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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  2017年07月

風林火山第18回「生か死か」

生き残ることを望み、甲斐に送られた由布姫。その由布姫に揺れる武田家中で、重臣甘利虎泰はある行動に出ます。その由布姫を側室にしようとする晴信と、三条夫人との間の子が、生後間もなく世を去り、そして妹の禰々も心臓の病で亡くなります。

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諏訪では守屋頼真が諏訪大社神長の地位を安堵され、諏訪満隣の子伊勢宮丸が、大祝となった。寅王丸を擁しての、晴信の高遠征伐は成功したが、戻った先の甲斐では、妹の禰々が心臓を患って病臥していた。高遠を討ったことを告げるも、寅王丸に諏訪を統治させないでくれと頼む禰々。彼女は、寅王丸が兄同様に戦好きになるのを恐れていた。そして大井夫人は、晴信が由布姫を側室にしようとしていることに難色を示し、寝首を掻かれてもやむをえまいと忠告する。

その由布姫は甲斐に到着し、板垣信方の屋敷に一時逗留した。その場で由布姫は、負けた諏訪の娘故、父が切腹した東光寺に置いてほしいと、激しい言葉を放つ。そんな姫に、諏訪総領家の息女であることを忘れぬようにと侍女の志摩。忘れてはおらぬと姫。そして晴信は評定の席で、由布姫を側室にする件を切り出すが、信繁も家臣たちも反対した。姫を生かせば、諏訪の者たちが決起するという意見も出たが、勘助は、お屋形様はそこまで憎まれておらぬと言い、姫との間に生まれた嫡男に、諏訪を統治させる案を出す。

しかし由布姫は頑なだった。武田家に入ることなど考えたくもないと言うが、勘助は、さような考えも持たずして如何に生きながらえるかと問う。姫の説得に手を焼く勘助に、流石に戦のようには行くまいと、晴信は自作の和歌を持たせる。何度もやって来る勘助に苛立った由布姫は、自害もいとわぬとまで口にするが、勘助は、お屋形様は文武に秀でたお方と、歌の書かれた短冊を渡す。しかしお世辞にも上手な歌ではなかったため、由布姫は思わず笑ってしまった。それは、侍女たちが久々に見る姫の笑顔だった。

一方板垣は、諏訪郡代となることが決まった。姫のことで諫めるのがお気に障ったかと、冗談交じりで話す板垣は、何かあったら、伝兵衛を連絡役に使えと勘助に言う。しかしその秋から翌年にかけて、晴信と三条夫人の三男は、生後間もなく病死し、そして禰々も翌年の一月に世を去った。禰々の葬儀には、由布姫は出席できなかった。春にかけて長雨が続き、三条夫人はこれも、子を失ったのも禰々の恨みかと嘆く。そしてその翌日、由布姫に会うことを決めた。

一方勘助は屋敷で、太吉が持って来た饅頭を頬張っていた。伝兵衛によれば、平蔵は諏訪を落ち延びたと言う。武田への恨みだけでなく、大切な物との両方があってのことだろうと勘助。そこへ、甘利虎泰が由布姫の許へ行ったとの知らせが入る。甘利は由布姫に、生きながらえるのはお屋形様に取り入るつもりか、父上がそれを見たら嘆かれようと、かなり強い言葉を浴びせる。脇差を手に取り、自害しようとする由布姫に、さほどに気高き姫であれば、ますます武将が側女にしたがるであろうと甘利。

そこへ勘助がやって来た。側室にとは上意であるという勘助の言葉に、甘利は姫に手を上げるそぶりをする。由布姫は、自害はせぬゆえ、このことはお忘れくださいと言い、甘利と家人たちは引き下がる。姫を自害させても、自ら斬っても自分は切腹となると考えた甘利は、自らの命を張って、姫を晴信から遠ざけようとしていたのである。しかしそれを読み取った姫は、聡明であるとつぶやく。そして勘助は、かつて晴信から言われた「大望のためには恨みを捨てよ」を、姫に聞かせ、姫は、それが子を産むことかと悟る。

しかしこの日の由布姫には、もう一人客があった。三条夫人である。侍女たちを連れてやって来た三条夫人は、これも定めと言う姫の背後に、晴信の歌が飾ってあるのを目にする。定めとは、そなたの心がけ次第でどうにでもなるのか、さような恥じらいまでなくすとはと三条夫人は言い、そしてこうも言った。
「国は滅びたくないもの」
辛辣な言葉に気を良くする萩乃だが、三条夫人は喜んでいなかった。そして由布姫は、あの方も身を切られて参られた、自分だけ無傷ではいられないと言い、側室になることを決意する。

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前回に続いて、今回も由布姫メインです。恐らくこの手のことには、最も暗いと思われる勘助が、両者の間を取り持つことになり、当然ながらうまく行きません。そこへにわかに入って来た、甘利虎泰の暴挙ともいえる行動、そして三条夫人の辛辣ともいえる言葉ですが、それぞれがまた、それぞれの思いを抱えていました。一方で禰々は、唯一の自分の意志ともいえる、寅王丸の今後を家族に託して世を去ります。

しかし今回の甘利虎泰の乱入ですが、武田家中の家臣たちもまた、それぞれにかなりキャラが立っています。板垣信方と双璧をなす甘利虎泰ですが、この人物のちょっと屈折した雰囲気に、板垣や飯富といった人々とは異なった、主君への忠誠心が窺えます。これは小山田信有にもいえます。この人の、常に異なった角度から物を見るが如き姿勢は、国中でなく郡内の領主ということも相まって、ひときわ異彩を放つ存在といえます。

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[ 2017/07/31 01:15 ] 大河ドラマ 風林火山 | TB(-) | CM(0)

Furin Kazan Episode 14 Son-shi* no hata (The Flag of Sun Tzu)

Though SUWA Yorishige takes up arms ignoring the alliance with TAKEDA Harunobu, he makes peace with UESUGI Norimasa after all. It disappoints SANADA Yukitaka who hopes to destroy the Takedas. TAKEDA Harunobu is bewildered. If he fights against SUWA Yorishige, his sister Nene, wife of Yorishige will face danger. Then Kansuke proposes to him that it needs to cause discord between the Suwas and the Takatos, branch family of the Suwas.


風林火山高遠頼継

The Takedas plans to scheme Takato Yoritsugu (Shozo Uesugi), lord of Takato Castle


Harunobu and Kansuke visit the hot springs. Harunobu talks about "The Art of War" by Sun Tzu and Kansuke speaks of "Furin Kazan". In their absence, Nobushige visits Oi Fujin with senior vassals and tells her that they worry about Harunobu who always accepts the words of Kansuke. Oi Fujin says that he may be a good companion for him. Then ITAGAKI Nobukata appears and says that Kansuke probably knows how Harunobu thinks.


風林火山勘助と教来石

Kansuke (Seiyo Uchino, right) and Kyoraishi Kagemasa (Kazuya Takahashi) depart for Suwa


Kansuke and KYORAISHI Kagemasa depart for Takato Castle. As they plan to behave that the vassals of the Takedas lack unity, TAKATO Yoritsugu. lord of the castle gets carried away. Then they go to Suwa in a chilly wind. On the way, Kansuke finds Heizo accompanies Hisa, daughter of YAZAKI Jugoro. Heizo brings them to his master’s house. At supper, Kagemasa tells Jugoro that he hopes to serve Yorishige because he dislikes the Takedas.

 

Needless to say, it is the scheme of Kagemasa. Jugoro accepts it and keeps him as his shokkaku (dependant**). And Kansuke also says that he is a ronin who searches somebody whom he should serve. Heizo loves Hisa but she is going to ARUGA Kiyomasa, lord of Aruga Castle. She worries about that her family will die out in the future but Jugoro tells her that there’s no problem if one of her sons secceeds him. Kagemasa tells Kansuke if Harunobu attacks Yorishige, the Yazakis will have a direct influence.


風林火山御神渡り(14)

Omiwatari on Lake Suwa


At that time Omiwatari(***) appears on Lake Suwa and a Shinto Ritual is held at Suwa Shrine. Yu-u hime attends it and people gather there to see her. But according to the divination at the ritual, an evil god from the east will cause misfortune. And Sanjo Fujin asks Harunobu not to attack Suwa but think of Nene. Harunobu says she is a hostage and  didn’t marry Yorishige of her own will but Sanjo Fujin says so is she. She still worries that Yamamoto Kansuke hopes to trigger a war.


風林火山源五郎仕官後

Kasuga Gengoro (Kotaro Tanaka) becomes to serve Takeda Harunobu


Harunobu also plans to construct banks to prevent villages from floods and he finds a young man called KASUGA Gengoro among Kawayokeshuu, those who oversee dredging and constructing banks. Harunobu knows that he is acquainted with Kansuke.


風林火山孫子の旗(14)

 The vassals of the Takedas are glad to see the Flag of sun Tzu (blue one)


Kansuke returns from Shinano and meets Harunobu. Then he is surprised to see Gengoro there. He is employed by Harunobu to serve him as his attendant. Harunobu makes the flag of “Furin Kazan” and shows it to his vassals. ITAGAKI Nobukata tells them that Harunobu is always ready to have a battle and they rejoiced at it.


(*) Japanese style pronunciation of Sun Tzu.

(**) The system of treating a talented man as guest and he supports the head of family instead. It is said to originate in ancient China.

(***) Ice cracks appear on frozen Lake Suwa. The word means "god crossing" because there is a legend that it's the path marked by a god who visits a female god by crossing the lake.


The images are from the video of "Furin Kazan"


[ 2017/07/31 00:15 ] Taiga Drama Furin Kazan | TB(-) | CM(0)

Heizo (YAZAKI Heizo)

Heizo is a fictional figure. He is a farmer who lives Kuzukasa in Kai with Densuke (later KAWARAMURA Denbei), his sister Mitsu and Takichi (later KUZUKASA Takichi). The appearance of Kansuke influences his life. After the death of Mitsu, he takes the charm of Malici offered on her tomb and leaves Kai. He hopes to attack TAKEDA Nobutora who killed Mitsu.

Then he serves the Sanadas and joins the Battle at Unnokuchi Castle with Kansuke. After the battle he parts from Kansuke but falls ill on the street and is saved by YAZAKI Jugoro, vassal of the Suwas and his daughter Hisa. He becomes to serve the Yazakis and loves Hisa secretly. As Jugoro serves the Suwas, he still hates the Takedas though Harunobu becomes the head.

After the attack on the Suwas by the Takatos and the Takedas, Jugoro serves OI Sadataka and then MURAKAMI Yoshikiyo and he continues to serve him. Later he marries Hisa and calls himself YAZAKI Heizo. But Jugoro is killed by the soldiers of SANADA Yukitaka in the battle at Toishi Castle in 1551. And Yoshikiyo who is betrayed by some of his vassals escapes to Echigo at last.

Then Heizo serves the Uesugis who rule Echigo. He is ordered to tempt a young monk called Chokyu into killing Harunobu. He was born between Suwa Yorishige and his wife Nene but was forced to become a priest in his childhood. But it ended in failure and then he serves USAMI Tadamitsu, senior vassal of UESUGI Kenshin and participates in the fourth battle of Kawanakajima.

During the battle, he sees a man who is familiar to him. It is YAMAMOTO Kansuke who is dying but he is shot by arrow and falls down on the ground. After a while he stands up and tries to walk to Echigo where his wife Hisa and children Jugoro and Mitsu live. It is not clear whether he survives or not.

The image shows Ryuta Sato as Heizo
(From the video of "Furin Kazan")

風林火山平蔵
[ 2017/07/30 01:45 ] Taiga Drama Furin Kazan | TB(-) | CM(0)

風林火山の歴史的背景8-諏訪家と高遠家に思うこと

第17回では高遠頼継が、諏訪家の当主頼重が切腹し、諏訪の領地を部分的にとはいえ手に入れますが、それに不満を持った頼継が再び戦を起こし、結果的に敗走します。この時武田は、頼重の遺児でまだ乳児の寅王丸を擁し、諏訪衆の心を惹きつけます。この方法は、後年羽柴秀吉が、三法師を擁して清須会議を進めたのと似たものがありますし、また『太平記』の千寿王(後の足利義詮)が、幼児ながら父の名代を務めたのと共通したものが見られます。

ところで『太平記』は、言うまでもなく南北朝時代を舞台としています。この時代、諏訪家は信濃守護の北条氏の御内人で、南朝方でした。この南北朝の影響は室町期にも尾を引き、南朝は後に後南朝ともなって、『花の乱』に登場する長禄の変では、赤松氏の遺臣が後南朝の行宮を襲い、神璽を取り戻したりもしています。井伊家も南朝ですし、武田家は最終的には北朝についています。この意味でも、『太平記』をもう一度大河、あるいは大型時代劇などで放送してほしいところです。

高遠はその後武田に降るものの、最後は天文21(1552)年に自害させられることになります。その後高遠城は、晴信と由布姫の子である勝頼が城主となった時代があります。その前には秋山虎繁(信友)も城代となっており、山本勘助が改築したことでも有名です。しかしその後、勝頼は武田を継ぐことになり、仁科盛信が高遠城に入りますが、織田の攻撃に遭い、高遠城が落ちたため、織田軍は城があった伊那からの侵略も可能になりました。その後織豊政権時に紆余曲折を経て、江戸時代には高遠藩が築かれます。

飲み物-お洒落なランプとウイスキーグラス
[ 2017/07/30 01:30 ] 大河ドラマ 風林火山 | TB(-) | CM(0)

女性大河より男性大河の充実を

先日はお知らせだけで終わりましたが、改めて「保室の事件帳」の、大河リメークについて。このリメークのタイトルは、「直虎と呼ばれた女」としています。「海賊と呼ばれた男」のパクリかと思われそうです-実は考えた後で気づいたのですが。自分が観たい直虎像ですので、無論TVの直虎とはかなり異なっています。そもそも彼女はお転婆でもありませんし、鶴と親しいという設定にもしていません。

ところで『風林火山』の方が、女性がきちんと描けている件ですが、むしろ女性大河はヒロインのみを押し出し過ぎて、肝心の登場人物がきちんと描けていない印象があります。女性大河の制作発表、あるいはガイドブックなどでは決まったように「女性視点」について言及されますが、何も「女性」視点である必要はないのでしょう。ヒロインもその他の人物も、人となりをきちんと描けていれば、別に問題はないのです。

なのに女性大河の場合、ヒロインのみを「できる人物」としてしゃにむに押し立てくるところに、違和感を覚える人が多いと思われます。それが低迷の要因でしょう。そして数字が悪いと、今後は新キャラが出るからとか、新展開になるからというPRが行われます。しかし、それがどうもはかばかしくない。結局女性視点をさんざん謳ったはずの大河が、最終的にはフェードアウトしてしまうわけです。今までそれをやっていない、あるいはその部分が少なかったのは『八重の桜』のみともいえます。

『花燃ゆ』の時にネット上で、なぜNHKはきちんと吉田松陰を描かず、妹を主人公に持って来たがるのかと疑問視されたことがあります。この頃出版された大河関連本にも、主人公の選び方に関する言及がありました。今回の『直虎』にしても、井伊直政を描けば、もうちょっときちんとした大河になっていたでしょう。なぜきちんと男性主人公を描かず、「無理して」女性を持って来たがるのかは、やはりNHKの内部事情も絡んでいるのでしょう。

男女機会均等でなどといった理由のもと、労組が推しているのかもしれませんが、歴史ものにそういう発想を持ち込むべきでしょうか。その手の発想が、戦国大河で「戦は嫌じゃ」的なセリフを入れる一因となっているのでしょう。また男性大河に経費が掛かるため、費用の少ない女性大河で収支を合わせているという見方もできます。しかしそれが事実なら、看板番組の割には如何にもみみっちい、せこい話であるといえます。それでも作りたいのなら、本当に名前を知られた女性を主人公に、もっと大きなスケールで作るべきでしょう。

飲み物-赤ワイン
[ 2017/07/30 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

「保室の事件帳」

このブログの左下にあるリンクに、時々アップしている小説ブログのリンクを貼っています。もしお時間があれば、覗いてくだされば幸いです。目下江戸版ホームズと、大河リメイクの2つを投稿しています。

[ 2017/07/29 01:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

Taka

She was a daughter of TOYOTOMI Hidetsugu and a concubine of SANADA Nobushige. Though her father Hidetsugu, his concubines and children were executed in 1595, she could evade it and became a concubine of Nobushige. Her real name is unknown but it is true that she was officially called Ryuseiin.

She gave birth to his daughter O-Den in 1604. During the Siege of Osaka, she and her daughter lived with Zuiryuin (Nisshuni, mother of Hidetsugu). Later O-Den married IWAKI Nobutaka, lord of Kameda domain in Dewa, current Akita and Yamagata. She dedicated the armour with the six coins, family crest of the Sanadas to local temple Myokeiji.

In this series, she is described as a woman who eludes the pursuit of TOYOTOMI Hideyoshi's soldiers and escapes to Luzon (the Philippines) by the good offices of a merchant called NAYA Sukezaemon. She once visits Nobushige and his family, Kiri and her father Naiki in Kudoyama and brings them a flat braid. As they have trouble making a living there, they make braids imitating it and villagers sell them.

The image shows Yukino Kishii as Taka
(From the DVD series of "Sanada Maru")

真田丸たか
[ 2017/07/28 23:45 ] Taiga Drama Sanada Maru | TB(-) | CM(0)

風林火山徒然-16 (+NHK受信料アンケート)

まず、NHKがネット受信に関してのパブリックコメントを募集しています。

NHK受信料制度等検討委員会
諮問第3号「受信料体系のあり方について」答申(案)概要に関するご意見の募集
(7月26日10時~8月15日24時)
http://www.nhk.or.jp/keieikikaku/03/index2.html

ネットでの受信料徴収に疑問がある方、それ以外にも現行の受信料に疑問のある方は、送ってみられることをお勧めします。ネット送信だけでなく、郵送でも可能です。

さて前回の『風林火山』ですが、由布姫を逃がしたまではともかく、その後甲斐に連れて参れというお屋形様の下知が届き、勘助が大いに奔走します。他にも夫を殺された禰々、そして、有賀家を抜け出したヒサなどなど、戦に翻弄される女性たちメインの回でした。従って、あまり歴史が動いた回ではないのですが、寅王丸の今後、そして矢崎家の今後が見えて来ます。

それに絡めるようにして、武田家の嫡男太郎の様子も描かれます。この太郎の傅役として飯富虎昌が指名されます。これは大出世を意味するわけで、かなり名誉なことでしたし、無論この時誰もまだ、後年の義信事件を知る由もありませんでした。しかし飯富兄弟はかなり身長差がありますね。『軍師官兵衛』で、谷原章介さん演じる竹中半兵衛と、岡田准一さん演じる黒田官兵衛の初めての出会いをちょっと思い出しました。岡田さんといえば、あとひと月足らずで『関ケ原』公開です。

しかし禰々の、心ここにあらずの状態は結構すさまじいものがありました。恐らく甲斐まで呼んだからには、寅王丸に家督を譲ったとしても、せめて隠居位で終わるだろうと思っていたのでしょう。しかし彼女の兄もその家臣も、そこまで生易しくはありませんでした。そして甲斐行きを告げられて、由布姫が嘆くシーン、その由布姫の側室騒ぎで揺れる三条夫人、またヒサが、実家に戻って高遠の兵たちと出くわすシーンなどなど、男性大河である『風林火山』は女性描写もできているし(*)、無論「戦は嫌じゃ」は出て来ません。

先日の『おんな城主 直虎』のサブタイは、「女たちの挽歌」でしたが、このサブタイは『風林火山』のこの回にこそ、当てはまるようにも思えます。要は失われた諏訪家に対して、それぞれの女たちの挽歌が送られるというわけです。いささか強引かもしれませんが、同じ日に放送された『風林火山』、『直虎』それぞれのサブタイで、部分的ながら似たような語感、あるいは意味を同じくすると思われるものもあります。

たとえば7月9日放送の「諏訪攻め」と「気賀を我が手に」なども、内容はともかく、タイトルとして似たものは感じられます。次回『風林火山』は「生か死か」、『直虎』は「潰されざる者」で、これもタイトルだけで見た限りでは、いくらか似たものはあります。ただしやはり『直虎』のタイトルは、タイトルだけにこだわっている感があり、内容に即していないのは残念です。『風林火山』はサブタイだけで、内容を想像できるのですが。

それから高遠頼継、あまりにも小物過ぎるでしょう…尤も武田視点の場合は、頼継は小物であった方がいいのですが。この高遠家も井伊家と同じで、南朝に付いたのがその後を決定づけたといえます。

(*)脚本家、あるいは原作の有無にも左右されるかとは思います。

飲み物-アイスコーヒー2
[ 2017/07/28 00:45 ] 大河ドラマ 風林火山 | TB(-) | CM(0)

BABA Nobuharu (KYORAISHI Kagemasa)

BABA Nobuharu was a vassal of TAKEDA Nobutora, Harunobu and Katsuyori. He was formerly called KYORAISHI Kagemasa. He called himself Baba Nobuharu when he was  allowed to inherit the family name of Baba later. He was granted the official title Minbunosho first and then Minonokami after HARA Minonokami Toratane retired.

He was a late bloomer. He became to command 120 mounted soldiers when he was 44 though some vassals commanded about 300 soldiers in their forties. He is said to have never injured himself in the battles he joined in his life (*) so was nicknamed "The Invulnerable Baba Mino". YAMAMOTO Kansuke is said to have taught him fortification and he constructed some castles includes Fukashi Castle in Shinano.

He died in the Battle of Nagashino in 1575. He was succeeded by his son Masafusa who was killed or executed when ODA Nobunaga invaded into Kai in 1582. The house of his descendant is preserved in Matsumoto, Nagano.
 
In this series, he has a close relationship with Kansuke. Besides learning fortification, he and Kansuke maneuver in Suwa in preparation for the attack of Harunobu. He made his name in attacking OGASAWARA Nagatoki, shugo of Shinano and the fourth Battle of Kawanakajima.

(*) He is similar to HONDA Tadakatsu, vassal of TOKUGAWA Ieyasu in this respect.

The image shows Kazuya Takahashi as Baba Nobuharu
(From the DVD series of Furin Kazan)

風林火山馬場信春
[ 2017/07/27 23:45 ] Taiga Drama Furin Kazan | TB(-) | CM(0)

2017スーパーラグビー準々決勝とトップリーグチームの北海道合宿

スーパーラグビー準々決勝の結果です。(赤文字勝利チーム)
ブランビーズ 16-35 ハリケーンズ
クルセイダーズ 17-0 ハイランダーズ
ライオンズ 23-21 シャークス
ストーマーズ 11-17 チーフス

ニュージーランド南島ダービー、ハイランダーズは完封負けでした。
これで準決勝は
クルセイダーズ - チーフス
ライオンズ - ハリケーンズ
の組み合わせになります。
実はライオンズがシャークスに勝った試合、これがなかなか面白い試合で、レビューがあるので貼っておきます。

ライオンズが劇的PGで薄氷の勝利。プレーオフ準々決勝ライオンズvs.シャークス
(JSPORTS公式サイト)

そして国内ですが、8月18日開幕のトップリーグに合わせ、各チームの合宿が行われています。ラグビーの夏合宿といえば、長野県上田市の菅平高原が有名ですが、今は北海道で行うチームも多く、オホーツクラグビーフェスティバルなるイベントも行われています。

オホーツクラグビーフェスティバル2017
(ラグビー愛好日記)

このラグビーフェスティバルでは、鮭とジャガイモが勝者、敗者それぞれに贈られることになっています。(ちなみに敗者には、勝者の半分の量が贈られる)

[ 2017/07/26 22:30 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

実は『いだてん~東京オリムピック噺~』を観なくなったので、再び『西郷どん』復習の投稿をアップしています。関連文献もまた読もうかと考えていますし、BSで再放送中の『葵 徳川三代』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、いよいよ日本でのワールドカップの年です。今季は代表下部チームとの兼ね合いもあり、スーパーラグビーでは今一つでしたが、ワールドカップでのベスト8成るでしょうか。

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