が、無に帰したような感じになっています。

それにこの後日宋貿易が実現したとありますが、日宋貿易はその前の時代から続いています。これは御分唐船(幕府直営の貿易船)のことでしょうか。この鎌倉時代の日宋貿易は、『北条時宗』に確か描かれていますね。

そして余談になりますが、
「無駄になっただけではないとも思いたい」
などどこちらの方では書いていますが、『舞いあがれ!』で主人公の舞が、なにわバードマンの部員たちに支えられながら記録飛行に挑戦するも、10分で飛行機が着水した回については散々に書いていますね。こちらは小檜山氏の方ですが。

7.しかし政子も最初から理論武装していたのか。力強く弟に言い返します。
「鎌倉あっての北条! 北条あっての鎌倉ではない!」
かつて自身が放った言葉を引き出され、返す理屈を失いつつある義時。政子、泰時、実朝と、的確に急所を突いてきます。
泰時に「鎌倉は、父上一人のものではない!」と言われ、義時は「黙れ!」と語気を荒くするほか術がありません。

あらすじと感想でも書いていますが、この
「鎌倉あっての北条! 北条あっての鎌倉ではない!」
というのは、頼朝が鎌倉殿であったからこそ言えたのでしょう。それと普通に考えて、こういう時は力のある者が、少々強硬な手段を使ってでも幕府を引っ張って行かないと、元も子もなくなるのですけどね。

8.最終章になってから義時が人間に見えない。伊豆にいたころのお兄ちゃんはもういない。
義盛が嘆いたように、木簡をつぶさに眺めていた彼はどこへ行ってしまったんだ?
彼の器に黒い運命が流れ込んで蠢いているようで、人ではない何かに操られているようにすら思えてくる。まるで無慈悲な運命の操り人形だ。

「伊豆にいたころのお兄ちゃんはもういない」
当然です。いつまでもあのままの方がおかしいでしょう。
「彼の器に黒い運命が流れ込んで蠢いているようで、人ではない何かに操られているようにすら思えてくる。まるで無慈悲な運命の操り人形だ」
何やら長々と書かれていますが、私としては
「義時は別人になってしまった、源平合戦と幕府創設、そして頼朝の死を経験することで、彼自身が一匹の魔物に変化したような印象すらある」
とでも書いておきます。

9.そうしみじみと語る時政に向かって、泰時の見知らぬ女性が寄ってきました。
「何よ、じいさん、全くあってないじゃない!」

まずこのセリフですが
「何よしいさん、全くやってないじゃない」
ですね。しい様と呼ばれていたから「しいさん」でしょう。そして久々に会った孫と話し込んでいて、彼女(サツキ)が頼んでいたことを、全然やっていなかったのですね。

10.情けねえところを見られちまったとデレデレしている時政は、確かに女子相手に苦労したかけらもない。どこかズレていて、キノコキノコとうるさい義時とはまるで違います。

この時政の「女子に苦労しない」、嫌いな大河だったら武者さんはどう書いたでしょうか。

11.全く人生を楽しんでいない義時に対し、知家はいつでも全力で謳歌している。
彼は鎌倉時代の坂東武者でもあるのだけれども、一方で現代の由比ヶ浜でも見られそう。サーフィンを楽しんでいても違和感がない。そういう普遍的な人生の達人だと思いました。

義時は一御家人である知家とは違います。彼のような楽しみ方などできるわけがありませんし、また知家も楽しんでいたかどうかは不明です-そのように見えるのは確かですが。
それと
「一方で現代の由比ヶ浜でも見られそう。サーフィンを楽しんでいても違和感がない。そういう普遍的な人生の達人だと思いました」
何だか今一つわかりづらいのですが、要は雰囲気的に、今の時代に生きていてもおかしくないと言いたいのでしょうか。

それから今回の陳和卿のように、外国にルーツを持つ俳優さんが外国人を演じることに関して。

12.『春の坂道』(注・日本人俳優が明国人を演じている)はまだ半世紀前ですので良しとしまして、最近では2018年朝の連続テレビ小説『まんぷく』を悪い例として挙げさせていただきます。
あの作品は、ヒロイン夫のモデルである安藤百福が台湾人だったのを、ドラマでは日本人ということに変えていました。
一体なぜそんな設定にしたのか?
公式サイトでは、日本の視聴者が楽しめるためとされていました。
しかしそれでは華僑ルーツだと日本人が楽しめないということにもなり、単なる人種差別となってしまいます。

武者さん、何かにつけて『まんぷく』を持ち出して叩くのが好きですね。嫌いな作品すべてに言えることでもありますが、朝ドラという番組枠の特性も考えて、日本人設定にした可能性があります。それに「日本の視聴者が楽しめるため」即ち「華僑ルーツだと日本人が楽しめない」と言えるのでしょうか。
それを言うのなら、『ちむどんどん』も沖縄復帰50周年とは言え、思ったほど沖縄の背負った歴史と言うのは描かれていなかったのですが、これも朝ドラ枠という事情も関係はしていたでしょう。
あと「2018年朝の連続テレビ小説」とありますが、「2018年度後期の朝の連続テレビ小説」ですね。

その後時代が下るに従って尊王思想が広まったと、要はまたも水戸叩き、『青天を衝け』叩きに持って行きたいのかと思います。さらに日宋貿易関係で
「日宋貿易は、宋から銭が入ってきてそれを流通させられるから、ものすごく儲かる。やらない手はない!」
「何かと非現実的に思えるこの船建造にも、政治家としてきっちり意図はありました」
といった感じで経済的効果が見えにくい、その部分が弱かったと書かれてありますが、それはこの大河のテーマとは言えないからでしょう。『平清盛』では、テーマの1つではありましたが。

その『平清盛』関連なのでしょう。

13.今週ご覧になってご理解いただけたと思いますが、大陸まで向かえるようなあの規模の船を海賊が持っているとは考えにくい

とありますが、この当時の海賊は海の武士とも言われており、武士が力を持つにつれて彼らもまた力をつけて行きます。こういう集団は後に水軍と呼ばれるようになり、松浦党とか伊予水軍、村上水軍などがその代表例で、このレベルの船を持っていても特におかしくないと思われます。武者さんが考えている海賊は、どのような集団なのでしょうか。

そして

14.それ以外にも色々と中国史関連考証がおかしかった。
十年前のドラマに突っ込んでもキリがないし、誰も幸せになれないのでやめておきますが。
ドラマの意図はわかります。日宋貿易を促進した平清盛の先進性を持ち出したくて、過剰に出してきていたんでしょう。ただ、そうはいっても正確でなかった。
(中略)
この点がものすごく進歩していて、今年はよいと思いました。


「十年前のドラマに突っ込んでもキリがないし、誰も幸せになれないのでやめておきます」
と書くのであれば、最初から書かない方がいいと思いますが…。それに正確でなかったと書かれても、どれがどのように正確でなかったかの記述がないし。あれは、清盛がなぜあそこまで勢力を伸ばしたか、そして海賊船で出会ったオリキャラたちとの関係の描写も意図されていたと思います。
そして
「この点がものすごく進歩していて、今年はよいと思いました」
とありますが、この点とは何でしょう、その前にある「宋船を唐船と呼んだこと」でしょうか。それは「ものすごく」進歩したことなのでしょうか。

あとツイッター関連で
「Twitterは「一定の時間」に多数ツイートされると、トレンド入りする傾向がある。
三谷幸喜さんがまたも大河に登板するとなれば、このドラマの成功をひっさげてのこととなる」
とあります。ツイッターは一定の時間内と言うより、他にSNSの使用頻度が高い欧米の先進国が、まだ稼働していない時間帯、日本の場合午前から午後早くにかけては、世界トレンドに入る可能性が高くなります。
武者さんはそれが嫌いなようで、三谷さんが再登板するなら、ツイッターの評価ではなくこのドラマの成功によってと言いたいのでしょうが、前にも書いたように、三谷さんは既に三作を手がけており、一応区切りをつけていいかとも思います。個人的にこの大河への疑問もそこそこありますが、それはまた改めて。

それと
「SNSでは同様に『エコーチェンバー』も懸念すべき現象でしょう。
ハッシュタグや同志のノリに浸かりすぎると、そうでない誰かを見かけただけで敵認定し、喧嘩をふっかけたくなってしまう」
とあり、恐らく「ちむどんどん反省会」を意識しているのでしょう。しかしあの反省会タグには、建設的な意見もかなりありました。そして
「ドラマの好き嫌いは個人の問題」
ならば反省会もまた個人の問題と言えるのではないでしょうか。
「自分と評価が一致しない誰かに、いきなり無礼なことを言う行為に利はありません」
個々が思い思いのことをつぶやいているだけかと思いますが。言っては何ですが、どうも被害者意識に囚われている感がありますね。
何よりも武者さん=小檜山氏が『舞いあがれ!』に対して言っているのは、「無礼なこと」ではないのでしょうか。
(2022年11月11日一部加筆修正)


飲み物-琥珀のエール
[ 2022/11/11 01:15 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)

朝ドラと小檜山氏note記事 5(続き)

先日あまり書いていなかった第25回関連です。まず「すごいネーミングセンスだ」とあり、何がすごいのかと思ったら

なにわバードマン:センスがないのはいうまでもないが、「マン」と女の存在を無視しているあたりが実にらしい。
スワン号:湖にあるボートの名前かよ。もっと厨二センス発揮すれば?
IWAKURA:全部大文字固有名詞。くだらなさの極み。

バードマンとは鳥人とか飛行家の意味だからこうなりますね。
そしてスワン号というのは、空さんのセリフにも出て来ますが、ここの歴代の飛行機は鳥の名前をつけているようです。
またIWAKURAは岩倉螺子製作所の新しい社名で、恐らく今後の海外への進出を目指して、このようにしているのではないでしょうか。小檜山氏は以前も、映画のタイトルに英語名が入ることを批判したツイートをしていたと思いますが、それも国際映画祭などに出品することを考えてのことかと思います。

そして舞のロードバイクでのトレーニングに関して

推察ではあるのですが、役者さんがあんまりロードの鍛錬をしていないのでしょう。体幹もブレているし、ビンディングをこなす余裕がなかったと。(中略)労力が違うといえばそうだけど、『ちむどんどん』料理人役のみなさんはちゃんとした動きでしたが。

ビンディングとは専用シューズの裏の金具を、ビンディングペダルの装着部分に噛み合わせて力の伝達をよくし、自転車を効率よく走らせるものですが、そこそこお金もかかるし、このビンディングペダル用のシューズは地面を歩くには不向きのようです。

そして
「労力が違うといえばそうだけど、『ちむどんどん』料理人役のみなさんはちゃんとした動きでしたが。」
とありますが、ちゃんとした動きとは具体的にどのような動きでしょうか。それは舞がロードバイクに乗っているのと同じような条件下での動きなのでしょうか。そしてちゃんとした動きなら、なぜトマトソースをぶちまけたりしたのでしょうか。

あと「料理人役のみなさん」の、それぞれの名前がないのが辛いですね。あの中でキャラがきちんと描かれているのは一部でしたからね。

汗をかかない。水分や栄養補給をしない。ロードで走るとカロリーと水分を消費するので、その補給も見どころです。しかしそれすらない。

舞は水分補給のボトルをロードバイクにつけていますね。実際走るシーンより、部室でマシンを漕いでいるシーンの方が多いので、途中での水分補給のシーンはなかなかありませんが。

そして本気でトレーニングしたら疲れるとあり、

具体的にどうなるかというと、2019年大河ドラマ『いだてん』における、ストックホルム五輪での金栗状態になります。ハンガーノック。電池切れたように倒れる。

金栗選手はハンガーノックではなく、日射病でバテたのではなかったでしょうか。

舞はダイエットでサラダばかり。だからサラダを作る腕前もあがっちゃった!……って、あんな野菜切って盛り付けるだけでどう腕前をあげるんですか? 今まで舞は切らずに丸ごと皿に置いてたとか?
それ以上に、あれだけ過保護だった母親が、バッタみたいに草しか食わん娘に何も言わないところ。何もかもリアリテティがない。

ダイエットと言うよりは、減量のための食事制限でしょう。そして
「野菜切って盛り付けるだけでどう腕前をあげるんですか?」
小檜山氏はサラダを作ったことがないのでしょうか。取り合わせも大事だし、下ごしらえが必要な野菜もあります。何度も作って慣れてくると、当然見栄えも味も違って来ます。何よりも今回のサラダには鳥ささみと思しきものが入っていますが、この当時皮のないサラダチキンはまだありませんでした。舞が自分で作ったのでしょうね。

そして
「あれだけ過保護だった母親が、バッタみたいに草しか食わん娘に何も言わないところ。何もかもリアリテティがない」
舞が夕食にサラダしか食べないのは、減量しなければならないからだと言うことを、めぐみも浩太もわかっているからではないでしょうか。リアリティがないと言うより、前後関係を把握できているか否かの問題かと。
(2022年11月8日一部修正)

飲み物-注がれる紅茶
[ 2022/11/07 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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