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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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2021年大河と「1年前」にこだわるNHK及び上田会長の発言

まず、再来年の大河の制作が発表されました。詳細はこちらのリンクをどうぞ。

作・大森美香、主演・吉沢 亮  日本資本主義の父・渋沢栄一を描く!
(NHK ONLINE)

正直言って微妙な感じです。理由としては

  • 『いだてん』と同じ近現代物で、武将が出て来ないため所謂大河ファンの関心を惹きにくい
  • 主人公が意外と知名度が低く、お札の肖像に決まったことで知っている人が多いと思われる
  • 主演俳優が若いので、主人公の晩年期を演じるのに不安がある。そもそも吉沢亮さんという人を良く知らない

こういったところでしょうか。

個人的に大河とは、侍の生涯を描く物だと考えているせいもあり、近現代はむしろスペシャルドラマ向きではないかと思います。隔年の女性主人公がやっとなくなったなと思ったら、今度は隔年で近現代を挟む格好になるのでしょうか。ならば戦国なり幕末なり、あるいは鎌倉時代などでも描かれていない人は沢山います。今年のもそうですが、どこかオリンピックだからとか、お札の肖像だからという理由で決まっている感があります。ドラマ化は無論してもいいのですが、大河枠でやるべきことなのかが疑問です。私としては、島津義弘が主人公の大河を観たいです。

また今年は、大河を観ない年の日曜夜の過ごし方というのを身につけました。今は『葵 徳川三代』、『西郷どん』の録画と『ノーサイド・ゲーム』を観ることにしています。『ノーサイド・ゲーム』といえば、日曜劇場枠は金融や経済に強い池井戸潤氏の作品をよく扱っているわけですから、渋沢栄一が主人公の作品は、伊與田英徳プロデューサー制作で、むしろこの時間帯で1クールで放送した方がいいのではと思ってしまいます。その『ノーサイド・ゲーム』に関してもう1つ。昨年の今頃、NHKで『不惑のスクラム』という作品を放送していました。これは、ラグビーのワールドカップを1年後に控えたという理由で放送されたものであり、主演の高橋克典さんもトップリーグの試合で、キックオフを担当したりしていました。どうもこの作品といい今年の大河といい、NHKは「1年前」にこだわるようです。

この『不惑のスクラム』は、40歳以上のラグビー選手の人間ドラマであり、それはそれでラグビー好きな人には楽しめるものでしたが、これがワールドカップを盛り上げるかというと、ちょっと違った印象はありました。ワールドカップを意識するのであれば、やはり現役の代表レベルの選手、彼らがプレイするリーグと、彼ら自身のチームがどのように運営されているかの描写を、「直前」になってぶつけた方がむしろ効果はあるし、インパクトも大きいはずです。実際この2つの作品両方に出演している俳優さんもいるのですが、役どころはかなり違っています。なぜ直前でなく1年前に持って来たがるのか、それがどうも不思議ではあります。さして安からぬ受信料を取って番組を作っているにしてはというか、だからこそというべきなのか、どうもずれた印象を受けます。

しかし先日のNHKの上田会長の発言に、受信料は放送の対価ではなく事業や維持・運営のためといった、かなり曖昧と取れるものがありました。さらに「受信料を払わない人が放送番組を視聴するのが公共性と相いれない」として、スクランブル化を否定したともいうことですが、これが事実なら、スクランブル化こそ受信料(視聴料)を払わないと観られないものなのですが。上田会長はことあるごとに受信料に言及するのみならず、NHKの公共性を謳っていますが、NHKの報道や気象・災害情報以外の娯楽番組に、さてどのくらいの公共性があるものかと思います。本当はこういうのこそスクランブル化して、観たい人のみがお金を払えばいいはずなのですが、報酬に影響するから無理なのでしょうか。
ちなみにこの発言に対して
「時代錯誤だ」
「公共放送の押し売りはやめてくれ」
「NHKが問題視されているのに、従来の主張を繰り返してばかりで危機感がない」
「国民の役に立つ情報などない」
「なぜ高額報酬のNHKに、負担金を出さなければいけないのか」
「お前たちの給料を減らせ」
などという声もあったようです。どうも視聴者は軽く見られているなと思います。

大河の紹介のつもりがラグビードラマ、ひいてはNHK批判にまで来てしまいましたが、どうもこの局には疑問を持たざるを得ない部分があります。無論、楽しんで観ている番組もありますが。

飲み物-アイスコーヒーブラック
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[ 2019/09/10 01:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

報道の自由と報道しない自由と観ない自由

「大河ドラマ雑考30」の続きのようになります。NHKの受信料に関して書く前に、NHKの報道について。報道の自由は否定しませんが、NHKの報道の中には、正直これは如何なものかと思う物もあります。かつてGHQの検閲を受けた時代の報道を、そのまま引きずっていること、また局内に外国人職員がいることなどが、いくらか影響しているという声もあるようです。また所謂報道ではありませんが、バラエティ番組などは民放のコピーといったものも多く目につきます。それもこれが民放であれば、もう少しレベルを落とせるのでしょうが、そこはNHK、流石にそこまではできないせいか、どこか中途半端になってしまっているようです。無論『ブラタモリ』とか『ダーウィンが来た』などの、ある程度お勉強要素がある番組ならば、そこそこうまく行ってはいるようです。

ところで「報道しない自由」という言葉があります。特に10年位前から、ネット上を中心に使われるようになっています。特定の国に配慮して、本来報道してもいいはずのニュースを報道しない、あるいは深夜や未明などの、比較的視聴者の少ない時間帯に流すという意味が含まれています。たとえば尖閣諸島に中国の漁船が来て海保の船に衝突したのに、それがなかなか放送されなかったということもあります。実際民放で放送されているニュースや、一部の新聞などで報道が行われているニュースが、NHKでは流れないということもしばしばあります。こういうのも受信料を払っている身としては、如何なものかと思われます。NHKにメールを送っても、「総合的に判断した」という、ちょっと曖昧な表現の返信が来るのみです。

とはいえ番組の受け止め方は、人によって大きく異なります。そのためNHKの問題を論じる時、番組内容だけではなかなか論じることができないのもまた事実でしょう。しかし受信料、これはやはり問題にすべきことであるかと思われます。無論一方で、テレビそのもののインフラもNHK主導で行われているとなれば、受信料はやはり必要だという声もあります。しかしこれは、放送とインフラを分けて考えればいい話です。何よりも問題なのは、観たくない人への送信を止めないという点ですー同じ公共放送のBBCは止めることが可能です。何が理由でそこまで受信料を取るべきなのかとさえ思います。良質の番組(といっても限られると思いますが)の製作とか、地震などの時の緊急情報を知るためというのがその理由らしいのですが、これは最低限の費用でできることではないでしょうか。

現にBSまで契約していると、年間2万円以上の受信料を徴収されていることになります。その国の物価などにもよりますが、世界の国営や公共放送の中でも高い方です。しかも設備投資や番組制作だけならまだしも、納得が行かないのはNHKの職員の報酬が、賞与込みとはいえかなり高額である点です。しかし、この部分を削減しようという声は聞こえてきません。今のNHKを見る限り、はじめに高額報酬ありきで受信料が決められているという印象を強く受けます。そのうえネットでの受信にも課金するわけです。こういった点は、まず視聴者に説明があってしかるべきと普通は考えるでしょう。TVerへの参入は今のところ無料のようですが、これも将来的に課金する可能性もあるかと思われます。

結局のところ受信料払っても観たいものはないし、NHKの電波を送信しなくてもいいと言ってもそれができない。しかも受信料は徴収に来る。別れたいと思っている相手から、しつこくつきまとわれているような印象さえ受けてしまいます。無論電波を止めるという前例を作れば、それに追従する人は出て来るでしょう。しかしすべての国民が観るという前提で放送事業を行うのも、考えてみれば妙なものです。今はNHK以外のメディアやネットからでも情報収集できるわけで、それをNHKしかなかった時代に作られた放送法を盾にされても、なんだかなあと思います。公共放送といえども、観ない自由があるわけですし、NHKは観ないけど、他には観たいチャンネルがあるため、TVを捨てられない人もいるのですが。

飲み物―アイスコーヒー5
[ 2019/09/02 23:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

ツイッターに思うこと

ツイッターがエコーチェンバー的だというのは、先日も書きました。つまり自分と同じような意見や考えの人たちしかいない空間で、似たような意見が反復されることにより、特定の考えがより強固になる現象の比喩的表現です。元々の意味は「残響室」です。そのためどうしても意見が先鋭化し、異なる意見との対立は激しくなる傾向があります。要は中立的な観点で議論が行われるというよりも、結果的に、自分が所属するグループの正当性を、如何に高めるかが目的となりがちです。これではグループ同士での議論は難しく、しばしば敵愾心を煽る結果となってしまうのです。

なぜツイッター上ではこのような現象が起きやすいのか。フォローし合っている同士は、場合によっては顔見知りということもあります。また有名人のアカウントはフォローされやすいものです。しかし多くの場合は面識もなく、相手がどのような人であるかもわからないものの、その人が発信する意見に惹かれてフォローするというケースも多いでしょう。つまりフォローし合っている人々を結び付けているのは、双方で何かしら共通点が見られる意見や考えであり、それに共鳴する人が増えることで、エコーチェンバーの規模はより拡大するものと考えられます。

このような理由から、ツイッター上では対立が激化しやすくなるのではないかと思われます。しかも人の考えは様々であり、こちらが善と考えていることが、必ずしも相手にもそう響くわけではありません。そのため楽しむはずだったツイッターが、ストレスのもとになりかねないこともあります。無論ネットが普及する前は、こういう話は仲間内とか、ごく親しい間だけでやる話であったと思われます。つまり拡散はされなかった代わりに、全く違う価値観の人から反発されるリスクもなかったわけです。ツイッターの普及により、自分が言いたいことを手早く多くの人に知らせ、しかもリツイやいいねで、より多くの人にシェアできるようになりました。短時間で多くの人にシェアされる可能性があるというのは、悪い面ばかりではないでしょう。

しかしやはり異なる意見の人からの反発に加え、事実とは異なった情報とかやらせの情報などが拡散されるケースもあります。物事には常に短所と長所があるものです。また拡散の速度の速さが、グループ内の意見の先鋭化に貢献しているともいえますし、特定の事項の拡散が大きくなり、タイムラインがその情報ばかりになることもあります。人によっては、その情報に賛同できないとか興味がないこともあるでしょう。無視するのが難しい時は、取りあえずミュートキーワードを使ったり、表示回数を減らしたり方法があります。それが困難であればミュート、ブロックやリムーブとなるわけです。無論ツイッター上の意見がすべてそうというのではなく、比較的客観的な見方のコメントもありますし、議論をするのではなく、自分の趣味の紹介に特化したアカウントもまた存在します。

それからツイッター、あるいはフェイスブックと異なるSNSでマストドンというのがあります。これは自分でサーバを起ち上げて運営するシステムで、参加したいサーバに加入することも可能ですし、サーバ同士が林立する中で緩く連携していることから、分散型SNSともいわれています。情報を拡散するよりもじっくり議論をしたいのであれば、むしろこの方がいいのではないのかと思えますが、ただ維持費がかかりますし、機能面もまだ不十分ではあるようです。この先こういう部分が改善されて行けば、人によってはツイッターよりも使いやすいSNSとなる可能性もあります。

飲み物-バーのラテフロート
[ 2019/08/21 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

ノーサイド・ゲーム第5回あらすじと感想

柴門の編み出したトレーニング方法でアストロズは快進撃を続けます。そしてシーズン最終戦、ついにサイクロンズとの大一番を戦うことになります。このためにリロードを強化する柴門は、自分が「飛び道具」とみなすある選手に期待していました。一方で昇進に自信満々で、買収話をリークしていると思われる滝川は、かつての同期でカザマ商事の社長である風間と会います。滝川が社長となった時のことを考えて、意地でもアストロズを勝たせずにいられない君嶋ではありますが…。

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アストロズは開幕から10連勝と快進撃を続けていた。一方サイクロンズも無敵状態で、この両チームは秩父宮ラグビー場で鉢合わせする。サイクロンズのGM鍵原誠と監督津田は、相変わらず嫌味な態度を隠そうともしなかった。実際日本代表を多く抱えるサイクロンズのプレイは頭抜けており、アストロズ監督の柴門琢磨は、このチームとの最終戦をどう戦うかに頭を悩ませていた。その頃、一部の選手たちは居残り練習を続けていた。16年アストロズでプレイして来た本波寛人は、職場でもある府中工場のためにもチームを強くしたいと考えており、スクラムハーフに控えの佐々一を推す。佐々はパスはよかったが緩急をつけられず、それが課題となっていた。

一方七尾圭太はアストロズ仮入部という形でトキワ自動車に入社した。カザマ商事買収のリーク記事により、トキワ自動車の株価は上昇していたが、この仕掛け人である常務滝川桂一郎は、これに乗じて人件費を削減し、AI導入を推し進める考えだった。当然それは、アストロズの経費削減=廃部をも意味していた。GM君嶋隼人は、ある時佐倉多英から、同期の柴門と今は同じチームにいると言われたことがきっかけで、風間と滝川が同年代で、しかも同じ明成学園の同期であることに気づく。

ノーサイド・ゲーム第5回料亭の2人
料亭で会うカザマ商事の社長風間有也(中村芝翫、左)と滝川(上川隆也)

案の定その滝川は、料亭で風間と会っていた。時間に几帳面な滝川は、遅刻した風間に厳しかったが、風間は次期社長なのだから余裕を持てと言う。この2人が同期である点が、滝川が買収にこだわる理由ではないかと君嶋、そして脇坂賢治は考えていた。その頃アストロズが指導するミニラグビーの試合で、龍一は正規のスクラムハーフ、博人は控えとなった。同じ控えの佐々は博人を励ますが、これに不満げな真希は夫に対し、GMとしてもっと練習を見せたりできないのかと迫られてしまう。

柴門はプラチナリーグは一強十五弱であり、サイクロンズはそれほど手ごわい相手であると君嶋に話す。その柴門が考え出したのは、一度相手に倒されてから起き上がるまで、つまりリロードの時間を短くして数で優位に立つことで、自チームを優位に導く戦法だった。そのための特訓として、選手たちはレスリングの選手相手にタックルとリロードを繰り返す。そして一人だけユニフォームを着せられた君嶋は、女子選手である吉田沙保里に立ち向かうが、吉田の強力なタックルになすすべもなかった。

ノーサイド・ゲーム第5回合同記者会見-柴門
 合同記者会見に出席したアストロズ監督柴門琢磨(大谷亮平)

選手たちは暗くなってもリロードの練習を繰り返していた。そこへメディアから柴門の取材をしたいというオファーがくるが、メインはサイクロンズの監督の津田であり、過去の軋轢を蒸し返したがっているように取れた。そこで君嶋は、トキワ自動車持ちで合同記者会見を開く。この記者会見はTV中継され、選手たちもクラブハウスで観ていた。また社員たちも記者会見場に詰めかけていた。さらに社長の島本も、社長室でこれに見入っていた。

柴門への敵意が感じられる津田とは対照的に、柴門はGMである君嶋と選手たちを褒める。さらにラグビーは日々進化していると言い、津田の出鼻をくじくような格好となった。島本はこれにガッツポーズを取る。当初は意気揚々としていた、サイクロンズのGM鍵原も戸惑いの表情を見せた。そしてサイクロンズとの試合当日、秩父宮のロッカールームで選手と柴門は円陣を組み、君嶋もその中に入るように勧められる。気合を入れた後、選手たちはグラウンドへと向かった。 

スタンドには島本を始めとする一部首脳陣、そしてラグビー部入りを渋る七尾や他の社員たちも来ていた。また子供たちもジャージーを着て座っていた。この試合は今まで練習して来たリロードがうまく決まり、互角の展開を繰り広げる。しかし本波が肩にタックルを受け、脱臼してしまう。そしてハーフタイムに柴門は、里村の代わりに「飛び道具」の佐々を入れることにした。この思わぬ交代に観客は唖然とするが、キャプテンの岸和田徹は佐々に、相手を振り回せと檄を飛ばす。また同じ背番号の博人も、ミニラグビーのコーチである佐々に激励を送る。

ノーサイド・ゲーム第5回サイクロンズの選手を止める浜畑
サイクロンズの選手にタックルするアストロズの浜畑譲(廣瀬俊朗)

佐々が入ったことにより、アストロズは勢いに乗った。特に密集から佐々が出すボールは相手を翻弄し、自チームの攻撃を有利にした。七尾はいつしか、試合の成り行きが気になって仕方ない自分に気づく。そしてサイクロンズに4点ビハインドで迎えた終盤、アストロズはトライを奪わんとするものの、ボールをグラウンディングする前に、足がタッチを割っていたことから無効となり、そのまま試合終了を迎える。今シーズン初めての敗北であり、同時にチームの今後を左右する結果となった。

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前回佐々一がかなり登場していたのは、このためだったのかと思われるような展開でした。柴門が言っていた「飛び道具」は、七尾のことではなくこの人物だったようです。その七尾はラグビー部入りには前向きではないのですが、いつしか秩父宮のスタンドで、選手と一体化したかのようになり、周囲の社員を驚かせます。それにしてもこの試合、絵に描いたような好試合ではあるのですが、最後の最後でビデオ判定となり、覆すことはできませんでした。尤も個人的には、途中で誰かがイエローカードでシンビンになるものの、窮地を脱する展開になるかなとも思っていたのですが。

今日の他競技はレスリングでした。レスリングといえば、ラグビー出身でプロレスに転向したグレート草津氏がいます。あとやはりというか多くのラグビーファンが、この時のエキストラに参加していたようです。その試合のシーンでアストロズがモールで押し込むところ、浜畑譲役の廣瀬さんも参加していましたが、これは全員モールとなるかとちょっと期待でした。元々アストロズのモデルとなっている東芝ブレイブルーパスは、モールに定評があったチームで、2007年の日本代表のモールは、実はトップリーグで培われたものといわれてもいます。全員参加のセットプレイといえば、1999年ワールドカップのアイルランドの「15人ラインアウト」を思い出します。

それからリロードに関しては、東芝でなくサントリーサンゴリアスのサイトですが、この説明が詳しいのでリンクを貼っておきます。

(サンゴリアス ラグビー大辞典)

この小野選手は元々ニュージーランド生まれですが、日本でプレイしていて、代表のスタンドオフ経験があります。サントリーの前は、サニックスに所属していました。

[ 2019/08/17 00:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

視聴率とでんでん現象とツイッター

『いだてん』の関東でのリアルタイム視聴率が、5パーセント台になったという記事を目にしました。やはりかなり低いのだなと思います。主人公の知名度や舞台となった時代の影響、描き方など原因は様々でしょう。一方タイムシフト視聴率はどうなのかと思い、ビデオリサーチのサイトを調べてみたら、7月7日の放送でリアルタイム7.9、タイムシフト3.8で総合視聴率が11.8で第6位とありました。しかし最近では、ビデオリサーチのサイトでタイムシフト、総合の両視聴率がわかるのはこの回のみです。そして前に書いてはいますが、『いだてん』は主人公がそれぞれ熊本、静岡出身ではあるものの、彼らの活躍の場は東京で、東京オリンピックの招致も無論登場しています。その意味で関東は地元なのですが、それでもこれだけ低いわけです。

『真田丸』や『西郷どん』は地元で30パーセント台、『軍師官兵衛』は20パーセント超といった具合に、主人公の地元、あるいは地元の一部では比較的視聴率は高く出るわけなのですが、今年の場合は他地域よりは高いとしても、一桁が半年近く続いている状態です。11パーセントといえば、関東では低く出る傾向がある、幕末物のリアルタイム視聴率レベルでしょう。作品に殆ど登場しない関西のリアルタイム視聴率は、もっと低く出ています。東京で受ける物が、必ずしも他の地域で受けるとは限りませんが、特に関西はそれがはっきり出る傾向があります。無論リアルタイム以外に、タイムシフト視聴率と総合視聴率も発表するとか、各地域でどれだけの数字なのかを発表するという方法もあるでしょうが、それでも例年よりは低めであるかと思われます。

ツイッターではファンの声が飛び交っているともいわれていますが、それは一部のコミュニティの中での現象ではないのでしょうか。これも以前、近現代大河と新大型時代劇で「でんでん現象」を引き合いに出して書いています。本当に観ている人たちが面白いとツイートを流しているのは、それはそれでいいのですが、かなり限定的というか固定層なのではないかと思われます。またツイッターそのものも、一種エコーチェンバー的なものがあります。これについても昨年書いていますが、同じような意見しか返って来ず、またその意見に基づいた特定の考えのみが増幅する、ある種集団極性化しやすい空間のことをいいます。さらにツイッターは口頭でなく文章であることも、議論が過激化しやすい一因と考えられますし、一種の承認欲求であると指摘する人もいます。ツイッターに関しては、また機会があったら書きたいと思います。

飲み物-アイスコーヒーブラック
[ 2019/08/16 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

ノーサイド・ゲーム第4回あらすじと感想

プラチナリーグが開幕します。チームとして一つにまとまって来たアストロズが、いいプレイをして勝利を重ねますが、やはり集客力に難がありました。一方でチームの控えである佐々が、自分のミスに責任を感じ、退部を決意します。

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アストロズはプラチナリーグ第1節でタイタンズに勝利を挙げた。これは合宿の賜物でもあった。この勝利が地域の人々、特に子供たちに与えた影響は小さくなかったが、常務の滝川桂一郎は、相変わらずラグビー部には否定的で、客が入るのは最初のうちだと言い、あまつさえこの国にラグビーは必要かなどと言う。これは大いに君嶋隼人を刺激した。また息子の博人が、こっそりラグビーの絵を描いているのを、ランドセルの中から見つけてほくそ笑むが、それは55点の答案の裏に描かれたものだった。真希は、成績に差し支えるならラグビーをやめさせると言う。そしてアストロズは第2節を迎えた。

大阪でのサンウォリアーズ相手の試合はスクラムで優位に立って快勝したが、観客は5000人だった。次はホームでのサンダーズ戦で、試合そのものの内容はよかったが、観客数はあまり多くなかった。社会人ラグビーの知名度が低いことを考えた君嶋は、メディア露出を目論み、敢えてビジネス系の雑誌を選ぶ。選手たちも同じ考えで、本当は日本蹴球協会主導でやるべきだという声もあった。その協会を訪れた君嶋はサイクロンズGMの鍵原誠と出くわす。優勝と満員の2つの夢を語る君嶋を、鍵原は露骨に素人GMと呼び、嫌味な態度で接する。

ノーサイド・ゲーム第4回君嶋と柴門
アストロズの勝利を喜ぶ君嶋隼人(大泉洋、左)と監督の柴門琢磨(大谷亮平)

トキワ自動車府中工場のゴルフカートの生産ラインが改革され、ラグビー部員の佐々一が説明をするが、ラグビー枠入社ということで社員たちからはいい印象を受けていなかった。次のファイターズ戦の戦略を練るため、ラグビー部はミーティングを行い、データ分析にいそしむ佐倉多英の手助けを、自ら買って出る佐々だったが、電話の応対でミスをやらかしたことがわかり、営業の石川に注意される。佐々は何とかしようと、里村亮太がサインしていたボールを貰い、ゴルフ場を経営する府中グリーンカントリークラブの担当で、ラグビー好きの青野に渡そうとするが、青野はサイクロンズのファンだった。

その後カートの発注はキャンセルになってしまう。工場の完全AI化をめざすためのテストケースであっただけに、滝川は君嶋を呼んで渋い顔をする。さらにラグビー部のせいでこうなったと言い、試合の集客人数の少なさをあげつらう。君嶋は現状では限界があると言い、宣伝費を少し回してほしいと言うが滝川に一笑に付される。そのアストロズは練習に余念がなかったが、一部の選手は佐々がミスをしたことで肩身が狭いとあからさまに言い、また試合続きで選手の疲労が高まっていた。選手層の薄いアストロズは不利だったが、その時柴門琢磨が七尾圭太のことを口にする。

君嶋は七尾と会う。七尾はラグビーはもうやめ、普通の社員として働きたいと言う。それが君の人生の戦略なのだなと君嶋は言いつつも、戦略とは自分の強みを生かすことだと言うが、日本でラグビーで生活を立てることは難しいと七尾は話す。そしてビジネス雑誌の『フューチャーフォーラム』の発売日が来た。しかし掲載されているのは、強豪で代表選手を輩出しているサイクロンズの監督津田のインタビューで、アストロズの記事は申し分程度だった。出版社の担当は方針が変わったこと、世間の注目は代表に集まっていると言い訳をする。案の定その雑誌には、サイクロンズが所属する日本モータースの広告が掲載されていた。津田は資金力がチームを強くすると強調する。

ノーサイド・ゲーム第4回買収のニュース
カザマ商事買収の記事が載った新聞を見る君嶋(中央)、佐倉多英(笹本玲奈、左)、有馬真吾(村田琳、左から2人目)、岸和田徹(高橋光臣、右)

カザマ商事の買収額が800億円と決まった。これは滝川の時代が近いことの証でもあり、実際正式契約もまだなのに、新聞には早くのその記事が載っていた。脇坂賢治はこのことを君嶋に伝え、ラグビー部が追いやられると警告したため君嶋は弱気になる。クラブハウスから選手の練習風景を見ていた君嶋の目に、佐々が多英を甲斐甲斐しく手伝う姿が映る。その佐々は多英のデータ分析に基づいた練習が終わった後、まだチェックするべき点があるので、もう一度やってほしいと言い出すが、その時里村がケガをしてしまう。

佐々はこのことで批判されるが、多英は責任は自分にある、佐々が助言してくれたからやってみようとしたのだと話す。実は多英の父親はトキワ自動車の選手だった。彼女が中学生の時父親は病気で亡くなるが、入院中もラグビーの事を仲間と考え、ラグビーの友情は生涯の友情だという言葉を多英は忘れずにいた。このため多英は統計学を学び、アナリストとなったのだった。一方で博人のテストの点数はまた悪くなっていた。龍一と同じ塾に通いたいと言い出す博人だが、真希は今は勉強から逃げていると言い、苦手なところを押さえて一つ一つやるように促す。何とか苦手なところを克服できた博人は嬉しさに家の中でラグビーボールを蹴り、テーブルの上のコップを割ってしまう。

里村が復帰して来た。しかし里村は他の社員が、ラグビー部を悪し様に言うのを聞いてしまい、チームメイトにそのことを話す。陰でそれを聞いていた佐々は責任を感じ、君嶋に退部届を出す。時期尚早と言われるも佐々は頑なで、君嶋は一応それを預かる。しかし今度は工場前に、ゴルフ場建設反対の人々が押し掛けていた。このゴルフ場は府中グリーンカントリーが計画しているもので、カザマ商事買収のニュースが流れたことから、トキワ自動車の工場にやって来たのだった。君嶋は府中グリーンカントリークラブの青野を訪ねる。

ノーサイド・ゲーム第4回君嶋と佐々
自分のミスに責任を感じて、佐々一(林家たま平、右)は君嶋に退部届を出す
(画像はTBS公式サイトより)

買収を考えて、今後の対応を考えておきたいと言う君嶋に、青野はこう言った。実はゴルフ場建設への反対が大きいため、工事を延期した。今後のはっきりしたことはわからないので、カートの注文も一旦キャンセルしたのだと。君嶋は工場へ戻り、1人仕事をしている佐々にこのことを教える。それでも佐々は、自分は迷惑をかけていると言うが、それはラグビー部のためには必要なものだった。君嶋は佐々にこう言った。

君はラグビー部の中で誰よりもチームのために尽くしてる

君嶋は佐々が裏方の仕事を率先して引き受けていること、提案をチームが受け入れていることを伝え、本当は君は信頼されているとも話す。また青野はボールを持って来た佐々が、チームメイトのことを誇らしげに話すのを観て、自腹でアストロズのチケットを買って観戦したいとまで言っていた。君嶋はこうも言った。
「うまくいかないことを、会社や組織のせいにするのは簡単だ。でも大事なことは、そこから今自分たちに何ができるかなんだよな」
君嶋はきっと逆転の芽はあるはずだと言い、その時はラグビー部は必要ないと誰にも言わせないと強調する。佐々は、アストロズには君が必要だと言う君嶋の言葉を一つ一つ聞いていた。しかもその場にラグビー部員たちが現れ、早くグラウンドに来るように促した。多英はそれに、自分の父が若い頃を重ね合わせる。

ファイターズ戦、アストロズは勝利した。地方での試合は観客も少なかったが、君嶋はその中に青野の姿を見つける。ここまで来てくれるファンもいることを君嶋は実感する。

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アストロズの抱える問題というか、選手層の薄いアマチュアチームの問題が段々と浮き彫りになって来ます。そんな中で、チームの裏方に徹する佐々一は貴重な存在でもありましたが、電話を受けてミスをし、カートの注文がキャンセルされたことで自分を追い詰めるようになります。尤もこれには全く違った理由がありました。今回はこの佐々、そして佐倉多英中心に話が展開します。多英の父親は、かつてこのトキワ自動車の選手でした。

そして滝川は次期社長としての地固めをして行きます。この滝川に取っては、集客力のないラグビー部などは穀潰しとしか映っていませんでした。君嶋はこれを機に、滝川と全面対決するようになります。それからニュージーランド帰りの七尾圭太ですが、あくまでも彼自身はラグビーでなく、正規の社員としてのキャリアを積むことにこだわっている様子が窺えます。さらに博人はラグビーに興味を持つのはいいのですが、やや勉強にしわ寄せが行っているようです。

次回はこのアストロズとサイクロンズの大一番となります。しかし第1節のシーン、相手チームタイタンズのジャージーがどうもサンゴリアスのに見えますね。それからこれはまた詳しく書きますが、日本代表はパシフィック・ネーションズカップでアメリカン・イーグルスを下し優勝、世界ランキングも今までの最高タイの9位が決まっています。そしてトップリーグカップは、神戸製鋼が優勝しました。

[ 2019/08/12 01:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

コロンボ雑感 4

『刑事コロンボ』に「ロンドンの傘」というエピソードがあります。内容としては、『マクベス』の上演の後援者であるサー・ロジャーが、主演であるニコラス、リリアン夫妻と対立し、ニコラスともみ合っている最中にリリアンがふとしたことでサー・ロジャーを殺してしまいます。2人はサー・ロジャーの遺体や持ち物を持ち去り、自邸で事故死したように見せかけます。その頃スコットランド・ヤードを視察に来たコロンボは、警視正のダークと共に行動していて、この事件の捜査に関わることになります。この件に関して、コロンボは傘が怪しいとにらみます。ニコラスとリリアンが、サー・ロジャーの物と思い込んで持ち出した傘は、実は楽屋番のジョーの物でした。ジョーはサー・ロジャーの傘を、自分の物だと勘違いして持って行ったのでした。2人はどうにか傘を取り替えるのに成功し、事なきを得たはずだったのですが…。

実はこの傘の中には、真珠の粒が入っていました。それはニコラスがサー・ロジャーともみ合った際に、リリアンのネックレスの糸が切れたため、中に入ってしまっていたのです。コロンボはその前に、劇場で似たような真珠を2粒ほど拾っており、それと傘の中の真珠は全く同じ物でした。しかも傘を間違えたジョーが、その後傘を開くことがあればこれに気づいたのでしょうが、その後ニコラスが取り替えてしまうまで、傘が開かれることはありませんでした。せっかく取り戻した傘なのに、ニコラスとリリアンはわざわざ証拠を残すようなことをしてしまったのです。ちょっと中を見ていればわかることだったのですが。一件落着とはなったものの、コロンボは最後までこの事件を見届けたために、帰りの飛行機に遅れてしまいます。

このエピソードはイギリスロケを行っており、ちょっとした観光案内のようにもなっています。コロンボがカメラを片手に衛兵交代を撮影する様は、どう見てもおのぼりさんですし、車がアメリカと違って左側通行であるため、道を渡るのがちょっと危なっかしかったり、イギリス人特有の含みのある物言いに戸惑ったりもしています。さらにダークと共にクラブで食事をするシーンが出て来ますが、レバーのソーセージを食べているというのに、鑑識の写真を見せたりする医師が登場してもいます。また到着した時点でスーツケースが見つからず、しかもこれが奥さんのを借りていたようで、同じような花柄のを手当たり次第に探したりしており、これでは出迎えの警官も、とてもロス警察の警部とは思わなかったのもむべなるかなです。

飲み物-ビール2種類
[ 2019/08/09 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

ノーサイド・ゲーム第3回あらすじと感想

柴門が監督に決まり、アストロズの強化がスタートします。一方で君嶋は地元に密着しようと、選手にボランティアを勧めますが、これに関して選手間で意見が割れます。そして肩を亜脱臼した岸和田は、病院で思いがけない経験をします。

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アストロズは三保ヶ関部屋部屋に出稽古に行った。力士たちを相手に選手はよく奮闘するが、唯一ラグビー経験のないGMの君嶋隼人まで、まわしを締めて土俵に上がることになる。幕内力士になすすべもない君嶋だが、攻撃ラグビーを目標に掲げる、柴門琢磨を監督に迎えて新しいスタートを切る。その柴門の監督就任を、サイクロンズの首脳部は苦々しく思っていた。そして君嶋の息子博人は、かつて自分をいじめていた龍一という少年と共にラグビーをやろうと決心し、アストロズでラグビーを教わることになる。しかし人数のあまりの少なさに、龍一、そして博人もグラウンドを離れて行った。

ノーサイド・ゲーム第3回出稽古
君嶋隼人(大泉洋、中央)はアストロズのメンバーと三保ヶ関部屋を訪れ、自らも土俵に立つことになる

一方柴門のアドバイスで、アストロズはGPSを使った練習を行い、選手個々のプレイを把握することにした。君嶋が不思議に思ったのは、日本のラグビーが2015年のワールドカップ後、世界で注目されているのに、なぜ国内では低迷しているかということだった。アストロズの昨シーズンの平均観客数は2500人、しかもその多くはタダ同然のチケットで入場した人々だった。その収益は日本蹴球協会に入っていた。君嶋は日本蹴球協会でのプラチナリーグのGM会議で、集客のための努力について意見するものの、OBが殆どのラグビー界は閉鎖的であり、専務理事の木戸は規模はともかく、金銭面に関してはラグビーはアマチュアであると、すげなく断られる。

しかも君嶋の家族、真希や博人や尚人は皆、サッカーのファンクラブの方に心が傾いていた。そこで君嶋は、アストロズにも同じ物を作ろうとする。地域貢献のための清掃や施設訪問などのボランティアで、選手たちはオフの時間をそれに割き、さらに柴門は選手の一体感を図るために合宿を前倒しして、クラブハウスで寝泊まりをさせていた。選手たちは仕事以外はラグビーとボランティアに集中するようになっていた。しかも柴門はボールを多量に買い込み、地元の小学校の子供たちに配ってアストロズをPRした。その子供たちを博人と龍一が、離れた所から見ていた。

ノーサイド・ゲーム第3回ボランティア
岸和田徹(高橋光臣、左から2人目)をはじめアストロズの選手は、ボランティアで小学校を訪れる

アストロズは入院中の子供たちもボールを配り、ホームページも起ち上げていた。これらの経費のため、予算は修正を余儀なくされた。しかもこの最中にも滝川桂一郎はカザマ商事買収を進め、社長の座を狙っていた。2000万の追加予算の要請で、君嶋は批判され、滝川からはプレッシャーをかけられるが、社長の島本はそれを受け入れた。そんな君嶋に柴門は声をかける。

俺は優勝争いをする、お前は黒字にする。お互いの仕事を果たすまでだろう。

その日、トキワ自動車では第二新卒の面接が行われていた。それにはニュージーランド帰りの七尾圭太も顔を見せていた。城南大が遠征でニュージーランドを訪ねた際、顔見知りになった七尾は、かつての膝の負傷は癒えていたが、リスクの多いプロよりも、一般社員として仕事をする道を選んでいた。

ファンクラブには125人の申し込みがあった。しかしボランティアに時間を取られ、優勝を狙うはずなのに、練習ができないことに選手は不満を感じていた。このためボランティアに顔を出す選手は限られて行った。しかも練習中に岸和田徹が肩を負傷してしまう。

君嶋は岸和田にすべてを押し付けた責任を感じた。さらに選手の間でも、ボランティアを巡って対立が生まれる。しかも真希がFC東京のファンクラブに入ると言い出し、ならば名前だけでいいから、アストロズのファンクラブに入ってくれと君嶋は頼み込む。しかし真希は名前だけというのは嫌だとパンフレットを丸めてしまい、ラグビーのどこが面白いのかを説明してくれ言う。シーズン開幕を控えた週末、練習を見ていた君嶋に、佐倉多英は現時点で登録したのは184人だと伝える。君嶋はボランティアの効果を話し、諦めずにやろうと言った後、退院する君嶋を迎えに行く。

ノーサイド・ゲーム第3回博人
母親の真希がくしゃくしゃにしたパンフレットを拾う博人(市川右近)
(画像はTBS公式サイトより)

岸和田はボールで遊ぶ子供たちを眺めていた。その中には、かつて自分がボールを贈った少年もいた。その子は翌日に心臓の手術を控えていたが、ボールに書かれた「勇気」の文字のお蔭で、怖がらずに手術に臨めたと母親は話した。ボランティアは自分のためにある、あの子から自分は勇気を貰ったと岸和田は君嶋に話す。

君嶋はある日ミーティングをキャンセルし、選手たちを行きつけの店「多むら」での飲み会に誘った。その場で君嶋は、練習もボランティアも頑張ってくれと話す。既にボランティアをやめる選手も多く異論も出るが、君嶋はアストロズを強くするには収益のため、そして次世代を担う子供たちに、ラグビーを知ってもらうためだと力説する。また岸和田も病院で経験したことを話す。選手たちは次第に耳を傾けるようになった。柴門は、ラグビー経験のないお前が役に立つとはこういうことなのだなと言い、選手たちはその後両方に精を出すようになる。

やがてシーズンが開幕し、アストロズのファン登録は5000人を超え、チケットは1万2000枚の売れ行きを見せた。当初は空席が目立ったスタジアムだが、その後スタンドには人々が集まり、選手たちがグラウンドに呼ばれた。その人々が、かつてボランティアで触れ合った人々であることに選手たちは感動する。その中には、岸和田がボールを渡した少年や、君嶋の息子博人、そして龍一をはじめとする友達もいた。やがてキックオフの笛が吹かれる。

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この中で柴門がしきりに「家族」という言葉を使います。実際ラグビー選手の一体感というのはかなりのものです。逆にそうならないと、プレイに影響が出かねません。そのための合宿でもあるわけです。実はこれは、日本代表のジョセフHCも口にしたことがあります。それと君嶋隼人が選手たちを前に、会社の予算に頼っている社会人ラグビーに言及するシーンがありますが、これと、先日の清宮克幸氏のプロリーグ構想を一緒に考えると、興味深いものがあります。尚柴門の「ラグビーを知らない云々」は、GM会議関連で、お前は素人だ、ラグビー界の常識がお前には非常識だと言うのが伏線となっているようです。

ところで君嶋家の長男の博人ですが、この子は友達となった龍一の意見に多少なびくところがあるものの、本当はラグビー好きなのでしょう。実際母親の真希がくしゃくしゃにしたアストロズのパンフレットを、じっと見てからファンクラブに入りたいと言う辺り、大人しいけど芯のある子のように見えます。結局FC東京のファンクラブよりもこちらを選んで、その結果龍一やその家族も入ることになったと考えられます。

それから、イングランド代表相手に日本が健闘したことを話すシーンがあります。ただこの時点では2017年の設定で、イングランド戦は2018年ですね。2017年はフランスに引き分けていますが、ドラマでのプラチナリーグの開幕よりも数か月後ですから、時系列的には前年2016年の、ウェールズに僅差で敗れた試合を話題にした方が、よかったのではと思います-あくまでも個人的見解ですが。

そして、これはまた改めて投稿しますが、パシフィック・ネーションズカップ(PNC)のトンガ戦、日本は41-7で快勝しました。次はフィジーのスバでアメリカとの試合ですが、このアメリカもサモアに勝っています。この『ノーサイド・ゲーム』のプラチナリーグ初戦も、アストロズ勝利となりそうです。ところでNHK『みんなのうた』でも米津玄師さんの曲が採り上げられていますが、私としてはこの方は、やはりこのドラマのOPのイメージです。

[ 2019/08/04 01:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『刑事コロンボ』と「贋金と秤」

『刑事コロンボ』の「殺しの序曲」というエピソードには、IQが世界で最も高い人たちの団体が登場します。そのメンバーである会計士のブラントに殺人容疑がかかり、コロンボが調査に乗り出しますが、この時ブラントはコロンボにクイズを出します。3つの袋にそれぞれ金貨が同じ数だけ詰まっているが、1つだけ贋金貨の袋がある。贋金貨は本物よりも重く、秤を1回だけ使って、どの袋の金貨が贋物であるかを見抜いてほしいというものでした。コロンボは頭を抱えますが、ブラントを逮捕するその直前に、わざわざ金貨の形のチョコレートを袋に詰めて持参し、このクイズに回答します。

まず金貨が10グラム、贋金貨が11グラムであったと仮定し、3つの袋A、B、CのうちAから1個、Bから2個、Cから3個取り出して重さを計測します。Aが贋物の場合はトータルで61グラム、Bが贋物の場合は62グラム、Cがそうであった場合は63グラムになるので、秤を1度使うだけでどれが贋金貨の袋であるかがわかります。このコロンボの回答にブラントは感心し、刑事にしておくには惜しいとまで言います。そして実際、このブラントが仲間のヘイスティングスを殺した方法も、かなり込み入ってはいたのですが、どこかに隙があるもので、その隙をコロンボはもちろん見逃しませんでした。しかし凶器の銃をゴミ箱に捨てたのは、コロンボに指摘されなかったとはいえ無謀とも取れます。

このエピソードでは、殺されたヘイスティングスの秘書(男性)についても描かれています。この秘書はそこそこイケメンで、しかも昇格が決まっていました。コロンボは、このヘイスティングスの元秘書と、ある意図をもって接触を試みます。しかしコーヒーショップで会った際には、手に持っていたかじりかけのドーナツを、ここで食べるなとウエイトレスに取り上げられてしまいます。仕方なく改めてドーナツをオーダーするはめになるのですが、こういうところがこの人物らしくはあります。

飲み物-ビールと夜景
[ 2019/07/29 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

NHK受信料の問題点

東横インのTVとNHKの受信料のニュースで思ったことです。TVを持ったら受信料を払わなければならないのは、現行の放送法で定められていることです。しかしこれだと、もし受信料分が宿泊費に上乗せされた場合、宿泊客からの受信料二重取りにもなりかねません。そもそもホテルの1部屋を1つの世帯と考えること自体、ちょっと妙な話でもあります。NHKの思惑に反して、ホテルや旅館からのTVの撤去が進むのではないでしょうか。でなければ、NHKが受信できないようにしてしまうかでしょう。それにしても、NHKを視聴しないから電波を止めてくれが通用しない、つまり受信機(とみなされる物)を持っていれば、誰でも受信料を徴収されてしまう、そのシステムはやはりどこか変です。一体全体なぜそこまで受信料を徴収する必要があるのか、事情は様々ですが、恐らくは総務官僚の天下り先を維持するという目的もあるでしょう。しかしどう考えてもおかしな話ではあります。

私はかなり以前から、NHKはスクランブル化すべきではないかという投稿をしています。無論ニュースや気象情報、災害情報はノンスクランブルという前提です。これなら受信料を取るにしてもかなり抑えられますし、ニュースに限り一部CMを導入してもいいでしょう。後の娯楽番組はすべてスクランブル対象です、スポーツや大相撲もしかりです。番組単位にするのか、ジャンル単位にするのかはともかくとして、契約した相手だけに電波を送れば済む話です。料金を滞納した場合は、滞納発生日から1か月程度で止めればいいのです。スカパーに慣れているせいか、全く不便とは思いません。無論セットメニューを作って、一律何千円かで契約する方法もあるでしょう。木田総局長はスクランブル化を認めたくないようですし、これは木田氏のみならずNHK全体の意思でもあると思われますが、参院選で1議席を獲得した、NHKから国民を守る党はやる気満々です。

無論最初からスクランブル化ではなく、まず放送法を改正する、受信料を下げるなどいくらでも改善方法はあります。この受信料問題の大元にあるのは放送法であり、まだTVが普及していなかった頃に制定された法律を、TVを観ない層も増えて来た今もなお適用しているのは腑に落ちません。またNHKを国営化できないかという意見もあるようです。ただこれはこれでネックがあります。国の機関ともなれば報酬基準が下がりますし、外国人職員がいるのも問題視されるでしょう。無論入札制度も絡んで来ます。今のように自由にお金を使えなくなるでしょう。NHKがそれを受け入れるのであればいいのですが、さてどうなるでしょうか。尚総務省のサイトで、「改正放送法の施行に向けたNHK関係の省令等の整備についての意見募集」をやっているので、リンクを貼っておきます。(7月31日まで)

飲み物-カクテル
[ 2019/07/27 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

実は『いだてん~東京オリムピック噺~』を観なくなったので、再び『西郷どん』復習の投稿をアップしています。関連文献もまた読もうかと考えていますし、BSで再放送中の『葵 徳川三代』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、いよいよ日本でのワールドカップの年です。今季は代表下部チームとの兼ね合いもあり、スーパーラグビーでは今一つでしたが、ワールドカップでのベスト8成るでしょうか。

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