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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『どうする家康』公式サイト関連で少し

では先日ご紹介した、『どうする家康』公式サイトのURLを改めて置いておきます。

https://www.nhk.or.jp/ieyasu/

今のところ主演の松本潤さんと脚本の古沢良太氏、そして登場人物の紹介がある程度ですが、放送が近づくにつれて、色々なコンテンツがアップされてくるのでしょう。尚ガイドブックは12月23日発売予定となっています。

キャストに関しては、今まで何度か発表の度にご紹介していますが、井伊直政役が板垣李光人さん、穴山梅雪役が田辺誠一さんと、『青天を衝け』に出演した俳優さんが2人いますし、今年以仁王を演じた木村昴さんも渡辺守綱役で再登場です。その他過去の大河経験者も多く、何よりも『軍師官兵衛』の主演、岡田准一さんが今回は信長役で登場です。今のところ家康(松平元康)とその家臣団に加え、周囲の大名とその家臣が中心となっています。この大河はお田鶴の方が出るのがちょっと楽しみです。

あとこちらも歩き巫女が出て来ますね。千代という名で古川琴音さんが演じています。他にもオリキャラが出て来ますが、やはりオリキャラと言うのは、創作の中で動かしてこそのものではあるでしょう。それから時代を反映してか、忍びも何名か登場します。

それと脚本以外のスタッフの紹介はまだありません。これも今後アップされて行くことになるのでしょう。


飲み物-エスプレッソ2
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[ 2022/12/06 01:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』第46回「将軍になった女」あらすじと感想-2

第46回後半部分です。

文書を受け取る泰時に、他にもにも考えることが一杯だから仕方ないと初は言いつつ、義時とやり合ったことについて尋ねる。今の父上は何かに取りつかれたかのようで、喧嘩してでも食い止めるのが自分の役目だが、空回りばかりだと泰時。初はその真面目さがあなたらしいと言いつつも、実は諦めていると言う。泰時はそれを真に受け、初は真面目に受け取るなと軽く小突く。

そこへ政子が現れて、泰時に手伝いを頼む。泰時が盛綱と、施餓鬼の供物を貧しい人々に振舞っていたとろへ政子が現れる。盛綱が尼御台と叫んだことで、皆跪こうとするが泰時はそれを止める。政子は皆に声をかけて回り、彼らもまたそれに応える。その人々から離れた場所にウメと言う女がいて、伊豆の小さな豪族の行き遅れがこんなに立派になられてと言う。政子はそれは言わないでとウメを制するが、色々苦労されたのですねと言われ、政子は皆さんだってそう、生きるのは大変とと返す。憧れなんです、友達もそう言っていますと言うウメ。

一方のえは食事中の夫に対し、泰時がまた刃向かったそうですねと言う。そしてそろそろ跡継ぎをと言うが、嫡男は太郎(泰時)だと義時。しかしのえは泰時をよく思っていなかった。確かに出過ぎたことを言うが、父親に平気で盾突くくらいがちょうどいいと義時。昔のことをほじくり出すのは気が引けると言いつつ、のえは泰時の母親が訳ありだったのではと言い出す。

八重は私も周りも大切にしていたと泰時。太郎では周囲が納得しないと言うのえに、なら次郎(朝時)にすればいいと義時。義時はこの話を打ち切りたかったが、のえは八重も比奈も北条の敵方だったと言う。義時は箸を投げ捨てて尋ねる。
「何が言いたい」
のえは2人の間の長男政村が15歳になり、この子こそが跡を継ぐべきだと言うが、自分はまだ死なん、今する話ではないと言う。こういうことは元気なうちにしておいた方がいいと言うのえ。

のえは祖父二階堂行政にこのことを話す。行政はこの先数百年は北条の天下、なぜもっと食い込まないとのえを叱責する。そばには政村もおり、行政はこの曾孫に家督を継がせたがっていた。義時と泰時は喧嘩ばかりしているくせにどこか認め合って気持ち悪いとのえ。そんなのえに行政は政村の烏帽子親、義村に相談しろと勧める。

京から実朝の弔問の使者がやって来た。そのついでに摂津の長柄と倉橋の荘園の地頭を解任するように、朝廷から知らせて来る。しかもそこは上皇の寵愛を受ける、亀菊という遊女の荘園だった。怒る義時。言うことを聞けば親王を下向させるつもりだと広元。しかもその地頭とは、他ならぬ義時自身だった。これを突っぱねて、親王下向をなかったことにしたい義時だが、時房はまた別の手を打ってくると警告し、また鎌倉殿不在が長引けば、御家人たちの信用を失いかねないと広元は言う。

時房は意地の張り合いをやめるように兄を諫めるが、義時は頑なな姿勢を崩さず、政子に、実朝没後の鎌倉が言うことを聞くかどうかを、上皇は試している、下手(したて)に出ればこの先西に頭が上がらなくなると言う。強気で行くと言う義時に、一日も早く新しい鎌倉殿を決めるべきと政子。そのために時房は軍勢を従え、京に上るつもりでいた。一千もの兵を率いて行けば、上皇は非を詫び泣きついてくる、我らはそれを飲むと義時。

そして親王でなく摂関家で、鎌倉の意のままになる人物を望んでいた。他の宿老たちはと尋ねる政子に義時はこう言う。
「私の考えが、鎌倉の考えです」
軍勢を率いる以上、一歩間違えれば戦になると泰時は時房に言う。蹴鞠で決着をつけたいものだなと言う時房に、妙な誇りは捨てるべき、お断りするのなら頭を下げて来ていただきたいと泰時は言い、兄上に逆らうのかと尋ねる時房に、あの方の言いなりでは取り返しのつかないことになるとまで口にする。相変わらず蹴鞠にこだわる時房に、鎌倉の行く末は叔父上にかかっていると泰時は懇願する。

3月15日、時房が上洛した。上皇はまず悔やみを言い、それから何人の兵を連れて来たと尋ねる。一千と答える時房に、脅しかと上皇。実朝暗殺以来、どこへ行くにも護衛を連れて行くと時房。上皇は親し気にトキューサと呼び、どちらも同じことを考えているようじゃと言って進み出、これでは埒が明かないから勝負で決めようと言う。要は上皇と時房が2人で鞠を落とさずに蹴り合うものだった。双方蹴り合いの末兼子が引き分けの判定を下す。

本当は時房が勝っていたが、それを上皇が許すはずはなかった。末代まで朝敵の汚名を着ることになると兼子。時房は自分の負けであると言い、上皇は自分を負かすことはできなかったが、そなたの力は認めようと言いつつ本音を洩らす。親王を鎌倉へやる気はないと言うのである。上皇は代わりの者を出す、これで手を打てと言う。そして慈円が極秘に鎌倉を訪れ、自分の実家である九条家の道家の三男に、三寅という者がいること、頼朝とは遠い縁であることを述べる。

頼朝の遠縁であれば、鎌倉殿にふさわしいと政子。義時も納得し、三寅を鎌倉へ送る手続きを進めることになる。しかし三寅はまだ2歳だった。上皇は酒を干しつつ、慈円の得意げな顔が目に浮かぶと面白くなさそうだった。結局は鎌倉の思いのまま、腹の虫が収まらぬと外へ出て、藤原秀康の差し出す弓を手に取る。

秀康は、慈円がこの件で1人で話を進め、図に乗っているようで気になっていた。兼子も三寅が慈円の身内であることに言及しゅ、これ以上慈円の好きにさせていいかと秀康も言いつつ、弓に矢をつがえる。その矢は的を破壊した。秀康は上皇の前に跪いて言う。秀康にお任せいただければ、一突きで鎌倉を攻め落としてごらんに入れると。

7月、三寅が鎌倉に到着して義時の館に入る。実朝暗殺から半年が経っていた。三寅がまだ幼いことから、義時は将軍就任は元服を待ってからと政子に告げ、それまでは自分が執権として政を執り行うと明言する。しかし政子は貴方は自分を過信している、赤ん坊である三寅に御家人たちがおとなしく従うはずもない、また鎌倉が乱れると言い、自分が鎌倉殿の代わりを務めると言う。しかも尼将軍という呼び方まで決めていた。

その日の夕刻の政所始では、三寅と同時に尼将軍政子のお披露目も行われた。随分と前に出るなど、姉上にしては珍しい、私への戒めかと義時。全てが自分を軸に回っていると思うのはやめるようにと言う政子、そしてどうしてもやっておきたいことがあると、実衣を釈放する。自分が尼将軍になったことを知らせる政子は実衣を抱きしめ、とうとう2人きり、昔みたいに支え合って行きましょうと言って、2人でボンタラクーソワカー(オンタラクソワカ)を唱える。


この後半部分ですが、
忘れ物を届けに行く初
セレブである政子と庶民
老後のことを話したがるのえ
などなど、何だか現代ドラマのようにも見えます。朝ドラならこういう要素を盛り込めるかも知れません。しかし施餓鬼のシーン、あそこまで必要でしょうか。「伊豆の小豪族の行き遅れ」を反復させるのもどうかなとは思うし、何よりこの時代、将軍の御台所に庶民が憧れるなどあったのでしょうか。そして何よりも盛綱が尼御台と叫ぶシーン、仮にあの中に和田とか畠山の残党がいたら、ちょっとまずいのではないかと思いますが。

そして義時。この人ののえとの会話は、恐らくは政村を嫡子としたがるのえ、その背後にいる二階堂を牽制する意味もあったかと思われます。実際のえは政村を執権にしようとして失敗しますが、その後政村は第7代執権となっていて、『北条時宗』にも登場しています。しかし泰時は父に盾突くと言うよりは、父を見限ってと言うべきなのか、とうとう叔父時房にあれこれ指示するようになっているようです。その叔父さんの方は、蹴鞠で決められないかななどと言っています。かなり交渉は難しいと読んでいるのでしょう。

そして結局、蹴鞠でことが決まるに至ります。もちろん『吾妻鏡』にこういうことは書かれていません-無論、時房が千騎を率いて上洛したとはありますが。この件、正しくは時房が勝っていたと思われるのに引き分けとなってしまい、その後時房が自分の負けとへりくだってみせたことで、上皇は初めて本音を洩らし、親王でなく摂関家にしろと言い出します。で、これで慈円が実家九条家の人物を紹介するのですが、これが上皇ににらまれるもととなります。

政子。「やっと」尼将軍になる意志を固めたようですが、実朝暗殺後に京から鎌倉殿を迎えるまでの間、義時が彼女の威を借りる形で、将軍に準じる形で立てておき、義時自身は裏方に徹する描き方でよかったかとも思います。この大河では義時が主人公と言うこともあり、表に出て来ていますが、本来は黒幕的に暗躍する形でもいいでしょう。ただ彼女はかつて亀から鎌倉殿の妻としての姿勢について忠告され、さらに丹後局からも叱責されていますが、それらは何らかの形で活かされたのでしょうか。

そして実衣。この人はその性格ゆえか利用されがちですね。結城朝光の時もそうですし、今回に至っては、息子に累が及ぶことになります。しかも前にも書いていますが、彼女は北条の娘ということもあって、厳罰に処せられることもなく、最終的には鎌倉殿の乳母という地位まで得ています。彼女が権力に取りつかれたと言うよりは、こういう環境の中で、ある意味かなり恣意的に振舞えたと言うべきではないかと思う所以です。そして今回も姉に救われる格好になりました。元々は阿波局と呼ばれていましたが、彼女は最後まで阿波局ではなく、北条家の娘の実衣として生きるのでしょう。


飲み物-トディ2
[ 2022/12/06 01:15 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)

牧人ひつじを/The First Nowell

アドベントの第2週目です。今回はキャロルの中でもよく知られた"The First Nowell" (牧人ひつじを)を、ケンブリッジ大トリニティカレッジの混声合唱団バージョンで。
ちなみにこのnowell、フランス語のクリスマスnoelから派生したミドル・イングリッシュのnowelが元になっているようです。






[ 2022/12/05 01:45 ] その他/others | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』第46回「将軍になった女」あらすじと感想-1

第46回前半部分に関してですが、その前に。『どうする家康』の公式サイトです。

大河ドラマ「どうする家康」

それから新キャストも発表です。このような一文もあり。
「放送まであと1か月余り。本当に、“麒麟(きりん)は来る”のでしょうか?」

【第6弾】新たな出演者を発表!
地位か、名誉か、正義か、お金か?

詳しくはまた改めて。
では『鎌倉殿の13人』あらすじと感想です。

実衣は戯言だと前置きしつつ、時元を鎌倉殿にしたいと三善康信(善信)に言う。それには宣旨が必要だと康信。実衣は三浦義村にその件で尋ね、義村はこちらから願い出るしかないと言う。普通は無理なのだが、すぐに鎌倉殿が立たないと政が乱れる、次は時元殿に決まったと朝廷に伝えるのである。後鳥羽上皇を欺くことになるが、実朝が暗殺された今ではうまく行く、手筈は自分が整えると義村。時元が将軍となった時、執権は平六殿、あなただと実衣は言う。

小四郎はどうすると尋ねる義村に、「誰?」と実衣。その義村は義時に、実衣が食いついて来たから、後は時元に挙兵させればよいと伝える。時元はかつての全成の所領だった駿河の阿野荘にいた。その時元を謀反人として討ち取るわけだが、命まで奪っていいんだなと義村は念を押す。災いの種は放っておけば、公暁の時のように必ず燃え上がると義時は言い、こうつぶやく。
「鎌倉は、誰にも渡さん」

上皇は読んでいた文を後ろに放り投げる。不始末により親王の下向を辞退するかと思っていたら、逆に催促して来たのである。藤原兼子は断らせようとするが、慈円はあくまでもこちらから断らせようとしていると述べ、いっそ話を進めるかと上皇。そして慈円に、決して向こうの思い通りにさせるなと命じてこうも言う。
「こうなったら化かし合いよ」

時元に実衣から、宣旨が下りる算段がついたから、届いたらすぐ挙兵しろといった内容の文が届く。かし2月22日、時元は義時の兵に館を囲まれ、自害に追い込まれる。政子は子を失った実衣を抱きしめるが、実衣は政子の腕を払い、姉上のせい、姉上が頼朝と一緒になるから、何で私までこんな人生を歩まなければならないのと涙を流す。政子は、時元の謀反に実衣がどれだけ関わっているかの詮議が行われることを伝える。

関わっていたら処罰されるわけだが、実衣は望むところ、時元を1人で逝かせはしないとまで口にする。しかし政子は貴女に死んでほしくないと言い、何を言われても認めないように諭す。そして実衣は頭を丸めた広元の尋問を突っぱねる。広元は康信が、実衣から宣旨について訊かれたと話していたことに触れるが、歳のせいかよく覚えていないと康信。

やはりその場にいた泰時は、謀反に関わっていた証しはないから、これ以上の詮議はと言いかけたところへ、朝時が現れる。時元が籠っていた寺で文が見つかり、しかも宣旨を頂ければあなたが鎌倉殿、挙兵すれば御家人は従うと言った内容だった、実衣は自分の筆跡ではないとしらを切る。広元は泰時に、叔母である実衣の文字に見覚えがあるかと尋ね、泰時は分かりかねると答える。

広元はさらなる追跡のために、実朝の遺品の中の実衣の書状を調べることにするが、ついに実衣は自分がやったと認める。しかし実衣の処罰を巡って義時と政子が対立する。混乱に乗じて、時元を鎌倉殿にしようとした実衣は許されないと義時は言い、義村は実衣の書きかけの書状を見せ、宣旨を頂くつもりだったようであると政子に言う。政子は長年にわたって自分を支えてくれたと言うが、その身内に裏切られたのだと義時。

泰時は源氏嫡流最後の男子であり、鎌倉殿の座を望むのも無理がありませぬと言うが、時元が正しかったのかと義時に問いただされる。また広元は身内だからこそ厳しく応じるべき、それでこそ御家人たちは、尼御台への忠義を誓うことになると主張する。しかも義時は実衣の首を刎ねるつもりだった。女子の首を刎ねるなど例がないと康信は言い、耳と鼻を削いで流罪にと広元は言う。ありえないと政子は座り込む。

泰時はそのようなことをすれば、御家人の心は離れると反論するが、だからと言って許せば政は成り立たんと怒鳴る義時。おかしなのはお前たちの方だと言い、削ぐのは耳たぶだけにと言う時房をも煩わしがり、もう首を刎ねろと言い捨てて去って行く。政子は実衣が幽閉されている部屋へ入る。そこはかつて罪人となった、義高や全成が入れられていた部屋でもあった。

自分がみすぼらしい姿になっているか見に来たのと実衣は尋ね、自分もりくが捕らえられた時は面白半分で見に行ったとずけずけと話す。租服をまとった実衣は、自分はどうなるのか、女子は首を刎ねられたりしないらしいがと口にするが、今の義時は何をするかわからなかいと政子は言う。

殺されないように、色々手を打っていると政子。しかし実衣は早く殺してくれ、時元に会って自分がしたことを詫びたいと言う。また首はどこに晒されるの、きちんとお化粧して貰えるのなどと言い出した実衣は、戻ろうとする政子に今度は死にたくないと大粒の涙を流す。

その後一月が何もなく過ぎた。京から文が届き、親王の下向はあるが今ではないことを伝える。しかも既に頼仁親王と決まっていたのに、頼仁、雅成両親王のうち、どちらにするかを決めたいともあった。どうやら時間を引き延ばし、鎌倉から断って来るのを見越してのようだった。

向こうも同じことを考えていたかと義時。都人のやりそうなことだ、自分から断ると相手に借りを作るので、相手に断らせるのだと康信。姑息だと言う康信は、慌ててその非を詫びる。もう断ろうと言う時房に、向こうが待てと言うなら待つべきと泰時。上皇様と争って何になると言う泰時を、康信は一喝する。義時はうんざりしつつ、お前の声が不愉快だと泰時を行かせる。

そして政子は広元に、御所の外の声を聞きたいと言う。私は自分の政がしてみたいと言う政子に、広元は施餓鬼を勧める。民と触れ合うにはよい機会かと広元。一方泰時は政所にもおらず1人で考え込んでいた。そこへ初が、泰時が夕べ書いていた文書を届けに来る。


実を言えば、最後の3回ほどで承久の変をじっくり描くのかと思っていたのですが…まだ朝廷と鎌倉の我慢比べの段階のようですね。個人的には、時元謀反と実衣の詮議とで、尺を取り過ぎたかなと思わなくもありません。とはいえ時元の出番はわずかで、実衣の描写にかなり時間を掛けているように見えます。無論、それがこの大河の方向性ではあるのですが、この辺り、もうちょっとどうにかならなかったのかなとは思います。

そして実衣が入れられていた部屋。無論義高と全成もこの部屋に幽閉されていましたが、このシーンを見て真っ先に思い出したのは、実衣自身も言っていたりくです。みすぼらしい姿云々も、りくの時とそっくりです。まさか実衣は、あの時自分が同じような立場に置かれるとは、思ってもみなかったでしょう。しかし源氏と結婚するからこうなると言ったところで、その源氏と縁続きになったからこそ、鎌倉殿の乳母という地位をも与えられたわけなのですが。

しかし悪いのはもちろん実衣だけでなく、寧ろ黒幕である義時と義村と言うべきでしょう。要はこういう手を使ってまででも、時元を抹殺したかったわけですね。実際既に親王を迎え入れると決めた以上、源氏のいわば残党は、北条に取っては寧ろ邪魔な存在とも言えたわけです。そして朝廷との駆け引き、やはり上皇も只者ではありませんでした。しかしここで康信の都人らしさが垣間見えましたね。

政子。前回の分にも確か書いていますが、実朝が死んだ時点で腹をくくって、義時と共に鎌倉を守ることになるのかと思っていたのですが、この辺がやはりもやっとすると気がします。無論尼ということもあるのかも知れませんし、それゆえに、俗人の典型のような弟とは、距離を置きたいと思ってもいるのかも知れませんが、ここに至るまで頼朝の威光を感じさせるシーンがまだ登場していません。

そして泰時。この人もここまでのところ、父義時に反対するシーンが目に付きます。ごく若い内はそれでもよかったのでしょうが、既にそれなりに大人になっている以上、ある程度は父の意を汲むとか、父の真意を見透かした上で提言するような描写があってもいいかと思うのですが…。時房と義時が義時の部下的役割のせいか、この両名(朝時はまた別)がいつまでも青臭さを感じさせる存在となっているようです。

飲み物-ホットワイン2
[ 2022/12/05 01:30 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)

デクラークがチームに合流&ペニー氏U20HC就任へ&JRFU福岡トレーニングセンター

ラグビー関連情報です。
トウィッケナムで、ホームチームのイングランドに、8年ぶりに勝利を挙げた南ア代表のスプリングボクス。そのボクスのスクラムハーフ、ファフ・デクラーク選手が来日し、チームに合流しました。

「初戦から出たい」。横浜キヤノンSHデクラーク、トップ4入り目指す

記事中にもありますが、チームメイトの要望を受けてキック教室を開いたとのこと。イングランド戦で痛めた足首が、まだ完治してないものの、本人はやる気十分で初戦から出たがっているようです。

一方でU20の代表HCにロブ・ペニー氏が就任です。今まで多くのチーム、特にスーパーラグビーやヨーロッパのプロチーム、NZU20に加えて、トップリーグのチームもコーチングしたことがある経験豊富なコーチです。

U20日本代表指揮官にロブ・ペニー氏が就任 4年ぶり開催の世界大会へ向け1月から活動開始

記事はいずれもラグビーリパブリックより。

それから日本代表強化の拠点となる、福岡市の旧さわやかスポーツ広場ですが、12月から一般への貸し出しが行われています。

「JRFU福岡トレーニングセンター(仮称)」 グラウンド一般貸し出し開始のお知らせ
(日本ラグビーフットボール協会公式サイト)

来年がワールドカップと言うこともあり、リーグワンの公式戦は12月17日にスタートします。元々12月と言えば、大学選手権と高校大会が行われ、この2つの大会に年の瀬を感じたりもするのですが、今回はそれに加えてリーグワンですから、協会関連のみならず、ラグビーメディア関係者も多忙を極めそうです。

あとサッカー代表がスペインを破り、ベスト16入りを決めたことで、ラグビー選手もこれに関するツイが多く、また、ファンの中には2019年ワールドカップのベスト8入りと、この勝利を重ね合わせる人も見られました。


飲み物-パブのビール
[ 2022/12/04 01:45 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

『舞いあがれ!』第9週「私らはチームや」第5話

第9週第5話(第45回)です。

舞は何かを考えていたが、思い切って大河内に、なぜ柏木が急にロストポジションするようになったのかを尋ねる。しかし大河内は言う。
「君のその質問は、本人が直接聞きに来なければ意味がない」

チームメイトが困っているのを放っておけないと舞は言うが、大河内はこう答える。
「自分の何が問題だったのか、向き合うことを恐れているうちは何も解決できない」
さらに大河内は言う。
「それに、全てを一人で抱え込むことが正しいと考えているとすれば、彼はパイロットの本質を理解していない」

しかも水島は自分の荷物を中澤と吉田の部屋に持ち込み、そこで寝るつもりだった。こんな時にケンカて子供かと中澤。寝るだけのスペースはないと中澤は言うが、ならば吉田っちと寝ると水島。こういう時こそ一緒にいてあげた方がいいと吉田は言うが、水島は柏木といることに息苦しさを感じていた。

舞は倫子に相談してみる。倫子は自分はわかる、うまく行かない時ほど自分でどにかできるはずと思うからだと言う。そして自分で乗り越えるしかない、ロストポジションがトラウマになっているから、成功体験重ねて自信を取り戻すしかないと意見する。舞は地図を見ていて、あることを思いつく。

舞はもう一度話がしたいと柏木の部屋へ行き、一緒に地図確認の練習をしないかと持ちかける。岩倉は舞と一緒にやっても何か変わるとは思えないと否定的だった。やってみないと分からへんやないですかと言う舞に、これは俺1人で解決するべき問題、1人にしてくれと突っぱねる柏木。さらに、何百人もの命を預かるプレッシャーに勝てる人間しか機長にはなれない、ミスは許されないとも言う。

舞はパイロットは1人で空を飛ぶわけではない、客室乗務員、管制官、整備士といった人々もいると言うが、そんなことは分かっている、でも機長は1人ですべての責任を背負って判断して弱みを見せない、父もそうだったと柏木は主張する。それに対して舞は、自分たちは訓練中だし、失敗や弱いとこを見せてもええと思うと異を唱える。1人で飛べるように、もっと強くなれるように私らチームになったんやないかと。

そして舞は柏木を体育館へ連れて行く。そこには椅子やコーン、ロープを使って地図が再現されていた。柏は戸惑うが、舞は頭だけでなく体も使った方が、具体的にイメージできると思っていた。倫子は、やらないって言うならやらないよ、どうすると問いかける。舞は言う。
「私たち、飛ぶためにここに来たんですよね?」

柏木の体を使ったイメトレが始まる。ロストポジションしたと想定して、目標物が何か、どこに川があるかを辿って行くうちに、柏木は勘を取り戻して行き、実際に飛行中の彼にオーバーラップする。そして舞も、着陸のこつを掴みつつあった。

中間審査(プリソロチェック)が翌日に迫っていた。談話室で倫子、吉田と話していた中澤に封書が渡される。それは中澤の妻からだった。一方柏木は、ベッドに寝転がって携帯を見ている水島に、ATC(航空管制交信)の練習をしなくていいのかと訊くが、水島は親指を上げてみせる。余裕だなと言う柏木に、俺も正直すっげえ不安、落ちたら群馬に帰ってミズシマストアの店長だと水島。

水島は言う。昔から何やっても長続きしないから、ほらやっぱりかて親父から言われるんだろうけどと。そして舞は、自分の体を使った着陸のイメトレをやっていた。その舞の所へ柏木が、紙袋を持ってやって来て舞にアドバイスを与える。うまく着陸できましたかねと尋ねる舞に、大丈夫だと答える柏木。水島はもう寝てしまっており、柏木さんはイメトレはと尋ねる舞に、柏木は紙袋の中の物を取り出す。

それは例の模型だった。壊れたのを柏木が直したのである。例を言う舞に、岩倉なら大丈夫だと柏木は、そして舞も言う。
「柏木さんも絶対大丈夫です」
私に言われても説得力ないやろけどと言う舞に、そんなことはないと柏木はこうも言う。
「岩倉の言葉にはその…強さがある」

柏木はその後も何か言おうと言葉を探しているように見えた。そして口を開く。
「俺…お前のこと…」


柏木が1人でロストポジションの責めを背負い込みます。舞が大河内にこれに関して尋ねますが、当然と言うか大河内は、柏木が自分で聞きに来なければ意味がないと言います。柏木のいくらか依怙地とも取れる態度に、倫子は理解を示しつつも、成功体験を積んで自信を取り戻すしかないと言い、結局舞たちは柏木に、頭だけでなく体を使ったイメトレをやらせることにします。

最初部屋に入って来た舞が喋るシーン、それで柏木が考え直すのかと思いもしましたが、あのイメトレにつなげるためのものだったようです。しかしああいうのを見ると、空を飛ぶ場合は道路も軌道もなく、空中で自分の位置確認をしなければならないわけで、実際大変だろうなとは思います。そして何とか柏木も自信を取り戻せたようで、舞も課題の着陸を自分でコントロールできるようになります。ところであの"Power idle"ですが、着陸態勢の時、エンジンはアイドリング状態になっているのですね。

中間審査の前日も舞はイメトレをやっていました。そこへ柏木が壊れた模型を修理して持って来てくれます。互いに明日の審査は大丈夫だと言い、ちょっといい雰囲気です。しかし「俺…お前のこと…」は何を意味しているのでしょう。この2人、男女の仲と言うよりは、互いに頼れるチームメイトといった雰囲気ではあるのですが。それから水島君。審査に落ちたら群馬の実家に帰って、ミズシマストアの店長となるようですが、この人の場合人当たりがよさそうで、それはそれで似合っていると思います。


飲み物-ミルクティーとビスコッティ
[ 2022/12/04 01:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』に関しての武将ジャパンの記事について思うこと 83その3

『武将ジャパン』第45回関連記述への疑問点、続きです・

1.今週の八幡宮の階段は、まるで儀式の祭壇のようでした。
そこに二人が置かれ、殺し合う。
何か台本でもあるような、運命に吸い取られていくような。
二人とも美しい。神が選んだ最も美しい生贄のようで、見ているだけでも胸がいっぱいになりました。
無惨なはずが、荘厳で、圧倒されて何がなにやらわからない。

実際八幡宮で儀式は行われていましたね。
そして武者さんが
「荘厳で、圧倒されて何がなにやらわからない」
と評価するこの光景を作り出した一因が、義時が泰時を「聖なる儀式の邪魔をするな」と止めたこともまた関連しているのなら、何やら皮肉な話でもあります。これを作り出したのは、義時と義村と言ってもいいでしょう。

2.天命が選んだMVP:“厳寒三友”の梅こと北条泰時
「厳寒三友」があります。
松竹梅です。今では酒か、弁当の等級のように思えますが、由来は風流です。
松と竹と梅は、寒い冬でも生きる姿を見せてくれます。そのことが、逆境でも生きる己を励ますようだということで、宋代以降の文人に愛されてきました。

「天命が…」は小見出しです。で厳寒三友はいいのですが、
「今では酒か、弁当の等級のように思えますが」
はないのではないでしょうか。やはり慶事には欠かせないし、もうすぐお正月ですが、その飾りつけにも当然用いられます。またこの厳寒三友ですが、梅、水仙、竹のことをもこう呼ぶようです。
で、梅は他の季節に先駆けて裂くという意味があり、それから女子教育の先駆者である津田梅子の話になり、また北条家の梅は泰時だとなっています。

3.御成敗式目を制定し、撫民政治を行なおうとした。時代の先駆者なのです。
義時がドス黒い顔で「北条の思うままの鎌倉にする」というと悪どく聞こえるけれども、このあとに泰時という梅が咲くのだと思えばよいことにすら感じられる。

この場合梅、先駆者はどう考えても頼朝か義時ではないかと思うのですが…。
しかも

4.一方、このドラマの小栗旬さん、山本耕史さん、生田斗真さんはそうではない。
ドクゼリ、ドクウツギ、トリカブトだと思いますね。
義時は松だと書いたけれども、毒があるからそれでもよいかなと。
そうそう、「寒い」と言いながら死んでいった仲章は冬になると枯れる草花ですね。
新時代を担う人材ではありません。残念でした。

「生田斗真さん」と「仲章」は同じだと思います。で、それぞれトリカブトと一年草に例えられていますが、非常に興味深いことがあります。このトリカブトは1年で枯れる一年草とされていますが、実は疑似一年草に分類されます。これが何かと言うと、本来は1年で枯れるにも関わらず、元々の根から別の根が分離して、翌年また花を咲かせるという植物のことです。まあ仲章のような人物はこの後の時代も出て来ると思われるので、こういう妙にしぶとい植物にふさわしいのかも知れませんね。

しかもずべて毒のある植物に例えるのもなんだかなあ…と思いますね。毒がなくても棘がある花に例えられることもできるでしょう。

そしてこの回に関して、

5.『麒麟がくる』の最終盤もそうでした。
このゾクゾクするような奇妙さがある回でした。

『麒麟がくる』の終わりの方は、結局山崎の合戦がなく、何やら光秀と思しき人物が馬で駆けて行き、駒がそれを見ているといった印象で、私としてはそこまでぞくぞくする感じではありませんでした。一方同じ本能寺後を描いた、『国盗り物語』総集編の終わりの方は、ぞくぞくするものがありました。

で、その後

「歩き巫女の言うことは正しい。あの八幡宮のそばにいたものたちは個人差があれど、天命に呑まれています。
巫女はわかっているから警告する。主人の命令と、親の仇討ちが完了していて、空洞であるトウにも入り込んでくる」
「義時の心には穴が空いている。まずそこを塞がないと何を入れても満たされないのに、それができない。天命がどんどん流れ込んでいっておかしくなっている。その箱の中で、かつての義時は沈んでしまった」
などと書かれていますが、何とも具体性に欠ける文章のように見えます。こういうコラムでは、わかりやすく書いてこそのものだと思うのですが。

6.そんな義時が、己を模した仏像を運慶に依頼するところで、もう頭をぶん殴られたような衝撃がありましたね。
君主というものは、往々にして神に挑むことがあります。

義時は君主ではないでしょう。君主は帝のはずです。

そして宗教の権威と権力者の話になり、キリスト教圏だと、破門されたら皇帝と言えども謝らなければならないと、『カノッサの屈辱』を引き合いに出し、それが近世へ向かう中、教皇を無視してよい仕組みを考える王が出てくる、国王が宗教の頂点を兼任する、イングランド国教会ですなどとあるのですが、まずその王の名前を書きましょう。ヘンリー8世ですね。そしてこの場合は、キャサリンと離婚して、アン・ブーリンと結婚するという理由があったはずなのですが。

7.朝敵になるということは、日本人の価値観では最低最悪のはずだった。それを義時は軽やかに楽しんでそうしているようだ。
朝敵会津の弁明を聞くのか!と、一部で文句をつけられた『八重の桜』どころの話じゃない。
あのドラマで吉田松陰を演じた小栗旬さんが、狙い澄まして神との戦いに挑む様をこの作品ではやっている。
恐ろしいことです。さすが新選組を大河の主役にして描いた三谷さんはものがちがうと改めて思います

幕末はどちらが朝廷を担ぐかで2つの敵対する勢力があったわけで、この時代とはその意味で違うと思いますが。そしてあの大河の吉田松陰ですが、彼は元々兵学者で、しかも幕府に対抗した人物ですが、それが義時とどうつながるのでしょうか。

で、小島毅氏のことについても書いていて、
「イデオロギーに敏感な小島先生は、2021年の徳川慶喜にむしろ不満があったと推察(そもそもあの儒教解釈があまりに雑なドラマを好きになる理由がないとみた)」
何かにつけて昨年のを叩きますね。本当に雑でしたか?それに希望的観測では。

それから。

8.日本人は無宗教なのではありません。
日本だけでなく中国もあてはまりますが、複数の宗教を同時に信仰できる。
日本は儒教・仏教・神道。
中国は儒教・仏教・道教。

中国はともかく、日本は神道という土台があり、その上で様々な宗教が共存しているとこの場合考えるべきかと思います。

9.神道の頂に立つ後鳥羽院を、仏教をかざした武士が倒す。
それこそ日本史だろうが、我々の歴史だろうが、そうして成立した武士に日本人は畏敬の念を感じているから、サッカー代表をサムライと呼ぶのではないか?

別に神道は帝のものだけではないし、仏教は武士だけのものではありません。仏教は寧ろ朝廷が庇護して来たところもあります。そして
「そうして成立した武士に日本人は畏敬の念を感じているから、サッカー代表をサムライと呼ぶのではないか」
野球も侍ジャパンですし、またこれは日本のチームではありませんが、今年トンガで起きた津波災害のチャリティ・マッチとして、6月に行われたラグビーの試合でも、在日トンガ人選手によるチームは、トンガサムライXV(フィフティーン)でした。ちなみに相手は日本の、若手中心チーム、エマージング・ブロッサムズです。

最後に視聴率です。

10.視聴率については私なりの意見を記しておきたいと思います。
(中略)
ネット配信が普及した現在は、記録も容易なことから、特にその傾向が強く、海外ドラマの宣伝を見ていると「驚異的な視聴回数を記録!」といったコピーがついています。
ではなぜ日本では、未だ古めかしい基準に頼っているのか?
メディアや読者の感覚がアップデートされてないというのが大きな理由の一つ。
もう一つ、視聴者数と視聴回数が公表されていないことも確かですが、例えば大河についてNHK側が把握していないわけがありません。
(中略)
例えばNHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』は、視聴率は低いものの、NHKプラスの視聴回数がかなり高かったため、NHKとしては成功とされているようです。
『鎌倉殿の13人』も、視聴回数は公開されておりませんが、かなり高いとか。

自分が好きな作品ばかりですね。ちなみにNHKプラスで鎌倉殿を観たことがありますが、途中まで観て繰り返しで都合5回ほど観ています。こういうのは5回としてカウントされるのでしょうか。ならば回数が増えてもおかしくないと思います。
それに武者さんは今回はこう書いていますが、『青天を衝け』について、確か世帯視聴率を基準にしていた記述があったと思われます。もしそうだった場合、なぜこちらはNHKプラスの再生回数でカウントしないのでしょうか。

それと
「メディアや読者の感覚がアップデートされてないというのが大きな理由の一つ」
何だか失礼な言い方のようにも取れるのですが…。

11.作品が高評価かどうだったかについては、雑誌の広告なり、書店を歩けばわかります。
歴史雑誌が秋以降も特集を組んでいるか。
歴史雑誌以外でも、記事が掲載されているかどうか。
この点で、2021年と2022年の大河ドラマではかなりの差がついています。

それを言うのであれば、昨年とある大手書店で、渋沢栄一関連の本が11月頃になっても並んでいるのを目にしたことがあるのですが。

そして
「ネット記事と異なり、確実に利益が出そうでなければ紙媒体は掲載しません。ゆえにそこから判断できる。
今年は成功でしょう」
ネット記事が全く採算度外視をしているとは思えないのですが。
それと、「今年は成功」と言うのは最早お約束のようになっていますね。また紙媒体が後々まで特集を組んでいたら「成功」なのでしょうか。紙媒体を買う層は大河視聴層とかなり被ると思われますが、ドラマとしての成功は紙媒体が売れる入れないで決まるのでしょうか。


飲み物ー暖炉とお酒
[ 2022/12/03 01:45 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)

『舞いあがれ!』第9週「私らはチームや」第4話

今回は第9週第4回(第44回)のみです。


舞はイメトレをやっていた。目を瞑ってイメージしながらやってみろと柏木。そして水島はその隣室で、壁に耳をつけて中の物音を聞こうとしており、倫子を呆れさせる。その倫子から、明日の空域を決めようと言われていた中澤は、自分に送られて来た、子供が描いた絵を眺めていた。

舞のイメトレは続いていた。しかしいざ着陸をイメージし、コックピット模型の操縦桿を引いた時、中澤がまだ早いとその手を抑える。期せずして、2人の手が重なってしまう。一方中澤は、1週間ほど妻と連絡が取れていないことを気にしていた。浮気とか怒られるようなことをしていないかと訊く水島に、断じてないと中澤。家事も育児も任せっきりで、でも応援してくれると言ったと言う中澤に、本当におめでたいよねと倫子。

水島は倫子に彼氏がいないのかと訊き、いない、いらないと言われて自分が立候補すると言う、相変わらずのおちゃらけぶりだった。その隣室で葉、柏木は左にずれて来ていると注意し、センターライン、間もなくスレッシュホールド(滑走路末端部分)と口にし、舞の脳裏に滑走路が浮かび上がる。イメトレの着陸は無事成功し、気づいた2人はあわてて手を離すが、柏木は、この模型は本当よくできてるなと言う。

舞は礼を言い、父も手伝ってくれた、こういうのが得意な人手と言い、柏木の父親がパイロットだったとことにも触れる。柏木は国際線の機長をやっていた父は、殆ど家にいなかったけど、帰ったら行った国の話をしてくれて、それが楽しみだった。そしてあわてたように、練習終わったのならさっさと帰れと言う。

訓練空域が変更になった。使っていたHK2-11を、北海道警のヘリが試験で使うことになり、HK2-2に変更されたのである。舞も水島もその空域を飛ぶ自信がなかったが、柏木は予習もしており、自分から操縦することを買って出る。流石柏木さんですねと舞、羨ましいよと水島。やがて柏木は、本別の町をインサイト(視認)して帯広に戻ると言うが、そこは本別ではないと水島。柏木も地図を出して確認するが、そのままでは訓練空域を出てしまうと大河内が注意する。

さらに大河内は、現在位置が分からないなら正直に言えと注意し、柏木は分かりませんと答える。その後のデブリーフィングで大河内は、なぜロストポジションしたのか、思い込みで目標物を間違えたからだと指摘する。さらに間違いを指摘され、それをすぐ認めなかったのも一因だった。
大河内はまたもこう言った。
「自分を過信する人間はパイロットに向いていない」

その夜、倫子は食堂で「え、迷子、柏木が?」と言って、声が大きいと注意される。柏木は1人離れて食事をしていた。訓練空域が変わったからしゃあないですよ、完璧王子柏木君も人の子だったってことよと声が飛び交う。これまでノーミスだった分、捉え方が大きいと倫子。

その後の訓練で、柏木はアプローチストールを終了するが、今どこへ向かっているかと大河内に訊かれ、清水だと答える。しかし向かっているのは御影だった、位置を見失ったのならそう言えと大河内。その後柏木はリカバリーに入ろうともせずまた注意され、大河内の言葉が頭の中を駆け巡る。

格納庫の近くにいた柏木を舞が見つける。話を聞くだけだったらできるかなと舞は言うが、君に話して何が解決するのかと柏木は言い、第一俺は悩んでいない、君らと一緒にしないでくれと言って去る。そして中間審査まで5フライトとなった。しかしその日舞は柏木に、今日のフライトは中止した方がいいと言う、柏木は納得が行かないが、その日気象解析をした舞の意見を聞くべきと水島。

そこへ大河内もやって来る。舞は大河内に、その日のショワルター安定指数(大気の安定度を評価するための指数)によれば、訓練時間中に十勝エリアで雷雲が発生する予測ができるから、今日のフライトは中止するべきと意見する。しかし柏木は、海に近いエリアなら、内陸部に雲がずれる可能性を考えると可能だと言う。舞は、風向きを考えたら無理しない方がいいと言い、水島も舞に同意だった。柏木は飛行を主張したが、大河内は言う。
「意見をまとめられないようなチームに、安全なフライトができるわけがない」

部屋にもどった柏木は、尚も飛ぶことにこだわっていた。自分のフライトがうまく行かないからと言って、八つ当たりはやめろと柏木。しかし柏木は、うまく行ってないのはお前たちだ、訓練中止も本当はサボりたかっただけなんじゃないのかと不満そうだった。倫子の班だって飛ばないと言う水島に、飛ぶと決めた班もあると反論するが、舞は、自分の判断は間違っていないと言い、俺がおかしいと言うのか、お前たちで勝手にやってろと出て行こうとする柏木を、水島は冷静になれと止めようとする。

しかし柏木は、毎回操縦席でパニックになるやつが偉そうにと水島につかみかかり、水島が転んだ拍子に、舞が作った装置が壊れてしまう。柏木はきまり悪そうに部屋を出て行く。


前半、「父親」の存在を窺わせるシーンが出て来ます。中澤と子供の絵、舞のお父ちゃんとコックピットの模型、国際線の機長をしていた柏木の父親。そして大河内教官がまた、舞、柏木、水島の父親的存在であると言えそうです。

そして今までそつなくやって来た柏木が、ロストポジション、つまり自分が今どこを飛んでいるのかがわからなくなってしまいます。分からないのならそう言えと大河内は注意しますが、柏木にしてみれば、自分よりも飛べない(と思っている)舞と水島の前で、弱みをさらけ出したくないというプライドがあるようです。

しかも訓練空域が変わっても、いつも通りフライトできるという自信ももちろんあったのでしょう。なまじそういう意識があるために、分からないというその一言が言えず、またフライト中止にしても、舞の気象予測も聞こうとせず自分の主張を通したがり、お前たちがサボりたかったんじゃないのかと、客観的な気象予測ではなく他人のせいにしてしまいます。

そして格納庫のそばで舞と話した時、君らと一緒にするなと言ってしまいます。柏木らしいと言えばそうですが、同じチームの仲間を明らかに見下していたわけです。彼がここで一度失敗することで、その後の物の見方は変わるのでしょうか。さらに水島ともみ合った時、舞の模型を壊しているのですが、謝りもせずそのまま出て行ってしまいます。

あとアプローチストールと言っていますが、これは着陸態勢に入る時の失速のことと思われます。失速するためリカバリを行うわけですが、柏木はそれもやっておらず、自分の位置情報を把握できていないことがかなりショックではあったのでしょう。あの柏木がということで、皆もこのことを話題に取り上げており、正に倫子が言う
「これまでノーミスだった分、捉え方が大きい」
ということのようです。


飲み物-エスプレッソブラック






[ 2022/12/03 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

サッカーに於けるイングランドとウェールズ

ラグビー関連でちょっと。

現在行われているサッカーのワールドカップで、イングランドとウェールズが対戦しました。結果は3-0でイングランドの勝利でしたが、これに関してイギリス対決といったことを書いているメディアもありました。しかしことサッカー、あるいはラグビーでは、イギリスという1つの国がいくつかに分かれ、互いに代表チームを編成して対戦することは、当然のこととなっています。つまりイングランドとウェールズは、互いに異なる国であるわけです。

これはスコットランドも同じです。逆に「イギリス」という見方はあまり当てはまらないとも言えそうです。アイルランドも然りですが、サッカーはイギリス領である北アイルランドと、アイルランド共和国とは別々となっているのに対し、ラグビーの場合は、アイルランドは南北統一チームです。

それとラグビーの場合は、4年に1度のツアー用のチームとして、ブリティッシュ&アイリッシュライオンズと言うチームが組まれます。これは全英代表とも呼ばれていましたが、アイルランド共和国の選手が選ばれることがあるため、この呼び方はあまりふさわしいとは言えないかも知れません。実際英語でも元々はブリティッシュ・ライオンズとだけ呼ばれていましたが、その後この名称に改められています。

実際2019年ワールドカップでも、ウェールズのサポーターが、イングランドでなくウェールズと日本語で書かれた赤いT茶津を着ていたのを思い出します、そしてラグビーでのイングランドとウェールズは、毎年行われているシックスネーションズで対戦していますね。

実はウェールズが出場と知った時、少々意外に思ったものです。しかしNZ代表も出場したこともありますし、何せサッカーの方で有名だったウルグアイやポルトガル、そしてチリまでもが、ラグビーのワールドカップに出場することを考えれば、さほど驚くことではないのでしょうね。

飲み物-ビールと夜景
[ 2022/12/02 01:45 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』に関しての武将ジャパンの記事について思うこと 83その2

『武将ジャパン』大河コラム、第45回後半部分関連記述への疑問点です。

鎌倉殿の13人感想あらすじレビュー第45回「八幡宮の階段」 - BUSHOO!JAPAN
(武将ジャパン)
https://bushoojapan.com/taiga/kamakura13/2022/11/28/172251


1.「私にもう敵はいない。天も味方してくれた。これからは好きなようにやらせてもらう」
「頼朝気取りか? 言っとくが、これから鎌倉はガタガタだ。せいぜい馬から落ちないよう気をつけるんだな」
義時のあまりに異常な言葉に、あの義村ですら怯んでいます。
正面きって反論するというよりも、皮肉げに冷たい笑みを浮かべつつ憎まれ口を言う――こういうやり口って、猫が耳を伏せながらシャーシャー言っているようなもので、ビビっているとかえってわかります。

身近に猫がいないものですから、猫がそういう行動を取るのがビビっているというのが、よくわからないのですが…。それはともかくとして、義村が怯んでいるようにはちょっと見えませんね。いつもの皮肉めいたセリフだなとは思いますが。

2.「公暁がお前を殺そうとしていると知ったら、俺はその場であいつを殺していたよ」
(中略)
半分嘘で、半分真実を語っているとも思えます。
三浦が北条に勝つ手段を考えてきたこの男。義時を殺すことを夢想したことがなかったとは思えません。
しかし、仮に義時を殺したところで、北条には泰時がいれば時房もいて、さらには何と言っても頼朝の妻だった政子もいる。彼ら全員を首尾よく倒すことなど不可能に近い。
そんな危ない賭けをするぐらいなら公暁を始末した方が確実だ。
義時への友情なんて、そんな湿っぽいものではなく。この二人は莫逆の友というより、呉越同舟といったところでしょう。

この義村が襟を直していることで、真意でないということがわかるわけですが、義時を殺すと言うのは北条に戦いを挑むようなものですから、やはり
「俺はその場であいつを殺していたよ」
こっちの方が真意でしょう。それはいいのですが、
「そんな危ない賭けをするぐらいなら公暁を始末した方が確実だ」
と言うよりは、実朝を殺した張本人である彼を殺すことで、北条にどう取り入るかを計算してのものだったのではないでしょうか。この人の行動は、常にどうすれば三浦が生き残るかを前提にしていますから。

あとこの回で、2人が「莫逆の友」であることを描いたシーンはないはずですが。

3.しかもこの会話の最中に、義村も気づいた。
天命に足を掴まれた。目の前にいる男は巨大化している。
かつては自分に策を聞きに来た、すがる犬のような目で助けを求めていたこともある男が、今や、自分を掴んで頭から噛みちぎりそうな何かになってしまった。
これほどの恐怖と屈辱はないでしょう。

義村が恐怖や屈辱をそこまで強く感じているようには見えませんし、仮にそうであったとしても、この人はそれを気取らせないだけのしたたかさを身に着けているはずなのですが。

4.そんな公暁を義村は易々と刺殺しました。
どれほど剣術に長けた悪僧だろうと、油断すればあっけなく討たれるのでしょう。
公暁はあの髑髏を残し、その前で死んでゆきました。

油断するも何も、食事をしているところを背後から襲われたのですから、隙だらけだったわけです。それにしても参篭という禁欲的な行に励んでいたはずの公暁が、肉親を殺め、食事をするという、ある意味欲の赴くままの行為に赴いた挙句、乳母夫から虚をつかれたというのも皮肉なものです。

5.白々しい芝居を続ける三者――彼らは賢く、本音を隠し通す術を身につけています。実朝と公暁にあるまっすぐな美しさはない。

実朝と公暁のまっすぐさがなく、本音を押し殺すだけの術を知っていたからこそ、ここまで生き残って来られたのではないでしょうか。

6.北条泰時が父に話しかけてきます。なんでも人の目があったので話せなかったとか。
「あのとき何故私の腕を掴まれたのですか? 父上は鎌倉殿の死を望んでおられた。全て父上の思い通りになりました。これからは好きに鎌倉を動かせる、父上はそうお思いだ! しかしそうはいきませぬ」
「どういう意味だ?」
「私がそれを止めてみせる! あなたの思い通りにはさせない」
「面白い。受けて立とう」
そう語る義時は、本音では嬉しいのかもしれない。
(中略)
いい加減、義時は天命に翻弄されていることに疲れ果て、誰かに解き放って欲しいのかもしれない。そして泰時ならできると思っているのかもしれない。
こんな悲しい親子愛もそうそうないでしょう。
(中略)
それにしても、泰時の素晴らしさよ。
義時、義村、広元が失った純粋さ、朝時にはない凛々しさ、実朝にはない力強さ。全てがバランスよく溶け合っているようだ。

義時が散々汚い仕事をしたからこそ、泰時は執権(得宗)としての名声をほしいままにできたとも言えるでしょう。それとこの泰時は、実朝を殺された怒りを父にぶつけているように見え、何だか腹芸ができない人物だなとも思ってしまうわけで、それを純粋さと呼ぶのはちょっと違うかと思います。また
「朝時にはない凛々しさ」
とありますが、この人も承久の乱ではかなりの功績をあげているのですが。
あと
「義時は天命に翻弄されていることに疲れ果て、誰かに解き放って欲しいのかもしれない」
とありますが、彼のやるべきことはこの後も続きます。

7.議題は次の鎌倉殿をどうすべきか?
親王以外の者をつけるのは、実朝の意思に背くと反対する泰時。
死んだ者に従ってどうするのかとそっけない義時。
これもおかしい。当時は怨霊を重視しておりまして、頼朝は、義経はじめ殺めた人の怨霊対策をしていました。しかし義時は全く気にしていない。

「死んだ者に従ってどうするのか」
ですが、正しくは
「死んだ者に気を遣ってどうする」
ですね。そしてこのセリフは、頼仁親王の下向こそ実朝への何よりの供養と主張する、泰時と時房を牽制したと取るべきでしょう。

8.そこで義時は、康信と時房と泰時の意見に添いながらも、向こうから親王の鎌倉行きを断るようにすべく、さらに悪どいことを言い出しました。
後鳥羽院をせっつき、一日も早く親王を送るように促す――。
広元も賛同です。

波風を極力立たせずに断るのであれば、寧ろこのやり方の方が効果的でしょう。相手は鎌倉になどやれぬと思っているわけですから、それを逆手に取って、こっちの要求を飲ませるという方法ですね。で案の定、広元だけはその真意を理解しているようです。この後の義時の、泰時に対しての
「のう、太郎」
このセリフ、息子に対し、暗黙のうちに政とは何であるのかと教えているようにも見えます。

7.「この母に任せておきなさい」
夫である阿野全成の言い残した言葉をすっかり忘れ、野心に暴走しようとしています。

実衣の思惑はともかく、「野心に暴走する」とはあまき聞かないのですが。「野心の赴くままに行動する」くらいでいいのでは。

8.淡々と語る義時に対し、勝手にしろと突き放す政子。
しかし義時は追及の手を緩めません。鎌倉の闇を断ち切るためにあなたは何をしてきたか! そう答えを迫ります。
「頼朝様から学んだのは私だけではない。我らは一心同体。これまでも、そしてこの先も」
もはや闇そのものの顔で語る義時。
確かに頼朝の死後、義時が伊豆に帰ろうとするところを引き留めたのは政子です。
これも中世らしいといえばそうかもしれません。夫に先立たれた女性が引っ込むことが許されない。そんな重荷があります。

逆に政子が勝手にやりなさいと言うシーン、こちらの方がやや疑問にも思えます。彼女が普通の御家人の妻であれば、それもまたありでしょう。しかしここでは義時が言うように、2人は一心同体となって鎌倉を引っ張って行く必要があるし、頼朝の御台所であった彼女は、その責務を無視できなかったはずなのですが(中世だから女性全般がそうか否かは別です)。逆に義時の方に理があるかと思えます。

9.義時が運慶に、自分に似せた仏像を彫るよう依頼しています。
これは権力者のやり口そのものですね。
武則天が龍門石窟に自分に似せた盧舎那仏を彫らせたとか。

武者さん、この間まで政子を武則天になぞらえていたのですが、義時がこのような行動に出たため、義時に変更したのですね。しかし義時の場合、運慶から今まで散々自分の顔つきについて言われていたことと、関係しているのではないでしょうか。運慶もつまらん顔だなどいと言っていますし。

10.天命に選ばれた男は、ついに己を模した神の像まで作らせることにしました。
新しい神には宿命がある。
それは古い神を倒すこと。神の敵となる――それがこの北条義時に課せられた使命です。

「古い神を倒すこと」の古い神とは朝廷のことなのでしょうが、それもどうかと思います。武者さん、前から朝廷を倒すと言った表現をしていますが、承久の乱で朝廷軍は敗退したものの、それで朝廷が倒れたわけではないでしょう。

なお今回はもう1度このコラム関連で投稿したいと思います。


飲み物-ホットビール
[ 2022/12/02 01:45 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』に関しての武将ジャパンの記事について思うこと 83その1

『武将ジャパン』大河コラム、第45回前半部分に関する記述への疑問点です。

鎌倉殿の13人感想あらすじレビュー第45回「八幡宮の階段」 - BUSHOO!JAPAN
(武将ジャパン)


1.ただしこのことは鎌倉殿が義時という守り刀を手放すことも意味します。
思えば初回以来、彼は鎌倉殿を守る刀でした。
最初に源頼朝を引き入れたのは兄の北条宗時だったけれども、頼朝を守っていたのは義時です。女装した頼朝を馬に乗せて逃げていく役割も担いました。

仲章が代わって太刀持ちを務めたことですが、義時はこの時点で最早鎌倉殿を守る役目ではなかったはずです。それに初回の時点で、鎌倉殿という称号はまだ存在していません。また義時が頼朝を守ったと言うのも、平家嫌いの宗時が伊東祐親に頼朝の引き渡しを命じられ、伊東の兵と対峙することになったため、逃がすように命じたわけです。実際始めの方では、義時は頼朝にうんざりしてもいたわけですし。

2.長い石段を実朝が降りてきます。泰時がそちらへ向かおうとすると、義時は止めます。
「聖なる儀式の邪魔をしてはならぬ」
義時の信仰心はおかしい。実衣が「意外と気にしい」とからかっていたけれども、確かに変だ。神聖なものを自分のために利用しているようで、ここもそう思えます。

聖なる儀式云々、これは単に、泰時を巻き添えにしたくなかったからの話ではないでしょうか。

3.花が落ち、踏みにじられたような無惨極まりない死に様。あれほど美しい生田斗真さんが、血反吐に塗れて無惨に死ぬ。
これぞ大河の意義でしょう。
全く惜しむ必要性が感じられない。こういう散り際ができてこそ、演技の幅も広がりますよね。お疲れ様でした

生田さんの演技に関してはともかく、こういう死に方が「大河の意義」と言うのは、少々大げさな気もします。好きな大河だから褒めているのだろうとは思いますが、仮に好きでない大河で、生田さんがこのような役を演じたとしたら、武者さんは何と言うでしょうか。

4.公暁ですら迷いがあったように思えたところ、実朝は手にした小刀を落とし、まるで誘われ、吸い込まれるように刃へ近づいてゆき……呆気なく斬られました。

「吸い込まれるように刃へ近づいて」行ったかどうかはわかりませんが、その前にうなずいていますから、自らこれを天命と受け入れたのは間違いないと言えるでしょう。小刀と言うより懐剣あるいは短刀でしょうか。

5.この場面はかなり不思議に思えます。
ゆっくりとスローモーションのようで、あれだけ余裕があるなら実朝の暗殺を阻止できたようにも思える。
しかし誰もが観客となってしまい、ただただ、天命を見守るしかないような……あたかも天命の虜になってしまった神秘的な場面です。

スローモーション風なのは泰時だけのような気がするのですが…他の兵たちは普通に出て来ていますし。それとこのシーン、義時たちと公暁の距離が、意外に近そうに見えました。暗がりの中で何か起こったという感じではありませんでしたね。

6.「天命に逆らうな」
そう歩き巫女が叫んでいると、義時の次男・北条朝時が小馬鹿にする。
「この婆さん、誰彼構わず天命に逆らうなって言っているんだ。昔はよく当たったのに」
どこから迷い込んだのか?と追い払っています。警備責任者としてそれでよいのかとツッコミたくなると同時に、重要な指摘でもありましょう。
天命に逆らうな――この言葉を誰彼構わず告げるというのは、巫女は天命の言葉を代弁しているから。
この夜、八幡宮周辺にいるもの全員が天命に巻き込まれているとすれば、それが正しい。
正しいのは巫女です。もしも誰かが天命に逆らい、実朝と公暁の間に身を投げ出したら天命は実現されません。

「警備責任者としてそれでよいのかとツッコミたくなる」
警備責任者である以上、部外者を中に入れるわけには行かないと思いますが。

「巫女は天命の言葉を代弁している」
「天命の言葉」ではなく「天の言葉」ではないでしょうか。

「この夜、八幡宮周辺にいるもの全員が天命に巻き込まれているとすれば、それが正しい。
正しいのは巫女です。もしも誰かが天命に逆らい、実朝と公暁の間に身を投げ出したら天命は実現されません」
何かよくわからないのですが…そもそもの話、巫女は和田館で実朝に、雪の日に出歩くなと言っているわけであり、実朝はそれに背いた、だから甥である公暁に命を奪われたと取るべきではないでしょうか。

7.そして公暁は逃げてゆきます。天命を果たした藁人形は、捨てられるだけ。

藁人形は寧ろこのように使うべきでしょう。数日前の投稿に書いていますが、やはり義時は藁人形ではなく天地の方だと思います。

8.「どうやら私はまだやらねばならぬことがあるようだ」
義時はそう言いますが、どんどん霧がかかるように難解になってきました。
広元よ。あんなに熱く語っていた尼御台への愛はどうなった?
政子の心痛を気にかけないばかりか、むしろ盤面が思ったように進んだと、ワクワクしているようにすら見えてくる。

「私はまだやらねばならぬことがある」
恐らくその前の広元の、「手間がひとつ省けた」に呼応しているのでしょう。しかし彼の行く手には、この先まだまだ多くの手間が待ち受けていると思われます。

「広元よ。あんなに熱く語っていた尼御台への愛はどうなった?」
広元の目は光を失っていますが、それでも彼は官僚です。政子への愛のみに生きているのではありません。ある意味、政子を利用しているように見えます。

9.義時が仕上がってきていますね。
和田義盛が亡くなったあたりは、元々の彼が顔を出して苦しみを見せていた。今は天命に呑まれ、かつての義時はまるで息をしなくなったように思える。
いったい誰が彼を救えるのか……。

和田義盛の時ではなく、その前の重忠を誅した頃であれば、まだ迷いがあったように見えます。義盛の時は実朝まで出して来ていながら、最終的には討ち取りましたね。

10.「八重も比奈も、もう少しできた女子だった」
「言っていいことと悪いことがございます! 今のはどちらでしょうか? 今のはどちらでしょうか!」
のえが叫ぶ。彼女は言われっぱなしにはならない。
それにしても、義時は勘違いをしているのではないでしょうか。
妻とは夫を映す鏡です。
今の妻が劣って見えるというのならば、自分が醜くなった可能性には気づかないのか。
(中略)
けれども今の義時は、まるで屍にたかる鴉だ。ギャアギャアと鳴く姿は、ただただ、おぞましい。


「彼女は言われっぱなしにはならない」
今まで武者さんは、何度かのえが義時の地位目当てで結婚したと書いています。そののえが急に前妻、前々妻のことを持ち出されて苛立つということは、彼女自身にも、地位欲しさゆえのやましさがあったからと取られても仕方ないでしょう。しかも仲章に不用意に近づいて、その義時の立場を危うくしてもいます。

「今の妻が劣って見えるというのならば、自分が醜くなった可能性には気づかないのか」
義時は、「劣って見える」とは言っていませんね。一時の感情で、自分の敵とも言える男に近づいたことが、彼は気にさわるのでしょう。そして最後の鴉云々、ギャアギャアと言っているのはのえの方かと。

11.「こんなことをして鎌倉殿に本気でなれると思っていたのですか。謀反を起こした者についてくる御家人はいません」
「多分そうでしょう」
「わかっていたなら、どうして?」
一見、何気ない問答のようで、頼朝の蒔いた種が育っているとわかります。
かつて頼朝は奥州合戦において、主君・藤原泰衡を密告した河田次郎に忠義がないと罵り、斬首を命じました。
そうでもしないと坂東武者に忠義はわからない。
頼朝のころはそうだったけれども、その種は育ったのです。

この忠義ですが、当時は御恩と奉公の関係であり、主君は自分に仕えることへの見返りとして、御家人が領地を所有することを保証したものでした。謀反を起こした者についてくる御家人がいないと言うのは、その謀反に加担すると思われることへの忌避と取るべきではないでしょうか。それと河田次郎ですが、単に主君を殺しただけでなく、敵方に主君をいわば売るようなことをしたのも頼朝の逆鱗に触れた一因と思われます。
あと
「謀反を起こした者についてくる御家人」
ですが、この場合直接手を下さなかったとは言え、頼家と実朝を葬り去った北条はどうなるのかとも言いたくなります。


飲み物-エールと暖炉の火
[ 2022/12/01 01:00 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)

『舞いあがれ!』第9週「私らはチームや」第3話

第9週第3話(第43回)です。

出勤前、久留美はノーサイドで舞からのメールを見ていた。毎日のフライト訓練は大変そうだと言う久留美に、「フライドポテトよりは大変」とダジャレを飛ばす道子。そろそろ出勤時間となり、席を立った久留美は、店に入って来た男とすれちがいざま、持っていた本とノートを落としてしまう。謝りながらその男を見た久留美は驚く。舞の兄の悠人だったのである。

雰囲気変わったなと悠人。今東京で働いてはるんですよね、IMORI電機でしたっけと言う久留美に、あそこは辞めて今は投資をしていると悠人は言う。久留美が花園総合医療センターで看護師の仕事をしていることを知った悠人は、きっつい仕事選んでんなあ、給料安いんちゃうのとずけずけと言い、俺に金預けたら何倍にもすんでとまで言ったため、久留美は嫌悪感を覚える。悠人はそんな久留美にはお構いなしにオムライスを注文する。

その後舞の携帯に久留美からのメールが入る。悠人が会社を辞めたとの知らせに舞は驚き、その夜悠人に電話を入れる。悠人は両親にもこのことを話しておらず、大阪にいるならちゃんと話をと言う舞に、大したことちゃうしと平然と答える。また投資家になるのかと訊かれ、悠人はヘッジファンドと答える。舞には分からん思うけど、でかい仕事してんねん、前よりもっと稼いでるから心配せんでええと言う悠人に、お母ちゃんらに連絡するようにと念を押す舞。

悠人はええ感じに空飛んでんのかと尋ね、舞はちゃんと飛んでると答える。しかしフライトの訓練は厳しく、しかも難易度は日々上がって行く。それは倫子たちのチームも同じだった。倫子は目標設定をし、スティープターン(急旋回)を開始するが、こちらも山下教官からバンク(横傾斜)が足りないと言われ、ピッチを上げるように言われる。中澤は空酔いし、遠くの方を見るように言われた。

操縦と同時にプロシージャ―、チェックリストの確認も求められる。柏木は難なくこなすも、水島は管制官の言葉を復唱せず、単にラジャー(了解)とだけ口にして注意される。そして舞が何よりも手こずったのは着陸だった。この時も大河内の容赦ないチェックがあり、操縦桿の引き方が早いと注意が飛ぶ。

その後デブリーフィングで、水島は復唱しなかったことを注意され、なぜ復唱できないのかを考えろと大河内に言われる。柏木は、ターンのバンクコントロールが課題であると言う。他にはと訊かれ、特にないかとと答える柏木に大河内は、最も事故を起こすパイロットの特徴について尋ねる。集中力が続かない人間でしょうかと言う柏木に大河内は、自分を過信する人間だと言う。

そして舞もフライトの課題について訊かれ、着陸がと答える舞に、大河内は具体的にはと問いかける。舞の場合は着陸態勢でエアスピード(対気速度)が速く、パス(経路)が高すぎた。滑走路に寄せて行く感覚も読めていない、一つ一つに慎重で動作が遅い、早く操作感覚を覚えろと大河内。フライト訓練は1日1時間で、中間審査があった。それまでの訓練で技術をマスターし、審査を突破しないと退学になるのである。

舞は部屋でプロシージャ―のチェックをしながら、「慎重になりすぎて捜査が遅い」という大河内の言葉を思い出していた。そしてチームで解析をしている最中も、そのことを気に掛けるようになる。柏木は落ち込む暇があったら打開策を考えろと言う。水島はもう少し優しく言えないのかと言うが、舞は自分が弱気になっていたことを謝る。

舞の着陸はなかなか改善されず、大河内はやり直しを命じる。中間審査まで残り9フライトとなっていた。今日も怖かったね~鬼河内などと水島は言い、そう呼んでるのお前だけだぞと柏木に注意される。その2人に倫子も混じって軽口をたたき合うが、やはり舞はぼんやりしていた。一方中澤も食事が喉を通らないようだった。

私の操縦でまた空酔いしたとか言いたいわけと倫子は突っ込み、あっちもこっちも元気ないわねと言う。そんな舞に柏木は、食べ終わったら部屋へ来い、着陸のイメトレをつきあってやると言う。吉田は複雑そうな表情をし、水島は何やら楽しげだった。ミニチュアの飛行機を使い、勝負はダウンウィンドからだとシミュレートしてみせる。エアスピード90、降下もずれているのはなぜだ、慎重になり過ぎて積極的に機体をコントロールしていないからだと柏木。

外も滑走路も見えていない、自分の姿勢もわかっていない、修正も駄目と柏木も厳しい指摘をする。その後舞は柏木に立ち会って貰い、現場を想定してランディングプロシージャ―(着陸手順)を始める。


訓練の行方、どのようになるのでしょうか。あと吉田君が、舞と柏木君のイメトレと聞いて、ちょっと複雑そうですね。この人は、水島君みたいに軽口を叩けるタイプでもないし。

さて訓練飛行、中間審査が迫って来ています。舞のチーム、柏木はかなり飛行をこなせて、しかも自分の問題点もわかっているようです。水島は管制官の言ったことを復唱せずに注意されます。この水島の「ラジャー」、ネットスラングにもなりましたが、元々は無線用語の「了解」です。そして舞は着陸に問題があるようで、大河内からやり直しを命じられてしまいます。大河内の注意が気になる舞に、柏木がイメトレを買って出、舞の何がいけないのかを指摘します。

この舞の慎重になり過ぎると言うか、気にしてしまう性格と言うのは、やはり変わっていないようです。それでも人力飛行機のパイロットを務めた時は、かなり積極的にもなっていたわけですが、今回は本物の飛行機、しかも教官の注意が飛ぶ中とあって、ちょっと委縮しているようにも見えます。

その大河内教官、柏木に最も事故を起こすパイロットの特徴について尋ね、それは自分を過信する人間だと言います。何となく舞の兄悠人が、これに似たタイプのように思えます。しかしあのお兄ちゃん、ノーサイドで久々に久留美に会ったのなら、頑張ってるねの一言くらいかけてもよさそうなのですが…何か人をお金で見ているようですね。

それから柏木が「ダウンウインド」と言っていますが、これは恐らくはダウンウィンド・レグのことと思われます。トラフィック・パターン(場周経路、滑走路を含む直線を一辺とする周回経路)のコースの1つで、滑走路に対して並行でしかも逆向きに飛行するコースで、追い風(ダウンウィンド)を受けるためこう呼ばれています。この朝ドラ、こういう専門用語がかなり出て来ますが、覚えて行くのは楽しいですね。


飲み物-ホットココア
[ 2022/11/30 23:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』第45回「八幡宮の階段」あらすじと感想-2

第45回後半部分です。

公暁は自分が謀反人だと分かっていたが、源頼朝を祖父に、源頼家を父に持った自分の名を、知らしめたかったのかも知れないと答える。彼に武士の名はなかった。そして公暁はお見せしたいものがあると、持っていた布包みをほどく。それは実朝の部屋にあった、例のドクロだった。これぞ鎌倉殿の証しと公暁は言い、四代目は自分であるのを忘れないでくれと言い、二度とお会いすることもないと出て行く。

一方で義村はどこまで知っていたと義時に尋ねる。相談は受けた、だけど断ったと言うものの、信じて貰えそうにないと義村。無理だと義時。そこで義村は、確かに一時は公暁を焚き付けて実朝を殺し、頂点に上りつめようと思ったが、お前のことを考えたら、嫌になってやめたと言う。今のお前は力にしがみついて恨みを集め、怯え切っている、誰が取って代わろうと思うと義村はつけつけと喋る。自分にはもう敵はいない、天も味方してくれたと義時。

これからは好きにやらせてもらうと言う義時を、義村は頼朝気取りかと揶揄し、これで鎌倉はガタガタ、せいぜい馬から落ちないように気を付けろと言い、肩に手をやって去ろうとする。義時は自分が狙われていたこと、公暁が自分を殺そうとしていたこと知っていたのかと尋ねるが、義村は首を横に振る。義時はついにこう口にする。
「私に死んでほしかったのではないのか」

義村は再び義時に近づいて言う。
「公暁がお前も殺そうとしていると知ったら、俺はその場であいつを殺していたよ」
義村は歩きながら襟に手をやった。その義村が館に帰ってくると、公暁が助けを求めて奥の間にいると言う。食事をする公暁は、入って来た義村にしくじったと言い、こたびは取りやめるべきだったと義村は返す。京に帰りたいと言う公暁に、それがよいと義村。

園城寺なら匿ってくれる、手筈を整えてくれと公暁は言う。さらにこんな時でも腹は減ると言った後、まだ諦めたわけではないと、いずれまた立ち上がると口にする彼を、義村は背後から突く。さらに正面からも突き、はいつくばってドクロを手にする公暁に義村は止めを刺す。そして義村は公暁の首を御所に持参し、義時に検分を願い出る。検分後義時は義村が鎌倉殿の敵を討ったと宣言する。流石頼朝様挙兵以来の忠臣と広元。

義村はこの先も三浦一門、鎌倉のために身命を賭して働く所存であると言い、義時は、北条と三浦が手を携えてこその鎌倉、これからもよろしく頼むと述べる。政子は時房からこのことを聞き、1人にしてくれと頼む。そして泰時は義時と2人切りになったところで、なぜ腕をつかんで止めたのか理由を尋ねる。そして泰時は、父上は鎌倉殿の死を望んでおられた、全て父上の思い通りになった、これからは好きに鎌倉を動かせるとお思いだが、そうではないと言う。

どういう意味だと義時。私がそれを止めてみせる、あなたの思い通りにはさせないと泰時は言う。面白い、受けて立とうと義時。そして政子は小刀で喉を突こうとするが、トウがそこに来てならぬと止める。ではあなたが殺してと言う政子に、主の命がなければ殺せないとトウ。自ら死んではならないとも言い、政子は泣き崩れる。

この知らせが都に届く。実朝のみならず仲章も殺され、つくづく鎌倉とは忌まわしいところだと顔を歪める後鳥羽上皇。藤原兼子は頼仁親王の下向を思いとどまらせようとする。上皇はまず右大臣が殺されたことに触れ、僧を集めて国の安泰を祈らせるよう慈円に命じる。そして頼仁親王の下向を取りやめると言い出すが、このままでは鎌倉は北条のやり放題、早々に手を打つべきではと慈円は言う。

義時の方もこれを機会に断り、別の方、もっと我らに扱いやすいお方を推挙していただくと提案する。それでも泰時は、実朝の悲願である親王をお迎えすべきと言い張る。それを進めることこそ何よりの供養と泰時、そして自分もそう思うと時房。死んだ者に気を遣ってどうすると義時。広元もすぐに文を出すつもりでいたが、康信は、ここまで進んていた話を反故にすると、朝廷の信用を失いかねないと反論する。

確かにこちらから断るとそうなると義時。ならば向こうから断るように仕向けたいと言い、まず1日も早い親王の下向を迫り、鎌倉に怒りを覚える上皇が断るのを待つことを提案する。賛同する広元。しかし向こうも鎌倉を意のままにするための手駒は残したいわけで、さてどう出るかと言い、「のう、太郎」と泰時の方を向く。しかし実衣は、鎌倉で唯一源氏の血を引く息子時元に、ここが正念場だ、必ず鎌倉殿にしてみせると言う。

義時は公暁が持っていたドクロを政子に返す。どこかに丁寧に埋めてしまうようにと政子。政子は伊豆へ戻ろうとしていたが、義時はそれを押しとどめる。もうたくさんなのになぜ止めるのかと問う政子に、頼朝様の妻だからだと義時は答える。頼朝様のご威光を示すことができるのはあなただけ、寧ろ今まで以上に立場は重くなる、今こそ北条の鎌倉を作るのですと義時は言う。邪魔する者はもう誰もいなかった。

姉上にはとことん付き合って貰うと義時。放っておいてと言う政子に、鎌倉の闇を忌み嫌うのは結構、しかし姉上は今まで何をなされた、お答えになってくださいと義時は詰め寄る。闇を断つために、あなたは何をなされたと義時は脅すような口調になり、さらに頼朝様から学んだのは私だけではない、これまでもこの先も我らは一心同体と言う。

その義時は運慶に、仏像を作るように頼む。しかも本人に似せた仏像だった。面白いこと言うな、しかしやらんと運慶。お前が申したことではないかと義時。しかし運慶はその義時が迷いのない顔になったことに触れ、つまわん顔だ、今のお前に興味はないと言う。天下の運慶に、神仏と一体となった己の像を作らせる、頼朝様がなしえなかったことをしたいと義時。

望む物は何でもくれてやると言う義時に、欲得で仕事をしていると思わんでくれと運慶。早く仕上げるために弟子に手伝わせ、その分他の仕事ができると言うのは、欲得ではないかと義時は尋ねる。よくぞ見抜いたと運慶。お前は俗物だからこそ、お前の作る者は人の心を打つという義時の言葉に、運慶はやる気を起こす。期日は決めていないが、運慶1人で彫ってくれと義時は頼み込む。


公暁は例のドクロを持ち去り、どこかに実を潜めます。武士として生きることを許されなかったこの人物の、鎌倉殿への思いが見て取れるようです。しかし三浦館に潜んでいたところを義村に討たれます。義村にしてみれば、望んでいる人物が自分から来たのだから、このチャンスを逃すはずはありませんでした。その首を義時に差し出し、三浦は鎌倉のために身命を賭すと誓うわけで、事情を知っている側にしてみれば何とも白々しい印象はありますが、ともあれこれで三浦は当面は安泰のようです。しかしあのドクロ、最初実朝の首かと思いました。

そして案の定、朝廷は頼仁親王の下向を取りやめようとします。これは鎌倉方も思っていたわけで、何よりも実朝の死を理由に、もう少し北条の手に負える人物をと考えていました。そして何よりも、向こうにその気にさせることが大事だったのです。実際はこの後藤原三寅(頼経)が来るわけで、その後も摂家将軍、さらにその後には宮将軍として皇族が鎌倉に赴くことになります。

しかし思うのですが、政子が尼御台という立場であるのなら、もう少し開き直ったと言うか、鎌倉を代表する存在としてアピールしてもいいかと思います。この回での彼女は、子供も孫も失って自害しようとする女性の悲しさはあっても、これをばねに強く生きて行こうとする姿勢が、あまり見られないのです。逆に実衣の方が、源氏の血を引く息子時元のために、何か企んでいるように見えるフシはあります。

それと実朝退場となったわけですが、彼に子供ができないのはゲイ設定だからとなっています。これ、天然痘が原因ということでもよかったと思うのですが…。無論それでは平凡すぎるということだったのかも知れません。ただ実際そういう説もあり、また天然痘で無精子症となってしまうことはあったようです。あと千世が出家するのは、今回は描かれていませんね。

それと歩き巫女のおばば。この人も実朝に、雪の日に出歩くなと言っています。ならばあの八幡宮で「天命に逆らうな」だけでなく、ここぞという時に「雪の日に出歩くな」があってもよかったし、その言葉が実朝の脳裏に、あたかも共鳴するような演出でもよかったのではと思います。

飲み物-アイリッシュコーヒー2
[ 2022/11/30 01:45 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)

『舞いあがれ!』第9週「私らはチームや」第1話&第2話

第9週第1話(第41回)と第2話(第42回)です。

第41回
2007年4月、北海道帯広。航空学校のフライト課程が始まる。その頃貴司から舞に絵ハガキが届き、福井の港で働いていること、もう少し色んな場所で自分の言葉を探すつもりであることが書かれており、さらに、帯広で飛行機に乗るんやろ、楽しみやねとも付け加えられていた。また裏面の写真の部分には貴司自作の短歌が添えられていた。
「トビウオが飛ぶとき他の魚は知る 水の外にも世界があると」

食事中、舞は自衛隊出身の鬼教官のことを知る。中澤曰く元は戦闘機のパイロットで、情け容赦なく学生をフェイル(退学)にしてしまうらしい。能力がないなら当然と言う柏木に、自分はそうならないという自信があることねと言葉を挟む。舞は担当教官がその日発表されることを思い出し、その教官の名前を尋ねる。中澤は最もらしい口調で答える。
「人呼んで帯広の雷様、サンダー大河内」

その後主席教官からの訓示が行われ、さらにその後チームの発表があった。フライト課程では3人が1チームで担当教官の指導を受け、舞は水島、柏木と同じチームになる。「足を引っ張らないでくれよ」と柏木。倫子は中澤、吉田と同じチームだった。倫子たちのチームの教官は山下と言い、そして舞たちの教官はあの大河内だった。大河内は3人のプロシージャ―(飛行手順)の最終確認をチェックし、緊張した舞は一部を飛ばしてしまう。

岩倉学生は、プロシージャ―を覚えていないのかと大河内。覚えてたつもりという舞に、明日までに完璧にできるようにしろと大河内。次は柏木の番で、こちらは難なく終わった。空では一刻一刻状況が変わる、シミュレーターとは違うぞと大河内。次いで水島の番となる。水島は出だしはよかったが、その次の段階で早くも忘れてしまっていた。その後学生たちは談話室で、明日のフライトに向けて気象データの解析をしていた。

舞や柏木はそれぞれ解析にいそしむが、明日の予報はどれも晴れだし、フライト可能ということでOKっしょと水島は言い、柏木に注意される。一方倫子は訓練空域を提案するが、ここも中澤との意見が噛み合わない。中澤はここは女性にゆするとしようと言うが、倫子はそれが面白くなかった。部屋でも倫子は中澤はむかつく、教官も変な人だと不満をぶちまける。山下教官は、やたらに横文字を使いたがる一癖ある人物だった。

そんな倫子に舞は、寝る前にプロシージャ―をやらないと持ちかける。しかし倫子はもう遅いし、なるようになるってと言い、舞は仕方なく水島と柏木の部屋に行って水島とプロシージャ―を行う。そこへ柏木が戻って来る。事情を説明する水島。しかも舞は自分で作った、コックピットを模した装置を傍らに置いていた。お前は暇なのかと言う柏木に、もっと優しい言い方できないのかと水島。

彼女にもそんな態度なのと訊かれ、彼女はいないと柏木。その時水島の携帯に、彼女からの連絡が入る。舞は1人で、小声で復習を始める。すると柏木が、水島が戻ってくるまで付き合うと横に座る。舞のやり方は合ってはいたが、大分遅いと柏木は言い、最終的にOKを出すものの舞は不安だった。そんな舞を見ながら柏木は、明日のフライト、俺は楽しみだけどなと口にしてさらにこう言う。
「だって、飛ぶために来たんだろ?」

水島が振られたと戻って来るが、既にチェックは終わってしまっていた。話を聞いてほしそうな水島と、相変わらず我関せずといった感じの柏木に舞は言う。
「明日のフライト、3人で頑張りましょ」

第42回
初フライトの日がやってくる。最新のノータム(航空情報)を「メモして来たと舞。資料が全部そろい、大河内もやって来て互いに挨拶をかわす。

フライト前には、訓練計画の説明であるブリ―フィングが行われる。安全にフライトが行えるかを判断して、教官に説明するのである。やがて舞たちは練習機に乗り込むが、その前に、エルロン(補助翼)、エレベータ(昇降舵)のチェックなどの外部点検を行う。そして大河内はこう尋ねる。
「岩倉学生は、プロシージャ―はできるようになったのか」

はいと返事をする舞は、最初に操縦をすることになった。舞は緊張した面持ちでプロシージャ―を行う。やがてプロペラが回り始め、運行管理室に連絡が入り、練習機が滑走を始めた。舞は落ち着いてプロシージャ―を行い、大河内に注意されながらも慎重に操縦し、機体は空中に浮上する。無論浮上した後も、大河内の厳しい指摘が待っていた。

この練習機では、そばにいる教官の席にも操縦桿があり、学生を補助しながら指導できるようになっていた。大河内は舞の操縦を助けつつ、この上昇姿勢を目に焼き付けろと大河内。そして英語で、管制圏を出たら報告するようにとの連絡が入るが、舞はそれへの反応が遅れ、またも注意される。その後水平飛行に入り、舞は心の内で「飛べた…」と口にするが、その喜びに浸る間もなく、左へ360度旋回との大河内の指示が出る。

しかし機体がピッチダウンし、舞は操縦桿を引くことでその場に対処する。飛行機を思い通りに飛ばすのは難しかった。そして舞は水島との交代となるが、水島は空酔いのため柏木が代わることになる。舞は多少しくじりながらも無事交代し、柏木はクルーズプロシージャ―(巡行中手順)から開始する。最初のフライトは終了し、その後デブリーフィング(反省会)が行われる。

ピッチが何度なのか即座にわかるようになれと大河内。その後食事となるが、舞は食欲がなくサラダだけを手に取る。しかしそれは他の仲間たちも同じだった。皆疲れ果てたような表情で、柏木でさえ
「ちゃんと乗れるようになるのかな」
と口にする有様だった。

その頃東大阪では、浩太とめぐみがうめづで食事をしていた。舞が初めて操縦するのに、連絡が何も来ないのをめぐみは気にしていた。めぐみは舞に電話をしようと携帯を手に取るが、雪乃は便りがないのがええ便りやろと言う。しかしその雪乃も、貴司からハガキが来ていないか、しょっちゅうポストを見に行っていると勝。ポストが照れてまっかっかやとの勝の言葉に、浩太もめぐみも大笑いする。めぐみはメールを送ることにし、浩太は、新しい工場の建設も進んでいると知らせといてくれと頼む。

舞は寮の部屋でめぐみに返信メールを送る。しかし食事をあまり摂っておらず空腹であり、談話室でこっそりカップ麺を食べようとする。すると吉田もカップ麺を持って入って来る。ちょうどその時、柏木もカップ麺を持って来るが、2人が室内にいるのを見て入るのをためらう。その吉田は初めて操縦して楽しかったらしい。舞も一瞬やったけど楽しいて思た、この景色が観たかったんやてと言う。吉田は舞に、宮崎で諦めてたら飛べなかったと言って舞に礼を述べ、岩倉さんも困ったことがあったら言ってくれと舞に言う。柏木はそっとその場を立ち去る。


いよいよフライト訓練が始まります。舞は貴司から絵葉書を貰います。やはり行く先々で仕事をしながら、自分の言葉を探しているようです。その舞はフライトチームで柏木、水島と一緒になりますが、担当教官はサンダー大河内こと大河内守でした。そして舞はプロシージャ―の確認のため、かつて倫子がやっていたように、男子寮の部屋を訪れます。その時水島に電話がかかって来たため、柏木が代わりに相手をしてくれますが、その時柏木はフライトが楽しみだと言い、こう付け加えます。
「だって、飛ぶために来たんだろ?」

この「飛ぶために」と言うのは、かなり言いえて妙です。そして翌日大河内の指導のもと、3人は練習機を飛ばすことになります。舞はまだまだ不十分と思われるところはあるものの、何とかこなします。柏木は楽しみと言っていただけに、落ち着きもあって隙のない操縦です。水島は空酔いで最初から無理でした。個人的にこの水島君がどうなるのか気になります。一方浩太とめぐみも、このことを気にしていたようで、メールを舞に送ったようです。

その舞は、フライト後ろくに食事をしていなかったこともあり、カップ麺を作って談話室で食べようとします。と言うか、そういうことができるのですね。そしてそれは他の仲間も然りでした。吉田もあまり食事をしていなかったせいか、カップみそラーメンを持ってやって来ます。そして舞に、宮崎での特別テストを都築教官に掛け合ってくれたことへのお礼を言います。そしてこちらもカップ麺を持ってやって来た柏木ですが、2人の様子を見てそのまま入室せずに去って行きます。

この吉田君ですが、実際成績はいいし、パイロットになる夢は人一倍でもあり、フライトが楽しかったというのもうなずけます。どちらかと言えば、あまり自己主張するタイプではなさそうですが、やるべきことはきちんとやっているのでしょう。倫子が中澤はいやだとか、教官は変わった人だなどと言いつつも、吉田には何も言及しないことからもそれは窺えます。先週の総集編はそのせいもあってか、彼が比較的多く登場していました。

それとこのドラマの主人公舞は、どちらかと言えば自分で作る、自分で動くあるいは動かすと言ったことが得意で、模型飛行機や人力飛行機のシーンにもそれが見て取れました。ですから第8週のように、待機とか座学などといったいわば受け身のシーンは、彼女の本領発揮とは言えないのではと思われました。実際こういうのは、どのようにドラマとして描くかちょっと難しそうで、それが先週ちょっと変わったかなと思った一因でもあり、だからこそパーティーとか、周囲の人々を目立たせることで話題を作ったとも言えそうです。

あと先日も書いていますが、第8週の演出の野田ディレクターは、第2週の五島編も担当しています。この週で、脚本と演出がそれまでと一変したわけではなさそうです。

飲み物-温かいカフェオレ
[ 2022/11/30 00:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

確証バイアスとエコーチェンバー

まず、『舞いあがれ!』のあらすじは次回になります。それと前の録画を観ていて気付いたのですが、第8週の演出の野田雄介ディレクターは、第2週の五島編も担当していますね。

で、何を書きたいのかと言うと、エコーチェンバーについてです。これについては今までも書いて来ていますし、直近ではつい先日、小檜山氏=武者さんが、ネット上のファンコミュニティで、大河などであれこれ視聴者がタグ付きで騒ぐのがけしからんと書いていたことに触れています。その時も少し書いていますが、武者さんのコラムにも確証バイアス的なものが散見されます。

この確証バイアス、恐らく人間であれば誰しも持ちうるもので、自分の思い込みを支持する情報ばかりに目が行く、あるいはそれを正しいと信じ込むことです。ただライターと言うのはどのような立場であれ、その人が書く対象にできるだけ中立であることが望ましいわけではあるのですが…。しかもこの確証バイアス、特定の考えを正しいと思い込む、あるいは思い込ませるという意味では、エコーチェンバーに共通するものがあります。

実は先日、ツイッターをログアウトした際に、トレンドの1つを好奇心からのぞいてみたことがあるのですが、上から10番目ほどまではほぼ同じ内容のツイでした。これも一種のエコーチェンバーかなと思った次第です。しかもトレンドは、同じテーマに関心を寄せる人々がタグをつけるわけですから、その意味でもエコーチェンバーになりやすいとは言われています。

無論テーマによって大きな違いがあり、比較的幅の広いテーマであれば、様々な意見が飛び交っていて、煽りがちな意見がある一方で、建設的な意見があったりもします。しかしテーマがより細分化されると、似たような考えの人々が似たような内容のツイを交換し、さらにRTやファボでシェアするようになり、比較的先鋭化しやすいとは言えそうです。しかも自分達だけで楽しむのであればいいのですが、人命にかかわることや陰謀論めいたことが拡散されると、ちょっと厄介なことになってしまいます。

ネットはそれまでマスコミが一手に握っていた情報を、個人が可視化する形で共有できるようにしたわけで、それはプラス面と言うべきですが、可視化されたがゆえにその影響もまた大きく、さらにツイッターの場合上限が140文字ですから、つい簡略化された情報を流しがちで、それが誤った情報となってしまうこともまたあるでしょう。利便性が高いゆえにリスクもまた高くなることもあり、その点にはやはり気を付けたいものです。

ところでその中にサッカー関連のトレンドで「手のひらがえし」というものもありました。ドイツ戦で代表をほめたファンが、コスタリカに負けると急に批判を始めたということから、このタグができたようです。ドイツに勝っただけに期待も大きかったことの表れとも言えそうです。しかし次のスペイン戦では勝たないと決勝Tに進めないようなので、何とか白星をもぎ取ってほしいですね。

飲み物-注がれる紅茶
[ 2022/11/29 01:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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