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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『きのう何食べた?』第22巻第6話 シロさんの不思議な体験

今年の大河は平安時代という時代設定もあり、陰陽師や呪詛に関連するシーンが登場します。実は先日分の投稿で『きのう何食べた?』にちょっと触れています。この最新号(第22号)で、陰陽師ではありませんが、霊媒師が登場します。

筧史朗、つまりシロさんはとある労働事件絡みで、裁判所に来ていました。その事件とは、スーパーの従業員の勤務態度が悪かったので、契約更新を拒否したところ、逆に辞めさせた従業員から裁判を起こされた事件でした(所謂『雇い止め』=有期雇用契約で、雇用期間が満了しないのに契約を終わらせること)。するとその時傍聴人の中に、金髪の長髪で黒ずくめの服装の男性がいるのに、シロさんは気づきます。

その人は広げたハンカチの下で、手を、それもシロさんに向けて動かしているようでした。そしてその後事件も解決し、新しい従業員も入って来て、スーパーの経営会社の社長が、フルーツを持ってお礼にやって来ました。しかしその社長は妙なことを言い出します。あの傍聴人、黒ずくめの服の人物は霊媒師で、辞めさせた従業員の夫であり、その従業員本人も何かつぶやいたり、その人と仲がよくない人が体調不良になったり、当の社長やその妻もケガをしたりしていました。

社長曰く、妻は霊感が強い方でケガがひどかった、そしてあの人物はハンカチの下で、陰陽道の「印を切る」ことをやっていたらしい、先生(シロさん)のご家族に霊感の強い方がいたら注意してくれと。シロさんはそこであることを思い出します。その日の朝ケンジが、珍しく二日酔いで体調がよくなく、予約が入っているのが午前中だけなので、午後は帰宅しようかと話していたのです。

シロさんが家に戻ると、ケンジが熱を出して寝込んでいました。夏風邪を貰ったのかなと言うケンジですが、シロさんは俺のせいだと言い、ケンジを不思議がらせます。そのケンジですが、元々熱があっても食欲は落ちないけど、今は食べたくない、でも明日食欲が出たらプリンが食べたいと言います。シロさんはプリンを手作りすることにします。下ごしらえをしてその翌日、まずケンジに卵おじやを食べさせます。

その日は午前中はケンジの世話を焼き、昼から事務所に出る予定でした。熱が下がって食事を美味しく食べられるようになったケンジに、いただきもののフルーツを添えてプリンアラモードを作ってやり、さらに食べさせてあげるシロさん。ケンジは嬉しそうですが、もう1回食べさせてやろうかと言うシロさんに、ケンジは不気味なものを感じているようです。傍聴人席のことを話すのと、もう1回食べさせてやるのと、どちらを不気味に思うだろうと1人考えるシロさんでした。

とは言え、本当にあのせいでケンジがこうなったのか、はっきりした理由は分からないのですが…。

しかしシロさん、こういうのは信じないタイプのようですが、いざケンジがこうなってしまうと話は別なのでしょうか。何せ今住んでいる部屋だって、事故物件なのですけどね。


飲み物-注がれる紅茶
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[ 2024/02/15 02:30 ] 漫画・アニメ | TB(-) | CM(0)

『光る君へ』第6回に関する『武将ジャパン』大河コラムについて-1

第6回に関する『武将ジャパン』大河コラムについてその1です。


彼女は大人になったのでしょう。
自分の好き嫌いを二の次に置けるようになった。
しかし、これもなかなか腹黒い話で、まひろを信じていると告げていた源倫子側の立場になれば「私を利用するなんて、腹黒い女だ」となりかねません。
まひろもまひろで、倫子に友愛があればこうも吹っ切れるとも思えない。
つまり彼女は「目的に義があれば、手段が多少汚くともよい」ところまで吹っ切れるように進歩したのです。

このシーンですが、道長に自分の思いのたけを打ち明け、家に戻って来た直後にこう話しています。
つまりまひろに取って、今後自分が取るべき道は何であるかを模索しているわけでしょう。その後のシーンで、道長から遠ざからなければならないと彼女は考えているわけであり、彼女の今後の人生の目的は、父と左大臣家のつながりを作ることであったと取れます。
その一方で無論倫子たちに会って、文学の話をしたいというのもあるでしょう。ただそれがまひろの考えているように進むかどうかは別ですが。

中国文学の話ですが、『三国志演義』に貂蟬というヒロインがいます。
彼女は董卓に仕えながら呂布に色目を使い、嫉妬した呂布が董卓を殺すように仕向ける。
二人の男を手玉に取るため、当初は悪女扱いでした。
それが時代が降ると、貂蟬は「養父のために董卓を倒す」という動機が設定されます。
ここでのまひろも、あくまで一族のためならば手を汚すと言い切っている。
進歩したヒロインなのです。

で、なぜかというか武者さんらしいというか、ここで『三国志演義』。
別にわざわざ中国文学を持ち出さずとも、他の大河で似たような例はないのでしょうか。
そしてこの「進歩した」「進歩していない」の基準は何ですか。恐らく嫌いな大河であれば、同じような設定の女性キャラがいても、果たして武者さんが評価するでしょうか、ちょっと疑問です。

一族のためなら罪をかぶるという女性キャラが昨年の大河に登場しました。
言わずと知れた瀬名です。しかし武者さんはこの人物をカルト教祖呼ばわりし、彼女の理想に対して客観的な評価を与えようとしませんでした。恐らく『どうする家康』を好きであれば(この好き嫌いに偏った評価基準もどうかと思いますが)、瀬名を褒めちぎっていたかも知れませんね。

つまらないドラマは、登場人物たちの好感度を上げることだけを意識し、泥を被らないよう無茶苦茶な設定にしてしまうことがあります。
そういう人物像は、全く深みがなく陳腐なもの。今年はその点、安心できます。

ここでいう「つまらないドラマ」が何であるかはさておき、この人物も自ら泥を被ろうとしていたと思いますが。

どうする家康第47回茶々への手紙
『どうする家康』第47回

この「長男と三男」と「次男」という構図は、なんとも残酷な話だったりします。
というのも、他ならぬ父の藤原兼家が三男であり、長男と結託して、二男を除け者にした過去があるのです。
兄弟同士で対立し合う、骨肉の争いを息子の世代にも引き継がせるのでした。

この時代、そしてそれ以外の時代であっても、権力者の家庭というものはそうでしょう。
誰かが陽の目を見ないこともある。本人が進んでそれを引き受けるか、あるいは不本意ながらそうなってしまうかの違いはありますが。武者さん、今までかなり大河を観ているかと思いますから、時代こそ違えどそういうシーンは何度も出て来ているのはご存知でしょう。弟を殺したりする兄もいたりしますし。

自分が殺した女を知っていたのか?と弟に尋ねながら、一応は謝る。
怒りが止まらない道長は、憐れむように蔑むように突き放すように、兄上は泥を被る役目だと言い放つも、道兼は平然とした様子で答える。
「父上のためならいくらでも泥を被る」

ここで道長は、兄上には我が家の泥を被っていただかねばなりませぬゆえ、あのこと(ちやはを殺したこと)は忘れますると言っています。そしてそれは道長の意志より、兼家の意志であることを知り、道兼は父上のためなら泥を被ると言っているわけですね。

一方、霧の中、馬で竹林を走る道長にはまだまだ大いに迷いがありました。

あれ竹林ですか?ぱっと見普通の雑木林に見えますが。

『蜻蛉日記』は嘆きを綴ったものではない、前書きにも身分の高い女に愛されたと書いている――。
そう説明すると、教師役の赤染衛門も賛同します。
今をときめく右大臣・兼家に愛されたことと、その煩悩を自慢するものかもしれないと解釈します。

「身分の高い女に愛されたと書いている」
「身分の低い女性が、身分の高い男に愛された」のではないでしょうか。
そして「煩悩を自慢」ではなく、「煩悩の限り激しく生きたことの自慢話かもしれない」とまひろは言っています。

私は普段は極力、大河ドラマの話をすることを避けます。
しかし、どうしてもそういう流れになったときに、言わないでもいい蘊蓄を語ると、相手がサーッと引いていく。
もっと知りたい、興味を持たないかな?と思って話をふると、
「私は別にそういうオタク語りまでは求めてないんで」
とドアを閉められる瞬間があるのです。そのときフフフと笑いつつ話を逸さなければならなくて……。
大多数に受け入れられる話題って、美男美女に萌えるとか推しとか、あるいは恋バナとか、戦国武将のちょっといい話とか悪い話とか。
スナック感覚でつまめる軽い話題であって、ヘビーな話はむしろ鬱陶しがられるんですよね。

はっきり言います。
「言わなくてもいい蘊蓄語り」は相手に引かれるのではないかと思います。
大多数に受け入れられる云々、相手にもよりますが、別にライトな話でもいいのではないでしょうかね。でなければ、本当にディープな話ができる相手を自分で見つけてください。さほど興味のない人にしてみれば、聞きたくもない話を延々と語られるのも迷惑(ストレスのもと)だし、知識マウントとして受け止められると思いますが。

例えば以前の代筆仕事ではもっと元気だったし、一人で何か打ち込んで空を見上げるような場面では、澄み切った顔と瞳になります。
それがサロンでは、仮面をかぶっているんだな。
本当は、あそこで引き攣った笑顔などを見せず
「はーーーーー! せっかく貴重な写本があるのに読まないとかつまらない! 絶ッ対人生損しているし!」
ぐらいの本音を言いたいのかもしれない。
でも、できないじゃないですか。

代筆仕事とか一人で空を見上げる時は、まひろは基本的に1人です。こういう場合では自分の思いを通すことができますが、左大臣家では人付き合いが求められることになりますからね。
あと『蜻蛉日記』のこの時代の写本ですが、残念ながら今は江戸時代より後の物しかないと言われています。

まひろだって、当初はサロンでそれなりに楽しかった。
でも漢字の知識も、文学トークもぬるい。どう考えても誤読している意見が通るし、レベルが低いんだな。
いちいちそういうのに対して手加減するのも嫌になる。
弟相手なら「こんなこともわからないの?」「書くらい読みなさいよ」と容赦なく言えるけど、姫君にはそれもできない。

「誤読」が何であるのか、例を示してほしいのですが。
あと「レベルが低い」もどうでしょうか、何だかマウント臭い書き方だなと思います。まひろはそこまで姫君たちのことを悪く思っているでしょうか。みんな書物も読めばいいのにと思ってはいるかも知れませんが。
逆にここで手加減することで、家で父に学問を教えて貰っていたものの、外の世界を知らなかった彼女が、人間関係の難しさを知って行くことになるのでしょう。

先天性のズレを抱えているまひろは、この先ずっと「生きることが苦手だな」と嘆きながら人生が続いていく。
ハァー……めんどくさい主人公ですね。そこが好きです。

先天性のズレとは何ですか。何か障害のようなものでも考えているのでしょうか。
これはまひろの性格であり、また、彼女自身が学問を子守歌のようにして育って来ている以上、たわいないトークよりも、文学をテーマにした議論の方が好きだからではないかと思われます。

「めんどくさい主人公ですね」
また「めんどくさい」それだけで片付けられるものでしょうか。大河について書くのであれば、主人公の人となりをもっと分析してみては如何かと。

五節の舞姫が舞台から下を見ると、大勢の男が並んでいる。
でもその舞姫は、実は大勢の男と契っている。
神に捧げるために舞いながら、頭の中では男との逢瀬が渦巻いている。男に都合のいいようで、実は女の方がしたたかだという話!
(中略)
風刺としてはわかります。男性が女性に清純さを求める妄想をスカッと笑い飛ばす痛快な話ですよね。
でもそれは、まひろが若い女性だからそう思うだけです。

男性が女性に清純さを求めると言うより、この当時の貴族階級は色恋沙汰が多かったこともあり、まひろもまたそういう文学の中に浸っていたこともあって、本人としては自然に出て来たものと思われます。先の『蜻蛉日記』もまたそうでしょう。別に「若い女性だから」だけではないと思います。

懲りずに彼女がまた別の案を考えるというと、誰もお前に頼まないと直秀は冷たい。
散楽を観にくる客は笑いたい。笑って憂さ晴らししたい。
「おかしきことこそめでたけれ」
と言い切られます。

この時貴族の戯言とも言われていますが、散楽一座にしてみれば、その貴族たちを笑い飛ばすことで、日頃の憂さを晴らしたいと思っているから当然でしょう。以前直秀が飲みに行かないかとまひろを誘い、乙丸に姫様いけませんと言われて、姫様じゃ仕方ないと言っていましたが、この時も似たような感情を抱いたのかも知れません。

直秀は一座の仲間から「惚れているのか?」と問われ、明日をも知れぬ身でそれはないと否定します。
おかしきことこそめでたけれ――まひろはそんな極意を掴みました。
なかなか興味深い作品論ですね。作品の中に作品論を入れ込むなんて、実に高度。

文学をテーマにしているわけですから、それは当然だと思います。戦国大河が戦術を入れて来るのと同じようなものでしょう。

私も楽しみにしているNHK夜ドラに『作りたい女と食べたい女』があります。
この作品では、男尊女卑思想を振り翳し、自分に対して冷たかった父親から祖母の介護を押し付けられそうになった女性が、それを突っぱねて父と絶縁するという場面があります。
この流れがスカッと爽快に描かれるわけです。
けれども、彼女の父からすれば究極の親不孝です。
こんな親不孝娘を痛快に描いてどうするんだ!と誰かが反対したら、通らなくなりますよね。
だからこそ、放送されることそのものが、挑戦であり進歩なのだと思いました。

また『作りたい女と食べたい女』。
よほどお気に入りなのでしょうか、『大奥』が終わったらこれですね。
ただ大河とこれとは、直接関係はないと思われます。ならば別コラムでやっていただけないでしょうか。そして
「こんな親不孝娘を痛快に描いてどうするんだ!」
誰かがこうコメントしたのでしょうか。それを裏付けるものはあるのですか。

まあ私はこれを観ていませんが、同じ同性愛(男性)で食べ物メインの『きのう何食べた?』はすべて観ています。

同じプロットでも、受け手によってはまるで違う意味になる。
作り手がそこに過剰に忖度したり、偏った層ばかりだと、ワンパターンになってしまうということでもある。
そもそも今年の大河は「戦もない異色の題材」とされます。
なぜ異色とされるのか?
日本の歴史はこれだけ長い。
それなのに特定の時代や地域だけに偏るとすれば、そのほうが偏見あるのでは?
むしろ、そこを打破していく一手がこのドラマの挑戦では?

まず主人公の知名度というのがあるし、地元の要請というのもあるでしょうね。偏見だけではないはずです。レアな時代だと、考証も大変でしょう。
そして「戦もない異色の題材」とありますが、同じ時代でも他の地域では戦が行われていたりしています。寧ろ日本史上、江戸時代と第二次大戦後を除けば、戦が行われているのはぞう珍しくありません。この場合「戦をする武士がメインでない」から異色とされているのかと思います。
尤も私は、武士や戦も観たいから、今年も『どうする家康』や『軍師官兵衛』を観ていますが。

そして
「それなのに特定の時代や地域だけに偏るとすれば、そのほうが偏見あるのでは?」
と言うのであれば、武者さんも何か企画してみてはどうですか。

本作に対するアンチな意見として、「テーマがない」とか「何を言いたいのかわからない」という趣旨のものを見かけます。
そうした意見を出す人はどういうタイプの人なのか?
まひろみたいなモヤモヤを抱えていない、かつ偏見のある人には通じないことはありえるでしょう。
女性の苦労を全くわかっていない人には、そのことを訴えても通らない。
そういうことが社会においてどれだけ弊害であるか。
たとえば被災地の避難所を仕切る人が男性ばかりだと、女性用品の配給が滞る、性犯罪予防が疎かになるといった弊害があります。

アンチな意見というのもいくらでもあるものです。
現に貴方、昨年はアンチな意見ばかりでこのコラムを埋めていましたよね。
そして大河と、時代背景があまりにも違う一般社会の問題を同列に論じるのもどうかと思います。まひろのもやもやは、女性だからと言うより、下級貴族の家に生まれ、上級貴族と渡り合って行かなければならない、そのためには我慢できないことも我慢しなければならない、そういうものも含まれているでしょう。
それと被災地云々、ならばその裏付けとなる記事なり何なりを貼ってください。

何よりも嫌いな大河やエンタメ作品には偏見丸出しと言っていい武者さんが、このようなことを言うのも如何なものでしょうか。

すっぽんの甲羅を持参した兄の藤原斉信が、煎じて飲むようにと言うと、何も喉を通らないと返す忯子。
斉信としては奮発したのでしょう。
お高い漢方の薬剤です。いい医者に頼んだんだぞ。わざわざ手に入れたんだ!
そうしたモノで愛を示そうというのだろうけれども、忯子からすれば、もう飲めないのだからありがたいのかどうか。
それでも斉信は、元気な皇子を産んでいかねばならないと残酷なことを言う。
「実はお願いがありまする」
斉信の本題はこの話だったのでしょう。出産のため里に下がる前に「斉信は使える男だ」と帝に囁いて欲しいとか。帝のよき政には兄のような若い力が必要だってさ。
(中略)
高い薬があればいいわけじゃないんだってば! まずは彼女のことを第一に気遣いなさいよ。

この時斉信は、
「我が一族が頼みとするは女御様しかおられない」
と言っています。そのために高価な薬を持参し、少しでも元気になって貰い、自分のことをそれとなく帝に売り込んでほしいと頼んでいるわけです。
単にわざわざ手に入れたと見せびらかしているわけではありません。
それと「元気な皇子を産んでいかねばならない」
「元気な皇子をお産みいただかねばなりませぬゆえ」
ですね。娘や姉妹の入内というのはそういう目的もあり、それは兼家に取っての詮子も同じでした。

あと「必要だってさ」
武者さんこの「だってさ」「だってよ」も好きですね。

道隆が、優雅にそう言い放つと、貴子の合図で女房たちも下がってゆきます。
このドラマはクズ男にせよ、モテ男にせよ、解像度が実に高い。こんな夫婦を見せつけられたら、そりゃあ道兼も歪んでしまうのかもしれない。

「しみわたるのう」と道隆が言っているわけですが、嫌いな大河だと「へべれけオヤジ」などと武者さんは書くのかも知れません。そして解像度が高い云々、どの大河でも似たようなものだと思うのですが、これまた嫌いな大河だと、わかりにくいだのなんだの書くのでしょうか。(ちゃんと観ていないだけかと思いますが)

明日の夜、藤原公任、藤原斉信が、藤原義懐の屋敷で会う予定だとか。
義懐は若い貴族を懐柔し、その父もろとも帝一派に組み込むのが狙いのようで、道隆は素早く情報を分析します。
道長が呼ばれていないのは、右大臣家排除のたくらみだと理解して
「斉信はわかるが公任まで……」
と呟く道隆。義懐が、斉信と公任を懐柔する様子が見られます。

ここのシーンですが、まず行成が義懐の企みを道長に打ち明け、この時道長自身が
「右大臣家の排除ということか」
と口にしています。その一部始終を聞いた道隆が、
「斉信はわかるが公任まで誘いに乗ったのか」
と言っているわけですが、武者さんの書き方だと、道隆が右大臣家排除の企みだと理解しているように見えます。しかし「情報分析」て、諜報部員みたいですね。

あと義懐が出て来るシーン、懐柔するというか、宴席を設けて皆に酒を振舞っているわけです。ただ、義懐と惟茂だけが特に浮かれ、公任は乗り気でないように見えますが。

飲み物-注がれるワイン
[ 2024/02/14 02:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『きのう何食べた?』シーズン2についてあれこれ

現代ドラマ関連です。と言うか『きのう何食べた?』です。

シーズン2が10月から12月までの放送でしたが、今回はシロさんとケンジ、小日向さんとジルベール、そして富永さん夫妻などシーズン1(2019)から劇場版(2021)までの人々に加え、ケンジが勤める美容院のスタッフ、タブチ君と彼女の千波さんが登場です。以前からタブチ君らしきキャラはいましたが、今回は彼自身がメインと言っていい回もあり、存在感が増した印象があります。一方で店長のヒロちゃん(美容学校でケンジの同期)は結局奥さんと別れ、ケンジに店を任せてベトナムに行ってしまった後、日本に一旦戻って来ました。

ところでこの千波さん、料理が微妙に下手(多少味を修正すれば美味しくなる)という設定ですが、どうも味見をして、そのうえで味を微調整するのが苦手なようです。その代わり、レシピ通りにお菓子を作るとうまく行くようで、彼女が作ったフィナンシェを、美容院のスタッフが美味しいとほめるシーンがありました。

一方でケンジ。シロさんが作った料理は美味しいと食べていますが、自分一人だけで料理を作るのも大好きで、その時は多少卵を多めに使ったりもしています。シーズン1でサッポロ一番味噌味を作る時も、バター多めにしていましたし。2020年のお正月SPも、贅沢してオムライスを作ってさあ食べようと言ったところで、シロさんが帰って来たりしていました。

この時はシロさんが仕事に追われてろくに家にも帰れず、だからケンジが材料を奮発してオムライスを作っていたわけです。しかしこの時は、ケンジは健気にも?作ったオムライスをシロさんに振舞い、シロさんも大喜びでした。そして今回は一人で、カツ丼を作って食べていたのですが、一人でこっそり材料を奮発するのはやはり背徳感もあるようです。

きのう何食べた?2第2話カツ丼

もちろん普段はシロさんと一緒に夕食を楽しんでもいます。
(画像はテレビ東京公式サイトより)

きのう何食べた?2第9話常夜鍋

ただケンジも仕事の都合で、一緒に食事ができなくなる時がありました。
店を任されたため、レジ締めの仕事が終わってからでないと帰れなくなり、職場から家までは近いにもかかわらず、いつも遅くなって、シロさんが作ってくれた夕食を一人で食べる日々が続いていたのです。しかしある時、レジ締めそのものを家に持ち帰ることにしたため、2人は晴れて、再び一緒に夕食を食べられることになりました。

そして小日向さんとジルベール。
あるいは結婚するところまでありかと思ったのですが、流石にそれはありませんでした。但しシロさんとケンジがハロウィンパーティーに招かれたり、パンケーキパーティーを楽しんだりするシーンは登場しています。しかし相変わらずジルベールはマイペースで、暇さえあればわさビーフを口に運んでいるようです。

あと富永さん夫妻。娘のミチルさんに子供が生まれ、シロさんの本名「史朗」にあやかって「悟朗」と名付けられますが、実はこれ、シロさんのお父さんの名前です。

そして佳代子さんがついに、ケンジと思わぬ場所で遭遇します。最初はそうとはわからなかったものの、髪型とかシロさんと言っているとか、どうもケンジらしき人物だと思っていたところ、本人であることがわかり、さっそく食事に招待されて、夏の終わりの天ぷらを楽しみます。

天ぷらと言えば、この後原作では、2人の年末年始スケジュールに富永家訪問が加わります。元々は
1月1日 初詣と小日向・ジルベールの家訪問
1月2日 シロさんとケンジがそれぞれの実家(シロさんは老人ホーム)訪問
1月3日 2人でのんびり
となっていたのですが、12月31日に富永家できんとん作りを手伝い、天ぷらそばと夕食をご馳走になるというスケジュールが新たに加わることになったわけです。

ところでこの富永家で天ぷらそばをご馳走になる時、ケンジが、つゆの染みたかき揚げが大好きだと言っています。ケンジの場合、
つゆを吸って衣がややふやけた揚げ物
卵と豚バラ肉と鶏モモ肉
全般的に甘い物
が好きなのは間違いないようで、だからいつもシロさんに食べる量を減らせ、摂取カロリーを減らせと言われていますね。尤も最初の頃に比べると、シロさんもいくらかケンジに合わせるようにはなっています。


飲み物-パブのビール2
[ 2024/01/05 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』第46回に関しての武将ジャパンの記事について-3

第46回に関連する『武将ジャパン』大河コラムについてその3です。


急に思い出したように「乱世を泳ぐは愉快なものよ!」と言葉にする真田信繁。
凄まじいまでの棒読みで、こちらも悲しくなるばかりです。
このドラマの連中は、合戦シーンの面白さが「敵を倒す」「敵を殺す」ことくらいにしか見出せていないようだ。
妙手を繰り出す計略のうまみを理解していない。『パリピ孔明』はこの点、実にワクワクしたものです。

まず「言葉にする」ではなく「口にする」かと。
そして観ていたらわかりますが、あの時信繁はそう言ってはいません。口を動かしていませんし。父昌幸の言葉に呼応するかのように、彼の声で再生されていますが、本人が心の中であの言葉を反芻していると思われます。
そして「悲しくなるばかりです」頭痛だ脳が溶けるだもそうですが、如何にも自分は被害者です的な表現があまりにも多くて、こちらが気が滅入ります。

「このドラマの連中は、合戦シーンの面白さが「敵を倒す」「敵を殺す」ことくらいにしか見出せていないようだ」
もっと言えば「兵が死ぬ」です。
戦とはそういうもの、空しいものというのがこの大河の特徴となっているのは、これは先日も書きました。

そして
「このドラマの連中」
「連中」呼ばわりはないでしょうね。嫌いな作品は侮蔑したがる武者さんらしいとは思いますが。

ピアノがうるさい!
今週も音楽が辛い。
自己主張たっぷりに、ニコライ・バーグマンのフラワーボックスが似合いそうな、カフェ調のピアノを流して何がしたいのでしょう。

パラグラフの内容がたった3行。
音楽がどうのこうの言うのなら、他のパラグラフとまとめてください。でなければ、どのように改善すべきかをせめて7~8行程度で書くべきでしょう。
こんなちまちましたパラグラフ作って、一体何のつもりなのかと思ってしまいます。

そして「どうする火器考証」なる小見出しで

本作は火縄銃の連射あたりから火器の描写に何も期待できなくなっていました。
今回も当たった途端即死していますが、陣笠に当たったような状況で即死というのは理解できません。

もちろん火縄銃の連射など登場していません。
誰かが装填してそれを渡している、あるいは弾込めができた者から順番に撃っているかのどちらかです。
何を観ているのでしょうね。こういうのを見ると、実際にはないにもかかわらず「火縄銃の連射」を既成事実にしたくてたまらない、そういう心理が見えて来ます。

そして「当たった途端即死」かどうかはわかりません。
意識障害の可能性もあるかと思います。
この場合は銃弾が陣笠に当たっており、直接頭部に当たったというわけではありませんが、兜より防御性は低いかと思います。こういう研究報告がありますのでご参考までに。
(但し脳や血種の画像があるので閲覧の際はご注意ください)

シンポジウムⅢ:頭部外傷をめぐる最近の話題 頭部外傷の神経病理(2015年)

解剖学的に,頭蓋骨が損傷することで脳脊髄液が漏出する場合は穿通性,そうでない場合は非穿通性として分類されることが多い。穿通性の原因としては,銃弾などの何らかの物体によって,直接頭蓋が損傷をうける場合であるが,非穿通性では,頭部に対する急な加速,減速,あるいは回転によって頭蓋骨内面と脳との接触などにより脳に損傷をきたすもので,一部のスポーツとの関連も着目されている。損傷部位から分類する場合は,限局性と広汎性とに大きく分けることもできる。前者は,その損傷部位に対応した高次脳機能障害やけいれんを生じる。後者は,軽度の脳震盪,古典的脳震盪,びまん性脳損傷,びまん性軸索障害などを含む。

そう言えば武者さん前にも、倒れているだけなのに死体呼ばわりしていたことがありました。

ちなみにラグビーも脳震盪が多いです。脳震盪チェックによる一時退場がありますからね。

大筒の重量感がまるで出ていない。
大筒の反動は相当で、扱いを間違えたら重傷を負いかねない。そういう感覚がありません。
射程距離も異常に見える。砲弾が炸裂しているのもおかしい。装填も異常な速度だ。

何か新しいのが出て来ると、ひとつひとつ文句をつけているように見えますが…(苦笑)。
それはさておき、大筒の反動ですが、この場合砲撃するたびに後退している様子が窺えます。そして射程距離(射程だけでもいいかとは思いますが)がなぜ「異常」なのでしょうか。カルバリン砲の射程は、14キロの砲弾を6.3キロ飛ばすことができたというのが通説になっています。

それとドラマの中では「炸裂」はしていません。城の一部が飛ばされたりしているのがそう見えたのでしょうか。そして装填の速度が「異常」なのは何を根拠にしているのでしょうか?

大坂の陣。大筒使用に込められた家康の深謀遠慮に思いを馳せる。そして密かに言及された五徳の消息が胸に迫ってくる【どうする家康 満喫リポート】46
(serai.jp)

劇中の描写でも明らかなように、当時の砲弾は、着弾した際に炸裂するわけではないのですが、心理的な効果は抜群だったのではないでしょうか。

2013年『八重の桜』は火器考証が抜群によいものでした。
フィクションゆえの誇張があるとはいえ、幕末銃器は実に見応えがあり、鶴ヶ城砲撃の場面はNHKの他の歴史番組でもよく使い回されていました。
しかし、『花燃ゆ』『西郷どん』『青天を衝け』などのお粗末戦闘シーンはそうはなりません。その場しのぎで適当な仕事をすると、何も残せないのです。

では『八重の桜』の火器に関するシーンと、『花燃ゆ』以下3作の火器関連シーンとを見比べられるように、画像を貼っていただけないでしょうか。本当に「その場しのぎ」なのかどうか、読む側にわからせるにはそれが一番であるかと思います。武者さんこれも前からそうですが、大河の特定シーンを比較したがる割には、画像添付などをやらないのですね。

そしてこちらも「どうした茶々の現状認識」なる小見出しで

天守閣を大筒で砲撃されているのに、「まやかし」だのなんだのいう茶々は、現実すら認識できていないのでしょうか。

貴方またこれだけで1パラグラフですね。
1つ前のパラグラフに入れられませんか?こういうのを黙認する『武将ジャパン』の姿勢もどうかとは思いますが。

そして「まやかし」というのは千姫や侍女たち、ひいては自分を落ち着かせるための言葉でしょう。無論実際はまやかしでもこけおどしでもないのはわかっているわけで、それでもこういう言葉を口にせざるを得ない、せっぱつまった状況であるわけですね。

家康が戦は酷いだのなんだのいい、秀忠が止めようとします。
いやいや、逆では?
秀忠はむしろ千姫を突き放しています。嫁いだからには婚家に殉じろ!と頑なな態度でした。
孫娘の悲運が申し訳ない家康が、そんな我が子を抑えながら、千姫救出の手立てを考えています。
秀忠をこんな無能に描いておいて「最新の説も取り入れました」と言われてもサッパリ理解できません。

「秀忠はむしろ千姫を突き放しています。嫁いだからには婚家に殉じろ!と頑なな態度でした」
この第46回にそんなシーンありましたか?

兵力の差は歴然と言う秀忠に、お江が殿が総大将となってはと言い、お千のことが気になるのかと訊かれてお江はこう答えます。
「見捨てる覚悟はしております。しておりますが…」
そんなお江に秀忠はこう言っているのですが。
「父上は孫を殊の外可愛がってくださる。ひどい仕打ちはせんさ」
そしてこの後、お江は「戦となれば、鬼となるお方では」と言っているわけですね。
で家康は、戦というのはこの世で最も愚かで醜い人の所業である、自分の代で終わりにしたい、自分が汚名を着て地獄を背負うとなるわけです。

さらにこの後、また『パリピ孔明』と『首』の礼賛記事(と言うべきでしょうか)が続きます。このコラム、どう考えても半分ほどは他作品のPRまたは広告のためにあるようなものでしょう。関係ないので大部分は省きますが、ここで武者さんが好きな世帯視聴率を出しておきます。

この『パリピ孔明』という番組が、視聴率で苦戦しているのは前にもお伝えしました。

秋ドラマ・視聴率ワースト5 篠原涼子「ハイエナ」はなぜ大苦戦しているのか

実際初回こそ6.1パーセントでしたが、その後5パーセント台、そして4パーセント台から3パーセント台となり、最終回は4.4パーセントでした。日テレ系の裏番組『コタツがない家』は6パーセント台で、総合視聴率もそこそこあります。記事にあるように、数字を持って行かれたように見えます。

無論世帯視聴率がすべてではないし、もちろんこの番組が好きで観ていた人もいるでしょう。ただ、嫌いな大河の場合、NHKプラスの再生回数なども無視で、世帯視聴率のみで叩く武者さんは、これをどうとらえているのかと思います。そんなの関係ないと思うのであれば、好きであろうが嫌いであろうが、見逃し配信のある番組を世帯視聴率で叩くのは的外れではないでしょうか。

あと2~3週間もすれば、私の脳内歴史人物リストから『どうする家康』は焼き消されます。
例えば明智光秀リストは、長谷川博己さんの次は西島秀俊さんで埋まります。今年の大河は、とてもじゃないけど数に入れられない。

「焼き消されます」などと言わずに、消え去りますくらいでいいと思うのですけどね。
まあ『どうする家康』も武者さんの記憶には残らない方がいいでしょう。と言いつつ来年以降「『どうする家康』はひどかった」的な表現が出て来るような気がはしますが。

それと武者さんの言う「明智光秀リスト」なるもの。
『レジェンド&バタフライ』の光秀さんをお忘れですよと言いたいのですが、あれもお嫌いでしたね。この光秀の中の人は、『ちむどんどん』の和彦君の中の人なのですけどね。

西島さんといえば、私に取っては『きのう何食べた?』のシロさんです。

そして、なぜ『パリピ孔明』が成功したのか? この記事を読むと腑に落ちます。
◆【実写化成功のカギ】『パリピ孔明』演出が明かす、主演・向井理との意見の一致「ギャグはやらない」(→link)
向井さんは真面目です。昔の中国らしい礼法を守り、綺麗な所作を見せます。
それが『どうする家康』はどうか?
◆NHK「どうする家康」徳川家臣団の「おいリレー」はアドリブだった!視聴者驚愕「まさか」「今日のハイライト」「恐るべし!」(→link)
痛々しいノリでアドリブをする。所作も何もあったものではなく、自分が目立ちたいだけ、楽しみたいだけ。
そんな低い志のまま、その場のノリで回すだけから、時代劇として作品が面白くなるわけがありません。

「向井さんは真面目です、『どうする家康』のおいリレーは不真面目です」
こんな書き方が、双方に失礼になっているのなど気がついてもいないようです。で、
「痛々しいノリでアドリブをする。所作も何もあったものではなく、自分が目立ちたいだけ、楽しみたいだけ」
どこが痛々しくて、所作と何の関係があるのか。全く腑に落ちません。自分が嫌いな番組の、こういう部分が話題になることが、恐らくは、嫌で嫌でたまらないのでしょう。自分勝手だなと思いますが。
向井さんも、こんな形で叩き棒にされるの嫌でしょうね。

そして
「自分が目立ちたいだけ、楽しみたいだけ」
このコラムにも、そう思われる箇所が散見されるのですが。

『パリピ孔明』では祈祷の場面で、きちんと東洋の占星術である星宿を唱えていました。
「西洋には星座ってあるんだって!」
家康と三成がそう語っていた大河ドラマを比較すると、その落差に気が遠くなるばかり。
友達同士がわちゃわちゃしていればいいというわけではありません。
◆松本潤、『どうする家康』で実現した中村七之助との初共演に喜び「かけがえのない友達と…」(→link)

武者さん、第35回は一体何を見ていたのでしょうね。
家康「厠が兎?」
三成「はい。私もわかりませぬが」
これ二十八宿の参宿のことだと、前にも2回ほど書いた覚えがあります。
これが全然わからなかったのか、あるいは嫌いな大河で使われるのが恐らく死ぬほど嫌で、意地でもこれに言及したくなかったかのどちらかでしょう。しかしドラマに登場したことは登場したこととして紹介するべきですね。このコラムは、武者さんの遊び場ではありません。

参宿(Wikipedia)
天区内の星官の節を御覧ください。

あと気が遠くなるのなら、そのまま遠くなっていてくださいと言いたくもなります。

飲み物-注がれるワイン
[ 2023/12/07 20:00 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』第44回に関しての武将ジャパンの記事について-5

第44回に関する『武将ジャパン』大河コラムについてその5です。


毛利家のご子孫が激怒?
茶々のように、間違った強い女路線は、女性を小馬鹿にするだけでなく、別の激しい怒りも呼び覚まします。
大坂城で平手打ちを喰らった毛利輝元。
その子孫の方が激怒して以下の動画をあげられました。
(中略)
じゃっどん、島津も酷い扱いをされとりもす。『西郷どん』も島津家当主が苦言を呈していました。

まずこの動画、私も見ました。すべて賛同とは行きませんが、ご子孫の方であれば、こう言われることもあるだろうとは思いました。
ただこのドラマでは、このような描き方になってはいます。
ですから武者さんがこのコラムのライターであれば、このご子孫の方の意見を汲みつつ、ドラマとしてはどのように描かれているか、その両方をすり合わせるべきでした。しかしこの場合、だからこの大河はダメなのだという叩き棒にしかなっておらず、その点でまたかと思わざるを得ません。

そして『西郷どん』、こういう子孫の方の苦情を持ち出すのは、嫌いな作品のみのようで、だからこそ叩き棒に持ってこいなのでしょうか、そういう利用の仕方もどうかと思います。
あと「酷い」ではなく「酷か」の方がよくないでしょうか。

それとちょっと前後する形になりますが、

ここのところNHKは長州に冷たいのではないか?
長州メインの大河ドラマ『花燃ゆ』という時点で何もかもが終わっていた――それから10年も経たないうちに、この仕打ちではさすがに怒りたくもなる。

『花燃ゆ』をあれだけディスっていた武者さんにこんなこと言われたくありません。
あの大河、主人公サイドは馴染めないものもありました。ただ吉田松陰が松下村塾生に狂えと言い、急進的な姿勢を取ろうとした時、兄民治がそれを諭すシーンなどはよかったし、長州藩士の描写などでは、功山寺決起などは見るべき部分もあったかと思います。

そして武者さん自身も『花燃ゆ』を丁寧に分析したとは思えず。ただ長州というだけでネガティブ路線に持って行ったふしがあります、そして今年は長州大河ではないし、ただ輝元の描写について色々言われているだけであり、それとこれは切り離して考えうべきでしょう。
たとえば過去の戦国大河の輝元を比較するというのであれば、まだわかりますが。

何よりも『花神』をまず観てほしいのですけどね。

まぁ『花燃ゆ』は、長州をよく描こうと思って失敗しただけの話でしょうけど、今回の毛利輝元はあまりに侮辱的ですよね。

それよりも吉田松陰の妹をヒロインにしてアピールしようとしたものの、創作をかなり入れなければならず、それでちょっと滑ったかと思いますが。そしてこの文(美和)的キャラ、長州でなければ寧ろ武者さんは好きな方ではないのでしょうか。

ただし『らんまん』や『大奥』では、良い薩摩隼人が登場しているのでまだ救いはある。
『大奥』の島津胤篤は素晴らしい。美形だけが魅力ではなく、郷中教育が育んだ柔軟性と聡明さが表現され『薩摩はやはりよいな』と感じたものです。
土佐についても『らんまん』でその魅力が描かれていました。

朝ドラ、そして10時のドラマと大河ではやはり違いますからね。
そもそも「良い薩摩隼人」と「悪い薩摩隼人」の違いは何であるかと思われますし、「郷中教育がはぐくんだ柔軟性と聡明さ」も具体的にどういうものなのか、説明して貰えないでしょうか。
そしてこれらは、あくまでも武者さんが好きな番組での描写であり、恐らくこれが彼らを主人公にした大河であれば、容赦なく叩くのではないかと思われます。

◆「印象に残っている大河の主演」ランキング!5位「岡田准一」「福山雅治」、3位「堺雅人」、2位「綾瀬はるか」を抑えた「意外な1位」の名前(→link)
このドラマの往生際の悪さは、事ここに至ってまで『チコちゃんに叱られる』とコラボをするあたりでしょう。
なりふり構わぬ番宣にはうんざり。
トークショーまで開催されるようです。
◆松本潤さんが大河「家康」最終日に静岡市でトークショー&PV 12月17日開催の来場者募集(→link)
静岡市の市民文化会館に松本潤さんを呼び、最終回のPV(パブリック・ビューイング)が実施され、1,800人の観客が無料で招待されるようです。

「往生際の悪さ」余計なお世話です。
もう『どうする家康』に関心がないのなら、トークショー云々黙っていて貰えないでしょうか。本当はこのコラムを書くのをやめてほしいと思ってはいますが。
こういうイベントは、この大河を好きな人、出演者を応援している人が行くものであり、武者さんのようにネガティブな突っ込みを入れる人が行くものでもありません。言っては何ですが、もう少しものがわかるライターであれば、ただ紹介だけで済ませておくでしょうね。

そして

そう考えると、一体どうしたことよ……とは思ってしまいますが、結局、袁術は玉璽を手にしても袁術なのですよ。って、『パリピ孔明』じみた話をして申し訳ありません。
袁術という名門出であることを鼻にかけたしょうもない男がいて、たまたま皇帝の証となる玉璽を手にしました。
そして皇帝を僭称してウダウダするものの、最後は滅亡するという話です。

ここでまた『パリピ孔明』、この番組も何かPRしなければならない理由があるのでしょうか。

大河主演という玉璽も、場合によっては重石になる。井上真央さんはもう克服しましたが、果たして今回はどうなるのか。

今回も同じような形で責めを負わせたいのですか。井上さんに対しても失礼だと思いますね。

でこの後
「何度も申していますが、このドラマは何かとおかしい要素に溢れている。
出演者同士の友情協調や、主演を褒める言葉がスピリチュアルなんです」
武者さんがそのように決めつけている、あるいはそのように見られてほしいと思っているようにしか見えませんのでここでは省きます。

あと

子、怪力乱神を語らず。『論語』「述而」
オカルトトークをすると、信頼性が落ちるぞ。まっとうな大人ならやめようか。

なととありますが、
「君子は、人智で計り知れないようなミステリアスなこと、説明がつかないようなことについては語らない」
という意味です。基本的に論理的でないものについては、みだりに口にしないとも取れます。憶測でものを言うのもこれに含まれるでしょうか。

そして

文春砲で「暴君」であると指摘された主演に忖度してのことなのか。
だとしても言葉選びが過剰で、不気味にすら思えてきます。まるでドラマの舞台から降りても、マザーセナ信徒になってしまったかのようだ。
いくらキラキラワードで飾ったところで、文春砲が出れば、夢は醒めます。

また文春砲ですか。マザーセナがどうこうより、武者さん自身が文春信徒であるように見えます。そしてまた松本さん関連のことであれこれ。

私は今年の大河を面白いと思えないことが、幸いなだと感じています。
人気事務所の主演を絶賛すれば、全国に数多いるファンから果実が得られるかもしれません。
しかし、渇すれども盗泉の水を飲まず――今回ばかりは誰かを傷つけることに加担することへ繋がりますので、そこに加担するのだけは勘弁。

面白いと思えないことは幸い=だからどんなことでも書いていいし、どんな形で叩いてもいいと言う論理すり替えのようにも見えてしまうのですが。
そして「盗泉」呼ばわりするその根拠は何ですか。今更ですが、非常に失礼な物言いですね。

「今回ばかりは誰かを傷つけることに加担することへ繋がりますので、そこに加担するのだけは勘弁」
文春砲も誰かを傷つけているかもしれないというのは、前にも書きました。その辺りの配慮は全くなしというか、特定の存在を信じ切ってしまえば、他に目が行かなくなってしまうのでしょうか。

遠慮無ければ近憂あり。『論語』「衛霊公」
遠い未来まで見通せず、「ネット大受けw」みたいなことばかり気にしているととんでもないことになるぞ。
まさにこの言葉通りの事態になった。
それが干し柿カットです。
端的に説明しますと、石田三成の見せ所となる「干し柿のシーン」が松本潤さんの意向で取り止めになったというもので、文春砲で指摘されていました。

これ前も書いていましたね、しつこいんですけど。
あと遠慮なければの意味ですが、遠い将来のことを考えることなく、目先のことばかりに囚われていると、問題や心配事が起こるという意味ですが、それとネット大うけとどう関係があるのでしょうか。

そして干し柿の問題、ドラマの中では伏線まであってそれが放送されないのはおかしいとか、『真田丸』の干し柿はこうだった、『麒麟がくる』はこうだっただのなんだの。それぞれの作品の描き方があるのは構いませんが、それを『どうする家康』でも繰り返す必要は全くないと思いますね。
しかもその『麒麟がくる』での風間俊介さんの家康について、

その後、金ケ崎での引き戦の最中で、「戦のない世を作るために、いまは戦をせねばならぬ時。いまは戦を重ねるしかない」と悟るシーンへとつながっていった。
上記のインタビューで風間俊介さんが「戦のない国にしたい家康」について語っています。そのテーマは『麒麟がくる』で既に描かれていた。

1983年の『徳川家康』でも似たような感じではなかったでしょうか。
さらに

それが『どうする家康』では、あまりに現実味のない、妄想のようなマザーセナの慈愛の国構想で強引に展開。描き方が雑すぎたから視聴者から疑念が噴出しました。
このドラマの家康像は何も新しくない。要はお粗末なだけだったのです。

また「マザーセナ」、そして
「視聴者から疑念」
では、具体的にどのようなものか書いてください。

「このドラマの家康像は新しくもない」
前にも書いていますが、戦国時代の東海地方を舞台にした作品は多く、脚本のもととなる史料などもいくらか似て来ます。
そして1つ前に書いているように、作品によって描き方は異なります。『どうする家康』が『麒麟がくる』を逐一踏まえなければならない理由はありません。

小人は水に溺れ、君子は口に溺れ、大人は民に溺れる。『礼記』
凡人は水に溺れる。ドラマ通はSNSやプロパガンダに溺れる。インフルエンサーは支持者に溺れる。

これなのですが、その最後に
「皆その褻なるる所ところに在あり」
と続きます。つまり人は失敗する理由がそのレベルによって違うが、その失敗はいずれも慣れから来る油断であるということです。

そしてその後『大奥』は素晴らしいが、井伊直弼を表す「チャカポン」に、『青天を衝け』の残した負の遺産を感じるなどとあります。そのうえで、一橋慶喜の渾名は言わないとか何とか。
このチャカポン、「茶歌ぽん」のことで、茶道、歌道、そして謡曲(『ぽん』は鼓の音から)と言われています。これはいずれも、埋木舎時代の渾名で、直弼の風流を愛する様を表したものでもあるのですが。

ある先生が著書で「幕末大河を信じて語られても困る」と毒を吐いていましたが、確かにその通りではないでしょうか。

幕末のみならず、大河はすべて創作が入っています。だから当然それを事実とすることはできません。
古沢氏も歴史は勝者の記録であり、いくらでも解釈できると話していましたね。

大河そのものだけでなく、昨今はファンダムもおかしい。推しをいかに激しくプッシュできるか。それを仲間同士で語り合うことが重要であり、どんなにバグだらけのシステムだろうが、萌えキャラがいればいい。そういう一点突破になっている。
作品として面白いか面白くないか? コンテンツ全体を見渡して評価することが邪道扱いされているようにすら感じます。

そしてまたファンダム叩きですが、ファン同士がやっている分には別に構いません。推しをプッシュしてもよし、作品として面白いか面白くないかは、ずばりその人次第だと思います。これは武者さんも、好きな作品ではやっていないでしょうか。
そして武者さんの言う「コンテンツ全体を見渡して評価する」とは、具体的にどのようなことなのでしょうか。ちょっと曖昧な表現に見えるのですが。

なぜ、こんなことを申し上げるか、というと次の記事が気になったからです。
◆《『どうする家康』も視聴率苦戦中》「つまらなかった大河ドラマ」ランキング…4位『平清盛』、3位『江』、2位『おんな城主 直虎』…納得の1位は?(→link)
2000年以降の大河ドラマで何がつまらなかったか?
視聴率ではなくアンケートで評価したもので、ランクインした作品のうち大河ファンに納得されるのは『江』と『武蔵』だけでは?とも感じます。
他の『青天を衝け』『平清盛』『おんな城主 直虎』『いだてん』は、むしろ高評価を掲げるファンも一定数いるはず。

『江』や『武蔵』を評価する人ももちろんいるかと思いますよ。人の好みは様々ですから。

またその中で、特に気になるのが1位の『いだてん』と5位の『青天を衝け』であり、東京五輪と新札の顔という、政治色のかなり強い要素があったとか、都合の良いところだけを見せて、ファンの気持ちを高ぶらせるのは、危険なことだと感じるなどと書かれています。
さらに「今までオリンピックに興味がなかったけど、このドラマのおかげで興味がでた!」というのは、かなり誘導されていませんかね?とか、主人公の、テロを是とする姿勢や愛人問題などはほぼ伏せられ、綺麗事ばかりが羅列されていたともあります。

別に『いだてん』でオリンピックに興味が持てたなら、それはそれでいいと思います。渋沢栄一しかりでしょう。それを楽しんでいる人に向かって、あれこれ言う必要はないと思います。ただ大河は、その主人公のすべてを描いているわけではないし、それが視聴者に共有されていれば、それはそれでいいのではないでしょうか。
そのうえ

今年の『どうする家康』は、旧ジャニーズが全面に押し出された結果、これまでの大河ファンが離れてしまったとも指摘されています。

逆に言えば、これまでの大河ファンが離れるような、それまでとは違った描き方を敢えてやっているとも言えるでしょう。これは先日分ご紹介した、日刊ゲンダイの記事にもあります。武者さんはお気に召さなかったようですが。
そして全面(前面でしょうか)に押し出すとあっても、放送開始時は松本さんと岡田さんのみで、その後旧ジャニーズから2人キャスティングされています。確かに松本さんは主役、岡田さんは信長役で、目立つポジションではありますが、そう多くの人が出ているわけではありません。

実際、来年になったら、見向きもしない視聴者が一定数いるでしょう。
大河ドラマが、自らそんな状況を作り出してどうするのか。
2024年『光る君へ』や2025年『べらぼう』については、今のところ懸念要素は見られませんが、以降の作品で、いつどこで偏向した姿勢が出てこないか?という心配は尽きない。

「実際、来年になったら、見向きもしない視聴者が一定数いるでしょう」

その根拠は何でしょうか。

そして「大河ドラマが、自らそんな状況を作り出してどうするのか」
などとありますが、武者さんて「本当に」大河枠の作品に興味があるのですか?
好きであろうが嫌いであろうが、ドラマをちゃんと観ているようには見えない、実際にはなかったシーンやセリフが出て来る、漢籍を持ち出したがる割に日本史の史料を持ち出そうとしない、海外ドラマや他の作品のPRばかりする(こちらが本業?)、考証担当の意見は否定する。
こういう点を考えると、どうも疑わしく感じられます。それと昨年の大河のコラムでも「脳みそが溶ける」といった表現がありましたが、こういう表現が好きですね。

あとまたメールフォームがあります、大坂の陣が楽しみですとでも送っておきますか。

そして最後になりましたが、三谷さん関係で『真田丸』、『鎌倉殿の13人』で共演した山本耕史さんと矢柴俊博さんに関する記事(2021年の記事です)がありました。私はこのお2人、同時に『きのう何食べた?』の小日向さんと富永さんを思い出すと書いておきます。

キャスト【ドラマ24】きのう何食べた?season2
(テレビ東京・BSテレ東公式サイト)


飲み物-ウイスキーロック
[ 2023/11/25 21:15 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

ハロウィンそして宗教改革記念日

毎年この時期、同じようなネタで同じような投稿をしています。
ハロウィンですが、そもそもはドルイド教の祭り(サウィン祭)が起源とされています。11月1日が正月に当たり、その前夜は収穫祭となるのですが、その日には死者の霊や魔物などが現世に現れると信じられていました。ハロウィンにつきもののコスプレは、悪霊を追い出すためともされています。また魔女や幽霊のコスプレをした子供たちは、家々を回って
「トリック・オア・トリート」
を叫び、お菓子を貰う習慣ができあがりました。『ピーナツ』のカボチャ大王が現れるのもこの日です。

『きのう何食べた?』シーズン2の第3話では、シロさんとケンジがコスプレ?をして小日向さんとジルベールを訪れます。この時のご馳走がなかなか豪華なのですが(原作第18巻に登場)、小日向さんの警官スタイル、そしてジルベールの狼コスプレが如何にもといった感じです。
ところでこの『きのう何食べた?』11月3日深夜放送分に、及川光博さんが、シロさんの元カレの役で登場です。ミッチーファンの方には、見逃せないエピソードかも知れません。

ところでこのハロウィンの翌日は諸聖人の日(万聖節)です。その前日にマルティン・ルターが95ヶ条の論題を送付することになるのですが、これが1517年のことです。この日の讃美歌『神はわがやぐら』、今でも懐かしく思い出します。
その後カトリックと、新興勢力プロテスタント諸派が対立を深めることになり、先日の『どうする家康』のウィリアム・アダムスの言葉にあるように、宗教の違いが国家間の対立に発展し、結果的にイングランド王国が覇権を握るようになります。尚この頃はエリザベス1世の統治の末期で、その後スコットランドのスチュアート家の支配となり、この両国は同君連合となります。

ハロウィン3
[ 2023/11/01 00:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

ラグビーあれこれ-ワールドカップ絡みで少し その2

ワールドカップ関連です。
まず日本関連の試合、地上波の視聴率について。

【ラグビー】日本がチリに快勝発進 19・7%の高視聴率、瞬間最高は22・4%
https://www.nikkansports.com/sports/rugby/
wc2023/news/202309110000305.html
【ラグビーW杯】日本-イングランド 早朝生中継の視聴率は6・3%
https://www.sanspo.com/
article/20230919-3NPZVWJAMZDB5KSZXWSKWZKI54/?outputType=theme_rugby_wc2023
【ラグビーW杯】サモア戦視聴率7・9% 祝日早朝のイングランド戦を上回る
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/tokyosports/sports/tokyosports-278270?utm_source=dnews&utm_medium=article&utm_campaign=contentsmatch1

チリ戦はもちろんですが、このイングランド戦の6.3パーセント、サモア戦の7.9パーセントは、日本時間午前4時キックオフとしては高めの数字です。サモア戦なんて平日(金曜日)の早朝ですからね。

そして10月8日のアルゼンチン戦、こちらは日テレで午後7時45分からで、決勝トーナメント入りを賭けた試合となります。これは大河関連投稿でも書いています。またこの試合により、『どうする家康』の世帯視聴率はいくらか影響を受けるかも知れません。

さて日本の課題ですが、外国出身選手がいるとは言え、高さがあまりない分ハイパントの処理に弱い点は修正されてしかるべきかと思われます。またフィジカル面で来られたらどうするか、もちろんそれも考えられているし、ディフェンスに穴を開けないように念を入れる必要もあるでしょう。

それでもひところに比べると、ディフェンスの精度はかなり上がって来ているとは思いますが、相手も本気になってくる以上、用心に越したことはありません。そして何よりも、
「どちらが勝ちたいか」
これが大きいかと思います。

ところでアルゼンチンの評価に関してですが、チリ戦の大量得点だけで評価しているマスコミがあるようです。これは如何なものかと思います。あの試合、それぞれのチームのモチベーションはかなり違っていた(アルゼンチンはこれに勝てば、決勝トーナメント入りが見込めると考えていた)でしょうし、またチリのディフェンスはかなりほころびもありました。ただ時間帯によっては、そこそこうまく機能している時もあり、その時はかなり締まった印象を与えはしましたが。

またこの試合に向けて、試合解説者がコメントを求められています。
「とにかく勝つということですね。点を多く積み上げて勝ってほしい。セットプレイ、スクラム。あとはハイボールの攻防ですね。高く受けたボールをしっかりレメキ選手や松島選手がキャッチして、日本の攻撃につなげたいですよね。サモア戦も回数は少なかったですが、クリーンキャッチていうのが少なかったので、アルゼンチンはそこを狙ってくると思いますので」、そこを大事にできたらと思います」
(山村亮氏、フィジー-ジョージア戦スタジオ解説、NHK総合 尚ハイボールとはハイパントとも言い、高く蹴り上げられたボールのことです)

「こういう頑張っているチーム(ポルトガル)を見るとかつての日本を思い出すんですよね。今は、もう堂々とワールドカップで勝つことも当たり前で、ベスト8というのが1つ最低ラインになってくるような国になっていますので、ジャパンもね。そう考えると日本がベスト8、アルゼンチンに勝てばベスト8に行けるというのがなんか当たり前になってきていますけど、ちょっと思い出すと夢のような今の状態ですよね」
「最終節まで決勝トーナメントに行ける可能性がある状態。勝ったら自力で行けるという状態に今、日本ラグビーがあるっていうのが本当に感慨深い」
(栗原徹氏、豪州-ポルトガル戦解説、日テレ)

あと南アがトンガ戦とルーマニア戦で、このチーム本来のダークグリーンのジャージーを着ていますが、やはりこれが一番「らしさ」を感じさせます。(リボック選手)

南アリボック選手

それからフィジーとジョージアが熱戦を繰り広げた日、フィジー代表のテュイソバ選手の、7歳の息子さんが、病気で亡くなられたとの由。お悔み申し上げます。

また豪州の若手を多く起用した編成に批判が出ていますが、実際2019年大会でも、フランスは今大会を見据えて若手を多く起用していました。しかしフランスはベスト8まで勝ち上がり、豪州は予選リーグ敗退か否かといった状態、しかもランキングが下のフィジーに負けている状態なので、その辺りが矢面に立たされる一因となってはいるでしょう。

それと前出フィジーとジョージアの試合、実況のNHKの冨坂アナウンサーはラグビー経験者なのでしょうか。裏を狙えばなどと言った、如何にも経験者らしい表現が、随所に聞かれますので。

後になりましたが、チームに帯同している西シェフのX(ツイッター)アカウントのリンクを貼っておきます。ラーメンあり、補食のにんにくチャーハンありと様々ですね。

尚ここの投稿にある補食ですが、トレーニング後のエネルギー補給のため、あるいは筋肉がダメージを受けた場合のリカバリーなどの目的で、通常の食事以外に摂る食事のことを言います。それからマッチデー、試合当日のメニューはカレーのようです。
西芳照氏アカウント

長々と書いて参りました。このワールドカップ以外に、朝ドラも録画していますし、『きのう何食べた?』も始まるので予約を入れておくことになります。朝ドラですが、主人公の鈴子ちゃんがよく熱を出していたというのに、『舞いあがれ!』の舞ちゃんを思い出します。


飲み物-グラスに入った黒ビール
[ 2023/10/05 00:30 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

2つのドラマのご紹介

2019年の4月から6月にかけて放送された、『きのう何食べた?』のシーズン2が、10月から放送されます。

【ドラマ24】きのう何食べた?season2
(テレビ東京/BSテレ東公式サイト)

2020年のお正月のスペシャル、そして劇場版に続いていよいよシーズン2です。

今回はある程度年齢を重ねた2人の物語になるようで、賢二と同じ美容室で働く坂東龍汰さん演じるタブチ君、そして朝倉あきさん演じる彼女の千波さんも登場です。そして、やはり小日向さんとジルベールは結婚することになるのでしょうか。

そしてもう1つは、2023年11月11日放送のドラマスペシャル『友情』~平尾誠二と山中伸弥 『最後の一年』~

(テレ朝公式サイト)

2016年10月、53歳の若さで世を去った平尾氏と、山中教授の友情と闘病の物語です。平尾氏を演じるのは本木雅弘さん、そして山中教授を演じるのは滝藤賢一さんです。このお二人に関しては、以前NHK-BS1でも、松嶋菜々子さんと濱田岳さんがナビゲーターで、ドキュメンタリー風の番組が放送されたことがあります。


飲み物-注がれる紅茶
[ 2023/09/22 01:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』関ケ原そして大坂の陣関連キャスト発表

9月15日は関ケ原の戦い、その当日にドラマの終盤に活躍するキャストが出そろいました。

毛利輝元-吹越満
上杉景勝ー津田寛治
宇喜多秀家-栁俊太郎
小早川秀秋-嘉島陸
直江兼続-TAKAHIRO
片桐且元-川島潤哉
金地院崇伝-田山涼成
林羅山-哲夫(笑い飯)
本多正純-井上祐貴
江-マイコ
大野治長-玉山鉄二
(敬称略)

【第12弾】天下人への道を突き進む家康に、立ちはだかる厚き“壁” 後を継ぐ者たち
(NHK公式サイト)

吹越さん、『軍師官兵衛』の足利義昭と『おんな城主 直虎』の小野政直を思い出しますが、今回は西軍の総大将ですか。そして津田さん、今回は上杉景勝ですね。こちらは『西郷どん』の松平春嶽、そして『青天を衝け』の武田耕雲斎を思い出します。玉山さんは前に出演した戦国大河が『天地人』で、上杉景勝と御館の乱で対立する役でした。

川島潤哉さん、昨年は中原親能の役でしたね。そして田山涼成さんは『徳川慶喜』以来25年ぶりの大河出演です。と言うか、『きのう何食べた?』のシロさんのお父さんのイメージがどうも強いです。後ほど投稿しますが、あのシリーズ、10月から第2シーズンが放送予定です。

そして笑い飯の哲夫さん、『山河燃ゆ』以来の大河ウォッチャーのようです。今回は晴れてその大河に出演です。

今回発表されたキャストは会津攻め、関ケ原から江戸幕府の成立、さらに方広寺鐘銘事件、大坂の陣に至るまでの人々です。10月以降に登場となりそうです。

それにしても、8月発表のキャスト全員の扮装写真を、早く見たいのですが。

飲み物-カクテルとオイルランプ
[ 2023/09/16 01:30 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』第47回「ある朝敵、ある演説」あらすじと感想-2

第47回後半部分です。


三寅の着袴が行われている頃、京では義時の呪詛が行われていた。ここまで大々的に呪詛をすれば鎌倉にも届くはずと兼子は言い、御家人が義時から離れて行く音が聞こえるようじゃと上皇。機は熟したと、上皇は胤義に京都守護、伊賀光季を討ち取らせるように秀康に命じ、これを義時追討の狼煙とする、皆にそう伝えよと言う。

秀康は胤義に、鎌倉では北条に比肩しうる三浦が朝廷と手を結べば、必ず義時を討てると持ちかける。すぐに兄に伝えると胤義。承久3(1221)年5月15日、宴の最中の京都守護の光季は、官軍の攻撃を受けて絶命する。そして義村の許へ、胤義からの書状が送られてくる。義時追討の密命に従わなければ、朝廷の軍が鎌倉に攻めてくることになる。焦ると命取りだと、義村は館にいた宗政に言うが、その時家人が何やら耳打ちする。

押松という男が上皇からの贈り物を届けに来ていたのだが、義村はその顔に見覚えがあった。かつて頼家に蹴鞠を教えていた平康頼だったのである。18年ぶりに鎌倉を訪れた押松は、あの後上皇に拾われて今に至っていると言い、もったいぶった態度で、品物の中に隠していた院宣を取り出し、旗印となさいませと渡す。そして19日、義時は上皇の挙兵を知る。既に京都守護の館が落ちたらしいと広元。義時は危機感をつのらせる。

義村は院宣を宗政に見せ、兵を揃えるように言うが、宗政にも実は届いていた。押松は他にも名のある御家人のところを回るらしい。義村は宗政が自分に黙っていたこと、自分よりも先に院宣を受け取っていたことに腹を立てる。そして今度は義時からの呼び出しがかかる。朝廷の兵が鎌倉まで攻めてくるのかと政子は問う。京都守護を討ったということは、鎌倉への宣戦布告も同然であり、かつての後白河法皇の平家追討同様、有力な御家人に院宣を送っているはずだった。

そこで義村は院宣を義時と政子に見せ、自分は鎌倉につくと言う。それを見た宗政は、自分にも届いたとやはり院宣を見せる。しかし広元は他にも院宣を受け取った御家人がいると言い、時房は皆が義村の忠義を尽くすとは限らないと言う。義村は院宣を届けた者が館にいる、取り調べましょうと出て行くが、義時は押し黙っていた。

しかし義村も様子見を決め込むつもりで、俺に任せろと宗政に言う。押松は、鎌倉はいいなあと三浦館で飯をかき込んでいたところをいきなり連れて行かれる。一方のえは戻って来た義時に兄のことを尋ねるが、後にしてくれと義時は言い、同行していた朝時も今は困ると言う。怒りをぶちまけるのえ。祖父の行政も、婿殿はこうなることが分かっていたのかと叫ぶ。のえは夫を許せなかった。

義時の目の前には、有力御家人に宛てられた院宣が並べられていた。そして朝時に、時房と泰時を呼びに行かせる。院宣の中には時房宛てのもあった。北条の分断工作だ、上皇相手に一戦交えるしかないと泰時。官軍と戦うかと訊く義時に、鎌倉を守るためと泰時は言う。今までもそうだが、それは義時の考えとは正反対だった。時房は記念に貰ってもいいかと言うが、義時はかぶりを振る。戦はしないつもりかと尋ねる泰時に、院宣をよく見ろと義時。

その院宣は鎌倉に攻め込むというものではなく、あくまでも義時追討が目的だった。義時は泰時に、お前が跡を継いでくれるのは何よりの喜びだ、安心して北条を、鎌倉を任せられると言う。自分1人のために鎌倉を灰にすることはできないと義時は言い、時房には泰時の力になるようにと言い、朝時にも同じことを伝える。そしてすぐに御家人を集めるように言うが、泰時は、鎌倉のために命を捨てるおつもりかと尋ねる。戦を避けるには他に手がないと義時。

義時は政子に会うと部屋を出るが。外にはのえがいたが義時は無視し、のえは顔をしかめて涙を流す。義時は政子と実衣に上洛を伝える。上皇が自分を憎んでいるのなら、自分が京に行けば済むと言うが、政子はそれを否定する。斬首されると懸念する政子に、行ってみなければわからないと義時。1人で格好つけているようで気持ち悪いと実衣は言い、政子は承服できないと言うが、これは執権としての最後の役目であると義時は明言する。

鎌倉を守るために他に手立てはない、頼朝から引き継いてここまで来た、多少手荒なこともしたが後悔はしていないと義時は言うが、多少ではないと突っ込む実衣。自分を憎む御家人たちも多く、よい頃合いかもと義時は言い、後は泰時に託すことにしていた。これから御家人たちと話すと席を立つ義時に政子は、もう一度よく考えるように言う。

しかし義時は言う。伊豆の片田舎の小豪族の次男坊、その名を上皇様が口にされ、どころか討伐のため兵を差し向けようとされる。平清盛、源義経、源頼朝と並んだと義時は続け、面白き人生でございましたと政子に言う。格好良すぎと言う実衣に、このままでは終わらせないと政子。そして政子は広元と何やら文書をまとめる。

義時が御家人に決意を述べようとした時、彼女は葡萄(えび)色の頭巾を着けて現れ、そして鎌倉の頂点にいるのは自分だと言い、声明文を読み始める。しかし頼朝の恩は山よりも高く海よりも高く、海よりもというくだりで政子は言葉を詰まらせ、事実を話す。上皇が狙っているのは鎌倉ではなく、義時の首であること、首を出せば兵を収めると院宣にあること、そして義時が首を差し出そうとしたことを話し始める。

義時が止めようとするが、政子は口を挟まないようにと言い、義時は皆のために犠牲になろうとした、憎む者も多いが生真面目である、鎌倉始まって以来の危機を前に、西の言いなりになるか、坂東武者の世を作るか、答えは決まっていると政子。

上皇を惑わす奸賊を討ち、源氏三代の遺跡を守り抜く。頼朝の恩に今こそ応えるようにと政子は言い、戦を避けるために首を差し出すと向こうは思っているが、そんな卑怯者はここにはいないと言い、上皇方に付きたい者がいれば付くがよいと言う。泰時はそのような者はいないと言い、一致団結を呼びかけて御家人たちは声を上げた。


最後の方が長かったので、少し端折っています。あのシーン、かなり違うとは思いますが、幕末大河の大政奉還をちょっと思い出しました。さて上皇方は三浦に手を回します。例によって状況が自分を利するか否か、それに長けたこの人物は、北条に忠義を誓いつつも様子見を決め込みます。個人的にはこの人の計算高さが、半分ほどでも泰時にあれば、面白い人物になったとは思うのですが…。

そしてこの院宣、8人の御家人に送られていました。この何通もの院宣を、元「平知康」の押松が届けているところを見て思い出すのが、『真田丸』で明智光秀の使者が、国衆に加勢しろと光秀の書状を何通も持って現れるシーンです。尤もあの使者は温泉にでも行けと昌幸に言われ、光秀が信長を討ったことが、国衆たちに知れ渡ることになります。

しかし正直言って思うのですが、史実が描かれていない部分があり、そのためせっかくの承久の乱でありながら、どこか緊迫感を欠いたように見えてしまいます。これについては次の投稿で書きたいと思います。

それとのえ。元々夫の地位目当てなところがありましたが、今回の兄が襲撃された件で、何とも言えない憎しみを夫に抱いているようです。仮に義時が暗殺と言う描き方になった場合、彼女が恨みをぶつけたとしてもおかしくありません。

それから元知康の押松が義村に会うシーン、『きのう何食べた?』の第3回(コールスローとチキンのトマト煮の回)で、富永家で史朗と小日向が初めて会うシーンをついつい連想してしまいました。富永さんが押松の矢柴さん、そして小日向大策が義村の山本さんで、史朗が西島秀俊さんでしたね。

飲み物-トディ
[ 2022/12/13 01:30 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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