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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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フレンズ『iをyou』/"i o you" by the Friends

先日『きのう何食べた?』劇場版に関する投稿をしていますが、こちらはドラマの方のエンディングテーマです。みんなで買い出しから始めて、ご飯を作って食べ終わるまでが動画になっているため、少々長めです。



The ending theme of "Kinō Nani Tabeta?" (What Did You Eat Yesterday?), a TV series produced and broadcast by TV Tokyo in 2019. Its film version will be released next November.

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[ 2021/07/12 23:30 ] その他/others | TB(-) | CM(0)

『きのう何食べた?』劇場版サイト

今年公開予定となっていた劇場版『きのう何食べた?』ですが、公開日が11月3日に決まりました。公式サイトも既に出来上がっています。

(劇場版公式サイト)

内容としては、原作を読んだことがある方ならご存知でしょうが、史朗と賢二の京都旅行、そしてジルベールこと航の家出なども出て来るようです。しかしこのサイトを見る限り、原作の京都行きとはちょっと違った雰囲気になるようですね。

そしてSix Tonesの松村北斗さんが新キャストに決定です。松村さんの役は、賢二と同じ美容院で働く田渕剛で、元々はゴシップ好きで、店長と妻の玲子と、お客の妹島(せじま)さんの関係を楽しんだりしていました。ちなみにこの妹島さんは店長の不倫相手ですが、玲子がそれを知っている可能性もかなり高いです。しかしながら今回は賢二と一緒にいたため、あらぬ疑惑を史朗に植え付けてしまう存在となりそうです。

ティザー映像を観る限り、小日向大策とジルベールを呼んでのおもてなしシーンがまたも登場ですね。しかしこの手のシーンと言えば、本放送の第11回のクリスマスディナーで、このジルベールが賢二から指輪を見せつけられて愕然としたり、明太子ディップがお気に入りの一方で、デブ製造機メニューだの、サラダのセロリやアサリが嫌だと言ってみたり、その割にかなりの量を食べていたりしたのを思い出します。

そしてやはりと言うかジルベール、今回も「わさビーフ」の沼に嵌っているようでもあり…。

飲み物-アイスティー
[ 2021/07/11 00:45 ] 映画 | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』徒然その5

さて一橋慶喜が、徳川慶喜として徳川宗家の家督を継ぐことになりました。これに従い、篤太夫たちも一橋家を離れて、幕府の機関で働くことになるのですが、彼にしてみれば、今まで張りつめていたものがどこかしおれて来た感じで、それが成一郎との口論につながったとも考えられます。その辺りの描写、あるいは土方歳三とのシーン(実話だそうです)などはいいと思います。

一方で和宮が髪を下ろしているシーンについて、先日ちょっと触れましたが、実際の落飾は慶喜が将軍に就任した後とされているので、これよりも後の話です。また彼女が、慶喜も苦しめばいいという理由で、将軍職の後継を肯定していますが、これも本来は田安家の亀之助がまだ幼かったからのようですね。こういう脚色は『篤姫』で、本来は天璋院が慶喜を突き放すべきであるにも関わらず、迎え入れたシーンをちょっと連想させます。

あと諸藩召集、元々薩摩と岩倉具視が画策したものの、結局は慶喜の将軍就任に有利な結果となったわけで、この大河としてはすべてでなくても、その一部でも描いてほしいなとは思いました。主人公である篤太夫=栄一をメインにする以上仕方ないのですが、これならやはり群像劇風にした方が、面白いのではないかと思います。

どう考えても血洗島と幕府や一橋家、薩長というのはそれぞれ異なった考えで動いているわけですから、その1つ1つを強調する形で描いてもよかったのではないでしょうか。それから正直言って、どうも慶喜が篤太夫の引き立て役になっている感もあります。あるいはそれが狙いなのかも知れませんが。

そしてNHK出版のガイドブックの出演者紹介関連です。西郷吉之助を演じる博多華丸さんが、今回の西郷は何を考えているかわからないと語っていますが、実際主人公やその周辺と対立する存在とは、そのようなものかなと思います。『西郷どん』では逆に慶喜が、何を考えているかわからない人として描かれていました。ところで華丸さん、『西郷どん』を観ていたとのことで、同じようにならないようにといったことも話していますが、お2人は外見がかなり違うので、その心配はないかと。余談ながら『西郷どん』の吉之助役の鈴木亮平さん、今月からの日曜劇場に出演ですね。

それと女性たち、血洗島とか美村里江さん演じる徳信院はいいのですが、その他がやはりちょっと微妙かとは思います。それと磯村勇斗さん、やはり私としては、将軍家茂と言うより、わさビーフ大好きなジルベールのイメージでした。

飲み物-ビールと夜景

[ 2021/07/03 00:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『はたらく細胞フレンド』番外編その2

このシリーズの第2巻、キラーT細胞の班長は相変わらず仕事に忙殺される一方で、他の細胞を探しに行かされたり、白血球との待遇の違いに憤ったり、赤血球とのコミュニケーションがうまく行かなかったりで、色々(本当はやらなくてもいい)苦労をしたり、ストレスを感じたりはめになります。尤もこれは、彼自身が過去を封印しようとしたり、相手の誤解を指摘しなかったがための、その当然の結末とも言えそうです。

そんな中で「夏祭り」などは、比較的班長自身の苦労が報われた?回とも言えますし、「0kcal」も顔面でボールを受けたとは言え、本人が好きなことができた回と言えそうです。しかし暇な時におかずの作り置きをしたり、『きのう何食べた?』のシロさんみたいなことやっていますね。この中の男性キャラでは一番まめな人物のようです。

それから「海」で、腎臓の近くの水がきれいと赤血球が言いますが、腎臓という臓器の働きを考えると理解できます。あと「モチベ」と「お片づけ」で、班長が自己攻撃をしようとして、しかも前者は制御性T細胞に止められたものの、後者は止められなかった(当の制御性T細胞が、掃除中に読む漫画は面白いと言って読みふけっていた)ことを考えると、あれはやはり、炎症が起きてステロイドが届けられ、ヘルパーT司令のオフィスがぶっ飛ぶのを期待していたのでしょうか。

それにしてもヘルパーT細胞、この制御性T細胞のことを「お母さん」などと間違って呼び、マイクをオフにしていなかったため、その声が外に流れてしまうのですが、この2人はどういう関係なのかとちょっと疑ってしまいます。

それと第2回その2にも書いた緑膿菌、モブ的にあちこち出て来ますが、ちょっとピクサーアニメの某キャラをも思わせる風貌です。ピクサーと言えば、『インサイド・ヘッド』という作品、これは人間の頭の中の感情が出て来ますが、こちらも「これはあなたの物語」というキャッチコピーがついていました。人間の体内が舞台だと、やはりこうなるのでしょう。

閑話休題。その緑膿菌は抵抗力が弱ると、感染症を引き起こします。そもそもこの菌自体毒性は少なく、所謂日和見菌の一種ですが、もしこの菌が原因で感染症を起こした場合は、抗生物質の投与が行われます。この場合効果的なのは、かの『JINー仁ー』に出て来たホスミシンです。あの中では、タイムスリップした地点に落ちていた注射液でしたが、他に錠剤やドライシロップもあります。

ところで『はたらく細胞』のスピンオフシリーズで、『はたらく細胞BLACK』がありますが、これと本編を一緒に、比較しつつ読むのも面白いです。寧ろこれは、本編と同格に位置づけられるかと思います。やはりBLACKは大人版ということで、それゆえにかなりリアリティもあります。

主人公の赤血球からして仲間を胃で失っていますし、全体を覆う屈折したイメージは、本編では味わえないものです。この辺はやはり少年漫画のシリウスと、青年漫画のモーニングの違いでもあります。ところで前出『きのう何食べた?』もモーニング連載作品ですね。

他にも『はたらく細胞BABY』、『はたらく細胞LADY』、『はたらかない細胞』、『はたらく細菌』と様々なスピンオフがありますが、私としては『はたらく細胞WHITE』がちょっと面白いかなと思います。若い白血球(好中球)である桿状核球が、先輩たちのチームに配属されて、様々な経験を積んだり、ナイーブT細胞と出会ったりするわけですが、雰囲気がどことなく、あの『三銃士』を思わせます。

より正確に言えば、『新・三銃士』で、この桿状君がダルタニアンのような存在と言うべきでしょうか。見習生が先輩の中に飛び込んで行く、一種の成長物語ですね。そう言えばこの人形劇は「連続人形活劇」という触れ込みでしたが、『はたらく細胞』舞台版は「体内活劇」を謳っていましたね。

それにしてもこのキラーT細胞の班長、マッチョな雰囲気の見かけとは裏腹に、結構優しくて臆病で繊細な印象を与える人物です。その理由として、
  • 出動命令を受けて、部下を率いるリーダーとして駆け付けなければならない
  • 本来は一般細胞であるウイルス感染細胞の撃退を主に請け負う
  • 若い頃は、寧ろ弱々しくて鬼教官にしごかれていて、ヘルパーT細胞と対立していた
こういう点が、彼の人間像を形作っていると言えそうですが、これについてはまた追々書いて行きます。しかし、このキャラ本当に好きですね。あと樹状細胞の二面性も面白い。


飲み物-ティーカップと紅茶

[ 2021/05/12 01:30 ] 漫画・アニメ | TB(-) | CM(0)

海外市場で明暗を分けるアニメとドラマ 2

先日の続きです。再びリンクを貼っておきます。

日本のアニメは海外で大人気なのに、なぜ邦画やドラマはパッとしないのか
(ITmediaビジネスONLINE)

この記事では漫画についても言及されています。記事の始めの部分と最後の方ですが、いずれも漫画に対しても好意的です。日本の漫画の外国語訳がどれだけ海外で売れているか、ちょっと定かではないのですが、一応英訳本を持っている『きのう何食べた?』と『はたらく細胞』の場合、海外のコメントを見たところ、結構評価されてもいるようです。両方ともコンテンツが個性的なのも、売れる一因ではあるでしょう。

『きのう何食べた?』は料理に加えて、日本のゲイカップルの生活が描かれており、また『はたらく細胞』も、体内の細胞の擬人化が売りになっています。(ちなみに『はたらく細胞』は、英日対訳本が確か出るようです)また『きのう何食べた?』の実写版は、香港と台湾では放送されています。無論通常の漫画でも質的に高くはありますが、如何せん違う文化圏に出すわけですから、物によってはどこまで相手国の事情に合わせるかという問題も生じては来ます-ただ漫画やアニメの知名度が高い分、ドラマよりも有利かとは思いますが。

ところでこの記事のコメント欄の一部で、漫画の実写化をやめろという意見もありますが、別にそれはそれで構わないのではないでしょうか。特に一定の年齢層以上の人々は、その傾向があるかとは思いますが、漫画や漫画を原作とした作品を、すべて批判するのも考えものです。寧ろ私は、実験的に大河を漫画ベースで作ってはどうかと思ってもいるほどです。『新九郎、奔る!』などを読んでいると、そのように考えたくもなります。

またコメント欄で今のTV番組への批判の声、韓国ドラマの方がいいと言った意見も見られます。しかし私は韓国ドラマは観ないし、今のドラマの中で面白く観ている物もあるため、一概に否定しようとは思いません。また以前、今のTVはバラエティを楽しむものだと書いたことがありますが、実際バラエティの中にも楽しめるものはそこそこあるので、それも否定はしません。あくまでも問題にするべきは、TV局中心のコンテンツ制作であり、また、だから今のドラマは通用しないとしたがる傾向であるかと思います。寧ろその傾向は、今だけではなくかなり前から少なからず存在し、海外でのアニメ人気が急騰するにつれて、表面化したのではないでしょうか。

それから、個人の能力不足に話を持っていく人についても書かれていますが、これも結局は昔はよかった、それに比べて今はの過去美化バイアスになりかねません。またWOWOWやネットフリックスを例に出し、意欲作を作っているとあります。私自身はこの2社のドラマには、そこまで興味がないので何とも言えません。ただ以前時代劇専門チャンネルが『御宿かわせみ』の明治版を制作し、NHKBSでも放送したのは試みとしてはよかったと思います。ここはそれ以外にも、『三津屋清左衛門残日録』などの時代劇を手がけています。あと民放局ではありますが、テレ東のドラマはやはり独自路線で楽しめます。

それとこの記事で個人的に気になるのが、韓国ドラマを引き合いに出しながらも、その韓国ドラマがヒットを飛ばしたなどという記述に関しての具体的な説明がない点です。私が韓国ドラマに関心がない(皆同じようなイメージ)こともありますが、ならば韓国ドラマと日本のアニメの共通点を明確にして、この両者を論じても面白かったかと思います。
(この項続く)

飲み物-アイスコーヒーブラック

[ 2021/05/08 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

海外市場で明暗を分けるアニメとドラマ 1

興味深い記事があったので、ご紹介しておきます。

日本のアニメは海外で大人気なのに、なぜ邦画やドラマはパッとしないのか
(ITmediaビジネスONLINE)

一口で言えば、日本のアニメまたは漫画の世界市場でのシェアに比べたら、国内ドラマや邦画は著しく劣ること、そして、その原因はどこにあるのかという点が問題提起されています。これに関しては、日本のTV局は基本的にムラ社会で閉鎖的であり、制作プロダクションでなく、放送局が著作権を持っていることや、広告ビジネスメインであるため、ユーザー目線でないことなどが挙げられています。つまりコンテンツ制作に関して、生存競争を勝ち抜いて来ていないということです。

反面アニメは、そもそもは年少者がターゲットだったこともあり、大手スポンサーがつきにくく、その結果、寧ろドラマよりも「逞しく」成長し、制作サイドと放映サイドがきっちり分けられたのが、海外市場で存在感を示せるようになった一因と指摘されています。

放送局と制作プロダクションが分かれていないのは、やはりデメリットと言えます。たとえば、ジェレミー・ブレット主演の『シャーロック・ホームズの冒険』というTVシリーズを、このブログでも何回か採り上げていますが、このシリーズは制作がグラナダTV、放映はITVとそれぞれ役割分担されています。どうも日本独自の路線が災いした結果、TVドラマは海外での成功例もなく、また国内でヒットする作品があったとしても、要はその時々のトレンドや世論に委ねられて来た感もあります。

無論ドラマを海外で放送するには、その国の事情に合わせる必要もあります。ローカライズと言ってもいいでしょう。超展開や国籍不詳の描写までもが許されるアニメに比べると、日本人の生活がそのまま入り込むため、どのような受け止められ方をするかが、成功か否かのカギを握るとも言えそうです。
(この項続く)

飲み物-白いカップの紅茶
[ 2021/05/07 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』新キャスト発表 続き

先日の『鎌倉殿の13人』関連投稿で第3次キャストを発表していますが、その続きです。今日発表された出演者は以下の通りです。お馴染みの俳優さんもいれば、初めての人もありと実に多種多様です。(敬称略)

木曽義高 - 市川染五郎
仁田忠常 - 高岸宏行
道(比企能員の妻)- 堀内敬子
平知康 - 矢柴俊博
善児 - 梶原善
比企尼 - 草笛光子

2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
新たな出演者決定!
(NHK ONLINE)

染五郎さんというと、つい『八重の桜』の孝明天皇を思い出すのですが、こちらはもう松本幸四郎を襲名していますので、その息子さんになります。幸四郎さんと染五郎さん、そして白鷗さんも三谷歌舞伎に出演していましたね。高岸さんはお笑い枠でしょうか。あと堀内敬子さん、梶原善さんはパペットホームズでそれぞれハドソン夫人とベッポを演じています。梶原さんは『平清盛』の平宗清でもありますが、今回は下人ということでオリキャラのようですね。そして矢柴俊博さん、『真田丸』の細川忠興ですが、私としては『きのう何食べた?』の富永さんのイメージです。そして、何と言っても今年米寿の草笛さん、堂々たる比企尼になりそうです。

あと小日向文世さん、内野聖陽さんに出演していただきたいところではあります。それから声優枠で山寺宏一さんにも。それとまだ弁慶と後鳥羽上皇、源実朝が決まっていませんが、さてどうなるのでしょう。

ところで三谷大河というのは、出演者の常連さんが多いですが、これは元々三谷さんが舞台の人ということもありますし、当て書きをするからというのも理由として挙げられるでしょう。見方を変えればこういう部分が、はじめに出演者ありきといった感じになりやすくもありますし、先日書いた、三谷さんの理想というか自分がやりたいことに、大河を引き寄せているように見える一因とも取れます。これに関しては、また時間があれば書きたいと思います。


飲み物-ウイスキーストレート
[ 2021/04/29 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』第8回に関して

第8回です。

今回の家康公、井伊の赤備えと共に登場です。赤備えといえば、『真田丸』でも登場していました。高梨内記が、向こうにも赤い甲冑の軍がいると言い、信繁が「あれは井伊だ」と答えて(翌年の大河をPRして)いました。尚こちらは『西郷どん』の、佐野史郎さん演じる井伊直弼ですが、家康公と一緒に登場したのもこの甲冑ですね。
(画像は『西郷どん』公式サイトより)

西郷どん14井伊直弼


この時の井伊の総大将の父親、井伊直政が徳川に尽くしたことから始まり、その子孫で、この時代に大きな影響を与えた井伊直弼と将軍家の跡目争いにに言及。この人物は十四男で家督を継ぐことすら期待されておらず、茶道や歌道、能楽などに明け暮れて、茶歌ポンという渾名をつけられていました。

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栄一は千代に会い、山道で青天に拳を振り上げたことでもやもやが晴れたこと、さらに人は弱い者ばかりでなく強い者もいること、自分はこの世を変えたいといったことを喋り続けた。しかし千代を娶ろうにも、喜作との勝負が先決だった。この試合は接戦となったが、喜作がやや優位ということで、尾高惇忠は喜作の勝ちとし、実戦だったら刺し違えていたと言う。喜作はその場にいた千代に、こいつは大それたことばかり言うので、お前のようなしっかり者の嫁がいい、この先面倒を見てくれと言い、惇忠は2人を祝福する。


一方幕府では、井伊直弼が大老に就任した。安政5(1858)年4月23日のことだった。目付の岩瀬忠震、永井尚志や鵜飼長鋭らは、このような時に、外国を知らない井伊には務まらないと反対するが、老中の久世広周や松平忠固は、将軍が決めたこととその場を去る。慶喜はこの井伊の大老就任を、家柄で言えば妥当と言うものの、平岡円四郎は、諸侯や老中、志士たちまでもが慶喜の将軍就任を望んでいると答える。慶喜は自分には将軍は不向きと考えるものの、円四郎の強い言葉に、将軍になるのもやぶさかでないといった発言をする。


その井伊は、大老であることに重圧を感じ、誰かが自分のことを揶揄しているような悪夢にうなされた。しかし家定の信任を得、さらにその家定から、斉昭が自分の子(慶喜)を将軍にしたがっていること、さらに阿部正弘から蚊帳の外に置かれていたことなどを聞かされ、やがて権力を振りかざすようになる。井伊はまず一橋派を抑え込み、慶喜を世継ぎにするべく建白書を出した川路聖謨や鵜殿を閑職に追いやった。ところが井伊に取っても予想外のことが起こる。下田奉行の井上清直と岩瀬が、日米修好通商条約に調印してしまったのである。


これは朝廷の意向を無視した、完全な違勅だった。しかし2人は井伊の「是非に及ばぬ場合は構わぬ」という言葉に従ったまでと申し開きをし、これを知った斉昭を怒らせてしまう。しかもこのことの報告は、誰かが上洛するわけでもなく、宿継奉書のみだった。慶喜は登城して井伊に会い、井伊も承知したのか、岩瀬たちが勝手にやったことなのかと問いただす。井伊は仕方なくやったことと答えるが、ならば文書のみで報告するべきではない、不敬であると慶喜は井伊を叱る。井伊はひたすら慶喜に謝罪するのみだったが、慶喜も幕府のことを思えばのことだった。


そして世継について、慶喜は紀州の慶福に決まったようだなと言い、少年の割に立派であると慶福を評価した慶喜は、後ろ盾になるように井伊に伝える。また自分は、今後も協力すると言うが、翌日井江戸城で、井伊を待ち受けていた斉昭、水戸藩主慶篤、尾張藩主慶恕(後の慶勝)、松平慶永らに対し、井伊は慶喜も承知したと言って慶福を将軍に推し、ここに慶福を推す南紀派が一橋派に勝利を収めた。その後家定は病を得、病床で、井伊を待ち受ける目的で不時登場をした斉昭、慶永らに処分を下すように命じる。


これが所謂安政の大獄の端緒となった。慶喜にも登城の許可が下りなくなり、ここに井伊の一橋派の粛清が完了する。その後家定は亡くなり、井伊の行動は尊王攘夷派の志士たちを刺激した。江戸にいた長七郎も彼らに感化され、次第に井伊への反感が広まるようになる。その頃血洗島では、栄一と千代の祝言が行われた。喜作の妻よしも婚儀の席に顔を出し、無礼講で宴が続く中、すっかり壮士然とした長七郎は村への道を急いでいた。また将軍の望みがなくなった慶喜は、父の望みをかなえられなかったと、身重の妻美賀君に打ち明ける。


********************

毎度のことですが、江戸の描写が駆け足過ぎのように思えま。今回はかなり尺を取っていて、そのため栄一よりも慶喜の方が主人公のようでしたが、この時代のこの状況、せめて2回に分けて描けなかったものでしょうか。跡目争いの背景、大奥の関与などをもうちょっと掘り下げてほしかったとも思います。無論どこまで描く範囲を広げるかというのもあるでしょうが、日米修好通商条約には朝廷の反発もありましたし、家定の最期もちょっと呆気なかったです。


そういえば「紀行」で、『おんな城主 直虎』のあの龍潭寺が紹介されていましたね。竜宮小僧は結局どうなったのでしょう。


あと徳川慶福、中の人が同じということで、どうしても「ジルベール」こと航を連想してしまいます。


飲み物-華やかなティーカップと紅茶

[ 2021/04/09 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『きのう何見てた?』と『おかえりモネ』の関連性、そして『鎌倉殿の13人』への期待度の変化について

NHK公式サイトに「きのう何みてた?」という番組レビューがあります。今現在、ここで取り上げられているテーマは、東日本大震災関連(第2回のみ『ここは今から倫理です。』)なのですが、何やらこのタイトル、『きのう何食べた?』を捩ったように見えます。

似たようなことを今まで何度か書いてはいますが、震災の被災地の1つである宮城県を舞台にした、『おかえりモネ』の脚本が安達奈緒子さんで、ケンジこと内野聖陽さんと、シロさんの西島秀俊さんが出演というのもやはり関係しているのでしょうか。さらに『青天を衝け』の徳川家茂がジルベールこと井上航で、『鎌倉殿の13人』の三浦義村が大ちゃんこと小日向大策でもありますし。

きのう何みてた?〜NHK番組レビュー〜
(NHK ONLINE)

ところでその『鎌倉殿の13人』、二次キャストがそろそろ発表かと思われます。草刈正雄さんは今回も出演でしょうか。もし出演するとしたら、誰の役なのでしょう。

しかし思うのですが、『青天を衝け』の、徳川家康が出て来て解説をするところなどは、三谷大河にも出て来そうなシーンであるだけに、何か先を越されたようにも見えてしまいます。無論『鎌倉殿』の方も色々とアイデアを練ってはいると思いますし、意表を突いた展開をしてはくるのでしょうが…今までのところ、『青天を衝け』の特に血洗島パートが面白い分、『鎌倉殿』への期待感が、数か月前と比較していくらか変化しつつあります。その意味で、前の2作品-初めての三谷作品という期待感の『新選組!』、『花燃ゆ』の後だからという期待感の『真田丸』-の時とは、ちょっと違って来ていますね。


飲み物-コーヒーとチョコレート
[ 2021/04/07 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

三谷大河の問題点

来年の大河が三谷幸喜氏なのにこう言うのも何ですが、今までの2本の大河作品に関して、やや疑問かつ不安に思った点を述べて行きたいと思います。

  • 戦闘シーンがよくない。『新選組!』の鳥羽伏見の戦いしかり、『真田丸』の大坂の陣しかり
  • すべて自分のカラーに染め上げるため、三谷作品が好きな人に取ってはそれが魅力になる。しかし逆の見方をすれば、それが所謂王道大河になりにくく、どこか癖のある雰囲気を作り出してしまっている。好き嫌いがはっきりしやすい
  • 出演者の顔ぶれがどこか似て来てしまう。これも言うなれば、三谷作品のファンを取り込むための方法と言える


戦闘シーンについては、以前から指摘されてはいたようです。そしてこれまでの三谷さんの作品では、幕末、戦国と戦を避けて通れない時代であり、しかも負けた側にスポットを当てている以上、戦の描写スキルが、本当はもう少し問われてしかるべきではないでしょうか。


また三谷色が強く、王道大河にならないということは、大河の視聴にある程度制約がかかるということでもあります-これに関してはやはり独自性が強いものの、ジェームス三木氏の方がまだ王道的な部分もありました。


『新選組!』のリアルタイム視聴率は、関東が舞台なのに、幕末物という点を差し引いてもそう高くありませんでした。もちろん、後でDVD視聴した人もいるでしょう。この作品は屯所内での生活とか、隊士たちの人間関係の描き方はよかったと思います。その反面歴史上の人物の描写に関しては疑問もあり、三谷作品の独自カラーとあいまって、数字に影響した感もあります。同じような時代背景や舞台で歴史を描くという点では、寧ろ『八重の桜』の方が、癖が少ない描写でよかったです。


『真田丸』は戦国ということもあり、後半の一部を除いては比較的数字は取れた方でしょう。もちろん中には、かつて『真田太平記』で幸村(信繁)役の草刈正雄さんを観て、今度は昌幸ということで注目した人もいるかも知れません。実際昌幸の描き方は割とよく、三谷さんの癖のある脚本に合っていました。私が何かにつけて、これを「大河真田昌幸」と呼ぶ所以です。そのインパクトが強かっただけに、信繁が大坂入りした後は、やや数字が落ちたように見えます。


キャストに関しても仕方ないとは思いますが、やはり常連さんが多いです。尚私は来年は、やはり『おかえりモネ』の内野さん、できれば西島さんも採用されて、山本耕史さん共々『きのう何食べた?』のキャストを見たいところです。せっかくの機会ですから、皆が意外に思うほどの俳優さんを、一度使ってみてはどうでしょう。ちなみに佐藤二朗さんはちょっと楽しみです。

(この項続く)


飲み物-ポーターとクルミ

[ 2021/03/29 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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