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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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葵徳川三代徒然-18

豊臣秀頼と千姫の婚礼に立ち会うため上洛し、大坂城で姉たちと再会したお江は、羽柴秀勝との間に生まれた完姫と久々の再会を果たし、また伏見城で生まれた初姫をお初の養女とします。完姫の九条家との縁組の件で、お江は帰途京へ寄り、高台院に伺いを立てます。高台院はこれを承知し、今や家康が天下人であることを認める一方で、淀殿が未だに豊臣家の権勢をかさにきたような振る舞いをするのを、苦々しく思っていましたが、お江に取っては実の姉であり、複雑な気持ちではありました。そして慶長8(1603)年8月10日、伏見城で家康の十一男である鶴千代が生まれます。この鶴千代こそ後の徳川頼房、つまり初代水戸藩主で、水戸光圀の実父でもありました。一方で8月27日、薩摩の島津家久(忠恒)が宇喜多秀家父子を護送して上洛します。宇喜多を島津が匿っていたこと、しかもその宇喜多は西軍の主力であったことから、家康は生かしておくのをためらいますが、秀家は既に頭を丸めており、同行の前田利長が助け舟を出します。秀家は利長の妹婿でもありました。

結局宇喜多父子は久能山、そして八丈島へ流罪となります。同じ年、家康は異母弟の松平康元、そして五男の武田信吉が世を去ります。家康も自分の余命を思い、幕府を盤石にすべきと考えます。11月3日、秀忠は右大将の官職を賜り、結城秀勝と松平忠吉は江戸へ向かい、さらに家康は江戸城に長富丸と五郎太丸を連れて入ります。家康は武田信吉の死去に伴い、長富丸に水戸の領地を与えますが、忠輝は無論いい顔をしません。さらに結城秀康は鉄砲隊を関所で咎められたことにより、秀忠に意見を述べます。さらに領地北ノ庄を福井と改めたいと申し出ます。その後家康は秀忠を呼びつけ、淀殿周辺がきな臭いこと、さらにかつての豊臣恩顧の大名を始め、身内にも気をつけるように注意します。とりわけ秀勝は秀吉の養子であり、何で秀忠を討つことになるかわからぬと諭し、さらに淀殿の妹であるお江にも気をつけるように言います。秀忠は父のこの言葉にうろたえます。

慶長9(1604)年正月、権力の中心となった江戸城を大名たちが参賀に訪れます。その中には西軍に与しながら、旧領の主に復帰した立花宗茂も姿を見せ、これこそ家康の懐柔策とささやかれました。さらに江戸を政治の中心地とするべく、家康は様々な方針を打ち出し、病の吉川広家に熱海の湯を贈ることを命じます。嫡男を授かりたいお江は神仏にすがり、ほどなく懐妊したことがわかりますが、家康には黙っているように秀忠に頼みます。女子であれば殿の立つ瀬がないというのがその理由でした。家康は糸割符制度や伏見城改築の普請など、幕府の足固めをさらに行い、また秀康に次なる将軍の秀忠の補佐をするよう、江戸に下るように命じます。嫡男長吉丸を連れて江戸に下った秀康は、嫡男が授からないと嘆く秀忠に、男子が生まれなければ長吉丸をとまで言い出します。その一方で、淀殿も秀頼と千姫の関係が壊れぬよう、心を砕いていました。この年の6月、完姫は九条家に輿入れします。

家康の足場固めと、それを無視しようとする淀殿の対決姿勢が徐々に露わになって行きます。しかし淀殿が、秀頼と千姫の間を心配するのに対し、家康の方は男児が次々と生まれて、後の御三家へとつながって行きます。尚鶴千代、後の頼房が生まれたシーンで、進行役の光圀が登場して父であるというのは、この大河らしくはあります。その傍らで忠輝は相変わらず冷遇されますが、これは義父の伊達政宗を警戒する意味もありました。さらに、こちらも天下人になろうとした黒田如水が亡くなったことで、家康もいささか安堵します。西国の大名の力を削ぐべく、伏見城の改築を命じる家康ですが、立花宗茂や吉川広家には懐柔策ともいえることを行っており、この人物の強かさが窺えます。なお宇喜多秀家が薩摩で頭を丸めたというのは、『常山紀談』によるもののようです。この時の領主家久は鶴丸城を築き、また奄美大島を直轄領としています。

しかしここに至るまで、秀忠は何とも頼りなげに描かれています。また家康は自分の余命がどうこうと言っていますが、何だかんだで大坂夏の陣までは指揮を執るわけなのですが。また秀頼と千姫は、如何にもこの年齢、今でいえば小学校中学年の子供といったイメージです。その千姫の母であるお江は、男児を授かろうと藁にもすがる思いで、もしまた女子であれば処分してくれとまで言い、かなり思い詰めている様子です。それはよくないと諭す秀忠に、お江はこう答えます。
「我が子を疎む親がこの世におりましょうか」
脚本のジェームス三木氏も演じる岩下志麻さんも、『独眼竜政宗』の義姫(お東の方)がちらついたことでしょう。あのお東の方はむしろ「我が子を疎む」母親として描かれていましたが、こちらではどうなりますか。

飲み物-マティーニ
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[ 2019/08/11 01:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

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Author:aK
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実は『いだてん~東京オリムピック噺~』を観なくなったので、再び『西郷どん』復習の投稿をアップしています。関連文献もまた読もうかと考えていますし、BSで再放送中の『葵 徳川三代』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、いよいよ日本でのワールドカップの年です。今季は代表下部チームとの兼ね合いもあり、スーパーラグビーでは今一つでしたが、ワールドカップでのベスト8成るでしょうか。

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