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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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ノーサイド・ゲーム第1回あらすじと感想

既に第2回が放送されていますが、まず『ノーサイド・ゲーム』第1回についてです。

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トキワ自動車の経営戦略室次長、君嶋隼人はエリート社員で次期幹部社員とまでいわれていた。家では妻の真希との間に二人の息子、博人と尚人がいた。そんな君嶋は、ある日カザマ商事の買収に意欲満々の常務、滝川渓一郎に反対意見を述べ、その時は買収は見送りになる。しかし君嶋は本社勤務から、トキワ自動車の府中工場の総務部長として異動することになった。しかも総務部長は、トキワ自動車ラグビー部のアストロズのGMを兼務していた。

府中工場での初日、総務部員でアストロズのスタッフでもある佐倉多英は、キャプテンの岸和田徹をはじめ、アストロズの選手たちを紹介される。このアストロズは社長の島本博により創設され、かつてはかなりの強豪チームだったが、今はプラチナリーグでの成績も低迷しており、しかも14億の費用がかかる割に収益が殆どなかった。半ば会社のお荷物化していたこのアストロズが、君嶋の手に委ねられることになった。部員たちに胴上げまでされたものの、君嶋はラグビーには何の関心もなく途方にくれ、経費節減策に出て前GMの吉原や部員たちを驚かせる。

ノーサイド・ゲーム第1回君嶋と真希
君嶋隼人(大泉洋、右)は妻の真希(松たか子)に、本社から府中工場への異動となったことを伝える

選手たちはラグビーは社会に貢献していると言うが、君嶋はむしろ、サッカーチームのFC東京の方が貢献していると反発する。しかも部員たちの仕事ぶりに不満を洩らす管理職もいた。君嶋はアストロズを廃部にする意見書を書く予定でおり、その点では滝川と同意見だった。真希もそうすることで、滝川に一泡吹かせることを望んでいた。そのような中、練習に駆け付ける部員たちの中には、サービス残業をしている者もいることを君嶋は知る。その君嶋に前任者の吉原は缶ビールを差し入れし、2人はグラウンドの脇に腰を下ろして話し合う。14億の経費は、切り詰めたうえでの数字だった。

君嶋のラグビー嫌いは、城南大学時代にラグビー選手というだけで目立ち、女子学生にもてていたクラスメートの存在もあった。吉原はそういう負けず嫌いな性格は、ラグビーに向いていると言ってグループ企業へと異動する。しかし君嶋は社会貢献の度合いや成績の低迷から、やはり廃部が妥当という判断を下す。その頃自転車通勤になった君嶋はスーツのズボンが擦り切れ、新しいのが必要だと真希に話す。すると長男の博人が来てラグビーボールをねだり、らぎびーを習いたいと言うが真希は反対する。博人は父親がラグビーに関わっていることで、小学校の友達からいじめられていた。

君嶋は土曜日の練習にやって来て、初心者は何から始めたらいいのかを多英に訊く。しかしそれは博人のためだった。余っているジャージーを着て練習に臨む君嶋だが、当然ながらうまく行かず、しかも肩を痛めてしまう。子供には危険だなと言う君嶋に多英は、ケガをしないための体を作るスポーツだと答える。その時社長の島本がグラウンドを訪れた。アストロズについて思うことを言ってみろと島本に促され、廃部が妥当と君嶋は答える。島本は苦笑する。

ノーサイド・ゲーム第1回ラグビー部員と君嶋
総務部長である君嶋はラグビー部のGMも兼任する立場となった

なぜ部員たちが、ぶつかり合ってボールを奪うようなことができるのか、不思議に思う君嶋に、島本は「ハカ」について教える。オールブラックスが試合前に行うハカには、「私は死ぬ、私は生きる」という意味があった。島本はさらに、ラグビーは自分を支えてくれる仲間のために戦うスポーツで、それに強く惹かれると言う。しかし君嶋はそれをはねつけてしまう。一方で博人は、自分のサッカーボールをめちゃめちゃに壊されてしまっていた。

取締役会議の前日、意見書を持って本社に向かった君嶋は、元上司の脇坂から、滝川が再びカザマ商事買収に食指を伸ばしたことを知る。君嶋の異動は実はこれが目的であり、そのうえアストロズ廃部ともなれば、君嶋の社内での発言力はいやがうえにも増すのは明らかだった。しかも見返りとしての本社復帰は望めそうもなかった。やりきれない気持ちになった君嶋は、その夜、雨の中で練習をする部員たちの中に入り、何度もタックルの練習をする。その時、辛辣な口調で定評のある浜畑譲が口にしたのは、正に島本が言ったのと同じことだった。

新しいスーツをびしょびしょにして帰って来た君嶋に真希は驚く。その真希は、博人がボールをつぶされたことに怒っていた。しかし博人は、ラグビーを習って強くなり、いじめっ子たちを見返そうとしていた。君嶋は博人にラグビーはケンカじゃない、仲間のためにプレイするのだ、そしてノーサイドというのがあるのだと教えてやる。お前はその相手に対して、最終的に手を差し伸べることができるかと訊き、博人はラグビーをやりたいと答える。真希はそれに不満げだが、君嶋は博人自身にこの問題を解決させようとしていた。

ノーサイド・ゲーム第1回雨中の練習
滝川の野心を察知して行き場を失った君嶋は、雨の中の練習に自分も参加する
(画像はいずれもTBS公式サイトより)

君嶋が廃部案を盛り込んだ意見書を提出したことで、多英は怒りをあらわにする。その君嶋は、予算案をゼロとした書類を部員に配る。当然ながら部員たちは血気にはやるが、君嶋はまず成績の悪さについて話し、自分だって手柄を立てたい、本社に戻って出世したいと口にする。さらに、最初に合った時にはワールドカップ代表、プラチナリーグ優勝を謳っていたが、本音はリーグ優勝どころかリーグ脱落の可能性もあり、現状維持が精いっぱいである、そんな危機感のない会社は潰れると言い、またこう述べた。
「この世界、正義が勝つんじゃない。勝った者が正義なんだ」

君嶋はさらに熱弁をふるった。君たちのそういう目標が既に負け犬根性であり、だからサービス残業を押し付けられたりするんだ。しかも、こんな卑屈なチームじゃ監督なんて決められるわけもない、自分もそうだが今はどん底にいることを自覚しろ、優勝を目標に設定しろ。そうすることでファンが増え、ラグビーの文化や精神が広がる、それが本当の社会貢献だ。ここに来た時点でサラリーマンとしての自分は死んだ。しかし君たちと戦いたいと思った。私はラグビーは素人だが、経営戦略のプロだ。しっかりと手を組めばきっと勝機はある。結果を出すんだ。

部員たちにもその気持ちは伝わった。君嶋は別の意見書を出し、アストロズ存続を会社に訴えたのである。しかしその一方で、肝心の新監督はまだ決まらなかった。その頃オールブラックスのU20に選ばれていた七尾圭太は帰国し、さらに城南大学の監督である柴門琢磨が辞任を表明していた。その柴門は、かつて女子学生に人気のあった、君嶋のクラスメートだった。

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社長の島本が「ハカ」について君嶋に教えます。「カマテ、カマテ、カオラ、カオラ」というフレーズが有名ですが、実際この「カマテ」には「私は死ぬ」という意味があり、「カオラ」は「私は生きる」です。実際のところハカにはいくつも種類があり、同じ南半球のチーム、たとえば南アフリカなどを相手にする時は「カパオパンゴ」というハカを舞います。ちなみに昨年、日本代表と対戦した時は「カマテ」の方でした。尚ニュージーランドとイングランドU20の試合のシーンは、日本で撮影されています。

それから博人が、父親がラグビーに関わっているということで、小学校でいじめられます。この辺、ちょっと『まんぷく』の、子供たちがいじめられるシーンを思い出します。だからこそラグビーをやって、いじめた奴らを見返したいとも思ったのでしょうが、ラグビーはケンカではないと君嶋は諭します。(実際ケンカのようにも見えるスポーツですが)最終的に博人はラグビーをやりたいと言い、しかも自分で決着をつける道を選びます。しかし真希は、息子がこのような目に遭っているのを黙っておけない上に、ラグビーは危ないと言っているわけで、夫の決断をなかなかすんなりとは受け入れられないようです。ところでラグビーは危ないというのは日本だけでなく、かつてニュージーランドでも同じような世論があったようで、国内の小学校を説得に飛び回った元選手もいます。

しかしこれは前にも書いていますが、企業チームとしての予算の割り振りというのが、このエピでかなり重要視されています。現日本協会副会長の清宮克幸氏は、トップリーグ(ドラマ中のプラチナリーグ)のプロ化を目指しています。プロ化ともなれば、当然ながらこれ以上の予算をつけるべく、今のリーグ参加企業以外に出資してもらう必要があるわけです。ただリーグのみならず、世界レベルでもトップを目指すのであれば、完全なるプロにしないとやっていけないのも事実ではあります。そして「優勝を目標に」、これはワールドカップでも同じでしょう。

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[ 2019/07/15 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)
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実は『いだてん~東京オリムピック噺~』を観なくなったので、再び『西郷どん』復習の投稿をアップしています。関連文献もまた読もうかと考えていますし、BSで再放送中の『葵 徳川三代』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、いよいよ日本でのワールドカップの年です。今季は代表下部チームとの兼ね合いもあり、スーパーラグビーでは今一つでしたが、ワールドカップでのベスト8成るでしょうか。

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