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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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白鵬引退と相撲界がやるべきこと

横綱白鵬が引退しました。名古屋場所後に横綱に昇進した照ノ富士の、優勝を見届けてからの引退発表でした。朝青龍引退後、稀勢の里も横綱に昇進したものの休場が多く、事実上の一人横綱が長かっただけに、かなりプレッシャーもあったでしょう。お疲れさまでしたと言いたいです。

ところで大相撲中継や関連番組は、私が知る限り、今はNHKのみとなっています。昔はJSPORTSでもやっていて、デーモン閣下が解説したり、各部屋のちゃんこ作りなどが紹介されていたりしたのですけどね。「国技」ゆえということもありますが、プロの大相撲のみならず、相撲そのものがもっとPRの場を設けてしかるべきかとは思います。

そもそも海外出身の力士が多くなっているとはいえ、柔道などの他の武道に比べると、その独自性の強さゆえに、なかなか国際的とならないのが長所でもあり短所でもあります。無論オリンピックやワールドカップなどの世界選手権があるわけでもありません。相撲の魅力をどのようにアピールするかが当然求められます。本当はNHK頼みではなく、他のチャンネルなり、動画配信サイトなりで情報を発信するのも、一つの方法であるかとは思うのですが。

飲み物ーアイスカフェオレ

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[ 2021/09/28 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

情報の質が隔てる昭和と平成以後

過日目にしたツイートで、昭和というのは今よりも大雑把で、だからこそ今よりもよく見えたという内容の物がありました。また別のブログ記事で、今のTVは金をかけていないから面白くない的な記述を目にしました。この後者のブログ主さんの主張に関しては、以前書いたことがありますが、今はTVだけにお金を投入する時代ではないからと言えます。寧ろなぜTVにお金をかけなくなったのか、その点が指摘されてしかるべきでしょう。

そして前者の方です。これもある意味、TVと関係があるかと思います。この場合の昭和というのは、もちろん昭和の後半、昭和30年代頃から平成に入る頃までを指しているのでしょう。また大雑把というのは、メリットばかりではなく、皆がそこまで物事を突き詰めて考えなかったとも取れるし、他者への共感や公徳心などというのにもまた、少なからず影響していたとも思われます。

その当時の人々情報源はTVまたは新聞ということが多く、そのTVや新聞から一方的に伝えられる情報がすべてであり、その意味では情報も限定的でした。寧ろそれ以外の情報入手手段はまだないのですから、当然その存在を知る由もありませんでした。その後パソコン通信を経てネットが普及し、情報の幅がいくらか広がるにつれて、人々がより精度の高い情報を求めるようになり、大雑把であった時代は次第にその性格を失って行きます。

平成以後の時代が、昭和に比べて悪くなった、あるいは窮屈になったと感じる人もいるようですが、ひとつはこれにもよるかと思います。しかしその一方で、昭和の頃は体に入りにくかった情報を、いながらにして入手できるようになったのは評価すべきと言えます。そしてこれまた別の記事ですが、昭和は所謂エログロが見られてありがたかったなどというのもありました。その代わり治安上の問題もあったかとは思います。

TVの隆盛期は大雑把な時代でもあった、こう結論づけることができそうです。情報がTVまたは新聞によって寡占状態であったため、人々はある意味井の中の蛙のようなものであったとも言えます。それが悪いことばかりではなかったにせよ、やはりその当時と今とどちらがいいかと訊かれたら、今と答えるでしょう。そもそも今のこの時代を生きている以上、無論いくらか批判はあるにしても、今を受け入れることになるわけだし、何よりもその当時に戻ることは不可能なのですから。

飲み物-チューリップグラスのビール
[ 2021/09/28 00:30 ] 未分類 | TB(-) | CM(0)

聖ミカエル祭

日本ではお彼岸が明けましたが、キリスト教世界では、9月29日に聖ミカエル祭を迎えます。聖ミカエル、大天使ミカエルは、サタンと戦った天軍の総帥であり、この時のサタンの仲間には、堕天使ルシファーも含まれています。またキリスト教(基本的に、聖人崇拝を認めていないプロテスタント諸派以外の教派)のみならず、ユダヤ教やイスラム教でも守護者的な立ち位置となっています。

このミカエルという名は英語ではマイケル、フランス語ではミシェルとなります。かのモン・サン・ミシェルは、聖ミカエルの山の意味で、この聖ミカエルにちなんだ聖堂が建てられたのが、後に修道院となっています。

元々は収穫を祝う日でもあり、この日には、イギリスではガチョウのローストを食べる習慣があります。その他にも、この日までにブラックベリーを摘んでしまわなければならないという言い伝えもあります、また生姜を食べる日でもあります。

しかし、キリスト教の祭日でガチョウというと、やはり思い出すのは聖マルチノの日です。そもそも聖マルチノの日にガチョウを食べるのは、聖マルチノが、トゥールの司教の就任を避けるため身を潜めていたのを、ガチョウの鳴き声で見つかったからだとされています。いずれにしてもこの季節、脂が載ったガチョウはかなりの美味でしょう。

一方で、聖マルチノの日と同じ11月にあるアメリカの感謝祭、この時はターキー(七面鳥)が食卓に上ります。とはいえ、クリスマスもターキーであることが多く、感謝祭とクリスマス、どちらにターキーを持ってくるかで悩むこともあるようです。

飲み物-黄金色のビール

[ 2021/09/27 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

大河ドラマ雑考-53

『どうする家康』のキャスト予想関連で、長澤まさみさんの出演もあり得ると書いていますが、そもそも長澤さんの大河での役どころというのは、これまでの半分以上が忍びの役です(『功名が辻』の小りん、『天地人』の初音)。『真田丸』でやっと忍び以外の役を演じることになりましたが、この時もネット上で、「きり」の名前が、霧隠才蔵を暗示しているとコメントされていたことがあります。

しかしきりの役どころ、大坂の陣まではそれなりに理解できたのですが、最後の最後で、彼女は結局どういう役割で、その後どのような人生を送ったのかが見えにくくなりました。千姫を送り届けた後、急にいなくなってしまいましたからね。ありきたりな手法ではありますが、たとえばあの後、出家したことを窺わせるなどの描写があってもよかったと思います。三谷さんの敗者を描くやり方には、生き残った人々への救済措置を窺わせる描写が感じられないのがやはり残念です。

この『真田丸』、終了後にスピンオフができるのではと、ネット上、特にSNS上で騒がれたこともあります。きりのその後もさることながら、上杉景勝と直江兼続主従のその後なども、視聴者は関心を示したのではないかと思いますし、実は信繁は生きていた的展開を望む人もいたかも知れません。しかし『新選組!』のようなスピンオフが作られることはありませんでした。

その三谷さん、来年は「大河好きがニヤリとする」キャスティングを考えているとコメントしたことについて。前の方にも書いていますが、やり過ぎると視聴者の離脱を招くことにもなりかねません。あまりマニアック路線を行くと、うざいと取られても仕方ありませんし、大河好き=お得意様へのサービスのみならず、新規に観る人々のことを考えてこそのものでもあるわけですし-無論、すべてを初心者向け説明路線にする必要はありませんが。

先日の『天地人』関連で、『独眼竜政宗』を引き合いに出しています。ちなみに政宗に上杉景勝は出て来ませんが、天地人には政宗が登場します。時代的にも地域的にもほぼ似ており、政宗が生まれた米沢は、景勝が最終的に藩主となっています。このような共通性があるだけに、やはり政宗に対抗しうるだけの作品にしてしかるべきではあったでしょう。この天地人路線がその後『江~姫たちの戦国~』や『花燃ゆ』へと継承されて行った感はあります。

しかし政宗は、1980年代半ばの近現代3部作が振るわなかった(1986年の『いのち』を除く)ことから、起死回生策として打ち出されたようですが、そもそもなぜ数字が取れなさそうな近現代物を、それも3年もやろうと思ったのでしょうね。最初から無理があるような企画を打ち出しては、振るわなかったことの責任を取ろうともせず、次の作品にばかり目を向けさせる姿勢というのは、特殊法人という殿様商売だからこそできるというのを、もう少し自覚してほしいものです。


飲み物-ブロンドのエール
[ 2021/09/26 11:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

改めて思う『天地人』のおかしな点

『天地人』について先日書いていますが、せっかくの上杉家の大河でありながら、夫婦大河、もっと言えばホームドラマ的大河になってしまったのは、制作サイドの責任でしょう。無論、前作の『篤姫』にもそういう部分はありました-2000年代から2010年代にかけての女性主人公大河で、一番その手の雰囲気から遠かったのは、『八重の桜』であるかと思います。

ただ『篤姫』が基本的に大奥主体であり、ヒロインがこの大所帯を如何に束ねて行くかに腐心する一方で、薩摩では小松帯刀が藩主島津斉彬、久光の右腕となり、西郷や大久保といった藩士たちをまとめる家老の立場であって、その両者の対比は描かれていたかと思います。(ただ初恋の相手設定というのは疑問でした)

幕末と戦国末期~江戸時代初期という時代設定の違いはあれ、やはり家老的立場の直江兼続と、その主君の上杉景勝を描くにしては、何かおちゃらけた雰囲気が漂っていましたね。子供時代の描写がよかっただけに、あれはどうにかならなかったのかと思います。

また登場人物の服装と髪型、流石に石田三成のあれには引きましたし、兼続もいつまでも前髪をつけたままとか、これは『真田丸』との比較関連タグ(真田丸と天地人比較)でまとめていますが、真田幸村が人質というより、まるで直江家の食客のように見えたりもしました。さらにおかしいのが兜の「愛」です。

元々これは愛染明王から取った(諸説あり)と言われていますが、この大河では、兼続が兜をどのような意匠にしようかとあれこれ字を書き散らし、その中で「愛」の字を見つけた妻のお船が、これがいいのではと提案することになっています。こういう描き方がどうも安直なのですね。

その他にも、徳川方は悪であり、会津の神指城が、彼等と自分たちを隔てる結界のようなイメージになっていたのも変でしたね。元々この城は軍事拠点ではないかと家康に睨まれ、直江状によってそれが否定されることになりますが、実際景勝はこの城を、新しい城下町の拠点にするつもりだったようです。

その直江状。元々家康に宛てた書状であるはずなのに、なぜか他の要人にも送られたことになっているし、しかも書状そのものがやたらに長い。おまけに「挑戦状」扱いされていますが、これは家康からなぜ上洛しないのかという文が、西笑承兌を通して送られ、それに対する返信であって、挑戦状ではありません-無論、徳川幕府の成立後、そのようにいわば改竄された可能性は否定できませんが。

おまけに、直江兼続だから長谷堂城の戦いがあるかと思ったら、それも殆どなし。最上軍もモブ。この点は言っては何ですが、『青天を衝け』の禁門の変をちょっと思い出します。

これ、もう少し描き方を変えていたら、戦国末期から関ヶ原を挟んで、徳川幕府成立後の、『独眼竜政宗』とはまた違った面白さの戦国東北大河ができたはずなのに、結局そうならなかったのは残念です。本当は再来年は、家康よりこっちをやってほしかったのですけどね。無論九州の島津でもよかったのですが。

ただ家康が出て来るとなると、上杉なり最上なり、島津なりが出て来る可能性は十分考えられます。ただ、この『天地人』のように、題材はいいけれど、描写方法にかなり疑問が残る大河であってほしくはないものです。

飲み物-カウンターとカクテル

[ 2021/09/26 01:15 ] 未分類 | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』徒然その12

明治編に入って、篤太夫のビジネス、商いが始まります。しかしやはりビジネスや経済絡みの場合は、朝ドラの方がふさわしいかと思われます。基本的にヒロインとその夫が、協力し合いながら何事かを成し遂げるという朝ドラと、ビジネスとの親和性が高いからでしょう。『八重の桜』も、後半は朝ドラ向けかと思われるところもありましたが、この場合は教育とキリスト教が絡んでいたため、ビジネス関係とは多少異なる部分もあり、その意味で同一視はできないかとは思います。

とはいえこの当時は明治初年、まだ廃藩置県も版籍奉還もされておらず、新政府の足元も不安定でした。その部分を、本当はもう少し描いてしかるべきだったとは思います。こういうところが、この大河が歴史的経緯をやや軽視してやしないか、そう見える所以です。血洗島のシーンは相変わらずいいのですが、お千代とうたは駿府に移ることになりました。最早血洗島は、篤太夫の拠点ではなくなり、今後こういうシーンも少なくなるのかと思うと、ちょっと寂しいですね。

一方で、駿府での奮闘は面白いなと思います。しかしこの当時、商人と武士が協力し合うというのは、まだまだ無謀と言えたでしょう。逆に西国諸藩をはじめ、軍事関連では農民と武士が融合していた所はありますが、まだ武士の世を色濃く引きずった時代ではありました。廃刀令などもまだ出ていませんからね。

武士の終焉と言えば、旧幕府軍が蝦夷共和国の夢もむなしく、箱館戦争で散って行きます。慶喜も、やるせない思いを抱いたでしょう。ただしこの箱館戦争についても、そもそもなぜそうなったかが描かれておらず、その意味でやや説得力を欠きます。土方もこの戦で戦死しますが、ただこれはあくまでも旧幕府軍の壊滅、戊辰戦争の終わりであっただけで、その後は不平士族の反乱があちこちで起こるようになります。それにしても町田啓太さんは、やはり今一つ土方のイメージではなかったように思います。

そして篤太夫が、五代友厚(才助)と出会います。しかしどうも吉沢さんが童顔であり、またこの篤太夫がよく言えばすれておらず、悪く言えば世慣れしていないふしもあることから、このシーンはどう見ても、五代の方が一枚も二枚も上手に見えてしまいます。しかもこの五代-モンブランによって借款を妨害されたことを思い出し、篤太夫は後を追うものの、五代の姿を見失ってしまいます。少なくともこの時点に於ける、篤太夫と「天外者」五代の力関係が読み取れるようです。

飲み物-コニャック
[ 2021/09/26 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

BUCK-TICK "RONDO" (『ゲゲゲの鬼太郎』バージョン)

それとこれも先日、『ゲゲゲの鬼太郎』のEDで、鬼太郎が琵琶を弾いているシーンがあると書いています。このEDのテーマはBUCK-TICKの”RONDO”で、動画があったので一応置いておきます。

”RONDO” by BUCK-TICK, one of the ending themes of "Gegege no Kitaro" broadcast from 2018 to 2020. 


[ 2021/09/25 00:45 ] その他/others | TB(-) | CM(0)

戦国大河に思うことあれこれそして『天地人』

先日投稿分で『風林火山』にも触れていますが、この武田-上杉に限らず、織田信長の一連の戦であろうが関ヶ原であろうが、合戦というものは多分に損得勘定であり駆け引きです。戦闘シーンを描けばいいというものでもないし、逆にそれに至るまでのあれやこれやを多めにし、多角的に捉えるのが今の傾向ではあるでしょう。そもそも戦闘シーンそのものも少なくなってはいますし。

『葵 徳川三代』の関ヶ原のような、これぞ合戦というシーンをまたリアルタイムで観たいとも思いますが、予算の関係もありますかね。スポンサーをつければいいのにと、またしても言いたくなってしまいます。無論、それに伴うだけの内容が必要ですが。

また昔の戦国大河と言っても、せいぜい総集編くらいしか観たことがない(完全版がないからすべてを観られない)のも多いのですが、戦国物も作品によっては、合戦+ホームドラマ的な印象の作品もあります。これは昭和の映像作品の多くに言えることではありますし、2009年放送ながら、『天地人』などもその印象が強かったとも言えます。

その『天地人』、『風林火山』の武田家に対抗してか、上杉家が舞台でしたが、謙信ではなく景勝の代で、しかも主人公は直江兼続でした。それはいいのですが、事あるごとに「愛と義」を連呼したのはマイナスでしたね。そもそも「義」だけであればまだわからなくもないのですが、それに直江兼続の兜の「愛」をくっつけるから何だかおかしなことになる。あれは愛染明王の愛のはずなのですが…。

しかし武田信玄も上杉謙信も、後継者には禍根を残してしまいました。武田はそれが一因で勝頼の代で滅びたし、上杉は後継者未定のままだったため、景勝と景虎の間で御館の乱が起きてしまい、しかも景勝は家督を継いだものの、その後柴田勝家の軍に越中まで攻め込まれたこともあって求心力が低下したうえに、新発田重家との戦いに負けたりもしています。

それと思うのですが、天下の覇権を目論む信長の脅威は、彼ら東国の武将も十分感じてはいたでしょう。しかしながら、信長が本能寺で横死した後に、事実上後継者となった秀吉については、得るところは少なかったと思われます。『真田丸』で昌幸が、高梨内記にでしたか、秀吉とはどんな男なのかと問いかけるシーンがありますが、信濃の国衆である彼の許には、そこまで情報も入って来ていなかったでしょうね。そして上杉景勝は、この秀吉に下ったことで会津に転封され、関ヶ原後は石高を減らされて、米沢の藩主となるに至ります。

飲み物-ボトルとコルクとワイン

[ 2021/09/25 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』キャスト予想2そして『風林火山』

『どうする家康』、未だ松本潤さん以外の出演者が決まっていないため、色々な人が様々な出演者を予想しているようです。ともあれ、この大河の家康はどこか弱々しいところがあるようなので、その主人公を盛り立てて行くような強い脇役が求められてくるでしょう。

ちなみに、脚本の古沢氏のTVドラマをざっと挙げてみると

相棒(特に杉下-亀山時代)
鈴木先生
リーガル・ハイ
デート~恋とはどんなものかしら~
コンフィデンスマンJP
ゴンゾウ 伝説の刑事

このようになります。

これから考えると、『リーガル・ハイ』で主演した堺雅人さんが、こちらの方にに出演する可能性がないとは言い切れません。同じ作品に出演している生瀬勝久さん、里見浩太朗さんなどもあるいは候補になるでしょうか。『相棒』絡みでは寺脇康文さんの出演もありえます。その他に『鈴木先生』『デート~恋とはどんなものかしら~』の長谷川博己さん、『麒麟がくる』から3年で再び大河復帰となりますかどうか。また後者で共演した杏さんも、3度目の大河出演が望めるかも知れません。

あと『ゴンゾウ 伝説の刑事』だと、久々に内野聖陽さん、高橋一生さんの出演も考えられるでしょうし、『コンフィデンスマンJP』だと長澤まさみさん、小日向文世さんが出ていますので、長澤さんがヒロインの線もあるでしょう。皮肉というか、『真田丸』に出た人たちの一部が、来年ではなくこちらの方で再び出演となる可能性もあります。無論これには制作統括の意向、出演者サイドのスケジュールの問題も関わってくるとは思いますが。

この大河が、所謂王道大河になるかどうかは無論わかりませんし、脚本の古沢良太氏も、大河はおろか時代劇の経験もない人ですが、出演者によっては意外と「骨太な」戦国大河になる可能性も捨てきれません。と言うより、2000年代に入ってから、私が考える骨太、あるいは男くさいイメージの戦国大河というのが
葵 徳川三代
風林火山
軍師官兵衛
この3作品くらいしかありませんので、そろそろまた、オーソドックスな男性主人公大河を観たいと思います。

しかし、やはり『風林火山』はよかったなと改めて思います。クライマックスが川中島の大河でありながら、武田と上杉のどちらも主人公でなく、山本勘助を持って来たことで、主人公を自由に動かせ、策略に長けた軍師として描けたのは大きかったでしょう。今後も大河が続くのなら、こういう第三者から見た大名たちの争いという構成もまたあるかと思います。と言うかもう、大名たちの合戦メインで描く時代ではなくなって来ているかと。

『風林火山』は、Gacktさん演じるエキセントリックな謙信が、琵琶を弾いていたのも見どころではありました。あのシーンは、流石ミュージシャンと思ったものです。琵琶と言えば、『ゲゲゲの鬼太郎』第6期、2年目の地獄の四将編の最初のEDで、鬼太郎がギターのイントロに被せるように琵琶を弾くシーンがありましたね。

琵琶というのは元々宗教的な側面が強く、その意味であの謙信にも、また鬼太郎の地獄のイメージにも似合っていました。無論琵琶も徐々に俗化して行き、芸能の一部門となって行きます。大河の琵琶では、『西郷どん』で国父様こと島津久光が口ずさんでいた『迷悟もどき』も印象に残っています。

飲み物-ロックグラスカクテル
[ 2021/09/24 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』に出演しないであろう常連さんたち

またも『鎌倉殿の13人』というか、三谷幸喜氏の大河関連です。元々三谷大河のテーマは敗者で、しかもキャストには必ず堺雅人さんや、小日向文世さんが名を連ねていました。しかし『鎌倉殿の13人』で、それに終止符が打たれることになります。

終止符が打たれるとは少々大げさかも知れませんが、ともかく、それまでとは違う路線を歩むことになり、従ってその意味では、『真田丸』までの大河とは違った意味を持つことになります。無論三谷さんが絡む以上、構成、展開、あるいは小ネタの多さなどは変わらないとは思いますが、集大成であるこの作品で、今までの2作品よりも「大河らしさ」を意識しているのかなとも思われます。

堺さんや小日向さん、特に堺さんが今に至るまでキャストに名前がないのは、無論様々な理由があるでしょうが、あるいはそういった点も関係しているのでしょうか。それに草刈正雄さんの名前もありません。『真田丸』の主人公が、実質的に真田昌幸であったことを考えると、これはちょっと解せない部分もあります。

草刈さんが後白河法皇の役かなと、当初は思っていたのですが、西田敏行さんは、『新・平家物語』で義時を演じている俳優さんでもあるだけに、やはり出したかったのかも知れません。いずれにしても三谷さんの場合、普通の大河の後白河法皇とは違った描き方になるでしょうから。

ただ三谷さんの場合、いわば「三谷劇団」的な、ある程度決まった俳優さんをどの大河にも出演させることで、話題を作って来たとも言えるわけですから、今回のこのキャスティングには、ちょっと納得が行かないという人もあるいはいるでしょう。今後まだ発表は行われるでしょうが、私も『真田丸』に出た人がもう少し出るかと思ってはいました。

あくまでも個人的な予想ですが、意外と堺さんとか小日向さんは、『どうする家康』に出演する可能性もあります。小日向さんの場合、『平清盛』にも出演していたし、別に三谷大河でなくても、役をこなして行けるでしょう。というわけで、この後↑は『どうする家康』はじめ戦国大河について書きたいと思います。

飲み物-アイスコーヒーブラック

[ 2021/09/24 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

演技力の基準と『ステラ』休刊

先日の『どうする家康』予想キャスト関連で、キムタクは誰を演じてもキムタクと書いています。ファンの方には悪いのですが-ちなみに私の場合、木村拓哉さんは好きでも嫌いでもありませんー、イメージを損ねないためなのか、私が今まで観た限りでは、あまりにもイメージが変わってしまうような役があまりなく、いつも本人のイメージそのままのような役が多い、そのため本人と役とのギャップがさほどに感じられないためです。

地で演技をする傾向がある人と、役になりきれる人の違いというのは何だろうなと思います。無論今までも、それまでと違う役に挑戦した、殻を破ったと言われた人もいるでしょうが、たとえば香川照之さんが『龍馬伝』で見せた岩崎弥太郎のような役は、誰でもができるわけではありません。『半沢直樹』の大和田暁もそうでしょう。

また内野聖陽さんの『風林火山』の山本勘助、『真田丸』の徳川家康、さらに『きのう何食べた?』の矢吹賢二なども、それぞれ異なった役を演じ分けています。カメレオン役者などという言葉もありますが、私に取って俳優さんの演技力というのは、やはりどのように「化ける」ことができるかが基準となっています。

ところでNHKの『ステラ』が、2022年3月末を以て休刊することになりました。つまり2021年度を以て終わりを迎えるわけです。

NHKウィークリー『ステラ』休刊のお知らせ

やはりこの時が来たかと思います。私としては、もう少し早くてもよかったかと思いますが、定期購読者もいたようですし、なかなか踏み切れなかったのでしょう。やはり紙媒体を購入する人の減少、そして受信料収入の減少なども関係しているのかも知れません。

それにしても「インターネットを利用したきめ細かな情報発信」とありますが、それとは別にツイッターアカウントが多すぎると思われるので、それを整理してしかるべきでしょう。それから大河や朝ドラを看板番組ととらえているのなら、公式サイトをすぐに削除するのはやめた方がいいと思います。大河の場合1年物であることから情報量が多く、それがサーバ負担となり、そのため翌年の1月末の削除を余儀なくされているのでしょうが、ならば1年間の放送そのものを考えてしかるべきではないでしょうか。

それと以前、『ステラ』のページの多くが広告であると書いたかと思いますが、現在手持ちの分を見る限り、そこまで多くの広告は見られなかったので、あるいは他のメディアと勘違いしたのかも知れません。この点はお詫びいたします。ただ広告に所謂レディースアデランスがあったりするのを見ると、やはり年配層向けであり、若者はあまり購入しないのでしょう。ステラのネット版を作るようですが、それと共に内容も再検討し、TVを観ない若年層向けに発想を変えて行く必要がありそうです。

飲み物-スミスウィックのスタウト
[ 2021/09/23 01:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

承認欲求関連のまとめ

ここのところ心理、特に承認欲求関連であれやこれやと書いてまいりました。承認欲求を満たしたい、だから関係のないことでも口にせずにいられない、自慢したいという人物は一定数存在するでしょうし、かつての私もそうでしたが、全くの他人でもない以上、何らかの形で相手をしなければならないこともあります。

場合によっては話を聞いてあげるふりをしたり、時々は質問をして、相手を満足させたりしなければならないこともあります。しかしこういう場合、相手は話を聞いてくれていると思って優越感が強くなり、天狗になってしまう可能性もないとは言えません。ストレスを溜めないためにも、素っ気なく受け答えするか、聞き流すのがあるいはいいのかとも思います。しかも、これは少し前にアスペルガー症候群関連で書きましたが、この病気でなくても自分の話は聞いてほしい、相手の話は聞きたがらないとか、謝らないというケースが多いようで、ワガママと言うか、何とも面倒くさい話です。

あとマンスプレイニングというのもあり、これは何かと言うと、男性が女性は物を知らないと決めつけ、知識をひけらかすことです。飲み会などで、上司にこれをされてうんざりしたという人もいるかも知れません。しかもこの場合も、質問されないのに自分から話すわけで、かなり鬱陶しく感じることもあります。これも聞き流すか、簡単に相槌を打つのが対応としては一番よさそうです。

一番いいのは、承認欲求のみを求める人にならないことなのですが、これも場合によりけりです。自分で変えようと思って変えられるのならベストですが、何らかの形で精神面にダメージを抱えていて、こうなってしまうこともあります。また、所謂パーソナリティ障害にも、承認欲求が特徴的なものがあります。

境界性パーソナリティ障害とか、自己愛性パーソナリティ障害などは、承認欲求が特徴のひとつであると言われています。特に自己愛性の場合、自己評価にこだわる傾向があるともされています。無論パーソナリティ障害そのものは病気とみなされておらず、したがって異常とは言えないまでも、精神機能に何らかの偏りがあると考えられています。

ちょっとくどくどしくなりそうなので、一旦この話題はこれで終わりにします。ただ心理、またはネット心理については今後も時折書くかと思いますので、悪しからずご了承ください。

飲み物-アイスカフェラテ

[ 2021/09/23 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』キャスト予想

『鎌倉殿の13人』のキャストの大部分が発表され、収録も行われる一方で、2023年の大河『どうする家康』のキャスト発表も、もし昨年同様11月に行われるのであれば、あとひと月ほどに迫っています。

今のところ、松本潤さんしかまだ正式には発表されていませんが、恐らく様々な事務所へオファーが行っているのではないでしょうか。私としては、鈴木亮平さん(来年の弁慶役も予想してはいますが)と香川照之さんに出演してほしいと思っています。

ちなみにこの大河は、家康と信長の関係がメインではないかということで、信長を誰が演じるのか、占い師による予想も行われたらしいです。

木村拓哉、玉木宏…松本潤主演『どうする家康』で織田信長役を演じるのは誰?占い師らがガチ予想
(ABEMA TIMES)

この記事中の候補者で見る限り、私は玉木宏さんかなと思います。キムタクはどうでしょうね。この人も昔から、大河の主演候補としてマスコミが騒いだことがありますが…キムタクは誰を演じてもキムタクになる感じがするし、また最近やせたせいか、何だか老けたなという印象があります。そう言えば最近やけにキムタクが出て来るなと思ってたら、映画のPRだったのですね。

あと松岡昌宏さんとか、東山紀之さんという予想もあるようです。来年のメインキャストが、三谷さん好みの人たちで収まりそうで、しかも大部分が決まってしまっていますが、こちらは殆どが未定であるため、あれこれ考える余地がかなり残されています。

やはり信長を誰が演じるかが焦点になりそうですが、秀吉とか、家康自身の家臣団もメインになるでしょう。あとはやはり築山殿、そして側室たちでしょうか。

それとジャニーズ関連の人たちの出演ですが、やたらに入れてくることはないかなと思います。岡田准一さんがあるいは久々に登場するでしょうか。

飲み物-コーヒーカクテル
[ 2021/09/22 01:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

承認欲求と構ってちゃんと出羽守

先日承認欲求に関して投稿しましたが、承認欲求そのものは誰にでもあるものです。認められたいという気持ちは人類普遍のものでしょうし、また、知識を得ようとするその姿勢は評価されてしかるべきかとも思います。

しかしせっかく得た知識も、自分の承認欲求を満たすため、単に人に教えたがるためのツールとなっては、寧ろ逆効果とも言えます。私のかつての上司ではありませんが、自ら嫌われるもとを作り出している感もあります。あくまでも個人的にではありますが、好感が持てるのは、やはりあまり自分をひけらかさない人の方ですね。一応社会の中で生活する大人である以上、そういう部分はやはり大事かと思うので。

その知識関連で、所謂アートとか文学とか、知っておくと便利だなと思われるジャンルがいくつかあります。特にこういうのは感覚で捉える部分が大きく、そのため素人にも入りやすいジャンルでもあるのですが、感覚によるというのは、それぞれの主観によるところが大きいとも言えます。ある人にはお気に入りであっても、他の人に取っては、必ずしもそうとは言えないということを自覚しておく必要はあるでしょう。

また所謂「構ってちゃん」も、承認欲求の一つと言えます。そもそも承認欲求というのは、何も自分の知っていることで相手にマウントを取るのみならず、実に様々なやり方で、自分の存在感を示したがることを指しますし、自分はあれができるとか、誰それと知り合いであるということで、注意を引きたいというケースもあるようです-これはこれでまた、ちょっと厄介な部分があります。

そもそもの話、誰かに構ってほしい、注目してほしいというのは、本来寂しがり屋であるとか、被害妄想が強い、自己評価が低いことの裏返しなどとう分析もあるようですし、その逆にプライドが高い、自分は必要とされる人間だから認められて当然だといった意識が働くのもまた事実でしょう。

他にも、出羽守マウンティングというのがあります。出羽守、つまり二言目には「海外では…」、あるいは「他の業界では…」などを連発し、その対象となる世界を賞賛し、反対に自分が今いる世界を貶めることですが、特にTVしかない時代は、欧米諸国を持ち上げ、日本を見下すなどということがありました。

しかしこういうのはそれぞれの国の事情もあり、単純に比較はできないものです。ネットの時代になって、そういうTVの嘘に皆が気づくようにはなっています。またそれとはちょっと異なりますが、ヨーロッパのあるお城をレポートしていた女優さんが、恐らく台本にそうあったのでしょう。どう見てもロココ様式なのに、盛んに「中世ヨーロッパ」を連発していて苦笑したことがあります。

一方で、やたらと日本を持ち上げるのもちょっと胡散臭さを感じます。母国ですし、きちんと評価すべきところはしたいのですが、それが高じると、この人は愛国者だの、あるいは中国はけしからんだの、とかく極端な方向に走りやすくなります。一度ある有名人のコメントだったか動画だったかの関連ツイで、この人は愛国者で素晴らしいなどというリプがついたものがありましたが、賞賛のリプがやたらと多く、何か宗教というかカルトのように見え、その後、その人のツイを見なくなったこともあります。
(2021年9月22日加筆)


飲み物-アイスラテとエスプレッソキューブ

[ 2021/09/22 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『はたらく細胞BLACK』第5巻-2

『はたらく細胞BLACK』第5巻の続きです。

<遂行、絶食、失職。>
白血球は細菌退治のため、AA2153に退くように言う。炎症がおさまった膵臓から、膵液が流れ出るのを待つしかない状況だったが、その後なぜか膵液は少なくなって行った。これは絶食によるものだった。これで膵炎は収まりつつあったものの、栄養素が届かなくなり、細胞たちの間に動揺が広がる。また白血球たちは撤退を命じられるものの、細菌撃退のため膵臓にとどまることを選んだ。

AA2153は、膵臓の腺房細胞が気になったが、膵臓は大炎上して近寄れない有様であった。さらに絶食で小腸には何の栄養素も届かなかったが、DA4901は、外部から何とか援助が来ると見ていた。AA2153は、その言葉に引っ掛かるものがあったが、その時空からパラシュートで栄養素が落ちて来た(点滴)。DA4901はさばさばした顔だったが、AA2153はこのような中で、孤軍奮闘している白血球を思っていた。

皮肉にも栄養状態に関しては、暴飲暴食をしていた頃よりも今の方がよかった。その後小腸の上皮細胞に酸素を届けたAA2153たちだが、上皮細胞たちは仕事がない悲しみと、働かなくても何の支障もないという事実に打ちひしがれていた。胃も大腸も事情は同じだった。また元に戻るから、休みを貰ったと思えばいいとのAA2153の言葉も空しかった。しかしその後、白血球たちの奮戦もあって膵炎はおさまり、彼は仕事を終えた血だらけの白血球たちと出会う。

<歯周病、牙城、誤算。>
白血球たちは細菌駆除を祝って乾杯していた。そこへAA2153たちが栄養素を運び込み、礼を述べて、細菌退治のおかげで回復の具合もいいことを伝える。身体の意志だけでなく、細胞たちにできることもあるとのAA2153の言葉に、白血球1196はうなずき、お互いに頑張ろうと言う。その後彼らは歯髄に酸素を運ぶが、ニコチンのせいもあって血管が収縮しており、しかも足元がべたついていた。しかも再び喫煙が始まってしまう。

酸素を持って来た彼らは、歯髄細胞から、歯が歯周病で倒壊の危機にあると言われる。不衛生により歯周ポケットに細菌が繁殖したのみならず、歯茎を修復すべき繊維芽細胞の働きが、ニコチンで阻害されていることもまた原因だった。望みを捨てずに、白血球が何とかしてくれると彼は言うが、DA4901は、歯周ポケットは細菌だらけで、白血球も無事ではすまない、インスリンさえ外から補充されるように、この体はもう破綻している、自分が生き抜くことだけを考えろと声を張り上げる。

その白血球たちは歯周ポケットの中に飛び込むが、プラークの中で細菌が繁殖し、その数は10億匹にも達していた。しかもプラークのせいで攻撃が不可能となり、最早白血球は細菌に翻弄され、細胞レベルでは彼らをどうすることもできなかった。AA2153が絶望的な思いにかられた時、何かの音がして、回転する物体がプラークを落としていた。電動歯ブラシである。細菌はこれで駆除されたが、1196は意識不明となっていた。

<睡眠薬、アルコール、鎮魂歌。>
1196は意識不明の状態が続いていた。DA4901から、もうこの身体に全てを委ねるしかない、何が起こっても不思議ではないと言われ、AA2153はこれ以上何が起きると言うんだと声を荒げる。その時歌声が響いて来た。副交感神経の子守歌(GABA)で、交感神経のドーパミンとは対極にある存在だった。この身体はベンゾジアゼビンを摂るようになっており、熟睡できるようになってはいたが、眠るのも薬頼みかとAA2153は残念に思っていた。

しかしその翌日、細胞たちはリラックスしていると言うよりはだらけており、加えてアルコールの雨が降り、ベンゾジアゼビンもかなり多量に取り込まれた。子守歌は続いていたが状況は明らかに異常であり、GABAの効き過ぎであちこちで細胞たちが眠ってしまう。オーバードーズだった。DA4901は、自分の意志でこうしたんだ、最初からこの身体は希望なんてなかったんだと言うが、AA2153は肝臓へ行って、ベンゾジアゼビンを分解して貰うように頼む。しかしそこはアルコールの分解で手いっぱいだった。

この薬を運ぶためにこの仕事に就いたんじゃないと涙を流すAA2153だが、DA4901たちは「最後の仕事」に向かおうとし、子守歌は鎮魂歌になろうとしていた。AA2153は、前の体で先輩から、酸素を運ぶことが仕事だと聞かされたことを思い出し、この薬を運ぶのも仕事なのか、今まで自分たちが頑張って来たのは何だったのだろうと、答えを探し求める。

<細菌、うがい、邂逅。>
新米の赤血球AA2153は咽頭の粘膜細胞に酸素を運び、印鑑を貰おうとするが、そこにいたのは細菌で、細胞は炎症を起こしていた。マニュアルには酸素の受け渡し優先としか書かれておらず、しかも細菌が彼に迫って来る。その時白血球が細菌に襲い掛かり、食作用を行って、酸素ボンベを彼の許に戻す。死んでも手放すなと白血球。

怖くて目が明けられないAA2153だったが、その時物音がして、大量の水が流れ込んで来た。水とポピドンヨードによるうがいで、流されそうになるAA2153は、その白血球につかまり難を逃れる。細菌も消滅し、白血球は酸素を貰って行くといって、「白」の印を押す。頑張れよ…新米!と言って去るその姿を見たAA2153は、あれが白血球(たぶん1196)なのだと知る。これが彼の初仕事だったが、それはブラックな労働の始まりに過ぎなかった。
(月刊少年シリウス出張版後編)


AA2153たちが働く身体は膵炎を起こし、絶食状態となります。このため栄養素が入って来ず、一般細胞たちは動揺しますが、点滴により直接栄養分が届けられたことに、一安心します。しかし絶食によって、小腸の上皮細胞を始め、消化器系の細胞はすべて仕事がなくなってしまっていました。さらに小腸の上皮細胞は、自分たちが働かなくても、この身体には何の支障もないことにショックを受けていたのです。

その膵臓では白血球たちが細菌を撃退し、勝利を祝っていました。彼女たちの働きもあって、膵炎は収まりつつあり、AA2153たちは歯髄細胞へ酸素を届けに行きます。ただしこの場所は血管が入り組んでおり、ニコチンによる血管収縮が通りにくさに輪をかけていました。またこのせいで、足元もべたついていて悪条件が重なっていたのです。さらに歯周ポケットの細菌による歯周病のため、歯が倒壊の危機にありました。

白血球たちは歯周ポケットに入り、細菌退治をしますが、プラークが邪魔でうまく仕留められず、彼女たちは細菌に蹂躙されてしまいます。歯すら磨かないこの身体でしたが、その時電動歯ブラシが動き、プラークを洗い流して行ったのはせめてもの幸いでした。しかし大勢の細菌たちを相手にした1196は、意識不明で倒れてしまいます。

白血球がこのような状態にあるということは、即ち免疫機能の低下を物語っていました。しかもよく眠れないせいで、多量のベンゾジアゼビンが取り込まれ、副交感神経の働きが活発になりますが、何もかも外部頼みのこの身体に、AA2153は疑問を抱きます。

しかもこのベンゾジアゼビンを多量に、アルコールと共に服用したため、体がオーバードーズ状態に陥り、細胞たちは次々と眠ってしまい、肝臓でさえもアルコールの分解が精一杯で、この薬の分解は手に余っていました。この身体を醒めた目で見ているDA4901とは対照的に、AA2153は、薬を運ぶのに嫌悪感を覚えるようになります。

『月刊少年シリウス』出張版、これはまだ赤血球として仕事を始めたAA2153が、咽頭に行ったものの、風邪か何かなのでしょう、細胞が炎上して酸素を受け取ってもらえず、しかも細菌に襲われそうになり、そこにいた白血球が細菌を退治して、酸素を放すなと警告します。まだまだわからないことだらけのAA2153、しかもその後のうがいのせいで流されそうになるのを、またも白血球に救って貰います。この酸素は貰うと、酸素ボンベを受け取って颯爽と去って行く白血球は1196のようですが、これがAA2153のブラック労働の始まりであると同時に、長きにわたる白血球1196との縁の始まりでもありました。


飲み物-ミルクティ2

[ 2021/09/21 01:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

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まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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