FC2ブログ

ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  その他

きのう何食べた?第3回あらすじと感想

シロさんとケンジの食生活メインのドラマ、第3回です。今回は食事もさることながら、「相談できる相手」の存在がメインになっています。また史朗お手製の弁当が初めて登場します。

************************

10月。史朗は手土産を持って実家を訪ねる。中身は色々なタイプのエクレアで母久栄は喜ぶが、このようなことに気が付きすぎるのが女の子みたいと言う。やがて食事になり、史朗は父悟朗と共に久栄のお手製の天ぷらを食べる。その席で久栄は賢二について尋ね、ゲイと犯罪者を同列に見るようなことを言い、史朗をうんざりさせる。さらに悟朗はこのように尋ねる。
「どんな女だったら大丈夫なんだ、お前は?」

帰宅した史朗は賢二から実家のことを聞かれ、一旦は口に出そうとするがやめてしまう。しばらく経って、史朗は富永佳代子の家で佳代子とキャベツを刻んでいた。史朗はそこで、両親の態度について話す。2人は今度もキャベツを分け合うつもりで、そのうち1個をコールスローにする予定だった。その後ニンジンを加え、調味しながら佳代子は料理っていいものねと話す。史朗は自分の母も、佳代子位の距離を持ってゲイである自分に接してくれたらというが、佳代子は家族と他人は違うと言う。

そこへ佳代子の夫である富永がテニス仲間を連れて来る。富永はピザを既に注文していて史朗に勧める。その仲間の1人で、やはりゲイである小日向大策を紹介する。ゲイ同士だから仲良くと富永は言うが、2人とも戸惑っていた。小日向は会社をやめて寮を出た、美少年ジルベール似の恋人、航(わたる)と共に暮らしていたが、ある晩遅くなったことで、航がドアにチェーンをかけて入れなくなってしまう。必死に許しを乞う小日向。さらに航は彼にコンビニで、ハーゲンダッツのマルチパックを買いに行かせる始末だった。

初対面の人間にこのようなことを言うとは、のろけと受け取っていいかと尋ねる史朗。小日向は適当に相槌を打ち、今度一緒に食事をしようと言って電話番号を教え合う。帰りが遅くなった史朗は、手早くできるチキンのトマト煮を作り、コールスローと芋の煮つけで夕食にする。その史朗は、例の離婚相談を請け負っている今田聖子と出かけることにしていた。賢二は、相手がゲイでなく女性だから全然平気と言う。史朗はそこで小日向とのことを口に出そうとし、ためらう。そして実家からの電話で、父が食道がんだと知るものの、救いの手を差し伸べた賢二に、今は必要ないと断ってしまう。

史朗は2人分の弁当を作っていた。1人分は賢二のための弁当だった。かつての夫とその家族を監視するため、約束の遊園地で聖子と待ち合わせた史朗は、聖子が夫と別の女性が我が子を連れているのを見て感情的になるのを押さえようとする。そして弁当を広げるが、聖子はそれに驚き、かつ美味しそうに食べる。とはいえ元夫たちの方につい目が行く聖子だった。そして賢二も弁当を広げる。それを見ていた店長は羨ましがり、うちは普段は会話はしないが、家族だから大事な話はするという。賢二はむしろその、大事な話をしてくれる存在を羨ましがる。

聖子は史朗に、話を聞いてくれたことを感謝する。その時史朗は、賢二が救いの手を差し伸べてくれたことを断った自分を思い起こす。その日も史朗は遅くなり、作り置きの総菜で夕食を済ますことにした。史朗は賢二に自分の父親のことで話を聞いてほしいと言い、賢二もそれに同意する。

************************

コールスローを作った日の夕食
コールスロー
豆ごはん
鶏肉のトマト煮込み
いんげんとじゃがいもの煮物

弁当
さくらますの西京焼き
グリーンアスパラガスのからしマヨネーズ和え
切り干し大根
キャベツといり卵の炒めもの
おにぎり

尚作り置きの総菜とは手羽先と大根を似た物で、史朗のまめな点がよく出ていますが、その史朗は両親からは、やはり自分が思うようにはゲイであることを受け入れてもらえず、佳代子に話すことでいくらか落ち着きます。無論佳代子は、自分は他人だからだと言うわけです。しかし史朗は、今度は父親の病気で悩むことになります。この時賢二が助け舟を出そうとしているのに、史朗は断ってしまいます。「話を聞いてくれる相手」が如何に大事であるのかを知ったのは、クライアントの今田聖子に、話を聞いてくれたことの礼を言われたためでした。一方賢二もそのことを不満に思っており、史朗が相談を持ち掛けてきたことを、その実かなり嬉しく思っているようです。

しかし小日向大策、ゲイにはそこそこ受けそうな雰囲気の人物ですが、この航なる恋人に対してはかなり惚れ込んでいるようです。尚『風と木の詩』の美少年ジルベール似で金髪の航ですが、会社をやめて転がり込んできたにも関わらず、自分が主であるかのように振舞い、英語で会話をする人物でもあります。ちなみにジルベールの画像が史朗のスマホにヒットしますが、ここは流石に竹宮恵子さんが担当しています。

ところで「相手が(ゲイでなくて)女性だから全然平気」とは賢二のセリフですが、小日向と史朗が食事に行く約束をしたことがわかったら、さてどうなるのでしょうか。史朗も恐らく父親の病気のことは話しても、この人物のことを話すかどうか。それとコンビニのハーゲンダッツ、第1回で賢二が定価で買って来ていたのを思い出します。

飲み物ーアイスカフェオレ 
スポンサーサイト
[ 2019/04/24 01:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

気づいたことあれこれ 6

4月21日の投稿で、『相棒』の関連本をご紹介しています。『相棒』関連本はノベライゼーションも含めるとそこそこ出ていますが、こちらはトリビア本で、雑学知識や主要キャラ、要素別に読み解くエピソードなどもあります。ちなみに雑学知識の中には、シーズン9(2010-2011)の元日スペシャル「聖戦」に、『名探偵コナン』の作者、青山剛昌氏が出演したとか、2009年に実際に警視庁内に特命係が設置されたなどの情報も記載されています。テレ朝水9が人情路線から、ミステリー路線に舵を切ったのは184ページで言及されていますが、元々『相棒』は土曜ワイド劇場として始まっていて、それがシリーズ化されたものです。

ちなみに『相棒』の各エピには、やはりというかホームズやアガサ・クリスティ、場合によっては『刑事コロンボ』などのネタが使われていることが多いです。元ネタを辿って行けば、かなりの数になるだろうと思います。この原作、特にホームズ関連の物は、『相棒』カテゴリの投稿で何度か触れてもいます。杉下右京自身も和製シャーロック・ホームズの異名を取るわけですが、紅茶とミステリーのマニアである容疑者・毒島幸一からホームズ呼ばわりされたのが、シーズン12の「右京さんの友達」です。小説とドラマの展開が連動している回で、この時は右京-カイトコンビだったため、相棒の甲斐亨がワトソン呼ばわりされてもいます。

それから以前huluで観ていた『ミス・シャーロック』を、今はDVDで観返しています。これももちろん正典ネタあり、他の映像作品との関連ありです。監修が北原尚彦氏ということもあるでしょう。シリア帰りの橘和都が、空港での事件をきっかけにシャーロックと知り合い、泊まっていたホテルが火災になって、彼女と同居することになります。かなりの変人で、和都は当初は手を焼くのですが、次第に慣れてくるようになります。しかしこのシャーロック、10センチほどのヒールのパンプスを履いており、それでいて容疑者を追いかけたりもします。

そしてこれも先日書いた時代劇専門チャンネル、ここは実際『暴れん坊将軍』だの『必殺シリーズ』だのをやっていますし、大河の再放送もしていますので、往年の時代劇や大河を観たい人にはうってつけです。無論オリジナルも作っていますし、この手のジャンルの作品への取り組み方が、NHKよりも誠実な印象を受けるには受けます。今後時代劇が生き残って行くには、こことか日本映画チャンネルのような専門チャンネル頼みになるのでしょうか。NHKは大河以外にも時代劇を残したいのであれば、もう少し工夫できないかと思います-再放送が多いなという印象があります。

さてアンコール大河の『葵 徳川三代』ですが、面白く観ています。ジェームズ三木氏の三部作の一番最後の作品ですが、『独眼竜政宗』、『八代将軍吉宗』と共通するこの人らしさがここでも目につきます。ただこの当時はまだプログレッシブカメラではなく、画面そのものはかなりきれいなのですが、今に比べると明るすぎるような印象もいくらかあります。大河でプログレッシブカメラを初めて使ったのは『龍馬伝』といわれています。『風林火山』は違っていたのですね、ちょっとそれっぽい映像もあったので。

飲み物-アイスコーヒー 
[ 2019/04/24 00:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

TVの時代劇が当たり前だった頃-「昭和40年代の2作品と『風雲児たち』」再考 続き

先日の時代劇関連投稿絡みでもう少し。恐らくテレビ放送開始から平成の初め頃までは、時代劇は主要コンテンツの1つではあったでしょう。しかしその後段々と姿を消すようになり、代わりにバラエティが増えて行きます。理由は色々ありますが、そもそも時代劇に経費がかかるとか、若年層の視聴率が少ない、ロケ地確保が難しいなどが衰退した原因とされています。その後は「ケ」の物から「ハレ」の物、スペシャル番組的な物へと変わり、それも今は地上波民放では見られなくなりました。

こういう時代にあって、大河と土曜時代ドラマ、BS時代劇の3本を作っているNHKは稀有な存在です。ただ土曜時代ドラマ枠とBS時代劇枠で、『一路』など同じ番組を放送していることもあり、この2つの境界線が曖昧になっているとも考えられます。ならば地上波1本にするという方法もあります。いずれにせよ時代劇は、ゲームやファンタジー、あるいは映画などを除けば、最早テレビで観る物という印象が薄れ、非日常的な色彩が濃くなっているともいえそうです。その反面、アニメ時代劇の人気は高く、ここに来て時代劇関連コンテンツの力関係が逆転しつつあるように見えます。

時代劇専門チャンネル(時専)については何度か書いていますが、独自に新作が制作されています。大河を含めた過去の時代劇も放送されているため、時代劇を観るのなら、別にお金を払ってでもいいという風潮にもなりつつあります。中年より上の年齢層でしかもスカパーに加入していれば、ひと月700円であれこれ観られるのですから、これを逃さない手はありません。この辺、アメリカの西部劇に似たものがあります。もしこの視聴層を掴みたいのであれば、やはり大河は今後も検討の余地があるのかもしれません。

ところでその大河ですが、再来年の分の制作発表はまだのようです。やはり次作のクランクイン前後となるのでしょうか。だとすれば7月辺りになるのでしょう。ところで『葵 徳川三代』を観ていて気付いたことがあります。この頃はまだ、大河の中での人物名や役職、事件名の説明はあまり多くありません。ナレでいくらか補完していますが、当時は原作があれば原作を読む、ガイドブックで予習するといったことに加えて、ある程度はその時代に関する知識を有していた人も多かったともいえます。

大河はまだ改革はできるかと思います。廃止すればそれっきりですから、まず視聴者のニーズに合わせる、時代劇なら完全に時代劇にしてしまうなどの英断が必要でしょう。いくら明治から150年以上経っているとはいえ、時代劇の舞台はやはり江戸時代(幕末)までだと思います。武士が存在した時代と、そうでない時代というのはやはり違いますから、いっそそれで腹を括ってしまった方がいいかもしれません。

それから朝ドラについて少々。今回の『なつぞら』は2、3回しか観ていませんし、それを観た限りではごく一般的な朝ドラという印象です。個人的には、やはり『まんぷく』の方が好きです。こちらも一般的な朝ドラといえばそうなるのでしょうが、登場人物が面白くてキャスティングがいい。萬平が苦心惨憺しながら、ラーメン作りをするところなどは、日本人が好きな物作りドラマの印象が多分にあると思われます。こう言っては何ですが、これが100作目でもよかったのではないでしょうか。

飲み物-エールビール
[ 2019/04/22 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

TVの時代劇が当たり前だった頃-「昭和40年代の2作品と『風雲児たち』」再考

昨年のお正月の頃ですが、昭和40年代の2作品と『風雲児たち』で、「実験的な時代劇」について書いたことがあります。かつてNHKで放送された『天下御免』と『天下堂々』のことで、アーカイブスを観た限りでは、それまでの時代劇の型を破った作品といえます、その投稿では「恐らくコメディ要素と現代劇的な物を盛り込んだのでしょう。タイトルがもじり風なのは、そのせいもあるかと思います」と書いています。

また現代の街を、そのまま登場人物に歩かせる(ウィキ情報)という試みもあったようです。尚昭和52~53(1977~78)年の『鳴門秘帖』でも、出演者が阿波踊りを見物したりしています。その当時はまだ時代劇の放送が多く、多少毛色の変わった時代劇をという狙いもあったのでしょう。時代劇に現代要素を盛り込むというのは、風刺の役割もあったのかもしれません。

ただこれもその記事の中で書いてはいますが、この方法は無理やり現代の問題点を持ち込んでいるように見えますし、場合によっては単なる権力批判になりかねないというリスクもあります。また当然ながら時代劇であるという旨味も薄れます。加えて実在人物に対する見方も、40年前と今ではかなり違っていることもあります。仮にこれらの時代劇が今残っているとして、それをすべて観ることができたとします。

その場合当時としては斬新であったものの、今となってはどこか無理しているという印象を受ける人も恐らくはいるかと思われます。無論時代劇をこういう風に描いたということ自体、世の中が時代劇に溢れており、それに風刺的視点を持たせるという「贅沢」ができたからではあります。ネットで風刺ができる時代、しかも時代劇の数そのものが少ない今となっては、あまり馴染みのない描写方法となっているともいえます。

無論今は今でポリコレなどもあり、描き方をアレンジせざるを得ないこともあるでしょう。ただ意図的に時代劇の人物を現代に置くとか、その当時の問題と現代の問題を殊更にコラボさせての制作にはいささか疑問を覚えます。『JINー仁ー』などは現代の人物が過去へタイムスリップするストーリーでしたが、これはあくまでもタイムスリップが前提であり、上記作品のコンセプトとはまた別の物と考えられます。

それで思い出すのが、『相棒』が始まった当初、それまでテレ朝水9は人情派路線だったものの、ミステリー路線に変わったと関連本にあることです。ここからは推測ですが、その人情派路線が、時代劇の捕物帳路線を受け継いでいたものであったとすれば(実際似たようなものは感じられます)、この時点で刑事ドラマがその時代劇路線から抜け出し、別な路線を模索し始めたのだと、そのように捉えることも可能でしょう。
(関連本…『みんなが好きな相棒特命研究ファイル 
ドラマ『相棒』が100倍面白くなる本 株式会社カンゼン)

飲み物-カクテル 
[ 2019/04/21 01:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

ワインとスグリの果実酒

まず、先日のラグビー関連投稿についてお詫びです。山下裕史選手のコメント紹介の際に、スーパーラグビーのサンウルブズ除外に関してという説明が抜け落ちていました、失礼いたしました。加筆修正しています。尚トニー・ブラウンHCは、明日のハリケーンズ戦で「スーパーラグビー主催者に、サンウルブズ除外を後悔させるような試合ができたら」(産経新聞)とコメントした由。その言葉、頼もしく思います。

ところで先日の『ブラタモリ』で甲府盆地が紹介されていました。その中でブドウ栽培、ひいてはワイン作りで有名な甲州市勝沼も登場しています。結構ワイン作りも大変そうですが、そういえば今まで朝ドラで、ワイナリーを舞台にする話は作られていないようです。日本酒(甘辛しゃん)とかウイスキー(マッサン)はあったのですが…今後検討してほしいなと思います。ところで前置きが長くなりましたが、本題に入ります。『赤毛のアン』に出て来るワインについてです。

クロスグリ 
クロスグリの果実

『赤毛のアン』ではアンが、ダイアナに間違ってワインを飲ませ、酔っぱらわせてしまう場面があります。しかしこの「ワイン」は、実はスグリの果実酒のようです。以前も参考にしていますが、松本侑子訳『赤毛のアン』では、スグリの果実酒とあり、「カラント・ワイン」とフリガナがあります。ただしこのスグリには、赤スグリ(フサスグリ、レッド・カラント)と黒スグリ(ブラック・カラント)があり、どちらのスグリであるかははっきりしません。

 アカスグリ
アカスグリの果実

一般にクロスグリの果実酒は「クレーム・ド・カシス」と呼ばれることがあり、色も黒っぽいです。しかも甘みが強く、ストレートで飲むよりも、カクテルなどに使われることが多いようです。また白スグリ(ホワイト・カラント)というのもあり、こちらも果実酒が作られます。それぞれの色、あるいはストレートで飲む習慣があるかどうかを考えた場合、アンが当初ダイアナに出すつもりでいた木苺水(ラズベリー・コーディアル)に一番近いのは、赤スグリの果実酒のように思えます。両方とも鮮やかな赤なので、これなら間違えてもおかしくありません。

この果実酒に関しては、厳格な人々の間では非難の的となっていたとか、牧師さんも賛成していないなどとあるため、この小説の精神的背景となっている、長老派教会の考えを反映しているともいえます。この長老派や改革派(今では一緒になっていることが多い)はカルヴィニズムの教派であり、聖餐式ではアルコール抜きのぶどうジュースを使うこともあります。この教派は聖書に書かれていないことは実践せず、かつてはクリスマスを祝わないこともありました。

ところで4月18日はグッド・フライデーの前日、所謂最後の晩餐が行われた日です。この時イエスはパンを取って自分の体であると言い、またワインを自分の血であると弟子に語っています。前出の聖餐式は、これを踏まえています。

飲み物-赤ワイン
[ 2019/04/19 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

きのう何食べた?第2回あらすじと感想

史朗がとある主婦と顔見知りになり、その結果自分がゲイであることを打ち明けてしまいます。その後彼女とは、野菜や果物を分け合う中になります。一方賢二はパンが発端で、史朗にあらぬ疑いを抱いてしまいます。

************************

7月末。出かける史朗は、賢二のためにプレーンオムレツの朝食を用意していた。朝から占いに夢中になる賢二に史朗は呆れ顔である。しかしスマホを忘れて出かけてしまい、それを何気なく見た賢二は、富永佳代子という女性からメッセージが来ているのを知り驚く。その後史朗はスマホを取りに戻ったが、賢二はその佳代子のことが気になり、メッセージを頼りにその日の午後7時、中村屋の近くまで偵察に行くことにした。

史朗は午後6時に退社できればいいという理由で、相変わらず簡単な事案ばかり引き受けており、その日は借金返済の相談に乗っていた。そして午後7時、中村屋の近くまで来た賢二は、店の前に若い女性がいるのを目にする。しかしそれは人違いで、あまつさえそこにいるのを史朗に見られてしまう。

その2週間前の日曜日。史朗は中村屋の店先にスイカがあるのを見つけたが、2人で食べるのには大きすぎた。もう1人、主婦と思しき女性がそれを見ていた。恐らく同じ悩みを抱えているように見えた。そして2人はスイカを分け合うことで合意し、その女性、富永佳代子に同行して彼女の家へ行く。そこで、前に買っていたスイカを出されるが、ゲイであることがわからない食べ方をと悩み、両手で持ってかぶりつく。

その後史朗の態度を見て佳代子は不気味に思い、史朗は佳代子を落ち着かせようと自分がゲイだと告白する。さらに財布から名刺を取り出し、自分は弁護士であるとも言った。その後佳代子の娘と夫が帰宅し、史朗はツナマヨとトマトのぶっかけそうめんをご馳走になる。その後佳代子とは、野菜や果物を分け合う仲になった。

そのそうめんが美味しいため、史朗はレシピを聞き出し、自分で作って賢二と一緒に食べる。そこで史朗は、かつて付き合った女性がいることを打ち明ける。賢二は史朗が食品を安く買うのにこだわるのに、パンだけはそうでないことから、パン屋の店主は昔の女性ではないかと史朗に尋ねる。ならば確かめて来いと言う史朗だが、賢二は既にその店に行き、めちゃくちゃ素敵な女性が店主であったと言い、本当は気があるのではと探りを入れる。史朗は言う。
「夫の愛人がやっている小料理屋に偵察に来た正妻みたいなこと言われてもな」
その後先に食事を済ませた史朗は、佳代子からもらったイチゴでジャムを作り始める。

翌朝2人はバタートーストに、史朗が作ったジャムを載せて食べる。史朗は一旦打ち切った昨夜の話を再び始める。かつてひとみという女性と付き合っていたこと、あまり女っ気のない女性だったが、やはりゲイである自分を否定できなかったこと、向こうから別れを切り出してくれてほっとしたことなどを史朗は話す。さらにもし結婚していて子供ができたとしても、別に男性の恋人を作ったであろうこと、その板挟みになったかもしれないとも話して、ぞっとすると言った。

賢二はジャムが気に入ったようだが、史朗は週末にパンケーキを焼くからジャムを少し残しておいてくれと言い、賢二はそれを聞いて喜ぶ。そして出て行く史朗に何やかやと世話を焼く。その後美容院に出勤した賢二は、史朗は佳代子にゲイであることを打ち明けたのではないかと悟る。一方佳代子と枝豆を分け合うことになっていた史朗は、佳代子からそれで45歳とは気持ち悪いと、かなりあけすけに言われてしまう。

************************

ついに史朗が、ゲイであることを佳代子には打ち明けます。やむを得ざる状況であったとはいえ、多少吹っ切れたような思いもし、佳代子の家族からはゲイについて聞かれる始末です。その逆に賢二には、パンの話が発端になり、昔付き合っていた女性のことを話すことになります。どうも史朗は食パンにはこだわりがあるようです。その一方で、賢二が食べなかったオムレツを刻んで、そうめんに入れたりするなど、倹約好きなところは相変わらずです。

賢二は、スマホで占いをチェックするのが朝の日課のようです。しかし「異性からのアプローチ」だけは当然あてにはなりません。とにかく史朗が「浮気」する確率はなさそうなことと、イチゴジャムが美味なことには大変満足しています。

飲み物-アイスコーヒーブラック 
[ 2019/04/17 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

気づいたことあれこれ 5

気づいたことというか、先日の投稿の補足のようなものです。まず朝ドラコラムのトップページ、タイトルも含め多少変わっていたのですが、何よりも驚いたのは、『まんぷく』のコラムのリンクがなかったことです。あのドラマだけはリンクしたくないということなのか、それともアクセスする人に見せたくないのかはわかりません。しかし直近の朝ドラであれば、そのまま置いておくべきではないかと思います。それにしても大河も含め、何かにつけて他の作品を引き合いに出す記事が多すぎです。

そして『真田太平記』、これは大河ドラマが近現代であった時に放送された「新大型時代劇」の2作目でした。時代劇を観たい視聴者のために、水曜日の夜に放送されていたのですが、近現代大河よりもこちらの方が視聴率が高いということで、1987年に大河が再び時代劇に戻っています。今年の大河も近現代物ですが、こういう企画はありませんね。尚この新大型時代劇は
宮本武蔵(1984-1985)
真田太平記(1985-1986)
武蔵坊弁慶(1986)
となっています。
なお宮本武蔵を演じたのは役所広司さん、真田信幸を演じたのが渡瀬恒彦さん、そして弁慶役は中村吉右衛門さんです。

さらに『葵 徳川三代』ですが、石田三成が捕らえられてからの処遇、つまり福島正則が光秀を罵倒し、黒田長政が陣羽織を着せかけるのは他の大河にもある通りです。無論この時はいい気になっている正則ですが、後に徳川家康から嵌められたことに気づくことになります。それと三成と上杉景勝ですが、『真田丸』では真田昌幸が上杉から密書を受け取る描写があります。ただ実質上杉と密通していたのは三成の方のようです。その上杉も時を同じくして最上と戦い、伊達から国境を脅かされていたわけです。

飲み物-ブラウンエール 
[ 2019/04/15 00:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

朝ドラ2題

まず先週『なつぞら』のコラムについて触れていますが、その中で「真田丸に寄せすぎ」と書いています。試しにもう一度その後1週間のを見たところ、やはり何かにつけてこれを引き合いに出していました。キャストは共通していても別の作品、しかもこちらは朝ドラなのですが、今後もこの路線で行くのでしょう。そして当の草刈さんも、かつて『真田太平記』で幸村を演じており、『真田丸』に出演した時に、それを引き合いに出されたことも書いています。この『真田太平記』は、忍びについてもかなり尺を割いていて、真田家の様々な忍びの生き様が綴られています。またこのドラマ(新大型時代劇)では、幸村は安居神社で自刃し、西尾宗次に首を差し出したことになっています。幸村の最期はこちらの方が好きです。

それから『まんぷく』が、満足度でも直近3年間の朝ドラで最高でした。

高視聴率マークした『まんぷく』、満足度も直近3年の朝ドラで最高【ドラマバリュー調査】
(ORICON)

尤もこの満足度、視聴熱や視聴質などというのは、いささかわかりづらいふしはあります。要するにアンケートやSNSの反応、あるいは特別な装置などを基にして、視聴率とはまた別に、その番組への共感や関心を探るためのものです。元々視聴率はスポンサーの広告料のバロメーターではあったのですが、それがいつしか人気を測るものとなってしまい、さらに視聴率が昔ほど取れなくなることによって、テレビ業界が新たな指標を探ったその結果とも取れます。

しかしドラマはともかく、報道関連ではあまりに放送されていないものが多いと思われます。所謂報道しない自由と呼ばれるものです。この部分を多少変えることによって、いくらか数字が戻ってくる可能性はあるかと思うのですが。

飲み物-チョコ掛けソフトクリーム 
[ 2019/04/14 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

コアなファンとは

「コアなファン」という表現があります。たとえばAという対象があるとします。そのAは映像作品とか音楽、あるいは芸能関係やスポーツ関係、作家など様々です。そしてそのAのファン層Bがいます。仮にAがマイナーな存在、あまりよく知られていない存在とか、マニアックな作風などである場合、つまり流行に乗せられない存在である場合、このBをコアなファンと呼ぶことが多いようです。無論それとは別のファンもいます。

この別のファン層をCとしておきます。どちらかといえばライトなファンです。何かでAがブレイクした場合、ブームに乗せられてAのファンになることもあり、Bのファン層からは「ニワカ」と呼ばれることもあります。コアなファンを獲得することは、Aという人物あるいは作品、場合によっては商品の売り上げに大いに役立ちます。一方でCに取ってコアなファンBは、どこか上から目線であるとか、排他的であると言って嫌われることもあるようです。またAそのものが好きでない人は、Bは鬱陶しく感じられる、あるいはなぜAが好きなのかわからないと感じることもあります。

私自身は、かつてAのような存在を応援していたこともあります。その一部はブレイクして、広く世間に知られるようになり、嬉しい反面どこか寂しく思ったこともあります。つまりコアなファンに取って、自分たちが応援して来た対象は、自分たちだけのものであり、それが広く知られるのを好まない傾向はあります。しかし売り出す側としては新規なファンの取り込み、またそのコアなファンが好む対象への批判なども、考えておくべき点であるともいえます。

ちなみにスポーツ関連でコアなファンを検索すると、サッカーやプロレスが結構ヒットします。特にプロレスはコアなファンが多いといわれており、ライトなファンを拒絶したため、衰退したなどという声もあります。私の場合、やはり好きなスポーツのトップはラグビーになりますが、ラグビーのコアなファンは、有名大学のOBに多い傾向があり、昔から関心があるコアなファンと、ライトなファンのラグビーへの意識のギャップは結構あります。

その反面、たとえばラグビーのルールやチームの歴史などについて、初心者に教えてくれるコアなファンもいます-これは、ラグビー観戦のスタンドが和気藹々としているせいもあります。私はラグビーそのものがもっと広まってほしいと考えてはいますし、実際2015年ワールドカップ時の反響の大きさを見て驚いたことがあります。ラグビーのコアなファンも当事者だけで固まらず、自分たちへの批判の受け止めとか、新規ファンを取り込む努力をもっとやってほしいものです。日本協会の姿勢などを見ていると、まだまだと思われる部分も多いので。

(注・先日の『きのう何食べた?』で一部誤りがありましたので訂正しています)

飲み物-温かいカフェオレ 
[ 2019/04/10 23:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

きのう何食べた?第1回あらすじと感想

4月5日から『きのう何食べた?』が始まりました。主人公はゲイのカップル。几帳面で完璧主義的な史朗と、要領がよさそうで人当たりがよくて、ちょっとルーズな賢二の、主に料理と食事をメインにしたドラマ、その第1回の感想とあらすじです。

************************

上町弁護士事務所に勤務する筧史朗は、恋人で美容師の矢吹賢二と一緒に暮らしている。専ら史朗が食事を作ることもあり、事務所で昨日何を食べたかを訊かれてすべて答えることができる。食事を作るため事務所を定時に退社し、安売りスーパーに行くのが日課になっているが、事務所では同棲しているのかとか、あの年齢(45歳)で独身というのはちょっと…といった噂が飛び交っている。

如何に安い値段で食品を購入するかに関心があるため、他の店より少しでも値段が違うととても気にする。一方で買って来た食材に合わせて、献立をすぐに決められる才能を持ち合わせている。この日の夕食は

鮭とごぼうの炊き込みごはん
豚肉とかぶとかぶの葉のみそ汁
小松菜と厚揚げの煮びたし
卵とたけのことザーサイの中華風炒め
作り置きのなます

で、帰って来た賢二とテーブルにつく。賢二が食べ過ぎないように注意もしている。その賢二がコンビニで「定価」でアイスクリームを買って来ると、スーパーで安売りの日があるのにと腹を立てる。

史朗の母久栄は、ゲイである息子を理解しようとし、職場でのカミングアウトを勧めるが、史朗はそれを拒む。一方で賢二は、職場の美容院で自分がゲイであることを客に話しており、そのように見られることに抵抗がない。

史朗は事務所で、自分が離婚を担当している女性の監視を引き受け、後悔しながら買い物をして帰宅していて賢二と出会う。そこで賢二は客と出会い、その時の会話がきっかけで、史朗と自分がゲイのカップルだと客に話しているのを知ってしまう。史朗は腹を立て、賢二に出て行けとまで言うが、賢二は、なぜ自分の同居者のことを客に話してはいけないのかと言い、涙を流す。

何だかんだ言いつつ、史朗はその日も夕食を作り、翌日が休みで接客をしなくていい賢二のために、玉ねぎとニンニクを使った料理を作る。史朗が、その月の食費が思ったよりも少なくて喜んでいると、賢二はそれでうまい物を食べようと言うが、史朗はそれを断って貯金に回す。すると賢二はアイスクリームを食べようと史朗に詰め寄る。史朗は家計同様、自分の体型にもストイックであり、太ることを警戒するものの、結局は2人一緒にアイスクリームを食べながらあれやこれや話すのだった。

************************

2人の食生活が中心になっているこの原作及びドラマですが、こういう記事もありました。

40代男性カップルの日常描いた『何食べ』 ドラマ化で“深夜枠”がピッタリの理由は…
(AERA.dot)

原作者のよしながふみさんと、やはり漫画家のくらもちふさこさんの対談形式です。この原作のドラマ化に当たり、このようなこともあったようです。
「実はほかからも企画はあったんですが、食べ物や料理の話を入れられないと言われまして。そこを省いてゲイのカップルの問題を社会派的に取り上げるのも違うな、と」
やはりこの原作だと、食生活メインにするのが自然でしょう。ちなみに私の知っている人で、これをレシピ本代わりにしている人もいるほどです。

飲み物-ホットココア
[ 2019/04/10 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

実は『いだてん~東京オリムピック噺~』を観なくなったので、再び『西郷どん』復習の投稿をアップしています。関連文献もまた読もうかと考えていますし、BSで再放送中の『葵 徳川三代』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、いよいよ日本でのワールドカップの年です。その前にスーパーラグビーの結果はどうなるでしょうか。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

TopNTagCloud