FC2ブログ

ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  大河ドラマ  >  西郷どん >  西郷どんの歴史的背景28-「ヒーロー」としての坂本龍馬の誕生

西郷どんの歴史的背景28-「ヒーロー」としての坂本龍馬の誕生

前回は龍馬暗殺のシーンが描かれました。幕末に、大いなる仕事をしたヒーローという印象が強いのですが、最近では薩長同盟は薩摩の要請も大きかったともいわれ、また船中八策も、彼がすべて仕上げたものではないといわれています。(構想はあったようです)また日本最初の新婚旅行も、小松帯刀の方が先ではないかという説もあります。これは大河関連で何度か書いていますが、幕末に於ける彼の一番の功績は、武器の調達であったのではないかと思われます。その龍馬はいつ「ヒーロー」になったのかというと、どうも坂崎紫瀾の影響が大きいようです。この人物は元々は土佐藩医の息子でした。

明治維新後は高知新聞の新聞記者となって、幕末の土佐を舞台にした小説『南の海血汐の曙』を執筆します。そういえば、『龍馬伝』で、岩崎弥太郎のそばにいる記者を見たという方も多いでしょう。あれが坂崎紫瀾で、浜田学さんが演じています。またこの人は自由民権運動にも関わっていましたが、その演説が不敬罪に抵触したことにより、後に収監されます。龍馬を主人公とした小説『汗血千里駒』はその保釈中に、土陽新聞に発表されたもので、上士と郷士の対立などにも触れられており、自由民権運動への思いを、この小説に託したともされています。ある意味政治的でもありますが、政治的ばかりとも言い切れないようです。

坂崎紫瀾は大正2(1913)年に世を去り、それから半世紀を経た昭和37(1962)年に、司馬遼太郎氏が産経新聞に、『竜馬がゆく』の連載を開始します。この2つの作品によって、日本人が一般に抱く坂本龍馬像、つまり自由で大胆で、懐が深いという人物像が出来上がったともいえます。幕末のヒーローとしての龍馬像は、坂崎、司馬両名が大きく貢献しており、2人の合作ともいえるでしょう。無論フィクションも入っていると思われ、これらの作品のみで本来の龍馬を捉えるのは難しいでしょうが、この人物に対して興味を持つ、そのとっかかりにはなりそうです。

飲み物-パブのビール1
スポンサーサイト



[ 2018/09/23 01:15 ] 大河ドラマ 西郷どん | TB(-) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

実は『いだてん~東京オリムピック噺~』を観なくなったので、再び『西郷どん』復習の投稿をアップしています。関連文献もまた読もうかと考えていますし、BSで再放送中の『葵 徳川三代』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、いよいよ日本でのワールドカップの年です。今季は代表下部チームとの兼ね合いもあり、スーパーラグビーでは今一つでしたが、ワールドカップでのベスト8成るでしょうか。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

TopNTagCloud