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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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インド人留学生アブドラ

アブドラはインドからの留学生です。アーチャー寮の生徒で背がかなり高く、「愉快な四人組の冒険」に登場するアーサー・モースタンと同じ部屋です。アーサーが夜に練習をするため、アブドラはいつもアイマスクと耳栓をして、先に寝ています。しかしこのため、ジョナサン・スモールが部屋に押し入った時も気づかず、朝になって初めてアーサーがケガをしたことに気づき、先生に知らせます。この部屋の様子を見にホームズたちがやって来た時、アブドラは犯人はドアから入っていないと言い、ホームズは天窓が怪しいと睨みます。ワトソンは最初はアブドラが犯人ではと疑いますが、ホームズの説明によって、あらぬ疑いをかけていたことがわかり、すまなさそうにします。インド訛り?か、ちょっとユニークな喋り方をするアブドラですが、実はこの後にも「青い白クマの冒険」で再び登場します。その時は、ぬいぐるみを紛失してしまったというものでした。

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アブドラ(シャーロックホームズメモリアルブックより)

実はアブドラは寮の屋根でヨガをすることがあり、その時に敷くクッションとして、青い白クマのぬいぐるみを使っていました。しかもそのぬいぐるみを、アクメット君と呼んでいました。このアブドラもアクメットも、正典の『四つの署名』に登場するインドの戦士と商人で、恐らく三谷氏はそれにあやかったのだろうと思われますが、それはさておき。ホームズはアブドラが、ヨガの時のクッション代わりになる物を探しているが、青い白クマでなくてもいいことがわかり、ハドソン夫人が作った2種類のぬいぐるみを見せます、どちらがいいかと訊かれたアブドラは、肉団子の方を選びます。「青い白クマの冒険」ではこの人形劇らしく、ジェイベス・ウィルソンや、ガルシアとヘンダーソンなど、過去に登場した人物が再び出て来ます。

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[ 2019/07/16 00:30 ] パペットホームズ | TB(-) | CM(0)

ロイロット先生の二つの顔

正典の『まだらの紐』の、ロイロット博士をモデルにしたロイロット先生は化学の教師であり、生活指導も担当しています。当然ながら探偵気取りのホームズなどは目の敵のようになっています。おまけにホームズの苦手な科目、たとえば文学や哲学、天文学など(これは正典でも知識皆無とワトソンに指摘されています)の成績が悪いことをあげつらい、ワトソンにはホームズとは関わりを持つな、人生の大事な時期を棒に振ることになると、脅すような口調で言います。それでなくても体が大きく、しかも顔も大きくて凄みがあるのですが、ホームズに取ってそんなことはどこ吹く風です。しかも前出『まだらの紐』を原作にした「まだらの紐の冒険」で、ヘレン・ストーナーが訪ねて来た際に、そのことを察した先生は、ホームズに真偽のほどを確かめますが、ホームズはクロッカスの話を持ち出してはぐらかします。無論先生はそんなホームズを苦々しく思い、暖炉の火かき棒を捻じ曲げてしまいます。この辺りも原作を踏まえた描写になっています。こうすればちょっとは驚くだろうと思ったのでしょう。しかしワトソンがその棒を自力で元に戻してしまったことで、先生は言葉を失い、221Bを出て行きます。

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ロイロット先生(シャーロックホームズ冒険ファンブックより)

そんなロイロット先生ですが、シャーマンに密かに恋をしています。元々シャーマンは動物好きで、先生に動物のことを話して聞かせるのが好きでした。先生はシャーマンの動物小屋へ行き、最近動物の鳴き声がうるさいと苦情が来ていると怖い表情で言います。シャーマンはホームズやワトソンに、最近先生がやたらにうるさいと言いますが、あるいは先生のシャーマンへの思いが、こういう形で出て来ていたともいえそうです。結局先生は動物の本を買い込み、シャーマンが好きな動物の気持ちになり切ろうとして夜間に廊下を走り回り、ヘレンを驚かせてしまいます。最終的にはヌマドクヘビに襲われたシャーマンを助けるのですが、生徒を愛してしまったことから、自分は教師にふさわしくないと言い、学校を去って行きます。その後は「最後の冒険」に登場しますが、この時の先生は農場を経営しているようで、牛乳の缶を届けに来ていました。すっかり農家のおじさんの格好で、動物たちにも囲まれ、悠々自適といった感じです。

[ 2019/07/02 00:30 ] パペットホームズ | TB(-) | CM(0)

動物好きなシャーマン

シャーマンはベイカー寮の女子生徒ですが、なぜか一人称は「僕」で、他の言葉遣いも男の子のようなところがあります。動物小屋にいることが多く、ウサギや鶏を飼っています。その他に犬のトビーの世話も彼女の仕事です。そのせいもあってか動物絡みのエピソードによく登場し、ホームズの力になっています。「イヌ語通訳の冒険」(原作・ギリシャ語通訳の冒険)では文字通り犬の通訳を務め、「愉快な四人組の冒険」では、トビーを連れて来たり、ベイカー寮遊撃隊にジョナサン・スモールの居場所を突き止めさせたりもしています。さらに「赤毛クラブの冒険」では、ダンカン・ロスのキャンバスの下にあった羽根は白鳥のだと断言し、これが事件解決のきっかけになります。「バスカーヴィル君と犬の冒険」でも、魔犬にイヌの言葉で話しかけたはずなのに、相手がそれを理解していないと言ったことから、あれは本物の犬ではないとワトソンに伝え、こちらも事件解決にかなり貢献しています。しかし彼女に取って運命的なのは、何といっても「まだらの紐の冒険」です。

Sherman and Holmes
「バスカーヴィル君と犬の冒険」で、足跡を見るシャーマン(左)とホームズ
(『シャーロックホームズ』公式サイトより)

この中でロイロット先生は、動物の真似をしてシャーマンの気持ちになりきろうとしますが、それを見たヘレン・ストーナーが驚いて、ホームズとワトソンにこの件を伝えます。ロイロット先生はなぜシャーマンの気持ちになろうとしたのか、それは彼女を愛していたからでした。しかし教師と生徒の恋愛は許されないと、先生は自ら学校を辞めて行き、その後は農場を経営しているようです。最終回で、麦わら帽子を被って牛乳缶を持って来ているので、まずそう考えられます。そして先生は学校を去る前に、やはりシャーマンのことを理解しようと持っていた動物関係の本を、すべて彼女の動物小屋の前に置いて行きました。ちなみにこのシャーマンは、誰と付き合っているとか、どんな男子生徒が好きだというわけではなく、ただ動物好きでホームズの捜査仲間といった感じです。互いに一風変わっているところが、ウマが合うのかも知れません。

[ 2019/06/16 00:15 ] パペットホームズ | TB(-) | CM(0)

メアリー・サザーランド

先日ご紹介した「消えたボーイフレンドの冒険」のヒロイン、メアリー・サザーランドについて。このメアリーはディーラー寮の大柄な女子生徒で、かなりの近眼であるため、眼鏡をはずすと近くの物もはっきり見えません。しかしホズマに「(正体を見破られないため)眼鏡をかけない方がいい」と言われて以来、眼鏡をはずすこともあり、かけたりはずしたりで、鼻の両わきに跡がついていたりします。この辺りは原作のメアリー・サザーランドを踏まえています。リボンやフリルのついたバッグを持ち歩く乙女チックな趣味の持ち主で、しかもかなり惚れっぽく、眼鏡をかけている時とかけていない時、どっちの方がいいかなどと、相談相手のはずのホームズに訊いたり、ホームズの鼻が可愛いなどと言ったりもしています。髪型はサザエさんそっくりですが、物言いや態度は、そのサザエさんの弟の友人であるH沢さんに似ています。

Mary Sutherland 2
221Bに依頼に訪れたメアリー・サザーランド(右)
(シャーロックホームズ公式サイトより)

ウィンディバンクがホズマ・エンジェルに変装していたことを知った彼女は、当初はかなり腹を立てますが、結局元通りにウィンディバンクと付き合うようになります。実際「愉快な四人組の冒険」では、ウィンディバンクと一緒にいるシーンが出て来ますし、同じエピソードの後編で、ザ・トレジャーズのライブにも来ています。ちなみに「消えたボーイフレンドの冒険」では、ワトソンが、メアリーはホズマと会った後に君にも会っていたから、本当は君が好きなんだよとウィンディバンクに言い聞かせます。それを見たホームズは、女心を読む天才だなとワトソンに言い、ワトソンは、それは小説のお蔭だよと『二都物語』を見せます。実はメアリーが依頼に来る前、ホームズは小説なんてくだらないと、この『二都物語』を読んでいたワトソンに文句を言っていたのですが、ここに来て、ワトソンが一本取った形になりました。

[ 2019/06/11 00:15 ] パペットホームズ | TB(-) | CM(0)

ホズマ・エンジェルとウィンディバンク

このパペットホームズで、『花婿失踪事件』を原作にしているのが「消えたボーイフレンドの冒険」です。ある日ディーラー寮の女子生徒、メアリー・サザーランドが、付き合っていた彼が失踪したと言って、221Bに相談にやって来ます。このメアリーについてはまた改めて書きますが、その「消えた」彼、ホズマ・エンジェルはクーパー寮の6年生(最上級生)で、背が高く無口な男子生徒でした。しかも食べ物や音楽など、すべての面で趣味が一致していて、メアリーは夢中になってしまいます。メアリーは視力が悪く、眼鏡をかけていましたが、ホズマからは眼鏡をかけていない方がいいと言われます。さらに、自分が卒業しても忘れないでほしいと言い、元々乙女チックなメアリーの心をわしづかみにしてしまいます。ところがある時、ホズマは学校の裏手にある洞窟に入ったまま出て来ませんでした。

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ホズマ・エンジェル(左)とメアリー・サザーランド
(シャーロックホームズ公式サイトより)

一方でメアリーはホズマと知り合った後も、幼馴染のウィンディバンクとも交際を続けていました。このウィンディバンクはやはりクーパー寮の男子生徒で、メアリーと同じ2年生です。ある時ホズマはウィンディバンクについてメアリーに尋ねますが、メアリーはただの幼馴染と答えます。しかしそう言いつつも、ウィンディバンクと別れることはしませんでした。この一部始終をメアリーから聞いたホームズは、ラングデール・パイクにホズマが在籍しているかどうかを調べさせます。ホームズはどうやら、ホズマとウィンディバンクは同一人物であると睨んでいたようです。そして6年生にホズマ・エンジェルなる生徒はいないことがわかります。ホームズは221Bにメアリーとウィンディバンクを呼び、ホズマはウィンディバンクの変装だという自分の推理を話します。

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ウィンディバンク(シャーロックホームズ冒険ファンブックより)

その前にホームズとワトソンは、実際にホズマが失踪したという洞窟にも行き、隠し出口があったことを突き止めていました。(この洞窟は、その次の「赤毛クラブの冒険」にも出て来ます)そして無口で低い声や、メアリーに眼鏡をかけるなと言ったことは、自分の正体を見破られにくくするためだったことを指摘します。ウィンディバンクは何かと移り気なメアリーに、自分に対して注意を向けさせるため、ホズマ・エンジェルになりすまして彼女を独占しようとしていたのです。ウィンディバンクは得意げですが、自分が騙されたと思ったメアリーはいい気持ちはしません。そんなことするなんてひどいわと、221Bを出て行く彼女をウィンディバンクは追いかけます。尚この後のエピソードで、2人は仲よさそうにしているところから、どうやら無事によりを取り戻せたようです。

[ 2019/06/07 23:30 ] パペットホームズ | TB(-) | CM(0)

ベッポと石膏像破壊事件

先日のカバ顔のバーニコットとおたまじゃくし絵画コンクールで、石膏像破壊事件にもちょっと触れています。元々は「最初の冒険」は『緋色の研究』をベースにしていますが、もう1つ『六つのナポレオン』も原作となっています。美術の授業で多くの生徒が作らされたカバの石膏像が、次々と壊される事件が起こり、バーニコットもその件で憤っていました。そして転校して来て、ホームズと同じ部屋に入ることになったワトソンは、ある夜誰かが石膏像を、しかもわざわざ明るい場所で壊しているのを目撃します。壊していたのはやはりベイカー寮のベッポで、221Bにモリアーティ教頭を連れて来て、ワトソンが壊していたと濡れ衣を着せようとします。しかしベッポが、ワトソンが有刺鉄線を飛び越えて逃げたというのを聞いたホームズは、左脚にケガをしている(それでラグビーの第一線を退いた)ワトソンが、そんなことはできないと反論します。ついやってもいない罪を認めようとしたワトソンに、教頭先生はやっていないのならそう言うようにと注意して去って行きます。

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石膏像破壊犯人のベッポ
(シャーロックホームズ公式サイトより)

この石膏像は、ジェファーソン・ホープのシーンでも登場します。もちろんこのホープが出て来るシーンでは、『六つのナポレオン』ではなく『緋色の研究』が原作になっています。ホープは手先が器用で、非常に巧みにカバの石膏像を作っていました。しかし退学が決まったホープに対し、ワトソンがこれだけうまければ彫刻家になれるよと励ますのですが、ホームズはその石膏像を壊してしまいます。ワトソンは怒りますが、ホープは特に気にも留めていないようです。もちろんホームズの真意は別のところにありました。以前221Bに依頼に来た女子生徒が、指輪を無くしたと言っていたのです。ホームズは自分は捜し物はしないと言いますが、この石膏像が次々と破壊されるのには、指輪の件と関係があるのではと踏んだわけです。最終的に、ホームズが作ったカバの石膏像、ワトソンの言葉を借りれば、カバでなくてまるでピーナツといった感じの石膏像の中にその指輪はありました。ベッポがこっそりその指輪を、乾きかけの石膏像の中に隠していたのです。しかしホームズ位ヘタ(失礼)に作っていれば、どれに隠したかすぐわかったのではないかと思うのですが…。このベッポはその後、ミルヴァートン先生関連エピにも登場します。

[ 2019/05/31 00:15 ] パペットホームズ | TB(-) | CM(0)

カバ顔のバーニコットとおたまじゃくし絵画コンクール

バーニコットというのは、元々正典『六つのナポレオン』に登場する医師ですが、パペットホームズでは、クーパー寮の生徒という設定になっています。顔の下半分が大きく、鼻の穴の間隔が広いことからカバに似ており、作品中でも「カバ顔の」と形容されることがあります。しかし本人は「僕はカバに似ているけどカバじゃない」と言っています。このバーニコットが最初に登場するのは「最初の冒険」の、美術の授業で作ったカバの石膏像を壊されたシーンです。前出『六つのナポレオン』のバーニコット医師も、所有していたナポレオンの石膏像を盗まれたうえに、粉々に壊されてしまっています。この石膏像破壊事件には、転校したばかりのワトソンもあわや巻き込まれそうになりますが、最終的にベッポが犯人であることがわかります。このバーニコットは絵がうまく、そのため美術関連のエピソードでは、依頼人となって登場しています。それが「百匹のおたまじゃくしの冒険」(原作・海軍条約文書事件)です。ビートン校では創立者のパーシー・フェルプス卿が、子供の頃おたまじゃくしという渾名であったことにちなみ、おたまじゃくしを題材にした絵画コンクールが毎年行われていました。

Nurse office
保健室にやって来たホームズ(左から2番目)とその後ろのワトソン、一番左がバーニコット
(シャーロックホームズ公式サイトより)

バーニコットはクーパー寮代表として参加することになります。その他の代表は、アーチャー寮はワトソンが転校して来た時に、寮の案内をしたスタンフォード、ベイカー寮はダンカン・ロス、そしてディーラー寮はウィルスン・ケンプでした。尚ダンカン・ロスの「赤毛クラブ」で、ロスが別のエピソードに登場すると書いていますが、それはこの「百匹のおたまじゃくしの冒険」です。バーニコットは百匹のおたまじゃくしを、抽象絵画風にキャンバスに描き込み、途中で息抜きをしようと外へ出た隙に、何者かに絵を盗まれます。ショックで気絶したバーニコットは保健室で気が付き、ホームズに事の一部始終を話します。ホームズはケンプもまだ絵を提出していないこと、保健室は夜間も施錠されていないことから、ケンプが犯人で、しかも保健室に絵を隠した可能性が高いと睨んで、アドラー先生の許可を得て張り込みます。そしてケンプから絵を奪い返すものの、実はその絵は偽作で、本物は、バーニコットと同じ時間帯に仮病で保健室にいたマイクロフトがすり替えていました。こうしてケンプは他人の絵を自分の物にし、署名をして提出します。しかし当のバーニコットは、もしこの絵が優勝したら、それは絵を描いた自分が評価されたのだから構わないと、かなり達観したことを言います。

しかし優勝したのはバーニコットの絵ではなく、ダンカン・ロスの「赤いおたまじゃくし」でした。この時ロスは赤のカツラをつけています。また優勝メダルは、おたまじゃくしがモチーフになっています。

[ 2019/05/28 23:45 ] パペットホームズ | TB(-) | CM(0)

ジェイベズ・ウィルソンの「赤毛クラブ」&「青い白クマ」

赤毛の持ち主ジェイベズ・ウィルソンは、赤毛クラブなるものに誘われて、活動を始めます。これは、ダンカン・ロスの「赤毛クラブ」に書いている通りです。活動と言っても何の変哲のない物を、ただ赤く塗って行くだけです。しかしロスは、赤毛クラブの総本部がロンドンにあると言い、メンバーは全員赤毛だから実に壮観だとウィルソンに教えます。しかし赤毛クラブなるものが、そもそも美術クラブのロスが、ウィルソンに邪魔されずに絵を描くために作ったものなので、総本部なる存在はもちろんありません。結局ウィルソンに邪魔されずに絵を描き上げたロスは、赤毛クラブを解散してしまいます。そしてウィルソンもロスも、また別のエピソードに登場することになります。ウィルソンは「愉快な四人組の冒険」で、メアリー・モースタンから髪の色がトマトみたいといわれ、大いにむくれて部屋に引きこもってしまいます。その時はちょい役でしたが、それとは別に、結構重要な役で登場することもあります。それが「青い白クマの冒険」です。このエピソードは『三破風館』と『青いガーネット』が原作になっています。

Red-Headed Club
「赤毛クラブの冒険」のウィルソン(中央)とダンカン・ロス
(シャーロックホームズ公式サイトより)

アーチャー寮のガルシアとヘンダーソンが221Bに飛び込んで来ます。ウィルソンを探しているようですが、ここにはいないとホームズは2人を追い返します。そして隠れていたウィルソンに出て来るように言いますが、そもそもの発端はぬいぐるみでした。袋に入ったそのぬいぐるみは、青いけれど白クマらしく、ウィルソンはある時上から落ちて来たというこれをすっかり気に入っていました。そこでホームズとワトソンは、掲示板に張り紙をして元の持ち主を探し出します。すると、このぬいぐるみが意外に多くの人の手を渡って来ていたのに驚きます。しかも『青いガーネット』も原作であるように、このぬいぐるみの中には仕掛けがありました。何だかんだで、ウィルソンはぬいぐるみを手放さざるを得なくなり、代わりにハドソン夫人がトマトのぬいぐるみを作ってくれます。そのハドソン夫人が髪からトマトスープを連想したり、メアリーにトマトみたいなどと言われつつも、ウィルソンはトマトが好きなようです。トマトというか、赤いハートにへたをつけたような感じではありますが。エピソードそのものについてはまた後日。

[ 2019/05/20 01:00 ] パペットホームズ | TB(-) | CM(0)

ハドソン夫人はベイカー寮の寮母

ホームズといえばワトソンとハドソン夫人、この3人の関係は切っても切れないものです。パペットホームズのハドソン夫人は、ベイカー寮の寮母で、生徒たちの食事も担当しています。クッキーを焼くのも大好きで、221Bにやって来た依頼人にクッキーを振る舞ったりもしています(消えたボーイフレンドの冒険)。ただしホームズは、時と場合にもよりますが、あまりそのクッキーを食べたがりません。ビートン校に転校したばかりのワトソンが、夕食時に嬉しそうにクッキーを貰っているにも関わらず、そのクッキーは食べない方がいいと忠告します。ハドソン夫人のエプロンに猫の毛がくっついており、彼女は猫と遊んだ後、手を洗うような人ではないというのがその理由です。しかしハドソン夫人はそのことを知ってか知らずか、「最初の冒険」で、自分にかけられた濡れ衣を晴らしてくれたホームズに、山のようにクッキーを持って来て、これから毎日クッキーを焼いてあげると言い、ホームズとワトソンにキスまでして、「あなたたちは私の息子よ~♪」と歌いながら去って行きます。このハドソン夫人は歌も大好きで、いつも同じメロディーを口ずさんでいます。

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クッキーを配るハドソン夫人
(シャーロックホームズ公式サイトより)

このメロディーは特にサントラに収録されているわけではなく、「ハドソン夫人のテーマ」(NHKに確認済み)という名前で親しまれています。「愉快な四人組の冒険」の時も、221Bにジョナサン・スモールと歌いながら入って来ていました。クッキーを焼くこと、歌に加えて、裁縫も得意なようです。現に「青いシロクマの冒険」という、シロクマらしき動物のぬいぐるみが事件に関与した時に、肉団子やウサギ、トマトのぬいぐるみを作ったりもしています。何かと世話好きで、頼まれてもいない221Bの掃除をしてホームズを怒らせたりする反面、まだらの紐(ヌマドクヘビ)を見つけた時には、あわてふためいて221Bへ飛び込んで来たりもします。しかも、ホームズが学校を去る一因となったダグラス邸の殺人について、わざわざホームズに知らせに来たりもしています。近くで殺人があったなんて言ったら、門限かどうかも関係なくホームズが出て行くこと位わかりそうなのに…。赤毛のジェイベズ・ウィルソンの髪を見て、今日はトマトスープにしようなどと言ったこともありますが、基本的には愛すべき人物であり、ホームズの味方であるのは事実です。

[ 2019/05/14 01:00 ] パペットホームズ | TB(-) | CM(0)

ヘレン・ストーナーとまだらの紐

ヘレン・ストーナー、ホームズ正典では『まだらの紐』に登場する女性です。このパペットホームズでも、『まだらの紐』と『這う男』を組み合わせた「まだらの紐の冒険」に登場しています。ヘレンはここでは化学の新米教師で、同じ化学の教師であるロイロット先生について、一人前の教師になるための実習をしています。しかしある夜、ひょんなことからロイロット先生が廊下を、しかも四つん這いで走っているのを見てしまい、221Bへ相談に来ます。ヘレンはそのことにひどく怯えており、実際幸薄そうな印象を受けます。その夜実験室に行ったホームズとワトソンは、先生が奇妙な格好で走っているうのを目の当たりにし、部屋が荒らされているのを見て驚きます。ロイロット先生はある人物のために、動物の気持ちになりたかったのだと打ち明けます。その人物とは、ビートン校一の動物通のシャーマンでした。生徒を愛してしまったことに責任を感じた先生は、学校を辞めることになります。生活指導の担当でもあったロイロット先生の代わりに、生徒の指導をすることになったのはモリアーティ教頭でした。

Helen Stoner 
ヘレン・ストーナー(中央)とホームズ(左)とワトソン

ところで「まだらの紐」がどこで登場するかですが、これは冒頭でハドソン夫人が偶然目にしてしまい、驚いて221Bに駆け込みます。その後シャーマンが、それはヌマドクヘビだと言い、ホームズやワトソン、ハドソン夫人らと談笑しているところをロイロット先生が注意します。シャーマンは、最近先生はやけに厳しいと言いますが、恐らく先生の秘められた愛も関係していたと考えられます。またヘレンが去った後221Bにロイロット先生がやって来て、何の話をしていたのか尋ねますが、ホームズは返事をせず、寒いとクロッカスが早く咲くらしいよなどとすっとぼけます。またロイロット先生は暖炉の火かき棒を捻じ曲げてしまいますが、ワトソンも対抗して渾身の力をふりしぼって棒を曲げ、先生は驚いて去って行きます。このクロッカスと火かき棒は原作の『まだらの紐』にも出て来ます。さらに先生が走っていた騒ぎの最中、シャーマンがヌマドクヘビに襲われてしまい、ロイロット先生はシャーマンを助けようとヌマドクヘビに襲い掛かります。その後ロイロット先生は、手持ちの動物関係の本をシャーマンがいる動物小屋の外に置いて学校を去って行きます。

[ 2019/05/08 23:45 ] パペットホームズ | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

実は『いだてん~東京オリムピック噺~』を観なくなったので、再び『西郷どん』復習の投稿をアップしています。関連文献もまた読もうかと考えていますし、BSで再放送中の『葵 徳川三代』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、いよいよ日本でのワールドカップの年です。今季は代表下部チームとの兼ね合いもあり、スーパーラグビーでは今一つでしたが、ワールドカップでのベスト8成るでしょうか。

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