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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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大河ドラマ雑考-53+フランスプロリーグ

先日の大河関連投稿-一部文章におかしなところがありました、修正しています-でも書いていますが、1年というのはやはりちょっと長くないかと思います。それこそ家族みんなでTVを観ていた時代、TVが娯楽の中心だった頃は、それでもよかったのでしょう。

大河もそれなりに努力しているかとは思いますが、そして今年のは、令和に入ってからは一番面白いとは思いますが、やはり今現在、1年の大河より1クールの日曜劇場の方が面白く感じられるのも確かです。検討するべきか思われますが、NHKはやはりスポンサーがつかない分、この手の変化に疎いように見えます。

それと、昔の大河だから必ずしも面白いとはいえないというのも、今回の『黄金の日日』を観て改めて思いました。別に『黄金の日日』が面白くないとは言いませんが、今まで書いているように、場合によっては如何にも創作だなと思われたり、いくら何でも戦国時代に、これはないだろうと思われる部分もあるわけです。無論当時としては、そこまで違和感はなかったのかも知れません。

また今観ている限りでは、近年のいくつかの大河にあるような、いささか創作が行き過ぎたシーンに、いくらか似たものも感じられます。『真田丸』の創作シーンともつながるものがありますし、それを考えれば、三谷さんがこの大河に影響を受けたというのも納得です。

昔のものだからいいというのは、それこそ過去美化バイアスに他ならないのではないかと思います。実際ネット上でも、昔の作品だから素晴らしいとか、脚本がしっかりしているといった声があります。私も、そのすべてを観ていないので何ともいえませんが、少なくともこの大河のアンコールを観ている限り、やはりちょっとおかしな部分もあるにはあるし、脚本家も試行錯誤しながら書いているのだなとは思います。

ところで前出の1年が長すぎる件、昔は現代ドラマなども放送期間が長かったでしょうし、そういった視聴環境下での1年物であれば、さほど抵抗もなく受け入れられたと思われます、カレンダー代わりというメリットもあったでしょう。

しかし今は1クールがほぼ当たり前で、2クールだと長いなと思われる時代です。1年物をそのまま維持する必要はあるのでしょうか。NHKが「大河新時代」で何かを変えたいのなら、こういう部分をまず変えてしかるべきでしょう。

ところでここだけラグビーですが、フランスプロリーグ、松島選手が所属するクレルモンとペルピニャンの試合は、クレルモンが2点差で敗れました(実は観ながら書いておりました)。

飲み物-スノーアンドテル

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[ 2021/11/28 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

バーバリアンズ戦中止及びユールについて

まず、先日お知らせしたバーバリアンズとサモア代表の試合ですが、選手に新型コロナの陽性者が出たため、中止となりました。実に残念です。

コロナ禍といえば、南アでも変異株が発見されたとの由。今後どうなるかはまだ不明ですが、日本を始め北半球は冬の時期に入ることもあり、第6波は避けたいところではあります。無論個々がやるべきことをきちんとやる、これに尽きるわけですが。

ところでユール関連で少々。ユール、つまり北欧のクリスマス関連で、ユールボックというのがあります。藁でできた、ちょっと木曽馬を連想させるヤギで、確かイケアで取り扱いがあったのですが、今はどうなのでしょう。ちなみにこのボックとは雄ヤギのことで、英語のbuck(草食獣のオス)に当たります。

実はこのヤギは、キリスト教世界では邪悪なるものの代表として考えられています。この点ヒツジと対照的です。元々ユールというのは、キリスト教が伝わる前の異教が大きく絡んでおり、ヤギも「異教」である北欧神話の、トール(ソー)の馬車を引く動物であるため、そのシンボル的存在となったとも考えられます。

それからサンタクロースも、北欧では多少事情が異なります。こういう国のサンタは基本的には妖精で、国によってユール・トムテとか、ユール・ニッセなどと呼ばれています。彼らは家を守り、家畜の世話をする存在とされており、ユールには感謝の意を込めて、お粥を置いておくならわしがありました。

そもそもユール自体、かつての北欧の祖霊を祀る行事であり、彼らがオーディンに導かれてやってくると考えられていました。また冬至を境に、再び日が長くなって行くことから、太陽が再び力を得る、その象徴の日でもありました。

元々夏の生まれとされるイエス・キリストの祝日を、12月25日に持って来たのは、このユール、あるいはローマのサトゥルナリア祭りと結びついたからだともいわれています。このサトゥルナリア祭は、農耕の神であるサトゥルヌス神に捧げられたものでした。

尚クリスマスツリーが一般的になるのは、19世紀からになります。ところで以前映画『艦長ホレーショ』について、少しだけ触れていますが、この中にツリーが飾られたシーンが出て来ます。しかしこの当時は18世紀ですから、この習慣はまだなかったはずなのですが…他の部分はまずまずなだけに惜しいです。

飲み物-ワインと暖炉の火

[ 2021/11/28 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

今後の『青天を衝け』徒然

ここ何か月か『青天を衝け』の感想を、徒然という形で隔週で投稿して来ましたが、ちょっと予定を変更して、第35回以降の分は、最終回後にまとめて投稿することにしました。

今まで大河関連の投稿を見てくださっていた方もおられるかと思います。真に申しわけないのですが、今年の大河に関しては、次に投降するのは年末または年明けになりますので、あしからずご了承ください。

一応来年は投稿予定ではありますが、あらすじと感想という形で行くのか、あるいは感想だけをまとめるのかは、まだ本編を観ていないので何ともいえません。

しかし、よほど面白く感じる場合は別ですが、1年というのは段々しんどくなって来たかなとも思います。最近完走しないのは、そのせいもあるでしょう。特に1クールのドラマを観ていると、大河がやたらに長く思えてしまいます。やはりもうちょっと目先を変えてほしいなとは思います。

再来年、『どうする家康』もいいのですが、南北朝とか、同じ戦国でも、地方の大名がテーマなどでもよかったのではないでしょうか。伊達政宗もそろそろもう一度やってもいいし、島津義弘が主人公のも観てみたいので。それにしても再来年の大河は、キャスト関連情報がまだのようですが、どうなっているのでしょう。

飲み物-ホットカフェオレ
[ 2021/11/27 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

ラグビー国代表の資格変更に関して

ラグビー関連情報です。
代表資格に関する規定が変更になりました。以下はラグビーリパブリックの記事です。

国代表資格変更が可能に。元NZ代表らに太平洋諸国が注目、元豪代表フォラウにはトンガ熱視線

要は、今まで一か国のみの代表にしかなれなかった選手が、一定基準を満たせば、あと一つだけ別の国の代表になれるというもので、その基準としては、

  • 最初の代表チームで最後に試合出場してから36か月間以上経過していること。
  • 選手が代表資格変更を希望する国で生まれている、または親や祖父母のうち誰かがその国で生まれていること。
  • 改定された競技に関する規定第8条に基づき、選手は一度だけ変更することができ、品位を維持するために、それぞれのケースはワールドラグビーのレギュレーションコミッティーの承認が必要となる。

ということです。

しかしながらこの文章、残念なことに少々わかりづらい表現があります。
「品位を維持するために、それぞれのケースはワールドラグビーのレギュレーションコミッティーの承認が必要となる」
と書かれていますが、英文にはpreserve integrityとあるので、品位の維持というよりは、「完璧を期する」くらいの意味でしょうか。

あと「それぞれのケース」以下も、英文記事を見る限りでは、「上記2つのいずれかに該当する選手は、規定第8条に基づき、一度だけ所属するユニオンを変更することができ、それを完全なものとするためには、ワールドラグビーの、レギュレーションコミッティの承認を必要とする」ということのようです。

それから記事の終わりの方にもありますが、一か国でしかプレイできなかったのは、正代表に次ぐレベルでのプレイ経験がある選手も同様でした。無論この場合も、基準を満たせばもう一か国の代表になることが可能であるということです。

とはいうものの、実は1999年までは、複数の国の代表になることが可能でした。かつて神戸製鋼に在籍し、豪州代表(ワラビーズ)でプレイしたイアン・ウィリアムス氏は、その後日本代表にも選ばれています。無論その他にも、豪州代表からルーツをたどってイタリア代表になった選手とか、アルゼンチン代表であったものの、その後豪州に渡ってワラビーズの一員となった選手など様々です。

これが2000年以降禁止されたのですが、今後はアイランダー諸国(フィジー、サモア、トンガ)の選手の救済ということもあり、久々に規定が改正されました。無論日本代表としてプレイした選手が、その後母国代表のジャージーを着る可能性もあるわけです。


飲み物-グラスに注がれたエール

[ 2021/11/27 00:00 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

ブラックフライデーとは

11月26日はブラックフライデーです。アメリカでは11月25日の感謝祭が終わり、この日からクリスマス商戦に突入します。またこの日は、感謝祭関連グッズの在庫一掃の日でもあります。法定休日ではないものの、事実上の休日ということも多く、買い出しをする人も多いです。ちなみにこのブラックは黒字を意味します。

無論感謝祭は毎年11月第4木曜日と決められているため、年によって日付も移動します。それはともかく、日本でもブラックフライデーは最近増えています。本国アメリカよりやや早く行われることも多く、特にアマゾンのが有名ですが、大手スーパーや家電量販店なども、ブラックフライデーのセールを売り物にするようになっています。

今年はブラックフライデーの2日後が、アドベントの第1主日となりますが、無論これも年によって日付が異なります。夜の長い季節、クリスマスらしいイルミネーションの灯るこの時期は、慌ただしいながらも、華やいだものを感じさせます。

飲み物-ホットワイン2

[ 2021/11/26 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

気づいたことあれこれ 29 (TVに関して思うこと色々)

先日の投稿分のタイトル、「大河と紅白に思うNHKの姿勢 2」としていますが、これは昨年の今頃にも、同じような内容の投稿をしているためです。

実際大河や紅白等々、NHKの看板(とされる)番組に関しては何度も投稿しており、自分でも何やら益体のないことを書いているとも思いますが、受信料を強制的に徴収する姿勢、そして何十年も延々と、同じような番組にその受信料の多くをつぎ込む姿勢とに、何か割り切れないものを感じるのもまた事実です。長期にわたる番組といえば朝ドラ然りです。こちらも数字では圧倒的優位というわけではなく、『日本沈没』や『ドクターX』と競り合うこともありますし。

実際公共部分(ニュース、気象情報、災害情報)のみに受信料を取り、あとはスクランブルをかけて、番組単位チャンネル単位で課金するのであれば、NHKを多少は見直します。『ブラタモリ』、『突撃!カネオくん』と『昆虫すごいぜ』は観たいですから。

ところで先日、松平健さんが紅白に出場する旨を書いていますが、前回出場は確か『義経』の前年だったと思われます。マツケンさんはこちらにも、武蔵坊弁慶の役で出演していますね。あと大泉洋さんが今年も司会の一人ですが、翌年の大河のメインキャストが司会というのは、あまりないのではないでしょうか。2013年のように、その年の大河の主演が司会という例はありましたが。

ところで今現在国内ドラマで、録画視聴も含めて観ているのは前出『日本沈没』と『青天を衝け』、そして『和田家の男たち』くらいです。この『和田家の男たち』、祖父、父親、息子の三世代が同じ屋根の下で暮らす設定で、しかも息子は母親の連れ子なので血縁関係にないという、ちょっと複雑な関係です。この息子の優を演じているのが、相葉雅紀さんです。

しかし男所帯というと、何らかの理由で料理がメインになるようです。実際「優クンの台所」というインスタもあります。これは『きのう何食べた?』もしかりです。こちらの劇場版も観に行きました。京都旅行に始まり、賢二を正月に実家に連れて行くのをやめた史朗の決意、小日向家の冷蔵庫が故障した件と富永佳代子の奮闘、さらにジルベールの家出やお花見などなど。原作の第9巻のエピソードがかなりベースになっています。

ところでこちらも先日ですが、『孤独のグルメ』について書いています。これが何がいいかというと、すばり、その辺りにある店で食事をするという点です。高級レストランでもなく、どこか遠方で名物料理を食べるわけでもなく、中年の男性が街を歩きつつ、そこにある店に入る。これが一番の見せどころであるわけです。テレ東お得意の路線バス番組と、一脈通じるものがあります。

あと料理では『家事ヤロウ!!!』の、初心者向け料理なども結構好きです-というか最近、如何にもの料理番組は少なくなったような気もします。そういえば『家事ヤロウ!!!』も、インスタのフォロワーがかなり多いらしいですね。

飲み物-ビールと夜景
[ 2021/11/26 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

大河と紅白に思うNHKの姿勢 2

先日、5年前の『ステラ』が出て来ました。恐らく『真田丸』関係で購入したものと思われますが、それまで放送された大河ドラマが、ごく簡単な説明付きで紹介されていました。好きな作品、そうでない作品、あるいは殆ど知らない作品など様々ですが、しかしよく60年も続いたものです。

NHKが全く努力しなかったとは言いませんが、これは受信料の賜物でもあるわけですし。しかもNHKは観ない(民放は観る)世帯から、強制的に徴収したりもしています。受信料が欲しいのなら完全義務化し、また視聴を望まない世帯には、電波を止める代わりに受信料は免除するとはっきり規定すればいいのですが。それを考えると、やはり大河60年などとドヤ顔をされても、もとい得意げに語られても、何となくすっきりしないものではあります。

それと、度々大河と並んで批判している『紅白歌合戦』ですが、こちらは今年の出場者が決まりました。とはいえ、知らない出場者もいるにはいますが…。それと今回は、17年ぶりですが、あの松平健さんが再登場です。紅白を盛り上げる目的もあるのでしょうが、来年の『鎌倉殿の13人』に、平清盛役で出演するというのも大きいのではないでしょうか。

ちなみに紅白は、某タブロイド紙によると「オワコン」などともいわれています。別にそのタブロイド紙に共感するわけではありませんが、私も同じようなことを考えています。昭和の時代はお茶の間、後にはリビングのTVで歌番組が流れ、家族でそれを観ていたわけで、紅白もそれなりの意義があったのですが、最早そうではないにも関わらず、その時と同じようなことを今なおやっています。

確かに先日書いたように、「紅組」「白組」それぞれの司会は廃止されたようですが、ならば紅白に分けるのもやめたらいいし、出場者の顔ぶれを変えるだけでなく、番組そのものも大きく変えていいでしょう。しかし根底にあるものはそう変わらないようです。TV視聴時間が長い、高齢の視聴者ばかり意識しない方がいいかとは思うのですが。そもそもこの番組も大河同様、いつまで引っ張るのでしょうか。紅白は好きな人だけにとどめ、あとは『孤独のグルメ』を観たくなる所以です。

飲み物-コーヒーとケーキ

[ 2021/11/25 01:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

今後のラグビー中継についてのお知らせ

もうひとつラグビー関係、こちらはお知らせです。

まず1つ前の投稿の、バーバリアンズとサモアの試合、こちらはJSPORTSで放送されます。

世界選抜「バーバリアンズ」に中村亮土選手、垣永真之介選手、堀越康介選手、小瀧尚弘選手が選出! 「バーバリアンズ vs. サモア代表」11月27日(土)午後11:20~ 生中継&LIVE配信!!

それから、日本代表の松島幸太朗選手が所属する、フランストップ14のクレルモン・フェランの試合、こちらはCSのテレ朝チャンネルでの中継が決定しました。週一の放送となります。

ヒト・コミュニケーションズpresentsフランス ラグビーリーグTOP14(21/22)

テストマッチや海外ラグビーの試合放映権、リーグワンの中継などで、ラグビー中継が複数のチャンネルにより分散化しています。恐らくJSPORTSは、後者の方を選択するのでしょう。それにしてもこのテレ朝チャンネルだと、基本料込みで月額1500円程度です。WOWOWもこのくらいの金額で、ライブ単独加入ができないものかと思います。

尚この投稿は、27日までページトップに固定しています。


飲み物-注がれるビール


[ 2021/11/25 00:45 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

2021テストマッチ4-スコットランド戦、今後の課題とワールドカップ予選

ラグビー関連情報です。記事は、いずれもラグビーリパブリックのものです。

まず先週末のスコットランド戦、日本は29-20で惜敗です。とはいえ、トライを1本しか取れておらず、後は松田力也選手の足で稼いだようなものではありますが。試合そのものは豪州戦といくらか共通するものがあり、アイルランド戦のように畳みかけられるものではなかったけれど、結局強豪相手に、アウェイでは勝てなかったと結論づけられるでしょう。

日本代表、マレーフィールドで惜敗。スコットランド代表がW杯の雪辱を果たす。

敵将も認めた日本代表の奮闘 マレーフィールドで学びはあった

そして日本代表の中から、
中村亮土
垣永真之介
堀越康介
小瀧尚弘
の4選手がバーバリアンズに選ばれ、今週末ロンドン・トゥイッケナムで行われる、サモアとの試合に出場することになりました。従ってこの4選手は、今もヨーロッパに留まっています。
このバーバリアンズは「クラブハウスを持たないチーム」で、これに選ばれるのは、名誉なこととされています。その時々で各国代表の中からメンバーが選ばれますが、代表キャップを持たない選手を1人加える習慣があります。國代表あるいは選抜のチームと試合をすることが多く、白黒の段柄ジャージーをまとい、ソックスは、所属チームのものを履くことになっています。

伝統あるバーバリアンズに中村亮土、垣永真之介、堀越康介、小瀧尚弘が選出!

さてリーグワンの開幕まで、あと1か月ちょっととなりました。しかし日本代表のディレクター、藤井雄一郎氏は、リーグワン以外でも選手たちに経験を積ませたいと発言しています。

スーパーラグビーでのプレイの機会がなくなり、今後どのような形で、海外勢との試合経験を積ませるかが、まだはっきりしていません。2022年の夏は、強豪の来日の可能性が高いのですが、藤井氏はそれとは別に、若手中心でティア2やアジアのチームとの試合も考えているようです。

日本代表の藤井ディレクターは選手層に危機感 「リーグワン以外でも経験させてやる場が必要」

それから少し前になりますが、ワールドカップ予選も各地で行われています。アメリカ地区では、南米のチームが北米チームを「食う」波乱が続いており、日本同様、非強豪国で第1回から出場を続けていたカナダはチリに負け、今回初めてワールドカップへの道を断たれました。このカナダ、1991年大会ではベスト8に進んでいますし、何と言っても、台風で試合が中止になった一昨年のワールドカップで、釜石の人々のボランティアをしていた様子が忘れられません。また戻って来てほしいものです。

そしてアメリカも、ウルグアイに黒星を喫して、チリとアメリカ2位の座をかけて争うことになります。勝敗の行方は何ともいえませんが、これでアメリカが負けるようだと、2027年のワールドカップ開催の可能性は遠のくでしょう。実際、2027年は豪州が名乗りを上げているようです。

ウルグアイがアメリカを下し2023W杯出場権獲得 カナダはチリに屈し史上初の予選敗退

飲み物-パブのビール1

[ 2021/11/25 00:30 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

『黄金の日日』「大洪水」

『黄金の日日』第34回です。この当時は年末ぎりぎりまで放送が行われていたのですが、それでも、もう3分の2ほどが終わったことになります。いささか気が早いのですが、来年はどうなるのでしょう。大河の時代に合わせるのなら源平物(恐らく『義経』か『平清盛』)となりそうです。鎌倉時代という視点から見れば、『北条時宗』もありでしょうか。


さて、助左衛門は五島に漂着します。天正13(1585)年7月、お盆の時期です。ここで堺までの旅費を調達するため、例の海賊船にあった書物を長崎で売ろうとしますが、あまりいい値はつきません。一方で、長崎にはイスパニアの船が来ていることに助左衛門は驚きます。

こうして何とか堺に戻った助左衛門ですが、何せ船も積み荷も失い、船員たちも行方知れずになったことから、一からやり直すことになり、人足として働くことになります。それを見た桔梗は、今井の館へ行って美緒に借金を申し出ます。そして彼女は今井家で暮らすことになります。

助左衛門は借金の返済もあって、米を商うことになり、また千宗易から譲られた納屋を抵当に、小西行長に船を借りたいと頼み込みます。行長は快く承諾し、美緒からの五十貫文を助左衛門に渡します。同じ頃秀吉は関白となり、東国の米と堺の銭を大坂に入れるべく、堺の濠を埋めることを計画していました。その目的のためにまず、三成を堺の奉行に任命します。

今井家の主宗薫は、徳川との関係を強めていました。そして美緒に、自分の名代として大坂に行くように言います。しかしこれは、美緒を、豊臣を名乗るようになった秀吉に、差し出すことに他なりませんでした。宗薫の真意を行長から聞かされた美緒は、東国へ行くという宗薫と別れることを決意し、単身大坂へ行くことになります。

大坂行きの日は雨が土砂降りでした。その日助左衛門は久々に三成に出会い、長崎にイスパニア船がいたことを伝えて注意を促します。その後積み荷を下ろすものの、淀川が氾濫しそうだとの知らせに、米俵を土嚢の代わりに積み上げることになります。そこへ奉行の三成がやって来て、この大胆とも取れるやり方に感心し、京橋口の米蔵から米俵をすべて持ち出して、川の氾濫をせき止めようとします。

その夜堺では、またも五右衛門がやって来ます。桔梗から、美緒が大坂に向かったと聞かされた五右衛門は、即座に馬を借りると雨の中に飛び出します。そして、雨の中動けないでいた美緒の輿の列を見つけ、彼女を馬に乗せると、どこへともなく走り去って行くのでした。


大体こんな感じですが、秀吉関連以外の大部分が創作と思われます。無論それはそれでいいのですが、秀吉の政策に関してあまり描かれていないのは、ちょっと物足りない気もします。やはり武士でない人物、記録がはっきりしない人物を主人公にすると、このような描き方にならざるを得ないのでしょう。

ところで秀吉が御伽衆に一代記を書かせるシーンですが、実際この人は、萩中納言なる人物の落胤が自分であると言っていたようです。しかしこれ、どう見ても捏造ですね。『軍師官兵衛』でも、秀吉が公家たちに、萩中納言がどうのこうのというシーンがありました。

あと、南蛮渡来の物を扱うという設定上もあってか、助左衛門と桔梗、銭丸がテーブルと椅子で食事をしていますが、ここだけホームドラマといった感じです。

それにしても銭丸、桔梗が今井に行くとなって妙にすねた態度を取ります。しかしこの桔梗、五右衛門が来た時は店にいたことから、やはり今井の家は出て行ったのでしょう。その今井の当主宗薫。家康は負けないなどと言っていますが、この時点ではまだ今後どうなるかわかったものでもなく、かなりのギャンブルともいえます。息子の小太郎は堺に置いて行くようなので、「親権」は美緒にあるということなのでしょうか。

それにしても五右衛門、流石に盗賊というべきか、美緒たちがどこにいるかの勘はかなり働くようです。

あと三谷幸喜氏が、この『黄金の日日』が好きだったこと、そして創作部分が互いに似通っていることなどは、前にもちょっと書いています。やはり好きな作品の影響は大きいです。ただ三谷さん、大河は本当に歴史が好きな作家じゃないと書けない、本当にこの人物が好きなのか、過去に疑問に思うような大河もあったなどと発言(2014年当時)してもいますが、これはさてどうかなと思います。

この場合、何をもって「歴史が好き/嫌い」を定めるかもはっきりしないし、『真田丸』の九度山編とか最終回などは、ご本人が本当に歴史が好きであるのなら、もう少し書きようがあったのではないでしょうか。また「疑問に思うような大河」、これは『おんな城主 直虎』の森下佳子さんが、ちょっと似たようなことを言っていました。ただし森下さんの場合は「史実に縛られ過ぎ」と語っていて、その辺が三谷さんとやや違ったところではあります。その疑問に思うような大河とは、『天地人』あるいは『江』だったのでしょうか。


飲み物-ワインと暖炉

[ 2021/11/24 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『はたらく細胞』本編を振り返って 続き

まず。例によって、投稿したものの何となく意味が通じにくい箇所があった場合、随時修正しております。朝と夜とでいくらか表現が変わっていることもあるかと思いますが、あしからずご了承ください。

では『はたらく細胞』第6巻を振り返って、再度の投稿です。実はamazonのこの本のレビューを見たところ、やはりというか

企業や研究所のプロモーション臭い
無理やり感がある
作者の熱意が感じられない
失速した感じ
絵が変わった
がん細胞回で締めくくってほしかった

こういう内容のものが結構見られました。無論肯定的な意見もありましたが、私自身、第6巻はそれまでの路線ではなくなってしまったと感じただけに、上記の指摘にはうなずけるものがありました。

あと、乳酸菌関連のアニメも、劇場版とかぶっていたようです。それを考えると、

劇場版も含めたアニメ化のタイミング
作者のブランク(シリウスの連載休止)の期間
スピンオフの多さ

こういう点も考えられてしかるべきだったでしょう。乳酸菌関連を劇場版でやっていて、しかも最後の方はアニメ化の予定がなかったのなら、アニメ化は第1期だけでよかったかと思います。第1期で人気が出たためスピンオフが多くなり、作者の清水さんもその監修の仕事に追われていたと思われますし、結局休載のしわ寄せが、第6巻にそのまま来てしまった感もあります。

それから、第6巻の内容その2についての投稿で、新型コロナウイルスは、話題性はあるけど時期尚早であり、まだ治療方法や特効薬がはっきりしていない点について書いています。アニメ化されない点については色々意見があるようですが、アニメの影響力を考えると、現時点では以上のような理由から、まだミスリードを招きかねない部分もあると思われ、そのため慎重にならざるを得ないかと思われます。

ただ単行本が出ていながら、アニメ化されないというのも何とも妙なものです。アニメ化を視野に入れるのなら、最新医学や話題性のあるものを発表するのではなく、もう少し堅実なやり方で、もっと一般的な病気、あるいはダメージを扱った作品を載せてしかるべきだったのではないでしょうか。

またスピンオフも、今の時点で

はたらく細胞BLACK
はたらく細胞フレンド
はたらかない細胞
はたらく細胞BABY
はたらく細胞LADY
はたらく血小板ちゃん
はたらく細菌
はたらく細胞WHITE

この8シリーズがありますが、少し多すぎやしないかと思います。ブームに便乗した感は否めません。BABYやLADY、血小板ちゃんなどは女性向けを狙ったとも思えますが、実は私はこの手のシリーズを殆ど読んでおらず、読んだものといえばBLACK、フレンドそしてWHITE程度です。(『はたらかない細胞』は第1巻だけ読んでいます)

この中でアニメ化されているのは、『はたらく細胞BLACK』のみですが、実際これは連載、単行本発行そしてアニメ化のバランスが比較的うまく取れていたと思います。身体の持ち主の生活習慣、そしてそれに伴うダメージも無理がなく、最後にがん細胞の撃退で終わり、最後を締めくくるのにふさわしい内容となっています。

BLACKが今後またアニメ化されるのであれば、恐らく次の体に移った後の、オーバードーズやうつ、がん細胞などが描かれることになるのでしょう。


飲み物-コーヒーとキャンドル

[ 2021/11/23 01:00 ] 漫画・アニメ | TB(-) | CM(0)

「西洋魔術博物館」ツイートと北米秋冬の祝祭

以前、西洋魔術博物館さんの、ハロウィンとソウルケーキ関連のツイートをご紹介しますが、今回もう一つご紹介しておきます。


このツイも、西洋の民間伝承的なものが紹介されていて楽しめますが、ここで注目したいのはリプ欄です。かつての少女漫画に言及されていて、

日本では一時期の少女マンガが「バレエ、まま母、松葉杖」で溢れていたとのこと。

とありますが、1年ほど前に投稿した、飛鳥幸子さんのバレエ漫画関連ツイートを思い出します。この中では、かつてのバレエ漫画について書いており、まま母は出て来ませんが、両親を失った幼い姉妹が、老夫婦に母屋を貸すという設定になっています。創作物にも、それぞれの時代のトレンドがあるということでしょう。

本題に戻ります。アメリカに於いてはハロウィンの次は感謝祭、そしてクリスマスとなるのですが、日本も今では、単にクリスマスやバレンタインデーのみならず、ハロウィン、果ては復活祭までがイベント化する気配を見せています。

しかしキリスト教色の薄いハロウィンはともかく、復活祭は如何かと思います。これほどキリスト教と密接な行事はそうありませんし、クリスマスにそう熱心でない教派も、復活祭は祝うほどです。

何よりも復活祭は、その前のレント(受難節、四旬節)と結びついていますから、レントに節制を行って、しかる後に復活祭を祝うことになるわけですし、クリスマスも、本来はアドベント込みのはずなのですが…。でも最近は、アドベントカレンダーをあちこちで見かけるようになってはいます。

ちなみに、かつてイラクがクウェートに侵攻した際、多国籍軍が派遣されましたが、この当時のアメリカのブッシュ(父)大統領夫妻は、感謝祭に、兵士たちの激励のために現地を訪れています。クリスマスだと宗教色が強いこともあり、湾岸のイスラム教諸国に配慮して、感謝祭に日程を組んだといわれていますが、この時は当然というべきか、夫妻をはじめ、将官や兵士たちに七面鳥が振舞われています。

しかし七面鳥の肉は、割と癖が強く、ソースをかけないとちょっとパサついた感じがします。アメリカでは結構、サンドイッチに挟んで食べたりもしていますけどね。その代わり低カロリー高タンパクです。

民間伝承といえば、6年前にユールとワイルドハントについて投稿していますが、そろそろまたこのテーマで書こうかなと思っています。ワイルドハントも、西洋版百鬼夜行のようなもので、こちらは空を駆け巡って来ます。ハロウィン前に、まねきケチャの『あるわけないのその奥に』をご紹介していますが、こちらも正に
「そこのけそこのけもののけが通る」
です。元々は、オーディンが連れて来る祖霊たちだったのですけどね。

飲み物-ブランデー2
[ 2021/11/23 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

スターアップ・サンデー

11月21日は、王であるキリストの主日でした。この日は、アドベント(待降節)の第1主日の直前の日曜日のことで、元々は社会の世俗化と共に神への信仰が薄れた、1925年に制定されたものでした。つまり、次の日曜日はもうアドベントの第1主日ということです。

それと同時に、イギリスでは「スターアップ・サンデー」としても知られています。このスターアップ(stir up)には、人を励ますという意味があり、この日は聖公会の礼拝の祈祷に、「主よ、願わくは御民の心を励まし」とあることから、この名がつきました。しかしこのスターアップには、もう一つ別の意味があります。

この言葉のもう一つの意味は「かき混ぜる」です。ちょうど時期的にクリスマスの準備を始める頃でもあり、イギリスではクリスマス・プディングを作る際に、願い事をしながら種をかき混ぜることから、こちらの意味をも兼ねた主日となりました。尚イギリスではこの日となっていますが、アメリカの聖公会では、アドベントの第3節がこの主日となっています。第4節が終わるとじきにクリスマス当日なので、もしイギリス同様にこの主日にプディングの種をかき混ぜた場合、種を寝かせておく期間が、やや短くなりそうです。

飲み物-グラスに入ったビール
[ 2021/11/22 01:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『はたらく細胞WHITE』第1巻-2

先日の『はたらく細胞WHITE』の続きです。尚先日投稿分で、意味が通りにくいと思われた部分を修正しています。

<レッツ貪食!>
好中球は細菌を倒した後貪食をするが、桿状核球はこれに馴染めなかった。先輩の1146から、あっさりうまくないと言われてためらいつつも、一口食べてみることにするが、やはりさほど美味しくもない代物だった。そんな彼らをよそに4989はうまいと食べ続け、1146から味音痴だと言われてしまうが、どうも味がわかるわからないという次元の問題ではなかった。

一方好中球の1人2048曰く、4989と1146は食い方が汚いとのことで、「マイ箸」を取り出して食べる。桿状核球は、あるいは2048が食べている部位は美味しいのかと口に入れるが、特に変わりはなかった。しかも細菌はまだ生きているらしく音を立てる。するとどこからかいい匂いがして来て、桿状はその場を離れ、そちらの方へ行く。そこでは2626が、屋外なのに調理設備を持ち込んで獲物を調理していた。

この抗原は体を作るもとだ、俺は食べ物に妥協はしないと2626は言うが、当然ながら、貪食する細菌と白血球の体を作る栄養分とは別々だった。しかし見た目はかなり美味しそうであり、料理を一口食べてみた桿状だが、その場に倒れてしまう。細菌だから美味しくないのは当たり前だった。なぜ料理をするのか桿状に訊かれた2626は
「ただの趣味だ」
と答え、「創作イタリアン 二六」なるボードと暖簾を掲げて客を呼ぼうとしていた。
(キラーT班長も匂いに誘われて、暖簾の前に立っていた)

<迷子の骨髄球>
抗原との戦闘の後、2048と話していた桿状は、彼が新人だった頃の話を聞かされる。若い頃、久々の戦闘で未熟な白血球だった2048と仲間たちは駆り出され(左方移動)、先輩たちの戦いぶりに圧倒される。その後戻ろうとした彼らの前に、まだ幼い骨髄球が現れる。迷子のようだった。

骨髄に戻るから連れて行ってやろうとするものの、2048だけはジムに行くとその場を離れようとする。しかしその子は2048にしがみついて離れないため、やむを得ず彼が面倒を見ることになる。しかもお腹がすいたとその子は言い、2048はアイスクリームを買うはめになる。彼はダイエット中だったが、その子がお兄ちゃんも食べようよと口に入れてくれたため、久々のアイスクリームを楽しむ。その後この骨髄球は、疲れたと座り込んでしまう。

2048はその子を肩車して仲間たちと骨髄まで戻り、マクロファージに引き渡す。戻ろうとした彼にその骨髄球は声をかけ、折り紙で作ったスギ花粉を渡す。俺の魅力は子供にも伝わると、その折り紙を見せながら自慢げに言う2048だが、実はそれを作ったのは桿状自身であった。その骨髄球というのは、他ならぬ子供時代の彼自身であり、2048と別れた後、彼はまだ折れるかなと当時を懐かしむ。

<すり傷>
桿状核球は血小板たちの荷物運搬を手伝ってやる。しかしその直後すさまじい音がして、体が空中に浮く。その彼を引き止めてくれたのは4989だった。外からの衝撃で表皮近くの血管の壁が壊れ、血小板たちが穴をふさぐ間、好中球は外から侵入してくる抗原を防がなければならない。

風に飛ばされて穴に落ちないようにと、桿状核球は慎重になるが、4989は簡単に移動して行く。これは制服についているL-セレクチンのおかげだった。桿状は初めてその存在を知るが、4989も実は電源を入れ忘れていたため、彼自身も飛ばされて来たのだった。

その4989は無謀とも思えるジャンプをして移動し、後からやってくる、いささか頼りない桿状を手伝おうとするが、その時落ちそうになって逆に桿状に助けられる。しかしその後、4989の足元が落下し、桿状は彼が死んだものと思い込む。ところが彼は生きていて、穴の底の方にしがみついているのを発見される。


「レッツ貪食!」、白血球というか好中球は、抗原を捕食するのが仕事ですが、もちろんそれは彼らの栄養分にはなりません。無論美味しいものでもないわけですが、その時流れて来たいい匂いに誘われて、桿状核球はそちらの方へ向かいます。そこでは先輩の2626が倒した細菌で料理を作っており、桿状は食べてみますが、元が細菌であるだけに美味しいはずはありませんでした。しかし2626は自分の趣味だと言って料理を続け、何やらレストランまで出しています。やはり匂いに惹かれて中に入って来そうなキラーT班長が、この料理を口にして何と言うでしょうか。

ところで本編では、マクロファージがやはり捕らえた細菌で料理をしますが、こちらはどんなお味なのでしょう。

それから「迷子の骨髄球」、これは本編の赤色骨髄の話を踏まえているようです。ただこの骨髄球のちび君が、記念として、2048のお兄ちゃんに折り紙のスギ花粉をあげるところが違っています。桿状君、それは自分だとは流石に言わなかったようですね。先輩もあるいは感づいているのかも知れませんが。

ちなみにここで左方移動が出て来ます。本編と違って、こちらは抗原退治に駆り出された桿状核球の4人組が、先輩たち凄かったなと言っており、どういう状況下であったのかがわかりやすくなっています。ところで、なぜ桿状核球が増えた状態を左方移動(左方推移)というのでしょうか。

体内で病原体に感染すると、多くの白血球(好中球)が必要になり、そのためまだ若い桿状核球が血液中に増えます。白血球は赤血球と違って核を持っていますが、桿状核球はその名の通り、棹状の核があるのみです。これが成熟するに従って複数の核に分裂し、分葉核球と呼ばれるようになります。

この状態をグラフにして、縦軸を血液中の白血球の数、横軸を核の数とした場合、非感染時に比べて総体的な核の数が少なくなり、グラフの折れ線の山が左側に来るため、左方移動と呼ばれています。実際これはグラフがないとわかりにくいので、グラフ付きの記事のURLを置いておきます。

好中球の検査値ー左方移動(左方偏移)とは?
https://www.hanakonote.com/kensa/sahoido.html

そして「すり傷」ですが、こちらは本編のすり傷の回を、白血球サイドから見たものと言った方がよさそうです。L-セレクチンはここでは制服についている装置として描かれていますが、実際はもちろん、白血球自身が持つ接着分子です。


飲み物-冬のティータイム


[ 2021/11/22 01:15 ] 漫画・アニメ | TB(-) | CM(0)

『はたらく細胞WHITE』第1巻-1

『はたらく細胞』本編が終わったこともあり、『はたらく細胞WHITE』の投稿を開始します。主人公の桿状核球と、その先輩である白血球(好中球)が織りなす物語です。

<憧れの先輩>
抗原退治に余念のない白血球(好中球、分葉核球)チームだが、その日は新しく後輩(桿状核球)が来る日でもあった。桿状各球は初めて会う先輩たち(1146、2048、4989、2626)が血まみれなのを見て驚き、かつ不安に思うものの、新しい制服に袖を通して一人前の好中球となる。しかし2048がナイフの使い方を教えると言ってダガーを投げたため、1146に注意される。

その後交流を深めるため、茶でも飲みに行こうと誘われるものの、肺炎球菌の残党がいることを知り、彼らは目の色を変えて確保に向かう。一人残された桿状核球は後を追って道に迷い、緑膿菌に出くわす。緑膿菌は最初は驚くが、彼が新人でおぼつかないのを見て優勢に転じ、危ない目に遭うが、先輩たちが駆け付けて来て事なきを得る。寧ろ時間を稼いでくれたと感謝されるが、1146が自分を抱えたまま下ろしてくれないのに戸惑う。

<はじめての訓練>
鬼ごっこをすると言われた桿状核球、しかしこれも訓練の1つだった。子は鬼から逃げつつチェックポイントを回り、スタンプを集めながらゴールを目指すというもので、逃げる側の子が彼と1146、あとの3人が鬼という設定で、ロープを取られた時点で終了である。こうすることで体内マップを覚えさせるわけだが、鬼の多さに桿状核球は驚く。

一方で1146は、後輩ができたのを喜んでいた。しかし鬼を避けながら逃げるのは難しく、遊走経路も使って何とかスタンプを集め、血小板のいるところまで行ってスタンプを貰うが、そこへ鬼がやって来る。血小板たちは彼等の誘導尋問をはぐらかすが、茂みの影に隠れている2人は結局見つかり、何とか逃げ出すものの。今度は桿状核球が1146とはぐれてしまう。はぐれた桿状核球は樹状細胞に匿ってもらうが、その時先輩4人の昔の写真を見せられる。

しかしそれには裏があった。写真を見ている間に、木に登っていた鬼の1人が彼を発見する。これは罠だった。鬼(2626)は樹状細胞に何やら約束の物を持って来る。しかし反撃禁止のルールがないのをいいことに、1146がそこへ来て2626を倒す。両者の何やら殺気立った雰囲気の中、後ろから来た別の鬼に桿状核球はロープをはずされ、あえなく負けてしまった。ちなみに約束の物とは、好中球たちの子供時代の写真であり、それを熱心に見ていた桿状核球は、今度は自分がみんなから追われてしまう。

結局誰もゴールできず、要請を受けて1人ゴールを守っていた一般細胞は、後でお詫びの菓子折りを貰った。

<ライバル>
4人の先輩が子供時代から仲がいいのを見た桿状核球は、仲間がほしいと思う。その彼は、キラーT細胞の班長からナイーブ細胞が怒鳴られているのを聞き、彼と言葉を交わす。ナイーブは先輩が優しそうで羨ましいというが、桿状核球は、いざ敵が目に入ると豹変すると言い、また互いに変わり者とか怖いというイメージがあるが、実際はそんなことはないよと、2人は話に花を咲かせる。

新人ならではの悩みを語り合い、その後それぞれの先輩たちが抗原を相手にしているのを見た彼は、自分たちもああなりたいと思うが、そこへ強そうなキラーT細胞がやって来て、自分に話しかけるのを見て驚く。彼は元ナイーブ細胞、今は活性化されてエフェクターT細胞だった。その後再びナイーブに戻った彼と会った桿状核球だが、あのエフェクターを思い出して格の違いを実感し、筋トレを始める。


まず一風変わった先輩たちに驚く桿状核球ですが、何やら『新・三銃士』のダルタニアンを連想させます。しかし、新人の未経験者にちょっかいを出すのは、本編の赤色骨髄回同様、緑膿菌と決まっているようです。

それからはじめての訓練です、鬼にロープを取られると負けとなるのは、タグラグビーを連想させます。しかし訓練はいいのですが、相変わらず樹状細胞は曲者でした-変わった人物という点では、『はたらく細胞フレンド』もまた同じです。

あと昔の写真を手に入れるところ、これは本編と同じなのですが、本編の場合写真をばらまくことでサイトカインを放出することになるものの、この場合はそれとはまた別のようですね。またぽつんと1人でゴールを守っていた一般細胞への「詫び菓子」、この点もまたフレンドに共通したものがあります。

そして互いに新人ということで、ナイーブT細胞と仲良くなった桿状核球。しかしキラーT細胞のナイーブは、活性化することでエフェクターとなり、頼もしい助っ人になれるものの、自分はそうでないことを痛感します。その後筋トレを始めるのですが、いや、キラーT細胞と白血球はそこは違うから、無理しなくてもいいような…。

ところでこの白血球は、正確にいえば好中球です。この好中球は、好酸球や好塩基球同様顆粒球ですが、広義の白血球はこれに加えてリンパ球、つまりT細胞やB細胞、NK細胞なども含まれます。あとNKT細胞というのもいます。

その好中球の中でも、若い細胞を桿状核球、大人の好中球を分葉核球と呼んでいます。またこの桿状核球というのは、顆粒球の若手細胞に共通する名称で、好酸球の桿状核球や、好塩基球の桿状核球もいます。実はこの「桿状」とか「分葉」というのは、本編に一度登場した左方移動(左方推移)とも大きな関係があります。

飲み物-ティーカップと紅茶

[ 2021/11/21 01:15 ] 漫画・アニメ | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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