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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  2016年06月

SANADA Nobuyuki

SANADA Nobuyuki is the eldest son of Sanada Masayuki. Unlike his father and his younger brother Nobushige, he sided with Tokugawa Ieyasu in the Battle of Sekigahara as he married Ina, daughter of Honda Tadakatsu, one of the vassals of the Tokugawas. He became the first lord of Matsushiro Han (Domain)later.

He was said to have been earnest and rigid but skillful in battle. After the Siege of Odawara in 1590, he became the lord of Numata Castle and was given jyu goi no ge, Izunokami in 1594. Though he once became the lord of Ueda Castle after the Battle of Sekigahara, he was forced to destroy the castle and moved to Matsushiro in current Nagano. As he lived to the age of ninety-three (in Japanese style), he met with many troubles in his life but overcame such difficulties. In this respect, he was not a mere rigid man.

In this drama, he is described as a man who does what he should do steadily though being tossed by his father. On the other hand, he is puzzled by the abrupt manner of his wife Ina and attracted to Ko, his former wife and cousin who was forced to divorce him because of the marriage with Ina.

The image shows Yo Oizumi as Sanada Nobuyuki.
(From the official website of Sanada Maru)
真田丸真田信幸
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[ 2016/06/30 23:30 ] Taiga Drama Sanada Maru | TB(-) | CM(0)

ラグビー代表スコットランド戦の結果、そしてオリンピック代表とスーパーラグビー

さて、先週の土曜日に行われたスコットランドとのテストマッチ、第二戦の結果は16-21でした。

天覧試合となったこの試合は、録画でなく生中継で観たのですが、後半30分までは正にはらはらどきどきでした、結構日本代表に安定感もありましたし、これはひょっとしたら…?と思わせる、そういう試合でもありました。しかし相手もなかなか簡単に勝たせてはくれません。ちょっとあの状況でトライは難しそうでしたから、せめてPGで突き放すことができたらと思ってはいたのですが…。この5点差はかなり大きなものでした。あと私見ですが、レフェリングがやや疑問に思えるところもありました。味スタのナイトゲームの雰囲気は悪くなかったのですが。
詳しくはこちらから

日本代表、ワールドカップの雪辱ならず。スコットランドに惜敗
(JSPORTS公式サイトより)

それからリオ五輪七人制代表の発表が行われました。

オリンピックに挑む男女7人制ラグビー日本代表メンバーが発表
(JSPORTS公式サイトより)

男子代表のコーチの瀬川氏は、かつての東芝ブレイブルーパスの監督ですね。それから、日本は男女ともリーグ戦でイギリスと対戦ですが、ことラグビー(サッカーも)に関しては、この「イギリス」はどうにも馴染みの薄い国名です。何せイングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランド(サッカーはアイルランドと北アイルランド)の表記が当たり前のスポーツですので。

最後になりましたが、明日からスーパーラグビー再開です。
サンウルブズは秩父宮でワラタースと、チーフスはクルセイダーズ、レッズはブランビーズ、ブルーズはハリケーンズ、フォースはチーターズ、ハイランダーズはキングズとそれぞれ対戦です。

[ 2016/06/30 20:30 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

そして1年

『真田丸』第25回、折り返しの回では、鶴松の死とその裏での様々な動き、思惑が描かれました。そして昨年の『花燃ゆ』では、第25回は蛤御門の変でした。長州の暴走がピークに達した時期ですが、ただこの大河にありがちな傾向として、最初から最後まで長州と会津・薩摩のせめぎ合いとはなりませんでした。こと蛤御門の変に関しては、『八重の桜』の方がよかったですね。しかもこの時なぜか、文(美和)が姉の子の久米次郎を養子にもらい、転居するという設定になっていて、興を殺がれた記憶があります。せっかく野山獄に入った高杉晋作のもとへ、酔った周布政之助が訪ねて来るシーンもあったのですが。

女性が主人公だととかくこうなりがちではあります。要は男性が主人公だと、本人が参戦して戦うという流れになるのですが、女性だとそれができにくいため、全く別展開の場面を作らざるを得ず、そこで流れが止まってしまうわけです。女性大河の失敗は、こういうところに端を発しているといえます。かといって、別展開の場面を設けないようにすると、今度は主人公が、政治関係の場や戦場にやたらに登場する設定になってしまい、これも如何にも不自然になってしまう。来年の大河がどうなるのか、無論今はまだわかりませんが、あまり妙な展開になってほしくないものです。本当は『真田丸』の、徳川と上杉、それぞれがメインのスピンオフを作ってほしくはあるのですが。

それから『天地人』の小田原征伐後のエピと、『真田丸』のそれとに関しても、また何かで書けたらと考えています。

飲み物-ローズヒップティー
[ 2016/06/30 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

真田丸-25

先日アップする予定が、1日延びてしまいすみません。『真田丸』ももう25回、折り返し回とは早いものです。今年のはツボに嵌っているせいもあり、進行が非常にテンポよく感じられます。さて、いよいよ天下統一を果たした秀吉にも、陰りが見え始めます。

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天正十九年(1591)八月、秀吉の長男鶴松は淀城で重い病に罹っており、利休の怨念ではないかと噂されてもいた。千利休はそれより前に、例の鉛板の件で謹慎処分、そして切腹を大谷吉継から申し渡されていた。また秀吉自身、実弟の秀長からもこの件について、鶴松の将来のためにも、一人に権力が集まるようなことにならないよう諌められていた。その秀長もこの年の一月に世を去っていた。

また茶々は利休を父のように慕っており、彼に似せた木像を作らせたが、予想していたよりも大きかったため、大徳寺で預かってもらうことになった。その木像の位置が山門の上にあり、山門をくぐる秀吉を間接的に踏みつけると三成と吉継が進言し、利休は切腹となったのだが、これには追い落としの意味もあった。信繁は利休の目付け役になり、堺の利休の屋敷で茶を振舞われる。

利休は自分は商人であること、戦は儲かるということを信繁に話す。実際鶴松の治療のために金子を差し出した時に切腹を申し渡されたため、金は生きた使い方をするべきと、その金子を引っ込めた人物でもあり、自分一人のために三千の兵が屋敷を囲んでいるのを、冷ややかに見ていた。木像では足元をすくわれたが、それは宿命(さだめ)だと口にする。

一方淀城には多くの大名が、秀吉に取り入る目的もあって見舞いに訪れていた。昌幸も妻の薫(山手殿)と共に明国渡来の薬草を携えて現れ、薫は片桐且元と薬を作るが、且元が煎じた汁を流してしまう。やむなく二人は、残ったわずかな薬草で再度製薬を試みる。また利休の祟りを気にする三成に、吉継は言う、もし災いがふりかかるようなら、自分にまず及んでいると。

上野の沼田城では、城主となった信幸が、勝手に濠を拡張した大叔父の頼綱に苛立ち、また正室の稲は相変わらず仏頂面を向けて、打ち解けようともしなかった。信幸は、かつての妻で侍女のこうの元を訪れ、彼女を抱きしめてしまう。そして上田城では、病床のとりに茂誠と松が、岩櫃城に移ることを告げる。松は茂誠に会ったことで、過去のことをすべて思い出していた。とりは、高梨内記が守ることになる。

再び淀城。三成や吉継は、早くも鶴松の葬儀の手筈が整えられていた。そこへ福島正則と加藤清正が領国から駆けつけ、水垢離をやるからと三成にも勧める。三成は一旦は断るが、後で仲間に入って水をかぶる。また家康は、淀城に集結している大名たちに夜食を振る舞いにやって来る。その一方で、秀吉はいくつ城を持つつもりだと呆れつつも、鶴松の死が今後大きな意味を持つ、秀次はひ弱すぎると本多正信に打ち明ける。

昌幸もまた同じようなことを考えていた。昌幸は信繁に鶴松の病状を訊きたがるが、信繁は話すわけに行かず、出浦が佐助を使って様子を探らせる。そうこうするうちに薬が出来上がり、薫と且元が昌幸の元にひとかけらを持参する。試作品と思ってそれを口にした昌幸に、二人は悲しげな表情を浮かべる。わずかな薬草で作りなおしたため、そのひとかけらがすべてだったのである。

淀城の別の間では、秀次を始め豊臣一門が集まっていた。秀次はきりに、今後そばにいてくれと頼むが、きりは言葉をあいまいにする。そして昌幸は廊下で家康と顔を合わせる。「持ちこたえてくださると嬉しいが」と声をかける家康に、ご全快を祈ると答える昌幸。しかし鶴松の容態は悪化し、秀吉はいたたまれずに病床から去ってしまうが、且元に呼び戻される。鶴松は二年と二か月の生涯を閉じ、茶々は放心したようにその場を去る。そこへ寧が現れ、茶々を抱きしめるのだった。

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今回は回想が多く、様々な局面が登場し、そして伏線も多い回でした。これが今後秀次事件や、秀頼の誕生に向けてどうつながるのでしょうか。
  • まず利休の切腹、ここは『天地人』でも『江』でも上杉の兵が屋敷を警備しているシーンが登場しましたが、今回は信繁のみでした。ここまで利休を悪人風に、しかも細かい部分から描くというのもなかなか面白いものです。三成はともかく、きれいな吉継と汚い吉継のバランスが絶妙です。
  • そして薬作り、片桐さんがやる気を出すと大抵裏目に出ます、落首の件しかり…。さらに信幸、こうとの縁は未だ切れず。そして松は晴れて茂誠と再会です。匂い袋、互いに持っていたのですね。
  • それから何といっても、二頭の古狸(失礼)の腹の探り合い、豊臣倒しを狙うために、鶴松の病気と死を大いに利用したい二人は、薬を献上しようとしたり、夜食を持ってきたりとなかなかの曲者でもあります。
また上杉が今回描かれていないのは、この両者、ひいては利休の黒さの前に敢えて「義」を出さないということなのかもしれません。利休の屋敷に「愛」の兜が登場するかどうか、そこだけ見たくはあったのですが。

[ 2016/06/29 01:00 ] 大河ドラマ 真田丸 | TB(-) | CM(0)

真田丸の小田原征伐 雑考

第24回「滅亡」では、正にサブタイトル通り、北条一族の滅亡が描かれました。ただし厳密には滅亡ではなく、氏直の弟の家系が残り、江戸時代に大名として残りましたが、直系はこれでいなくなり、北条家、正確には後北条家百年の歴史は終わりを告げました。ところでこの後北条家の始祖である北条早雲は、かつては素性のわからない牢人という説もありましたが、今では室町幕府の直臣の出身という説が有力になっています。ただ武田、上杉(長尾)辺りと比べると、その地に根付いてからの歴史は浅かったといえるかもしれません。

そして、この氏政の切腹についても諸説あります。今回は秀吉が、これだけ籠城して抵抗したのなら当然だろうと言って、切腹を命じたこと、そして氏政も、秀吉の軍門に下るのを潔しとせず、我が道を貫き通したという見方になっているようです。このの氏政の態度は、本人の高潔さと取ることもできますが、同時に真田昌幸の言うように「頑固」でもあるわけです。そして信繁の説得は鉛板の伏線用でもあったようですね。しかし氏政の化粧に隠された評定、何やらピエロのもの悲しさをも感じさせます。

しかし氏政の「秀吉のために生きるのか」はやや見方が浅かったかとも思われます。現実には、秀吉の元で自分が天下を取る隙を窺うという方が正しく、そして説得に来た三人のうち一人はそれを実現したわけです。北条は他の大大名に比べると情報が入らなかったのか、このまま秀吉の天下が続くと諦観していたのでしょうか。それと切腹前の食事はやはりありえませんね、腹を切った時に飛び散りますから。無論、そこを敢えてこうしたようですが。

これと対照的な形で、伊達政宗は卑屈ともいえるほど秀吉にへりくだります。前にも書きましたが、もはや宴会部長的な乗りで、これには家康も昌幸も落胆の色を浮かべます。昌幸は、政宗や他の大名たちに声をかけて、一波乱起こす予定ではいたわけなのですが…しかしこれもまた政宗の表の顔であり、家康ないしは昌幸がそれを読めていたら、また違ったのでしょう。

しかしその政宗、同年代の信繁には本音をさらけ出します。伊達家家臣の片倉景綱の言通り、趣向を凝らすのが好きな政宗の性格は、生き残るために、自らにも時に応じ場合に即して捻りをきかせていました。しかし二十年早く、もっと京の近くで生まれていれば、武田や織田に攻め込まれていたでしょう。流石に着物がお洒落ですが、わざわざ見えない目の方(右側)を、信繫のために空けてやる必要はなかったのでは?相手の出方を見るためだったのでしょうか、だとしたら 隅におけません。

それから家康。秀吉から東海地方の領地を召し上げられ、江戸という、当時としてはかなりの田舎に行かされることになり、しかも自分の席の隣の真田は、本領安堵で沼田ももらい、自分の与力でもなくなったうえに、自分たちの見張り役を頼むぞなどといわれて小躍り状態です。家康としては

「上田城は徳川が作ったんだぞ、金返せ!」

と言いたい心境だったでしょう。何とも厄介な所に厄介な相手が腰を落ち着けてしまったものです。しかもここでは登場しませんが、東海道沿いに小規模の大名を置いて徳川をブロックするという念の入れようでした。しかしこの大名たちの多くが、関ヶ原で東軍に付くことになります。

そして北条氏政を説得に行った徳川、上杉、真田の三人衆で、「よき戦仲間であった」という上杉景勝の言葉が何やらいい感じです。敵即ち友といった感じで、ある意味大名らしいセリフでもあり、上杉と北条の関係を象徴しているともいえそうです。ちなみにパペットホームズのOPテーマの出だしはこうなっていますが、この上杉のお屋形様は如何にもこのイメージ、たとえ世間一般では、現実では必ずしもそうではないとわかっていても、その人のいい部分をやはり色々な理由から信じてしまうところがあります。だから直江兼続があくせくすることにもなるのですが…。

So many reasons we believe in the good of every heart
No matter what the world may perceive as "truth"
                                     "Scarlet Story" Nano

最後に石田治部少輔、あまりにも戦の仕方が後手に回り過ぎです。賤ヶ岳の戦いでは、七本槍に準ずる働きをしたといわれていますが、この七本槍も過大宣伝ではないかという説もあり、やはりこの人は、本来は実戦よりも後方支援に向く人なのでしょう。尤も唐入りで連絡役を行った結果、前線部隊との温度差が表面化してしまうわけですが。とにかくこの場合は、如何に卑怯な手とはいえ、昌幸が入ってくれてよかったねといったところです。

最新回についてはまた明日アップできればと思いますが、これとは打って変わって様々な局面が多く、伏線もまた多そうです。しかし片桐さん、薬草を煎じた汁を捨てますかね(苦笑)。

飲み物-コーヒー
[ 2016/06/27 00:00 ] 大河ドラマ 真田丸 | TB(-) | CM(0)

イギリスのEU離脱

先日の「真田丸あれこれ」の冒頭で少し述べましたが、イギリスのEU離脱がこの先様々な影響を及ぼしそうです。いずれ姉妹ブログに関連本の感想をアップした時に、こちらでも少し述べる予定ですが、如何せんこのブログは時事や経済関係のブログではないので、何かわかりやすく書かれているのを探していて、こちらの記事を見つけました。

3分でわかるイギリスのEU離脱問題とその影響について
(さようなら、憂鬱な木曜日様より)

実際ヨーロッパの福祉国家というのは、概して国民が払う税金が高く、北欧などでは消費税30パーセントなどという国も珍しくないようです。その福祉を狙って移民してくる人たちもいるわけで、もはやそれに耐えられなくなった部分は大きいです。しかし金曜日の円高ドル安のチャートは、正にナイアガラの滝状態ではありました。
[ 2016/06/26 01:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

真田丸に見るシャーロックホームズ 19

今回の『真田丸』とパペットホームズの共通点ですが、やはり小山田茂誠役の高木渉さん、この人に尽きるでしょう、何と言っても、ワトソンなのですから。しかもこの小山田茂誠が、義弟の信繁と会話するシーン。「長かった?」「気になるなあ」て、これもまんま口調がワトソンではありませんか。「バスカーヴィル君と犬の冒険で」メアリー・モースタンに事情聴取をして、「かっこよかった?」と言う、あれとどうもダブってしまうのですね。山寺宏一さんをちょい役で出して、会話をしていただきたかったようにも思います。

そして今回の信繁は、手紙を持参して説得に行くという点ではワトソン的(ホームズはどう見てもその柄ではない)なのですが、既にお味方の城は落ちていますと、あれこれ城の名を言い連ねる辺りは、古畑任三郎やホームズが証拠を挙げるのと似ていますし、ふとしたことで蔵の中で鉛板を見つけるのは、「愉快な四人組の冒険」のホームズが、ひょんなことからサインが破られているのを発見するのと共通します。そして何と言っても、真田昌幸が忍城を落とすために嘘を触れまわるシーン、しかも小田原から持って来た氏政の兜をダシに使うというのは、ホームズ正典の『高名な依頼人』(高名の依頼人)を連想させます。

あの中で、ホームズは実際に大けがをして、回復するものの、瀕死の状態だと嘘の記事を書かせます。そしてワトソンを犯人であるグルーナー男爵のところへやり、その一方で自分は証拠品を佐川家ですが、昌幸が、目に見える物があれば噂は噂でなくなると言うように、『高名の依頼人』では、新聞記事という目に見える物のおかげで、犯人を騙すことが可能になったわけです。この作品では、男爵は中国陶器コレクターという設定ですが、ワトソンの陶器に関する知識を試すくだりで、正倉院も登場します。また『相棒』の「9時から10時まで」にも、やはり陶器をめぐるエピソードが登場します。

飲み物-アイスコーヒーブラック
[ 2016/06/26 01:15 ] 大河ドラマ 真田丸 | TB(-) | CM(0)

真田丸あれこれ その24

まず時事ネタですが、イギリスのEU離脱が決まり、円が大きく乱高下しました。自分の利益になりそうな部分は受け入れ、国益にならないところは捨てるというのが外交の基本ですから、経済や難民問題などが差し迫って来ると、もはやいる意味はないと踏んだとも取れます。伊勢志摩サミットの時点で、EU離脱となれば、リーマンショック並みの影響が現れるともいわれていましたが、さて…。しかし己の利を追及するというのは、戦国期も似たようなものであったかと思われますし、今回の真田昌幸の言動(後述)もそれに近いものがあるかもしれません。では、北条株大暴落の回あれこれです。

そして小田原征伐関連ですが、これに突っ込むとかなり長くなりそうなので、それは別にまとめて後日投稿予定です。まず信繁の「潜入」ですが、これは前に裏官兵衛と書きました。『軍師官兵衛』を観ていた方ならご存知でしょうが、あの大河の冒頭は、官兵衛が、小田原城に向かうシーンから始まります。無論信繁は秀吉の軍師でもありませんし、現時点で無位無官ともあれば、表から堂々と入るというよりは、潜入せざるをえないわけです。また今回は氏政が引き籠り状態で、表にも姿を見せない描き方であるため、江雪斎の口利きで、中に入り込めたというのは納得できる描き方です。恐らく官兵衛も、表門から入って氏直に「生きられよ」と説得していたのでしょう。

それから蔵の中の思いがけない再会。しかし高木渉さん演じる小山田茂誠の口調が、正にワトソン君です(笑)。松が生きていると聞かされて大喜びですが、松はこの人のことを覚えているのか、ちょっと気になります。そしてその蔵で信繫が発見したものは、茶々の扇にあったのと同じ、千利休の印が刻まれた鉛板でした。銃弾用だったのでしょう。しかし籠城のため、多くの刻印された鉛板が、いわば死蔵品となって置かれていたわけで、これで利休が北条とも通じていたことが発覚します。氏政の籠城も、とんだところで役に立ったものです。しかし敵もさるもの、信繫が証拠として持ち出した分を除き、利休は鉛板をすべて引き払って堺へ逃げ帰りますが、これに佐助が絡んでいたようです。

一方で秀吉ですが、氏政と氏直を当初は助けると言っておきながら、「氏政には死んでもらおう」あっけらかんとこう言ってのけるのがちょっと怖い。無論、このくらいでなければ戦国の世を生き抜くことはできず、また関白に上りつめることもできなかったでしょうが、正に寧のいう「怖い人」ではあります。尤も氏政を生かしておけばおいたで、またトラブルが持ち上がった可能性はあります。その一方で、こちらは宴会部長というか、お祭り男モード全開というか、北条との約束などなかったといわんばかりに、一同にずんだ餅を振舞う宴会部長的政宗。信繁と二人きりになって、俺だって二十年早く生まれていれば…と虚空を切り裂きますが、二十年遅く生まれたからこそ、後世に名を遺したともいえます。これは真田兄弟も同じですが。

さらに外せない上杉主従。徳川主従も外せないのですが、どこか胸に一物ありげで、秀吉のいないところで、昌幸に不平不満を漏らす家康に比べると、上杉のお屋形様は如何にもよさげな人物であるのは救いといえます。しかし「髻を切る覚悟で」は言わなくてもよかったかも…直江兼続に聞こえなかったのが幸いではありました。いや直江さんはわかっていながら口にしなかったのかも。そして「ススキ野原」を押し付けられ、東海地方を召し上げられた家康に対し、上杉は蒲生氏郷亡き後の会津をもらい、越後を引き払うことになります。しかし会津に行けば行ったで、今度は何かと厄介な伊達の目を気にすることになるのですが…ちなみにこの時、直江兼続は米沢城主となっています。

最後に真田昌幸。
「死にたければ死になされ、でも生きていたら面白いものが見られますぞ」
「(氏政は)頑固な男よ」
「氏政は家来を見捨てて命乞いをしたと嘘をばらまく」
「伊達と組んで秀吉を倒す」
「(信幸)乱世に逆戻りです」→「何が悪い」
「(秀吉)徳川の与力、あれも忘れてくれ」→ニヤニヤ
久々に、この人らしさが見られた回でした。伊達徳川上杉、全部ひっくるめて豊臣を討て!が実現可能かどうかはさておき、やはり真田の父上はこうでないと。如何にも殿様らしい物言いをせず、世の中が落ち着いてよかったという発想にならないのが実にいい。しかし「片倉某」に話をつけろといわれて、何のためにかと一瞬戸惑う信幸、そのくらい察してあげなさいと言いたくなります。

飲み物-アイスコーヒー
[ 2016/06/25 00:30 ] 大河ドラマ 真田丸 | TB(-) | CM(0)

太平記 2 続き

太平記2の続きです。所謂正中の変が起こり、反幕府の陰謀に加担した公家たちが捕らえられます。そして高氏がそれに巻き込まれたことから、関与したものとされて投獄され、取り調べを受けますが、佐々木道誉の機転により、難を逃れます。

高氏は、一夜を共にした旅芸人一座の白拍子、藤夜叉に子ができたことを知り、京へ彼女と行くことを決意しますが、父貞氏に窘められ、足利家の棟梁という立場を忘れるなと諌められます。この当時、鎌倉幕府は内管領長崎円喜が事実上仕切っており、しかもその長崎が絡んだ奥州の安藤氏が、乱を起こしていました。それへの咎めだてがないのもおかしいということで、長崎は矛を収めてしまいます。

しかし長崎は、その安藤の乱に兵を出すよう御家人たちに命じます。高氏はこれが不服でしたが、新田義貞が、足利とは違って貧乏御家人の自分さえも(この人はこれが口癖のようなところがありますが)、兵を出すことに決めたと高氏に告げます。この安藤の乱は、元々幕府が処理をできず、しかも軍を派遣しても制圧できなかったことから、鎌倉幕府滅亡の一因となったともいわれています。

一方で河内では、楠木正成の元へ、旅芸人一座の石が、日野俊基の刀を携えて現れます。この正成と石は、後々協力し合う仲になります。またこの旅芸人一座も、どこか怪しげな雰囲気を漂わせていますが、それも後で意外な事実が明らかになります。

ところでこの当時、特に土豪や国人領主(国衆)のような武士は、荒武者的な服装を好んでいたようです。実は『真田丸』の真田昌幸のような太刀の鞘、あるいは胴着などもドラマやコミックで登場しますので、随時ご紹介できればと思っています。

しかし高嶋政伸さんが演じている高氏の弟、直義が、高氏のために汁かけ飯、もとい湯漬けを作っているシーンに、『真田丸』の北条氏政がどうもだぶります。「北条はもう終わりだ」などと言ってもいますし、この既視感は何なのだと思ってしまいます。

飲み物-本とウイスキー
 
[ 2016/06/24 23:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

「5分でわかる真田丸」の英語字幕に関して 6

先日アップした分の続きです。

キャプチャ18

このセリフ以外にも、"The Uesugis, the Hojos and the Tokugawas all want the land of Shinano."という表現が出て来るのですが、これも如何にもベタな訳です。要は信濃を手に入れようと目論んでいるわけですから、”All of the Uesugis, the Hojos and the Tokugawas plan to control Shinano.” くらいでいいのではと思います。


また、"We’ll take control using Shinano as our trump card."、つまり信濃を使って大名たちを操るというのもありますが、take controlは仕切るとか支配権を持つという意味ですし、日本語のセリフでは操るとなっているわけですから、manipulateでもよかったかもしれません。またtake controlを使うにしても、「何を」操るかをはっきりさせないといけないわけですが、その「何」に相当する目的語がありません。この辺りが、プロらしからぬ訳だなと思ってしまう所以です。


他にも"We should defeat the Akechis under Sir Takigawa, to avenge Lord Nobunaga."というのもありますが、既にavenge onで仇を討つという意味がありますから、ここはdefeatはなしでもいいかと思われます。無論Sir Takigawa、Lord Nobunagaではなく、Lord Takigawa、Lord Odaとなるでしょう。

そして「臣従する」の意味でsubmitが使われていますが、これは降参するとか不快なことを甘受するなどの意味ですから、普通にserveでいいかもしれません。それから昌幸が、母上という意味でMotherを使っていますが、家族同士で呼ぶ場合は特にこれで問題なしかと思います。しかしそうでない場合は、「マザー・テレサ」のような修道女の意味もありますので、その辺が紛らわしくならないように注意してほしいです。これはfatherやbrother、sisterも同じですが。

[ 2016/06/24 21:15 ] 大河ドラマ 真田丸 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

実は『いだてん~東京オリムピック噺~』を観なくなったので、再び『西郷どん』復習の投稿をアップしています。関連文献もまた読もうかと考えていますし、BSで再放送中の『葵 徳川三代』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、いよいよ日本でのワールドカップの年です。今季は代表下部チームとの兼ね合いもあり、スーパーラグビーでは今一つでしたが、ワールドカップでのベスト8成るでしょうか。

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