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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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昔のドラマや大河についてよしなしごとをあれこれと

タイトルにあるように、ドラマについて取り留めもなく書いて行きたいと思います。

以前70年代のホームドラマについて書いたことがありますが、やはりドラマというのは、放送された当時の社会や世相を反映するものです。それゆえ年月が経ってから観ると、タイムカプセル的であり、その当時はこうだったのかと再認識、あるいは発見する手段とはなるでしょう。ただ如何せん、その当時とは物事の発想であるとか、生活様式、通信手段などがかなり異なっているためー特に、ここ何十年かはそれが顕著であるためー、同じ価値観を共有しにくいともいえます。

実を言うと私の場合、意外とホームドラマを観ていません(まったく観なかったというわけでもありません)。どうもワンパターンになりがちな嫌いがあり、むしろ80年代頃はドラマよりも、まだ民放で放送されていた時代劇、あるいはクイズとか紀行番組を主に観ていました。そのため『北の国から』も、『渡る世間は鬼ばかり』も大して観ていません。またこの2作ではないものの、ある時話題になっていたドラマの話を振られたことがあり、生憎それを観ていなかったため、どうにか取り繕った記憶があります。

話が戻りますが、制作当時の状況については、大河でも似たようなことが言えます。大河は時代劇ですから、その当時の社会を反映しているわけではないにせよ、制作技術がその当時のものであるため、カツラの継ぎ目がはっきりわかったり、ロケもしてはいるものの、スタジオ撮影の比重が高かったり、果てはCGがなかったりといった点が挙げられます。他にも登場人物を紹介する字幕がないといった点、また個人的にはあまり同意しませんが、女性主人公大河なども時代の風潮と捉えるべきでしょう。その意味では、こちらもそれぞれの時代を感じ取ることができます。

ここから大河関連です。先日川中島大河も最近は作られていないと書きましたが、元々20年に1度くらいの割合でしか作られておらず、今後その可能性がないとは言い切れません。これからも大河が続くのであれば、少なくとも赤穂義士物よりは制作される可能性が高いです。一番最近の作品は『風林火山』ですが、これは所謂上杉、武田の両雄を主人公としたものではなく、山本勘助が主人公で、主君の側室由布姫を慕うという設定になっているため、所謂川中島物とは一味違っています。

無論ラストの3話は川中島三部作となってはいます。ただしこれも信玄や謙信(政虎)、その他武将が出てはくるものの、勘助がメインとなっています。見様によっては、それぞれの大将ではなく家臣が主人公であり、主人公自身が戦場を駆け回り、敵将を狙う描き方になっているため、こちらの方が馴染みやすい部分もあります。またこの大河の最初の10話は原作にもないオリジナルですが、あれを入れたのは確かによかったです。

一番最初の川中島大河は1969年の『天と地と』ですが、これは生憎殆ど知りません。私としては、寧ろ1990年の映画を真っ先に思い出します。主役の渡辺謙さんが病気降板し、榎木孝明さんに白羽の矢が立ったあれです。大河の方は子役の演技がよかったらしいのですが、『天地人』も子役が注目を集めていますから、上杉が主人公の大河は子役が脚光を浴びる傾向があるようです。ちなみにウィキによれば平均視聴率は25パーセントで、実はこれは『半沢直樹』の第8回放送分とあまり変わりません。それを考えると、『独眼竜政宗』と『武田信玄』の視聴率30パーセント代後半はやはりかなりの物です。少なくとも80年代後半の方が家庭用ビデオは普及していたはずで、今でいうタイムシフト視聴率もそこそこあったと思われますが、それでもあの数字でした。あと『太平記』の平均視聴率が26パーセントです。

しかしこの原作ですが、主人公の謙信(景虎)が生涯不犯の誓いを立てたにも関わらず、宇佐美定行の娘乃美を正室に迎える設定になっています。尤もこの乃美はその後正室になる前に亡くなり、結局謙信はその後も独身を貫いています。とはいえ実際は宇佐美に娘はおらず、架空のキャラです。そして宇佐美も軍師となるわけですが、この人の経歴も諸説あり、軍師となってその後政景を暗殺したというのは、北越軍談によるものです。元々この定行なる人物は、琵琶島城主である宇佐美定満と同一人物とされています。

ちなみに『風林火山』では、定行ではなく定満となっています。また乃美ではなく、「浪」が直江景綱の娘として登場します。直江景綱の娘といえば、『天地人』のお船が有名ですが、もう一人養女?がいたとされていますので、少なくともこの作品では、その人物を浪と設定しているようです。ともあれ、この浪も侍女として城に上がり、景虎の夜伽を務めようとするも拒絶され、代わりに仏典を渡されて読むように勧められます。こちらは、景虎が正室に迎えるということはなく、家臣の内輪もめに嫌気がさした景虎が高野山に出奔した際に、城を出て出家することになります。

ところでその『風林火山』で、主人公の勘助を演じた内野聖陽さんですが、2019年に西島秀俊さんと主演した『きのう何食べた?』が、映画化されることになりました。公開は2021年の予定で、キャストは殆ど変わらず、かの妄想ジルベールこと井上航も登場するようです。

飲み物ウイスキー
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[ 2020/09/26 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

きのう何食べた?第12回あらすじと感想

ついに賢二が史朗の両親、久栄と悟朗に会う日がやって来ます。この実家で賢二は、悟朗から意外な質問を受けることになります。両親との面会も済み、史朗は徐々に賢二に付き合って行動範囲を広げて行きます。

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正月がやって来て、いよいよ賢二は史朗の両親に会いに行くことになった。その前の夜、店長の三宅や仲間から、髭は剃れだの、髪が堅気に見えないなどと言われる一方で、ありのままでごまかさない方がいいとアドバイスも受け、史朗は戸惑っていた。結局髪も髭もそのままで、スーツとコートに身を包み、土産の和菓子を持って2人は家を出た。史朗の実家に到着した賢二も、史朗の両親、久栄と五郎もかなりぎこちなく新年の挨拶をし、賢二は土産を渡した。

おせち料理を前にした賢二と久栄、悟朗だったが、やはり賢二は硬くなっていた。そんな賢二に久栄は美容師さんなんですか、素敵ですねと声をかける。賢二は母が美容院をやっていたことを話す。しかし久栄は唐揚げ作りを手伝ってほしいと、史朗と中座する。悟朗は賢二に、史朗の高校の卒業アルバムを見てほしいと言い、2階へ行く。高校時代の史朗を見て、賢二は可愛いと言いかけて若いと言い直す。悟朗は史朗はよく勉強する子で久栄は喜んでいたが、自分は不安だったことを明かす。

史朗は親に反抗もせず、いつも思い詰めた顔をしていたと悟朗は言う。賢二は、十代後半の史朗は恐らくゲイであることを自覚していて、一人っ子なのに両親に孫の顔も見せられないから、懸命に勉強していい大学へ入り、上司に結婚を勧められるであろうサラリーマンではなく、弁護士になる道を選んだのだろうと言う。賢二自身同じ年頃で、自分がそうであることがわかり、腕一本でできる美容師の道を選んだのだった。

賢二と悟朗はすっかり打ち解けていた。一方で史朗は、唐揚げとかぶの葉のじゃこ炒めを作る手伝いをしていた。まず一度低温で揚げ、次に高温で二度揚げするのが久栄の唐揚げのこつだった。やがて唐揚げを振る舞われた賢二は、いつもの調子で「おいし~い、最高!」と言ってしまい、それを見た悟朗と久栄は席を立った。賢二は気まずくなったが、やがて2人は何事もなかったように戻って来て、久栄はお口に合ってよかったとさらに料理を勧める。

2人は久栄と悟朗の見送りを受け、満足げに家へ帰る。帰り道、賢二は悟朗から尋ねられたことを史朗に話す。悟朗は、男同士のカップルはどちらかが女装していると考えており、賢二がスーツを着ているのを見て、いつもは史朗が女装しているのかと訊いたのだった。最初久栄と悟朗がぎこちなかったのはそのためであり、途中で2人が席を外したのはそれを話すためだった。史朗は父親が妙なことを訊いたことを賢二に謝るが、賢二は恋人の家で、両親と食事ができたことにかなり満足していて、涙をこぼし、ここで死んでもいいとまで言う。史朗はそんな賢二に、長生きしようと話しかける。

正月休み、史朗は賢二を連れて中村屋へ行く。アスパラが高いと言いつつ、めんつゆや低脂肪乳が安いのには満足していた。そんな史朗を、賢二は駅前のカフェへと引っ張って行く。2人の他は女性客ばかりで、史朗はちょっと居心地悪そうにしていたが、パンが美味しいことに気づき、これからは賢二に付き合って、こういう所へ行ってみようと決める。そんな史朗の襟足の毛が伸びているのを見た賢二は、切ってあげることにした。

帰宅してから、食費の計算でキーボードを叩く史朗の襟足を賢二はカットする。珍しく25000円以内に納まったと喜ぶ史朗に、髪の毛が多くて羨ましいと賢二は話しかける。賢二のパーマは髪が薄いのをカムフラージュするためだった。史朗はお前がハッピーだったら、今後もカフェに付き合うよと言い、賢二はハサミを持ったまま史朗に抱きついて史朗を驚かせる。その夜2人は台所に立っていて、エビチリやナムルを作っていた。途中で賢二は指をケガしてしまい、声をかける史朗にシロさん優しい、惚れ直したなどと言うのであった。

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今回で一応最終回です。なお制作サイドとしては続編も予定しているようです。もし実現すれば、これまで出て来なかった料理が出て来ることになり、史朗の両親や富永夫妻、あらに小日向&ジルベールも再登場するのでしょう。しかし今回は、ゲイであることで必要以上に硬くなっていた史朗が、段々と態度を和らげて行くのが一つのテーマでしたが、次はどうなるのでしょうか。それと史朗のお父さん、悟朗のゲイへの視点が何とも意外でした。

ところでこのドラマ、ゲイを扱ってはいますが、元々が2人の食生活をメインにしていることもあり、それを殊更に社会問題化していない点に好感が持てます。カフェのシーンで賢二が謝ろうとして、ありがとうと言うのは、第10回で謝るなと史朗に言われたせいでもあるのでしょう。最後のエビチリを作るところがやけに楽しそうでした。あれ、アドリブも入っていたようですね。

今回のメニュー
<筧家の夕食>
鶏のから揚げ
かぶの葉のじゃこ炒め
かぶとにんじんの酢の物
小松菜のからし和え
えのきとわかめのみそ汁
<史朗と賢二のう夕食>
卵とアスパラ入り海老チリ
にんじんともやしのナムル
梅わさびやっこ
じゃがいもとわかめのみそ汁

尚この『きのう何食べた?』、7月7日深夜というか、7月8日午前0時から今度はBSテレ東で放送予定です。

飲み物-ビール2種類
[ 2019/07/06 00:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

きのう何食べた?第11回あらすじと感想

実家に帰った史朗はお正月に再び帰る時、賢二を連れて行くことになります。また法律事務所の所長や富永家でも、親子で似たような悩みを抱えていることを知ります。そしてクリスマスの当日、2人は小日向と航を迎える準備を整えます。

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12月、実家に帰った史朗は夕食作りを手伝っていた。手伝いながら、自分の料理のルーツはここにあると史朗は改めて思う。史朗は自分が高校生の頃のように、ボリュームがあって炭水化物も多い食事に戸惑いつつも、気を利かせて母を手伝う。そんな史朗に母の久栄は、あなたが女の子だったらと言いつつも、でも男だからと言って全然嬉しくないわけではないと念を押す。

父悟朗が手術をしたこともあり、普段は全然揚げ物はしないという久栄に、史朗はなぜトンカツを母が作ったのかを察する。結局両親と史朗だけではトンカツを食べきれず、持ち帰ることになる。今回も何とかやり過ごせるかと思っていた史朗だったが、その時今度のお正月に帰る時は、結婚しているのも同然なのだから、賢二さんを連れて来なさいといわれてしまう。史朗は渋るが、父からも一喝されてしまう。

やがてクリスマスの時期になり、賢二は今年もツリーを買って来た。史朗は小日向大策からディナーに誘われていたが、金がかかるからうちに招待しようということになる。一方史朗の事務所でもクリスマスのオーナメントが灯り、年越しの話題になる。所長の美江は一人で豪勢に年越しをする予定だったが、それは息子の修の重荷になりたくないという理由から、一人で憂さ晴らしをするためだった。

史朗はある休日、玉ねぎを分けてもらいに富永佳代子にのマンションに行く。すると富永家の娘ミチルが部屋を出て行くのを目にするが、何か屈託ありげな表情だった。そして佳代子の夫も、どこか浮かない表情だった。実はミチルは、近くのマンションでかなりの間同棲をしており、結婚して家庭を持ったらと両親に言われたものの、その理由が見つからないと反対していたのである。親の気持ちはどこでも同じだと史朗は思う。

やがて小日向とジルベールこと井上航を招待する夜がやって来た。賢二は楽しそうに指輪をはめて来客を迎える。小日向はクーラー入りシャンパンとケーキを差し出す。しかし航はここでもずけずけと、インテリアにこだわっていないんだねと言い、さらに料理を出されても、表参道のレストランを予約していたのにとか、何このデブ製造機みたいなメニューなどといい、その都度小日向にたしなめられる。

さらに航は、小日向からツナサラダとアサリとブロッコリーの炒め物を勧められるものの、セロリが嫌いだとか、アサリは砂を噛むから嫌だと言い、ついに史朗は油たっぷりの定番メニュー、ラザニアを勧める。あれこれ言いながらも航は完食し、その後もすねたような態度を取りながら、アールグレイのミルクティ風味のシャーベットを楽しむ。結局航はこれが気に入ったようで、小日向にお正月に食べたいとねだる。

それから正月の予定の話になるが、史朗はここで、賢二を連れて実家に帰ることを打ち明ける。恋人を紹介しちゃうのかと、何やらネガティブなことを言い出す航だが、史朗は、自分がゲイであることがわかった時、親はどう思っただろうかと話し始める。俺を可哀想な子だと思い、また育て方が悪かったのだろうと思ったかもしれない、しかし親が思っているほど自分は不幸ではないということを見せたいのだと史朗は言った。賢二も実家行きには同意した。

帰り道、航は小日向に大ちゃん泣いてたでしょと尋ね、自分の言うことでは泣かないのにとふくれる。小日向は何とか航をなだめすかすも、航は明日表参道のレストランに行きたい、指輪もほしいとまたも小日向にねだる。小日向はさして気にも留めなかったが、航は賢二の指輪が羨ましかったのである。そして史朗は実家に、賢二を連れて帰ると電話を入れた。そんな史朗を見ながら、賢二は嬉しそうだった。

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恒例のクリスマスディナーですが、今回は小日向と航を招待しています。小日向はそつなくシャンパンとケーキを持参しますが、航は例によって例の如くで、インテリアがどうこうと言い、あれこれ言いながらも結局料理を食べ、シャーベットも食べ、さらに史朗が賢二を連れて実家に帰ると話したことで、また何だかんだと言い始めます。しかし史朗はもう迷うことはなく、それが賢二の気持にも響いたようです。

しかし史朗がそこまで決意するには、実家でのこと、法律事務所所長との会話、そして富永家の事情なども影響しているようです。ところで富永家に持参したのは、例のバナナケーキでしょうか。以前小日向にも渡したケーキですが、これもパッケージがアルミ箔だったことで、またも航がそれを揶揄します。一筋縄では行かない人物ですが、結構うまくやっている辺り、小日向と彼も結局は気が合っているようです。それとミルクティーのシャーベット、シャーベットとアイスクリームの中間のような食感というのは、コンデンスミルクを多めに入れているせいでしょうか。

今回のメニュー
<筧家の夕食>
トンカツ
切り干し大根の煮物
スパゲティサラダ
ほうれん草と油揚げのみそ汁
<クリスマスディナー>
鶏肉の香草パン粉焼き
明太子サワークリームディップとバゲット
ツナサラダ
ほうれん草となす入りラザニア
ブロッコリーとあさりのペペロンチーノ
紅茶のアイス(ミルクティーのシャーベット)

飲み物-シャンパン
[ 2019/06/29 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

きのう何食べた?第10回あらすじと感想

店長の不倫の後、妻のレイコがエステティシャンとして美容院で働くことになります。そのレイコから好きな人に浮気されないようにと言われた賢二は、小日向と親しくする史朗に、疑いの目を向けるようになるのですが…。

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店長三宅の妻レイコがエステティシャンの資格を持っていることもあり、賢二が働いて入る美容室に、エステルームが作られることになった。三宅も前に不倫をしてはいたものの、こう見ると結構仲のいい夫婦ではあった。尤も三宅に言わせれば罪滅ぼしでもあった。

賢二が帰宅すると、史朗が封筒を差し出した。昨日千葉市役所から届いていた扶養届書だった。賢二の父親賢一は生活保護を受給しており、しかも賢二が物心ついた時にはもう家におらず、たまに帰って来ては暴力を振るって金を持って出て行っていた。最後に賢一に会ったのは賢二が中3の時で、既に身長も伸びていた賢二に賢一はびびり、その後来なくなったが母は離婚しなかった。この書類は、父が生きているという唯一の証だった。

美容院に戻って来たレイコは、三宅の不倫相手の妹島にエステを勧めていた。室内に何かしらぴりぴりした雰囲気が漂うようになり、賢二も戸惑っていた。帰宅したら今度は、史朗が火曜日に航抜きの飲み会をやろうと小日向大策と連絡を取り合っていた。賢二はレイコから、好きな相手に浮気なんかされたら駄目よといわれ、史朗が小日向と連絡を取ったり、またトートバッグを貰っていたりする(*)のを見て、浮気されるのではと落ち着かなくなる。賢二は店の改装を理由に小日向との飲み会を断り、史朗にも断ってくれと頼む。

史朗は、小日向が自分たちに会いたがるのは、ジルベールこと航の悪口を言いたいからだぞと言うものの、賢二にしてみれば、小日向は史朗のタイプであるため、浮気してしまうのではないかと不安に思っていた。さらにかつては自分も恋人を裏切ったことがあり、そのため相手を傷つけたことがあったと涙ながらに話す。しまいには、こんなこと言ったら愛想付かされるのに自分は馬鹿だと、涙をぽろぽろこぼした。賢二の気持ちを汲んだ史朗は、小日向に断りの電話を入れる。

一体何があったのかと訊く史朗に、店長の家がごたごたし始めていることを伝える賢二。そしてトートバッグは小日向に貰ったのかと尋ねるが、実はそのバッグは小日向でなく佳代子に貰ったものだった。レジ袋を持たない主義の史朗に、佳代子が自分には大きいからとくれたのである。そして2人は夕食に餃子を作る。そして土曜日の朝、賢二も店の改装で休んでおり、2人のブランチに史朗はクレープを作ることにした。

史朗が準備をしている間掃除をしていた賢二は、三谷マミの若い頃の水着のポスターを見つける。それは小日向に貰ったレア物だった。そうこうするうちにクレープができ上がり、2人はハムエッグと野菜のスライスやツナマヨを挟んで、ビールを飲みながら美味しそうに食べる。それとは別に、デザート用のバナナなどの具も準備されていた。その時賢二はふと、中3の時に賢一にもう来ないでくれと言ったことを思い出したと話す。自分が許せない人と一緒に生活を続けるのはしんどいと言う賢二は、このような話をしたことを史朗に謝る。

史朗は賢二に、もう謝らなくていいと言う。謝り倒されるよりありがとうと言ってもらった方が嬉しかった。そんな史朗に賢二は、今度は小日向と航と4人で温泉に行きたいねと話をもちかける。史朗は、あの2人と一緒に行って、小日向と一緒に温泉に浸かったりしたら、また変な嫉妬をするだろうと笑いながら話すが、賢二は言ってみたかったのだと言う。史朗は内心、確かに小日向は自分のタイプであり、その意味で賢二にすまないと思っていた。

(*) 無論、賢二が勝手にそう思い込んでいるだけです。

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賢二の父親賢一が登場します。賢一は家族を捨てて家を出てしまい、その後は生活保護を受けながら千葉で暮らしていました。そのため親族に扶養を依頼する扶養届書が来るようになり、母に変わって賢二が受け取っていたのですが、賢二も賢一を扶養する意志はなさそうです。そもそもが酒の力を借りないと何もできず、しかも乱暴なことをする賢一を賢二は許せず、中学生の時に、迷惑だから帰ってくれと言っています。許せない人と一緒にいるのはしんどいと思う一方で、好きな人には浮気されたくないという賢二の心の動きが今回は中心になっています。

ところで史朗の方ですが、浮気しないでくれと、思い切り感情を露わにする賢二にいささか戸惑いつつも、賢二の気持ちを汲んであげています。そしてクレープを作るシーンですが、「粉ふるいがないから」ザルで粉と砂糖を振るっているというのはちょっと新鮮です。最初はおかずクレープ、そして次はデザート用で、しかも午前中にビールを飲みながら食べる、これは如何にも男性らしい食事風景と言うことができます。

<今回のメニュー>
おかずクレープ(ハムエッグ、ツナマヨ、トマト、キュウリ、レタスなど)
おやつクレープ(バナナ、ホイップクリーム、チョコレートソース、ヨーグルト、蜂蜜など)

飲み物-グラスビール
[ 2019/06/22 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

きのう何食べた?第9回あらすじと感想

第9回。史朗は友人の結婚式で独身と紹介されてとんだ目に遭ってしまい、それがもとで指輪を買うことを思いつきます。一方賢二は店長の三宅の浮気話と愚痴を聞かされ、パートナーを大事にすることの意味を改めて感じます。

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史朗の友人の菅沼晃一が結婚した。二次会で菅沼は、つい史朗が独身であると言ってしまい、出席していた独身女性たちが彼のもとに押し寄せる。史朗はこの時、結婚指輪をはめた既婚男性客がひどく羨ましく感じられた。それやこれやで史朗は料理を楽しむ暇もなく、やっと口にできたらできたで、このソースはアレンジできそうだなどと考えていた。一方賢二は飲み屋でオネエ座りをし、店長三宅の浮気と、娘に気づかれたけどうまく切り抜けたことを話していた。今後のことを悩む三宅に、賢二は浮気しなければいい、僕は全面的な味方じゃないと言い、別れるつもりがないならパートナーは大事にするべきとまで言う。

史朗は帰宅したものかなり空腹を感じ、ナポリタンを作って切り干し大根と一緒に食べる。一人の頃の晩飯はこんなものだったと思い出す史朗。そして、今品数の多い食事を作っているのは賢二のためであり、あいつの存在は健康にいいと一人思う。そうこうするうちに賢二が帰って来た。賢二もろくに食事をしておらず、史朗は梅茶漬けを作ってあげる。そして史朗は例の二次会のことを思い出し、お揃いの指輪を買ってやると言い出して、賢二をひどく喜ばせる。

しかし指輪はサイズのこともあり、適当に買って来る物ではもちろんなかった。男2人で行くのもためらわれるから、史朗は賢二に好きなのを買って来て、もやいで使えばいい、その方が安上がりだとまで言ってしまう。しかし合ってなかったら逆効果だと賢二は主張し、結局次の火曜日の夜に指輪を買いに行く。その頃上町法律事務所では、離婚の案件ばかりを抱えていた。家族がいないと寂しい、あるいは嬉しいといった会話の中で、所長の美江は、筧先生は一緒にご飯を食べる人がいるのでしょうなどと話しかけ、史朗は当惑する。

宝石店で賢二はあれこれ迷いつつ、とても嬉しそうにしていた。賢二は指輪に誕生日と2人のイニシャルを彫ってほしいと言う。どこか緊張している史朗だが、この辺りの店は男性同士で来る客も多いと聞かされる。そして実際、2人の指のサイズはかなり違っていた。指輪が楽しみな賢二は三宅に、奥さんにプレゼントでもしてみたらと言うが、三宅はそれでは浮気がばれると反論する。しかも贈り物は難しいと渋い表情の三宅に、俺は何もらっても嬉しいけどなと言い、シロさん賢ちゃんがパートナーで羨ましいよと三宅に言われてしまう。

そんなある日、史朗は夕食の準備をしていて米が切れているのに気づく。その日はパスタとミネストローネ、そしてカブのサラダにし、賢二はいつものように美味しそうに食べる。史朗は先日、一人でナポリタンを作ったことを話し、何となくわびしかったと言って、鞄から指輪の箱を出して渡す。しかし賢二は食事の最中でなく後で出してくれと頼み、その後早速指輪をはめてとても喜ぶ。2つで14万円と、史朗にしては大分思い切った買い物だった。

翌朝賢二は指輪をはめたまま起きてくるが、史朗が指輪をはめていないことに気づく。もしはめて行こうものなら、事務所が大騒ぎだと史朗は言い、賢二もどっちみち仕事中ははめられないだろうと言う。そんな史朗に、家にいる間だけでもつけてくれ、いや寝ている間だけでも指輪をはめてくれと賢二はせがむのだった。

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独身(実際はそうではないものの)を隠すために、史朗は指輪がほしいと思うものの、サイズとか、指輪の持つ意味については、やはりというかかなり無頓着なようです。案の定賢二にそれでは嫌だと言われ、2人で指輪を買いに出かけます。一方で史朗は、賢二のお蔭で食生活が健康的になったことを実感しており、さらに賢二は賢二で、店長に対してパートナーは大事だと説得します。それぞれがお互いを大事だと思う根拠は異なるものの、やはりいないと困る相手とは考えているようです。しかし賢二の存在は大事と心の内で言いかけたものの、健康にいいなどと修正するところがまた史朗らしくもあります。

ところで史朗が賢二のために梅茶漬けを作るシーンがあります。実はこの梅茶漬けに、かの『相棒』のワンシーンがちょっとダブります。シーズン10の「つきすぎている女」で、最終的に花の里の二代目女将になった月本幸子が、梅茶漬けと鮭茶漬けを、それぞれ杉下右京と神戸尊に出すところがあります。しかし実は右京さんは梅干しが苦手で、鮭茶漬けを注文していました。そそっかしいですねと神戸君が言う、あのシーンです。

<この回のメニュー、史朗と賢二の夜食>
ナポリタン
切り干し大根の煮付け
梅茶漬け
<パスタ中心の夕食>
きのことツナとかぶの葉の和風パスタ
ミネストローネ
かぶのサラダわさびドレッシング

飲み物-アイスティー
[ 2019/06/14 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

きのう何食べた?第8回あらすじと感想

賢二の友人、ヨシくんと鉄さんにレストランで会った史朗ですが、新宿2丁目でないこともあって、ゲイの話をされるとどこか落ち着きません。しかも今度は家に来ると賢二から連絡が入ります。史朗は張り切って料理を作り、ヨシくんも鉄さんもその味をほめます。実は2人は、史朗にある相談事があってやって来たのでした。史朗はまたしても落ち着かなくなります。2人の相談というのは、一体何なのでしょうか。

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金曜日の夜。賢二と史朗は普通のレストランで、賢二のゲイの友人、ヨシくんこと長島義之と、鉄さんこと本田鉄郎と共に食事をしていた。鉄さんは飲食店を経営していて、オーガニックに食材を変えたなどと言う傍ら、ヨシくんの口周りの汚れを拭いてやったりしていた。周囲のテーブルからは、密かにゲイではないかという会話が聞こえて来る。史朗は何とも落ち着かない気持ちだった。賢二には、晩飯作る手間が省けたなどと言いつつも、ああいう普通の店でゲイの話題というのが耐えきれず、店を選べと賢二に言ってしまう。賢二は謝るが、史朗は何でそこで謝るんだと声を荒げる。

週末、賢二は富永家で桃を半分購入していた。佳代子によると、お中元で貰っていたのが経費節減で来なくなり、どうしても食べたくて買ったのだが、12個は多すぎたのだと言う。その時史朗は佳代子に、筧さんの方が(賢二より)クールかと思うけどそうではないのねと言われ、実際今賢二と別れたら困るのは自分の方であること、40過ぎてマッチングアプリで相手探しは辛いことを打ち明ける。

一方仕事に出ていた賢二は、美容院の一室で電話で話していて、史朗にも連絡を取る。その連絡とは、ヨシくんと鉄さんが今日来るという知らせだった。賢二は鉄さんが言っていたオーガニック素材を使おうとするが、高すぎるのでやめてしまい、自分流を貫くことにする。史朗は張り切って料理を作ったが、タンパク質系のメインがないのが気になっていた。ワインをお土産に訪ねて来てくれた2人は、そのワインを楽しみながら、史朗の料理を喜んで食べてくれた。しかし史朗は緊張しまくっていた。

そして鉄さんは話題を切り出す。自分は飲食店を経営していて、財産も少しある。今のうちに遺言状を作っておこうと思うが、両親でなくヨシくんに譲りたいと言い、そのためにヨシくんと養子縁組をしたいと言う。その相談に史朗の事務所に行きたいが、史朗がゲイであることを隠しているため、迷惑ではないかとも言った。しかし史朗はすんなりと承認し、自分がいる事務所に来てくれと言う。

2人が帰った後、史朗は賢二にはじめから何が目的なのか教えるように言う。そこで賢二はまた謝ろうとするが、史朗は賢二に腹を立てているのではなく、ゲイを知られたくない自分の器の小ささに腹を立てていたのである。その後賢二は瓶と缶を捨てに外へ出て行った。このまま戻って来ないということもあると、一人心配する史朗。

その翌朝、史朗は賢二の朝食を作ってから出て行こうとした。すると賢二が起きて来て、夕食のリクエストをしていいかと言い、シロさんの、玉ねぎを炒めないで作るハンバーグが食べたいと言う。史朗は事務所に足を運びながら、賢二がああいう仲直りの仕方を教えてくれたことを改めて思う。そして賢二は、冷蔵庫の中に朝食と一緒に桃があるのを見つけ、その桃を食べながら、自分はすごく愛されていると幸せな気分に浸っていた。

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絶えずゲイであるのを気づかれないように意識する史朗は、新宿2丁目以外でこの手の話をされるのが苦手なようです。そのため、この手の話をすることを知らせておけと、賢二に当たり散らしがちになりますが、問題の根源は、ゲイであることを公言できない史朗にもありそうです。そんな史朗も唯一富永家では、自分が何を不安に思っているか、マッチングが如何に大変かを、桃を分けてくれた佳代子に話して聞かせます。何だか、佳代子がカウンセラー的な役割を果たしている感もあります。考えてみれば、自分がゲイだと富永家で打ち明けたのがきっかけで、その結果肩の力を抜いて付き合えるようになったわけです。

その史朗は、鉄さんがオーガニックに食材を変えたと聞いて、2人が来るならオーガニック食材店へと思うものの、値段があまりに高すぎてやめてしまいます。この辺りも史朗は、妙なところで無理をする癖があるようです。そんな中で、鉄さんとヨシくんが事務所を訪ねたいと言い出して、それをOKしたというのは、ある意味進歩ではあるでしょう。しかしその後また賢二に当たってしまい、改めて自分の器量の小ささを痛感してしまいます。一方賢二は甘え上手というか、職業柄もあって史朗よりも柔軟性があり、史朗を感心させる部分も少なからずあります。今後史朗がどう変わるのかは不明ですが、徐々に賢二と呼応し合う部分が大きくなるのではないでしょうか。

<今回のメニュー>
鮭と卵ときゅうりのお寿司
筑前煮
なすとパプリカの炒め煮
ブロッコリーの梅わさマヨネーズ
かぶの海老しいたけあんかけ

飲み物-エールビール
[ 2019/06/03 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

気づいたことあれこれ 11

とある方のツイートに、岡田准一さん主演の『白い巨塔』の視聴率が振るわないのは、ミスキャストのせいだと書いた記事を目にしました。その方は悪いのはプロデューサーと企画を通した担当者、そして監督(演出)と脚本だと言っていて、これはまさに同感です。それで思い出したのが、『いだてん』の視聴率関連で、放送総局長やドラマ番組部長が記者会見で答えていた件です。無論総局長やドラマ番組部長にも責任がないとは言いませんが、私の知る限り、制作総括やディレクター、そして宮藤官九郎氏がこういうことに答えたというのを、未だ見たことがありません。本来は制作統括も釈明するべきでしょう。

それから『きのう何食べた?』第7回で、史朗が小日向大策から、ディナーショーのチケットを取ってもらうシーンがあります。賢二がたまたま近くに置いてあったそれを見つけてしまうのですが、史朗がファンだった三谷(みつや)まみ、元アイドルのショーという設定です。史朗が若い頃だから、少なくとも20年以上前のアイドルと考えられます。しかもこの三谷まみは、大河ドラマ出演経験もあるということになっていて、それを史朗が観ています。これ、原作をすべて読んではいないので何とも言えないのですが、少なくとも元アイドルで大河出演経験があって、しかもディナーショーを開くほどの人物をモデルにしているといえそうです。

しかしながらこのドラマ自体も、大河主役or準主役級の俳優さんが何人も出ています。特に賢二と小日向大策のそれぞれの中の人は、『真田丸』の石田三成と徳川家康です。また史朗を演じている西島さんも大河経験者です。それと富永さん、史朗がよくおすそ分けをしてもらう富永佳代子の旦那さんですが、この人物を演じている矢柴俊博さんも、『真田丸』で細川忠興を演じていました。こちらでは奥さんが、野菜果物を無駄にしないよう安く買って分けましょうという役どころなのに、あちらの方では、石田三成が持参した干し柿を無下にしていましたね。しかもこの「忠興」と「三成」、テニス仲間でもあります。

飲み物-パブのビール
[ 2019/05/26 01:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

きのう何食べた?第7回あらすじと感想

史朗と一緒に小日向と航に会った賢二は上機嫌で、その後風邪を引いた史朗の世話を焼き、さらになぜ史朗を選んだかを打ち明けるに至ります。しかし史朗はかつての女性アイドルを今も好きなようで、賢二はそれが気になります。

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6月。史朗と賢二は新宿2丁目で小日向大策、そして井上航と会う。その席でそれぞれが、互いに何か相通じるものを感じ取る。賢二はお近づきのしるしにと、航に入浴剤をプレゼントするが、それを巡って小日向と航の間でひと悶着起きそうになる、小日向は芸能事務所勤務で、名刺の裏に担当している女性タレントの名前がリストアップされていた。その中の三谷まみは、史朗がかつてファンだったアイドルであり、かつて夢中だったことを打ち明けてしまう。

そのため航から「バイ」呼ばわりされてしまった上に、少しも王道のゲイらしくないといわれてしまったため、史朗は自分はマイノリティだと答える。またゲイであることを隠さなくて済むから楽だろうといわれたため、職場では隠していることを告白する。賢二は終始上機嫌だったが、帰りに折悪しく雨が降り出してしまう。この雨で史朗が風邪を引いてしまい、賢二は予約の客がすべて終わったため、店長の三宅から上がっていいといわれ、張り切って史朗の世話をすることにした。

史朗の為に熱さましのシートや薬を買い、さらに食材を買って卵焼き、ほうれん草の白和えそして鶏雑炊を作る。一々レシピを声に出して確認しながら作っているため、史朗の部屋にまでそれが聞こえてくるうえに、何か手際が悪そうで史朗は気が気でなく、2人分の雑炊に高価な鶏もも肉を1枚使ったりしているのがわかって気をもむ。しかし何とか料理はできあがり、史朗も風邪のせいで味が今一つわからなくはあったが、何とか美味しく食べられた。その間にも賢二は、何かと史朗の世話を焼きたがる。

史朗と小日向は再び新宿2丁目で会っていたが、小日向の監視役として航もついて来ていた。風邪がなかなか完治しない史朗に、小日向は生姜湯をくれる。そこへ賢二もやって来るが、航が史朗は冷たい男が好みなのに、賢二は全然違うけど愛しているんだななどとずけずけと言う。この男は天然の小悪魔なのか、底意地が悪いのか、史朗にもよくわからなかった。さらに航から理想のタイプを訊かれた賢二は『シティハンター』の冴羽獠だと答え、史朗の腕を引き寄せて、ここに三次元の冴羽獠がいたんだと答える。

史朗は賞味期限ぎりぎりのホットケーキミックスと、黒くなりかけたバナナを使ってケーキを焼いていた。小日向の生姜湯へのお礼のためだと史朗は言う。そのケーキ型は、ミートローフにも使えるように買ったのだとも言う。その後2人でケーキを食べながら、史朗は実は賢二の入浴剤のプレゼントにヒントを得たのだと言い、賢二は史朗が自分たちの方に寄って来てくれている、つまりケーキを焼いたり、小日向たちと頻繁に会っていると嬉しがる。しかし史朗に取ってはそう言われるのはあまり嬉しくなかった。その後賢二は偶然三谷まみのディナーショーのチケットを見つけ、小日向と会っていたこととお礼は、このためだったのかと言い、本当は女がいいのではと疑う。

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小日向大策そして井上航と会ったことで、賢二は有頂天になり、帰りの雨で風邪を引いた史朗を甲斐甲斐しく看病し、さらに慣れない手つきで食事まで作ります。またなぜ史朗に惚れ込んだかに対しては、理想のタイプである冴羽獠がここにいたからだと言い、それでやっと史朗も腑に落ちます。賢二は徐々に史朗が自分たち、つまり王道のゲイに近づいて来ているようで、それを好ましく思っているうえに、本当は小日向に関心があるからケーキを焼いているのではとも勘繰りますが、小日向に会っているのには別の事情もあるにはあるようです。しかし史朗と賢二もさることながら、これまた明らかにタイプが違う航と小日向、それぞれのキャラとその人間関係は今後どうなりますやら。

さて今回のメニューです。
<風邪引きの史朗のためのメニュー>
鶏肉と卵と三ツ葉の雑炊
卵焼き
ほうれん草の白和え
(しかしやはり鶏がぶつ切り状態です。シロさんが言うように、動物性タンパク質はしっかり取れますが)
<生姜湯のお返し>
バナナケーキ

飲み物-チョコ掛けソフトクリーム
[ 2019/05/25 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

きのう何食べた?第6回あらすじと感想

小日向のことで悩み、司法修習生のことで悩み、なぜ自分は嘘をついて体裁を取り繕うかで悩む史朗です。事務所に来た司法修習生は安心だと思ったのですが…。しかし小日向の件は予想とは随分違い、これで安心してこのことを賢二に打ち明けます。

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小日向大策が、史朗のスマホにひっきりなしに食事の誘いを入れて来ていた。同じ頃上町美江は、史朗に女性の司法修習生の教育を頼もうとしていた。最近はセクハラも増えており、仕事には男も女もないのだから、筧先生なら安心と言う美江だが、史朗は自分がゲイであることがばれているのではと気にする。さらに小日向は、火曜と金曜の夜ならいいとまたしても連絡を入れて来た。修習生のことを話す史朗に賢二は、若い女性でしかも先輩がジェントルマンで独身、なのに実はゲイなんてその子可哀想だねと言い、史朗は呆れてお前の乙女心には感心すると言う。

その賢二は、火曜日は美容学校時代の友人と飲み会で、その子と食事に行かないでねと頼み込む。史朗は史朗で、また小日向からの連絡が届いていた。その前に史朗は実習生の長森夕未と裁判所に出かける。途中で転んだ彼女に手を差し伸べてやると、夕未はその時しっかり史朗の袖をつかむ。夕未が自分に好感を持っているように史朗は感じ、この件といい小日向の件といい、自分はモテてるのかなと思う史朗。そして約束のレストランで小日向を待つ史朗は、スマホに賢二の「帰りが遅くなる」という連絡が入っているのを見て、奇妙な罪悪感を感じる。その時黒のスーツに黒いシャツの小日向が現れ、またも同居中の恋人、井上航について話す。

今度は旅行の当日、着ていた服をクリーニングに出していたのに気づいた航は、小日向に取って来るように命じた件だった。無論午前8時に店は開いておらず、小日向は航の機嫌を取るのに懸命だった。小日向は史朗の隣に移り、航のことをなぜか史朗にはすんなり言えたこと、自分も限界であることを話し、史朗は迫られているように感じる。しかも小日向は史朗が好きなタイプだった。そこで史朗は、自分には一緒に住んでいる相手がいると口に出してしまい、小日向は驚いた様子で、航を呼んでいるから会ってほしいと言う。

その航が入って来たが、ジルベールとは似ても似つかぬ普通の男で、しかもレストランにはふさわしくない、学生のようなラフな格好だった。年齢は30才だと言う。史朗は大きく当てが外れてしまtった。そして家に帰ったところ、賢二が頭痛がするとソファに横になっていた。シロさんも飲んで来たのと尋ねる賢二に、史朗は、修先生と少し飲んで来たと言ってその場を取り繕う。

史朗は夕未と一緒に、事務所でクライアントの相談を受けていた。そのクライアント生稲(いくいな)は、医療過誤で母親を死なせたことで、医療訴訟を起こそうと考えており、史朗が和解を勧めても納得しない。しかし史朗が、病院に治療経緯の説明と謝罪を条件として取り付けたことで、和解を承諾する。その後一緒に昼食を摂っていた夕未に史朗は、本当は裁判をやればこっちにも金が入ると言いながら、医療訴訟が多すぎて小児科と産科の医者のなり手が減ったと教える。夕未は、綺麗事ばかでは仕事として成り立たないですよねと答える。史朗は自分が清濁併せのむ大人に見られている、まずいと思い、夕未につい彼氏がいるのかと訊いてしまう。

美江は男女のことを仕事に持ち込むことはよくないと言いつつ、でも筧先生は独身だから仕方ないですねとも言った。どうも妙な勘違いをされているようだが、結局夕未は妻子のいる修の担当となった。史朗は2人続けてその気のない相手から振られたのだった。史朗はその日は鍋でもしようと思い、鶏モモ肉を探したものの売り切れで、最後に残っていた比内地鶏手羽先が目に入った。しかし思った以上に効果で悩んでいると、中村屋の店員が半額シールを貼ってくれた。帰宅して鍋の準備を始め、手羽先が煮えるまでしばらく待っていたが、その間夕未や美江、小日向の言葉が頭を駆け巡るので、蓮根のきんぴらを作って気を紛らそうとする。

やがて史朗も帰って来て、2人で水炊きの鍋を囲んだが、これが思った以上に美味だった。けがの功名だなと言う史朗に、賢二は不思議そうな顔をする。仕事でちょっともやもやしていたと史朗は言い、賢二にあまり食べ過ぎるなと言って、卵雑炊を作る。賢二は雑炊をきんぴらと一緒に嬉しそうに食べる。その後史朗は、ジルベールこと航のことを話して聞かせる。全然ジルベール似でないこと、着ていたTシャツにハリネズミが描かれていたが、それはハリネズミではなくネズミが針を持ているだけだと話す史朗に、賢二は笑い転げ、いつかあってみたいと史朗に頼む。この件で小日向との食事のこともスルーされて安心する史朗は、元々自分は賢二が心配するほどモテないと改めて思う。

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なにやら小日向の件といい、長森の件といい、史朗の取り越し苦労といった感じがするのですが、それも思わぬ形で幕を閉じます。長森の件は、事務所でゲイであることをカミングアウトしていないせいもあり、史朗に取ってはこれが未だにハードルになっているようです。しかし事務所ではゲイを公表していないせいで苦労し、小日向にはゲイを公表したせいで要らぬ心配をし、そして小日向とのことを賢二がどう思うかでまた悩む史朗ですが、結局ジルベールこと航が取り持つ縁になて、賢二も小日向に会うことになります。

そんな史朗が悩みを解決できるのは、やはり料理のようです。そういえば水炊きまで、全く彼の手料理が出て来なかったのが、取り越し苦労と連動しているようにも見えたのですが、水炊きときんぴら蓮根を作ることで、やっと落ち着いた感があります。今回は、賢二を除けばかなり隙のない人に囲まれていただけに、最後の最後で航のことで賢二も大笑いし、気分もほぐれてよかったねと言ったところでしょうか。
<この回のメニュー>
鶏手羽先の水炊き
れんこんのきんぴら

飲み物-パブのビール3杯
[ 2019/05/19 00:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

気づいたことあれこれ 7

先日そして先々日の続きのようになりますが、5月13日付産経新聞の記事に「『いだてん』息切れ」「大河ファン離れ■ストーリー複雑」とあります(ネットでも見られますが無料会員登録が必要)。大河離れの原因としては、やはり感情移入し難い、歴史ロマンがない、場面があちこち入れ替わるなどの番組制作会社の指摘があると書かれています。一方でメディアの専門家は「低迷は視聴者層の新規開拓の産みの苦しみ」「視聴率悪化がニュースになると面白くなくなる」とも指摘していますが、そもそも視聴者層を新規開拓したいのだとしたら、他に方法はなかったのかという疑問も湧きますし、また視聴率悪化というのは、これも何度も言っていますが他の大河も経験して来たことです。『いだてん』のみを特別扱いするわけには行かないでしょう。

NHK出版のガイドブックによれば、宮藤官九郎氏が描きたかったのはやはり古今亭志ん生で、それに加えてオリンピックをという形にしたらしいのです。だから志ん生をつなぎ役にしたかったのでしょうが、主人公2人と志ん生の接点がどこにあるのかよくわからない。『坂の上の雲』では、秋山兄弟と正岡子規は幼馴染という点でわからなくもありませんが、『いだてん』はそうではなく、同じ時代を生きた存在となっています。またご本人は戦国武将などには興味がないとこのガイドブックで語っており、さらにスポーツにも関心がないとも言われていて、それもあって結局落語中心の展開になり、それが看板倒れだと思う人もいるでしょう。以上の理由に加えて、演技の大仰さに馴染みにくいから止めたという人もいます(私もそうです)。また年配の人々のみならず、比較的若い層でも馴染みにくい人もいるようです。

制作統括の訓覇氏は「6月下旬からの後半でがらっと変わる」と言っていますが、スタッフやキャストが大幅に変わるのでなければ、さて如何なものだろうかとは思います。今の展開はネット記事やそのコメントで知る程度ですが、大仰な演技は健在のようです。やはり宮藤氏はTVドラマよりも、舞台の方が合っているようにも思えます。これだと自分のカラーも出せ、固定ファンが観に来てくれて、しかも毎週のように視聴率を云々されることもないのです。無論これが大河でなくスペシャルであれば、また別の観方ができたでしょう。それとやはり制作側が「特効薬的な物があればお聞きしたい」と言うものではないと思います。如何にも迷いが感じられる物言いで、しかも受信料を取って作っているという自覚が感じられません。ちなみに受信料収入は現在7000億円あるそうです。

それから芸能ニュース的になりますが、『相棒』の冠城亘を演じている反町隆史さんが、体調を崩して路上に座り込んでいた女性を救ったという話です。実はこれは関連ツイートを見て知ったのですが、その女性は高熱と手足のしびれで動けなくなり、京浜急行の大鳥居駅で他の男性に介添えされたものの、再び動けなくなったところへ、反町さんと別の男性が現れて、男性3人でその女性を家まで送り届けたとのこと。しかし家に入った後、その女性がまた動けなくなったことに気づくと、救急車を呼んで救急隊が来るまで待機していたとのことでした。尚、この件は『めざましテレビ』が報じています。

このブログにもアップしている『きのう何食べた?』、第7回の動画再生回数が9万回に及んだそうです。これはテレ東系列の局が少ないこと、そのため系列局のない地域での放送にタイムラグが生ずることもあるのでしょうが、ドラマでこの数字はかなり多いと言うべきでしょう。尚5月14日現在放送中の局は次のようになります。
テレビ東京
テレビ北海道
テレビ愛知
テレビせとうち
TVQ九州放送
テレビ大阪
奈良テレビ
びわ湖放送
福島中央テレビ
信越放送
青森テレビ
熊本県民テレビ
アイビーシー岩手放送
テレビ和歌山
テレビ宮崎
尚16日から日本海テレビ、テレビユー山形での放送が始まります。

飲み物-アイスコーヒーブラック
[ 2019/05/14 23:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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