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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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2021年大河と「1年前」にこだわるNHK及び上田会長の発言

まず、再来年の大河の制作が発表されました。詳細はこちらのリンクをどうぞ。

作・大森美香、主演・吉沢 亮  日本資本主義の父・渋沢栄一を描く!
(NHK ONLINE)

正直言って微妙な感じです。理由としては

  • 『いだてん』と同じ近現代物で、武将が出て来ないため所謂大河ファンの関心を惹きにくい
  • 主人公が意外と知名度が低く、お札の肖像に決まったことで知っている人が多いと思われる
  • 主演俳優が若いので、主人公の晩年期を演じるのに不安がある。そもそも吉沢亮さんという人を良く知らない

こういったところでしょうか。

個人的に大河とは、侍の生涯を描く物だと考えているせいもあり、近現代はむしろスペシャルドラマ向きではないかと思います。隔年の女性主人公がやっとなくなったなと思ったら、今度は隔年で近現代を挟む格好になるのでしょうか。ならば戦国なり幕末なり、あるいは鎌倉時代などでも描かれていない人は沢山います。今年のもそうですが、どこかオリンピックだからとか、お札の肖像だからという理由で決まっている感があります。ドラマ化は無論してもいいのですが、大河枠でやるべきことなのかが疑問です。私としては、島津義弘が主人公の大河を観たいです。

また今年は、大河を観ない年の日曜夜の過ごし方というのを身につけました。今は『葵 徳川三代』、『西郷どん』の録画と『ノーサイド・ゲーム』を観ることにしています。『ノーサイド・ゲーム』といえば、日曜劇場枠は金融や経済に強い池井戸潤氏の作品をよく扱っているわけですから、渋沢栄一が主人公の作品は、伊與田英徳プロデューサー制作で、むしろこの時間帯で1クールで放送した方がいいのではと思ってしまいます。その『ノーサイド・ゲーム』に関してもう1つ。昨年の今頃、NHKで『不惑のスクラム』という作品を放送していました。これは、ラグビーのワールドカップを1年後に控えたという理由で放送されたものであり、主演の高橋克典さんもトップリーグの試合で、キックオフを担当したりしていました。どうもこの作品といい今年の大河といい、NHKは「1年前」にこだわるようです。

この『不惑のスクラム』は、40歳以上のラグビー選手の人間ドラマであり、それはそれでラグビー好きな人には楽しめるものでしたが、これがワールドカップを盛り上げるかというと、ちょっと違った印象はありました。ワールドカップを意識するのであれば、やはり現役の代表レベルの選手、彼らがプレイするリーグと、彼ら自身のチームがどのように運営されているかの描写を、「直前」になってぶつけた方がむしろ効果はあるし、インパクトも大きいはずです。実際この2つの作品両方に出演している俳優さんもいるのですが、役どころはかなり違っています。なぜ直前でなく1年前に持って来たがるのか、それがどうも不思議ではあります。さして安からぬ受信料を取って番組を作っているにしてはというか、だからこそというべきなのか、どうもずれた印象を受けます。

しかし先日のNHKの上田会長の発言に、受信料は放送の対価ではなく事業や維持・運営のためといった、かなり曖昧と取れるものがありました。さらに「受信料を払わない人が放送番組を視聴するのが公共性と相いれない」として、スクランブル化を否定したともいうことですが、これが事実なら、スクランブル化こそ受信料(視聴料)を払わないと観られないものなのですが。上田会長はことあるごとに受信料に言及するのみならず、NHKの公共性を謳っていますが、NHKの報道や気象・災害情報以外の娯楽番組に、さてどのくらいの公共性があるものかと思います。本当はこういうのこそスクランブル化して、観たい人のみがお金を払えばいいはずなのですが、報酬に影響するから無理なのでしょうか。
ちなみにこの発言に対して
「時代錯誤だ」
「公共放送の押し売りはやめてくれ」
「NHKが問題視されているのに、従来の主張を繰り返してばかりで危機感がない」
「国民の役に立つ情報などない」
「なぜ高額報酬のNHKに、負担金を出さなければいけないのか」
「お前たちの給料を減らせ」
などという声もあったようです。どうも視聴者は軽く見られているなと思います。

大河の紹介のつもりがラグビードラマ、ひいてはNHK批判にまで来てしまいましたが、どうもこの局には疑問を持たざるを得ない部分があります。無論、楽しんで観ている番組もありますが。

飲み物-アイスコーヒーブラック
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[ 2019/09/10 01:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

「裏番組をぶっとばす」ということ

裏番組という言葉があります。元々は業界用語で、同時間帯に受信可能な他局の番組をこう呼んでいました。無論個人の場合は、自分が日常的に観ている番組と同時間帯の、特に視聴率でしのぎを削る番組や、NHKの番組と同時間帯に放送される民放番組を指すこともあるようです。また、同じ時間帯に放送される複数の番組に出演する人は、微妙に画面に登場する時間をずらすという配慮もされています。ところで昭和40年代に、この「裏番組」という言葉をタイトルに入れたTV番組があります。『コント55号の裏番組をぶっとばせ!』がそれで、この裏番組とは、当時放送中だったNHK大河ドラマ『天と地と』のことでした。

番組の呼び物として野球拳が登場し、それが人気を集めました。この野球拳というのは、本来は三味線と太鼓に合わせて踊りながらじゃんけんをする遊びですが、この番組では、負けた方が服を脱ぐというルールで行われ、脱いだものはオークションにかけられてチャリティに回されました。しかしこれが低俗であると批判されたことと、コント55号の坂上二郎さんの子供が、この件でいじめられるようになり、結局番組そのものが終了となっています。またこれが目玉になったことから、もう一人のメンバーである萩本欽一さんも、肝心のコントで笑いを取る方向性でなくなったことに失望したともいわれています。一時は大河をしのぐ数字を取ったものの、番組そのものは長続きしませんでした。

この制作局は日テレで、今はこの時間帯で『イッテQ!』が放送されています。この『イッテQ!』が始まってしばらくした頃から、大河ドラマをしのぐ数字を出すようになりました。つまり「裏番組をぶっとばす」ことが可能になったわけです。しかしここに来て『ポツンと一軒家』が数字を伸ばし、2位につくことが多くなっています。昭和40年代には大河の視聴率を上回るのは、民放に取っては悲願だったのでしょうが、今ではそれがむしろ当たり前になっています。無論大河を観ている人もいますし、私も来年はまた観ようかと考えてはいますが、今後はかつてのような大河一強の時代に戻る可能性は高くないとは思います。それだけ民放も進化しています。それにしてもNHKの受信料問題、どうにかならないものでしょうか。

飲み物-ビール2種類
[ 2019/07/14 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

TVの時代劇が当たり前だった頃-「昭和40年代の2作品と『風雲児たち』」再考 続き

先日の時代劇関連投稿絡みでもう少し。恐らくテレビ放送開始から平成の初め頃までは、時代劇は主要コンテンツの1つではあったでしょう。しかしその後段々と姿を消すようになり、代わりにバラエティが増えて行きます。理由は色々ありますが、そもそも時代劇に経費がかかるとか、若年層の視聴率が少ない、ロケ地確保が難しいなどが衰退した原因とされています。その後は「ケ」の物から「ハレ」の物、スペシャル番組的な物へと変わり、それも今は地上波民放では見られなくなりました。

こういう時代にあって、大河と土曜時代ドラマ、BS時代劇の3本を作っているNHKは稀有な存在です。ただ土曜時代ドラマ枠とBS時代劇枠で、『一路』など同じ番組を放送していることもあり、この2つの境界線が曖昧になっているとも考えられます。ならば地上波1本にするという方法もあります。いずれにせよ時代劇は、ゲームやファンタジー、あるいは映画などを除けば、最早テレビで観る物という印象が薄れ、非日常的な色彩が濃くなっているともいえそうです。その反面、アニメ時代劇の人気は高く、ここに来て時代劇関連コンテンツの力関係が逆転しつつあるように見えます。

時代劇専門チャンネル(時専)については何度か書いていますが、独自に新作が制作されています。大河を含めた過去の時代劇も放送されているため、時代劇を観るのなら、別にお金を払ってでもいいという風潮にもなりつつあります。中年より上の年齢層でしかもスカパーに加入していれば、ひと月700円であれこれ観られるのですから、これを逃さない手はありません。この辺、アメリカの西部劇に似たものがあります。もしこの視聴層を掴みたいのであれば、やはり大河は今後も検討の余地があるのかもしれません。

ところでその大河ですが、再来年の分の制作発表はまだのようです。やはり次作のクランクイン前後となるのでしょうか。だとすれば7月辺りになるのでしょう。ところで『葵 徳川三代』を観ていて気付いたことがあります。この頃はまだ、大河の中での人物名や役職、事件名の説明はあまり多くありません。ナレでいくらか補完していますが、当時は原作があれば原作を読む、ガイドブックで予習するといったことに加えて、ある程度はその時代に関する知識を有していた人も多かったともいえます。

大河はまだ改革はできるかと思います。廃止すればそれっきりですから、まず視聴者のニーズに合わせる、時代劇なら完全に時代劇にしてしまうなどの英断が必要でしょう。いくら明治から150年以上経っているとはいえ、時代劇の舞台はやはり江戸時代(幕末)までだと思います。武士が存在した時代と、そうでない時代というのはやはり違いますから、いっそそれで腹を括ってしまった方がいいかもしれません。

それから朝ドラについて少々。今回の『なつぞら』は2、3回しか観ていませんし、それを観た限りではごく一般的な朝ドラという印象です。個人的には、やはり『まんぷく』の方が好きです。こちらも一般的な朝ドラといえばそうなるのでしょうが、登場人物が面白くてキャスティングがいい。萬平が苦心惨憺しながら、ラーメン作りをするところなどは、日本人が好きな物作りドラマの印象が多分にあると思われます。こう言っては何ですが、これが100作目でもよかったのではないでしょうか。

飲み物-エールビール
[ 2019/04/22 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

昨日の続き及び大河共同制作案

先日の投稿に書いた武者震之助氏のコラム関連ですが、違法行為という点に関して追加しておきます。このコラムでたとえばスタッフや出演者が名指しで批判され、明らかにそれが原因で、当事者が何らかの被害を受けた場合は、侮辱罪や名誉毀損罪が成立する可能性があります。ただこれは親告罪で、第三者が訴え出ることはできません。また信用毀損罪というのがあります。一見名誉毀損罪に似ていますが、これは経済面での信用を損なう場合に限られます。たとえば倒産とか不払い、サービス面などで虚偽を言って信用を損ねた場合に適用され、こちらは非親告罪です。

以前武者さんのコラムは、確証バイアスなどのサンプルともいえると書いたことがあります。ポリコレやジェンダー論もしかりです。このジェンダー論、フェミニズムと言うべきかもしれませんが、特に『まんぷく』関連で、昭和の男性を貶める書き方が目立ちました。しかし、ならばすべての作品で同じことをやっているかというとそうでもない。嫌いな作品で叩くためにジェンダー論を持ち出したいのですね。フェミニズムそのものは、その人の内なる女性性の否定という説もありますが、このように好き嫌いが関与する場合はどう受け止めるべきなのでしょう。

それと来年の大河に期待すると言うかと思えば、一方でもう大河はなくなりますと、あたかも関係者のようなことを書いたこともあります。しかし大河はなくなります、これからは動画の時代ですというのも、大河レビュアーを自負しているのであれば何とも無責任な話です。真に大河が好きであれば、今後どのように存続させるべきかという現実と、まず向かい合うべきかと思うのですが。しかもここ10年ほどの大河は、武者さんが言うポリコレやジェンダー論との調整と妥協の産物という印象もあります。女性主人公などもその一環でしょう。しかしこういったことに関する建設的な意見を、ついぞ見たためしがありません。

大河に関してはたとえば他のプロダクションなり、あるいはCS局なりと共同制作するという方法もあります。かつて時代劇専門チャンネルが『御宿かわせみ・明治編』を制作し、NHKBSでそれが放送されたことがあります。どうもNHKの内部だけでの制作より、外の意見を採り入れた方がいいのではないかと思うのです。NHKサイドは反発するかと思いますが、やはり行き詰まり煮詰まりを防ぐためには、これも一つの方法でしょう。無論放送フォーマットを変えるという方法もあるでしょう。ちなみに大河にポリコレやジェンダー論を絡ませるのは、NHKの労組の思惑も多分にあるともいわれています。

ところで時代劇専門チャンネルですが、ここは独自の企画でドラマを作っているのでも有名です。DVDも出ていますので、レンタルして観ることもできます。主な作品としては、池波正太郎原作の『雨の首ふり坂』、藤沢周平原作の『三屋清左衛門残日録』や『果し合い』などがあります。他にもオリジナルとして『鬼平外伝シリーズ』や最新作『闇の歯車』などなど。過去の名作も無論再放送されていて、寧ろNHKより、こういう専門チャンネルの方が視聴者のニーズを掴んでいるといえます。やはりPPVで、視聴者獲得のために知恵を絞る必要もあるのでしょう。無論、NHKが全く知恵を絞っていないとはいいませんが。

最後になりましたが、『まんぷく』の総合視聴率が27パーセントで過去5作品では最高となりました。また、タイムシフト視聴率は7.2パーセントとのこと、おめでとうございます。

飲み物-バーのラテフロート 
[ 2019/04/09 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

気づいたことあれこれ 4

さて例のコカイン関連事件ですが、今回『YOUは何しに日本へ』の通訳をやっていた女性が、ピエール瀧さんにコカインを渡したかどで逮捕されました。このままで行くと、芋蔓式に逮捕者が出て来そうです。なお瀧さんは20代からやっていたわけですが、コカインの依存性はかなり強そうなので、恐らくなかなか止められなかったのではないでしょうか。この人は『軍師官兵衛』にも出演していましたが、こちらは再放送終了間際、しかも本人の出番が終わった後での発覚でした。コカインの場合はすぐ成分が消えるので、摘発はかなり難しそうです。そこが麻取の腕の見せどころなのでしょう。なおコカインに限らず麻薬の売り上げは、大抵反社会勢力の資金源となっているようです。この辺りも問題視される所以です。

それから先日来年の大河について書きましたが、あれが発表されたのが昨年の4月でした。ということは、再来年の分もマスコミ発表に向けて準備が進んでいるのでしょう。大河の主人公の条件というのは、当然のことではありますが、1年間のドラマの主人公としてふさわしいか否かです。これに関しては、女性主人公は大河よりもBS時代劇の方がいいのではないか、あまり知名度のない人物は、寧ろスペシャルドラマの方がふさわしいはと書いて来ました。夫婦大河であれば、描き方にもよりますがぎりぎり納得できます。その方が、もう少し密度のある描き方ができるかと思います。誰でもかれでも大河にすればいいという訳ではありません。無論NHKにもそれを送ってはいますが、さてどうなりますやら。

そして『きのう何食べた?』について、このブログでも何度か触れていましたが、メインキャストの共演者が発表されました。

西島秀俊・内野聖陽 主演 注目の共演者情報ついに発表!「きのう何食べた?」
(テレビ東京公式サイト)

尚番組サイトもあります。
そういえば内野さん、23日の『スローな武士にしてくれ』にも、近藤勇を演じる大部屋俳優の役で出演していましたね。

飲み物ーホットワイン
[ 2019/03/25 00:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

人形劇と原作と大河ドラマ

『新・三銃士』をまた観てみたいなと思っていますーしかしその前に、『平清盛』と『太平記』関連のアップが延び延びになっていますので、それを済ませてからということになりそうです。この『新・三銃士』、人形劇の大河ドラマを意識した(シャーロックホームズ冒険ファンブック、P60)ということですが、寧ろこのホームズの方が、同じ三谷幸喜氏の大河『真田丸』に限って言えば、親和性が高かったのではないかと思っています。これに関しては「真田丸とホームズ」のタグでまとめています。

確かにこの『新・三銃士』、大河的な雰囲気は感じられました。やはり『三銃士』ベースの連続物で、合戦ありでしたし、三銃士+ダルタニアンの行動をメインに描かれていました。尤もキャラクターの造型とか、登場人物を動物にしてしまうといった部分に始まり、ミレディーが死罪にならない、ボナシューがやけに活躍する、ダルタニアンの父親は実は違っていたなどなど、如何にも三谷さんらしい改変も見られました。

この人形劇に関しては、平井堅さんのエンディングテーマ、『一人じゃない』の印象もかなり強かったと言っておきます。無論、冒頭のスパニッシュ・コネクションの音楽とタイトルバックもよかったのですが、あの「勇気を出して♪」のイメージが、この人形劇、とりわけダルタニアンの雰囲気によく似合っていたかと思います。尚5年ほど前に、BBCの『ザ・マスケティアーズ』をも観たのですが、私はこの人形劇の方が、正直言って好きであったとここに書いておきます。

『新・三銃士』の放送から5年後、今度は『シャーロックホームズ』(以下、パペットホームズ)が放送されます。それで行くと、そろそろまた人形劇が始まってもいいのではないでしょうか。もちろんパペットホームズ第2弾で。このパペットホームズはもちろん人形劇版大河ではなく、学園ドラマである分軽やかさが持ち味でもあり、それがセットの構成にも表れていました。建物などががっちりした構造ではなくドールハウス的で、誰がどの部屋にいて、誰が階段を上って来ているのかがわかる仕組みになっていました。

ところでパペットホームズ放送前に、三谷さんが
「この作品を楽しめないシャーロッキアンはシャーロッキアンじゃない」
と発言したことがあります。これは少し前に、『真田丸』とは何であったのかでもご紹介しています。ちょっと物議を醸しそうな発言ですが、つまりホームズがいくら改変されても、シャーロッキアンという、ホームズファンを自認する人々であれば、それを受け止める懐の深さを持ってほしいという意味だったのです。

この投稿では、『真田丸』のよくなかったと思われる部分にも触れています。そしてここからは私の推測ですが、同じ原作を様々な形で改変する方が、出来上がりの是非はともかく、視聴者や観客に取っては納得が行くのではないかということです。無論ホームズに限った話ではありません。たとえば横溝正史の『犬神家の一族』なども、何度も映像化され、かなり改変されまくっていることはありますが、根っこの部分は同じです。むしろ原作や他作品と照合することで、どこがどう改変されているのかを楽しむゆとりが生まれてくるということです。

その点大河ドラマというのは、同じ原作を何度も改変しているのではありません。時と場合によって原作があったりなかったりで、仮にあったにせよ違う作者であり、つまり同じ時代や同じ人物を扱っているにしても、根本となる物が違っているわけです。そのため違った作品同士を比較するのには無理があります-無論部分的になら比較は可能ですが。大河というTVシリーズの一番のネックは、やはりこの部分にあるのではないかと思う所以です。人形劇から随分話が飛びましたが、詳しくはまた後日書きたいと思います。

飲み物-ワインのデキャンタとグラス 
[ 2019/02/04 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

ドラマとツイッター2題

まず、内野聖陽さん主演のドラマが3月に放送予定なので、お知らせしておきます。

スーパープレミアム ドラマ 『スローな武士にしてくれ』
(NHK ONLINE)

昔ながらの時代劇と、最新技術の出会いといったところでしょうか。ちなみにこのタイトル、片岡義男原作の、『スローなブギにしてくれ』(1980年代初頭に映画化)のもじりと思われます。

さて大河やその他のドラマで、視聴率には関係なく、ツイッターやメールで人気があるといわれることがあります。当たっているともそうでないともいえます。というのも、視聴者すべてがツイッターやメールで反応するとは限らないからです。特に大河の視聴者は高齢者も多く、それらのツールを使いこなせない人もいます。無論ツイッターやメールで好意的な意見が多いと嬉しいものですが、つまるところ大河の価値というのは、自分が好きかそうでないかという点に集約されるようにも思います。私の場合、ツイッターで大河、またはその他のドラマ関連投稿を発信したことは殆どありません。公式ツイにリプしたことはありますが、多くの場合タグなしです。

それとツイッター関連でもう一つ。ある方のツイートに、ある作家の映像化(映画化、テレビドラマ化)のリメイクについて、その時々での変化を楽しむのが面白いといったことが書かれていました。大河ドラマの場合は、同じ原作を使っているわけではありませんが、やはり放送時の時代背景に応じたアレンジまたは翻案があるので、これも一概にどれがどうとはいえないでしょう。史実を全く無視していいとはいいませんが、それのみにこだわるのもどうかとは思いますし、過去の作品にこだわりたければDVDもあるわけです。むしろDVDをじっくり見て、リアルタイムで見つからなかった点を探すというのも、それはそれで楽しみであるかと思います。実は私も、これに似たことをやろうとしていますので。

飲み物-ホットウイスキー 
[ 2019/01/21 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

気づいたことあれこれ 2

まず、先日の武者氏関連投稿での、「対抗意識と優越感」のリンク先がラグビー関連投稿になっていました。失礼いたしました。修正しています。

ところでその投稿「対抗意識と優越感」、Bさんとは『花燃ゆ』のことですが、私見ながら、武者氏はこの大河をさほどの物とは見ていなかったと思います。無論あの大河自体、脚本がくるくる変わるなど、何か戸惑いがあったように感じられます-しかしそれはそれで、志士たちの動向をうまく絡めることもできたはずなのですが。その一方でCさん=『西郷どん』の場合、主人公の知名度からしてやはり違います。

特に地元では人気もありますし、しかも『八重の桜』とは敵味方です。恐らくは武者氏に取っては面白い存在ではなく、それゆえ対抗意識を燃やすべき相手となったとも考えられます。また『花燃ゆ』の時には、きつい書き方であったとはいえ、まだうなずける部分もありました。これは私も、『花燃ゆ』はどこかおかしいと感じていたせいもあります。しかし今回はいくら好きではないとはいえ、どうも行き過ぎた感があります。

ところで武者氏の総評のコラムでのフランス革命云々ですが、所謂革命的なものを理想とする人は、どこか共通するものがあります。それは、直接的な手段に訴えることをよしとすることです。そして対象となるものを、根本的に破壊してしまうという願望があるともいえます。しかし実際のフランス革命では、蜂起の後に破壊が行われ、人々が殺され、さらには人民裁判と断頭台による処刑、そして王族を抹殺したため、王室による外交関係が築けないなど、デメリットが数多くありました。

無論反革命派の粛清もありましたし、最終的にはフランス包囲網ができ、フランス革命戦争となりました。そして例のデモにしても多くの店舗が襲撃され、物品が盗まれてかなりの損害が出ているはずです。武者氏がこういう革命をどう思っているかはともかく、個人的にはこういうのを肯定する気にも、理想とする気にもなれません。マクロン大統領も、悪い前例を作ったような気がします。尚これに関しての先日の投稿、少し修正しています。

それと『まんぷく』です。こちらのコラムにも、相変わらず性差別だ何だと書かれているようです。当然ですが、昭和20年代の半ば頃に、今のようなジェンダーフリーの概念が、存在するとは考えにくいのです。何よりも視聴者はこのドラマに、その当時の世情や習慣を感じ取りたいはずです。当然今の受け止め方とは違っていても、その当時はそれと思っているでしょう。大河コラムには史実がどうこうと色々書いている割に、朝ドラの時代背景の設定、それに伴う人物の描き方にあれこれクレームをつけるのは如何にも矛盾しています。

さて『いだてん』のガイドブックが出回る時期になりました。といいますか、一度行きつけの書店で見てみようとしたところ、例年なら設けられている大河関連コーナーがありません。不思議に思って、NHKのテキスト関連の棚を見たところ、その一隅にNHK出版のガイドブックと、主人公である金栗四三と田畑政治の関連本だけが置かれています。通常であれば、4社ほどからガイドブックが出ていますし、関連本やムックもあるのですが、今回はこれだけのようです。一応ガイドブックは買ってみようと思っています。

ラグビー入替戦、三菱重工相模原と豊田自動織機の試合を観ました。三菱重工がことのほか健闘した試合でしたが、何シーズンも入替戦の常連だったこともあり、やっとその願いが叶ったというべきでしょう。ところでこのチームの愛称は、ダイナボアーズといいます。ボアー、つまり猪です。来年は亥年ですから、せめて来シーズンはという思いがそうさせたのかもしれません。ちなみに以前トップリーグでプレーしたのも2007-08シーズンで、この時も亥年(2007年)でした。12年ぶりの復帰となるわけです。

飲み物-ワインのデキャンタとグラス
[ 2018/12/29 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

まんぷくのあらすじと感想

これもくどくどと何度も書いていることですが、100パーセント史実の大河ドラマというのは恐らく存在しません。どこかにフィクションがあります。かつてかなりの人気を誇った『独眼竜政宗』も『武田信玄』もそうです。史実が多いから名作だと言う人もいるでしょう。しかしその史実は、本当に史実なのかどうか。問題はフィクションとのバランスであり、またフィクションが多い大河であっても、自分がそのフィクションに共感できるかどうかの問題でしょう。

もちろん名作か駄作かというのも、その人次第です。上記の2作などは特に、名作大河と言う人もいるかも知れません。ただ個人的には、面白くないことはなかったけど、そう呼ぶべきかどうかという思いも正直あります。同じ作品でも、ある人には名作でも別の人には駄作ということもあり、またその逆もあります。私自身はあまり名作か駄作かという分け方はしたくなく、むしろ自分が受け入れられるか、あるいはそうでないかという分け方をしたいと思っています。

さて、武者氏の朝ドラコラムでは散々にいわれている『まんぷく』ですが、12月8日放送分の感想とあらすじを、私なりに書いてみました。私にいわせればごく一般的な朝ドラであり、これが好きでたまらないというわけでもありませんが、特に嫌いでもないし、嫌いになる理由もありません。むしろ旦那さんのことを思って、福子があれこれ奮闘しているなと思います。しかしあのお喋りな世良が、こういう時は役に立ちますね。

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福子は、GHQにより収監されている萬平たちへ手紙を書いた。その手紙は萬平をはじめ従業員、関係者への思いが綴られていた。一同はその手紙に心を揺さぶられ、皆で『赤とんぼ』を歌う。世良は監視役の日系兵、チャーリー・タナカに、お前も本当は心が痛んどるやろと言うが、チャーリーはそれを否定する。

一方でビンガム曹長は、大阪商工会会長の三田村と会っていた。三田村は萬平を、栄養失調から救おうとしていると擁護するが、あまり功を奏さなかった。しかし萬平の知人は誰一人として、彼を悪く言わなかった。そして萬平本人が再び取り調べを受ける。彼は子供の頃、近所にあった傘屋の話をする。その傘屋は雨が降れば傘が売れて嬉しい、晴れたら青空が見えて嬉しいと口にしていた。

自分もああいう風に、仕事を愛せる人物になりたいと言い、また仕事仲間を、他人を幸せにしたいと述べる。そのため今回の嫌疑は、自分に取っては不本意だとも萬平は言った。一方たちばな塩業にはGHQのジープがやって来る、福子と母の鈴は、彼らを海辺へと案内し、一人の兵士が試しに手榴弾を投げ入れた。

かつて世良は、時間帯によっては手榴弾で魚が取れると言っていたのである。福子は兵士が止めるのも無視して海辺へと走り寄る。果たしてその直後、多くの魚が浮かんで来た。福子は魚を手にして叫ぶ。
"They are innocent!"(彼らは無実よ)
手榴弾を使ったという疑惑は残ったが、萬平をはじめとするたちばな塩業の従業員や関係者はその後釈放された。

チャーリーとも別れることになった。萬平が去り際、チャーリーはこっそりと自分もダネイホンを食べたが、言うほどまずいものではないと話す。そしてその後皆は家へと戻って来た。源を抱いて萬平のもとへ駆け寄る福子。久々にまた一同が揃ったのである。


福子の手紙で始まるこの回ですが、彼女の言葉の一つ一つが皆の胸を打ちます。そしてGHQには三田村も呼び出されますが、彼もまた萬平は悪いことをしていない、人を救おうとしていると強調します。そして再度聴取を受けた萬平は、子供の頃の傘屋の話をし、自分に関わる人や他人を不幸にしたくないと言い、これでGHQ側もやや態度を軟化させたようです。

結局手榴弾の実験を、世良が言った時間帯にもう一度やってみようとして、ジープがたちばな塩業にやって来ます。ちなみに第二次大戦当時、日本軍はジープを持っていませんでした。それはともかく、手榴弾を投げたところ、今度は多くの魚が浮かんできて、福子はそのまま海に入ります。服が…と思うのですが、彼女にしてみれば、世良の言うとおりになって、しかも罪が晴れるのが何よりも嬉しかったのでしょう。

ただ手榴弾の問題は残りました。黙認するか、それとも改めて罪を問うことになるかはGHQ次第ですが、ビンガム曹長の机の上に奥さんの、それも入院中と思しき写真があり、その前にダネイホンの瓶があるところを見ると、どうもそのまま許すのではないかという感じもします。ともあれ皆は釈放され、家へ戻ります。しかしチャーリーが、ダネイホンはそうまずくなかったというのは、萬平に取ってもちょっと喜ばしくはあったようです。

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ところでダネイホン、いよいよ東京へ進出のようです。しかしそこでまたひと悶着起きそうです。今度は、どのように立ち向かうことになるのでしょうか。

しかしこのダネイホンを見ていると、ベジマイトを思い出します。オーストラリアの国民食で、やはりペースト状で色は褐色、味は塩辛いといわれ、ちょうど味噌のような食品だそうです。バターやチーズを塗ったパンに塗るのが一般的なのですが、このベジマイトをそのままお湯に溶かして、スープのようにして飲むこともできるらしい。疲れている時には簡単に栄養が摂れて、体力がつくとの由。

それとこの脚本は福田靖氏ですが、そのせいか、萬平を『ガリレオ』(ただし一部を除き共同脚本)の湯川学のようなキャラにしたいのではないかと思います。あの湯川准教も負けず劣らずの変人でしたが、彼は発明家というよりは探偵でした。

飲み物-カクテルとオイルランプ
[ 2018/12/10 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

気づいたことあれこれ

ファーウェイの使用禁止が日本でも発表されました。少なくとも政府関係ではまず使用できなくなるでしょうし、アメリカ政府とつながりがある企業も、ここの製品を使い続けるのは難しくなるでしょう。また、このファーウェイの基地局を使っているソフトバンクも、今後どうなるのかなと思います。先日の通信障害も、それが原因ともいわれています。このファーウェイは元々人民解放軍関係者が創業した会社で、バックドアが仕込まれているという噂ではあったのですが(これはレノボも同じといわれています)。

しかし先日の漫画ネタですが、あまり馴染みがないのを書くと、何だかぎこちなくなるなと改めて実感です。もちろん一部手塚作品とか『応天の門』、『アバンチュリエ』などは読んでいるのですが…。ところで本題に入ります。久々に見た武者氏の朝ドラ関連レビューですが、先日アップされていなかったにも関わらず、12月6日という日付の記事がありました。あれは放送日のことなのでしょうか。それはともかく、やはりどこか喧嘩腰だなと思います。しかもこちらは鈴の武家娘云々にしろ、結構笑いながら観ているのに、なぜか一々突っ込んでいます。

それと大河ドラマコラム同様、海外のこのドラマがいいのどうのとリンクが貼られています。そんなに海外ドラマがいいのなら、朝ドラのはいいからそちらの方を書いて頂きたい。ちなみに今回またBBCの『シャーロック』の動画も貼ってあります。ただ私は所謂グラナダ版、ジェレミー・ブレット主演の『シャーロック・ホームズの冒険』の方が好きです。BBCのは途中まで観ていたのですが、あまり面白く感じなくなってリタイアしてしまいました。閑話休題。それとNHK大阪についても批判していて、しかも大坂夏の陣になぞらえて、大阪が豊臣、NHK東京が徳川だそうです。

大河コラムでもそうですが、武者氏は要するに徳川びいきで、アンチ豊臣(幕末では西国雄藩)なのでしょう。そして如何に徳川が素晴らしいかを、折に触れて書きたがっている印象を受けます。薩長大河を批判するのもそれに一因があるようですが、果たしてそういう視点で、ドラマ評を書くべきなのでしょうか。それに関して、以前江戸時代とその後の日本で、江戸時代の功績を記したある個人ブログについて書いています。明治時代で乱世に戻ったなどとも書かれていて、それに関してはやや違和感もありましたが、江戸時代そのものについては、割と調べられたブログでした。

豊臣や薩長が嫌いであるとか、大河や朝ドラに好き嫌いがあるのならば、せめて個人ブログで具体的に綴って頂きたいものです。アクセスが多い歴史サイトで自分の感想を述べたいのでしょうが、こういうことをしていては、逆効果ではないかと思います。少なくともあれが好きこれが嫌いは、大河や朝ドラのコラムで書くべきことではないでしょう。また、史実とドラマをごっちゃにしている感もあります。この手のコラムはどのようなドラマであり、どう物語が展開して行くかを知らせるのが目的でしょう。まずストーリーを書き、その後に解説が入るという書き方でいいはずです。

それと日系の兵士のセリフの「金髪白人」に関する記事で、金髪は北欧と書かれています。この北欧の定義が不明ですが、イギリスやアイルランド、ドイツやスラブ系の人も結構金髪度は高いです。それから少し前に、大河コラムで「この脚本をいいと言う人を知らない」なる記述もありました。しかしニッコームック(産経新聞出版)では、鈴木亮平さんがこの脚本を評価しています。出演者が脚本をほめるのはよくあることとはいえ、評価しているのは事実です。武者氏はこれに目を通していたのでしょうか。大河コラムを書くのなら、せめてガイドブック位は読んで頂きたいものです。

尚『まんぷく』の公式サイトには、「漫画deまんぷく」というページがあり、1週間分のストーリーが水谷愛氏による漫画で再現されています。ストーリー展開を追うのであれば、こちらの方が役に立つと思います。公式インスタグラムでも公開中です。
漫画deまんぷく

(2018年12月8日加筆修正)

飲み物-レッドビール
[ 2018/12/07 23:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

実は『いだてん~東京オリムピック噺~』を観なくなったので、再び『西郷どん』復習の投稿をアップしています。関連文献もまた読もうかと考えていますし、BSで再放送中の『葵 徳川三代』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、いよいよ日本でのワールドカップの年です。今季は代表下部チームとの兼ね合いもあり、スーパーラグビーでは今一つでしたが、ワールドカップでのベスト8成るでしょうか。

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