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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『どうする家康』に関しての武将ジャパンの記事について その3

『武将ジャパン』大河コラム関連、今回は3ページ目です。


『どうする家康』感想あらすじレビュー第2回「兎と狼」 - BUSHOO!JAPAN
(武将ジャパン)
https://bushoojapan.com/taiga/ieyasu/2023/01/16/172912

唐突にネット広告の話。

ネット広告は、ユーザーの履歴行動から選び、画面に表示されます。
ゆえに今年であれば『どうする家康』のVOD宣伝が大きく出てくるはずですが、U-NEXTあたりは未だに『鎌倉殿の13人』が前面に押し出されてきた印象があります。
私の検索履歴からすれば、どうしたって今年は家康の方が多いのに、なぜか鎌倉がプッシュされる。
歴史雑誌でもまだ鎌倉時代関連の記事が出ていますし、流行り廃りの激しいネットメディアですらこんな調子です。

あくまでも私の経験ですが、特定のサイトに繰り返しアクセスしていると、それに関連する広告、または検索結果が出てくることがあるようです。武者さんはまだ『鎌倉殿の13人』関連サイトに何度もアクセスしているのではないでしょうか。
そして
「歴史雑誌でもまだ鎌倉時代関連の記事が出ていますし、流行り廃りの激しいネットメディアですらこんな調子です」
歴史関連メディアでは、メイン記事は家康または戦国ではないのでしょうか。記事として鎌倉時代のもあるにはあるでしょうが。

東京オリンピックが目前であっても、2020年には2019年大河ドラマ『いだてん』の話題は出ませんでした。

まず『いだてん』の視聴率があまりにも低かったこと、そして新型コロナウイルス関連報道が中心になったことが挙げられると思います。無論オリ・パラも1年延長されましたし。

そして『まんぷく』関連。

2018年下半期朝の連続テレビ小説は『まんぷく』でした。
日清食品が世界に誇るカップヌードルの開発秘話がベースになったドラマですが、この放映時、おかしなことが起きています。
そもそもチキンラーメンという食べ物は、主人公の夫が一から開発したものではなく、台湾の伝統食品を日本向けにパッケージ化して売る商品の特許を買い取っただけでした。
しかしドラマでは日清食品の言い分をそのままに主人公夫妻が開発したとして流したのです。
それを告発する記事がネットニュースだけでなく、週刊誌にも掲載されましたが、NHKの関連番組では訂正せずそのまま流していたのです。
ドラマの創作にあわせて史実を捻じ曲げることがあってよいものでしょうか。

私はチキンラーメンは、安藤百福氏が自分で開発した物だと思っていましたが、一説によれば台湾の麺を、日本人の口に合うようにしたとも言われています。ただドラマでは、萬平が自分で開発したという設定になっています。
もし「NHKの関連番組では訂正せずそのまま流していた」のであれば、どのような関連番組であるか、どのような形で流されていたかを具体的に書いてほしいものです。これに限らず、武者さんの主張は裏付けが取れないものも結構ありますので。

あと
「日清食品が世界に誇るカップヌードルの開発秘話がベースになったドラマですが、この放映時、おかしなことが起きています。
そもそもチキンラーメンという食べ物は、主人公の夫が一から開発したものではなく、台湾の伝統食品を日本向けにパッケージ化して売る商品の特許を買い取っただけでした」
これ、商品はチキンラーメンかカップヌードル、どちらかに統一した方がいいのではないでしょうか。順番としてはチキンラーメンを開発し、それからカップヌードルとなっています。
このまんぷくヌードル、『ちむどんどん』の良子の家にもありましたね。

前回放送で、心が痛かったのがイッセー尾形さんでした。
老将の鳥居忠吉を演じていて、歯が抜けているため、何を言っているかわからない。
別にそれだけなら問題ありませんが、笑い者にされてしまうような様子がイジメのようで辛かったものです。
忠義の武将に対してあまりに失礼ではないでしょうか?
そう感じていたら、作り手は真逆のようで“ネット爆笑”を取れたことを誇るような記事があり、さらに心痛を感じてしまいました。

あの忠吉の演技ですが、何を言っているのか他人には聞き取りにくく(『わからない』のではありません)、そのため身内が通訳することもあると言うわけですが、これは「笑い者」とは別であると思いますが。実際忠吉はよくわからない時と、比較的ちゃんと喋っている時があるのは、あらすじと感想でも書いています。第1回のあらすじと感想3では
「虚説ではない、太守様は桶狭間にてご休息の折、待ち伏せしていた織田軍に襲われ、奮闘空しくお討ち死になされた」とちゃんと喋っていますし、あるいはこの時こそ、彼ら三河衆が待ちわびた日であったからではないかとも書いています。

それを言うのであれば、『真田丸』で信繁改め幸村はこのような格好をして口調も忠吉そっくりで、大坂城で好奇の視線を浴びていたわけですが。武者さんが『真田丸』に批判的であれば、実際にここまで老いてもいないのに、周囲を欺くため、このような格好をしてけしからんなどと言うのでしょうか。

真田丸変装


確かに「やい、じじい!」と若武者が老将に食って掛かるシーンは『鎌倉殿の13人』でもあり、三浦義村が高齢になったときにやり返されたのは小気味よいと思いましたが、本作の場合は違いますよね。
華流時代劇では、年長者への無礼な言動は、儒教の敬老精神に照らしあわせて最悪の愚行であるため、そんなシーンは出てきません。
仮にそんな場面があるとすれば、人格低劣な小悪党を描くときになります。

義村が若い頃年長の武者をじいさん呼ばわりし、いつの間にか自分がじじいと呼ばれている、因果応報だと武者さんは書きたいのかもしれませんが、この場合、比較するべきは三浦義村ではありませんね。義村をじじいと呼んだ北条朝時の方だろうと思います。
そして例によって
「華流時代劇では~」
日本は儒教国家ではありません。しかも儒教道徳が広まるのは江戸時代に入ってからで、この当時そういう発想がどのくらい行き渡っていたかどうか疑問です。

それが『どうする家康』では、何度も実験をしてまでも表現したい、ウケ狙いの小道具にされている。
これを軽薄と言わずして何というのか。
突如、思いついたように『論語』を唱えられても、作品としてどうにもチグハグなのはそのせいでしょう。
暗記で試験は乗り切るけど、本質的には聡明でない――そんな人を見ているような、嫌なリアリティだけはあるんですけどね。

なぜ「ウケ狙い」なのでしょうね。この鳥居忠吉の関連記事のリンクがあったのでそれを見ましたが、そういう言葉は出て来ません。老家老である忠吉を、イッセー尾形さんがいわば如何にユーモラスに演じるかに比重が置かれているかとは思いますが。どこが軽薄なのでしょうか。
そして
「思いついたように『論語』を唱えられても」
とありますが、榊原小平太は論語を手にしていても、さして勉強に気乗りがしているようでもないし、唱えてもいないはずですし。このシーンでは漢籍や儒教的発想はさほどに重要なものではないのが窺い知れます。

従って
「作品としてどうにもチグハグ」
とも思えません。またなぜこのシーンが
「暗記で試験は乗り切るけど、本質的には聡明でない――そんな人を見ているような、嫌なリアリティだけはあるんですけどね」
となるのでしょうか。そもそもこの場合の嫌なリアリティなるもの、具体的にどういうことですか。例によって、また武者さんの自己満足というか、何となくわかったような書き方に終始している感じですね。

ここまで見て来て思うのですが、今年のはやらないで(あらすじもまともに書かれていないし)、別に場所を設けて、昨年の思い出に浸っていた方がいいのではないでしょうか。


飲み物-ホットウイスキー

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[ 2023/01/20 01:45 ] 朝ドラ | TB(-) | CM(0)

『舞いあがれ!』第14週「父の背中」第3話

第14週第3話(第66回)です。


主だった社員を集めて会議が行われる。合格を貰った仕様のネジを量産することになり、注文は月に100万本以上になるらしい。しかし機械フル稼働で1日にできるのは5万本であり、しかも納期は2週間後だった。もう結城もおらず。早く作り始めないと間に合わない状態だったが、古川が言うには本注文はまだだった。本注文の前に取りかかるのはリスクがあると古川。

しかし本注文を待っていて納期に遅れると、大事な取引先をなくすことになり、どちらにしてもリスクを抱えることになる。古川は浩太の決断を仰ぐ。しばしの沈黙の後、浩太は作り始める方を選択した。ネジの量産に伴い、舞の仕事も増えた。そんな舞にめぐみは、スピーディに見分けるこつを教える。

めぐみはかつてはネジの梱包までを1人でやり、工場で寝てしまって、浩太が心配で見に来てくれたことを話す。その時浩太はめぐみに、いつか工場を大きくして人も増やすと言ったのである。大きい工場なんて夢みたいな話やと思うたけど、お父ちゃん、かなえてんとめぐみ。夜。浩太は歩みノートをつけ、めぐみはPCの作業を続けていた。互いに互いをいたわる2人。浩太はいつまで経っても楽にしたられへんなと言い、楽やないけど楽しいでとめぐみは答える。

しかし発注した栗東工業の住田から電話がかかり、設計が変わったため、この注文はなしでと言われ、浩太は藤沢を連れて栗東工業へ向かう。浩太は既に量産していること、あれだけ在庫を抱えたらもう終わりだと嘆願するが、住田はどうしようもないの一点張りだった。工場に1人でいた浩太に舞が大丈夫かと尋ねる。浩太は今はちょっと大丈夫やない、今までで一番しんどいと言いつつこうも言う。
「けどな、ここなくすわけにはいけへん」

自分の父の代から、岩倉で働いていた人々全員で作り上げた工場だった。今まで何億という数のネジ作って来たんやろなあ、どんなネジ作ったかも全部記録してあんねんでと浩太は舞に言い、笠巻などは難しいネジを頼まれた時に、27年前のあのネジがヒントになると記録を捜しに行くらしい。凄いなと舞。しかしレシピがあっても、材料や道具や料理人がいないと料理はでけへん、今ここには全部そろてると浩太。

浩太はさらに、工場が潰れたらそれが全部散り散りになる、二度と作られへんネジかて出て来る、ここには従業員と力を合わせて進んで来た思い出も、これからの夢も全部詰まっているとも言う。そんな浩太に、自分も手伝いたいと言う舞。十分手伝うて貰うてると浩太は言うが、舞はめぐみのように工場を支えたかった。しかし浩太は、舞が自分の夢に向かって頑張っているのが嬉しいと言い、悠人もいつかホンマの自分の夢見つけてくれると信じているとも言う。

舞はパイロット目指して頑張ったらええねと、舞の頭を撫でる浩太。そして深夜。舞は寝られないと階下に降りてくる。めぐみは工場の浩太に電話をするが誰も出ず、ちょっと見てくるわと席を立った。工場の中は電気がついており、事務所に入った2人は浩太が倒れているのを見つける。

浩太の手術が終わった。バイパスの手術をしたものの、心臓の動きが戻ってこず、大きな発作でお助けできなかったという執刀医の言葉を、めぐみはにわかに信じることができず、嘘や、なあと言いながら涙を流し、その場に座り込む。めぐみを支える舞。その2人を久留美が見ていた。


納期に間に合うようにと量産を決断した浩太でしたが、その決断が裏目に出てしまいます。これが軌道に乗っていれば、工場の建て直しも夢ではなかったのでしょう。舞は浩太にもっと手伝いたい、母めぐみのように工場を支えたいと言いますが、浩太は、舞はパイロットになることを目指せと言ってくれます。

これだけ在庫を抱えていても、やはり工場を潰すわけには行かないと言いつつ、今までで一番しんどいと、娘の前では弱音も吐く浩太でした。恐らくしんどいのは精神面ばかりではなく、肉体的にもかなり無理が行っていたのでしょう。手術の後の言葉から察するに、胃ではなくかなり心臓にダメージがあったと思われます。夫、そして父をこのような形で失い、泣き崩れるめぐみと舞を久留美が見ていました。

ところで浩太がネジ作りを料理に例えていますが、あれを聞いて図らずも『ちむどんどん』を思い出しました。しかしネジ作りの職人たちの腕や仕事に打ち込む姿勢は、私としては『舞いあがれ!』の方が優っているように見えます。フォンターナの場合は店の経営危機ももちろんなく、関連する人物の描き方がやや弱い、モブ的であるという印象がありました。IWAKURAもよく登場する人物は限られますが、それぞれの個性は描かれていると思います。

飲み物-コーヒーとマドレーヌ

[ 2023/01/07 01:45 ] 朝ドラ | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』に関しての武将ジャパンの記事について思うこと 87その1

『武将ジャパン』大河コラム、あらすじレビュー総論まとめについての疑問点その1です。ちなみに今回は第49回となっていますが、ドラマ本編ではないので、特に第49回をつけなくてもいいのではと思うのですが。

そして内容ですが、少なくとも武者さんとしてはこの大河は大成功としたいようです。私としては、別に人それぞれの基準があっていいかとは思うのですけどね。このため、今までとは基準が違うといったことまで、かなり長々と書かれています。かなり手放しでほめちぎっている感もあり、突っ込んでいるととても時間がないので(年をまたぎそうなので)、主なところだけピックアップして行きます。

鎌倉殿の13人感想あらすじレビュー総論まとめ第49回「傑作か否か」 - BUSHOO!JAPAN
(武将ジャパン)


果たして2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は成功だったのか、それとも失敗に終わったのか?
その是非を問われたら、私は大きく頷きながら「大成功だ」と答えたい。
確かに本作は突出した視聴率も残しておらず、何を持ってして大成功というのか?という問いかけに対し、明快な数字はありません。
既存の価値観からは説明しにくいと申しましょうか。
それは最終回で北条時房が語った状況に似ていると思えます。
「いいか皆、もはや朝廷は頼りにならない。これからは武士を中心とした政の形を長く続くものにする。その中心に北条いるのが我ら北条なんだ。よろしく頼むぞ」
“朝廷”とは既存の基準であり、“武士を中心とした政の形”とは新しい指針であり、本作が示した成功要素とも言えます。
その中心に『鎌倉殿の13人』はしばらく座り続けることでしょう。

『鎌倉殿の13人』は私には大成功だった、でも今までの基準ではそうだと言えないから、いっそのこと新しい基準を作ってしまおう。
どうもこのように取れてしまいます。何だか無理やり感があるなと思いますが。

「その中心に北条いるのが我ら北条なんだ」
とあるのは、「その中心にいるのが我ら北条なんだ」と書きたいのでしょうか。
それとこの時房のセリフですが、「朝廷は頼りにならない」ではなく、「朝廷を頼る世ではない」ですね。そして実はその後も朝廷との共同統治は行われるわけです。朝廷を離れて武家政権になるのは室町時代以降なのですけどね。

そして視聴率に関しては、過去4年間の数字(数字的にほぼ同じだった、2018年の『西郷どん』まで)をリストアップし、「かなり凡庸な数字」とあります。しかし凡庸というのは、主に人の性質を表すものであり、この場合はぱっとしないとか、さほど高くもないといった表現の方がふさわしいのではないでしょうか。

しかしコロナ禍を迎えたこの2、3年はテレビ視聴の在り方が前例がないほど急変しており、とても視聴率が伸びる環境だったとは言えません。
その他の下落要因もざっと考察してみると、以下のような理由が挙げられると思います。
・そもそも主人公の知名度が低い
・舞台が人気の戦国や幕末ではなく、馴染みの薄い平安末期から鎌倉時代前期だった
・実質的にR18指定がふさわしいと思えるほど、陰湿で残虐な描写が続き、大泉洋さんですら「娘には見せたくない」ほどであった
・プロットが複雑で、伏線を引っ張り、難易度が高い。しかも主人公はじめ登場人物に共感しにくい
・ワールドカップと重なって極端に低くなった第45話6.2%がある
・NHKプラスによる配信視聴が増えた
NHKを含め、テレビは番組視聴者数そのものが、今後、低下の一途をたどることは避け難く、その辺は皆様だけでなく作り手も痛いほど理解しているでしょう。
反面、動画サイト(VOD)への移行は今後も伸び続けるわけですが、それを担っていた「NHKプラス」は、プロットが複雑な『鎌倉殿の13人』にとっては非常に適していたと感じます。

まず「なぜ」コロナ禍を迎えたこの2、3年はテレビ視聴の在り方が前例がないほど急変しているのでしょうか。
「なぜ」視聴率が伸びる環境だったとは言えないのでしょうか
その辺りの具体的な説明もありません。民放を含め、コロナ禍でも視聴率を伸ばしたドラマはあるのです。それを言うのなら、『青天を衝け』も2月放送開始、オリンピック中継が入る変則的な放送スケジュールの中で、健闘したのではないでしょうか。
そして

わかりにくい場面や回があったら、後で見返すことが簡単にできます。何度でも見たいリピーターの数も把握できます。
NHKプラスの再生回数は、NHK内部でしか把握していません。
ただ、大河については2021年と2022年では大差がついていると言われ、実際、今年は成功だったことが以下の記事にも記されています。

その以下の記事というのは、スポニチの記事
「NHK総局長「鎌倉殿の13人」“三谷マジック”絶賛 配信好調「超優等生」来年「どうする家康」も期待」
なのですが、武者さん、嫌いな大河でこういう記事があれば、こたつ記事だと叩いていたことでしょう。この辺がこの人のわかりやすさでもありますが、レビュアー以前にライターとしての鑑識眼を疑いたくなる所以でもあります。
あと『鎌倉殿の13人』はプロットが複雑と言うより、いつもの三谷さんの小ネタとコント路線という印象の方が強かったですね。

それと
「大河については2021年と2022年では大差がついていると言われ、実際、今年は成功だったことが以下の記事にも記されています」
それはNHKの再生回数がわからないと、何とも言えないかとは思います。逆に2021年はリアルタイムで観た人が多かったのではないでしょうか。

また他にも延々と武者さんの言う「新基準」とドラマ本編とがリンクされており、

こうした再生回数が多い成功作品は、近年であれば『鎌倉殿の13人』だけでなく、朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』と『ちむどんどん』も該当します。
ただし、公的に大きく発表される数字は今も視聴率であり、この辺のアンバランスさが世間での評価を難しくしているのでしょう。
朝廷の定めた律令が武士を想定しておらず、坂東武者は混沌とした基準のもとで生きてきた――その様が『鎌倉殿の13人』で描かれたように、大河の評価基準もそんな状態なんですね。

武者さん、前にもこの3作品を挙げていましたが、自分が好きな作品ばかりですね。
仮に『カムカムエヴリバディ』や『青天を衝け』の再生回数が高くても、恐らくは書かないのでしょう。

そしてこれも前にも何度か出て来ていますが、タグ付きツイは当てにならないとか、エコーチェンバーだなどとありますが、私は武者さん自身が、別の意味でのエコーチェンバーに囚われているように見えて仕方ありません。
尚こういう記述もあります。

『鎌倉殿の13人』では、後鳥羽院が寵愛する武士・藤原秀康が、鎌倉に備えて流鏑馬をすると言っておりました。
今さら流鏑馬なんかを鍛錬したところで、獰猛な坂東武者にはさして意味がない。そんなことするなら敵の進軍経路でも調べておいたほうがよい。
それでも藤原秀康のように「やっている感を見せたら良い」と考えている将は流鏑馬をしてしまう。
視聴率や「ネットの声」を拾う記事は、いわばこの流鏑馬でしょう。

先ほどのにもありましたが、朝廷は駄目、朝廷がやることは駄目と言いたげです。要はこの大河の朝廷が嫌いなのでしょうね。私は朝廷や西国の御家人をもっと描いてほしいとも思いましたが、それはともかく。
「今さら流鏑馬なんかを鍛錬したところで、獰猛な坂東武者にはさして意味がない。そんなことするなら敵の進軍経路でも調べておいたほうがよい」
流鏑馬は武芸のひとつで、軍事訓練なのですが。確か最初の方でも武者さんは同じことを書いていました。そして
「そんなことするなら敵の進軍経路でも調べておいたほうがよい」
も何も、戦う上では武芸を身に着けておくに越したことはないでしょう。この時代流鏑馬というのは大きな意味を持っていましたし。とにかく武者さんが『太平記』を観ていないことはこれではっきりしました。

あとこういうのもありましたのでご紹介しておきます。

私はしばしば「お前の意見なんか参考にならん!」「お前とは意見が合わない!」と宣言されます。
そう言われると私は正直嬉しい一面もあります。
誰かにわざわざ反論されるということは、耳に心地よいだけの論評を垂れ流してはいないのだな、と思える。
人間は、一人一人が自分の頭で考え、判断を下す方が良い。
それが難しいのは、長沼宗政の話でもしたところですが、それでもやはり個々の自主性を重視したい。

とか何とか言うより、先ほどの流鏑馬でもそうですが、歴史をちゃんと把握しているように見えない(歴史系ライターですよね?)、ドラマもきちんと観ているように見えない上に、やけに漢籍マウントを取りたがっているように見える、それでなぜ大河のレビューなのかと疑問に思う人が多いからではないでしょうか。
そして武者さん本人は反論されることに対して、きちんと自分の考えを述べているでしょうか。プロのライターならそのくらいやってほしいし、こうい文章自体、反論をきちんとできる人が書いてしかるべきと思います。
つまるところ
「反論される自分がかっこいい!」
ということなのでしょうか。


飲み物-ワインと暖炉
[ 2022/12/28 01:45 ] 朝ドラ | TB(-) | CM(0)

『舞いあがれ!』第8週「いざ、航空学校へ!」第2話&第3話

第8週第2話(第37回)と第8週第3話(第38回)です。


第37回
航空学校に入学した舞は女子寮の部屋に行き、同室の矢野倫子(りんこ)に挨拶をする。てきぱきと荷物の整理をする自分を見ている舞に、矢野は怪訝そうな顔をする。男子ばかりと思っていたので安心したと舞は言うが、倫子は意に介してなさそうだった。その矢野の服や私物、本なども、舞が恐らくは初めて目にするものであり、舞はいささか気おくれしながらも自分の荷物の整理をする。そしてベッドと棚の間に持って来たばらもん凧を取り付ける。

授業が始まった。舞と共に学ぶのは18名の学生で、宮崎で510時間の基礎知識の講義を受けることになる。その後は帯広のフライト過程が待っていた。クラスの担当は面接官を務めていた都築英二だった。都築は6人ずつの3つのチームを作る。そして食事もその6人で摂ることになる。6人の中で、真っ先に自己紹介をしたのは舞だった。大阪出身と訊いて、チームの1人水島祐樹が何か面白いこと言ってよとからかい、矢野がそれを窘める。

ついで矢野、眼鏡をかけた中澤真一、吉田大誠と自己紹介を終える。この吉田は声が小さかった。最後は例の柏木弘明が、不愛想に自己紹介をして終わる。舞は皆がどこから来たのかと尋ねるが、それは意味あるのかと柏木。一緒に勉強するから知っていた方がいいと舞は言うが、慣れ合う必要はないと柏木は素っ気ない。

授業中舞はうまく答えられず、柏木がフォローする。舞以外の学生は専門用語や質問の意味をきちんと理解しており、的確な回答をしていた。舞は柏木に礼を述べるも、柏木は例によってポーカーフェースだった。後れを取り戻そうと勉強する舞を尻目に、矢野はどこかへ出かけて行った。しかし矢野は座席位置の調整の手順について、よどみなく回答して舞を驚かせる。

舞は1人部屋で勉強に励むものの、矢野はその後も出て行き、気になった舞は後をつけてみる。倫子は男子寮のある部屋に入る。その後も倫子は、コックピットのやり取りで完璧とも言える英語での会話をこなし、都築はノートに何やらメモっていた。その後も倫子の男子寮行きは続き、舞はドアに耳を付けて何が行われているか知ろうとする。そこへ吉田が現れて不思議そうな顔をし、舞がドアに体をぶつけたため倫子が中から現れ、つけてきたのと問いただす。

倫子は舞を連れて部屋へ戻る。実は倫子は勉強しに男子寮に行っていたと答える。ここでやったらええやないですかと舞は言うが、勉強できない人とやっても成績上がんないでしょと倫子は言い、すぐにその言葉を詫びる。着替えてメークしているのはなぜかと舞は尋ねるが、この方が気合が入る、すっぴんで部屋着だと緊張感でないと倫子。

自分の言葉に素直にうなずく舞に、倫子はこう言う。
「あなた、もっと要領よくやらないとやっていけないわよ」
倫子は舞の素直さに呆れつつも、一緒に行くかと誘う。先輩に聞いたほうが早いとの言葉にうなずく舞。その後食事のカレーを美味しそうに頬張る舞に、分かりやすい顔しているねと矢野は言い、そして自分を呼ぶときは倫子でいいと言う。

そこへ水島と中澤も合流するが、同じ頃都築が食事を済ませて立ち上がる。都築は例のノートをまたも手にしていた。中澤はそれに目をやりつつ、食事中も気が抜けないと言う。都築は学生たちの日常生活をもこまめにチェックし、それを都築ポイントと呼ぶらしかった。

第38回
中澤も実際、この都築ポイントの詳しいことは知らなかった。しかしそのメモが、帯広でのフライト過程に引き継がれるらしいから、要注意だと言う。舞は急に不安になる。その後授業で、日本からアメリカへの飛行経路を巡って、倫子と柏木は意見をぶつけ合うが、その間も都築はメモを取っていた。そして、次回までにグループの意見をまとめておくことになる。

クリスマスも間近で、舞と吉田は談話室でクリスマスツリーを飾っていた。舞は倫子が、柏木の意見は通したくないと言っていたことを話す。吉田は最短距離を取る柏木、遠回りでも安全安心な飛行をしたい倫子、形は違えどどちらも志の高いパイロットを目指していると言い、舞はその言葉に感心する。

しかしどうにかうして意見をまとめなければならず、舞はクリスマスパーティーを提案し、舞は土曜日にパーティーをやろうと決め、まず倫子に話すが、柏木がいると嫌だと倫子はにべもない。中澤は、土曜日は妻子が来ることになっていた。この時舞は中澤が既婚であることを知る。そして水島は合コンを理由に断り、柏木はやはりこの話に乗ろうとしなかった。

柏木が来ないなら行ってもいいと倫子。しかしそれではこのパーティーの意味がないと舞は迷う。食べ物を用意しなければと言う倫子に、自分が作ると舞は言い、お好み焼きを準備する。クリスマスらしく帽子やトナカイの角をつけたAチームのメンバー3人が談話室に集まる。何でお好み焼きと尋ねる吉田に、実家の隣がお好み焼き屋さんだと答える舞。

クリスマスはチキンでしょと言いつつ倫子はお好み焼きを口にし、一言美味しいと言う。吉田も嬉しそうに頬張るが、その時合コンをキャンセルした水島が実家からの差し入れだと言って、ダンボールを持って来る。水島の実家は、北関東のスーパーマーケットチェーンで、中にはスナック菓子やラーメンが入っていた。大阪育ちの舞はミズシマストアについて吉田に尋ね、水島は食料と一緒に入っていた母からの手紙を見る。それにはこう書かれていた。
「気が済んだら帰ってこいとお父さんが言っています」

そこへ都築もやって来てあとの2人はと尋ねる。その頃中澤は妻に電話をし、何やら言い争う。部屋を出た中澤は偶然会った舞からパーティーのことを知り、飲みたい気分だと談話室に向かう。その舞は柏木を呼びに行き、都築が来ていること、協調性があるところを見せないと、何を書かれるかわからないと談話室に彼を連れて行く。また舞は倫子に、柏木が謝っていたと嘘を言い、柏木もばつを合わせる。

お好み焼きを平らげた柏木は、もう一枚焼いてくれと言う。舞が作るお好み焼きを、興味深そうに見つめる柏木は、これがお好み焼き初体験だった。まさか御曹司か、そう言えば特技が乗馬だったという声が飛び交い、水島は彼の父が元パイロット、母が元CAの航空エリートであることを明かす。

道理でいつも自信満々なわけねと倫子は言い、自覚のないところが如何にもエリートと言う。彼女はかつて商社にいて、そういう男たちを見てきた、ここにいる男たちだって、大した苦労もしていないのに自信だけは一人前と言い、場の空気が悪くなりかける。舞はそちらの方に気を取られ、柏木のために焼いていたお好み焼きを焦がしてしまう。


舞が初めて家族や身内から離れ、寮生活を始めます。同室の矢野倫子は5歳年上で、さばけた感じの人物でした。舞にはかつての吉良冬子同様、何か憧れを感じさせる人物でもあるようです。その倫子は毎晩のように出かけて行き、気になった舞は後をつけて、先輩の部屋で勉強していることを知り、倫子ももう少し要領よくしなきゃと舞を誘います。自分でこつこつ努力することに慣れていた舞には、新たな体験でした。

一方で都築教官は、学生たちの日常の行動をメモしているようです。しかも授業中にも、学生の態度をチェックしているようで、都築のいる場所では気を抜けなくなっていました。一方舞が所属するAチームでは、柏木と倫子がそれぞれの主張を巡って対立するようになり、舞は親睦の意味でパーティーを開こうとします。しかし案の定柏木は来ようとせず、倫子は柏木が来ないなら行こうと言い出します。

舞が準備したのはお好み焼きで、あのうめづのメニューも入っていました。倫子も吉田も美味しそうにお好み焼きを食べ、そして都築もやって来ます。舞は都築が来ていることを理由に、柏木を談話室に連れて来ます。その柏木は初めてお好み焼きを食べ、舞におかわりを注文します。彼は元パイロットの父と元CAの母を持つ、いわば航空エリートでした。しかし倫子はかつて商社に勤めており、そういうエリートたちを嫌っていました。

一方水島も、大手スーパーチェーンの経営者の息子で、母は本当は父の跡を継いでほしいようです。中澤も本当は妻と折り合いがよくないようで、チームのメンバーの人となり、家庭環境が明らかになって行きます。そして舞、柏木が謝っていたと倫子に言って取り繕う辺り、彼女も成長しつつあるようです。

ところで先日のコーヒーをこぼしそうになるシーン、そしてお好み焼きを焦がすシーンが、『ちむどんどん』にそっくりだと批判する声もあるようです。見方は様々ですが、私はそうは思いません。確かに両者に共通するシーンはありますが、描かれ方やそれまでのいきさつがかなり異なるからです。

あと倫子を演じる山崎紘菜さん、かつてラグビーのアンバサダーを務めていましたね。


飲み物-冬のティータイム
[ 2022/11/24 01:45 ] 朝ドラ | TB(-) | CM(0)

朝ドラと小檜山氏note記事 6

第37回のあらすじ関係は次回になります、今回は小檜山氏のnote記事に関してです。

と言いつつドラマ本編で少々。舞が同室になった矢野倫子は、吉良先輩をいくらかダブらせているのでしょうか。仲間たちもいくらかなにわバードマンの面影がありますし。あの倫子、25歳という年齢からしても、社会人経験があるのではと思われますし、それが私物とか、平気で男子寮に行って一緒に勉強をする姿勢に現れているように見えますね。彼女に比べると、舞は如何にもおぼこい感じです。

ではnoteの方ですが、どうも連日似たような論調ばかりが目立ちますね。それとやはりドラマ本編をちゃんと観ていないのだろうと思われます。これは第36回の分ですが、航空学校(航空大学校)の試験の様子なども書かれていませんね。

大学の単位を取得しないと説明されて、だったら中退を止めた親が正しかったのではないかと思えましたよ。バイト先でも心配されておりましたが、自分の都合だけで勤務先でも迷惑かけるってどういうことなのか。しかもこのバイトはロードバイク代を返すためのものでもあり、もっと悲壮感があってもよさそうなものですが。

「大学の単位を取得しないと説明されて」
2年以上の在籍、62単位以上の取得は調べればわかることですが、それをご存知なかったのでしょうか。それと中退して行った方が、年齢的に若い時期にライセンスを取れるという点で、キャリアに有利に働くでしょうし。
「勤務先でも迷惑かける」
迷惑かけると言うより、ノーサイドの店主の道子は舞のことを心配しているのですね。
「しかもこのバイトはロードバイク代を返すためのものでもあり、もっと悲壮感があってもよさそうなものですが」
ロードバイク代と学費を自分でどうにかしたいと舞は考えていますね。そのためシフトを多くしていて、それで疲れてもいるのでしょう。それとこの場合、わざわざ悲壮感を入れる必要もないと思うのですが…それがないのが小檜山氏は気に入らないのでしょうか。

舞の無茶苦茶さは、親ガチャ当たりだからできる。こうして勉強するのだってただではできません。(中略)このあたり、『ちむどんどん』の暢子とそもそもの難易度が違うわけです。『おちょやん』や『スカーレット』ともそりゃね。ここ数作朝ドラでは最も甘ったれた環境で、まさに親ガチャあたりといったところ。

甘ったれてなどとありますが、一時は浩太の工場も倒産し兼ねない状況にありました。悠人の中学受験も危ぶまれたほどで、それぞれ事情は違っても、その時々の悩みと言うのはあるものです。そして暢子ですが、資格を持っていない(調理師免許を取ったという描写もない)割に、随分ととんとん拍子に行っていたと思うのですが。しかもオーナーの房子と対決めいたことまでやっていますし。

たかしもそうです。なぜ、俳句を詠むようになったら仕事もせず島根に何週間も旅行に行けるのか。

まず「貴司」と書きましょうよ。その貴司は仕事で行き詰まり、退職後自分の居場所を求めようとしたわけで、これは五島で舞と久留美に話していました。恐らくバイトか何かはやっているのかも知れません。

パイロットになりたいとゆるふわなことを言うわりに、理論は語らない。とってつけたようなお勉強の場面だけでなんとかなっています。

ゆるふわではなく、なぜパイロットになりたいのかを、五島で浩太とめぐみに話していますけどね。そもそもなりたいと言う動機と、パイロットとしての理論は同じものではないでしょう。具体的にどう言ってほしかったのでしょうか。

学校で出会うただの感じ悪いやつはなんなのか。一方でこいつは、いちいち「クールにしゃべるぞ!」と気合を入れて、キメキメにそれっぽく作って話しているのがわかってわけがわからない。しかも悠人とキャラがかぶっている。

柏木君のことでしょうか。感じが悪いと言うより、刈谷先輩同様に理屈っぽくて愛想がないから、ぱっと見あまり好感を持たれるイメージではないのでしょう。

「いちいち『クールにしゃべるぞ!』と気合を入れて、キメキメにそれっぽく作って話しているのがわかってわけがわからない」
「キメキメにそれっぽく作って話しているのがわかってわけがわからない」
わかってわけがわからない、てどういうことでしょうか。「それっぽく作って話しているのがわかって鬱陶しい」とか、そういう形に持って行きたいのでしょうか。私が観た限りでは、「それが俺に何の関係があるのか」と言いたげな、つまり舞から何か愛想めいたことを言われるのが苦手そうな、そういう口調だったとは思います。


飲み物-温かいカフェオレ
[ 2022/11/23 01:45 ] 朝ドラ | TB(-) | CM(0)

『舞いあがれ!』第8週「いざ、航空学校へ!」第1話

第8週第1話(第36回)です。


4月、舞は航空学校の受験勉強の真っ最中だった。しかし制限時間中に問題が解けない。そして5月、航空学校受験には単位も取らないといけないため、舞は大学にも通い続けるが、遅刻しそうになったため朝食を抜いて出て行ったり、その一方でバッグを忘れたりもしていた。6月。ちょっとでも学費を稼ごうとして、ノーサイドでバイトをしていた舞は、疲れもあってふらつき気味になっており、コーヒーを運ぼうとしてよろけてしまう。

一次試験受験当日。出がけに舞は両親から神社のお守りを貰う。500人以上が3回の試験に臨み、合格するのは72人という難関の試験が始まる。二次試験では身体検査や心理テストなどもあり、それをクリアすると、宮崎本校での面接が待っていた。舞は面接で一緒になった男子の受験生に、緊張しますねと声をかけるものの、相手は君の緊張は俺に何の関係もない、黙っててくれと如何にも素っ気なかった。

面接で舞は得意なことを聞かれ、子供の頃工作が得意で飛行機を作ったことを話すが、好きなことではないと面接官からs注意される、一方で柏木と呼ばれた男子受験生は、馬術の話を始め、面接官たちを驚かせる。

最後のパイロットを目指した理由を聞かれて、舞は人力飛行機のパイロットをやった時の一人一人の思い、飛んだ時の喜びを話し、沢山の人の思いを載せて空を飛ぶパイロットになりたいと締めくくる。一方柏木はそつなく、多くのお客様の命を預かって、世界中の空を飛ぶパイロットに憧れて来たことを話す。

やがて面接が終わり、緊張したと独り言を言う舞に、柏木はあんな回答がよく出て来るな、人力飛行機とプロのパイロットは違うと言い、さらに
「夢だの思いだの、頭の中お花畑か」
とまで言い、もう君と会うことはないだろうと言い捨てて去って行った。

そして舞は合格通知を受け取る、うめづで祝賀会が開かれ、いつもの3人が顔を揃える。実は舞は試験には自信がなく、面接も焦って変な空気になり、ギリギリの合格ちゃうかなと話す。そして一緒に面接を受けた柏木が、難しいことを言っていたと話し、雪乃からその人イケメンかと突っ込まれる。雪乃曰く、パイロットはハイスペック男子の集まりなのである。

背は高かったけど感じが悪かったと舞。舞がそのようなことを話すのは珍しいと貴司。そして舞は、面接の後「もう君と会うことはないだろう」と言われたと話し、腹立ったと打ち明ける。そして久留美も実習先の病院で、嫌味を言われたことを話す。

そして舞は貴司に、腹が立ったことはないかと尋ねるが、既に会社を辞めている貴司はあんまりないと言い、この前3週間島根に行っていたこと、短歌を作っていることを話す。自分の中の何かが少しずつ広がっていると貴司。その後勝が、合格祝いだと「バファローの雄叫びスペシャル」をご馳走してくれた。

そして舞は1年入学待機をし、12月に宮崎に向けて発つことになった。荷造りを終えて両親に礼を言う舞。浩太はこれからやでと、やりたいことを貫くのはホンマに大変だと言い、夢をかなえるには一歩一歩諦めんと、進んで行くしかあれへんねんと娘を励ます。しんどなった時は、いつでも電話して来てええんやでとめぐみ。

空を飛ぶのを楽しみにしていると浩太から言われた舞は、翌日宮崎に降り立った。制服を身に着けて、校内へと入って行く舞はそこである人物を目にする。相手も舞を観て一瞬驚いた顔をした、それは、あの面接で一緒だった柏木だったのである。


21日放送分から、脚本が嶋田うれ葉さんになり、航空学校編に入ります。舞は学科試験と適性検査に合格し、宮崎本校での面接に臨みますが、その時一緒になったのが、あの刈谷先輩を連想させる柏木という人物でした。『ガリレオ』の湯川先生を彷彿とさせる、何となくとっつきにくく理屈っぽい雰囲気を持つ彼は、面接の舞の言葉に批判的で、もう会うこともないなどとまで言うのですが、それとは裏腹に、この面接がこの両名の出会いであったとも言えます。

しかし62単位を取得するわけですから、大学の方も頑張らなければならず、しかもバイトもと来れば、いくら若くてもかなり疲れてはいるでしょう。現にノーサイドで舞はよろめき、コーヒーをこぼしそうになります。このシーンが『ちむどんどん』を連想させると言う意見もあるようですが、

前作の場合、主人公がそこまで疲れるほど一心に料理に打ち込んだようには見えないし、それ以前にも食材をぶちまけたり焦がしたりするシーンがあった。あの料理を落とすシーンは、恋愛に心を囚われたのが原因だった
舞の場合、大学と受験勉強の両方に打ち込む様子が描かれており、あれでは足元がよろけるのも納得できる

といった違いはあげられるかと思います。

それと面接官を演じている阿南健治さん、『鎌倉殿の13人』の土肥実平、『芋たこなんきん』の白垣村の中川と、今年はNHKで3度お目にかかっています。

そして小檜山青氏のツイに、『ちむどんどん』のニーニーのまっすぐな熱さがいいと書かれたものがありました。ニーニーはどちらかと言えばお金絡みの話に弱く、そちらの方に一直線に走ってしまう。すぐ感情をぶちまけるという意味で、まっすぐで熱いというのとはまた違うと思います。鎌倉殿の和田義盛をそう言うのであれば、まだわかりますが。

あと紅白歌合戦に、横山裕さん、山下美月さん、目黒蓮さんが、いずれも所属グループのメンバーとして出場しますね。しかしback numberがサプライズで、『ラブレター』を歌わないものでしょうか。

『第73回NHK紅白歌合戦』に、横山裕さん、山下美月さん、目黒蓮さんが出場決定!
(NHK ONLINE)


飲み物-コーヒーとチョコレート
[ 2022/11/22 01:45 ] 朝ドラ | TB(-) | CM(0)

スピンオフに思うこと

まず『どうする家康』番組ロゴ関連記事です。

大河ドラマ「どうする家康」番組ロゴには、なにやら仕掛けが…
(NHK ONLINE)

スマートフォンからWEBカメラを起動して番組ロゴを読み取ると、特別コンテンツが画面に表示されるようです。生憎私はまだやっていませんが。

ところで先日、『ちむどんどん』のスピンオフ(観てはいませんが)関連でちょっと書いています。それで思うのですが、スピンオフと言うのは本当に必要なものなのでしょうか。無論今までも朝ドラはスピンオフがありましたが、すべてではないことを考えると、制作側が最初からスピンオフ制作を打ち出していたのか、あるいは視聴者の要望が強かったのか、そのどちらかと考えられます。仮に前者の場合、その基準がどうなっているのかがちょっとわからないのですが。

それとこれは朝ドラには馴染みにくいかと思いますが、スペシャルなり劇場版なりを作って、それをスピンオフのように仕立てることも可能でしょう。尚私としては、『まんぷく』のスピンオフは観てみたかったと思いますし、今放送中の『舞いあがれ!』も、先日ご紹介したように、なにわバードマン関連のスピンオフが観たいという声が出たりもしています。私としてはなにわバードマンもさることながら、五島の人々メインのを観てみたいです。

さて朝ドラとくればやはり大河です。かつて『真田丸』が放送された時、上杉景勝と直江兼続視点のスピンオフがあればと思ったことはあります。無論スピンオフに限らず、彼らが主人公になるような、戦国期の東北を舞台にした大河でもいいかなと思ってはいました。この時代の東北と九州は大河で観たいものです。ただ東北の場合、『独眼竜政宗』と比較されるとは思いますが、

その大河でのスピンオフですが、『新選組!』放送終了から1年経って、土方歳三が主人公のスピンオフが作られたことはあります。ただ大河のスピンオフと言うのは制作費もかかるし、放送日時もかなり先になり、その辺りが朝ドラと違う点であり、同時に俳優さんのスケジュール調整もまた絡んでくるでしょう。

『真田丸』のスピンオフも、かなりあれこれ意見が出た記憶があります。ただこちらも三谷さんの脚本であり、三谷大河だけスピンオフが作られることに対して、よく思わない人もまたいたかと思われます。実際そういう記事を目にしたこともあります。大河が今後も続き、その時々でスピンオフ的な物が求められた場合は、朝ドラとはまた別の方法を模索することになるのかも知れません。

飲み物-注がれるコーヒー
[ 2022/11/21 01:00 ] 朝ドラ | TB(-) | CM(0)

朝ドラと小檜山氏note記事7

小檜山氏の『舞いあがれ!』関連記事への疑問点です。第7週は途中までご紹介していますので、今回は第35回分について。第34回分はすべて有料記事のようですが、無料部分、つまり誰にでも読める部分がないというのは、一体どのようなことが書かれているのでしょうか。

すげーな、大学中退が美談扱いか。金のことはもう言うもの嫌だけど(これが前作暢子なら許されるまい)、もろもろの学費をドブに捨ててまで中退を美談扱いか。
舞がパイロットの進路には邪魔になるキャリアを選んでいるならわかります。画家目指して美大行っているうちに、飛行機の絵を描いていてパイロットに開眼した。そういうことならまあ、わかる。
でも航空学とパイロットって、その進路はむしろプラスです。

大学中退で航空大学校(ドラマ中では航空学校)を受けた方が、まだ若いうちにパイロットの勉強ができて、より多くの年数のキャリアを積めるからなのですが。それに航空関係の科目であれば、航空大学校での履修科目にもありますし、何よりパイロットを目指したいという目的があれば、それに特化した勉強ができるので、その意味でも学ぶ価値はあるでしょう。何と言っても、やはりここはパイロットとしての就職率も高いと言われていますし。

ちなみに学科関連ですが、
学科教官室
https://www.kouku-dai.ac.jp/cgi-bin/04_s_teacher/view.cgi?print=20&sort=down4%20down5%20down6&keys2=1&word=0&tid=default
そして実技関連、
実技教官室
https://www.kouku-dai.ac.jp/04_practical/index.html
(いずれも航空大学校公式サイトより)

そして
「金のことはもう言うもの嫌だけど(これが前作暢子なら許されるまい)」
前作のお金関係の描写は犯罪絡みだとか、あるいはネズミ講のアジトによく考えもせず開店資金の200万円を渡し、たまたま同じ200万円を姉夫婦がくれると言う、主人公に取って都合のよすぎる展開があったりしたために、叩かれたのですけどね。
自分が好きな『ちむどんどん』を批判するのは許さない、そういう小檜山氏の思いが見て取れます。無論好きな作品を嫌いと言われるのは気持ちいいものではありませんが、だからと言って、それを有料記事であれこれ書くものではないでしょう。

で、「孟母断機」な。中途半端はあかん! そう孟子の母は戒めたということな。これだ。こういうのが足りない。馬鹿にへらへら迎合することを美談扱いする。

ここでまた漢籍ですね。孟母断機についてはご存知の方も多いでしょうが、孟子が学問を途中でやめて帰った来た際に、その母が織っていた糸を断ち切り、お前が学業をやめるということは、これと同じものだと諭したという故事です。

しかし朝ドラの場合、多くの場合は主人公は色々試行錯誤しながら、夢を追って行く設定になっています。途中でその夢を諦める、変更することもあるわけで、その意味でこの故事が必ずしも当てはまるかどうかはわかりません。何よりもそれを言うのであれば、イタリアンレストランで修業していたのに、急に沖縄料理店を開きたいと言い出した『ちむどんどん』の暢子も似たようなものだと思います。

舞って性格腐りきってるよな。さんざん指摘したけど、パイロットやりたいなら先輩の後釜狙いはできる。なのにしない。背の低い先輩にマウントとるためにパイロット目指しているようにも見える。

パイロットやりたいなら後釜狙いできるとありますが、舞の場合はあれをきっかけに飛ぶことに目覚めたうえに、吉良が引退した後のパイロットに自分が選ばれるかもわからないし、もっとプロとして空を飛びたいと思ったのが、航空学校に行こうとした最大の理由でしょう。吉良先輩も応援すると言ってくれていましたね。
なのに
「背の低い先輩にマウントとるためにパイロット目指しているようにも見える」
どこをどう観たらこのように見えるのでしょうね。これが好きな作品だったら、舞は素晴らしいと小檜山氏は手放しでほめているのでしょう。

小檜山氏にしてみれば、既に「流し見」するなどと書いている以上、ドラマでどのように描かれているかよりも、自分の好き嫌いに合っていないのが嫌なのだろうとは思います。以前この人の記事に関して、セルフエコーチェンバーと書いたことがあります。通常エコーチェンバーは、コミュニティの中で発生することが多いと思われますが、小檜山氏(武者さんも)の場合、自分自身の基準に基づいて好き嫌いが決定し、それぞれの評価が両極端となって全面肯定か否定かのどちらかになり、今回のように嫌いなタイプの主人公は、何をしても気に入らないとなってしまうのでしょう。あまり決めつけるのは何ですが、たとえばパーソナリティ障害のように、感性や物事の考えが特定の方向に偏っている印象もあります。

しかし来週もつまらなそうだな。乙女ゲー広告に出てきそうなクール作りすぎの男は何? ああいうのはスマホゲーだけでいいのに。受信料使ってテレビジャックしてそれがうれしくてSNSに書き込みまくりの人もいるだろうけど、そういうのってノイジーマイノリティだと思いますよ。

「来週もつまらなそうだな」
だったら観なければいいと思うのですが。その代わりこの記事もなしということになります。
「受信料使ってテレビジャックして」
前作にそれを感じている人も、未だ多いのではないでしょうか。スピンオフが放送されたりしましたし。

あと、なぜ舞が好かれるかという理由として、

暢子みたいに口答えしないし。
モネみたいに学歴ないくせに気象予報士の資格取るような生意気なことしないし。
転がすにはええ、ちょうどいいアホさ、かわいらしさ、素直さがあるからやろなぁ。

舞は自分がやりたいことをきちんと説明できる、ありがとうとごめんなさいが言える、自己主張はするがでしゃばらないと言った点が好感を持たれるのでしょう。
確か暢子も、ありがとうとごめんなさいが言えると言われていましたが、生憎彼女の場合はこの2つよりも、「ちむどんどんする」を連発していたのが記憶に残っています。『おかえりモネ』も全部は観ていませんが、こちらの方が『ちむどんどん』よりもう少しましだったかも。
しかし「暢子が口答えする」と言うのは、小檜山氏は認めているのですね。

飲み物-湯気の立つ紅茶
[ 2022/11/20 01:00 ] 朝ドラ | TB(-) | CM(0)

『舞いあがれ!』第7週「パイロットになりたい!」第1話

第7週第1話(第31回)です。

舞はパイロットになりたいと両親に打ち明ける。「飛行機作りたいから、航空工学科に行ったんと違うの?」とめぐみ。しかし舞はもっとやりたいことが見つかったと言い、航空学校でライセンス取って、航空会社に就職したいと思っていた。さらに舞は小さい頃から強い人になりたかった、だから人力飛行機のパイロットに挑戦したのである。

そしていざ飛んでみたら、プレッシャーなんか忘れるくらい楽しかった、このために生まれて来たかと思うくらいだと言って、航空学校に行かせてくれと両親に頭を下げる。そして舞は既に勉強を始めていること、夏に受験をして合格したら、大学を中退して通いたいと、航空学校の入学案内を見せる。

しかしめぐみは大学はちゃんと卒業してほしい、お父ちゃんも、作った部品を舞がつくる飛行機に載せるんやって楽しみにしてると言う。親の勝手な期待かも分かれへんけど、舞は子供の頃から手先が器用で工作が得意なため、飛行機を作りたいと言う夢は舞に向いている。だから大学は卒業してほしい、それまでに考えたらええやんと言うめぐみ。

まためぐみはこう言う。
「1回人力飛行機で飛んだだけやろ」
しかし舞はこう答えた。
「お母ちゃんだって、お父ちゃんと出会って大学中退したんやろ。その気持ちに間違いなかったんやないの」

お母ちゃんが反対なんはわかった。けど、諦めることはでけへんと舞は家を出て行く。行った先はノーサイドで、言ったが結局わかってもらえなかった、大学はちゃんと卒業してほしいと言われたとこぼす舞に、親御さんは普通そう言うと道子。

そんな舞に久留美は、お母ちゃんが心配してくれるからいい、うちはお父ちゃんがこっちに心配かけるばっかりやと言うが、道子はその久留美にこう言う。
「子供が思てるより、親は心配してるもんなんやで」
そして久留美に、お父ちゃんかてそうやしお母ちゃんもきっとそうやと言う。

お母ちゃんと聞いて戸惑う久留美だが、今の久留美見たら嬉しいと思うでと舞。自分のことはいい、舞のお母ちゃん心配してくれてはるんやから家帰りと久留美は言うが、道子にあんたもやでと言われる。昨日の晩父の佳晴からノーサイドに電話がかかって来て、その時道子が、舞ちゃんとこ行ってんちゃうかと言ってくれたのである。

舞は家の前まで来て、携帯が鳴っているのに気づく。兄の悠人からだった。「無謀な夢」を言うたんかと言われ、反対されたと答える舞は、お母ちゃんに嫌なこと言うてしもうたと言う。めぐみの大学中退に関する例の言葉だった。お前がそんなん言うの珍しいなあと悠人。さらにびっくりしたやろなあ、舞がそんなことを主張するん初めてやろとも言う。そしてこうも言った。
「遅れて来た反抗期。どこまで続くか見ものやな」

一方久留美も家に戻る。家に入った彼女が見たものは、求人情報誌を開いて電話をかけている佳晴の姿だった。帰ってきたんかと佳晴は言い、昨日のことを謝る久留美にええよと言う。久留美はもう一度、母からのバースデーカードを取り出して見る。うたた寝をしている父佳晴に、久留美は毛布をかけてあげるが、佳晴はお母ちゃんに会いに行ったってええんやぞ、お父ちゃんに気ぃ使うことあれへんと言う。

お好み焼きうめづの店主勝は、近鉄バファローズの解散をを報じた記事を見ていた。しかし勝の妻雪乃は、息子貴司が帰ってこないのを案じていた。忙しくて帰ってこられずとも連絡は来ていたのに、今度はそれもなく、配になった雪乃は会社に電話しようとするが、勝は彼女の家におるかも知れんと言う。彼女いてへんと言う雪乃に、あいつの全部分かっとるわけちゃうやろと勝。

岩倉家ではめぐみが、舞があれだけ強く言い返したことに驚いていた。航空学校のパンフレットを見ながら、男の子ばっかしと言うめぐみに浩太は、パイロットは男社会であり、旅客機の女性機長はまだ日本にいないとも言う。めぐみは、舞はまだ人のいてへん道を、がむちゃらに切り開いて行くタイプやあらへん、パイロットになれても、その後しんどい思いをするのではないかと言い、浩太も同意する。

すると玄関のチャイムが鳴り、雪乃が飛び込んで来た。貴司が、貴司がと言う雪乃の声に、舞も2階から降りてくる。


岩倉家、望月家そして梅津家それぞれの親子関係が登場します。舞は案の定パイロットへの夢を反対されるものの。その足でノーサイドへ行き、道子からそれは親は反対すると忠告されます。一方久留美は久留美で、父佳晴に不安を感じており、また母から年に1度だけくるバースデーカードにも、後ろ髪を引かれる思いでいました。そして舞は兄悠人からこの決意について
「遅れて来た反抗期」
と指摘されます。

また久留美は道子から、佳晴が心配していたと言われ、その佳晴からは
「お母ちゃんに会いに行ったってええんやぞ」
と言われます。それぞれがそれぞれの悩みを抱え、舞は両親にどう向き合うか、久留美は母親に会うべきかを迫られることになります。

しかし貴司の場合はまた違っていました。何の連絡もなく、会社に電話しようとする雪乃。勝はそれを止め、彼女の家にいるかも知れないと言います。彼女はいないと反論する雪乃に勝は、貴司の全部を分かっているわけではないと言います。普段はテンションの高いおじさんですが、既に社会人となっている以上、自分達の知らないこともあると、かなりこの点は冷静です。


ところでこの第31回について、小檜山氏のnote記事より。

https://note.com/54seikobi85/n/n3a20b40f7fc2
舞の触覚ヘアー。悠人の韓国マッシュカット。
これ、今の流行であって当時の流行ではありませんよね。当時なら綾波レイあたりにも反映されたレイヤーシャギーあたりじゃないんですか。そのへん私も詳しくないけど。
こういう時代考証ミスを堂々とされてもな。そんな昔でもないのに。演出がいちいち臭くて古い。

「今の流行であって」と書きながら、「演出がいちいち臭くて古い」とあるのも何か矛盾しています。韓国マッシュカットはともかく(韓流を観ないので)、触覚ヘアーというのはもみあげよりも前の部分の髪を伸ばして、顔に少しかかるスタイルのことですね。

その当時そういう名前こそなかったかも知れませんが、それに近い髪型の人がいてもおかしくはないでしょう。それとシャギーは90年代が主流かと思われます。

そんなことよりも、一番ひどいのは舞の根性ですね。大学中退したのはお母さんもじゃない! これはいけませんわ。どんだけ卑劣なんだ。
一応悠人の電話でごまかしたつもりかもしれないけど、カッコつけ兄貴より母親本人に言え。

大学中退したのはお母ちゃんもと言うのは、舞はめぐみにちゃんと言っていますね。どこが「卑劣」なのかわかりません。そしてお兄ちゃんには、お母ちゃんに嫌なこと言ってしもたと言って、この件について話しているわけです。お兄ちゃんも舞がそんなことを言うのかと、ちょっと驚いていましたね。

そもそも大学中退する必要がない。
航空力学、飛行機作りの技術はパイロットの経歴にマイナスどころかむしろプラス。パイロットとフライトアテンダントを混同しているとか?
大学で学んだあと専門技術を学ぶことはできるわけで。
(中略)
 進路変更ありきのヒロインなんて、ここ数年でも多いというのに。その進路変更すらメソメソペソペソ浅慮丸だし。何がしたいのか。舞と似た層の共感を集めてそれをどうするというのか。
 舞がネチョネチョしているのは、ただ単に今まで叱られたことがなかったからでしょう。はあ〜、いい子だね。

まずパイロットになるための航空大学校(ドラマでは航空学校)では、航空力学は学びます。どちらかと言えば、飛行機を操縦する上で必要とされる科目が中心にはなりますが。それと航空大学校の場合、大学中退者も受け入れていますが、そのためには2年以上在学で、62単位を取得していなかればなりません。だから舞は夏に受験し、次の年の春までは大学に残って単位を取るのでしょうね。

それと
「その進路変更すらメソメソペソペソ浅慮丸」
ちゃんと自分で考えて決めていますよね。無論それに関して悩みもしていますし、寧ろいきなり自分の進路変更を言い出して、周囲がすべて賛成と言う方がありえないでしょう。親は心配すると、ノーサイドの道子も言っていますし。

あと
「ただ単に今まで叱られたことがなかったから」
それは寧ろ前作の主人公ではないのでしょうか?


飲み物-クリームとココア
[ 2022/11/15 14:00 ] 朝ドラ | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』新キャスト発表&あと6回となった『鎌倉殿の13人』

まず『どうする家康』新キャストのお知らせです。

【第5弾】2023年 大河ドラマ「どうする家康」“重要な登場人物” を発表!
(NHK ONLINE)

松島菜々子さんが於大の方(家康の母)、登譽上人に里見浩太朗さんです。この登譽上人は「厭離穢土欣求浄土」を家康に教えた人物です。

しかし考えてみれば、今年の大河もあと6回なのですね。働き方改革で1年の放送回が47回となり、さらにその後コロナ禍やオリンピックなどで放送回数が少なくなり、今年は元に戻って全部で48回です。今後はやはりこの47回から48回の路線で行くのでしょうか。

ところで「ちむどんどん反省会」が流行語大賞にノミネートされていますが、そして反省会ツイートでも指摘されていますが、これは流行なのかとちょっと疑問に思うことはあります-現象であるかとは思います。そもそも住みわけのためのタグが有名になってしまった、その結果とも言えます。

ところで、大河からの流行語はないのかというツイを見かけたこともあります。私としては、あまり今年の大河から流行語は出にくいような気がします。たとえば同じ三谷さんの『真田丸』であれば、ノミネートはされませんでしたが、「黙れ小童」など、話題になったセリフはありましたね。

今年も「ブエイ」や「ウリン」はありますが、主人公サイドでないだけにちょっと弱いかとは思います。尤も今時流行語と言うのは、皆の間でポピュラーと言うよりは、メディアがネタにしたい言葉が優先されてやしないかとも思っています。

それから今年の大河は、今までも書いて来ましたが、それまでの三谷大河の「散って行く人物の潔さ」的なものとは異なっています。コントや小ネタは相変わらずだと思います。無論それが好きだと言う一方で、馴染めないと言う人もいるでしょう。ただ前2作よりも重苦しさがあるし、今回の主人公は劣勢ながら挑戦すると言うよりは、自分が作り上げたものを如何に守るかといった部分が強いかとも思われます。

あと、これはかなり前に書いていますが、この大河は平家の登場シーンがかなり限られているとか、女性たちのシーンが多いと言うのが少々気になりはしました。そしてここ最近は、義時がかなり黒くなって行く、周囲の人物からも疎んじられるその過程が、いささかわかりやすすぎかなと思うことはあります。

あくまでも一方では普通の人物で、もう一方でとてつもなく汚いことをしていると言うのであればともかく、ダーティな部分だけが前面に出て来ている印象があります。無論その一方で泰時を伊豆に行かせたりするのは、この人の愛情表現であったとも言えますが。

飲み物-パブのビール2
[ 2022/11/13 01:15 ] 朝ドラ | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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