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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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「大河ドラマとは」の説明文がおかしい件について

それとこれも先日ご紹介した、NHKアーカイブスの「大河60」の「大河ドラマとは」なる冒頭の文章について。

この文章、やはりおかしいので突っ込ませていただきます。特に指摘したい箇所はゴシックにしています。

https://www2.nhk.or.jp/archives/taiga/about/

1963年、その後“大河ドラマ”と呼ばれる大型時代劇の第1作『花の生涯』がはじまりました。4月7日の日曜夜8時45分から45分番組として放送されました。番組が1月開始になるのは第2作『赤穂浪士』からです。放送時間は試行錯誤しましたが、夜8時開始となるのは1970年の『樅ノ木は残った』からでした。

大河ドラマも戦国時代ばかりではと、1984年から『山河燃ゆ』『春の波濤』『いのち』の近代大河路線をとりました。4年ぶりに戻った時代劇が、1987年の『独眼竜政宗』、平均視聴率は、39.7%と歴代最高となりました。

大河ドラマで最初にカラー化されたのは、第7作『天と地と』。ハイビジョン撮影の導入が決まったのは2000年39作の『葵 徳川三代』。高画質に耐えるセットや衣装、メークアップが必要でしたが、もっと大きな変化は画面サイズが「ヨコとタテの比率が4対3から16対9へ」と横長サイズになることでした。そして、2019年58作の『いだてん』からは高精細な4Kでの撮影になりました。

2021年放送の「青天を衝け」で60作目の節目を迎える大河ドラマ。

毎週ごとの1年周期という新しいテレビスタイルのドラマ形式を作りあげ、茶の間に映画に負けないテレビによる娯楽を届け続けています。


まず「大河ドラマも戦国時代ばかりでは」とありますが、1984年より前の大河は
平安時代中期
平安時代末期(源平)
戦国
江戸時代初期
江戸時代中期(赤穂大河)
幕末
と、かなり時代背景がバラエティに富んでいます。どう考えても「戦国時代ばかり」(戦国の比率が高いのは事実でしょう)ではないのですが、なぜこのような表現になるのか不可解です。

それから「4年ぶりに戻った時代劇」、「なぜ」4年ぶりに戻ったかに関して何の説明もなし。恐らくこれは視聴率の低迷に加え、視聴者からの声、さらにはこの時期放送されていた「新大型時代劇」(『宮本武蔵』、『真田太平記』、『武蔵坊弁慶』)の影響もあったかと思われます。こういうのはちゃんと書くべきではないのでしょうかね。

そして
「高画質に耐えるセットや衣装、メークアップが必要でしたが」
ですが、日本語がおかしいです。これ、ハイビジョンになったからこうなったと言いたいわけですから、
「ハイビジョンの高画質に耐えるセットや衣装、メークが必要とされ、大きな転機が訪れました」
と書き、その後でサイズの変化に持って行くべきでしょう。

さらに
「2019年58作の『いだてん』からは高精細な4Kでの撮影になりました」
ですが、4Kは『麒麟がくる』ではなく『いだてん』からだったのですね。第6回でギブアップしたため、その辺はよく覚えていませんでした。

最後に
「毎週ごとの1年周期という新しいテレビスタイルのドラマ形式を作りあげ、茶の間に映画に負けないテレビによる娯楽を届け続けています」
先日も書いていますが、これも日本語がおかしく感覚が古いです。毎週ごとの1年周期というのも何かもどかしい。「毎週日曜放送で1年単位の」とでもすべきでしょうし、「新しいテレビスタイルのドラマ形式を作りあげ」も変。それを言うなら
「新しいドラマの形式を作り出し」
とでもしてはどうかと思います。また
「茶の間に映画に負けないテレビによる娯楽を届け続けています」
映画に負けないとあるのは、その昔、TVは映画と張り合っていたらしいのですが、そのことを言っているのでしょうか。しかしどう考えても、今の感覚ではありませんね。それと茶の間、正確には「お茶の間」でしょうが、これもどこか感覚がずれているように思えます。
「かつて映画と張り合う形で始まった大河ドラマですが、今はテレビならではの娯楽を毎週ご家庭にお届けしています」
とでも書けばいいのに。そのテレビならではの娯楽も、どこか時代と噛み合わなくなっていますが。

大河とは、一応看板番組のはずなのですが、どうにもこうにもこういうところの文章がお粗末だと思います。

あとこの大河関係とか、特に「大河新時代」などという言葉がそうですが、かなり自己満足というか自画自賛的なものを感じずにはいられません。つまるところ、こういうのにも辟易するのですね。

飲み物-グラスに入ったビール

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[ 2021/07/28 01:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

創作と史実の間

これまで大河に関して、以下のようなことを書いて来ています。

  • 大河に創作はあるし、そもそも原作がある大河は原作自体が創作
  • 原作がなかったとしても、大河がそのまま史実とはなりえない。しかし大河にある種のロマンを求める一方で、史実を求める人もまた多い。無論史実は部分的には盛り込まれている
  • 主人公補正と言われるが、当然のことながら主人公サイドはよく描かれる傾向がある

創作と言うのは、とかく主人公を美化する傾向があるものです。無論これはドラマだけではあなく、歴史小説や時代小説というのは、主人公は何らかの形で時代を変えた存在であるとか、あるいは百戦錬磨の勇士のようなような英雄的存在が求められます。しかしながら、実際は意外とそうではないものです。たとえば司馬遼太郎氏の『竜馬がゆく』などは、小説だからこそのものであり、これが必ずしも実際の龍馬像を伝えているわけではありません。

小説、ひいては大河が歴史の勉強とならないのはそのためです-無論、歴史に興味を持つきっかけにはなりますし、歴史にどうやって創作を持ち込むかのヒントにもなるでしょう。しかしいつだったか、かつて大河に出演した俳優さんが、歴史の勉強になると言っていたのを聞いて、ちょっと驚いたことがあります。そう言わざるを得なかったのかも知れませんが、NHKもこれはフィクションであると言うのを、もっと前面に打ち出すべきです。『いだてん』ではフィクションだと明言していましたが、あの大河の場合、もうちょっと「実際にありそうな」フィクションにしてほしかったです。

また主人公補正の点、これは必然的なものとは言えますが、相手を対抗勢力として描くことと、相手方の、描いてしかるべき史実をあまり描かないというのは異なります。『青天を衝け』でもいくつかそういう部分はあり、今までも何度か指摘しては来ましたが、先日の放送でもそれらしき箇所がありました。これは徒然、あるいは第22回の詳細で投稿予定です。

実際大河よりも『歴史探偵』、かつての『ヒストリア』などの方が、主人公の在り方などをよく伝えていたりするものです。これはやはりドキュメンタリーならではの強みでしょうし、その意味ではこの手の番組をもっとアピールする、大河と抱き合わせにするくらいのことはしていいかと思います。同時にこの手の番組を観ることで、歴史を映像化することの難しさを改めて感じます。

飲み物-サイダー
[ 2021/07/14 00:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

大河とオリキャラ

先日『黄金の日日』について書きましたが、大河の例に洩れず、オリキャラと思しき人物が何人か登場します。無論物語を進めて行くためにも、こういう存在は必要ではあるでしょう。ルソンの人々の中にもオリキャラと思しき人もいれば、逆に、恐らくは実在したのかも知れないという人もいます。

また1980年の『獅子の時代』は、主人公そのものがオリキャラです(1967年の『三姉妹』、1993年の『琉球の風』も同じ)。主人公がオリキャラだと、自由に動かせるのが魅力ではありますし、実在の人物をモデルにした場合は描けないようなことも、描けてしまうというメリットがあります。ただ当然ながら、その人物ゆかりの地であるとか、本人の生家や文書など、ゆかりの文物も実在しません。昨今のように観光とタイアップしている場合、やはり実在の人物の方が有利であるとは言えます。

一方で、主人公やその周囲の人物は実在したものの、『いだてん』はフィクションであると言っています。ただこの場合フィクションと言うよりは、何度も書いてはいますが、奇を衒った感が目立ちました。それにそもそも大河とは、実在の人物を登場させ、史実を織り交ぜた「フィクション」ではあるのですが…。

で、昨年から今年の『麒麟がくる』ですが、これはオリキャラが出過ぎという批判がありました。オリキャラと言っても、如何にもそれらしき人物を出せば特にどうということはなく、寧ろ話を面白くできる効果があります。しかしこの時は明らかに、いやここにその人物が出て来るのはおかしいでしょうというシーンも目立ち、ドラマの肝心な部分が、オリキャラによってぼやけてしまった感が無きにしもあらずです。

『真田丸』では、最終的に大坂城に火をつけたのは、秀吉に妻子を手籠めにされた料理人という設定でした。この人物もオリキャラだったと思われますが、信繁たち大坂五人衆の話を盗み聞きして、敵方に通報するスパイのような仕事もしたり、信繁の家来を暗殺したりで、ここに来てこの人物の登場は、ちょっと都合がよくないかなという気もしていました。この大河は、終盤では真田丸の戦い関連は流石によかったものの、それまでの大坂の陣のイメージを変えようとして、ちょっと無理があったのではないかと思っています。

それからちょっとだけ慶喜と西郷について。『西郷どん』の時に「武将ジャパン」で、西郷の敵は松平容保でないとおかしいなどと書かれていたことがあります。確かに『八重の桜』の会津戦争関連回では、薩摩主体の官軍と会津がにらみ合っています。しかしそれより前の幕末の段階では、西郷に限らず薩摩が対峙した相手は、徳川(一橋)慶喜だろうと思います。尚先日の『青天を衝け』は、明日投稿の予定です。

飲み物-チューリップグラスのビール

[ 2021/06/18 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

大河ドラマのガイドブックに対する不満点

まず先日の「『国盗り物語に見る明智光秀』番外編」で、僧とあるべきところが層となっていました。失礼いたしました。

そして今回は大河ドラマのガイドブックについてです。大河は通常4社ほどがガイドブックを作っています-ただし『いだてん』の場合のみ、恐らくはオリンピック関連の著作権絡みということもあって、NHK出版のみが発行していました。

このガイドブックは、NHK出版の場合は
前編
後編
完結編
となっており、それ以外の場合は前編と後編となっていますが、『るるぶ』のガイドブックに関しては前後編には分かれていなかったかと思います。

またこれは主人公の知名度などにもよりますが、ガイドブック以外にも大河を特集したムックや、主人公に関連した書籍などもそこそこ発売されています。

で、そのガイドブックなのですが、必ずしも前後編や完結編への切り替わりに合わせて、書店に並ぶわけわけではありません。たとえば今年の場合、前編が第16回の解説まで掲載されていますが、第16回の放送が終わった時点で、後編がすぐ手に入るわけではないのです。先日放送された、第17回の解説がガイドブックの後編に載っているにも関わらず、今現在の時点での入手は不可能で、今月下旬まで待たなければなりません。

ドラマそのものは放送されているのに、ガイドブックがそれに対応していないというのもおかしな話です。しかもこれに関しては、かなり前からその状態が続いています。恐らくは脚本や収録の進捗具合、あるいはキャストの発表との歩調を合わせるためなのでしょうが、何とも不親切な話です。

今年であれば、せめて6月の初め位には後編が店頭に並ぶのが、本来のあり方でしょう。尚NHK出版によれば、当初は5月下旬の予定だったのが延びたとのことですが、その理由をはっきりさせてほしいとさえ思います。またこのNHK出版のみが発行する完結編も、例年9月頃の発売ではありますが、やはり3週間ほどの空白期間が、毎年のように生じています。

しかしNHKも視聴者サービスがどうこうというのなら、この辺りをまず改善するべきではないのでしょうか。でなければ以前のように前後編だけに戻し、しかも各エピの解説をするのではなく、大まかな流れだけを載せておけばいいと思います。


飲み物-アイスミルクティ

[ 2021/06/07 23:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』明治維新編キャスト発表

『青天を衝け』の新キャストが発表されました。いよいよ明治維新編のキャストとなります。

渋沢栄一がさらなる転身を遂げる明治維新 
大転換期のステージで新風を吹き込む、新たな出演者が決定!
(NHK ONLINE)

出演者は以下の3名、カッコ内は役名です(敬称略)。

武田真治(小栗忠順)
大倉孝二(大隈重信)
山崎育三郎(伊藤博文)

流石に今回は、伊藤博文は浜野健太さん(『西郷どん』、『いだてん』での伊藤役)ではなかったようです。しかしこの山崎育三郎さん、何かで大河に出ていたと思っていたら、『西郷どん』の「紀行」の音楽担当でした。そして筋肉質でアクション系のイメージが強い武田真治さんですが、小栗上野介の役なのですね。

ところでこの3人、いずれも渋沢栄一に大きな影響を与えるであろう人物ですが、そしてこの大河に限ったことではありませんが、大河の登場人物の中にはモブでもなく、また特別出演的な役割でもないのに、1回きりの登場という人もいました。今回も始めの方の幕府関係者は、そもそも尺があまりなかった割に、登場する人物がやや多すぎたのではないかとも思われます。無論その逆もありますが。


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[ 2021/05/27 23:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

大河ドラマの制度疲労

しかし繰り返すようですが、大河ドラマそのものは昭和のビジネスモデルだなと思います。「ビジネスとしての『昭和』」でもちょっと触れましたが、今の地上波TV自体にそういう部分があり、それがTVすなわち、高齢者の娯楽もしくは情報源と化していると言っていいでしょう。

最近、有名な俳優さんと脚本家の方が相次いで亡くなられました。無論ご本人たちの努力もあったとは思いますが、少なくともお二人が脚光を浴びたのは、青年期から壮年期にTVの黄金時代を迎えたのも一因ではないでしょうか。現時点ではその黄金期の価値をまだ引きずっていると思いますが、今後もこのままでは、特に地上波は衰退すると思います。地上波でなくても、ドラマとか昔の番組メインの局は、何らかの形で方針を変えざるを得なくなるでしょう。

何度も引き合いに出すようで恐縮ですが、三谷幸喜氏が大河をアピールする際、家族で観てくれといったことを口にしていたと思いますが、これにも似たような印象を受けます。恐らくご自分の子供時代を重ね合わせているのでしょうが、今の時代それはどうかなと思わずにもいられません。ある意味高齢者に向けたメッセージなのかも知れませんが、何かあの『サザエさん』と似た物を感じます。

仮に民放が大河をやっていたとしたら、とうに消えてしまっているでしょう。無論これはNHKが素晴らしいと言うのではなく、受信料を徴収しているからできることであり、仮に視聴者の半分が受信料を払わなくなった場合は、大河をやめざるをえなくなる可能性があります。以前から大河が面白くない、打ち切りにしろという声がネット中心に見られましたが、NHKが本当に今後のことを考えているのなら、実験的にやめるか、あるいは編成を変えるかしたのではないでしょうか。それがないということは、何だかんだ言われつつも、「打ち切り」などというのはマスコミが半ば脅かしに使うフレーズであり、当のNHKはそのようなことは、微塵も考えていないと言っていいかと思います。

ところでひところ、大河ドラマの主役同士のバトンタッチというのがありました。最初は『風林火山』の山本勘助役の内野聖陽さんと、『篤姫』の主役の宮崎あおいさんだったかと思います。その後2010年代に入り、女性主人公の大河が隔年で作られていた時期は、この手のバトンタッチが行われ、それぞれの舞台となった地域の名物などを交換していたようです。ただ『西郷どん』の鈴木亮平さんと、『いだてん』の中村勘九郎さん&阿部サダヲさんのみ男性同士でしたが、その後このセレモニーもなくなりました。

元々これは朝ドラのヒロイン同士が行っていたものです。こちらのほうは女性同士ということもあり、和気藹々とした雰囲気は、確かにしっくり来ました。しかし大河は朝ドラとは違います。結局男女の主人公同士が顔を合わせなくなって以来、自然消滅してしまったようです。

それと、大河は別に特別ではないと先日書きましたが、実際殊更に意味を持たせる必要もないと思います。別に教養番組でもないし、歴史の勉強になるわけでもありません。それならドキュメンタリーの方がまだいいでしょう。それと本編の後の「紀行」、あれももう見直していいのではないでしょうか。戦国と幕末のヘビロテのせいもあるのでしょうが、似たような名所旧跡の紹介が多すぎです。こういうのは、今まであまり紹介されていないスポットを、特番などでやった方が興味をかき立てられるのですが。巡回展とかイベントなども、もっとビジネスライクにやる方法があると思われますが、NHKはやはり「ビジネス」に関心がないのだなと考えざるを得ません。あと大河ドラマ館もしかりです。

飲み物-アイリッシュコーヒー
[ 2021/04/21 01:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

大河ドラマ雑考-51(戦国大河の低迷と今年のアンコール放送)

それとこれも先日書いた、戦国大河の低迷についての続きです。特に2000年代に入ってからは、男性主人公を泥臭く描く作品よりも、夫婦大河の方が視聴率が高いというのは前にも書きました。どちらかと言えば奥さんが旦那さんの背中を推し、内助の功という形で物語を展開した方が、好感を持たれるのかも知れません。またこの場合の男性主人公は、側室を持たなかったとされる人が多く選ばれています。その方が話を作りやすいのでしょう。
無論王道的な大河であっても夫婦関係は描かれるのですが、それがさらに強くなっていったというところでしょうか。特に『利家とまつ』、『功名が辻』そして『天地人』には何かしら似たものがありますが、その中でも『天地人』はちょっと異色過ぎたようです。それとは別に、戦国というのは幕末と違って色々創作を入れられる時代でもあり、それもまた多くの作品制作に踏み切った一因と言えるでしょう。もちろん原作がある場合、その原作自体に既に創作が入ってはいますが。

その戦国大河にもう一つ関することとして、今月から日曜日早朝の大河アンコール放送(BSプレミアム)では、『黄金の日日』をやっています。しかし今年の大河は幕末であり、なぜ戦国?とつい考えてしまいます。時代的に似たような背景なら、本来は『徳川慶喜』辺りの方がふさわしいでしょう。恐らくは今年の主人公が武士でなく農民であり、後に実業家になる人物であることから、敢えてこの作品を選んだとも考えられます。
本放送とアンコールの時代が異なるのは意外と多く、たとえば『西郷どん』の時は『軍師官兵衛』でしたし、『いだてん』放送時も『葵 徳川三代』、『麒麟がくる』の時も『太平記』でした-尤もこの場合は脚本家つながりともいえます。ただ武士でないところは共通していますが、やはり戦国から江戸時代初期と、幕末から近代という2つの時期はかなり異なる点があり、必ずしも共通点を見出せるとは言えないかも知れません。また、この『黄金の日日』もかなり創作は入っていそうです。

ところで『青天を衝け』はツイッターとインスタが開設されていますが、インスタの方はかなりの画像がアップされています。家康公と幕末期の子供のツーショットもあったりでなかなか楽しめます。インスタによる展開はいつからかはわかりませんが、『真田丸』の頃はまだフェイスブックだったように記憶しています。
それにしても思うのが、『麒麟がくる』のインスタの画像の少なさです。全部で20点ほどしかなく、しかも収録の合間を縫っての様々なショットがあまりアップされていませんでした。半分ほどがクランクアップや出演者の誕生日関係にとどまており、本編の展開のみならず、こちらにもちょっと興を削がれました。休止の影響もあったのでしょう。しかしせっかくアカウントを作っている以上、もう少しどうにかならなかったのでしょうか。

飲み物-パブのビール2
[ 2021/04/06 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『武将ジャパン』と今年の大河

『麒麟がくる』第1回放送後以来、アクセスしていなかった『武将ジャパン』を、久々に覗いてみました。特に行ってみたいとも思っていなかったのですが、『青天を衝け』に関しては昨年からよく言われておらず、どのようになっているのだろうと直近回(第6回)の分だけ見てみたところ、やはり批判的な言葉が並んでいました。ただ『西郷どん』の頃に比べるとやや元気がない印象も受けました。

元々このコラム的には、
舞台が東日本である
徳川方である
ということで、所謂西国雄藩とは違い、いくらか共感する部分もあるはずなのですが、どうも水戸の尊王攘夷思想がお気に召さないようです。加えて栄一の描写にも批判的です。そもそも
「最初に批判ありき」
的なところが強いため、何を見ても批判になってしまう。以前からそうですが、その傾向がかなり強くなっていますね。

いくつかピックアップしてみます。

『花燃ゆ』では大奥と言いつつ、なんちゃって大奥となるパートがありましたが、こちらは本物です。

まず、直近の幕末大河は『花燃ゆ』ではなくて『西郷どん』であり、この大河にはちゃんと本物の大奥が出て来ます。好き嫌いにかかわらず、そちらと本来は比較するべきだと思うのですが。それと『花燃ゆ』の萩城の「大奥」、外様大名であっても大奥と呼ぶケースもあったらしいので、全くの間違いとは言えないようです。
しかし男性主人公で幕末が舞台なら、やはり比較するべきは
『龍馬伝』
『西郷どん』
になるのではないでしょうか。尤もこのコラムは、放送から10年以上経った大河は参考にしないらしいので、『龍馬伝』は使えませんが。しかしそれだと、何かにつけて引き合いに出している『八重の桜』(女性大河の中では一番好きです)も、そろそろ使えなくなるかとは思います。

それから下田でハリスが牛乳を所望した件で

乳製品に馴染みのない幕末を表現したのか

とありますが、徳川斉昭は乳牛を飼育し、牛乳を飲んでいたという説もありますので、それに引っ掛けたのではないでしょうか。

その後の部分で『麒麟がくる』関連の記述。足利義輝は暴虎馮河(血気にはやって無謀なことをするというたとえ)という言葉を使ったという出だしで、

水戸学は皇国史観の源流で、取扱注意です。

などと書かれていますが、別に水戸学の何たるかを出す程度なら構わないと思うのですが。そもそも幕末という時代とも深く関わっていますし。そして

松平春嶽をドジっ子みたいにするそうで、歴史への敬愛が感じられません。なぜ大河でそんなことをするのでしょうか。

これも不満のようですが、ならば武者さんが持ち上げていた『麒麟がくる』の光秀のパシリ的描写は何だったのでしょうか。何かこの文章、ブーメランに見えて仕方ありません。

そして

「女性ファンはイケメンの裸とラブコメがあればバク釣りですよwww」とか思ってませんか?

武者さんが『いだてん』を持ち上げていた頃もイケメンの裸はあったかと思うのですが、それに関しては如何。無論あの中にもラブコメと思しきものはありましたし、『麒麟がくる』も然りでしょう。美濃へ向かう途中の駒とのシーンなども、かなりそれに近かったのではないでしょうかね。
(この項続く)

飲み物-タンブラーの白ビール

[ 2021/03/28 01:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』第5回までを観終わって

『青天を衝け』、第5回まで観て感じたことをいくつか。

  • 昨年及び一昨年の作品に感じられた、奇を衒った感のある演出があまり見られない
  • 血洗島の描写は比較的丁寧
  • 江戸のパートの描写がやはりどこか慌ただしい
  • 衣装やセットは昨年よりも今回の方がいい。というか特に昨年は衣装があまりにもけばけばしすぎ
  • 何よりも「徳川家康です」が意表を突いていて面白い。あれを目当てに観ている人もいるのでは


気になる江戸のパートですが、血洗島と同じくらいの尺で描こうとすると、どこか物足りない部分が出て来ます。今回は慶喜と平岡円四郎をメインにした描き方になっていますが、平岡以外にも慶喜を巡る人々が大勢出てくるため、何らかのかたちでそれぞれの出番を削ることになります。それが物足りなさを感じさせる所以なのでしょう。


この先外様雄藩が出て来ることになりますが、必要な部分をあまり端折らずに描いてほしいものです。当然ですが、政治の中心地であり、ペリー来航以降の状況を描く以上、本当は今の倍くらいの尺で描いてしかるべきなのですが、すると今度は、主人公パートである血洗島が描けなくなってしまう。痛し痒しです。同じ時代を2つに分けたのは、試みとしては悪くないのですが、どちらかで削減せざるを得ない部分が出て来るのは、悩ましいところかも知れません。


また、大森美香さんの脚本ということもあるのでしょうが、どちらかといえば「朝ドラ風に」決まっている印象を受けます。無論、昨年や一昨年(何度もすみません、ただこの2作品は、私としてはあまり楽しめなかったので)よりもドラマとしての収まりはいいのですが、大河らしい主人公のターニングポイントがどのように描かれるのか、それが多少気になります。とにかく、例の蚕CGを除けば、そこまで奇を衒ったところが見られないのはラッキーと言えます。


それと関連投稿について。既にあらすじの部分を若干増やしていますが、今後、あらすじと感想をかつてのように分けるべきか、今までどおりに行くべきか思案中です。



飲み物-ロックグラスカクテル

[ 2021/03/20 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

大河関連二題

『青天を衝け』第5回が放送されました。今のところ、如何にも農村といった感じの血洗島と、大都会でしかも外国の脅威に揺れる江戸とでは、時の流れもかなり違うのですが、徐々に農村部にも様々な影響が出てくるのでしょう。

ところで放送前は、どのような展開になるのか気になっていたこの作品ですが、現時点ではそれほど目立つような問題点はそうありません(全くないとも言い切れません)。その一因として、現時点では幕末という、大河の舞台としてはよく知られた時代が描かれていることも挙げられます。
この先しばらくは、安政の大地震、桜田門外の変から討幕に至るまでが描かれるわけで、この辺りは関心を持つ人も多いかと思われます。問題は明治維新、それも西南戦争が終わって後の時代の描写でしょう。ここをどのようにするかが、後半の山場となりそうです。

『いだてん』の視聴率がはかばかしくなかった、しかも舞台の一つである東京(関東)の数字が低かった理由は様々ですが、その一つとして、幕末が登場しなかったのも挙げられるかと思います。
どうも明治半ば、あるいは後期からの展開になると、スペシャルドラマとか朝ドラのイメージが強くなってしまうのではないでしょうか。

ところでyahooニュースで、
「大河主演を務めても俳優人生は安泰ではない…スキャンダルでその後、パッとしない役者2名」
なる記事があり(元ネタはデイリー新潮)、スキャンダルでパッとしないのは和泉元彌さんと内野聖陽さんなのだそうです。一応urlだけ置いておきます。
https://news.yahoo.co.jp/
articles/56aebbc6e02f38d09ec204276f5d725d3ec2b332

しかし和泉元彌さんはともかく、内野さんは「パッとしない」のでしょうか。
確かに飲酒運転と不倫、その後の女優の一路真輝さんとの離婚はスキャンダルかも知れません。しかしご本人はその後も映画や舞台、ドラマで主役を務めたりもしているし、『真田丸』では準主役とも言うべき徳川家康を演じてもいます。この記者氏はそれもご存知ないのでしょうか。あと『きのう何食べた?』が好調で復調云々とありますが、既に朝ドラの『おかえりモネ』にも出演が決定しているのですけどね。

飲み物-エールと暖炉の火
[ 2021/03/15 00:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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