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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  きのう何食べた?

海外市場で明暗を分けるアニメとドラマ 1

興味深い記事があったので、ご紹介しておきます。

日本のアニメは海外で大人気なのに、なぜ邦画やドラマはパッとしないのか
(ITmediaビジネスONLINE)

一口で言えば、日本のアニメまたは漫画の世界市場でのシェアに比べたら、国内ドラマや邦画は著しく劣ること、そして、その原因はどこにあるのかという点が問題提起されています。これに関しては、日本のTV局は基本的にムラ社会で閉鎖的であり、制作プロダクションでなく、放送局が著作権を持っていることや、広告ビジネスメインであるため、ユーザー目線でないことなどが挙げられています。つまりコンテンツ制作に関して、生存競争を勝ち抜いて来ていないということです。

反面アニメは、そもそもは年少者がターゲットだったこともあり、大手スポンサーがつきにくく、その結果、寧ろドラマよりも「逞しく」成長し、制作サイドと放映サイドがきっちり分けられたのが、海外市場で存在感を示せるようになった一因と指摘されています。

放送局と制作プロダクションが分かれていないのは、やはりデメリットと言えます。たとえば、ジェレミー・ブレット主演の『シャーロック・ホームズの冒険』というTVシリーズを、このブログでも何回か採り上げていますが、このシリーズは制作がグラナダTV、放映はITVとそれぞれ役割分担されています。どうも日本独自の路線が災いした結果、TVドラマは海外での成功例もなく、また国内でヒットする作品があったとしても、要はその時々のトレンドや世論に委ねられて来た感もあります。

無論ドラマを海外で放送するには、その国の事情に合わせる必要もあります。ローカライズと言ってもいいでしょう。超展開や国籍不詳の描写までもが許されるアニメに比べると、日本人の生活がそのまま入り込むため、どのような受け止められ方をするかが、成功か否かのカギを握るとも言えそうです。
(この項続く)

飲み物-白いカップの紅茶
[ 2021/05/07 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』新キャスト発表 続き

先日の『鎌倉殿の13人』関連投稿で第3次キャストを発表していますが、その続きです。今日発表された出演者は以下の通りです。お馴染みの俳優さんもいれば、初めての人もありと実に多種多様です。(敬称略)

木曽義高 - 市川染五郎
仁田忠常 - 高岸宏行
道(比企能員の妻)- 堀内敬子
平知康 - 矢柴俊博
善児 - 梶原善
比企尼 - 草笛光子

2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
新たな出演者決定!
(NHK ONLINE)

染五郎さんというと、つい『八重の桜』の孝明天皇を思い出すのですが、こちらはもう松本幸四郎を襲名していますので、その息子さんになります。幸四郎さんと染五郎さん、そして白鷗さんも三谷歌舞伎に出演していましたね。高岸さんはお笑い枠でしょうか。あと堀内敬子さん、梶原善さんはパペットホームズでそれぞれハドソン夫人とベッポを演じています。梶原さんは『平清盛』の平宗清でもありますが、今回は下人ということでオリキャラのようですね。そして矢柴俊博さん、『真田丸』の細川忠興ですが、私としては『きのう何食べた?』の富永さんのイメージです。そして、何と言っても今年米寿の草笛さん、堂々たる比企尼になりそうです。

あと小日向文世さん、内野聖陽さんに出演していただきたいところではあります。それから声優枠で山寺宏一さんにも。それとまだ弁慶と後鳥羽上皇、源実朝が決まっていませんが、さてどうなるのでしょう。

ところで三谷大河というのは、出演者の常連さんが多いですが、これは元々三谷さんが舞台の人ということもありますし、当て書きをするからというのも理由として挙げられるでしょう。見方を変えればこういう部分が、はじめに出演者ありきといった感じになりやすくもありますし、先日書いた、三谷さんの理想というか自分がやりたいことに、大河を引き寄せているように見える一因とも取れます。これに関しては、また時間があれば書きたいと思います。


飲み物-ウイスキーストレート
[ 2021/04/29 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』第8回に関して

第8回です。

今回の家康公、井伊の赤備えと共に登場です。赤備えといえば、『真田丸』でも登場していました。高梨内記が、向こうにも赤い甲冑の軍がいると言い、信繁が「あれは井伊だ」と答えて(翌年の大河をPRして)いました。尚こちらは『西郷どん』の、佐野史郎さん演じる井伊直弼ですが、家康公と一緒に登場したのもこの甲冑ですね。
(画像は『西郷どん』公式サイトより)

西郷どん14井伊直弼


この時の井伊の総大将の父親、井伊直政が徳川に尽くしたことから始まり、その子孫で、この時代に大きな影響を与えた井伊直弼と将軍家の跡目争いにに言及。この人物は十四男で家督を継ぐことすら期待されておらず、茶道や歌道、能楽などに明け暮れて、茶歌ポンという渾名をつけられていました。

********************


栄一は千代に会い、山道で青天に拳を振り上げたことでもやもやが晴れたこと、さらに人は弱い者ばかりでなく強い者もいること、自分はこの世を変えたいといったことを喋り続けた。しかし千代を娶ろうにも、喜作との勝負が先決だった。この試合は接戦となったが、喜作がやや優位ということで、尾高惇忠は喜作の勝ちとし、実戦だったら刺し違えていたと言う。喜作はその場にいた千代に、こいつは大それたことばかり言うので、お前のようなしっかり者の嫁がいい、この先面倒を見てくれと言い、惇忠は2人を祝福する。


一方幕府では、井伊直弼が大老に就任した。安政5(1858)年4月23日のことだった。目付の岩瀬忠震、永井尚志や鵜飼長鋭らは、このような時に、外国を知らない井伊には務まらないと反対するが、老中の久世広周や松平忠固は、将軍が決めたこととその場を去る。慶喜はこの井伊の大老就任を、家柄で言えば妥当と言うものの、平岡円四郎は、諸侯や老中、志士たちまでもが慶喜の将軍就任を望んでいると答える。慶喜は自分には将軍は不向きと考えるものの、円四郎の強い言葉に、将軍になるのもやぶさかでないといった発言をする。


その井伊は、大老であることに重圧を感じ、誰かが自分のことを揶揄しているような悪夢にうなされた。しかし家定の信任を得、さらにその家定から、斉昭が自分の子(慶喜)を将軍にしたがっていること、さらに阿部正弘から蚊帳の外に置かれていたことなどを聞かされ、やがて権力を振りかざすようになる。井伊はまず一橋派を抑え込み、慶喜を世継ぎにするべく建白書を出した川路聖謨や鵜殿を閑職に追いやった。ところが井伊に取っても予想外のことが起こる。下田奉行の井上清直と岩瀬が、日米修好通商条約に調印してしまったのである。


これは朝廷の意向を無視した、完全な違勅だった。しかし2人は井伊の「是非に及ばぬ場合は構わぬ」という言葉に従ったまでと申し開きをし、これを知った斉昭を怒らせてしまう。しかもこのことの報告は、誰かが上洛するわけでもなく、宿継奉書のみだった。慶喜は登城して井伊に会い、井伊も承知したのか、岩瀬たちが勝手にやったことなのかと問いただす。井伊は仕方なくやったことと答えるが、ならば文書のみで報告するべきではない、不敬であると慶喜は井伊を叱る。井伊はひたすら慶喜に謝罪するのみだったが、慶喜も幕府のことを思えばのことだった。


そして世継について、慶喜は紀州の慶福に決まったようだなと言い、少年の割に立派であると慶福を評価した慶喜は、後ろ盾になるように井伊に伝える。また自分は、今後も協力すると言うが、翌日井江戸城で、井伊を待ち受けていた斉昭、水戸藩主慶篤、尾張藩主慶恕(後の慶勝)、松平慶永らに対し、井伊は慶喜も承知したと言って慶福を将軍に推し、ここに慶福を推す南紀派が一橋派に勝利を収めた。その後家定は病を得、病床で、井伊を待ち受ける目的で不時登場をした斉昭、慶永らに処分を下すように命じる。


これが所謂安政の大獄の端緒となった。慶喜にも登城の許可が下りなくなり、ここに井伊の一橋派の粛清が完了する。その後家定は亡くなり、井伊の行動は尊王攘夷派の志士たちを刺激した。江戸にいた長七郎も彼らに感化され、次第に井伊への反感が広まるようになる。その頃血洗島では、栄一と千代の祝言が行われた。喜作の妻よしも婚儀の席に顔を出し、無礼講で宴が続く中、すっかり壮士然とした長七郎は村への道を急いでいた。また将軍の望みがなくなった慶喜は、父の望みをかなえられなかったと、身重の妻美賀君に打ち明ける。


********************

毎度のことですが、江戸の描写が駆け足過ぎのように思えま。今回はかなり尺を取っていて、そのため栄一よりも慶喜の方が主人公のようでしたが、この時代のこの状況、せめて2回に分けて描けなかったものでしょうか。跡目争いの背景、大奥の関与などをもうちょっと掘り下げてほしかったとも思います。無論どこまで描く範囲を広げるかというのもあるでしょうが、日米修好通商条約には朝廷の反発もありましたし、家定の最期もちょっと呆気なかったです。


そういえば「紀行」で、『おんな城主 直虎』のあの龍潭寺が紹介されていましたね。竜宮小僧は結局どうなったのでしょう。


あと徳川慶福、中の人が同じということで、どうしても「ジルベール」こと航を連想してしまいます。


飲み物-華やかなティーカップと紅茶

[ 2021/04/09 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『きのう何見てた?』と『おかえりモネ』の関連性、そして『鎌倉殿の13人』への期待度の変化について

NHK公式サイトに「きのう何みてた?」という番組レビューがあります。今現在、ここで取り上げられているテーマは、東日本大震災関連(第2回のみ『ここは今から倫理です。』)なのですが、何やらこのタイトル、『きのう何食べた?』を捩ったように見えます。

似たようなことを今まで何度か書いてはいますが、震災の被災地の1つである宮城県を舞台にした、『おかえりモネ』の脚本が安達奈緒子さんで、ケンジこと内野聖陽さんと、シロさんの西島秀俊さんが出演というのもやはり関係しているのでしょうか。さらに『青天を衝け』の徳川家茂がジルベールこと井上航で、『鎌倉殿の13人』の三浦義村が大ちゃんこと小日向大策でもありますし。

きのう何みてた?〜NHK番組レビュー〜
(NHK ONLINE)

ところでその『鎌倉殿の13人』、二次キャストがそろそろ発表かと思われます。草刈正雄さんは今回も出演でしょうか。もし出演するとしたら、誰の役なのでしょう。

しかし思うのですが、『青天を衝け』の、徳川家康が出て来て解説をするところなどは、三谷大河にも出て来そうなシーンであるだけに、何か先を越されたようにも見えてしまいます。無論『鎌倉殿』の方も色々とアイデアを練ってはいると思いますし、意表を突いた展開をしてはくるのでしょうが…今までのところ、『青天を衝け』の特に血洗島パートが面白い分、『鎌倉殿』への期待感が、数か月前と比較していくらか変化しつつあります。その意味で、前の2作品-初めての三谷作品という期待感の『新選組!』、『花燃ゆ』の後だからという期待感の『真田丸』-の時とは、ちょっと違って来ていますね。


飲み物-コーヒーとチョコレート
[ 2021/04/07 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

三谷大河の問題点

来年の大河が三谷幸喜氏なのにこう言うのも何ですが、今までの2本の大河作品に関して、やや疑問かつ不安に思った点を述べて行きたいと思います。

  • 戦闘シーンがよくない。『新選組!』の鳥羽伏見の戦いしかり、『真田丸』の大坂の陣しかり
  • すべて自分のカラーに染め上げるため、三谷作品が好きな人に取ってはそれが魅力になる。しかし逆の見方をすれば、それが所謂王道大河になりにくく、どこか癖のある雰囲気を作り出してしまっている。好き嫌いがはっきりしやすい
  • 出演者の顔ぶれがどこか似て来てしまう。これも言うなれば、三谷作品のファンを取り込むための方法と言える


戦闘シーンについては、以前から指摘されてはいたようです。そしてこれまでの三谷さんの作品では、幕末、戦国と戦を避けて通れない時代であり、しかも負けた側にスポットを当てている以上、戦の描写スキルが、本当はもう少し問われてしかるべきではないでしょうか。


また三谷色が強く、王道大河にならないということは、大河の視聴にある程度制約がかかるということでもあります-これに関してはやはり独自性が強いものの、ジェームス三木氏の方がまだ王道的な部分もありました。


『新選組!』のリアルタイム視聴率は、関東が舞台なのに、幕末物という点を差し引いてもそう高くありませんでした。もちろん、後でDVD視聴した人もいるでしょう。この作品は屯所内での生活とか、隊士たちの人間関係の描き方はよかったと思います。その反面歴史上の人物の描写に関しては疑問もあり、三谷作品の独自カラーとあいまって、数字に影響した感もあります。同じような時代背景や舞台で歴史を描くという点では、寧ろ『八重の桜』の方が、癖が少ない描写でよかったです。


『真田丸』は戦国ということもあり、後半の一部を除いては比較的数字は取れた方でしょう。もちろん中には、かつて『真田太平記』で幸村(信繁)役の草刈正雄さんを観て、今度は昌幸ということで注目した人もいるかも知れません。実際昌幸の描き方は割とよく、三谷さんの癖のある脚本に合っていました。私が何かにつけて、これを「大河真田昌幸」と呼ぶ所以です。そのインパクトが強かっただけに、信繁が大坂入りした後は、やや数字が落ちたように見えます。


キャストに関しても仕方ないとは思いますが、やはり常連さんが多いです。尚私は来年は、やはり『おかえりモネ』の内野さん、できれば西島さんも採用されて、山本耕史さん共々『きのう何食べた?』のキャストを見たいところです。せっかくの機会ですから、皆が意外に思うほどの俳優さんを、一度使ってみてはどうでしょう。ちなみに佐藤二朗さんはちょっと楽しみです。

(この項続く)


飲み物-ポーターとクルミ

[ 2021/03/29 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

気づいたことあれこれ 22

まず、『きのう何食べた?』の英語版を取り寄せて、日本語版と比較しつつ読んでいます。史朗が調理をするシーンで、その過程を説明して行くわけですが、なるほどこうなるのかと思ったり、賢二のセリフを見ながら、向こうのオネエ言葉はこうなのだなと感じ取りつつ読み進めています。
あと日本料理に主に使う食材、たとえば三つ葉などはやはりmitsubaですし、「いただきます」は””Thanks for the meal”となっています。

それから先日ご紹介していますが、26日放送予定の『桶狭間 OKEHAZAMA〜織田信長 覇王の誕生〜』に、竹中直人さんが出演しますが、堀田道空の役ということです。この人物、詳細はよくわかっていないのですが、斎藤道三の家臣です。しかし、「水戸のご老公」とどうもダブってしまいそうです。ちなみに道三役は佐藤浩市さんです。

元々これは、海老蔵さんの市川團十郎白猿襲名記念の企画でしたが、昨今の事情から襲名公演が遅れ、このドラマのみ先行して放送されることになっています。海老蔵さんが信長を演じるのは、かの『おんな城主 直虎』の「魔王」信長以来2度目ですが、ナレーションを務めた昨年の『麒麟がくる』でも、染谷将太さんでなく、海老蔵さんが信長を演じればいいという声もあったようです。


そして『相棒』。もうシーズン19も終わりましたが、ねとらぼでレギュラー登場人物の人気投票が行われていたので、その結果をurlのみ貼っておきます。


https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/147643/4


やはり登場回数が多く、しかも特命に近い人物のランキングが上になっていますが、既に退場してかなりの年数が経っているにもかかわらず、小野田官房長の人気はかなりのものですね。中の人が『無用庵隠居修行』でも共演というのもあるのかもしれませんが、回転寿司で皿を戻したり、殺人事件で第一発見者になったりと色々なエピソードがあり、しかも飄々とした雰囲気は私も好きです。あと、神戸君も気に入っています。当初はかなり冷めた目で、ある意味スパイとしてで杉下右京を見ていたにもかかわらず、徐々に互いを認め合うコンビになって行く様がよかったです。


飲み物-エスプレッソ2

[ 2021/03/24 01:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

大河ドラマ雑考-49

大河と言いつつ、のっけから『きのう何食べた?』関連ですが、この原作の5巻、ドラマの第7回で、筧史朗が同居中の矢吹賢二と、小日向大策&ジルベールこと井上航に初めて会うことになります。
この時、小日向が元アイドルで女優の三谷まみのマネージメントをしていたのを知った史朗が、彼女についてあれこれしゃべった後「大河ドラマ(の三谷まみ)もよかったなあ」と満足そうにしています。つまり、シロさんは大河を観ているのですね。

この作品が『モーニング』に掲載されたのが2010年の暮れであり、原作では「お姫様役すげえよかったなあ」などと言っています。このことから考えるに、2008年の『篤姫』を作者のよしながふみ氏は意識していたのでしょうか。
ただし、三谷まみを演じた宮沢りえさんはこの作品には出ておらず、翌年の『江~姫たちの戦国~』で淀殿を演じています。この淀殿パートは、『江』の中で一番まともだったパートです。ちなみに宮沢さん、来年の『鎌倉殿の13人』にも牧の方役で出演ですね。

その宮沢さんの旦那様でもある、森田剛さんがジャニーズ退所です。のみならず、Ⅴ6の11月での解散も発表されています。
ファンの方には悪いのですが、個人的にV6はこの森田さんと井ノ原さん、そして岡田准一さんが印象に残っているくらいなので、解散と言われてもああそうなのかと思った程度です。嵐の解散に続いてV6も解散、これも時代の流れということでしょうか。無論、若手を今後育てるという意味合いもあるでしょう。

岡田さんといえば、映画『燃えよ剣』の公開が今年の秋に決定しています。他に鈴木亮平さん、柴咲コウさんといった、大河主演俳優の揃い踏みともいえるこの作品ですが、他にも時代劇映画として『峠』があり、また市川海老蔵さんの団十郎襲名記念作品として、3月26日にフジテレビ系列で『桶狭間〜織田信長 覇王の誕生〜』が放送されます。

(フジテレビ公式サイト)

桶狭間が舞台ということもあり、こちらは『敦盛』を舞うシーンが出て来るようです。脚本は『風林火山』の大森寿美男氏です。

しかしNHKを除けば、民放から時代劇は姿を消しているため、こういうスペシャル、あるいは映画でない限り、そうそうお目にかかれなくなりました。元々お金がかかる上に、TVに企業があまりお金を落とさなくなった以上、致し方ないともいえます。
一方でNHKですが、ドラマ1本が、8000万近い制作費がかかっているという報道がありました。しかも紅白の制作費に至っては、公表されていないようです。

NHKドラマ1本7900万円、紅白は非公表…問われる改革・公共性
(読売新聞オンライン)

何が何でも受信料を集めたがる「みなさまのNHK」ですが、肝心の「みなさま」の知りたがっていることに関しては、口をつぐんでいるようです。
しかしかなりのお金のかけ方です。大河が何十億もかかるわけです。それで思ったのですが、来年の大河は一部スポンサーを導入してみてはどうかと思います。主演の小栗旬さんがCM出演している味の素、源頼朝役の大泉洋さんが出ているヤクルトとダイハツから投資してもらい、そのうえで制作してはどうでしょうか。無論企業名もちゃんとクレジット表記することになるでしょう。その反面大河だからプロダクトプレイスメント、つまりスポンサー企業の商品を出す必要はありません。

しかし大河といえば、何度も書いていますが、戦国なら最上、伊達、上杉の奥羽太平記か、島津、大友、加藤、立花の九州太平記をやってほしいものです。幕末なら小松帯刀と桂小五郎で。

飲み物-ポーターとクルミ
[ 2021/03/17 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

ビジネスとしての「昭和」

『武田鉄矢の昭和は輝いていた』なるBSテレ東の番組があるのを、先日初めて知りました。

タイトル通り武田鉄矢さんの司会で、昭和の映画やドラマ、音楽を紹介する番組のようです。

尤も昭和というのはかなり長い時代です。確かに、この時代は輝いていたと思う人もいるでしょうし、一方で全く輝いていなかった、暗い時代だったと言う人もいるでしょう。また映画や音楽関係などであればまだしも、TV番組はやはり高度成長期から昭和50年代辺りまでの物がメインになっています。


私自身、少し前に昭和40年代のドラマを観ましたが、残念ながらそこまで面白いとは感じませんでした。寧ろこの時代ならではの重さを感じることもありました。またそれ以外にも、郷ひろみさんが出ていたホームドラマの再放送を観たことがありますが、何やら殴りかかるシーンが多く、これもあまりいただけませんでした。

これなら『きのう何食べた?』や、『孤独のグルメ』などの方がよほど面白く感じられます。


昔のに比べて今のは…といった論調はどの時代でも必ずあります。

前にも書きましたが、所謂過去美化バイアス(バラ色の回顧)です。かつて今の若い奴はと言われた世代が高齢者となり、今の若い奴はと言っているわけですね。

無論その時代に20代から50代位の、所謂現役世代の人であれば、それを面白いとも感じたでしょうし、登場人物を我が身に照らし合わせるということもあったことでしょう。


しかしそれと同じように、今の現役世代は今の作品を楽しんでいるのです。無論今はネットや動画配信もあるので、コンテンツそのものの選択肢が増え、皆が似たような番組を観ることは少なくなってはいるでしょう。

私も時代劇などは昔の物を観ることもありますが(今があまりにもこの手の番組がないので)、だからと言って昔のが必ずしも面白い、質がいいわけではないと言ってもいいかと思います。これは大河についても同じことが言えます。


結局「昭和」を一番手放したくないのは、実は視聴者ではなく番組制作に携わる人々ではないでしょうか。

TVを観るのは高齢者が圧倒的に多くなっています。

かつて注目を集めた作品を流すこと、昭和の半ばを感じさせる事物を番組に織り込むことで、一層の視聴率を狙えますし、話題にもなるわけです-無論これまた一概にそうとも言えず、相当な年齢でも『嵐』が好きだったという人もいるにはいます。


懐古趣味を売り物にして、自分たち(TV業界)の存在をアピールするのは、個人的にはどうかなとも思いますが、それでも視聴者をつなぎとめておきたいということなのでしょう。

何やらこの業界の苦悩も感じられてしまいます。


無論昭和のドラマが好きと言う人は、それでも構わないのですが、だからと言って今の作品をディスるのは止めてほしいのです。

尚私としては、昭和(の半ば)的なアイテムの中には、かなり苦手な物もあります。その当時の看板など、かなり後の時代になっても残っていたものがありますが、これが風雨にさらされたりしてさび付き、かなりグロテスクな印象になっていたのを目にして、正直気持ち悪いなと思ったこともあります。

もちろんこういうのが好きで、収集している人もいるでしょうし、それはそれで構わないとは思いますが。


飲み物-クリームとココア

[ 2021/03/03 00:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

221の日に思うホームズ関連作品と映画とハリネズミ

2月21日は221ということで、ツイッター上で「#221Bの日」というタグを何度か目にしました。今までのホームズシリーズで、一番好きなのはグラナダ版というのを前にも書いていますが、所謂変人で面倒くさいホームズを描いたのは、これが最初であると言われています。この傾向はその後も、映画やTVシリーズに受け継がれています。
但し『エレメンタリー』の場合、少々扱いづらいホームズではありますが、やはりアメリカの刑事ドラマの乗りです。またパペットホームズの主人公も、朝大慌てで宿題をやっているワトソンにあれこれ言う一方で、自分は宿題をやっていないにも関わらず、

宿題をやる苦痛を10とすると、
叱られる苦痛は6だ。
僕は軽い苦痛の方を選ぶ。

などと言ってしまうわけで、ま、こちらも面倒くさい子ではあります。

BBC版は第3シーズンまでは観て、それから観なくなりました。私としては、ミステリーとしての面白さからはちょっと外れたかなと思っているせいですが、無論このコンビが好きな人は観続けているでしょう。
ベネディクト・カンバーバッチを有名にしたシリーズでもありますが、この人は本国の第1シーズン放送とほぼ同じ時期に、『僕が星になる前に』という映画に出演しています。この映画は所謂ロードムービーで、癌で余命いくばくもない主人公が、仲間3人と連れ立って旅行に出る話です。ラストシーンが如何にもというか、イギリス的であると書いておきます。

なぜこの映画のことを書いたかと言うと、『Supernova』という映画が日本でも公開される予定だからです。この映画は20年来のパートナー同士であるゲイカップルの話で、一方が認知症を発症し、2人で家族やかつての友人を訪ねる旅に出るのですが、将来のことを巡って対立することにもなります。旅を通してそれぞれの生き方が描かれるという点では、この映画もまた然りです。
コリン・ファースとスタンリー・トゥッチが主演ですが、コリン・ファースもこういう年代を演じるようになったのだとしみじみ思います。一応URLだけ置いておきます。
https://theriver.jp/supernova-us-trailer/ (THE RIVER)


ゲイカップルといえば、『きのう何食べた?』の2020正月スペシャルのあらすじをざっと書いているので、またちょっと掘り下げてみようかと思っています。
そう言えば前出BBC版、シャーロックの相棒のジョン・ワトソンを演じたマーティン・フリーマンが「ハリネズミ」と渾名されていたことがありましたが(髪の色からでしょうか)、最近ハリネズミというと、この『きのう何食べた?』のジルベールこと井上航を連想するようになっています。例の「針ネズミ」Tシャツ以外にも、彼の部屋は動物関連グッズだらけで、本物のハリネズミ関連のももちろんあります。何せ履いているスリッパもハリネズミですからね。

飲み物-スノーアンドテル
[ 2021/02/22 00:45 ] シャーロック・ホームズ | TB(-) | CM(0)

NHKの2つの番組にそれぞれ思ったこと

まず朝ドラ関連です。2021年上半期の朝ドラ『おかえりモネ』の放送開始日が、5月17日に決まりました。
しかしちょっと不思議に思うのですが、今放送中の『おちょやん』は5月まで放送されるのですね、色々事情はあるでしょうが、このパターンをどこかで軌道修正して行かないと、

朝ドラとは5月に始まり、11月に終わるもの
(もしくは11月に始まり、5月に終わるもの)

というイメージが定着しないかと思うのですが。
大河は『青天を衝け』を12月で終わらせて、来年の『鎌倉殿の13人』からは通常の放送にする予定なので、朝ドラがあまり変則的な日程を引きずるのは如何かと思います。
尚、脚本担当の安達奈緒子さんのコメントはうなずけます。
少なくとも、昨年今年と大河の脚本家が、今の時代をとかくネガティブに捉えるような発言をしているのに比べると、

自分の理解を超える現象、数秒後に変わってしまう未来、怖いです。ですが人間は不器用ながら「わからないもの」とずっと向き合ってきて、その最たるものが『自然』だろうと考えたとき、描くべき物語が見えたように思いました。

こちらの方が素直に受け入れられます。普段あまり朝ドラを観ない私ですが、これは観てみようかと考えています。何よりも内野さんと西島さんの存在が大きいし、そう言えば『きのう何食べた?』の劇場版公開は、あるいはこの放送期間とかぶるのではないでしょうか。

それとは反対に、同じNHKの番組でちょっと物申したいことが一つ。まあ大河を始め、このブログではNHKに対してあれこれ言って来てはいますが(ところで例の職員、当然ですが実名で報道されましたね)、今回は朝ドラ記事の下、NHKの番組紹介の、黒柳徹子さんの「らじるラボ」関連記事についてです。
黒柳さんは、TVの草創期からNHK放送劇団の一員でTV黎明期の人ということもあり、この記事によれば
「テレビ・ラジオがあることで昔に比べればずっと、政治に関心を持つようになったでしょ」
とのことで、またその少し前に、
「アメリカのNBCのプロデューサー、テッド・アグレッティーさんが、養成期間中にNHKで講演をしてくださいました。『テレビは、今世紀最も大きいメディアになるだろう。テレビを通して世界の風俗や習慣、戦争だって見られるから、永久の平和をもたらすこともできると思う』とおっしゃったんです」
とも語っていますが、この「今世紀」と言うのは20世紀のことですね。
第一NBCの関係者なら、自分の業界をPRしたいわけですから、当然このように言うでしょう。
それに今の時代、この「テレビ」はネットに置き換えるべきではないでしょうか。
そもそもTVもかなり恣意的かつ誤った報道もやっていますし、何よりもTVドラマの黎明期を知っている=TVの恩恵を受けている人が、だからTVは素晴らしいとドヤる、もとい発言をするというのは身びいきもしくは自画自賛にしか見えません。どうもこういうのは苦手ですね、何かずれたものを感じてしまいます。
かてて加えて「テレビを通じて戦争だって見られるから、永久の平和をもたらすこともできる」云々、ぶっ飛んでますね。逆に戦争ビジネスを生み出すように思えるのですが。

飲み物-エールと暖炉の火
[ 2021/02/18 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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