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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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清宮氏が目指す環太平洋リーグ

それからワールドカップとは直接関係ありませんが、清宮克幸氏がプロリーグ構想を、オリンピック絡みの会合で訴えかけたようです。

プロリーグ構想を訴え ラグビーの清宮副会長
(産経ニュース)

詳細はワールドカップ後に明らかになりますが

ヨーロッパ市場に対抗するような(年間収益が)500億円規模の環太平洋リーグにしたい
世界のトップ選手を集められる

と主張するというのは、どの辺りまで裏付けが取れているのでしょうか。

また清宮氏本人が環太平洋リーグと語っていることから考えると、このプロリーグは単に国内プロリーグだけでなく、南半球のスーパーラグビーそのものを飲み込みかねないようなプロジェクトであると取れます。その辺りも具体的にどうなるのか知りたいところです。それとアマチュア選手による社会人リーグとありますが、トップリーグの名称はもう使わないのでしょうか。このアマチュアリーグとプロリーグとを、どのように関連付けて行くかも気になるところです。

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[ 2019/10/03 00:45 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

ラグビー四方山話-3(ワールドカップ出場国+プロリーグ)

今週の金曜日からワールドカップということで、出場国関係の予習をしておきます。

プールA        プールB
アイルランド     ニュージーランド
スコットランド    南アフリカ
日本         イタリア
ロシア            ナミビア
サモア        カナダ 

プールC       プールD
イングランド    オーストラリア
フランス      ウェールズ
アルゼンチン    ジョージア
アメリカ      フィジー
トンガ       ウルグアイ

まずプールA、最近かなり強くなっているアイルランドとスコットランドの首位争いに、日本がどう食い込むかが注目されます。プールBは優勝候補の2強が入るチームですが、ここも、ティア1ながらベスト8経験がないイタリアが、2チーム相手にどう戦うかでしょう。ナミビアは南ア以外唯一のアフリカ勢ですが、まだ本大会での勝利がありません。プールCは「死のプール」と呼ばれるだけあって、イングランド、フランスとアルゼンチンの間で混戦が予想されます。尚、プールAはもちろん私も注目しますが、プールDが結構面白そうです。こちらも最近とみに力をつけているフィジーが、オーストラリアとウェールズにどう挑むでしょうか。またスクラムの強いジョージアと、アルゼンチンより力は劣るものの、力のこもったプレイをするウルグアイ、よくこれだけの曲者が集まったものです。さらに「メジャーリーグラグビー」の登場により、徐々に進化しているアメリカも意外と見逃せません。

ところで前出のイタリア、6か国対抗の一員でティア1ですが、未だベスト8経験がありません。ビッグネームが監督になることが多いのですが(かつて日本のHCを務めたジョン・カーワン氏も、かつてイタリア代表の監督をしていました)、世界ランキングは10位から15位の間位であることが多いチームです。むしろ近年の日本とか、フィジーなどの方が大物食いをしたり、上位相手にいい勝負をしたりしています。実際この両チームを、今大会の台風の目的存在と評する人もいますし、フィジーはティア1レベルの力はあるのではないかと思われます。恐らくこれは、それぞれの置かれている環境の違いもあるでしょう。
たとえるならば、

イタリア-常に横綱大関と当たるものの、なかなか勝利に結びつかない小結力士
フィジー、日本-場合によっては横綱大関と当たり、たまに金星を上げたり、いい勝負をしたりする平幕上位力士

といえるかもしれません。

優勝候補はニュージーランド、南アフリカの公算が強いのですが、決勝トーナメントの顔合わせにも左右されますので、何ともいえないところです。その他にもイングランド、フランス、初優勝を狙うアイルランドとアルゼンチンも忘れてはいけません。

初ベスト8としては日本、フィジー、イタリアが可能性が強いと思います。しかしラグビーの場合は、5チーム中2チームしか決勝トーナメントに出られないので、各チームの評価は、リーグ戦4試合でどのようなプレイをしたかも大きな基準となります。このリーグ戦そのものを改善できないかと思いますが、24チームにして、上位3チームまでがトーナメント進出とならないと難しいでしょう。1999年大会でプレイオフ制度が設けられたことがありますが、複雑だったこともあり、その大会のみで終わりました。

改善といえば、ワールドカップ後にプロリーグ構想の発表が行われます。提案者の清宮克幸氏によれば、Bリーグを参考にして収益を増やすことを目標に、今回ワールドカップの試合が行われる12都市がその本拠地候補となっています。実際トップリーグのチケットは企業頼みのところがあるようで、かの『ノーサイド・ゲーム』をちょっと連想します。他にも協会内に改善点があること、別法人にする必要があるというころで、大会開催中はこちらの方も動きがありそうです。しかし海外から選手を集め、年間500億市場を目指すということですが、資金や運営方針などの点で、かなり詰めておくべきものもあるでしょう。尚サンウルブズは来シーズンで一応スーパーラグビーを脱退しますが、その後の他リーグ参加、将来的なスーパーラグビー復帰など様々な選択肢がまだ残されています。

尚トップリーグは社会人ラグビーとして残すようですが、プロクラブの中にアマチュア部門を設け、そちらでプレイさせることも可能かと思われます。アカデミーも作るようですし。ただ1ついえるのは、日本の場合国内リーグがあった方が盛り上がるということです。たとえばアルゼンチンなどは、現状は海外でプレイする選手からスーパーラグビーのジャガーズの選手を選び、そのまま代表に送り込んでいます。国内リーグは地区代表レベルのみです。しかし日本の場合はやはり国内で盛り上げた方がいいし、海外に選手を出すより、自前のプロリーグで選手を育て、さらに海外から選手を集めた方がいいのではと個人的には考えています。

[ 2019/09/17 00:45 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

ノーサイド・ゲーム第9回あらすじと感想

オイルの件でカザマ商事の買収が保留となり、滝川は本社を追われます。そして脇坂が常務となりますが、すべてを掌握できるポジションに就いた彼は、ラグビー部廃部を宣言します。それは君嶋に取っては裏切りに等しいものでした。一方でアストロズは、今シーズンこそ優勝をと誓って破竹の勢いで勝ち続けます。今シーズンから参加した七尾は注目の選手でしたが、彼にはある弱みがありました。

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カザマ商事の790億円での買収プロジェクト会議が始まり、社長の島本博も顔をのぞかせる。しかしこれに関して、営業部主導のデューデリジェンスには見落としがあると脇坂賢治が発言し、その問題点を報告した君嶋隼人を会議室に入れる。君嶋はかつて、白水商船のタンカー瑞祥丸がエンジントラブルで座礁事故を起こし、それにカザマ商事のバンカーオイルが関与していたことを報告する。滝川桂一郎はその件は調査済みであると答えるが、君嶋はその調査を行った森下教授が、データを改竄したことをその場で明かし、見返りに3億円を受け取っていたと言明する。

しかもそれは、風間有也の個人資産から払われたものだった。滝川は分が悪くなる。さらに府中グリーンカントリーの青野宏が、3億円を現金で渡してデータ改竄を依頼したこと、しかもそれを証言したことを君嶋は強調する。君嶋はさらに、滝川と風間が同期であると指摘し、森下の3億円の受領書を見せる。役員に配られた資料にも同じ物が添付されていた。これで買収は保留と決まる。真希は、買収が保留になったことを喜ぶが、君嶋は後味の悪さを感じていた。これで滝川は役員を首になり、トキワ自動車の子会社である金融会社への異動が決まった。

会社の危機を救った脇坂は常務に就任する。そして君嶋がGMとして迎える2シーズン目のプラチナリーグ、アストロズは快進撃を続けるが、ライバルのサイクロンズも負けていなかった。サイクロンズは七尾に警戒するが、監督の津田三郎は、最終節の頃には平凡な選手になっていると断言する。そのアストロズは観客の性別や平均年齢まで割り出し、広告主を募るようになっていた。一方で君嶋は本社を訪れ、脇坂と久々に言葉を交わす。アストロズの収益はかなり上向きだったが、脇坂は思いがけないことを切り出す。

ノーサイド・ゲーム第9回脇坂
脇坂(石川禅)が滝川の後任として常務に就任する

それは、ラグビー部の予算の縮小だった。それではプラチナリーグに残れないと君嶋は言うが、脇坂は蹴球協会に払う金額に言及し、蹴球協会は変わらずラグビーも人気が出ないと言う。君嶋は脇坂もかつてはアストロズを応援してくれていたと言うが、脇坂に取ってアストロズはすっかりお荷物と化しており、しかもカザマ商事の買収が立ち消えになったことで、各部門は予算の削減を迫られていた。君嶋は脇坂の豹変ぶりに驚く。しかも何が悪いのかを理論的に話した滝川と違い、脇坂は潰せの一点張りだった。

君嶋は家でそのことをぼやく。真希は興味がなさそうな顔をしつつも、実際は興味があるのではないかと思われた。そしてアストロズは、タイタンズとの試合に臨む。各チームは七尾対策を練っていたが、それでも七尾はテクニックを弄し続けた。しかしこの試合、七尾はラックに入ることをためらったことで相手優位になり、何とか辛勝する。次のブレイブスはジャッカルを持ち味としており、対柴門琢磨はその対策として、ラックに入ってボールを奪うことを重視していた。その頃アストロズには、スポーツ用品メーカーのアトランティスからも話が来ていた。

脇坂は君嶋を呼び出し、取締役会議でラグビー部のあり方を検討し、予算を半分に圧縮する予定であると伝える。君嶋はチケットの売り上げは昨シーズンの230パーセント増であること、広告収入も獲得したことを話すが、脇坂の態度はにべもなかった。あと2試合勝てば優勝できると言う君嶋だが、脇坂は最終的にはラグビー部廃部を目論んでいたのである。府中に戻って来た君嶋は複雑な思いだった。選手たちもそれに感づいていた。そこで君嶋は、選手たちの前で予算の半減について話すことにした。

話し終わると浜畑譲がこう言った。
「今までだってそんな危機何度もあったし、乗り越えて来たでしょう」
君嶋は選手の成長に驚きつつ、このアストロズを守って行く覚悟を決める。そしてブレイブス戦でスタンドオフに選ばれたのは浜畑だった。七尾が外れたことに観客や子供たちは驚くが、浜畑はラックに果敢に入り、ボールを奪った。柴門が七尾を外した理由は正にそれだった。七尾はオールブラックスU20時代、ラックで膝を傷めており、そのためタイタンズ戦でもラックに突っ込むプレイを苦手としていた。大型選手にタックルする勇気はあるが、膝のケガはまだ体が覚えていたのである。

ノーサイド・ゲーム第9回選手に事情を話す君嶋
君嶋(大泉洋)は、選手の前で予算削減について話す

しかし今度は浜畑が、前半終了間際にラックで膝を傷めてしまう。君嶋は交代を提案するが、柴門は浜畑を中心に戦略を組み立てており、この試合は浜畑と心中すると言った。我慢比べとなる後半、七尾は浜畑に交代を申し出るが、浜畑はこう言った。
「怖いに決まっとるやろ。けどな、この試合勝たな優勝できへんのや。せやったらやるしかないやろ」
さらに自分の脚はどうなってもいい、逃げて負けるのは死ぬより嫌だと言ってグラウンドへ出て行く。劣勢に回るアストロズだが、博人は浜畑の応援を始め、観客が皆アストロズに声援を送るようになる。

そしてラックでの、浜畑の体を張ったディフェンスが起点となり、アストロズがボールを奪い返して、最終的に浜畑に渡ったパスはトライとなった。七尾は、浜畑は尊敬するアストロズのスタンドオフだと本波に言い、自らも拍手を送る。その後スタミナで優位に立つアストロズは、21-5でブレイブスを破った。サイクロンズもそのことを知るが、勝つのはうちだと津田は尊大に構える。試合後のスタンドに、君嶋は見覚えのある人物を見つけた。それは滝川だった。自腹でチケットを購入して試合を観戦した滝川は、君嶋にいい試合だったと言う。

君嶋は、滝川は脇坂とは違い、ラグビー部を含めすべてにおいてフェアだったと言う。実は滝川の父親はラグビー経験者で、子供の頃は高校大会に連れて行ってもらっていた。しかしその父親の家業が傾いて、滝川本人はラグビーができなかった。滝川は言った。
「ラグビーでは食べていけないからな」
さらに風間有也とのこと、高級レストランのことなどを話、どこかで奴の会社を奪ってやりたいという気持ちがあったのだろうと言い、ラグビーは自分の体だけで堂々と戦い公平なスポーツであると洩らす。

ノーサイド・ゲーム第9回君嶋と話す滝川
競技場に観戦に訪れた滝川(上川隆也、右)は君嶋と話をする

さらに滝川は君嶋に対して負けたと言う。それは例の資料に、風間の3つの口座からの出金の報告が添付されていたからだった。同じ日に1億円ずつが引き出され、例の森下の受領書と同じ日付になっていた。しかし君嶋にしてみれば、風間の口座のことなど身に覚えがなかった。どうやらこれは脇坂の仕業のように思えた。どうやら滝川も、そして君嶋もまだ知らないことがあるようだった。去り際に滝川は、君嶋にこう言う。
「君を府中工場に飛ばしたのは、私じゃない」

君嶋は驚いた。そして廃部と予算縮小を持ち出した脇坂の姿が目に浮かんだ。滝川は、君嶋の試合はまだ終わっていないと言い、負けるなと言って競技場を後にした。府中のグラウンドに戻って来た君嶋は、七尾がタックルの練習を繰り返しているのを目にする。そして膝を負傷した浜畑も、その様子を見ながらまだまだ終われないと口にする。信頼していた人物から裏切られた君嶋も、このまま終わるわけには行かなかった。

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この回の予告で「本当の敵」という言葉が登場していました。ということは意外な人物だということであり、ならば滝川である可能性はかなり低く、しかも府中グリーンカントリーの青野でもなさそうでした。となると脇坂ということになります。案の定この人物は、全権掌握した時からそれまでとは態度が変わりました。しかも同じようにラグビー部廃止に言及しつつも、言うことに筋が通っていた滝川とは異なり、この脇坂は何か恨みでもあるかのように、一方的にラグビー部潰しを叫ぶようになります。君嶋がオイルのことを脇坂に話した際、しばらく待つように言うシーンが登場しますが、どうも風間有也の口座の件とこれと、何か関係がありそうです。しかしアストロズに、「アトランティス」からサポートの申し出があったというのには笑いました。流石日曜劇場です。

ところでジャッカルというラグビー用語ですが、先日「リロード」でご紹介した、サンゴリアスのラグビー大辞典の当該項目のリンクを再び貼らせて頂きます。2本目のリンクは補足編です。
要は、タックルから倒されて密集になった状態でボールを取ることですが、このジョージ・スミス氏はジャッカルの名手でした。ドラマの中で、ジャッカルを得意とするブレイブスが「オーストラリアからコーチを呼んだ」というシーンがありますが、この人が頭をよぎってしまったものです。

さらにこのブレイブスのスクラムハーフの狩野伸太郎、どこかで見た顔だなと思っていたら、濱田岳さんが演じていました。何でも、ご本人が強く出演を願ったのだそうです。
(TBS公式サイトより)
あと、滝川が言っていた「ラグビーでは生活できない」は言い得て妙です。ヨーロッパなどでは、かつてアマチュアリズムが厳しい時代に、選手はこれで悩んでいました。日本では企業アマなので、ラグビー選手として会社のチームでプレイすれば、一応はプレイしながら収入を得ることはできますが、プロのような高額報酬が約束されているわけではありません。メディア露出も少ないため、いよいよ本格的プロリーグ構想が立ち上がったのは納得です。

[ 2019/09/13 01:00 ] ドラマ | TB(-) | CM(0)

ラグビー与太話1

9月に入って、ラグビーワールドカップが間近に迫って来ました。ところでスポーツにはありがちなことですが、ラグビーも専門用語が沢山あります。そして用語を知らないと、ラグビー自体を楽しめないということになります。そのため観戦ビギナーは、最低限の用語を覚えるのがまず第一条件になります。用語といえば、先日の『ノーサイド・ゲーム』で、隼人の妻真希がラグビー嫌いなどと言いつつ用語をあれこれ口にし、隼人から、本当は好きなんだろうと言われる一幕がありました。

ただ用語を覚えても、それがどのような場面であるのを具体的に想定できなければなりません。
たとえば、

Aチームのスタンドオフが、Bチームの選手の裏に蹴ったボールがダイレクトタッチとなり、Aチームは陣地を戻された

とか、

Cチームがモールで押し込んでDチーム相手にトライを試みるも、モールが崩れてラックになった。そしてCチームの選手が、ラックに横から入ったためオフサイドの反則になった。これに不満を覚えたその選手が、レフェリーのE氏に暴言を吐き、結局その選手はシンビンで10分間の退場となった

というのが、具体的にどのような状況であるのを理解するかは、やはりある程度試合を観ていないとわかりにくいものです。実は私も2シーズンほど、すべてではありませんがいくつかの試合を観て覚えました。ラグビーファンは結構親切で、わからない部分が会ったら説明してくれる人もいますが、経験者は大抵ガタイがよく独特の雰囲気があるため、声をかけづらいということもあるかもしれません。そのような時はルール関連の動画を見てみるのもいいかと思います

そしてこれは実体験なのですが、特にラグビーで訊かれることの一つとして、なぜぶつかって行くのかというのがあります。これはぶつかって行く、つまり密集を作るのが、ボールを奪うための手段の1つとなるからです。その中からボールを出して、味方へとつないでトライを奪うか、ボールを貰ってドロップゴールを決めるか、さもなくば相手の反則を誘ってペナルティゴールを奪うか、いずれかの得点方法があります。密集はタイトスクラムとルーススクラムとモールがあり、ルーススクラムは通常ラックと呼ばれます。ラックは密集で地面にボールが置かれている状態、モールは密集で選手がボールを持っている状態です。

こういった基本となる点は別としても、ラグビーは結構ルールが変更になります。それがわかりにくいという人もいるようです。実際2000年代に入ってからもかなり変更が行われており、10分退場のシンビンやビデオ判定などは、ここ20年ほどで制定されています。ルールや用語に関しては、ネット上に色々情報がありますし、トップリーグの各チームの公式サイトにも解説があるので、参考にするといい方法もあります。

それとポジション名があります。大まかに分けてフォワードとバックスがあり、フォワードはスクラム第一列の両端の選手がプロップで真ん中がフッカー、第二列がロック、そして第三列の両端がフランカーで真ん中がナンバー8です。バックスは9番がスクラムハーフで10番がスタンドオフ、11番と14番がウィング、12番と13番がセンターそして15番がフルバックです。元々英語のラグビー用語を採り入れたものですが、英語圏は10番はフライハーフと呼ばれることが多いです。

ニュージーランドでは10番をファーストファイブエイス、12番をセカンドファイブエイスと呼ぶことがあります。豆知識として覚えておくといいかもしれません。またレフェリーは主審で、線審のことはタッチジャッジと呼ばれていましたが、最近はアシスタントレフェリーという呼び名になっています。一般に15人制の場合、協会はユニオンと呼ばれることが多いのですが、国によっては「連盟」という呼称を使うこともあります。

飲み物-パブのビール1
[ 2019/09/03 00:30 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

ノーサイド・ゲーム第7回あらすじと感想

サイクロンズがアストロズの選手に移籍を勧めていることがわかり、君嶋はじめ首脳陣はやきもきします。最終的には去って行く仲間にエールを送るのですが、その退部の理由は意外なところにありました。そして滝川は社長の座を射程内に納めます。

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新しいシーズンが始まり、ポスターも完成した。今回のポスターは、浜畑譲と里村亮太を前面に押し出すスタイルだった。チームには七尾圭太も加わっていた。七尾は本社に勤務していたが、ラグビーを再びプレイすることを決め、府中工場へ異動となったのである。その七尾と本社で同じ海外事業部だった藤島レナは、あるホテルで浜畑がサイクロンズの監督津田三郎と会っているのを目にする。一方オイルの件を調べていた君嶋隼人だが、研究所の星野の母校の教授、森下の調査によると、カザマの商品に問題はないということだった。

一方で星野はレナが、浜畑と津田をホテルのラウンジで見たと言っていたことを君嶋に伝える。津田はもう一度代表入りしたいだろうと、サイクロンズ入りを勧めていた。引き抜きは汚いという夫に、真希は今時ヘッドハンティングなんて珍しくない、あなただってラグビーを捨てて本社に戻ろう同じ穴のムジナだと言い放つ。君嶋は何とか浜畑に残ってくれるように頼むが、実は浜畑はこのオファーを断っていた。君嶋は安心するが、蹴球協会でまたもサイクロンズのGM鍵原誠と会う。相変わらず嫌味な鍵原に、君嶋は浜畑がオファーを断ったと強気に出るが、鍵原はオファーは成功したと意味深なことを言う。

ノーサイド・ゲーム第7回浜畑と津田
サイクロンズ監督、津田(渡辺裕之、右)に合う浜畑(廣瀬俊朗)

クラブハウスに戻って来た君嶋に、里村が近づいて来てこう言った。
「俺、アストロズを辞めようと思っています。
俺はサイクロンズに行きます」
既に里村は会社にも辞表を出していた。津田は里村を退部させることで、アストロズの戦略にダメージを与えるつもりだったのである。アストロズでは自分が成長しないといわんばかりの理由で、退部を申し出た里村はチームメイトから反感を買った。しかもアストロズと同じ練習はもうやろうとしなかった。シーズンを前にしたこの時点での引き抜きに、君嶋も柴門もなすすべなしだったが、一つ手段があった。それは、移籍承諾書を出さないことだった。これで里村は1年間サイクロンズでプレイができなくなるからだった。

佐々や友部は夜になっても練習を続けていた。君嶋そして柴門と会った里村は、アストロズに優勝は無理だと言い、自分は将来はヨーロッパのプロチームに行きたい、そしてワールドカップも目指していると口にする。君嶋は移籍承諾書のことをほのめかし、里村は向きになる。君嶋は会社がアストロズや里村に投じた者は大きいというが、里村は逆に、こんな貧乏なチームで何年もプレイしたやったんだと怒りをあらわにした。ロッカールームでも、里村と他のメンバーとの間に溝ができ始めていた。そしてアストロズにも、この移籍承諾書の件は知らされていた。

浜畑はあっさり引き抜きを断念したと言う君嶋に柴門は、浜畑も色々悩んだ挙句腹をくくったのだと言い返す。そして突然辞表を出した里村は、最後の最後に品質管理基準のマニュアル作りを上司から言われる。ラグビーをやって来たから特別扱いしていたが、もうそれもなしだという上司の判断だった。そしてジュニアチームでは、博人がBチームのスクラムハーフとしてプレイすることが決まり、嬉しそうにしていた。しかしチームを外された子がラグビーを辞めると言い出し、博人もどこか浮かない表情をしていた。博人はジュニアチームの資料を当たろうとするが、そこへゴルフ場建設反対派がまたも押し掛ける。

ノーサイド・ゲーム第7回移籍を伝える里村
退部を君嶋(大泉洋、左)と柴門(大谷亮平、中央)に伝える里村(佳久創)

延長になっていた府中グリーンカントリーのゴルフ場建設が再開されたのである。しかもカザマ商事は聞く耳持たない状態だった。君嶋は府中グリーンカントリーの青野を訪れる。建設への理解者も増え、反対運動が一旦弱まったため工事が再開されたのだった。しかしこれでゴルフカートも再発注の可能性が高まった。その後青野はアストロズ、特に里村が楽しみだといわれ、君嶋は落ち着かない気分だった。そのカザマ商事の社長風間有也は、ゴルフ場にも関与していた。バッティングセンターでゴルフの誘いを受けた滝川桂一郎は、ハンデを聞かれるも対等で行こうと答える。

チームを辞める子は、家の引っ越しがそもそもの理由だった。そのため龍一や博人も含め、下校時にラグビーをやって遊び、博人もいくらか明るい表情を見せるようになる。その後アストロズのことで本社を訪れた君嶋は脇坂賢治に会う。脇坂はカザマ本社のデューディリジェンス(買収先の資産調査)が終わり、買収が成功すれば、滝川が社長就任する可能性も大きいことを伝える。一方で滝川はカザマの社長室を訪れる。買収がすめばトキワにすべて譲ると言う風間だが、滝川はトキワではなく俺だと断言する。その夜滝川は1人でレストランへ行き、ワインを楽しんでいた。

里村はマニュアル作りに没頭していた。そこに浜畑が姿を見せる。自分の決意は何をいわれても変わらないと言う里村に、浜畑は自分がマニュアル作りを引き受け、練習して来いと言う。
「家族が困ってたら助けるのは当然やろ」
さらに浜畑は、どこへ行っても頑張れよと言葉を掛ける。グラウンドでは友部がタックルの練習をしていた。そこへ里村が現れ、自分が岸和田の代わりに友部の練習台となる。何度も失敗する友部だが、ついに里村を倒した。浜畑はそんな里村に、わざとつかまってやったんかと尋ねるが、里村は無言だった。

里村の退社の日が近づいた。承諾書のことを訊いた佐倉多英に、君嶋は出すべきではないと答える。そしてその日、里村は1人ロッカールームからグラウンドに出て、ゴールポストに一礼する。その時照明がつき、君嶋や柴門と多英、部員たちが姿を現す。罵声のひとつも浴びていけ、お前もその位の覚悟はできているだろうと君嶋は言い、岸和田徹がよくも袖にしてくれたな、俺たちはサイクロンズをボッコボコに潰す、そしてお前もアストロズの名を汚すようなプレイはするなと心のこもった「罵声」を飛ばし、最後に餞別があると言って君嶋に声をかける。

ノーサイド・ゲーム第7回里村との別れ
里村に餞の言葉を送る君嶋と岸和田(高橋光臣、右)ら部員たち

君嶋はアストロズのためを思いつつ、このままでいいのか悩んで浜畑に相談を持ち掛けていた。浜畑は、サイクロンズからオファーがあったことをチームメイトの前で打ち明ける。浜畑は誰だって条件がいい所でやりたい、里村は全盛期の自分を試そうとしている、そして世界に目を向けている、それは俺らの誇りやないかと言う。さらにホンマは皆同じ考えやないのかと問いかける。キャプテンの岸和田は、1年間里村からラグビーを取り上げるのは、日本のラグビー界に取ってもマイナスだと言い、里村がいるサイクロンズに勝って優勝したいとも言う。これには皆同意し、君嶋も人がよすぎると言いつつこれに賛成した。

君嶋は上記のことを里村に伝え、移籍承諾書を手渡した。里村は涙を浮かべてアストロズを去って行った。その後君嶋は柴門から、里村が去った本当の理由を聞かされる。それは佐々一の成長だった。佐々は昨シーズンで成長し、アストロズに真にふさわしいスクラムハーフとなっていた。そして同じチーム内で七尾もまた成長していた。その後君嶋は、家族に新しいポスターを見せる。昨シーズンとそう違わないと真希は言うも、昨シーズンよりいい顔をしていると付け加える。

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今回は会社絡みというよりは、移籍に重点を置いた展開となっています。また里村の移籍と、博人や隆一と同じチームの仲間が、引っ越しで去って行くのをダブらせてもいるようです。結局浜畑は残ったものの、今の自分をもっと試してみたいという里村は、サイクロンズからのオファーを引き受け、これに関して君嶋は、移籍承諾書を出すべきかという問題にまで発展します。しかし里村が出て行った最大の理由は、自分よりも佐々の方がチームに合っているのを知っていたからでした。しかも最後の最後になって、チームを辞めるならこれをやってくれと上司から言われるのが、社会人チームらしさをまた浮き彫りにしています。

一方会社側も、滝川が買収計画とそれによる昇格を着々と進めていました。だからこそというべきか、府中グリーンカントリーの問題が、買収先であるトキワ自動車に押し付けられた格好になります。しかもアストロズの里村のプレイを楽しみにしていると、青野からいわれて君嶋は戸惑います。実際風間と会った夜、1人で祝杯を上げるようなことをやっているわけですから、滝川の方もかなり自信があるのでしょう。このことを脇坂からいわれた君嶋は、廃部を避けるためにもチームを優勝させなければならないという責任感にかられます。ところでラグビー関係の本社来訪というのは、移籍承諾書のことでしょうか。

しかしこの移籍承諾書、ドラマ中のプラチナリーグのモデルであるトップリーグにも同様の物がありましたが、こちらは2018年から撤廃されています。ところでそのトップリーグのツイートも、ワールドカップの代表選出についてコメントしていますね。

[ 2019/08/30 01:15 ] ドラマ | TB(-) | CM(0)

ノーサイド・ゲーム第6回あらすじと感想

プラチナリーグで惜しくも2位に終わったアストロズですが、島本社長は次のシーズンも14億の予算を認めます。しかし蹴球協会の姿勢への異議、今後の強化などやるべきことはまだあり、ついに君嶋は本社へ戻るよりも、GMとして留まる方を選びます。

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アストロズは2位でプラチナリーグを終えた。多むらでの打ち上げでも、選手たちはどこか浮かない表情だったが、女将にはっぱをかけられて岸和田徹が音頭を取り、皆乾杯する。しかし君嶋隼人は、アストロズに予算14億円をつけてもらえるかが気になっていた。収支は5500万円円どまりで、滝川桂一郎からはまたも嫌味を言われるが、島本社長が進退をかけて予算を承認し、選手たちは大喜びする。そして監督の柴門琢磨は、七尾圭太と会っていた。

ノーサイド・ゲーム第6回柴門と七尾
柴門琢磨(大谷亮平、右)に会う七尾圭太(眞栄田郷敦)

君嶋の方は、脇坂から電話を貰う。例の滝川と風間商事の社長、風間有也は大学の同期であり、買収話はこの2人が企んだもののように見えたが、まだはっきりしたことはわからなかった。脇坂は島本を盛り立てるため、本社に戻って来るように頼む。君嶋はこのことを真希に打ち明ける。真希は喜ぶが、一つ懸念すべきことがあった。それは、すっかりラグビーに夢中になっている長男博人のことだった。一度もジュニアの試合に出ないうちに廃部というのは避けたかった。

君嶋は日本蹴球協会の在り方にも疑問を抱いていた。協会から仕入れたチケットの収益が5500万円であったにも関わらず、協会からの分配金はゼロだった。君嶋はプラチナリーグのGM会議で地域密着型チームを作り、試合数を増やすなどの改革案を持ち出すものの、専務理事の木戸はラグビーはアマチュアスポーツだと言い張り、さらにこれは会長の富永の意向であるとも言った。さらにサイクロンズのGM鍵原誠は相変わらず君嶋に反発した。これでは各チームへの負担は大きくなるばかりだった。

そして君嶋は滝川に呼ばれる。これは工場のAI化についてのものだったが、そこで滝川は、アストロズが2位となったことは評価しつつも、これに満足して、肝心な部分を見落としていないか、君がGMでいる意味はあるのかと詰め寄る。

ノーサイド・ゲーム第6回博人と佐々
佐々(林家たま平、右)からパスを習う博人(市川右近)

ジュニアの試合で、博人はBチームにも入れなかった。それを悔しく思った博人は、佐々一に頼んでパスの練習をする。さらに君嶋に脇坂から電話がくる。例の本社に戻る件だった。その頃アストロズでは、本波寛人が体力の限界を理由に引退を発表していた。本波は大学卒業でラグビーをやめるつもりだったが、アストロズが誘ってくれたことを感謝し、また本当は皆と一緒に優勝したかったことを告げる。選手たちは立ち上がり、部歌を歌い出した。本波はコーチとしてチームに残るつもりだった。

君嶋はその夜グラウンドに寝転がり、GMとして経験したことをあれこれ思い出していた。その後本社に赴いて脇坂と会うが、今までの仕事で唯一アストロズのGMとして負けたこと、それで迷いがあることを口にし、1年間待ってもらうことを頼む。もう脇坂から誘われることはないと覚悟のうえでの決断だった。君嶋は真希に本社に戻ることはなくなったと伝えるが、真希は以外にもあっさりそれを受け止め、こう言った。
「やるからには勝ちなさいよ」
その頃滝川はまたも風間と会い、風間はすべてを滝川に委ねて、金を貰って引退したい、滝川には礼をしたいと話す。

君嶋もファンに礼をしたいと考えていた。そして感謝祭を企画する。また改革案で再び協会に足を運ぶが、木戸はラグビーは金儲けではないの一点張りだった。君嶋は、自分はラグビー経験者ではなく好きでもないが、ラグビーを愛しているあなた方が、なぜ発展を考えないのかと怒りをあらわにし、今後も足を運ぶことにしていた。その頃岸和田の同期で、トキワ自動車の研究所にいる星野信輝が君嶋にあることを話す。

ノーサイド・ゲーム第6回タンカー座礁記事
カザマ商事のオイルに関しての記事を、君嶋(大泉洋、左)と岸和田(高橋光臣、左から2人目)に見せる星野(入江甚儀、右)

そして星野は、以前座礁したタンカーのオイルがカザマ商事の物だったという新聞報道を見せる。これが事実なら、カザマ商事の商品には粗悪品があるということだった。またサイクロンズはサイクロンズで、監督の津田が、感謝祭でのアストロズの紅白戦を分析するように鍵原に伝える。津田は「例の件」と意味深なことも口にした。

ファン感謝祭当日、一番の呼び物は紅白戦だった。サイクロンズ首脳部も、その動画を送信させて試合を確認していた。スタメン組と控え組によるこの試合は、控え組に入った佐々が絶妙のパスを投げるとともに、七尾がドロップゴールを3本決める活躍を見せ、さらに最後の最後でトライを決めようとする浜畑を止める。これを観に来ていた本社の社員、そして研究所の星野は驚いた。本社では七尾は、どこかのんびりした社員だったのである。しかし柴門に会い、ラグビーを続けることを決心していた。

一方でサイクロンズも動き始めていた。首脳部はある人物と会っていたのである。その人物こそ、アストロズの浜畑譲だった。

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本社に戻れと言われつつも、結局アストロズに残ることを決めた君嶋ですが、その決意の裏には本波の引退もあったようです。その本社では、カザマ商事の買収話に何か裏があるのではと脇坂がにらんでいました。しかもカザマ商事には、ある疑惑が浮かび上がっていました。そして最後の最後で、今度は浜畑が実はこっそりサイクロンズの首脳部と会うところが登場します。次回はさてどうなるのでしょうか。そして本社では、かなりのんびり屋の社員である七尾圭太ですが、彼も君嶋、そして柴門に背中を押される形でラグビーを続けることにしたようです。この辺り、本波が本当はラグビーをやめるはずだったのに、アストロズが誘ってくれたというのと相通じるものがあります。

その七尾ですが、どこかのんびりしたところと言い、練習試合なのになぜ楽しまないのかというところと言い、如何にもニュージーランド帰りといった雰囲気があります。相手のディフェンスが堅固と見るや、何本も飛び道具のドロップゴール(DG)を決める辺りも、それらしさを窺わせます。ドロップゴールといえば、1999年のワールドカップで、南アフリカのヤニー・デビアがイングランド戦で、6本のDGを決めたのを思い出します。尤も次のオーストラリア(ワラビーズ)戦では、相手のアタックがかなりきつく、そのためDGを蹴ることもままならない様子でした。尚この試合はなかなか決着がつかず、延長戦にロスタイムが加わってかなり長時間となっています。

博人がなかなかの負けず嫌いのようで、その意味ではラガーマン向きともいえます。佐々に頼んでパスの練習をする辺り、この子は、彼をとても信頼しているのでしょう。そしてその父親も、なかなかしぶといようです。無論これには収支の問題も絡んでおり、各チームがもっとラグビーで収益をあげられるように働きかけ、安定したチーム運営を目標としているわけです。恐らく、今まさにやろうとしているプロリーグはこれと似た方法を採るのでしょうーただ故・宿沢広朗氏によれば、リーグを協会から離して別組織にすると、税金の問題が大きくなるということではありますが。それにしても木戸専務理事が、何というかアマチュアリズム死守の会長の幇間的存在です。君嶋から化石呼ばわりされるのもむべなるかなです。

[ 2019/08/24 01:15 ] ドラマ | TB(-) | CM(0)

1ラグビーファンの視点から見た『ノーサイド・ゲーム』

第5回までの放送についてです。元々池井戸潤氏原作ということもあり、スポーツをテーマにしつつもビジネス色が強くはあるのですが、ラグビーそのものは結構きちんと描かれています。(これは『陸王』も同じ、なお『ルーズヴェルト・ゲーム』は観ていません)

そのような中で、1ラグビーファンとして気になった点も無論あります。まず、プラチナリーグ開幕後のアストロズが、あまりに快進撃すぎるということです。たとえば1試合は落とすとか、サイクロンズも必ずしも好調でないとか、そういう波があってもよかったかと思います。それとトップリーグで行われているボーナスポイント制度、これを入れるという方法もあったかもしれませんが、そうすると話がわかりづらくなるというデメリットも出て来るのでしょう。ラグビーをあまり知らない人も観ている可能性もあり、これはやむを得なかったかもしれません。

他にも解雇した外国人選手がどのようなプレイを得意としていたか、その選手がもし他のチームに移籍していたたなら、移籍先とアストロズの試合をやや詳しく描いてもよかったとは思います。ただしここまでの展開としては、弱小チームだったアストロズが、勝ち上がって行って最終戦でサイクロンズと出会い、アストロズ存続の条件である優勝を果たせるか否かに重点が置かれているので、これもまた致し方ないことではあるでしょう。

あとこれもロケの時期を考えると、仕方がないことではあるのですが、本来日本の国内シーズンは秋から冬です。しかし試合のシーンはすべて気候のいい時期、たとえば初夏とか初秋のような雰囲気になっているのが惜しいというか、ちょっと物足りないなという印象は受けました。さらにスタンドのお客さんですが、通常試合がある時は、大きなスタジアムではグッズの他に飲食物を売ったりもしています。ゆえに、もう少し飲み食いしているシーンがあってもよかったかとは思っています。ラグビー好きのおじさま方であれば、車を運転しているのでなければ、ビールを飲んでいてもそう珍しくないでしょう。それと柴門琢磨が表紙を飾っていた専門誌ですが、あのロゴは確かにラグビーマガジンの物ですね。

それから第5回で、1963年生まれの滝川と風間がそれぞれ55歳というセリフが出て来ますが、あれはもう2018年になっているという設定だったのでしょうか。基本的に冬の季節が出て来ないため、年の移り変わりがわかりづらく感じられます。

無論ドラマの根幹部分ともいうべき、GMである君嶋や監督の柴門の苦悩、さらにいつアストロズが活動できなくなるかもしれない中で、結果を出すことに集中している選手たちはよく描かれているかと思います。また会社内部での確執も、如何にも池井戸ドラマらしさを感じさせます。ただラグビー好きで実際に観戦経験もあり、トップリーグやスーパーラグビーの結果に目を光らせる身としては、上記のいくつかの点について、多少飽き足らなく思うこともあります。

飲み物-ブラウンエール
[ 2019/08/19 00:30 ] ドラマ | TB(-) | CM(0)

ノーサイド・ゲーム第5回あらすじと感想

柴門の編み出したトレーニング方法でアストロズは快進撃を続けます。そしてシーズン最終戦、ついにサイクロンズとの大一番を戦うことになります。このためにリロードを強化する柴門は、自分が「飛び道具」とみなすある選手に期待していました。一方で昇進に自信満々で、買収話をリークしていると思われる滝川は、かつての同期でカザマ商事の社長である風間と会います。滝川が社長となった時のことを考えて、意地でもアストロズを勝たせずにいられない君嶋ではありますが…。

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アストロズは開幕から10連勝と快進撃を続けていた。一方サイクロンズも無敵状態で、この両チームは秩父宮ラグビー場で鉢合わせする。サイクロンズのGM鍵原誠と監督津田は、相変わらず嫌味な態度を隠そうともしなかった。実際日本代表を多く抱えるサイクロンズのプレイは頭抜けており、アストロズ監督の柴門琢磨は、このチームとの最終戦をどう戦うかに頭を悩ませていた。その頃、一部の選手たちは居残り練習を続けていた。16年アストロズでプレイして来た本波寛人は、職場でもある府中工場のためにもチームを強くしたいと考えており、スクラムハーフに控えの佐々一を推す。佐々はパスはよかったが緩急をつけられず、それが課題となっていた。

一方七尾圭太はアストロズ仮入部という形でトキワ自動車に入社した。カザマ商事買収のリーク記事により、トキワ自動車の株価は上昇していたが、この仕掛け人である常務滝川桂一郎は、これに乗じて人件費を削減し、AI導入を推し進める考えだった。当然それは、アストロズの経費削減=廃部をも意味していた。GM君嶋隼人は、ある時佐倉多英から、同期の柴門と今は同じチームにいると言われたことがきっかけで、風間と滝川が同年代で、しかも同じ明成学園の同期であることに気づく。

ノーサイド・ゲーム第5回料亭の2人
料亭で会うカザマ商事の社長風間有也(中村芝翫、左)と滝川(上川隆也)

案の定その滝川は、料亭で風間と会っていた。時間に几帳面な滝川は、遅刻した風間に厳しかったが、風間は次期社長なのだから余裕を持てと言う。この2人が同期である点が、滝川が買収にこだわる理由ではないかと君嶋、そして脇坂賢治は考えていた。その頃アストロズが指導するミニラグビーの試合で、龍一は正規のスクラムハーフ、博人は控えとなった。同じ控えの佐々は博人を励ますが、これに不満げな真希は夫に対し、GMとしてもっと練習を見せたりできないのかと迫られてしまう。

柴門はプラチナリーグは一強十五弱であり、サイクロンズはそれほど手ごわい相手であると君嶋に話す。その柴門が考え出したのは、一度相手に倒されてから起き上がるまで、つまりリロードの時間を短くして数で優位に立つことで、自チームを優位に導く戦法だった。そのための特訓として、選手たちはレスリングの選手相手にタックルとリロードを繰り返す。そして一人だけユニフォームを着せられた君嶋は、女子選手である吉田沙保里に立ち向かうが、吉田の強力なタックルになすすべもなかった。

ノーサイド・ゲーム第5回合同記者会見-柴門
 合同記者会見に出席したアストロズ監督柴門琢磨(大谷亮平)

選手たちは暗くなってもリロードの練習を繰り返していた。そこへメディアから柴門の取材をしたいというオファーがくるが、メインはサイクロンズの監督の津田であり、過去の軋轢を蒸し返したがっているように取れた。そこで君嶋は、トキワ自動車持ちで合同記者会見を開く。この記者会見はTV中継され、選手たちもクラブハウスで観ていた。また社員たちも記者会見場に詰めかけていた。さらに社長の島本も、社長室でこれに見入っていた。

柴門への敵意が感じられる津田とは対照的に、柴門はGMである君嶋と選手たちを褒める。さらにラグビーは日々進化していると言い、津田の出鼻をくじくような格好となった。島本はこれにガッツポーズを取る。当初は意気揚々としていた、サイクロンズのGM鍵原も戸惑いの表情を見せた。そしてサイクロンズとの試合当日、秩父宮のロッカールームで選手と柴門は円陣を組み、君嶋もその中に入るように勧められる。気合を入れた後、選手たちはグラウンドへと向かった。 

スタンドには島本を始めとする一部首脳陣、そしてラグビー部入りを渋る七尾や他の社員たちも来ていた。また子供たちもジャージーを着て座っていた。この試合は今まで練習して来たリロードがうまく決まり、互角の展開を繰り広げる。しかし本波が肩にタックルを受け、脱臼してしまう。そしてハーフタイムに柴門は、里村の代わりに「飛び道具」の佐々を入れることにした。この思わぬ交代に観客は唖然とするが、キャプテンの岸和田徹は佐々に、相手を振り回せと檄を飛ばす。また同じ背番号の博人も、ミニラグビーのコーチである佐々に激励を送る。

ノーサイド・ゲーム第5回サイクロンズの選手を止める浜畑
サイクロンズの選手にタックルするアストロズの浜畑譲(廣瀬俊朗)

佐々が入ったことにより、アストロズは勢いに乗った。特に密集から佐々が出すボールは相手を翻弄し、自チームの攻撃を有利にした。七尾はいつしか、試合の成り行きが気になって仕方ない自分に気づく。そしてサイクロンズに4点ビハインドで迎えた終盤、アストロズはトライを奪わんとするものの、ボールをグラウンディングする前に、足がタッチを割っていたことから無効となり、そのまま試合終了を迎える。今シーズン初めての敗北であり、同時にチームの今後を左右する結果となった。

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前回佐々一がかなり登場していたのは、このためだったのかと思われるような展開でした。柴門が言っていた「飛び道具」は、七尾のことではなくこの人物だったようです。その七尾はラグビー部入りには前向きではないのですが、いつしか秩父宮のスタンドで、選手と一体化したかのようになり、周囲の社員を驚かせます。それにしてもこの試合、絵に描いたような好試合ではあるのですが、最後の最後でビデオ判定となり、覆すことはできませんでした。尤も個人的には、途中で誰かがイエローカードでシンビンになるものの、窮地を脱する展開になるかなとも思っていたのですが。

今日の他競技はレスリングでした。レスリングといえば、ラグビー出身でプロレスに転向したグレート草津氏がいます。あとやはりというか多くのラグビーファンが、この時のエキストラに参加していたようです。その試合のシーンでアストロズがモールで押し込むところ、浜畑譲役の廣瀬さんも参加していましたが、これは全員モールとなるかとちょっと期待でした。元々アストロズのモデルとなっている東芝ブレイブルーパスは、モールに定評があったチームで、2007年の日本代表のモールは、実はトップリーグで培われたものといわれてもいます。全員参加のセットプレイといえば、1999年ワールドカップのアイルランドの「15人ラインアウト」を思い出します。

それからリロードに関しては、東芝でなくサントリーサンゴリアスのサイトですが、この説明が詳しいのでリンクを貼っておきます。

(サンゴリアス ラグビー大辞典)

この小野選手は元々ニュージーランド生まれですが、日本でプレイしていて、代表のスタンドオフ経験があります。サントリーの前は、サニックスに所属していました。

[ 2019/08/17 00:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

パシフィック・ネーションズカップ優勝とトップリーグカップ他

ここのところラグビー続きですが、まずパシフィック・ネーションズカップ関連からです。10日のアメリカ戦に日本は勝ち、優勝を決めました。この試合、相手にペナルティを与えたり、スクラムがうまくかみ合わなかったりとやや不安を残しましたが、最終的にはディフェンスの良さで失点を食い止め、優勝にこぎつけることができました。下記コラムにもあるように、今のままでアイルランド、スコットランド(特にアイルランド)に勝つのは困難であり、今後どのように修正するかに掛かってはいるでしょう。尚、日本はこの勝利で世界ランキング9位に浮上しています。

【W杯前哨戦】日本代表PNC3連勝で世界9位浮上!ザ・ラグビーチャンピオンシップは南アが初優勝!
(JSPORTS公式サイト)

JSPORTSでのこの試合解説は、代表キャプテン経験者の箕内拓郎氏と、『ノーサイド・ゲーム』にも出演中の廣瀬俊朗氏でした。ちなみに『ノーサイド・ゲーム』の出演者の間でも、日本代表のプレイは話題になっている由。

一方同じ日に行われたトップリーグカップ、30度を超す花園での決勝は、神戸製鋼がクボタを下して優勝しています。別記事ですが、この暑さの中での試合、選手たちは製鋼所の溶鉱炉で働く人々の気持ちと一体化しようと耐火レンガを持ち込んだとのこと。

トップリーグ王者の神戸製鋼がクボタを圧倒。トップリーグカップ決勝
(JSPORTS公式サイト)

それからやはり10日、こちらはザ・ラグビーチャンピオンシップで、ワラビーズがオールブラックスを記録的大差で破りました。ただし優勝したのは南アフリカです。

今年も終戦の日が間近ですが、NIKKEI Rugbyのこのツイによると、リーチ マイケル主将のおじい様は太平洋戦争で従軍経験があり、敵軍の日本と出会ったものの、お互い一人も殺すことはなかったとのことです。

[ 2019/08/14 00:00 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

ノーサイド・ゲーム第4回あらすじと感想

プラチナリーグが開幕します。チームとして一つにまとまって来たアストロズが、いいプレイをして勝利を重ねますが、やはり集客力に難がありました。一方でチームの控えである佐々が、自分のミスに責任を感じ、退部を決意します。

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アストロズはプラチナリーグ第1節でタイタンズに勝利を挙げた。これは合宿の賜物でもあった。この勝利が地域の人々、特に子供たちに与えた影響は小さくなかったが、常務の滝川桂一郎は、相変わらずラグビー部には否定的で、客が入るのは最初のうちだと言い、あまつさえこの国にラグビーは必要かなどと言う。これは大いに君嶋隼人を刺激した。また息子の博人が、こっそりラグビーの絵を描いているのを、ランドセルの中から見つけてほくそ笑むが、それは55点の答案の裏に描かれたものだった。真希は、成績に差し支えるならラグビーをやめさせると言う。そしてアストロズは第2節を迎えた。

大阪でのサンウォリアーズ相手の試合はスクラムで優位に立って快勝したが、観客は5000人だった。次はホームでのサンダーズ戦で、試合そのものの内容はよかったが、観客数はあまり多くなかった。社会人ラグビーの知名度が低いことを考えた君嶋は、メディア露出を目論み、敢えてビジネス系の雑誌を選ぶ。選手たちも同じ考えで、本当は日本蹴球協会主導でやるべきだという声もあった。その協会を訪れた君嶋はサイクロンズGMの鍵原誠と出くわす。優勝と満員の2つの夢を語る君嶋を、鍵原は露骨に素人GMと呼び、嫌味な態度で接する。

ノーサイド・ゲーム第4回君嶋と柴門
アストロズの勝利を喜ぶ君嶋隼人(大泉洋、左)と監督の柴門琢磨(大谷亮平)

トキワ自動車府中工場のゴルフカートの生産ラインが改革され、ラグビー部員の佐々一が説明をするが、ラグビー枠入社ということで社員たちからはいい印象を受けていなかった。次のファイターズ戦の戦略を練るため、ラグビー部はミーティングを行い、データ分析にいそしむ佐倉多英の手助けを、自ら買って出る佐々だったが、電話の応対でミスをやらかしたことがわかり、営業の石川に注意される。佐々は何とかしようと、里村亮太がサインしていたボールを貰い、ゴルフ場を経営する府中グリーンカントリークラブの担当で、ラグビー好きの青野に渡そうとするが、青野はサイクロンズのファンだった。

その後カートの発注はキャンセルになってしまう。工場の完全AI化をめざすためのテストケースであっただけに、滝川は君嶋を呼んで渋い顔をする。さらにラグビー部のせいでこうなったと言い、試合の集客人数の少なさをあげつらう。君嶋は現状では限界があると言い、宣伝費を少し回してほしいと言うが滝川に一笑に付される。そのアストロズは練習に余念がなかったが、一部の選手は佐々がミスをしたことで肩身が狭いとあからさまに言い、また試合続きで選手の疲労が高まっていた。選手層の薄いアストロズは不利だったが、その時柴門琢磨が七尾圭太のことを口にする。

君嶋は七尾と会う。七尾はラグビーはもうやめ、普通の社員として働きたいと言う。それが君の人生の戦略なのだなと君嶋は言いつつも、戦略とは自分の強みを生かすことだと言うが、日本でラグビーで生活を立てることは難しいと七尾は話す。そしてビジネス雑誌の『フューチャーフォーラム』の発売日が来た。しかし掲載されているのは、強豪で代表選手を輩出しているサイクロンズの監督津田のインタビューで、アストロズの記事は申し分程度だった。出版社の担当は方針が変わったこと、世間の注目は代表に集まっていると言い訳をする。案の定その雑誌には、サイクロンズが所属する日本モータースの広告が掲載されていた。津田は資金力がチームを強くすると強調する。

ノーサイド・ゲーム第4回買収のニュース
カザマ商事買収の記事が載った新聞を見る君嶋(中央)、佐倉多英(笹本玲奈、左)、有馬真吾(村田琳、左から2人目)、岸和田徹(高橋光臣、右)

カザマ商事の買収額が800億円と決まった。これは滝川の時代が近いことの証でもあり、実際正式契約もまだなのに、新聞には早くのその記事が載っていた。脇坂賢治はこのことを君嶋に伝え、ラグビー部が追いやられると警告したため君嶋は弱気になる。クラブハウスから選手の練習風景を見ていた君嶋の目に、佐々が多英を甲斐甲斐しく手伝う姿が映る。その佐々は多英のデータ分析に基づいた練習が終わった後、まだチェックするべき点があるので、もう一度やってほしいと言い出すが、その時里村がケガをしてしまう。

佐々はこのことで批判されるが、多英は責任は自分にある、佐々が助言してくれたからやってみようとしたのだと話す。実は多英の父親はトキワ自動車の選手だった。彼女が中学生の時父親は病気で亡くなるが、入院中もラグビーの事を仲間と考え、ラグビーの友情は生涯の友情だという言葉を多英は忘れずにいた。このため多英は統計学を学び、アナリストとなったのだった。一方で博人のテストの点数はまた悪くなっていた。龍一と同じ塾に通いたいと言い出す博人だが、真希は今は勉強から逃げていると言い、苦手なところを押さえて一つ一つやるように促す。何とか苦手なところを克服できた博人は嬉しさに家の中でラグビーボールを蹴り、テーブルの上のコップを割ってしまう。

里村が復帰して来た。しかし里村は他の社員が、ラグビー部を悪し様に言うのを聞いてしまい、チームメイトにそのことを話す。陰でそれを聞いていた佐々は責任を感じ、君嶋に退部届を出す。時期尚早と言われるも佐々は頑なで、君嶋は一応それを預かる。しかし今度は工場前に、ゴルフ場建設反対の人々が押し掛けていた。このゴルフ場は府中グリーンカントリーが計画しているもので、カザマ商事買収のニュースが流れたことから、トキワ自動車の工場にやって来たのだった。君嶋は府中グリーンカントリークラブの青野を訪ねる。

ノーサイド・ゲーム第4回君嶋と佐々
自分のミスに責任を感じて、佐々一(林家たま平、右)は君嶋に退部届を出す
(画像はTBS公式サイトより)

買収を考えて、今後の対応を考えておきたいと言う君嶋に、青野はこう言った。実はゴルフ場建設への反対が大きいため、工事を延期した。今後のはっきりしたことはわからないので、カートの注文も一旦キャンセルしたのだと。君嶋は工場へ戻り、1人仕事をしている佐々にこのことを教える。それでも佐々は、自分は迷惑をかけていると言うが、それはラグビー部のためには必要なものだった。君嶋は佐々にこう言った。

君はラグビー部の中で誰よりもチームのために尽くしてる

君嶋は佐々が裏方の仕事を率先して引き受けていること、提案をチームが受け入れていることを伝え、本当は君は信頼されているとも話す。また青野はボールを持って来た佐々が、チームメイトのことを誇らしげに話すのを観て、自腹でアストロズのチケットを買って観戦したいとまで言っていた。君嶋はこうも言った。
「うまくいかないことを、会社や組織のせいにするのは簡単だ。でも大事なことは、そこから今自分たちに何ができるかなんだよな」
君嶋はきっと逆転の芽はあるはずだと言い、その時はラグビー部は必要ないと誰にも言わせないと強調する。佐々は、アストロズには君が必要だと言う君嶋の言葉を一つ一つ聞いていた。しかもその場にラグビー部員たちが現れ、早くグラウンドに来るように促した。多英はそれに、自分の父が若い頃を重ね合わせる。

ファイターズ戦、アストロズは勝利した。地方での試合は観客も少なかったが、君嶋はその中に青野の姿を見つける。ここまで来てくれるファンもいることを君嶋は実感する。

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アストロズの抱える問題というか、選手層の薄いアマチュアチームの問題が段々と浮き彫りになって来ます。そんな中で、チームの裏方に徹する佐々一は貴重な存在でもありましたが、電話を受けてミスをし、カートの注文がキャンセルされたことで自分を追い詰めるようになります。尤もこれには全く違った理由がありました。今回はこの佐々、そして佐倉多英中心に話が展開します。多英の父親は、かつてこのトキワ自動車の選手でした。

そして滝川は次期社長としての地固めをして行きます。この滝川に取っては、集客力のないラグビー部などは穀潰しとしか映っていませんでした。君嶋はこれを機に、滝川と全面対決するようになります。それからニュージーランド帰りの七尾圭太ですが、あくまでも彼自身はラグビーでなく、正規の社員としてのキャリアを積むことにこだわっている様子が窺えます。さらに博人はラグビーに興味を持つのはいいのですが、やや勉強にしわ寄せが行っているようです。

次回はこのアストロズとサイクロンズの大一番となります。しかし第1節のシーン、相手チームタイタンズのジャージーがどうもサンゴリアスのに見えますね。それからこれはまた詳しく書きますが、日本代表はパシフィック・ネーションズカップでアメリカン・イーグルスを下し優勝、世界ランキングも今までの最高タイの9位が決まっています。そしてトップリーグカップは、神戸製鋼が優勝しました。

[ 2019/08/12 01:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

実は『いだてん~東京オリムピック噺~』を観なくなったので、再び『西郷どん』復習の投稿をアップしています。関連文献もまた読もうかと考えていますし、BSで再放送中の『葵 徳川三代』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、いよいよ日本でのワールドカップの年です。今季は代表下部チームとの兼ね合いもあり、スーパーラグビーでは今一つでしたが、ワールドカップでのベスト8成るでしょうか。

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